春香「生っすか!?の新コーナー?」(189)

P「ああ、新しくクイズコーナーを始めることになった。みんな出演でな」

春香「クイズ? みんなで一度にやるんですか?」

P「いや、さすがに全員は多過ぎるから毎週交代制でやるつもりだ」

千早「交代制……具体的には?」

P「司会に2人、回答者に4人の計6人でやっていく」

律子「全員で12人いるから、ちょうど2週間で全員に出番が回ることになるわ」

小鳥「あ、おかえりなさい律子さん」

律子「ただいまです。とりあえずAとBで2チームに分けてるから見てちょうだい」


A…司会「春香、千早」 解答者「貴音、響、美希、あずさ」

B…司会「雪歩、伊織」 解答者「亜美、真美、やよい、真」

春香「私と千早ちゃんが司会なんですね!」

千早「高槻さんとは別なのね……」ションボリ

貴音「とっぷばったー、ですか」

響「自分、頑張るぞ!」

雪歩「わ、私が司会ですか!?」

真「大丈夫だよ雪歩、失敗しても僕がフォローするから!」

あずさ「ちゃんと答えられるかしら~」

美希「Zzzzz……」

亜美「んっふっふ~、真美、これは我らの腕の見せ所ですぞ」

真美「1本のレギュラーより、1回の伝説だってアノ人も言ってたもんね→」

伊織「あんたたち、少しは自重しなさいよ」

やよい「クイズなら弟や妹とたっくさんやってますから得意ですよ!」

P「まあ、これからの具合を見て色々変えるかもしれないがな」

律子「とりあえずこのメンバーでやるわ。みんな、いい?」

全員「「「はーい!!」」」

小鳥「ふふ……楽しみだわ」

(のワの)<それから数日後ですよ、プロデューサーさん!


春香「日曜午後の新発見! 神出鬼没の生中継、生っすか!?サンデー!!」

千早「この番組は、赤坂・ブーブーエススタジオから全国のお茶の間の皆さんへ、毎週生放送でお届けしています」

美希「張り切っていくの!」

春香「さあ、早速ですが今回から新コーナーが始まります! 題して――」

春香「アイドル教育委員会!!」イエイ!

千早「このコーナーは、毎週アイドル達が交代でクイズに答えていきます」

美希「ええと、今回は司会が春香と千早さんで、解答者が貴音と響とあずさと美希なの!」

春香「じゃあ美希、解答席についてちょうだい」

美希「はいなの!」

千早「それでは改めまして、司会は私千早と春香でお送りします。そして解答者が次の4人になります」

貴音「くいず……誠心誠意、頑張ります」

響「自分、頑張るぞ!」

あずさ「あらあら~よろしくお願いします」

美希「美希、できるだけ頭は使いたくないな~」

春香「それでは問題です!」デデン!


【Q.方位を4つ言え】

(のワの)<そのころの裏方ですよ、プロデューサーさん!


P「方位って……東西南北のことだよな?」

律子「そんな小学生でも分かること、いちいち聞かないでくださいよ」

P「だってあまりに簡単だからさあ……てかクイズっていうかテスト?」

律子「……に、近いですね」

P「あんまり難しいと、みんな答えられなくて困るんじゃないか?」

律子「かもしれませんが、正解不正解よりもどんな回答をするかがこのコーナーの肝ですからね」

P「ああ、そういうことか」

(のワの)<そしてスタジオですよ、プロデューサーさん!

千早「さて、これは簡単だったと思います」

春香「皆さん、お手元のボードに解答は書けましたか? ……それでは、解答をどうぞ!」

響「自分完璧だからな!」トン


【東西南北】


春香「普通に正解だね」

千早「普通ね」

響「うがーっ! 普通って言うなー!」

あずさ「私も響ちゃんと同じです~」トン


【東西南北】


美希「美希も同じだよ」トン


【東西南北】

P「よし、入れるぞ春香……」

春香「な、生すか……?」

千早「さすがに簡単すぎたかしら」

春香「貴音さんは?」

貴音「……あの」スッ


【ほーい ほーい ほーい ほーい】


春香「…………」

響、あずさ、美希「…………」

千早「……ぷっ! く、くく……」フルフル

貴音「ち、違うのです! 読み仮名を4回書くものとばかり……」カァァ

(のワの)<そのころの裏方ですよ、プ(r

P「今すぐ貴音を抱きしめたい」

律子「何言ってるんですか」ハァ?

P「だってあんなに顔を真っ赤にしてる貴音は希少だぞ!」

律子「……まあウケてるようだからいいですけど」フン

(のワの)<そしてスタジオですよ、プ(r


春香「そ、それでは次の問題です!」デデン!


【Q.魚は何呼吸?】


響「こんなの簡単さー!」カキカキ

あずさ「ふふ、中学校時代を思い出すわ~」カキカキ

美希「ええと……」カキカキ

貴音「先ほどは失敗しましたが、名誉挽回です……!」カキカキ

千早「ぷっ! くく……」オナカイタイ

春香「千早ちゃん、思い出し笑いは後にしよう」

千早「ご、ごめんなさい春香……ええと、それでは解答をどうぞ!」

響「自分、動物飼ってるからな! このぐらい当たり前だぞ!」トン


【えら呼吸】


春香「はい正解です」

千早「他の皆さんは?」

響「少しはかまってよー!」ナイサー!

あずさ「すいません普通で~」アラアラ


【エラ呼吸】


貴音「これでどうですか!」シジョーン


【鰓呼吸】


春香「ええと……えら呼吸?」

貴音「左様です」

千早「えらって漢字でそう書くのね……勉強になるわ」

春香「じゃあ最後に美希!」

美希「……なの」トン

【肺呼吸】

あずさ、貴音「………………」

春香「……はい?」ゴゴゴ

美希「春香、声が怖いの……」

春香「ハッ――ち、違うの! はい? じゃなくて肺? って言ったつもりだよ!?」

千早「ぶふっ! は、春香……肺とはい? って……!」ポンポンイタイ

(のワの)<そのころの裏方ですよ(r

律子「美希……後で説教しときます」

P「でも、俺も金魚がパクパク肺呼吸してるの見たことあるぞ」

律子「それ死にかけてるんですよ!」

(のワの)<そしてスタジオですよ(r

春香「美希、金魚が息継ぎしながら泳いでいるの見たことある?」

美希「美希、魚がパクパク~って息しているの見たことあるよ?」

春香「それ死にかけてるんだよ!」

千早「ぶはぁ! も、もう駄目……!」

春香「ああっ! 千早ちゃんも死にかけ!? あ、えと……さ、最後の問題いきまーす!」デデン


【Q.タージマハルを作らせた女帝の名は?】

(のワの)<そのころの裏方ですよ(r

P「これ、かなり難しいな」

律子「多分、初めから正解することを望んでないと思います」

P「どれだけ面白い解答ができるかどうか、ってことか……で、正解は何だ?」

律子「ラクシュミ、です」

P「すごい。さすが律子だな」ナデナデ

律子「一般教養です……あと人のいる前ではやめてください」プンスカテレリコ

(のワの)<そしてスタジオですよ(r

春香「さあ、これはかなり難しい問題! 果たして正解者はいるのか!? では、今回はさっきと逆から見ていきましょう、どうぞ!」

美希「分かんないの……」ナノー


【クレオパトラ】


あずさ「私も分かりません……」アラアラウフフ


【クレオパトラ】


貴音「ぺすかとおれだいなまいっ!!」シジョーン!!


【ラクシュミ】


千早「何と、正解です!」

春香「あ、千早ちゃん、おかえり」

千早「ただいま春香。しかしまさか正解するとは思わなかったわ」

春香「そうだね。でも個人的にはさっきの貴音さんの掛け声? が気になったんだけど」

貴音「その場のノリです」

春香「ノリですか……じゃあ最後、どうぞー」

響「春香、何だか投げやりじゃない? ……自分も分からなかったぞ」アガー


【田島ハル】

春香、あずさ、美希「「「誰!?」」」

千早「も、もう無理……」パタリ

春香「ち、千早ちゃん!?」

千早「」ピクピク

貴音「ち、千早が痙攣しています! はやく救急車を!」

あずさ「まあ大変! ええと携帯、電話帳、119……119……あら? 『い』のところに無いわ~?」

美希「あずさ! そのまま119を押せばいいの!」

春香「そ、それではこれで、アイドル教育委員会を終わりまーす! 次は菊地真改造計画で……千早ちゃーん!?」

(のワの)<そのころの裏方(r

律子「ああもう滅茶苦茶……」

P「千早を司会にしたのはミスだったかなあ」

律子「この企画、これで打ち切りかしら……」

P「うーん……ん?」ハイ、ナンデショウカ……エ!?

律子「どうしたんですか?」

P「……視聴率、20%超えたらしい」

律子「うそ!?」



短いけど前半終了です。後半に続く!

春香「日曜午後の新発見! 神出鬼没の生中継、生っすか!?サンデー!!」

千早「この番組は、赤坂・ブーブーエススタジオから全国のお茶の間の皆さんへ、毎週生放送でお届けしています」

美希「張り切っていくの!」

千早「前回は大変お見苦しいところを見せてしまい申し訳ありませんでした……」

美紀「でも過去最高の視聴率だったの」

春香「そうだよ千早ちゃん。結果オーライだよ!」

千早「とりあえず腹筋を鍛えようと思うわ、笑いの」

春香「じゃあ今度「ガキの使いの笑ってはいけないシリーズ」を貸してあげる!」

美希「美希知ーらない」ナノ

千早「それでは第2回はこのメンバーでお送りします」

雪歩「は、はじめまして! 司会をやります雪歩です!」

伊織「にひひ、ビューティープリティーラブリーな伊織ちゃんが司会をやるわよ!」

亜美「解答者の亜美で→す!」

真美「同じく解答者の真美だよ!」

やよい「高槻やよいです! 一生懸命頑張ります!」

真「きゃぴきゃぴ~ん! まっこっまっこり――」

伊織「はいそれじゃあ早速問題にいくわよ!」

何故だろう、生っすかなのに赤羽根PじゃなくてぷちますのPが見える。

真「ちよっと伊織! まだ自己紹介が終わって……」

雪歩「真ちゃん、まだ分からないのかな……? それならもう一度菊地真改造計画で……」

真「さあ伊織! 早く始めよう!」

伊織「まったく、初っぱから……はい、第1問はこれよ!」


【Q.ある工場は1日で15の仕事が出きます。130の仕事をするにはおよそ何日かかりますか?】

>>31
ぷちますのPのつもりでお願いします……

(のワの)<そのころの裏方ですよ、プロデューサーさん!

P「130÷15は……ええと……」

律子「だいたい8.666だから、答えはおよそ9日です」

P「小学生の問題だな」

律子「一瞬詰まったくせにドヤ顔しないでください」

P「ドヤァ」

律子「……」ムカッ

(のワの)<そしてスタジオですよ、プロデューサーさん!

雪歩「ええと、みんな書けましたか?」

伊織「じゃあ順番に答えてちょうだい」

亜美「アイアイサ→」トン


【130÷15=8.666… 土日は休みだから8.666+2=10.666 よっておよそ11日】


伊織「土日って何よ! そんなもん考えなくていいのよ!」

雪歩「真美ちゃんは?」

真美「ほい」トン


【亜美と同じだよ→】


伊織「少しは自分で考えなさいよ!」

亜美「いや~算数は難しいね」

真美「亜美、中学からは数学って言うんだよ。難しいわけだよ!」

雪歩「これ、算数の問題なんだけどね……」

伊織「ったく、次はやよいね」

やよい「うっうー!」トン


【130÷15=8.666… だから、およそ9日】


雪歩「やよいちゃん正解ですー!」

伊織「まあ、小学生の問題だし、これくらいできて当たり前ね」

やよい「伊織ちゃんが勉強みてくれたおかげだよ!」

伊織「や、やよい! こんなところで言うんじゃないの!」

亜美「ほほーう。じゃあどこならいいんですかな~?」

真美「そりゃあ二人っきりになれるところっしょ?」

伊織「黙らっしゃい!」

雪歩「伊織ちゃん落ち着いて~!」

(のワの)<そのころの裏方ですよ、プロデューサーさん!

P「伊織とやよいって仲いいよな」

律子「何ですかいきなり……まあ、確かに仲がいいですよね」

P「伊織の方が年上なのに「伊織ちゃん」だし」

律子「微笑ましいですね」

P「……律っちゃん」

律子「死ね」

伊織「まったくこの双子は! 次、真!」

真「あのー……」トン


【130÷15=8.666… だから8日のお昼過ぎ】


亜美・真美、伊織「…………」

真「お、お願いだから誰か反応してよ!」

雪歩「大丈夫だよ、真ちゃん。大丈夫だよ。うん、大丈夫、大丈夫、落ち着け私……」

亜美「この中で一番計算が苦手なのはまこちんでしたか~」

真美「と、いうことは、やよいっちが一番「計算できる女」ってことになるね~」

伊織「こらこら、誤解されるようなこと言わないの!」

(のワの)<そのころの裏方ですよ、プ(r

P「死ねってひどくない?」

律子「じゃあくたばれ」

P「そんなに律っちゃんて呼ばれるの嫌なの?」

律子「ええ、特にプロデューサーには」

P「じゃあ律子、愛してる」

律子「滅べ」

雪歩「それでは次の問題です……」ドヨーン

伊織「もっとテンション上げなさいよ」


【Q.雄性ホルモンが分泌される所はどこか?】


亜美「なんとか…ホルモン? 何それ、こんなの分かんないよ~。ねえ真美……真美?」

真美「//////」

やよい「なんとか性ホルモン?」

真「ゆうせいホルモンって読むんだよ。そこで子供を作るための精s――」

伊織「誰よこんな問題作ったの!? やよいに悪影響じゃない!」

雪歩「でも、保健体育は大事だよ?」

(のワの)<そのころの裏方ですよ、プ(r

P「俺には難しくて分かんないなーさっぱりだよー」チラッ

律子「○玉です」

P「ちょっ」

律子「ん? 金○がどうしたんですか?」ニヤニヤ

P「もうちょっとオブラートに包んでだな……」

律子「はいはい、答えは精巣ですよー」

P「アイドル達の前で金玉とか言わないでくれよ」

律子「プロデューサー以外にそんな言葉使いするわけないでしょう……」ハァ

P「俺だったらいいのかよ」

律子「……いいですよ」ムスッ

亜美「えっと子供を作る……全然分かんないよ~! ねえ真美!」

真美「…………」カキカキカキカキ

亜美「……真美?」

真美「…………」カキカキカキカキ

亜美「た、大変だよ! 真美が――……ゆきぴょん?」

雪歩「お赤飯、もう炊いた?」ニッコリ

亜美「え」

伊織「やよい、こんな問題答えなくていいわよ」

やよい「え、でももう書いちゃっ――」

伊織「見せなさい」

真「駄目だよ伊織、こういうのは順番に見せるものでしょ」

伊織「見せられないものが書いてあったら困るのよ!」

やよい「ううー……伊織ちゃん、私を信用してくれないの……?」ウワメヅカイ

伊織「なっ……わ、分かったわよ! それじゃあ順番に見せなさい! まずは亜美!」

亜美「ねえゆきぴょん、お赤飯ってどういうこと?」トン


【兄(C)のマグナム】


雪歩「正解です」

伊織「ちょっと待ちなさい雪歩! 亜美、これどういうことよ!?」

(のワの)<そのころの裏方ですよ、プ(r

律子「どういうことだ」アアッ!?

P「律子、口調がおかしい」

律子「あ?」

P「はい、あの、前に亜美に『子供ってどうやったらできるの?』と聞かれまして……」

律子「警察を呼びます」

P「何もしてないぞ! ただ『俺のマグナムを使うのサ♪』って冗談で……」

律子「マグナム? ハッ、水鉄砲の間違いでしょ?」

P「ひどい」

伊織「あの馬鹿、何がマグナムよ……」

雪歩「大事なのは威力より命中率だよね?」

伊織「ちょっとー! これ苦情来ないのー!?」

雪歩「じゃあ次は真美ちゃん、大丈夫、恥ずかしがる事なんてないんだよ?」

真美「うん……」トン


【ふぐり】

雪歩「真美ちゃんにはがっかりだよ」

真美「ええっ!?」

雪歩「何を恥ずかしがっているの? ありのままを書けばいいんだよ?」

真美「で、でもこれ生放送だし……」

雪歩「生だから何だっていうの!?」

真美「ゆ、ゆきぴょん……」

雪歩「確かに私達はアイドル、生は怖いし、生でやって責任がとれるとは限らない。でも己の欲望に素直になることが大事なの!」

真美「自分の欲望に素直に……うん、ありがとうゆきぴょん! 亜美、もう生だからって自分の気持ちに嘘はつかない!」

雪歩「ふふ、そう、否認しちゃ駄目よ?」

真美「うん!」

>>72
亜美になってるぞ

>>73
ああっ、すいません! 可愛いほうが真美で可愛いほうが亜美でした!

伊織「うん、じゃないわよー!」

やよい「とってもいい話ですー……」

真「ほんと、なんだかボクまで涙が……」

伊織「ええっ!? 生生連呼してるところのどこが感動的なのよ!?」

やよい「え、でもこれ生放送だし……」

真「別におかしくないよ?」

伊織「ちょっ、いや、そうじゃなくて…………何よ、雪歩?」

雪歩「今、女の子の日の最中?」

伊織「きーーっ!! 2日前に終わったわよー!!」

(のワの)<そのころの裏方ですよ、プ(r

P「あー……雪歩のテンションMAXになってる」

律子「完全に暴走してますね」

P「余裕だな。『こんなもの放送できるわけないでしょー!』って怒らないのか?」

律子「前回、あんな内容で視聴率20%取っちゃいましたからね。何かが吹っ切れました」

伊織「もうやだ……次、やよいお願い」

やよい「はい、伊織ちゃん!」トン


【精巣】


伊織、雪歩、亜美・真美、真「…………」

やよい「あれ? みんなどうしたんですかー?」

伊織「せ、正解よ……」

やよい「うわーい! 嬉しいですー!」

伊織「やよい、どこで知ったの?」

やよい「保健体育の授業です!」

伊織「え、ああ、そ、そうよね。習うものね……」

雪歩「やよいちゃん、漢字苦手じゃなかった? よく書けたね」

やよい「私、保健体育は得意なんです!」

亜美「ほう、それは気になりますな~」

真美「と、得意……///」

真「うわあ、やよいって意外と……///」

やよい「兄弟が多いですから!」

伊織「兄弟が多いから? それってどういう――」

やよい「兄弟が多いですから!!」

伊織「それは知ってるけど、だからどうして――」

やよい「兄弟が多いですから!!!」

伊織「え、あの……」

雪歩「伊織ちゃん、察しよう」

伊織「え、何なの?」

真美「///」

真「///」

亜美「帰ったらパパとママに聞いてみよう」

やよい「うっうー! 次は真さんお願いしますー!」

伊織「なんだか分からないけど……次、真」

真「ボクも、やよいと同じだよ」トン


【精巣】


伊織「はい正解。次の問題に行くわよ」

真「あっさり過ぎない……?」

?「分かる、分かるぞその気持ち! 自分も前回――ぎゃーっ!?」

雪歩「今、何か聞こえなかった?」

伊織「……気のせいよ、きっと。はい、時間も押してるんだし、最後の問題行くわよ」


【Q.「不」の漢字を使った3文字の言葉を答えなさい】

(のワの)<そのころの裏方ですよ、プ(r

P「不二子」

律子「言うと思いました」

P「不二子っていいよな。胸が大きくてスタイルいいし」

律子「じゃあさっさと貴音やあずささんのお尻でも追いかけてください」

P「でも、背は低いほうがいい」

律子「……ロリ巨乳が好みですか、変態」

P「ロリ巨乳って……まあ、変態でもいいさ。それでも俺は律k―」

響「うがーっ! つい我慢できなくて……もう収録の邪魔はしないぞー!」

貴音「なりません。私とらぁめんの話をしているときに、他の者に気を取られるなど言語道断……覚悟なさい」

響「ごめんなさいー!」

律子「背が低くて巨乳でスタイルがいい……ああ、なんだ、響のことですか」

P「え、いや違――」

律子「知りません」

雪歩「さて、どうでしょう。みんな書けましたかー? じゃあ今度は逆に、真ちゃんからどうぞ」

真「はい」トン


【不死身】


伊織「何というか、真らしいといえばらしいわね」

雪歩「やよいちゃんはどう?」

やよい「書けましたー!」トン


【不安定】


伊織「うん正解よ」

やよい「一番身近にある言葉なんで!」

伊織「え?」

やよい「一番身近にある言葉なんで!!」

伊織「あの、やよい…」

やよい「うっうー!」

雪歩「はい、次は真美ちゃん」

真美「うう、やよいっち……はい」


【不女子】


伊織「……何? ふ……じょし?」

真美「そうだよ」

雪歩「あー……部分点、かなあ?」

伊織「部分点って何よ!? こんな言葉あるわけないでしょう!」

真美「えー、でもピヨちゃんの本に……」

伊織「あんの小鳥! まだ説教が足りないみたいね!」

雪歩「……まだ?」

(のワの)<あるアパートですよ、プロデューサーさん!

小鳥「ぴよっ!? ま、真美ちゃん。それを言っては……」

ぴよぴよぴぴぴ ひよこがぴょん~♪

小鳥「あ、電話……げっ」

ぴよぴよぴぴぴ ひよこがぴょん~♪

小鳥「ど、どうしよう……でも出ないと後がうるさいし……」

ぴよぴよぴぴぴ ひよこが――

小鳥「はい、もしもし……え、いやトイレに……はい、はい……ごめんなさい嘘です」

小鳥「中学生に何てことを教えるんだって? あ、あれは偶然、持ってきてた本を……」

小鳥「いや、あくまで休憩時間に……あ、はい、そもそも人前に出すものじゃないですよね……」

小鳥「え、説教? あの、まれに……はい今年で2×歳です」

小鳥「本当にすいませんでした。反省しています。はい、はい……それじゃあ……」

小鳥「ふう…………で、でも、お母さんだって私と似た趣味を――」

ぴよぴよぴぴぴ ひよこが――

小鳥「ちょ、えええええええっ!?」キョロキョロ

伊織「ああもう、次は亜美!」

亜美「亜美はまともだよー」トン


【不二家】


伊織、雪歩、やよい、真「…………」

亜美「え、駄目?」

伊織「ええと……スポンサー、だったかしら……?」

(のワの)<そのころの裏方ですよ、プ(r

P「いいと思います!」

律子「いいわけないでしょう! 思いっきりスポンサーじゃない会社名出してるじゃないですか!」

P「えー、でも上手くない?」

律子「こっちは色んな意味で不味いんですよ!」

P「ほら『てへぺろ』で許してくれるさ。向こうも常時それだし」

律子「ペコちゃんはそんな意味で舌出してるんじゃないです!」

雪歩「この番組のスポンサーじゃないから、ちょっとマズイんじゃ……」

亜美「大丈夫、謝れば許してくれるよ!」

真美「ペコちゃんもいつも舌出して謝ってるじゃん!」

伊織「あれ謝ってるんじゃないわよ!」

真「そうだよ、真美。謝ってたのは数年前のことで……」

伊織「ストーップ! それ以上言うんじゃないわよ!?」

やよい「家では少々賞味期限が切れていても食べるよ?」

伊織「やよいー!!」

(のワの)<そのころの裏方ですよ、プ(r

P「もう駄目かもしれんね!」

律子「今すぐ謝りに行きましょう!」

P「よし、そうしよう……ん?」ハイ、ナンデショウカ……アアハイ……エ!?

律子「……視聴率が良かったんですか?」

P「ああ、30%超えたって」

律子「でも、いくら視聴率良くたって不二家さんはカンカン……」

P「それがな、律子」

律子「何ですか」

P「不二家から、スポンサーの依頼が来た」

律子「不二家Δ」







おしまい

ご覧いただきありがとうございました。

はじめてのスレ立てだったのですごく緊張しましたが、楽しかったです。

アニマスから入ったクチでファン歴は浅いですが、また何か書きたいと思います。

よし、がんばる。

司会>>113、114
解答者>>117、118、119、120

たかね

春香

春香「日曜午後の新発見! 神出鬼没の生中継、生っすか!?サンデー!!」

千早「この番組は、赤坂・ブーブーエススタジオから全国のお茶の間の皆さんへ、毎週生放送でお届けしています」

美希「張り切っていくの!」

春香「いやー、まさか視聴率が30%超えるとは」

美希「ぎりぎりがウケたみたいなの」

千早「限りなくアウトだったと思うけど……」

春香「まあまあ、結果オーライってことで」

美希「それでは最初は、このコーナーなの!」

春香「大人気! アイドル教育委員会!!」

千早「で、今日は司会は誰と誰がやるの?」

美希「えっとね、この二人なの」

貴音「精一杯、努めさせていただきます」シジョーン

あずさ「あらあら~司会なんて初めてだわ~」ドタプ~ン

千早「くっ……!」

美希「解答者は、春香と真君と響、でこちゃん――」

伊織「誰がでこちゃんよ!」

春香「はい、お約束ありがとうございましたー。じゃ、私解答席に行くね!」

伊織「お約束って何よー!」

真「前みたいな失敗はしないように頑張るぞ!」

響「自分だって、あれから猛勉強したんだ! きっと大丈夫さー!」

貴音「それでは早速、この問題からいきましょう」


【Q.太陽系の中で質量と半径が共に最大の惑星は?】


あずさ「まあ、難しいわ~貴音ちゃん、分かる?」

貴音「ええ、もちろん。太陽系の惑星とは水金地火木……などとも言われる星の――」

伊織「待ちなさい貴音! 司会が喋ってどうすんのよ!」

真「へへ、ヒントありがとう、貴音」

響「自分は無くても分かってたけどなー!」

春香「え、ほんと? すごいね響ちゃん。私なんかさっぱりだよー」テヘッ

(のワの)<そのころの裏方ですよ、プロデューサーさん!

P「太陽系の惑星……水金地火木土天海、か」

律子「あら、珍しい。プロデューサー殿が賢い」

P「馬鹿にするなよ。これでも昔は神童って言われてたんだぞ」

律子「……で、答えは?」

P「土星」ドヤァ

律子「木星です」

貴音「さて、そろそろ書けましたか?」

あずさ「それじゃあ春香ちゃんからオープンしてください~」

春香「あー、分っかんないなー!」トン


【冥王星】


貴音「春香、冥王星は太陽系ではありません」

春香「あっちゃーそうだったー! 2006年に外されたんだったー!」

あずさ「あら~そうだったんですか~?」

春香「アメリカ人が発見した唯一の惑星で黒いネズミの愛犬プルートも英語で冥王星だったんだよねー! いやーうっかり!」

伊織「ああ、そう、うっかり、ね……」

貴音「次、伊織はどうですか?」

伊織「はい」トン


【木星】


あずさ「さすが伊織ちゃんね~」

伊織「こんなの一般常識よ」

あずさ「お姉さんからご褒美よ~」ナデナデ

伊織「ちょ、止めなさいあずさ! あ、もう、やめっ……」カァァ

貴音「……」ジーッ

響「どうした、貴音? 自分に何か用か?」

貴音「い、いえ……つ、次は真です」

真「……」トン


【月】


貴音「ほう……?」ゴゴゴ…

春香「あ、あの、貴音さん?」

貴音「そうですか、月は惑星ですか。そうですか……」

響「真、月は衛星だぞ」

真「あ、そうなの? というか、貴音がなんか怖いんだけど……」

貴音「真、収録後、時間はありますか?」

真「え、うん、あるけど……?」

貴音「それでは私につきあっていただけませんか……」

真「いいよ、どこに?」

貴音「とても楽しいところです」

真「え」

貴音「とても楽しいところです」

真「あの、それは……」

響「は、はいさーい! 次は自分だなー!」トン


【ジュピター】


響以外「…………」

(のワの)<そのころの裏方ですよ、プ(r

P「間違いではないが……」

律子「何でよりにもよってあんな書き方を……」

P「これじゃあジュピターの宣伝をしているようなもの……ん?」

いっぱい いっぱい あ・な・た・の声を~……

P「メールだ」

律子「マナーモード云々の前に、何ですかその着信音」

P「あ、電話の方は『魔法をかけて!』なんだけど」

律子「知りませんよ!」

あずさ「響ちゃん、それだと違う意味にとられちゃうかなー……」

響「え……ああっ!? し、しまった! これじゃあいつらの宣伝になっちゃうよー!」

春香「だ、大丈夫だよ響ちゃん! ちょうどいいハンデみたいなものだよ!」

伊織「ハンデって、もっと言い方があるでしょう……」

真「例えば?」

伊織「……情け?」

真「うわ」

(のワの)<そのころの裏方ですよ、プ(r

律子「伊織もきっついわねー」

P「まあ、確かに今はウチが圧倒的に売れてるけどな」

律子「油断してたら足元すくわれますよ……ところで」

P「うん?」

律子「だれからメールですか?」

P「……と、友達」

律子「どんな?」

P「り、律子には関係な――」

律子「ど・ん・な?」

P「黒井社長です」

律子「黒井社長? なんで?」

P「何でって……メル友だから」

律子「メル友って……で、何て来たんですか?」

P「えーと『お前のところのアイドルのおかげでいい宣伝になったよ。はっはっは!』だって」

律子「番組見てるんですね……」

いっぱい いっぱい あ・な・た・の声を~……

P「まただ」

律子「せめてマナーモードにしといてください。で、誰からです?」

P「冬馬」

律子「はあ? それってジュピターのですか?」

P「こいつともメル友なんだ。ええと、なになに……うん?」

律子「どうしたんですか?」

P「バカ、と一言だけ……涙の絵文字と一緒に」

律子「絵文字、使うんだ」

貴音「次の問題にいきましょうか」

あずさ「そうね~時間も押してきてるみたいだし……」

貴音「それでは、次はこれです」


【Q.太郎君は10個アメを持っていました。1人に2個ずつ配るとちょうど配り切れました。さて答えは何人でしょう?】

(のワの)<そのころの裏方ですよ、プロデューサーさん!

P「数学か……」

律子「算数です」

P「冗談だよ」

律子「冗談は顔だけにしてください」

P「えー……ほいっ」ヒョイ

律子「なっ、ちょっ、眼鏡返してください!」

P「返してほしくば、ダーリンと呼べ」

律子「わ、訳の分からにゃ――」

P「あ、噛んだ」

律子「ううぅ~……」

P「(やっべ可愛い)」

あずさ「は~い、みんな書けましたか~?」

春香「あずささん、まるで保母さんみたいです」

貴音「それでは先程とは逆に、響から答えを……」

響「はいさーい!」トン


【10÷2=5 答えは5人】


あずさ「正解です、よくできました~」

貴音「さすが響です」

響「なんか、恥ずかしいぞ……」

真「えと、次は僕でいいんだよね?」トン


【10÷2=5 だから答えは5人】


あずさ「真ちゃんも正解で~す」

貴音「ふむ、これは簡単すぎましたかね……伊織はどうですか?」

伊織「一緒よ一緒」トン


【10÷2=5 よって答えは5人】


あずさ「正解で~す。それじゃあご褒美を……」

伊織「い、いいわよ!」

響「あずささんは本当に伊織が大好きなんだなー――およ?」

貴音「……」ナデナデ

響「貴音? どうしたんだ、急に頭なんかなでてきて……」

貴音「ご、ご褒美です……」テレリコ

(のワの)<そのころの裏方ですよ、プ(r

律子「返してくださいよー!」ピョンピョン

P「ならば、ダーリンと呼ぶんだ」

律子「だ……」

P「ほら、どうした?」

律子「だ…・・」

P「だ?」

律子「だ……だーり、ん……」

P「はい、よくできました」

律子「ううぅ~……!」プシュー…

春香「あの、私、もう答えてもいいですか……?」

あずさ「あらあら、ごめんなさい」ツヤツヤ

貴音「ふう……」ツヤツヤ

春香「二人とも何だかツヤツヤしてますね……まあいいや、それ!」


【太郎君は日本人】


春香以外「…………」

春香「私ったらつい勘違いしちゃってー! なんにん? を、なにじん? って間違えちゃったー!」テヘペロ

春香「もうドジっ子もいいかげんに――……って、あれ?」

春香「み、みんな、どうしてそんな顔してるのかな~? あ、あはは……あの、会場のみなさ~ん?」

(のワの)<そのころの裏方(r

律子「…………プロデューサー殿」

P「…………ああ、今度から、春香は司会のみでいこう」

律子「どうするんですか、スタジオ、凍りついてますよ……」

P「――よし、おれに考えがある!」

律子「だ、大丈夫なんですか!?」

P「俺に任せろ! このカンペに……」カキカキ

律子「……(ま、まあ、こういうときぐらい頼りになってくれませんとね! こういうときぐらい!)」

P「(春香、これを見るんだ!)」ズバァ


春香「えと、どうしたら……あ、プロデューサーさん……!」


<<太陽のジェラシーを歌って、この場を溶かせ!>>


律子「ちょっと待て」

P「何だ、ナイスなアイデアじゃないか」

律子「どこがナイスですか! いきなり歌い出すなんて挙動不審もいいとこですよ! いくら春香でもこんな無茶――」


春香「プロデューサー……私、やります!!」


律子「春香ー!!」

モットトオクヘ オヨイデミタイ!

P「見ろ律子、みんな笑ってるぞ」

律子「苦笑いって言うんですよ、あれ……」

P「そうか? ……ん?」ア、ハイ。エエ…エ!?

律子「ほら、視聴率下がってたでしょ?」

P「ああ、春香のとこからガックン、だってさ」

律子「やっぱり……」ハァ

P「でも律子」

律子「なんですか?」

P「春香にオファー。映画の主役」

律子「ええええええ!?」






おしまい

今度から書く量は決めておこう……でもすごく楽しかったです!

レスくれた人、見てくれた人、ありがとうございました!

あと最後の算数の問題ですが、分かりにくかったですね。すいません。

解答に幅を持たせたかったのでわざとぼかした書き方をしました。

あれがテストに出たら明らかに出題者の落ち度ですね。

スコップで穴掘って、地面より深く土下座です。

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