蛍「先輩!一緒にアニメ見ましょうよ!」小鞠「構わないわよ?」 (80)

小鞠「でも蛍がアニメ見ようなんて珍しいよねー」

蛍「そ、そうでしょうか…?」

小鞠「じゃ、街のレンタルビデオ屋さん行こっか!何借りよっかなー?ドラ○もんとかかなー」

蛍「えっ?あっそういうのではなくてですね」ガサゴソ

蛍「実はもう用意してあるんですよ」

小鞠「おー!準備いいじゃん!で、なんてアニメなの?」ワクワク

蛍「あっはい!実は昨晩放送してた物なんですよ!えーっと…タイトルは確か…『桜Trick』です!」



※のんのんびよりの蛍×小鞠SSです
※のんのんびよりはアニメ見ただけのにわかですので所々キャラ崩壊しています
※レズ耐性のない方やのんのんにエロとかいらねえよという方はそっとじをおすすめします

小鞠「うーん?聞いたことないんだけどどんなアニメなの?」

蛍「えっ、えっとですね…(女の子同士の恋愛を描いたガチ百合アニメですよ!なんて言えないし…)」

小鞠「?」

蛍「あー…えーっとぉ…じょ、女子高生の日常を綴った作品なんですよ!」

小鞠「女子高生!なんかオトナな響きだね!」

蛍「え、えぇ…オトナなこま先輩にピッタリかなと思いまして」

小鞠「蛍分かってるじゃない!そうよねー私オトナだもんねー」フフーン

蛍(ふふっ…うまく行きそうですね)

小鞠「じゃ、早速家でみんなで見ようよ!」

蛍「!?」

蛍「あ、あの…こま先輩?みんなというのは…?」

小鞠「え?夏海やれんげのことだけど?多分二人とも家にいるだ……」

蛍「ダメです!!!」クワッ!

小鞠「へ?ダ、ダメって何が…?」ビクッ!

蛍「あ、いえ…ダメじゃなくて…えっと、そのぉ…あ!DVD!DVDなんですよ!」

小鞠「私の家にもDVDの機械あるよ?ビデオ一体型だけど」

蛍「ブルーレイ!ブルーレイなんですよ!」

小鞠「ブル?何?っていうか蛍なんかさっきからちょっとおかしいよ!?」

蛍「ブルーレイはDVDの進化系です!こま先輩の家では見られないので私の家で見ましょう!」

小鞠「よ、よく分かんないけど分かったよ…じゃあ蛍悪いんだけど携帯で二人に電話して…」

蛍「あー手が滑っちゃいましたー!」チャポーン

小鞠「何してんの!?なんかおもいっきり投げてたように見えたんだけど!」

蛍「手が滑ったんです!きっとお二人も忙しいですから!二人で見ましょう!ねっ!?」ハァハァ

小鞠「蛍目が怖いわよ…はぁ…分かったわよあの二人はまた今度でいっか」

蛍「はい!では早速家に行きましょう!今日はお父さんもお母さんも夜遅くまで帰ってきませんから!」

小鞠「そ、その情報は必要なの…?」

蛍(危なかったー!こま先輩と二人で見なきゃ意味ないものね…)

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一条家

蛍「ただいま」

小鞠「おじゃましまーす」

蛍「先に部屋に行っててください 私はお茶の用意をしますから」ニコッ

小鞠「わたしも手伝うわよ」

蛍「い…いえお客さんなんですから…」

小鞠「そう?じゃあ先にお部屋におじゃまするわね」

カチャカチャ
ピーピー
コポポポポポ
スッ
サラサラサラ
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蛍「先輩お待たせしました」

小鞠「わー!紅茶にケーキなんて贅沢だね ありがと」

蛍「はいっ!では早速見ましょうか!」

小鞠(あ、始まった)

<アシタカラコウコウセイカーアタシチャントトモダチデキルカナー?

小鞠(そういえば私もあと2年で高校生なのよね…街の高校でお友達できるのかなぁ…)

<ユウチャンノホウコソアシタゴハンツブツケテトウコウシナイデヨネッ!

小鞠(ふふっ…この二人すっごい仲良しさんなんだ)

<チュウガクノトキミタイニユウチャンノウシロノセキニナレタライイナァ

小鞠(わたしは同じ学年のお友達っていないし…)

<ユウヤケノコウシャデサクラガマウノ ソシテ・・・

小鞠(でも…こういうのなんか素敵だな…)

<キス!キス!キス!モウムチュウナノー♪

小鞠「ブーーーッッッ!!!」

蛍「せ、先輩!?ごめんなさい紅茶熱かったですか!?」

小鞠「ケホッケホッ!そうじゃなくて!なんで!?なんでいきなりちゅ…ちゅ-してんの!?」

蛍「?仲のいいお友達同士なら普通ですよ?ほらっアメリカでも挨拶代わりにキスしてるじゃないですか!」

小鞠「ここは日本でしょ!?し、しかもさ…えっと…その…お、女の子同士だなんて…///」

蛍「それこそ普通ですよ!男の子相手は恥ずかしいですけど女の子同士ならなんの問題ありません」

小鞠「いやいやいやいや!おかしいよ!問題あるよ!」

蛍「と、東京では普通なんです!」

小鞠「そうなの!?」

蛍「そうです!」

小鞠(あ、もしかして私が高校生になった時に恥をかかないようにって蛍なりに気を使ってくれてるのかな…?)

蛍「そうです!」

小鞠「なんで心の声が聞こえてるの!?」

蛍「と、とにかく続きを見ましょうよ!」

小鞠「なんかごまかされた気がするけど…まぁいいわ…」

<ア!ハルカ!オナジクラス!
<ヤッタァ

小鞠(あ、この二人同じクラスになれたんだよかったよかった)

<ソー!
<ター!

小鞠(ま、まぁこういうこともあるわよね…)

<モシトナリガカンジワルイヒトダッタラ・・・

小鞠(うっ…やっぱり高校生にもなるとそういう人もいるんだよね…ちょっと怖いなぁ…)

<ガッ
<アアーン ウワッヘンナコエデタハズカシー!
<ダメ・・・カンジワルイヒトジャナクテカンジヤスイヒトデシタ!トカオモッチャダメ・・・

小鞠(?)

小鞠「ねぇ、蛍今のってどういう意味?」

蛍「へっ?あっ…えっと…どういう意味かと聞かれましても…///」

小鞠「何一人で赤くなってんのよ…まぁいいわ」

<ユズチャンハカエデチャンヲドウセイトシテイシキシスギー!
<アンタラハオタガイヲイセイトオモッテンダ・・・

小鞠(???)

小鞠「ねぇ、ほた…」

蛍「し、質問は後で聞きますから!とりあえず今は全部見ちゃいましょうよ!」

小鞠「なんか今日の蛍あやしいのよねぇ…」

蛍「あ、あやひゅくなんかにゃいでひゅよ!」

小鞠「……」

<クラスノミンナタノシソウナヒトタチデヨカッタネー

小鞠(でもまぁ)

<ユウチャンニアウマデワタシヒトリダッタンダヨ
<ブカツトカブンカサイトカタイイクサイ シュウガクリョコウモイッパイイーパイタノシモウネ

小鞠(なんだかんだ言ってもアニメ一緒に見たいだなんて蛍もまだまだお子ちゃまよねー)

<ユウチャーン!イッショニカエロ?
<ワタシノトクトウセキガー!

小鞠(やっぱりオトナな私がしっかりしないとね!)

<カワッチャウノカナ・・・アタシトユウチャンモ・・・

<アタシシッテタノニー!ゴメンネー!
<ハルカガシットブカイネチネチシタオンナッテコトヲダヨー!

蛍(ふふっ…そろそろ例のシーンです♪)

<ジャアサ・・・ワタシタチハホカノコタチトハゼッタイニシナイヨウナコトシヨウヨ・・・
<ソシタラトクベツダヨネ・・・

小鞠(他の娘とはしない特別なことってなんだろ…?)

<イイノ!?
<イイヨ・・・
<ジャアハナウラナイヤリタイ!
<ドウゾ・・・ド!ウ!ゾ!

<ドウセナラ・・・イッショウオモイデニノコルヨウナノガイイナ・・・
<ジャ、ジャア・・・キス?

蛍(キマシタワ━━━━(゚∀゚)━━━━!!ハッ!こま先輩の様子は!?)チラッ・・・

小鞠(えぇっ!?キス!?キスってちゅー!?なんで?なんで!?あんたら女の子同士じゃないの!?)カァァァァ///

蛍(ふふっ♪分かりやすいんですから♪)

<キ、キス!?ッテナニイッテンノ!?
<ガッコウハベンキョウスルバショデス!キススルヨウナバショデハアリマセン!

小鞠(そ、そうよ!キ、キスなんて絶対変よ!優ちゃん断りなさい!)

<マァ!ジュギョウチュウハネテルユウチャンノクチカラベンキョウ?
<ベンキョウモデキナケレバキスモデキナイナンテ!

蛍(そうです!好きな人同士キスするのはごく自然なことです!春香ちゃん押し切って!)

<ワ、ワカッタ!シヨウジャナイカ!キス!
<イイノ!?

小鞠(よくなーい!!)
蛍(いいですよ!!)

<キリーツ!
<ハイィ!

小鞠(どどどどうせほっぺにちゅーとかいうオチよね…うん、そうに決まってるわ!)

<ンッ・・・///
<ンンッ///

<ユウチャン///イマコエダシタ///カワイイ・・・
<コエガデチャウ///ハルカニキカレテタラドウシヨウ・・・///
<モットダシテユウチャン・・・モウイチド・・・///
<オサエナキャ・・・オサエナキャ・・・///
<アトイチドダケ・・・///

<クルシィーーーバタッ

テテテッテッテ♪
桜色のはじまり おしまい

蛍(はぁ…何度見ても飽きないシーンですね…)

蛍「先輩!いかがでしたか?」チラッ

小鞠「ポカーン」モヌケノカラ

蛍「先輩!?」

蛍「あ、あの…先輩…?大丈夫ですか?」

小鞠「ハッ!っていうかなんてもの見せるのよ!」

蛍「えっ…?」

小鞠「だ、だって絶対ヘンでしょ!?そ、その…女の子同士でちゅーとか!普通ありえないわよ!」

蛍「で、ですからそれは先ほども言ったようにごく普通なことで…」

小鞠「普通なわけないじゃない!だいたい普通だって言うならこういうアニメだってもっとたくさんあるはずでしょ!?」

小鞠「これが普通だっていうなら別のやつ出してみなさいよ!どうせないんでしょうけど!」

蛍「ムゥ…分かりました…そこまでおっしゃるなら別の作品もお見せしますよ!」

小鞠「ほら!あるわけないじゃな…って今なんて…?」

蛍「先輩には少し刺激が強すぎると思ってお見せするか迷っていたのですが…」ガサゴソ

蛍「そこまでおっしゃるなら見ていただきましょう!この『最近、妹の様子がちょっとおかしいんだが。』を!」

<アルヒメヲサマストオレニイモウトガデキテイタ

小鞠(蛍が自信満々に取り出すから警戒してみたけれど…)

小鞠(ごく普通の朝食の風景ね…)

<コレカラオマエハイモウトモチ!?
<ギリノナ
<タァー!ウラヤマシイ!

小鞠(血のつながってない兄妹ってのはよくある設定よね)

<オイ!ケサハワルカッタナ アソコマエマデオレノヘヤダッタカラ・・・
<コチラコソゴメンナサイ ヘヤヨコドリシチャッテ

小鞠(なんなのよこの子!感じ悪いわね! あ、そういえばさっきの感じやすいって結局なんだったんだろう?)

<アノサ・・・スグニハイエヤガッコウニナジメナイダロウケド キニナルコトガアルナラエンリョナクイッテクレヨ
<アッ・・・ フラッ ドサッ
<ミツキ!?

病院
<ンッ・・・
<オッ?オキタカ?
<アレ・・・?
<ホドウキョウカラオチテキゼツシテタンダヨ

<カバッテ・・・クレタンダ・・・
<ドクン! ハァハァハァ・・・

小鞠(ん?)

<ヤットハナセタネ・・・ユウヤオニイチャン・・・
<ヘッ?
<オニイチャン・・・アタシネ・・・ズットマエカラ・・・

小鞠(な、なによこれ!女の子同士の次は兄妹で!?)

<サワンナ! ゲシッ

小鞠(あ、そんなことはなかったわ)

<センセイイモウトノヨウスガチョットオカシインデスガ・・・
<ビンカンニアテンション♪

小鞠(でも兄妹ならまだ分かるかも…)

小鞠(夏海だって小さい頃はお兄ちゃんのお嫁さんになる!とか言ってたしね)クスッ

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越谷家

夏海「ぶぇっくし!!」

れんげ「なっつん風邪なのん?」

夏海「んにゃ?ウチはいっつも元気よ!誰かがかわいいって噂でもしてたんじゃないかな?」

れんげ「やっぱり風邪なのん…頭がおかしくなってるのん…」

夏海「れんちょん…さすがのウチも傷つくんよ…」

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一条家

<アッ・・・シワツイチャッタ・・・
<ン?ナニ?ナニカコシニ・・・?

<ナニコレ!?ビョウインデツケラレタノカナ・・・?
<TSTデスッ

小鞠(あわわわわ…TSTってなに!?えっちな下着!?)

<ダレッ!?
<コトブキヒヨリ ユーレイヤッテマス♪
<イヤアアアアア!!!!!

小鞠「いやあああぁぁぁぁ!!!!」

蛍「先輩!?」

小鞠「幽霊いやあああぁぁぁ!!!おばけいやあああぁぁぁ!!!」

蛍「お、落ち着いてください先輩!アニメの話ですよ!」

蛍(ここからがいいところなのに!)

小鞠「いやなの!怖いのいやなのおおおぉぉぉ!!!うわぁぁぁーーーん!!!」

蛍(もうこうなったら…!)

ちゅっ…

小鞠「!?」

<ナニスルノ!?ンッ・・・アッ・・・

小鞠「ふぇ…蛍…?今…?」

蛍「お、落ち着きましたか?」

小鞠「う…うん…でも今…ちゅ…ちゅーした…よね…?」

<ヤッパリイイナァ・・・ジッタイガアルノッテ・・・
<エ?ワタシ?
<オドロカセチャッタカーゴメンゴメン アンタノカラダマガリサセテモラウカラ ヒョウイッテヤツ?

蛍「え…あの…はい…///」

<ス、スケテル!?ヤッパリワタシシンジャッタノ? ッテナニヤッテルノ!?
<アッ・・・ダッテカラダガアルノ ンッ・・・ヒサシブリダカラ・・・

小鞠「なんで…?」

蛍「えっ?」

蛍「なんでって…その…落ちついて頂こうと思って…」

<アンタムネハチイサイケドカンドハイイミタイダシ・・・
<ヤメテーー!!

小鞠「他にも方法はあったでしょ!?な…なのにわざわざちゅーするなんて!」

蛍「あ、あの…先輩…?」

<チョット!トチュウデジャマシナイデヨ!
<ジャマッテアンタ・・・
<ジャ、イッショニタメシテミヨッカ アイサツガワリニ

小鞠「そりゃ確かに私も取り乱したけどさ!だからって!」

<ナニ?コノコ・・・アッ・・・チョット・・・ヤメテ・・・ンッ・・・
<ヤメテッテ・・・イッテ・・・ンッ・・・

小鞠「だからって好きでもない相手にちゅーするなんておかしいよ!蛍へんなアニメの見過ぎだよ!」

<オニイチャン・・・ユウヤオニイチャン・・・

蛍「………」

小鞠「………」

<ミミタブハムッ
<ンッ///~~~ッ///

蛍「………ですよ……」

小鞠「えっ?」

蛍「私、先輩のこと好き…いえ…大好きですよ!」

小鞠「………」

蛍「今日アニメ見ようって誘ったのだって!先輩とこういうことしたいと思ってたからなんですよ!?」

蛍「確かに女の子同士の恋愛なんて世間一般から見たらおかしいですよ!東京でも普通じゃありません!」

蛍「そんなの分かってますよ!でも…でも仕方ないじゃないですか!好きになっちゃったんですから!」グスッ

蛍「ごめんなさい…私気持ち悪いですよね…こんなこと言ってて…」

蛍「あ、お茶冷めちゃいましたね…私煎れ直してきますね…」

小鞠「………」

ガシッ

蛍「えっ…先輩…?」

小鞠「ごめん…言い過ぎた…」

小鞠「蛍がわたしのこと好きって言ってくれたのはすごく嬉しいの」

小鞠「私だって蛍のこと大好きだよ!でも…アニメみたいにちゅーしたいかって言われると…そうじゃないと思うの」

小鞠「おかしいよね…同じ『好き』なのに同じじゃないなんて…」

蛍「先輩…」

小鞠「…………」
蛍「…………」

小鞠「あ、あのさ…蛍は…その…私とちゅーとかしたいの…?」

蛍「もちろんです!!」クワッ!

小鞠「あはは…ハッキリ言うねー…」

蛍「はいっ!私先輩のこと大好きですから!」

小鞠「私も蛍のこと好き…多分今の蛍と私の『好き』は違うけど…」

小鞠「きっといつかは…同じ『好き』になれると思うの…」

小鞠「だから蛍…」

蛍「先輩…」

小鞠「んっ…」
蛍「んっ…」

ちゅっ…

小鞠「ぷはぁ」
蛍「ぷはぁ」

小鞠「あ、改まってするとなんか恥ずかしいね…あはははは…」

蛍「先輩………んなさ…」

小鞠「え?聞こえなかった?どうしたのほた…きゃっ!」ドサッ

蛍「先輩!ごめんなさい!」ガバッ

小鞠(えっ?なんで私はベッドに押し倒されて蛍に馬乗りになられてるわけ?えっ?えっ?)

小鞠「あのー…蛍…一体どうしムグゥ!?」

蛍「んっ…じゅる…ちゅっ…じゅるるっ…」

小鞠(えっ?なにこれ!?んっ…蛍の舌が…息ができないっ!)

小鞠「んっ…ふぅっ…」

蛍「ぷはぁ」
小鞠「ケホッケホッ」

小鞠「ど…どうしちゃったの…蛍?ちょっと怖いよ…?」

蛍「ごめんなさい…我慢しなきゃいけないって分かってるんです…」

蛍「先輩にそんな気はないって分かってるんです!」

蛍「でもっ!先輩優しいからっ!キスだって抵抗あるはずなのにさせてくれて…」

蛍「そしたら私もっと先のことまでしたくなってしまって…」

蛍「我慢しないといけないのに!我慢できなくて…」グスッ

蛍「ごめんなさい…ごめんなさい…うわぁぁぁーーん!!!」

小鞠「蛍……」

小鞠(蛍こんなにも私のこと想っててくれたんだ…)

小鞠(私は蛍のことどう想ってるんだろう…?)

小鞠(仲のいい友達…?ううん…私がれんげを好きなのとは少し違う…と思う…)

小鞠(姉妹のような関係…?ううん…私が夏海を好きなのとは少し違う…と思う…)

小鞠(蛍が私を好きな気持ち…?多分…これが一番近い…)

小鞠「蛍…いいよ…」

蛍「へっ…?先輩…?」グスッ

小鞠「まだ良く分からないんだけど…多分…私は蛍のこと好きなんだと思う…」

小鞠「れんげや夏海とは違う好き…だから…」ギュッ

蛍「先輩…私…もう止められなくなっちゃいますよ…?」

小鞠「大丈夫!私蛍の先輩なんだから!」ニコッ

小鞠(とは言ったものの…正直何するのか分からないのよね…)

小鞠(でもでもっ!先輩なんだから私がしっかりしないと!)

蛍「先輩?」

小鞠「ひゃいっ!?」

蛍「あ、あの…じゃあ…始めますね…///」

小鞠「う、うん…///」

蛍「ちゅっ…れろっ…んっ……」サワサワ

小鞠(んっ…蛍に舐められてる…首筋…ほっぺ…)

蛍「はぁっはぁっ…先輩…先輩ぃ…ちゅー…じゅぶっ…」

小鞠「んぁっ…蛍…んはぁっ…///」

蛍「じゅるるる……フゥー……」

小鞠「うひゃあ!」ビクッ!

蛍(あっ…先輩ここがいいのかな……?)

蛍「ふぅー…ふぅー…れろっ…はむっ…」

小鞠「ほ…蛍…そこ…耳…///ひゃっ!///」

蛍「ふふっ…先輩は耳が気持ちいいんですか…?ならもっともっとシテあげますね…」フゥー

小鞠「はぁんっ///あっ…んっ…///」

小鞠(どうしよう…変な声でちゃう…蛍に聞かれちゃう…!)

蛍(先輩かわいい…///先輩の声もっと聞きたい…!)ハムッ

小鞠「蛍、ダメッ…!そこヤメ!んっ…」

蛍「先輩…止められないって言ったじゃないですか…れろれろっ…ふぅー…」

小鞠「だ、だって!へ、変なの!なにかきちゃ…!?ふわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」ビクビクッ!

蛍「ふふっ…耳で軽くイッちゃったみたいですね…」

小鞠「はぁー…はぁー…」グテッ

蛍「大丈夫ですか?先輩?」

小鞠「そんなの分かんないよぉ…なんか頭の中が真っ白になっちゃったみたいで…」

蛍「大丈夫ですよ先輩…女の子ならそれは普通のことなんですから…」

小鞠「………蛍も…そうなの…?」

蛍「は、はい…その…先輩を想って一人でシテる時とか…///」カァァァ

小鞠「そ、そうなんだ…///」

蛍「は、はい…///」

小鞠「…………」

蛍「…………」

小鞠「じゃ、じゃあ『一緒』なんだね…」ニコッ

蛍「は、はいっ!」ニコッ

蛍「じゃあ…あの…先輩…服…脱がせますね…///」ドキドキ

小鞠「えっ!?あ…うん…///」カァァ

プチップチッ
ファサッ

蛍「先輩…すごく綺麗です…///」

小鞠「は、恥ずかしいよ…」

蛍「じゃ、じゃあ…」スッ・・・

小鞠「ま、待って!」

蛍「?」

小鞠「わ、私だけ裸は恥ずかしいよ…だから…蛍も…」

蛍「そ、そうですよね///ごめんなさい…あ、あのっ!じゃあ先輩…その…脱がせてください…///」カァァ

小鞠「う、うん…///」

シュルッ
パサッ

小鞠「ほ、蛍も綺麗だよ…///」

小鞠「…………」

蛍「…………」

小鞠「えへへっ!」

蛍「ふふっ!」

小鞠「んっ…」

小鞠(蛍の手が…私の身体を優しく撫でてくれてる…)

小鞠(触られてるところがあったかい…///)

蛍「あの…先輩の胸…」

小鞠「ち、小さいよねっ!ご、ごめんね触りがいがなくて!」

蛍「えっ!?あのっ!ち、違います!先輩の胸…すごくドキドキしてる…」

蛍「そ、それに小さくなんかないですよ!むしろ丁度いいです!」アセアセ

小鞠「ほ、蛍もドキドキしてるの…?」

蛍「あ、当たり前ですよ!好きな人とシテるんですから!」

小鞠「///」

蛍「///」

蛍「た、確かめてみますか…?」

小鞠「う、うん…それじゃ…」フニッ

小鞠(ほんとだ蛍もすごくドキドキしてる…)

小鞠(さっきは蛍にシテもらったし…今度は私が…)

小鞠「ちゅぱっ…ちゅう…んっ…」

蛍「せ、先輩…んぁ…あの…胸ばっかり…くふぅ…」

小鞠「れろっ…さっき私の耳…ちゅぱっ…苛めたじゃない…おかえしよ…」

蛍「だ、だからってそんな…」

小鞠(蛍…かわいい声…気持ちいいのかな…?)

小鞠(そうなら…嬉しいな…それに…)

蛍「あっ…やっ……」

小鞠(蛍の声…もっと聞きたい…)

小鞠「じゅるるっ…ちゅー…こりこりっ…カリッ…」

蛍「先輩…!ダメです…!私もうっ…!ふあぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ビクビクッ!

蛍「はぁっ…はぁっ…先輩…」

小鞠「だ、大丈夫?やりすぎちゃったりしてないよね…?」

蛍「はぁっ…すぅっー…大丈夫ですよ 先輩の手温かかったです…」

小鞠「そ、そう?それならよかった…」

蛍「それじゃ…先輩…次はここを…」スッ

小鞠「う、うん…」クチュッ

小鞠(なにこれ!?すごい湿ってるけど…おしっこじゃない…よね…?)

蛍「あんっ…私も…先輩の…」クチュッ

小鞠「ふわぁっ!なにこれ…?さっきと…全然…違うっ…ひにゃあ!」クチュクチュ

蛍「はぁんっ…先輩のここ…すごく溢れて…んくぅっ…!」チュクチュク

小鞠「ひにゃっ…そういう蛍こそ…びしょびしょになって…ふにゅっ…!」クチョクチョ

蛍「先輩…!先輩…!」クチュクチュ

小鞠「蛍…!蛍…!」クチュクチュ

蛍「先輩…!キス…したいです…」クチュクチュクチュ

小鞠「う、うん…」クチュクチュクチュ

小鞠(あっ…蛍の舌入ってくる…んっ…んくっ…んくっ…蛍の唾液…おいしい…///)

蛍(ちゅぱっ…先輩の口の中…あったかい…んっ…あ…先輩…舌返してきてくれた…嬉しい///)

小鞠「んちゅっ…れろっ…こくこく…」クチュクチュクチュ

蛍「ふあっ…はむっ…んぁっ…」クチュクチュクチュ

小鞠「ぷはっ…蛍ぅ…蛍ぅ…私もうっ…んっ…あっ…」クチュクチュクチュクチュ

蛍「ぷはっ…はいっ…先輩…一緒に…イキたいですっ…はぁっ…はぁっ…」クチュクチュクチュクチュ

小鞠「蛍!蛍!蛍!」
蛍「先輩!先輩!先輩!」

小鞠・蛍「ふぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」ビクビクッ!

━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━
━━━━━━

~~1週間後~~

蛍(あれ以来ほとんど先輩と話せていません…)

蛍(会話と言えば挨拶をしたり4人でいる時に二言三言交わすだけ…)

蛍(ムードに流されてあんなことしちゃったけど…)

蛍(それ以来ずっと気まずい雰囲気です…)

蛍「あー!なんであんなことしちゃったんだろ!」

蛍「いきなり後輩に迫られたりしたら引くのはら当たり前じゃない!」

蛍「後悔先立たず…か…はぁ…帰ろ…」グスッ

???「……る」

???「…たる」

蛍「先輩の幻聴まで聞こえるし…はぁ…」

小鞠「蛍!」

小鞠「蛍!」

蛍「せ、先輩?どうして…?」

小鞠「どうしてって何よ、もしかして話かけられるの迷惑だった…?」

蛍「そ、そんな!迷惑だなんて…」

小鞠「じゃあその反応はなんなのよ…」

蛍「だ、だって私…先輩にあんなことして…その…最近お話できませんでしたし嫌われちゃったのかなって…」

小鞠「き、嫌いになるわけないじゃない!」

蛍「でも…私…私…」グスッ

小鞠「あーもう泣かないでよ!私が悪いみたいじゃない!」

蛍「先輩は悪くないですよぉ」ウェェーン!

小鞠「はぁ…もう…」

ギュッ…

~~~~~~~~~~~~~~~~

小鞠「どう?落ちついた?」

蛍「はい…すみません…それで…あの…お話って…」

小鞠「えっ?あ…うん…あ、あれから一週間経つじゃない…?」

蛍「そ、そうですね///」

小鞠「///」

小鞠「だ、だからねっ!その…えっと…」

蛍「?」

小鞠「あ、あのアニメの続きが放送されたんじゃないかかなーと思って…///」

蛍「えっ?先輩それって…」

小鞠「ち、違うわよ!私はただ続きが気になるだけで…だから…その…///」

小鞠「い、今から蛍のお家おじゃましてもいいかしら///」

蛍(あぁ…やっぱり先輩は素敵な方です…私ももっと先輩と…)

蛍「はいっ!もちろんですっ!」ニコッ

おしまい

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