妹「兄の精剣エクスカリバーを抜く」(14)

兄部屋

兄「また来たのか、哀れな妹よ」

妹「兄よ…今日こそ精剣エクスカリバー、抜かせてもらう!」

兄「はっはっは、お前には俺の精剣を抜くことはできない」

妹「ふん、そう言っていられるのも今の内だ」

兄「忘れたのか妹よ」

妹「?」

兄「お前の魔法『テコキ』では俺の精剣はピクリとも動かなかった」

兄「それをまたやろうなど…ナンセンスだ」

妹「ふふ…ふふふ!」

兄「?!」

妹「確かに低級魔法の『テコキ』では精剣を抜くことはできなかった」

妹「だが私は新たな魔法を覚えたのだ!」

兄「新たな魔法だと……?」

妹「この魔導書が私に力を与えたのだ」⊃エロ本

兄「そ、それは上級魔法しかのっていない魔導書じゃないか?!」

妹「そうとも!この魔導書によって私は上級魔法『フェラ』を覚えることに成功した!」

兄「『フェラ』だと?!」

妹「さぁ、兄よ覚悟するがよい」ジリジリ

兄「くっ……このままでは俺の精剣が!」

ガチャ

母「…………なにしてんの、アンタら」

兄「………………」

妹「………………」

母「で、なにしてたの?」

妹「上級魔法を唱えようと」

兄「精剣を死守しようと」

母「バカだねー、うちの息子と娘は」

母「いい加減そういうのは卒業しなさい」

兄「精剣を卒業しろというのか!」

母「アンタは相手がいないでしょ」

兄「」

妹「兄を卒業させるのは、この私だ!」

母「はぁ…兄妹なんだから卒業させられないわよ」

妹「ならば、母で卒業…」

ゴンッ

妹「あぅ……」サスサス

母「バカ過ぎる」

母「夕食の支度するから……ちゃんと宿題やりなさいよ?」

兄妹「はーい」

バタン

妹「………」

兄「…………」

妹「さて兄よ、続きを始めよう」

兄「諦めてなかっただと?!」

母「夕食の支度するから……ちゃんと宿題やりなさいよ?」

兄妹「はーい」

バタン

妹「………」

兄「…………」

妹「さて兄よ、続きを始めよう」

兄「諦めてなかっただと?!」

妹「いい加減姿を現せ精剣よ!」カチャカチャ

兄「あーれー」ボロン

妹「ふっふっふ…まずは低級魔法のテコキを食らうがいい」シコシコ

兄「ふん、全く効かんな」

妹「倍速テコキ!」シコシコシコシコ

兄「………………」

妹「はぁはぁ…やっぱり効かない」

兄「はっはっは!」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom