苗木「舞園さんは超高校級のエスパーなんだねっ!」 舞園「…え?」 (6)

舞園「いえ、エスパーってのは冗談でして…」

苗木「凄いやっ!流石舞園さんだよ、超高校級のアイドルとエスパー、両方の才能を持っているなんて!この世で舞園さんだけじゃないかなっ!?」

舞園「…そ、そうなんですよ!世界で私だけなんです!」

苗木「せっかくだからエスパーの力を見せてよ!」

舞園「…えっ?」

苗木「早く早くぅ!」

舞園「…し、仕方ありませんね……わかりました、はぁっ!」

……シーン

苗木「…え?何…?今何かしたの?何も起こらないけど…」

舞園「……不発したんです」

苗木「不発…?エスパーが不発なんてするの?まさか、超高校級のエスパーが嘘だったなんてことはないよね…?」

舞園「…だから言ったじゃないですか、私はエスパーなんかじゃな」

ゴゴゴゴゴゴッ

苗木「うわぁっ…!?な、何!?地震…!?何で急に…もしかして、今舞園さんが何かしたから…!?」

舞園「…そ、そうなんですよ!今のは私がエスパーの力を使ったからですっ!ですから、これからは私にエスパーの力を使わせないでください!地球を破壊してしまいますっ!」

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