【安価】京太郎「俺が……アイドル?」一「運命の切札をつかみ取れ!」15【ほのぼの】 (1000)

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    ゞ、 {_j     \_:.        }  | (ノ 〉人 |
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 何番煎じの京太郎スレですが、マイペースに更新予定

  以下の点にご注意ください


・このスレの目的は本編で目立たない京ちゃんを、なんでもいいからとにかく目立たせることです

・容姿を磨いてイケメンアイドルとして売り出すのもおk、雀力を磨いて最強のアイドルにするのも可

・恋愛要素を入れました(半ギレ)咲キャラが京ちゃんのファンになることもあります(ストーカー?)

・別作品のパロが多め(主に中の人ネタ)

・スレはのんびり更新。間隔が空く場合は事前に連絡します

・基本みんなゆるキャラ

・ヤンデレ=ぽんこつ

・育成要素は薄いので、育成メインを期待している方はお許しください←ここテストに出ます


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1389447553


         ,. . .-―: : : : : :―-. . _
        . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
     /: :': : : : : : : : : : : : : : : : : : ': : :`: .
.    ,. : :/: : : : : : : : : :': : : : : : 、: : 丶: : : :.`ヽ
.   / : : ': : : : :./: : : /: : : : : : : : ヾ: : ヽ: : : : : :ヽ
.   ': : : :i: : : : :/: : : / !: : : : : ト、: : !、: : :ヽ: : : : : :.}
  {: : : :!:l: : : :!_!: : :゙‐{: : : : :!:!‐!: : }_l: : : lヽ: : : :,.'

.   ヽ:、:.:{: : :.! ヾ:{  ヽ、: : };' ノ:ノ  l: : : :リ: : :/  また京太郎君と共演じゃ……♪
    ゙、i ゝ、: :{ ,ィ兀下     '"兀心、l !/: -‐'ソ
      l: l: : : :! 比少       込刈. !: : : :.l: :l
.    ; :l : : l:.i   ,,,   ,.    ,,,  .!: : : : !: :l
     , :.! : : l: ト、              ,.':{: : : :l:!: :、
.    /,' : : : :.!:l: :> 、  ` ´  ,. <〃l.: : :l: :、: :、
    '〃: !: : :!:{: :l: : :l:.i.      !: :l: :{!: :.!: :.!: :.ヽ :゙、
.   {;'゙!: :、: : :!:ゝヽ/\    /\:.:゙、: }: ;': : : :): ;!
    ゙、、ヾ;ヽ:.;..'"ソ!   >ー<   !`ヽ'{:/:_: : ;'. '"

【過去ログ】

1スレ目

2スレ目
【安価】京太郎「俺が……アイドル?」竜華「うちに任しときや!」2【ほのぼの】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1377176731/)

3スレ目
【安価】京太郎「俺が……アイドル?」煌「すばらっ!」3【ほのぼの】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1377316979/)

4スレ目
【安価】京太郎「俺が……アイドル?」照「応援してる(照だけに)」4【ほのぼの】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1377540342/)

5スレ目
【安価】京太郎「俺が……アイドル?」久「久しぶりね!(久だけに)」5【ほのぼの】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1378054509/)

6スレ目
【安価】京太郎「俺が……アイドル?」洋榎「後おっかけの洋榎とは…」6【ほのぼの】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1378316005/)

7スレ目
【安価】京太郎「俺が……アイドル?」透華「合宿ですわっ!!」7【ほのぼの】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1378785409/)

8スレ目
【安価】京太郎「俺が……アイドル?」和「あなたって、本当に最高の……」8【育成】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1379557858/)

9スレ目
【安価】京太郎「俺が……アイドル?」菫「虹だ!虹を出してくれ!!」9【育成】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1380991517/)

10スレ目
【安価】京太郎「俺が……アイドル? 咏「まだまだだねぃ」10【育成】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1382199000/)

11スレ目
【安価】京太郎「俺が……アイドル?」宥「あったかい……」11【育成】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1383746177/)

12スレ目
【安価】京太郎「俺が……アイドル?」明華「私がアナタを……!」12【育成】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1384269484/)

13スレ目
【安価】京太郎「俺が……アイドル?」霞「アナタはもう私だけのモノ」13【ほのぼの】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1385384445/)

14スレ目
【安価】京太郎「俺が……アイドル?」美穂子「頑張りましょう、若♪」14【ほのぼの】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1387887270/)



【須賀京太郎】

<アイドルランク>(ファン人数)
・Dランクアイドル(10000~100000)

<容姿> S(70) <雀力> C(40) <歌唱力> C(47) <演技力> B(50)

<特技>
・タコス作り

<担当>
・清水谷竜華(プロデューサー)
・花田煌(マネージャー)
・竹井久(事務員見習い)
・龍門渕透華(スポンサー)
・福路美穂子(家政婦)


・瑞原はやり(総合トレーナー)
・弘世菫(麻雀トレーナー) 
・松実宥(メイク&容姿トレーナー)
・雀明華(歌唱力トレーナー)
・石戸霞(演技力トレーナー)


<アイドル経歴>
・雑誌特集&パンフレット
・サイン会
・ドラマ主演
・いい○も出演
・CM出演
・仮面ライダー 主演
・アニメ 主要キャスト起用


      |.  G |  F |  E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS
―――┼―――――――――――――――――――――――――

容姿  |llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
雀力  |llllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
歌唱力|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll

演技力|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll

<須賀京太郎のファン>

・宮永照
・宮永咲
・蒲原智美
・愛宕洋榎
・愛宕絹恵
・江口セーラ
・鹿倉胡桃
・染谷まこ
・片岡優希
・原村和
・国広一
・深堀純代
・藤田靖子
・滝見春
・池田華菜
・久保貴子


SSS 100
SS 80~99
A 60~79
B 50~59
C 40~49
D 30~39
E 20~29
F 10~19
G 0~9

SSS 
【容姿】目が会っただけで想像妊娠してしまうレベル
【雀力】アラフォー三人同時に完封するレベル
【歌唱力】宇宙レベル
【演技力】アカデミー賞総なめ


SS 
【容姿】微笑んだだけで気絶するレベル
【雀力】アラフォーと互角レベル
【歌唱力】世界レベル
【演技力】ハリウッド主演レベル

S
【容姿】歩いているだけで全ての女性が振り返るレベル
【雀力】牌に愛されているレベル
【歌唱力】人間国宝レベル
【演技力】ハリウッドオファーレベル

A
【容姿】福山雅治
【雀力】プロ上位
【歌唱力】オリコンランキング一位
【演技力】国内映画主演レベル

B
【容姿】ジャニーズ上位
【雀力】プロ合格レベル
【歌唱力】オリコンランキング入り
【演技力】仮面ライダー主演レベル

C
【容姿】ジャニーズ崩れ
【雀力】全国大会出場レベル
【歌唱力】CD契約出来るレベル
【演技力】ドラマ脇役出演レベル

D
【容姿】イケメンもどき
【雀力】県大会レベル
【歌唱力】カラオケで褒められるレベル
【演技力】演劇部レベル

E
【容姿】フツメン
【雀力】雀荘のおっさん
【歌唱力】下手でも上手くもない
【演技力】ただの素人

F
【容姿】キモメン
【雀力】始めたての素人
【歌唱力】音痴
【演技力】棒読み

G
【容姿】グロメン
【雀力】そもそも打てない
【歌唱力】そもそも音程って何?
【演技力】そもそも演技って何?


【期待の】「須賀京太郎を応援する雀士達」【新人】

<<清澄>>

宮永咲(ファン)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:OHimeSAKi

原村和(同僚)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:koSI+MIZU

片岡優希(ファン)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:SuGALoVE+

竹井久(事務員)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:TAMAnnee0

染谷まこ(ファン)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:Roof/top0

内木一太(モラル)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:Maho/LoVE


<<龍門渕>>

天江衣(オールステ)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:sHadeMooN

龍門渕透華(スポンサー)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:anTenAcuP

井上純(容姿&雀力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:JyunNIKI0

国広一(ファン)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:kIndaIchi

沢村智紀(歌唱力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:SawAmuRaa

ハギヨシ(モラル)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:ONdIsKdes

杉乃歩(遭遇)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:DojiMAID0



<<風越>>


福路美穂子(家政婦)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:Waka/LoVe

池田華菜(ファン)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:iKeDaAcaT

吉留未春(雀力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:MIharunn0

文堂星夏(雀力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:StarCardo

深堀純代(ファン)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:JSAsumiYo

久保貴子(ファン)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:KiLLiKedA


                        ....-――-....

                        ..:.:´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
                    /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
                       /.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::l:::::::::l:::.:.:.:.:.:.
                  /.:.:.:.:.::::::l:|:::::::::::::::::::::|::::::::|::::::.:.:.:.:l
                   '.:.:.::l:::::::;斗、::.:.::|::::::::::|::::::::|::::::.:.:.:.:l  またまた共演とか、運命じゃね? 
                      i./|:::l::::/::人 ヽ:: |:::::::: |:::::: |::::::.:.:.:.:.l               
                 |:| |::::::/ ィ芹ハ::|l:::::::::l:::::: |:::::::.:.:.:.:.l

                 |:| |:::/∧  Vソ |::l}::::::: |:::::::|:::::::::.:.:.:.乂 ____
                     ` 乂:::{:::)   .l::|:::::::::|:::::::′::::::::.:.:.:.:.:.:<⌒ヽ
                 _r'\\}\ /ヽ|::::::: ′:/:::::::::::::::\.:.:.:.:.:\

                r' \. ヽ ∨>`=彳::::/:::::イ::::::::::::::::::::::.>-=::::ヽ
               / ` 、 \ . }::/r―':::::ィ::: / |:ハ::::::::::::::::::::::::`ヽ`ヽ}
                」 ー- ≧ rヘj「}/f7⌒7:::::/ 八:.乂:::::::::::::::::::::ト::}  ′
              {二ニニ=- /ヾ{:::{ぃ〃./:./⌒ヽ.:.:.::{  ̄| ̄`ヾ{ ′
               ー‐――┴ /⌒>{{ //(_人,\人::/|
           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`V イj{{/.:.:.:._彡.:.:.:.:.ヽ /::|
             〈 :::.:.:.:.::::.:.:辷八_ノ\厂彳 /.:.:-=≦⌒).:/:::::L_
           } ::::::::::::.:.:.::r' ヽ.Lノ:.\ | -=≦::.:::::.乂__{/ :f^Y:ハ

            { (⌒) ___:.:.::::〈  }{厂r' _):.:.:.:..:.::::/:::::::ノ l:::::}
             八 .:.Y∠二二二≧=-⌒マ (⌒)::::厂⌒/r'´ ̄::7::::/
            ヽ  __   人__人: \.:.マ .:.:厂廴/ {:{::::::}::/:::/
             } ):::ヾ⌒Y⌒ヽ:.::::::\マ (⌒):.::r'⌒|」:::::|/:::/

             | `ヽ::廴人__r勹:.r‐ぅ≧=- ..::..:.て_「|:::::}::::i{
             |⌒):::::..:.:.:.:.:.)__人/⌒i.:.:.:.:.:.:___.:.:.:.:/:j:::/:::::ij
             |.Y⌒Y^Lノ⌒i.::..:{包ノ.:.:.r'⌒Y⌒Y{:::V:≧く
             |.:.  人 {/⌒Y.:.:: ̄.:.:.:人__人__人>=--べ

<<鶴賀>>

加治木ゆみ(モラル&レッスン)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:Yokoyari1

蒲原智美(ファン)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:CraZyCaR

東横桃子(歌唱力&演技力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:SteaLthMO

津山睦月(麻雀力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:OpPekEten

妹尾佳織(容姿&演技力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:3tUzuTu0

<<阿知賀>>

高鴨穏乃(演技力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:yuuki+Aoi

新子憧(演技力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:2AkocHan2

松実玄(演技力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:OmaKAseA0

松実宥(容姿トレーナー)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:HotpLeAse

鷺森灼(雀力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:Bow+Lingo

<<白糸台>>

宮永照(ファン)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:YAnTeruru

弘世菫(麻雀トレーナー)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:TeMpTress

大星淡(アイドルランク)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:SGAsister

渋谷尭深(容姿&演技力)
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亦野誠子(歌唱力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:FIscherpo


<<臨海>>

辻垣内智葉(オールステ)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:OjyouDes0

メガン・ダヴァン(容姿&歌唱力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:ramenUma0

雀明華(歌唱力トレーナー)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:UmbRellap

ネリー・ヴィルサラーゼ(容姿&雀力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:Sakartvelo

ハオ・ホェイユー(歌唱力&演技力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:U15Silver


<<姫松高校>>

愛宕洋榎(ファン)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:NekiYadEE

末原恭子(演技力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:Megeruwa0

上重漫(雀力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:UeSIge789

愛宕絹恵(ファン)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:ATGsisteR

真瀬由子(歌唱力&演技力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:mAsenoyoo

赤阪郁乃(レッスン)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:DaIkoyaDe


<<千里山>>

園城寺怜(容姿&雀力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:TokiTokii

清水谷竜華(プロデューサー)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:hizamakur

江口セーラ(ファン)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:kIkaNjYuU

二条泉(容姿&雀力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:NIjyou123

船久保浩子(容姿&雀力&演技力)
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愛宕雅枝(遭遇)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:MaSaEATG

<<永水>>

神代小蒔(モラル&雀力)
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石戸霞(演技力トレーナー)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:BIGoMochI

薄墨初美(容姿&雀力&歌唱力)
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狩宿巴(歌唱力&演技力)
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滝見春(ファン)
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<<宮守>>

小瀬川白望(歌唱力&演技力)
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エイスリン・ウィッシュアート(雀力)
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鹿倉胡桃(ファン)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:CharginG0

臼沢塞(雀力&演技力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:MonoclEpo

姉帯豊音(容姿&歌唱力&演技力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:haSSyaku0

熊倉トシ(レッスン&雀力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:Tosisanpo

<<プロ&アナウンサー>>

赤土晴絵(レッスン&容姿)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:RedLeGend

野依理沙(共演)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:KuchiBetA

三尋木咏(歌唱力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:uTaChamBer

戒能良子(容姿&雀力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:Lu/OosIba

藤田靖子(ファン)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:osero/ka2

小鍛治健夜(容姿&共演)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:aRoUnD/40

瑞原はやり(トレーナー)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:HayariN28

福与恒子(演技力&共演)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:Hukuyo5kO

針生えり(モラル&容姿&共演)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:NeeDLEeri


   ,..-:::‐へ、
 /::;ィ:::::::::::`ヽ
/:...:/- |ハ、ヽ::::::::i
i::::r!o   oヽ;、:|

W;(   ,.、  _,.-':リ <デバンマダデスカー
   `r┴ョ'ヽ::::::|
.   /)-イ-=ノレ'
   レ'ヽ√


<<その他>>

小走やえ(雀力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:AiteNAran

夢乃マホ(モラル&雀力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:CopY/maHO

室橋裕子(モラル&歌唱力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:MuroMuroo

佐々野いちご(アイドルランク)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:FraGariA0

椿野美幸(雀力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:uSIsAnMoo

本内成香(レッスン&雀力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:KitaROu0

南浦数絵(雀力&歌唱力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:siriAgarI

荒川憩(モラル&雀力)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:Hakui+104

???(???)
名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日:??? ?:?:?.? ID:Kapibaraa


    /   ./:::::::::::::::;..'::::::::::::::/:i      '' 、:::::::::::::::::::::::::::::::..

     i   /::::::::::::::::::/:::::::::::::::ム::,ン     、_ヽ:__:::;; -―-'''::::..
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      i::::/  i::::::/::::::/:::::::;':::; '::::::::::::::::::; i:::::::::::::::::::::\ヽ、  \/::i
      |::;'  |::::/::::::/:::::::;':::/::::::::::::::::; ' .,'!::::::::;::::::::!::i::::\ ヽ、 i::::|
      |::!   !::;::::::/:::::::::!::/!:::::;__:/ ._,,/:::::::;'i:::::::ii:ii::::::::::ヽ._)'::::|
      i::!   i/::::/:::::::::::i::i´!::::/ i:::;' ̄ /::::,::;' i:::::/ i!i::::::i::::::i::::::::::::::|
      .',!   ,'::::,':::,:::::::::i';i ';::i.‐i::i-. /:; ',';' ,'::::;'ゝ、i:::::/!::::i::::::::::::::|    早く共演したいなぁ……♪
         i::::;::::,::::::::::! '  ゛'  ';! 〃 ,',..'::, '   ,'::X .;:::;'!::::::::::::::|
         i::,':::::i:::::::::|―‐- 、   '  ,..'./  .,..'; ' /::/.i:::::::::::::::!
         |:i::::::i!::::::::i    ヽ        " ,,. '/ン:::::::i::::::::i

         |:i:::::ii::::::i:::!////        ___   , ' i:::::::i:::::::;
         |:i;::::ii';::::i';:i、              `ヽ./ ,':::::::i::::::;'
         ';:.';:::', ';::',';:丶   ,- _      ///// .,'::,:::::,:::;';'
          '; ' ;::', ';::, ';:|\  !    ̄フ     ,,   ,.'::;'i::::::::;''
    ,, ''  ̄,, ̄  \、 ''、\ \ ー-_"_   _''_., - , ':; ' ,.':::::; '
   /     ヽ、  i`   ヽ、 ゛ / ,_ \  ,_ './ヽ,.'::::;''
  ./        i  ,,!-‐――-`、-レ'/_`_  ヽ    ,..'::,.<


 前スレ1000たまげたなぁ
 SSになれば充分ありえる話だし、じゃけんこのスレで容姿SSにしましょうね~


【前スレ埋めネタの続き 第三回ポンコツ会議】

<<京太郎の昨晩のオカズ(性的な)を回答する>>


 正解したものには京太郎のパンツが送られるという特典
 果たして、正解するのは一体誰なのか――!?



咲「……」カキカキ

照「……」スラスラ

和「……くっ」

菫「……」フフフ


\ジリリリリリリ/


はやり「時間でーす☆」

久「それじゃあボードをオープン!」


四人「……」


 サッ!!

咲のボード「宮永咲 (お尻攻め)」

照のボード「須賀照(旧姓:宮永照)」

和のボード「石戸さん」

菫のボード「私」


久「ぶふっ!?」

はやり「わぁ……」ドンビキ


\エー!?/ \ドウイウコッチャー!/


久「えと、和以外は全員自分の名前ね」

三人「……」コクッ

久「逆に和はどうして?」

和「プライドよりも目の前のパンツです」キリッ

久「逞しくなったわね、私嬉しいわ……」シクシク


\ノドチャーン ヤマワケダジョー/ \ノドッチニパンツハワタシマセンワ!/



はやり「あの、それより気になることがあるかなーって」

久「はい」

はやり「宮永さんの……」

久「何も見てないです」

はやり「でも」

久「何も、見てません」

咲「京ちゃんを信じてます」ドヤッ

照「やるね、咲。自分の魅力を分かってる」フフフ

菫「侮り難いな」ニヤリ


和「なんでこんなに自信満々なんですか?」


久「もう疲れたし、そろそろ解答発表ね」ドヨーン

はやり「そうだね……」ズーン

四人「……」ドキドキ

久「それじゃあ正解はVTRで発表するわ!」

はやり「スイッチ・オン♪」カチッ


TV「」ブゥゥウン


四人「!!」



 コンマ一桁安価 ↓3  


1~2 宮永咲

3~4 宮永照

5 原村和

6 石戸霞

7~8 弘世菫

9 竹井久

0 清水谷竜華

  


※あくまでパラレルです


【モニター】


京太郎「えぇっ!? い、いきなりなんですか!?」カァァァ

竜華「え、ええから! その、誰で……ぉ、なに……ぃ、したん!?」

京太郎「うぁっ……//」

竜華「……//」モジモジ

京太郎「……えと、昨日はその」ソワソワ

竜華「う、うん……」

京太郎「ひ、久しぶりに地元の幼馴染と電話して……」

竜華「……」

京太郎「普通に電話を切ったんですけど、その後に……なんか、その、ムラムラしちゃって」ウツムキ

竜華「そ、それで?」ドキドキ

京太郎「……そいつが、前に卓から落ちた牌を拾おうとした時の、こと思い出して……」ソワソワ

竜華「……//」

京太郎「気がつけば、その……」

竜華「ぁぅっ……」
 
京太郎「頭の中で……後ろからぐいぐいとヤっちゃいました。そりゃもうパンパンと……」

竜華「ぐっ、ぐいぐいっ……? パンパンって……//」カァァッ

京太郎「俺、人として……大切な何かを、失った気がします」トオイメ

竜華「きょ、京太郎君はその……//」モジモジ

京太郎「はい?」

竜華「お、お尻が、好きなん?」クイッ

 プリッ

竜華「う、うちやって……できるんよ?」フリフリ

京太郎「」ブチッ

 ウォォォォォ!!

 \ソコマデヨ!/  \オチツクンジャ!/

 デキヌゥッ!!

 \チェンジビートル/ \キャストオフ!/

 ウワァァァァ!

 \ウンメイノー/


~~~~ブツンッ~~~~


咲「」

三人「」


久「えぇっ……?」

はやり「これマジ……?」



咲「きょ、京ちゃんが私で……//」カァァァッ

                  _........----......._
              ,. : ´: : : : : : : : : : : : :`: : 、

             /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 、
              :': : :,: : : : : : : : : : : : :、: : : : : : : : ヽ
            /: : :/: : : :/: : : : : : : : : |: |: : : : : : : ∧
             .': : : ' : : : / : /: :,: : イ: : :|: }: : |: : :|: : :∧
            , : : : |: : : / : /l: /: / }: : ,:.イ : /: }: :}: :!: : :.
             | : : : |: : /:{:_/_}ム/ / : /、_|:_/: /: /: :|: : : :.
             {: / : | : ィ´}//イ /}: / / }/`ヽ:イ: : ': : : : :
          〉,: :, {: : | ,ィ斧汽 /´ ィ斧汽、} : /:|\: : |

          {八:{ \:{とヒこソ       ヒこソっ: イ: :|  \}
          |   乂ム     :.:.:.:.:.:.:.、:.:.:.:  ムイl: /
             从{∧     _   _     人:∧{
              |/ >:../^} /⌒l、` .イ }:./ リ

                ___/-'-'-- 、/〉「-、/ '
          ,.. <:::::::::::::::{======ミ`ヽ|〉::`::::...._
         /⌒\\:::::::/`ヽ:::::::::::∨, {::::::::::::::::::>-、

          {==、 {:\/   〈7 ー、{ ̄|:::::::::::://,ィ^.
            ,   \Ⅵ       /   | ,::::::::/イ:.:./  ∧
         {      `|  、      |_/= ´イ:.:.:,イ  /  }
         |     Ⅳ    \      | ̄´:.:.:.:/= }イ   |
         |    /     }    /-r  ´    |
         ∧   ,       |    /__」        ,    |
        {:::,   /       |   ,:.|:.:|      {
        L∧ /      /   /:.:|:.:..        |    |
          、 '         /:.:.:.|:.:.:|      |    |
           \         }|.:.:.:|:.:.::.,     |    |
            \     /:|:.:.:.Ⅵ:.:.}      ,      |
               | ` ー ´|:.:.:.:|:.:.:.:.マ:.:.|      {
               | /    :,:.:.: |:.:.:.:.:.}:.:.|      |      |
                Ⅳ    ,:.: ∧:.:.:.:.:.:/     ∨     |

照「」

和「」

菫「」


久「これはなんとも言えない結末になったわね」

はやり「ぶっちゃけありえないと思うな☆」

久「でも、勝ちは勝ちよ。優勝おめでとう咲」ニッコリ

咲「あぅぅっ……//」モジモジ


照「こんなのおかしくないかな? かな?」アハハハ

和「ここはどこじゃ? わっちは賢狼でありんす」ブツブツ

菫「」ジョロジョロジョロ


久「他のメンバーはダウンしてるし、このままお開きでいいわね」

はやり「はい、優勝賞品だよ♪」

京太郎パンツ「」ホカホカ

咲「……」モゾモゾ

 シュルシュルッ

咲(E:京パン)「はふぅ……」ホンワカー

久「咲、それで麻雀打てば無敵なんじゃない?」

咲「そんな気がします」ゴゴゴゴッ





久「ということで、第三回ポンコツ会議は終了よ!」

はやり「みんな、お疲れ様♪」


照「」

和「」

菫「」


久「それじゃあ、また次回の会議でね!」

はやり「次のぽんこつは誰かな?」


        ,. : : ―――-- 、

       /: : : : : : : : : : : : : ヽ、
        .': : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
     /: ,: : : : :{: |: : ,:l: : |: : }: : : : :,

     .': :.|: : :|: :/_j:_/:.!: : |-/、: : : : : :.
     {: : |: : :|イ} }:/}/|: /}/ }:ハ:| : {、: :.
     |: : :、 : 从ィ斧  /  イ斧Y:{: | ヾ}
     |∧: r从:{ Vり     Vリ |∧{
       Ⅵ、 \ :.:.:.:  '   :. 八 リ
       ヽ}`ー、   ` ´  イ
          从}≧=-- く
      ,-r―--イ}     |::〉--―、:、
      / {、::、::::::〈___/::/イ   ヾ
      {- 乂\::、::{  /::イ/:/- 、 ,
      | Ⅵ\:> ∨-<:_//   Ⅵ
      |  /   ¨「__7 ̄´ { /   イ::|
      |  {   /: :∧    /   /:::|
      | 八 /: : : :∧   ,   /_-'」
      |   Ⅵ_:_/ : 〉 /    ,:


咲「(京ちゃん。いつかきっと――)」クスッ



 こうして波乱の第三回ポンコツ会議は幕を閉じた
 果たして、次に優勝するのは一体誰なのか――?


 そして――


?「ふーん、テルー達がやられたんだ」アワイーン

??「所詮ぽんこつやからなぁ……」リュウカーン

?「あら、面白そうなことやってるじゃない……」カスミーン

?「そもそも私はもうポンコツじゃありませんから」ノドカーン

??「わしはもう――アイツのことはなんとも思っとらん」マコーン



 ポンコーズと敵対する謎の集団とは一体!?



 次回埋めネタ――かもしれない?


 
【第一回シリアス会議】



 ご期待ください




 ということで今日はここまで
 国外追放が迫っているので、なんとか国内でやれることをやっておきたいですね

 まずは目先のナンジャ共演から頑張っていきまっしょい

 それでは今日もありがとうございました



【おまけ】

 いい加減にお題だったこの人のラキスケイベント&おもちこねくりやりたいと思います
 なのでナンジャ編の後は松実シスターズ編やる予定

 
 
                 .. ----  .
             .  ≦        ミ  .
              /    . . . . . . . . . . . .   \
         /  . . . : : : : : : : : : : : : : : : . . . . ヽ

        . ....: : : : ..:.:./.::.:.. ..:..:..\ ..:.. ヽ: : : ∨‘,

          / ./../..:.:.:./:./:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:..:Vヽ: . ∨ハ
       / \′:.:.:.:.':.:′:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Vハ:....ノ i
        / .7T..ト....:.:i :i| :i:.:.:.:.{:.|、:{:.:.:.:.:ハ:.:.:.:ト::.i一:. . |
      ′/..:|..:|、:.:./|:.|{ :|:.:.:.:.ト:{ \:.、:.:.:/ : ヽ:|:.:.. i: .|
      : / ..:i|..:{:.\ |:ハ:{、:.:.:.廴__ 斗<:.:|::.:.:.|:.:|:.:.. |: .
.      |:il .:.::ii:八:{::{ |≧十\:∨ ,.     `|:.:.:..ト:|:.:.: |: .{
.      |:|!..:.::,| ..:.トド\ _,   `  z.、__レ|::.:.:.|´j:.:.:..|: .   ( \    / ) {_.}_} r‐
      ,|:{ .::/l| .:小≧==' '^     ´` ̄´`!:.:.: |' }:.:.:..|: . {   \ \/ /    _| |_/ )
     八| :ハ| .:.:{:.i xxx   ,     xxx |:.:.:.:|_,}:.:.:..|: . .i    .>  /    (__  __ ヽ  __
       (__) | .:. 八            |:.:.:.:}V:.:.:..:: . . {   / 〃        | |  ) } (_  ヽ
      .イ   i! .:.:| :i::..     丶 ノ     ,:.:.:./:i::.:.:. :i: . .   { {____.     | |  (_ ノ    )  }
     〃{   .}: :.:.{ :|::::i:>...      イ/.:.:/i:,′:.::.八 : .l  乂 ___ )    ._ノ         (__ノ
     {:i.:{   ハ:.:.:V :::|l:.:.:.}:.r } ̄ __ ノ/:.:./:./:.:.:.:. ::i{: . . {
.    八从 ,: .∧ :.{:::::リ::::::ノ 入_/'i{  /ィ /::/:.:.:.:. /::{:. . . .
       ∨ .:.:.:.\V‐≦ムイ  /》___.ノイ 7:.:.:.:. /廴:.. . .八
       /;..:.:.:.:.:./ \}!  r‐〉ォ´ ̄  }ノ /::.:.:.:./  , ヽ: .∧
.      /:/ .:.:::::/  ノ{{   '介′   i{ ./::.:.:.:./  /  ∨. ∧
     ノイ ..:.:.:./! く 廴. / .|乂 __人/::.:.:.:./   /    i: : . .:.
    __ノ/ ..:..::厶}/  \ ノ{ /j__ 斗-/::.:.:.. / i /      {: : . ∧


 


 今日はみーじかいけどちょこっと再開しまー
 進められる時に進めなきゃね



【今日の予定】


・ナンジャスレイヤー

・カピー激怒!! 復讐に燃えるカピバラの巻

・キョウタロウ マイ フレンド(仮)


【学校 京太郎の教室】

 ガヤガヤガヤッ

 キャー! キョウタロウキュンカッコイイ 
 ハナシカケヨウカナァ ムリダッテー

京太郎「ふぅー、久しぶりの学校だってのに」ゼーゼー

淡「大丈夫?」ナデナデ

京太郎「アァ、ナントカナァ……」

 ヒソヒソ マタオオホシサンバッカリ
 ズルーイ キョウダイノクセニー

淡「お兄ちゃん頑張ってるのに、みんなで邪魔して……」ギロリ

 ゴゴゴゴゴ

一同「!」ビクッ

 シーン

淡「……」ユラァ

 ポンッ

京太郎「よせっての、俺は平気だから」ニコッ

                     ____
               ,. ´ __    `¨¨ヽ

            ,   ̄`  /  ヽ       `ヽ
           /  _     ,:   ∨   、    :.
          / /,´      /    |    ヽ     .
       / //'  ' /  ' /   l| | :  :  ∨   :
       l// / , / ' l| | |     | | |  |   |   |
     _/ ィ / { l |__|_{ |∧   }/ ' / l  |   ∧
      ̄  {〃  Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧}
          / ,  从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | '
           / イ从 l ム        Vり ム'  ノ/}'
         ´    \∧  '        ,r ' /
               、  v   ァ    / 从/
                     \ `こ     イ  _|、
                  ` r  ´   //∧
                     /|     /////∧
                「  |   //////////> 、
              , </∧ /   {///////////////> 、
            , </////// ∨__∨//////////////////>、

淡「っ!」ドキッ


その他女子「」キュンッ

 キャー! カッコィィィィ!
 ダイテェェン! アァァァン!


京太郎「しっかし……アイドルは大変だな」

嫁助「全く、長野の嫁さんも心配してるぞ」アハハ

京太郎「……」

嫁助「ん?」

京太郎「そういやお前っていつからこっちに来たんだ?」

嫁助「……」

京太郎「……」


淡「がるるるるっ!」フーッフーッ

周囲女子「ぐぬぬっ……」ビクビク


 キーンコーンカーンコーン


先生「それじゃあ今日はここまで。須賀君は、その……私と居残りを……//」モジモジ

 ガタガタガタッ

A子「お、お兄↑様ァァァ!! 私と一緒に帰り――」ピョイン
 
 ドゴォッ!!

X子「その、私と一緒に帰りませ――」ペターン

 ドグシャッ!

W子「まぁ、一緒に帰ってあげてもいいですけど」プルンッ

 ドドドドッ

モブ女子「「「「「「京太郎くぅぅぅぅん♪」」」」」」」
 
淡「……」ギリギリギリ

京太郎「いいって」サッ

淡「あっ……」

京太郎「ごめん! この後、仕事があるんだ!」ペコリ

一同「!!」

京太郎「また今度、一緒に帰ろうぜ!」ニコッ

モブ女子勢「は、はいっ……♪」ポワーン


京太郎「じゃあなー!」タタタッ

淡「あ、タロー!」


モブ女子勢「ほへー」ポワポワー



~~~~~


【校門前】


京太郎「さぁて、急げ急げー!」」タタタッ

煌「あ、京太郎君!」

京太郎「煌さん!」キキーッ

煌「今日はナンジャの収録だったかな?」

京太郎「はい! 和と待ち合わせしてるんです」ニカッ

煌「今日は私は同伴しませんけど、大丈夫ですか?」

京太郎「うーん、和もいるし大丈夫だと思います」

煌「ふふっ、色々と学べるといいですね」クスクス

京太郎「勿論ですよ!」メラメラ

 大御所声優の代役なんだ
 少しの妥協も許されちゃいけない




煌「うん、その意気!」

京太郎「それじゃあ行ってきます!」

煌「あ、ちょっと待って!」ギュッ

京太郎「えっ……?」

 ギュゥゥゥ

煌「……んふっ♪」

京太郎「手なんか掴んでどうしたんですか?」キョトン

煌「元気になるおまじない、かな?」ニコッ

京太郎「……はいっ! 元気になりました!」パァァ

煌「(本当は私が元気になるおまじないなんだけど……)」テヘヘ

京太郎「おわっと、いけねっ! 遅刻するので行ってきます!」タタタッ

煌「頑張ってねー!」ブンブンッ

 タタタタタタタタッ

~~~~

【スタジオ近くの公園】

京太郎「はぁ、はぁ……。ここか……」

 予定10分近く遅れちまった
 和の奴、怒ってないかな……?

京太郎「和は……」キョロキョロ


和「……」


京太郎「お、いたいた! おーい! のど――」タタッ

                        , '"          `丶、
                     ㏍㌻          rzzzz-ミヽ㏍⌒ヽ
                  ´             |     ㏍    ノ
                     /      /     i::::   Vk㏍㏍㏍㏍㏍ \
                   '   :i    l    i i::::i   」i     ㏍㏍㏍k/
                   ;  i:i   ::i:   |i:-i:  圦__彡㏍ :. ∨〈
                   i : :i:i i八::i:: |  小|::::i:. ノ  i:i:i:i:/㏍'   ::V:ハ
                   | : :i:i:i |if弐ミ |  { 坏弐ミト i:i:i/  |    :: i
                   | : :i:圦|i {:::ハ \  {:::::::心Vi:i/  /l    ::L」
                   ㏍k ミトVツ    乂_ ツ   丁-㏍|    ::|
                     l  i|:::: 、     :::::::::   丁 ̄`    ::|
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           L ゝ,   ゝ -{:::::::::::i:i:i:i:i| ‐.l     .|.Lゝ-〉   ヽ、イヽヘ |
          `i   __.    `¨ヽi:i:i:i:i|r‐/     |.マニ/        V‐' 〉.|
.           __| r_ニ___¨' ‐---、 Vi:i: |にl   〉川 .|        i¨f'´ |
.         _lノl.ゝ-、        |/:ル:レ.r‐ゝ、_/.イ rノ|      iニ、  '二
        ゝ/| ヽ、_        ヽ ./ ゝ、イ〈-‐'`´ |        i i \人
.          `| ゝ、        ヽi     {     i      .i-、  ハ. ヽ
             i   ` ̄ ¨ヽ、    ` ‐ 、. ゝ   /       / ゝ/¨_r-|
.            ',       \      ¨ '‐-'、,     /      .|:::|
           ヽ、     __ `>、               /     i:::::|
                 ̄l   l´__ゝ/_ `ヽ、           / ‐-   .f::::::|
             、_/  ノ´    `ヽ'´ .ゝ       /  -‐    |:::::::|
               〉、__ /  /´ ̄     ` ' ‐ 、 _./ ー-< .   |:::::::|

和「迷子になっちゃったんですか? ふふ、困りましたね」ヨシヨシ


京太郎「……」ドキッ


和「うぇっ!? す、須賀君!?」ドキッ

京太郎「和、どうかしたのか? その子犬――」

和「えと、そこで震えていたのを見つけて……」

子犬「わぅっ!」トテトテ

京太郎「ん?」

子犬「クゥゥン」スリスリ

京太郎「ははっ、こいつってば人懐っこいな」ナデナデ

和「そうですね」クスクス

京太郎「とは言っても、首輪も無いし……」キョロキョロ


ダンボール箱「(拾ってください)」


京太郎「あっ……」

和「嘘……」

京太郎「捨て犬なのか……」

和「こんなに可愛いのに……」

子犬「きゅぅん」ハミハミ

京太郎「あはは、俺の足はうまくないぞ」ナデナデ

和「須賀君、どうしましょう……」オロオロ

京太郎「とは言ってもなぁ」

 このまま放置すれば、誰かに拾われるかもしれない
 でも……その可能性はかなり低いだろう

京太郎「もう結構時間も遅いし、今日は冷える」

 もしかするとこのまま――
 ふと、そんな嫌な予感が頭をよぎる

和「……っ」

 和もそれを察したのか、悲しげに顔を伏せる
 かといって、どうしようもない

京太郎「お前も……辛いなぁ」ドッコイショ

子犬「ワウ!」

京太郎「なんだぁ、お前。ちんぽこついてないのか!」

 メス犬だったのか……
 もしかすると、それが理由で捨てられたのかもしれないな

京太郎「……」

和「……」

 沈黙が流れる
 俺も和も、やるべき事は分かってる

 それでも、中々実行に移せない

 俺は、どうすりゃいいんだろう



京太郎「……なぁ、和」

和「須賀君」

 俺の言葉を遮るように和が歩き出す
 その背中にはどこか暗い影が差している

和「行きましょう」

 振り返らずに和が言う

京太郎「……いいのか?」

和「いいも悪いも、こんな同情してても……キリがありませんから」

京太郎「そう……だな」

 和の言うことは正しい
 こんな同情はやれても一回だけだ

 これから先に何度も出会うであろう捨て犬
 それら全てを救うことなんて、絶対にできないだろうから

 だからこれは偽善だ

 たった一回きりの自己満足 
 気になる女の前で格好つけたがってるだけのことだ


 でも、それでも――


京太郎「……」ヒョイッ

子犬「くぅん?」

和「須賀君?」

京太郎「……この一回を見逃したくねぇよ」ヨシヨシ

和「だ、ダメです!」

京太郎「和……」

和「今から収録なんですよ!?」

京太郎「知ってるさ」

 トコトコトコ

和「須賀君!!」

京太郎「バックに入れて、大人しくしてろよ」モゾモゾ

子犬「ワウワゥ」コクリ

和「だから、それはダメ――」

京太郎「和、まだ飼うって決めたわけじゃないからさ」

和「でも……」

京太郎「大丈夫、なんとかするって」ニィッ

 トテトテ

和「あ、ちょっと待ってください!」トテトテ






和「もうっ、須賀君っ!」

京太郎「しーっ!」

和「えっ?」

京太郎「コイツ、バックの中で寝てるみたいなんだ」

バック「Zzzzz」

和「あ、ごめんなさい」ペコリ

京太郎「このまま収録終わるまで静かにしてればいいんだけどなぁ」アハハ

和「えっ!? まさかスタジオに連れていくつもりなんですか!?」

京太郎「そうだけど」

和「だ、だだだだダメですよ!」ガタガタガタガタ

京太郎「大丈夫だって」

和「う、うぅっ……どうなっても知らないですよ」

京太郎「(……本当は結構怖いんだけど)」ビクビク

 はぁ、和の前で格好つけたかったからって……これはやりすぎたか?
 でも今更引き下がるわけにもいかねぇし……

京太郎「(どうしよう……)」ズーン


 こうして、一時の感情で取り返しのつかないことをしてしまった京太郎
 この行いが吉となるのか、それとも凶となるのか

 果たして――京太郎の声優デビューの成果はいかに!?

【一方その頃 京太郎のアパート】

 ピンポーン

美穂子「はーい」

 ガチャッ

咲「あ、どうも」

美穂子「あら!」

照「咲、よく来たね」ニコッ

咲「えへへ、京ちゃんの部屋にお泊りに来れるなんて嬉しいな」

照「私と京ちゃんの愛の巣にようこそ」フフフフフ

咲「もう、お姉ちゃん……」

 モゾモゾモゾ

美穂子「そのバックは?」

咲「あ、そうだった。ごめんね!」

 ジィィィッ

カピー「きゅっ!」スポッ

照「カピー!!」キラキラキラ

美穂子「か、かわいいっ!」キュン

カピー「きゅぅ……」スンスン

 トテトテトテ

カピー「きゅいきゅい!」ピョイン

咲「京ちゃんの匂いが嗅げてよかったね」



照「へぇ、カピーも連れてきたんだ」

咲「うん。お義母さんに無理言って」

照「ん? お義母さん? どうして咲がおばさんのことを――」

               ,..-‐:.':.´ ̄:.`:.ー.、
               /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
           /:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::、.....:.、::::、:.:.、::..:.\
             /:.:.:...:;:.:.::::::i :i:::: i::......i::...i......i...   \
          i:.:.::::::i :i..::;i_;:!-、ハ:::::i:::}-トi、::i:::::i:... ヽ

            | ...:::i:::::|/ハ:|!|;ノ |::::|:::|、ハ|`i:::::i:::::..:.:゙、
             |.::::::::|::::::|/;xf'‐-、 |;ノiノf==、イi:::ハ:i::::::.:.゙、
             |::i::::::|:::::::i(! b.:::..:i ............0:::.::})|::i::ヾiヽiー-ヽ
.           |:::!::::fヽ::i::゙、 `ー'::::::::::::::、`ー' ,!ノ::::::|
             ヾ!、::ヽ ヽ!ヾ ""::::::::::::::::::::"" i:::,、::::|
            ヽ、:`:ー:::、   ! ̄ヽフ   /,ノ \i         ,、
               ヽiヽi、` , 、 ` ̄´ /             /./ /フ
       r、            ヽ|  ` ーイー-――ァー,-、    _   /./// ,.-,
.   ヾヽ.  | i     _,....-‐:.:'〔'   _/:.:.:.:.:.://  ヾi  |i ノ ´ ∠- '/
   ,...__ヽ丶 | .!  ,イ、、:.:.:.:.:.:.:.ト._´/:.:.:.:.:://   r-、|  | ´ 、    ∠.._
   `ー-、`ヽ`  Vヽ.,、 、\:.:.:.:.:i   /:.:.:,;.:."イ  | /  ゙、  ヽ   ヽ  ,ィ―ー‐'
   ⊂二     ー' ,イ >ー`ー-ヽ./-‐"-‐'ノ==  レ'     ヽ√i    ,ノ
      ヽ /   / .V `ー-┬'`i'ー―'´  ヽヘ      ;ヘ,メ、   /〉

咲「あ、あー!! それより京ちゃんは?」アセアセ

美穂子「今日はお仕事なんですよ」ニッコリ

照「原村和と一緒」ムスッ

咲「ふーん? また和ちゃんと一緒なんだ」ジェラシィー

カピー「むっ!」トテトテトテ!

咲「早く帰ってこないかなぁ、京ちゃん」

照「それより咲。さっきのお義母さんって――」

カピー「きゅぅ……」モゾモゾ


京太郎のTシャツ(INカピー)「キュゥ」ポワーン


美穂子「本当に京太郎君が好きなのね」クスッ


照「ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ」

咲「あ、アハハハ……」



 果たして、ペット対決の行方はいかに!?



 つ づ く




 今日はここまで
 次回メインヒロイン?カピーさん大暴れの予定

 どうなりますことやら……



【須賀京太郎】

<アイドルランク>(ファン人数)
・Dランクアイドル(10000~100000)

<容姿> S(70) <雀力> C(40) <歌唱力> C(47) <演技力> B(50)

<特技>
・タコス作り

<担当>
・清水谷竜華(プロデューサー)
・花田煌(マネージャー)
・竹井久(事務員見習い)
・龍門渕透華(スポンサー)
・福路美穂子(家政婦)


・瑞原はやり(総合トレーナー)
・弘世菫(麻雀トレーナー) 
・松実宥(メイク&容姿トレーナー)
・雀明華(歌唱力トレーナー)
・石戸霞(演技力トレーナー)


<アイドル経歴>
・雑誌特集&パンフレット
・サイン会
・ドラマ主演
・いい○も出演
・CM出演
・仮面ライダー 主演
・アニメ 主要キャスト起用


      |.  G |  F |  E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS
―――┼―――――――――――――――――――――――――

容姿  |llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
雀力  |llllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
歌唱力|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll

演技力|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll

<須賀京太郎のファン>

・宮永照 <たこ焼きうまい
・宮永咲 <外堀埋めなう
・蒲原智美 <ワハハー 撃ち落とせばいいんだろー原村和を
・愛宕洋榎 <最近出番あらへんなぁ
・愛宕絹恵 <寂しいでホンマ……
・江口セーラ <京太郎君カッコよすぎやん
・鹿倉胡桃 <一生ついて行く!!
・染谷まこ <男を上げたのぅ
・片岡優希 <たまには連絡するんだじょ!
・原村和 <もうっ! 須賀君のバカ!
・国広一 <収録早くしたいぃ!
・深堀純代 <今週のソルサキ凄い!
・藤田靖子 <成長したねぇ
・滝見春 <大好き
・池田華菜 <華菜ちゃんと付き合う権利をやるんだし!
・久保貴子 <須賀ァァァァァ!! す、すっ、好きだァ……//





 さてさて、今日はどんな天界でいきましょうかねぃ


【今日の予定】


・のどっち&京太郎 アフレコ!

・カピィィィィ!! やめてぇぇぇぇ↑


 
 今日は大体決めてるけど、ぶっちゃけこの先どうしたい?


1 サクッと仕事をこなしていきたい

2 事務所の面子とgdgdほのぼの

3 天照大神イベント



【前回までのあらすじ】

 和とアニメで共演することになった京太郎
 しかし、スタジオに向かう途中で捨て犬を見つけてしまう

 心配そうにする和を見て京太郎はその犬を拾うことに決めるが、隠し場所はバッグの中

 果たして、無事に収録を終えることができるのか!?



【アフレコスタジオ】

 スタスタ

京太郎「お、おぉ……ここがスタジオなのか?」キョロキョロ

和「はい」

京太郎「ほぇ……」

 ガヤガヤ ワイワイ

京太郎「す、すげぇ! あの人知ってる!」

和「しっ! ちゃんと挨拶しないと……」アセアセ

京太郎「お、おう!」タタタッ

先輩声優達「?」

京太郎「どうも! 須賀京太郎です!!」ペコリッ

だいさく「あはは、よろしく」スッ

おりかさん「相変わらず元気だね、須賀君」ニコッ

京太郎「あっ、折笠さんもいたんですね!」パァァッ

おりかさん「うん、今日は期待してるからねー」

かゆき「ソルサキ見てるよー、面白いよ」ワイワイ

つんちょ「俳優と声優は勝手が違うけど、緊張しないで頑張って」

京太郎「あ、ありがとうございます!」ペコリ

 ワイワイ

和「(思ったより受け入れられてますね……)」ホッ

だいさく「それでマイク立ちは……」

京太郎「大丈夫です! うちの先輩達にみっちり指導を受けて来――」

?「わんわんっ!!」

京太郎・和「!?」

 ザワザワ

つんちょ「わん?」

おりかさん「今、犬の鳴き声がしたような……」

京太郎「……」アセダラダラ

だいさく「須賀君……? 今のは?」



かゆき「まさか犬を――」

京太郎「」ドッキィン

 ま、まずい!?
 このままじゃ――

和「わ、私です!!」バッ

京太郎「!?」

一同「??」

おりかさん「和ちゃんなの?」

だいさく「どうしていきなり犬の真似を……?」

つんちょ「わんわんってなんのことだい?

和「そ、それは……」タジッ

先輩達「?」

. /: : : : : : : |: : .:i:.|:.:.:.:i| |:.:.:.:.:.:.|!:.:|i:.:| 、:.:.゙、::、   ゙、゙、:::::::::::;::イ/:::::::::::::::i:::::
./ : : : |: : :i:.|:.:.:.:i:.|:.:.:.i| |:.:.:.:.:.:.:.|!:.| i:.:i 、:.:.:、:.、::.:.:.!:.:iヽ/:.:.:.|/:::::::::::::::::i::::
i: |: : : |: :.:|:.|:.:.:.:i|:|:.:.:.| ! |  ..:|i. | .i: i ゙、:.:.i.;A-‐ハ:.!:.:.:.:.:.:.:..!:::::::___|::::
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i :|.| :.:.:i   i i_:|、!、:.:.! i:!、i:.:.:.:.:.:.i:.:.i _;彡';tr=、 ヾ、"' /ヽ |':.:.:.:.:.:.i:.:|:.:.:.:
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 、:!:i、:.:.i:.:.:.:.|:.i:、:.7メ'f:::::::ヾー\:.:.:.:、`ヾ  <;;;:ン ′     ノ : : : :.:.:!:.|:.:.:.:
  ヾi 、:.\:.:\:.]〈  っ::::;:i    ̄`            _,∠|:|: : : : .:|:.|―-
    ヽ!:.i、`゙ー-r≧   >≠    ,      " "   /  |:! : : : :.:|:.!////
     |:.|:.:.:.:.:.:.:\!  ,, ,,                /   i!: : : : : ::i:.i////
     |:.|: : : : :.:.:.i i       r== "ヽ      /   i: : : : : :.:i:.|////
     | |: : : : : :.:i:.:|\     ∨__ノ)   /    /: : : : : :.:i.:|////
     |:| : : : : :.:.|:イ |:::|l`ー-..、    ̄ ̄   /     / : : : : : :.:|/////
      |.|: : : : : :.:|:∧ i:.:!i::::::::::::::`i ー-‐ '    ,..-‐:/: : : : : : :.:.i!/////


和「わ、ワンダフルですよ須賀君! うーん、わんこそばもう一丁!」

先輩達「……」

和「そ、そう言いたくて……//」カァァァ

京太郎「(の、和! それはあまりにも苦しすぎるぞ!?)」アセアセ


だいさく「そっかー、わんこそばかー」

かゆき「うん、食べたいねー」

おりかさん「あー、お腹空いたー」

 ワイノワイノ ガヤガヤ

京太郎「今のでいいのか……」

和「……//」モジモジモジ

 ガチャッ

ナンジャ監督「皆さーん、そろそろリハ始めますよー」

一同「はーい」

ナンジャ監督「あ、須賀君。よく来てくれたね」

京太郎「は、はい!」

ナンジャ監督「これから一緒に頑張っていこう。期待してるよ」

京太郎「勿論っす!」ニッ



ナンジャ監督「今日は須賀君の出番はそんなに無いから、今日は空気を感じていってほしい」

京太郎「分かりました」グッ
 
 大丈夫、台本は覚えてきたし……よく読み込んだ
 今までだって演技はしてきたんだ

 何も問題は――

ナンジャ監督「それじゃ行きます。スタート!!」


和「――!」


京太郎「」ゾワッ!


つんちょ「――」

かゆき「――」


京太郎「(な、なんだこれ――!?)」

 これはただのリハーサルで、台本をの読み合わせだってのに!?

京太郎「(すげぇ……頭の中に、イメージが流れ込んでくる!?)」

 今まではアニメの映像に合わせて聞いていたからか、まるで違和感を抱かなかったけど――
 むしろ、違和感を覚えない方が凄いんだ!!

京太郎「(これが――声だけで生きてきた人達の仕事!!)」ゴクッ

和「(須賀君が飲まれているようですね……)」チラッ

京太郎「(ドラマで成長しただなんて思ってたけど、甘かった!)」

 演技の幅は果てしなく広い
 それなのに俺は――

京太郎「……」

先輩達「(飛ばしすぎたかな……?)」

ナンジャ監督「(やはり新人アイドルにいきなりは無理だったか……?)」

和「(須賀君……)」



/     ,     /   /   / /             |   |  :.   .   :.
    /     /   /    '    |   |     |   |  i|   |    .
  イ        '   /|    /|  l   |   |     |   |  l|   |    |
// /      |   | {   ' :.     |   |     }   |  l|   |   {
 ' 〃         |   |  | |   ト,  :     /| /| /|    '  ∧|
/ / .'   ,:  ' Ⅵ |_'. |  | |   | l   |     ' }/ }/ :  /  .イ `\
{/ /   / /  / {  |  Ⅵ≧!、,|   | 、 |   _/ム斗七    /:. / }'
 '   ,イ / | { 从 | イ  {::しメ∧   l  Ⅵ   イ {::し刈 `ヽ'  ' }/
'  / /イ Ⅵ :.  Ⅵ    Vzり \  、 }  /  Vzり   }/  /
/        | 从   |            \ ∨/        ,  /
       _∨∧ :.             ` \           ,:_ノ> 、_
 ,  <//////{/{{`∧         、              /  }}//////> 、
´//////////// l| ,∧             _    ∧  ||///////////>
/////////////从 {   、         _  ィ -vノ    ' } /'/////////////
/////////////{/∧   l\   ー=≦__ ,   ´   /' / イ∧/////////////
/////////////|//∧  :. \               / / /'////}/////////////


一同「!?」

京太郎「(上等っ!!)」ニィッ

 まだまだ俺には学ぶことがある
 成長することが出来る

 それが分かっただけでも、収穫アリだぜ!


【リハーサル後】

監督「それでは10分休憩してから本番行きまーす」

 ガヤガヤ

京太郎「……ふぅ」

和「ふふっ、どうでした?」

京太郎「どうもこうも……俺もまだまだだなぁって」ハァ

和「そうですか? よく出来ていたと思いますけど」

京太郎「それでも、悔しいんだよ」

和「え?」

京太郎「自分の思うように出来ないこと……お前に負けてる自分が」

和「私に、ですか?」キョトン

京太郎「……お前にだけは負けられねぇんだ」ジッ

和「っ!!」カァァァッ

京太郎「……和?」

和「な、なんでもありません……!」プイッ

 ジィーッ

先輩達「<●><●>」ニヤニヤ

和「なっ!?」カァァァッ

だいさく「青春だねー」ニマニマ

かゆき「若いね」ニマニマ

おりかさん「分けて欲しい」ニマニマ


和「ち、ちがっくはないですけど……!」


 ワイワイ  ガヤガヤ 

 ヒューヒュー!


京太郎「皆さん、なんで盛り上がってるんだろう?」キョトン

つんちょ「君もいろいろと残念だね」ハァ

京太郎「??」

ナンジャ監督「それじゃあ、本番行こうか」

京太郎「あ、はい!」バッ

 今の実力で出来ることを――やるだけだ

京太郎「よし! やるぞ!」グッ

 コンマ安価↓3

00~09 大失敗  ※大不評の後、ナンジャ打ち切りコース

10~29 失敗

30~59 普通

60~89 成功

90~99 大成功  ※大好評の後、プ●キュア消滅でナンジャシリーズ

ゾロ目 京太郎 声優アワード新人賞
 


【本番】


ナンジャ監督「それじゃあ最後のシーン行くよー」

京太郎「はい」

和「分かりました」

ナンジャ監督「(ここは二人きりのナンジャと黒ゼロの騎士の二人きりのシーン……)」

だいさく「(来週への引きの重要なシーンだ)」

おりかさん「(二人共、頑張って――)」

ナンジャ監督「よーい! スタート!」




和「待って、黒ゼロの騎士!」

京太郎「……ナンジャ」

和「どうして、どうして私をいつも――」

京太郎「答える必要は無い」

和「そんな……」

京太郎「……」


 ズォァァァァァァ!!!


だいちゅう「(こ、これは――!?)」ゾクッ

かゆき「(これが、新人の出すオーラなの!?)」

ナンジャ監督「……ミックスアップだ」ボソッ

AD「ミックスアップ!?」

音響監督「お互いがお互いを高め合って急激に成長している……」

ナンジャ監督「だが、それだけとはどうも――」

スネーク「あの須賀京太郎という少年、まるで巨大な基礎の塊だ」

音響監督「オオツカさん!? 今日は収録じゃ――」

スネーク「たまには新人を見たくなってね。それで来てみたらこれだ」フッ

AD「それで、基礎の塊というのは――?」

スネーク「何も無い平原を歩いていたら、いきなり目の前に巨大な城でも立てるのか? というような基礎工事が行われているようなもんさ」

音響監督「……確かに、彼の印象はそこいらの新人と180度違う」

スネーク「彼は幾人ものプロによってありとあらゆる演技を叩き込まれているようだ。それも、徹底的に」



和「私! 貴方を――!」

京太郎「これ以上、話すことは無い……」

和「待って!」



スネーク「彼がもし私の元に来れば、数年でこの地球上で彼に敵う声優はいなくなるだろう」

スタッフ達「(あ、あのオオツカさんがそこまで――!?)」ビクビク




京太郎「……」

和「……」


ナンジャ監督「はい、オッケーです」


京太郎「ふぅぅぅ、疲れた……」フラフラ

和「わ、私もなぜかいつもより――」フラフラ

 パチパチパチ

スネーク「いやぁ、須賀君。いいもの見せてもらったよ」

京太郎「こ、この声は!? セガール!?」

スネーク「お、最初にそれが出るなんて君も若いのに珍しい」

和「お、オオツカさん!?」ビクッ

スネーク「君はアクセル1の所属だったかな?」

京太郎「は、はい!」

スネーク「……どうだい? 私の元に来る気はないか?」

京太郎「え?」

スネーク「私が君を最強の声優にしてあげよう」

京太郎「……」

スネーク「数年で世界で君を知らぬ者はいなくなり、君は永遠に後世に名を残す名声優となれる」

和「す、凄い……」

京太郎「……」

スネーク「どうかな?」

京太郎「あの、折角ですけど……お断りします!」


一同「!?」


和「(す、須賀君!?)」

スネーク「……どうしてかな?}

京太郎「あ、いや! オオツカさんがダメだってわけじゃなくて……俺にはもうたくさんのコーチがいますから!」アセアセ

スネーク「はぁっ!? 君は……今の師達と一緒に私の指導を受けるつもりだったのかい?」

京太郎「え? かけもちはダメなんですか? ならなおさら無理です!」

スネーク「……」ポカーン

京太郎「社長に、ひのさんに、だいちゅうさんに、すぎやまさんに、くろやさんに、てらしまさんに、霞さん……たくさん過ぎて」ゲンナリ

スネーク「くくっ、あっはっはっはっ!」

京太郎「???」

スネーク「どうやら、君と私は一瞬交わるだけだったようだね」

京太郎「え?」

スネーク「君はそのまま成長しなさい。そして、思い描いた夢をつかむんだ」

京太郎「……はい!」

和「(やっぱり須賀君は凄い……差をつけられているのは、私の方――)」ズキッ



【帰り道】


京太郎「いやぁ、一時はどうなるかと思ったぜ……」ナデナデ

子犬「わぅっ!」

京太郎「よく大人しくできたな、賢いぞ」

賢い子犬「わぅー」パタパタ

和「……」テクテク

京太郎「……和?」

和「あ、はいっ!」

京太郎「どうした? 元気ねーけど」

和「あ、いえ! そういうわけじゃ……」

京太郎「……?」

和「ただ……私、悔しくて」ギュッ

京太郎「悔しい?」

和「須賀君がこんなに成長してるのに……私はいつまでたっても」

京太郎「……そうか? 俺は逆だけどな」

和「え?」

京太郎「焦る必要なんか無いさ。俺は変わらない和が好きだぞ」ニィッ

和「っ!」ドキッ

京太郎「それに、充分上手くなってるよ。俺が保証する」

賢い子犬「わぅっ!」

京太郎「おお、お前もそう思うか?」

賢い子犬「わぅーん」スリスリ

和「励ましてくれるんですか? ありがとう」ナデナデ

賢い子犬「くぅん」

京太郎「そういや、こいつに名前をつけてやらないとな」

和「そう言えば、まだつけてませんでしたね」

京太郎「……うーん、どうする?」

和「そうですね……」

京太郎「茶色がかった毛並みに、少し白い毛もあるな」

和「こうして見ると狼っぽくも見えますね」ジロジロ

賢い子犬「わぅ?」パタパタ

京太郎「それじゃあこいつの名前は……」


~~~~~



【京太郎のアパート】


咲「」グッタリ

照「チッ、最後まで吐かなかった……」


咲「そう言えば京ちゃんはまだかな?」

煌「収録時間は過ぎてますから、そろそろ戻ってくるかと」

 
 ガチャッ


京太郎「ただいまー」

照「京ちゃん!」タタタッ

美穂子「お帰りなさい若!」タタタッ

京太郎「おわっ!? 照さんに……咲もいるのか!?」


 トトトトトトッ


カピー「きゅー!!」

京太郎「ん、お前もいるのか!?」ダキッ

カピー「きゅぃきゅぃー」スリスリ

京太郎「よせ、くすぐったいだろ?」アハハ

カピー「きゅーっ」クンクン


 ピキ-ン


カピー「きゅぃっ!?」ビクッ

京太郎「ん? どうかしたか?」

 トテトテ

和「お、お邪魔します」オズオズ

美穂子「あら」

煌「すばらっ!」

咲「和ちゃん、その胸に抱いてるのって――」


ホロ「わぅっ!」


和「子犬のホロです」

京太郎「可愛いだろ?」

ホロ「わぅーん♪」スリスリ





 #∧_∧ ビキッ
 /●  ●\
 |  A   |
 _____ 



カピー「」ゴゴゴゴゴッ



照「なんか前世で会ったことあるような……」ウーン

京太郎「だよなぁ、俺もそんな気がするんですよ」

和「私は前世のような気がします」

ホロ「わぅ?」パタパタ


煌「これはどうしたのかな?」

美穂子「拾ってきたんですか?」

京太郎「実はかくかくしかじかで」

咲「ふーん(京ちゃんかっこいいよぉ……//)」モジモジ

照「でもそういうのはあまりよくない」

カピー「きゅいっ!!」クワッ

京太郎「新しい飼い主を見つけるまでだって」

美穂子「見つかるでしょうか?」

和「難しいですね」

京太郎「まぁ、見つけられなかったら俺が飼うさ」

カピー「?!」

ホロ「わぅわぅ!」ペロペロ

京太郎「あはは、やめろって!」



カピー「……」トコトコトコ

ホロ「わぅ?」

カピー「……きゅい?」

ホロ「わぅ! わぅわぅ!」

カピー「ぎゅいっ!!」ベシッ!

ホロ「わぅっ!?」ゴロゴロ


京太郎「こ、こら! 何やってんだ!」

和「ホロ! 大丈夫!?」

カピー「ぎゅいぎゅいっ! ぎゅーいっ! ぎゅい!!」トコトコトコ!

 ベシベシベシッ

和「いたっ!?」

カピー「ぎゅぅぅいぃぃい!!」タックルッ!

ホロ「きゃうんっ!」ドシャッ


京太郎「おい、カピー! いい加減にしろ!」

カピー「きゅっ!?」ビクッ

京太郎「そんな奴だとは思わなかったぞ……」プイッ

カピー「きゅ、きゅい? きゅいきゅい!」ブンブンッ





咲「京ちゃん、カピーも寂しがってるんだよ」

カピー「……きゅい」ショボーン

京太郎「……」

和「大丈夫?」

ホロ「わぅっち!」

和「そう、よかった……」ホッ

カピー「……きゅいきゅい」

京太郎「そうだとしても、暴力振るうなんて最低だぞ」ジッ

カピー「……」コクッ

京太郎「ちゃんと和とホロに謝ろうな?」

カピー「……ぎゅいっ!」トコトコ

ホロ「わぅっ!」ビクッ

カピー「……きゅ、きゅいっ!」ペコリ

ホロ「わうぅ♪」

京太郎「次は和に謝るんだ」

カピー「……きゅ、きゅ、きゅ、きゅい……」ギギギギッ

煌「気のせいでしょうか、凄く嫌そう」

美穂子「何か琴線に触れることでもあるんでしょうか?」

和「いいんですよ、気にしてませんから」ニコッ

カピー「……」グヌヌ

京太郎「カピー?」ジロリ

カピー「きゅ、きゅーい!」ペコリ

和「ふふ、これからは仲良くしましょうね」ギュゥゥ

カピー「むぐぐぐっ!?」バタバタバタ

美穂子「これで一件落着ですね」

煌「めでたしめでたしかな?」


カピー「……」メラメラメラ


咲「カピーが凄い顔してる気がするけど……」



京太郎「とにかく、ホロの飼い主探しもしないと」

和「一応私も知り合いを当たってみます」

美穂子「そうですね。きっと誰か力になってくれるはずです」

煌「事務所のみんなもね」


 ワイワイ キャッキャ


カピー「……」ゴゴゴゴゴッ

ホロ「わぅ?」




 ※ 翻訳版  口調とかこまけーこたぁ



咲「そう言えば京ちゃんはまだかな?」

煌「収録時間は過ぎてますから、そろそろ戻ってくるかと」

 
 ガチャッ


京太郎「ただいまー」

照「京ちゃん!」タタタッ

美穂子「お帰りなさい若!」タタタッ

京太郎「おわっ!? 照さんに……咲もいるのか!?」


 トトトトトトッ


カピー「ご主人様ー!!」

京太郎「ん、お前もいるのか!?」ダキッ

カピー「ご主人様大好きぃー」スリスリ

京太郎「よせ、くすぐったいだろ?」アハハ

カピー「ちゅーっ」クンクン


 ピキ-ン


カピー「うそっ!?」ビクッ

京太郎「ん? どうかしたか?」

 トテトテ

和「お、お邪魔します」オズオズ

美穂子「あら」

煌「すばらっ!」

咲「和ちゃん、その胸に抱いてるのって――」


ホロ「ホロ!!」


和「子犬のホロです」

京太郎「可愛いだろ?」

ホロ「ご主人様♪」スリスリ





 #∧_∧ ビキッ
 /●  ●\
 |  A   |
 _____ 



カピー「」ゴゴゴゴゴッ



 ※翻訳版


照「なんか前世で会ったことあるような……」ウーン

京太郎「だよなぁ、俺もそんな気がするんですよ」

和「私は前世のような気がします」

ホロ「どうかしたの?」パタパタ


煌「これはどうしたのかな?」

美穂子「拾ってきたんですか?」

京太郎「実はかくかくしかじかで」

咲「ふーん(京ちゃんかっこいいよぉ……//)」モジモジ

照「でもそういうのはあまりよくない」

カピー「その通り!!」クワッ

京太郎「新しい飼い主を見つけるまでだって」

美穂子「見つかるでしょうか?」

和「難しいですね」

京太郎「まぁ、見つけられなかったら俺が飼うさ」

カピー「?!」

ホロ「その方がいい!」ペロペロ

京太郎「あはは、やめろって!」



カピー「……」トコトコトコ

ホロ「貴女は?」

カピー「……あなたこそなんなの?」

ホロ「ホロ! 和と京太郎のペット!」

カピー「だまらっしゃい!!」ベシッ!

ホロ「いたっ!?」ゴロゴロ


京太郎「こ、こら! 何やってんだ!」

和「ホロ! 大丈夫!?」

カピー「お前なんかっ! 嫌いだっ! ノドカ!!」トコトコトコ!

 ベシベシベシッ

和「いたっ!?」

カピー「ご主人様を返せぇぇぇ!!」タックルッ!

ホロ「いたいよぉっ!」ドシャッ


京太郎「おい、カピー! いい加減にしろ!」

カピー「うぇっ!?」ビクッ

京太郎「そんな奴だとは思わなかったぞ……」プイッ

カピー「ち、違うよ? 違うの!」ブンブンッ



※ 翻訳版


咲「京ちゃん、カピーも寂しがってるんだよ」

カピー「……うぅ」ショボーン

京太郎「……」

和「大丈夫?」

ホロ「大丈夫だよ!」

和「そう、よかった……」ホッ

カピー「……よくないよ」

京太郎「そうだとしても、暴力振るうなんて最低だぞ」ジッ

カピー「……」コクッ

京太郎「ちゃんと和とホロに謝ろうな?」

カピー「……うんっ!」トコトコ

ホロ「ひっ!」ビクッ

カピー「……ご、ごめんなさいっ!」ペコリ

ホロ「いいよ♪」

京太郎「次は和に謝るんだ」

カピー「……の、のど、のど、のどか……」ギギギギッ

煌「気のせいでしょうか、凄く嫌そう」

美穂子「何か琴線に触れることでもあるんでしょうか?」

和「いいんですよ、気にしてませんから」ニコッ

カピー「……」グヌヌ

京太郎「カピー?」ジロリ

カピー「チッ、反省してまーす!」ペコリ

和「ふふ、これからは仲良くしましょうね」ギュゥゥ

カピー「むぐぐぐっ!?」バタバタバタ

美穂子「これで一件落着ですね」

煌「めでたしめでたしかな?」


カピー「……」メラメラメラ


咲「カピーが凄い顔してる気がするけど……」


京太郎「とにかく、ホロの飼い主探しもしないと」

和「一応私も知り合いを当たってみます」

美穂子「そうですね。きっと誰か力になってくれるはずです」

煌「事務所のみんなもね」


 ワイワイ キャッキャ


カピー「……」ゴゴゴゴゴッ

ホロ「どうかしたの?」


 そうこうして、咲と和がいるということもありちょっとしたパーティが催された
 みんなで鍋を囲み、近況を話し合う

 途中で和が歌う、ナンジャEDけせらんぱせらんライブ
 俺が即興で指揮をやるなんてイベントもあり……気がつけば真夜中になっていた

照「Zzzzz」スピー

咲「うーん、京ちゃぁん」ムニャ

和「……」スーッスーッ

煌「ふふっ、よく寝てますね」クスクス

美穂子「後片付けは私達がしましょうか」

京太郎「俺も手伝いますよ」

煌「よく休んだ方がいいんじゃないかな?」

美穂子「そうですね。若はゆっくりしていてください」

京太郎「いや、でも!」

煌「ふふ、気持ちだけ受け取っておきます」ニコッ

 カチャカチャ ジャーッ

京太郎「ありがとうございます」ペコリ

カピー「きゅー」トコトコ

ホロ「わぅー」トコトコ

京太郎「ん? どうした?」

カピー「きゅ!」

京太郎「そっか。んじゃ、今日は一緒に寝るか」ダキッ

カピー「きゅぅ♪」ペロペロ  ホロ「わぅっ♪」ペロペロ

京太郎「こら、くすぐったいぞ」アハハ


煌「……」パシャッ

美穂子「何を……?」

煌「いえ、ペットに舐められる京太郎君を見てると……ふふっ、下品ですがその……濡れちゃいましてね」

美穂子「」ドンビキ

煌「じょ、冗談ですよっ」カァァァ

美穂子「そ、そうよね! あははっ」カァァ

煌「……」プイッ

               . . . -‐===‐-ミ
            .≠´..::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、
           / ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、:::::::::\ _
            .:::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::〔::::::::::::`ヽ、
       / .:::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::マ^ヽ::::::::\

       ,′::::::::::::::::::::ト、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::::::;  ∨::::::::::.
.      i .:::::::::::::::::::::::| \:ー+:::::::::::i::|:::::::::}::::::::::}   リ::::::::::}
       ,| :::::::::::i:i::::::イ|   \ド|\N弋:/V:::::::::::j,.≠:::::::::::::j
.    /:::, :::::::::从:::::刈     ,示::云か∨:斗匕:::::::::::::::::::::,′
    /::::::::A:::::xヘ厶孑介    乂:ツ  >::::::::::::::::::::::::::::::/
    .゙:::::::::{ }:/\从乂ヅ        :;:;<:::::::::::::::::::::::::::::::/
.   {:::弋込.斗ャ:厶ヘ :;:; 丶       冰:;;:::::::///
    V::::::::::::::::::::::::::;ハ       _,ノヽ   /::/  ̄  ´     
    \:::::::::::::::::/  ゝJ   `ー一′/∨\   ___
.       `'ー-=≦=-‐   ≧=-u-rく /   }"´   \
                    __,,.|ヽ}_rf´     /        ,
                 / ̄  / / ,ハ   / / 
     
美穂子「え?」





【翌日 アクセル1前】


 ガヤガヤ ザワザワ


?「ここに、おねーちゃんと京太郎君が……」

社長「ん? うちの事務所に何か用かい?」

?「……私は」

社長「おや、君は――確か」



                                        __
                                      ´:::::::::::::::::::::`  、
                                  /:::::::::::/::::::::::::::::::::::::::\

                                     /::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::、:::ヽヘ
                                 /::::::::::::::/::::::/:::::::::::::::::::::::|::::::ヘ:ヽ
                 ィ        ,.   -――-j::::/::::::/l::::::/:::::::::: /::|::::::::l::::_:λヽ:.
                {:(       /" ̄ ̄ ̄ ̄/::/::::::/::|:::::!__/;イ::/l:::斗!|:{ |:| l:「!i:}
                   \.、      /´      /::/:::::/彡|::´|::///ノ/:::ムリ.lλ|| |j |リ
                       ` `ー――- __ , イ/::/::::/:,. 、::l:::::l伝丁` ム '乏灯ハn /.ハ
                       `二ニ=‐-::::::::::::::::::::/:/:: {⌒゚l :::代ツ     ゞ' ハ::〈イ ヾ {
               , -‐:::二_____:::::::::__//::::::::人___l:::::|""    ` ".::l::::::ヽ_  У`ー-
. __       \、  // ̄  , ィ´:::::::::::::::::::::::::ア::://__  イ l:::::|  ( ̄ア  イ:::|:::::::|入 ̄       `ヽ
_ヽ\マ、      `ー//===テ´:::::::::::::::::::::,、::::>-‐´ ̄ ̄    八 l:::::ト` x _´ .イ .l::::|:::::ⅰ `ト         \
.\`   `>==イ`ー┴' ̄`´ ̄`ー….  ̄ - _  \     |     ヽlλ|/Yヽ_レ、 人/イ::ハ  `  、         }
.r- `  /ミ             ` ー _      - _ \  .|     ヾ「 ̄`r{:.:.:.:.{ { 彡イ::::::ヽ_  ヘ      __ノ
. `  ̄└- _                   ―       ` /        入:.:.:水\__ト |  ̄ ヽ:::::ヾ、  ̄ ̄ ̄ ̄¨¨ ̄
          アァ―ァ‐‐ァ‐-‐ァ…'ー―‐--   ____/        ー、:.`:./ λ:.:/ :.    }::::::|ヽ.
          //  {::::/_ イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::/ `ヽ、.      ヽ∧/  ´  |     l:j::::| リ
       `ー=ニ二二__::::::::::::イ:::::::::::::::/_r‐く    `       o      丿  ノイ:::ノ
        `ー―一'::::::::::::::/| ̄`>‐  ̄      ヽ、    ィ __    ´   ー‐ '
           ` ー―一「 ̄ ̄:.:/   くヽ         ー一o  /
                マ:.:.:.:.:./    \\       o   r´
                      }:.:.:.:ハ      ー`   -―一 ´ r'ーf
                rー ´:.:.:.ヽ      \    o __ィ  /__:.:|
                 ヽ:.:.:.:.:.:.:/\__      ` 大o  /:.:.:.:`ヽ
                     \:.:/:./:.:.:.:.:.:`ヽ   /{:.:|ヽ/:.:.ヽ:.:.:./
                      `У:.:.:.:.:.:.:.:ハ`´:.:.:.:ヾ、:.:.:.:.:.:.:.:〉´|
                    ィ'`ー、:.:.:.:.:{:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:\_/ λ
                   {三三三天 ̄ ̄|:.:.:.:.:.:._イト----一 /|
                     ` ̄` <_入    ̄ ̄_ハ|////////|
                          `マ ̄ ̄///ハ.////////|
                           V//////∧///////
                           ∨/////.∧//////’

                              ヽ//////ハ/////.j



社長「ほぅ、ティンと来た!」



~~~~~~~~~~





【京太郎のアパート】

京太郎「それじゃあ、仕事に行ってきます」

美穂子「はい」ニッコリ

咲「京ちゃん、気をつけて」

和「無理をしないでくださいね」

ホロ「わぅっ!」

カピー「きゅいっ」

京太郎「咲も、カピーを連れてきてくれてありがとな」

咲「ううん、大丈夫だよ」

京太郎「また近いうちに会おうぜ」

咲「うんっ!」

煌「忘れ物はないですか?」

京太郎「大丈夫っす!」

 ガチャッ

京太郎「じゃあな!」

 タタタッ

咲「行っちゃった……」

和「またすぐに会えますよ」

咲「うん、そうだといいな」

照「Zzzzz」スピー

煌「まだ寝てるんですね……(困惑)」

美穂子「お疲れなんでしょうか?」ウーン


【アクセル1】

 ガチャッ
 
京太郎「おはようございまーす」

竜華「あ、京太郎君!」

菫「来たか……」

京太郎「ん、どうかしました?」

久「どうしたもこうしたも……」チラッ

 ザワザワ

宥「く、玄ちゃん!」

玄「おねーちゃんからもお願いして!」

宥「で、でもそんな……」オロオロ


京太郎「あれは、松実玄さん……?」

 確か宥さんの妹だよな?
 しかし相変わらずいいおもちだ……

玄「うぅっ、おねーちゃんの分からずや……」チラッ

京太郎「ん?」

玄「ひゃぁっ?!」ドキッ



京太郎「初めまして、須賀京太郎です」

 キラキラキラキラ

   /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|. : : |:::::::i:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.|. :. :i::.::.::.:.:..:.::.::.::.:::.:.::::.::::::::::::::::::::::::::::::i

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  i  .......::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ::i    i:::::ハ::::::::::::::::::::|   i::::ハ::::::::::::::ハ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
  iγ:/.|:::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::| |::|  u .|::::| i::::::::::::::::,::i   i::i i::::::::::/ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
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  |:|  i:::::::::::|:::::::::::::::| /  f毛::::ミゝ i  i::i     ヾ|  i ん:::::::::::ヽ  レ、. |.:.::::::::::::::::::::::::::::::|
   |  i::::::::::i:::::::::::::::| く  i:::::::::::::::::::ii   `       i i..:::::::::::::::::ii  ,ゝ i.:.:.:i:::::::::::::::::::::::::::|
     i::::::::ii::::::::::::::::| 丶とつ::::::::o:::リ    .....     とつ:::::::o::リ ノ .|.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::|

      |::::::|:|:::::::::::::::|i   ヾ;_.._._彡  ...::.:.::::::::::::::...    弋;.;_;_彡     .i:.:.:.:.::i:::::::::::::::::::::::::|
      i::::|:|:::::::::::::::i.i     ....,,,,,;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.::.......      i|.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::|
      ヾ/:i::::::::::::::::|.i         ::::::::::::::  ,   :::::::::::::::::::         i i.:.:.:.:.:.:i::::::::::::::::::::::::|
       ○ |:::::::::::::::i i    xxxx               xxxxxx   .i |.:.:.:.:.:...::ハ:::::::::::::::::::|
      /:::i::i::::::::::::::::|.i                              i i.:.:.:.:.i..i::::::|::::::::::::::::::|
        i:::::::i::i::::::::::::::| 、                       u  i.:.:.:.:.:....:::::::::i::::::::::::::::::|
      |:i:::::::|:i::::::::::::::i:::::ヽ u          , _   , 、          ,/.:.:.:.:.i..i.:::::::::::|::::::::::::::::::|
.       i:|:::::::|;;|:::::::::::::|:::::::::ヽ         (   ̄  )           . ノ:::.:.:.:.:...:::::::::::::::::i::::::::::::::::::i
      | i:::::|;;;;i:::::::::::::i:::::::::::::::ヽ      ` ⌒` ′       ≦:::.:.:.:.:..i...i:::::::::::::::::|:::::::ハ::::::|
       |::::|;;;;;;i::::::::::::|:::::::::::::::::::::`              r:::::::::::::::i.:.:.:.:....::::::::::::::::::::i:::::/:::::i:::::i

玄「」

宥「く、玄ちゃん?」

京太郎「?」

竜華「こ、これは!?」

久「まさか……」

京太郎「へ?」

玄「」チーン



 コンマ安価↓3  ゾロ目で???


00~98 京太郎「し、死んでる!?」
人命救助の為、やむを得ず! 仕方なくおもち揉み!

99 玄「はわぁっ!?」
蘇生



玄「」ブクブクブク

京太郎「し、死んでる!?」ガビーン

竜華「はぁぁぁっ!?」

宥「ふぇ?」

久「い、いきなりどうなってんのよ!?」

京太郎「お、おおお、落ち着いてください!」ガタガタガタ

宥「玄ちゃぁぁん……うわぁぁぁん!」

京太郎「と、とにかく応急処置を!」アセアセ

竜華「そや! 京太郎君!」

京太郎「うぇぇ!? 俺ですか!?」

久「お、男の子でしょ!!」

京太郎「わ、分かりました!」アセアセ

 とは言ってもこの場合はどうすればいいんだ?
 ま、まずは……

京太郎「……」ソッ

 プニュッ

竜華「ごるぁぁぁ!!」バキィッ

京太郎「ディアッカ!?」ズシャッ

竜華「な、なんでいきなりむ、胸を……//」カァァ

京太郎「じ、ジンゾォがウゴイデルカ……」ハナジダラダラ

久「そうよ、邪魔しちゃダメじゃない!」

竜華「あ、ごめん……」

宥「うわぁぁぁぁん!!」

京太郎「じゃあ、もう一度……」スッ

 ムニュンッ

玄「んっ……//」ビクンッ

京太郎「脈はわからんな……心音を」サッ

京太郎ヘッド「」ムニュンッ

玄「んぁっ……」

京太郎「取り敢えず、心臓は動いてないっぽいです」クビフリ

久「やっぱり心臓マッサージしかないわね」

京太郎「や、やります!」ワキワキ

 しかし、本当に俺がやっていいのか?
 俺は一応男なんだし……

玄「」チーン

京太郎「……おお、神よ」


 俺はどうすりゃいいんだ?

 選択安価↓3

1 自分でヤる

2 竜華さんに頼む



 竜華さんも久さんも……混乱している
 ましてや宥さんに出来るはずもない

 ここは俺がやるしか……ない!

京太郎「すいません……」サッ

 プチプチ

 ボイーン

京太郎「ぐっ!?」フラァ

竜華「京太郎君!」

京太郎「お、落ち着け俺……素数だ。素数を数えるんだ」ドキドキ

玄「」

京太郎「……絶対に助けるんだ」キリッ

 確かに玄さんは魅力的だ
 こんな人の胸を触るなんて、頭がフットーしそうになる

 でも、俺しかこの人を助けられない
 今は不純なことを考えてる暇は無いんだ

京太郎「……イきます!!」グッ

 モニュン

京太郎「……」モミモミモミ

竜華「……//」ドキドキ

久「あ、あんなに激しく……//」カァァ

京太郎「甦れ……!」モニュモニュ

宥「玄ちゃん……いいなぁ」ボソッ

玄「」チーン



 モミモミモミ キュー



京太郎「はぁっ!」グニグニ

 ピシィィィン!

玄「!!」


 コンマ安価↓3

00~09 玄「きゃああああっ!!?」
 タイーホ

10~39 玄「きゃっ!?」

40~89 玄「う、うーん……」パチッ

90~99 玄「んぁっ……やぁ……//」モジモジ

 ゾロ目で 松実館ED


                                      r──- 、
                                      ヽ     \
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       |::ハ::!    _   _               ,r'´       ̄´   ,-''
      !;' ゙::i    ! !  //            |    _,,.-     /
        {.!.  l.!   | |//   _ _  _,_  _  ゝ-‐"/    , 'ヾ 丶、
        l.|  !!   | |、 ヽ.   | | | !.|r‐’,',r‐ ゙.  , '    /   ゝ  ` 、
   __ノ !__{ヽ__| |ヽ ヽ.__| Ll |__||__ゝー’ノ/      'ー…''"´,.ヘ   ヽ
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄{          _..-''  ヽ   |
                              `ー───…' ̄   /   _ノ
                                          ` ̄ ̄´

                 .. ----  .
             .  ≦        ミ  .
              /    . . . . . . . . . . . .   \
         /  . . . : : : : : : : : : : : : : : : . . . . ヽ

        . ....: : : : ..:.:./.::.:.. ..:..:..\ ..:.. ヽ: : : ∨‘,

          / ./../..:.:.:./:./:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:..:Vヽ: . ∨ハ
       / \′:.:.:.:.':.:′:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Vハ:....ノ i
        / .7T..ト....:.:i :i| :i:.:.:.:.{:.|、:{:.:.:.:.:ハ:.:.:.:ト::.i一:. . |
      ′/..:|..:|、:.:./|:.|{ :|:.:.:.:.ト:{ \:.、:.:.:/ : ヽ:|:.:.. i: .|
      : / ..:i|..:{:.\ |:ハ:{、:.:.:.廴__ 斗<:.:|::.:.:.|:.:|:.:.. |: .
.      |:il .:.::ii:八:{::{ |≧十\:∨ ,.     `|:.:.:..ト:|:.:.: |: .{
.      |:|!..:.::,| ..:.トド\ _,   `  z.、__レ|::.:.:.|´j:.:.:..|: .   ( \    / ) {_.}_} r‐
      ,|:{ .::/l| .:小≧==' '^     ´` ̄´`!:.:.: |' }:.:.:..|: . {   \ \/ /    _| |_/ )
     八| :ハ| .:.:{:.i xxx   ,     xxx |:.:.:.:|_,}:.:.:..|: . .i    .>  /    (__  __ ヽ  __
       (__) | .:. 八            |:.:.:.:}V:.:.:..:: . . {   / 〃        | |  ) } (_  ヽ
      .イ   i! .:.:| :i::..     丶 ノ     ,:.:.:./:i::.:.:. :i: . .   { {____.     | |  (_ ノ    )  }
     〃{   .}: :.:.{ :|::::i:>...      イ/.:.:/i:,′:.::.八 : .l  乂 ___ )    ._ノ         (__ノ
     {:i.:{   ハ:.:.:V :::|l:.:.:.}:.r } ̄ __ ノ/:.:./:./:.:.:.:. ::i{: . . {
.    八从 ,: .∧ :.{:::::リ::::::ノ 入_/'i{  /ィ /::/:.:.:.:. /::{:. . . .
       ∨ .:.:.:.\V‐≦ムイ  /》___.ノイ 7:.:.:.:. /廴:.. . .八
       /;..:.:.:.:.:./ \}!  r‐〉ォ´ ̄  }ノ /::.:.:.:./  , ヽ: .∧
.      /:/ .:.:::::/  ノ{{   '介′   i{ ./::.:.:.:./  /  ∨. ∧
     ノイ ..:.:.:./! く 廴. / .|乂 __人/::.:.:.:./   /    i: : . .:.
    __ノ/ ..:..::厶}/  \ ノ{ /j__ 斗-/::.:.:.. / i /      {: : . ∧

さすがマツミエルやで(白目)



【松実館EDルート】

京太郎「よみがえれぇぇ!」モミモミ

 ドクンッ

京太郎「どうだ!?」

        . .――: :―. .、
      . :´: : : : : : : : : : : :`: :ー.、
    /: : : : : : : : : \: : : : : : \`\
  /: : : : : : : : : : : \\: : : : : : \ \

  /: : : : : : : :ヽ: : : : : :ヽ_ヽ:_:_ : : : \ \
. /: : : : : : : : :i:ハ:、: : : :ハ  } ヽzz: : : : ヽ  )
. !: : : : : ヽ: : ハ/ヽ : : }  ヘ//∧_V: : :ヽ
. !: : : : : : ヽ:.レへzz VVノ   ゙ー'´'┘ヽ: : :ヽ
. V: : : : : : : :{ イ//∧       、 l/l/lヽ: : : \
 V: : : : : : : :トとつ´           V: : : : :ヽ
  V: : : : : : : ミ   l/l/l   ,  ┐  /: : : : : : ヽ
  l: : : : : : : rへ\       し  ̄  /: : : : : : : :∧
  V: : : : : : ハ  \ヽ           /: : : : : : : : : ∧
   V: : : : : : :ゝ―´: ̄ヽ ―― ヘ\_:―、 : : : : \-、
    V: : : : : : : : : : : : : :∧       〉  \ \: : : :\\ヽ
    V: : : : : : : : : : : : :j ┴――ハ__l \ .:へ ヽ: : :ヽ \.ヽ
     i: : : : : : : : : : : ://     ト   〃: . : .:\ \: :\ ヽ'、
     |: : : : : : : : : : :く \    /:⌒:>ト: ._ : >、_\: :ヽ、ヽヽ
     |: : : : : : : : : : : : \ \ \: . : . ∧\: . : . : / \:ヽ \、
    i: : : : : : : : : : : : : : :\  ̄ヽ : ノ: .ヽ  \/    ハ:}  ヽ
    i: : : : : :/`\: : : : : : : :`:ヽ、 7: . : . : ト、__}      V   ',

    i: : : : : :ト\ \:\: : : : : : : \⌒ ̄    `ヽ           !\


玄「んぁっ……やぁ……//」モジモジ


京太郎「おっ!?」

竜華「い、生き返った!?」

宥「玄ちゃん!」

玄「お、おねーちゃ……」パチッ

 ムニュン

玄(下着姿)「え?」

京太郎(鼻血ダラダラ)「え?」

 ガチャッ

社長「さぁ、入ってください!」

記者達「あはは、アクセルさんの新人とは楽しみですよー!」アハハ

 ゾロゾロ

京太郎「あっ」

玄「あっ」


社長「」

記者達「」


竜華「お、終わった――」

久「あびゃ~」


記者達「す、須賀君!! これは一体――!」パシャパシャ

京太郎「」

 こうして……俺は芸能界を引退した





 ソルサキは最終回まで撮り終えていた為、無事完結できた
 だが、仮面ライダーはそういうわけにもいかず……代わりに冬馬さんが引き継いでくれた

 ナンジャはサイーガさんが復活し、問題なく続いている

 俺は一時的に世間を騒がしていただけに、引退を大きく騒がれもしたが……
 そんな声も次第に薄れていき

 気がつけば……忘れさられるようになっていた

 スタッフのみんなには戻るように言われたが、もうどうすることもできない
 俺はファンの期待を裏切った

 それは一番やってはいけないことだったのに……


 そして、事務所を追われ……長野に今更戻ることも出来ない俺は――



~~~~


 ゴシゴシゴシ


京太郎「ふぅっ……」アセアセ

 ガラガラ

宥「アナター、ごはんの用意ができたよー」トテトテ

京太郎「ああ、今行くよ」フゥ

宥「ふふ、温泉のお掃除ご苦労様」

 なんの因果か、松実館に住み込みで働いています

 それも――

宥「ねぇ、今は二人きりだから――」ダキッ

京太郎「ああ。宥――」

 チュッ

宥「えへへ、しちゃった」ギュゥゥ

京太郎「玄には内緒な」

 ガラガラ

玄「ずるいのです!!」バーン

京太郎「く、玄!?」

玄「むぅ……おねーちゃんばっかり」

京太郎「悪かったよ、ほら。玄も来いよ」ギュッ

玄「あっ」

 チュッ

京太郎「これでおあいこだな」

玄「……うんっ♪」

宥「むぅ!」

 
 宥と玄
 二人の姉妹と付き合いながら


なんでや!姉も可愛い顔だろ!

なんでや!姉も可愛い顔だろ!


【京太郎達の部屋】


京太郎「いたた、腰に来たな」トントン

玄「お風呂掃除任せて……ごめんなさい」シュン

京太郎「いいって、力仕事は俺に任せろ!」ニィッ

宥「えへへ、じゃあマッサージしてあげる」グイッ

京太郎「おわっ」

 ドサッ

宥「動かないでね……」サワサワ

京太郎「おいおい、手つきがいやらしいぞ」ハァ

玄「んー? そうかなぁ」モミモミ

京太郎「ごはんじゃなかったのか?」

宥「先にアナタがいいな♪」

玄「もう、待てないよ……」ギュゥゥ

 シュルシュル パサッ

京太郎「ちょ、待て! 今日はお客さんも――」アセアセ

宥「れろっ」ジュッ

玄「いっただきまーす」カプッ

京太郎「おぅっふ!?」


 ガラッ


憧「ねー、ちょっと聞きたいことが――」

穏乃「今度みんなで行く旅行のこ――」

灼「ちくわ大明神」

晴絵「やっぱり私の車じゃさー」


京太郎「あっ」

宥「むぐっ?」ジュプッ

玄「あむあむっ」コロコロ


四人「」


京太郎「こ、これはちがっ!」アセアセ

穏乃「……るい」ボソッ

京太郎「へ?」


穏乃「ずるいよ二人共ー!! 今日は私の番でしょ!」プンプン

憧「まるでサルねー、呆れた」ハァ

灼「え? 今日は私とハルちゃんで3人の日じゃ……」

晴絵「勝手に私を入れないで」チョップ


玄「早いもの勝ちなのです!」ドヤァ

どうしてそうなった(歓喜)



宥「そもそも京太郎君と付き合ってるのは私達だよぉ」

玄「そうだよね? 京太郎君!」

京太郎「あ、ああ」

憧「でもさ、この旅館のスペシャルコース……忘れてないでしょうね?」

宥「うっ」

玄「それは――」

 そう、スペシャルコース
 財政難に陥った松実館を救うために、作り出されたものだ

晴絵「宥と玄が認めた会員限定で、旅費を倍払うと……一晩京太郎君を独り占め出来る」

穏乃「だから今日は私達!」

宥「うぅ、だってまさか予約が一日で二年分もくるなんて思わなかったもん」シクシク

玄「しかも全国で知り合った友達のほとんどだよぉ」エグエグ

 そうなのだ
 まさかそんな条件に乗る人はいないだろうと、知り合いの女性雀士に声をかけたところ……

 まさかの予約殺到
 今更後に引けず、予約を受けてしまったのだ

京太郎「お陰で恋人とゆっくりもできないんだよ」ハァ

憧「腐っても元アイドルってことでしょ?」

灼「期待を裏切られたファンに謝罪の気持ちで接しなきゃ」

京太郎「それを言われると、確かに」

 この間の蒲原さんは凄かったな
 あんなに激しいのは……初めてだった

宥「もう締切ったから予約は増えないけど、あと二年も……」シクシク

玄「京太郎君ごめんなさいぃ……」ポロポロ

京太郎「いいっていいって。むしろ俺の方がごめんな」ナデナデ


穏乃「だから私達は一晩で五人で済ませちゃおう!」

憧「他の予約者にもなるべく団体で回すように言ってあるから」

晴絵「早ければ一年以内には自由の身よ、多分」


京太郎「あ、あはは……一年も休み無しか」アセダラダラ


宥「うぅっ、私達も……」

玄「うぇぇん!」

京太郎「な、泣くなよ!」アセアセ





 そして――月日は流れ


照「京ちゃん!! 京ちゃぁぁぁん!!」プシャァァ!

咲「ああっ、京ちゃん!!」ガクガク

洋榎「これ、アカン! あかんってほんま……//」ブルブル

絹恵「い、イってもうた……」ガクッ

セーラ「お、女や……今日から俺は、私は女や……」アヘアヘ

胡桃「」ビクンビクンッ

まこ「……わしは、どうして」ギュッ

優希「この優希ちゃんが絞りとってやるじぇー!」グニュグニュ

和「こんな形でも、私は――」ダキッ

一「もう、共演の約束破って馬鹿! でも……好きだよ」ギュッ

純代「んあー」

靖子「カツ丼プレイでもやるか」ササッ

春「好き、好き! 好きぃ」チュチュチュ

華菜「華菜ちゃんとヤれるなんて運がいいんだし! うにゃぁぁ♪」ジュポ

貴子「須賀ァァァァ! わ、私は初めてなんだ! や、優しく――」モジモジ

霞「あら、簡単に終わらせないわよ?」ニヤリ

明華「……せめて、私の胸の中で」ギュゥゥ

菫「絶対に私は屈し――あ、あぁっ、で、出るぅ……」ジョロジョロ

はやり「絞りとっちゃうぞっ☆」ヌポヌポ

美穂子「若……今でも、私は」ギュッ

透華「全く、財政難なら私を頼ってくだされば――あひっ♪」ゾクゾク

久「久しぶりねー。今日は楽しませてもらうわよ?」ペロリ

煌「す、すばらっ! すばらぁぁっん!」ブシャァァァ


 ※その他もろもろはカット


~~一年後~~


京太郎「ぜーっぜーっ!」ハァハァ

宥「凄い!」

玄「予約はあと一件だよ!」

宥「今日で最後だから……頑張ってね」

京太郎「や、やったぜ……」フラフラ

 さて、最後の相手は誰だ?


 ガラガラ


京太郎「失礼します」ペコリ

?「……」


?「久しぶりやなぁ……」

京太郎「あ、アナタは!?」

       /  / ::/ :::::::::::::::::::://:´ ̄::ヽ:::/ /::/   |:l |:::::::::::::::::|::::::.     i
.      /  / : ::::| :::::::::::::::/ /:::::::::> ´ /,: ′  |:l |:::::::::::::::::|::::::::.    l
     /  /...::::::::|::i:::::::::::/ァ===ミ、 ヽ /イ      .:j_|:::::::::::::::::|::::::::::.   │
.     ′.:: :::::::::::リ、:::::::;《 ん干ハ\        〃 j\:::::イ::/::::::::::::.   /|
.   / .::: ::::::::/  ∨ |  {:ト::::::ノ:'         ,ノ  /::::::ヾ }/}::::\ __/ .′
   ′::::  ::::::::{    ヽ{  ゝ:こソ        =ァ=/:::/  ソ/::::::/::\   /
  / :::::! :::::::::∧     。              ん干ハ㍉  /::::::/::::::  ヽ.′
 ′:::::::|...:::::::::::::∧__   :.:':.':.:           {:ト::::::ノ:′|} /:::/:::::::   //
/ . ::::::::i|..::::::::::::::::::::|::{              、     ゝ:こソ //彡::::::::  //
.....::::::::::i|.:::::::::::::::::::::|∧                     ヘ:/::::::  / ノ
...::::::::::::i|::::::::::::::::::::::l::::∧     「   、    :.:':.':.° ′ノ┬=ァ ´
:::::::::::::::i|::::::::::::::::::::::|:::::/ :.     ` -- ′       ,: イ: / /
::/::::::::::j|::::::::::::::::::::::l:::/   \           /::::::::: / /
/::::::::::::j|::::::::::::::::::::::|/      丶 ___,,..  イ::::::::::::../ /
:::::::::::::::i|::::::::::::::::::::::ト         /:::/::i|::::::::::::::::::::::../ /

-=ニニニム::::::::::::::::::::{ニ\        /:::/::::i|:::::::::::::::::::. ,′/

竜華「元気そうやね」

京太郎「竜華さん!」

竜華「怜とセーラから聞いたで、物凄かったって」カァァ

京太郎「……」

竜華「アイドルより、こっちの方が合ってたんかな?」

京太郎「それは……」ウツムキ

竜華「うそうそ、そんな話をしたくて来たんやないから」

京太郎「え?」

竜華「……うち、ずっと京太郎君に言いたいことがあったんよ」

京太郎「……」

竜華「でも、もう遅い。あの時、松実さん達より早く言っていれば――また違ったかな」

京太郎「それは――そうかもしれません」

竜華「あはっ、気ぃ使わんでええのに」シュルッ

 パサッ

京太郎「……」

竜華「ねぇ、抱かれる前に一つお願いがあるんやけど」

京太郎「……はい」

竜華「好きって、言うてくれへん?」

京太郎「……それは、できません」

竜華「そっか、ごめんな。無理やりこんなことさせて」ウツムキ

京太郎「いえ……俺の方こそ、ごめんなさい」

竜華「……ばかっ、そない謝られた方が……ひっ、みじめ、ぐすっ、やわぁ」ポロポロ

京太郎「……」ギュッ

竜華「好き、好きやったんよ……ばかぁ、ばかぁ!」ポカポカ

京太郎「……」ズプッ


 ギシッ ギッギッ



 そして、最後のスペシャルコースの客は無事、帰っていった




【一週間後】

 ゴシゴシゴシ

京太郎「ふぅ、こんなもんか」

 ガラガラ

宥「アナター!」

玄「京太郎さぁん」トテトテ

京太郎「おう、どうした?」

宥「これ見て……」

 ドッサァァァ

京太郎「え? ナニコレ?」

玄「予約の手紙。電話もさっきから鳴りっぱなしだよぉ」

京太郎「え? えっ?」

宥「スペシャルコースじゃなくてもいいから、泊まりたいって電話が……」

玄「ど、どうしよぉ」

京太郎「どうしようって言われてもなぁ」

 お客さんから予約が来てる以上、受けないわけにはいかない
 それが松実館を盛り上げて行くために必要なら

京太郎「やれやれ、しばらくゆっくりできそうにないな」ハァ

宥「うぅ、折角ゆっくりできると思ってたのに」

玄「京太郎さんと羽を伸ばしたいよぉー」エーン

京太郎「二人共、そう落ち込むなって」ナデナデ

 二人には悪いが、俺は少しだけ期待してる
 流石に体を重ねるのはもう勘弁だが……
 
 また、みんなと会える
 騒がしくて、辛くて、大変でも……

 きっと楽しくなれるから

京太郎「だから、一緒に頑張ろうぜ」ニッ

宥・玄「……うんっ♪」パァァァ


 ここはみんなが楽しくなれる場所
 アナタも、松実館へ来てみませんか?


京太郎「美人女将姉妹が、出迎えてくれますから」

玄「今ならイケメン支配人も!」

宥「あったかい……」


 ガラガラ スイマセーン ヨヤクシテイルモノデスガー


京太郎「せーの!」

三人「松実館へようこそ!」ニカッ


 これが、俺の選んだ道なんだ


【ED2 松実館へようこそ】



 くぅ~疲れました
 これにて松実館EDは完結です


【今までのEDリスト】

ED1 鹿児の中の鳥

ED2 松実館へようこそ

 

 
 ということで、ED回収もしたし、どこからやり直す?


 ↓2から先に三票獲得したところ


1 玄ちゃん来襲(※来なかった世界線になります)

2 心臓マッサージを誰がする?(※竜華がやります)

3 心臓マッサージの結果 (大成功扱いでやり直し)

 


 ほいほい、それじゃあ次回は心臓マッサージから再開ね
 ちょっと今日は疲れたのでここまでにします
 明日再開する予定です

 玄ちゃんのあとは特に決めてないので、見たいネタややりたいことあったらリクしてください
 次回再開までに面白そうなのを拾います

 それでは今日もありがとうございました!
 


【須賀京太郎】

<アイドルランク>(ファン人数)
・Dランクアイドル(10000~100000)

<容姿> S(70) <雀力> C(40) <歌唱力> C(47) <演技力> B(50)

<特技>
・タコス作り

<担当>
・清水谷竜華(プロデューサー)
・花田煌(マネージャー)
・竹井久(事務員見習い)
・龍門渕透華(スポンサー)
・福路美穂子(家政婦)


・瑞原はやり(総合トレーナー)
・弘世菫(麻雀トレーナー) 
・松実宥(メイク&容姿トレーナー)
・雀明華(歌唱力トレーナー)
・石戸霞(演技力トレーナー)


<アイドル経歴>
・雑誌特集&パンフレット
・サイン会
・ドラマ主演
・いい○も出演
・CM出演
・仮面ライダー 主演
・アニメ 主要キャスト起用


      |.  G |  F |  E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS
―――┼―――――――――――――――――――――――――

容姿  |llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
雀力  |llllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
歌唱力|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll

演技力|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll

<須賀京太郎のファン>

・宮永照
・宮永咲
・蒲原智美
・愛宕洋榎
・愛宕絹恵
・江口セーラ
・鹿倉胡桃
・染谷まこ
・片岡優希
・原村和
・国広一
・深堀純代
・藤田靖子
・滝見春
・池田華菜
・久保貴子


 
 京太郎誘拐事件はともかく、そろそろ京太郎の身に危険が及んでもいいもしれん
 なんだか面白そうだしのぅ

 ただ今の京太郎の戦闘力は国内でも上から数えた方が早いくらいなんですよねぇ……
 現状でガドル閣下くらいなら素手で倒しちゃうレベル


 ということで今日は特撮特集&CDデビュー編行きましょうか
 


【今日の予定】

・おまかせあれ! 阿知賀のドラゴンロード の巻

・タカイワセイジVS京太郎 撮影ギリギリ! ぶっちぎりの凄い奴

・小錦LOVE きっとLOVE  小錦LOVE すげぇ汗

・我ら須賀京太郎ファンクラブ! 




【前回までのあらすじ】

 声優デビューも順調にこなし、新たな活躍が期待される京太郎
 そんな彼が事務所で目にしたのはメイク担当松実宥の妹、松実玄であった

 早速挨拶を交わす京太郎だったが、突然目の前で松実玄は心停止を起こしてしまう
 混乱に包まれる事務所、京太郎は玄を救う為に心臓マッサージを行うが……




京太郎「よみがえれぇぇ!」モミモミ

 ドクンッ

京太郎「どうだ!?」

        . .――: :―. .、
      . :´: : : : : : : : : : : :`: :ー.、
    /: : : : : : : : : \: : : : : : \`\
  /: : : : : : : : : : : \\: : : : : : \ \

  /: : : : : : : :ヽ: : : : : :ヽ_ヽ:_:_ : : : \ \
. /: : : : : : : : :i:ハ:、: : : :ハ  } ヽzz: : : : ヽ  )
. !: : : : : ヽ: : ハ/ヽ : : }  ヘ//∧_V: : :ヽ
. !: : : : : : ヽ:.レへzz VVノ   ゙ー'´'┘ヽ: : :ヽ
. V: : : : : : : :{ イ//∧       、 l/l/lヽ: : : \
 V: : : : : : : :トとつ´           V: : : : :ヽ
  V: : : : : : : ミ   l/l/l   ,  ┐  /: : : : : : ヽ
  l: : : : : : : rへ\       し  ̄  /: : : : : : : :∧
  V: : : : : : ハ  \ヽ           /: : : : : : : : : ∧
   V: : : : : : :ゝ―´: ̄ヽ ―― ヘ\_:―、 : : : : \-、
    V: : : : : : : : : : : : : :∧       〉  \ \: : : :\\ヽ
    V: : : : : : : : : : : : :j ┴――ハ__l \ .:へ ヽ: : :ヽ \.ヽ
     i: : : : : : : : : : : ://     ト   〃: . : .:\ \: :\ ヽ'、
     |: : : : : : : : : : :く \    /:⌒:>ト: ._ : >、_\: :ヽ、ヽヽ
     |: : : : : : : : : : : : \ \ \: . : . ∧\: . : . : / \:ヽ \、
    i: : : : : : : : : : : : : : :\  ̄ヽ : ノ: .ヽ  \/    ハ:}  ヽ
    i: : : : : :/`\: : : : : : : :`:ヽ、 7: . : . : ト、__}      V   ',

    i: : : : : :ト\ \:\: : : : : : : \⌒ ̄    `ヽ           !\


玄「んぁっ……やぁ……//」モジモジ


京太郎「おっ!?」

竜華「い、生き返った!?」

宥「玄ちゃん!」

玄「お、おねーちゃ……」パチッ

 ムニュン

玄「ふぇ?」キョトン

京太郎「あっ……」モミモミ


              /:..:..:..:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ |:.:.:.ハ:.:.:.:j:.:.:.:.} ゚。:|\ :.:.:.:.:.|:..:。:..:..:..:.\
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玄「きゃぁぁぁぁ!!」パッシィア!!

京太郎「エルスマンッ!?」ズシャッ

ガドル閣下素手で倒せる場合下手すりゃキングフォームより変身前の方が強くなってしまうんですがそれは・・・

フリーズを忘れてしまったカッシスワーム位の強さだろ

>>315
 確かに閣下超えは言い過ぎだね
 ただ弱フォームよりは確実に強い
 
>>316
 すげぇ妥当


~~~数分後~~~


玄「ご、ごめんなさいっ!」ペコリッ

京太郎(包帯)「いえ、こちらこそ」ペコリ

竜華「ごめんな、うちらがやればよかったんやけど……」

久「慌てちゃってて何も出来なかったわ」

宥「玄ちゃんごめんね……」シクシク

玄「ううんっ、悪いのは私だから」アセアセ

京太郎「悪いも何も突然心臓が止まるなんて、誰のせいでもありませんて」ウンウン

久「(恐らく原因は京太郎君でしょうけど)」ズバリ

 ガチャッ

社長「ん? おお、揃ってるねぇ」

京太郎「あ、社長!」

竜華「おじさん、どこ行っとったん?」

社長「ははは、ちょっと野暮用さ」

京太郎「こっちは大騒ぎだったんですからね」ハァ

社長「いやすまない。それよりも、既に松実君とは話したかね?」

京太郎「はい、挨拶程度なら――」

社長「そうか。それならまだ話していないようだね」

京太郎「え?」

玄「京太郎君、私ね――」

             r ' ´: : : : : : : : : : :`ヽ..、
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      !: : |:::::::::!:ナ!::::`!'!ー!-!.!:::|::::::゙卅!フ´!::::::::ヽ|:::::: !: : |
     .|: : :|:::::::::ト:!.ヽ:::| .! ヾ.ヽ:!ゝ::::| 〉_ヽ\::::::::!:::::::|: : :l

     .!: : :|:::::::::!〉!,rチテ心ヽ`' Y. \::!フテ亦ヽ、::::!:::::: !:::: :!
     |: : ::|:::::::::!∥{::::::::::::}      {:::::::::::::}ヽ 〉::::::::|::: ::|
     |: : ::|::::::::ト! ゝ)::::oノ      〉.):::oノ Y!:::::::::!: : ::|

     |: : ::!:::::::::!}.   ̄ ̄   ,     ̄ ̄  l'|:::::::::|:::: ::|
     .|: : :|::::::::ト !  '''''    __    '''''''  ! !::::::::j:::: ::j
      }: :::::!:::::::!、l      /´  ヽ      .j/!::::::::l:::: :/
     .ヽ::::::!::::::::!::\    {    j     .ノ::j::::::::j::: :/
      〉、: ::!::::::!:ゝ、 ゝ、  ゝ-- ' ___ r '_/::/:::::::/::::人

     ./: ::〉、::V,:::!::ヽ` ー'`- ' ´     ./::j: :://:/:::: ::ヽ
    ノ'´´/ \:::ヽ::r-っ       rv-、/::/:ノ::/.〉`ヽ: ::\

  ,/::/   ` ゝ 、.}::/__./_ )-、_   rヘ´ヽ. ヽ::::::::/ r'´  .ヽ: : : :ゝ
../:r ‐'       ./ ̄   ` '' 、)_.r´)r ' ̄ ̄`ヽ:/      `ー-: :
': {  ゝ      l        ).ノ'       Y     , r'   .}:::
: ノ    \   .j        j.{        { __,, r '´     }::
Y      ` ./ ` ヽ、 __   l l __  ,, '  ヽ         }/
 \      {       ゙゙゙  { ノ        .|         }

宥「ダメッ!!」バッ

玄「っ!?」ビクッ


京太郎「宥さん?」

宥「……」ジィッ

玄「うぐっ!?」

竜華「ちゃんと最後まで話させてあげたら?」

久「そうね。松実さんだけの問題じゃないでしょう?」

宥「でも……」

京太郎「あの、話が見えないんですが」

 さっきから姉妹で険悪な空気だし……
 一体何でもめてるんだ?

社長「うぉっほん。それはだね……彼女、あーつまり妹の玄君の方だが」

 そこまで言って社長はちらりと宥さんに視線を向ける
 少し間を取り、いくらか思案した後に……そのまま言葉を続けた

社長「彼女も、君のメイク担当になりたいと希望していてね」

京太郎「!!」

玄「……」モジモジ

宥「むぅっ……」

社長「正直、これがそこいらの人間なら断るところだが……現メイクの実の妹じゃないか」

京太郎「それは、確かに」

社長「何より、君をここまでの容姿に磨き上げた宥君の妹。その実力にも期待出来る」

京太郎「ふむ……」

久「それに、宥さんあまり学校にも行けてないのよ」

京太郎「えっ?」

宥「ぎくっ」ビクッ

竜華「成績はええし、進路も決まってるしで順調やけどね」

玄「おねーちゃんのお友達、寂しがってたよ? それに憧ちゃん達も……」

宥「そ、それは……!」

玄「だから、私が半分こすれば無事解決――」

宥「く、玄ちゃんには無理!」プンプン

玄「むぅっ! 分からずや!」プクーッ

 ペチペチ! ポカポカ

久「とまぁ、さっきからこんな感じなのよ」ハァ

京太郎「(可愛い姉妹喧嘩だなぁ)」ホノボノー






~~五分後~~


玄「うわぁぁぁん! おねーちゃんがぶったぁぁ!」ビエーン

宥「玄ちゃんが意地悪する……」ウェーン


京太郎「どうするんですかこれ……」

久「どうもこうもないでしょ。決めるのは京太郎君よ」

京太郎「え? 俺っすか!? 竜華さんの考えは……?」

竜華「うちは新しいメイクさんに入ってもらうのはええと思う。でも、玄ちゃんは来年受験やし」

京太郎「確かに……」

 かといって宥さんに無理させる現状はどうにかしたい
 奈良と東京の往復は大変だし……

竜華「大阪も大変やけどなぁ」ボソッ

久「長野もね」ボソッ

京太郎「いつもお世話になっております」フカブカー

社長「うーん、いっそ寮でも作るかね」アハハハ

 ガシッ

社長「ひょ?」

竜華「それって素敵やん」

久「その話もっと具体的に……」ググググッ

社長「ぐぉぉぉぉ締まりゅぅぅぅ!!」ジタバタ


 ギャーギャー ワイワイ



松実姉妹「エグエグ」ゴシゴシ

京太郎「……」

 さて、どうする?
 ここは男らしく決めないとな……


 多数決安価↓2より先に3票  ゾロ目無し


1 はっきり断る

2 玄を面接する

3 宥VS玄のメイク対決を開催する

4 もうOKしちゃう


京太郎「よし、分かりました!」

玄「え?」

宥「ど、どうするの……?」ビクビク

京太郎「そもそも、俺はまだ玄さんの事をよく知らないんですよ」

玄「うっ!?」

京太郎「なので、雇うも何も……分からないというか」

宥「そうだよねっ!」パァァ

玄「……」ズゥゥゥン

京太郎「だからその……」

玄「えっ?」

京太郎「面接してみるのって……どうでしょう?」

宥「!?」

   / :/  ...:/:′::/ :.:.:.....:./.:/:!:.:.:.i:..!:.:.....:{:.:.:.:.:.:ハ    /
.  /.〃/:...../:′'.::|:: i .::.:.:.:| :i:_{__|:.|:.:.:.i :|:.:.../  ̄`ヽ/      ふ
  '://:′::/斗:十 |::.::.::.:.:.:.: :}}ハ ::ハ:{:≧ト|:::/  な       な な  ぅ
 {//::{: /|i:八::{=从:{ i::::: :N孑弐{ミト∨:::|::′  る.     る .る (
.  i :从 ::::{イァ:う{ミト爪ト::::. ! ん):::::ハヽト、:{:|    ほ      ほ ほ  )
.  |.::| : \《 { ::::::: }  ヽ\{ { ::::::::: リ | :::ヽ!   ど     ど ど む
.  | ::!::|ハト.乂__ノ       ー '  | :::<    |
 八::| :|::::i /i, ,     ,     /i/ , }:::}i::人   __ ノ\
  (__):::l:::::.                 i.:/::::::::厂「{:::::::{    ` ー― ´
 / :{ | :V:入     { ̄`ソ      }/}::::}/::::::l.|:::::::|
 { ::|人::∨::::>...   `      . ィ升|:::/::::::::八::::::{


京太郎「どうですか?」

玄「おまかせあれ!」ニコッ

宥「……」ムスッ

 ポムッ

竜華「そんなに目くじら立てんでもええんやない?」

久「そうよ。もっと自分に自信を持たなきゃ」

宥「……はい」シュン


京太郎「それじゃあ。面接を始めますけど、準備はいいですか?」

玄「うん!」

                     ( )
    i ニlニ○ _L/、     /   (⌒ ⌒)
    { cト  ´ | ノ ⌒ ーノ{__ノ  て人_)
         .   ――  ..
          / ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: `:..、
       '       .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\  /
      / .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}::.:}:..  :/ }   ハ
    /::.:′. .: }::斗/L/!::.:.:. /::、i:.:.:.}......:.   ̄
    /::. |:...:.:/|::.:/ j/ |::.:.:/}:/リ|\|::.:.}.‘ ―
    {: /.! :|.:.:..::|:/ -- _}:/ノ' /十/,「:..ハ:.i
   rぅ' ,|::.|::.:.|:;{z≦三    三ミメ.|:/|:.ト{ \
   /:{ V:|::.|::.:.|´i             `|:: |:.|
   |:.|/::.:,::.:.::. l :|/// 、__   /// |::.i!:.!
   {i:{:: :ハ::.: 込{. __  (__ ノ    .ィ}:リ|:
   乂:/:.:∧::.:.V/⌒ヽ.--r >ォ抓/:./ |′
 /:/.:.:.:.:/\:ハ´  ̄`V ´  ̄`∨:/|   ( )

イ.:/::.:.:.:. /  /\     {      {:小{  (⌒ ⌒)
://::.:.:.:.:.:.:{ fノ       |!    人.}:.{  て人_)
./::.:.:.:.:.:. 人       ,八      ノト{
'::.:.:.:.:./:.:.:.:ト、    /  乂   /:.:|

玄「(わざわざ面接してくれるってことは、受かったも同然だよね)」エヘヘ


京太郎「ちなみに、始める前に一ついいですか?」

玄「何かな?」ワクワク

京太郎「面接をする以上、俺は玄さんを赤の他人と思って接します」

                 ____             ___
            ,, :´ : : : : : `: .          /    \
            . : : : : : : : : : : : :\     {___j⌒ヽ  ゚。
          /: : : : : : : : : : : : : :.ヽ     ___,ノ  ノ
       { : : /: : : : : /: : : : : |: : : : : : : : い   /  --- ´
.       / \__/: : :.ィ: /!: : : : :.ハ : : : : :‘:,:  ‘, ゚. 乂,ノ
      /ー―――:{ |: i |: : : : : | ∨:.:|: : : |: : : :|: ゚◯
.     / : : | : : :|丁¨{丁{│:.:..: : i| ¨v:丁¨`:|: : : :|: :.゚
    i: i: : |: : : |ハ!ハl リ い、 :小 乂{\: |: : : :|: : i

    |:ハ :|: : : | ,ィ宍ミト } \:..゚。ィ宍ミトぃ..: : :|: : |
    || |: |: : : |〈 _)トJi:|    `¨ _)トJi:| 〉|: : : |: : |
    || |: |: : : l ,込rク      込rク  :.: :...|: : |
    リ |: |: : : |i 。            。 |: : : |: : |

.       {: } : : ト:.:':':':     ′   :':':': イ: : :.l: : |
        C|: : : |:ハ      へ      /::|: : :。.: : !
      /:||i: : :{: 个: .     ̄       イ: :,゚: :.,゚: : :.|
       |: ||ハ: : :。: : : i >  ___  ィ: : : :i{: /: :/: : : j{
       |: ||: :゚。: :゚。: : i r‐|     |┐: : }/: :/: : : :ハ
       |: ||: : :゚。: :゚。/ \   / \:/: :/: : : :.,゚: :゚,
       |i ゚。>''ゞミ{    ,八八    ノイ、|: : : : |: : :|
     ィリゝヘ    r=====ミ___,ィ=====ュ  |: : : : ト、:..|

玄「ほへ?」

京太郎「つまり、宥さんの妹でもなんでもない一人の人間として見るってことです」

玄「……???」

京太郎「基準を満たしていないと判断したら、迷いなく断りますので」

玄「きょ、京太郎君……?」

京太郎「京太郎ではありません。私は面接官です」キリッ

玄「ひっ!?」ビクッ

京太郎「では、指示があるまで外で待機していてください」

玄「で、でもっ」オロオロ

京太郎「……チッ」ギロッ

玄「うぁっ……」ビクビク

京太郎「もう一度言いましょうか?」

玄「わ、分かりました……」トテトテ

 ガチャッ

 バタンッ

京太郎「……竜華さん」クルッ

竜華「はい! なんでしょうか!」ビクビク

京太郎「いや、何ふざけてんですか?」

久「……」ビシィッ

京太郎「久さんも何礼儀正しく座ってるんです?」

宥「……」ガタガタガタガタ

社長「ふむ、どうやらさっきの京太郎君のオーラに飲まれたようだね」アハハ

京太郎「あはは、アレは演技ですよ演技」ニコッ

三人「え?」

京太郎「ちょっと、真剣な玄さんを見てみたくて」テヘヘ



宥「そ、そうだったんだ……」

久「驚かせないでよ!」ベシッ

京太郎「あだっ!? でも、さっき言ったのは本気ですよ」スリスリ

竜華「……一人の人間として見るって、話?」

京太郎「はい。だって、俺が今までメイクを任せてきたのは宥さんですから」チラッ

宥「!」ドキッ

京太郎「だから、例え妹さんでも……俺達の絆に、簡単に割り込んでは欲しくないかなって」ポリポリ

: : : /: : : : : : : : : : : ::|: : : : : : : : :|: : : : : : : : : : : : : :ハ::|: : : : : : : :ii: : : :ヽ: : : : : : :
: : :/: : : : : : : : : : /: :|: : : : : : : : :|: : : : : : : : : /: : ::/|:::|: : : : : : : ::i.i: : : :ヽ: : : : : : ::
: : i: : : : : : : : : : :/: : |: : : : : : : : :|: : : : : : : : :/: : ::/_Lノ|: : : : : ::|: :|.iヽ: : ヽ: : : : : ::|::
: :/: : : : : : : : : : /: : :|: : : : : : : : :|: : : : : : :_; r-:''ナ´|::j.|: : : : : :j|: :| i:〉: : ヽ: : : : : ::ル:1
: :j: : : : : : : : : : :j: : :/: : : : : : : : ::|: :, :r::':´:ノ: : / _.j::j |: : : : : /|: j`\: : ::1: : : : : ::i : i
::/: : : : : : : : : : j: /::|: : : : : : : : :|´: : : : ://::/  .j::/ |: : : : :/.j: / 、:|.1:ヽ:|: : : : : ::|.i:::|
:/: : : : : : : : : : :|: : : ::|: : : : : : : : :|: : : :///--- j/__j: : : : :/ j::/ .|i .|: : :|: : : : : ::j i::|
/: : : : : : : : : : ::|: : ::ノ|: : : : : : : : :|: :/_イr===t''ヾ /: : ::ノ /'' __.'_ .|: ::/: : ::リ: :リ iリ
: : : : : : : : : : : :|: :/: :|: : : : : : : : ://o心:::::::ミリ`/: ::/ /'  ==ミ、j::ノ|: : ::/: :/ /
: : : : : : : i: : : : |/: : ::|: : : : : : : : :|∥ .《毛:::::::卅ii ' '´       ワ:::ミヾ |i: ::ノi::ノ
: : : : : : : :i: : : ::| '´`ヽゝ: : : : : : : ::|.` つゞ:::::乍彳        ii:::::リ }.///r'

: : : : : : : ::i: : : :|´⌒ヽ |: : : : : : : : :|  弋::::::::::少         .っ:::ノ '7: : : : |
: : : : : : : : :i: : ::|    |: : : : : : : : :i     ̄ ̄   ::::::::::::::  .ヾ::/  |: : : : :|
: : : : : : : : :ヽ: ::|    i: : : : : : : : :|    ///// :::::::::::::::::::::::::::::    .|: : : : :|
: : : : : : : : : ヽ: |     i: : : : : : : : :i               ヽ ///.|: : : : ::|
: : : : : : : : : : ヽ:|\_   1: : : : : : : ::i                   .|: : : : ::|
: : : : : : : : : : : :ゝ_: :`ゝj-1: : : : : : : ::i        ,_         .|: : : : ::|

: : : : : : : : : : : : :\`'イ. ヽ: : : : : : : 1.       ゝ、____フ    __.丿: : : : :|
: : : : : : : : : : : : : : \  \ヾ: : : : : : :1            , r ' ´   ` ヽ、: : j
: : : : : : : : : : : : : : : :::\  ヽ: : : : : : ::1         , r '´         \|  _
ゝ、: : : : : : : : : : : : : : : ::\ ヽ: : : :, r 、ゝ -, /⌒i /             .ヽ´  1-、
   ゝ-: : : : : : : : : : : : : : \ >-/´  ヽ  ヽ /                .ヽ  .1 .| 、
       ヽ 、: : : : : : : : ::/  ヽ   ヽ ヽ'                   |  i | 7
          ヽ、: : ::_ノ、   ヽ   〉  〉                   |  / | ./ヽ

宥「京太郎君……//」ドキドキ

京太郎「だから、竜華さんも本気で見極めてください」

竜華「……分かった」ギュッ

久「それじゃあ、私達は横で見てるわね」

宥「私も、もう反対なんてしない」

京太郎「いいんですか?」

宥「うん。私が間違ってたって分かったから」エヘヘ

京太郎「?」

宥「(ちゃんとあったんだ……私と京太郎君の絆)」ギュゥッ


~~~その頃 扉の外~~~

玄「……」


:::|:::::/〃   斗-- 、 ヾメ、ヽ /::::/.: :/:::::/::::::::::::::::::::/::::::::::/}::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|

:::|:::/   /   {~⌒ヽ_ V》. {:::/ : : :/::/ /:::::::::::::::://:::::::/: :/:::::::/}::::::::::::::::: ヽ/ぃ 十 ヽ
:::|::{   /   r'⌒ヽ   } `  レ: : : :/ ': : :/:::::::::::::/: /::::/: : :/::::://::::::::::::::::::  (__ <j⌒)
:::|::|  ん  〃⌒) v‐ ' } : : : : : : : : : : : /::::::::::/:⌒//: : : :./::/: :/::::::/:::::::::  ー  l
: Ⅳ __{   {{ し' 〃  / : : : : : : : : : : :/::::::/: : : 斗=≡メ: ://: : /::::/::::::::::::::  ⌒) .フ|'⌒)
:::| (  ゝ⌒) `- ´  ./ : : : : : : : : : : :/:::/ : : : : : :  , -‐-ミx : : :/:/}::::::::::/::::::  / レ| α
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:八 { {                           乂` `ー=' _/ /'::::/}/::::::::::/::: <_ト、 '⌒)
:::::::ヽ} }                  ′  \\\/   `ヽ}/::::/:::::::/:::::::::|  ー  や

::::::::::::\   斗-―-                 \\>- r' \/:::::::::::::::::::::|:::::::::|  ⌒)  /
:::::\::::::::ヽ {      ⌒~`ヽ __            } j \,′::::::::::::::::::ハ::::::::|  / /⌒し
::::::::::ヽ:::::::::\                   `ヽ        //  j:::::::::::::::::::::/ }:::::|   :


玄「……」ソワソワ

 ガチャッ

玄「!」ビクッ

久「準備が出来ましたので、どうぞ」ニッコリ

玄「ひゃ、ひゃいっ!」ギギギッ

 スタスタ

玄「し、失礼しましゅ!」

 ゴゴゴゴゴゴゴッ

京太郎「どうぞ、お座りください」ドッドッドッドッド!

竜華「……」ドドドドドッ!!

玄「……はい」ナミダゴエ

 ガチャッ

京太郎「それでは只今より面接を始めたいと思います」メガネクイッ

竜華「まずは名前と自己PRをお願いします」メガネクイッ

玄「じ、じこぴーあーる?」

京太郎「……」

竜華「……」

玄「は、はいっ! 松実玄です!」ガタッ

京太郎「はい」

玄「(え、えと自己PRは……)」ドキドキ



 選択安価↓3

1 ファッションに興味があり、勉強している

2 実家が旅館を経営しているので、家事が得意

3 麻雀で全国大会に出ました

4 おもちソムリエ2級の資格を持っている

5 自慢のおねーちゃんがいる


 
 連投取得は無し
 すまんが安価↓の2になるのであしからず

                       ... -―━━..、―- ..
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                 //::::::::::l::: l:|    \:{≧=┤:::从{::::::::::. 竜華おねーさんとの約束や!
       __         |:|:::::::::l::ト、从   y'´_)心}〉:::/::::::::::::::::::.
.       \\       八{:::::l:::|∧y'心     V炒 l/:::::/⌒:::::::::.
   __     \\__  r┐\ハ八ハ`Vリ     .:::. /:::::/_/:::::::::::.
   \\  /´} ∨//し' /.      ∧ .::'  ___    /:::::/:/:::::::::::::::::::.
 _____ 、  ̄  ', 〈  1i {      /:::::.、  Vノ /:::::/:イ:::::::::::::::::::::::.
 `_ー‐ァ     ∨∧ \ }     /::::::::介::.. _...::´:::::/」__|:::::::::::::::::::::::::.
 ゝ-‐ァ  _  ∨∧  )ノ   /::::/≠ニ二フ~ ̄Ⅴl:| ||:::::::::::::::::::::::::::.
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                ノ            /  {                \::\::::::::::::::::\::::::: \//
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              /___          }     \                 ノ   |: :::/      /
               /__/    ̄  ‐-     {:、     \                      |: /
           /匚_/__ . -- . _      ○|: :\___∧                 j/
           ∨ : : : : : : : : : : : :`: : . .___」: : : :\○ ∧
           /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :  ̄: :.{
            /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \


玄「えと、その……」オロオロ

京太郎「……何も無いんですか?」

竜華「……」

玄「う、うぅ……(ダメだよぉ、何も思い浮かばない)」フラフラ

京太郎「無理にいいことを言おうとしなくても結構ですから」

玄「……(そうだ、ここで黙ってても始まらない。少しでもアピールしなきゃ!)」ギュッ

竜華「(結局手助けするんやね)」クスッ

京太郎「……(俺も甘いなぁ)」

玄「実家が、旅館を経営しているので……よくお手伝いをしています」

竜華「そうなんですか?」

玄「はい。なので家事や炊事は得意です」

京太郎「……」カリカリカリ

竜華「……」ヒソヒソ


玄「(でもよく考えたらメイクと何も関係ないよぉ)」ショボーン


京太郎「分かりました。では次に質問をさせて頂きます」

玄「はいっ!」

竜華「御社のメイクを希望されているとのことですが」

玄「は、はい。どうしてもやりたくて……」

京太郎「では、志望動機をお聞かせください」メガネクイッ

竜華「お聞かせください」メガネクイッ

玄「!!」


 選択安価↓3

1 ただなんとなく

2 京太郎君の大ファンだから

3 ファッションが好きだから

4 おねーちゃんばっかり羨ましいから

5 大切な人と同じ景色を見たいから


玄「志望動機……」

京太郎「……」ジィーッ

竜華「……」ジィーッ

玄「私にはとっても大切な人がいまして」

京太郎「?」

玄「その人は誰よりも優しくて、私の自慢だったけど……実はダメダメなところも多くて」

竜華「……」チラッ


宥「玄ちゃん……?」


玄「私がずっと傍にいなきゃダメだなって思ってばかりの毎日でした」

京太郎「……」

玄「でも、そんなダメダメな人でも。 私のことになると急にかっこよくなって……助けてくれて」

竜華「……」ジィッ

玄「そして気がつけば……私がいなくても誰かの為に役に立っていて。私は……置いていかれてしまって」ギュゥッ


京太郎「(玄さんも……俺と同じ、だったのか)」ドクン


玄「だから、私もその人と同じ位置に立ちたい。そこに立って同じ景色を見たい!」グッ

京太郎「(想いは、本物なんだな……)」

玄「私は……おねーちゃんに負けたくない!」

              , r ───-- 、
           r '´ : : : : : : : : : `ヽ、

         ./ : : : : : : : : : : : : : :\
        / : : : : : : : : : : : : ヽ : : : : : ヽ
       ./ : / : : / : : : : : :|: : : : : : :ハ: : :ヽ : ヽ :ヽ
      / : / : : : /: : : : :l: ::j: :|: : : : : | }: : : :ヽ: ::ヽ : ヽ

      / : :{ : : : ::{: : : : :ノ:ノ}:::ル: : : : リ、}::ハ: : ヾ,: ::}: : ハ
     .{ : : | : : : 」; 斗七´/.}:/.}: : : :リノ }`ト;、: :}:}:: l ; ;} }

     ! { : :! : : : :!: : :ノ':/`/' .j: : : ://  .リ |: 外|: :l: : ト|
     .|::l : ::| : : : |:/,r=≠ミ /: : ノ ' ,r=≠ミ/ |リ:: :| :ハ}
     .|::|: : :| : : : | 《{////゚} ´    .{//゚/}.ヾ|: : : :|/' '
     .|::| : ::|: : : ::| ヾゝ//ソ       リ゚/ソ∥!: : ::Y|
     .|::|: : :l: : : : |  , , ,      ,   , , ,  .j:::: : :|:|
     !:l : : :{: : : :{                l: : : :|::!
     }::l : : :l: : : ::{               .j : : :リ: |
     .}::i : : :l: : : ::ト、.     ⊂⊃    .ノ: : : ::j: :|

      l: 〉: : :〉: : : :V>、         rl'´リ: : : :/: リ
     .} :∧: : :W、: :ゝ、_.|_` ー __, ィr<、: |:/': : ::/ : /

     ノ : : :ヽ: : :ヽ:\ヽ   ̄ ` ヽ、{ _, r'  フ: ::/:: /
   / : : :r‐'ヽ: : : : ∧           /:/: : :∧、
 ,/': : : ::/  .∧: l: : ::ヽー-        ./: : : : :∧: : \
//: : : , r'ー-  ∧l: : : :ヽ   ー--  j: : : : ::/ ) 、::ヽ::ヽ

/./::/     `> 〉: : : : }         l: : : : /r'´  `ヽヽ:)
! {:/ヘ        ノ:,: : : : :ト--  ___, -{: : : : {     ハ V
 V ∧      ノ' .|: : : : :}   `ー-'´ ヽ、: : l:ゝ   /.}

 
宥「玄ちゃん……」ウルウル


京太郎「なるほど、分かりました」

竜華「座って頂いて大丈夫ですよ」


玄「あっ……」サァァァ





玄「(緊張のあまり、頭が真っ白になっちゃった……)」フラフラ

京太郎「……」

玄「(どうしよう、あんな恥ずかしいこと言っちゃった)」ズゥーン

竜華「では次の質問に」

玄「は、はい!」

京太郎「松実さんはメイク担当を志望ということですが」

竜華「具体的にどの様にうちの須賀を仕立てていきたいですか?」

玄「!」

京太郎「(この質問は重要だな)」

竜華「(宥さんと二人いなければならない理由。それを証明できなければ――)」

玄「……」


 選択安価↓3

1 新しいメイクを考える

2 ファッションに力を入れる

3 肉体改造をメインにする

4 ヘアーセット

5 分からない



新しいメイクを考える
・宥の一強

肉体改造をメインにする
・煌の一強

ヘアーセット
・竜華・宥の二強



玄「あの、私なんかがこんなこと言うのは……その」モジモジ

京太郎「?」

竜華「遠慮はいりませんのでハッキリ言って、どうぞ」

玄「……須賀京太郎君はファッションセンスが無いと思います」

京太郎「」ガハッ

竜華「」ビチャッ

玄「その、おねーちゃんもそうなんですけど」


宥「」カキーンッ

久「冷たっ!?」


京太郎「そ、それは……」ブルブルブル

竜華「」チマミレ

玄「正直、顔と服装が噛み合ってないと思う。その服、し●むらで買ったみたい」バッサリ

京太郎「」


 ガシャァァァァン ガクッ


竜華「きょ、京太郎君!?」

玄「だから、ファッショニストとして京太郎君を導きます!」

 ピシィィィン!?

久「(ここでメイクを破棄!?)」

竜華「(新たな職を開拓!?)」

京太郎「」チーン

宥「」カキィーン


久「やるわね。確かにこれまで京太郎君の服装には手をつけてこなかった」

社長「というより、手をつけようとしていつも失敗してたんだよね」

竜華「がはっ?!」ブシャッ

 ズボンを用意しなくて股間を晒したり、ウェディングドレスを身にまとったり
 そのうち、京太郎の顔や髪型だけに気を遣うようになり……

 服装はまるっきり見向きもされなくなってしまったのだ




玄「(あれ、なんだか風向きが……)」

京太郎「」

竜華「」

宥「」

玄「……」

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/:.:.:.: ´  ハ 。:.:.八      /ー―‐1      {::::::/ :|
:.:.:./   、|::ヘ ゚。:.:/ )、   {      }     ィ:::: ∧; ┐   逆転のチャンス!
:. /     / ̄)/ /:.:、 > ゝ--- ′< ノ:::::///:
: ′  _ | 丁 | |` ミ  \ ̄/,,_  |彡"彳/ /::::::::.___
:   | 、__) ー  | ,.:┐t'⌒{ }   入 |  r v // r―::′
! r‐、} '^    | | {ニ=- ∨ _ノ┴ュ'′/ }   〈_/ \

  し        ー  |ニニニ{ニ}ニニニニ} / ,ノ、     rヘ,_〉
   }       /    ニニニィ¨ト=ニニ7 {   ‘,      ̄}::.
. イ∧        /ニニニ/ マニニニ\ :,        /し':::::::.
  / ゝ     /'⌒ヽ/   マ> ´  \     /::::::::::::i::}


玄「ふっふっふ、勝負はもう着いたのです」ニヤリ

京太郎「」ガタガタガタガタ

竜華「ひぇっ」

玄「これからは私が京太郎君の下着から上着まで管理するんだからね」フフフ

京太郎「はひぃっ……お願いしますぅ」ビクンビクン

竜華「」

宥「」カチコチ

玄「ふぅ……」フキフキ

                 .. ----  .
             .  ≦        ミ  .
              /    . . . . . . . . . . . .   \
         /  . . . : : : : : : : : : : : : : : : . . . . ヽ

        . ....: : : : ..:.:./.::.:.. ..:..:..\ ..:.. ヽ: : : ∨‘,

          / ./../..:.:.:./:./:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:..:Vヽ: . ∨ハ
       / \′:.:.:.:.':.:′:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Vハ:....ノ i
        / .7T..ト....:.:i :i| :i:.:.:.:.{:.|、:{:.:.:.:.:ハ:.:.:.:ト::.i一:. . |
      ′/..:|..:|、:.:./|:.|{ :|:.:.:.:.ト:{ \:.、:.:.:/ : ヽ:|:.:.. i: .|
      : / ..:i|..:{:.\ |:ハ:{、:.:.:.廴__ 斗<:.:|::.:.:.|:.:|:.:.. |: .
.      |:il .:.::ii:八:{::{ |≧十\:∨ ,.     `|:.:.:..ト:|:.:.: |: .{
.      |:|!..:.::,| ..:.トド\ _,   `  z.、__レ|::.:.:.|´j:.:.:..|: .   ( \    / ) {_.}_} r‐
      ,|:{ .::/l| .:小≧==' '^     ´` ̄´`!:.:.: |' }:.:.:..|: . {   \ \/ /    _| |_/ )
     八| :ハ| .:.:{:.i xxx   ,     xxx |:.:.:.:|_,}:.:.:..|: . .i    .>  /    (__  __ ヽ  __
       (__) | .:. 八            |:.:.:.:}V:.:.:..:: . . {   / 〃        | |  ) } (_  ヽ
      .イ   i! .:.:| :i::..     丶 ノ     ,:.:.:./:i::.:.:. :i: . .   { {____.     | |  (_ ノ    )  }
     〃{   .}: :.:.{ :|::::i:>...      イ/.:.:/i:,′:.::.八 : .l  乂 ___ )    ._ノ         (__ノ
     {:i.:{   ハ:.:.:V :::|l:.:.:.}:.r } ̄ __ ノ/:.:./:./:.:.:.:. ::i{: . . {
.    八从 ,: .∧ :.{:::::リ::::::ノ 入_/'i{  /ィ /::/:.:.:.:. /::{:. . . .
       ∨ .:.:.:.\V‐≦ムイ  /》___.ノイ 7:.:.:.:. /廴:.. . .八
       /;..:.:.:.:.:./ \}!  r‐〉ォ´ ̄  }ノ /::.:.:.:./  , ヽ: .∧
.      /:/ .:.:::::/  ノ{{   '介′   i{ ./::.:.:.:./  /  ∨. ∧
     ノイ ..:.:.:./! く 廴. / .|乂 __人/::.:.:.:./   /    i: : . .:.
    __ノ/ ..:..::厶}/  \ ノ{ /j__ 斗-/::.:.:.. / i /      {: : . ∧

玄「完全勝利なのです!」ドゥルルルルルルヤァァァァァ!!!


 松実玄が仲間になった テレレッテ、テーレー♪



~~数十分後~~

 ワイノワイノ

霞「それで、こういう状況なわけ?」

久「まぁ、そうなるわね」

菫「なるほどな、それにしても……」



玄「これも似合う!」キャッキャッ

京太郎「そうですか?」シャッ

宥「それに私のメイクを……」ペタペタ


~~京太郎変身中~~


京太郎(容姿S)「どうですか?」キリッ



竜華「……//」ポーッ

煌「んはぁっ……//」ゾクゾク

透華「抱いて欲しいですわ……//」モジモジ

はやり「服装だけでこんな――//」ジュンジュン

菫「全く、驚かされるな……//」ハァハァ

美穂子「ご立派です、若!」

明華「ジュテーム……//」カァァッ

霞「まぁ悪くないわねぇ……」ジュルリ


京太郎「でも、俺にこんな服合いますか?」

玄「大丈夫、すっごくカッコいいよ!」ウデクミッ

 ムニュン

京太郎「!?」

宥「むぅっ……!」ギュッ ウデクミッ

 ムニュッ

京太郎「!?!?!?」

 こ、これは!?
 両手におもち……じゃなくて、両手に華!?

京太郎「ほぁぁぁ……」

玄「おねーちゃんには負けないもん」

宥「私だって、玄ちゃんには負けないから!」


 バチバチバチ ムギュゥゥゥン ムニュゥゥウン


京太郎「」

須賀ホーン「何の為に戦うのかって、もう迷いなど無いのさ」ビィィィン


両手に華は竜華に明華だろ


>>401
 確かに、いや待て透華お嬢様と華菜ちゃんを入れれば両手両足に華が!?

 
 こうして、専属スタイリストをも獲得した京太郎
 その存在は果たして吉となるか凶となるか

 現時点で吉にしかなってない気もするが……果たして!?


女性陣「きゅぅぅぅ」アヘアヘ

京太郎「みんなダウンしちまった……」

霞「あら、私は平気よ」

京太郎「霞さん!」

霞「ふふ、この間の収録よかったらしいわね」

京太郎「はい! 霞さん達のお陰です」ニカッ

 キラキラキラッ

霞「んっ……//」プシッ!

京太郎「霞さん?」キョトン

霞「ん~~~、はぁっ、はぁっ……アナタ、普段からサングラスでもしておくべきね」カァァァ

京太郎「??」

霞「そ、それよりも初声優の感想はどう?」

京太郎「そうですねぇ……思った以上に難しかったです」

霞「そうね、実際に動くのとはまた勝手が違うし」

京太郎「はい」

霞「でもこれはいい経験になるわ。それも、すぐに役立つわよ」

京太郎「え?」

霞「ライダー、やるんでしょう? あれもアテレコがあるじゃない」クスクス

京太郎「あっ! そうか!!」

 そう、変身する前の演技はともかく、変身時……
 つまり、スーツアクターさんの演技に声を当てる必要があるんだ

京太郎「うわぁ、難しそうだなぁ」ポリポリ

霞「ええ。それに特撮の場合は生身でのアクションも多少はやらないとダメでしょうね」

京太郎「あ、アクション!」

 そうか、ソルサキでは指揮が大変だったけど……今回はバトル要素もあるんだよな



京太郎「うがぁぁあ! なんだか不安になってきたぁぁ!」

霞「あらあら」

京太郎「霞さん、俺できますかね!?」

霞「そう言われても、どうかしら?」

京太郎「うぅっ」ズゥーン

霞「……(正直、ここで仕事をしくじってもらった方が都合がいいのだけれど)」ウーン

京太郎「……」ションボリ

霞「(まだよ。まだ私と契るには早いわ、宿すなら全盛期の彼の子でないと……)」チュルリ

京太郎「?」

霞「なんでもないわ。それより、アクションに不安があるんでしょう?」

京太郎「は、はい!」

霞「なら、その道のプロに意見を聞くのはどうかしら?」

京太郎「その道のプロ?」

 それは一体――!?

霞「どうせすぐにお世話になるんだし、今から会いに行ってみましょう」

京太郎「???」

霞「さぁ、付いて来て」

 ガチャッ

京太郎「あ、待ってくださいよ!」トテトテ

 霞さんの言うプロって誰なんだ……!?



【●映 スタジオ】

京太郎「こ、ここって前に来た……」

霞「そう。ファイズの撮影を行ってるスタジオね」

京太郎「も、もももしかしてその道のプロって……!?」

 キュウケイデース 

??「ふぅ……」スタスタ

京太郎「あ、あぁっ……」

霞「あれが、もうすぐもうひとりのアナタになる予定の――」


タカイワ「この時期でも暑いなぁ」スポッ


霞「スーツアクター、タカイワセイジよ」

京太郎「う、うぉぉぉぉ!! かっけぇぇぇぇ!!!」

タカイワ「ん?」

京太郎「あ、あの! 初めまして! 俺は――!」

タカイワ「ああ、知ってるよ。須賀君だろう?」ハハッ

京太郎「あ、ありがとうございます!」ペコリ

タカイワ「最年少ライダーか。君の動きを真似るのは骨が折れそうだよ」クスクス

京太郎「い、いえ! そんな!」アセアセ




タカイワ「それで何か用なのかな? 剣の撮影はまだ先だったと思うけど」

京太郎「あ、えと。実はですね……」

 
~~説明中~~


京太郎「ということで。俺もアクションをこなしてみたいんです!」

タカイワ「なるほど。若いアイドルなのに偉いね」

京太郎「え?」

タカイワ「今までそんなことを聞いてきたのは君以外にはいなかったよ」クスクス

京太郎「そ、そうなんですか?」カァァァ

 これは意外と好感触っぽいぞ!
 これなら色んなことを教えて貰えるかも!?

タカイワ「でもね、そう言われてもこればっかりは簡単には答えられないな」

京太郎「えっ……?」

タカイワ「見たところ結構鍛えているようだけど……これを見てくれ」スッ

 ムキィィィン

京太郎「す、すげぇ!?」

 なんて筋肉!?
 1mgたりとて無駄の内容に絞り込まれた筋肉はまさに……一流の美術品のようだ!

タカイワ「わかるかい? これはトレーニングによって生まれたものじゃない」

京太郎「まさか、アクションを繰り返して――」

タカイワ「そう。そのお陰で今は……」シュッ

 シュシュシュシュシュシュシュシュシュッ

タカイワ×5「「「「「こんなことも出来るようになった」」」」」

京太郎「す、すげぇ!? タカイワさんが五人に見える!?」

 シュルルル

タカイワ「訓練すれば数年でこれくらいは簡単だ。二人くらいまでならアクターは誰でも出来る」

 もっとも三人以上の分身は才能が無ければできない
 そう、タカイワさんは続ける

京太郎「……」

タカイワ「分かるだろう? 君が今からアクションをかじっても大した変化は無い」

京太郎「でも……」

タカイワ「諦めて、もっと他のことで番組を盛り上げ――」

京太郎「でも! 俺はやれることをやりたいんです!!」カッ!!

タカイワ「!?」


 シュシュシュシュッ


京太郎「うぉぉぉ!!」キュッキュッ

 ブゥゥウン

タカイワ「こ、これは!?」

京太郎×3「「「ぐぬぬぬっ!!」」」ブゥゥウン


 ズルッ ドシャッ

京太郎「あべっ!?」ゴチィーン

 タタッ

霞「ちょっと、大丈夫?」

京太郎「いたた……」

タカイワ「信じられない……ちょっといいか?」スッ
 
 ヌガシヌガシ

京太郎「た、タカイワさん!?」

タカイワ「(なんて筋肉だ……しかも、瞬発力の白筋と持久力の赤筋の両方をもつピンク筋の割合が多すぎる)」

京太郎「恥ずかしいですって」モジモジ

タカイワ「(多いどころかほぼ全身だぞ? 一体どうすればこんな体になる……!?)」ゾワッ

霞「あら、いい体ね」ナデナデ

京太郎「あふんっ」ゾクゾク

タカイワ「……須賀君、だったね」

京太郎「ひゃ、ひゃひっ!?」

タカイワ「……君には才能がある」

京太郎「え?」

タカイワ「勿論、特訓も無しにいきなりスーツアクターは無理だし、君が数年修行しても俺にはまだ及ばないだろう」

京太郎「そ、それはそうですよ!」

タカイワ「(ふふ、10年経てば今の俺、いや……どのアクターをも凌ぐ逸材になるだろうが……惜しい)」ゴクッ

霞「……」

タカイワ「そこで、君は今回なるべく自分で生身のスタントをやるべきだ」

京太郎「生身のスタント?」

タカイワ「知ってる人も多いが、引いたアングルでの落下シーンや戦闘なんかは俳優じゃなく俺達が代役でやっている」

京太郎「あ、知ってます。怪物に殴られたり、水に落ちるシーンですよね」

タカイワ「そうだ。しかし、君ならそれらに耐えられる肉体がある」

京太郎「!!」

霞「でも、安全面が……」

タカイワ「確かに危険もある。だが、これをやり遂げれば君は歴史に名を残すことになるぞ」

京太郎「!!」

タカイワ「……決めるのは君だ」

京太郎「……」

タカイワ「ただでさえ、今回は異色の作品だ。最年少のアイドルライダーに、女性ライダーが三人」

霞「叩かれるのは確実ね」

タカイワ「だが、君がただのアイドルでないことを証明し、昭和のアクション性を取り戻せれば――」

 評価は、180度変わるかもしれない

京太郎「お、俺は……」

 

今更だけど京太郎ってバイクの免許持ってるの?


>>426
 無ければ取ればいいんじゃないかな?(すっとぼけ)  




【帰り道】

 テクテク スタスタ

霞「……よかったの?」

京太郎「何がですか?」

霞「ほら、返事を保留にしたでしょ?」

京太郎「ああ、それですか」

霞「怖くなっちゃった?」

京太郎「いえ、そういうわけじゃないんですけど」テクテク

霞「じゃあ、どうして?」

京太郎「……竜華さんに相談せずに決めたくなかったので」アハハ

霞「ふーん」

京太郎「……」

 本当はやりたい
 でも、怪我をする可能性がある以上俺一人で決めることは憚られる

 もう、竜華さんに相談せずに突っ走るのはやめたいから

京太郎「だから、ちゃんと許可を貰ってみせますよ」ニィッ

霞「ふふ、貰えるといいわね」

 テクテク

京太郎「……」

 自分でも信じられないくらい、順調にアイドル活動は続いている
 最初は雑誌の仕事、それからパンフレット
 ドラマに出て、いいともに出て、アニメのアフレコもやった

京太郎「順調、なんだよな」

霞「?」

 清澄のみんなとも仲直り出来たし、事務所のメンバーもたくさん増えた
 何も不安になることは無い

 このまま俺はトップアイドルを目指すだけでいいんだ

京太郎「さぁ、早く戻りましょう」

霞「ええ」

 だけど、この時の俺は知らなかったんだ
 人気者になるということ、トップアイドルになるということが――


壁)??「……」ニヤァァ  つナイフ


 あんなにも辛く、大変だということを




 つ  づ  く



 ということで今日はここまで
 
 そろそろアイドルランク上昇の季節ですね
 這いよる影もある中、京ちゃんの運命やいかに

 それでは今日もありがとうございました



【須賀京太郎】

<アイドルランク>(ファン人数)
・Dランクアイドル(10000~100000)

<容姿> S(70) <雀力> C(40) <歌唱力> C(47) <演技力> B(50)

<特技>
・タコス作り

<担当>
・清水谷竜華(プロデューサー)
・花田煌(マネージャー)
・竹井久(事務員見習い)
・龍門渕透華(スポンサー)
・福路美穂子(家政婦)


・瑞原はやり(総合トレーナー)
・弘世菫(麻雀トレーナー) 
・松実姉妹(容姿トレーナー)
・雀明華(歌唱力トレーナー)
・石戸霞(演技力トレーナー)


<アイドル経歴>
・雑誌特集&パンフレット
・サイン会
・ドラマ主演
・いい○も出演
・CM出演
・仮面ライダー 主演
・アニメ 主要キャスト起用


      |.  G |  F |  E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS
―――┼―――――――――――――――――――――――――

容姿  |llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
雀力  |llllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
歌唱力|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll

演技力|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll

<須賀京太郎のファン>

・宮永照
・宮永咲
・蒲原智美
・愛宕洋榎
・愛宕絹恵
・江口セーラ
・鹿倉胡桃
・染谷まこ
・片岡優希
・原村和
・国広一
・深堀純代
・藤田靖子
・滝見春
・池田華菜
・久保貴子



【おまけ】

 ぶっちゃけほのぼのって銘打ってるけど、ガチヤンデレ(メンヘラ寄り)がいてもいいと思うの
 なので既存のファンor新規でストーカーを決める予定

 次回再開時にいつものやり方で決めるので候補決めといてくらはい



【条件】

・アクセル1関係者、番組共演者、天照大神メンバーはダメ

・結構残念なことやらかしそうなので、好きすぎるキャラを選ぶと後が……


 あと、どこまでの変態行為&ストーカー行為は許容おk? 
 そこいらも意見あったらオナシャス!!


 それでは次回の再開にて



例 ※末原さんの場合



          /::::::::::::::::,z=" ̄ヘ:::::::`::ヽ、::::::::::::::ヽ::、:::::::`:..、

         /::..::::.:::::::,/     ヽ::::ヘ:::::\:::::::::::::::::::\:::::ヾ::\
        /::::...:::::.::::://       ヾヘ\:::::::ヽ、:::、::、:::::ヽ::::ヘ:::ヽ
       /:::::::.:::::.:::://        -‐`弋`ヘ::ヽ`ヽ!ヾ::::::::i:::::::l:::::i
       /::::::::::::::.::,' !i,,=-‐       ,,     ヽ;}  ' i::!::::::::l:::::::l::::|
     /::::::::::::::::::::i/゙   ..._       ´_,,z=≠=z、  }::l::::::::!:::::l:::::!
     `ーz::::::::::::::::l  ,,zz≡ミ      "´/::::::::ヽ`ミ  l:::::::::::l::::::l:::::|
     <´__:::::::::::i イ' /:::::ヽ         l::::::::::::::l l} !:::::::::::l:::::l::::::! いい加減――アイドル辞めたらどうなん?
         `i:::::::::l {l .l:::::::::::}         ヽ  ノ ´ .l:::::::::::!:::::!:::::l    他の女ばっかり、いつもいつもいつもいつもいつも 
         l::::::::::l ヽ ヽ_ _ノ   ,        ̄-‐''  l::::::::,'::::::,l::::::!    いつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつも
         l:::::::::i:l   ー                l::::::,'::::::,' l:::::l
            l:::::::!:::l                      ,'::::/:::::/丿:::|
          l:::::l::::::l.        _           ,':::/:::::/;:::::::::|    メゲるわ…… 
          l:::::!::::.::ヽ、               ,zi:::/:::::/:::::::::::::!
          l:::::l:::::.:::::::>           , イ:/::/:::::/:::::::::::::::l
             l::::i:::::::.::::::ヘ:::::::ミ: . _    ィ::´" k':;イ::::/::::::::::::::::::     でも、そないな京太郎君が好きやから、ふふ、許したる♪
            ゙、::!ヘ:::::.:::::ヘ:::::::::::::__i ̄     ,, -{::{、l:::::::::::::::::::::::::      せや!  顔を切り刻んでしまえば、もうアイドルできひんよね?!
           ヾi::ヾ::::::::::::::\:::::/.(|    /  .!:V:::::::::::::::::::::::;'
            ヾ::ミ::::::::::::::::::`/  ,>v'-、   ヾヘ::::::::::::::::::ノ       ほな……じっとしといて
             `_ー-―/ /、  ` ,\   ` ┬''- ̄_

          _ -  ̄    (_/\ヽ、// ヽ、_ ノ      ̄

 


 お待たせして申し訳ありません
 月曜日の夜に再開できそうなので、もう少々お待ちください

 あと、モモは別の世界戦で闇堕ちしてるので今回はふなっしーにするかもです
 他にも適役っぽいキャラがいればアイデアをオナシャス! 




~~お ま け~~


<<次回予告>>

 
 やめて! 
 
 永水女子の霞の特殊おもちで、須賀ホーンを挟み込まれたら

 闇のゲームでモンスター(意味深)と繋がってる京太郎の理性まで燃え尽きちゃう!


 お願い、ヤらないで京太郎君! 


 あなたが今ここでヤってしまったら、竜華さんや和との約束はどうなっちゃうの?


 ライフ(理性)はまだ残ってる。


 これを耐えれば、トップアイドルになれるんだから!
 

 次回


 【池田死す】





                   ,,....::::::::':::ヽ
     ____,......::::'''::::::::::::''、´::::::::::::::::::::::l

     l::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::\::::、:::::::::::::::::::l
      l::::::::::::/:::/::ハ:::lヽ::::::::::::::\:::::、:::::::::::/
      l:::::::〈::::/、( ゙、! ヽノ\::::::ヽ:::::::、:::/
      l::〈:::::〉\    丿   >、:::ヽ:::::\
 ー三  二ニ ―一三 ― ィ´  、::::ヽ:::::::\  ――二三  二 / ̄ ̄ヽ

ー三二 ー三:;三 ―――‐ 彡'  :::::、::::::::::\  三二二――三_ /´`    \
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノ   ';::::lヽ::::::::::::.、 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     ,  ̄',--ハ
                  {___.  ソ;:l丿::l丶::::::、             ト, |...  {
                   {   ,--イ|ハ:::|  \        |_ 」<Lノ‐一{
------------------一---- V ._i';/|:::/リ `------------;    {``‐‐--V
―――‐ ==`--一`ゝ:::‐''´:' ノ L-、___   ―――‐ ==``--一`ゝ:::‐''´

           __ノ´rノ r‐‐‐/    ̄,, ̄ヽ
        / ̄   |―‐‐/     ,,'' イヾ丿
       /\'',,.     |  /    ,, ''/   \



 アイドルスタンバイ!








※ 嘘予告です


 おまたせ

 12巻ようやく買えたウシャァァァァ!!
 125ページの京ちゃんは間違いなく容姿Sですねぇ、たまげたなぁ
 ただやっぱり出番少なすぎでしょうリッツェ……


 ということで、12巻までのキャラが解禁となります
 まだ掴みきれてないので、相変わらずところどころ変かと思いますがお許し下さい


【今日の予定】

※ ライダー放映まではあまりやっていないお仕事イベント系を消化したいと思います



・ストーカー出現 闇か病みかぽんこつか?


・CDデビュー!?  京太郎と【覚醒】


・目指せ! お笑いへの道!


 んじゃ、京太郎を偏愛するキャラクターを一人ケテーイしちゃいましょうかね
 ちなみにそいつはアイドルの本筋でのボス敵扱い
 
 天照大神とのやり取りとは関係無いのであしからず


 ではまず、ストーカーの種類を決めたいと思います
 その後にキャラを決めますので


 安価↓2 から先に3票 or 最初にゾロ目


1 由乃タイプ (邪魔する女はみんなまとめて……)

2 世界タイプ(私を見てくれないなら……)

3 むぎのんタイプ(取り敢えずブ・チ・コ・ロ・シ)

4 電波タイプ(運命がどうとかなんとやら) 

 


 電波系ね
 別世界ののどっちが電波だったよーな気がしないような気もしなくもなかったりしないくもない



【条件】

・アクセル1関係者、番組共演者、清澄、天照大神メンバーはダメ

・結構残念なことやらかしそうなので、好きすぎるキャラを選ぶと……

・電波系ヤンデレ? になる予定



 前回逃した獅子原爽はエントリー確定
 まずはメンバーを絞ります


 安価↓2~6
 キャラかぶった場合はその人の割合が増えます
 無効票の場合は無効のまま



 
・対木もこ

・末原恭子

・鶴田姫子

・真屋由暉子

・獅子原爽


 以上の五人になります
 決め方はどうしましょうか?  


 選択安価↓2

1 多数決安価 (決まるのは一人)

2 コンマ安価 (ゾロ目で五人全員が――)


コンマ安価だと基本は高い人一人?


>>493
 範囲でも個別でもどっちでもいいけど、今回はゾロ目ボーナス考えてるので範囲
 まぁ、まさかゾロ目なんて出ないでしょう、 ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから






 ないんですから




コンマ安価↓3

00~19 対木もこ

20~39 末原恭子

40~59 鶴田姫子

60~79 真屋由暉子

80~99 獅子原爽

 ゾロ目で全員京ちゃんマニア(電波)




 これは哩さんにも覚悟してもらわなあかんなぁ
 ということでお付き合いくださりありがとうございます

 ですが最後にもう一つだけ、決めておきたいことがありますゆえに


 コンマ安価↓3

 姫子にとって京太郎とは?


00~09 本当に京太郎と繋がってる ※京太郎に自覚無し

10~29 哩の京太郎への好意がリザベーション

30~59 京太郎を見る→ビビクンッ

60~89 京太郎に一目惚れしてノンケに→哩と繋がらなくなる→京太郎と繋がりたい(意味深)

90~99 妄想で京太郎と繋がってる(迫真)


ゾロ目 哩とハッピーセット ※抱き合わせともいう




【アクセル1】


スタッフ陣「きゅぅ」バターンコ

 京太郎と霞が東●スタジオに出向いているその間
 スタッフ陣が京太郎の容姿Sにあてられ、ダウンしていた頃のことである
 

竜華「ダメや、力入らへん……」ヘナヘナ

宥「うぅ~」

透華「あなただけいればそれで満足ですわ……」ムニャムニャ


 グデーン


 どいつもこいつも惚けきった顔でよだれを垂らしている
 みっともない光景ではあるが、相手が相手だけに致し方ないようにも思えた

 そんな死屍累々の中で、一人だけ早期的に意識を覚醒させた人間がいた


煌「さて、そろそろ起きましょうか」スクッ


 そう、花田煌である
 この中でも1、2を争うほどに京太郎に対する耐性を持っている人物

煌「ふふっ、またまた隠しファイルが増えるかな?」ニヤリ

 同様に、どっぷりと中毒になっている人物でもあるのだが――
 
煌「さて、皆さんを起こし――」

 ハナテココリニキザンタユメヲ♪ ミライサエオキザリニシテー♪

煌「あら、電話?」キョトン

 突如なりだした煌の携帯
 慌ててディスプレイを覗いてみると――


携帯「白水哩」ブーブーッ

煌「部長?」

 着信の主はかつで自分の通っていた学校の先輩
 それも、麻雀部でお世話になったあの白水哩だ

煌「はい、もしもし」ピッ

 待たせてはいけないと、すかさず通話ボタンを入れる
 しかし、いくら待っても相手からの返事は無い

煌「部長? どうかしましたか?」

 煌も不審に思い、もう一度問いかける
 すると、携帯の向こうからすすり泣くような声が聞こえることに気がつく

煌「部長!? 泣いてるんですか!?」

哩『っ……花田……久しぶりなのに、ヒック、申し訳なかとよ……』

煌「い、いえ。それよりも急にどうしたんですか?」

 ようやく哩の声が聞けて安心したのも束の間
 すぐに煌の頭の中は不安という絵の具で彩られて行く

煌「(あの部長がこんなに取り乱しているなんて……)」

 自分の知る白水哩という人物から想像できないほどか細く、弱りきった声
 これが――何を意味しているのか煌には全く想像もできなかった





 結局、それからもしばらく嗚咽やすすり泣きを繰り返す哩
 煌は使われていない事務所の会議室に移動し、ただじっと哩の気持ちが落ち着くのを待った

 そして10分程が経ち、ようやく哩は会話ができるレベルに落ち着いたのだった

哩『……アレは、冬休みに入る前のこつやった』

煌「はい」

哩『いつもん同じ、部室で麻雀を打って――」



~~数ヶ月前 新道寺~~


姫子「……」ボーッ

哩「これで引継ぎは終わりやね。後のこつ、任せたとよ」ポンッ

美子「期待しとうよ」ニコ

仁美「姫子がいれば安心できるたい」ズゴココ

姫子「……はい」ポワー

哩「姫子? 何をボーッとしとうぞ?」

姫子「え?」キョトン

仁美「聞いとった?」」

姫子「……」コクッ

三人「??」


            .:´::/:::::/:::::::::::::::::::::\ニ\::::::\
          ΛУ:::::/i{:::i| :::::|:::::::::::::::\:::::\::::∧

          ,./::::/::::::/ レ八:::::「゛ー__\ ::\:::::\ハ
        //:: /::::::/ ‐__′ \| x庁示:、ト、::::〉:::::::\ト
      /: /::::::|i::::/ィ竹冬    ∨ソ' |::∨:::::::::::::::\ \::ヽ

     />/::::::::八;ハ 乂ソ  ,  /i/i/i  レ⌒ヽ:::::::::::::::::\  :::}
    // 〃.::::::/ |::::::::./i/i/i           人:::::::::::::::::::::. ノ:′
   (:   /;::::::::;/ |i:::::::::.   v´ )     ,.イ´::::|::\:::::::::\:|
     / {::::::/   |i:::::::込、        ,イ:::::l::::::;|::::::ハ::::::} 〕
      l {::::/   ,八::::::::::::::> _,.      |_::/l/:}/  |:::/
        ∨      \:::::トミ:::::::_;〕__,.,イ´ ̄〉=─-ミ  }/
               ヽ} __,ノ УΛ  /
             -‐= 〈/⌒ヽ_/⌒
           /     {⌒//
           ./     /:::/′           /   Λ
          /   /:::::::/              / ___∧
          /  /:::::::::ノ'          //ニニニニハ

姫子「あっ……」ビクッ

哩「え?」


姫子「ふぁ、こげんあってどないすっと……♪」ボヤー


美子「これって……」チラッ

哩「いや……私はなんもしばっとらん」

仁美「ばってん、姫子の様子は――」


姫子「あははっ」キラキラ


三人「……」ゾクッ







 姫子の様子がどこかおかしい
 それにはこの場にいる全員が気づいていた

 しかし、当の本人がこうでは話を聞くに聞けない

 どうしたものか
 そう三人が悩んでいた時だった


姫子「あ、部長」クルッ

 ふと、姫子が言葉を発した
 先ほどまで恍惚を抱いて一人笑っていた姫子が、急に真剣な表情で話しかけてきたのだ

哩「?」

姫子「今から打ちとうなかですか?」

哩「え?」


姫子「私は今……打ちたいんです」ゴゴゴッ


三人「!?」


哩「(こいは、なんぞ……?)」

 哩は姫子のことをよく知っている
 それこそ、友情などという生半可な言葉では推し量れない程の信頼を交わしあっている自覚もある

 それでも

 そんなに信じきっていた後輩であるにもかかわらず


哩「(こげん女――知らん)」ビクッ


姫子「さっきから調子がよかとです。今なら――」クスッ

哩「……」コクり

 経緯や理由など知ったことではないが、目の前の少女はどこかおかしくなってしまった
 ここは先輩でである自分達がなんとかしてあげなければ

哩「二人も、そんでよか?」チラッ

仁美「勿論よか」コクッ

美子「……」コクッ

 残る二人も、姫子の尋常ならざるオーラに気づいている
 だからこそ――三人は結託した

姫子「そいじゃ、用意しますね♪」カチャカチャ

三人「(きゅうを据えたる!)」キッ

 いくら姫子が高い雀力を持っていても、この三人には及ばない
 まして、切り札のリザベーションを使えない状況なのだ

哩「(任せときんしゃい、私が必ず――)」

 哩の手に力が篭る
 既に部長では無いが、最愛の後輩をこの手で救い出すことを誓う

姫子「さぁ、打ちましょう」ニッコリ

 そして、サイは振られた――



 
 方言に違和感あってもゆるしてくらはい


~~アクセル1~~


煌「そ、そんなことが――」

 既に新道寺を去っている煌だけに、この話はかなり心苦しいものだった
 かといって、自分がいて姫子の違和感に気づけたとも思えない
 
 結局自分は――

煌「それで、結果は?」

 マイナスへ傾く思考を必死に折り曲げ、哩へ尋ねる
 結果は見えているだけに、深く意識もせず

 だが――

哩「……完敗やった」

 帰ってきた言葉はまるで想像と違うものだった

煌「へっ?」

哩「東一局、姫子の親で全員が飛ばされたとよ」

煌「は?」

 哩の淡々とした言葉に煌はただ困惑する
 自分は先輩達の強さをよく知っている、無論同様に姫子の強さもだ

 しかしそれを踏まえても、姫子が勝つ姿を想像できない
 それこそ、リザベーションを使えない状態では万に一つも――

煌「……もしかして、ですけど」

 煌の中で思い浮かぶ一つの可能性
 それがありえないということは重々承知している

 だが、それでも聞かずにはいられなかった
 でなければ――姫子が勝ったという事実は存在しないであろうから

煌「リザベーションを……?」

哩「確証は無いけど、確実に使っとった」

煌「……確証は無い?」

 後者は予想出来たことゆえに戸惑いは無い
 だが、前者はどういうことだ?

 確証は無い

 
 なぜ? 

 リザベーションは二人で一つの力
 哩と姫子の絆の力

 ならば、発動すれば哩にも分かる筈
 事実、哩が用意しなければ発動のきっかけすら無いのだから


煌「それはどういう……」

哩「花田。私はもう――」


 携帯を握る手を、一筋の汗が流れていく
 そして、その水滴が地に吸い込まれていくの同時に――


哩「姫子と、繋がっとらん……」


 哩はそう告げた


でも京太郎東1でアガってなくね?



>>558
 その詳しい説明は大分先になるからちょこっと補足
 京太郎がアイドルとして活躍する→姫子がキーゲット
 
 姫子のナカは京太郎のキーでいっぱいだよぉ……ふぇぇ

 
 今はこうなっとる(震え声)



【一方その頃 ファミレス】


霞「ふぅ、疲れたわね」

京太郎「今日は霞さんのお陰でいい刺激になりました」

霞「あら、嬉しいわ」ニッコリ

 あれからまっすぐ事務所への帰宅を目指していた京太郎達だったが、
 お昼がまだだったこともあり近場のファミレスに立ち寄っていた

京太郎「何か食べたいものあります?」

霞「まだ決めてないのだけど、オススメある?」

京太郎「そうですね。それでしたらこれとか――」エヘヘ

霞「ふふ、美味しそうね(アナタが)」ジュルリ

 ボイ-ン

京太郎「でしょう?(やっぱり霞さんのおもちは最高だぜっ!)」チラチラ

 二人共、普通の会話をしているように見えるが心の内はどちらとも卑猥である
 そんな二人の関係を知ってか知らずか、周囲は騒ぎ出す

 ヒソヒソ  

 イケメンヨー カッコイィィワァァ スガキュンニニテル
 オンナチチデケェナ モミシダキテェ  ビナンビジョバクハツシル

 ザワザワ

京太郎「(騒がしいな)」

霞「(ま、当然ね)」


 アイドルとしての自覚がいかんせん足り無い京太郎である



 結局、いろいろ悩んだ末に京太郎はガッツリステーキランチを、霞はシーフードパスタを注文した
 煌の節制メニューの束縛で京太郎はあまり肉を食べられていないからだ

霞「怒られるわよ?」

京太郎「うぅ、見逃してくださいよ」

霞「ふふ、考えておくわ」lクスクス

 そして、十数分ほどで京太郎の念願のステーキは届いた

京太郎「うまうま」ムシャムシャ

 
 美穂子が肉を出してくれるようになったとはいえ、彼女とて馬鹿ではない
 京太郎のアイドル活動の支障にならないように、しっかりメニュー管理を行っているのだ
 肉付きの京太郎の為に適正量を越えないギリギリのレベルでしか出してくれてはいるのだが、それでも少ないものは少ない


京太郎「うまうまぁ」ガツガツ

 そんな久しぶりの肉を前にして、いささか京太郎の食い方は荒くなっているようだった

霞「もう、顔についてるわよ」スッ

 ガタッ

京太郎「!?」ドッキィーン

 京太郎の顔を拭こうと、霞がテーブル越しに京太郎に迫る
 前のめりになるように――抱きつこうとでもするかのように

 ムニュンッ♪

京太郎「(ほ、ほわぁぁ!? テーブルでおもちが!? おもちGAAAAA!?)」

 当然そんな体勢を取れば霞の豊満なおもちはテーブルに押し当てられる
 それも、むにゅむにゅのふにょふにょに変形して

京太郎「(さ、触りてぇっ!!)」ゴクッ

 目の前でパァァリィィしてるおもち 
 それも超上級の特殊おもち
 
 この世界においても三幻パイと呼ばれる至高のおもち
 その中でも最もデカイとされる霞のおもちが目の前で翼神竜してる

 これにはモラルが高い京太郎でさえもバイサーデスしてしまいたくなる
 
 それどころか京太郎のドリラゴで霞のおもちをラヴァゴーレムにしたいくらいだ

京太郎「あ、あぁっ……」ガタガタ

霞「あぁもうっ。動いちゃダメでしょ?」クスッ

 ムニュムニュンッ プルルルンッ♪

 暴れる
 おもちというなの闇が、京太郎の心をどす黒く支配していく


京太郎「……」ボーッ

 まるで、振り子の5円玉を眺めているかのようにおもちから眼を離せなくなる
 この時京太郎の意識はもう――風前の灯であった


霞「(さぁ、堕ちましょう?)」ニヤリ

京太郎「あ、あぁっ……」ブルブル

 ついに誘惑に負け、心をおられた京太郎
 その右手が霞のおもちへ伸びる――



 その時だった


京太郎「触るわけ、ないだろう」


 ガシャァァァァァァァンッ!!!!!

京太郎「はっ!?」ビクッ

霞「きゃっ!?」ビクッ

 店内全てに響き渡る程の大きな音が鳴り響く
 数十枚もの食器が同時に割れた音のようだった


 ザワザワ  ガヤガヤ


京太郎「な、なんだぁ?」チラッ

 慌てて京太郎が視線を向けると従業員らしき人物がしきりに頭を下げている 
 どうやらスタッフが洗い終えた大量の食器を裏に運ぼうとして割ってしまったらしい

京太郎「うわぁ、100枚近くありそうだなぁ」

霞「こっちまで破片飛んでないかしら?」

京太郎「……」

 手伝いに行こうか悩む京太郎だったが、下手なことをすれば自分の存在がバレてしまう可能性がある
 仕方ないのでここは黙って見過ごそう
 
 そう思っていると一人の少女が席を立ち、フラフラとその食器の破片を広い始めた

?「……」

スタッフー「あ、ありがとうございます。元はといえば私がアナタにぶつかったのが原因で――」

?「別によか。そげなこつよりもはよ拾わんね」ヒョイ

スタッフー「は、はいっ!」

 ガヤガヤ

京太郎「へぇー、いい子だなぁ」

霞「そうね」

 こちらからはよく見えないが、後ろ姿はとても可愛い
 それに、どうやらスタッフはあの子にぶつかって食器を落としたと言っていた
 自分も痛かっただろうに、それを気にせずスタッフを手伝うなんて…… 

京太郎「天使みたいな子だ。いいよなぁ、ああいう子」ホクホク

 なぜだが京太郎は無性に嬉しくなった
 この世界で優しさを一つ見つける度に、胸がはちきれんばかりに気持ちよくなるからだ

?「んっ!?」゙ビクン

 しかし、霞の考えは違った

霞「(そもそも、席に座っていたあの子がどうしてスタッフと?)」

 従業員とて馬鹿じゃない
 あれだけの食器を運ぶ時には注意していた筈

 ならば、なぜ?
 本当に事故なのか? 

 それとも――

霞「天使ねぇ……。でも、私にはあの後ろ姿はまるで――」

京太郎「?」




霞「悪魔に見えるわね」



?「……」クスッ




 そうこうしている間に、他のスタッフや周りのお客の手伝いによって騒動は集結した
 そんな微笑ましい光景を遠巻きに見ながら、京太郎は次々と肉を頬張っていた


京太郎「ふーっ、ご馳走様でした」ポンポン

霞「いい食べっぷりね」クスクス

京太郎「こんなに肉食べたの久しぶりですよ」エヘヘ

霞「ふーん。じゃあ、もっといいもの食べてみる?」

京太郎「え?」

霞「さっき……これをチラチラ見てたでしょ?」ムギュッ

京太郎「!?」

 そう言って、霞は自身の右おもちを持ち上げる
 自分の【胸】を【掴んで】持ち上げるなど……72には分からぬ境地とはこのことだろう

京太郎「な、なぁっ!?」パクパク

霞「触りたいんでしょう? ふふ、アナタになら……」ススッ

京太郎「……//」カァァァ

 これは霞の冗談だと京太郎は思っている
 しかし、そう割り切ってもどうにもできない

 なぜなら霞は本気だから

 本気で京太郎を堕としにきているのだ

京太郎「(ここは、自分でどうにかしなければ――)」

 考える
 霞の冗談をいなし、自分のペースに持っていく方法を

 そして――頭の中にある言葉が思い浮かぶ

~~??「発想を逆転させるんや、京太郎君!」~~

 そ れ だ!

京太郎「(俺のホーンが反応するのは、そうすれば気持ちよくなるからだ)」ゴクッ
 
 つまり、もし【俺が何も感じない人間だったら】
 霞さんのおもちに価値はない

 そうだ、この問題の解決方法は――

霞「さぁ、触って――」

京太郎「……」



                         _
                       /   ミノ三ミヽ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\              / /三ミ}彡⌒\\           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|             |          /  厂^^¨¨¨¨¨^^}  ヽ\           |          |
|    な     |         /}   /‐-   _,, -┤  \{        |     触.      |
|    い      |         }/  ノ==ミ ヽ  ,==ミ{  \ {          |    る.     |
|    で      |        /   ≪丁丁 }  丁丁≫  ミ=-        |     わ.      |
|    し     |         /Ⅳ   ̄  }    ̄  }^!\{        |    .け     |
|    ょ     ニ=-         /人{     〈 >     }/   \    -=ニ             |
|             |           }:从    __    八{\{           |           |
\_____/             }/ \  ´ニ`  /}/               \_____/
                        }/ }\   . イ{ハ{
                      __/}   `¨´   {
                     /{  \    /}\    ※外出変装中の京ちゃんです 
                                   

 自分自身が、不感症となることだ


これからあと二回、「触るわけ、ないだろう」と言っていい

もうAA出来てんかよ

これなに?


>>578
 神海っちゃんファンを舐めてはいけない(戒め)

>>580
 週刊少年ジャンプで連載中の、超国民的漫画ソウルキャッチャーズに出てくる金井淵涼先輩
 演奏者なのに指揮者をいらないと抜かし、主人公に何も感じ無いことを告げる(通称:不感症告白)

 さっきのAAは京発売の今週号で登場した際の台詞



霞「え? いやでもさっき……」

京太郎「触るわけ、ないでしょ」

霞「触りたいのよね? ほら」タユンッ

京太郎「触るわけ」

霞「!?」

京太郎「無いでしょ」ズバッ

霞「かはっ!?」ガクッ

 バタンッ

霞「あぁっ……そんな」チーン

京太郎「……めでたい人だ」フッ

霞「」ブクブクブク


 こうして、自身の最大の武器を使っての攻撃すらも京太郎に防がれた霞
 本当はギリギリの戦いだったのだが、もはやそんなことはどうでもいい

 戦いに敗れた霞の中にある想いはただ一つ


霞「(あぁ、素敵……ますます私のモノにしたくなっちゃう)」ジュンジュン

京太郎「……(危なかった)」ドキドキ

霞「(絶対に次こそは……ふふふっ)」ニマリ

京太郎「っ!?」ゾワッ




 その後は他愛の無い談笑を繰り返し、ドリンクバーで時間を潰す二人
 そうこうしているうちに、時計の針は大分進んてしまっているようだった

京太郎「そろそろ出ましょうか」

霞「そうね。もういい時間だし」

 肉と飲みすぎたジュースでお腹が重たいのを感じながら、京太郎は苦笑する
 思えば、こうした食事をするのはいつ以来だろうか?

京太郎「ふふっ」

霞「? どうかしたの?」

京太郎「あ、いえ。こういうのって、やっぱりいいなぁって」

霞「そう?」

京太郎「はい。なんだか普段と違って新鮮というかなんというか」ウーン

 上手く言葉で言い表せないが、それでもいい
 ただなんとなく、このなんともいえない空気が京太郎は好きだった

京太郎「霞さん、もしよければですけど」

霞「何?」

京太郎「また、こうして一緒にファミレスに来ませんか?」ニコ

霞「……勿論よ」ニッコリ

 そして、二人は会計を済ませる為にレジに向かう
 その時だった

霞「あっ」ヨロッ

 普段履きなれていない高めのヒールを履いてきていた霞
 そのせいでバランスを崩してしまったのだ

京太郎「おっと、危ないですよ」ガシッ

 慌てて京太郎が霞の手を掴む
 そのお陰で霞は点灯せずに済んだ

霞「あ、ありがとう……//」カァァ

京太郎「お、そうだ!」ポンッ

霞「え?」

京太郎「(さっきの仕返しをしよう)」クスッ


 そこで、京太郎は何を思いついたのか突然霞の目の前に跪く
 その姿はまるで――主君に仕える従者のようだ


 ザワザワ ナニアレー  ケンカー?
 ドユコトー?


霞「な、何を!? 周りが見て――」アタフタ

京太郎「先ほどのようなことが再びあれば、この心は張り裂けてしまいます。だから――」

霞「えっ? えっ?」オロオロ

 そう言いながら、霞の手を引き――そっと手の甲に口づけを交わす


京太郎「エスコートさせて頂けませんか? お姫様」ニコッ


霞「~~~////」ボシュゥゥゥゥッ
 


京太郎「……」ジッ

霞「あっ、えと、その……//」

 あまりの衝撃に戸惑う霞
 それは無理も無い、これまでこのような扱いを受けたことがないのだから

 どちらかと言えば自身が従者
 あの子に仕えることが自分の使命なのだ

 しかし、これはなんなのだろう?
 
 京太郎に特別扱いをされた瞬間――体全体を駆け巡っていった衝撃
 私の大切なあの人はこれまで、ずっとこのような感覚を味わっていたのだろうか?

 一人だけ、ずっとずっと姫様と呼ばれ――

 もし、自分が須賀京太郎を手に入れ……あの子に捧げたとして

 彼女はそれから先、ずっとずっと――
 自分一人だけ京太郎にこのような扱いをして貰えるのだろうか?


霞「……」


 その時、これまで須賀京太郎に関わってきた石戸霞に……初めて【その自覚】が沸いた
 自らの胸を渦巻く、どす黒いモノ

 初めて会った時から、今に至るまで
 日に日に増していく感情

 それが、石戸霞の体を少しずつ、だが確実に塗り替えていく

 友情
 信頼
 尊敬
 
 そういった想いで彩られていた霞の心のキャンバスはいつしか


霞「(嫌……小蒔ちゃんに……京太郎君を、渡したくない)」ズキッ


 その絵の具の名は――


霞「(小蒔ちゃんばっかり、ずるいわ……)」ズキズキ


 嫉妬
 神が与えし七つの大罪が一つが今……霞の中で芽吹いたのである


京太郎「……霞さん?」

霞「え?」

京太郎「どうしたんですかボーッとして」

霞「あら、やだ。ごめんなさい、ちょっと舞い上がっただけよ」ウフフ

京太郎「あはは、俺も演技成長してるんですよ!」フンス

霞「ええ。私のお陰ね」クスクス

 楽しい
 須賀京太郎と一緒にいる時は、今まで生きてきた中でも最高に気分のいいものだ
 

 なのに



 コ レ ハ ジ ブ ン ノ モ ノ ニ デ  キ ナ イ






霞「……(花田さんが麻薬のようにハマるわけね)」クスッ

 受け入れてしまえば、なんてことはない
 そもそもただ気づいただけなのだ 

 元々、霞の行動は脱線しかけていた
 定められたレールを外れ、違う道を突き進んでいたのだ

霞「(でも、それがどうかしたの?)」

 道が間違っていることには気づいた
 でも、それは自分がその先に進みたいから選んだ道

 レールの先に……私の望む未来は無いのだから


京太郎「さぁ、行きましょうか」

霞「あ、待って」

 ギュッ

京太郎「え? どうしたんですか?」

霞「……また転びそうになったら怖いわ。だから――」

 サワッ

霞「ねぇ、いいでしょう?」

京太郎「……はい! エスコートさせてください!」ニィッ

 ヒューヒュー パチパチ
 モゲロ ワーイカップルゥゥ

 途端に喝采が上がる
 聞き耳を立てていた周囲の客のようだ

京太郎「あははっ」

霞「もうっ、早く行きましょう」

京太郎「そうですね」クスクス

 お互い満更でもない様子を見せながら、レジへと脚をすすめる
 勿論、互いに手を繋いだ状態で
 
 ぎゅっと、離さないように


?「……」


 そして、そんな様子を


?「……」ザクッ


 一人の少女が恨めしそうに――


子供「ねーままー、あのおねえちゃんフォークをおにくにさして――」

ママ「しっ! みちゃダメ!」バッ


?「……」ザクッザクッザクッ  


 ザクッザクッザクッ ザクッザクッザクッ ザクッザクッザクッ ザクッザクッザクッ ザクッザクッザクッ ザクッシャアザクッザクッ ザクッザクッザクッ ザクッザクッザクッ ザクッザクッグフッザクッ ザクッザクッザクッ ザクッザクッザクッ 


 ただ、眺めていた





 ちょい飯食ってきま
 姫子SIDE & こうなった経緯はおいおい解明していく感じで行こうと思うとりやす
 

 ポンコーズはともかく、霞さんと姫子はガチでやべぇよやべぇよ……




【アクセル1】


 結局、京太郎と霞が事務所に戻ったのは夕方近くだった
 当然その頃にはスタッフ勢も全員復活しており、落ち着いた様子で各々の仕事をこなしている

 しかし、そんな中でただ一人

煌「……」

 花田煌の表情だけは浮かないままだった


~~~


煌「そんな……嘘ですよね?」

哩『嘘やったら、どないよかか……』

 その言葉に煌はただ戦慄した
 あの固い絆で結ばれた二人が、今はそうでない

 あくまで能力だけの話だが、とても信じたくない事実である

煌「あの、それで私はどうすれば……?」

哩『花田に連絡したのはただの確認やった……』

煌「確認?」

哩『実は今、姫子は東京におる』

煌「えっ?」

哩『親に書置きだけ残して、もう一週間帰ってこんとよ」

 煌はただ唖然とするだけだった
 あの姫子が今東京にいる

 それは凄く嬉しいことの筈なのに、今はとてもじゃないが喜べる状況ではない


哩『ばってん花田に会いに行ったかと思うとったんやけど……』

煌「いえ、私は会ってません」

哩『……そう』

煌「でも、必ず見つけ出しますから!」

哩『!!』

煌「大丈夫です。こう見えてこっちでの友人は多いんですから」

 勿論、その言葉に偽りはない
 だが……この広く、人の多い街で一人の少女を見つけ出すことがどれだけ大変か
 
 それこそ、不可能に近いことだ

煌「だから、部長は安心してください」

 しかしそれでも、煌は任される
 それが、自分を頼ってきた哩への……

哩『花田……あいがとね』

煌「お礼はまだ早いですよ」フフッ


~~~


煌「(とは言っても、どうやって探せば……)」ウーン




竜華「アクション?」

京太郎「はい。スーツアクターの人にカクカクシカジカ」

竜華「へぇ、凄いやん!」パァァ

京太郎「えへへ」ヤーリィ

竜華「うちも賛成やけど、ただやっぱり怪我は少し怖いなぁ」

宥「アクションって大変なんだよね?」

玄「京太郎君は無敵なのです!」ドヤァ

久「そんなわけないでしょ」

透華「私は反対ですわね」

菫「私は構わないが……」

はやり「うーん♪ 微妙だねー」

 それぞれ大なり小なり、京太郎の強さは知っている
 こう見えて須賀京太郎は、山の神である斉天大聖に散々ボコられて生きてるような男なのだ

 しかし、それでも心配なものは心配だ

京太郎「俺、絶対にやりたいんです!」

竜華「……花田さんはどう思う?」

煌「……」

竜華「花田さん?」

煌「え、はい?」

竜華「聞いてへんかった?」

煌「あ、いや! 聞いてましたよ! あはははっ!」アセアセ

久「それなら、どう思う?」

煌「え、えーと?」

 全員の視線が煌に集まる
 元々京太郎の肉体改造の担当は煌なのだから、彼女の意見に従おう

 というのが大多数の考えだった

 それゆえに、煌の言葉には相応の重みがある筈なのだが……

煌「だ、大丈夫ですよ!」アハハハ

 煌は取り敢えずごまかす
 それが、割と重要な話し合いを左右するとも知らずに

竜華「決まりや」

京太郎「お、おお! やった! やったぞ!」ワーイ

   ?  /: : : : : : : : : : : : : : :ヽ
    __/: : : : : : : ∧: |: : : : : : : :l
.  /: :′: l: :⌒ / |: |⌒: :|: : : rト
 /: :.:/|: : :.|: : :./   !八∧:.|: : : 圦: :\
 !: :V 从: :Yんハ    んハY:./::ハ : : :.

 : : : \ ∨弋::ソ   弋::ソノ/≦.ノ: : : :}
 \: : : >ハ ,,,  '   ,,, <: : : : : : : :/
    ̄   ト    (ヽ  イ  >: : :./
        r ≧ -<、   ̄ ̄
     / ̄| \ ノ |\


煌「??」





 結局、煌の意見により京太郎はアクションに挑戦することになった
 だが万が一のことがあっては大変なことに代わりはない

 未だに不安に思っているスタッフも多いようだ
 そこで、竜華がアイデアを出した

竜華「京太郎が怪我をせんのが一番ええけど、してもええように保険をかけるんや」

美穂子「保険ですか?」

竜華「せや。京太郎君にはとっておきの知り合いがおるやろ?」

京太郎「知り合い……あっ!」

 そうだ
 幾度となく俺のことを救ってくれたあの人

 黒衣の医者さえいれば……

京太郎「電話してみます」ピポパ

透華「知ってますのね」

京太郎「先生の奥さんから貰ったんですよ、名刺と一緒に」

 ガチャッ

BJ『もしもし』

京太郎「あ、どうも先生! お世話になってます!」

BJ『またアンタか。今度はなんだ?』

京太郎「実はかくかくしかじかでして、先生に俺の体調管理を――」

BJ『断る』

京太郎「」

BJ『なんで私がお前さんみたいなアイドルの面倒を見なければならん』

京太郎「確かにそれは……」

BJ『大体私は高いぜ? そうだな、その条件を飲むには一日1億でももらわないと』

京太郎「」

BJ『そういうことだ。悪いがここいらでは失礼させてもらう』

京太郎「はい、いきなりすいませんでした」シクシク

BJ『……一人だけ心当たりがいる』

京太郎「え?」

BJ『まだ医師免許を持っていないが、腕はそこいらの医師より上。おまえさんに年齢も近い』

京太郎「そ、そうなんですか?」

BJ『……気が向いたら、そいつをお前さんの事を伝えておくさ』

京太郎「はいっ! ありがとうございます!」

BJ『……』

 ブツッ ツーッツーッ


竜華「どやった?」

京太郎「先生はダメでしたけど、代わりの凄腕を紹介してくれるそうです」グッ

透華「(あのBJ先生が知り合いを紹介だなんて、裏がありそうですわね)」ウーン


~~岬の家~~

 ドタタタッ

少女「ちぇんちぇー! 誰かららったのよさ」
 
BJ「あの須賀とかいうアイドルさ」

少女「キャー! 須賀君! アッチョンブリケ!!」

BJ「今から電話する。少し静かにしててくれ」

少女「はーい! なのよさ」

 プルルルッ ガチャッ

?『はーい』

BJ「私だ、BJだ」

?『あ、先生。お世話になってますー』

BJ「お前さん、確か今年は東京に出るとか言ってたな?」

?『はい。先生達が遠いので、それがええかなぁーって』

BJ「そうか。それでなんだが……」

?『?』

BJ「修行にうってつけの相手を見つけてな」



~~~~


竜華「これで安全面はクリアーや!」

京太郎「わーい!」

霞「後は演技力ね。動きながらのセリフは大変よ?」

京太郎「はい! なんとしてもモノにしてみせます!」メラメラ

 ガンバレー ヤッタレ
 キョウタロウクンカッコイイノデス ダイスキー

京太郎「それじゃあ早速演技のレッスンを――」

竜華「おっと! その前に京太郎君、明華さん!」

明華「はい?」

京太郎「なんですか?」

竜華「二人には、大事な話があるんよ」

京・明「「大事な話?」」

 ザワザワ

竜華「ふふっ、今回のライダーの仕事やけど……実は」

京太郎「実は?」



竜華「歌の仕事も入っとるんやー!!」バァァァン!!



京太郎「な、なんだってー!?」

明華「あら」




京太郎「あっ! もしかしてEDとかですか?」

竜華「せや。キャラソンとかもあるみたいやし、面白くなりそうやん」メラメラ

明華「ではこれまで通りのレッスンを続けて――」

竜華「あ、そうそう。明華さんも歌うて貰うから」キッパリ

明華「……はい?」キョトン

久「それって、どういうこと?」

京太郎「え? 俺と一緒の曲を歌うんですか?」

 その場の全員が首をかしげる
 竜華の言葉の真意がわからないのだ

竜華「ちゃう、京太郎君はED。そして明華さんには……」

明華「私には?」

竜華「OPの仕事が来とる!!」バァーン


明華「」


京太郎「ノーフィアー! ノーペイン!」

菫「レディトゥゴー! カウントゼロー!」

はやり「ユメヨオドレー♪ コノホシノモトデー♪」

透華「イーマーヒトリヒトリノムネ(72)ノナーカー♪」クッ



竜華「主題歌を歌ってもらう!」キリッ

明華「はい、分かりました」ケロッ

京太郎「アイエエエエエ!?」


久「うるさいわよ」


京太郎「いやいや! なんで明華さんがデビューしちゃってるんですか!?」

竜華「うちもそれ不満やったんやけどなぁ、京太郎君がOPやろ! って」

京太郎「いやいや、そこでじゃないですってば! ねぇ、明華さん!?」クルッ


明華「これが歌詞ですか? 楽譜はこれで」ヨミヨミ

美穂子「かっこいい曲ですね」


京太郎「聞いてねー!?」ガビーン


菫「相手方からの要望なのか?」

竜華「そう。どうしても明華さんを主題歌に起用したいって」

京太郎「へ? そうなんですか?」

竜華「事務所としてはこれっきりのつもりやけど、本人がアレやからなぁ」チラッ

                 ,...:'.´へ\ ,..-、____

                //'"´ ̄ ̄´ ̄`ヽ、ー-、ヽ、
             _// / /  ハ   、  \ ヽヽ
        ,..-‐==ニ二ノ   / /  / }.i  i i 、 ゙、 ヽ、`ヽ
      /   _,...:'´,..イ  // / ,イ}  }.!  |.ハi i ゙、 ゙、\
      し,....:'´,...:',.イ {! i.ハ .ハハ {´` !ハ ハ|_ !ハ  ゙、 ij、 ヽ、
      /-‐'"_イ .//λ { i′-、!j__.,,  } / _!.`トjハ  }、 i | 、 i
     /'"/´  //i // i`! |     ゙̄`::::レ::..    jハi ハ|i }ノ| ヽ .!
      { /   // レ//^|! | |         :::ヽ=,、/ 人.| }ハ.!  リ
.    {(   //{ |! i 、_|!. | |    r―-.、     {ィ''" | !|  !|                         nf h
     i:! / / ! V //!|. i|   !  `V    ハ 、!||  リ                         f:| .|. ||
     ゝ' / / \V/ |.| .| |\  `ー-'′   ノ  i  iリ                           i:i | ||
   / / __./_  )メ .!.| .! !. ` 、_    ,..イ  i  i  |                       i: i ! | .!
 / /,.::┴\\、 ̄ヽ!| トi |    `T ´|  |   i  i  |                      ./:      |
'" / /::  '" ::.\\、 | | .i !、    〈-、 |  |  i   i  |                           /:       i}
./ /::     ::ヽヽ!\、!ト、.| ! \_,..---、 \_i!   丶 丶゙、                      /:     /
 /  /=\ i  :.:.:..V:.:.:.:.:.!|/i ! ̄ ̄`ヽ┴-、  ̄`ーn、丶.゙、                        /::    /
.,ハ∠===、 \ :.:.:.:.:|:.:,. -'|.!  i |   __ 、\\   ノハ`ヽ.:゙、                  i::::    /
}'( /   \ ヽi );..-'"   .!.! _,!.!'"´  \\) `ー'=''",ノ.:.:.:.:.\                      /::::    /
ヽ/  _,..-‐''"´        ,.リ'" ||     ヽ ヽ' ̄ ̄\   :.:.`rー-.、             /    /
./,..:'"          / ノ   リ      ヽ 丶    ヽ  :/  ::::::i          /       /
'"            /               |ヽ ゙、    i:、 :i /´\!        /      /
         /i::::              | i  ヽ   i y' /'"_,.、ゝ,     ,..:'′     ./
     _,...ィ'''" / i::::              | |   \.ノ / /' /   \ ,...:'"´      /
:、_,.::::'" / /  |::::               | ト、-、  .V / /     /          /
/   / ,.イ    !:::::.             i  、\\/7、 {、               /
  / ,..イ /    /ハ:::::. ..::           |  `i 、`'" .ハ、_>、          /
/ / ノ/    / !::::::::::            i  | |iイ . | |\\      /
./  //     i! .ノ:...                i. | /  i!゙、 ゙、 \\_,.ィ′
   //       |/:::::               リ .! /   ハ ゙、 ゙、  \ ヽ ゙、
    i !     /::::: ー===、         ○ } V   / |.| ゙、 ゙、 | \ 丶゙、-、
    ! |    /:::::::                  /   !   / | |  ゙、  ゙、 !   ヽ! ト、丶
.   | .|  /:::::::::               /    | /   ! |   ゙、  ゙、!    ゙、 ゙、 \\
   | | ノ:7ー--、             /      V /  ! .!   ゙、   !    ゙、 i  \\
   | !/:::/::  / \          / ヽ         V  | |    ゙、  |     i .|    ヽ丶


明華「風に捲られ~たカード♪ 占う~ように笑う~♪」キラキラ


一同「「「「メジャーデビュー決定!! オリコンチャート一位不可避!!」」」」

竜華「やったるで、こうなったら」ウルウル

京太郎「俺もそれがいいと思います」ナミダダバダバ


 こうして、明華さんも俺と一緒にCDデビューすることになってしまった
 本人は気にしてないようだが、これってなんだかおおがりなことになりそうな気がする

 ふと京太郎、そんな予感をおぼえるのだった



~~そう遠く無い未来~~


 Mステ


明華「~~~♪」

京太郎「~~~♪」


 恐らく、それは夢ではなく――
 きっと現実になる光景なのではないだろうか

 



【次回予告】



姫子「あはっ♪ ここが京太郎君の家だったとね!」


 這いよる黒き影


霞「ねぇ、春ちゃん。本当にそれでいいの?」


 友情と恋心
 かけてはいけないモノを少女は秤にかけてしまう


衣「この感じ……なんなのだ?」


 そして少女たちはそれぞれの胸に


照「京ちゃんの身に何かが起こってる」ギュッ


 京太郎への想いを募らせていく


淡「久しぶりじゃんしんどーじ。私のお兄ちゃんに何か用?」


 そして――


小蒔「何か、よくないモノが蠢いているような気がします」


 その時は訪れる


京太郎「俺の妹から……離れろ!!」

姫子「あはっ、あはははははっ!!」




次回 【第一の犠牲者】




哩「姫子……だいね? 私の姫子をたぶらかすん悪い奴は……」ブツブツブツブツブツ



 また一人、闇の底へ堕ちていく


 今日はここまで

 やっとほのぼのしてきたね!
 これからもがんばっていきまっしょい!

 それでは今日もありがとうございました!



【須賀京太郎】

<アイドルランク>(ファン人数)
・Dランクアイドル(10000~100000)

<容姿> S(70) <雀力> C(40) <歌唱力> C(47) <演技力> B(50)

<特技>
・タコス作り

<担当>
・清水谷竜華(プロデューサー)
・花田煌(マネージャー)
・竹井久(事務員見習い)
・龍門渕透華(スポンサー)
・福路美穂子(家政婦)


・瑞原はやり(総合トレーナー)
・弘世菫(麻雀トレーナー) 
・松実姉妹(容姿トレーナー)
・雀明華(歌唱力トレーナー)
・石戸霞(演技力トレーナー)


<アイドル経歴>
・雑誌特集&パンフレット
・サイン会
・ドラマ主演
・いい○も出演
・CM出演
・仮面ライダー 主演
・アニメ 主要キャスト起用


      |.  G |  F |  E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS
―――┼―――――――――――――――――――――――――

容姿  |llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
雀力  |llllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
歌唱力|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll

演技力|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll

<須賀京太郎のファン>

・宮永照
・宮永咲
・蒲原智美
・愛宕洋榎
・愛宕絹恵
・江口セーラ
・鹿倉胡桃
・染谷まこ
・片岡優希
・原村和
・国広一
・深堀純代
・藤田靖子
・滝見春
・池田華菜
・久保貴子


 今日は時間的に再開出来なそうなので質疑応答コーナー
 普段の更新でよく分からないところを補足していきまっしょい

 ↓の他に気になること、わからんことあったらどぞー


【Q&A コーナー】

Q1 雀力上がってるのに天照イベント進んでなくね?

A1 雀力は足りてるんだけど麻雀系の仕事を選んでないから


Q2 容姿以外のステ上がってるのになんでファン増えないのん?

A2 そのステに対応する仕事を行ってないからですお


Q3 なんでレッスンに乗り気じゃないの?

A3 ステカンストしたらやることなくなるじゃまいか。早々にステカンストしたスレを投げた奴がいるらしい(すっとぼけ)


Q4 闇堕ちはいつ再開すんの?

A4 こっちが一段落するか、鬼畜な内容を書きたくなったら


Q5 ぶっちゃけ誰がメインヒロイン?

A5 池田華菜


Q6 のどっち天使じゃね?

A6 ぐう正論


Q7 2chヒロイン増やさないの?

A7 管理しんどい どうしても出して欲しいのいたらリクしてくりゃれ


Q8 京ちゃんの戦闘力ってどれくらい?

A8 戦いの神


Q9 カピーは擬人化しますか?

A9 ……


Q10 ●んぽさんは京ちゃんとどういう関係?

A10 ぶっちゃけ見切り発車

         , . .-‐ : : ̄: : :‐-

        / : : -‐: : : : : : : : : :`
.        / : /: : : : : : : λ: : : `: : \     <質問が特に無ければ小ネタかなんかでも投下するかな?
       / : / : : : : : : : : :ハ: : : : : :\:ヽ
       .: : / : : /: : :、: : /  |: :!: : : : : :ヽ’
  , . -‐‐マ : !: :.:|: : :/V   |ィl´ : l : : : : Y                /7
. /: : : :, ‐ノ: :|: : /|: :∠|/   / l : /| : : : |:.|               //
/: : : 、{   、ん : | ,ィ':沁ゝ   仏ィミ.j: :/:/|/\             //
|: : : : :\_廴ヽ| 弋_ツ     辷リ//!ヘノ: : : ヽ         r、/ハ
ヽ:.: : : : :.:、--‐寸 ""     '  ""'、レ ′ ): : : : i        ノ ノレく
  \:、: : : :\.  ヽ、  r‐‐ァ    へ`¨´: : : :/ノ      / /イ/¨}
   `ー ̄ ̄  r、|`  `_´   ´ <: : : __//        .{ γ`ユノ
.          _ノ` ‐- _ .「`)、      ̄ //       /` ー-く
       _ ノ \   /` く |` 、                /  / //
     γ     \/`{ ̄}ヽ!ヘ ` ー、         / `ヽ //
     ん-、 、   ヽ `Yヽ.  |   |\       ,     j′
     |二ニ\l    \V.∧ .|   |ニ|`     /       /
     | ̄`ヽニ、     V/∧|   マ/   `¨Y´       /
     |    `、}     ヤ 、∧     i       }        ′
     |     {.      ヤ〉 〈',   j
     |.      l.       Y /ヾ、   }- _       /
     |.      |        |///ハ  |     ‐-- ´

2chにユキくらいは追加してほしいかな

???「ガースーをずっと応援してたウチがメインにきまっとるやろ!」


>>645
 ウェーイ、んじゃ由暉子さん追加しときまー
 数少ない芸能人候補だからライバルにしたいんだけどもね

>>651
 ガースーで閃いたけどやっぱり【笑ってはいけない】やりてぇなぁ……
 今度バラエティの仕事で用意するかも



 んじゃ、小ネタでもやろうかね
 恐ろしく短いかもしれんけど


 たまにはまる投げほい


 自由安価↓3


ワハハ、車を京太郎痛車バージョンに

愛宕姉妹が母を京太郎ファンになるように洗脳

笑ってはいけないは投げたやん…
安価ならそのころの清澄(染谷先輩視点)


>>654
 面白いネタだな、気に入った
 投下するのは最後にしてやる


>>658
 !?

 あれ、やったことあったけ?
 いやそんなハズは無いと思うじぇ、初挑戦しようと意気揚々としてコンマ0でガシャガクしたし
 

>>655
 んじゃ、書いてくるのでちょいとお待ちをー
 

 |:|:|/\|:|:|:|:|:ト-- '  `ー て

|:/   .ノ|:|:|:|:|:j
!  /|:|:|:|:|:|:/  |  一  く
 〈:|:|:|:|:|:|:|:く  |  発   る
\.ヽ |:|:|:|:|:|: ) |.  く   .で
f^i|\〉!:!:!:<   |  る   |
7 f⌒>〉:::::::::::ヽ !!.  で   |
1」::<ノ::::::::::::::::}

:::::::::::っ::::::ト、::::ヽ     /
:::::::::::::::::|:::| ヽ::::} /⌒V::::::::
:::::::::::::::::|:::|  |:::|へ::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::|:::|  |:::|  ヽ::/:::::::::

\:::::::::: |:/ _,厶斗一  }::::::::::::
  \::::::/  _ ノ:イ   〃:::::::::::
\  \{  孑芍弌ト、/ }:::::::::::
        |:i::::::::i:f⌒`j::::::::::/
        |:乂_::リ  /:::::/:::
.         ≧=彡 厶イ::|ヽ::
  ′     、、  /ノ:|:::| }:

            / |: |:::| |:
 /\       /   |: |:::|ノ/
  ̄ ̄    <      |:::::::/


【小ネタ 頑張れ! 愛宕シスターズ! の巻】


 ここは大阪の姫松。

 その姫松の、至ってどこにでもある民家にて、今夜もまた、熾烈なチャンネル争いが繰り広げられていたのだった


 ガチャンッ!

洋榎「だぁーかぁーらぁー!!」ダンッ

雅枝「なんや熱くるしい。ちゃんと座って食べーな」モグモグ

絹絵「な・ん・で!! 京太郎君のドラマ見せてくれへんの!」

 そう、日夜この愛宕家で繰り返される戦い
 それはリビングのテレビのチャンネル争いなのだ

洋榎「うちらは一週間で月曜だけ、月曜の9時だけ見させて貰えたらええんやって!」

雅枝「なんや洋榎、おもろい顔やなー」プスー

洋榎「誰が面白い顔や!!」クワッ

絹絵「お願いやってー! なぁーなぁー」グイグイ

雅枝「せやってTVタックルの方がおもろいんやん。なー?」チラッ

父「……」サッ

洋榎「意気地なし」ボソッ

絹絵「甲斐性なし」ボソッ

雅枝「早漏」ボソッ

父「」

洋榎「アホ! 娘の前でな、何言うねん!!」カァァァ

雅枝「せやかてホンマのことやし。満足でけへんてーみこすり半じゃ」ヤレヤレ

絹絵「……」ジィーッ

父「絹、そんな目で見んといて……」シクシク


雅枝「そもそもそんなに見たいなら部屋で見ればええやん。テレビ買うたんやろ?」

         __         __

       . : : : : : : : : : : : : ` <´: : :ヽ  ___
    / : : : : : : : : : : : : : : : : :\: : : ∨      \
   .:' : : : : :,イ : : : : : : : : : : : : : : 丶.: :|    い  |
  /: : : : : :/:l| : : : : : : : ト、:ヽ : : : : : :,: |     や  |
 .′ : l : / ||:l: : : :|:__|_ ∨: : : : : : i::| 問      |
 i| l: : l: ' ̄八ト、: : |\:_|  :, : :iト、l: : :| 題.  そ .|
. 八l: : N   __ \|   ,__   ′リ:ノ: : :| や   う  |
   \|::|ァ示庁     庁示ぅⅤ∧ヽ.::| な   い .|
   //|::|  v;リ       乂;ソ |: |_ノl i|::| い  う  |
.   〔 |::.    '         |: |i :/: | ね      |
     |:圦    r  )   , イ |: ||´: :∠ ん     |
.    八: : :>  . __    〕`!:八__: : : \____/
      \|  ,. イ 〕   /  〕   `ヽ: : : I
.       /  /___|、_/   /  /⌒.: : :|
       ∧  ´  _Y\_,/   /     : :l:|
      .′∨  /_∧ヽ    .'     :/〕
      l  |    l| |l     i      i

雅枝「何やー?」

洋榎「リビングでご飯食べながらゆーっくり、京太郎君を楽しみたいんやっ♪」デレデレ

絹絵「おかんのゲロまず飯も、一流シェフの料理に早変わりやっ♪」キャッキャッ

父「確かに雅枝の料理は……」ウンウン

雅枝「……」ゴゴゴゴッ

聞きたいんだけど、笑ってはいけないの笑わせられる側になるにはアイドルランクどれぐらい必要なの?


>>665
 アイドルランクは関係無い予定
 笑わせられる側は麻雀プロ(すこやん・咏ちゃんは確定)の予定なので、プロ資格を取れば……

 笑わせる側の方がむしろランク高いイメージ



雅枝「じゃかぁしぃっ!!」ドゴゴォォン!

洋榎「ひっ!?」ビクッ

絹絵「ひゃっ!?」ビクッ

雅枝「そない言うなら食わんでええ」カチャカチャ

 カチャカチャ

洋榎「あー!! 最後に取っておいた唐揚げー!!」

                  -――-

                 /   ___   \
              /  / /   \
               /|/ノ   \_|/| │

             |  |_--  -_ │ |
             | {ル=ニ 》=《 ニミ`ァ

             | 个ー==' . ー==彳  |
             │ 圦 ""___""│  |
               | 个 ‘ー  ’イリ  │
            ト、__/ │ | r|≧= h |/l  │
          \__厶イ >u< ∨|  \__/|
         <_/   (__,ノ 人  ノ人___,,/
              /\     ≫≪゙ ̄   \_>
          |│/   /ノ介ト \ \ノ ハ


絹絵「嘘、嘘やって! お母様の料理は最高やって!」アセアセ

雅枝「……」ギロリ

父「……それでも好きだ!」クワッ

 バキィッ

父「」ピクピク

雅枝「残さんと食べぇや」プイッ

洋榎「はーい」モグモグ

絹絵「はーい」モグモグ

 カチャカチャ

雅枝「食べ終わったんなら、水に浸けて行ってーな」

二人「はーい」トテトテ

 チャポン ジャーッ  キュッ

雅枝「まったく」ハァ

父「」ピクピク

雅枝「(須賀京太郎ねぇ。竜華の彼氏みたいやし、あの子らが傷つかんようにせんと)」フゥ




洋・絹「(ぐぬぬ、この分からず屋)」ゴゴゴッ


 
 母の気持ち、子知らずとはまさにこのことである (雅枝だけに)

 
 

>>679
 オーノー、許してくださーい
 絹恵イベント増やしますのでー
 


【愛宕家 リビング】

 
雅枝「あの二人は上におるん?」

父「ああ、歯磨きして上に行ったで」

雅枝「それなら、もうええかな」

父「また彼のビデオ見るん?」

雅枝「……二人には内緒やで?」

父「あ、ああ。せやけど少し見すぎとちゃう? もうこれで一ヶ月近く――」

雅枝「大丈夫やって……」カチッ

 ブゥッ

父「……あんま遅うならんようにな」

雅枝「うん。おやすみ」


テレビ「」ブゥゥゥゥン


雅枝「……」ジィィィィィッ



~~絹恵の部屋~~


洋榎「全く、録画しとらんかったらどうなっとったか」カチカチ

絹恵「でもホンマにこのテレビちっちゃいね。下で見たいわ」ハァ

洋榎「でも相変わらず京太郎君はええ男やなぁ……//」カチカチ

絹恵「うん、分かるわぁ……って、さっきから何しとるん?」

洋榎「ん? 恭子にメールや」カチカチ

絹恵「末原先輩に?」

洋榎「いやな、今朝のことなんやけど――」


~~姫松高校~~


洋榎「いやぁ、今日も楽しみやなぁ」エヘヘ

由子「楽しみなのよー」

漫「はよ、夜にならんからなぁ」ワクワク

 カチャカチャ

恭子「……」イライライラ

洋榎「ん? 恭子、どないしたん?」

恭子「え?」

洋榎「なんや、えらい機嫌悪そうに見えるで?」

恭子「うっ!?」ギクッ

由子「?」

漫「確かに……」


恭子「いや、えと! これはその、あれでやな……」アセアセ

洋榎「恭子、まさか……!?」ハッ

恭子「」ギックゥゥゥ

: : : : : : : : : : : : :/:/{/ -‐‐--..,,__   __,      }八: : : : : : :}    ―
: : : :i |: : : : : : : :レ′        ¨¨    ∪     Ⅵ: : : : :!    ―   マズイ……
: : : :i |:. : : : : : i'    _,.. -=ミ、ヽ       'ー--、!: : : :八   ―
: : : :i |: : : : : : :|  ァ'   γ⌒.、             .': : : : : :\   //||||||||
: : : : :|: : : : : : :i 《.   f:::::::::: }       x-=ミ、 /: : : : : : : : >
:. : :. :.|: : : i: : :i{  ヾ   {::::::::::: !       f:: ヽ }i: : : : :/: :>
:. : :. :.|: : : i: : 八     乂 ::: ノ         | ::: } i;: : : /´¨
:.:.: : :.:|: : : i: : : : \          u    |::   / : : /
:.:.: : :.:|: : : i: : : : : : .ヽ             、 乂  ,: : : /
: : : : :.|: : : i: : : : / : }:}  ∪                 }: : /


 バクンバクンッ

洋榎「……」ジィーッ

由子「……」ジィーッ

漫「……」ジィーッ

恭子「(う、うちが須賀京太郎が嫌いってば、バレ――)」アセダラダラ

     _,.:.:.:.:.:. ̄ ̄:.:.:.:.:...
    /⌒.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`<⌒ヽ
  /.:.:.:.:.:.:._|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ',.:.:.:.

  .:.:.:.:.:.:.:./ |.:.::.:.:.:.:.:ト、.:.:.:.:.:.:.:.:ハ.:.:.:!
. |i.:.:.|::.:/_,人.:.:.:.:ト、|__\.:|.:.:.:.:..|.:.:.|

 八.:.:∨ _,, \_|  ,_  |:.:/:.:i|.:.:.|
   ∨|:|'´⌒     ⌒` レ'.:.:.:リ.:.:.|   ─    _   (⌒Y⌒)
   〈::从 "   ′__  "  ,|:.:/l/:.:.:.:   ̄ノ ̄   / \ \_/
   ヽ|:|    ‘   ′ ,.イ:|/:::::::.:.:.:|
     :|  ≧ァ- < ト、| |::::::::.:.:.:|
     _ --イ >‐<´  />- 、.:i|
    ./    レ ∨ `ー′   i:.:/
    /    /介\    /   |/
.   /   〉   ∨ |∨        |
  〈  /   / :|     |   ∧

洋榎「なんやぁ、恭子も夜が楽しみでしゃあないんか♪」

.      /.: : : : : : :.:/  ',: r: : : : : : : {: :r: : : : : : : : : : : : : ヽ
.    /: : : : : : : :/    \\: : : : : :\い: : : : : : : : : : : : : ',
.  /.: : : : : : : : /      、_\--ー‐‐一 '.: : : : : : : : : : : : Λ

./: : : : : : : : : :/          `         ',: : : : : : : : : : /: :'.
: : : : : : : : : : -/‐‐''             ,. -‐‐-、   i: : : : : : : : : : : : :.}
> : : : : : : : : ′            イ′  -ミ \|: : : : : : : : : : : :.}
\: : : : : : : : {                  f      } |: : : : : : : : : : : : :i
  `ー 、: : : :i / -ミ         |  |   |: : : : : : : : : : : : |
      }: : : |/  f   }         乂__ノ ノ |: : : : : : : : : : : : |
      | : :: i{  |   |                  |: : : : : : : : : : : : |
      | : : 八  乂__ノ   ,            |: : : : : : : : : : : :人
     |: : : :.‘,                  | /: : : : : : : : : : : Λ
.       |: : : : : :.                      //: : : : : : :/ /: : : : : ,
.      |: : : : :Λ        r  つ      //!: : : : : : /:/: : : : : : :.;,
.     |: : : : : : : .                 //|: : : : :/:/: : : : : : : : :}
       |: :|i: : : : : : :=-.             // .|: : : :/:/: : : : : : : : : 八
      |: 八: : : : : : : : : : =-. . .. イ   {{- 十: : :.{:.{: : : : : : : : ::/
      |/  \: : : : : : : : : : : : :ノ_-=' ̄¨|八.,八: : : :\: : : : : : : :/
      |i    \: : : : : : : : :厂7/    |  \ \: : : : \: : : : /

恭子「ゑ?」



あ...(察し)


 絹恵を絹絵と間違えるとか人として最低だと思うの




洋榎「確かにドラマまであと数時間も待つのは辛いで、ホンマ」ウンウン

恭子「は?」

洋榎「ほな、今日はうちの秘蔵の京太郎君画像送ったるって♪」

恭子「ちょ、は? はぁ?」

由子「私も欲しいのよー」

漫「うちも欲しい……」チリチリチリチリ ボォォーン!

洋榎「うちに任せとき! これでドラマが無いときも京太郎君と一心同体やで!」バァーン

恭子「」

                ,...-....=::..─...-....、
             ,..イ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

               /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
          /::::::::::::::::::::,,z "´i:::::::::::::::、:::::::::::::ヘ
        ,,イ:::::::::::::::::,:,/    l::ト、:::::、::::ヘ:::::::::::::i
       く:::::::::::::::::::::,/'      !;l \」`ヾ|::::::::::::::!
        ヽ、:::::::::::∥ `゙ ヽ、   ` , イ ´ !:::::::::::::l
        /:::::::::l ! ,,zxェ、       ,,ィzxェ、 .l:::::::::::::i
        ヽ、:::::::|!,イ'/⌒ヾ     ´/⌒ヾミヘ::::::::::::,'
          l:::::::|l" il  .}       {   il゙゙,i:::,イ::::/
             |::::::| ! `ー'   ,    `ー'' /::/ノ::/
          |:::::|`|              ,':::'y':;イ
             l::::l::::!、し            /:::::::/::i
           l:::l!::l::::iヽ、  ⊂ =っ ,, イ,':::::/:::::|
              l::li::!:::::l:::::;`,iー-...<::|、}/:::/::::::::!
           l::lヽ:::::!_:,:/ヾ、   _ノヘ{::::,':::::::ノ
        ,, -―ヾ、三;;ノ  /ヘ_X´   l::::!_:::/
       /      i    /ゝ-;zヘ   `┬'´` ヽ、


~~現在~~


洋榎「てな事があってなぁ」ウフフ

絹恵「へぇ、末原先輩もどっぷりはまっとるんやなぁ」ウフフ

洋榎「当たりまえやん、大阪で京太郎君嫌いなのはうちのオカンくらいやって」アハハハ



~~恭子の部屋~~


 ブーッブーッ! 


恭子「……」カチカチ

 削除
 削除 削除

恭子「削除、削除……」ブツブツ
 
 ブーッブーッ

恭子「削除削除削除削除削除……」カチカチカチ

 削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除


~~絹恵の部屋~~

洋榎「よっしゃ! 100枚送り終えたー!」

絹恵「後でうちにも送ってーな」グイグイ

洋榎「ええでー、なんなら300枚全部やるわー」

絹恵「っし!!」ガッツポ

洋榎「それにしても、なんでうちのオカンは京太郎君嫌いなんやろ?」

絹恵「さぁ? うちのおとんと真逆やから?」

洋榎「逆にうちらがハマるのはそれが理由やろなぁ」

絹恵「せやろなぁ」シミジミ
 
テレビ「虹だ! 虹を出してくれ!」

洋・絹「はぁぁ……//」キュンッ

洋榎「これを見ないで、あんな政治番組見るとかホンマあほらしいで」

絹絵「全くや」ウンウン

洋榎「……」

絹絵「? どうかしたん?」

洋榎「そうや、見せるんや!」ガタッ

絹恵「え?」

洋榎「おかんに! 京太郎君の活躍を見せたるんや!」

絹恵「なんでそないなこと……?」

洋榎「それでおかんもうちらと同じにすればええんやって!」

絹恵「!!」ガタッ

洋榎「ええ案やろ!? なぁなぁこれええやろ!?」

絹恵「決まりや! 早速作戦練るで!」

洋榎「待っとれやオカン……! 必ず、必ず堕としたるでー!」メラメラ

 須賀京太郎を応援する、二人の姉妹
 彼女たちはまだ知らなかった

 自分達がやろうとしていることが、どんな結末を招くのか

 そして――


~~リビング~~

テレビ「京太郎君の番やで?」

雅枝「……」ジィーッ

 カリカリカリ カリカリカリカリカリ

雅枝「何者や? その中に……何を飼っとるん?」カリカリ


テレビの中の京太郎「……俺自身だ!! ロン!」


雅枝「……」ペロッ


 もう既にその母親すらも、深い泥沼に入り込もうとしているのだ



 つ づ く

分岐ルートEDの内容の一つが決まったな


 中々更新できず申し訳ありません
 明日、日曜日の夜には更新できますのでもう少々お待ちください


>>698
 雅枝さんEDについては保留中
 こっちではなく裏面でやるかも? その方が問題なさそうなので



【明日の予定】夜8~9?


・華菜ちゃんとデート

・華菜ちゃんと初めてのキス

・華菜ちゃんとちょっぴり大人への階段

・池田死す

・華菜ちゃんハッピーウェディング

・須賀華菜ってなんか言いづらくね?

・華菜ちゃん星になる



 乞うご期待だし!



 久々の再開ですね
 しかし池田の出番は無い





【今日の予定】

・覚醒 須賀京太郎! ほ

・狙われた京太郎! 忍び寄る国外追放の巻 の

・嵐の中で輝いて 淡 VS 姫子 ぼ

・第一の犠牲者 淡 死す  の




          /::::::::::::::::ィ::/(::{   ):/\::::::::::::::::\::::::::::::::::::ヽ.
        /:::::::::::::::/ {/  `` j/   \::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::ハ
          /====ュ"   {        u  ヾ::.   ハ:::::::::::::::::ハ
.        /  ....::/__                _∨ ....... ハ:.     ハ
      /===ュ" ´   ̄\     { _...-‐¨ ̄  ∨:::::::::∧:::::::::::::::ハ
       / .:::::/::l   ___ ヾ/  ゞ {" __ ..,,,.._  ∨:::::::∧:::::::::::::::ハ
      /:::::::::/:::::|  /  ̄`ヾ,     / _   \∨:::::::∧:::::::::::::::ハ
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.    ∧:::::,'ハ::::::::| {{      ,       l        }} ∨::::::∧:::::::::::::::ハ
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 これからも無い



【アクセル1】

 その業界において、その名を知らぬ者のいない声優事務所アクセル1
 実力派の声優達が揃うその事務所に、実はもう一つの顔が存在する

 そう、それは――

 ガチャッ

社長「さて、そろそろみんな揃ったかい? アイドルチーム」


 アイドル事務所としての顔だ

 
京太郎「はい!」

 期待の新人、須賀京太郎

竜華「全員揃っとるで」

 若きプロデューサー、清水谷竜華

煌「なんでしょうか、改まった話とは」

 万能マネ、花田煌

久「さぁ?」

 参謀の事務員、竹井久

透華「なんでもいいですわ。早くしてくださいな」

 圧倒的スポンサー、龍門渕透華

美穂子「まぁまぁ、皆さんお茶でも」コトッ

 事務所のお母さん、福路美穂子

はやり「早くレッスンしたいなっ☆」

 牌のおねえさん兼総合トレーナー、瑞原はやり

菫「いや、帝王の話はしっかりと聞くべきでは?」

 おもらし麻雀トレーナー、弘世菫

宥「メイクしたいなぁ」

玄「先に服を着替えるのです!」

 メイク、スタイル担当松実姉妹

明華「何か大事な話なんですか?」

 歌唱力担当、雀明華

霞「どうでもいいから早くして」

 演技指導、石戸霞


社長「……圧巻だね」フゥ


 それらのそうそうたるメンバーが今、一つの会議室に集まっている
 これがアクセル1の誇る、アイドル育成チームなのだ

 



竜華「それでおじさん、話って?」

社長「そう焦らずに聞きなさい。まず、わたしからの正直な感想を一つ」

煌「感想?」

社長「……ただただ、驚いているよ。須賀君の才能もそうだが、ここまで導いてきた君たちの才能に」

透華「まぁ、素材がいいですからね」

煌「当然です!」ドヤッ

京太郎「いえ、俺なんて!」アセアセ

社長「そして……先に言ってしまうが、須賀君」

京太郎「は、はい!」

社長「アイドルランクが上がったよ。今日から君はCランクアイドルだ!」ババーン

一同「!?」ピカァーン

京太郎「え? ま、マジっすか!?」

社長「マジだよ君ィ!!」

竜華「や、やった!!」

久「……」グスッ

煌「すばらっ!! すばらぁっ!!」

社長「これで君は今日からメジャーアイドルに踊り出たわけだ」

京太郎「す、すげぇっ……!」


 緊張した空気の会議室が、一転してお祝いムードとなる
 それも無理は無い、アイドルにとってランクが上がるということは何よりも名誉なことなのだから

 しかしそんな中、一部の人間は難しい顔をして黙り込んでいた
 まるで、大きな不安を抱えるかのように


霞「……」

明華「あら、あまり喜んでいませんね?」

美穂子「どうかしたんですか?」

霞「……いえ、気になることがあるわ」チラッ

菫「ああ、同感だ」

はやり「うん、はやりもそう思うなっ☆」


京太郎「何か問題が……?」

霞「それは社長から話すんじゃない?」

久「……そうなんですか?」

社長「……ああ、そうだ」キリッ

宥「え? ランクが上がって問題あるの?」

玄「ふぅ、おねーちゃんは何も分かってないよ」ヤレヤレ

宥「え!?」ガビーン

京太郎「しゃ、社長! どういうことなんですか!?」

社長「うむ。それはだね」



社長「まずは、この表を見て欲しい」ピッ

 ブゥゥゥン

【モニター】

SSSランクアイドル
・最低ファン人数 10000000
・主な仕事 宇宙ライブ 破壊神ビ●ス様が土下座するレベル

SSランクアイドル
・最低ファン人数 5000000
・主な仕事 ??

Sランクアイドル
・最低ファン人数 1500000  
・主な仕事 ?

Aランクアイドル
・最低ファン人数 1000000
・主な仕事 ワールドツアー

Bランクアイドル
・最低ファン人数 700000
・主な仕事 ドームライブ CDシングルミリオン達成

Cランクアイドル
・最低ファン人数 300000 
・主な仕事 武道館ライブ

Dランクアイドル
・最低ファン人数 100000
・主な仕事 地方ライブ

Eランクアイドル
・最低ファン人数 10000
・主な仕事 ライブ(市民ホール)

Fランクアイドル
・最低ファン人数 1000 
・主な仕事 デパートイベント


京太郎「SSSすげぇ……」

竜華「今までに存在した事無いんやけどね」

透華「あの伝説のオーガ……いえ、日●舞でもSランクが限界だったとか」

久「国民全員がファンだなんて、まさにオカルトレベルね」

社長「うむ。そして、次の現在の須賀君のステータスを見てもらおう」

煌「あ、私がまとめたデータですね」

竜華「(いつの間に……)」シュン



【須賀京太郎】

<アイドルランク>(ファン人数)
・Cランクアイドル(100000~300000)

<容姿> S(70) <雀力> C(40) <歌唱力> C(47) <演技力> B(50)

<特技>
・タコス作り


菫「随分とばらつきがあるな」

竜華「これでも昔に比べたら別人なんよ」

久「容姿がずば抜けてるって、考えた方がしっくりくるわね」




宥「私、頑張ってる!」エヘヘ

玄「私が来たからには百人力なのです」エッヘン


社長「うむ。京太郎君の実力は高い、それこそポテンシャルならBランクやAランクアイドルと互角だろう」


京太郎「えぇっ!?」

社長「しかし、しかしだね」シドロモドロ

京太郎「?」

竜華「何か問題あるん?」

霞「大アリね」

菫「ああ、これはマズイ」ウンウン

久「どういうこと?」

社長「では次に、京太郎君の仕事の経歴を見てみよう」


<アイドル経歴>
・雑誌特集&パンフレット
・サイン会
・ドラマ主演
・いい○も出演
・CM出演
・仮面ライダー 主演
・アニメ 主要キャスト起用


 京太郎のファン人数、現在10万人~30万人


美穂子「ご立派です」パチパチ

京太郎「いや、それほどでも」エヘヘ

社長「……分かったかい?」

竜華「あー、なるほど」

煌「盲点でした」

京太郎「え?え?」

はやり「つまりね、京太郎君の場合は仕事量=ファンの人数になってないってこと☆」

京太郎「?? それって何か問題なんですか?」

久「あのね、このサクセス具合はシンデレラってレベルじゃないわ」

霞「これだけの仕事でファン30万人だなんて、本来ありえないのよ」

京太郎「……マジすか?」

社長「マジィ……」

はやり「私もすぐに追い抜かれちゃいそうなんだよね☆彡」←Bランクアイドル

久「勿論、一つの仕事をしっかりこなしてるからファンが増えるんだけど、ファンが増えるってことはどういうことか分かる?」

京太郎「わ、わかりません」アセアセ

煌「いいですか? 国民は約一億いますが、アイドルファンになるのはひと握りです」

京太郎「ふむふむ」

竜華「その少ないファン層を奪い合ってるのが京太郎君達アイドルなんよ」

京太郎「はい、分かります!」ピカーン



久「それじゃあ問題ね。少ない仕事しかしてないのにどんどんファンを奪っていく新人がいる」

京太郎「はい」

久「その子はまだ仕事量も少なく、コネもパイプも無いわ」

京太郎「俺みたいですね!」

久「だけど人気はあるからファンは増える。他のアイドルのファンを奪ってね」

京太郎「お、やるなぁ」

久「さて、これを見た、仕事のコネもパイプもある大手のアイドル事務所はどうすると思う?」

京太郎「そりゃ、圧力かけて潰すんじゃないですか?」バッサリ

              ,....::‐─:::-..,
          ,.ィ"::::::::::::..........:::::`.、

           〃::::::::::,ィ‐,=‐,::::::::::::::::ヽ
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       ! 〃:,ィ゙ ____     __  .!::::::::::::::|
.   nn  ,゙::/::!'" ̄`   x==、レ:::::::::::,'
  .Yi.| | |   { ::::::! ""  '   "" /:::::::::::/
  |.i.| | | /} ', ::八  t ‐__ァ  ./:::::::://

.  !  , !'./ ヽ::::|\.  rf^ト、_, {:::::: //
  {  /  !   /:ノ:::|:|:i' |.! .!〉'/:|/:::::}:{_
  〉___./ ,ィ/ィ{::::/ィリ. } ' . }/:::::::ソヽリ
. .{ー─‐‐レ"|::ト从/::|__/  /゙/:,/:.:.:.:.>、

 /ー──' Y∨ヽ,.:.:.:|-{  ,ィ゙、:{/:.:.:.:.// ヽ

久「正解っ♪」

京太郎「やったぁ! わーい!」ピョンピョン

久「……」

竜華「……」

霞「……」

一同「……」

               /⌒ _>、/⌒ Y¨¨¨  、
             /´> ´   ,    }      \
             , ´    /     :    、   ヽ
            /     /  '      |  |   ∨    :.
          ー‐イ' /  /  | | l     }  | |  |     .
                / '   ' / |{ |    / /| }  l  |    |
           // / { |-+-|、  | ,-}/-}/- /  }    {
             / ,..イ , 从,ィ=从{ l / ィ=tミ}イ/ /_   从
            ̄´  |∧  {  Vリ ∨'   Vり /' /- }  / }
               / 从ム   ,      ム,イ-、/l ,
                  :.            r ' /|/
                 八   __ _     / /
                     、         イ Ⅵ
                    \___  イ   |ヽ
                   「 、 |    r <///|

                   |/}_」    |//(_)//|_

               , <///〈      ,」////イ////> 、
          r--- <////////∧   /////////////////> 、_
         //////////////〈/ }---{///////////////////////ハ
          {//|////////////Ⅵ   |////////////////////////}
          |//|//////////////|  /////////////////////////l|
          |//|//////////////{__/////=====///イ///////|


京太郎「……」ガタガタガタガタガタガタガタガタ


社長「……ジャ●ーズ事務所から、圧力……受けてます」グスッ

京太郎「アイエエエエエエ!?」

竜華「もうダメや、おしまいやぁ……」ガクッ

はやりんBランクなのか…



>>732
 Aは化物すぎるからBにした
 ここではそういうことにしておいてくれ


宥「じゃ、じゃにぃず……」ブルブル

玄「うわぁぁぁぁん!!」ビエェェン!

京太郎「ナウマクサンダンバカラ……」ブツブツブツブツ

煌「ど、どどどどどういう?」ガタガタガタ

社長「怖かったお。電話でなんかすっげぇ怒鳴られたお(´;ω;`)」


~~回想~~

ジャニP「オイゴルァ!? おたくの須賀って奴のせいでうちの関●ャニの人気ガタ落ちやんけ!!」

社長「あ、はぁ? しかしですね」

ジャニP「お? 勝負すっか? お? オタクなんて簡単に潰しちゃうよ? やっちゃうよ?」

社長「あ、その件に関しましてはですね。ええ、はい」

ジャニP「大阪は関●ャニのもんじゃボケコラカス!」

社長「ふぇぇ……怖いよぉ」シクシク


※このスレはフィクションです
 出てくる団体、人物名は現実のものとは一切関係ありません


~~~

社長「」ガタガタガタ

透華「困りましたわね」ハァ

美穂子「ど、どうにかできないでしょうか?」

久「そうよ! その為のスポンサーじゃない!」

透華「やれるならとっくにやってますわ。しかしジャ●ーズを潰すのは至難の業でしてよ」

霞「使えないわね」チッ

透華「私がいなければすぐにでも潰されてますわ!!」クワッ

社長「うむ、実際そうなのだよ。龍門渕の後ろ盾もあり、なんとか仕事をくれるところもある」

透華「ほら、見てみなさい」ドヤッ

京太郎「透華さん、ありがとうございます」ギュッ

透華「うぁっ、と、当然のことでしてよ……//」カァァ


一同「……ケッ」ペッ


透華「なんなんですの!? なんなんですの!?」ムキィィィ!!


すげぇどうでもいいことなんだが、>>724
SSSランクのファンが1,000万人で国民の一割なのだが


>>743
 単純に一桁見間違えてた、サーセン
 SSSはもう一億でいいんじゃね?(投げやり)



竜華「せやけど、いつまでもこのままじゃあかんで」

煌「そうですね。打開策をねらないと」

社長「うむ、そこでいいアイデアがあるんだけどね」

京太郎「ほ、本当ですか?」

社長「ああ。しかし、これはかなり危険な賭けになるだろう」

京太郎「……」ゴクリ

宥「そのアイデアって……?」

明華「なんなんですか?」

社長「ああ。それは……!」


 社長の考え出した秘策とは!?



 選択安価↓3

1 とにかく実力をつけまくる!!

2 他のアイドルに出来ない仕事をこなす!!

3 物理的に他アイドルを仕留める


社長「物理的に、仕留めるんだよ」ボソッ

一同「!?」ゾワッ

社長「分かるだろう? 私たちには金がない、しかし! チカラがある!!」ダンッ

一同「」

 社長の一言に、周囲が固まる
 それも無理も無い、こんなことをいきなり言われても――

社長「さぁ、選びたまえ! 戦うか死ぬか!!」 

京太郎「お、俺がですか!?」

社長「……」

京太郎「お、俺は……」ドクドク

 分かってはいた 
 それを選んだら、俺はきっと道を踏み外す

京太郎「俺は」

 でも、それでも俺はアイドルを続けたかった

京太郎「……やります」


 トップアイドルに、なりたかった


~~数年後 東京ドーム~~



 ドドドドドッ チュドドドドォォォン!

 バァァァン!!


まつじゅん「ぐはっ!?」ブシャッ

さくらい「ま、まつもとぉぉぉ!!」

にのみや「」チーン

おおの「これもダメだね」ウン

あいば「アバババババ」


 ドシャッ


アナウンサー「おぉーっと!! ここでARASIチーム! 全員ダウンだぁ!!」

 ドガァァァァ!  バキィィィィッ!!

 ジャッッッッッ!!!!

 バゴォォォォォォォォン!!


あまとう「くっ……」ガクッ

ほくと「まさか、可愛い子猫ちゃんたちの前で……こんな」フラフラ

しょうた「」ブクブクブク

アナウンサー「木星チームももう限界のようだ! そして、ステージに残っているのは――!!」




「……」スタスタ


アナウンサー「我らがトップアイドル!!」バンッ


あまとう「ハッ、随分と……偉くなったもんだなオイ」ギリッ


アナウンサー恒子ちゃん「キャアアアアア!!! 須賀京太郎きゅーん♪」


       /    ,      /   /   / /             |   |  :.   .   :.. _j|_
.. __人__.       /     /   /    '    |   |     |   |  i|   |....    ̄|! ̄
  `Y´.  |..  イ        '   /|    /|  l   |   |     |   |  l|   |    |    __人__
    __j!_ / /      |   | {   ' :.     |   |     }   |  l|   |   {...   `Y´
       ̄|! ̄ ̄             |   |  | |   ト,  :     /| /| /|    '  ∧|
        |.../ / .'   ,:  ' Ⅵ |_'. |  | |   | l   |     ' }/ }/ :  /  .イ `\.  |
.   十...  {/ /   / /  / {  |  Ⅵ≧!、,|   | 、 |   _/ム斗七    /:. / }'......__j!_
.    _j|_ . '   ,イ / | { 从 |,ィ气示弌∧   l  Ⅵ  イ ≠示圷 `ヽ'  ' }/       ̄|! ̄ ̄
.     ̄|! ̄   / /イ Ⅵ :.  Ⅵ ゝ込少  \  、 }  / 彳込少   }/  /         |
       /        | 从   |            \ ∨/        ,  /..   十          _j|_
       __人__      _,.''"⌒ヽ          ` \           ,:_ノ                  ̄|! ̄
        `Y´    ,. '"  ―-‐''⌒ヽ、        、           /  __人__
 _j|_       ,. -;        ;;     、ヽ.                /_   `Y´.   十 . _j|_
  ̄|! ̄      /  /     :;;;;       ヽ 、 __      ,   ,,'     ̄ ー _      ̄|! ̄
.    十.   /  /      ;;          `     _  ̄ ̄  /             ̄ ‐- _
       _./ , '/                 ヽ         ' l                       ̄ ァ
.    | 、‐''" {                     l、      ´   !                    /
__j!_.  ヽ                   !.} `  ´     .l-‐ヽ                   /.  |
   ̄|! ̄ ̄... ゙                   i_'"        l ,. 、l \           /.゙__j!_
    |..    ヾ                     l  ` 、     /  \ ヽ         /.     ̄|! ̄ ̄
.    十.   ヽ,                 l . __人__.....'⌒'     \l}.       /.  十   |
      _,..-‐ '"´ }                ,'   `Y´.   \ }       ヽ    / ` ー _      ,. -
`ー< //,.' /_,. 'l/                /          ,' l     l   ヽ  ./ ヽ ヽ\\ .、―-/
  _,.) )'/,. ''"  /  ::::::::::..      .::::; '\           /    /    } /_ ̄`‐ヽ_ \\\`‐- ._


京太郎「皆さーん、須賀京太郎でーす!!」ニィッ

ファン×∞「「「「「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

京太郎「皆さんのお陰、今日も勝ち残れました! あざっす!!」ペコッ

ファン×∞「「「「イグゥゥゥゥ!!」」」」ブシャァァァ

京太郎「それじゃあ、新曲聞いてください! 810シングル、NAGANO STYLEです!」


 チャララ~♪


 ワァァァァァ!!!  キャアアアアア!!!





~~~~~



【控え室】

 ガチャッ

京太郎「ふぅ、終わったか」



咲「あ、京ちゃん♪」トテトテ

京太郎「咲、どうだった?」

咲「うん。楽勝だったよー、ガント一発で引退だなんて」クスクス

京太郎「ま、所詮Cランクアイドルだしなー」ドサッ

 ガチャッ

血濡れの照(E:ナタ)「ただいまー」テクテク

京太郎「お、照。おかえり」ナデナデ

照「んふー♪ ちゃんと仕留めてきたよー」エヘヘ

京太郎「それ、誰の血?」

照「えとね。ちょ、待てよ! の人」

京太郎「ぶっ、似てねぇー!」アハハ

咲「あはは、顔は似てるかも!」アハハハ

 ガチャッ

優希(E:日本刀)「戻ったじぇー」トテトテ

京太郎「お、今日は焼いてきたのか? 前回の虚無はどうした?」

優希「あれは飽きたじょ。ただ消すだけなんてつまらーん!」トテトテ

京太郎「そっか。まぁ、お前は技が腐るほどあるし、好きにやれよ」ギュゥゥ

優希「え、えへへっ♪」

咲「もう、京ちゃんたら甘いんだから。私も今度は使い魔使っちゃおうかなぁ」ホンパラパラ


 ガチャッ


久(E:日本刀)「あー疲れたー」

優希「お、部長も獲物だじぇ!」

久「あら、かぶっちゃったの? つまらないわねー」

京太郎「相変わらず謎の格好ですね。そのジーンズにTシャツ」

久「これが一番やりやすいのよ。バッサバッサ切れるしね」ニッコリ

京太郎「あはは、そうなんですか?」

 ガチャッ

透華「ふぅ、大罪武装は疲れますわ」

京太郎「よ、透華!」プニッ

透華「ひゃっ!?」

京太郎「相変わらず大きくならねぇなぁ」フニフニ

透華「もう、デリカシーがありませんわね」クスッ



京太郎「そういや竜華は?」キョロキョロ

咲「事務所組はみんな海外制覇中じゃないの?」

京太郎「ああ、そういやそんなこと言ってたな」ポンッ

久「私だけ居残りなんて寂しいわー」ツンツン

京太郎「とてもそうは見えませんけど」プニプニ

久「ひゃんっ、もう……分かってるくせに」ギュッ

透華「あの、私も留守番でしてよ」ビキビキ

照「シャワー浴びなきゃ」

優希「血なまぐさいじぇ」


 ガチャッ


まこ「なんじゃ、まだ着替えとらんのか」

京太郎「まこさん!」

まこ「……京太郎、なぜわしだけいつもさん付けなんじゃ?」

京太郎「あ、え? えと、その……//」ポリポリ

透華「ホント、妬けますわねぇ」

久「とっととくっつけばいいのに」ハァ

まこ「? とにかく、そろそろ準備せんか」ペチッ

京太郎「はいっ! たく、乾く暇もねぇなぁ」ブツブツ

 シュルッ パサッ

 ギュッ

京太郎「よし、いっちょやりますか!」スタスタ

久「今度の相手は強敵よ?」

咲「まぁ、京ちゃんが負けるわけないけどね!」

優希「当然だじょ」フンス

照「油断大敵、頑張って」

京太郎「ああ、行ってくる」スタスタ


 ガチャッ バタンッ



 今思えば、俺がアイドルを目指そうとしてから数年以上が経った

 あの日、社長の提案を受け……俺達は力を求めた

 誰にも邪魔されないチカラ、誰をも従えるチカラ

 今この世界に、俺を認めない人間はいない

 だが、まだだ


京太郎「まだ俺は頂点に立っちゃいない」カツカツ

 まだ強く
 
 今よりも、もっともっと強くなって――

 もはや俺に逆らおうとする存在すら……いなくなるほどに強くならなければいけない


恒子「それではいよいよメインイベントです!! 選手入場ォォォオ!!」


~アイドル名【奪還&運び屋】~

邪眼使い「さっさと終わらせんぞ」

雷帝「はーい♪」

ジャッカル「……」クス


~アイドル名【LEVEL5 With 幻想殺し】~

白もやし「くだらねェ……」

冷蔵庫「なるほど、よほど愉快なアイドルになりてぇと見える」

ハチマキ「根性だぁぁぁ! うぉぉぉ!!」

ウニ頭「不幸だ」ズーン


~~アイドル名【吸血鬼とその愉快な戦争相手】~~

旦那「楽しみだ、実に、実に楽しみだ……」

神父「エェェェイメェェェェン!!」

少佐「諸君、私はアイドルが好きだ」



 ザワザワ


恒子「そして、皆さんお待ちかねのー!!!」


 ドォォォンン!!

 
\キャアアアアアア!!/  \スガサマァァァァ!!/



京太郎「さぁ、始めようぜ!!」ニィッ


.......ヽ/...............................|                          ,.  ´ ̄ ̄ `  、__
ー‐´...................................ハ                   /   ,     / /⌒Y
、...................................../  ',                 / /   ,:         / ̄\
 ヽ........................./     }                  /  /     |  ハ   .:| :| i  :、 \__
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  ヽ__../        | ヽ                |  i   | i  |  | |   :| ハ ハ :_i!_ :i
     ヽ          |   、               |  |   |ィ弌示ミ{从 /-}/-ハ| i ヾ、ヽ
      ',         |   }           !. r|   i.|{ Vzり  ∨ __、 !:::l  |\、i
       ,            、  从从爻/////// | i、i、 ゙,       、  ̄`ヾ : :イ :|、_ \ 
         ',        |    ∨///////////////≧i:       '      ,' :λ i.`ー-ヽ
          '          |     \///////////////ア:      ,.-‐‐┐   ,'イilリ `、|
           ,         |       }\////////////ハ ヽ:    {: : :`V  ., リレi   `
          ,       !      l  ア////////////ーヽ  `ー‐'  .,' 
           ヽ           |  ////////////////乙> . _ ////乙
            \             ! 彡////////////////ア  ///////////彡
              \  |       |  {////////////// ̄',   从<////////>─ァ 、
               \ |       |  ∨///////////{..........マー‐ヽ...........<///{  //  ヽ__/⌒)、 ̄::::ヽ
                  |       |  ////////////ミ.........ト ::::::{.................///.ゝ { {   (三(  /´ )、:::::::::\
                 ヽ      彡////////////{..........|   ̄\.........//////> 匕  ` 斗 、  |  )、:::::ィ:、
                   \   }   //////////// {..........!     ヽ_/////////Z、   {  イし'し'!  {三三ニ心
                    \ ノ  ノイ八l////////∧.........|\     ヘ  ̄ ̄|//く ヽ  ヽ:::::::::::::::::ー'::::::::::::弌ソ
                     |     ノ'  ヽ////////∧......l::::::\   ',.............l///ミ  ,   \:::::::::::::::::::::::::::::}
                     |         从///////∧....|\::::::\ 八...........|//爻  l、      ̄ヽ ̄ ̄ ̄/!
                     |          \//////∧.{  ヽ::::::::Y:::::ヘ........|//ハ    ヽ      }ヽ   /:::|
                     |           \/////∧    \::::::::::::}.......l//从    \    ト、:::Y:::/ |
                       ハ          从/////|:\   |:::::::::|........|//ミ       ヽ    ! /:::::/、 ',
                    /  }           川////|:::::::\ ノ:::::::::|........|从      __ >‐ |'::::::/、::ヽ,

京太郎「俺達のステージを!」



~~数日後 事務所~~


竜華「全く、無茶しすぎやで」ナデナデ

京太郎「あ、あははっ……バケモンっているんだなぁ」ズキズキ

竜華「でもま、よく頑張ったやん」ギュゥー

京太郎「はい。でも、俺の戦いはこれからだから」

 そう、俺の戦いは終わらない
 
 例え日本で一番になっても
 
 世界で一番になっても

 宇宙で一番になっても

 まだまだ俺の戦いは続く


京太郎「でもまぁ、こうして竜華の膝枕で寝てると――」フアァァ

竜華「なんやの?」

京太郎「なんだか、どうでもよくなった」クスッ

竜華「……あほ」ペチッ

京太郎「あははっ」

 だけど、こんな日常こそが俺の追い求めていたものなのかもしれ――



~~現在~~


京太郎「てなことになっちゃいますよ!!!」クワッ

社長「……えー?」

竜華「というかいきなりなんなん?」

京太郎「え?」

久「いきなり喚き出してどうしたのよ。まだ社長は何も行ってないのに」

京太郎「あ、あれ? でも今物理的にライバルを消すって……」アセアセ

一同「???」

煌「京太郎君、疲れてるのかな?」

京太郎「あ、あれ? え、えぇ?」オロオロ

社長「あー、続けてもいいかね?」

京太郎「あ、はい」




京太郎「おっかしぃなぁ、ED回収……」ブツブツ


竜華「それで、いいアイデアってなんなん?」

社長「うむ。だが先程も言ったとおり、これは諸刃の剣だ」

久「諸刃の剣……」ゴクッ

京太郎「でも、それしか道はないんですよね?」

社長「……現状ではね」

京太郎「なら、やるしかないですよ!」

煌「そうですね。それしかないなら」

霞「……」

社長「分かった。では話そう」

一同「……」ゴクッ

社長「その方法とは――」




  選択安価↓3

1 とにかく実力をつけまくる!!

2 他のアイドルに出来ない仕事をこなす!!

3 物理的に他アイドルを仕留める






社長「とにかく実力をつけまくるんだよ、君ィ!!」バァァーン

京太郎「え?」

竜華「それってどういう……」

社長「つまりだね、他のアイドルの妨害を跳ね除ける強靭なステータスを身に付けるということだよ」

久「へぇ、いいじゃない」

霞「確かに、現状でこのポテンシャルならすぐにカンストできそうだわ」

はやり「でも、今よりレッスンを厳しくしたら仕事ができなくなっちゃうよ☆」

社長「うむ。私が心配していたのはそこなのだよ」

京太郎「え?」

社長「つまり、君はこれからステータスが一定を超えるまで仕事ができなくなるのだよ」

京太郎「!!」

竜華「つまり今レギュラーを持っとる、仮面ライダーとナンジャだけやな」

宥「ソルサキはもう終わるもんね」

社長「これらは妨害によって降ろされる心配の無い仕事だし、問題ないだろう」

久「だけどそれ以外は必ず入るでしょうね」

京太郎「……」

竜華「短くても数ヶ月、長くて数年は耐えることになるやろうなぁ」

透華「本当に大丈夫ですの?」

京太郎「お、俺は……」オロオロ




 選択安価↓3


1 やります!!!

2 ちょ、ちょっと待って欲しかったり




京太郎「やります!!」クワッ

一同「!?」

竜華「……本当にええの?」

京太郎「はい。元々、そんなに色々な仕事はできませんし」ポリポリ

透華「残念ですわ。色々と仕事を用意していましたのに」

京太郎「すいません! でも、絶対にすぐに実力を付けてみせますから!」

煌「うん。そしてそれは貴女達にかかっていますからね?」


菫「当然だ」キリッ

宥「頑張る!」

玄「私がいれば大丈夫!」

霞「ま、なんとかなるかしら」

明華「善処しますね」ニッコリ

はやり「勿論、トップアイドルにしちゃうよ♪」


久「これでもう、引き返せないわよ」

京太郎「はい」

竜華「……(本当に大丈夫やろか)」ギュッ

美穂子「若ならきっと大丈夫です!」

久「そうね。頑張りなさいよ、京太郎君」ポンッ

京太郎「よぉーし! 燃えて来た!!」メラメラ

 こうして、俺はまた修行に身を置くことになる
 真の実力を身に付けるその日まで……

 俺は戦い続ける




※ 仕事を選べなくなりました
※ レッスンを選べるようになりました




 顔、というものには好みがある
 目が細い方がいい、目が大きい方がいい

 などなど、枚挙に暇がないほどの趣向が存在する

 しかし、それはあくまで低レベルでの争いの話だ

 ある次元――高みを超えた瞬間


 美とは万物にとって平等のモノとなり

 
 そしてそれは薬にも――
 毒にもなりえる


【某所】

プレジデント「つまり、その日本の須賀京太郎が適任だと?」

部下「はい閣下。恐らく彼ほどの美貌、肉体を持つ者は世界に数人といないかと」カチッ

 パッ

京太郎の写真「」

プレジデント「ほぉ……これはいい」ニヤリ

部下「では、いかがしましょう?」

プレジデント「では、早速その少年を連れてきたまえ」

部下「ハッ!!」

プレジデント「……存分に役立って貰おうか。須賀京太郎」


 その波紋は少しずつ……少しずつ


【北の国】

将軍「京太郎を拉致するのだ」

部下「ハッ!!」


【バチカン死国】

法王「連れてきなさい、その少年を」

部下「ハッ!!」


【窓のないビル】

ビーカー「ガボッガボボボボッ」ブクブクブク

アロハサングラス「(何を言ってるか分からんぜよ……)」


【神聖ブリ●ニア帝国】

ロール頭「なんとぉ、あやつがぁ生きておったとはぁ……なぁぁぁんたる不覚!!」

お姉さま「くっ、なんとしてでも連れてこい!!」

部下「イエスユアハイネス!!」ビシッ


妹「生きていたんですね……」ホロリ


 世界各地へと、響き渡っているのだった





【会議室】


霞「……」ピッ

 プルルルルル 

春『もしもし?』

霞「私よ、今大丈夫かしら?」

春『うん』ポリポリ

霞「……音、聞こえてるわよ」

春『知ってる』エヘヘ

霞「はぁ、まぁいいけど」

春『進展?』ポリポリ

霞「ええ、そうね。須賀京太郎は順調に育ってるわ」

春『……』ムフー!

霞「ふふっ、嬉しい?」

春『うん、嬉しい』ホクホク

霞「そうね、彼が成長すればするだけ嬉しいわよねぇ」

春『……?』

霞「あら、ごめんなさい。ちょっと、いえ、やっぱりなんでもないわ」

春『? どうかした?』

霞「……須賀京太郎は凄いわよね、非の打ち所がないくらい」

春『当然』フンス

霞「そうね、姫様にピッタリだわ。本当に」

春『勿論』フンス

霞「羨ましいわね。姫様はずっとずっと須賀君と一緒にいられるんですもの」

春『当たりま――』ズキッ

霞「……くすっ、どうかしたの?」

春『あ、えと……』

霞「姫様と結婚して、幸せな家庭を築いて、子供も出来て……」

春『あ……』ブルブル

霞「本当に幸せ者よねぇ、姫様は」

春『……』カタカタ

霞「私達は見てるだけ。ううん、二人が幸せでいられるようにずっと見守り続けなきゃ」

春『ぅぁ……』

霞「ねぇ、春ちゃん」

春『……』ドクンドクン

霞「本当にそれでいいの?」ニヤァ


~~~~~~~~~~~



【京太郎のアパート前】


姫子「ふんふ~ん、ふんふーん」テクテク

 そこに少女はいた
 
姫子「ど・こ・か・なー?」キョロキョロ

 遠い地からやってきたその少女。
 その少女は初めて通る道を、まるで通い慣れた道を歩くかのように進んていく
 
 知っているのだ
 その道があの人の通い慣れた道だと

 分かっているのだ
 この道の先に目当てのモノがあることを

姫子「あ、あったあった♪」ニコッ

 彼女は理解していた
 
姫子「あはっ♪ ここが京太郎君の家だったとね!」

 今から自分が、やろうとしていることを

姫子「じゃーまな妹はいらんとよー♪」チャキッ

 チャキチャキキキッ

姫子「ほんなこつ、邪魔やっと……」ギリギリッ


 トントントン


 ピーンポーン


淡「はーい?」

 トトトッ  ガチャッ

淡「新聞ならいらないよー」


姫子「……」


淡「え、あれ? あれ!?」ビクッ

姫子「……」ニコッ

淡「あー! 久しぶりじゃんしんどーじ。 私のお兄ちゃんに何か用?」

姫子「そげん大したことじゃなかよー」ニコニコ

淡「んー?」

姫子「ただ邪魔なハエを……」チャキッ

淡「え?」



姫子「落としに来たとよ♪」ヒュンッ

淡「!?」




~~~~~~~~~~~~~~~






【長野 龍門渕】

 ザワッ

衣「!?」バッ

ハギヨシ「おや、いかがなさいました?」

衣「……」キョロキョロ

ハギヨシ「衣様?」

衣「この感じ……なんなのだ?」

 胸にまとわりついてくる、気持ち悪い感覚
 これはまるで――

衣「……」ギリッ


~~鹿児島~~


巴「姫様ー、ご飯ですよー」

小蒔「Zzzzz……」スピー

巴「姫様?」ツンツン

小蒔「はわっ!?」ガバッ

巴「どうかしました?」

小蒔「えと、その……」

巴「?」

小蒔「何か、よくないモノが蠢いているような気がします」


~~東京~~

照「!!」ピーン

咲「お姉ちゃん?」

照「……」

咲「どうかしたの?」

照「京ちゃんの身に何かが起こってる」ギュッ

咲「え?」

照「……気のせいだといいんだけど」


~~京太郎のアパート前~


京太郎「……ふぅ、疲れたー」トテトテ

 結局トレーニングを頑張ることになったし、頑張らないとなぁ
 これからますます忙しくなるだろう

京太郎「淡の奴がまた拗ねなきゃいいんだけど」

 前回はかなり荒れてたし、やっぱり定期的に遊んでやらなきゃ
 少しは兄離れしてほしいもんだ

京太郎「美穂子さんと煌さんは買い物に行ったし、帰ったら淡と遊んでやろうか」

 それがいい
 かくいう俺もたまには淡とのんびりしたいしな





 トントントン ガチャッ

京太郎「ただいまー……」

 シーン

京太郎「あれ? 誰もいないのか?」

 その割には鍵が開けっ放しだったけど……
 もしかして淡が外に出たのか?

京太郎「いや、でも靴はある……ん? 誰のだ、これ」

 見覚えのある淡の靴の横にある見慣れない靴
 誰か客人でも来てるのか?

京太郎「おい、淡ー?」スタスタ

 どこか妙な胸騒ぎを感じながらも部屋を進む
 そして、居間への扉を開けようとして……


淡「きゃあああああああああああああ!!!」


京太郎「!?」

 耳をつんざくような悲鳴
 それが、誰の口から発せられたものなのか

 そんなこと、一瞬して分かる

京太郎「淡!!」ダダダッ

 動悸が激しくなる
 嫌な予感が、最悪の事態が脳裏をよぎっちまう

京太郎「淡っ!! 大丈夫か!!」ガラガラ!!

淡「」

京太郎「!?」

 扉を開けた先――
 そこに広がっていた光景は……











淡「あー、倒れちゃったー」バラバラ

姫子「淡は弱かねー。麻雀とはえらい違うばい」クスクス

淡「んむー! もっかい! もっかいおねーちゃん!」キャッキャ

姫子「じゃあ、組立てんとねー」ニコニコ

 カチャカチャ

京太郎「へっ?」

 ジェンガで遊ぶ淡と……

京太郎「……誰?」

姫子「……ふふっ」ニコッ

 見知らぬ、女の子?


淡「あ、お兄ちゃんおかえりー」カチャカチャ

京太郎「あ、ああ。ただいま……って! そうじゃねぇっての!!」

姫子「お久しぶり、京太郎君」スッ

京太郎「あ、え? え、えと?」ハテナ

姫子「あー、その顔は忘れてる顔たい!」

京太郎「はい!?」

淡「お兄ちゃんサイテー」ジトーッ

京太郎「ちょ、ちょっと待て! 落ち着かせてくれ!」

 どうなってんだ!?
 妹(同級生)の悲鳴を聞いて駆けつけたら、それはジェンガの悲鳴で
 そんでなぜか妹とジェンガしてた見知らぬ人は俺のことを知っていて?

 そもそも俺は会ったことがあるのか?
 いや、でも久しぶりって言ってるし……

京太郎「」ボムッ


淡「ごめんねおねーちゃん」

姫子「よかよかー、淡は可愛い妹ばい」ナデナデ

淡「えへ、えへへっ」ギュゥウゥ

姫子「く、くすぐったいって」アハハ

淡「お義姉ちゃんいい匂いするー」スリスリ

姫子「んぁっ、ちょ、ちょっとこれ以上は……」ハァハァ


京太郎「……はっ!?」

 いけない、気が付けば俺の妹(仮)が禁断の百合園に!?

京太郎「お、おい!!」

淡「こちょこちょー!」コチョコチョ

姫子「あ、あひっ、だ、ダメ!」プルプル


京太郎「俺の妹から……離れろ!!」


姫子「あはっ、あはははははっ!!」バタバタ

淡「これでもかー!」コチョコチョ


京太郎「(´;ω;`)聞いて……」シクシク


淡「もう、何泣いてんのー?」ヨシヨシ

京太郎「え、えへへ」ゴシゴシ

淡「しょうがないなーお兄ちゃんの甘えん坊♪」フフッ

姫子「くすくす」ニコニコ



~~京太郎が戻る数十分前~~



姫子「ただ邪魔なハエを……」チャキッ

淡「え?」

姫子「落としに来たとよ♪」ヒュンッ

淡「!?」

 プゥゥゥン ワスピーターダブーン

ハエ「」ザシュッ


 ヒュゥゥゥポトッ


姫子「……またつまらんものを切ったばい」ニヤリ

淡「す、すっごいじゃん!! しんどーじ!!」キラキラ

姫子「これくらい簡単、簡単」ブイッ

淡「ねーねー、今のもう一回見せて」キラキラ

姫子「ダメー、同じネタは何度も見せんけん」ガサゴソ

淡「ぶー、ケチ!」

姫子「そん代わり、いいのがあるとよ」ニコッ

淡「え?」

姫子「それっ!」バーン

淡「!?」



姫子「カメレオーン!」バーン つキャンディー



淡「あっ……」ドクン

姫子「ばってん、あんまり面白くなかかも……//」ポリポリ

淡「う、ううん! そんなことない!!」アセアセ

姫子「?」

淡「い、今のどうして……?」

姫子「……」ニヤリ

淡「今のは私とお兄ちゃんの……」ドキドキ

姫子「実はこれ、私の大事な人から……」

淡「……」ドクンドクン



姫子「教えて貰ったとよ」ニコッ

淡「!!」



圧倒的なラスボス感出してるよ、凄い

>>826
 姫子好きやから……ま、多少はね?



淡「(まさか昔のお兄ちゃんに恋人がいたなんて――)」チラッ

京太郎「うーん?」

姫子「まだー?」チラチラ

淡「(お兄ちゃんはどうせ私の時と同じように忘れてるんだろうなぁ)」チラチラ

京太郎「えっとえっと……」ウゥーム

淡「お兄ちゃんのバーカ!」

京太郎「えぇ!?」ガーン

姫子「(効果アリ……単純やっと大星淡)」クスクス


 当然ながら、淡は勘違いしている
 姫子に京太郎との約束や、幼い頃の思い出など存在しない

 ただ、知っている
 京太郎の過去を覗き、その奥底を見てきただけなのだ

 淡と京太郎だけの……大切な思い出

 それを姫子は利用した

 あたかも自分も京太郎と約束した仲間の一人であると
 京太郎の恋人だったと淡に信じさせる為に



 そしてその作戦は――



淡「(私が二人をくっつけなきゃ! 妹として!)」メラメラ

姫子「(散々使い果たして、ボロ雑巾のよう使って捨とたる)」ニコニコ


 姫子の思惑通り、成功したのだった


京太郎「(全然思い出せん)」ガビーン




京太郎「それで、その鶴田さんは……」

姫子「姫子」

京太郎「え?」

姫子「姫子でええたい」ニッコリ

京太郎「あ、じゃあ姫子さんは……」

姫子「ひ・め・こ! 呼び捨て!」

京太郎「え、えぇ!? で、でも俺より年上――」

姫子「それが?」ニコニコ

京太郎「でも、姫子さんはその……!」

姫子「ひーめーこー!」プクーッ

淡「ひーめーこー!」プクーッ

京太郎「(か、可愛い……//)」カァッ

姫子「……」ジッ

京太郎「うっ、え、えと……その、ひ、姫子?」

                   ,..ィ''":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:``丶、
               /:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ、
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     /:./.:.:.:.:.:.:./   Ⅵ ∥(::::(,八∠ -‐''" //~`ト、j==
     ∥{:.{:.:.:.:.:.:./ヽ_   -气,,,少       _メ   j:./:.:.:.:ト、
    { い:.:{:.:/:.:.:.:.:八               斧f,汽Xノ/:.:.:.:.:l:.ヘ
       乂从ト:.:.:.:.:.:.:.::}            〈(;;ン゙ ///.:.:.:.:.:.:lヽ:゙、
           \∧:./      r-   ` `Y/ノ/ l.:.:.:.:.:.:l }:.}
             / ̄>x \   乂 _)>    /:.:.:.:/  i.:.:.:.:.:.:l ノ:ノ
          /-―-、  ` \ __  /:./:./   i:.:.:.:.:.:l/
        /       ヽ   メ、ノ:.:_:./ノ    }:.:.j:.:.l
       \/         Y O {/メ ̄     、_ /:.ノ }.:j
        ∨           l\ノ\}         ̄  ノノ
          ∨         ヾ::L             /
            ∨            〈::::::}
          ∨      / /  ヾ┤
              ∨ミx/ //    ヾx、

姫子「うん!」パァァァッ

淡「よしっ!」グッ

京太郎「~~//」モジモジ

 くそ、和や咲の時にはこんなに緊張しないってのに!
 やっぱり年上だからか? それとも……

姫子「……」クス

京太郎「と、とにかく! 俺は覚えてないんです!」ドゲザッ

淡「あー! サイテー! 信じられない!」プンプン

京太郎「うぅっ……」シクシク

姫子「……」







姫子「……」シュン

京太郎「で、でもですね! 姫子!」

姫子「……?」

京太郎「俺、絶対思い出しますから」キッ

姫子「っ!」ドキッ

京太郎「だから、もう少しだけ待って貰っても……いいですか?」

姫子「……うん、待つ」ギュッ

京太郎「わわっ!?」カァァッ

姫子「ばってん……思い出さなかったら承知せんから」グスッ

京太郎「……はい」ナデナデ

姫子「……」ニィッ


淡「イイハナシダナー」エグエグ


京太郎「(なんとか思い出してやらねーと)」ギュッ

姫子「(夢にまで見た京太郎の匂い……んっ、はぁっ)」ビビクン


 こうして、出会ってしまった二人
 果たして……姫子の目的とは?

 そして――



【事務所】

霞「……いい返事が聞けて嬉しいわ」

春『……』

霞「それじゃあ、またね」

春『……うん』

 プツッ ツーッツーッ

霞「さて、どう動こうかしら?」クスクス


 京太郎の運命やいかに!?

そうだよな、京ちゃんは早く思い出すべきだよな
京ちゃんが天照大神と会えたのも、アイドルになれたのも全部姫子が居たからなんだから


>>838
 月島さんやめーやwwww





【次回予告】


 それは、ゆっくりと……じっくりと


煌「元気そうで安心しました」ホッ

 まるで、内側から溶かしていく消化液のように

久「いい子じゃない♪」

透華「この事務所に欲しいくらいですわねー」

宥「わーい!」

玄「ずっといてほしいな♪」

菫「ああ、気に入った」ニッコリ

姫子「えへへ、嬉しかです♪」


 京太郎の回りに染み渡っていく


竜華「うち、あの子は苦手や」ボソッ


 そしてその毒牙は……


竜華「……なんやの?」ギリッ

美穂子「え?」

竜華「もう事務所には来んといて!!」ガッ!

姫子「えっ?」

竜華「何が目的なん!? 京太郎君に近づいて一体何を――!!」グイッ

姫子「きゃっ!? い、いたっ……!!」

京太郎「竜華さん!!」スッ

 パァンッ

竜華「……え?」

姫子「……」クスッ

 最大のターゲットへと、迫ろうとしていた



次回 【感染拡大】



姫子「プロデューサーの座、奪ってもよかですか?」ニコッ

竜華「う、うぁっ……あぁぁ……」ポロポロ



 次回もほのぼの! ほのぼのぉ!!



 姫子投入で流れ変わったな(確信)
 次回もほのぼの目指して頑張っていきまっしょい!!

 それでは今日もありがとうございました!



【須賀京太郎】

<アイドルランク>(ファン人数)
・Cランクアイドル(100000~300000)

<容姿> S(70) <雀力> C(40) <歌唱力> C(47) <演技力> B(50)

<特技>
・タコス作り

<担当>
・清水谷竜華(プロデューサー)
・花田煌(マネージャー)
・竹井久(事務員見習い)
・龍門渕透華(スポンサー)
・福路美穂子(家政婦)


・瑞原はやり(総合トレーナー)
・弘世菫(麻雀トレーナー) 
・松実姉妹(容姿トレーナー)
・雀明華(歌唱力トレーナー)
・石戸霞(演技力トレーナー)


<アイドル経歴>
・雑誌特集&パンフレット
・サイン会
・ドラマ主演
・いい○も出演
・CM出演
・仮面ライダー 主演
・アニメ 主要キャスト起用


      |.  G |  F |  E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS
―――┼―――――――――――――――――――――――――

容姿  |llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
雀力  |llllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
歌唱力|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll

演技力|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll

<須賀京太郎のファン>

・宮永照
・宮永咲
・蒲原智美
・愛宕洋榎
・愛宕絹恵
・江口セーラ
・鹿倉胡桃
・染谷まこ
・片岡優希
・原村和
・国広一
・深堀純代
・藤田靖子
・滝見春
・池田華菜
・久保貴子


【おまけ】

~~京太郎君の課題一覧~~


<<本編イベント>> ※言わずもがな進行しなければ終わりは無い
・ステータスを上げる
・仕事をこなす
・トップアイドルになる


<<天照大神イベント>> ※クリアすればボーナス盛りだくさん
・雀力を上げる
・麻雀イベントを進める
・全員と和解する

<<哩姫イベント>> ※クリアしないと……
・??

<<霞イベント>> ※クリアしないと……
・??

<<華菜イベント>> 
・特に存在しない



>>
 国内追放の下準備進めてるけど国内のイベント山積みでやれる気がしない
 ので、小ネタとか埋めネタとか番外的な感じでもおk?

 もしくは国外修行ってのもありかも?

 まぁ、深く期待せずにお待ちくだされ



 


 ぼちぼち再開するでー

 と、その前に相談なんですが、いつまでもこのスレをずるずるやってばかりも飽きそうなので
 いよいよ本編を一気に進める方向にシフトしようかと思います

 ほんで、プロットははこんな感じ


【今後の流れ】

1 姫子イベント&京太郎強化イベント
(ここで一気にレベルを上げる)

2 仕事をこなす
(仕事の描写&反応など)

3 天照イベント
(全員まとめて一気に攻略)


EX 闇堕ちスレ
(前回途中だったのを終わらせる)


4 霞&姫子 VS 京太郎
(ある意味ラスボス戦)

5 ED
(竜華&和&      大正義池田華菜様    &安価キャラ数人の個別ED)

6 アフター
(誰ともくっつかなかったハーレムED後の仕事描写)

7 終了
(二人は幸せなキスをして終了)

8 二週目or別スレ
(まだ決めてない)



 こんなんでどうよ?
 それとも今の感じでのんびり進行していくのもアリ?




【前回までのあらすじ】



 大手事務所からの妨害により、思うように仕事を取れなくなる京太郎
 その打開策として、今よりも高みを目指すレッスンを決意する

 これからのアイドル活動に暗雲が立ち込めそうな予感の中、
 京太郎の前に現れたのは……


姫子「……」クスッ


 突如現れた彼女の目的とは?
 そして、その頃時を同じくして――


~~修羅の国~~

 コンコンッ

哩ママン「哩ー? ずっと部屋に篭って何やっとっとー?」

哩「……」ブツブツブツ

哩ママン「もう。ご飯ここに置いとくけん、後で食べときー」

 トタタッ

哩「……」カチッ カチカチ


PC「」ブゥゥゥゥン


哩「姫子……だいね? 私の姫子をたぶらかすん悪い奴は……」ブツブツブツブツブツ

 カチカチッ

哩「……」

哩の部屋の壁「姫子の写真」ビッシリ

哩「……」ニィ


PC「(京太郎の)」


哩「……」クスクス


 京太郎の運命やいかに!?



【京太郎の部屋】


煌「もう、心配してたんだから!」プンプン

姫子「あ、あはは! 色々あったとよ」ポリポリ

煌「大体姫子は――!!」ガミガミガミ

姫子「ふぇぇ……」


京太郎「すげぇ剣幕だなぁ」

淡「すばらがあんなに怒るなんて珍しいかも」

美穂子「ふふっ、それだけ心配だったんですよ」クスクス


 俺が部屋に戻ってから20分程が経ち、今は煌さんと美穂子さんも帰宅した後だ
 そして、帰ってくるなり煌さんと姫子が鉢合わせ

 煌さんが急に泣き出したかと思うと、次の瞬間にはこうして怒り出したというわけだ


姫子「花田、ほんなこつ申し訳なか……」シュン

煌「……でもまぁ」

姫子「?」

煌「元気そうで安心しました」ホッ

姫子「花田……」ウルウル

煌「もう勝手にいなくなったらダメだからね」

姫子「花田ぁ!」ギュゥゥゥ

煌「ほぁぁぁぁ//」カァァァ


淡「いーなー! いーなー!」

京太郎「お前もすげぇ懐いてんな」ナデナデ

淡「えへへ、でもやっぱりお兄ちゃんが一番っ!」ギュゥゥ

京太郎「はいはい」クスクス

美穂子「……」ソワソワ

京太郎「どうかしました?」

美穂子「え、えと……//」カァァ

 スッ

美穂子「い、いぃなぁ、いぃなぁ……//」カァァァ

京太郎「」キュン

淡「」キュン

美穂子「////」ボシュゥゥゥ

京太郎「……」ナデナデ

美穂子「」バターンッ

 ドロドロドロ

淡「溶けてるぅー!?」ガビーン

京太郎「アイエエエエ!?」



~~十数分後~~


姫子「ほらーおいでー」パンパン

ホロ「わぅっ♪」トタタタタ

姫子「あはっ、可愛い犬たい!」ナデナデ

ホロ「くぅ~ん」ペロペロ

淡「ほらー、私にも懐けー!」


 キャッキャッ
 

煌「全く、調子いいんだから」ハァ

京太郎「煌さん、何か知ってたんですか?」

煌「あ、いえ。大したことじゃないので」アハハ

京太郎「?」

煌「(一応部長にメールしておかなきゃ)」カチカチ


京太郎「大丈夫ですか? これで冷やしてください」スッ

美穂子(E:氷嚢)「も、申し訳ありません若……」フラフラ

京太郎「熱を測りますね」ピトッ

美穂子「」ドロドロドロドロ

京太郎「あつっ!? なんて熱だ……!?」

みほこ「ふぇぇ……あちゅいです」ドロドロドロ



煌「(なんてメールしたら心配しないかな?)」カチカチ



 コンマ安価↓3


00~19 姫子が京太郎に会いに来たことを事細かに書く + 添付写メ

20~39 姫子が東京にいる理由も説明する

40~69 姫子と東京で合流したと連絡する

70~89 姫子は自分に会いに来たと嘘を付く

90~99 姫子に電話させる


ゾロ目  哩 襲来





煌「(取り敢えず、理由は伏せておこう……)」カチカチ


タイトル:姫子を見つけました!

本文
 やっぱり東京に来てたみたいです
 今は一緒に話して事情を聞いているので、落ち着いたらまた連絡します

 姫子は元気で問題なさそうなので、心配はいりません
 ではまた後で


煌「こんな感じでいいかな?」ソウシン

 メルメルメル

京太郎「みほこさぁぁぁぁぁん!!」


みず「」ピチョンピチョン


淡「タロー、それ氷嚢の水だよ」

京太郎「おお、マジだ!」ハッ!?

美穂子「//」ゼーゼーッ

京太郎「(はだけた服がエロい)」ゴクッ



ホロ「わぅーん♪」

姫子「また後で遊んであげるたい、今は大人しくしてて」ナデナデ

ホロ「わうっ!」ハッハッハッ

姫子「(犬は簡単で助かるたい)」クスクス

淡「おねーちゃん、遊ぼー!」

姫子「淡も甘えっ子やっとねー」ナデナデ

淡「んふー♪」

姫子「(犬と同レベル……)」プルプル


 


~~一方その頃~~



 メルメルメル

哩「……」カチカチ

 ブーッブーッ

哩「……」ギリッ





~~一時間後~~

煌「ご馳走様でした」カチャッ

姫子「はぁー、美味しかったー」

淡「うまうまー」

美穂子「あら、口についてるわ」フキフキ

淡「んむー」

京太郎「淡、お前最近甘えすぎだぞ」

淡「ぶー、いいじゃん別にー」グダグダ

京太郎「全く」ハァ

姫子「花田、あいがとね。ご飯まで……」

煌「そういうのはいいから、後でちゃんと部長に連絡しなさい」

姫子「うっ、分かっとるたい……」

煌「部長、凄く心配してたから」

姫子「……」

 カチャカチャ

京太郎「片付けますね」

美穂子「あ、私が!」

京太郎「いえ。美穂子さんは休んでてください」ニコッ

美穂子「で、でも!」

京太郎「いいですからいいですから」

美穂子「ありがとうございます」ニコッ


姫子「(……よくもまぁ、下心無しで)」キュンッ

京太郎「(美穂子さんさっき辛そうだったからなぁ)」カチャカチャ

姫子「(本当に、京太郎はいい子……//)」 

 それなのに
 それだというのに

姫子「……(優しい京太郎を利用したあの女達だけは、絶対に許してはいけん)」ギリギリッ

 清澄のメンバー、それは姫子にとって憎むべき存在だ
 あれだけのことをしておきながら、京太郎から深く愛され、慕われている清澄麻雀部

 なぜのうのうと京太郎の前に姿を見せられるのか
 どうして京太郎はあんな連中を許しているのか

 だが、そんな清澄のメンバーよりももっともっと
 姫子の怒りを買う人間がいた

 そう、それは……

姫子「……(清水谷竜華)」ギリギリッ

 姫子は知っている
 京太郎から竜華への好意は一番ではない
 
 あの女よりも、原村和や花田煌の方が京太郎からの信頼が厚いからだ

 しかし、姫子は知っている
 いや、気づいているのだ

姫子「(あの女も……京太郎と繋がりかけてんのが気に食わん)」ギリギリギリッ

 竜華と京太郎の間に存在する、奇妙な絆の存在に
 



 自分と同じように京太郎の心を読み、感覚をリンクさせる力
 京太郎が力を付ける度に自分が行使できる能力

 それを、あの清水谷竜華も手に入れようとしている

 その証拠に、京太郎が活躍すればするほど竜華のプロデューサーとしての能力も上がっている
 まるで呼応しているかのように、繋がっているかのように

 そして、姫子が竜華を憎む最大の原因
 それは……自分とは決定的に違う部分があることだ

姫子「(一方通行じゃない……リンク)」イライラ

 そう、自分と決定的に違うもの
 それは京太郎も、竜華によって影響を受けていることなのだ

 竜華が京太郎の気持ちを察すれば、逆に京太郎も竜華の気持ちを察する
 竜華が京太郎によって成長すれば、京太郎も同じように成長する

 まるで、お互いがベストパートナーとでも言わんばかりに

 少しずつ、少しずつ距離を詰めていっているのだ

姫子「(そげんこと、あってはいけん……ばってん、京太郎のパートナーは私だけ)」

 姫子がこの東京に来た理由
 それは三つある

 一つ目は京太郎に会うこと

 二つ目は竜華の観察をし、その力の秘密を探り自分のものにする

 そして三つ目は――


煌「それで、今日は泊まる?」

姫子「え? あ、えと」

淡「いいじゃん泊まっていけばー!」

姫子「んー……じゃあ、そうさせて貰おうかなぁ」

淡「やったー!」

煌「すばらっ! 隣が私の部屋だから、後で移動ね」 

美穂子「いいですね」フフフ

姫子「あ、あの……」

煌「何?」

姫子「もし、よければ……なんだけど」モジモジ

淡「?」


姫子「明日、京太郎の事務所に連れって貰っても……よか?」ニコッ



 三つ目の目的
 それは清水谷竜華を、京太郎の傍から引き剥がすこと





【小ネタ】

 侵略者 姫子!!

 ブゥゥゥン キキーッ

 バタンッ! ヒュンッ

 ドサッ

姫子「……!」サッ

 スチャッ



竜華「アンタが鶴田姫子やね?」

姫子「そういう貴方が清水谷竜華――」


クロ「おもちぃ」カサカサ


竜華「あ、紹介するで。これはうちの事務所で飼ってるクロって言うんやけどおもちが大好きで――」

クロ「おもちぃ!」カサカサ

姫子「!!」ザッ


 ボッギャアアアァァァン!!


クロ「ぎゃいんっ!?」ズシャッ

竜華「く、クロ!?」


クロ「」ブクブクブク


竜華「な、何をするやァー!! 許さんで!!」グッ

姫子「……」サッ

 
京太郎「大丈夫ですか?」ナデナデ

クロ「ウワヘヘ……」スリスリ




 つづかない





 ちょっと飯食ってきます
 その間にちょいと安価


 この後の姫子侵略編(事務所で色々)を誰目線で見たいですか?
 という初の試みをやってみるテスト


 多数決安価↓2 より先に3票


1 京太郎

2 竜華

3 姫子


~~姫子 侵略編~~


【アクセル1事務所前】

 
竜華「ふぅ……やっぱり大阪との往復は堪えるなぁ」テクテク

 それでも、頑張らなければいけない
 うちを信じてトップアイドルを目指している京太郎君

 その想いを、その願いを叶える為に自分ができることをやる

竜華「ふふ、そしたらきっと……」


~~~妄想~~~

京太郎「竜華さん、いつも俺の為にありがとうございます」キリッ

竜華「えっ?」ドキッ

京太郎「やっぱり俺には竜華さんがいなきゃ……」ギュッ

竜華「ふぁっ……//」カァァッ

京太郎「……竜華、俺のモノになれ」チュッ

竜華「」ボムッ


~~現実~~


竜華「なぁんちゃって!! なんちゃってー!! ありえへんてー!」キャッキャ

 そもそも、今うちのこと呼び捨てに……!
 あかん、そんなん気が早いってホンマ……//


竜華「んふ……んふんふんふ♪」ニマニマ

通行人「」ビクッ

竜華「よし、今日も頑張るで!!」メラメラ

 うちと京太郎君の夢を叶える為に!

 トントントンッ ガチャッ!

竜華「みんな、今日もやるでー!!」バァァン

 ワイワイ

久「いい子じゃない♪」

透華「この事務所に欲しいくらいですわねー」

姫子「えへへ、嬉しかです♪」


 キャッキャッウフフフ! ワイワイ


竜華「……え?」



宥「それでねその時玄ちゃんが……」アハハ

姫子「えー!?」プークスクス

菫「それは驚きだな……」

玄「おねーちゃんの言うことは大げさなのです!」プンプン

宥「えー? そんなことないよぉ」

玄「いいや、あれはそんなことなかった筈だよ!」

宥「むぅ!」

姫子「あはは、どっちでも面白ければよか。ばってん、仲直りの明太子やね!」サッ

菫「ほぅ、これはいい色だ」マジマジ

姫子「自慢の逸品たい」ニッコリ

宥「わーい!」

玄「えへへ、姫子ちゃん大好き。ずっといてほしいな♪」

菫「ああ、気に入った」ニッコリ

 ワイワイ キャッキャ

竜華「……誰?」

京太郎「あ、竜華さん。こんにちは」ペコリ

竜華「京太郎君、あの子は?」

京太郎「ああ。煌さんと同じ新道寺の……」

竜華「新道寺……ああ、あの子や!」
 
 思い出した
 確か大将やった二年生、名前は確か……

姫子「……あっ!」タタタッ

竜華「……」

姫子「鶴田姫子です」ニッコリ

竜華「清水谷竜華や」スッ

 ニギニギ

姫子「……」ニコニコ

竜華「……」

 なんや、この子
 なんだか凄く……やな感じがする

京太郎「もうみんなとは仲良くなりましたか?」

姫子「うん、みんな親切で嬉しかー」エヘヘ

京太郎「それはよかったです」ホッ

姫子「京太郎のお陰たい」ニッコリ

竜華「!?」


 きょ、京太郎!?
 呼び捨てしとる……!?


京太郎「いえ、姫子の力ですよ」

竜華「!?」

姫子「そげなこつある訳……//」カァァァ



京太郎「~~~」アハハ

姫子「~~~♪」ニコニコ


 どういうことや?
 京太郎君とやけに親しく話しとるし……

竜華「あ、あの京太郎く――」


美穂子「皆さんお茶が出来ましたよ」コトッ


竜華「あっ……」

姫子「ありがとうございますっ」

美穂子「ふふっ、いいのよ」ニッコリ

煌「姫子、お茶菓子もあるからね」スッ

菫「なんなら、肩でも揉んでやろう」フフフ

宥「胴上げ!」

玄「どさくさにまぎれておもちを揉むのです」ワキワキ

 ワイワイガヤガヤ

姫子「あ、あははっ」

久「全く、少し浮かれすぎよ」ハァ

姫子「申し訳なかです」シュン

久「あら、いいのよ。普段からこんな感じだから」クスクス

姫子「へぇ……」

 ガヤガヤガヤ

竜華「……むぅ」

 なんやのこれ?
 ……みんなして、少し騒ぎ過ぎとちゃう?

竜華「はいはい、みんな!」パンパン

一同「……?」

竜華「遊ぶのもええけど、今日からレッスン強化やったの忘れてへん?」

煌「はい。分かってますよ」ニッコリ

久「ちゃんと頑張りなさいよー」ツンツン

京太郎「あはは、頑張ります」

宥「お茶飲んだら始めようね」

玄「結構疲れてるし、いい休憩なのですー」ポワーッ

 ホノボノー ワイワイ キャッキャ

竜華「なっ!?」ムカッ

 何言うてんの?
 分かってるならなんで遊び惚けて……!!

竜華「せやったらちゃんとレッスンせんと!!」バンッ

一同「っ!」ビクッ

 シーン

一同「……」ジィーッ



竜華「あっ……」サァーッ

 あ、あかん
 ちょっと言いすぎてもうたかも……

煌「……あちゃー」ポリポリ

久「あのね、清水谷さ――」
 
 バッ

京太郎「あ、えと。その、竜華さん。実は……!」アセアセ

姫子「そ、そう! ちゃんとレッスンせんと!」アセアセ

竜華「え?」

菫「そう……だな」フゥ

宥「うん。始めようか」

玄「……」ムスッ

透華「……やれやれですわ」ボソッ

久「美穂子ごめんね。折角のお茶を」

美穂子「いえ、別にそれは……」


竜華「っ!」ズキンッ

 なんで……?
 なんでなん?

 うち、何か悪いこと言った?

 ちゃんとレッスンしようって、そう言っただけやのに……

竜華「……(せや、うちは間違っとらん)」ググッ

京太郎「あ……えと」ソワソワ

姫子「あぅぅ……」

竜華「ほな、レッスン始めるで」

京太郎「あ、はい」

姫子「京太郎、大丈夫? 汗……」フキフキ

京太郎「もう大丈夫です。それよりも、早く始めましょう」

煌「……」

竜華「……」イライラ

 レッスン始めるっていうのに……まだおるつもりなん?

竜華「ちょっと、鶴田さんやった?」

姫子「あ、はい」

竜華「今からレッスン始めるし、少し外して貰えへん?」

姫子「えっ……あ、はい」シュン

 トテトテ

竜華「それじゃあ始めるで。そういえば石戸さんと明華さんは――」

菫「っ!! おい、ちょっと待ってくれないか……?」

竜華「……どうしたん?」



久「何、今の言い方? 少しトゲがあるんじゃない?」

竜華「え?」

 そう言われて……振り返る
 そこには、いつもと同じ見覚えのある仲間が揃っとる

 ただ、いつもとひとつだけ違うのは……


一同「……」ジッ


 みんなして、うちを攻めるような目で見とること

竜華「ど、どないしたん……?」ビクッ

宥「あ、あの……姫子ちゃんも一緒にい、いて欲しいなって」オドオド

玄「私も……それがいいと思う」

竜華「は? なんで?」

 まるで意味が分からない
 だって部外者なんやし、ここにおる意味なんてあらへん

 それなのに……

透華「それは、彼女が……」

姫子「だ、ダメ!! それは!」バッ

竜華「!?」

久「でも、悔しくないの? こんな……」

姫子「い、いいんです。私は、その……!」

京太郎「姫子……」

姫子「えへへ。またレッスンが終わったら会えばよかっ」クルッ

煌「でも……!」

京太郎「竜華さん……」チラッ

竜華「……」ギュッ

 京太郎君まで、この子にいて欲しいの?
 なんで……?
 どうしてうちじゃダメなん……?

久「……清水谷さん」

竜華「……好きにすればええやん」ボソッ

姫子「え?」

竜華「ただし、邪魔やと思ったら追い出すで」ジロッ

姫子「は、はいっ! やった!」パァァァァ

宥「よかったね」

玄「大勝利なのです」ドヤァ

 ワイワイ キャッキャ

竜華「……ふんっ」プイッ

京太郎「竜華さん、ありがとうございます」ペコリ

竜華「別に、うちも大人気なかったし……」

京太郎「いえ、竜華さんは立派ですって」ニカッ

竜華「……」


京太郎「それじゃあ、今日も頑張りましょう」

竜華「うん」

姫子「京太郎、あいがとっ!」

京太郎「いやいや、俺は何もしてないですって」アハハ


 ワイノワイノ


竜華「うち、あの子は苦手や」ボソッ

 できることなら、もうここにいて欲しくない
 でも、そんなことを口に出せば……きっと嫌われる

竜華「(我慢や我慢。今日はレッスンなんやから)」グッ

 ただおるだけやったら問題ないやろうし、もし邪魔になれば追い出せばええ

竜華「ほな、レッスンルームに移動や」テクテク

 うちは京太郎君のプロいデューサー
 たったひとりのプロデューサーなんや!

竜華「(うちだけは京太郎君のことをちゃんと考えたる!)」グッ

姫子「追い出されないように、頑張らんと」ペチペチ

久「……果たして、追い出されるのは」チラッ


竜華「……やったる!」メラメラ


久「どっちなのかしら?」

透華「本当にもう……やれやれですわ」ハァァ



【レッスンルーム】

はやり「それでねー」

霞「あら、それは知りませんでした」

明華「今度試してみましょうか」クスクス


 ガチャッ

竜華「お、ここにおったん?」

 ゾロゾロゾロ

霞「あら、早いわね」

竜華「? もう予定より20分も経っとるで?」

霞「は?」

明華「いえ、そういう意味では――」


姫子「あ、あー!! あー!!」バタバタ

竜華「!?」

姫子「早く練習! 練習始めんば!」

京太郎「姫子……」

竜華「……」イライラ

 やっぱり邪魔しとる
 けどまぁ、これくらいは我慢や、我慢


竜華「それじゃあ、今日のレッスンやけど」ペラペラ


霞「……ねぇ、もしかして話していないの?」コソコソ

京太郎「あ、えと」オロオロ

久「馬鹿ね。言ったらどうなるか分かるでしょ?」ヒソヒソ

菫「確実に荒れる」

明華「なるほど……」

はやり「確かに傷つくだろうねー」ヤレヤレ

霞「ふーん……哀れねぇ」クスッ


竜華「そこ! ちゃんと聞いといてや!」ビシッ

一同「……はーい」

竜華「そんでな、今日はあと少しで伸びきる歌唱力を上げようかと思うんやけど」ペラペラ

明華「えと、それはもう既に……」

姫子「あわわっ!」

明華「あっ、すみません」サッ

竜華「? 何か言うた?」

明華「……いえ」

竜華「しっかりしてや、歌の指導は明華さんに頼りきりなんやし」

透華「だからそれが問題だと……」ハァ

竜華「何?」

透華「いいえ、なんでもないですわ」ツイッ

竜華「……」ギリッ

 またや
 どうして今日はみんな、こうも反抗的なん?

竜華「……」ギロッ

姫子「?」

 あの子や
 あの子が来てから何もかもがおかしくなっとる

竜華「……」イライラ

煌「あの、清水谷P」

竜華「何?」

煌「……まずは、京太郎君の現状をチェックしては?」

竜華「え?」

煌「あ、いえ! 京太郎君も普段から頑張ってますし、ここいらで少し実力テストを……」

竜華「そないなのいる? うちかて京太郎君の実力把握しとるつもりやけど」キョトン

煌「……」

久「……」ガックリ

透華「涙が出てきましたわ」ゴシゴシ

竜華「??」

 花田さんまでおかしなこと言うとる
 昨日まで、ずっとレッスン見てきたんやから、京太郎君の実力は理解しとるに決まっとるやん


 嫌な感じ
 どうしてこんな……

京太郎「……」

美穂子「あ、あの。ダメ元で一度見てみるというのは?」

宥「う、うん!」

玄「ちょっと見てみたいのです!」アセアセ

 なにこれ?
 これでやらんかったらうちが悪者や

 もう……今日は本当になんなん?

竜華「……分かった。じゃあ、やる」

久「え? いいの?」

竜華「……」コクッ

菫「やったな」ポン

京太郎「あ、はい」

霞「……」

竜華「そこまで言うからには、変わっとるのを期待してええの?」

京太郎「……はい」

竜華「じゃあ、見せて……」

京太郎「分かりました」スタスタ

 そう言って京太郎君が準備を始める
 みんなして一体何が言いたいのか分からんけど……


 これでみんなが満足するなら――


京太郎「お願いします」

宥「うんっ!」ニコッ

玄「お任せあれ!」ニッ

 パフパフ キセカエッ!!

京太郎「よしっ!」シャキィーン!! キラキラ

一同「はぁぁ~ん♪」ドキドキ

竜華「えっ」ドキッ



京太郎「歌います」サッ

明華「ミュージック、スタート♪」カチッ


~~♪

京太郎「Gonna shake it up! You,keep your love!」

竜華「!?」

京太郎「Gonna shake it up! Just stay your pace~♪」




霞「アクションスタート!」カッ

京太郎「橘さん!? な、なぜ見てるんです!? ぐあぁっ!?」ズシャアッ

 
壁)M0)


京太郎「本当に!? 本当に裏切ったんですかぁっ!? うわぁっ!?」ゴロゴロ


竜華「」



菫「対局開始!!!」

京太郎「ロン、8000オールです」パタパタパタ

久「あちゃー」カチャカチャ

透華「やりますわね」カチャカチャ


竜華「え? えっ?」


【測定結果】

<アイドルランク>(ファン人数)
・Cランクアイドル(100000~300000)

<容姿> S(75) <雀力> C(45) <歌唱力> B(52) <演技力> B(55)

<特技>
・タコス作り

      |.  G |  F |  E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS
―――┼―――――――――――――――――――――――――

容姿  |lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
雀力  |lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
歌唱力|lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll

演技力|lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll


竜華「なんやの……これ?」ブルブル



※訂正


菫「対局開始!!!」

京太郎「ロン、8000オールです」パタパタパタ

久「あちゃー」カチャカチャ

透華「やりますわね」カチャカチャ






菫「対局開始!!!」

京太郎「ツモ、8000オールです」パタパタパタ

久「あちゃー」カチャカチャ

透華「やりますわね」カチャカチャ


京太郎「……」ゼーゼー

竜華「……」プルプルプルプルッ

京太郎「あ、えと、これはですね! 竜華さん、実は――!」

.   / .::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::..
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.八::::::::::Λf笊心、   イ笊心rァ |::ハ|:::::::::::::: |
.  \{\:::. Vり      V/タ  j/ ヽ::::::::::::: |
     |:ハ    ,     ,,.     /:::::::::::::: |
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     |:::::\  マ ノ   / |::::::::::::|:::::::::::::|
     |:::::::::::>..     イ  |:::::|:::: |:::::::::::::|
     |:::::::::|三三=千     /=|:::: |:::::::::::::|

     r|:::::::::|三ニニ/ |     /三|::::::|=\:::::|
    /| |::::::::ムニニ|      /ニ三|::::::|ニニ>、|
.   / V:::::/三三ニ|――- /=ニニ/:::::/ニ三三>
  /  /::::/三三ニニ|   /==ニ/:::::/三三/ |
. /  /::::/三三ニニ|  /ニ三/:::::/=三/ /  |

竜華「凄いやん京太郎君!」

京太郎「あ、ありがとうございます……」

竜華「男子三日会わずばなんとやらって奴やなぁ♪」ナデナデ

京太郎「はい。どんどん成長してますから」


姫子「……」クスッ


竜華「うんうん。この調子で今日も頑張らんと!」

京太郎「はいっ」


久「……気づかないものね」

透華「まぁ……レッスンは今までまる投げでしたし」

煌「でも、清水谷さんも頑張ってますから」

菫「それは分かるが、いかんせん周りが見えていない」

霞「灯台下暗し。先ばかり照らそうとして、足元が見えていないのよ」


竜華「ジャ●ーズ打倒も近くなってきたで!」
 
 この時、うちはまだ知らんかった

久「まぁ、プロデューサーに向いてないのかもしれないわ」

美穂子「そんなことはないと思いますが」オロオロ

 気が付けば、片足が底なし沼に沈み込み……

透華「というより、あの子にプロデューサーの才能がありすぎですのよ」チラッ

 もはや、抜け出れんほどに……
  
菫「まさに、京太郎君のプロデューサーになる為に産まれたような奴だ」フッ

姫子「えへへ、カッコよかったばい♪」ダキッ

京太郎「そ、そうですか?」デレッ

竜華「……」


 追い詰められているのだということを




【次回予告】


竜華「なんで、なんでうちが……」ジワァッ


 その少女が到着する数時間前


姫子「へぇー、今日はレッスンの日?」ニコニコ

 その悪魔の策略は……

姫子「じゃあ、少し早めに行ってもよか?」ニッコリ

京太郎「え?」

 動き出していた

姫子「私もレッスン見てみたかったんよ」フフッ


 その毒はただ染み渡るだけではなく


姫子「京太郎君には、こういうのが合うと思うばい!」

 
 周りを歪め


一同「へぇ……なるほど!」

姫子「えへへ、今だけプロデューサーやっても、よか?」


 やがて、毒では無くなり


久「(この子、清水谷さんよりも京太郎君のことを!?)」ゾクッ


 生きる上で必要なモノと、変わっていく――



次回 【悪性変異】



社長「竜華ちゃん。……しばらく休みなさい」

竜華「えっ……おじ、さん?」


 もはや、血縁すらも……例外ではない



 


 今日はここまで。 途中寝落ちして申し訳なかった
 しばらくシリアス続きますが、このスレはあくまでほのぼのだということを覚えておいてください
 恐らく次の再開は次スレになるかも?

 
 
 それでは、今日もありがとうございました




【須賀京太郎】

<アイドルランク>(ファン人数)
・Cランクアイドル(100000~300000)

<容姿> S(75) <雀力> C(45) <歌唱力> B(52) <演技力> B(55)

<特技>
・タコス作り

<担当>
・鶴田姫子(プロデューサー?)
・花田煌(マネージャー)
・竹井久(事務員見習い)
・龍門渕透華(スポンサー)
・福路美穂子(家政婦)


・瑞原はやり(総合トレーナー)
・弘世菫(麻雀トレーナー) 
・松実姉妹(容姿トレーナー)
・雀明華(歌唱力トレーナー)
・石戸霞(演技力トレーナー)

<アイドル経歴>
・雑誌特集&パンフレット
・サイン会
・ドラマ主演
・いい○も出演
・CM出演
・仮面ライダー 主演
・アニメ 主要キャスト起用


      |.  G |  F |  E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS
―――┼―――――――――――――――――――――――――

容姿  |lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
雀力  |lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
歌唱力|lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll

演技力|lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll

<須賀京太郎のファン>

・宮永照
・宮永咲
・蒲原智美
・愛宕洋榎
・愛宕絹恵
・江口セーラ
・鹿倉胡桃
・染谷まこ
・片岡優希
・原村和
・国広一
・深堀純代
・藤田靖子
・滝見春
・池田華菜
・久保貴子



 どっせい次スレ
 【安価】京太郎「俺が……アイドル?」哩「須賀、京太郎……」16【ほのぼの】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1390928716/)

 こっちは好きに埋めて構わんよ
 埋まりきっても、そうでなくても次回は第一回シリアス会議からスタート予定

 それでは次回もほのぼの、ほのぼのぉ!!



【おまけ】

 ちょいと姫子の扱いがどっぷり悪役ですが大丈夫ですかね?
 こんな役回りをさせてしまったのは私の責任だ

 だが私は謝らない
 だって最初にそう説明したもん

 もし、真面目に辛いって人がいれば教えてください
 もうちょいマイルドにしますので


※特にいなければもっと陰湿&邪悪に染める予定です






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