凛「…プロデューサーにメールしよ」(234)

立ったら書く

モバP「ん、凛からメール…」の続き
モバP「ん、凛からメール…」 - SSまとめ速報
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渋谷凛(15)

http://i.imgur.com/tazIN.jpg



前回のあらすじ

凛ちゃんはわんわんになってにゃんにゃんしました

[凛の家]


加蓮「それでね、全然気付いてくれないんだよ?すっごい時間かけたのに」

奈緒「ホント加蓮もよくやんなぁ……」

凛「多分気付いてると思うよ。やっぱりプロデューサーってそういうの敏感だし」

加蓮「そうなのかなぁ……なら何か言ってくれればいいのに」

凛「アイドルにそんなアピールされても応えられないって。そういう立場なんだから」

加蓮「……そういうものなのかな」

奈緒「そういうもんなんだろうなぁ。うちのはちょっと相手しただけですぐつけあがるけど」

加蓮「奈緒は奈緒でバカみたいに可愛がられてるけど、なんか違うんだよね」

奈緒「おい、どういう意味だよ!?」

加蓮「そのまんま」

凛「確かに。ふふっ」

奈緒「う……」

加蓮「ま、私も私で心配されてばっかりで、それも違うと思うし」

凛「それくらいが丁度いいんだよ。アイドルなんだから」

加蓮「でも凛は凛のプロデューサーさんと良い感じの仲だよね?ねね、どうやったの?」

奈緒「あ、それ気になる」

凛「別に、付き合い長いから。そんな面白い話はないよ」

加蓮「私も結構長いのに、ああはならないよ?」

奈緒「そうそう、何もないなんてことはないだろ」

凛「本当にないってば。加蓮と奈緒はそういう風に意識しすぎ」

奈緒「あ、あたしは別にだな」

加蓮「えー、そんなぁ……」

加蓮「それじゃ、こないだプロデューサーさんと三者面談してたでしょ?そのときはどうだった?」

凛「別に普通。家に集まって、仕事の話とかしておしまい」

奈緒「あれ、一緒に飯もしなかったのか?せっかくなのに」

凛「フェスの前日だったから。面談終わったらすぐ事務所だったよ」

加蓮「え、でもご飯くらいなら別に大丈夫だったでしょ?」

奈緒「だな。あれ、実はあんまり仲良くなかったりして」

凛「そんなことない。単純に別にご飯くらい、いいかなって」

加蓮「……『別に』!?」

奈緒「『くらい』ィ!?」

加蓮「い、家にわざわざ来てくれるんだよ!?それで一緒にご飯まで食べられるチャンスなのに!?」

奈緒「あ、あたしがアイツ飯に誘うのにどれだけ……!」

凛「だからホント、二人とも意識し過ぎだってば……」

凛「前にも家で食べたことはあるから、今回はいいと思ったの」

加蓮「……やっぱり仲いいよね?凛から誘ったの?」

凛「たまたまだよ。その時は私に渡すものがあって、私店番してたからさ」

凛「店先まで届けてくれて、そのまま家でご飯食べてもらっただけ」

加蓮「ふーん……」

奈緒「へー……」

凛「な、何?」

奈緒「別にぃー?」

加蓮「ね、面談自体はどうだった?私来週なんだ」

凛「仕事の報告して、先の話するだけだよ。うちはお母さんが面倒臭かったけど」

加蓮「反対されたりとか?」

凛「ううん、なんかいろいろ心配症だから」

奈緒「あー、そういうの恥ずかしいよなぁ。あたしも来週だよ……」

加蓮「ね、もっと詳しく教えてよ」

凛「……別にいいけど。えっと……」

 ・ ・ ・

「……それでね、ほら、凛ちゃんが出てるあのCM!あれがご近所からも評判良くって!」

凛「お母さん、ちゃん付けはやめてってば……」

P「会心の出来でしたからね。各方面からも高評価でしたよ。凛にはこれからも期待してます」

「お仕事本当に頑張ってるみたいね。でもいくつくらいまで続けられるものなの?」

P「こればかりは何年、とは言えないです」

P「ただ凛は多才なので能力開発がしっかりできれば、アイドルとしてはかなり長く息が続くと見ています」

凛「……そうかな」

P「そうだぞ。プロデューサーとしては、ホントに自慢のアイドルだ」

凛「……ふふ」

P「アイドルは人気が勝負になりますが、凛は持ち備えているものに加えて努力もしっかりしています。周りからの信頼も厚い」

P「多方面で活躍できる力がありますので、食いっぱぐれることはまずないと考えても問題ないくらいだと思います」

P「いざ引退となっても、経験と実績を生かして業界でやっていこうと思えば引く手数多かと」

凛「プロデューサーのお陰だね」

P「凛がよくやってるからだよ」

「随分と高く評価して頂いてるのね。お仕事についてはわかりました」

凛「じゃ、もういい?」

「待って。……その、母親の私が言うのもアレですけど、この子仕事でも無愛想だったりしません?ちょっと心配で」

凛「……もう、やめてよ。大丈夫だってば」

「でもムスッとしてること多いでしょ?それで問題とか起こしてたりしたら……」

P「ははは、本当に大丈夫ですよ。凛は根っこから真面目ですし、受け答えはしっかりしてますから。無愛想っていうよりも、凛々しくて物静かって評判です」

P「アイドルとしてはそういうところも込みでプロデュースしていますから、仕事面で問題になることはないですね。それに近頃は随分と解れてきましたよ」

「確かに、中学の頃に比べたら明るくなったわねぇ。それもPさんのお陰?」

凛「……もう、知らないよ」

「アイドル、続けたいのよね?」

凛「うん。辞めるなんてまだ考えられない」

「ならいいのよ。行き詰まったら家業があるんだし、プロデューサーのお墨も付いてるんだし。思い切ってやりなさい」

凛「ありがと。まだまだ続けるつもりだよ。もっともっと上、目指していきたいし」

P「私を始め、事務所も同じ気持ちです。よろしければ来年も是非、お願いします」

凛「お母さん、いいでしょ?」

「もちろんよ。プロデューサーさん、よろしくお願いしますね」

P「ええ、こちらこそよろしくお願いします」

凛「うん。プロデューサー、これからもプロデュース、よろしくね」

P「おう、任せとけ。これまで通り、全力でいこう」

凛「うん。頑張ろう」

 ・ ・ ・

凛「……と、そんな感じ」

加蓮「ホント凛とプロデューサーってベストパートナーって感じだよね」

凛「……そうかな」

加蓮「そうだよ!私も面談、頑張らないと」

奈緒「あたしは憂鬱だよ……アイツ変なこと言ったりしないかな……」

加蓮「ね、その後は?」

凛「歩いて一緒に事務所向かっただけ」

奈緒「……お散歩デートか?やっぱ仲いいよな?」

加蓮「あ、ようやくイチャイチャが聞ける?」

凛「だからそんなのはないってば」

・ ・ ・

「本当にご飯はいいの?」

凛「もう、この後忙しいんだってば。ほら、行こ?」

P「ああ、そうだな。では、失礼します」

「またいらしてくださいね~」



凛「………」トテトテ

P「………」トコトコ

凛「ね、プロデューサー」

P「ん?」

凛「今日はありがと」

P「気にするほどじゃないだろ」

凛「そうだけど、さ。プロデューサー、ちょっとお疲れでしょ」

P「……よくわかるな」

凛「まぁね。タクシー拾って行こ。明日から忙しいし、休めるとこで休まないと」

P「そうだな。そうするか」

 ・ ・ ・

凛「そんな感じで結局さっさとタクシー乗って、事務所戻って終わり」

奈緒「うーん……甘さが足りない………」

加蓮「……ホント、良きパートナーって感じの仲の良さなんだね」

凛「だから何もないって言ったでしょ。私もそういう関係でいたいし」

加蓮「はー、ストイックだね……」

凛「もういい?この話はおしまい」

奈緒「残念だったな、加蓮」

加蓮「ちぇー……」

凛「何が?」

奈緒「いや、もっと甘々なのがあると思ってたから」

加蓮「こないだ、つついたら面白い話出てくるんじゃないかって話してたんだ」

凛「…………だから、そんな話はないって」

加蓮「絶対なんかあると思ってたのに……」

奈緒「あたしもベタベタにイチャイチャしてるもんだと思ってた」

加蓮「ね」

凛「……なんでそう思うの?」

加蓮「だって凛、プロデューサーさんと一緒だと露骨に機嫌良くなるし」

凛「…そんなことないよ」

奈緒「最近表情も柔らかくなったな」

凛「無愛想治そうと思って」

奈緒「プロデューサーのこと優しい目で見てたりするし」

凛「……」

加蓮「逆も見た」

凛「ふーん……………ふふっ」

奈緒「……………」ジトー

加蓮「……………」ジトー

凛「………別に他意は無いし」

これは各々別のプロデューサーがついてるってことでいいのよね?

奈緒「お茶淹れとか、プロデューサーの分は全部自分でやってるだろ」

凛「プロデューサー頑張ってるし、感謝も兼ねてね」

加蓮「あとさくらちゃんにプロデューサーさんの行動報告させてる」

凛「……監視させてるわけじゃないよ。あの子が勝手にチェックしてるから、教えてもらってるだけ」

奈緒「ま、何よりもこないだのアレだな」

凛「……アレ?」

>>44
そうよ
わかりづらかったらごめんね

加蓮「フェスの打ち上げ、二人でこっそり抜け出してたじゃん?」

奈緒「勝ったご褒美で甘えてる、とかかなって」

凛「え、な、なんで知っ……」


加蓮「……………」


奈緒「……………」


凛「……………」

凛「……わ、私ちょっとハナコの様子見てくる」ガタッ

加蓮「な、奈緒、黒だよ!!確保!!!」

奈緒「うお、こら待てっ!」バッ



ドタバタ

ドタバタ

ガチャ見てwktkしてた
響子ちゃんかわE…

・・・

加蓮「じゃあ凛、もう一回いってみよっか」

凛「……何を?」

奈緒「面談の話。ノーカット版な」

凛「……別に何も変えてないし」

奈緒「じゃ、話さなかった部分を」

加蓮「凛、私達友達でしょ?」

奈緒「立場も同じだし、別に話漏らしたりしないからさ。な?」

凛「う………」

加蓮「それとも、私と奈緒で凛のプロデューサーさんに直接聞いた方がいい?」

凛「そ、それはやめて……」

奈緒「じゃあほら、吐いて楽になろう、な?」

加蓮「それじゃ、えっと……あ、プロデューサーさんと頑張ろうって言い合ったあたりから」

奈緒「全部だぞ!」

凛「うー……」

・ ・ ・

P「こちらこそ、これからもよろしくな、凛」

凛「うん。その『これから』は長くなる予定だけどね。最後まで一緒にやる?」

P「望むところだ」

凛「……ふふっ」

「あらあら、もうすっかりおしどり夫婦ねぇ」

P「ふ、夫婦って、ははは……」

・ ・ ・

加蓮「あ、甘い感じになってきた。いいねいいね」

奈緒「いいぞいいぞ、もっと砂糖もってこい」

凛「………」

加蓮「ほら、続けて」

奈緒「続けて続けて」

・ ・ ・

凛「ちょっとお母さん、変な冷やかしやめて。仕事の話だよ」

「いいじゃない、もうそういう関係なんでしょ?」

凛「そ、そういう関係って……」

「だって、ね?」

凛「……何?」

「ほら、この間凛ちゃんの部屋で……」

凛「あ、あれはなんでもないってば。ちょっと、えっと、そう、演技の練習してただけで」

・ ・ ・

奈緒「おおおおい、ストップストップストーップ!!」

加蓮「そういう関係ってどういう関係!?」

奈緒「この間ってなんだよ!?演技なんちゃらってどう考えても言い訳だろ!?」

凛「ううう……その………」

加蓮「その!?」

凛「……や、やっぱ無理!言えない!」

奈緒「大丈夫、ほら、お、応援するから!だから続き!」

加蓮「というかこの間のって何!?何したの!?」

凛「………ほ、ホントに誰にも言わないでよ、絶対だよ」

加蓮「言わない、言わないから」

奈緒「はよ!」

凛「………その、さっき言った、Pさんが届け物でうちに来たとき………」

奈緒「飯のときだな?」

凛「うん。来て、ハナコとばっかり遊んでてさ。あの人犬好きなんだけど、ずっと『ハナコー、ハナコー』ってやってて」

加蓮「……妬いたんだ」

凛「……うん。で、ご飯食べていってもらう流れになったから上がってもらったんだけど。お母さんが勝手に私の部屋に通しちゃって」

奈緒「…………」ゴクリ

犬に妬くのか……
かわいいなおい

>>91
過去作を見てくるがいい

凛「そ、それで、私も構って欲しいな、って思って」

加蓮「お、思って?」

凛「犬耳つけて、犬の真似しながら甘えてみた……」

奈緒「…………」

加蓮「…………」




奈緒「は?」

加蓮「え?」

これ3スレ目?

NGだからレスは見えないがどうやら自動保守マシーンが降臨したみたいだな

>>100
そう
1スレ目 凛「あ、プロデューサーからメール…」
2スレ目 モバP「ん、凛からメール…」

凛「ちょっとハナコみたいに甘えたら可愛がってもらえるかな、なんて……」

奈緒「お、おう」

凛「で、ハナコみたいにお腹撫でてもらって」

加蓮「え……」

奈緒「う、うわぁ…………」

凛「な、何?」

奈緒「いや、凛はすごいなって……い、犬の真似……」

加蓮「で、その後は?」

凛「その時はそれだけ……」

奈緒「ま、まあスキンシップだな?ちょっとじゃれてみたんだな?」

凛「う、うん」

加蓮「それじゃそういう関係~、のところからね」

凛「…………うん」

・ ・ ・

凛「あれはなんでもないってば。ちょっと演技の練習してただけで」

「じゃあその後のは?」

凛「そ、その後?」

「この間、電話したときプロデューサーさんのお部屋にお邪魔してたでしょ?」

凛「あ、あれは」

「それで次の日、朝帰りだったでしょ?」

凛「あ、あの時もちょっと泊めてもらっただけで別に」

「ひょこひょこ歩いてたわよね?」

凛「う…………」

・ ・ ・

奈緒「うわああああああああああああ!?」

加蓮「り、りりりりりりりりり凛!?」

奈緒「お、お泊りってなんだよ!?」

凛「……この間、ドレスのデザインの宿題あったでしょ?」

加蓮「うん、凛はプロデューサーに見てもらったって、すっごい可愛いの……あ、そ、その時?」

凛「……うん。プロデューサー、オフでいなかったから。ちひろさんにアポ取ってもらって、家にお邪魔したんだけど」

加蓮「お邪魔したんだ……」

奈緒「お、お邪魔して?」

凛「それからデザイン見てもらって、一緒にご飯食べて」

加蓮「で?で?」

凛「ちょっと時間ができてくつろいでるうちに、なんか、気分が盛り上がっちゃって」

加蓮「」ゴクッ

凛「その、また犬の真似して甘えて」

奈緒「またかよ!?」

凛「うん……犬耳、持って行ってたから」

奈緒「……なぁ、もしかしてその犬耳って」

凛「前に奈緒がくれたやつ」

奈緒「おおおおおおおおお、あ、あたしは大変なことを……」

加蓮「で、で、それで?」ゴクッ

凛「………ベッドの上で、お腹撫でてもらって」

奈緒「ははは、そのじゃれ方が気に入ったんだな、ははは」

凛「そ、そしたら、なんかそんな気分になっちゃって………」

奈緒「はは…………」



凛「そのまま、その……」




奈緒「」

加蓮「」

加蓮「ね、凛」

凛「ぅぅ……」

加蓮「ひょこひょこって、その、そういうこと…?」

奈緒「だ、だよな……?」

凛「い、言っておくけど、プロデューサーは悪くないから」

凛「私が勝手に押しかけて誘っただけだし」

奈緒「いや、それはそれで、なんというかだな」

加蓮「うん……」

加蓮「奈緒」

奈緒「おう」

加蓮「私さ、手繋いだとか、ちょっと抱きついたとか、食べさせ合いっこしたとか、そんなもんだと思ってた」

奈緒「……あたしもデートしてるとか、恋人未満程度の甘いのだと」

加蓮「凛ってやっぱすごい」

奈緒「仕事だけじゃなくそっちでも先越されるとはな」

加蓮「最近の子ってすごいんだね」

奈緒「すごいな」

凛「一つ二つしか変わんないじゃん……」

加蓮「……ね、凛」

凛「っ、な、何?」

加蓮「プロデューサーさんと仲、いいよね?」

凛「……………」

加蓮「すっっっっっごく仲いいよね?」

凛「………はい………」

奈緒「仲いいってレベルじゃねーぞ、これデキてるって言うだろ」

凛「で、デキて……」

凛「し、仕方ないでしょ、そういう流れになっちゃったんだし」

ヤればデキる、いい言葉だな。俺たちに避妊の大切さを教えてくれる

加蓮「流れって……凛、大丈夫?後悔してない?」

凛「大丈夫だよ。ちゃんと気持ちは伝えたし、応えてくれた」

加蓮「あ、そうなんだ……」

奈緒「あれ、あたしらが意識しすぎだったんじゃ……?」

凛「仕方ないよ、好きなんだから」

加蓮「あ、開き直った」

奈緒「開き直ったな」

凛「応援してくれるんでしょ?」

奈緒「いやそうは言ったけどさ」

加蓮「応援するとこなくない?」

奈緒「もういくとこまでいってんだろ」

加蓮「ね」

凛「で、続き!」

奈緒「おい、自分から行ったぞ」

加蓮「まぁ聞きたいけど」

・ ・ ・

「ひょこひょこ歩いてたわよね?」

凛「う……」

「あ、別に朝帰りはいいのよ?変な人と遊んでるわけじゃないし、凛ちゃんの大好きなプロデューサーさんなんだし」

凛「お、お母さん、ちょっと!」

「あ、あとあの日以来Pさんの写真ずっと枕元に置いてるでしょ?」

凛「や、やめて……」

「ふふふ、凛ちゃんもすっかり恋する乙女ね~」

 ・ ・ ・

加蓮「どこどこ?」チラッ

奈緒「あ、机の上のアレか?」

凛「……うん。二人が来るから避難中」

奈緒「どれどれ…なんだ、割と普通のツーショットだな」

加蓮「いつも寝る前に見るの?」

凛「………うん」

加蓮「なんか意外。可愛い」

奈緒「恋する乙女、だな」

奈緒「で、寝る前に見て、どうするんだ?」

凛「………~~っ!!」

奈緒「……え、あ、いや、おやすみ言ってから寝るのかなと……」

凛「あ、そ、そう!おやすみって言ってから寝る、よ?あはは」

凛「あ、あはは………」

奈緒「…………なんか、ゴメン」

加蓮「……………ははは……」

凛「…………」

凛「で、えっと、面談の話!続き!」

・ ・ ・

「ね、Pさん、そういうことよね?」

P「え、えっと、その」

「あ、いいのよ。この子こんなだから孫は無理かと思ってたけど、しっかり未来の旦那さん捕まえてきてくれたんだし」

凛「だ、だから、そんな、だ、旦那さんなんて、私はまだ……その……」

「こんな娘ですけどしっかり可愛がってあげて下さいね?来年の誕生日には判子押しますから」

P「……それはまだ先になるかもしれないですけど」

「あら!あらあら、凛ちゃん聞いた?」

凛「Pさん、別に合わせなくても」

P「いや、その、真面目に……」

凛「っ、も、もう……」

「ふふふ、凛ちゃんの口元は相変わらず嘘がつけないわねー?もう決まりでいいんじゃないかしら?」

凛「っ、も、もういいでしょ!面談はおしまい!Pさん、行こっ」

「あら、晩御飯は?」

凛「この後事務所だってば。昨日言ったじゃん」

P「すいません、慌ただしくて」

「いえ、いいのよ。またいくらでも機会はあるでしょうし、ね?」

凛「お母さん、もうやめて……」

 ・ ・ ・

奈緒「もう完全にゴールイン体勢じゃん……」

加蓮「親公認……しかも結婚までOK出てる……」

凛「面談はそんな感じ」

加蓮「凛、どうするの?結婚するの?」

奈緒「アイドルはどうすんだ?」

凛「……先の話になると思うけど。私は、欲張るつもりだよ。全部しっかりやり切りたい。アイドルも、Pさんのコトも」

凛「だから、今回は私の負けだね。本当は二人にも事務所のみんなにも、ちゃんとPさんと私は最良のパートナー、くらいに思っておいてもらわないと」

凛「しっかり引退まで一緒にやって、それで初めて人に、っていうのが理想だったんだけどね」

加蓮「……聞いちゃってよかったの?」

凛「……奈緒と加蓮は、信用してるから。それに中途半端に知れてPさんに迷惑がかかるのもイヤだし」

奈緒「まぁ、それくらいは任せとけよ。応援するって言っちまったしな」

加蓮「うん。私達は味方だよ。ね、奈緒」

奈緒「おう」

加蓮「でもやっぱり凛ってすごいね。アイドルのこと以外も、ちゃんとどうするか決めてる」

凛「……そうしないと、笑って幸せになれないから」

奈緒「見習わないとなぁ」

加蓮「……だね」

凛「……結構遅くなっちゃったね。電気、消すよ」カチッ

加蓮「……ね、凛」

凛「ん」

加蓮「面談の後の話は?」

奈緒「あ、お散歩デート。本当はもっといろいろあったんだろ」

凛「………」

加蓮「あ、あったんだね。じゃ、どうぞ」

凛「なんかすごく損してる気分……」

奈緒「はよ」

 ・ ・ ・

凛「………」トテトテ

P「………」トコトコ

凛「……寒い、ね」

P「すっかり冬だな」

凛「今日はわざわざ来てくれてありがと」

P「気にすんな」

凛「でも結構お疲れみたいだし。あんまり寝てない?」

P「……よくわかるな」

凛「いつも見てるからね」

P「凛には敵わないな。フェスの準備でな、不足分の調達が忙しくて」

凛「お疲れ様」

P「ま、他ならぬ……」

凛「他ならぬ?」

P「凛の為だからな」

凛「……ふふっ、ありがと」

凛「私も他ならぬプロデューサーの為に、フェス頑張るよ」

P「おう」

凛「ん」

凛「ね、さっきの話、さ」

P「……ああ」

凛「次の誕生日、とは言わないけど。期待、してもいい?」

P「……いいぞ」

凛「やった。………ふふっ。ね、Pさん」

P「ん?」

凛「好きだよ。大好き」

P「……俺も言った方がいいのか?」

凛「知ってるからいいよ」

P「そっか」

P「……ふぁ……あ、すまん…」

凛「やっぱりお疲れだね。タクシー乗って行こ。私も寒いし」

P「……悪いな。フェス前に少しでも時間を、と思ったんだけど」

凛「Pさんの体の方が大事だよ。それに忙しいんだから、休めるところで休まないと」

P「……そうだな。そうするか」

凛「それに、タクシーの中ならさ」

P「ん?」

凛「手、繋いでもバレないよね?」

 ・ ・ ・

加蓮「今度は甘すぎ…………」

凛「はい、おしまい。あとは事務所戻ってフェスに備えただけ。奈緒と加蓮もいたでしょ」

奈緒「あの前はこんなことが行われていたのか……」

加蓮「甘える時は本当に全力なんだね…」

凛「もー、ほら寝よ。夜更かしして肌荒らしたら怒られるよ」

奈緒「……そうだな。おやすみ」

加蓮「ん、おやすみ」

凛「おやすみ」

加蓮「……ね、凛」

凛「寝るよ」


加蓮「奈緒も。……頑張ろうね」


奈緒「……だな」


凛「………うん」

 ・ ・ ・

[数日後]

「凛ー?これからお得意様いらっしゃるから、ハナコ裏に連れてって見といてー」

凛「はーい……あ、机使っていい?宿題やってるんだけど」

「いいわよー。あ、あとリボン転がってるでしょ?一つ持ってきて」

凛「ん、これ?」

「それそれ。それじゃよろしくね」

凛「はい。ほらハナコ、おいで」

トテトテ

凛「はい、そこにいてね」

凛「さて、宿題……」

カリカリ カリカリ

凛「うーん……」

ペロペロ

凛「……ハナコ、邪魔しないで」

くぅーん…
トスン

凛「……もう。よしよし」ナデナデ

凛(……勝手に膝枕させてもらって、上目遣い)

凛(これ、私がやっても変じゃないかな?)

凛(……うん、今度やってみよ)

凛「よしよし、ハナコ、ナイスだよ」ナデナデ

凛「ご褒美に首輪にリボンつけてあげる」

凛「えっと、ここをこうで……あ、ほら動いちゃダメ」

凛「ここを結んで……はい。ふふっ、可愛くなった」

凛(あ、写真撮ってPさんに送ってあげよ)

凛(………折角だし、私も入った方がいいよね?)

パシャッ

凛(……もうちょっと色っぽい方がいいかな?ちょっとしなを作って……)

パシャッ

凛(うん、よし。ふふっ、Pさんビックリするかな)ドキドキ

凛(えっと、本文は……『贈呈用。どう?』っと。送信)

ピッ

ピロン

凛(あ、返事)


『ハナコはかわいいなあ!また今度店先に顔出しで愛でさせて貰おう』


凛(……私は?)ムスッ

凛(返信、返信。えっと……)ポチポチ

凛(……ちょっと思い切り過ぎかな……?)

凛(いいや。私だけドキドキするの不公平。送ろ)

ピッ

『隣の子もね。親がいないときならいつでも愛でに来ていいよ?』

    ̄ ̄ ̄二二ニ=-
'''''""" ̄ ̄
           -=ニニニニ=-


                          /⌒ヽ   _,,-''"
                        _ ,(^ω^ ) ,-''";  ;,
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                     (.゙ー'''", ;,; ' ; ;;  ':  ,'

                   _,,-','", ;: ' ; :, ': ,:    :'  ┼ヽ  -|r‐、. レ |
                _,,-','", ;: ' ; :, ': ,:    :'     d⌒) ./| _ノ  __ノ

保守支援ありがとお!
続きは遅いし眠いし次の機会にするよ
多分次はPが凛にメール送るタイトルじゃないかな(適当)

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