男「時は世紀末、地球は核の火に包まれた!」(54)

男「そのはずだったんだけどなあ」
日記カキカキ

崩壊歴21年5月12日
男の日記

今日も日は沈んだ。

世界は今も荒れ果てそして死へと向かっていっている。

去年以上の寒さにより今日も雪が降ってきた。

このままではマズイと町の長老達が今日も大きな集会を開いていた。

噂に因るとデミヒューマンのエルフがこれを起こしているらしい。

しかしおかしな話だ

エルフなんてものは崩壊歴に入る以前は見かけられなかったと言うのに

しかし長老達のお陰で崩壊暦後に生まれた奴等は全員信じている

そんな言い訳は自分たちのせいであることから目を反らしているだけだ

俺は見たんだ、あの核の火を

そのせいかどうかは知らないが最近抜け毛が多い。

ハゲの妄想日記か?

崩壊暦とは良く言う。

神の時代との違いはただ人の種族が多いだけだ

マーメイドにゴブリン、エルフ

ただ姿が似ている神話上の名前を着けただけだ

そのくせエルフは奴隷として高く売れるらしい

電気も通るしテレビは無理だがラジオも聞ける。

井戸を使っているが100里離れた臨時首都では水道も使えるらしい。

…まあ国が死んでりゃ首都なんて意味は無いと思うがな。

>>4
四月はまだ先だぞ。
崩壊暦21年5月13日

どうも長老たちは首都に向かうらしい。

久し振りに重火器なんて見た。

久し振りに晴れてきたし、良いことが起きるかもしれない。

ラジオではこの晴れが一週は続くと言っていた。

今週は久しぶりに猟でも行こう。

ただ…一つ小さな隕石が見えた

いや、どちらかと言えばあれは飛行機の墜落に似た感じだ

核の電磁パルスで落ちた高高度用輸送機に似た感じだ

猟の時に見に行ってみようか

崩壊暦21年5月14日

猟の為に弾薬でもと久しぶりに町の中心まで足を伸ばした

弾薬が凄く値上がりしていた

いや、まさかあそこまで高くなっているとは思わなかった。

とりあえず拳銃の弾は必要分そろえた

が、散弾が足りないので弓矢で対応しようと思う

…拳銃をスリングショット…パチンコにするのはちょっとなぁ

まあ野菜が高く売れたし良いだろう。

雪に感謝ではある、まあキチンと昔のやり方で作っただけなんだけどな

崩壊暦21年5月15日
長老代理に呼び出された。

何でも昔のやり方で作ったからだそうだ

役場で怒鳴られるのももう慣れた。

昔のやり方は悪魔のやり方らしい

まあ俺一人が大量に野菜を売ってたのも理由の一つだろう

明日出発する予定だが調子が狂った

明後日に出発しよう。

矢も作り終わっていないから丁度良かった、と考えよう。

崩壊暦21年5月16日

久しぶりに古い日記を見てみた

禿げる様子が克明に記されている

初めての猟

初めての農業

初めての釣り

総てが細かく細かく記されていた

毎日が楽しい、そんな風に書いていた。

粗方の初めてが出尽くした辺りで夜になっているのに気づいた。

明日は早い、もう寝よう。

>>6
>>1を見てそう思ったんだがな…

世界が滅んだのは事実なのか?

崩壊暦21年5月17日

動物が居ない

おかしい

人間の痕跡も見当たらない

国道を少し外れたところなのにだ

いや、見られぬ紋章の破片が落ちていた

前の隕石の様なものの破片かもしれない。

取り敢えず渡り鳥を二匹狩った

明日の猟に期待しよう。

>>10
そうかすまない
設定は第三次大戦の後、ただ北斗の拳よりもヨコハマ買い出し紀行見たいな感じ

崩壊暦02年???

男「いつか向かえに行くよ!」

???「ほんとう…?」

男「ああ、約束だ!神に誓うよ!」

???「うん!」

神の世紀は終わりを告げた
その神に誓うそれは…叶わない約束を意味していた。
それなのにーーー

崩壊暦21年5月18日

本日の猟

鹿…一頭

鴨…二羽

ただ、特殊変異第51号の様な動物を見た

資料によると肉は旨いらしい。

しかし形が微妙だったので狩る気持ちにはなれなかった。

星は昔より、神の世紀よりも瞬いて見えた。

渡り鳥が西に逃げている。明日は東に行ってみよう。

崩壊暦21年5月19日

渡り鳥の羽が散らかるように落ちていた

薬莢が落ちていたが9mmパラぺラムだったので猟をしている者ではないと思われる。

たまたま会った馴染みの猟師はここ一ヶ月この場所で人は見ていないと言う。

足跡は残っていなかった、ノルマの鹿三匹を達成したので帰ってもいいが…

明日はもう少し歩いてみよう。

崩壊暦21年5月20日

糞、こんなの信じられるか!

世界は崩壊したんじゃないのか!

あの紋章は、

ーーーーーーガサガサ

男「何だーーーー」パァン

男「く、くるま、車の鍵…あった、よし行けぇ!」

パァンパァン、ズドドドド、ピューン、チュイーン!

男「あああ糞タレ!何だあいつら殺しに来てやがるコンチクショウッ!!」

はしれはしれはしれはしれ走れぇぇっ!

世紀末買い出し紀行…ってほどのんびりは出来ないみたいだな

続き期待

>>16
行くつもりなんだよ、つもりなんだ。

パァンパァンパァン ズドドドド

「糞ォ逃がした!」 「何やってるんだ!」 「何人殺られた」 「4人だ…」

???「…」

一個分隊も居たのに人一人殺せない

???「下等種族と蔑むけれど…」

その下等種族一人殺せないなんて。

???「分隊整列!」

朝が来る前に居場所を見つけなければ…

男「うぉッ!!」

ヴィィィン ガゴァァァァ!

男「うごけええええ」

まずいまずいまずい

車が泥に填まった

動けない。

男「…いや」

森が近い、狩猟の為に迷彩服も持ってきた。

殺ればいいんだ、男は殺す、女は

男「…犯す」

そもそも狩るものと狩られる者の差は気持ちの問題だ

心が怯えれば全てが自分を狩りに来ていると感じる

ネズミは鹿に、鹿は猪に、猪は熊に、熊は…死神に

そして兵士は死そのものとなる

男「狩りにいかなきゃ」

殺される。殺されるならその前に死の鉄槌を下す

星に願いを込めて…いや

男「神よ…」

???「周囲の警戒を厳とせよ」

轍をたどり、森の側に車を見つけ、森の中の探索を開始する事一時間

この国ーーー日本の古い言葉で草木も眠る丑三つ時というが

???「良く言った物だ」

「隊長、状況は芳しくありません。」「静か過ぎて逆に我々の耳が使えません」

???「…確かに。風の音しか聞こえない」

そう聞こえるのは風切り音だけ

???「風切り音?「ウギャァッツ!」」

男「一人だけか!!」

???「9時方向に敵!集中砲火!撃てぇッ!」

「了解!」パパパパパ 「おい、しっかりしろ!」 「くっそォ敵が見えねえ!」ガーンガウーン

男(甘いっ)ヒュパッ!

「ギャアッッ!」 「機関銃手が殺られたッ」パパパン! 「リロード、カバー頼む!」「今向かっている!」

???「煙幕!!」

「駄目、助けてくれえぇぇぇ」 「下等種族がァァァァウギャァ!」 「うわぁぁぁぁぁ!?」

???「固まれ!」

しかし誰も反応しないーーーいや

男「ッ!!!」

こんなんじゃ日記も糞もねーなあ
崩壊暦1年8月29日

今日初めてエルフの女の子に会った

金ぱつのさらさらしたかみがきれいだった

友達になれるといいなあーーーーーー

ーーーーー

男「エルフの…女ッ!?」

???「貴様何者だ!」

まばゆい金髪がバラクラバから飛び出た

女エルフ「よくも私の部下をッこのーーーーー下等種族がァァァァ!」

男「少しは黙れコンチクショウ!」

崩壊暦21年5月21日

やっと少し落ち着いた。未だに女エルフは後ろでうるさいがまあ良いだろう。

スタックした車も後ろに動かしたら直ぐに走り始めた。

恐怖は本当に判断力を鈍らせる。

後、鹿肉が一頭分消えていた多分エルフ達のせいだろう。

まあさっきもう一匹狩れたから良しとしよう

余りにも今日は疲れた、少し走ったら車中泊と行こう

しかしイビキがうるさい。眠れると良いのだが…

女エルフについては明日でも良いだろう。

女エルフの日記

創造暦22年5月22日

やっと眠ったか

しかし妙なやつだ私を殺そうとしたのに今は手すら出さない。

やつに言わせるとジュネーブ条約に反しているからだそうだ

下等種族の言うことはよくわからない

そもそも戦争にルール等無いのだからやりたいことをすればいいのだ

…しかし今私は捕虜の身、おとなしく従おう。

ーーーーーー少し昔会った男に似ていたような気がしたがまあ勘違いだろう

そんなことより寝て力を着けなければ…(文字がぐじゃぐじゃになっている)

男の日記
崩壊暦21年5月23日

エルフ達はこの時代を創造暦と呼ぶらしい。

また一年ずらしているらしく今は創造暦22年と言うことだ

曰く強いたげられた時からの解放

曰く新たなる時代の創造

言いたいことは山ほど有るがまあいい

それよりも重要なことを記す

あの女エルフの外見が変わって無いことだ

いや変わっているにはいる

しかし其にしては若すぎる

ヤツを見たのは20年近く前

今はもう30半ばに片足をつっこもうとしている

それなのに…だ

女エルフの外見は16位の小娘だ

そう言えば聞いたことが有る

エルフの特徴は外見だけでは無いと

年をとらないと

…羨ましい限りだがまあいい

明日、町に着く。

家でゆっくり考えよう

女エルフの日記

創造暦22年5月23日

どうやらもうすぐ男の家に着くらしい

良かった、こんな臭い車では全く寝れないのだが、まあ少しはマシになるだろう。

今日もヤツはブツブツ言って日記を書いていた

気持ち悪いったらありゃしない。

まあ飯は旨かったし勘弁しといてやろう。

下等種族の国は荒廃を極めているらしい

ミサイル迎撃を受けたが今いる場所は荒野と廃墟の混じる平地だ

神の世紀では狭山と言ったらしい

…しかし何故か懐かしくもある

この国にもエルフは居るのだろうか、居たとしたら迫害を受けていないか

そればかりが気がかりだ。

男「おい、起きろ」

女エルフ「?」

男「よだれ垂らしやがって、気持ち良さそうに寝るじゃねえか」

女エルフ「…どこだここは」

男「お前の命の恩人の家だ」

女エルフ「この物置小屋が?」

男「…茅葺きの普通の家じゃねえかよ」

男(確かにドアを蹴破れば崩れそうな家ではあるがな)

男(まだ新築なんだよなあ)

女エルフ「…取り敢えずお風呂に入らせてもらうかしら?」

男「そんなもんないぞ」

女エルフ「!!?」

男「そもそもボイラーとかの設備が無いからな」

男「風呂に入るなら…ドラム缶を探すところからだぞ」

女エルフ「!!?」

男「あっちゃー…固まっちゃたよ」

男の日記
崩壊暦21年5月24日

風呂が無いのに落胆した女エルフはそのまま布団に入って寝てしまった

問題なのはその布団は俺のだと言うことだ

今床の上で寝るか布団を奪うか…添い寝をするか本気で考えている。

捕虜の癖に厚かましいやつだ

まあ捕虜と言ってても客人として扱えばいいか。

…でも部下を殺しちまったからなぁ

奴は死んだのは弱かった彼らが悪いと言っていたが、どうだか

楽しい夜になりそうだ。

女エルフの日記
創造暦21年5月24日

お風呂に入れないなんて有り得ない

どんな生活してるのよ

そのくせして家に入るときは靴を脱げ、だったり

手錠は気に入らないし家も気に入らない

けど何故かいいと思ってしまう

こう言うのもいいと

…仲間のことを考える

こんなことしていて良いのだろうかと考える

今すぐ首をかっ切らなくていいのか…と考える

わからない

私の気持ち

そして…まあいいわ。ゆっくり寝指していただこう

男「起きろ捕虜」

女エルフ「んがっ!?」

男(鼻を摘まむと可愛いな、まあ昔から知ってたけど)

女エルフ「な、何をする!?」

男「飯の時間だ」

女エルフ「飯?ああ朝食か。少し量が多いな」

男「いいや昼飯だ」

女エルフ「昼!?今何時だ!?」

男「13時だ。外に風呂が有るから入んな」

女エルフ「っっ!?風呂!」

男「ああそうだ、行ってこい」

女エルフ「すまない、もう辛抱堪らん!!」

男(おーおー、まるで犬だなぁ。ってかアイツ捕虜だろ)

(もう少し捕虜らしくしろよ)

男(さて)

男(市場にでも行ってみるか)

ーーーー市場ーーーー

男「んだこりゃ、何か辛気臭えな」

酒屋の親父「おう男、どうした一人でブツブツ言って。うちの酒を買いたいのか?」

男「生憎腐った酢を飲む趣味は無いんだよ」

男「そんなことよりどうしたんだこの雰囲気は」

酒屋の親父「おめえ知らねえのか?戦争だよ戦争」

男「…どことだよ」

酒屋の親父「エルフ諸国連合とだよ。そうかお前、猟に出てたのか。じゃあ知らないわけだ」

男「詳しく聞かせろ」

酒屋の親父「一本な」

男「いいから」

酒屋の親父「珍しいな、その食いつき様は」

「まあいいか、ほら長老が王都…臨時首都に言ったろう?ほら長野の」

「で、最近エルフどもの挑発が多いってんでそれに注意しろ、それと兵士を徴兵するって話だったんだ」

「その会議の最中に、だエルフ諸国連合からの宣戦布告っというわけだ」

「ここら辺では戦略降下兵を乗せた輸送機が撃墜されたらしい」

男「それで?!」

酒屋の親父「いや、それだけだ」

男「そうか…」

酒屋の親父「ああ、後はエルフを助けるのは禁止らしい。奴隷は可だが妻や夫にするのは不可だと」

男「…」

酒屋の親父「まあ俺ら貧乏は捕まえても、ヤることヤったら売っぱらうだけだしな」

「しかも今回の連合の中心は白人系エルフらしい」

「言い値で売れるしな、いいこと三昧だ」

女エルフ「うーん、久しぶりのお風呂ー!」

女エルフ「ドラム缶風呂も以外と乙なものなのねー」

女エルフ「きちんと布で壁を作ってあるし妙に気が利いているなー」

女エルフ「あー語尾が延びちゃうー」

…数十分後

???「すいませーん」コンコン

女エルフ(何かしら)

男『誰だか分からなくても分かったとしても絶対出るなよ』

女エルフ(覗き窓で見るくらいは…)

???「皇国軍人会の者ですがー」

「おいここで合っているのか? 」 「間違いねえ、金髪のエルフの女らしいぞ」 「本当か?」
「どうせ入るんだ、押し入っちゃいかんのか?」 「まだ少し待て」

女エルフ(まずい…どうしよう…)

皇国軍人会「いませんかー!!」

男「失礼、何のご用でしょうか」

皇国軍人会「皇国軍人会です。この家のご主人でしょうか」

男「はい、一応」

皇国軍人会「ご迷惑をおかけします、この近辺でエルフ…敵対種族を見かけたと言う通報がありまして」

「この家に入ったとの情報も有り、訪問させてもらいました

男「そうですか、ご足労おかけしました。我が家は見ての通り貧乏を地に行ってます」

「エルフなぞ直ぐに売っぱらってしまいますよ」

「居たら、ですがね」

皇国軍人会「一応、中を見させて頂きたいのですが」カチャリ

女エルフ(…拳銃じゃない、脅してるのと同じじゃない)

男「…失礼、少々お待ちを」

皇国軍人会「逃げるなど考えなさるなよ」

男「勿論です」ゴソゴソゴソ

男「同胞に後ろめたい気持ちなどありませんしね」

皇国軍人会「…この記章、大尉!?」

男「どうぞお帰りください、ああ、後その銃、整備した方がいいですよ」

皇国軍人会「し、失礼しました!また貴重なご指南、感謝の極みであります!」

男「気にしなくていいよ。それでは」

皇国軍人会員「はっ!」

女エルフ(…大尉?)

しえんありがとう

女エルフ「ねえ」

男「おお、危なかったな。遅れてすまない」

女エルフ「家に入ったら殺すかどうにかするから良いわよ」

男「それは困るなあ」

女エルフ「そんなことより」

「大尉って何?」

男「…何って?」

女エルフ「…初めて戦闘に入った時に職業軍人とは感じた」

「確かにあなたは一個分隊の私の部隊を殲滅し、私を捕虜にした」

「あそこは私達の知らない土地。普通ならば一個小隊以上で行動すべき」

「だから彼処で殲滅されたのも理由がつく」

「貴方は誰?…いいえ何者?」

「あの戦い方は兵卒の仕方。なのに大尉…」

「そして皇国軍人会の豹変ぶり…」

男「…」

男「…俺は只の一兵卒に過ぎない 」

「運良く戦場で上官が死に、替わりに部隊を率いて戦果をあげた」

「そこで運の良さは止まらず奇跡の戦場を駆け抜けた兵士として英雄とされ」

「名誉大尉として退役後も助成金で一生暮らして行けるようになった」

「ただそれだけだ」

女エルフ「…」

女エルフ(第五次皇国遠征作戦の際に一つの部隊で連隊を食い止めた奴がいたと聞く)

(…まさかこいつが)

男「なんでお前を捕虜にしたと思う?」

「慈悲?法に従ったから?見下すため?」

「いいや違うね」

「俺はもう殺し飽きたんだよ」

崩壊暦21年5月25日

あの糞エルフ変なところで勘付きやがる

少しは自分の記憶でも思い出せってんだ

…立場が変わると価値観も変わる

それでも一つ、必ず一つは貫き通そうと決めた

例え奴が俺を殺そうとしても。

明日は少し市場で買い物をしよう

また長旅が来るかもしれない

鹿も高く売れたから、銃器の新調も考えよう

創造暦22年5月25日

特に今日は大した事はなかった

お風呂を作ってくれたお陰でゆっくり眠れそうだ

…過去から逃げて良いのだろうか

昔を思いだそうとしても何も思い出せない

頭がひどく痛んでしまう

奴が敵、しかもエースクラスの

そんなことが分かったのに

奴を、男を殺すことが出来ない

殺そうとした、何度も何度も何度も

無理だった、どうしても

ああ、今日もひどく頭が痛い

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