エレン「クリスタに求婚したら大変なことになった」(252)

教官「次!ミカサ・アッカーマン!」

ミカサ「はい」

カシュッ

教官「・・・跳躍距離、108m。1級!」

おおっ

アルミン「すごいね、ミカサ。100m超えなんて今季で一人だけだよ」

コニー「30mしか無いワイヤーでどうやって100m飛ぶんだよ・・・意味わかんねー」

エレン「・・・お、俺だって最終試験までには超えてみせるよ」

ジャン「無理無理。ミカサは特別だよ。俺だって限界まで攻めて94mだ。それで、エレン先生は何mなんだ?」

エレン「・・・79m」

ジャン「おwwww凄いじゃんwwwwあと1mで2級だよwwwwよかったねwwww」

エレン「くっ」

教官「次!クリスタ・レンズ!」

クリスタ「は、はいっ!」

カシュッ

教官「・・・41m。4級」

クリスタ「はい・・・」

教官「クリスタ・レンズ。ワイヤーは片側30m。片方ずつ目一杯伸ばして何m移動できる」

クリスタ「・・・60mです」

教官「そうだ。ただ、道具を目一杯伸ばせばそれだけ跳躍できる。貴様は道具の脚を引っ張る餌にすぎん。いや、道具の脚を引っ張る貴様は唯の家畜だ」

クリスタ「・・・はい」

教官「本来、立体軌道は体が小柄なほど有利だ。最も小柄でありながらこの成績、まっとうな体格ならそれこそ家畜以下の存在だろうな」

クリスタ「・・・はぃ・・・」

教官「ただ、食われるだけなら一向に構わない。だが、貴様のようなゴミは間違いなく仲間を道連れにする。せいぜい、仲間を食われないように率先して食われに行くことだな」

クリスタ「うぅ・・・」ジワッ

訓練兵一同(涙目のクリスタ、マジ天使)

風呂

マルコ「いやー。訓練後の風呂はやっぱり気持ちいいなー」

コニー「コレと食事くらいしか楽しみないしな」

ライナー「そーいや今日もクリスタは大天使だったな。結婚したい」

エレン「え、え!?け、結婚って・・・」

ライナー「んあ?お前はそ~思わなかったん?」

エレン「いやでも結婚って・・・」

ジャン「クリスタは俺と結婚するから」

ベルトルト「いや、俺とするから」

ジャン「まーエレンは保護者付きだからな。お子様には早い話だよ」

エレン「んだと?お、俺だってクリスタと結婚するから」

ねーよwwww
わははははは

エレン(なんだ?クリスタに求婚するのは当たり前の事なのか?)

エレン「な、なぁアルミン。クリスタと結婚するとかって皆良く言うことなのか?」

アルミン「ココの訓練兵は皆言ってるんじゃないの?言ってないのはエレン位じゃないかな」

エレン「そ、そうか。アルミン、お前もか?」

アルミン「たまにね。たぶん、エレンにはミカサが居るから皆エレンの前では話題にしなかったんじゃないかな」

エレン「そ、そうか」

エレン(俺だけ言ってないのか・・・。俺もクリスタに求婚した方が良いのかな?)



アルミン「急に呼び出してどうしたの?もうすぐ消灯時間だよ。見つかるとヤバイよ・・・」

エレン「聞きたいことがあってな。その、プロポーズ、ってどうやるんだ?」

アルミン「え、えええええええっ!!」

エレン「しっ!声がでかいっ」

アルミン「ご、ごめん。でもプロポーズって・・・」

エレン「恥ずかしい話だけど、俺も何時までもミカサの世話になりたくないというか、対等な立場になりたいというか、なんというか、」

アルミン「・・・。そっか。エレンもちゃんと考えているんだね。分かった協力する。今日は戻ろう。寝ながら作戦考えてみる」

エレン「助かる。お前がいればもう安心だな」

後日

エレン「んで、どうだ?」

アルミン「やっぱり訓練所の中で唐突にってのはダメだと思うんだ。相手は気にしないかもだけど、エレンの誠意ってのも見せなきゃね」

エレン「お、おう。皆そんなに気合入れて求婚してたのか?そんな風には見えなかったけどな」

アルミン「??。まぁプロポーズなんて人に見せるものじゃないしね。皆上手くやってるものだよ」

エレン「そ、そうか。凄いんだな」

アルミン「まず、今度の休日に外出申請でデートに誘おう」

エレン「で、デートか。俺初めてでうまくいくかどうか」

アルミン「いつものエレンで十分だよ。逆にデート慣れしてたら追求受けると思うなぁ」

エレン「そうか。ならそこまで気負う必要もないな」

アルミン「うん。いつもの感じでいいと思うよ。それと他には・・・」

・・・・・・・

アルミン「こんな感じかな。後は大丈夫?」

エレン「おう。助かった。後はこっちでなんとかするわ。頼りっぱなしじゃアレだしな」

アルミン「うん。頑張ってね。二人のこと応援してるから」

エレン「く、クリスタ!少しいいか?」

クリスタ「なに?どうしたのエレン」

エレン「その、さ。次の休日、一緒に街に出ないか?」

クリスタ「たまには良いかもね。良いわ、行きましょ。ミカサとアルミンも一緒?ユミルも誘って良いかしら?」

エレン「いや、その、二人だけで」

クリスタ「・・・へっ?」

エレン「その、さ。デートに行こう」

クリスタ「え、あ、その、・・・はぃ」

アルミン「じゃあちゃんと誘えたんだ」

エレン「おう。時間も取り付けたし、外出申請もだしといた」

アルミン「じゃあ後はエレン次第だね。僕のお金少し貸しとくよ。訓練兵の給金だけじゃ苦しいでしょ?」

エレン「いや、アルミン。そこまでは」

アルミン「良いから。少しでも手伝わせてよ。何時も世話になってるしね」

エレン「・・・。色々ありがとな」

コニー「なんだぁエレン。どっか行くのか?」

マルコ「そう言えば外出申請出してたね。街に行くの?」

ライナー「なんだ?ミカサとデートか?」

エレン「なっ、ミカサは関係ないだろ!」

ベルトルト「ムキになって怪しいな。おいジャン!コイツ明日ミカサとデートだとよ!」

ジャン「んだとこら。衛生隊送りで予定パーにしてやんよ」

エレン「だから!ミカサは関係ないって言ってるだろ!!」

ドガンッバダンッ
わはははははは
やれやれーっ!

休日

アルミン「んじゃ、朝食食べないで行くんだね」

エレン「ああ。顔合わせたら気まずいしな」

アルミン「ははっ。エレンもようやくそういうの気にするようになったんだね」

エレン「うるせーよ」

アルミン「ハンカチもった?お財布は?」

エレン「お前は親か。大丈夫だ」

アルミン「じゃ、頑張ってね」

エレン「おう」


・・・・・・
・・・・・・・・・・・・


アルミン「エレンはそろそろ待ち合わせ場所かな?大丈夫かな…」

コニー「アルミンー。そろそろ配食締まるからぼちぼち行こうぜ。今日は休日だから娑婆の弁当だ!」

アルミン「うん、いこうか」

コニー「うわっ。みんな時間ギリギリまで粘りすぎ。逆に混んでるよ・・・」

アルミン「休日位はゆっくりしたいからね。いつも朝早いし」

サシャ「おはようございますっ。ややや。もしかしてエレンも朝食抜きですか?エレンの分も貰いますね」

アルミン「おはようサシャ。すごい量だね。他にも誰かに貰ったの?」

サシャ「はい。クリスタも朝から居ないので頂きました」

コニー「珍しいな。ユミルが居るのに」

サシャ「どこかに出かけるらしくて朝早くからおめかししてましたよ。ユミルも行こうとしましたが珍しく強く断られたので凹んでます」

アルミン「それでユミルの機嫌が悪そうなんだね」

ミカサ「おはようアルミン。エレンは寝坊?休日だからってのんびりし過ぎじゃない?」

アルミン「おはようミカ・・・あれ!?時間大丈夫なの!?」

ミカサ「時間ってなに?」

アルミン「え、あれ!?ん!??」

コニー「おいミカサ。今日はエレンとデートじゃぶごおおおおおおおおっ」

アルミン「うわあああああああああああっ!!まったああああああああああああっ!!!!」

コニー「なにすんだよアルミン!」

ミカサ「・・・アルミン?」

アルミン「なんでもないよ!なんでもないからね!」

ミカサ「・・・」じっ

アルミン「・・・っ」

ミカサ「・・・・・・。サシャ。誰の分?」

サシャ「ん?クリスタとエレンです。今日は朝からホクホクですね」

ミカサ「・・・。私とアルミンのもあげるわ」

サシャ「まじですか!!」

アルミン「み、ミカサ?」

ミカサ「来なさい」

アルミン「・・・はい」

エレン「よ、ようクリスタ。速いんだな」

クリスタ「は、はい。せっかくお誘い頂いたのに待たせるなんて出来ません、から」

エレン「その様子じゃクリスタも朝飯抜きか。じゃあ少し朝市で食べようぜ」

クリスタ「はいっ。お任せします」

エレン(・・・そういやアルミンが言ってたな。兎に角褒めろって)

エレン「その、クリスタ。今日は特別可愛いな。その、いつもと違って」

クリスタ「っ、は、ひゃい。ありが、とうございます。その、エレンも、」

エレン「み、店が締まる前に行こうぜ」

クリスタ「あぅ・・・」

ミカサ「そう、そんなことが」

アルミン「その、あの」

ミカサ「わかってる。エレンも間違えて誘ってしまった。優しいから後に引けないだけ」

アルミン「う、うーん」

ミカサ「エレンなら多分市で食事を摂ると思う。行ってみよう」

アルミン「う、うん」

クリスタ「美味しい!」

エレン「ははっ。ただの蒸し芋じゃん」

クリスタ「いえ、本当に美味しいですっ。屋台で食べたこと無かったけど、こんなにも美味しいなんて・・・」

エレン「珍しいな。屋台が初めてなんて」

クリスタ「私は行ってみたかったのですが、その、家の事情で一度も・・・」

エレン「そっか」

エレン(相当貧しい家だったのかな?)

エレン「んじゃ色々案内してやるよ!とっておきの屋台があるんだぜ!」

クリスタ「はいっ!楽しみです!」

ここが巨人を盾にしてミカサから逃げ切るスレかあ

アルミン「ミカサぁ。やっぱりやめようよ」

ミカサ「大丈夫。エレンも困ってるはず。助けなきゃ」

アルミン「どうせこの人混みじゃ見つかりっこ無いって」

ミカサ「エレンの好みは把握してる。多分、この順序で最終的にあの店に・・・。いた」

アルミン「うわぁ。ホントにいたぁ・・・」


クリスタ「ふふっ」

エレン「ははっ」


アルミン「ほ、ほら、楽しそうだから邪魔しないで、ひっ」

ミカサ「・・・。エレンは優しいからね。わかってるよ。大丈夫」

ミカサ(しずまれ私の右腕)

アルミン(や、やばいっ。ど、どうすればっそうだっ)

さわっ

DQN女「きゃっお尻触られたっこの糞野郎!」

DQN男「おめぇ、人の女に何してんだコラ」

男「お、俺じゃないって」

DQN男「うるせーこの野郎!」

ドンッ

酔っぱらい「いってぇなぁ、酒がこぼれただろ若造がぁ!」

DQN男「あぁ?じじぃはすっ込んでろ!」

ドゴッ
ドガッ

喧嘩だ!
憲兵呼べ!
この糞狭い所で暴れてんじゃねーよカスっ!

クリスタ「っ、なんだろう・・・」

エレン「酔っぱらいの喧嘩だよきっと。巻き込まれないうちに離れよう」

クリスタ「う、うん」

なにこれ超面白い

ミカサ「くっ、じゃ、邪魔よっ!暴れるなら他所でやりなさいっエレン!!」

アルミン「うわわわわ、ミカサーたすけてー巻き込まれたー」

DQN男「どけガキっ」

アルミン「痛っ」

ミカサ「・・・あぅ、・・・うぅ・・・。っこんの、クソ●●●●●●!!!」

DQN男「ぷげらっ!」

おおっ!ねーちゃん強いぞ!
すげぇ!圧倒的だ!!
さぁ張った貼った!!

ぎゃーぎゃーぎゃー

ミカサ「・・・完全に見失った」

アルミン「ごめんね?ミカサ。今日はもう帰」

ミカサ「アルミンならきっとどこに行くかわかるはず。どこ?」

アルミン「いや、今日はもう」

ミカサ「ど・こ?」

アルミン「・・・多分劇場です」

アルミン(こ、このままじゃ劇場がブラッドバスまっしぐらだ・・・どうすれば・・・)

そろそろズボン脱ぎ始めていいかな?

時間稼ぎのためにアルミンがミカサにコクったらどうかな

ミカサ「今は公演中で入れないわ。外で待機しましょう」カチャカチャ

アルミン「いや、中に居るとも限らないからもう帰」

ミカサ「アルミンが間違えることは無い。大丈夫。自信を持って」カチャカチャ

アルミン「いや、もう既に致命的な間違えをしている気が・・・って何やってるの?ミカサ」

ミカサ「立体機動装置。次は上から追う。絶対に逃さない」

アルミン「も、持って来ちゃったの!?装備の私的使用は営倉入りだよっ!」

ミカサ「大丈夫。これ、ジャンの立体機動装置だから」

アルミン「な、何が大丈夫なのかな?かな!?僕よくわかんない!」

ミカサ「私なら顔を見られるヘマはしない。大丈夫。アルミンはもう戻っていいよ。後は私がなんとかする」

アルミン「いやいや、それが想定しうる最悪の事態だよ!」

ミカサ「それじゃっ」カシュ

アルミン(は、早っ!しかも周りの意識の隙を付いた移動だっ。誰も気がついてない・・・)

アルミン(こ、このままじゃ惨劇に・・・っ。な、なんとかエレンに伝えなきゃっ)

エレンはミカサに勝てるから人類最強

でもジャンからしてみればミカサの腰に着いたものを返してもらえるんでしょ?

ミカサの使用済みガスをかぐジャン

エレン「く、クリスタ。ハンカチ使うか?」

クリスタ「ありがとうエレン。ふふっ。演劇で泣いちゃうなんて情けないよね」

エレン「いや、いい演劇だったと思うよ」

クリスタ「ウソばっかり。途中で寝そうになってたくせに~」

エレン「えっ、いや、その」

クリスタ「あ、本当に寝そうだったの?酷いなぁ」

エレン「クリスタっ。カマかけたなっ!このっ!」

クリスタ「きゃっ。ごめんなさーい。ふふっ」

エレン(次は軽く店を冷やかしながら公園へ・・・っと。ん?)

子供「おにーちゃん。これ、外のおにーちゃんが渡してくれって」

エレン「俺に?誰から」

子供「知らない。それじゃっ渡したからねっ」

クリスタ「何ですか?それ」

エレン「さぁ。ただのゴミにしか・・・ん?」

エレン(昔アルミンと作った暗号文字だ。上。鳥。力。追。東。川)

クリスタ「・・・見たこと無い図ですね。なんでしょう」

エレン「クリスタ。裏口から出るぞ」

クリスタ「えっ。どうしたんですか」

エレン「良いから。確信が持てたら話す」

戦闘になりそうだなあ

ミカサ「・・・出てこない。・・・アルミンが間違うはずがない。となると、裏口?エレン、今行くよ」

まるでターミネーターミカサ

クリスタ「ど、どうしてこんなにコソコソ」

エレン「しっ。そこの窓の反射でそっと屋上を見て」

クリスタ「・・・。人、でしょうか」

エレン「追手だ。立体機動装置も使ってやがる」

クリスタ「っ。そ、そんな。なんで・・・」

エレン(ありゃぁミカサだな。寂しがりというか、過保護というか。一緒に来たいなら素直に言えっての)

クリスタ(まさか本家の!?そんなっ、なんでこんな所にまでっ)

エレン(でもミカサも居ると絶対後で馬鹿にされるなぁ。ここは振り切るか)

エレン「さてちょっと走る事になるけど大丈夫?・・・クリスタ?」

クリスタ「エレン。ココで別れましょう」

エレン「な、なんでだよ」

クリスタ「きっと目的は私です。貴方一人なら心配ないはず。私が西に走るのでエレンは東に」

エレン「・・・駄目だ」

クリスタ「エレン・・・。何の関係もないエレンを巻き込むわけには」

エレン「関係なくないだろ?二人の問題だ」

クリスタ「なんで、貴方はそこまで・・・」

エレン「いや、だってあれ、ミカ」

エレン(いや、アルミンは言ってたな。相手を護れる男を演じろって。普段との逆転にクラッとくるよって。・・・俺、クリスタにまで弱っちく見られてるのか?)

クリスタ「エレン?」

エレン「そりゃあ、クリスタを守りたいからだ」

クリスタ「っ!」

エレン「いいか。合図で走るぞ。俺を信じてくれ」

クリスタ「・・・はい。エレンを信じます」

エレン「・・・今だ!」

クリスタ「はいっ」

ダッ

ヒュン
カシュ

エレン(よし、追ってきた。だがこのままじゃ10秒とたたずに捕まる)

クリスタ「はぁっはぁっ」

エレン「クリスタっ!手を!」

クリスタ「は、はいっ」

ヒュン

エレン(だがミカサ。俺を舐めるなよ?付き合いの長さなら誰にも負けない。癖なんてお見通しだ!)

エレン「・・・よしこっち!」グイッ

クリスタ「きゃっ!」

ミカサ(くっ、撃ち変えるタイミングを狙われたっ!巻き戻すまで方向を変えられないっ)

エレン(よしっ、成功。3秒は稼げたっ!・・・きっとアルミンなら、よし、印があるっ)

エレン「クリスタっもう少しだ!」

クリスタ「はぁっ!はぁっ!、はいっ!」

ミカサ「エレンどいて そいつ削げない」

???「ミカサはお邪魔虫なんだからジャンとでもくっついとけよ」

エレン(よしココっ)

エレン「ここに入ってっ」

クリスタ「きゃっ!」

エレン「しっ、静かにっ」

クリスタ「っ・・・、でも、ココすぐに見つかりますっ」

エレン「大丈夫だ。俺を信じろ」

ヒュンッ
カシュ

エレン(ミカサ。お前は何やっても凄いよ。全てを正面から突破できた。だけどな。ミカサが居ない時だって俺とアルミンはなんだって出来たんだっ!)

カキッ
バキャッ

ミカサ(!?? ぴ、ピンポイントで壁が崩されてる!?)

エレン「俺達の路地裏卑怯喧嘩は無敗だぜっ!」

ばしゃあああああああん

クリスタ「え? えっ? 川に落ちたの!?」

エレン「さ、今のうちにこっちへ!」

ずぶ濡れになってToLOVEるイベント発生ですね わかります

エレン「ふぅ。もうここ迄来れば大丈夫かな。まさかずぶ濡れで立体機動装置も使うわけないし」

クリスタ「・・・ぁの。え、エレン。・・・手」

エレン「ん?っうわっご、ごめんっ」パッ

クリスタ「い、いえ。・・・。助かりました」

エレン「お、おう・・・」

クリスタ「・・・」

エレン「・・・」

露天商「そこの初々しいカップルさん。寄って行かないかい?」

クリスタ「か、カップル・・・」

エレン「冷やかすなよおばちゃん。何売ってんだ?」

露天商「装飾品さね。安くしとくよ」

エレン(アルミンは何でもいいからプレゼントしろって言ってたな。あまり時間もないし、ココでいいか)

エレン「クリスタ。見てこうぜ」

クリスタ「はい・・・。うわぁ。綺麗・・・」

露天商「別嬪さんだね。どれも良く似合うよ」

エレン(俺のセンスで良いから選んでやれって言ってたな。でも装飾品とか全然わかんねー・・・ん?)

露天商「・・・」チラッチラッ

エレン(コレを薦めてるのか?くそっ、微妙に高ぇの推しやがってクソババア)

エレン「く、クリスタ。コレなんか似合うと思うよ」

クリスタ「えへへ。そうかな」

エレン「あぁ。買ってやるよ。おばちゃん、頼む」

露天商「まいどあり。良いの選んだね。そりゃあ、西区に伝わる恋のまじないの紋章だよ」

クリスタ「こ、恋・・・。いや、でもエレン。色々出してもらったのにコレ以上・・・」

エレン「遠慮すんなって。ほら、付けてみろよ」

クリスタ「・・・綺麗」

露天商「よくお似合いだ。お幸せにね」

ミカサ(ギリッッ!!)

エレン「色々あって予定がめちゃくちゃになっちまったな」

クリスタ「その、ごめんなさい」

エレン「なんでクリスタが謝るんだよ。謝るべきはこっちだよ。ごめんな。せっかく誘ったのに」

クリスタ「いえ、本当に楽しかったです・・・。こんなに楽しかったのこっちに来て初めてかも」

エレン「そりゃよかった。誘いがいもあったってもんだ」

クリスタ「・・・なんでここまでしてくれるんですか?私なんかのために」

エレン「なんかとか言うな」

クリスタ「エレン・・・」

エレン「クリスタ。結婚しよう」

クリスタ「・・・」

エレン「・・・」

クリスタ「へ!?あの!その、ほ、本気ですか!?」

エレン「ああ」

クリスタ「私、家のことや他にも色々あって・・・私なんかとても」

エレン「もう一度いう。なんかとか言うな。クリスタじゃないとダメなんだ」

クリスタ「っ。私、少し家系が複雑で周りにも迷惑をかけてしまうんです」

エレン「俺が護るよ」

クリスタ「・・・でも、あの、その、」

エレン「・・・」

クリスタ「・・・即答は出来ません。でも、ちゃんと答えを。必ず私なりに一生懸命考えた答えを出します。だから、返答は待って頂けますか?」

エレン「おう。よっし。コレで俺もいっぱしの男だっ。もう馬鹿にされねぇ」

クリスタ「ふふっ。何ですかそれ。まだ気が早いですよ。ふふふっ」

エレン「帰隊時間ギリギリになって走るのもツマンナイし、そろそろ帰ろっか」

クリスタ「はい。あ、その、手、繋いでも良いですか?」

エレン「お、おう」

クリスタ「なんで今さら恥ずかしがるんですか。さっきのほうが余程恥ずかしかったですよ」

エレン「いや、求婚は皆してることだろ?でも、コレは恋人というか、なんというか」

クリスタ「?変なエレン」

クリスタが傷つかないエンドを切望する

エレン「ただいまアルミン。罠お前だろ?助かったよ」

アルミン「え、エレン。僕は何か途轍もない間違えをしてしまった気がする・・・」

エレン「何いってんだ。相変わらず冴えてたぜ。上手く行ったよ。コレで俺も一人前だな。もうミカサの保護者付きとは言わせねぇ」

アルミン「うわあああああああああああああ」

エレン「?」

コニー「エレン、アルミン。飯の時間だ。行こうぜ」

食堂


エレン「・・・」

アルミン「・・・」

ミカサ「・・・」

エレン「お、おいアルミン、なんかミカサの機嫌ヤバくね?そんなに川が冷たかったのか?」ヒソヒソ

アルミン「え、えええっ。ほ、本気で言ってるの!?・・・本気で言ってるからエレンなんだよね・・・」ヒソヒソ

エレン「なんだよ。どういう意味だよ」

クリスタ「あの」

エレン「ん?」

クリスタ「一緒にお食事してもいいかしら?」

ざわっ・・・ざわっ・・・
お、おい。どういうことだ?
いや、わっかんねー

ミカサ「・・・」ギロッ

クリスタ「・・・」

ミカサ「貴方にここに入る資格はない」

クリスタ「・・・私はエレンに聞いているのです」

ざわっ・・・ざわっ・・・
く、クリスタがミカサと真っ向からやりあってんぞ
こ、こえええ。どうかこっちにとばっちり来ませんように・・・

エレン「んあ?何遠慮してんだ。座れ座れ」

す、すげぇ!エレンのやつ、あの攻防に全く気がついてねぇ!
パネェ。エレンパネェ

おら、わくわくしてきたぞ!

しーん

かちゃ・・・かちゃ・・・

ミカサ「・・・」もぐもぐ

クリスタ「・・・」もぐもぐ

エレン「お、今日のスープ美味いな。んだ?アルミン。全然食って無いじゃん。どうした?」

アルミン「う、うん。ちょっと、胃が痛くてさ」

サシャ「あ、じゃあ私もらっていいですか!?」

コニー「なんか今日は皆静かでつまんねーよ。俺もココで食っていい?」


く、空気読まない馬鹿キター
や、やべぇ。俺まで胃が・・・

サシャとコニーはお似合いだな

アニはまだですか・・・

コニー「明日は立体機動装置の検定試験だな。全力で飛ばすぜ」

エレン「コニーは扱い上手いからな。100m超え狙えるんじゃねーの?」

コニー「無理無理。俺って細かくっ飛ぶってのが性に合っててな。検定見たいな大跳躍は苦手なんだ。その点ミカサはすげーよな。余裕の100m超え」

ミカサ「ええ。ろくに飛べずに足手まといになりたくないもの」

クリスタ「っ」

ミカサ「アルミンも運動苦手なのに50は超えるわよね。どうして?」

アルミン「うへぁっ。ふ、振り子の要領で最長同士で繋げばそれくらいにいける、から」ダラダラ

ミカサ「そうよね。跳躍が出来なければ伸ばしてつなげるだけ。ただ、それ、だけで、50m。アルミンは偉いわね」ナデナデ

アルミン「う、うん・・・」ダラダラダラダラ

クリスタ「・・・」

エレン「俺もナデナデしてほしい…」

クリスタ「・・・エレンは調査兵団に入りたいのよね」

エレン「ん?うん。そうだな」

クリスタ「なら平地での戦闘が多いわよ。平地で、役に立たない、立体機動よりも馬術を重点的に修練してみたらどうかな?今度教えてあげるね」

エレン「マジで!? 馬術1位のクリスタに教われるなら大歓迎だぜ。むしろこっちからお願いしたい」

クリスタ「うん。付きっきりで教えてあげる」

ミカサ「・・・」ぐっ

クリスタ「・・・」もぐもぐ



ベルトルト「・・・駄目だ。俺もう吐きそう」

ライナー「な、なぁアニ。お前なら」

アニ「無理」もぐもぐ

ライナー「・・・お前心臓強いな」

・・・
・・・・・・

教官「検定を開始する!ミカサ・アッカーマン!」

ミカサ「はい」

カシュ

ライナー「すげぇ。いつもより速いぞ」

ベルトルト「こりゃ、新記録出たかもな」

教官「跳躍距離、119m。1級!」

おおっ

コニー「すげ・・・。120m超えってリヴァイ兵長しか出したこと無いんだろ?体格差考えたら兵長より凄いかも・・・」

ミカサ「普通よ。まさか守りたい人よりも飛べないなんてお粗末なことしたくないし」

クリスタ「・・・」ぐっ

教官「次!クリスタ・レンズ!」

クリスタ「・・・はいっ」

カシュ

サシャ「あれ?。クリスタってあんなに後ろから助走付けましたっけ」

アニ「あのバカっ。ミカサに当てられやがったっ。ライナー!」

ライナー「やべぇぞ、事故るっ!ジャン!」ダッ

ジャン「くそっ!」ダッ



クリスタ(・・・今ならわかる。なぜミカサがあんなにも強いのか)

カシュッ

クリスタ(・・・誰かを守りたいと思っただけで、こんなにも自由に動けるんだっ)

ライナー「くそっ!追いつけねぇ!ジャンはどうした!?」

クリスタ(今までの訓練を信じろ。一度たりとも手を抜いたことはないっ)

ヒュバッ

クリスタ(私なんかでも、いや、私は・・・を護るる翼になるっ)

飛んだぁ!

教官「・・・102m。1級!」

ざわっ

教官「よくやった。クリスタ・レンズ。上位10位入りも見えたぞ」

クリスタ「はいっ」

エレン「すげぇなクリスタ!1級だぜ!」

クリスタ「はい。エレンが力をくれたからです」

エレン「お、俺?」

クリスタ「はい。エレンです」

ミカサ「・・・私より10m以上跳べてない」

クリスタ「あら。ガスの消費量も見てみます?継戦能力は移動力よりも大事ですよ?」

ミカサ「・・・」

クリスタ「~♪」

アルミン「い、胃が・・・」

教官「次!ジャン・キルシュタイン。ジャン・キルシュタイン!どうした!?」

マルコ「・・・向こうでヤブに刺さってます」

教官「・・・貴様!シャフトが錆び付いているぞ!濡らした後のメンテをサボったな!」

ジャン「うぇえ!?いや、そんな事は・・・」

教官「貴様の検定は後日行う。皆が終わるまで1種兵装のまま走ってこい!周回数は俺の気が向くまでだ!」

ジャン「」

教官「返事!!」



おしまい

いい終わり方だな
このままエレンとクリスタが勘違いしたまま後戻りできなくなって
あたたかい家庭を持ってほしい

乙!
続きは明日くらいですか?

>>1
才能あるね 次回作も期待しているぞ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年01月26日 (日) 12:20:26   ID: ryvP2IRk

クリスタぁあぁぁぁぁぁああぁあ

2 :  SS好きの774さん   2014年05月28日 (水) 21:22:24   ID: sksKA-Ky

8sZwfJgc0うぜぇ

3 :  SS好きの774さん   2014年07月23日 (水) 22:48:29   ID: G_Z4wOkz

上のコメに同意。

4 :  SS好きの774さん   2014年07月24日 (木) 02:24:42   ID: SvySdMAs

huyte殺jw

5 :  SS好きの774さん   2014年08月11日 (月) 13:16:10   ID: 0x6O5o-w

ちょっとベルトルトの口調とか違いますよ。ベルトルトの一人称は僕です。

6 :  SS好きの774さん   2014年09月19日 (金) 19:20:14   ID: Ol6wL57x

なんかミカサがかわいそう(・・;)))

7 :  SS好きの774さん   2014年12月24日 (水) 23:49:17   ID: un8yulWq

面白い!次作期待してるよ!( ^ω^ )

8 :  SS好きの774さん   2016年09月03日 (土) 03:17:29   ID: 1jXVSsHt

エレン クリスタとお幸せに。

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