【安価】京太郎「俺が活躍する!?」【3rd1】 (1000)


□目的

・咲に登場する女の子(プロ含む)と仲良くなって、

・(あわよくば)同じ屋根の下で暮らしたり、

・あんなこと(入部や部の設立、コーチ引き受け)やこんなこと(大会優勝)をするまでの過程を逝くスレ

・略してSOA安価スレ

・イチャイチャが目的ではありません(棒)

□能力―ステータス―


・精神――

その場の空気に耐えるための重要な能力。低いとプレッシャーに押し負けて気絶や逃走もある
また、好感度が高い状態で相手の精神を傷つけると、病んだり、ひねくれたり、
それは安価を反映する主人公自身にも起こりうる

・麻雀――

麻雀においての強さを表し、これが高ければ高いほど麻雀で勝ちやすくなる
ただし、異能相手にはなかなか勝てない

・異能――

麻雀における異能を判定する
一定以上になると、異能習得イベが発生する

こんな感じ。あとは、

・連投は原則禁止(コンマ判定は連投に含まず)

・5分経ってレスなしであれば連投も可

・コンマ運は無いものとして考えた方が幸せです

・麻雀判定は朝方であれば連投可

・判定・選択の安価において、ステルスモモは安価下とします

>>1000について

・本編にて影響を与えるものも可(~が転校してくる。など)

・番外として、本編無関係の小ネタも可

・ただし、本編に影響与えるものをとったとしても、

・ちょっとダメかな(暴力系統など)。と>>1が判断した場合は小ネタになります

新らしいsswiki http://goo.gl/hddKF8   前週sswiki http://goo.gl/AY8HR

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1392509912


三週目の内容は以下のものから選択して行ってもらう予定です

前スレのことに関しては3周目を決めてから安価とろうかと



□~編

・麻雀部員編(今まで通りのやつ)

・プロ雀士編(部員ではなく、プロ雀士として活動していく これの期間は半年以内、または1年)

・プロコーチ編(赤土先生みたいな立ち位置。1つの高校に留まったり、各高校を巡ったりは自由 期間は半年以内、1年、2年、3年)


□期間(麻雀部員編・プロ雀士・プロコーチ編)

・全国大会終了までの短期決着型(半年以内)

・3年生が卒業するまでの1年をやる中期決着型

・2年生が卒業するまでの2年をやる長期決着型

・京太郎が卒業するまでの3年をやる超長期決着型


難易度は自由に選択できるようにするよ

・優しい(シリアス等なし)

・普通(シリアス(弱)有り修羅場(弱)有り)

・難しい(シリアス(強)有り、欝有り、修羅場(強)有り)

3周目に関して意見・要望ありましたら


オーケー、完成だ

http://goo.gl/c6vV12


□麻雀部員編(今まで通りのやつ)

・期間は半年以内~3年

・どこかの高校へと入学しそこで選択した期間を安価で進めていく

・半年以内の場合はインハイ優勝を目的とします

・1年の場合は

・インハイで優勝し、3年生に優勝をプレゼントしよう。というのが1つ

・インハイ後も部のみんなと仲良く過ごし

・多少の余裕を持たせたものとなります

・国麻を目指したり……は別にしなくてもいいです

・2年・3年の場合は

・1年と変わらず

・ただし、年数が増えるとインハイに出る必要も増え

・前回優勝であれば今度も優勝。を求められる上

・成績がいいと世界大会に選抜されます

・ヒロイン(3年または2年)が卒業後

・一人暮らしをする可能性が有り、そのキャラと一緒に東京に出たりして

・転校などが選択できるようになります

・学生であるため、あんまり融通が利かないなど

・問題を抱えるヒロインの攻略はやや難題となる


□プロ雀士編(部員ではなく、プロ雀士として活動していく)

・期間は半年以内~3年

・期間が長いほど難易度が上がるため、半年以内がベストと推測

・半年以内の場合は

・インハイ終了後の9月から開始し、翌年の2月開催の世界大会での優勝を目的とする

・1年の場合は

・4月に開始し、8月ごろに行われる日本代表選考大会を経て

・翌年2月の世界大会を目的とする

・2年の場合は

・世界大会までは1年と同様

・そこからさらに世界ランクの大会へと出場をして、世界1位を目指して貰います

・負けが続くと所属チームからの解雇もある難易度が少し高めとなります

・大会はほぼ毎月有り、出る大会を選択して貰うことになります

・3年の場合は

・2年とほぼ同じですが、ランキングを維持する期間が1年伸びるため難易度の上昇があると予測

・あと、所属チームについての件が少し変更となります

・2年目に入る(3年生が卒業する)と、3年生達のスカウトが可能になります

・3年目に入る(2年生が卒業する)と、2年生達のスカウトが可能になります

・それによって作ったチームで国内での優勝・世界大会での優勝を目指して貰います


□プロコーチ編(赤土先生みたいな立ち位置)

・期間は半年以内~3年

・半年以内では

・1校または複数校を転々とするかを決め

・各高校のコーチとして活躍し、好成績を残させることを目的とします

・1年の場合は

・半年の場合の目的に加えて2月に行われる大人も交えた国内大会での活躍も目的とします

・2年・3年の場合は

・1年目と代わりは殆どありませんが

・プロ転向のお誘いを受けてプロになったり

・卒業生をスカウトしてチームを結成したりもできます

・結構自由な話

・ただ、インハイがコーチの奪い合いの修羅場対局になったり

・複数を回ることで敗退チームの悲しいEDを何度も見ることになるかもしれません

□易しい

・特筆すべきことがないけど、敢えてするなら

・相当なミスをしない限り変なEDは迎えない

・キャラの好感度、信頼度の上昇は普通の2倍

・経験値も1・5倍、お金も1.5倍

・その割に減少することがない


□普通

・易しいよりも少し難しいけど普通

・修羅場が発生したり、シリアスな展開が出てくる

・ただし、欝はない

・ただし、シリアスや修羅場でミスを多発すると取り返しがつかなくなるのでお気を付けー

・バッドエンドがあるのはこっからー

・経験値とかの上昇率には1.0からの変動なし

・減少も微量ながら発生する


□難しい

・普通より難しいから難しい

・修羅場やシリアスな展開が出てくるのはもちろん、欝もある

・選択肢でのミスはダメージ大きめ、連続

・ミス、修羅場などでのミスはBADENDへの特急券

・バッドエンドに加えてデッドエンドを実装

・自他共に闇落ちしたりもする


□????

・難しいよりも難しい

・最初から京太郎だけでなくヒロインにも重苦しいシナリオが付き纏う

・選択肢のミスは致命的。場合によっては即死

・初めから闇落ちしてる時もあるから

・あまり推奨はしない

・でも、スリリングかつエキサイティングな展開がいいならやってみるといい


難しいの好感度などの上昇に変化は無し

ただし、減少が1.5倍


????の方は

上昇率0.5倍、減少率2倍


とりあえずこんな感じでー

人がいるようなら決めちゃいます

いないようならまぁ、向こうで


なんとかいけそうな感じかな?

50分頃から安価を始めるから

どれにするかとかを考えておいて欲しい


いきますよー


1、麻雀部員編

2プロ雀士編

3、プロコーチ編


安価下~下7


同票だった場合、さらに+1で判定

それでも決まらない場合は、先に多く取っていた方で


了解、プロ雀士編で


1、半年

2、1年

3、2年

4、3年


安価下~下7


同票だった場合、さらに+1で判定

それでも決まらない場合は、先に多く取っていた方で


プロ雀士・1年・イマココ


難易度は――


1、易しい

2、普通

3、難しい

4、????



安価下~下7


プロ雀士・1年・普通


雀力及び異能は引き継ぎ

狙い撃ちも引き継ぎ


素戔嗚尊はチートだからコンマ判定一桁


1 荒を冠する者を引き継ぎ
2 天叢雲の剣を引き継ぎ
3 天に仇なす者を引き継ぎ
4 引き継ぎなし
5 天叢雲の剣を引き継ぎ
6 天に仇なす者を引き継ぎ 
7 全部引き継ぎ
8 荒を冠する+剣引き継ぎ
9 荒を冠する者を引き継ぎ
0 引き継ぎなし


2桁目で習得率判定



ゾロ目で全部引き継ぎ


天叢雲を引き継ぎ、引継ぎは3割


・草薙への変化は不可
・ドラは最大4まで
・クロチャーには勝てない


小蒔・霞・淡・菫・照、咲との関係に影響を作れるけどどうする?

影響を作りたい人を選択しておくれ


1、小蒔
2、霞
3、淡
4、菫
5、照
6、咲


安価下~下5


この6人から、2人まで選択可

与える影響は後ほど選択


3と5ね


あと、京太郎は大人設定じゃないよ?
中学から高校へは上がらずにプロを目指したって流れだからね?


淡への影響

1、従妹
2、幼馴染
3、親友
4、同じチームの仲間(この場合、血の繋がった兄妹)
5、血の繋がった兄妹
6、初恋の相手


照への影響

A、義姉
B、幼馴染
C、親友
D、同じチームの仲間
E、初恋の相手



安価下~下5


2人分同時に選択だよ


安価下コンマ判定(関係が薄いため、この2人のみ)


7、大沼(行き先は自由選択)

1、戒能(松山フロティーラ)


ゾロ目で推薦者及び行き先が自由選択


それ以外ではほぼ無名チーム

4、44でもはや解散寸前チーム



最後に一つ!

1、東京
2、奈良
3、長野
4、大阪
5、鹿児島
6、岩手
8、福岡
9、北海道

7、ゾロ目で自由


安価下コンマ判定



所属するプロチームがある都道府県を選択しておくれ

チームがある県の高校からはオファーとかが来易い

つまり、交流もしやすい

逆に遠いところには行きにくいし、オファーも来にくい

ただ、

場所によっては原作キャラのプロチームがあるから

本来の目的の難易度が跳ね上がることもあるから気をつけておくれやす



1、東京
2、奈良
3、長野
4、大阪
5、鹿児島
6、岩手
7、兵庫
8、福岡
9、北海道


安価下~下5

これで全部決まり


プロ雀士編

期間は1年、難易度は普通

淡は従妹、照は同じチームの仲間

東京のよくわからない無名チーム(新)

照がそんなところにいるのは、ミドル未出場のため

中学を出てから即プロ入り

最初居たところを自分の力に耐え切れなかった仲間が解散したことで(本人は知らない)

新チームへ

咲との関係が関係変更に選択されていないため

照と咲は個人的な喧嘩中(難易度普通の為、理由も普通)


―――――――

――――

俺が中学3年の冬

淡の誕生日の日のことだった

照「……なんで私が付き合わなくちゃいけないのかが解らない」

京太郎「メールで暇だって返したのはそっちですよ」

照「それは……」

俺の隣を歩きながらぼやくのは

俺の友達である宮永咲のお姉ちゃんで

俺の友達でもあり1っこ年上の宮永照。呼び方は照さんだ

なんでぼやかれながらも一緒にいたのかというと

従妹である淡の誕生日プレゼント選びに

女の子の視点を求めた結果

俺は照さんを連れて東京の街に出ていたのだ

照さん京太郎の2つ上じゃね?

>>95そうだった……姫様の設定が抜けてなかったよ……



まぁ問題はそこではなく

そのあとに出会った人とのことだ

「おぉっ、そこのキミ達!」

京太郎「え?」

スーツ姿の中年男性に

俺達は呼び止められたというか、回り込まれたというか

捕まってしまったのだ

「いや、実は――」

照「……セールスはお断りしてます」

照さんは俺よりも背が低いし

女の子だというのに、俺とおじさんの間に割り込むと

睨むようにおじさんを見つめた


「はっはっはっ、いやぁ……セールスではないんだ」

照「………………」

照さんの見上げる赤い瞳は綺麗な時もあるが、大体怖い

夜とかの暗い時だと光っているように見えて倍怖い

……本人には言えないけど。

そんな睨みに対して

おじさんは笑う

怖気付くような素振りはなく

むしろ、適材を見つけたとかいうような――喜びさえ感じられる

「キミ達を見てティーンと来たのだよ」

京太郎「確かにティーンですけど……」

「そうじゃなくてだね……私は――」

その人は俺と照さんが出会った麻雀のプロチームの経営者

そして、俺と照さんが入ることを決めた、プロチームの経営者になるのだった


4月第1週1日目(朝)


京太郎「んーっ!」

新幹線を降り、駅からも出て受ける東京の陽の光

大きく伸びをしながら

辺りを見渡してため息ではない息を吐く

京太郎「今日から、か」

俺は今日からこの東京にある麻雀のプロチームで活動することになる

親には高校に行けと言われたが

どうしても。とお願いした結果

それなりの活躍を条件に許可を貰ったのだ

で、東京で俺が暮らすところなのだが――


17、照とシェアハウス
25、大星家
36、ひとり暮らし
89、事務所
 4、宿無し

安価下コンマ判定


京太郎「残念ながら事務所暮らしなんだよな……」

プロチームを経営してるけど

作ったばかりということもあってそこまで有名ではなく

だからなのか、チームの寮とかはない

もちろん、それは予め判っていたんだけど

一人暮らしまでさせてくれなんてお願いはできないし

淡や照さんに同居はお願いしにくかったから

残念ながら事務所暮らしになってしまったわけだ

京太郎「……最悪、お願いしてみるかな」

淡はともかく

照さんは絶対に断るだろうけど

いや、断られるなら聞く必要さえないような……

京太郎「とりあえず、事務所に行くかな」


「おぉっ、すまないね。迎えの車さえよこさずに」

京太郎「いえ、俺なんかをプロチームに入れてくれただけで……」

「いやいや、私はキミにティーンと感じただけだよ」

京太郎「はぁ……」

この人とは初めて会った時から

多少の付き合いがあるが

正直まだよくわからない人という印象は拭えていない

だって……ティーンと感じたっていう理由だけで選ぶんだぜ?

嫌な意味で考えちまうよ

「それでだが、プロになった上での活動内容を話しておこうか」

京太郎「お願いします」


プロとしての活動は

大会に出るだけではないらしい

テレビや雑誌、子供麻雀教室とか

学校からの要請があれば特別講師とか

人によっては……なんかお祓いやってるとかなんとか

まぁ、牌のお姉さんとか

ふくすこラジオとか

そういうのがあるし解っていたことだ

「まぁ、うちは無名だからね。キミにはテレビ出演とかは少し厳しいかもしれないが……」

京太郎「いえ……そんな」

インターミドルにさえ出なかったのはやっぱダメだったようで

俺は無名中の無名

照さんはプロ歴2年だが

事務所からのNGでほとんど表には出てきておらず

俺と同じようなものだ


安価下コンマ判定

4 なし

0 1件

7 2件


「実は、1件だけ仕事のオファーが来てるのだよ」

京太郎「え?」

「はっはっはっ、本当はもっと取ろうとも思っていたのだが……残念ながらひとつしか無理だった」

社長は笑いながら

仕事の詳細を書き出した紙を机に置き

俺の方へと差し出してくる

プロになって初めての仕事……

それがどんなものなのかと心躍らせながら

仕事内容の一文を見つめた


【子供麻雀教室。4月第1週、3日目】


京太郎「麻雀教室ってことは、俺が教えてあげるってことですか?」

「うむ、そうなるね。あとは1人くらいはサポートに誰かが来るはずだよ」

京太郎「なるほど……」


詳細は……と言っても

別にそこまで深くもなく、たった一度きりの仕事で

内容は、小学生に麻雀を教えてあげるというものだ

4月第1週、3日目つまり明後日の昼から夕方

小学生の時間割で言う5限とか6限の総合っていう懐かしい授業時間を使って

今や大人気の麻雀について教えるというものだ

担当は俺と、もう一人誰かが来る予定らしい

こない可能性もあるというのがやや不安要素だ

「とりあえず、受けてみたまえ。仕事の出来によっては次につながるかもしれないからね」

京太郎「はいっ!」

「仕事で分からないことや、仕事のオファーが来ているかどうか。それは私のところに来れば教えよう」



・仕事1件目は必ず行います
・以降は行うか行わないかは選択できるようになります
・社長と話した時点で、その日に来ている仕事依頼数が決まります
・仕事の出来栄えによって、補正が付きます
・あなたの知名度は0です


事務所(昼)


照「おはよう」

京太郎「残念、こんにちはです」

照さんは昼からの出社

まぁ、仕事があるわけでもないし

別にいいのかもしれないが

やる気がないというのも問題だ

とはいえ、俺よりも長い2年間

照さんはやる気を出すことを許されなかったんだからな

仕方がないといえば仕方がないか

ふむ……今頃淡はお昼でも食べているだろうか


1、電話
2、メール
3、照と話す
4、社長と話す
5、出かける
6、その他自由言動


安価下2


京太郎「照さん、今日の予定は?」

照「ない」

京太郎「じゃぁ――」

照「出かけない」

まだ何も言ってないのに

照さんはソファに座り込み、きっぱりと言い放つ

しかも、俺のことを見ることすらしない

いつから弄れちゃったんだか……なんてため息をつきそうになるが

照さん自体は特に変わったことはない

あるとすれば、基本的にやる気を出さないってあたりだろうか

やる気を出さないだけでのんびりとやることはやるから別にいい……のか?


京太郎「咲とはどうです?」

照「どうもしてない。何も変わらない。私は何も悪くない」

言いくるめるように言葉を並べ立て

照さんはその紅い瞳で俺を見上げた

照「貴方も私が悪いって言う?」

京太郎「いや、あれはなんていうか……」

真面目に高校に進むべきだという咲と

高校よりもプロの方が良いという進路の争い

最初は咲と一緒にいるために長野の方でプロ活動をしようとしていたが

咲の「どうせお姉ちゃんは私のことなんてなんにも考えてくれない!」との言葉に

照は怒って急遽東京へと飛び出し、プロチームも東京へと変えた

その結果がこれだ

2人は互いに連絡を取り合うことすらしないし

未だに相手が悪いと真っ向から対立中

もう勝手にしてくれと言いたくなる状態である


京太郎「どっちも悪いんじゃないですかね……」

照「ううん。咲が悪い。やりたいことやっちゃダメな理由がわからない」

まぁ正直、今のところ俺はそのダメな理由すら解らないし

2人に対してしてあげられることなんて何もない

話を聞こうとすればどっちの味方なの!?

みたいな感じだしさ

照「……それで?」

京太郎「え?」

照「話は終わり?」



1、実はさ、シェアハウスとかどうかなって
2、もうちょっと愛想よくしたらどうなんです?
3、俺はもう仕事一つ取れましたよ
4、俺の家探し、手伝ってくれません?
5、対局しません?
6、いえ、なんでも(イベント判定)


安価下2


京太郎「対局しません?」

照「……対局?」

照さんはお菓子へと伸ばした手を止め

俺のことを見上げてくる

その紅い瞳は揺らめく炎のように輝きながら

俺のことを捉えて離さない

京太郎「対局です」

照「……本気は?」

京太郎「え?」

照「本気は出してもいい?」

照さんの久しぶりに聞く明るめの声は

ちょっとだけ不釣合で

なんだか子供のようにも見えた


メンバーは俺と照さん

そして強いのかどうか解らない人が2人

ここで問題なのが

やりすぎるとこのほかの2人が辞めてしまう可能性があるという点だ

照さんに本気を出させる場合

他2人がズタボロにならないように調整しなければならない

俺が勝つという目的を捨てれば良いのかもしれないが

それはなんだかな

かと言って、この2人をズタボロにした挙句やめさせたら……


1、すみません、手加減お願いします
2、良いですよ。本気でやりましょう
3、やっぱりやめましょう。良い面子を揃えられるようになったらで


安価下2


京太郎「良いですよ。本気でやりましょう」

照「解った」

照さんはいつもとは打って変わって嬉しそうに言うと

雀卓の適当な席につく

照「座って」

京太郎「はいはい」

俺は照さんの隣に座り、

あとの2人も適当な席に座って向かい合う

「えっと……親はどうやって……」

京太郎「適当な牌を表にしたり、ジャンケンとか。まぁ、軽く決めちゃいましょう」

「ん~……じゃぁ、親決めからだな」


安価下コンマ判定

一桁 照   二桁 京


安価下2コンマ判定

一桁 A   二桁 B


モブがかぶったら名有り優先、モブ同士なら名前が先が優先、照と京なら京太郎優先


B 照 京 A


「ん、俺の親番からか」

「私がオーラス……大丈夫かな……」

本当だよ

俺よりも照さんの方が先に親になるし

ちょっとこれはやばいかもしれないな

狙い撃ちはどうするか……

照さんを狙い打っても取れるかどうか微妙なところだが

東一局の照さんは和了せずに様子見

使っても使わなくても手の内はバレてしまう

だというのであれば

やれるだけやっちゃうのもアリではあるけど


1、狙い撃ちを使う(全員確定)
2、使わない

安価下2


相手選択安価下

1、B(80+45)

2、照(95+60)

3、A(77+58)


安価下  B(80+45)

安価下2 照(95+60-50)

安価下3 京(118+95+50)

安価下4 A(77+58)


安価下コンマ判定

30以下で成功

そのコンマの一桁が

 13 でドラ1
456 でドラ2
 89 でドラ3
 27 でドラ4



1位 京(118+95+50+52)=315

2位 B(80+45+61)=186

3位 A(77+58+46)=181

4位 照(95+60-50+46)=151


315-151=164=狙い撃ち→跳ね満ロン


京太郎「………………」

くそっ、これじゃ行けて跳満

でも、行かなきゃ流局……やるしかないっ

照「………………」

京太郎「ロンッ! 12000!」



1位 京 25000+12000=37000

2位 B 25000+0=25000

3位 A 25000+0=25000

4位 照 25000-12000=13000


照「………………」

東二局、親は照さん

そう切り替わった瞬間に悪寒が全身を駆け巡り

背筋を冷たい手でなぞられたような気色悪さが襲う

絶対に振り返ってはいけない何かがそう警鐘を響かせる中、

それほどの存在が後ろに現れそして跡形もなく消え去っていく

プロでもそれを感じ取れたらしく

女の人は涙目で、男の人も焦りの色を隠せない

照「………本気でいいって、言ったよね」

照さんのその言葉で

みんなが山から牌をとっていくが

それはもう、地獄のような手だった

1p5p8p2m6m9m3s6s8s発中東西  南

いっそ国士無双でも狙うかというゴミ手

さて……ここからの勝負、だな



1、狙い撃ちを使う(照、A、Bから選択)  照のみゾロ目以外失敗
2、使わない

安価下


安価下とってBで


安価下  B(80+45-50-40)

安価下2 照(95+60) 照魔鏡発動、????発動

安価下3 京(118+95+50-40)  狙い撃ち使用

安価下4 A(77+58-40)


照  88   跳満ツモ→連続和了調整  1500点


やばいとは思う

思うが、全然手が揃わない

俺が狙い打とうと狙ったBさんも手が全く揃わないようで

残念ながら無理だし

ツモを狙うのも

1p3p5p8p9p2m3m6m9m6s8s9s東東  白  

この調子じゃ――


照「ツモ、500オール」


――やばい


1位 京 37000-500=36500

2位 B 25000-500=24500

3位 A 25000-500=24500

4位 照 13000+1500=14500


東二局 一本場


「連チャンは止めておきたいが……」

「なんなのこれ……全然ダメだよ……」

京太郎「…………」

正直言ってきつくないか?

こんなのゴミ手すら作れそうにない

照「…………」

照さんはそんなのお構いなしに攻めてくるだろうし……あーくそっ

周りを気にする余裕さえないじゃないか


1、狙い撃ちを使う(照、A、Bから選択)  照のみゾロ目以外失敗
2、使わない

安価下


安価下  B(80+45-50-40)

安価下2 照(95+60) 照魔鏡発動、????発動

安価下3 京(118+95+50-40)  狙い撃ち失敗

安価下4 A(77+58-40)


安価下コンマ判定

30以下で成功

そのコンマの一桁が

 13 でドラ1
 56 でドラ2
 89 でドラ3
 27 でドラ4

  4 で和了が奪われます(30以上でも)


1位 京(118+95-40+92)=265

2位 照(95+60+45)=200

3位 A(77+58-40+87)=182

4位 B(80+45-40+27)=112


265-112=153→満貫ロン


京太郎「…………」

2位なんだから許してくれよ?

「…………安牌が――」

京太郎「ロン! 8000の一本場は8300!」

「なっ……」

照「っ…………」

京太郎「悪いけど、連荘はさせないぜ」

照「私だって、終わらせる」


1位 京 36500+8300=44800

2位 B 24500-8300=16800

3位 A 24500+0=24500

4位 照 14500+0=14500


安価下コンマ判定


ゾロ目


東三局  親(京太郎)


やっぱ強い人と打つのは良いな……

弱い人とうつよりも楽しい

こういうのを求めたからこそ

俺はプロになることを選んだんだ

京太郎「さて……ここからは俺の麻雀でいかせてもらおうかな」

照「させない。勝つのは私」

京太郎「じゃぁ……やってみようぜ、照さん!」



1、狙い撃ちを使う(照、A、Bから選択)  照のみゾロ目以外失敗
2、使わない

安価下


安価下  B(80+45-40)

安価下2 照(95+60) 照魔鏡発動、????発動

安価下3 京(118+95+50-40)  狙い撃ち発動

安価下4 A(77+58-40-50)


安価下コンマ判定

30以下で成功

そのコンマの一桁が

 13 でドラ1
 56 でドラ2
 89 でドラ3
 27 でドラ4

  4 で和了が奪われます(30以上でも)


1位 B 数え役満  ロン

2位 京(118+95-40+50+56)=279

3位 照(95+60+90)=245

4位 A(77+58-40-50+41)=86


  B→A  数え役満ロン


「ん?」

照「!」

京太郎「えっ」

「うぅっ……」

「ロン! 聞いて驚け数え役満じゃぁ! 32000!」


1位 B 16800+32000=48800

2位 京 44800+0=44800

3位 照 14500+0=14500

4位 A 24500-32000=-7500


「うぅっ、どうせ私なんて弱いんですぅ!」

京太郎「ぁ、ちょ、ちょっと!」

女の人は言い捨てて走り去っていき

照さんは当然のごとく無関心

男の人も苦笑するだけで、追いかけようとはしなかった

京太郎「い、いいんですか?」

「いつものことだからな。負けると大抵アレなんだよ」

京太郎「だからって放っておいても平気なんですか?」

「半日くらいすれば帰ってくるぞ。まぁ、新入りにやられてたらどうなってたかも分からないけどな」

男の人はそう言いながら笑う

勝てなくてよかったと喜ぶべきなのか

勝てなくてくよかったというべきなのか……

なんだか微妙な気分だ


・京太郎はトップになれませんでした
・照はトップになれませんでした
・両者がトップではないためイベントは起こりませんでした


安価下コンマ判定

2 7 ゾロ目


事務所(夕)


仕事もなくまったりと過ごして早夕方

照さんはもう帰る。と

昼に来て夕方に帰るという

まさかの派遣よりも早く帰っていったのだが

入れ替わるように女の人が帰ってきた

「ただいま帰りました……」

京太郎「あ、お帰りなさい」

「うぅっ、ごめんなさい……私、負けるとつい……」

京太郎「いえいえ。俺も負けた時は悔しいですから」

「そうですよね。えへへ、今お茶入れますね」

京太郎「ありがとうございます」


何はともあれ……夕方だ

男の人も帰ったし、照さんも帰ったし

この女の人が帰り、社長も帰れば俺一人

一人ぼっちか……

その現実の悲壮感がひしひしと迫り来る中

俺は携帯を見つめていた

誰かからの連絡があったわけではなく

空欄ばかりのスケジュール表の中でただ一つ

明後日だけ仕事がある

それがどんなものなのか。と

楽しみで仕方がないのだ

京太郎「ん~……」


1、電話
2、メール
3、女の人と話す
4、社長と話す
5、出かける


安価下2


「ふぅ……」

京太郎「あの、すみません」

「ひゃいっ!」

後ろから声をかけた瞬間

女の人はビクッと飛び跳ねてお茶を溢し

互いに見つめ合い黙り込む

そんな空間にポタポタとお茶の滴る無情な音が響く

京太郎「……ご、ごめんなさい」

「ぁ、ぁぃいえ、その、ごめんなさい」

謝ると謝り返され

また黙り込み、ポタポタと……

「と、とりあえず……拭いた方が」

京太郎「そ、そうですね」

ぎこちない会話をしつつ

俺達は床と机、そしてソファに散ったお茶を拭った


「あの……」

京太郎「なんですか?」

「須賀さんが用事あったんじゃ……」

京太郎「ぇ、あ、あぁ、はい、そ、そうですね……」

女の人との事ですっかり忘れていたが

用事があって話しかけたんだった

何を話そうとしたんだっけな……

「……………………」

京太郎「えーっと」

女の人は俺に見つめられるのが恥ずかしいのか

視線に気づくやいなや

雑誌を顔の前に掲げて隠してしまった


1、シェアハウスとか……どうです?
2、お仕事の方はどうですか?
3、麻雀教えましょうか?
4、はじめまして、須賀京太郎です
5、可愛いですね
6、月が、綺麗ですね


安価下~下5


このモブ名前入れなておく?

判定したコンマから適当に名前作るだけだけど


安価下


安価下2


コンマ判定


23=新見

99=九十九(9が2つ)


ゾロ目サービスで好感度も9にしとくよ


もしあれなら
この女の人から別の人の繋がり作るけど……


好感度9で良い?


冗談だったけど

新見が男性、九十九が女性


見方:女性(好感、信頼)



1、女性(9、4)

2、女性(4、9)

3、男性(4、5)  女性(5、4)

4、男性(5、4)  女性(4、5)

5、別の咲キャラ出現キーとする


安価下~下5


京太郎「はじめまして、須賀京太郎です」

「うん、よろしくね。私は……」

女の人は少しためらってから

適当な髪のその感じを書き記した

「……きゅうじゅうきゅうを漢字で書いて、つくもだよ」

京太郎「へぇ……珍しい名前ですね」

「みんなにそう言われるんだよね……変、かな?」

京太郎「いえ、纏まっていて綺麗な名前だと思いますよ」

「えっ?」

本来ならかっこいいとでも言うべきなんだろうけど

九十九って漢字は纏まっているように感じたし

女の人だからと綺麗に。と付け足したのだが

九十九さんは嬉し恥ずかしだったらしく

頬を赤く染め俺から目を逸らす

「ぁ、ありがと……初めて綺麗って言われた……」

京太郎「初めて……?」

「九十九って九十九神っていうのにも使われてるでしょ?」

京太郎「あぁ……たしかに……」

「だからね……時々気味悪がられることもあったんだけど……須賀くんだけ、綺麗って言ってくれた」

名前を綺麗だと言われたことは

俺が思う以上に嬉しいことだったらしい

「ありがとね……嬉しいっ」

本当に嬉しそうな笑みを浮かべながら

俺の手をぎゅっと握った


・九十九さんと仲良くなった
・九十九さんの連絡先を手に入れた


事務所(夜)


「ごめんね、できるなら須賀くんを家に招いてあげたいんだけど……」

京太郎「い、いえいえ。知り合ったばかりなのにそこまでして頂くなんて……」

「ふふっ、そっか」

九十九さんは女の人らしい上品な笑い声を漏らすと

俺のことを見上げた

「電話とか、メール……いつでもしてくれていいからね?」

京太郎「ええ、何か用事があったら――」

「ううん」

俺が言い終えるよりも早く

九十九さんは首を横に振って目線を下に落とし、呟いた

「用事なくても……いいよ?」

京太郎「ぇ、ぁ、ええ……」

そのさりげない仕草に思わずドキッとするのは男だから仕方がない

俺よりも年上ではあるが

照さんと同じかその1つか2つ上程度の女性

「じゃぁ……私は帰るね」



1、待ってください、送りますよ
2、ええ、お気を付けて
3、家に着いたら連絡くださいね。安心したいんで
4、九十九に電話する


安価下~下5


京太郎「ええ、お気を付けて」

「うん、ありがと」

九十九さんは苦笑しながらもそう言うと

一旦外に出てから

顔だけをドアの奥から覗かせた

「寝づらいかもしれないから、体に気をつけてね? 絶対だよ?」

京太郎「ええ、大丈夫ですよ」

「それじゃぁ……今度こそ、また明日ね」

そう言いながら手を振り、九十九さんはドアを閉める

足音がどんどん遠ざかっていき

やがて聞こえなくなって……俺は一人になってしまった

京太郎「本当に気をつけないとだよな……」

事務所であり、寝るためのベッドがあるわけはなく

あるのはソファだけ

そこに横になり息を吸うと

ソファではない易しい匂いがした……気がした


京太郎「さて………どうするかな」

俺ひとりの寂しい空間

おもむろに取り出した携帯には

誰からの連絡も来ていない

ん~…………


改めて夜行動


1、電話
2、メール
3、寝る


安価下2


相手選択


1、咲
2、照
3、淡
4、九十九
5、社長


安価下2


淡にでもメールするかな……

既にプロになることとかは話してあるから

その連絡は必要ないな

事務所に泊まってることは……まぁ

とりあえず元気か。とでも

京太郎「今日、東京に着きました……と」

メールを送ると

驚くくらいに早く返事が返ってきた


from:淡


 そっかー今着いたの?
 今着いたんだよね?
 だって今頃メールしてきたんだもんねヽ(`Д´)ノ

 朝ついてて今まで忘れてたとかじゃないよね?


やっべー怒ってるよ……

連絡を強制されたわけじゃないけど

せめて昼頃には連絡入れておくべきだったかな

京太郎「……すまん」

色々あって返事が遅れたんだよ。と

謝罪とともに無難な返事を返す


from:淡

 ふーん……そっか
 それならしょうがないかな……
 それで仕事はどうなの? テレビとか雑誌は出るやつ全部教えてよ?
 ちゃんと見るし買うんだから

 あと、一人暮らしなんだよね?
 今度家を見せて欲しいなー


一人暮らしだと言った覚えはないが

照さんとのシェアハウスはありえないものだと思われているようで

そんなお願いをされてしまった

とはいえ、現実は事務所に寝泊りである

堂々と招けば誤魔化しが効くだろうか

京太郎「ん~…………」

これは返事が悩ましい

かと言って返事をしないわけにもいかないしな

寮……って、いうのは照さんあたりからない事を聞いてそうな気がするが……


1、すまん。実は事務所なんだ
2、すまん。寮は女子禁制なんだ
3、すまん。照さんとシェアハウスなんだ
4、あのさ……明日から淡の家とかダメか?
5、今度な? 今度


安価下~下5


安価下コンマ判定


4 寮

0 家族

7 一人


ゾロ目=7


44=4


淡に嘘をつくわけにも行かず

正直な答えをメールすると

さっきまでよりだいぶ時間が経ってから返事が返ってきた


 from:淡

 sub:従妹なんだからさ


 なにそれもーバカじゃないの?
 そういうの初めから言ってよ
 そうしてくれればさ
 私からお母さんたちに話すことだって出来るし
 きょうたろーとお母さん達で話すことも出来たじゃん
 
 プロになることを押し通したから
 一人暮らしまでは出来なかったのかもしれないけどさ
 
 それならそれで頼りなよ、(´・д・`)バーカ


京太郎「淡……」

淡の嬉しい支援に

思わず笑みがこぼれる

ちょっと言い方はキツいけど

それは俺がやっちゃったことだし仕方がない

返事を書いていると

もう一度淡からメールが届いた


 from:淡


 今週の土曜日までに良い所見つからなかったら
 ウチに来ても良いよ
 お母さんたちには話しておくから


 でも、見つからなかったら。だからね!
 最終手段だからね?

 オッケー貰えるかどうかなんて解らないんだから



京太郎「……ありがとな」

簡単にそう返すと

淡からのメールはモノの数秒で返ってきた


 from:淡

 崇め奉りなさい( *`ω´)



・土曜日までに家が見つからなかった場合、大星家に行くことで泊まれる可能性があります


安価下コンマ判定  九十九

3分の1

一桁 異能   二桁雀力



安価下2コンマ判定 新見

3分の1

一桁 異能   二桁雀力



安価下3コンマ判定 照

4分の1

一桁 異能   二桁雀力


3分の1の時、0、1=0   2、3、4=1   5、6、7=2  8、9=3   ゾロ目で2分の1

4分の1の時、0、1、2、3=0   4、5、6、7=1   8、9=2   ゾロ目で3分の1


照(95+60)→照(95+60)

九(77+58)→九(78+59)

新(80+45)→新(81+46)



安価下コンマ判定(雀力)

コンマx1(2位)x0.6(強者)


安価下2コンマ判定(異能)

コンマx1(2位)x0.6(強者)


          雀力:異能経験値=18:118

京太郎>=(知名度0(000/050)  精神11(54/100)、麻雀118→119(235→003/250) 、異能95→96(095→013/200) )


4月 第1週の1日目

       本日          >       前日

Ss>大星淡  (従妹 10.1/10.1) >大星淡  (従妹 10.0/10.0)

宮永咲   (友人 3.0/3.0) >宮永咲   (友人 3.0/3.0)

宮永照   (友人 3.2/3.5) >宮永照   (友人 3.0/3.0)

九十九   (信頼 4.4/9.2) >九十九   (信頼 4.4/9.2)

新見   (知人 1.0/1.0) >新見   (知人 1.0/1.0)


Ss=従妹/幼馴染(関係は初期から深く、頼れるけれど恋愛関係になりにくい)

今更だが2周目でほとんど使われてなかった精神力って必要あるの?


このスレで攻略不可能なキャラは居ない。かもしれない


つくもちゃん(17~19歳?)でもすこやんでものよりんでも

こーこちゃんでもえりちゃんでも、みさきちゃんでもゆうこちゃんでも

小学生はともかく中学生だって



>>281
今回は活躍させるつもりだよ

活躍するのか…
ついでにもう一つ質問なんだが1周目みたいな称号とかも復活したりするの?


とりあえず今日はここまで

お疲れ様でした



つくもちゃんの容姿設定は希望があれば言っておくれ
モブ(ヒロイン)だし勝手に決めていいなら決めちゃうし、恒例のコンマ判定でもいいよ


>>284
今はあれだけど、一応プロだからね
称号とか二つ名とか色々作る予定ではある


ほんのちょっとだけやろっかな

出来る時にやるのが向こうのスタイル

出来るだけやるのがこっちのスタイル


解った、九十九さんは九十九なつきちゃんにしようか……
合法ロリがいいんでしょう?


安価下コンマ判定

2 7  ゾロ目


条件を満たしているのでイベントのひとつは強制

もう一個を判定


4月第1週二日目 火曜日(朝)


京太郎「っ――……」

目を覚ませばビキビキと

変な寝方をしたことへの反抗なのか

体の局所が痛みを訴えてくる

「おはよう、須賀くん」

京太郎「おはようござ……ん?」

今はまだ朝だし

出社してくるには少し早い気がしなくもない

にも関わらず、九十九さんは俺の寝ていたのとは違うソファに座っていた

京太郎「早いですね、ほんと……」

「うん……実は須賀くんに用事があって早く来たの」

京太郎「俺に?」

九十九さんは気恥かしそうな笑みを浮かべながら

高級……とはいかないが白く映えるトートバッグを太らせていた原因を取り出す

京太郎「これって……」


「須賀くん、事務所暮らしだし朝食の準備も大変かなって思って……」

京太郎「………………」

クマをモチーフとした可愛らしいお弁当箱

それは作りたてなのか

それを包んでいたハンカチですら温かく

弁当箱自体は美味しそうな匂いを閉じ込めきれずにあふれさせながら

蓋の透明であろう部分を白く曇らせている

京太郎「これを、俺に?」

「う、うん……」

女の人からの手料理

そんな初めての経験にドキドキしつつ

ゴクッと喉がなる

「も、もしも口に合わなかったら言ってね? 本当に、その……自分向けの味付けしか私できないから……」

九十九さんは頬を赤く染めながら俯き気味に呟いた


安価下コンマ判定

1 最低  0 最大   ゾロ目は最大よりも上  44は……


京太郎「………………」

不味くはないんだけど

なんだろう、今まで食べてきたものとは味付けがやっぱり違うようで

正直に言うなら口に合わない

でも、不味いわけではないから食べられはするという……

「へ、変だったかな?」

九十九さんは不安そうに俺を見つめながら

膝横のソファの端をぎゅっと掴んだのか

ソファの一部にシワが伸びていく

こんな状況になったのは初めてだから

なんて言えばいいのかわからないが、とりあえずここは……


1、美味しいですよ
2、う~ん……やっぱり味付けが合わないみたいです
3、意外と美味しいですよ
4、俺よりは上手いですよ
5、変わった味ですけど、良いと思います
6、これが九十九さんの味なんですね


安価下~下5


京太郎「美味しいですよ」

「よ、よかった……私の味付けじゃダメなのかなってすごく不安で……」

九十九さんは大きく息を吐くと

胸を撫で下ろし、ソファの背もたれへと体を沈めていく

そんな姿を見せられては

実は口に合わなかった

なんて真実は闇に葬るしかなく

そして、俺の優しさからの嘘はさらなる嘘を要求してきた

「今度からも作ってきてあげるね? 須賀くんにはやっぱり……寝る場所はあれだけど、食事くらいはちゃんとして欲しいから」

京太郎「あ、ありがとうございます」

味に慣れるか

それとは違う無難な味付けを要求したりするしかなさそうだ……



・九十九さんの料理スキルはレベル3(ちょっと美味しくない)
・これから毎朝、家が決まらない限りは九十九さんの手料理が食べられるよ。やったね須賀くん!
・九十九さんに優しい嘘をついたよ!


さて、九十九さんの手料理も頂いたところで

朝の行動をしようかな

照さんはやっぱりまだ出社してきてない

九十九さんから聞いたが、あの男の人は新見さんというらしく

そしてその人も、今日は来ていない

というのも、仕事がない日は朝まで雀荘

そのまま家で寝て終わるというのがあの人らしい

なんていうか……自由なところだな

社長の話では

残念ながら仕事の依頼はないらしい


1、電話
2、メール
3、九十九と話す
4、出かける
5、その他自由


安価下2


京太郎「九十九さん、ちょっといいですか?」

「ん? どうかしたの?」

京太郎「今日って、仕事入っていたりします?」

「ううん、私弱いから……」

一応プロではある九十九さんだが

確かに照さんと比べると劣っているし

新見さんと比べてもやや劣っていたようにも感じる

「お仕事は欲しいけど、中々貰えないの」

京太郎「なんか、すみません……」

「ううん、良いの。事実だし」

九十九さんは苦笑すると

ちょっとだけ悲しみの混じった笑みを見せた


……さて、どうしたものかな

九十九さんは仕事がないらしいし

頼めば付き合ってくれそうだけど……ふむ

京太郎「九十九さん」

「なに?」



1、テレビ局とか回ってみません?
2、俺が教えましょうか?
3、頑張れば強くなれますよ。俺だって最初は弱かったんですから
4、雀荘行きませんか?
5、少し出かけてきます



安価下~下5


ん? じゃぁ、3になるのかな?

とりあえず今日はここまで、お疲れ様でした


九十九さん達は大会に出る際に必要だったりする
あとキャラによっては異能持ちで、親交を深めればその異能を使えるようになったりもするのさ


ルートに関してはまぁ、難易度普通だしね
関わりすぎるとルート発生してモブEDなんて咲SSの意味無くなるようなのはないんじゃないかな

知らんけど。

でも、フラグは立つかもしれない。知らんけど


とりあえずこの二人のモブが豆腐メンタルすぎてチーム抜けない程度にせんとな…
そういえばこの時期に抜けられるとチームどうなるん…?メンバー集め編になるん?

>>342
チームでの大会に出られなくなったりして
活動可能範囲が狭くなったりする


3じゃなくて4だね


いやしかしこれはなかなかやりづらいね
もしも長く止まるなら深夜の方で京太郎x霞でもやろうかな。>>1000終わってないし


何をどこまでどうしたのか……忘れた


あれはあれだね、ああすることにしておこう

なぁに3倍満くらい楽勝だ……多分


京太郎「雀荘に行きませんか?」

「え?」

京太郎「ほら、麻雀なんて対局あるのみじゃないですか」

俺自身、誰かと対局したいっていうのもあるけど

九十九さんも大事な仲間だし

どうせなら一緒に強くなれたらなぁ……なんて思いつつ

九十九さんを誘ってみたのだが――

「うんっ良いよ。どうせ暇だからね」

京太郎「ありがとうございます、九十九さん」

「ううん、私も強くなりたいから」

九十九さんはそう答えて、微笑む

まだ感情豊かだった頃の照さんのように見えて

思わず、視線を逸らしてしまった


雀荘接触判定 安価下

012 新見
3569 なし

8 プロ( 二桁奇数で無名  2で咏 6で良子 8で理沙)

4  相手すると面倒臭そうな人

7、ゾロ目 再安価


雀荘に行くと、中でも群を抜いて強そうな人が一人だけいた

「ふはははっ、にわかは相手にならんよ」

と、たからかに笑うが

実際に成績は良いようで、周りのおじさん達はそれを馬鹿にしたりはできないらしい

「あの人……たまにいるプロだね」

京太郎「え、プロ?」

「うん、そこまで有名っていうわけじゃないんだけど……強い人」

九十九さんは少し険しい表情で相手を見つめ

俺の方を見上げてきた

「新見さんと同じくらいだから、須賀くんでも勝てないかもしれない」

京太郎「ん~……」


俺でも勝てない……か

確かに昨日の対局結果的に見れば

俺よりも新見さんの方が格上だというのは確かだけど……

いや、そんなことはどうでもいいか

俺は強い人と打ちたい

だからあのおじさんとの対局がしてみたいが

九十九さんを連れてきておきながら

放置するっていうのも何かおかしいような……



1、俺、あの人と対局します
2、あの人と対局しません?
3、俺は九十九さんと打ちたいかな


安価下2


京太郎「あの人と対局しませんか?」

「えっ……で、でもっ私弱いし、きっと足引っ張るよ……?」

九十九さんは申し訳なさそうに、悲しそうな表情で答える

足を引っ張るなんて団体戦じゃないんですから。なんて返しは多分おかしい

ここはまぁ、普通に

京太郎「勝ちに来たんじゃなくて、学びに来たんです。弱かろうが足を引っ張ろうが……問題ないですよ」

「須賀くん……」

九十九さんはほんの少し顔を赤くし

嬉しそうに綻ばせながら頷き、笑う

「うんっ、頑張って学ぶね」

京太郎「ええ、そして……可能なら勝ちを狙ってみましょう」

「うん!」


・プロ(無名)と対局します
・クエスト1が入りました
・九十九のSPクエスト1が入りました
・クエストはクリアを強制されていません


ちょっと中断するよ

九十九さんが今のところメインだね……何故か


京太郎「あの、お願いしてもいいですか?」

「ん? またチャレンジャーか?」

「ま、学ばせて頂きます!」

「……ほう、いいぞ。相手になってやろう」

おじさんは嬉しそうに笑う

この人は強い人と戦うのが好きなのか

それとも、自分を任せてくれる人を待っているのか

まぁどちらにしても

俺はやれるだけやるだけだな

京太郎「……さて、と」


狙い撃ちは使う?


1、使う(A、B、九十九から選択)  三人とも確定
2、使わない

安価下2



A(81+38)  無名プロ
B(56+20)  一般人
九(77+58)


京太郎「よし……」

相手は決めた……あとは絞っていくだけだ

牌譜がないのがあればもうちょっと狙う方向性とか分かってやりやすいんだけど……まぁ

無い物ねだりはするだけ無駄だしな

できるだけ寄せて――打ち貫く!



安価下  京(119+96+50) 狙い撃ち

安価下2 九(77+58)

安価下3 A(81+38-50)

安価下4 B(56+20)


聞くの忘れた


ドラ剣使っておく? 安価下


使う場合は同レスコンマ一桁使用


やり方間違えたけど、今回は成功ということで(本来は>>140みたいな判定)

判定7=ドラ4


京太郎「ん……」

ドラの首切りは成功……か

なら低めのやつでも高めにはなるか

「…………お前、俺から取る気か?」

京太郎「さぁ……どうでしょう」

俺の視線に気づいたのかおじさんは警戒するが、もう遅い

「くっ……安牌は」

聴牌してるのは解ってるし、俺は単騎ではなく両面待ち。つまり――

「ここか?」

京太郎「ヒットです、それロン……倍満、24000!」



京(119+96+50+10+40)=315

九(77+58+27)=162

B(56+20+76)=152

A(81+38-50+74)=143

315-143=172=倍満(24000)


親順は  京 B 九 A  (これもやり忘れたからオートで)


1位 京 25000+24000=49000

2位 九 25000+0=25000

3位 B 25000+0=25000

4位 A 25000-24000=1000


「倍満直……だと?」

京太郎「あはは……偶然ですよ。偶然」

ドラが上手い具合に引き上げてくれたからな

まぁ、そうじゃなかったとしても満貫だったんだが……

「凄いなぁ……須賀くん。流石だね」

京太郎「ドラ四ですからね、滅多に上手く行かないんですけどね」

「それでも凄いと思うよ……私、3翻でも上がれるだけ凄いもん」

京太郎「ん~それは――」

「おいこらイチャつくんじゃない!」

おじさんはどうやらご立腹なようだ

強い人とやりたいというか

目立ちたがりってだけだったのかな……考えてみれば

プロなのにここで威張ってるわけだし……ふむ

「い、いちゃついてなんて……ないですよ? ね?」

京太郎「ええ」

「いいから始めるぞ、親かぶり引っ掛けてやる!」


狙い撃ちは使う?


1、使う(A、B、九十九から選択)  三人とも確定
2、使わない

安価下



ドラ剣は使う?


1、使う
2、使わない


安価下2

77+58で3翻ってそれはおかしい気がするんですがそれは


狙い撃ちは1B

ドラ剣使用で


>>392
それ+コンマの総合ポイントから総合ポイント最下位の人のポイント分引くから

例えば
77+58+97(>>392コンマ)=232だとしても

A(81+38-50+74)=143が最下位としてやると

232-143=89 でギリギリ 70符の4翻

京太郎の狙い撃ちがないならさらに50引かれて 39=70符の3翻  なんだよね


満遍なく行かせてもらうぞ

というか、プロのおじさん狙って和了したらそれで終わっちゃうんだよな

倍満じゃなくて、万巻でよかったのかもと思う今この頃

……なんて、贅沢な悩みはしてる余裕なんかない

京太郎「………………」

贔屓って思われるかもしれないが

九十九さんは狙い撃たず、Bさんを狙い打たせてもらう

九十九さんはまぁ……狙い打つと確実に和了できなくなるからな



安価下  京(119+96+50) 狙い撃ち

安価下2 九(77+58)

安価下3 A(81+38)

安価下4 B(56+20-50)

安価下5 ドラ剣

30以下で成功

そのコンマの一桁が

 13 でドラ1
456 でドラ2
 89 でドラ3
 27 でドラ4


京太郎「あ……」

これは和了しちゃっていいんだろうか?

いや、しちゃっていいんだよな? 多分……

「……ここかねぇ?」

一般人のお兄さんが捨てた牌

それは俺の和了牌

ドラも乗っちゃうし、アレなんだけどまぁ――

京太郎「それロン! ドラ2乗って3倍満超えて――数え役満48000!」

「うえあっ!?」

「な、なんだってー!?」

「わぁー……凄いなぁ」


京(119+96+50+16+20)=301

九(77+58+68)=203

A(81+38+78)=197

B(56+20-50+10)=36


301-36=265=ドラ乗りの数え役満………48000!


1位 京 49000+48000=97000

2位 九 25000+0=25000

3位 A 1000+0=1000

4位 B 25000-48000=-23000


「積み込みか、積み込みなんだな!?」

京太郎「い、いやいや……そんなこと出来ませんって」

「坊主はちっともズルしてねぇぜ。俺たち見てたしな」

と、俺を助けるように言い出してくれたお兄さんもだが

周りには人集が出来ていて、積み込みなんてできないのは明白だった

「そうですよ、須賀くんは強いんだからっ」

「ぐぬぬ……っ」

プロのおじさんは九十九さんを一瞥すると

もう一度俺へと視線を移した

「次は負けないからな、坊主!」

京太郎「望むところです」

言い残し、おじさんが去っていくと

九十九さんは嬉しそうに笑い声を漏らした

「えへへっ、流石だね。須賀くん!」

京太郎「ありがとうございます」


・クエスト1(1位終了) クリア
・九十九SPクエスト(九十九1位終了) 失敗

・知名度が少しだけ上がりました


第1週 4月 二日目昼 (火)


「ねぇ、須賀くん」

京太郎「どうかしました?」

「もう……お昼だね」

京太郎「あ、いつの間に……」

対局に夢中だったから気付かなかったけど

そうか、もうお昼なのか……

どうするかなぁ。と、悩もうとした途端

九十九さんが脇腹をつついてきた

「そ、それでなんだけどね?」

京太郎「?」

「お腹、空かない?」

もじもじとしながら恥ずかしげに斜め下へと視線を移し

九十九さんはそんなことを訊ねてきた


「良かったらなんだけど……一緒にお昼でもどうかなーって」

京太郎「お昼ですか?」

「う、うんっ。麻雀するのもいいけど一緒にご飯食べたいかなぁなんて……その……」

九十九さんは何故か消え入るような声で言い

最終的には消えていく

どうしたものかな……このあと用事とかは入ってないし

付き合っても問題はないけど……



1、良いですよ(昼行動:九十九イベント)
2、もう少し打っていきたいですね(昼行動:対局)
3、すみません、やっておきたいことがあるんですよ(昼行動:九十九とは別れる)
4、九十九さんと食事なんて嬉しいです(昼行動:九十九イベント)


安価下~下5


重要というか、セリフなので範囲で


京太郎「良いですよ」

「やっ――……えへへ、気にしないで」

グッと小さなガッツポーズを決めかけた九十九さんは

俺の視線に気づいて慌てて手を振りながら、苦笑する

そんなにお腹が空いていたということなんだろうか

それもそうかな

俺の朝食渡すために早く来たわけだし

それだけ九十九さんの朝食は早くなったんだろうし

京太郎「じゃぁ、行きます?」

「うんっ」

嬉しそうに頷く九十九さんは俺の隣に並ぶ

その姿を横目で見てみると、お姉さんというよりも妹のように思えた


安価下コンマ判定


4 照「……何してるの」

0 「私のお勧めのお店に連れて行ってあげる」  (スルーに同じ)

7 「あ、あのさっ!」


ゾロ目 偶数=7

ゾロ目 奇数=別

44=4


「須賀くん、昨日こっち来たばかりなんだよね?」

京太郎「ええ」

「じゃぁ、私のお勧めのお店連れてってあげる」

九十九さんは嬉しそうに言うと

俺の手ではなく、袖口を掴むと少しだけ強く引く

京太郎「九十九さんのお勧めって……あんまり高いところは無しですよ?」

俺は仕事少ないし、まだ仕事をしてすらないし

正直なところ、懐事情は温かくないんだよな……

「解ってるよ。私もそこまで高いところは行けないから」

九十九さんは微笑を浮かべ歩いていく

俺よりも先にプロになった九十九さんだけど

そういえば、あの事務所はみんな無名なんだっけな……

九十九さんって生活どうしてるんだろうか


そんなことを考えていたからだろうか

九十九さんは俺の顔を見上げると、少し赤くなりつつ首をかしげた

「な、なに……かな?」

京太郎「えっ、あ、いや……」

そのさりげない女の子らしい仕草にドキっとする

……いや、そもそも女の子なんだけれど

年上というよりも同年代かそれよりも下に思えて、可愛いと思ってしまうのも仕方がない

だ、だってさ……身長凄く低いんだぜ。九十九さん

ちっちゃくて可愛いなぁって前提があるんだ。仕方ないじゃないか

なんて脳内で無駄な弁解をしていると、九十九さんが口を開いた

「あ、あんまり見つめられると困るから……程ほどにね?」

京太郎「す、すみません」

「ぁ、ぇ、と……あ、ここだよ。ここ。私のおすすめ!」

困ったように声を漏らすと

九十九さんは唐突に定食屋さんを指差し、立ち止まった

京太郎「ここですか?」

「うん。安くて美味しいし、物によってはボリュームもある定食屋さんだよっ」

気を取り直した九十九さんの元気な姿に引っ張られるように

俺は定食屋へと入っていった


安価下接触判定

0  メンバー候補
12 なし
3  福与恒子
4  野依理沙
56 なし
7  電話
8  針生えり
9  佐藤裕子


ゾロ目……だと

自由選択


1、福与恒子
2、針生えり
3、村吉みさき
4、佐藤裕子
5、小鍛治健夜
6、三尋木咏
7、かつどぅーぉんさん
8、瑞原はやり
9、野依理沙
10、大沼秋一郎
11、電話(照)
12、電話(淡)
13、仲間候補(モブ)
14、その他自由(咲キャラで都内のみ)


安価下2



入ってみると、かなりの賑わいだった

というのも、シニアプロである大沼プロがいるからだ

京太郎「すげぇ……まさか直に見れるとは……」

「う、うん。凄いね」

大感激の俺達とは違って

九十九さんは少し残念そうに笑いながら頷く

京太郎「大沼プロ苦手なんですか?」

「そういうわけじゃないんだけど……その……ううん、なんでもない」

京太郎「九十九さん……?」

大沼プロの周りは人だかりができているし

話せるかどうかは微妙なところだな……勿体無い

ダメもとで声でもかけてみるかな……それとも


1、大沼プロに声をかける
2、九十九に話しかける
3、とりあえず黙ってご飯
4、その他自由言動

安価した2



京太郎「よし……声をかけてみよう」

所詮無名だし

サインでも貰おうかな……それとも

対局お願いしてみたり?

それか、新人プロの~って挨拶してみるか?

なやむなぁ………

悩んだところで、聞いて貰えなきゃ無意味なんだけどな



1、対局してくれませんか!
2、サインをください!
3、新人プロの須賀京太郎です!
4、その他自由言動


安価した2


遭遇時ゾロ目SP→声かけ成功



京太郎「新人プロの須賀京太郎です!」

大沼「む?」

京太郎「よ、宜しくお願いします」

大沼「ああ、宜しくな。と言っても、私はシニアの方なのでね……キミとは会うことも少なそうだ」

大沼プロが答えてくれた

宜しくと返してくれた

それだけで収穫だったと言えるだろう

大沼「用事もあるのでね、私は先に失礼するよ」

京太郎「は、はい!」

大沼プロが去っていき

店内の騒がしさは一瞬で静まり返っていった



・知名度が低い為、交流はあまりできませんでした
・大沼プロと知り合った……と、言っても良いのだろうか?
・九十九のイベントは普通でした(好感・信頼に影響なし)


とりあえず今日はここまで

お疲れ様でした……九十九の身長はまぁ、衣よりは高いんじゃないかな……知らんけど



いきなり大沼プロはちょっと先走りすぎたかな


大沼プロはちゃんと交流持てるようになってからはいいけどそれまでがちょっと長い

女子プロは異性だから結構簡単に交流できる……特にはやり

アナウンサーも恒子なら簡単に交流できる。性格的に


ト、トシさんルート……


安価下コンマ判定


奇数  九十九さんと夕方まで

偶数  九十九さんとはお昼に別れた


4月 第1週 火曜日(夕)


結局、半日もの間九十九さんを連れ回してしまった

と言っても雀荘行って、お昼食べて

そのあとはまた雀荘に戻ったりなんだりってくらいで

連れ回したとは言えないかもしれないけど

京太郎「もう夕方みたいですね」

「そう……だね」

九十九さんは上の空な感じで答えると

空を眺めつつ、横目で俺を見つめながら

「結構……早く感じちゃった。えへへっ」

と……照れくさそうに笑いながら呟く

半日も付き合わせた件については

九十九さん的には全然オッケーだったということだろうか


それにしても早く感じた……かぁ

っていうことは、少なくともつまらなかったとか

退屈だった……なんてことはなかったということだろうか

麻雀ばっかりだった気がするけど

九十九さんもやっぱりプロになるだけあって

麻雀が好きってことだろうか……それとも

京太郎「九十九さん」

「ん?」



1、俺も早く感じましたよ
2、俺といたから……ですか?
3、ですねー、麻雀はやっぱ良いですね
4、麻雀してたからじゃなくて、仕事してたからって理由になりたいですね
5、俺も……九十九さんと居れたからかな。早く感じましたよ


安価下~下5


重要というか、セリフなので


京太郎「俺も早く感じましたよ」

「えっ……須賀く――」

京太郎「やっぱどこかでだらけてるより何かしてる方が良いですね」

「………………あーうん、そうだねー」

九十九さんは打って変わって残念そうに俯きながら

無気力な声を漏らす

なにか間違ったことを言ったんだろうか?

京太郎「九十九さん?」

「ふふっ……気にしないで。勝手に舞い上がって墜落しただけだから」

京太郎「……?」

良くは解らなかったけど

気にしないでって言うなら気にしないでおこう


何はともあれ夕方だ

別に寮生活してるってわけでもないし

今すぐ帰らなきゃいけないってこともないけど

どうするかな……

「………………」

横を見てみると

九十九さんはなんだか難しい顔をして……いるかどうかは身長差のせいで見えないが

雰囲気的には何か考えているような感じだった

さてと……んー


1、家まで送りましょうか?
2、よければ夕食とか……ご一緒しません?
3、今日はありがとうございました。九十九さん
4、俺はこの後行きたいところがあるので、これで
5、このあとしたい事あるので、今日はこれで


安価下~下5


安価下コンマイベント判定

4 淡「あわわっ」

0 「あ、うん……今日はありがとうね。楽しかった!」

3 「あ、えっと……その……お夕飯も……ダメ、かな?」

7 「す、須賀くんっ!」


ゾロ目=7   44=4


京太郎「今日はありがとうございました、九十九さん」

「あ、うん……」

九十九さんは少しだけ残念そうにそう答えると

ほんの一瞬だけ俯いた後に俺のことを見上げ、微笑んだ

「今日はありがとうね。楽しかった!」

京太郎「こっちこそ、結構楽しかったですよ」

「そっか」

九十九さんは嬉しそうに呟いて道端の小石を軽く蹴る

子供っぽいその仕草に声を押し殺した笑みを浮かべてしまう

「……ねぇ、須賀くん」

京太郎「なんですか?」

「えっと……」

九十九さんは下を向いたまま、

言葉を選びながらの間の開いた言葉を紡いでいく

「その、時々で良いんだけど……」

京太郎「?」

「また、今日みたいに一緒にお出かけとかしてもいいかな……」


京太郎「え?」

「……時々でいいから」

九十九さんは不意に立ち止まり

俯いて隠れていた表情を上げ、かすかな笑みを浮かべた

「ダメ?」

九十九さんは大切なチームメイトだし

特に断る理由もないけど

とりあえずこれだけは聞いておこうと口を開く

京太郎「今日みたいな麻雀の特訓みたいなものでも良いですか?」

「それは、うんっ。なんでもいいよ」

九十九さんは明るい笑みを浮かべ、元気良く頷く

そんなに嬉しいことだったのだろうか

やっぱり、麻雀が好きなんだなぁ……と

九十九さんが麻雀を好きでいてくれることに少しだけ安心感を覚えた


さて、イベント判定

安価下コンマ判定


01~20 白糸台

21~40 臨海

51~60 アナウンサー

41~50 何も無し

61~69 電話 淡

70~79 プロ

80~90 照

91~00 淡


再判定 安価下コンマ一桁

12 針生えり
34 福与恒子
56 村吉みさき
78 佐藤裕子
90 三島健太


京太郎「ただいま戻り――」

社長「おお、丁度いいところに来たね」

事務所に戻るやいなや

社長に呼ばれ、応接室へと向かうと

佐藤「宜しくお願いします」

京太郎「……宜しくお願いします?」

知らない女性に挨拶されてしまった

スーツ姿の女性はプロ雀士候補……には見えないし、

それなら俺が呼ばれる必要もないはずだよな。と

頭を悩ませていると、女の人が先に声をかけてきた

佐藤「明日の子供麻雀教室でご一緒させて頂くアナウンサーの佐藤裕子です」

京太郎「あ、あぁ……」

アナウンサーがサポートっていうのはどうかとも思うんだけど

子供相手だもんな……そりゃ、プロは2人も3人もいらないか……


京太郎「新人ですけど……一応プロの須賀京太郎です」

佐藤「一応でもプロというのは凄い事だと思いますよ。ご謙遜なさらずに」

佐藤アナはそう言いながら手を差し出してきた

大人の女性だから云々という以前に、

女の人から手を差し出されたというだけで少したじろいでしまう

淡の無鉄砲で無邪気で適当な手繋ぎとは違う

なれない相手とのそれに動じるなというのは

彼女がいるわけでもない俺には難しい話だ

佐藤「須賀プロ?」

京太郎「ぁ……えっと……」



1、よ、宜しくお願いします
2、不束者ですが宜しくお願いします
3、手を握る
4、あはは……ありがとうございます
5、お、俺と佐藤アナだけですか?
6、その他自由言動


安価下2


京太郎「よ、宜しくお願いします」

佐藤「……ふふっ、須賀プロはまだ高校生の年代でしたね」

佐藤アナはちょっとおかしそうに微笑むと

差し出していた手を引っ込めてしまい、結局手を取ることは出来なかった

それを少しだけ後悔していると

佐藤アナは出されていたお茶をひと口飲み、席を立つ

京太郎「もう帰られるんですか?」

佐藤「ええ。今日は事前に挨拶しておこうと思っただけなので」

佐藤アナは元の雰囲気からでも解るが結構真面目なタイプらしい

淡にも見習って欲しいものだ――って、そうではなく

せっかく挨拶しに来てくれたのに

ただぎこちなく会話するだけで終わらせていいんだろうか


そう思い立ったは良いものの

なんて声をかけたらいいのか解らない

家まで送るなんて厚かましいことはできないし

連絡先を聞いたりするのもちょっとおかしいような……いや、でも

せっかく同じ仕事をやるんだし、せっかくだから聞いたりするのもありなような……

けどなぁ……ん~

悩んでいる間にも、佐藤アナは身支度を済ませて帰っていってしまう

京太郎「………………」

佐藤「では、これで」



1、ま、待ってください。このあと夕食食べる予定なんです
2、す、すみません。れ、連絡先教えて貰っても良いですか……?
3、明日、宜しくお願いします
4、もう少し話しませんか?
5、その他自由


安価下2


京太郎「明日、宜しくお願いします」

佐藤「ふふっ、何度もご丁寧に……では、宜しくお願いします」

佐藤アナは楽しそうな微笑みを見せ、去っていったが

なんと言えばいいんだろうか

大人の女性特有の魅力といいますか

優しくも包容力のある笑みは

九十九さんの可愛らしい笑みとは違った魅力があって

思わず顔が赤くなってしまった

京太郎「……大丈夫なのか、俺」

佐藤アナ、結構おもちあるっぽいし……というか

あれはあるって言っても問題ないし

スーツの下に何も着てないような変な見え方してるし……

京太郎「…………やばいかもなぁ」

明日の初仕事に希望半分絶望半分の感情を抱くことになってしまった


・佐藤アナと知り合った
・佐藤アナからはほんの少し気に入られているようです


とりあえず今日はここまで。お疲れ様でした


佐藤アナってアラサーっぽいけど……う~ん……
別にルート入っても良いんだぜ



ただ、プロ編っていうこともあって

ルート固定っていうのがちょっと難しそうだ

失敗すると浮気になるぜぃ

25なのか…10歳差ならまだ平気か?

ところで
九十九さんは、九十九さんはルート無いんですか!?

そろそろホワイトデーだからまたバレンタインみたいなすばらな小ネタが見られるぜ!


>>526
あるかもしれないし、ないかもしれない。突き進まなければ答えは謎のままだ

>>532

京太郎のおもちチョコとか? いや、やらんけど




夜行動から再開だね


安価下コンマイベント判定


12 照
34 淡
56 咲
78 九十九
90 なし


ゾロ目自由


4月1週 火曜日(夜)


社長から聞いた話だが

月末にはプロ・アマチュア問わずだったり、プロのみだったり

制限があったりなかったりの大会があるらしい

もちろん週間にもあるようだが、

プロということもあって当日飛び入り参加。というのは認められていないらしく

参加するなら最低にでも前日にはエントリーしておく必要があるようだ

京太郎「……団体戦はメンバー足らないし、やるとしても個人戦かな」

まぁ、参加するなら……だけど

あとは明日の仕事は絶対に忘れないように。とのこと

もしも忘れたりしたら

今後仕事は……という話なので、忘れないようにしよう


京太郎「ふぅ……」

大きく息を吐きながら、一人ソファへと深々と座り込む

別に疲れたわけじゃない

でも、なんだろうな

仕事が翌日に控えている。という

プロ雀士としての安心感だろうか

なんとなく気が抜けてしまった

京太郎「………………」

黙って手を見つめれば、

少し前に出来なかった握手のことを思い出す

こういうのをヘタレって言うのかなぁ……



1、電話
2、メール
3、ネット
4、寝ようかな……
5、ちょっと出かけよう


安価下2


そうだ、ちょっと出かけようかな

まだ真夜中ではないしな

夕飯もまだ食べてないし

どこかで食べることにしようかな……

京太郎「……そういや、淡の家の件も考えないとダメだよな」

土曜日までに決まらなければ

淡の家……というか、大星家に住むことができる

でも、淡は女の子だし

そこはやっぱ自重する必要もあるような気がする

京太郎「おとなしく部屋を探す必要もあるかな……」

淡と同じ家に住みたい。なんていう欲はないといえば嘘になる

だって、あいつとは一緒にいるだけで楽しいし……いや、

ずっとっていうのはちょっと疲れるかもしれないけど

京太郎「少なくとも、今みたいに孤独を感じることはないだろうなぁ……」

なんて呟きながら、事務所を出ていった


安価下コンマ判定

01~20 プロ

21~40 アナウンサー

41~60 照

61~70 淡(電話)

71~79 九十九

80~00 何も無し


ゾロ目は……


再判定 安価下コンマ一桁

12 三島健太
34 佐藤裕子
56 針生えり
78 福与恒子
90 村吉みさき


 ゾロ目だ、自由に選ぶといいゾ


安価下


1、三島健太
2、佐藤裕子
3、針生えり
4、福与恒子
5、村吉みさき


長野……というか

俺が住んでいた田舎の方の場所では街灯なんてものはほとんどなく

自販機の明かりなんて当然滅多にないし

出歩くときは懐中電灯を常備も珍しくなかった

そんな俺にとって

夜でも昼間のように明るい東京の街明かりは少々眩しかったんだ


――と、ほんの数秒を使うことさえなく

頭のなかで言い訳を組み立てながら、目の前で尻餅をついている女の人を見下ろす

恒子「いたた……」

京太郎「………………」

何があったのかというと

なにかロマンチックなことがあるわけでもなく

ただ単に俺達が揃いも揃って余所見していたせいで

ぶつかってしまったわけだ


ここでさっと手を差し出せればカッコ良いのかもしれないが

大人の女性に免疫のあまりない俺にとっては

そんなイケメン的な行動はちょっと躊躇いが生じてしまう

女の人が弄っていた携帯も転がっていることだし

俺はそっちを拾うことにしようか……それとも

ちょっとあれだけど、俺のせいで尻餅をついてしまったわけだし

手を差し出すべきなんだろうか

それとも、ただ声をかけるだけでいいのか……

淡相手ならちょっとした冗談めかした悪態をつくだけで

笑い話で済むのに……


A、声をかける
B、手を差し出す
C、携帯を拾う
D、黙って立ち尽くす


1、だ、大丈夫ですか?
2、すみません、よそ見してて
3、ったく……何してるんですか
4、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……
5、済みません、お怪我はありませんか?


A~D、1~5を同時に選択


安価下2


京太郎「だ、大丈夫ですか?」

恒子「ん、へーきへーき!」

女の人は元気良くそう答えると

お尻をパッパッと払いながら、携帯を拾う

恒子「キミこそ平気.……って、尻餅ついたの私だけかー」

女の人はあははっと笑いながら言う

この人なりの冗談か何かなんだろうけど……

京太郎「ぁ、その……」

恒子「んー?」

京太郎「いえ……えっと……」

こういう人が苦手ではない

淡みたいで接し易そうではあるが、大人であるということが

踏み出そうとする俺の動きを阻害する

……どうせヘタレだからな。俺


・称号:ヘタレ男子!


恒子「まぁ、ごめんね。私も携帯に夢中になっててさ」

京太郎「い、いえ」

思ったんだけど

この人どこかで見たことあるような気がする

それに、この声は聞き馴染んでいるような気がする

京太郎「あの」

恒子「どうかした?」

京太郎「ッ」

女の人の見上げる視線に対して

ちょっとだけ……ではなく、結構強く胸を打たれて、思わず顔をそらしてしまった



1、ど、どこかでお会いしませんでした?
2、芸能人の方ですか?
3、お、俺……須賀京太郎です
4、お、お詫びにこのあと食事でもいかがですか?
5、その他自由言動


安価下2


京太郎「あの……芸能人ですか?」

恒子「んーそうとも言えるし違うとも言えるかなぁ」

京太郎「えっと……」

恒子「あははっ、福与恒子って知ってる? 一応アナウンサーでラジオのパーソナリティーも勤めてるんだけど」

京太郎「あっ……あぁっ! 聞いたことあります」

どっかで見たと思ったらテレビだったのか……

そりゃ、面識があったら、こんな印象に残りそうなほど元気な人を

忘れるわけがないよな……

まぁ、テレビで見たってことを忘れてたんだけども

恒子「まだまだ、私も無名なのかなぁ……」

福与さんは残念そうに呟き

俺のことを見上げると、怪しげな笑みを浮かべ指を指してきた

恒子「私の事覚えてくれたかな!?」

京太郎「え、ええ……まぁ……」


恒子「しょっぱい反応だなぁ」

京太郎「すみません……」

恒子「別に謝らなくても良いけど……」

福与さんは少しだけ明るさを損ない、

つまらなそうに眉をひそめるとため息をつく

恒子「なんかごめんね、あんまり積極的なのは嫌だよね。赤の他人だし」

京太郎「それは……」

嫌ってわけではない

でも、ちょっと苦手だ

こういう積極的な人が。ではなく、大人の女性が。だ



1、すみません
2、積極的なのは別に……ただ、大人の女性とは接し方が解らなくて
3、あ、赤の他人っていうこともないかも……しれません。おれ、一応プロ雀士なんですよ
4、そ、そんなことないですよ! むしろ好きです!
5、……………………
6、つまらなくさせてごめんなさい
7、その他自由言動


安価下2


安価下コンマ判定


4 恒子「お、おう……」

0 恒子「それはもちろん、積極的な人がって意味っしょー?」

7 恒子「えっ……えっ?」


ゾロ目=7


77=ヴぇつ

44=4


京太郎「そ、そんなことないですよ! むしろ好きです!」

ちょっとやばいと思った

行ってから気づく愚かな自分にため息を付くよりも早く

福与さんは少し戸惑ってから口を開いた

恒子「それはもちろん、積極的な人がって意味っしょー?」

京太郎「そ、そうです! それです!」

恒子「なんだーナンパかと思ったのに」

福与さんは苦笑しながらもそう言うと、携帯を軽く操作してカバンの中へと仕舞う

京太郎「す、すみません、言葉足らずで」

恒子「そんな気にしなくていいって」

京太郎「でも……」

恒子「イイったら良いの。あんまり気を使いすぎるのも体に毒だじさ。気をつけなよ?」

京太郎「ぁ…………」

恒子「じゃーね。またいつか運命的な出会いに期待しようねー」

福与さんはそう言いながら手を振り、去っていった


京太郎「………………」

もう少し話したかったなぁと思う反面

大人の女性から離れることができたという安心感を感じる俺は

一人、複雑なため息をつく

福与さんはテレビとかだとかなりテンション高い人だ

そんな人がつまらなそうにするってことは

俺って相当つまらない人間……いやいやいや

他人だし、男だし、そうなるのも仕方ない……のか?

京太郎「くっそぉー……大丈夫なのかよ……俺」

容姿とか関係なしに、自分への自信を少しだけ失う

やっぱ淡が一番だ。うん

異性では淡が一番接しやすいし……まぁ

女の子として見てるのかと聞かれたら、違うんだけども……

京太郎「とりあえず夕飯食べよ……」


・福与恒子と知り合いました
・1日を終わります


安価下コンマ判定(九十九)


一桁の3分の1 が異能   二桁の3分の1 が雀力


安価下2(雀力)

コンマx2x0.1

安価下3(異能)

コンマx2x0.1


安価下4(知名度)

クエストクリアでx1.5、特殊ボーナスでx2

九十九(77+58) →九十九(77+58)  (経験値は入ったが増加は無し)

麻雀119(003/250)→麻雀119(010/250)  +7

異能96(013/200)→異能96(021/200)   +8

知名度(000/050)→知名度0→1(001/050) +51


京太郎>=(知名度0→1(001/050)  精神11(54/100)、麻雀119(010/250) 、異能96(021/200) )


4月 第1週の2日目

       本日             >       前日

Ss>大星淡  (従妹 10.1/10.1)   >大星淡  (従妹 10.1/10.1)

   宮永咲  (友人 3.0/3.0)    >宮永咲   (友人 3.0/3.0)

   宮永照  (友人 3.2/3.5)    >宮永照   (友人 3.2/3.5)

   九十九  (信頼 4.7/9.8)    >九十九   (信頼 4.4/9.2)

     新見  (知人 1.0/1.0)    >新見    (知人 1.0/1.0)

  佐藤裕子  (知人 1.1/1.0)    >佐藤裕子 (知人 0.0/0.0)

  福与恒子  (知人 0.7/0.6)    >福与恒子 (知人 0.0/0.0)


Ss=従妹/幼馴染(関係は初期から深く、頼れるけれど恋愛関係になりにくい)


とりあえずここまで

恒子はちょっと接触ミスかな……
他の人もこうなるとは限らないけど

つまらない人って印象を持たれちゃってるよ




称号:ヘタレ男子!

 名の通りヘタレな男子
 女の子を前にすると、言葉が出なくて困っちゃう
 Sっ気の強い人や、親しくない相手にはいい印象は与えられないかも
 でも、結構仲がいい相手は勘違いをしてくれちゃうかもしれない

 恋愛ごとに奥手な男子に与えられる称号ダヨ

 対局時、自分が放銃対象になった際にコンマ+30される

精神がヘボ過ぎる……どのくらいで支障をきたさないレベルに出来る?


>>590

精神がというより、佐藤アナ、こーこちゃんの二人に対し

行動が控えめすぎたのが響いた結果だから

攻めすぎず、引きすぎずの良い感じの距離感を頑張って模索してもらいたい……かな



この年上苦手な状態を、どう扱うかがプロ勢+アナ組をヒロインに出来るかの鍵になると思う

このバッドステータス的な何かをイベントに有効活用するもしないもみんなの選択次第ってことだね


4月スケジュール確認



  ______________________________

  |                 ./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ         |
  |                 //'::::/::::::::::::/:::::::::::::::::::::: ハ:::::::::ハ::::/!、       |
  |                 {l /::::/::::斗::十:::::::::::::::::、/::::::!:::::::::::!/::イ::\       |
  |                /l::::::{::::::! | ',l::::::::::::::/:イト::::::}::::::::::l〃/!、:::::ヽ     |
  |               / 从 从:::::|.斧ミ,:::::// |:!',:::| !::::::::::!/// ヽ::::ヽ    |
  |              〃   ./ヽ\| 弋り∨  "笊卞ミj::::::::/彡/     \ハ   |
  |              /    ,'::::::::::/! ,,,     .弋_ソ/:::::::/ Y       ',:!  |
  |                  l:::::::::/八   '    ''' /::::::://        l!  |
  |                  |/|::/   ヽ  `    〃::::メ、::\       }   |
  |                    / _二"> --< _ムイ┐ ヽ:::ハ          |
  | ┏┓┏┓              /-}    ハ  ̄    -┤   ヽ!           |
  | ┃┃┃┃  ┏━━┓      {:::|__>'":]   へ   !             |
  | ┃┗┛┃  ┣━━┫   _ ノ y::/::イ /   ヽ   |              |
  | ┗━┓┃  ┣━━┫  / ./  /  /     ハ  |              |
  |   ┃┃  ┃    ┃  //   /   |      l The Spook        |
  |   ┗┛  ┛  ━┛ / /:/   /       !      j /    戒能良子    |
  |_______________________________|

  |1.       |2.       |3.       |4.       |5.       |6.       |7.       |
  | プロ編 |        |  仕事  |        |        |        |        |
  |  開 始 |        |    イマココ |        |        |        |        |  
  |____|____|____|____|____|____|____|   
  |8.       |9.       |10      |11      |12      |13      |14      |
  |        |        |        |        |        |        |        |
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  |15      |16      |17      |18      |19      |20      |21      |
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  |22      |23      |24      |25      |26      |27      |28      |
  |        |        |        |        |        |        |        |
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  |____|____|____|____|____|____|____|

  |29      |30      |31      |        |        |        |        |
  |        |        |  月末   |        |        |        |        |
  |        |        |   大会  |        |        |        |        |
  |____|____|____|____|____|____|____|


4月 第1週 (水)


仕事をする者としてカレンダーを見てみると

なんともまぁ白くて綺麗で頭の中まで真っ白になってしまいそうだ

だが、ここは新人プロ雀士

初めての仕事だぜ、やったね京ちゃん! っと

気分高揚に努めた思考で凌ぐ

京太郎「えーっと……」

内容は子供麻雀教室

誰かと……ではなく、佐藤裕子アナとともに行う

時間は昼から夕方にかけての時間だ

京太郎「よしっ、確認は終了だ。朝は自由に行動できるな」

あんまり熱中しそうなことはしないほうがよさそうだ

したらしたで、多分仕事忘れるからな


安価下コンマ判定


  01 照
  24 何も無し
   3 淡
5689 九十九

7 イベント


照「おはよう」

京太郎「あれ、照さん?」

照「なに?」

京太郎「いや、早いなって思ってさ」

照「早く来る時もある……今日、仕事?」

京太郎「そうなんですよ。初仕事! 子供麻雀教室ってちっちゃい仕事ですけどね」

照「初めはみんな小さい。私も……」

照さんはそこで一旦言葉を切ると

逡巡の後にため息をつく

なにか思い悩むことでもあったのか?

照「私は今日は仕事がない」

京太郎「今日も。じゃなくて?」

照「………………」

京太郎「冗談だから睨まないでくださいお願いします」


照「私は仕事よりも麻雀の大会に出ようと思ってる」

京太郎「月末のですか?」

照「ううん、ちょっとした小さな大会。プロとかを問わない、いくつかの雀荘が提携して行う方」

と、すると

不定期開催のやつか……

京太郎「昨日事務所に来なかったのはそれ探してたからだったんですね」

照「うん。貴方も出たい?」

京太郎「え?」

照「……一応、プロなんだし」

照さんはどうやら

俺の仕事のことも気にしてくれているらしい

いや、もしかしたら一昨日のリベンジを兼ねているのかもしれないが


1、是非!
2、いえ大丈夫です
3、俺が優勝しますけど……いいんですか?
4、可愛い女の子は出ますか?
5、その他自由言動


安価下2


京太郎「是非!」

照「……解った」

照さんは少しだけ嬉しそうに答えると

その大会の日程を教えてくれた

【2週目 6日目(土) 都内雀荘】

照「教えたんだし……」

京太郎「?」

照さんは何かを言おうとして躊躇し

言うのはやめたらしく、事務所の冷蔵庫の方へと向かっていく

京太郎「照さん?」

照「なに?」

京太郎「いや……」

なに? って

そりゃ何かを言おうとした照さんの方なんじゃないのかな………


4月第1週  3日目(朝)

朝の行動




まぁ、言うのをやめたことだし

聞かなくてもいいのかもしれない

でもなぁ……いや、だけど……う~ん……

とりあえずどうするかな

このまま何もせずにせっかくの午前休みを棒に振るのはもったいないような気がするぞ

京太郎「………………」

照「?」

照さんはようがないと思ったのか、コップに水を注ぎ喉を潤す

さてと……


1、照に話しかける
2、ゴロゴロする
3、電話
4、メール
5、出かける


安価下


せっかく照さんと2人きりなんだし

照さん置いて出かけたりするのは無しだよな

京太郎「………………」

しかし、あれだよな

昨日のアナウンサー2人と比べる……のはちょっと失礼なんだろうけど

平ったいよなぁ

九十九さんよりも平ったい気がするけど

そこはまぁ……うん。照さんはお母さんも似たような感じだし

遺伝だからね。仕方ないね

なんて失礼極まりない思考を読まれたわけではないだろうけど

照さんはじぃっと俺のことを見つめていた


照「………………」

京太郎「…………」

照「………………」

京太郎「な、なんですか?」

照「……ねぇ。大会出る?」

京太郎「え?」

照「須賀くんは十分強いと思うから、できるなら出て欲しい」

そう言いながら

照さんはまたしても躊躇しながら続けた

照「せっかく……教えたんだし」

さっき言おうとしてたのはそれか。と瞬間的に理解する

照さんは俺のために調べたわけではないけれど

それでも、せっかく教えたんだから有効活用して欲しいって思ってるんだろうな


京太郎「そうですね……」

まだ先のことだからかもしれないが

【2週 6日目】は予定が入っていない

だから、今ここで絶対に出ると約束しても問題はないし

まだわからないから……と答えを伸ばしてもいい

ただ、断るのはダメだよな

教えて欲しいって自分から言ったわけだしさ

予定が入らなかったら出る。と言うか

それとも、もう約束しちゃうか……どうするかな



1、まだ解らないですね
2、出ますよ。それはもちろん
3、それってほかの人誘っても平気ですか?
4、せっかく照さんが教えてくれたんです。出るに決まってる。照だけに
5、せっかく教えてもらったんです。出るに決まってますよ
6、その他自由言動


安価下2


安価下コンマ判定


奇数で


京太郎「せっかく照さんが教えてくれたんです。出るに決まってる。照だけに」

照「…………………」

気まずい空気

そりゃそうだ

ほんのちょっとのダジャレのつもりだったが

発言して気づくセンスの無さ

こんなもので笑う人なんて――

照「出るに決まってる。照だけに……ふふっ」

――いたーっ!

しかも目の前にいてくれた!

照「面白いこと言うね、須賀くんは」

京太郎「はははっ面白かったなら嬉しいです」

照さんって俺が中学で咲と一緒だったからって

そこまで仲良くはしてくれてなかったけど、意外と笑いのツボが浅い?

いや、変な場所にあるのか?

オヤジギャグレベルだったと思うんだけどなぁ……まぁ

面白いと感じてくれたならそれでいいかな


照「……ねぇ京ちゃん」

京太郎「!?」

咲ですら須賀くん呼びから先には進んでくれていないというのに、

照さんの突然の京ちゃん呼びに思わずドキッとする

いつもみたいな無感情な言い方じゃなく、優しく明るい声で

照さんはだんだんと俺との距離を詰めながら

身長差のせいで見上げるしかない視線を上げ、見つめてくる

京太郎「て、照……さん?」

照「ふふっ。どうかしたの?」

京太郎「いや、その……」

ちゃんとしたお姉さんといった感じの照さんは普段と比べると魅力は増し増しで、

目のやり場に困った俺は目をそらす

それが気に食わなかったのか、ちょっとだけ背伸びして俺の顔へと手を伸ばす

京太郎「ちょ……て、照さ……」

何をされるのかわからない状態から逃げようと目をつぶった俺

そして照さんは――


照「冗談」

京太郎「へっ」

いつもの無感情に近い声で言い放ち

素っ頓狂な声を漏らした俺から離れるように数歩後ずさって行く

照「デレてみた。照だけに」

京太郎「……………………」

照さんは珍しく楽しそうな笑顔を見せてくれた……のはいいんだけど

思春期真っ盛りというか

高校生男児を誂うのは頂けないな

ドキドキしちゃったじゃないか……照さんなんかに



1、ソファに押し倒す
2、じょ、冗談でそういうのやめてくださいよ
3、今度から京ちゃんって呼んでくれませんか?
4、心臓に悪いから止めてくださいね?
5、……………………
6、……俺、照が好きだ!
7、俺だからいいものの、あんまり男子を誂うのはダメですよ?
8、その他自由


安価下2


京太郎「じょ、冗談でそういうの止めてくださいよ」

照「ん?」

京太郎「俺……一応男子なんですから」

照さんがちょっと無理して女の子らしい仕草とかしたり

女の子みたいな事してきたらなんにも感じないなんて事は出来ない

無感情な魅力の薄い照さんを知っているし、感情豊かだった頃の照さんも知っている

どっちがいいかと聞かれればそりゃ後者なわけで

そんな状態の照さんに迫られたら……その、まぁ……

照「……嫌だった?」

京太郎「明るい照さんは別に良いんですよ。ただ、ああいうのを止めて欲しいんです」

照「ごめんね、冗談だったんだけど」

照さんは困ったように首を傾げながら残念そうに呟いた


照「……ごめん」

京太郎「………………」

その普段とは打って変わったしおらしい姿を

俺は一目見た瞬間に目を逸らした

だって、照さんがソファに座り込んで俯き気味になりながら

持て余した手で髪を摘んでは放し、摘んでは放しを繰り返してるんだぞ

なんなの

一体照さんはどうしたって言うんだ

熱でも出してるんじゃないか?

もしくは、風邪でもひいてるんじゃないか?

……って、そりゃどっちも同じようなものか

照「……雀荘に行ってくるから」

京太郎「え、あ、はい……」

ちょっとぎこちないままに

俺達は別れることになってしまった


・照と交流した!


一旦中断


プロ雀士カレンダーはスケジュール・イベント確認用
なんとなくユーモアでやったけど……携帯じゃ見にくいかな


大会のある4月第2週は 8~14日または22~28日 のどちらかになる

このままいけば22~28日になるかも  


都内小学校(昼)


裕子「今日はよろしくお願いします」

京太郎「よ、よろしくお願いします」

昨日の今日でよろしくお願いしますというのも

なんだか変だなぁと感じると同時に

ビシッと決めたスーツ……ではなく

動きやすさ重視の、ラインが細部まで細かく強調されるような服を着ている佐藤アナは

また一味違った色気があって目のやり場に困ってしまう

京太郎「今日はスーツじゃないんですね」

裕子「スーツで行ったら破かれちゃった人もいるみたいなの」

京太郎「うわぁ……それは」

確かに、子供なら無邪気にスキンシップしてくるだろうし

グイグイ来るだろうから、スーツが破けるとまで行かなくても汚れちゃったりするしな

裕子「でも、須賀プロはあまり好みませんか?」

京太郎「え?」


裕子「須賀プロはあんまり私を見ようとしませんし」

京太郎「あ、いや、それは……」

佐藤アナはそう言いながら

俺の顔を覗き込もうと、俺の前へと回り込んでくる

けれども俺は、佐藤アナの姿が見えそうになるたびに視線を逸らす

裕子「須賀プロ?」

京太郎「……その、回り込まれると困るといいますか……その……」

うまく言えない俺に対して

佐藤アナは少し困ったように息をつく

裕子「スタッフは数人いますが、基本的には私たちで行うので……できれば、コミュニケーションをもう少し」

京太郎「っ……」

福与さんのように

佐藤アナも、子供達でさえも、このままじゃつまらなくさせてしまいそうな気がする

それじゃ、仕事は大失敗だ


京太郎「……………………」

裕子「………………………」

黙り込む気まずい沈黙

照さんの時とはやっぱり違う

「須賀さん、佐藤さん、そろそろでーす!」

裕子「はーい!」

佐藤アナは空気も関係なく明るい声で答える

さすがはアナウンサーだよな

どんなに悲しいニュースだって、辛いニュースだって

正確に伝えるために

空気に流されるような弱い精神じゃないんだな……

それを羨ましく思いながらも、俺は――



1、頑張りますよ……極力
2、佐藤アナ、スタイル良いじゃないですか
3、俺……男子なんで
4、………………………
5、ちょっと無理です
6、が、頑張りましょう! 佐藤アナ!
7、その他自由


安価下2


京太郎「その……」

裕子「なにか?」

言っていいことなのかどうか解らないけど

このまま訳も分からないままコミュニケーション取れないんじゃ問題だろうし。と

京太郎「……さ、佐藤アナ、スタイル良いじゃないですか」

少し躊躇い、佐藤アナを一瞥して……答えた

佐藤アナは一瞬戸惑って顔を顰めて俺を見てきて

俺はその視線から逃れるように目を泳がせながら

熱くなっていく頬をポリポリと掻く

裕子「ありがとう。お世辞でも嬉しいわ」

京太郎「お、お世辞とかじゃなくてですね! だから、その、俺……っ」

裕子「……そうでしたね」

佐藤アナはちょっと困った笑みを浮かべながら

一息つきつつ続けた


裕子「……須賀プロはまだまだ若いんでしたね」

京太郎「えっと……その、まぁ……はい……」

佐藤アナはさっきまでとちょっと変わって

胸が見えるような感じではなく、隠すような姿勢で俺を見つめてくる

その表情は嬉しいからというより

急にスタイルのことを言われた恥ずかしさからだろうか、

ちょっとだけ赤みがかっていて

少し遠慮しているような

伏し目がちの仕草が妙に色っぽく見えた

裕子「ごめんなさい、そんなこと考慮していなくて……」

京太郎「い、いえ……」

裕子「……………………」

京太郎「…………………」

またしても訪れる沈黙

でも、そう長くは続けずに佐藤アナが切り出したのは

裕子「えっと……今からでも男性スタッフと入れ替わりますね」

というものだった


京太郎「え?」

裕子「須賀プロを変更することは当然できないので、私が変わるしかないので」

佐藤アナはそう言い

一度頭を下げると、スタッフに話しに行こうと歩き出す

このまま他の人に変わってくれるのは

それはそれでありがたいような気もするけど残念な気もする

目のやり場に困るとか緊張するとか

それだけであって

佐藤アナとの仕事が嫌なわけじゃないしな……

京太郎「………………」



1、だ、大丈夫です! 佐藤アナ
2、俺は佐藤アナとの方が良いです
3、その必要はないですね。女の人の方がパートナーとしては嬉しいです。ここまで言えば、解りますよね佐藤さん
4、すみません、お願いします
5、………………
6、その他自由言動


安価下2


京太郎「俺は佐藤アナとの方が良いです」

口から出まかせ……ではなく

思っていることを単純かつ簡単に短縮した結果

そんな言葉が出てきたのだ

佐藤アナは少し考えてから、俺の方へと頭だけで振り返る

そんな見返り美人の絵画のような光景に

思わず顔をそらしてしまったのだが

裕子「須賀プロ、心中お察し……とまではいきませんが少しは解りました」

京太郎「………………」

裕子「でも、もう学生ではなくプロなんですから少しは女性とも向き合って話せるようになりましょう」

女の子は平気なんですよ……大人の方がアレなだけで

と、思ってから思ったんだが俺、年上が好きなのかなぁ……

淡は特殊だし、咲もさほど仲良くないし……でも、照さん……は、年上か

……あれっ?

俺ってマジで冗談じゃなく年上なのか……?


事務所での照さんに心を乱されたことを考える。

見た目がギリ中学生とはいえ、九十九さんを可愛いと思ったことを考える

佐藤アナにドキドキする自分についてよく考える

…………いや

ただ単に女の人と面識がないだけだな

なんて巡り巡っていると

佐藤アナが俺を見ていることに気づき、慌てて目を――

裕子「須賀プロ」

京太郎「うっ……」

裕子「見れませんか?」

京太郎「……が、頑張ります」

パパッとググッた結果

会話中は首元とか、眉を見るといいらしいな

ハハッ

首の下には魅力的なおもち、眉の下には澄んだ青色の瞳

見れるわけないじゃないか……くそっ


・仕事は頑張った


安価下コンマ判定  仕事結果


01~39 普通

40~49 失敗

50~65 普通

66~00 成功


ゾロ目、大成功   44、大失敗


仕事=成功!


都内小学校 (夕)


仕事は無事に成功し、

難なく終わらせることができた

佐藤アナと目を合わせたり、佐藤アナに目を向けたりはちょっと……難しかったけど

麻雀が関わっていてくれたおかげで

集中すれば普通に声をかけたりできた

ただまぁ、子供目線になろうとしたのはわかるけど

中腰になってお尻を突き出したような姿勢の時はやばかった

俺が関わってきた女の人の中では一番大きいおもちだし

ジャージみたいなやつだから強調されてるし、柔軟に揺れるし……

それが脇腹の辺りから僅かに顔を覗かせながら

いい形の柔らかそうなお尻が――

裕子「――須賀プロ?」

京太郎「ふぁいっ!」


裕子「っ……ど、どうかしましたか?」

京太郎「い、いえ……」

佐藤アナの体つきについて考えていたなんて

口が滑っても言えるわけはなく

その上、考えていたことからは即座に切り替えることができず

視線は彷徨っているフリをしながらも

ちょくちょくその局所へと向かう

裕子「須賀プロ?」

京太郎「ぁ、え、えーっと……それで、なにか?」

裕子「いえ、後片付けなども終わったので、これでお仕事は完全に終わりです」

京太郎「そ、そう……ですか」

裕子「ええ」

口ごもる俺とは対照的に、

佐藤アナは少し嬉しそうに微笑みながら頷いた


裕子「今日はお疲れ様でした」

京太郎「さ、佐藤アナもお疲れ様でした」

裕子「? 途中からは普通に話せていましたよね?」

京太郎「あ、あれは麻雀という大事な要素があったから……」

裕子「なるほど、須賀プロは麻雀の時であれば普通にお話ができるんですね?」

佐藤アナは納得したように答えながら小さく笑って一礼を加えると

俺の顔を見上げ、優しく微笑んだ

裕子「本日はどうもありがとうございました。また、ご一緒出来た際には普通にお話できるといいですね」

京太郎「あ、えっと……」

このままだと佐藤アナは帰ってしまう

いや、それが当たり前なんだと言われればそうなんだけど

それはそれでなんていうか……昨日の二の舞というか二の轍を踏むというか

何も変わっていないような……け、けどさ……くっ


1、こ、こちらこそありがとうございました。できる限り慣れておきます
2、せ、せっかくですからアドレスとか……
3、こ、このあと俺は暇なんですけど、その……
4、こ、このあとお夕食とかどうですか?
5、佐藤アナ……いえ、佐藤さんって呼んでもいいですか?
6、残念です……佐藤アナみたいな綺麗な人とならもう少し居たいのに
7、佐藤アナとの仕事で良かったです。ありがとうございました


安価下~下5


重要というか、台詞だし、多いし


京太郎「佐藤アナ……いえ、佐藤さんって呼んでもいいですか?」

結構な勇気を振り絞ったその言葉

断られるんじゃないかとか

急にそんなこと言いだして気味悪がられないだろうかとか

かなり怯えていたのだが

裕子「それは全然構いませんよ」

佐藤あ……佐藤さんはすんなりとOKしてくれた

京太郎「あ、ありがとうございます。佐藤さん」

裕子「いえいえ。名前くらい普通に呼ぶものですよ」

とは言うけれども、佐藤さんと佐藤アナ

職種で呼ぶかさん付けになるかで

こうも親しくなれたような気がするとは……名前を呼ぶって結構大事な気がするんだよな……


安価下コンマ判定

124 変わらず 
356 須賀さん
7   京太郎くん
890 須賀くん


裕子「それでは、須賀プロ。お疲れ様でした」

京太郎「お疲れ様でした……」

だからといって

佐藤さんに須賀さんって呼んで欲しいとかお願いできる訳もなく

俺と佐藤さんは別れることになってしまった


京太郎「……………………」

アドレス聞いたら教えてくれただろうか

このあと付き合って欲しいとお願いしたら

付き合ってもらえただろうか?

……馬鹿言え

呼び方を変えて欲しいってお願いすら出来ないくせに

もっとハードルの高いこと出来なかった後悔してんじゃねーよ……


街道  (夕)


仕事が終わって物凄く暇である

事務所に帰っても、人がいるかどうか解らないし

それなら大人しくぶらぶらしているのも悪くはないだろう

京太郎「……はぁ」

ため息しか出来ないわけではないが

俺の心は曇りのちにわか雨みたいな感じだった

なんもかんも、女の人と話すの苦手なのが悪い

福与アナみたいなことは避けられたにせよ

ほとんど何も変わらずに終わったというのは残念極まりない話だ

京太郎「……まぁ良いや」

半ば諦めつつ、どうするかを考えることにした


1、ぶらぶら
2、事務所に帰る
3、電話
4、メール
5、テレビ局
6、その他自由行動


安価下2


安価下コンマ判定


18 仲間
29 プロ
36 アナウンサー
04 白糸台
57 なし


安価下コンマ判定


14 すこやん
25 のよりん
36 よしりん
79 はやりん
 8 やすこん
 0 ぬまりん


京太郎「…………」

ぶらぶらと彷徨う

宛もなければすることもない

いや、どっかで食事でもしようかなーと思っているのだが

一人で入れそうな場所を模索中だ

某牛丼チェーンとか色々ある中で

イタリアンカフェ&レストランとかいうところに血迷いそうになりながらも

なんとかお一人様大歓迎のお店に足を運んだ

というか、大沼プロに会えることを期待してか

九十九さんに会えることを期待してか

昨日の定食屋さんへ着ていた

そこで出会ったのはその2人ではないし

かと言って誰にも会えなかったわけでもなく

はやり「しーっ、だよ☆」

牌のお姉さんだった……

うたたん居ない訴訟


京太郎「………………」

正直言おう、最悪だと

いや、アイドルはやりんこと瑞原はやりさんに出会えたことは嬉しい。嬉しいんだけど

アナウンサー以上に気恥かしさと緊張感を与えられるアイドルと対面するというのは

最悪だとしか思えない

だって、しーっだよ☆もなにも

そもそも何も言える気がしないんだから

はやり「まさか相席になるなんてね。偶然って凄いよね」

京太郎「そ、そう……ですね」

俺が来た時点で満席で

瑞原プロの手前がちょうど空いていたのだ

だからなのかは知らないが、従業員にそこに案内され

相席でも構いませんか? との問いへの声で

瑞原プロだ。と、俺は気づいたのだ

瑞原プロも異性なんだし、断れば良いものを

快く相席を引き受けちゃうんだからなぁ……


>>686

…………し、知らんし


安価下コンマ判定


357  で、うたたん追加


はやり「んー高校生?」

京太郎「え?」

はやり「なんだかまだ若々しく見えるよ☆」

そりゃぁ、去年はまだ中学生でしたから。なんて

はっきりとした答えは返そうとも思えず

俺は瑞原プロを真っ直ぐ見ていることさえもできない

だって、大きなおもちをお持ちなんだぜ?

それでなくても……大人の女性なんだからさ

京太郎「………………」

はやり「?」



1、俺、やっぱ帰ります
2、俺は一応……プロです。中卒ですけどね
3、えっと、その……はい、年齢的には
4、瑞原プロも若々しく見えますよ
5、瑞原プロって高校生みたいですよね
6、……………………


安価下~下5


京太郎「瑞原プロって高校生みたいですよね」

はやり「ぇっ」

京太郎「あっ」

身長は151cmと、なんと淡よりも小さく

メイド服を着込んでいても決して握ることのない若々しい雰囲気を持ち

その肌の色艶がまた、若々しく魅せてくる

なにより惹かれるのはその圧倒的なおもちだが

それを考慮しても、見た目と雰囲気、性格から考えて高校生だよなぁ。と

自分の本当に言いたいことを隠そうとするあまり

瑞原プロに対して

思っていたことを口にしてしまった

はやり「い、いきなりそう言う口説き文句はいけないぞ☆」

京太郎「あ、あはは……」

行かないぞ。と言いながらも

嬉しそうに、恥ずかしそうな感じで頬を染めながら

俺から視線を外す瑞原プロは

大人の人としての美しさというよりは

女の子としての可愛さを感じさせた


京太郎「……………………」

はやり「……………………」

まぁそんなことをやらかしてしまったのだ

当然、空気は悪くなる……というか

悪くはなっていないのかもしれrないけど

話しづらくなってしまう

どうしてこうも、女の人の前でだと失敗ばかりしてしまうのか

残念すぎるよ……と

ため息を着こうとしたところで

再び、瑞原プロからの質問が飛んできた

はやり「……は、はやりのファ、ファンとかだったりするの……かな?」

京太郎「えっと、それは……」


1、い、いえ……ごめんなさい
2、それはもう熱狂的な大ファンですよ
3、プロ雀士としては憧れています
4、その他自由言動


安価下2


京太郎「プロ雀士としては憧れています」

はやり「アイドルとしては?」

京太郎「すみません……そこまで手は伸びてないんです」

はやり「う、ううん……別に気にしなくていいよ。はやりに憧れてくれてるってだけで、嬉しいし☆」

瑞原プロは嬉しそうにそう言うと

手元の飲み物の残りを飲み干して、続けた

はやり「えっと、高校生だっけ~?」

京太郎「いえ、中卒でのプロ入りです」

はやり「え……そうなの? ほんとっ!?」

京太郎「え、ええ」

突然引き上げられたそのテンションに思わずたじろぐ俺とは対照的に

瑞原プロは嬉しそうに笑うと運ばれてきた食べ物を口へと運んだ

はやり「そっかぁ……そうなんだねぇ」

京太郎「瑞原プロ……?」


はやり「ねぇ、名前は?」

京太郎「須賀京太郎ですけど……」

はやり「んーっ聞いたことないなぁ……ごめんね?」

京太郎「いえ、そんな……俺、まだ新人ですし」

はやり「新人さん……中卒……」

瑞原プロは何やら悩ましげに言うと

何かを決めたかのように手を叩き

上気下赤い顔を隠そうともせずに、俺のことを見つめてきた

京太郎「な、なんですか……?」

はやり「嫌なら嫌でいいんだけど、はやりのお仕事のお手伝いとかどうかな☆」

京太郎「えっと、ぐ、具体的には?」

牌のお姉さんのお仕事の手伝い

その時点でなんとなく想像は着いたのだが

確実性はない。ということで一応聞いたところ

はやり「牌のお兄さんかなっ☆」

と、見事に予想的中だった


はやり「それで――」

瑞原プロはお仕事の手伝い(牌のお兄さん)について詳しく話してくれた

と、言っても

そこまで重要なことはほとんどなく

特筆すべきなのはその日程だ

さすがは牌のお姉さんのお仕事

日程はもはや鬼畜の領域だった

月曜日から土曜日までの夕方の時間に放送する

お姉さんといっしょという番組全てである

まぁ、瑞原プロ曰く

いきなり全部はきついだろうから

せめて1日2日くらいは一緒にお願いできないかな……とのこと

可能なら全部引き受けてくれて構わない

むしろ、嬉しい。とのことだ


京太郎「そんな冠番組を俺がやってもいいんですか?」

はやり「拙いところははやりがカバーするから大丈夫☆」

京太郎「で、でも……」

正直、テレビに出られるということは嬉しいのだけども

いきなりそんな誰でも知っているような番組に出るとなると怖気づいてしまう

はやり「もちろん無理にとは言わないよ☆」

京太郎「……………………」

瑞原プロはそう言うけれども

せっかくの厚意を無下にするのもそれはそれで嫌なんだよな

優柔不断のばかやろうと言われても仕方ないな。と、思いつつ瑞原プロ……ではなく

今はストレートにおろしたままの髪を眺めた


1、引き受ける(日程は後ほど設定)
2、すみません……うれしいんですけど、実力で仕事を手にしたいかなって
3、少し、考えさせて貰ってもいいですか?


安価下^下5


やっぱり、こんな美味しい話を逃す手はないよな

瑞原プロと親しくなるチャンスでもあるし

佐藤さんとまた会った時に

ちゃんと話せるようにもなって居たいしな

そのためにも、やっぱアイドルである瑞原プロとの交流は大切にしたい

意を決して唾を飲み込み、口を開く

京太郎「……是非、引き受けさせて欲しいです」

はやり「ほんと? 良かったーすっごい助かるよ☆」

京太郎「俺もです。無名の俺なんかをそんなすごい――」

はやり「困ったときはお互い様だよ☆ この相席だって、きっと運命だったに違いないね☆」

相席が運命かどうかはともかくとしても

瑞原プロに会えたことはやっぱり……運命、なのかなぁ?

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  |   瑞 原       / イ人{.:.|.:.:.: |   \:.:.:.\.:.:.:.:.:.:|.:.:.:|`¨´ У.:.::.:.:.     |
  |    は や り   /// .:.:ハ`|人≫=ミ、  `¨≫=ミ、 .:!.:.: |.:.:.:.| i.:.:.:.:.:.:.|    |
  |             ///.:.:.:.:.:.|.:l: 〉{ んハ     ん ハ Y}-、l.:.:.: | |.:.:.:.:.:.:.|    |
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  |    ┗┛┛  ━┛ /:〈...../    \.....Y....../     `ヽフ........〉       |
  |_______________________________|

  |1.       |2.       |3.       |4.       |5.       |6.       |7.       |
  | プロ編 |        |  仕事  |        |        |        |        |
  |  開 始 |        |    イマココ |        |        |        |        |
  |____|____|____|____|____|____|____|

  |8.       |9.       |10      |11      |12      |13      |14      |
  |        |        |        |        |        |        |        |
  |        |        |        |        |        | 大会  |        |
  |____|____|____|____|____|____|____|

  |15      |16      |17      |18      |19      |20      |21      |
  |        |        |        |        |        |        |        |
  |        |        |        |        |        |        |        |
  |____|____|____|____|____|____|____|

  |22      |23      |24      |25      |26      |27      |28      |
  |        |        |        |        |        |        |        |
  |        |        |        |        |        |        |        |
  |____|____|____|____|____|____|____|

  |29      |30      |        |        |        |        |        |
  |        |  月末   |        |        |        |        |        |
  |        |   大会  |        |        |        |        |        |
  |____|____|____|____|____|____|____|


まぁ危惧する必要性もなく俺のカレンダーは白い!

とはいえ、土曜日には照さんと約束した大会があるから

その日は避けておきたいものだけど……

京太郎「俺はいつから番組の方に?」

はやり「早くても【第2週、月曜日】になるかな。遅くてもいいなら、5月からっていうのもできるよ☆」

京太郎「なんとっ」

はやり「ん?」

京太郎「なるほど……」

もしかしなくても

5月からにすれば照さんとの約束守れる上に

週6全部入れられるってことじゃないか?

いや、

土曜日を抜いて毎日入れるっていうことも余裕でできるんだよな

ふむ……


はやり「今すぐ決めなくてもいいけど……」

京太郎「ん~……」

あとで電話で――と

なんの無理もなくアドレスを聞けるチャンス。か?

……って、そんな悪巧みはしちゃいけないよな

仕事を入れることは確定したし

その仕事を入れた日の夕方は

特別なことがない限りは仕事だから

自由行動が制限されちゃうんだよな

まぁ、プロなんだから働くべきだし、仕方の無い代償だ


1、5月から
2、4月第2週から(この場合、22日~28日になります)
3、またあとで連絡しますので、アドレス教えてもらってもいいですか?


安価下~下5


京太郎「またあとで連絡しますので、アドレス教えてもらってもいいですか?」

はやり「ん、オッケー☆」

瑞原プロは何の迷いもなく

自分の可愛らしいピンク色の携帯を取り出した

アイドルだからこそのピンクなのか

それとも、ただ単に好きだからなのか

ショッキングピンクではない控えめな桃色だし

どっちでも別に問題はないんだけどね

はやり「若い男の子のアドレスがあるっていうだけでドキドキする……」

京太郎「み、瑞原プロ?」

アドレス交換し終えたあとの携帯を抱きしめるようにしながら

そんなことを呟いた瑞原プロは、

俺に向かって微笑みかけると

はやり「これからよろしくね☆ 須賀くん☆」

元気に明るく可愛い声でそう言い放った


・瑞原プロと交流した
・やったね京ちゃん、仕事が増えるよ!
・瑞原はやりのアドレスを手に入れた


とりあえず今日はここまで


これははやりん強いかなぁ……

入る日程はまた明日……いや、今日? のお昼頃にでも


事務所(夜)


瑞原プロと別れたあと、事務所にて

瑞原プロとのことや、仕事の報告などを社長にしたのだが


「おお、大躍進だね!」


の一言で片付けられた

……というのはだいぶ省略したのだが

そうしてもそこまで問題はない

瑞原プロとの仕事を引き受けることには

さほどの問題はないらしく

どうするかは俺に一任してくれるそうだ

……というか、既に受けることは決めちゃってたんだけどな


「仕事が安定すれば、ちゃんとした場所に住むことも出来るだろう?」

京太郎「そうですね……」

淡からも誘われてはいるが

できるならそっちには頼らずに自立したいよな

……一応、プロなんだから

「とにかく、これからも精進あるのみだ」

京太郎「はい!」


社長との話も終えた夜

ひとり寂しい事務所の空気は

佐藤さんや瑞原プロとの今日の出来事を思い出させるには十分すぎて

思わず顔が熱くなってしまう

京太郎「え、っと……そうだ、な、何かして気を紛らわそう!」


1、電話
2、メール
3、ネット
4、出かける
5、その他自由
、回想に浸る

安価下2


京太郎「で、出かけよう!」

気分転換には出かけるのが一番だ

淡だってそう言う奴だったしな、従妹がそうなら俺もそうだ

……とは限らないが

まぁ、一人で事務所にいるよりは

どこか出かけていた方が気分的に救われるのは事実だ

京太郎「……ただ」

九十九さんに出会うだろうか

照さんに出会うだろうか

瑞原プロには? 佐藤さんには?

偶然出会うことが多くて、偶然がちょっと怖いな

またしても年上に合うようなら………呪い

――って思ってすぐ

こんな時間に15歳の男子が出歩いて出会えるのなんて

大人しかいないことに気づいた


安価下コンマ判定


23 アナウンサー
56 プロ
78 仲間
19 なし

4 照
0 淡(電話)


まぁ……だよなぁ

出かけてきては見たものの

誰かに会うこともなく、ぶらぶらとさまようだけで散歩は終わった

それで良かったはずなのに

それはそれでなんだか寂しくて残念な気持ちになってしまう

京太郎「……………」

そんな複雑な自分に思わず顔を顰めてため息をつく

別に恋愛しているわけでもなしに

ただ女の子……いや、女の人どうこうでこんなになってたら

色々と大変だろうになぁ……

京太郎「ちょっとがんばって……みるかな」


・ぴこーん
・1日を終わります


安価下コンマ判定

知名度上昇

成功なので1.5倍 仕事により補正+10


コンマ+10x1、5


2+10x1.5=18


京太郎>=(知名度1(019/050)  精神11(54/100)、麻雀119(010/250) 、異能96(021/200) )


4月 第1週の3日目

       本日             >       前日

Ss>大星淡  (従妹 10.1/10.1)   >大星淡  (従妹 10.1/10.1)

   宮永咲  (友人 3.0/3.0)    >宮永咲   (友人 3.0/3.0)

   宮永照  (友人 3.7/3.9)    >宮永照   (友人 3.2/3.5)

   九十九  (信頼 4.7/9.8)    >九十九   (信頼 4.7/9.8)

     新見  (知人 1.0/1.0)    >新見    (知人 1.0/1.0)

  佐藤裕子  (知人 1.7/1.4)    >佐藤裕子 (知人 1.1/1.0)

  福与恒子  (知人 0.7/0.6)    >福与恒子 (知人 0.7/0.6)

  瑞原はやり (仕仲 2.3/2.0)    >瑞原はやり (知人 0.0/0.0)  .…ちょいブーストかかってん



Ss=従妹/幼馴染(関係は初期から深く、頼れるけれど恋愛関係になりにくい)


今朝イベント

安価下コンマ判定


1 照
2 淡
3 九十九
7 はやり


それ以外は何も無し


翌朝、目を覚ませば九十九さんがいる。なんてことはなかったものの

起きてから暫くしたところで九十九さんはやってきて

お弁当をくれた

京太郎「今日も……いいんですか?」

「う、うんっ……昨日は作ってあげられなかったから」

九十九さんはそう言いながらはにかむ

その柔らかい微笑みにちょっとだけ感じるものがあって……

京太郎「…………………」

「私……その、きょ、今日はお仕事あるからっ!」

何かに慌てて出ていく九十九さんに対して

俺は行ってらっしゃい。とも、頑張ってください。とも言えず

仕事があるにもかかわらず作ってくれた

まだ温かい出来たてのおお弁当を食べ進めていく

年上に一々ドキっとしてられない

そんなんじゃ一生どうて……はともかく

年上ばかりのこの界隈で生きていくためにも、何か感じてもさらっと流す

そう強く決めつつも

九十九さんの微笑みを思い浮かべる頭を強く振り、ため息をつく

京太郎「ながせたら、良いんだけどなぁ……」

先は長いようだ


4月第1週 4日目(木)


京太郎「さて……と」

九十九さんのお弁当は食べ終わったし

お弁当箱はちゃんと洗ったし

……仕事はないし

ものすごく暇である

瑞原プロに頼まれた仕事のスケジュール決めるか?

それとも、どこか出かけたりとか……

京太郎「んー」


1、電話
2、メール
3、出かける
4、スケジュールを考える
5、待機


安価下2


京太郎「よし、出かけることにしよう」

今のところ都内で知っていて、

一人で言っても平気そうな所は

雀荘、ゲーセン、本屋、大星家、事務所、テレビ局

あとは……プロに会える可能性の高いあの定食屋

くらいかな……

スケジュール的に余裕ありありだし

長野に行ったりするのもありではあるが……さて



1、雀荘
2、ゲーセン
3、本屋
4、大星家
5、事務所
6、テレビ局
7、駅(他県、他の場所に行くならココ)

安価下


雀荘接触判定 安価下

10 新見
53 照

8 プロ( 二桁奇数で無名  2で咏 6で良子 8で理沙)

4  相手すると面倒臭そうな人

7、ゾロ目 再安価


雀荘に行ってみると、かなりの賑わいを見せていた

というのも、和服を着た小学生……ではなく

三尋木プロがいたからだ

九十九さんに負けず劣らずの低身長

いや、九十九さんの方が若いんだから

三尋木プロは負けて……いや、勝ってるのか?

と、意味のない脳内会議をしていると

客の一人が俺を指差した

「あっ、こいつだ!」

咏「おーぅ?」

バサッと扇子を広げて口元を隠しながら

三尋木プロまでもが俺を見つめてきた

咏「倍満、数えの豪運少年ってキミかねぇい?」

京太郎「え?」


ここに来たのはなんとなく立ち寄っただけらしいのだが

対局中に、

もしかしたら金髪の豪運少年なら良い対局になるかもしれない

と、誰かが言ったらしい

で、もしも来てくれたらいいなぁ。というところに

ちょうど俺は来てしまったようだ

咏「いやぁーこれは正しく運命だねぇい」

京太郎「う、運命って……」

この人も一応は年上………なんだが

ちっちゃ可愛い

咏「どうだい? 一局」

京太郎「え?」

咏「話を聞いて、ちょろっと対局してみたくなったのさ」

と、三尋木プロは微笑む

三尋木プロとの対局はしてみたいが……ちょっと大変なことになりそうな気もする


1、対局する
2、少し……話しません?
3、その他自由


安価下2


京太郎「良いですよ、是非お願いします」

咏「よしっ、じゃぁ卓に着くといい」

京太郎「失礼します」

場所は三尋木プロの対面か……

他2人は今日が初対面だから

どれくらい強いのかは不明だけど、

周りからの反応を見るに

俺よりは下……と、推測できる

京太郎「……親は、どうします?」

咏「キミからで良いぜー、親番の方がやる気でるだろ?」

京太郎「そうですか……」



狙い撃ちを使う?

1、咏(120+72) コンマ1以上で成功
2、A(45+22)  確定
3、B(52+31)  確定
4、使わない


安価下


京太郎「なればこそ……」

咏「ん?」

京太郎「?」

三尋木プロと目があったものの

そこまでドキっとすることはな――

咏「そんなに見つめられると……困るんだけどねぇぃ」

なんて言いながら

三尋木プロは扇子で顔を隠してしまう

演技だっていうことが解るし

見た目小学生のちょっと背伸びした大人っぽい仕草にしかならず

思わず笑ってしまった

咏「笑うなんて酷くね?」

京太郎「あはは……」

ちっちゃ可愛い

まぁ……とりあえず、対局に集中しよう



安価下  京(119+96+50) 狙い撃ち

安価下2 咏(120+72-50)

安価下3 A(45+22)

安価下4 B(52+31)


B 満貫和了

京(119+96+50+27)=292

咏(120+72-50+13)=155

A(45+22+26)=93


1位 B 25000+8000=33000

2位 京 25000+0=25000

3位 九 25000+0=25000

4位 A 25000-8000=17000


B「ふっ、どうっすかね。三尋木プロ」

咏「うん、凄いんじゃないかなー」

と、三尋木プロのファンっぽい青年が張り切る中、俺は意気消沈である

張り切っておきながら、期待させておきながら……親流れ

面目なさすぎて、もう何とも言えない

京太郎「くっ……つ、次だ!」

狙い撃ちを使う?

1、咏(120+72) コンマ1以上で成功
2、A(45+22)  確定
3、B(52+31)  確定
4、使わない


安価下


安価下  京(119+96+50) 狙い撃ち

安価下2 咏(120+72-50)

安価下3 A(45+22)

安価下4 B(52+31)

安価下5 ドラ剣判定

30以下で成功

そのコンマの一桁が

 13 でドラ1
456 でドラ2
 89 でドラ3
 27 でドラ4


京(119+96+50+78+20)=363

咏(120+72-50+78)=220

A(45+22+96)=163

B(52+31+69)=152

363-220=143=咏からの3倍満


1位 京 25000+24000=49000

2位 B 33000+0=33000

3位 A 25000+0=25000

4位 咏 25000-24000=1000


咏「やっべー……これきっついなー」

京太郎「…………」

三尋木プロは冗談っぽくそう言いながらも

横目で俺を見て、牌を出す

警戒してますけど、ほんっとすいません

京太郎「ロン……ドラは、2……数えならず 24000」

咏「うっわーマジですか」

京太郎「マジです」

咏「負けたくないけど、勝てる気しないぞ……わりと本気で」


咏「親番だし……役満ぶち込んでおくかねー」

京太郎「えっ」

三尋木プロはにやっと笑い、俺のことを見つめる

ハッタリだといいんだけど

火力に優れていて、代表では先鋒を務めるような人だから

本当に出来てしまうかもしれない

京太郎「………………」

咏「はっは~ん。怯えてるねぇい」

京太郎「プロなんでね、警戒して置くのは当たり前ですよ」

咏「ふ~ん……」

三尋木プロは楽しそうに体を揺らしながら牌を捨てる

その仕草はまさに子供だった



狙い撃ちを使う?

1、咏(120+72) コンマ65以外で成功
2、A(45+22)  確定
3、B(52+31)  確定
4、使わない


安価下


安価下  京(119+96+50) 狙い撃ち

安価下2 咏(120+72-50)

安価下3 A(45+22)

安価下4 B(52+31)

安価下5 ドラ剣判定

30以下で成功

そのコンマの一桁が

 13 でドラ1
456 でドラ2
 89 でドラ3
 27 でドラ4


咏「ん~……」

「……………」

「……………」

パチッパチッと静かな音が響く

みんなが息をのみ、緊張しているんだろう

その目が警戒するのは……まぁ俺だ

京太郎「さて……」

「ポン!」

京太郎「おぅ……ふむ」

警戒している割に、手は順調に進んでる……か

ドラも来てくれないし、まぁ仕方がないな

低めだけど

京太郎「すみません、それロンです」

咏「えっ」

京太郎「ドラ無しだから90符2翻……5800!」


京(119+96+50+52)=317

咏(120+72-50+83)=225

A(45+22+05)=72

B(52+31+69)=161

317-225=92=90符2翻(5800)


1位 京 49000+5800=54800

2位 B 33000+0=33000

3位 A 25000+0=25000

4位 咏 1000-5800=-4800


「うおおおおおおっ!」

歓声が上がる

三尋木プロはちょっと複雑そうな表情で

俺の見せたその手牌を眺めたままだった

当然、三尋木プロが本気だったわけではないと思う

日本代表にもなる高火力の人が

たったの一度も上がれないなんてことは普通ないからな

咏「ぁ……あっはっはっはー、いやぁ、やられちゃったねぇい」

京太郎「三尋木プロ?」

咏「いやぁ、聞いた以上だよ。役満こそなかったけど、なんにもできなかったしね」

三尋木プロが嬉しそうに笑いながら扇子をバッサバッサと振ると

それと一緒に着物の袖が揺れる……うん、子供だ


京太郎「なんにもできなかったって言いつつも、本気じゃありませんでしたよね」

咏「ん~っそれはどうだろうねぇ」

三尋木プロは思わせぶりに言いながらも

ほんの少し、残念そうな表情だった

咏「キミ、高校生?」

京太郎「え?」

咏「いやぁ、高校生ならサボってることになるじゃん?」

京太郎「そ、そうですね」

咏「でも、もしもニートとかならさ……」

ニートってものすごくド直球な言葉なんだけど

まぁ、高校生っぽい男子が

平日の朝からこんな場所にいればそう思われるのも致し方ないよな


咏「うちの事務所とかどうよ。就職」

京太郎「え……?」

咏「いやぁ、有望つーか、自分より強い奴だし、スカウトしとかなきゃ勿体ねーかなって」

京太郎「は、はぁ……」

咏「それでどうかねぇい?」

実に嬉しい申し出なんだけれども

残念ながら俺は他の事務所に入っている

だから、誘いに乗るなら俺は移籍することになるんだよな……

京太郎「俺、一応プロ雀士なんですよ」

咏「えっ……ど、どこに?」

京太郎「新設の小さいところですよ」

隠すようなことでもないし

正直に話すと、三尋木プロは理解できないといった感じで首をかしげた


咏「その実力で小さい事務所っつーのは納得いかないねぇい」

京太郎「そ、そうですかね?」

咏「当たり前じゃね? 本気ではないにせよ、あたしが手も足も出なかったんだぜ?」

別に新設なんだし、

そこまでおかしくないような気もしたんだけど

実力があるなら、そりゃ有名な場所に行くのが普通……かな

京太郎「だから、俺を?」

咏「実力はあるんだし、可能ならうちにきてくれねーかなって。そうすればいつでも対局できるしさ」

京太郎「……………………」

移籍するともなれば

俺一人で決めるわけにも行かないし、相談する必要があるんだよな


1、すみません、お断りします
2、対局なら、呼んでくだされば付き合いますよ?
3、考えさせて貰ってもいいですか?
4、その他自由


安価下~下5


京太郎「すみません、お断りします」

咏「そうかー、残念だねぇい」

三尋木プロはそう言い

扇子を扇ぎ、俺の方へと風を送ってきた

咏「ほか事務所のままじゃ、相手になった時が怖いぜ……」

京太郎「本気じゃなかった代表選手が何を言いますか」

咏「んーでもさ」

三尋木プロは少し考えてから

ほんの少しの色っぽさを持たせた瞳で俺を流し見てきた

咏「勧誘は本気なんだぜ?」

京太郎「それは……」

咏「それで他に移籍なんてしたらちょっと……嫉妬しちゃうかもしれねー知らんけど」

と……かなり残念そうにつぶやいた


安価下コンマ一桁判定


257 イベント


ゾロ目かぁ……


安価下コンマ判定

奇数:仕事

偶数:休日


もう一度ゾロ目なら……まぁ移籍でいいんじゃね? 知らんけど


咏「まぁ、良いや……実はさ、仕事なんだよねーこの後」

京太郎「?」

三尋木プロは急にそんなことを言いだし

扇子で俺のことをつつく

そんな子供が大人の気を引くような仕草に

頭を撫でたい衝動に駆られたのだが

そんな気持ちは露知らず、三尋木プロは扇子を弄びながら言い放った

咏「プロ雀士ならプロ雀士の仕事を見て習うっつーのも必要なんじゃねーのかなって」

京太郎「え?」

咏「わっかんねーかな……」

扇子で自分の頭をポンポンと叩き

ちらっと俺のことを見て、ため息をつく

咏「暇なら仕事の見学とかどうよってこと。局の人間に営業も出来るぜー?」


1、是非
2、いえ、迷惑かけちゃうかもしれませんし


安価下2


京太郎「じゃぁ、是非」

咏「悪いねー、時間貰っちゃって」

京太郎「いえ、言われた通りですからね」

見て習う必要もあるだろうし

局の人に営業するのもやっぱ必要だと思うし

運良く瑞原プロに会えたりしたら

仕事の許可も貰った事だし

仕事のスケジュールの話できたら好都合だし

咏「んじゃ、いくかねー」

京太郎「りょーかいです」

ニコッと笑う三尋木プロは

子供っぽくて可愛いからな

大人の女性兼女の子である三尋木プロといれば

少しは免疫付くだろうしな


というわけで、三尋木プロの仕事についていくことになった


安価下コンマ判定


01~35 アナウンサー


70~00 プロ


ほかはスルー


0 秋一郎
8 理沙
6 健夜
4 はやり
2 良子
1 靖子


安価下コンマ判定


テレビ局(昼)


良子「おや」

京太郎「ん?」

三尋木プロが出演する番組の収録を見学していると

不意に声がかかり

視線を向けてみると、戒能プロがいた

ルーキーオブザイヤーを去年受賞した俺と一番近いであろう先輩プロだ

良子「マネージャーですか?」

京太郎「いえ」

良子「ずっと三尋木プロを見て……」

途中で何かに気づいたかのように言葉を切り

戒能プロは少し後ずさると、俺を少しだけ睨むように見つめた

良子「お、お付き合いとか」

京太郎「してません!」


良子「そうですか。それは失礼しました」

京太郎「えっと……戒能プロですよね?」

良子「イエス。マイネームイズ 戒能良子」

名前だけそのままなんだ……

と、余計なことは気にする必要はないだろう

それよりもまず気になるのは

この番組には関係ないはずの戒能プロがここに居ることだ

三尋木プロに用事があるのかもしれないが……

今はまだ収録中だし……ふむ


1、どうしてここに?
2、俺は須賀京太郎。新人プロ雀士です。一応
3、スーツ姿だとビシッと決まってて綺麗ですね
4、少し、話しませんか
5、その他自由


安価下2


京太郎「俺は須賀京太郎。新人プロ雀士です。一応」

良子「一応?」

京太郎「あはは……いえ……その」

戒能プロの紫色の瞳が俺をまっすぐ見つめてきて

思わず目を逸らしてしまった

だって……見つめ合うことになるのは恥ずかしいし。

戒能プロはスーツ姿がビシッと決まってて

かなり綺麗だし……

良子「ところで、一つ訊ねても?」

京太郎「は、はい……?」

良子「……いえ、やっぱり2つ聞いても?」

京太郎「は、はぁ……」


良子「どうしてそんなに目をそらすのですか?」

京太郎「あーそれは……まぁ、その、女の人がそんなに……」

嫌いではないし

むしろ男なのだから好きだ

だけども、苦手なんだよなぁ

ただ単に異性だから恥ずかしいって訳じゃなく

大人の女性が苦手っていうのがな……

良子「なるほど」

京太郎「すみません、ど、努力はしてるんですが」

良子「いえ、苦手なら仕方がないかと」

戒能プロはそう言うと

俺から少しだけ離れてくれた

……距離をとる必要はなかったんだけどな


良子「もう一つを聞いても?」

京太郎「え、ええ」

良子「では」

戒能プロは結構マイペースらしく

声は穏やかで心地がいい

ただ、時折混ざる英語はいらないと思うんだよな

それも個性なんだろうから

別に変えて欲しいと思っているわけじゃないけど

という余計な思考を遮った戒能プロの声は

さっきまでよりもだいぶ真剣なものだった

良子「……須賀くんの家は神社関連ですか?」

京太郎「え?」

良子「溢れ出るオーラを感じます。制御できずに漏れ出していますね……それ」

……それ?

ゆびさされた背後を見てみるが

そこには誰もいないし、壁しかなかった


戒能プロの話は聞いたことがある

中東の元傭兵でイタコであるとか、ソロモン王の力で役満を和了った……とか

それはまぁ噂であり、本人が否定することなんだけど

夏場は心霊系の番組出演率はほぼ100%と言ってもいい

……プロ雀士なのに

京太郎「な、なんか憑いて……ます?」

良子「憑いてますね。確実に」

京太郎「ぇ」

戒能プロはなんの躊躇いもなく

当たり前のことのように頷き、俺の方をトントンッと叩いた

良子「だから、神社関連の子なのかと」

京太郎「えっと……」


1、神社関連
2、神社関連ではない……はずです


安価下~下5


京太郎「え、ええ……そうなんです」

良子「……ふむ」

京太郎「お、俺……呪われてるんですか? 祟られてるんですか?」

良子「か、カームダウン、カームダウン」

戒能プロは慌てふためく俺の肩を掴むと優しく揺らしながら

そんな風に声をかけてくれた

……すみませーん。意味は解りません

京太郎「お、俺……俺……死にますか……?」

良子「そんなことはないかと。悪い感じはしないので」

京太郎「本当で――っ!」

あまりの嬉しさに顔を上げると

戒能プロの顔が目の前にあって

凄く良い匂いがして……勢いよく顔を逸らしてしまった

良子「?」

京太郎「め、めめ目の前……」

良子「近づき過ぎましたか?」

京太郎「い、いえ……大丈夫……です」

なんとも説得力がない言葉だ

と……自分のことなのに悪態をついてしまった


京太郎「そ、それでその……俺……」

良子「漏れ出している部分からの推測ですが、何らかの刀を持つ神様でしょう」

京太郎「神様?」

神様と言われても

なんつーかあんまりいい気はしないんだけどな……

良子「神社名は?」

京太郎「俺の名前の通り……」

と、正直に答えただけなのだが

戒能プロにとってはかなり意外なことだったのか

俺を見つめる瞳がゆらぎ、口元を手で押さえた

良子「須賀……須賀神社……須賀神社の須賀……つまり、直系?」

京太郎「えっと……良くは解りませんけど……」

良子「……なら多分」

戒能プロは悪ふざけではないと言うかのように

真剣な表情、真剣な声、真剣な雰囲気で告げた

良子「貴方のそれは……素戔嗚尊。かもしれません」


残念ながら時間なので今日はここまでにします

お疲れ様でした


カームダウンは「落ち着いて」です

良子さんをパシろうとしないで……プロだから

……でも、同じ事務所に入り、なおかつ実力が上だと見せつければ

うたたんだってパシれるんだぜ。好感度犠牲になるけど


素戔嗚尊

戒能プロが言ったその神様の名前は

さほど詳しくない俺でさえ聞いたことのある名前だ

……いや、まぁ

俺の場合は実家の神社の祭神が素戔嗚尊だから

知っていて当たり前なんだけど

京太郎「そ、それでその……それが一体、俺にどんな影響があるんですか?」

良子「影響の程は不明ですが、見えているのは”剣”です」

戒能プロはそう言いながら

ごく自然な感じで俺の腰元に触れた……触れ、触れたぁっ!?

京太郎「か、かかかかかかいのぅさんっ!?」

良子「?」

京太郎「ぁ、あのっ、その……」

触れてるだけじゃない、近い。近すぎる……

公表されているプロフィールと比べれば、俺との身長差は21cm

そんな戒能プロの頭は俺の胸元あたりにあって、

腰に触れているせいか、服と髪が擦れて匂いが広がり

戒能プロの良い匂いが鼻腔をくすぐった


良子「実に素晴らしい”剣”ですね……スペシャルです」

京太郎「そ、それはどどどうでもいいんで!」

良子「どうでも良くはありません」

いや、マジで今はどうでもいいです!

それよりも離れてくれませんかね!?

……なんて言える訳もなく

出てくる言葉はあわわわわっ

良子「柄の部分しか見えていませんが、これがすべて顕現すれば絶大な力を発揮するはずです」

京太郎「そ、そうですか……」

か、戒能プロが触れている腰の辺りにその柄が見えているってことなんだろうけど

触り方がエロいっつーか

俺の腰のあたりに触りながらこの剣が素晴らしいとか……なんか卑猥

じゃ、じゃぁなくて!


1、よ、よーしっ、対局ですねー対局。確かめるために対局しましょう対局
2、やっべー用事思い出したんで失礼します!
3、ど、どうやったら顕現するんですかね!?
4、そ、そうですか! ありがとうございます!
5、抱きしめる
6、あ、あんまり近いと……お、俺……ちょっとやばいんですけど
7、あんまり近づかないでくれ!
8、そのほか自由言動


安価下~下5


京太郎「ど、どうやったら顕現するんですかね!?」

良子「取り敢えずは神様とのエクスチェンジが必要でしょう」

京太郎「っ!」

戒能プロは腰に触れるのは止めたものの

俺のことを間近で見上げ、その紫色の瞳で俺を捉えながら

健康的な唇が言葉を紡ぐたびにプルッと震わせる

視界を埋め尽くすほどに近い戒能プロから目をそらそうにも

魅了されたのか、呑まれたのか

俺は戒能プロから目が外せなかった

良子「あとは、とにかく使用し、その能力を把握すること」

京太郎「は、把握……で、ですか……」

良子「イエス、それもまた重要なことです」


安価下コンマ判定

4  7  ゾロ目  それぞれイベント


イベントは無し


良子「よければ、この後付き合いますか?」

京太郎「つ、付き合う!?」

良子「っ!? そ、そんなに大声出すようなことですか……?」

つ、付き合うって……なんだ?

一体どこに……急に腰に触ってくる人だし

も、もしかし……い、いやいやいや!

まさかそんな、戒能プロが……なぁ

京太郎「ち、ちな、ちなみに……どこに、ですか?」

良子「東京の須賀神社です」

かなり緊張した俺の質問だったが

戒能プロはごく普通かつ平然とそう答えた


……家とか言われると思ったんだけどな

いや、き、期待してたとかそういうわけじゃないんだけどさ……

や、やっぱりなんていうかその、あれだ

この人かなりマイペースだし

いきなりそういうこと言い出してもおかしくなかったし

……と

そんなことを思っていたからだろうか

その当てが外れたというか

想像とは違っていたせいだろうか。なんか変に響いた。きがした

……………………

…………………………

……ちょっと、近づきすぎたかもしれない


良子「それで、どうですか?」

京太郎「あ、あーえっと……」

どうしようかな……

三尋木プロの付き添いで来てるんだけど

三尋木プロが目的っていうよりは

仕事の見学とか、営業とかが目的だし

戒能プロとの交流は営業……と、言えるかもしれないし

……う~ん



1、良いですよ
2、すみません。俺、三尋木プロの付き添いなんです
3、三尋木プロも一緒でいいですか?
4、すみません、俺……女の人と2人きりっていうのはちょっと
5、道中、戒能プロの危害加えても平気なら……別に
6、その他自由


安価下~下5


京太郎「すみません。俺、三尋木プロの付き添いなんです」

良子「それはそれは……」

戒能プロはそう言いつつ、三尋木プロを見つめると

三尋木プロは気づいたのか

何故か俺の方を睨んだ

京太郎「な、なんで俺が睨まれるんですかね……」

良子「ふふっ」

京太郎「な、なんで笑ってるんですか?」

良子「いえ……気に入られているのですね。貴方は」

戒能プロはそう言いながらやっぱり俺を見つめてきて

それに耐え切れずに、俺は目を逸らしてしまう

良子「……そうされると、嫌われているようで寂しいですね」

京太郎「うっ……」

戒能プロの悲しげなその声に罪悪感が吹き出てきてしまった



・戒能良子と交流しました
・京太郎は何かを宿しているようです
・京太郎の中の何かが、少しだけ動いたようです
・三尋木プロは京太郎を他所には渡したくないようです
・戒能良子はちょっと天然が混ざっているようです


短いけどここまで
深夜までやるのはちょっと無理



……良子さんが喰われる展開は回避かなーって

ロリっ子うたたん
天然っ子かいのーさん

貴方ならどっちを選ぶ?


>>949

んーじゃぁ、あんまり話題に上がらないカツ丼さんを全力でヒロインに仕立て上げていくかな


4日目 夕行動前 イベント安価

安価下コンマ一桁


325 で戒能さんがまだいる


4月第1週4日目 テレビ局(夕)

咏「あっれー良子ちゃんはー?」

京太郎「だいぶ前に帰っちゃいましたよ」

咏「ふ~ん。まぁ、別に良いけどさ」

三尋木プロはそう言いながら

戒能プロがいた俺の隣へとすっぽりと収まり

不意に満足したように鼻を鳴らした

咏「移籍はうち以外は認めないぜ?」

京太郎「いや、今のところ予定はないですから」

咏「どーせ、小鍛治プロとかに誘われたら移籍するんだろー?」

京太郎「んー、それは解りません」

小鍛治プロなんかは

地元の小さいところに今はいるみたいだし

俺がそこに行くのは

今いる事務所にいるのと何にも変わらないような気もするしな


咏「あ、そーだ」

と、思い出したようにつぶやいた三尋木プロは

おもむろに携帯を取り出すと

俺の方へと向けてきた

京太郎「?」

咏「携帯出したんだからアドレス交換以外ないんだけどねぃ」

京太郎「あ、あぁ……すみません。三尋木プロと交換できるとは思ってなくて」

咏「良子ちゃんにデレデレしながら、アドレス交換してたのに?」

京太郎「……あ、あははっ」

しっかりと見てたんじゃないですか……

と、そんなツッコミはする余裕もなく

取り敢えずは三尋木プロとアドレスを交換することにした


咏「態度違いすぎねー? 知らんけど」

京太郎「え?」

咏「なんでもない」

三尋木プロは吐き捨てるように乱暴に言うと

俺に背中を向け、ため息をつく

その姿はまるでお祭りでお菓子を買って貰えず

拗ねてしまった子供のようで

思わず笑いそうになったのを、なんとか堪えた

咏「んで? 良子ちゃんとは何話してたのさ」

京太郎「それは……」

別にいうようなことじゃないんじゃないのかなとは思うんだけど

なんか拗ねてるっぽいし、言ったほうがいいのか?

それとも……



1、俺に何か憑いてるって
2、あぁ、今度須賀神社に行きましょうって話です
3、なんで話さなくちゃいけないんですか?
4、ちっちゃくて可愛いなぁ
5、頭ナデナデ
6、その他自由


安価下2


京太郎「俺に何か憑いてるって」

咏「……それって座敷わらし?」

京太郎「え?」

三尋木プロは袖で口元を隠しながら振り向くと

ぱちくりと瞳を動かし、俺のことを見上げた

自分を座敷わらしだと言いたいんだろうか?

着物だし

京太郎「いえ、違いますよ」

咏「あっそ」

京太郎「なんでそんなつまらなそうなんですか」

咏「須賀くんが空気読めねーからじゃね? 知らんけど?」

京太郎「丸っきり俺のこと睨んでますよね……」

咏「知らんし」

三尋木プロはそう言うと

俺の脇腹を扇子でつついた


咏「憑いてるから何かあったら連絡しろってこと?」

京太郎「まぁ……そうですね」

須賀神社に行くっていうのは別にいう必要はないだろうし

言ったらまた何か拗ねそうだしな

それはそれで可愛いから別に良いんだけど

……面倒なことは避けるのが一番だからな

京太郎「それで……このあとは?」

咏「ん~夜はまた仕事があるんだよねー。夕方も仕事だけど、ちょっとは時間ある」

京太郎「なるほど……」

咏「つー訳で、須賀くんが良いならさ。食事でもどうかねぃ? あれなら良子ちゃんとか大きい人呼んでやるけど?」

三尋木プロはジトっとした目で俺を見ると

携帯をかちかちと弄った


1、いえ、俺は三尋木プロとが良いです
2、是非呼んで欲しいです!
3、よければ……呼んでもらってもいいですか?
4、済みません、他にしたいこともあるので
5、その他自由言動


安価下2


京太郎「良ければ……呼んで貰っても良いですか?」

咏「納得いかねー」

京太郎「なんでですか?」

咏「あたしじゃ恥じらいすら感じないじゃんよ」

京太郎「それは……」

戒能プロとの会話を見てればそう思う……か?

俺が戒能プロと話してる時は

そりゃもう、ドキドキしっぱなしだったけど

それは戒能プロがお姉さんだからであって

年齢>見た目の三尋木プロでは

そこまでドキドキしたりしないんだよな……

でも、可愛いって感じないわけじゃないから安心して欲しい……なんて

言えるわけがなかった


京太郎「まぁその、俺と三尋木プロの2人きりだと、問題があるかもしれませんし」

咏「瑞原プロとかの方が魅力があるってわけじゃなく?」

京太郎「そ、それは……」

咏「あーまぁ知ってた」

京太郎「ま、まだなんにも言ってないじゃないですか」

咏「そんなに大きくねーし、むしろ小さいし……」

しょぼーんと呟きながら

自分の袖で胸元を覆い隠すと

俺のことを見上げた

咏「誰呼べるかは知らんけど、とりあえず呼んでみるかねぇ」

京太郎「呼んでくれるんですか?」

咏「新人だしねぇい、売りに出してやるのも先輩の勤めなんじゃね? 知らんけどさー」


安価下コンマ判定

12 1人呼べた
3  2人呼べた
5  3人呼べた
6  4人呼べた

ほかは0人


安価下コンマ判定  1桁2桁

1 健夜
2 はやり
3 靖子
4 良子
5 理沙
6 恒子
7 えり
8 みさき
9 裕子


【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 はやり「牌のお兄さんで☆」【3rd2】

【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 はやり「牌のお兄さんで☆」【3rd2】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1394256637/)

次スレ

こっちは埋めで

>>1000なら三尋木プロと大人の女性との話し方レクチャー
少し悲しそうな咏ちゃんを見て頑張ろうと心に決めたのであった

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