サシャ「安価で食べ歩き!」(1000)


サシャ「……に行きたいと思ってるんですが、現在の私の所持金ってゼロなんですよねー」シュン

サシャ「というわけで金づる……じゃなくて、お財布……でもなくて」

サシャ「えーっと、私の保護者になってくれそうな、心優しい人を誘うことにします」

サシャ「保護者っていうのは、私に気前よく食べ物を奢ってくれてかつ自分の食べ物を私に譲ってくれるような人のことです。神!」

サシャ「というわけで>>2->>5を連れてきましょう。強制的に」





【参加可能メンバー】

エレン・ミカサ・アルミン・ジャン・マルコ・コニー・ライナー・ベルトルト・アニ・クリスタ・ユミル

※参加可能メンバー以外の名前を指定した場合、安価指定されていない女子を適当に選んでねじこみます

※参加メンバーの所持金は、書き込み時間末尾二桁×100で決まります。通貨単位は円、所持金は最大5900円です。00の場合、サシャと同じく所持金ゼロからのスタートになります

ジャン

アルミン

まるこ

エレン


サシャ「そんなわけで連れてきちゃいました」テヘペロ

ジャン「ふざけんな」

マルコ「まあまあ、抑えて抑えて」

ミカサ(エレンも誘ったのだけれど、ライナーとトレーニングをすると言って来なかった……寂しい。せめてお土産を買おう)シュン

アルミン「食べ歩きかぁ……僕、そんなに量食べられないと思うんだけど混ざっていいのかな」

サシャ「いいに決まってるじゃないですか! それに食べきれない分は私が食べてあげますから大丈夫ですよ!」エッヘン

サシャ「というわけで……まず最初に、みなさんの所持金をチェックしておこうと思うんですが」

ジャン「……」ギクッ


アルミン「それなんだけどさ……この前本買っちゃったから、実はあまり持ってないんだよね」ゴソゴソ

サシャ「あらら、そうなんですか。それじゃああまり高いものは食べられそうにありませんね。ちなみにおいくら持ってます?」

アルミン「えーっとね……1100円」ジャラッ

ジャン「……持ってるじゃねえか」ボソッ

サシャ「? ジャン、何か言いました?」

ジャン「いや……何も」

マルコ「ちなみに僕は……2900円だね」ゴソゴソ

サシャ「おおーっ! お金持ちですね! ミカサはどうです?」

ミカサ「覚えていない。今見てみる」ゴソゴソ


ジャン(ミカサは赤のがま口財布か……)ドキドキ

マルコ(あっ、金色の鈴つけてる……へえ、かわいいの持ってるんだな)

ミカサ「……」パカッ チリーン

ミカサ「2000円」

サシャ「ミカサもお金持ちですね! これで合計が6000円ですから、ちょっとした食堂で豪華なものが食べられますよ! やったぁ!」

ジャン「……」

サシャ「それじゃあジャンのお財布も出してください」ニッコリ

ジャン「」ギクッ


アルミン「ジャン? どうしたの?」

マルコ「ひどい汗だよ……どこか具合でも悪い?」

ジャン「いや……そうじゃねえけど…………」

ミカサ「調子が悪いのなら無理に行くことはない。部屋に戻って休んでいたほうがいい」

ジャン「い、いや行くって! 行くよ! 暇だからな!」アセアセ

ジャン(せっかくミカサと出かける機会なんだ、これを逃すわけにはいかねえ!!)

ジャン「……ところで、当のお前はいくら持ってんだよ。サシャ」

サシャ「……」ニコッ


アルミン「……」

マルコ「……」

ミカサ「……」

ジャン「……」

サシャ「スマイルゼロ円です」ニッコリ

アルミン「持ってないってことだね」

ジャン「たかる気満々じゃねえか」

ミカサ「たぶんそうなんじゃないかと思っていた」

マルコ「僕も」

サシャ「私のことはいいですから、早くお財布出してくださいよ、ジャン」ヘイヘーイ

ジャン「……」ダラダラ





財布を出しますか? 出しませんか? 安価↓1

※出す場合はどういう財布か指定も可


ジャン「……出せばいいんだろ、出せば」ゴソゴソ

サシャ「素直なのはいいことです。さあ、おいくら持ってるんですか?」フーッ

マルコ(あれ……待てよ? ジャンの財布って確か、お母さんの手作りだったような)

ジャン「……ほらよ」スッ

マルコ(ああー……やっぱり。変わってなかった)

アルミン(これって……どう見ても、誰かの手作りにしか見えないよね。お母さんにでも作ってもらったのかな)

ミカサ「……」ジーッ...

ジャン(くそが……笑えよ!! 俺の財布を見て思う存分笑うがいい!!)





※ジャンの財布を見て笑った人数 安価↓1の秒数二桁目(0~5、4・5の場合は全員)

ミカサが可愛い財布だと褒める

>>16 当てられた悔しい…… まあいいやそのまま進める


ミカサ「……ふふっ」

ジャン「!?」ガーン!!

ジャン(み、ミカサに……ミカサに笑われた…………!)

ミカサ「馬の刺繍が、とてもかわいらしい」

ジャン「…………は? 刺繍?」

ミカサ「素人目に見てもかなり上手。これはどこで手に入れたの? お店で売っていたもの?」

ジャン「あ、いや……これは俺のお袋が、訓練兵団に入る時にくれたもんで……別に大したもんじゃ」アセアセ

ミカサ「そう……お母さんから」


ミカサ「そのお財布と同じように、お母さんも大切にしてあげて」ニコッ

ジャン「……はい。します」

マルコ(うおおお、危なかった……フォローに入らなきゃならないかと思った……!)ドキドキ

アルミン(ミカサも刺繍好きだもんな……お母さんに教わってたって話してたことあったし、何か感じるところがあったのかも)

サシャ「……もういいですかー?」

ミカサ「うん、終わった。進めてサシャ」

サシャ「はーい、それじゃあ改めて所持金確認しますね!」チャリンッ

ジャン「あっ」


サシャ「400円っと……それでジャン、このお財布って紙幣はどこに入ってるんですか?」

ジャン「……」ダラダラ

アルミン(あちゃー……)

マルコ(ああ……そのせいで出し渋ってたのか)

サシャ「ジャン? 黙ってちゃわかりませんよ?」

マルコ「……サシャ。そのお財布はね、他にお金が入るところはないんだよ」

サシャ「えっ? ……えっ?」

アルミン「つまり……ジャンの所持金は、400円だ」

ジャン「……」


サシャ「ちぇっ、なーんだ……財布力たったの400とは」チッ

ジャン「おいコラ今舌打ち聞こえたぞ」

サシャ「聞こえるようにやったんですよ。なんですか400円って、そんなんじゃたこ焼き一パックすら買えないじゃないですか!! どうするんですか6400円で5人のお腹が満ち足りるとでも思ってるんですか!?」ガミガミ

ジャン「お前はそもそも所持金ゼロだろうが!! 大体奢ってもらおうとしてるくせに文句垂れるな!!」

ミカサ「あの、ジャン」

ジャン「! ……な、なんだよ」ギクッ


ミカサ「女の私が言うのもなんだけれど……その、男としてはもうちょっと持っていたほうが頼もしいと思う。そうじゃないと、いざという時に困るから」

サシャ「そうですねー。これだと人に気軽に奢ったりできませんよ」

ジャン「いや別に奢るために持ってるわけじゃねえし」ブンブン

アルミン「ちなみにこの前、エレンのお財布には4800円入ってたよ」

ジャン「えっ」

マルコ「どんまい。ジャン」ポン

ジャン「……んなこと言ったってよ、俺も工具とか新調したばかりだから手持ちがないだけで……いつもは、いつもはもう少し………………」ブツブツ イジイジ

マルコ「わかってる、僕はわかってるから」ポンポン


サシャ「全く……ジャンのお財布のせいでえらく時間食っちゃいましたよ。時間は食べられませんけど」フーッ

ミカサ「ところでサシャ、食べ歩きはいつまで続くの?」

サシャ「おなかがいっぱいになるまで……と言いたいところですが、どれくらいでお腹いっぱいになるかちょっとわかんないんですよねー」グー

サシャ「なので、所持金ゼロになったらみなさん解放してあげますよ。安心してください!」

ジャン「理不尽すぎる」

サシャ「現実は時に非情なんです」





【所持金まとめ】※なお所持金はサシャの手で一元管理されます 現在:合計6400円

サシャ:スマイル0円

ジャン:たこ焼き買えない400円

ミカサ:二人で一組2000円

アルミン:文庫本買って喫茶店に入るにはちょうどいい1100円

マルコ:それなりのお店で定食が食べられる2900円


ジャン「食べ歩きはいいけどよ、トロスト区にあるメシ屋の数なんてたかが知れてるぞ? すぐに終わっちまうんじゃねえか?」

サシャ「それもそうですね……まあ食べ歩きと銘打ってますが、作れそうなものなら私が訓練所の食堂で振る舞ってあげてもいいですよ」

アルミン「えっ、本当!?」

マルコ「サシャって料理できるんだ……出来は期待してもいいの?」ソワソワ

サシャ「むふふ、食べ物のことならお任せください! お店の料理と同じとは言いませんが、ちゃんと食べられてなおかつおいしいものをみなさんに提供しますよ!」

ミカサ「料理するなら私も手伝おう」

ジャン「み、ミカサも料理すんのか!?」

ミカサ「割と得意。……それに、サシャ一人だとつまみ食いで終わりそう」ジロッ

サシャ「……ま、まっさかぁ」ピーヒョロロ


サシャ「まあまあ、前置きはここらへんで止めにして、早速出かけましょうか! ……私は肉がいいんですけど」ムフフ

アルミン「うーん……最初だから、僕は軽めのものがいいなぁ」

マルコ「そうだね、今から飛ばすと後が大変だし」

ジャン(早く解放されてえ……しかしミカサの手料理も捨てがたい)グヌヌ

ミカサ(後でエレンにお土産を買っていくために、お金は残しておかないと……)





【食べ物安価】 安価 >>27

※基本的に「食べ物」ならなんでも可。飲み物やお菓子なども含みます。ガムしか入っていない食玩などでも結構です

※ファストフードなど値段がネット上で確認できるものは、そのまま所持金から値段が差し引かれます

※店名可。例えば「吉○家」「ピ○ハット」ならば、メニュー安価が追加で発生します

※手料理の場合は>>1がネットでレシピ探した後に近くのスーパーに出かけて材料の値段を確認してくることになりますので恐ろしく時間がかかります

※「イナゴの佃煮」や「猪肉」など、買って食べるよりも狩って食べるほうが早い食べ物が出た場合は、所持金が減らない代わりにサシャが狩りに出かけます。その間他のメンバーは暇なので暇潰し安価が追加で発生します

チキンクリスプ


サシャ「お肉が食べられて軽めのものといえばー……ハンバーガーとかどうですかね」

マルコ「いいんじゃないかな。軽めかどうかは疑問だけど」

サシャ「ハンバーガーなんてちょっと大きめのビスケットみたいなもんですよ。軽い軽い」アハハ

ジャン「すげえ、女子が言う台詞とは思えねえ」

アルミン「まあサシャだしね」

ミカサ「サシャだから仕方がない」

サシャ「ちなみに私のオススメはチキンクリスプです。面倒くさいし最初だからみんな同じメニューでいいですよね。というわけでえーっと、近くのマクドナルドはーっと」ピコピコ

ジャン「おいちょっと待て」


ミカサ「それは何? 板?」

サシャ「いいえ、情報端末機器です」スッ

アルミン「じょうほうたんまつきき」

マルコ「そんな高度な単語をサシャから聞くとは思わなかった」

ジャン「世界観ガン無視してんじゃねえよ」

サシャ「いいんですよそもそも通貨の単位とかからしてありえないんですから。それにそんなこと言ったらお肉なんで絶対食べられないじゃないですか、食糧難舐めないでくださいよ!!」ガルルルル

ミカサ「というか、その板で何を調べているの?」

サシャ「チキンクリスプの値段と近場にある店舗の位置です。この板によると……チキンクリスプは単品だと100円、セット価格だと460円ですね」

マルコ「さりげなくセットを頼もうとしてるね」

サシャ「いいじゃないですかセット。揚げたてのポテトはおいしいんですよ」



※セット価格はマクドナルドデータベースで一番安い価格を使っています


アルミン「ところで、近くの店舗はどこにあるの? トロスト区内にあると助かるんだけど……」

ジャン「それなら俺が知ってるぜ。確か西の大通りにあったはずだ」

マルコ「そっか、ジャンは地元民だもんね」

サシャ「地元民的な権限で安くなりません?」

ジャン「なるわけねえだろ」

サシャ「ちぇっ」ブーブー

アルミン「あ……待って。トロスト区の店舗だと、訓練所まで宅配してくれるみたいだよ。ここに書いてある」ユビサシ


ミカサ「その代わり、1500円以上買わなくちゃいけないみたい」

サシャ「それならセット五人分頼めば余裕ですね」ニッコリ

ジャン「だからセット頼もうとするなって」

アルミン「他に追加でデリバリー料も発生するって。300円」

ミカサ「……高い」

マルコ「人件費がかかるからね。……さて、どうしようか」





※お店まで行く? 行かない? 安価↓1

 → お店まで出かけると、訓練兵以外の人とも会える可能性があります。他にもいいことが起こるかもしれません。セットを頼むかどうかは現地に着いてから安価します

 → デリバリーしてもらう場合は強制的にセット五人分注文+デリバリー料300円がかかります。更に他の訓練兵がつまみ食いにやってきます


―― マクドナルド・トロスト区店

ジャン「着いたぞ。ここだ」

マルコ「ふぅ……思ってたよりも遠かったね」

ゆきミン「外、吹雪いてたね……寒かった」モッサリモサモサ

ミカサ「アルミン、お店に入る前に雪を払わないと」パサパサ ペシペシ

>>35 「いらっしゃいませ! ご注文はお決まりですか?」

サシャ「お決まりなのでさっさと頼んじゃいますね。えーっと……」





【指定可能なメンバー】 >>36
コニー・ベルトルト・アニ・クリスタ・ユミル・ミーナ・トーマス・サムエル・ハンナ・フランツ・リヴァイ・ハンジ・エルヴィン・ミケ
※エレン・ライナーは訓練所でトレーニング中です。二人のどちらかを指定した場合は強制的にリヴァイになります
※指定された人物によっては何かいいことが起こるかもしれません

【注文安価】 >>39 セットを頼む人物名(複数可)or頼まない
※サシャ以外の誰かがセットを頼むと、サシャも無理やり自分の分のセットをねじ込んできます

ワグナー

>>35でミスったごめん

>>35「いらっしゃいませー」

じゃなくて

>>36「いらっしゃいませー」

です 脳内変換しといてください

安価なら下

誰も頼まないけど、全員が注文したあとにうしろに並んでたハンジさんが
チキンクリスプセット、シェイク、クォーターパウンダー、ナゲット、ダイナーダブルビーフなどを一人で注文する


アルミン「あれっ、もしかしてトーマス?」

トーマス「げっ……アルミンじゃねえか。それにジャンやマルコまで」ギクッ

マルコ「こんなところで何してるんだ? ……もしかして、バイト?」

トーマス「ただの手伝いだよ。叔父さんがここの店長なんだ。……そういうお前らはわざわざ休日に子守りしてんのか? 暇だな」

ジャン「別に暇じゃねえよ。強制連行だったんだ」

サシャ「というか子守とはなんですか子守とは! 私はちっちゃい子どもじゃないですよ!」プンスカ

ジャン「腹減ったからって他人にたかろうとしてる時点で子どもだっつの」ケッ

サシャ「ぐぬぬ……」

トーマス「おいおい……サシャお前、他人にたかってんのかよ。よくお前ら付き合ってるな」

ミカサ「食べ歩きの後たっぷりこき使うつもりだから別にいい」

サシャ「えっ」


アルミン「僕は教官に力仕事頼まれてたんだよね」

サシャ「なんですと」

ミカサ「ありがとうサシャ、食べ歩きに誘ってくれて」ウフフ

アルミン「うん、心から感謝してるよ」アハハ

サシャ「ぐぬぬ……二人とも、妙に素直についてきたと思ったらそういう魂胆だったとは……! 笑顔が黒いですよ……!?」

マルコ「まあ、こき使うのは置いといて……僕は普段あまり食べ歩きとかしないからね。こういうのに付き合うのも経験だと思って参加してるよ。せっかくなんだから楽しまないと」

サシャ「さすがマルコ……! 太っ腹ですね!」

マルコ「だから僕は掃除当番代わってもらおうかなぁ。三ヶ月くらい」ハハハ

サシャ「裏切られた!?」


アルミン「トーマスもせっかくの休みなのに、お手伝いなんて大変だよね。外は吹雪だし」プルプル

トーマス「そうなんだよ、おかげで客も少なくてさ……じゃねえや。長々と話もしてらんねえんだった。――ご注文はお決まりですか?」ニッコリ

サシャ「チキンクリスプセット5つ!」ハーイ!

ジャン「いらねえよ。勝手に頼むな」

マルコ「セットじゃなくて単品を5つ」

ミカサ「あと水を5つお願いします」

トーマス「チキンクリスプ単品で5つ、それと水5つですね。右側に並んでお待ちください」

サシャ「ああー…………セットが……」ガックリ

アルミン「ほらほらサシャ、後ろがつかえてるから寄って寄って。邪魔になっちゃうよ」

マルコ「すみません、すぐどきますから」

ハンジ「あはは、いいよいいよ。急いでないから」

トーマス「いらっしゃいませ、ご注文はお決まりですか?」ニッコリ


ハンジ「えーっと、それじゃあねー……まずはチキンクリスプ、セットで一つ」

サシャ「……」ピクッ

ハンジ「ポテトの塩は少なめでね。それとシェイク……は何種類あるんだっけ? バニラとチョコレートだけ?」

トーマス「ストロベリーもありますよ」

ハンジ「じゃあそれも入れて、全種類2つずつ」

サシャ「…………」

ハンジ「後はね……あれ? クォーターパウンダーのデラックスってもうやってないの?」


トーマス「そちらは大分前の商品となってますね。現在はクォーターパウンダー・チーズとダブルクォーターパウンダー・チーズのみの取り扱いとなっております」

ハンジ「そっかぁ……残念だな。じゃあそれ単品で二つずつ」

サシャ「……………………」

ジャン「えらく食うな、あの人」ヒソヒソ

マルコ「まあ、人は見た目によらないって言うし……」ヒソヒソ

ハンジ「あとね」

アルミン(!? まだ食べるんだ……)

ミカサ「サシャ、耳に悪い。聞かないほうがいい」

サシャ「いえ…………平気です………………」プルプル...


ハンジ「ナゲット5ピースとシャカシャカナゲットのチェダーチーズとレッドペッパーそれぞれ3つね。あ、ナゲットソースとは別にケチャップもつけてくれるかな」

トーマス「お客様、でしたらこちらの15ピースサイズのほうが若干お安く提供できますが……」

ハンジ「ああ、いいのいいの。5ピース3セットにしておいて」

サシャ「…………………………………………」

ハンジ「それとー……最近出たっていう新商品なんだっけ? ダイナー何?」

トーマス「ダイナーダブルビーフとダイナーハニーマスタードですね。こちらは期間限定で提供させていただいてます」

ハンジ「じゃあそれ3つずつ。あとクラシックフライっていうのも2つ追加で」

サシャ「……………………………………………………………………………………」

トーマス「ご注文は以上でよろしいですか?」

ハンジ「よろしいですよろしいです。……そうだ、作るのにどれくらいかかるかな」

トーマス「そうですね……この量だと、少しお時間をいただくことになるかもしれません」

ハンジ「じゃあそれさ、ここに書いてある時間に、この住所まで届けてくんない? デリバリーもやってるんだよね? お金は払っていくからさ」

トーマス「はい、承りました。ここに書いてあるとおりですね」


トーマス「お買い上げありがとうございましたー!」

ハンジ「じゃあね、また来るよー」スタスタ...

ジャン「……あの人、会計万札で払ってたぞ」

アルミン「一人で食べるんじゃ……ない、よね?」

マルコ「……たぶん」

サシャ「…………私も、セット」

ミカサ「だめ」

サシャ「……」グスン


トーマス「お待たせしました! チキンクリスプ単品で5つと水になります!」

ジャン「あの量を聞いた後だと霞むな」

マルコ「なんだか本当にビスケットに見えてきたよ」

サシャ「セット……」シュン

ミカサ「今度ハッピーセット買ってあげるから我慢して」

サシャ「……プチパンケーキがいいです」

ミカサ「わかった。クーポンが使える時に連れてきてあげる」

サシャ「やったーミカサありがとうございます! それじゃあ早速みんなでチキンクリスプ食べましょう!」

ジャン「現金な奴」

マルコ「まあサシャだし」

アルミン「はは……それじゃ、食べようか。――いただきまーす」ガサゴソ


サシャ「やっぱり出来たてはおいしいですね! デリバリーじゃ味わえないですよ、この触感は!」モグモグ

アルミン「お肉なのにパリパリしてるね。揚げてるのかな」サクサク

マルコ「個人的にはレタスがもうちょっと欲しかったな。これだけだと栄養が偏るし」

ジャン「まあ訓練所の食事よりは上等だが……上等か? 上等なのか?」

アルミン「そこは深く考えないようにしよう」

サシャ「ミカサはどうです? おいしいですか?」

ミカサ「パンとお肉が薄い。味は普通」サクサク

サシャ「バンズとパティですよ!」プンスカ

ミカサ「いつまで経ってもタレにたどり着かない」モグモグ


アルミン「中心まで食べ進めていくと出てくるよ」

マルコ「からしマヨネーズが入ってるんだね、このハンバーガー」

ジャン「俺はマヨネーズ風のからしだって聞いたけどな」

アルミン「どっちなんだろうねー」モグモグ

サシャ「味に変わりはないからどっちでもいいんですよ!」

ミカサ「じゃあパンとお肉でもいいはず」

サシャ「それは駄目です!!」

ミカサ「……理不尽」ムー...



>>50 (……これ、意外と辛い)



>>50 【人物安価】ミカサ・アルミン・ジャン・マルコ

ミカサ


サシャ「……? ミカサ、どうかしました? しかめっ面してますけど」

ミカサ「……えっと」

ミカサ(どうしよう、辛くて残りが食べられない……)モジモジ

アルミン(そういえば、ミカサって辛いの苦手だったような……)

アルミン「ミカサ、それ食べ切れそう?」

ミカサ「……難しい、かもしれない」

マルコ「難しい……?」

アルミン「ミカサは辛いの苦手なんだよ。訓練所の味の薄い食事に慣れてたから、すっかり忘れてたんだけど」

サシャ「あらら……そうだったんですか。それは悪いことをしましたね」

ミカサ「ううっ……」ウルウル...

ジャン「……涙目になってまで食うなよ。無理すんな」


ミカサ(やはり……一人で食べきるのは無理そう。誰かにお願いして食べてもらったほうがいいかもしれない)

ミカサ(でも、誰にお願いしようか……)

ミカサ「>>54





【台詞安価】 ただし、秒数末尾一桁で台詞を言う相手=お願いする相手が変化します

0・5 サシャ

1・6 アルミン

2・7 ジャン

3・8 マルコ

4・9 頑張って自分で食べる

※例えば「アルミン、食べて」と台詞指定しても、秒数末尾が0なら「サシャ、食べて」に差し替えられます

※末尾4・9の場合、お願いしないで自分で食べることになるので、台詞の内容によっては安価無効になるかもしれません

大丈夫…残したら、夜に、もったいないおばけがきちゃうから…!
私は…辛いものでも!食べられる!(涙目)


ミカサ「大丈夫…残したら、夜に、もったいないおばけがきちゃうから…!」

ジャン「は? もったいないおばけ?」

マルコ「もったいないお化けって何?」

アルミン「ミカサのお母さんが事あるごとに言い聞かせてたらしいんだよ。食べ物を粗末にしたら来る妖怪なんだって」

サシャ「ご飯残したらお化けが来るんですか? それは怖いですね……」

ミカサ「私は…辛いものでも!食べられる!(涙目)」パクパクパクパク

マルコ「あっ」

アルミン「ああっ!」

ミカサ「」モグモグ ゴクンッ

ジャン「お、おい……大丈夫か……?」

サシャ「お水ありますよ? ええっと、足りないなら私のもあげますけど、飲みます?」オロオロ

ミカサ「……」

ミカサ「>>56

今からアルミンのおしっこ飲みまーす


ミカサ「今からアルミンのおしっこ飲みまーす」

アルミン「……えっ」

ジャン「は?」

マルコ「なんだって?」

サシャ「……」

ミカサ「今から」

サシャ「ふんっ!!」バチ-ンッ!!

ミカサ「あうっ」ドサッ


ジャン「!? おいおいなんでミカサに平手打ちしてんだサシャ、落ち着け!!」ガシッ

サシャ「今は食事中ですよミカサ一体何を考えてるんですかぁっ!?」ムキーッ!!

ジャン「だからってぶん殴ることないだろ!?」

サシャ「飲食店で下ネタぶちかますほうが悪いんですっ!! 風評被害で潰れた店がこの世に何軒あると思ってるんですかぁっ!!」ガルルルル

マルコ「ミカサ大丈夫!?」ユサユサ

アルミン「起きてミカサ、傷は浅いよ!」ユサユサ

ミカサ「……はっ」パチクリ


ミカサ「……?」キョロキョロ

サシャ「……」ガルルルル...

ジャン「お、おお……ミカサ、起きたか」

ミカサ「え……何、どうしてサシャがジャンに押さえつけられているの?」

マルコ「……えーっと」

アルミン「知らないほうが、いいんじゃないかな……」

ジャン「俺たちは何も聞かなかったことにするからよ……」

サシャ「……私はもう忘れました」ムスッ...

マルコ(からしを食べて心身喪失する人なんてはじめて見たよ……)

アルミン(ミカサに辛いものはNGだな……何を言い出すかわからないや)


―― 訓練所に帰還

ジャン「……なんかえらく手間かかったな。まだハンバーガーしか食ってねえぞ」

サシャ「そうですね、ちゃっちゃと次に行きましょうか」

ミカサ「アルミン、ほっぺたが痛い。なんだかヒリヒリする」クイクイ

アルミン「気のせいだよ、気のせい」

ミカサ「喉や口の中もヒリヒリしてるのに、あんまりだ……」シュン

マルコ「次はあまり辛くないものにしようね」





※みんなの所持金:6400円→チキンクリスプ(単品)100円×5=500円消費→現在の所持金 5900円

※ミカサに「辛いものが苦手」という属性が追加されました



【食べ物安価】 >>63 ※注意書きは>>25の通り

大食いチャレンジ
挑戦料金は3000円でカレー5kgを30分で食べれたら挑戦料が返却されてさらに賞金5000円

安価了解 今日はここまで&次回はちょっと間が空くかも 
安価協力してくださった方ありがとうございました

すみません、今日はここまでって言ったんですが次回まで間が空きそうなので、先にこっそり安価出しときます。とんでもなく長い&ややこしいので注意。よく読んでから安価取ってね

【ステータス設定+助っ人(人物指定)安価】

・サシャ >>67   ・ジャン >>68   ・ミカサ >>69   ・アルミン >>70   ・マルコ >>71

※ 大食い挑戦に向けて、各自のステータスを設定します。書き込み時間の秒数末尾一桁を採用。数は大きければ大きいほど有利です。(大食い挑戦のルールは次回説明します)

※ 更に書き込み秒数がゾロ目(00・11・22・33・44・55)の場合、今回限りの助っ人を呼ぶことができます。ただし【エレン・コニー・ライナー・ベルトルト・アニ・クリスタ・ユミル】以外は呼べません


例1:>>67 の書き込み時間が XX:XX:22 助っ人指定が エレン の場合
 → サシャのステータス値は2になり、更にエレンが助っ人として参戦します

例2:>>67 の書き込み時間が XX:XX:59 助っ人指定が エレン の場合
 → サシャのステータス値は9になりますが、助っ人は参加できません

例3:>>67 と>>68 の書き込み時間がどちらもゾロ目、かつ人物名が被った場合
 → 助っ人は二人呼べますが、名前がかぶっているので人物のみ再安価となります

例4:>>67 の書き込み時間が XX:XX:22 助っ人指定が クリスタとユミル の場合
 → サシャのステータス値は2になり、先に名前が書かれたクリスタのみが助っ人として参戦します。ユミルは参加できません

例5:>>67 の書き込み時間が XX:XX:22 助っ人指定が トーマス の場合
 → サシャのステータス値は2になりますが、助っ人は参加できません

例6:>>67 の書き込み時間が XX:XX:22 書き込みの中に人物の名前がなかった場合
 → サシャのステータス値は2になり、助っ人も一人誘うことができます。ただし人物名がないので人物のみ再安価となります

※上記以外の状況は>>1が臨機応変に対応します。男子を指定したほうが断然有利ですが、女子でも指定された人物によっては何かいいことが起こるかもしれません

コニー

ライナー

ベルトルト

エレン

ライナー


思ってたより早めに書けたので少しだけ進めます

 ※ 注意:安価の内容に挑戦人数の制限はありませんでしたが、話を進行させるため「挑戦人数は5人まで」というルールを付け足しました。ご了承ください

 ※ 助っ人再安価あり。助っ人がいないとおそらく完食が厳しいので、頑張って助っ人を呼んでください


サシャ「じゃあ次はどこにしましょうかねーっと」ピコピコ

アルミン「あっ……ねえサシャ。よかったらその板、僕に触らせてくれない?」ソワソワ

サシャ「? ただの何の変哲もない板ですよ?」

ジャン「どう見てもただの板じゃねえだろ」

アルミン「それでもいいから触ってみたいんだ! 頼むよサシャ、一生のお願い!」

サシャ「いえいえ、一生のお願いなんてされなくても貸してあげますよ。―― はいどうぞ、アルミン」スッ

アルミン「わぁい! ありがとうサシャ!」ピコピコ

サシャ「どういたしまして。ちゃんと食べ物屋さん探してくださいねー」

アルミン「うん、探す探す! ―― おおっ、画面に触って操作できるんだ……!」ワクワク


マルコ「ミカサ、次はシュークリームにしようか? 辛いものじゃなくて甘いものなら平気だろ?」

ミカサ「! それなら食べたい……!」パァッ...

ジャン(くっ……ミカサの笑顔が眩しい……っ!)

サシャ「カレーでもいいんですよ。CoCo壱のビーフカレー」

ジャン「やめろってせっかく復活したんだから」

サシャ「CoCo壱ならそれぞれ辛さが選べるんだからいいじゃないですかー。私は1辛頼みますけど」

マルコ「1辛ってことは特に辛党ってわけじゃないんだね」

サシャ「グルメとお呼びください」フーッ

ジャン「その顔やめろ」


アルミン(すごいなぁ、この板……画面がくるくる変わるから、見てるだけで飽きないや)

アルミン(エレンにも見せてあげたいな。あとでサシャに貸してくれるように頼んでみようかな)

アルミン(おっと、うっかりしてた。食べ物屋さんを探さないとな。えーっと、食べ物食べ物……)ピコピコ

アルミン(……ん? なんだこれ……「大食いチャレンジ」?)

アルミン(ええっと、何々……? 「挑戦料は3000円・限られた人数で指定された食べ物を時間内に完食できたら挑戦料返却、更に賞金5000円……5000円!?)

アルミン(すごい……! これなら僕らが今日食べ歩きする分のお金全てを賄えるんじゃないか!? ……サシャは賞金も全部使うって言い出しそうだけど)

アルミン(ふむふむ、挑戦人数は5人まで、時間は30分、カレーを5kgね……きっ、キロ!? キロって何!? キロカロリーじゃなくて!?)

アルミン(5000円の賞金はかなり魅力的だけど、失敗した場合のリスクもかなり大きいぞ……! しかもカレーだからミカサには期待できないし、僕も食は細いほうだし……)

アルミン(これをサシャに見せるのは……)ウーン...

サシャ「アルミン、何かいいのありましたー?」ヒョコッ

アルミン「うひゃあ!」ドキーン!!


サシャ「なるほど……大食いチャレンジですか」

ジャン「……俺ぁ常日頃から腹いっぱいになりてえなあとは思ってるけどよ、流石にそんな量は食いたかねえぞ?」

マルコ「僕も、カレーだけ5kgってのはちょっと……」

ミカサ「か、辛いのは、もういや……」ブンブン

サシャ「おや、不評ですね」

アルミン「当たり前だと思うけど……大体、この面子が大食いに向いてないし」

ジャン「実質三人で挑戦するようなもんだしな。一人当たり1.5kg強も片付けるなんて嫌だぞ俺は」

サシャ「うーん、そうですね……確かにこのメンバーじゃ正直不安ですね。でもこの後食べ歩きを続けるためにも、資金の調達は重要ですし……ちょっとこれは捨てがたいです」

マルコ「えっ、カレー食べた後も食べ歩きするの?」

サシャ「しますよ? お金なくなるまでやるって言ったじゃないですか」

アルミン(僕、明日無事でいられるかな……)トオイメ

サシャ「こうなったら、助っ人も視野に入れたほうがいいかもしれませんね」

ミカサ「是非呼ぼう。絶対呼ぼう」コクコクコクコク


ジャン「仕方ねえな……取り敢えず手分けして、片っ端から男連中に声かけてみるか」

マルコ「そうだね、誰か来てくれるかもしれないし」

サシャ「私も声かけてきましょうかねー。クリスタとかユミルに」

アルミン「女の子は無理だと思うよ? パフェの大食いならともかく」

ミカサ「本当にやるの? ねえサシャ、助っ人が呼べなくてもやるの?」オロオロ



【助っ人参戦+自由安価】

※前回の安価で名前が挙がった【エレン・コニー・ライナー・ベルトルト】のみ、助っ人安価に再挑戦できます。前回と条件は同じ、秒数末尾二桁ゾロ目(00・11・22・33・44・55)です

※また、言わせたい台詞・身につけているもの・させたい行動・「マヨラー」などの食べ物に関する属性・食べ歩きメンバーへの差し入れなど、安価の内容は自由に指定することができます

※助っ人の参加が決定した場合は、秒数末尾一桁がそのままステータスになります。ステータス安価が追加発生することはありません(ステータス幅0~5)

 ・エレン >>80   ・コニー >>81   ・ライナー >>82   ・ベルトルト >>83



【食べ歩きメンバー ステータス参考】

 サシャ 1.2 ジャン 1.5 ミカサ 0.4 アルミン 0.5 マルコ 1.8

※助っ人が参加する場合、ステータスは「1.X(ステータス幅0~5)」となり、ステータス下位のメンバーが挑戦不参加となります。助っ人一人の場合はミカサが、二人の場合はミカサとアルミンが挑戦不参加(メンバーをリストラされるのではなく、挑戦参加メンバーと一緒にお店に出向いて別席で応援)になります

「アルミン・・・アルミン・・・」シコシコ
辛いものが好き
アルミンファンクラブの法被を着ている

こんな感じでいいのか?

ほい

>>79+差し入れに進撃のマンジュウ

>79
せっかくのゾロ目が…

>>81

サシャに朝食を食べられて腹が減っている
辛いもの大好き


おお……遂にゾロ目が出た おめでとうございます

一応安価内容整理しておきます



【助っ人まとめ】

 助っ人はベルトルト ステータスは 1.1 ミカサは不参加(応援)

 安価内容は

   ・「アルミン・・・アルミン・・・」シコシコ

   ・辛いものが好き

   ・アルミンファンクラブの法被を着ている

   ・「こんな感じでいいのか?」(台詞安価として採用させてもらいます)

   ・差し入れに進撃のマンジュウ



話を練ってくるのでまた間が空きます。安価協力ありがとうございました。次回は大食い挑戦まで行けると思うのでお楽しみに

投下開始します 安価内容によっては大食い挑戦まで行けないかもしれないのでそこだけ注意


アルミン「エレンとライナーはまだトレーニング中だったよ。誘ってみたけど断られちゃった」

ジャン「コニーはどこにも見当たらねえ……もしかしたら街に出かけたのかもな」

サシャ「女子も全滅でした……なんででしょう」シュン

ミカサ「なんででしょうではない。―― カレーは女の敵」キリッ

アルミン「いや、女の敵じゃなくてミカサの敵でしょ」

ジャン「こうなったら、俺たちだけでなんとかやるしかねえな」

ミカサ「うっ……行きたくない……」ササッ

サシャ「ミカサ、机の下に隠れてないで出てきてくださいよー。賞金もらったら甘いのいっぱい食べましょう? ホールケーキでもなんでもどんと来いです!」

ジャン「まだ食うのかお前」

ミカサ「……わかった。がんばる」グッ

アルミン(ああ……ミカサってば甘いものに釣られたな)ハァ

ジャン「おいアルミン。……ミカサがまたサシャにぶん殴られねえように、俺たちは全力を尽くすぞ」ヒソヒソ

アルミン「はいはい、了解了解」ヒソヒソ



マルコ「おーいみんな、いい知らせだ! ベルトルトが参加するって!」タタタッ


アルミン「ベルトルトが!?」

ジャン「おお、珍しい奴を引っ張ってきたじゃねえか! でかしたマルコ!」

サシャ「お手柄ですね!」パチパチ

ミカサ(やった……! これで私は挑戦しなくて済む!)ガッツポーズ

アルミン「ミカサ、そろそろ机の下から出ておいでよ」

ベルトルト「みんな、誘ってくれてありがとう。えっと……カレーをお腹いっぱい食べられるって、マルコに聞いてきたんだけど」

サシャ「はい、その通りですよ! しかも私たちの奢りです!」エッヘン

ジャン「お前は頭数に入ってねえだろ」

ミカサ「サシャ、ちゃんと訂正して。事実に誤りがあってはいけない」

サシャ「……私以外の四人の奢りです」

アルミン「よくできました」ナデナデ

マルコ「偉いぞー」ポンポン

サシャ「えへへ……」テレテレ

ベルトルト「褒める基準がとんでもなく低いね」

ジャン「他に褒めてやれるところがねえからな。今のところ」


ミカサ「ところでベルトルト、あなたは辛いものは平気……?」

ベルトルト「……」スッ...

サシャ「? なんですかその瓶」

ベルトルト「マイ一味唐辛子だよ。僕は辛さにはうるさいほうでね……これは営庭に生えてる野草をむしって調合したんだ」ザラッ

ジャン「危ねえ薬に見える」

ベルトルト「これをひとつまみ口に含むだけで……ほら、この通り」ダラダラ

アルミン「わぁ、すごい汗の量」

サシャ「普段から汗っかきなのはそういうことだったんですね」

マルコ「いつも持ち歩いてるの?」

ベルトルト「30分に一回は摂取しているよ」

ジャン「やっぱり危ねえ薬じゃねえか」

ベルトルト「ちなみに何種類かあるんだけど、今持ってるのは営庭野草ブレンド・山岳訓練の汗まみれブレンド・おいでよ僕の村ブレンドだよ」

サシャ「なんですかそのラインナップ」

ベルトルト「試しにひとつまみ食べてみる?」


ジャン「……興味はあるな」ソワソワ

マルコ「うん、少しだけなら」ソワソワ

アルミン「僕もちょっとだけほしいな」

サシャ「私も! 私にもくださーい!」

ベルトルト「いいよ、じゃあちょっとずつね。……ミカサはいる?」

ミカサ「いらない!! 絶対にいらない!!!!」ブンブンブンブン

アルミン「ごめんねベルトルト。ミカサは辛いもの苦手なんだ」

ベルトルト「あっ、そうなんだ……」ションボリ

サシャ「じゃあその分私が」ズイッ

マルコ「サシャは全部食べちゃいそうだから駄目だよ。無闇にあげないでねベルトルト」

サシャ「……そっ、そんなことしませんよー?」ピーヒョロロ

ジャン「するって顔に書いてあるぞ」


ジャン「これから訓練所の外に出るんだが、上に羽織るもんは持って来たか? 外は吹雪だぞ?」

ベルトルト「ああ、うん……マルコにもそう言われたから持って来てるよ。ほら、この通り」ピラッ

ジャン「薄そうだな……それだと寒くないか?」

ベルトルト「寒さには強いほうだから大丈夫だよ。僕、冬生まれだし」

サシャ「いざという時は唐辛子食べればいいですもんね」

マルコ「ああ、趣味と実用性を兼ねてるのか。……兼ねてる?」

ミカサ「さあ、わからない」

アルミン「……」

サシャ「おやアルミン、どうしました? そんな難しい顔をして」

アルミン「……ねえベルトルト」

ベルトルト「何?」

アルミン「その法被……何?」


ベルトルト「これ? 営庭を散歩してたら知らない人にもらったんだ」ファサッ...

ミカサ「……背中に文字が刺繍されてる」

ジャン「んん……? 『アルミンファンクラブ』だぁ……?」

マルコ「公式なの?」

アルミン「非公式だよ!! 僕、そんなの知らないから!!」ブンブン

ベルトルト「他にもこんなの押し付けられたんだ。よかったらみんなで食べてくれ」ドサッ

サシャ「食べ物ですか!?」

ベルトルト「饅頭らしいよ。因みに中身はチョコね」

ミカサ「ちょこ!?」ガタッ


ミカサ「あっ…………え、えっと、ごめんなさい。なんでもない」ササッ

サシャ「ミカサー、なんで机の奥に隠れてるんですかー?」

ジャン「……そっとしておこうぜ」

マルコ「そうだね」

アルミン「あのさベルトルト……このお饅頭、僕の顔の焼き印入りなんだけど」

ベルトルト「ファンクラブの景品らしいからね。法被をくれた人は僕に食べ方の作法も教えてくれたよ」

マルコ「饅頭を食べるのに作法がいるのか……」

ジャン「最早宗教だな」

サシャ「ちょっとやってみてくださいよ、見てみたいです」

ベルトルト「いいよ。……まず、この饅頭を手に取る」スッ

アルミン「……」

ベルトルト「そしてアルミンのことを思い浮かべながら、饅頭を口に含むんだ」




ベルトルト「アルミン・・・アルミン・・・」シコシコ



アルミン「真顔で食べないでよ!! 怖いよ!!」

ジャン「ベルトルト、お前流されすぎだろ……」

マルコ「嫌なものは嫌って言ったほうがいいよ」

ベルトルト「ごめん、断ったらアルミンを間接的に傷つけることになるかと思って……」

アルミン「逆に傷ついたよ……もう、そういうのは今度からちゃんと断ってよね」

ベルトルト「でも僕には……自分の意思がない」シコシコ

マルコ「饅頭食べながらそんな悲痛な顔で言われてもなぁ」


サシャ「というか、その擬音は状況にあっているんですか?」

ミカサ「『しこしこ』とは表面に弾力、芯に歯ごたえがあるような食感を指しているから間違ってはいない。現に、このお饅頭は弾力がある」シコシコ

サシャ「なるほど……ミカサは物知りですね。でも机の下で食べるのはどうかと思います」シコシコ

ミカサ「カステラの生地にチョコがよく合っている。……甘くておいしい」シコシコ

サシャ「おいしいですねー」シコシコ

ジャン「……あんまり女子から聞きたくねえ擬音だな」

アルミン「……? なんで? 麺類とかもしこしこって音が鳴るよ?」キョトン

マルコ「さあ、なんでだろうねー」


ジャン「でもよ、ベルトルト……それじゃ少しパンチが足りねえんじゃねえか?」

アルミン「大丈夫だよ、僕は16文キックくらいのダメージもらったから」

ジャン「もうちょいこう……虚ろな目で食ってみろよ」

ベルトルト「虚ろな目ね。……わかった。やってみよう」

アルミン「やらなくていいよ」

ベルトルト「アルミン・・・アルミン・・・」シコシコ

ジャン「……そうそれだ!! その目だベルトルト!!」グッ

ベルトルト「こんな感じでいいのか?」

ジャン「ああ、上出来だ……今のお前の瞳、最っ高に濁ってるぜ!」ニッ



サシャ「……からかわれてますね。ベルトルト」

マルコ「ジャンが満足してるしいいんじゃないかな」

アルミン「もう……いつまでも遊んでないでさっさと行こうよ。僕が案内するから、みんなついてきてね」ムスッ...


―― とある場末の食堂前

アルミン「えーっと……地図によるとこの店だね」

マルコ「マクドナルドと真逆の方角か。……さて」チラッ

ベルトルト「これで黒カラシと白カラシの違いはわかったよね? それでね、カラシっていうのはアブラナ科の植物の種子を粉末にしたものなんだけど、粒のままじゃ辛くないんだ。これに水やぬるま湯を加えてかき混ぜることで辛味成分が発生するわけで」ペラペラペラペラ

ジャン「ああ、そうだな、よかったな……」

ミカサ「……」ズーン...

ジャン(ここに来るまで辛さ談義をずっと聞かされた……)ゲンナリ

ミカサ(何故だろう……お饅頭を食べたばかりなのに口の中が辛い気がする……)ションボリ


マルコ「ほらベルトルト、話してないでお店に入ろうよ」

アルミン「そうだね、ここにいると冷えるし」プルッ...

サシャ「早くカレー食べましょう! ――じゃあ、お店の中に入りますね!」ウキウキ

ベルトルト「カレー、楽しみだなぁ」ソワソワ

ジャン「俺は不安しかねえけどな……」



>>103「いらっしゃいませ! 6名様ですか?」






【指定可能なメンバー】 >>103
 
コニー・アニ・クリスタ・ユミル・ミーナ・サムエル・ハンナ・フランツ・リヴァイ・エルヴィン・ミケ

※エレン・ライナーは訓練所でトレーニング中、トーマスはマクドナルド・トロスト区支店でバイト中、ハンジはどこかに出かけているようです。複数指定不可。これらの人物or指定可能なメンバー以外を指定した場合は、強制的にミーナになります

ユミル


サシャ「おや、ユミルじゃないですか」

ユミル「ん? その声はサシャ……と、ミカサと男どもか。なんだ、愛想振りまいて損した」ハァ

ジャン「損したとはなんだ、損したとは」

マルコ「エプロンつけてるってことは……ユミルもバイト?」

ユミル「まあな。……ちょっとクリスタに買ってやりたいもんがあってさ」ポリポリ

アルミン「それでこっそりこんなところで? ……駄目だよ、アルバイトなんてしたら」

ユミル「教官に言うなよ? ――チクったらあることないこと言いふらすからな」ギロッ...

ベルトルト「ひっ……」ササッ

アルミン「ベルトルト、僕の後ろに隠れても盾代わりにはならないと思うけど……」

サシャ「そういえば、クリスタが寮でユミルのこと探してましたよ? 何も言わないで出てきたんですか?」

ユミル「バイトしてるって言ったら反対されるだろうからなー。――ま、私のことはいいんだよ。お客様方のご注文は? コーヒー6つか?」

サシャ「いえ、大食い挑戦お願いします。メンバーは私とジャンとアルミン、マルコとベルトルトです」

ベルトルト「……大食い?」ピタッ


ユミル「ほー……物好きな奴らだな。しばらくカレー食いたくなくなっても知らねえぞ」カキカキ...

ジャン「そもそも本当はカレーなんて滅多に食えねえはずなんだがな」

ユミル「んじゃ、そっちの席に座ってちょいと待ってろ。今温め直して持ってくるから」

マルコ「今持ってくるって……常備してあるの?」

ユミル「ああ、店長の意向でな。……本当はな、ここの店長のオススメの一品はカレーなんだ。だが来る客来る客みんながコーヒーを頼んで行くんで、一気にカレーを減らす方法として大食い挑戦メニューが作られたんだよ」

マルコ「そうだったのか……」

サシャ「悲しい裏話ですね」

ユミル「ああ。だからお前らの胃袋で供養してやってくれ」

ジャン「供養って言うな」


マルコ「……さてと」ソワソワ

アルミン「席についたらなんだか緊張してきたね。……ユミル、お冷やもらえるー?」

ユミル「今カレー温め直してるから無理―」

ジャン「ていうか店長いねえのかよ」キョロキョロ

ユミル「ちょうど買い出しに出たところだったんだよ。しばらく私一人だ。水はカウンターにあるから適当に持ってけ」

サシャ「セルフサービスなんですね」

ユミル「いつもは私が配膳してるんだがなー」


アルミン「……ねえサシャ。もしよかったらミカサに何か頼ませてあげてもらえないかな?」

サシャ「そうですね……30分飲まず食わずはかわいそうです。―― ミカサ、飲みものなら頼んでもいいですよ」

ミカサ「いいの?」

マルコ「いいも何もないさ。僕たちはカレー食べてるのに、ミカサは水だけってのはかわいそうだし」

ジャン「ほらよ、メニューならここにあるぞ」スッ

ミカサ「ありがとう。……では、何か頼む」

ユミル「コーヒーなら常備してあるから楽だぞー。主に私が」

ミカサ(コーヒー……そんなに美味しいものなら飲んでみたい。でも、他の飲み物も魅力的だし……)ソワソワ





【食べ物安価】 >>109

※一般的な飲食店に置いてあるような飲み物を指定してください。また、飲み物によっては追加安価が発生します。例えば「ミックスジュース」であれば追加で安価が発生、ブレンドしてある食べ物を複数決めることができます

※飲食店になさそうな飲み物を指定した場合は強制的にコーヒーとなります。値段は後ほど安価で決まります

メロンソーダフロート


ミカサ(コーヒーは魅力的だけれど……でも、そんなに美味しいならエレンと一緒に飲みに来たい。今日は別のものを頼もう)

ミカサ「えっと……この、『メロンソーダフロート』っていうのが飲みたい」

サシャ「ユミルー! ミカサにメロンソーダフロート一つ!」

ユミル「あいよー。カレー温めた後でいいかー?」

ミカサ「構わない。大丈夫」

ユミル「毎度あり。会計は後で一緒になー」

ミカサ「そうだ。……待ってる間にお饅頭を食べててもいい? アルミンの」ゴソゴソ

アルミン「僕のっていうか、みんなのだけどね……」ハハハ...


サシャ「いいですよー……っと、ユミル! ここは食べ物の持ち込みって大丈夫ですかー?」

ユミル「いいぞー。3000円で元は取れてるからなー」

アルミン「僕らからむしりとる気満々だね」

ジャン「5kgだしな……食いきれる気がしねえ」

サシャ「あ! でも私の分も残しておいてくださいよ!?」

アルミン「まだ食べる気なの!?」

マルコ「すごい食欲だね」

ジャン「饅頭食う気力があるならカレーに回せよ」

サシャ「お菓子と食事は別腹なので」キリッ


サシャ「というか、早く来ませんかねー……ユミルー、カレーはまだですかー?」ソワソワ

ユミル「もうちょい待てってば。暇なら取り皿持ってけ。カウンターに置いといたから」コトッ

サシャ「はーい、じゃあ運びますね。よいしょっと」スタスタ...

マルコ(ユミルにまんまとこき使われてる……)

ジャン(日頃の扱われ方が目に見えるな……)

サシャ「ユミル、スプーンは? どこにあります?」スタスタ...

ユミル「そこの戸棚の引き出し」

サシャ「はーい。五本っと……」ゴソゴソ...

アルミン「もう普通に厨房入ってるね」

マルコ「ユミルも注意しないね……」

ジャン「飲食店だぞここ。気軽に客入れていいのかよ」


マルコ「それにしても……完食失敗したら、一気に3000円と飲み物代が飛ぶのか」

ミカサ「……ごめんなさい、余計なものを頼んで」シュン

ジャン「気にすんなって。俺らが勝てばいい話だろ。勝ちゃあ3000円どころか一気に大金持ちだしな」

アルミン「大食いなんてやったことないけど……僕だって男だ。意地を見せるぞ!」グッ

サシャ「店長ご自慢の逸品なんですよね? ……むふふ、楽しみです」ジュルリ

ジャン「始まる前に涎拭いとけよ。……それで、ベルトルトはなんでさっきから黙って冷や汗かいてんだ? 唐辛子でも食ったか?」

ベルトルト「……ねえ」





ベルトルト「…………大食い挑戦って、何?」ダラダラ


サシャ「……」

ジャン「……」

ミカサ「……」

アルミン「……」

マルコ「……」

ジャン「おいマルコ……お前、ベルトルトにちゃんと説明してきたのか?」

マルコ「……ごめん。正直に言ったら断られると思ったから」

サシャ「知らないで、ついてきたんですか……?」

ベルトルト「……うん」

アルミン「あちゃー……」

ミカサ「どうするの……?」


ジャン「どうするも何も……続行だろ。腹いっぱい食えることには変わりねえんだから」

マルコ「……僕は、嘘は言ってない」

アルミン「そうだね。言ってないよね」

サシャ「ですね。何も問題ありません」

ベルトルト「で、でも……辛いものは好きだけど、そんなに量は食べられないよ? それでもいいの?」オロオロ

ミカサ「大丈夫、ベルトルト。……私よりはマシなはず」グッ

マルコ「君は辛いものが好きなんだろ? このシチュエーションは願ったりかなったりじゃないか!」

ジャン「今こそお前の潜在性を発揮する時だ!」

アルミン「君ならできる!」

ベルトルト「……そうだね。僕は僕にできることをする。精一杯頑張るよ!」

ジャン・マルコ・アルミン(よし、流されてくれた。ちょろい)グッ

サシャ「私は私の取り分が減らなきゃなんでもいいです」ブーラブーラ

ミカサ「サシャ、足をぷらぷらさせるなら靴は脱ぎなさい」

サシャ「はーい。……よいしょっと」ポイッ


ユミル「お前ら何ぐだぐだ喋ってんだ? ――ほら、待たせたな。お望みの品だ」ドカッ

アルミン「……え?」

ジャン「はぁっ……!? おいユミル、なんだよこれ!!」

ユミル「カレー5kg」

ジャン「だからって寸胴鍋丸ごと出す奴があるかよ! 器は!?」

ユミル「ない。そもそも大食いの挑戦者はお前らが最初だしな。用意してねえよ」

マルコ「これは、想像していた以上に多いな……」

ベルトルト「……」ダラダラ

サシャ「やったぁー! 鍋いっぱいのカレーですよカレー! 私の夢だったんですよ、お鍋いっぱいのカレーを心ゆくまで食べるのが!」ワーイ

ジャン「心どころか命が逝くぞ」

アルミン「無事に訓練所に帰れるかな……?」

マルコ「アルミンしっかり! ベルトルトも遠い目をしないでくれ!」ユサユサ

ミカサ(よかった、参加してなくて……)ホッ


サシャ「もう食べていいんですか? いいですか?」ソワソワ

ユミル「まあ待て……私からいくつか注意がある」ゴソゴソ...

マルコ「その紙は?」

ユミル「店長からの指示書きだよ。……挑戦を始める前に、いくつかルールの確認をさせてもらおう」

サシャ「挑戦料金は3000円でカレー5kgを30分で食べれたら挑戦料が返却されてさらに賞金5000円!」

ユミル「どんだけ食べてえんだ少し待て。……まあ、大体は今サシャがまくし立てた通りだが、他にもいくつかルールがある。途中で席を立った時と、テーブルを見苦しく汚した場合も挑戦失敗だ」

マルコ「途中で席を立つって……その、トイレに行くのも駄目ってことか?」

ユミル「入れて出したらいくらでも入るだろ」

マルコ「ユミルやめてくれ。ここは飲食店だ」

ユミル「それに歩きまわったら胃が動いていくらか入るようになるからな。私の注意が終わったら行きてえ奴は出すもん出しに行って来い」

アルミン「ユミル。あまり言うとサシャが怒るから」


アルミン「ええっと……テーブルを見苦しく汚した場合っていうのは?」

ユミル「片付けるのが面倒だからだ。私が」

ジャン「お前の都合かよ!!」

ユミル「うるせえなここじゃ私がルールなんだよ! 口答えするな! ……えーっと、水とパンと米はおかわり自由だ。適当にこっちのテーブル置いとくから欲しくなったら私に言え。勝手に席を立つなよ。他に質問は?」

ベルトルト「……あの」

ユミル「ほいベルトルさん。なんだ?」

ベルトルト「僕、あまりこういうのやったことないからわからないんだけど……大食い挑戦って、こんなに仕切る人が横暴なものなの?」

ユミル「まさか、そんなわけないだろ。お茶目だなぁベルトルさんは」ハハハ

ベルトルト「え、あれ……? 僕がおかしいのか?」オロオロ

マルコ「おかしくないよ、正常だ」


―― 少し後

ユミル「そんじゃ、全員便所で覚悟決めて来たみたいだから始めるぞ。用意はいいか?」

サシャ「早く! 早く!!」バンバン

ジャン「お前はもうちょっと慎みを持てよ!! うるせえ!!」

ユミル「制限時間は三十分だ。……おっと、まだ皿に手はつけるなよ? 全員膝の上に手を置け」

アルミン「……死にませんように」

マルコ「同じく」

ベルトルト「マイ一味はテーブルの真ん中に置いとくね。よかったらみんな使って」

ジャン「使う機会があればいいけどな……」

サシャ「楽しみですねー」ウキウキ

ミカサ「頑張って、応援している」





ユミル「それじゃあ、カレー5kg大食いチャレンジ……はじめ!」


【大食い挑戦安価+値段安価+お土産安価:説明前半】 ルールがとてもややこしい+長文注意+説明を分割したので安価は遠めに設定してあります。加速は少し待ってください

 ※ 完食のチャンスが増えるように追加ボーナスを設定しましたが、完食報酬が挑戦料キャッシュバック+5000円とかなり大きいので、条件は厳しめに設定しています。ご了承ください

 ※ 秒数末尾一桁×>>66で決めたステータス値で各自が食べる量を決定します 小数点以下は全員の値を合計してから切り上げ

 ※ 秒数の十の位で満腹になる順番が決まります(結果には関係なし・話の進行にのみ影響・数字が一致した場合は末尾一桁が小さい方から満腹に)



 >>128 サシャ ×1.2 最大値:10.8
   ※ ミカサを除く全員の秒数末尾一桁の合計値が20以下でステータスが1.2から1.4に増加

 >>130 ジャン ×1.5 最大値:13.5
   ※ ミカサと秒数末尾一桁一致でステータスが1.5から1.7に増加

 >>132 ミカサ 
   ※ 応援中に飲むメロンソーダフロートの値段を決めます。秒数末尾二桁×10(最大590円。00なら無料)

 >>134 アルミン ×0.5 最大値:4.5
   ※ マルコと秒数末尾一桁一致でステータスが0.5から0.7に増加

 >>136 マルコ ×1.8 最大値:16.2
   ※ ジャンと秒数末尾一桁一致でステータスが1.8から2.0に増加

 >>138 ベルトルト ×1.1 最大値:9.9
   ※ アルミンと秒数末尾一桁一致でステータスが1.1から1.3に増加

 ※ 五人の合計値が30以上で完食、35以上で無料のお土産がもらえます


【大食い挑戦安価+値段安価+お土産安価:説明後半】

 ※ 安価の書き込み内容は完食時にもらえる「お土産」を書き込んでください(食べ物以外でも可)。お土産が獲得できた場合の「参考」にします。必ずしも採用されるわけではありません

 ※ 六人分の安価が終了した時点で、話の続きを書く前に結果のまとめを>>1が書き込みます(計算結果の間違いを防ぐため)

 ※ 安価の取り方によっては完食成功(キャッシュバック+5000円)+メロンソーダフロート代無料+お土産獲得 が狙えます。頑張ってください



例1:秒数末尾がサシャ02・ジャン18・ミカサ54・アルミン15・マルコ25・ベルトルト10の場合
 → サシャとアルミンのステータスが増加・メロンソーダフロート代は540円
合計値:2×1.4+8×1.5+5×0.7+5×1.8+0×1.1=2.8+12+3.5+9+0=27.3→28なので完食失敗、所持金から挑戦料3000円+メロンソーダフロート代540円が引かれます。満腹になる順番はサシャ→ベルトルト→アルミン→ジャン→マルコとなります


例2:秒数末尾がサシャ08・ジャン33・ミカサ00・アルミン16・マルコ26・ベルトルト41の場合
 → マルコのステータスが増加・メロンソーダフロート代は無料
合計値:8×1.2+3×1.5+6×0.5+6×2.0+1×1.3=9.6+4.5+3+12+1.3=30.4→31なので完食成功、所持金からメロンソーダフロート代は引かれず、挑戦料がキャッシュバック+5000円獲得。お土産安価は発生しません。満腹になる順番はサシャ→アルミン→マルコ→ジャン→ベルトルトとなります


例3:秒数末尾がサシャ28・ジャン33・ミカサ13・アルミン59・マルコ02・ベルトルト19の場合
 → ジャンとベルトルトのステータスが増加・メロンソーダフロート代は130円
合計値:8×1.2+3×1.7+9×0.5+2×1.8+9×1.3=9.6+5.1+4.5+3.6+11.7=34.5→35なので完食成功、所持金からはメロンソーダフロート代130円が引かれますが、挑戦料がキャッシュバック+5000円+お土産安価が追加で発生します。満腹になる順番はマルコ→ベルトルト→サシャ→ジャン→アルミンとなります

説明は以上です。前の人の秒数末尾一桁をよく見た上で安価を取ってください

アイス

ウィンナー

野菜ジュース

焼肉半額券

まる

向かいのラーメン屋の大盛り無料権


お疲れ様でした! まとめです





【大食い挑戦まとめ】

 ・サシャ:40 ・ジャン:21 ・ミカサ:04 ・アルミン:39 ・マルコ:07 ・ベルトルト:29

 → ベルトルトのステータス増加・メロンソーダフロート代は40円

 → 0×1.2+1×1.5+9×0.5+7×1.8+9×1.3=0+1.5+4.5+12.6+11.7=30.3→31

 → 完食成功! 所持金からメロンソーダフロート代は40円は引かれますが、挑戦料がキャッシュバック+5000円獲得

 → お土産安価は発生なし

 → 満腹になる順番はマルコ→ジャン→ベルトルト→アルミン→サシャとなります



計算間違いあったら指摘お願いします

今日はここまでです 安価のご協力ありがとうございました。お土産安価の内容はそのうち使わせてもらうかもしれません

まとめを元に話練ってきますが、サシャ0か……どうしよう

お待たせしました、投下再開します
厳密に言えばサシャは何も食べてないわけではないですし、しかも満腹にもなってませんがその辺は見逃してください


今回途中の安価は少ないですが、順調に進めば最後に食べ物安価+>>78のような自由安価があるのでお楽しみに


サシャ「それじゃあ早速、いただきまー……」



  ―― カランコローン



ユミル「いらっしゃいませー。……サシャ、お客さんに水ー」

サシャ「えっ? ―― は、はい!」ガタッ

ジャン「はぁ!? 何言ってんだユミル、自分でやれよ! ちゃんと仕事しろ!」

ユミル「仕事はしてるよ。――よっしゃミカサ、ダウトでもやろうぜダウト」シャカシャカ

ミカサ「ユミル、お仕事をして」

ユミル「だからしてるって。ほら、ミカサの分のカードだ」ピッ

ミカサ「ありがとう。……ではなくて、あなたは接客しなくていいの?」

ユミル「こればっかりはな、私の一存ではどうしようもできねえ理由が絡んでんだよ。……サシャ、ミカサにメロンソーダフロートもなー」

サシャ「わかりました、今すぐ!」アタフタ

ジャン「わかりましたじゃねえだろ!!」


ユミル「ところでミカサ、ここに入る前に店名は確認して来たか?」

ミカサ「? いえ、道案内はアルミンに任せてきたからわからない」

ユミル「それじゃあ私が教えてやろう。ここの店の名前は“QueenS”ってんだ。クイーンの意味は知ってるか?」

ミカサ「ええっと、確か……女王様という意味だったはず」

ユミル「正解だ。―― そしてここの店の今の女王様は、何を隠そうこの私なんだよ」

ミカサ「ユミルが、女王様……?」キョトン

ユミル「つまりだな……ここの店は、店員が店長をこき使うってのが基本の営業スタイルなんだ」

ミカサ「……じゃあ、最後のSは複数形のSではなくて」

ユミル「サディスティックのSだ」

ミカサ「……このお店が繁盛してない理由がわかった気がする」

ユミル「仕方ねえだろ店長どMなんだから。―― 本当はな、私だってこんなことしたくないんだ……! いやいややらされてんだよ……!」

ミカサ「ダウト」

ユミル「残念、エースだ」ペラッ

ミカサ「……ちっ」


ユミル「というわけで、あくまで女王様が誰かをこき使わないと駄目だからな。サシャには悪いが店長の代わりに働いてもらう」

ミカサ「……なるほど。事情は納得できないけど理解はした。しかし、働くのはサシャではなくて私でもいいはず」

ユミル「まあ、そりゃそうだわな」

ミカサ「今は大食いチャレンジの真っ最中……戦力になれていない私が黙って見ているわけにはいかない、今すぐ代わる!」ガタッ

サシャ「お待たせしましたー、メロンソーダフロートです」コトッ

ミカサ「……」

サシャ「何か足りないものがあったら言ってくださいねー」タタタッ

ミカサ「…………」

ユミル「眺めてたらアイス溶けちゃうぞ」

ミカサ「………………それは困る」ストンッ

ユミル「正直だな。―― そうだミカサ、お前にチョコやるよ。店長がちっちゃい子にお土産でやるもんなんだが」ゴソゴソ...

ミカサ「私はちっちゃい子ではない!」チューチュー

ユミル「メロンソーダ啜りながら強がられてもなー。……じゃあいらないのか?」

ミカサ「……ほしい」チュー

ユミル「ほいほい、わかったわかった」ゴソゴソ


ジャン「駄目だ、呼びかけても全然戻ってくる気配がねえ……サシャはリタイアだ。こうなったら、なんとかして俺たちだけで完食するぞ」

マルコ「ああ、貴重な戦力が……」

ジャン「4人で5kg、均等に分けても一人1.2kg強の計算になるな……っていうか本当に食べきれんのか? これ」

アルミン「うーん……量は確かに問題だけど、カレー自体は口当たりがまろやかで食べやすいよ。これなら僕も、いつもより多く食べられそうだ」モグモグ

ベルトルト「うんうん、入ってる野菜が大きくて食べごたえもあるよね。……ただ僕としては、もうちょっと辛さがあってもよかった気がするな」モグモグ

ジャン「そうだな、お前からしたら物足りねえだろうよ。俺ももうちょい辛めの味付けのほうが好みだが――」

ベルトルト「だよね」ザラッ

ジャン「……は? お、おいベルトルト? お前今、俺の皿に何かけた?」

ベルトルト「おいでよ僕の村ブレンドを、お皿全体にまんべんなく」ニッコリ

ジャン「」

ベルトルト「僕は営庭野草ブレンドにしようかな。量かけないと食べた気しないんだよねー」ドバー

マルコ「」

アルミン「」


ベルトルト「そうそうこれこれ! これくらいガツンと来ないと! ―― ところでアルミンとマルコはいる? 僕がかけてあげようか?」パクパク

マルコ「いっ……いらないいらないいらない!」ブンブンブンブン

アルミン「間に合ってます! 間に合ってます!!」ブンブンブンブン

ベルトルト「そう? ……おいしいんだけどな」シュン

ジャン「……」

マルコ「じゃ、ジャン……無理して食べなくてもいいよ? その量の唐辛子は流石に無理だろ?」オロオロ

アルミン「幸いベルトルトは辛いのが平気だから、無理ならベルトルトに片付けてもらえば……」アセアセ

ベルトルト「あれ? 一味の量多かった?」

マルコ・アルミン「多いよ!!」





ジャン「……いや、これは俺が食う」


マルコ「な……っ!? やめるんだジャン! 勇気と無謀を履き違えるな!」

アルミン「マルコの言うとおりだ! そんな真っ赤に染まったカレーなんか、無理に食べることないよ!」

ジャン「だ、大丈夫だって……! 大体、こんなのただの調味料だろ……!? 混ぜりゃ味も薄まってなんとかなる……っ!」マゼマゼ

マルコ「あっ」

アルミン「ああー……混ぜちゃった」

ジャン「いいかお前ら、よーく聞けよ……? ―― 俺はな、今日はミカサと一緒に出かけられるって聞いてすげえ嬉しかったんだ……!」マーゼマーゼ

ジャン「しかもあの死に急ぎ野郎は一緒じゃないと来たもんだ……! こりゃなんとしてでもいいとこ見せねえと、今日俺が来た意味ねえだろ……!」マーゼマーゼ

サシャ「お水いりますー?」

マルコ「今いいところだからちょっと待って」

ジャン「俺は……ミカサのためなら、真っ赤に染まったカレーだって食える!!」バクバクバクバク

アルミン「ああっ!?」

マルコ「ジャン!?」


ミカサ「……ジャンが身をくねらせて踊っている」

ユミル「違うな。あれはのたうち回っていると言うんだ」

ミカサ「そんなにあのカレーは辛いのだろうか……」ゾクッ

ユミル「んなことないはずだけどなー。ベルトルさんがかけた謎の粉に原因があるんじゃねえの?」

ミカサ「謎の粉ではない。一味唐辛子」

ユミル「ああ、一味か……だったらあんなに混ぜちゃ駄目だろ。辛さが全体に満遍なく広がっちまう」

ミカサ「……遠目に見ても明らかにペースが落ちてる。ジャンはもう無理そう」

ユミル「あの様子じゃひと皿で限界だろうな」

ミカサ「残りは、マルコとアルミンとベルトルトの三人……」

ミカサ(アルミンはあまり量を食べるほうではない。マルコとベルトルトは……どれだけ食べられるか、私は知らない)

ミカサ(くっ……! どうしてあの場に私がいないのだろう……! せめて大盛りパフェだったらよかったのに……!)ギリッ...

サシャ「ユミル―! 野菜どこにしまってあるんですかー!?」ウワーン

ユミル「左のほうー」


ジャン「……」ドヨーン...

マルコ(ジャンの目が濁ってる……)モグモグ

アルミン(死んだ魚の目と同じになってるよ……さっき「ミカサにいいところ見せてやる」って叫んだ時とは大違いだ……)

マルコ(なんとかまだ食らいついてるけど、ジャンはきっとあの一皿で限界だろう……ということは、残っているのはアルミンとベルトルトと僕だけ……!)

マルコ(……あれ? これ無理じゃないか? ―― いやいや待て待て、そんなことはないぞ! さっきジャンの決意を聞いたばかりだろ!)ブンブン

マルコ(ジャンが苦しんでいるこういう時こそ、親友の僕が力になってやらないと……!)パクパク



ミカサ「……そろそろ十五分」

ユミル「そうだなー。……おっ、マルコがペースアップしたみたいだぞ」

ミカサ「マルコが? ――本当だ、どんどんおかわりしている」

ユミル「だがあのペースじゃすぐ腹がきつくなっちまうよ。もう少し余裕持って食わないと……ほら、手が止まった」


マルコ「うぐっ……ごめんアルミン、ベルトルト。……もう無理」カラーン...

ジャン「俺も、もう口が限界だ……後は頼む……」バタンキュー...

アルミン「マルコ!? それにジャンまで……!」

ベルトルト「えっ、二人とももう食べないの?」パクパク

マルコ「食べたいけど、食べられないっていうか……」

ジャン「腹ん中がムカムカする……」サスサス

アルミン「ちょっと待ってくれ……じゃあ残っているのは、僕と、ベルトルトだけ……?」ゾクッ

アルミン「そ、そんな……無理だよ……! たった二人でこの量のカレーを完食するなんて、そんなこと……できるわけがない!」カチャカチャカチャカチャ



ユミル「おい、アルミンがスプーンいじりだしたぞ」

ミカサ「落ち着いてアルミン! 周りの人が迷惑そうな顔をしている!」

サシャ「すみませんすみません、今アルミンを注意してきますので」ヘコヘコ

ミカサ「そんなことしてなくていいからサシャは早くテーブルに戻って!」

ユミル「店員っぷりが板に付いてきたな。その調子だサシャ」


アルミン「だっ……大丈夫だ、こんなのすぐ収まる……っ! しかしまずいぞ……! 僕はそんなに量を食べられないのに……!」カチャカチャカチャカチャ

アルミン「僕は開拓地で、毎日野菜クズの浮いていた味の薄いスープを飲んできた人間だぞ……! しかも底が透けて見えるほど量が少ない時でさえ、食べきれなかったことがあったのに……っ!」カチャカチャカチャカチャ

アルミン「その前だって、僕はおじいちゃんの手料理しか食べたことがないんだ……! おじいちゃんの料理は味がほとんどなくて、全てが柔らかかった……!」カチャカチャカチャカチャ

アルミン「僕はそんなものを食べてきた人間なんだ……っ! その僕に、こんな味の濃いカレーの大食いなんてできるわけがないっ!!」ガチャンッ!!

ベルトルト「おかわりしていいかな」

ジャン「お前空気読めよベルトルト」

マルコ「どんどんしてよ、いちいち僕たちに聞かなくていいからさ」

ベルトルト「でもほら、サシャももしかしたら後から食べるかもしれないし」

ジャン「お前今の状況理解してるか?」

ベルトルト「してるけど、ジャンとマルコとサシャがもっと食べたがってたら悪いなぁって」

マルコ「僕らのことは気にしなくていいから、早くよそって食べて」

ベルトルト「じゃあ遠慮なく……あれ?」パカッ


ベルトルト「マルコ、かなりたくさん食べたんだね。そんなにお腹減ってたの?」

アルミン「えっ? ――ああっ、本当だ……! もう半分も残ってない!」

マルコ「僕、そんなに食べてた? ……道理でお腹が苦しいわけだ」サスサス

アルミン(あの、マルコが……僕と同じでおよそ大食いには向いてないであろうマルコが、こんなにたくさん食べたのか……?)

アルミン「……」

アルミン(今、僕がやるべきことは……カレーの鍋を前に、長々と能書きを垂れることじゃない……! マルコが頑張ったんだ、僕も、僕にできることをやるんだ……!)グッ

アルミン「そうだ、やるんだ……! 僕がやるんだ!!」モグモグバクバクムシャムシャ



ミカサ「アルミン……!」

ユミル「すげー、あんな細っこいのによく食べるな。アルミン」

ミカサ「……アルミンはやればできる子」エッヘン

ユミル「なんでお前が誇らしげなんだ」


ユミル「どうもこのまま完食しちまいそうな勢いだな、どれどれ……」チョキチョキ

ミカサ「……? ユミル、何をしているの?」

ユミル「賞金だけだと味気ないだろ。こうして丸く切った厚紙にリボンを通して……ほら、お手製メダルの完成だ」ジャーン

ミカサ「……何故そういうことは面倒くさがらずにやるの」

ユミル「面白いからだよ。でも五つこさえるのは大変だから一個でいいよな。あとは封筒っと……」ゴソゴソ...

ユミル「えーっと……なあミカサ、賞金入れる封筒になんて書けばいいんだっけか。こういうのって作法とかあるもんだろ?」

ミカサ「ごめんなさい、知らない」フルフル

ユミル「こっちもはじめての挑戦者ではじめての完食者だからな、何書いていいかわかんないんだよなー……」ウーン...

ミカサ「わからないなら、無難に『金一封』でいいのでは?」

ユミル「いや、それだと面白味に欠けるし……」

ユミル(かといって調べるのはめんどっちいな……適当でいいか)カキカキ



お手製メダルにユミルが書いた言葉 ↓1

賞金の入った封筒にユミルが書いた言葉 ↓3


マルコ「……あっちの二人は何作ってるんだろうね」

ジャン「さあ、ここからじゃ見えないからなんとも言えねえな。……それよりベルトルト、お前もうちょい食うスピードあげろよ。遅すぎるぞ」

ベルトルト「でも食べる時はよく噛まないと健康に悪いし」モグモグ

ジャン「唐辛子かけまくってるのに健康なんか気にしてんじゃねえよ」

マルコ「ベルトルトは一口で食べる量が多いんだね。のんびり食べてるように見えるけど、僕らよりも一口の量が大きいから量はどんどん減ってる。……ほら見てよ、ようやく鍋の底が見えてきた」

ジャン「マジか!? ……おおっ、本当だ! 寸胴鍋の底が見える、見えるぞ!!」

マルコ「時間もまだあるし、なんとか完食できそうだ……! ベルトルト、アルミン! 最後まで頑張ってくれ!」

アルミン「……」モグ...モグ...



アルミン(……どうしよう、この一皿で限界だって言えない空気になっちゃってる)


アルミン(うう、お腹がきつい……でもベルトルトは僕の倍以上食べてるし、ここは僕がなんとか頑張らないと……!)パクパク

ベルトルト「……アルミン」

アルミン「!! ……な、何? ベルトルト」

ベルトルト「あのさ……こんなこと、君に言ってもいいのかわからないんだけど」

アルミン「……」ゴクッ

ベルトルト「……鍋の残り、僕が全部もらっていいかな」

アルミン「…………」

ベルトルト「ごめんね、アルミンが食べたいなら遠慮するけど」

アルミン「いや、いいよ……食べて。全部」

ベルトルト「本当に? ……どうもありがとう」パカッ


―― 残り五分

ベルトルト「ふぅ。――ご馳走様でした」カランッ

ジャン「すげえ……あんなに量あったのに、結局全部食っちまったぞ」

マルコ「ほとんど僕とベルトルトで片付けちゃったね。後は……」チラッ

アルミン「……」ドヨーン...

ジャン(ベルトルトに『残りのカレーを食っていい』って返事してから、アルミンが動かなくなっちまった……)

マルコ(限界か……くそっ、せめて僕がもう少し食べておけば……!)

アルミン(あと三口ぐらいなのに、スプーンが進まないよ……どうしよう、みんながここまで頑張ってくれたのに……)

アルミン(僕は、僕はなんて役立たずなんだ……!)グスッ

ベルトルト「アルミン、大丈夫? 多いなら僕が食べてあげようか?」

アルミン「ベルトルト……」ハッ

アルミン(……いや、弱気になってどうするんだ。あとたった三口じゃないか……! たった三口詰め込めば、この地獄のような大食いは終わるんだ!)

アルミン(今僕が、ここで勝負を決めるんだ!)パクッ


アルミン「……」パクパクッ

アルミン「……」モグモグ...ゴクンッ

アルミン「……」

アルミン「……ごちそう様でした!」ニコッ



ジャン「お、おお……っ! アルミン、やったな! お前はやればできる男だって思ってたぜ!」バシバシ

アルミン「あっやめて背中叩かないで全部出ちゃう」ウッ

ジャン「うおっ!? ……悪い、はしゃぎすぎた」

アルミン「……」ブンブン

ベルトルト「すごいなアルミン、よく頑張ったね」パチパチ

マルコ「時間もギリギリ間に合ったし、何はともあれこれで完食だ。―― ユミル、終わったぞ! 鍋の中を見てくれ!」


ユミル「へえー、お前らマジで食っちまったのか?」スタスタ...

ジャン「マジもマジだ。ほら、鍋の中見てみろよ!」スッ

ユミル「どれどれ……ん? ちょっと待った、鍋の中にまだ残ってるじゃねえか。これじゃ完食とは言えないぞ」

ジャン「鍋の中って……この鍋の側面にくっついてるのも含めるのかよ!?」

ユミル「そりゃそうだろ、かき集めりゃ取り皿の半皿分にはなるぞこれ。というわけで食え」

マルコ「そんなこと言われたって、僕やアルミンはもうお腹いっぱいだし、第一カレーをかき集めてる時間なんて、もう……!」

ユミル「ちなみにあと一分な」

ジャン「く、くそっ……! ベルトルト、残りを――」





サシャ「待ってください! それ、私が食べます!! 私にやらせてください!!」


マルコ「サシャ!?」

ジャン「うおっ、お前いたのか!?」ビクッ!!

サシャ「いましたよ忘れないで下さい!!」プンスカ

ベルトルト「お客さんはどうしたの? もういいの?」

サシャ「さっきやっと最後の一人が帰りました! それより、もう時間がないんでしょう!? 私が引き受けますから鍋貸してください!」

マルコ「鍋って……ちょっと待ってくれ、今取り皿に移すから――」

ユミル「あと三十秒ー」

サシャ「そんなことしてる暇なんてありませんよ!! もういいです、勝手にもらいます!」ガシッ

ジャン「待てサシャ! お前まさか……そのままお玉で食う気か!? お玉は意外と深さがあるから何かを食うには不向きだぞ!?」

マルコ「今そのアドバイスいらないよ!!」

サシャ「何言ってるんです、お玉なんか必要ありませんよ! ――これで充分です!!」ズボッ


ジャン「鍋を被った、だと……? お前、今は遊んでる場合じゃ――」

ミカサ「いえ……サシャは遊んでるわけではない」

マルコ「遊んでるわけじゃないって、じゃあ一体……」ハッ

ユミル「マルコは気づいたみたいだな。その様子じゃ、アルミンやミカサも知ってるか」

ジャン「なんだよお前ら……妙に訳知り顔じゃねえか。何か知ってるなら教えろって」

マルコ「……わからないなら、そのほうが幸せだと思うけどな」

ユミル「なぁに、そんな難しい話でもねえよ。―― サシャは普段、食事を終えた後に何をするか考えてみろ。そしたら自ずと答えが出るはずだ」

ベルトルト「……ああそっか、お鍋舐めてるのか」ポンッ

ジャン「えっ。なめ……なめてる?」

ユミル「正解だベルトルさん。お前にもあとでチョコをやろう」パチパチ

ベルトルト「辛いもののほうがいいなぁ、僕」

ジャン「……食事中のマナーとか他人に説いてる場合じゃねえだろ、あいつ」


ユミル「何はともあれこれで完食だな。おめでとさん」パチパチ

ミカサ「待ってユミル、中身は確認しなくていいの?」

ユミル「そいつが鍋に頭突っ込んだ瞬間に勝負は終わってるよ。あと確認するの面倒くさいし」

ジャン「面倒くさいだぁ?」

ユミル「鍋取ってみりゃわかるよ」

ベルトルト「じゃあ取ってみようか。……サシャ、鍋から顔出してくれる?」

サシャ「……」

マルコ「サシャ? ……おーい」ユサユサ

ジャン「どうした? 鍋の溝でも舐めてるのか?」

マルコ「いや、どうやら違うみたいだ……鍋の中から、啜り泣きが聞こえる」

ジャン「……確かに面倒くせえな」

ユミル「だから言ったろ」ハァ


ミカサ「サシャ、お鍋から顔を出して。みんな待ってる」ユサユサ

サシャ「……」カポッ

マルコ「すごい……! 鍋がピカピカだ……!」

ジャン「マジで舐めたのかよ……」

サシャ「……」グスッ...

ミカサ「どうして泣いてるの、サシャ。ちゃんとカレーは完食した。私たちには得しかないはず」

サシャ「だって……だって私、結局一口しかカレー食べてないじゃないですかぁ!」ウワーン

ジャン「泣くことかよ……」

ユミル「だから言ったろ。面倒くさいって」

サシャ「わたっ、私だってぇっ、お鍋いっぱいのカレー、食べたかったのにぃっ……」グスグス

アルミン(食べて欲しかったなぁ……)

マルコ(分けてあげたかったなぁ……)


ユミル「そいつはほっといてさっさと進めるぞ。――ほい、これ賞金な。5000円」ピラッ

マルコ「あっ、ありがとうユミル」ヘコヘコ

ミカサ(「カレーの女王からカレーの勇者たちへ あんたたちは偉い!」……なるほど、ユミルはこんなところでも女王様精神を忘れていないらしい。店員の鏡)ウンウン

アルミン(本気で書いてるのかネタで書いてるのか判断しづらいな……まあいいか、余計なことは言わないでおこう)

ユミル「そんでこっちがメダルだ。紙の」ピラッ

ジャン(なんだあれ……「えらいっ!」って書いてんのか? 封筒といい、適当にも程があるだろ……)

ユミル「えーっと、それじゃあ……おいマルコ、お前が代表だ。こっち来い、首にかけてやるよ」

マルコ「えっ……うん、どうも」

ユミル「私の見立てによれば、お前はおそらくフードファイターの素質がある。自分のペースを守れば更なる高みへ行けると思うぞ」ポンポン

マルコ「僕はフードファイターになる気はないんだけど……」

ユミル「そう謙遜するなって、前半の食いっぷりは見事だったよ。そんなお前の門出を祝してプレゼントだ。ありがたく受け取りな」スッ...





 ※ マルコの装備に【ユミルお手製・紙メダル(えらいっ!)】が追加されました

 ※ マルコに【フードファイター候補】の属性がつきました。今後何かを食べる時に、トッピングなどの追加安価が発生しやすくなります


ジャン「なんか……祝い方が雑すぎねえか? もうちょっと盛り上げられねえのかよ」

ユミル「そうだな、じゃあ……アルミンのナイスファイトに免じて、ミカサが飲んだメロンソーダフロート奢ってやるよ。端数だけ払ってけ」

マルコ「普通端数を引くものじゃない? ……まあいいや、はい40円」チャリーン

ジャン「どうせなら全額にしろよ」

ユミル「こっちも商売なんだ、いくらかはもらわねえとな。……おっとそうだ」ゴソゴソ...

ユミル「お前ら食べ歩きしてるんだってな、ミカサに聞いたぞ。……というわけで、ついでにこれもお前らにやるよ。焼き肉半額券と向かいのラーメン屋の大盛り無料券だ」チャララチャッチャラー

マルコ「これは……随分クシャクシャだけど、一体どこに」

ユミル「私の財布に入ってた」

ジャン「おい」

ユミル「うるさいな、これくらいやってもバチは当たらんだろ。現地まで出かけなきゃただの紙屑だし」


ジャン「まあいいか……もらうもんもらったし、訓練所に帰るか?」

ベルトルト「あ、ちょっと待って。……ユミル、店長さんはいつごろ帰るかな?」

ユミル「んあ? なんだ、何か用事か?」

ベルトルト「うん。カレー意外とおいしかったから、レシピ教わって帰ろうかなって」

ジャン「お前一味どばどばかけてたじゃねえか」

ベルトルト「素材がいいから一味が引き立つんだよ。わかってないなぁジャンは」フフン

ユミル「待ってる分には構わねえけどよ、いつ戻ってくるか私にもわかんねえぞ? それでもいいのか?」





 ベルトルトは食堂に残って店長を待つ? 待たない? 安価↓1

  ※ 待つ場合は食堂に残るので、今後の食べ歩きの参加に制限がかかります

  ※ 待たない場合は食べ歩きメンバーと一緒に訓練所に帰ります


ベルトルト「うーん……時間がわからないなら帰ろうかな。ユミル、店長さんにレシピ聞いておいてくれないか?」

ユミル「別途追加料金がかかりまーす」

ベルトルト「いくら?」パチンッ

ユミル「躊躇いなく財布出したな……そんなに食べたいのか」

ベルトルト「うん。それでいくら?」

ユミル「……いらねえよ。私からちゃんと店長に聞いて、後で訓練所に戻ったらお前に教えるよ。それでいいだろ?」

ベルトルト「うん、充分だよ。ありがとうユミル」

ユミル「……へいへい、どういたしまして」フイ



ミカサ「さあアルミン、サシャ。帰ろう。立って」グイグイ

アルミン「うぐっ……待ってミカサ、動かさないでぇ……」ウプッ

サシャ「カレー……カレー食べたかったのにぃ……ひっく……」グスグス


―― 帰り道

アルミン「ふぅ、ふぅ……お腹きつい、歩きたくない……」フラフラ...

ミカサ「アルミン、しっかり。もうちょっとで訓練所だから」

サシャ「カレー……」トボトボ

ベルトルト「一味ならあるよ? 汗まみれブレンドなら全部残ってるし」ザラッ

サシャ「カレーがいいです……」ションボリ

ジャン「あのなぁ……俺だって食えるもんなら食ってほしかったっての。―― ああ、まだ口の中が痛え……」ヒリヒリ

ベルトルト「そんなに辛かったんならさ、一皿そのまま食べようとしないでカレーを継ぎ足せばよかったんじゃないの? そしたら辛さも薄まるんじゃ……」

ジャン・マルコ・アルミン「……」

マルコ「その手があったか!」ポンッ

アルミン「あまりに単純すぎて忘れてたよ……」

ジャン「ベルトルト、お前わかってたんならもっと早く言えよ!」バシンッ!!

ベルトルト「痛い! ……ごめん、知っててやってるのかと思って」サスサス


―― 訓練所

ベルトルト「じゃあ、僕はこの辺で。……後でまた誘ってほしいな、楽しかったから」

マルコ「ああ、見かけたら声かけるよ」

アルミン「またねー、ベルトルト」フリフリ

ジャン「さっきの賞金が5000円だから……今の所持金はいくらだ?

サシャ「ええっと……10860円ですね」

ジャン「一万か……それで、今まで食べた分の合計は?」

サシャ「540円です!」

マルコ「見事に満腹度に反比例してるね」

アルミン「まさか2つ目で大食いするなんて思わなかったからね……」ハハハ

ジャン「なあ、俺から提案なんだが……最初に集めた金はそれぞれに返さねえか? それでもまだ足りるだろ?」

サシャ「返すってことは、6400円を引くことになるので……所持金は4460円になりますね。食べ歩きの幅が狭まっちゃいますけどいいんですか?」

ジャン「どうせ俺らみてえな訓練兵が大金持ってもろくな事にならねえだろ? 一万もありゃあ豪華なものは食えるだろうが、扱いきれねえと思うんだよな。そんな大金」


アルミン(食べ歩きの費用を賞金で賄うってのは僕も考えたけど、返してもらえることまでは考えてなかったなぁ)

マルコ(大食いでお腹も結構いっぱいになってるし、もうあまり回れないかもしれないな。だったら賞金だけでなんとかできるか……?)

ミカサ(そうだ、忘れていた……エレンにお土産を買わないと)ハッ

ジャン(俺は400円しか持ってなかったから正直どうでもいいが、マルコは2900円も出してるからな……なんとか返してやりてえんだが)

サシャ(うーん、どうしたらいいんでしょう。賞金で賄っても、私は何もしてませんから結局肩身が狭いことには変わりないんですよね……)





【多数決+5】賞金で食べ歩き費用を賄いますか? 「返す/返さない」の二択のみです。安価↓1~5

 ※ 「返さないけど○○をする」という条件の追加・第三の選択肢の追加・どちらか判別しにくい回答をした場合は強制的に【お金を返す】にカウントします

 ※ 返さない場合、所持金は10860円まま変わりません

 ※ 返す場合は6400円が各自の手元に返るため、所持金は4460円になります。また、サシャに以下の属性が追加されます

【?????】
 秒数末尾一桁を会計時に割り引きます(割引幅0~9)。更に秒数末尾二桁がゾロ目の場合、お土産をもらうことができます

 例:00 会計はそのまま、お土産がもらえます
   09 会計から9割引、お土産がもらえません
   10 会計はそのまま、お土産がもらえません
   55 会計から5割引、お土産がもらえます


サシャ「そうですね、半ば無理やり集めたものですし……返したほうがいいですよね。でも私、さっきの大食いの時は何もしてませんから、結局肩身が狭いんですが」シュン

ジャン「そう思うなら、残り分はしっかりもてなせよ。企画したのはお前なんだからな、自分だけ楽しんでないで、ちゃんと俺たちも楽しませろ」ムスッ...

サシャ「……! はい、頑張ります! 私しっかりみなさんのこともてなします!」グッ

マルコ「ははは、いい心意気だね。頑張って」ニコッ

サシャ「はい!」

アルミン「でもさ、ベルトルトも言ってたけど……さっきの大食いは正直楽しかったよね。お腹が苦しいけど」ポンポン

ミカサ「うん、頑張るアルミンはかっこよかった。……立派」ナデナデ

アルミン「み、ミカサ、やめてよ……照れるじゃないか」テレテレ

マルコ「こういうのは今しかできない経験だろうからね。所持金は減っちゃったけど、みんなでもう少し色々なところを見て回りたいな。ベルトルトみたいに、他の人もたまに呼んでさ」

ジャン「そうだなー……まあ俺も、悪いことばかりじゃねえし」チラッ

ミカサ「? ……ジャン、私の顔に何かついてる?」

ジャン「……いや、ついてねえよ」



 ※ サシャに【おもてなし】の属性がつきました。秒数末尾二桁によって会計料金が割引されたり、お土産がもらえたりします


サシャ「さて……これからどうします? 次に行きますか? 私がはりきってもてなしちゃいますよー!」

ミカサ「私は平気。……辛いものでなければ」

ジャン「俺は……腹はマシだが口がちょっとな。時間経てばなんとかなるとは思うが」

アルミン「僕はちょっと休憩したいな……」

マルコ「僕もかな……少し経てば復活できると思うけど」



【食べ物安価】 安価 >>194

※ 詳細は>>25を参考に。ただし同じ展開が続いてしまうので大食いチャレンジは不可(次回からは可)

パフェ


食べ物了解しました。更に追加の安価です。頑張って取ってね





 【人物指定+自由安価】

※ ジャンは不調、アルミンとマルコは満腹で参加不可能なので、一時的に代わりのメンバーを募集します。なお、失敗しても助っ人と違って再安価はしません

※ 【エレン・コニー・ライナー・アニ・クリスタ】の中から一人だけ選択し、言わせたい台詞・身につけているもの・させたい行動・「オリーブオイルをかけたがる」などの食べ物に関する属性・食べ歩きメンバーへの差し入れなども一緒に書き込んでください。ただし【辛いものが苦手・辛党】の属性は指定不可です。ベルトルトは満腹、ユミルはバイト中なので指定できません

※ 人物が重複した場合、どちらか片方でも奇数を取っていればその人物を呼ぶことができます。更に奇数が取れなかった安価の内容も採用されることがあるかもしれません

※ 秒数末尾一桁が奇数の場合のみ呼ぶことができます。枠は最大3名ですが、奇数を取った上で「エレンとコニー」と書き込んでも一人しか適応されませんので注意してください

※ 安価の指定の仕方は>>79>>84を参考に。この内容に人物名を書き足す感じです



・ジャンが声をかけた人物 >>197

・アルミンが声をかけた人物 >>198 

・マルコが声をかけた人物 >>199

ksk

ライナー

アニ
オリーブオイル中毒

kskミスってごめん。
この場合どうなるんだ、アルミンがライナー、マルコがアニ、ジャンがコニー?


どうせだから多く呼びたいので安価下にしちゃいます。というわけで>>202の案を採用

 アルミンがライナー(08)、マルコがアニ(23)、ジャンがコニー(47)なので、アニとコニーが参加です

今のままだと情報が少なすぎるので、更に追加で安価します。言わせたい台詞・身につけているもの・させたい行動・「甘党」などの食べ物に関する属性・食べ歩きメンバーへの差し入れなど書き込んでください。ただし【辛いものが苦手・辛党・オリーブオイル好き】の属性は指定不可です



アニ >>205 (オリーブオイル中毒は確定)

コニー >>207

大の甘党
差し入れはMAXコーヒー人数分

「私は食い意地が張ってるわけじゃないから、甘いものは別腹なだけだから

野菜が大嫌い


ここまでの色々なまとめ

【みんなの所持金】6400円からスタート(サシャを除く全員から徴収)
 → チキンクリスプ単品(100円×5)・500円減
 → 5900円
 → 大食いチャレンジ(カレー5kg)成功・賞金5000円獲得
 → メロンソーダフロート・40円減
 → 10860円
 → 全員にお金を返却・6400円減
 → 4460円

【装備】
 マルコ:ユミルお手製・紙メダル(紐はリボン。「えらいっ!」と書いてある)
 ベルトルト:アルミンファンクラブの法被、マイ一味唐辛子(現在確認されているのは3種)

【アイテム】 焼き肉半額券・場末の食堂“QueenS”向かいのラーメン屋の大盛り無料券・進撃のマンジュウ(アルミンver)×5

【食べ物属性】
 サシャ:おもてなし(秒数末尾一桁を会計時に割引(幅0~9)。更に秒数末尾二桁がゾロ目の場合お土産をもらえる)
 ミカサ:辛いものが苦手(辛いものを食べると安価が発生)
 マルコ:フードファイター候補(トッピングなどの追加注文が発生しやすくなる)
 ベルトルト:辛党(マイ一味唐辛子を所持。他人の皿に許可なく唐辛子を追加する)

【バイト中】
 トーマス:マクドナルド・トロスト区支店
 ユミル:場末の食堂“QueenS”


【次回のゲスト】

 アニ:オリーブオイル中毒・大の甘党・差し入れはMAXコーヒー×5

 「私は食い意地が張ってるわけじゃないから、甘いものは別腹なだけだから」

 コニー:野菜が大嫌い



今日はここまでです。安価協力ありがとうございました! アニが属性欲張ってるけどまあいいや
パフェは細かいところを指定されてないので、もしかすると女子3人の手作りになるかもしれません。ちょっと色々考えてきますのでまた期間が空くかも

ところでオリーブオイル好きの属性名は【もこみち】にするって最初から決めてたんだけど、いいかな……?

お疲れ様でした! まとめです


【まとめ】 安価内容「ブラウニー 白玉 バナナ 山葵 血」

→「パフェ ブラウニー」で検索→検索結果10件

→そのうちレシピ中にブラウニーの作り方が載っているものは2件、しかし一方がキルシュ(ブランデー)入りなので、訓練兵には調達できないと判断してもう一方を採用

→ ブラウニーパフェ:http://cookpad.com/recipe/2458330(スクエア型(20cm)1台分)

→「パフェ 白玉」で検索→検索結果85件

→「パフェ 白玉 バナナ」で検索→検索結果3件

→白玉粉の量が一番多いものを採用

→ ◇豆腐白玉の和風パフェ◇:http://cookpad.com/recipe/2296795(白玉粉80~100g)

→「パフェ 山葵」で検索→検索結果2件

→山葵の量が一番多いものを採用、しかし一方が刺し身の盛り合わせを使うので、訓練兵には調達できないと判断してもう一方を採用

→ 簡単♪かき氷パフェ♪:http://cookpad.com/recipe/1498870(柿の種わさび味を適量)


以上を元にお話を練ってきますので少々お待ちください。ちなみに血の入ったパフェはクックパッドにはないそうですが、ブラッディパフェという名前のパフェが巷にはあるそうです。おいしそうでした

ちょっと進めます 途中予告なしでぶったぎりになるかも


ジャン「ただ黙ってるのもあれだな……俺、腹ごなしに歩いてくるわ」

マルコ「僕も行ってこようかな。アルミンはどうする?」

アルミン「僕はここで休んでるよ。あまり動きたくないし」ゴロゴロ

ミカサ「アルミン、ゴロゴロしてたら牛になってしまう」サスサス

サシャ「食べられますか?」

ミカサ「アルミンは食べ物じゃない」

マルコ「そうだ、どうせならミカサとサシャの二人で少し出かけてきたら? 飲み物とカレー一口じゃ物足りないでしょ?」

サシャ「えっ、いいんですか?」

ジャン「二人なら大した額にもなんねえだろうしな。俺らがいない間に甘いもんでも食ってこい」

ミカサ「甘いもの……!」パァッ...

ジャン(うおおお、いい笑顔だ……目に焼き付けておこう)ドキドキ

サシャ「ではまずはミカサをおもてなしすることにしますか……マルコとジャンもお腹が空いたら帰ってきてくださいねー」

ジャン「当然だ」キリッ

マルコ「そうだね、一時間くらいしたらまた来るよ。……じゃあ、また後で」スタスタ...


サシャ「さて……じゃあ何を食べましょうか? ――ところでミカサは甘いものが好きなんですか? さっきから随分と推してますけど」

ミカサ「そうでもない。辛いものに比べたら好きというだけで、大好きというほどではない」

サシャ「ふむふむ……甘党ってわけじゃないんですね」

ミカサ「……甘党はもっとすごい人がいる。彼女に比べたら、私は足元にも及ばない」

アルミン「彼女?」

ミカサ「そのうちわかる。甘いものを食べるとなったら、きっとどこからともなく湧いてくる……はず」

アルミン「湧いてくるって、そんな……蟻じゃあるまいし」

ミカサ「……蟻より恐ろしい」プルッ...

アルミン(あのミカサが体を震わせている……一体誰なんだ……!)


サシャ「うーんと、甘いものー、甘いものですかー……何がいいですかねー……」ウーン...

ミカサ「どうせなら、後でアルミンたちも食べられるようなものにしよう。もし訓練所の外に出かけるなら、エレンのお土産を買うついでに買ってくればいい」

アルミン(さりげなくエレンを混ぜてる)

サシャ「それならお団子でも作ります? 日持ちもしますし後から食べられますからね。今の時間なら調理場も空いてるでしょうし、うまい具合に時間も潰れると思います」

ミカサ「でもお饅頭は食べた」シコシコ

サシャ「その二つは全然違うものですよ。お饅頭は小麦粉で、お団子はコメからできてるんですから」シコシコ

アルミン「……ねえサシャ、作ったものは僕たちも食べられるの?」

サシャ「もちろんですよ! お団子でもそれ以外でも、数はちょっと余分に作ろうと思います。大食いに付き合ってくれたベルトルトにお礼もしたいですしね」

アルミン「それじゃあさ……僕、『パフェ』っていうのを食べてみたいんだけど」ソワソワ

ミカサ「……ぱふぇ?」

サシャ「食べ物ですか?」

アルミン「食べ物だよ。ちょっと板貸してくれる?」


アルミン「えっとね……こういうものなんだけど」ピコピコ


   http://cookpad.com/recipe/1817122


ミカサ「……!」

サシャ「おおっ、おいしそうですね……!」

ミカサ「見た目もかわいらしい……」キュンッ...

アルミン「でしょ? これなら見てる方も楽しめるし、いいんじゃないかなって思ってさ」

サシャ「でもこれ、手間暇はともかくかなりお金がかかりそうですね」

ミカサ「確かに、これを7人分作るとなったら相当大変」

アルミン「またさりげなくエレンを勘定に入れてるね……でもさ、ここまで大きなものじゃなくてもいいと思うんだ。例えばこういうのもあるよ」ピコピコ


   http://cookpad.com/recipe/849460


.


サシャ「わぁっ……! これもいいですね!」

ミカサ「うん、あまり大きすぎずいい感じ」

アルミン「こういうのならあまりお金もかからないんじゃない? ……僕、あまり買い物しないからわからないんだけどさ」

サシャ「そうですね……彼女が来たら甘いものの代金は浮くでしょうし」

アルミン「彼女って誰?」

サシャ「じゃあ二人で作っちゃいますか! たぶん三人になるでしょうけど!」

ミカサ「うん、作ろう」





  「ちょっと待った!」



アニ or コニー 安価↓1


アニ「私を呼びに来ないなんてつれないじゃないか、あんたたち……」フーッ...

ミカサ「勝手に来ると思っていた」

サシャ「こんにちはアニ。ここに甘いものはありませんよ?」

アニ「知ってるよ。だから私が持ってきた」ゴトッ

アルミン「……缶コーヒーが、五本?」

ミカサ「ただのコーヒーではない……これはMAXコーヒー」

サシャ「コーラとほぼ同じ糖分量を誇る缶コーヒーです」

アニ「MAXコーヒーは練乳をたっぷり使ってるからね。これくらい甘くないと私の体には物足りないのさ」チャポンッ

アルミン「……アニ、何を飲んでるの?」

アニ「エクストラ・ヴァージン・オイルだよ。体にいいんだ」

アルミン「……そっか」

アルミン(コーヒーじゃないんだ……あとラベルに「もこみち」って書いてるのはなんでなんだろう……)


アルミン「さっきからミカサが言ってた『彼女』ってアニのことだったんだね。差し入れのコーヒーが甘いのはわかったけど、アニってそんなに甘党なの? オリーブオイル飲んでるけど」

ミカサ「ええ。……それも、頭に『大の』というのがつく」

アルミン「大の、甘党……」ゴクッ

サシャ「はい。しかもオリーブオイル中毒でもあるんです」

アルミン「ちゅうどく」

サシャ「女子寮でアニがしでかしたことを聞けば、アルミンはきっと驚きますよ……」

ミカサ「ええ……それに訓練中、アルミンが見ていない間に起こったことも……」

アルミン「なんだって……?」



・女子寮で起きた出来事 安価↓2

・訓練中に起きた出来事 安価↓4



 ※ オリーブオイル中毒or甘党だということがわかるエピソードを書き込んでください。単語を何個か並べるだけでも結構です。細かい部分は>>1が適当に考えて補完します


サシャ「まず、女子寮というか、お風呂場でのことなんですが……洗い場には備え付けの石鹸がありますよね?」

アルミン「ああ、泡立ちは悪いけど汚れは結構落ちるやつだね。それがどうしたの?」

サシャ「どうもアニはそれだけじゃ足りないらしくて……オリーブオイルで全身を洗っていたんです」

アルミン「……効くの? それ」

アニ「効くよ。オリーブオイルは毛先から足元まで綺麗にしてくれるんだ。乙女の味方だよ」

ミカサ「鼻の脂とかにゅるにゅる取れるらしい」

サシャ「傷んだ髪の毛に狂ったようにかけてるのを毎日見てます」

アニ「黒ずんだ肌もこれ一本で綺麗になるのさ。どうだい? アルミンもいる?」チャポンッ

アルミン「……今はいいかな」

ミカサ「次に訓練中の出来事だけれど……」

アルミン「まだあるの!?」

ミカサ「今度は甘いもの好きの話。オリーブオイルの話はこれで一旦おしまい。――先週、立体機動訓練があったことを覚えてる?」

アルミン「ああ、そういえば……アニがぶっちぎりでトップだったんだよね。あの時の訓練、ミカサどころか他の人も0点だったんだっけ。エレンとジャンが悔しがってたよ」


ミカサ「そう。……実はそれもアニの仕業」

サシャ「アニはその日模型を設置する係だったんですが、訓練直前に巨人人形のうなじの部分を勝手にロールケーキに替えちゃったんですよ」

アニ「クリームたっぷりのね」フフン

ミカサ「そしてアニは巨人のうなじを切っては食べ切っては食べ……最終的に、全ての巨人人形のうなじをそぎおとした」

サシャ「当然ぶっちぎりのトップです」

アルミン「アニ……君は何故そんなことをしたんだい? 普通にお皿に盛りつけて食べるほうが簡単だろう?」

ミカサ「ええ……それは私も気になるところ。ぜひ教えて欲しい」

サシャ「空中で食べるもんですから口の周りべったべたになってましたもんね」

アニ「……それは」



巨人人形のうなじをロールケーキに替えた理由 安価↓1


アニ「わかってないね、あんたたちは」

アニ「普通に食べてもそりゃロールケーキは美味しいさ」

アニ「けどね、訓練中につまみ食いすることで美味しく食べることができるんだよ」

アニ「やっちゃあいけないっていうことっていう背徳感のスパイス、いやシナモンが加わってね」

ミカサ「何故言い換えたの」

アニ「スパイスは甘くないでしょ? ……私の敵だよ」キリッ

アルミン(うわぁ、アニとベルトルトが出会ったら大変なことになりそうだ……でもまぁ、僕が見た限り二人はあまり接点がないほうだから大丈夫かな。他の誰かが板挟みになってなきゃいいけど……)

アニ「それにサシャなら私の気持ちもわかってくれるんじゃない?」

サシャ「はい? 私ですか?」

アニ「そうだよ。あんたも入団式の時に芋を食べてたじゃないか。あの時のあんたも背徳感というシナモンを感じてたんじゃない?」フフン

サシャ「……なんとなくそんな気がしてきました」ソワソワ

アニ「今晩営庭にお菓子の家を建設するからあんたも来な。歓迎するよ」

サシャ「検討しておきます」キリッ


アニ「さてと……それで、パフェを作るってことは人手が必要だろう?」パチンッ

コニー「呼んだかアニ!」シュタッ

ミカサ「なんか出た」

アルミン「なんかじゃないよミカサ。あれはコニーだ」

コニー「おう! お前たち、何やら面白そうな話してんじゃねえか」

サシャ「おやコニー、どうしたんですか?」

コニー「どうしたんですかじゃねえよ! アニに呼ばれたから来たんだ!」

アルミン「主従関係ができてる」

ミカサ「何故」


コニー「だいたいなぁ、食べ歩きに行くならどうして俺も誘ってくれねえんだよサシャ! ジャンとマルコから聞いたぞ、大食いとかすっげえ楽しそうじゃねえか!!」プンスカ

サシャ「コニーのことは一番最初に探しましたけど見当たらなかったんですもん。一体どこで何してたんです?」

コニー「俺か……俺はお前らが思いもよらないことをしてたぞ」フフン

サシャ「はぁ、そうですか」

コニー「なんだよその反応! さては信じてねえな……! いいだろう! 教えてやる!」



コニーがしていたこと 安価↓1


コニー「俺は野菜を爆破してたんだ。営庭の真ん中でな」

ミカサ「なんと」

アルミン「本当に思いもよらなかった」

サシャ「なんでそんなもったいないことしてるんですか!! 野菜がかわいそうです!」プンスカ

コニー「うるせえ! 野菜は俺の敵なんだ、爆破して何が悪い!」

ミカサ「でもコニーは野菜クズの浮いた薄いスープをきちんと残さず平らげていたはず」

コニー「俺は器がでけえからな……いちいち小物までは相手しねえんだよ」フフン

サシャ「アルミン、翻訳してください」

アルミン「みじん切りにしたら食べられるんだって」

コニー「とにかくだ! ――そんな破壊活動に明け暮れる俺に声をかけたのが、そこにいるアニってわけだ」

ミカサ「オリーブオイルもかけられたの?」

サシャ「クリームも一緒に?」

アルミン「いや、流石にそういうものはかけなかったんじゃ……かけなかったよね? アニ」



破壊活動に勤しむコニーにアニがかけた言葉、もしくは食べ物 安価↓1


アニ「流石にそんなことはしないよ。それくらいの常識は持ち合わせてる」

ミカサ「……うなじをロールケーキに替えたくせに」ボソッ

アニ「あれは別」

コニー「俺の前に現れたアニは、俺にこう言った。――『あんた、野菜スイーツって知ってるかい?』ってな」

サシャ「えっ……? 何ですかそれ、おいしそうなんですけど」ジュルリ

アニ「おいしそうじゃない。―― おいしいんだよ」キリッ

コニー「俺は訳がわからなかった……野菜が嫌いで嫌いでたまらなくて、その気持ちがどうしようもなくなって、投げやりに野菜を爆破してただけだってのに! アニはそれをわかった上でそんな言葉をかけてきたんだ……!」ギリッ...

アルミン「うん、訳がわからなかったってところだけは同意かな」

サシャ「投げやりで野菜を爆破しないでくださいよぅ……」


コニー「……アニがかけてくれたその言葉に、俺は救われたような気がした」

ミカサ「話がぶっ飛んだ」

サシャ「コニーの思考回路からしてぶっ飛んでるから別にいいんじゃないですか」

コニー「そう……つまりアニは俺に、破壊する楽しみじゃなくて創造する喜びを与えてくれたんだ……!」

アニ「よしなよ、照れるじゃないか」テレテレ

ミカサ「アルミン、翻訳して」

アルミン「お菓子の家を建てるために手頃な土地を探してたらコニーに会ったみたい」

サシャ「ああ……整地してある場所が欲しかったんですね」

アルミン「あと野菜スイーツ作るから細切れになった野菜ちょうだいって言ってたんじゃないかな」

ミカサ「確かに細切れになっているけど……それでいいんだろうか」

コニー「とにかく俺は、今日一日アニの命令に従うって決めたんだ! どこまでもついていくぞ!」

アニ「ああ、あんたの働きに期待してるよ。コニー」ポン


アニ「さて……まずはどういうパフェを作るか決めようか。私はブラウニーが入ってるのにしようと思うんだけど」

サシャ「ふむふむ、ブラウニーですか。じゃあブラウニーを使ったパフェのレシピを検索っと……ミカサは何がいいですか?」

ミカサ「……」

ミカサ(生クリームとか下手に甘いものを指定したら、アニがキロ単位で材料を持ってきてしまう……)

ミカサ(ここは原点に帰ろう。お団子っぽいものと言えば……)

ミカサ「……白玉」

サシャ「白玉白玉っと……あらら、白玉だけじゃ絞り切れないみたいです。アルミンは何か食べたい物とか入れたい食べ物とかあります?」

アルミン「僕? そうだなぁ……果物を入れられるならバナナとか入れてほしいな」

サシャ「それじゃあ白玉とバナナっと……じゃあミカサはこの中から選んでください」

ミカサ「わかった、選ぶ」


【レシピ多数決+5】 安価↓1~5

 前回の安価(>>221)ですが、>>1のミスで2番目だけ間違ったレシピを選択していました。申し訳ありません

 再度安価だと大変なので、「パフェ 白玉 バナナ」で絞り込んだ3件の中から多数決にします。材料費などのバランスは>>1が後から調整しますので深く考えなくていいです。一番おいしそうなものを自由に選んで、数字を書き込んでください

 票数が同じになった場合は、票数が同じになったもの同士でもう一度多数決を行います



1.おいしー 和風パフェ。:http://cookpad.com/recipe/2217954

2.●ぜんざい入りお抹茶ぱふぇ:http://cookpad.com/recipe/2080126

3.トロピカーナでさわやかパフェ:http://cookpad.com/recipe/894960


ミカサ「……私は、この『おいしー和風パフェ』というのにする」

サシャ「これですね……ちなみに決め手は?」

ミカサ「三人で食べられるから。……エレンと、アルミンと、私の三人で」

アルミン「ミカサ……!」ジーン...

サシャ「それじゃあ私は、えーっと……そうだ、ベルトルトにお礼もしなきゃいけないんですよね。試しに山葵で検索っと」ピコピコ

サシャ「ちなみにコニーは何か食べたいものありますかー?

コニー「俺は野菜を血祭りにあげたい」

サシャ「野菜から血は出ませんよ。……よし、これでいいですね」


【材料まとめ(1/2)】※量は実際本編で作る量で算出しています

1.ブラウニーパフェ:http://cookpad.com/recipe/2458330
■材料(4人分)
・バニラアイス...240ml
・チョコアイス...240ml
・生クリーム(ホイップしたもの)...適量
・チョコレートシロップ...適量
・アーモンドスライス(ローストしたもの)...少々
・ミント...4枚
・ブラウニー...1個

1-1.ブラウニー:http://cookpad.com/recipe/1657447#share_mail
■材料(スクエア型(20cm)1台分)
・薄力粉...100g
・ベーキングパウダー...小さじ1
・卵...2個
・無塩バター...70g
・グラニュー糖...30~40g(好みで加減)
・チョコレート(ミルク&ビター)...2枚
・アーモンドスライス...30g
・くるみ...30g


【材料まとめ(2/2)】※量は実際本編で作る量で算出しています

2.おいしー 和風パフェ。:http://cookpad.com/recipe/2217954
■材料(6人分)
・白玉...適量
・小豆...適量
・バニラアイス...2カップ
・抹茶アイス...2カップ
・バナナ...2本

3.簡単♪かき氷パフェ♪:http://cookpad.com/recipe/1498870
■材料(2個分)
・カップかき氷...2個
・せんべい...2枚(弱)
・ミックスナッツ...適量
・柿の種(わさび味)...適量
・好きなお菓子...適量


【買い出し安価(1/2)】 >>263-267 加速はちょっと待ってね

 ※ 上記で提示した材料を五人で買いに行きます。価格はイオンネットスーパーの価格を引用(https://www.aeonnetshop.com/shop/)。全て税込です

 ※ 基本的に【コニー・アニが持参するもの】以外は自腹です。所持金からお金が引かれます。ただしサシャの属性【おもてなし】は有効なので、実際は合計額×【おもてなし】の割引率を負担することになります

 ※ 今回安価で指定してもらうものは、コニーがお店で買ってきたものです。ただしコニーは作戦を誤って理解することがよくあるので、今回の買い出しでも間違ったものを買ってきてしまうかもしれません。前の人の安価内容を見て、正しい買い物をさせてあげましょう

 ※ 【価格が確定してあるもの】を指定すると、その商品は無料になります。ただし同じ商品が2回指定された場合は同じものを2個買ってきてしまいます。3回の場合は3個です

 ※ 【コニー・アニが持参するもの】【下記の表にないもの】を指定すると、そのお金が余計にかかります。表にないものは基本的にイオンネットスーパーで商品を探しますが、ネットスーパーに掲載されていない場合は>>1が地元のスーパーまで値段を確認しにいかないといきますのでまとめが明日以降になります。なるべくネットで値段が確認できるものを選んでください

 ※ 面白がって「米」などお高いものを指定すると、食べ歩きが今回のパフェで終了してしまう可能性があります。気をつけましょう





 例:安価で指定されたものが「バニラアイス・アーモンドスライス・卵・ドキドキ!プリキュア マスコット(キュアハート)・卵」だった場合

 →バニラアイス(264円)・アーモンドスライス(188円)の値段が差し引かれ、卵(108円)を余分に購入、ドキドキ!プリキュア マスコット(200円)も購入

 →合計金額:1858円(【おもてなし】割引は会計時に計算)、コニーの装備にドキドキ!プリキュア マスコット(キュアハート)が追加


【買い出し安価(2/2)】

【コニーが持参】 ミント・せんべい

【アニが持参】 生クリーム・チョコレートシロップ・グラニュー糖・チョコレート・小豆・カップかき氷

【価格が確定してあるもの】合計2002円
・バニラアイス×3→明治 エッセルSカップ超バニラ 200ml:88円(264円)
・チョコアイス×1→明治 エッセルSカップ超チョコ 200ml:88円
・抹茶アイス×1→明治 エッセルSカップ超抹茶 200ml:88円
・アーモンドスライス→トップバリュ アーモンドスライス 35g:188円
・薄力粉→トップバリュ 薄力粉 700g:98円(税込)
・ベーキングパウダー→日清 ベーキングパウダー 5g×8袋: 148円
・卵→鶏卵(白)L 4個:108円
・無塩バター→よつ葉 バター 食塩不使用 150g:328円
・くるみ・ミックスナッツ→トップバリュ ミックスナッツ 60g:98円
・白玉粉→トップバリュ 白玉粉 180g:298円
・バナナ→フィリピン産 トップバリュ バナナ 400g 1袋:98円
・柿の種(わさび味)→亀田製菓 亀田の柿の種わさび 192g:198円

以上です。それでは頑張ってください

ベーキングパウダー


お疲れさまでした! まとめです



【コニーが選んできたもの】

 ・ベーキングパウダー→日清 ベーキングパウダー 5g×8袋: 148円

 ・練りワサビ→エスビー食品 本生 生わさび 43g:168円

 ・卵→鶏卵(白)L 4個:108円

 ・生クリーム→雪印メグミルク フレッシュ純乳脂肪 200ml:298円

 ・バニラアイス×3→明治 エッセルSカップ超バニラ 200ml:88円(264円)


 →ベーキングパウダー(148円)、卵(108円)、バニラアイス(264円)の値段が差し引かれ、練りワサビ(168円・表にないもの)と生クリーム(298円・アニが持参するはずのもの)を購入

 →合計金額:1948円(【おもてなし】割引は会計時に計算)



今日はここまでです。安価協力ありがとうございました。
次回は買い出し、調理直前まで進む予定です
食べ歩きが無事終わったら、アニのお菓子の家建設安価もやるかも

ちょいと進める 調理前まで行きたいけどどうなるかは安価次第


―― 訓練所の外 道中

アルミン「ふぅ……ふぅ……」フラフラ...

ミカサ「アルミン、大丈夫? 辛いなら私の手に掴まって」

アルミン「ありがとうミカサ……でも、ちょっと動いたから少しは楽になってきたよ。突かれたら決壊しそうだけど」サスサス

ミカサ「そんなに苦しいのなら、訓練所でお留守番していてもよかったのに」

アルミン「そうしたいのは山々だけどさ……」チラッ



コニー「アニがつけてるウエストポーチかっこいいな! それなんて言うんだ?」

サシャ「ウエストポーチでしょう。今自分で言ったじゃないですか」

アニ「これ? ―― 糖油補給装置さ」フフン

コニー「すげえ! かっこいい!」

サシャ「だからただのウエストポーチですよね」

アニ「この装置を使えば、誰でも効率よく糖分と油分を摂取することができるんだ」

コニー「そうなんだすげえな! 中には何が入ってるんだ?」

アニ「今入ってるのは……>>275>>276>>277かな」(※甘いものorオリーブオイルにまつわるもの限定。それ以外の場合は>>1が適当に補完します)

蜂蜜

生クリームたっぷりメロンパン

激甘あんこのつまったたい焼き


アニ「今入ってるのは……蜂蜜と生クリームたっぷりメロンパンと激甘あんこのつまったたい焼きかな」

コニー「うまそうだな! 俺にもくれよ!」

アニ「嫌だね。自分で買いな」

コニー「ちぇっ。アニのけちー」ブーブー

サシャ「まるでアニが食いしん坊にでもなったようなラインナップですね」

アニ「糖分が切れたら頭が働かないんだよ。定期的に摂取しなきゃね」バリバリ ムシャリ

コニー「あっ! いいなーいいなーメロンパン! 俺にもくれよ!」

アニ「だから嫌だって言ってるだろ。サシャに買ってもらいなよ」モッキュモッキュ

コニー「頼むぞ」ポン

サシャ「嫌ですよ私お金持ってませんもん。ところで、糖油補給装置という割にはオリーブオイルが入ってないんですね」

アニ「入れ替え制だからね、いつでも入ってるってわけじゃないのさ。それにオリーブオイルはさっき飲んだし、朝も起きて一杯引っ掛けたし」

サシャ「朝も飲んだんですか……」


アニ「目が覚めたらオリーブオイルをワンショット。健康の基本だよ」

コニー「健康にもいいのか! なあなあ、俺も飲んだら身長伸びたりするか?」

アニ「ああ、もちろんだよ。にょきにょき伸びるさ」(←153cm)

コニー「すげー! 俺も明日から飲もう!」(←158cm)

サシャ「……」(←168cm)

サシャ(どうしてアニのほうが身長低いのにあんなに自信満々なんでしょう……? それに、コニーがさっきから『すごい』しか言ってないんですが……)



アルミン「見てよあれ……あのサシャがツッコミに回っても二人のボケに追いついていないんだ。彼らの中にミカサ一人だけ放置するなんてできないよ」

ミカサ「……ありがとうアルミン。とても助かる」

アルミン「どういたしまして。――さあミカサ、油断せずに行こう」

ミカサ「ええ。……頑張ろう」


サシャ「アニがオリーブオイル中毒で甘党だってことは知ってましたけど、正直そこまでとは思いませんでしたよ……ベルトルトとはとことん間逆なんですね」

アニ「……ベルトルト?」ピクッ

コニー「ベルトルトがどうしたんだ? あいつも甘党なのか?」

サシャ「いえ、ベルトルトは辛党なんですよ。――それで、実際のところはどうなんですか? やっぱり顔を突き合わせたら喧嘩ばかりとか?」

アニ「あいつとは……」





【アニとベルトルトの関係】 安価↓1の秒数二桁で決定

※ 末尾二桁が00、01の場合:以前は仲が悪かった二人だが、板挟みになったライナーが戦士ライナー・兵士ライナーに加えて甘党ライナー・辛党ライナー・オリーブオイルライナーに分裂してしまい収拾がつかなくなったので、最近はそれなりに仲良くするようにしている

※ 末尾二桁が素数の場合(02 03 05 07 11 13 17 19 23 29 31 37 41 43 47 53 59):二人の関係は良好。方向こそ違えど自分の特殊な嗜好の数少ない理解者であるためお互いのことを尊重している。相手の好みに口を出したりはしないが、たまに議論がヒートアップして朝まで話し込む。聞き役のライナーは板挟みになって寝不足になる

※ 末尾二桁がそれ以外の場合:二人の関係は険悪。相手は敵以外の何物でもない。顔を合わせるとお互いにコショウとシナモンをかけあう。散らばったコショウとシナモンはライナーが後でくしゃみしながら箒で掃いている


アニ「あいつとは……敵同士なんだ。何度かこっちから歩み寄ろうとはしたんだけどね、私がシナモンをちらつかせるとあっちはコショウを振りまいてくる……正直話し合いにならないんだよ」

サシャ「ああ、コショウ撒かれたらくしゃみ出ますもんね。……っていうか喧嘩はアニからふっかけてるんじゃないですか。シナモン出さなきゃいいでしょうに」

アニ「喧嘩は先手必勝だよ」フフン

サシャ「話し合いするんじゃなかったんですか」

アニ「まあ小さいことは置いといてさ。―― あいつが対話そのものを否定してるから、無力な私にはどうしようもできないんだよ。……争いでしか気持ちを伝えられないなんて、悲しいね」フッ

コニー「その気持ちわかるぜ……俺も野菜に何度か話しかけたんだよ。どうしてお前はそんなに苦いんだ、俺のために甘くなってくれる気はねえのかって! なんで加熱したらシャキシャキレタスがヘニャヘニャキャベツになるんだって!」

サシャ「加熱しても野菜の種類は変わらないんですけど……」

コニー「だから最近は……あいつらを見ると無性に引きちぎりたくなるんだ」

アニ「コニー……あんたもつくづく悲しい男だね。破壊でしか自分を表現できないだなんて」

コニー「へへっ……そんな俺をアニが救ってくれたんじゃねえか! お前には感謝してるぜ、アニ!」

アニ「よしなよ、大したことはしてないさ……でもあんたの気持ち、いつか野菜に伝わるといいね」ガシッ

コニー「ああ、お前もな。応援してるぞアニ!」ガシッ

サシャ「……」

サシャ(二人はもう放っておきましょう。……私、ほとんど無視されてますし)クスン


―― とある大きな商店

ミカサ「……さて、それでは材料を買うとしよう」

アニ「私は今晩使うお菓子の家の建材を発注しに行ってくるよ。後で合流するから」スタスタ...

アルミン「えっ、そういうのって前もって連絡しておかないと手に入らないんじゃ……駄目だ、聞いてないや。行っちゃった」

コニー「よし、それじゃ取り敢えず片っ端から野菜爆破しようぜ! 俺はセロリから行く!」ダッ

アルミン「やめて。大惨事になるから」ガシッ

サシャ「あっさり提案してますけど普通にテロ行為ですよ」ガシッ

ミカサ「訓練所にいられなくなるかもしれないけどいいの?」

コニー「あっ、それは困るな……俺、母ちゃんに憲兵団に入った姿見せねえと」シュン

ミカサ「それじゃあおとなしくしてないと駄目でしょ? 違う?」

コニー「それもそうだな……ごめんなさい」ショボン...

ミカサ「わかればいい。少し静かにしていて」

コニー「はい……わかりました……」ショボーン...

アルミン(ちょろい……ちょろいぞコニー! 君はそれでいいのか!)

サシャ(なんで私のツッコミは聞いてくれないのにアニやミカサの話はちゃんと聞いてるんでしょう……)ズーン...


サシャ「気を取り直して……ええっと、何を買うんでしたっけ?」

ミカサ「大丈夫、メモは取ってきた。……これ」ピラッ(※>>258-259)

サシャ「うわぁ、結構種類が多いですね……一つ一つ探してたら時間がかかりそうです」

コニー「だったらみんなで手分けして取りに行けばいいじゃねえか。動けねえアルミンにはわかりやすい位置で待機してもらって、残った俺たち三人で探し回ればすぐ終わるんじゃねえか?」

ミカサ「……」

アルミン「……」

サシャ「……」

コニー「な、なんだよ? 俺何か変なこと言ったか?」アセアセ

アルミン「いや、提案自体はいいものだとは思うんだけど……」

ミカサ「あなたに買い物ができるの?」

サシャ「買うもの覚えてられます?」

コニー「お前らとことん失礼だな! 十個くらいなら覚えてられるぞ!」


アルミン「十個か……正直鯖を読んでるようにしか思えないな」ウーン...

サシャ「半分の五個でも不安ですね」

コニー「なんだとぅ!?」プンスカ

ミカサ「しかし、みんなで一緒になって移動して探すと効率が悪いのは事実。……一応コニーを信じよう」

サシャ「そうですね、信じましょう。……一応」

コニー「一応って言うなよ!」ムキー!!

アルミン「まあまあ、そこまでにしとこうよ。それじゃあコニーはベーキングパウダーと柿の種のわさび味と卵、アイスクリームのバニラとチョコと抹茶買ってきてくれる?」

コニー「わかった任せろ!」ダッ

アルミン「お店の中で走っちゃ駄目だよー」

サシャ「……聞き返さない辺りがなんとも馬鹿っぽいですね。私も人のこと言えませんが」

ミカサ「なんだか、小さい子どもをはじめてのお使いに行かせる気分……」ソワソワ

サシャ「奇遇ですね、私もです」ソワソワ

アルミン「うん、僕もだよ」


―― 5分後

アルミン「……」

アルミン(待つだけって暇だなぁ……あっ、アニがこっちに歩いてくる。発注できたのかな)

アニ「遅くなって悪かったね。……ところでアルミン、あんた一人なの?」スタスタ...

アルミン「ああ、うん。みんなそれぞれ手分けして材料探しに行ってるよ。僕は荷物番というか、カゴ番」

アニ「へえ……あと揃ってないのは? 私も行ってくるけど」

アルミン「いや、今ミカサとサシャが行ってる分で最後なんだ。最後なんだけど……」

アニ「けど?」

アルミン「コニーが一度も帰ってこないんだ。ミカサとサシャはそれぞれ3往復はしてるのに」

アニ「道に迷ったんじゃないの?」

アルミン「いや、流石にそんなことはないと思うけど……」





コニー「おーい、アルミーン!」タッタッタッ


アルミン「コニー、おかえり! ……ちゃんと持ってきた?」

コニー「おう、もちろんだぜ! まずはベーキングパウダーに卵!」ガサガサ

アニ「これ、ブラウニーの材料じゃないか……よくやったね。正解だよ」ナデナデ ジョリジョリ

コニー「まあな!」フフン

アルミン「うんうん、偉いよコニー! それで後は? 他にも頼んだよね?」

コニー「おう! ――まずは練りワサビ!」ドン!!

アニ「………………」イラッ

コニー「後は生クリームとバニラアイス!」ド-ン!!

アニ「………………」ニヤッ

アルミン「アニ、せめて何か言ってよ……無言で百面相されると怖いよ」

コニー「どうだバッチリだろ! 何か文句あるか!」

アルミン「文句というか……コニー。君に頼んだのは練りワサビじゃなくて、柿の種のわさび味だよ?」

コニー「へ? どこが違うんだ?」キョトン

アルミン「何もかも違うよ! 形状とか容器の形とか……もう色々違うじゃないか! 指摘するのも馬鹿らしいよ! あと生クリームは君に頼んでない!」

コニー「アイスクリームも生クリームも似たようなもんじゃね? 細かいことは気にすんなって」ハッハッハ


アルミン「名前は似てても中身は違うものなんだよ……それに君にはバニラアイスだけじゃなくてチョコと抹茶も頼んだよね? 忘れたの?」

コニー「えー、でも置いてなかったぞ」ブーブー

アルミン「……もういいや、僕見てくる。アニとコニーはここで待ってて」スタスタ...



コニー「ちぇっ……なんだよ、アルミンもあそこまでガミガミ言わなくたっていいのによ……」ブツブツ...

アニ「……」ペタペタ

コニー「ん? アニ、お前何してんだ?」

アニ「お菓子発注したら、お店から商品を無料にできるシールもらったんだよ。……安心しな、あんたの頑張りは私が認めてあげるよ。よくやったねコニー」フッ

コニー「アニ……!」ジーン...

アニ(ベーキングパウダーと卵と……練りワサビはいいや。残り三枚はバニラアイスに貼っとこ)ペタペタ


―― お菓子売り場

サシャ「……」ジーッ...

ミカサ「サシャ、ミックスナッツはあった? あとコニーはいた?」スタスタ...

サシャ「ミックスナッツは確保しました。コニーは見当たりません。……ところでミカサ、これいいと思いません?」

ミカサ「……お菓子の詰め合わせ、5つで300円?」

サシャ「メモ(>>259)を見てもらえばわかると思うんですが、私のパフェって材料の欄に『好きなお菓子』ってのがあるんですよね。ほら、最後のところに」

ミカサ「……本当だ。ある」

サシャ「材料の指定が漠然としてましたし、余計に費用がかかるから勘定に入れてなかったんですけど……こういう詰め合わせならいいと思いません?」

ミカサ「……ふむ」

ミカサ(300円で5つ、しかも中身を自由に決められる……安いと言えば安い。しかもパフェを豪華にすることができる。お菓子がたくさん盛られたパフェはエレンも喜ぶかもしれない。……なんなら、詰め合わせの中にエレンへのお土産を混ぜてもいい)

ミカサ(けれど後々のことを考えると、お金は無駄に使わないほうがいいかもしれない……)



 お菓子の詰め合わせをする? しない? 安価↓1

※する場合は会計時に+300円&詰め合わせの中身を追加安価

※しない場合は特に変化なし


【追加安価・お菓子の詰め合わせの中身】 安価↓1~5

※ お菓子限定。パフェに合わないようなものでも可(例:ポテトチップス)

※ 明らかにスーパーに売ってないようなものでも可(例:ゴデ○バのチョコレート)

※ スーパーのお菓子売り場に置けないようなサイズのお菓子は不可(例:ウェディングケーキ・実物大のお菓子の家など。お菓子の家のキットなどは可能です)

※ パフェの材料ではなくエレンのお土産にする場合は、お菓子の名前と一緒にエレンのお土産だとわかるような言葉を書き足してください。後でパフェと一緒にミカサが渡しに行きます(例:エレンにパイの実)

※ 他の人にプレゼントしたい場合も同じように、【お菓子の名前+人物名】を書き込んでください。指定可能なのは【アルミン・ジャン・マルコ・ライナー・ベルトルト・クリスタ・ユミル】です。この場合はサシャが渡しに行きます(例:アルミンにポッキー)

※ 実際にパフェに盛りつけるかどうかは調理時に決めます。使われなかったものは調理後アイテムに移動します。後で誰かを餌付けする時に役に立つかもしれません


休憩します 再開はたぶん21時前後 安価協力ありがとうございました
もし今日中に戻ってこなかったら今日の投下はこれで終了となります
ちなみにローカルな食べ物でもググって出てくるものなら安価で指定しても大丈夫です 豆腐カステラも出てきたから大丈夫

あとライナーの件ですが後半でまた属性安価や人物安価をするつもりなので、その時に>>280の条件を指定することも可能です
安価次第では甘党ライナーや辛党ライナーだけではなくマヨラーライナーも追加できます

それではまた後でー


ミカサ「……わかった、詰め合わせをやろう。責任は私が持つ」

サシャ「やったー! ミカサ、ありがとうございますっ!」ワーイ

ミカサ「ただしエレンのお土産を入れることが条件。これだけは譲れない」キリッ

サシャ「ああ、そういえばエレンにお土産がどうこうって言ってましたもんね……いいですよ、それじゃあ選びましょう! ――さーて、何にしましょうかねー♪」ウキウキ

ミカサ(とはいったものの、何にしよう……ここでお土産を買うとは思ってなかったから何も考えていない。エレンは甘いものでも喜んでくれるだろうか)ウーン...

サシャ「あっ! 見て下さいよミカサ、ねるねるねるねですよ! ねるねるねるね!」ワーイ

ミカサ「ねるね……? それは何?」

サシャ「お菓子です!」テーレッテレー

ミカサ「見ればわかる」

サシャ「粉末の砂糖を水で練って食べるお菓子ですよ。練ると水飴みたいに色が変わるんです」

ミカサ「えっ……色が変わるの? 体に悪そう」

サシャ「そんなことありませんよ! ねるねるねるねの色が変わるのは……えっと……なんかこう…………科学的な力なんです。害はありません」

ミカサ「サシャ。説明が曖昧」

サシャ「……とにかくおいしいんです! というわけでこれは詰め合わせに入れときます」ポイッ


サシャ「こっちには地域のお土産品が並んでますねー」スタスタ...

ミカサ「本当だ……聞いたことのない地名がたくさん」

サシャ「いろいろありますねー……あ、この辺りなんて面白そうです」ヒョイ

ミカサ「『豆腐カステラ』……? 豆腐なのにカステラなの?」

サシャ「カステラっていうのは卵と砂糖と小麦粉を混ぜて焼いたお菓子ですからね。きっと材料と作り方がカステラとほぼ同じなんでしょう」

ミカサ「なるほど。……カステラなら、パフェのベースに使えそう」

サシャ「そうですね、実際使うかどうかはともかくこれも入れときましょう」ポイ

ミカサ「他には何かないだろうか、エレンのお土産になりそうなもので、何か……」キョロキョロ

サシャ「これなんかどうです? カスタードクリームをカステラ生地で包んでるんですって」ヒョイ

ミカサ「『萩の月』……うん。名前がおしゃれというか、なんだか懐かしい響き。エレンへのお土産はこれにしよう」ポイ

サシャ「あれー……? おかしいですね、他にも『萩の調』ってのがあったと思ったんですが……なくなっちゃったんでしょうか」キョロキョロ

ミカサ「ざっと見た感じ見当たらないけれど、どういうものなの?」

サシャ「中にカスタードクリームじゃなくてチョコクリームが入ってるんですよ。……まあチョコ饅頭はアルミンのがありますからいいですかね。あったら食べたかったんですけど」


アルミン「二人とも、お菓子売り場で何してるの?」ヒョコッ

サシャ「おやアルミン。カゴのところで待ってたんじゃないんですか?」

アルミン「コニーがアイスクリームのチョコと抹茶味を見つけられなかったみたいでさ、僕が探してきたんだ。ほら」ヒョイ

ミカサ「……やはりコニーにはメモごと渡しておくべきだった」

アルミン「次の機会があるならそうしようね。……ところでその袋は何?」

サシャ「お菓子の詰め合わせです!」エッヘン

ミカサ「パフェの盛り付けに使えるかと思って、色々選んでいた」

アルミン「へえ……よくわからないけど、そのネルネルナントカってのもパフェに使えるの?」

サシャ「…………使えますよ?」

アルミン「間があったね」

サシャ「ところで!! アルミンはパフェに何か入れたいものはありませんか!?」

アルミン「えっ、僕? 僕は別に特別な好みはないけど……」

サシャ「それでも何かあるでしょう! ほら、目の前にたくさんチョコレートがありますよ! 何かこの中でいいなって思うものはないんですか!?」

アルミン「そんなこと急に言われても……ん?」


アルミン「……このお菓子、チョコレートに船の絵が書いてある」ヒョイ

ミカサ「本当だ。……まるで一枚の絵画を見てるよう。とても綺麗」

アルミン「これだけじゃお菓子の味はわからないけど、なんだか上品な印象があるね」

サシャ「わからないなら食べればいいんです! それっ!」ポイッ

アルミン「ちょっ……サシャ、入れちゃっていいの!?」

サシャ「いいんですよ、これはさっき頑張ったアルミンへのプレゼントってことにしときます! それに今やってるのは食べ歩きなんですからね、食べたいと思ったものを我慢する必要はありません! どんどん食べるべきです!」

アルミン「……ありがとう。後でサシャにも分けてあげるね。もちろんミカサにも」

ミカサ「エレンにもあげてほしい」

アルミン「もちろんだよ! ……帰ったら、みんなが作ったパフェを食べながらお話しようね」

サシャ「おおっ、いいですね! 大人数でわいわい食べるのは楽しそうです!」

ミカサ「気合を入れて必ず美味しいものを作るから、楽しみにしてて」グッ

アルミン「うん、期待してるよ」


サシャ「あと1つは……ちゃんとパフェに使えるようなものにしましょうか」キョロキョロ

アルミン「じゃあこれなんてどう? トッピング用のチョコレートらしいけど、これも詰められるみたいだよ」ヒョイ

ミカサ「チョコスプレーにデコペン、チョコチップはハートと丸の二種類……中が見えないけれど他にも何か入ってそう」

サシャ「ならそれで決まりですね! デコペンはチョコレートシロップの代わりにかけるって手もありますし……まあチョコシロップはアニが持ってるでしょうけど」

アルミン「……」

ミカサ「……」

サシャ「……」

アルミン「戻りたくないなぁ……」

ミカサ「アルミン、目の前の状況から逃げては駄目」

サシャ「まあ、あの二人は悪気があるわけじゃありませんし……ちょっと面倒くさいだけで」

アルミン「……戻ろっか」トボトボ...

ミカサ「うん……」トボトボ...

サシャ「行きましょう……」トボトボ...


―― レジ付近

アニ「遅かったねあんたたち。何してたの?」

サシャ「ちょっと野暮用というかなんというか……あれ? なんだかカゴの中身減ってません?」

アニ「私から提供できる材料もいくつかあったからね。余計にお金を使うともったいないだろうし棚に戻しておいたよ。それとも小豆は5kgじゃ足りない?」

ミカサ「そんなにいらない」ブンブン

アルミン「僕たち、それと同じ量のカレー食べてきたばかりなんだけど……」

アニ「……ふうん、カレーね」チッ

ミカサ(舌打ちした)

アルミン(一瞬殺気が……)プルッ

サシャ(カレーというか、辛いものがそんなに嫌いなんですか……)

アニ「それより早く会計してきなよ。コニーが待ちくたびれてDynamiteなhoneyを歌ってるよ」

ミカサ「何故歌っているの」

アニ「ダイナマイトがコニーでハニーが私なんだってさ。爆破で甘いから仕方がないね」フフン

アルミン(……ハニーってそっちの意味じゃないと思う)


【お会計】 現在の合計額:2248円

・チョコアイス×1→明治 エッセルSカップ超チョコ 200ml:88円
・抹茶アイス×1→明治 エッセルSカップ超抹茶 200ml:88円
・アーモンドスライス→トップバリュ アーモンドスライス 35g:188円
・薄力粉→トップバリュ 薄力粉 700g:98円
・無塩バター→よつ葉 バター 食塩不使用 150g:328円
・くるみ・ミックスナッツ→トップバリュ ミックスナッツ 60g:98円
・白玉粉→トップバリュ 白玉粉 180g:298円
・バナナ→フィリピン産 トップバリュ バナナ 400g 1袋:98円
・柿の種(わさび味)→亀田製菓 亀田の柿の種わさび 192g:198円

・練りワサビ→エスビー食品 本生 生わさび 43g:168円
・生クリーム→雪印メグミルク フレッシュ純乳脂肪 200ml:298円

・バニラアイス×3→明治 エッセルSカップ超バニラ 200ml:無料
・ベーキングパウダー→日清 ベーキングパウダー 5g×8袋:無料
・卵→鶏卵(白)L 4個:無料

・お菓子詰め合わせ(アルフォート・萩の月・ねるねるねるね・豆腐カステラ・トッピング用のチョコレート):300円




【おもてなし安価】 安価↓1

※ 合計額から秒数末尾一桁を割り引きます(割引幅0~9)。更に秒数末尾二桁がゾロ目の場合、お土産をもらうことができます

※ 安価の書き込み内容は秒数二桁がゾロ目だった時にもらえる「お土産」を書き込んでください(食べ物以外でも可)


 【結果】 末尾二桁 42 → 会計金額から2割引・お土産はなし

 → 2248×0.2=449.6(端数切り上げ)→450円引き

 → 2248-450=1798 合計1798円

 → 現在の所持金 4460-1798=2662円





サシャ「……なんだかセール中だったみたいで、お会計から2割引してもらっちゃいました」ジャラジャラ

アルミン「小銭が一気に増えたね」

サシャ「お金は減ったのにお財布が重くなって、なんだかお金持ちになった気分です」ズッシリ

ミカサ「それは私もよくある」

アルミン「お財布あるあるだね」

アニ「溶けやすいものもあるし、買い物が済んだなら訓練所に戻ろうか。……コニー! 戻るよ!」パンパン

コニー「おう! 俺が全部持ってやるぜ! 任せろー!」ガシッ タッタッタッ...

ミカサ(コニー……! まんまとアニに使われてるけど、あなたは本当にそれでいいの……?)


―― 訓練所

サシャ「……結局コニーが一人で運んでくれましたね」

ミカサ「私たちは楽だったけれど、卵が割れてないかどうか心配」

アニ「それは大丈夫だよ。事前に『卵が割れるような運び方をしたらピーマンの肉詰めを口に詰める。あとニンジンとナスも生で詰める』って言っておいたからね」

アルミン「ああ……じゃあ大丈夫かな。きっと」

コニー「材料机の上に出すぞー……ん? なんだこれ、ねるねるねるねる?」ヒョイ

サシャ「るが一個多いですよ、コニー」

コニー「へー……なんだか面白そうなお菓子だな。これ食えるのか?」

サシャ「食べたいんですか?」

コニー「いや、ここまで運んだんだからお駄賃が欲しい」キリッ

ミカサ「こき使われているように見えてちゃっかり対価を要求するなんて……! コニー、恐ろしい子……!」

サシャ「えー……でも、ねるねるねるねはちょっと」ムムム


コニー「じゃあこっちの練りワサビでもいいぜ。俺が持ってきたものだしな」ヒョイ

アルミン「えっ、練りワサビ返してきてなかったの!? アニがいらないものは棚に戻したんじゃ――」

アニ「そんなもの触りたくもないよ。手が汚れる」ササッ

アルミン「だったらコニーが……戻せないか」ハァ

コニー「おう! 棚の位置はすっかり忘れたぜ!」エッヘン

ミカサ「威張ることではない」

サシャ(うーん、どうしましょう……ねるねるねるねはパフェに使わないとはいえ、コニーにあげるのはちょっともったいないですね。かといって何もあげないのも少しかわいそうですし……)





 コニーにどっちをあげる? 安価↓1 練りワサビorねるねるねるね

※ 練りワサビをあげると、三人のパフェの出来上がりにバリエーションが増えます

※ ねるねるねるねをあげるとパフェを作っている間ひたすらコニーが一人で練っています。パフェのバリエーションは特に増えません


サシャ「……仕方がないですね、練りワサビをあげましょう」スッ

コニー「やったー! ありがとな、サシャ!」ワーイ

アルミン(練りワサビ単体であんなに喜ぶなんて……というか、コニーはあれをもらってどうするんだろう)ウーン...

ミカサ「……お駄賃もあげたし、材料の配分も済んだ。早速パフェを作ろう」

アニ「チョコレートシロップと、グラニュー糖とチョコレートと……小豆はミカサでカップかき氷はサシャだったね。はいどうぞ」コトッ

サシャ「おおー……ありがとうございます、助かりますよ」

ミカサ(よかった、常識的な量だった……)ホッ

アニ「足りなかったらいつでも言いなよ。オリーブオイルもストックが20本くらいあるからさ」

ミカサ「いえ、これで充分」ブンブン

サシャ「平気です大丈夫です問題ありません」ブンブン


サシャ「さて……それじゃあアルミンとコニーは食堂で待っててください。出来上がり次第持っていきますから」

コニー「え? 俺はここにいるぞ? アニの手伝いしなきゃなんねえし」

ミカサ「駄目。野菜が置いてあるからって調理場を爆破されたら困る」

コニー「んなことしねえよ。俺は破壊の化身から創造の……創造する、こう……なんかやべえ存在に生まれ変わったんだ。安心して任せてくれ」キリッ

サシャ「なんか一気に不安になりました」

アルミン(コニーがいるなら僕も手伝おうかな……一人で待ってても暇だろうし)





【お手伝い安価(1/2)】加速はちょっと待ってね

 ・ アルミンとコニーがパフェ作りのお手伝いをしてくれるそうです。【サシャ・ミカサ・アニ】の中からお手伝いする人物をひとり選びましょう。また、アルミンの場合は【手伝わない】を選ぶことも可能です



  アルミンがお手伝いする人物 >>319(【サシャ・ミカサ・アニ・手伝わない】から選択) 

  コニーがお手伝いする人物 >>321(【サシャ・ミカサ・アニ】から選択。【手伝わない】が指定されてしまった場合は強制的にアニを手伝います)



 ・ それぞれ組み合わせた時にどんなことが起こるのかは次のレスを参照


【お手伝い安価(2/2)】 組み合わせ効果一覧

・サシャ(一人):つまみ食いをはじめる。1人分(ちょっと貧相)しか完成しない
・サシャ×アルミン:特になし。2人分完成する(おいしい)
・サシャ×コニー:コニーの提案で練りワサビが加わる。2人分(激辛)完成する


・ミカサ(一人):寂しがってパフェにアレンジを加える。6人分(ちょっと豪華)完成する
・ミカサ×アルミン:特になし。6人分完成する(おいしい)
・ミカサ×コニー:コニーの提案でパフェの中の一つがわさび入りに。6人分(うち1つがわさび入り。いわゆるロシアンルーレット)完成する


・アニ(一人):オリーブオイルと砂糖が狂ったように注がれる。4人分(オリーブオイル大量+糖分高め。胸焼けするがなんとか食べられるもの)完成する
・アニ×アルミン:特になし。4人分完成する(おいしい)
・アニ×コニー:オリーブオイルと砂糖と練りワサビが狂ったように注がれる。4人分(兵器)が完成する



 ・お手伝いする人物が被った場合は、2人でその人物のお手伝いをします。この場合はコニーの効果が優先です(例えばアルミンとコニーのお手伝いが両方ミカサだった場合、わさび入りのパフェが1つできあがります)


説明は以上です。頑張って最悪の事態を回避しましょう

サシャ

ミカサ


お疲れ様でした! まとめです



【まとめ】

 アルミンがお手伝いする人物 サシャ

 コニーがお手伝いする人物 ミカサ


 ・サシャ×アルミン:特になし。2人分完成する(おいしい)

 ・ミカサ×コニー:コニーの提案でパフェの中の一つがわさび入りに。6人分(うち1つがわさび入り。いわゆるロシアンルーレット)完成する

 ・アニ(一人):オリーブオイルと砂糖が狂ったように注がれる。4人分(オリーブオイル大量+糖分高め。胸焼けするがなんとか食べられるもの)完成する

 → パフェは12人分完成

今日はここまでです。安価の協力ありがとうございました
次回は調理編です。うまく進めば実食までいけるかも
あと途中の萩の月と豆腐カステラはググりながら書いたから細かいところとか間違ってたらごめんなさい

大変長らくお待たせしました 投下開始
ほぼ書き溜めなしだからどこまでいけるかわからないけど今日は実食直前までいきたい 予定は未定 いけなかったらごめんなさい
今日の分が終わりになったらその旨を書き込みます


アルミン(コニーはアニを手伝うって言ってるよね。ミカサは一人でも大丈夫だろうし、ここは――)

アルミン「サシャ、よかったら手伝わせてもらえないかな?」

サシャ「えっ? 私は構いませんけど……いいんですか?」

アルミン「まあ、手伝うと言っても単純な作業くらいしかできないけどね。それでもいいなら」

サシャ「いえ、充分ですよ。助かります」

アルミン「ちなみにメインは君の見張り番だからね。味見って言いながらお菓子つまみ食いしちゃ駄目だよ?」ニッコリ

サシャ「やだなぁ、みなさんのために作ってるのにそんなことしませんって」アハハ

アルミン「僕の目を見て言える?」

サシャ「……」プイ

アルミン「サシャ?」

サシャ「……お手伝い、よろしくお願いします」

アルミン「うん、よろしくね」


ミカサ(コニーはアニの、アルミンはサシャのお手伝い……ということは、私は一人で調理することになる)シュン

ミカサ(……少しさみしいけれど、逆に考えたら調理に集中できるということ。エレンやアルミンのためにもとびきりおいしいパフェを作ろう)グッ

コニー「さあアニ! 俺は何をすりゃいい? 爆破ならどーんと任せとけよ!」

アニ「……いいやコニー、あんたは私じゃなくてミカサを手伝いな」

ミカサ「えっ」ギクッ

コニー「なんだって……? 俺が、ミカサを……?」

アニ「ああ、あんたも独り立ちする時が来たのさ。いい加減私の元から離れるべきだ」

ミカサ「ちょっ……ちょっと待ってアニ。私じゃコニーの面倒は見きれない。無理」ブンブン

アニ「破壊してばかりじゃ何も生まれない。あんたも創造の喜びを知らないとね。……そしてそれを学ぶためには、私のところにいちゃいけないんだ」フッ

ミカサ「私のところでも教えられない。やめて」イヤイヤ

コニー「……俺にも、何かを作り出すことができるのかな」

アニ「大丈夫。……あんたならできるよ」ポン

ミカサ「待って、待って二人とも。私を無視して話を進めないで」ユサユサ


アニ「まあ待ちなよミカサ。何も私はただあんたにコニーを押し付けようって魂胆じゃないよ」

ミカサ「今押し付けるって言った……! 押し付けるって言った!!」

アニ「あんた、パフェの作り方の手順は覚えてる?」

ミカサ「え? ……ええっと、まずはベースの白玉を作って――」

アニ「そう、あんたのパフェはまず白玉を作らないと駄目だ。しかも八人分となったらたくさん生地をコネコネしないといけない……その作業、あんた一人でやるつもりなの?」

ミカサ「うん」

アニ「……」

ミカサ「うん」

アニ「うんじゃないでしょ?」

ミカサ「だって、それくらい一人でもできる……」モソモソ

アニ「駄目だってば。一人でコネコネしたら手が腱鞘炎になっちゃうからね、手伝いは絶対に必要だよ」

ミカサ「……じゃあサシャとアルミンに手伝ってもらう。ので、コニーはいらない」ブンブン

コニー「そんな冷たいこと言うなよ……白玉は野菜じゃねえから爆破しねえって」シュン


アニ「まったく……傷つくよ。あんたはいつからコニーをそんな目で見るようになったの?」

ミカサ「さっき」

コニー「じゃあまだなんとかなるな!」

ミカサ「ならない」

コニー「だから、そんな冷たいこと言うなって。せめて俺に汚名挽回するチャンスくらいくれよ」

アルミン「挽回じゃなくて返上だよ」

アニ「私もあんたと同じで、ベースになるブラウニーを作らなきゃいけないからね。正直コニーの面倒を見てられないんだ」

ミカサ「私も、エレンやアルミンのためにおいしいパフェを作りたい。ので、他の人の面倒を見てる余裕は……」モソモソ

コニー「ああ、俺も同じ気持ちだぜミカサ。とびっきりうまいもん、二人で作り出してやろうぜ!」ニッ

ミカサ「…………」ドヨーン...

アルミン「み、ミカサ、僕たちも手伝うから……」オロオロ

サシャ「そうですよ、幸い私のパフェはぱぱっと盛り付けるだけですし、ギリギリまで一緒にいますから……ねっ?」アセアセ


―― 数分経過

アニ「二人とも、材料は揃ったよね。調理台が狭いから量りはしまうよ」ゴソゴソ

アルミン「あのさ、アニ……今出していた平たい板は何?」

アニ「卓上デジタルスケールさ」

アルミン「なんて?」

サシャ「食べられますか?」

アニ「食べられないよ。ちなみにヨーロッパ中世のお菓子作りがどうなってたかとか下調べしようとしたけど果てしなく面倒くさいからオーブンとかガスコンロとかレンジとか普通に使うよ」ドッカンドッカン

コニー「すげえ……! 糖油補給装置からたくさん見たこともねえ箱が出てくるぜ!」

ミカサ「明らかにウエストポーチよりも箱の体積が大きいのだけれど」

アニ「細かいことは気にしちゃ駄目さ。……ほらミカサ、この鍋と一口コンロを貸すから、コニーに早く白玉団子の作り方を教えてやってよ」

ミカサ「…………」


ミカサ(そう、コニーが悪いわけじゃない……ただ、何かと爆破しようとするのと、さっきから手に握りしめている練りワサビが激しく気になるだけで)

ミカサ「……では、まず白玉だんごを作る。みんな、作り方は知ってる?」

サシャ「私はざっくりと知ってます。……ざっくりなので細かいところは曖昧ですが」

アルミン「僕も、さっきチラッとレシピに目を通したから微妙かな……」

コニー「俺は知らねえぞ!」エッヘン

ミカサ「……大丈夫。私がちゃんと教える。作業自体は単純だから」

アルミン(がんばれミカサ!)グッ

サシャ(負けないでくださいねミカサ!)グッ

コニー「最初は何をするんだ? 黒色火薬を煎るのか?」

ミカサ「そんなことはしないしそんなものは使わない。――まずは白玉粉と水を混ぜる。この時気をつけたいのは>>342

水と白玉粉の比率


ミカサ「この時気をつけたいのは水と白玉粉の比率。少なすぎると白玉粉の粉っぽさが残ってしまうし、入れすぎてたらドロドロになってしまう。ので、混ぜ合わせる前にしっかり計量カップで測っておくことが大切」

コニー「優しさはいらねえのか」

ミカサ「もちろん食べる人のことを考えて作るのも大事なこと。ちょっとした意識の違いで最後の仕上がりが段違いになるから」チョロチョロ

コニー「水は一気に入れねえのか?」

ミカサ「白玉粉の水の適量は湿度と温度に左右される。この前はちょうどいい量でも、今日が最適とは限らない……よし、これくらいでいいはず」

サシャ「ミカサ、お団子の生地作るの上手ですね」

ミカサ「エレンのことを考えたらこれくらい簡単。……次に、白玉粉を丸めていく」

コニー「丸めるのか……丸めるのは得意だぞ。俺の頭も丸めてあるからな」

サシャ「はいはいそうですね。それで、大きさは大体>>344くらいでしたっけ?」

アルミン「形は>>346だったよね」

ミカサ「固さは>>348くらい。……ここに同じくらいの柔らかさのものがあるから参考にするといい」プニプニ

※ 具体的な数値でも抽象的な表現でも可。最終的なパフェの出来に関わります

ピンポン玉よりちょっと小さいくらい

まん丸

サシャのほっぺ


サシャ「大きさはピンポン球よりちょっと小さいくらいでしたっけ?」コロン

ミカサ「どこから出したの」

サシャ「ポケットに入ってました!」エッヘン

ミカサ「……まあいい。このピンポン球を目安にして、コニー」スッ

コニー「おう。それで形は?」

アルミン「形はまん丸だったよね。このピンポン球と同じだよ」

ミカサ「そう。……この大きさでまん丸だと少し火が通りにくいかもしれないけれど、そこは私の愛でカバーする。大丈夫」

コニー「愛ってすげえな!」

ミカサ「そして固さはサシャのほっぺくらい。……ここに同じくらいの柔らかさのものがあるから参考にするといい」プニプニ

サシャ「同じくらいというか本人なんですが」

コニー「なるほどな。これくらいか」プニプニ

アルミン「参考になるなぁ」プニプニ

ミカサ「ええ。サシャがいてくれて助かった」プニプニ

サシャ「……」ホッペタビローン


アニ「何やってるんだいあんたたち」チャカチャカチャカチャカ

サシャ「ひらはまはんほほひゃわらかひゃほはひはへへはふ」

アニ「なんて?」

アルミン「白玉だんごの柔らかさを確かめてるんだ。アニもやる?」

アニ「やらないよ。今忙しいんだ」チャカチャカチャカチャカ

コニー「アニは何してんだ? 火薬を配合してるのか?」

アニ「粉をふるってるんだよ。こうすることで出来上がりがきめ細やかになるのさ」

コニー「へー……きめ細やかってうまいのか?」

アニ「ホットケーキなんかはざっくり混ぜたほうがいいんだけどね。今回はケーキだからちゃんとふるうよ。薄力粉はダマになりやすいし、こうすることでベーキングパウダーを均一に混ぜ合わせることができるから」チャカチャカチャカチャカ

ミカサ「そっちのクルミはそのまま入れるの?」

アニ「いいや、これはこうやって……砕くッ!!」バキィッ!!

アルミン「おおっ! 半分になったね!」パチパチ

アニ「粉微塵にしたら食感が残らないからね」フフン

ミカサ「……でも、拳じゃなくてスプーンで砕けばよかったんじゃ」

アニ「……うるさいよ」ヒリヒリ


サシャ「ところでそっちのボウルに入ってるチョコはなんですか? 食べていいですか?」

アニ「湯煎で溶かしてるから駄目」

アルミン「へえ……そういうのってレンジで溶かすんじゃないんだ?」

アニ「レンジだとラップをしても風味が飛ぶだろ? それにもし失敗したら、チョコなんかは焦げ付いちゃって料理に使えなくなるからね。却下だ」

ミカサ「……意外。割と丁寧」

アニ「当然だよ。お菓子作りってのはレシピ通りに作らないとおいしくならないからね」

サシャ「驚きましたね、正論が出てきましたよ」

アニ「卵は2個、砂糖は……まあこれくらいかな」ドバドバ

アルミン「ちょっと待って」



アニが入れた砂糖の量 安価↓1 (参考:レシピに記載されている最大量は40g)

※ 具体的な数値でも抽象的な表現でも可。ただしボウルに入る量以内。パフェの出来に関わります


ミカサ「何をしているの」

アニ「あんたたち字も読めないの? ――コニー、ちょっとここ読んでみな(>>258)」トントン

コニー「よっしゃ任せろ! ……ええと、『好みで加減』!」

アニ「ほらね」ドヤァ

ミカサ「ほらねじゃない」

サシャ「最大量は40gだと思うんですが」

アルミン「加減って何か知ってる?」

アニ「ちょうどいい具合にすること」キリッ

サシャ「ちょうどいいって……今、袋ごと入れましたよね? 袋の中身全部入れましたよね?」

アニ「そうだね、まだ物足りない気がするな」ザバザバ

サシャ「」

コニー「おー、二袋目か」


アニ「惜しいな……昨日だったら糖油補給装置に塊で入ってたんだけどさ」

アルミン「へえ、塊で……かっ、塊!? 砂糖が塊で入ってたの!?」

アニ「当たり前だろ? 週に3回、キロ単位で持ち歩いてるよ」

アルミン「きろたんい」

コニー「腰が痛くなりそうだな!」

アニ「昨日の夜中、口が寂しくて思わずかじって食べちゃったんだよね。……タイミングが悪かったな」フゥ

サシャ「…………」

アルミン「サシャ、大丈夫? 顔色悪いよ?」ユサユサ

サシャ「あの……私、食べ物の好き嫌いはないほうなんですけど……ちょっとあれは……ちょっと」

ミカサ「私もアレはいらない」ブンブン

アルミン「……うん、僕もいらないかな」

ミカサ「……もうアニは放っておこう」ハァ


ミカサ「白玉だんごを成形したら、沸騰したお湯に入れていく」ポチャンポチャン

コニー「ふーん……あれ? 全部は入れないのか?」

ミカサ「鍋の中のお湯の温度が下がってしまうから駄目。少しずつ入れていくのがベスト」

コニー「……菓子作りって面倒くせえな」

ミカサ「そんなことはない。慣れるとこの手間が楽しくなってくる。……そしてこのまま少し待つと、白玉が自分から浮きあがってくる」

コニー「自分の意思でか?」

ミカサ「……そういうことにしておこう」

アルミン「諦めたね」ヒソヒソ

サシャ「そりゃ諦めたくもなりますよ。絶好調ですもんコニー」ヒソヒソ

ミカサ「むっ……ほら見てコニー、おだんごが浮き上がってきた」

コニー「おおっ! 本当だ! よーし頑張れ白玉一号、お前の本気を見せてやれ!!」ブンブン

ミカサ「コニー、腕を振り回さないで! 危ない!!」ササッ


コニー「それでこの白玉はどうするんだ? このまま食うのか?」

サシャ「そんなことしたら火傷しますよ。私でもやりません」

アルミン「説得力があるね」

ミカサ「慌てないでコニー……白玉だんごはすぐ取り出しては駄目。浮き上がってから一分待って……よし、今!」ザッ チャプン

コニー「……? 何してんだ?」

ミカサ「冷水に入れた。こうすることで引き締まってもちもちした食感になる。……これで、白玉だんごはできあがり」

コニー「ふーん……ところでミカサ、ちょっと俺にも鍋貸してくんねえか?」ウズウズ

ミカサ「駄目。今第二弾をやってるから忙しい」ジーッ...

コニー「そんなこと言わねえでさ、ちょっとだけ! ちょっとだけだから!」

ミカサ「……」



 コニーに鍋を貸す? 貸さない? 安価↓1

※ どちらでも出来上がりには影響しません


ミカサ「……鍋の中身を爆破しない?」

コニー「しないしない」

ミカサ「…………避けてと言ったらすぐ避けてくれる?」

コニー「するする」

ミカサ「………………仕方がない。貸そう」

コニー「おう、ありがとよ」

ミカサ「そもそも鍋を借りてどうするの? 白玉を網で掬いたいの?

コニー「違ぇよ。鍋でやりたいことと言ったらこれしかねえだろ!」スッ




     コニー「はーっはっはっは! はぁーっはっはっはっは!!」グツグツ



ミカサ「……」

アルミン「……」

サシャ「……」

ミカサ「……コニー、それは何」

コニー「悪の親玉ごっこ」ドヤァ

ミカサ「……」

コニー「もしくは悪い魔女ごっこ。……あ、俺は男だから魔法使いか」

ミカサ「……そう」

アルミン「コニーといると飽きないね」アハハ

サシャ「ええ、私も対人格闘の時楽しいですよ」ウフフ


アニ「白玉できたの? ならもうサシャたちも調理に取り掛かれるね」ヒョコッ

サシャ「そうですね、今からはじめたらみんな同じ時間に完成……って、アニは今何をしてるんです?」

アニ「ブラウニーをオーブンで焼いてるところだよ。レシピで言うと7番だね」

サシャ「ふむふむ、7番……って、ちょっと待って下さいよ。アニのパフェは三十分待ちしないと駄目じゃないですか」

アルミン「しかもその後冷まさないといけないから、もしかしてできあがるまで一時間以上かかるんじゃ……」

アニ「そう慌てるんじゃないよ。――焼きあがって冷ましたものがこれさ」ファサッ

コニー「なっ……!? 布の下から……ブラウニーが出てきただと……?」ガーン...

アルミン「コニーは人生楽しそうでいいなぁ」ウフフ

サシャ「ですねぇ」アハハ

ミカサ「あるなら何故焼いたの」

アニ「私の糖油補給装置に入れとくためだよ。固めに焼いたら日持ちするからね。―― ちなみにこっちのブラウニーは、砂糖をさっきの倍量入れてあるよ」

サシャ「……倍って」

アニ「四袋」

サシャ「」


サシャ「……私たち、あっちで作りますね。行きますよアルミン」フラフラ...

アルミン「あっ、うん……またねミカサ。出来上がりを楽しみにしてるよ」スタスタ...

アニ「私もちょっと離れたところで作ろうかな。集中したいからね」スタスタ...



ミカサ「……」

コニー「砂糖四袋ってジャリジャリしそうだな! っていうかほぼ砂糖じゃね?」

ミカサ「ええ、私も驚いている……それはともかく、盛り付けを始めよう。コニーも手伝ってほしい」

コニー「おう、いいぜ。皿の下には黒色火薬を」

ミカサ「いらない。……まずはお皿に白玉を敷き詰めて。箸でやると白玉が潰れるので、スプーンを使って慎重に」

コニー「慎重にか……慎重な作業は得意だ。火薬の配合は繊細な作業だからな」

ミカサ「早くやって」

コニー「おう。……っと、練りワサビはここに置いてっと」コトッ

ミカサ「……? コニー、どうして練りワサビの中身が減っているの?」


コニー「そりゃ混ぜたからだよ」

ミカサ「何に?」

コニー「白玉に」

ミカサ「」

コニー「まずかったか?」キョトン

ミカサ「まずいに決まってる……! なんてことしてくれたのコニー……!」プルプルプルプル...

コニー「まあいいじゃねえか。日常にも刺激という名のスパイス――」

アニ「バニラエッセンス!!!!!!」

コニー「……バニラエッセンスが必要だと思うんだ」

ミカサ「そんなものパフェには必要ない! ……私は、エレンとアルミンにおいしいパフェをごちそうしたかったのに」シュン

コニー「そう悲しむなってミカサ。別に俺が全部白玉作ったわけじゃねえんだし、ほんの一部だけだって」

ミカサ「……ちなみにどれくらい入れたの」



 コニーが入れた練りワサビの量 安価↓1

※「チューブ一本分」や「俺(コニー)が作った白玉のうち半分」など具体的な量でも、抽象的な表現でも可


コニー「どれくらいって……わさびはチューブ一本分だろ。それ以下でもそれ以上でもねえ」

ミカサ「……確かにチューブはぺったんこになっている。これを全て?」

コニー「いいや。あとは前にベルトルトにもらったフーバースペシャルブレンドアルティメット激辛スパイスってやつを一袋」

ミカサ「……」

ミカサ(……駄目、落ち着いて私。コニーを削いでも現状は変わらない)

ミカサ(コニーが作った白玉の数はせいぜい数個。それがエレンとアルミンに当たる可能性はものすごく低い。大丈夫)ブツブツ

ミカサ「……わかった。作ってしまったものは仕方がない。だかららそのわさび入りの白玉を別に分けてよそって」

コニー「ああ、そりゃ無理だ」

ミカサ「え……」

コニー「どれがどれだかわかんねえもん」

ミカサ「」

すいません、今日はここまでです。安価協力ありがとうございました
明日も夕方ごろから今の時間くらいまでやります。なんとか実食直前まで行きたいけれどおそらく安価次第です

age忘れた
それではまた明日ー


まさかsageのまま再開するとは思わなかったから気付かなかったよ
明日も楽しみにしてる

再開します 今日はパフェのトッピング安価が多いです 実食までいけるかどうかは安価次第
今日の分の安価が終わったらまたアナウンスします

>>368 sageだって投下してから気づいたのでどうしようもなかったんです ごめんね


サシャ「見て下さいよアルミン。コニーが窓から飛び出していきました。頭から」

アルミン「あれはね、飛び出していったんじゃなくて投げ出されたっていうんだよ」

サシャ「へえ、一体何があったんでしょうかね……ところでカップかき氷の準備は終わりました?」

アルミン「うん、手で揉んで柔らかくしておけばよかったんだよね? これでいいかな?」

サシャ「どれどれ……? はい、いいですよ!」

アルミン「それにしてもかき氷まで持ってるなんてね。アニには驚かされっぱなしだよ」

サシャ「そうですね、このかき氷もポンと出てきましたし……これも常備してるんでしょうか」

アルミン「さあ……?」





カップかき氷の味 安価↓1

※ 実際の店舗で見かけるような味orアニお手製のかき氷のどちらかを選択。お手製を指定する場合は、過去に試食させられたライナーの感想&行動もお願いします

※ パフェの出来上がりに関わります

お手製

甘党ライナー「う!うまい!こんなうまいカキ氷は食べたことがない!これはオリーブオイルを凍らせて作ったのか!さらにカキ氷かけられた蜂蜜シロップとシナモンが絶妙な風味をかもしだしている!凄いぞアニ!お前は天才だ!」
と言いながら大阪城に変身


サシャ「お手製なのにパッケージも凝ってますよね。手書きとは思えないです」

アルミン「成分表示にオリーブオイルが入ってるのが気になるけどね。あと蓋の上に書かれてるこれは……城? 城の着ぐるみ?」

サシャ「それくらいおいしいってことなんでしょう。天にも昇る気持ちってのですかね……さて、それでは盛り付けはじめちゃいましょうか。まずは砕いたせんべいを下に敷いてっと……」ガサゴソ

アルミン「サシャ、そのおせんべいはどこから出したの?」

サシャ「コニーがくれました。しかもポケットに入れたまま尻もちついちゃったみたいで、うまい具合に粉々になってます」

アルミン「……コニーの尻が押しつぶしたせんべい?」

サシャ「そうとも言います」

アルミン「……」

サシャ「まあ、袋で包装されてましたし……大丈夫ですよ。たぶん」





おせんべいの種類 安価↓1

※ 実際の店舗で見かけるような味orベルトルトが手焼きした激辛せんべいのどちらかを選択。手焼きせんべいを指定する場合は、過去に試食させられたライナーの感想&行動もお願いします

※ パフェの出来上がりに関わります


アルミン「おせんべいはお手製じゃなくてちゃんとした商品なんだね」

サシャ「このおせんべい、砂糖と醤油が絶妙なバランスで味わえてすっごくおいしいんですよねー。パフェ作りがなかったら普通に食べたかったです」ジュルリ

アルミン「駄目だよ?」

サシャ「……」

アルミン「駄目」

サシャ「ううっ、わかってますよぅ……そうだ、かき氷を盛り付ける前にトッピング用のチョコを出しておきましょう」ガサゴソ

アルミン「……? サシャ、そっちに置いてるのは何?」

サシャ「これですか? 豆腐カステラですよ。パフェのベースに使えそうだと思って買ってきたんですが……」

サシャ(そういえばこれ、どうしましょう……? うーん、このレシピには合わない気がするんですよね。無理に使わないで、残して後から食べたほうがいい気がしますが)





ベースに豆腐カステラを使う? 使わない? 安価↓1

※ 実際のレシピにはない材料です。パフェの出来上がりに関わります


サシャ(……いえ、これはやめておきましょう。今でも甘いんだかしょっぱいんだか辛いんだかよくわからなくなっちゃってますし。混ぜたら危険ですよね)

サシャ「そうだ、アルミンに渡し忘れてましたね。――はいアルミン、アルフォートをどうぞ!」スッ

アルミン「わあっ、ありがとう! ……ちょっと開けてみてもいい?」ソワソワ

サシャ「ええ、いいですよ」

アルミン「じゃあお言葉に甘えて……」ペリペリ ガサゴソ





アルミンが実際のアルフォートを目にした時の感想&行動 安価↓1

※ 食べる前の行動です

※ あまりにも流れにそぐわない場合は>>1が適当に差し替えます。ご了承ください


アルミン「……」

サシャ「……? どうしましたアルミン、反応薄いですね。アルフォートですよ?」

アルミン「……ああ、美味しそうだね」

サシャ「ですよねー! 約束通り私にも一枚くださいよ! ほらほらここの口に入れてください!」アーン

アルミン「……」ポイ

サシャ「やったー! ありがとうございます!」サクサク

アルミン「これ……上のチョコレートが、溶けてる」

サシャ「んん……? あっ、本当だ。船の形してませんね」

アルミン「……」

アルミン(パッケージみたいな、凝った船の絵を期待してたのに……がっかりだ……)ショボーン...


アニ「どう? やってる?」ニュッ

サシャ「やってません。今アルフォート食べてます」サクサク

アニ「へえー……………………………………………………アルフォートね」ソワソワ

アルミン「……」

サシャ「……」

アニ「アルフォートかぁーそっかぁーへーあのアルフォートねぇーふーん」チョコマカチョコマカ

アルミン「……アニもいる? 一枚」

アニ「五枚」

アルミン「二枚」

アニ「三枚」

アルミン「駄目だよ、二枚」

アニ「ちっ……仕方ない。二枚でいいよ」


サシャ「……アニ、なんでアルミンのものに手を出してるんですか」ジトッ...

アニ「違う違う。私は食い意地が張ってるわけじゃないから、甘いものは別腹なだけだから」サクサク

サシャ「それは知ってますよ。というかここに何しに来たんですか? ……アルフォートはあげてもパフェはあげませんよ?」ササッ

アニ「だから違うって。盛り付けの前に敵情視察をしておこうと思ってさ。それに、私にはこれがあるからいらないよ」チュー

サシャ「? なんですかそれ」

アニ「チョコペンだよ。中身を啜ってるんだ」チュー

サシャ「……せめて女としての矜持は見失わないでくださいよ」

アニ「何言ってるのさ、こんなの世の中の女の九割はやってることだよ。あんただって身に覚えがあるだろう?」

サシャ「……実はちょっとだけ」テヘペロ

アニ「ほらね」チューチュー


【現在のサシャのパフェ】

 ・カップかき氷:成分表示に「オリーブオイル・蜂蜜シロップ・シナモン」の記載あり。パッケージには大阪城の着ぐるみを被った誰かの姿のイラスト付き

 ・せんべい:コニーの尻で割ったせんべい。砂糖と醤油で甘じょっぱく仕上げてある

 ・ミックスナッツ

 ・柿の種(わさび味)



【パフェのトッピング・サシャ編】 安価↓1~3をミックス

 ※ 「チョコペンでうさぎの絵を描く」といった具体的なものでも、「ふんわりした感じ」のような抽象的な表現でも可

 ※ 「キャビアを振りかける」など、どう考えてもトッピング用チョコセットorアニが持っていないようなものを指定した場合は不採用。アラザンやあめ細工、ハートのマシュマロやキャラメルソースなど、チョコではないけどありそうなトッピングであればそのまま採用することもあります

 ※ チョコペンで何か言葉を書きたい場合は5文字まで。それ以下は切り捨てられます(例:「お肉食べたい」→「お肉食べた」)

 ※ 誰に当たるかわからないので個人宛てのメッセージは不可 サシャが気に食わなさそうなお下品な単語も不可 その場合は代わりに「肉食べたい」とサシャがパフェに書き込みます

 ※ チョコペンでお絵かきしたい場合はサシャが知っているor書けそうなものを指定してください。対応できる許容範囲を越えると骨付き肉の絵を書き出します

 ※ パフェに書ける量は限界があるので、あまりチョコペンのお絵かきばかりを指定されると、ただのチョコレートがけのパフェになってしまいます。前の人とのバランスを見て指定しましょう

 ※ パフェの出来上がりに関わります

飴を溶かして周りに綺麗に飾り付けるやつ


サシャ「……ええい! こうなったら、私が船の絵を描きます! アルミンのために愛をこめて!」グッ

アルミン「! サシャ……!」ジーン...

アニ「ふっ……その心意気はいいんじゃない? ――そんなあんたにはこれを贈るよ」スッ

サシャ「……? ちっちゃいシュークリームと、……この糸みたいなのはなんですか?」

アニ「シュクレフィレ(糸飴)さ。「飴で溶かす 周りを飾り付け」でググったら出てきたんだ」

アルミン「ググるって何?」

アニ「あんたたちが持ってる板に相談することだよ。真ん中に船の絵を描いたシュークリームを乗せて、周りにシュクレフィレを散りばめれば……気分は大航海時代だ」

アルミン「大航海時代って何?」

アニ「ググるんだね。多くは語らないよ」

サシャ「じゃあ、シュークリームに船の絵を描いてっと……」チマチマ


ミカサ「……」ジーッ...

ミカサ(……あっちは楽しそう。ずるい)

コニー「ミカサただいま! 俺は何をすればいい?」

ミカサ「いいえ……あなたが口出しする余地はもうない。この通り、もう盛り付けは終わってしまった」キラーン

コニー「えー……そうだ、トッピングはしねえのか? 俺だってそれくらいはアドバイスできるぜ!」

ミカサ「黒色火薬をパフェに振りまかれても困る」

コニー「そこはチョコスプレーに変換すりゃいいだろ? なあ頼むよ、俺にも参加させてくれってー」グイグイ

ミカサ「引っ張らないで、袖が伸びる。……聞くだけなら聞いてもいい。何か提案があるなら聞かせて」


【パフェのトッピング・ミカサ編】 安価↓1~3をミックス

※ 「チョコスプレーを均一に振りまく」といった具体的なものでも、「情熱大陸のテーマソングみたいな感じ」のような抽象的な表現でも可

※ 「フォアグラを添える」など、どう考えてもトッピング用チョコセットorアニが持っていないようなものを指定した場合は不採用。ホイップクリームやこんぺいとう、ボックスクッキーや砂糖菓子など、チョコではないけどありそうなトッピングであればそのまま採用することもあります

※ チョコペンで何か言葉を書きたい場合は5文字まで。それ以下は切り捨てられます(例:「エレンとミカサ」→「エレンとミ」)

※ 誰に当たるかわからないので個人宛てのメッセージは不可 ミカサが気に食わなさそうなお下品な単語も不可 その場合は代わりに「白玉ちゃん」と書き込みます

※ チョコペンでお絵かきしたい場合はミカサが知っているor書けそうなものを指定してください。対応できる許容範囲を越えるとエレンの似顔絵(あまり似てない)を書き出します

※ パフェに書ける量は限界があるので、あまりチョコペンのお絵かきばかりを指定されると、ただのチョコレートがけのパフェになってしまいます。前の人とのバランスを見て指定しましょう

※ パフェの出来上がりに関わります

一旦休憩 再開は遅くて21時前後 早まる場合もあり 安価の場合は下
>>389がググってもよくわからなくてシュクレフィレにしたけどよかったかな 意図してたのと違ってたらごめんなさい


コニー「まずは粉々のチョコだな! 皿の上にぶちまけよう!」

ミカサ「ちょっと待って」

コニー「破片はなるべく小さいほうがいい。――そう、粉微塵だ」キリッ

ミカサ「誰が粉微塵にすると思ってるの」

コニー「そして粉々になったホワイトチョコで雪を演出するんだ。綺麗だろ?」

ミカサ「ああ、そういうこと……うん、その発想だけは素敵だと思う。取り入れよう」

コニー「ほらな! 俺だってやればできるんだぜ!」エッヘン

ミカサ「その調子で他の案も出してほしい。雪なら……そう、例えばチョコペンで白玉に雪だるまの顔を描いたり」

コニー「その雪だるまは粉々になって砕け散った。……ピーマンを庇ったんだ、文句は言えねえよ」チッ

ミカサ「あなたはまず落ち着きを覚えたほうがいい。無差別に爆破してどうするの?」

コニー「実験台って必要じゃね?」

ミカサ「……もういい。あなたが考えているのとは真逆のトッピングをするから」ブツブツ...


アニ(……? なんでミカサはピンセットで盛りつけしてるんだろ)

アニ「さて、私も負けてられないな。あいつらに負けないパフェにしないとね」フフン





【現在のアニのパフェ】

・ブラウニー:砂糖が四袋分。ブラウニーというか砂糖の塊になっている

・アイス(バニラ・チョコ):アニお手製。味はお察しください

・生クリーム:アニお手製。味はお察しください

・チョコレートシロップ:アニお手製。味はお察しください

・アーモンドスライス:市販のもの

・ミント:コニーがその辺からむしってきたもの


【パフェのトッピング・アニ編】 安価↓1~5をミックス

※ 「チョコチップで埋め尽くす」といった具体的なものでも、「もこみちに会いたい気持ち」のような抽象的な表現でも可

※ 「しいたけを添える」など、どう考えてもトッピング用チョコセットorアニが持っていないようなものを指定した場合は不採用。金箔やドライフルーツ、粉糖やいちごなど、チョコではないけどありそうなトッピングであればそのまま採用することもあります

※ チョコペンで何か言葉を書きたい場合は5文字まで。それ以下は切り捨てられます(例:「オリーブオイル」→「オリーブオ」)

※ 誰に当たるかわからないので個人宛てのメッセージは不可 アニが気に食わなさそうなお下品な単語も不可 その場合は代わりに「砂糖は正義」と書き込みます

※ チョコペンでお絵かきしたい場合はアニが知っているor書けそうなものを指定してください。対応できる許容範囲を越えるとチョコペンの中身を全てぶちまけます

※ パフェに書ける量は限界があるので、あまりチョコペンのお絵かきばかりを指定されると、ただのチョコレートがけのパフェになってしまいます。前の人とのバランスを見て指定しましょう

※ トッピングにオリーブオイルを指定したい場合は、エクストラヴァージンオリーブオイル・ファインヴァージンオリーブオイル・オーディナリーヴァージンオリーブオイル・ランパンテヴァージンオリーブオイル・精製オリーブオイル・精製オリーブポマースオリーブオイル・ピュアオリーブオイル・オリーブポマースオイルの中から選択。ちなみにトッピングに指定しなくてもアニは開幕オリーブオイル・中継ぎオリーブオイル・追いオリーブオイルを勝手にやります

※ パフェの出来上がりに関わります

もこみちへの溢れだす愛を込めながらエクストラヴァージンオイル

鳩の血で作ったデザートを用意(鉄鍋のジャン)

>>402にアルミン、クリスタの人形も

すみません、トッピングは>>401-404と>>406でいきます
>>405はトッピングじゃなくて別枠で用意、>>406は追加するかどうか後で改めて再安価で


アニ「材料はこの辺りでいいか。さて……トッピングを始める前に他の誰かを呼ぼうかな。一人だと寂しいし」

アニ(暇そうにしてるのはアルミンとコニーか。コニーはさっき追い払ったばかりだから呼びづらいな。……そうだ、アルミンからもらったアルフォートの残り食べよ)サクサク

アニ(サシャは船の絵を書いてるし、ミカサはピンセットで何やら作業中だ……声はかけないほうがいいかもね)





アニのパフェの盛り付けの実況を誰に頼む? 安価↓1

※ 選択可能なのは【アルミン・ミカサ・コニー・サシャ】の四人のみです。全員でも三人でも二人でも一人でも可

※ ミカサに声をかけるとミカサの堪忍袋の緒と集中力が切れ、「銀閣寺のように高度に計算されたわびさびの雰囲気」が「それなりに計算されたわびさびっぽい雰囲気」の仕上がりになります。実況もしてくれません

※ サシャに声をかけるとサシャの集中力が切れ、「それなりの船の絵」が「船……? ああ、船か。船ね。オッケー船に見えるわ大丈夫」という仕上がりになります。実況もしてくれません

※ アルミンは鋭いツッコミを、コニーは熱い絶賛をしながら実況してくれます。お手伝いではないのでアニの行動に関わってはきません

※ 実況がいると追加の安価が発生しやすくなります


アルミン(サシャが盛りつけに集中しちゃったから暇になったな、どうしよう……ん?)

アニ「……」ジーッ...

アルミン(なんだろう……アニから熱い視線を感じる)

アルミン「アニ、何か僕に用?」スタスタ...

アニ「あんたに決めた」

アルミン「何を?」

アニ「私のパフェの盛り付けを実況する係だよ」

アルミン「えっ、僕が実況? なんで?」

アニ「だって一人でブツブツ呟きながらパフェ作ってるのも異様だろ?」

アルミン「いや、もう既にそういうことを思う段階は過ぎてるよ」

アニ「そう、その調子だ。そんな感じで実況頼むよ」

アルミン「……まあいいけど。手伝わなくていいの?」

アニ「何言ってんだ、私のパフェには指一本触らせないよ。あんたは指を……いや、この私お手製のチョコバーをくわえて見てな」スッ

アルミン「ううん、いらない」ブンブン


アニ「まずは開幕オリーブオイルだ」ドッパーン

アルミン「うん。まあ予想はしてたよね。入れ過ぎだよ?」

アニ「ひとまずカップの半分まで入れたよ。余ったのは飲もうっと」グビグビ

アルミン「そして躊躇いもなく口をつけたね。オリーブオイルはもう使わないの?」

アニ「蓋が開いてないなら新しいのを開ければいいじゃない」キュッキュッ

アルミン「そうだね。君はパフェの盛り付けだけで何本消費するつもりなのかな、アニ」

アニ「それはもこみち様だけが知るってね。私の関わることじゃないよ」

アルミン「もこみち……? もこみちってラベルにも書いてあるよね」

アニ「ああ、もこみちは私にとって――」





アニにとって「もこみち」とはどういう存在か 安価↓1


アニ「ああ、もこみち様は私にとって神みたいなもんだよ。オリーブオイルのね」

アルミン「そうだね、オリーブオイルだね。これでラー油とか唐突に出てきても困るからね」

アニ「全てのオリーブオイリストはもこみち様を信仰しているんだよ」

アルミン「ふーん……僕、オリーブオイリストなんて単語はじめて聞いたなぁ。本に載ってないよね?」

アニ「アヴァンギャルドはいつの世も理解されないものだからね。世間に浸透するまで時間がかかるのさ。……そしてブラウニーを追加する」ポチャンポチャン

アルミン「入れた先から溶けてるけどいいのかな?」

アニ「最高のハーモニーを奏でている証拠だよ。できあがりが楽しみだ」

アルミン「僕は不安でいっぱいだなぁ」

アニ「中継ぎオリーブオイルはもこみち様への愛をこめて」ダパダパ

アルミン「もうこれ砂糖とオリーブオイルが混ざっただけのジュースじゃないか」

アニ「これはチョコレートシロップの分! これはチョコアイスの分! これはバニラアイスの分!」モリモリ

アルミン「結局一人で実況始めちゃったね。アニ一人でよかったんじゃないかな? 僕いらないよね?」

アニ「そんなことないさ。そっちの大きめの箱を開けてごらん」

アルミン「これ?」パカッ


アルミン「……何これ?」

アニ「砂糖菓子で作った104期生上位組セット×4。かわいいでしょ?」

アルミン「うん……かわいいよ、かわいいけどさ」

アニ「それをトッピングに使うよ。何か質問は?」

アルミン「上位……だけどベルトルトとユミルがいないね。ベルトルトがいないのはなんとなくわかるけどユミルがいないのはなんで?」

アニ「……それは」





ユミルちゃん人形がいない理由 安価↓1

※ ついでにベルトルトくん人形がいない理由も付け加えてもいいです


アニ「まず、ベルトルトは頭のおかしいレベルの辛党だから」

アルミン「頭のおかしさはアニもどっこいどっこいだけど辛党なのは間違いないね。それでユミルは?」

アニ「ユミルは完全に頭のイカれてる酸っぱ党だから」

アルミン「そうなの? ……はじめて聞いたなぁ」

アニ「だけど心配しないで。あんたとクリスタからはそういう話は聞かないからね、ちゃんと別枠で用意してあるよ」パカッ

アルミン「ああ、うん……どうも」

アニ「さてと……どうせだからみんなで何かしてる場面を作ろうかな。アルミンは何がいいと思う?」



104期生上位組セットで表現する場面 安価↓1~4

※ アニが作る4つのパフェ、それぞれ別々のシチュエーションを作ります

※ アルミン・クリスタを仲間に入れたい時は安価内容にしっかり含めましょう。内容に含まれていない場合は参加できません(例:みんなで雪合戦。アルミンとクリスタも一緒 など)

※ 作るのはアニなのできちんと再現できるかどうかはわかりません。あまりに複雑な状況を指定しても、運んでいるうちに全てオリーブオイルの海に沈む可能性があります


アルミン「みんなで何かかぁ……雪合戦あたりでいいんじゃないかな?」

アニ「悪くはないけど、それだけだと生温いね。インパクトも薄い」

アルミン「いいじゃないか、生温くても」

アニ「ストーリー性ってのは大事だよ。見る人の心に強く訴えかける」

アルミン「もう視覚で充分ダメージ食らってるんだけどな。まだ何か必要?」

アニ「必要だよ。取り敢えずきっかけだけは使わせてもらおうか。――まずはみんなで仲良く雪合戦だ。参加メンバーはアニちゃん、ミカサちゃん、サシャちゃん、クリスタちゃん、コニーくん、ジャンくん、マルコくん、エレンくん、ライナーくん、アルミンくん」チャポンチャポン

アルミン「陣営がめちゃくちゃだけど。あと足が沈んでいってる」

アニ「狭いからね。みんなで仲良く遊んだ後は仲良くお昼寝だ。スペースがないから円形になってみんなで寝るよ」チャプチャプ

アルミン「ああ、背中が油まみれに……って、あれ? 僕とクリスタがいないよ?」

アニ「そう……そのことに気づいた104期生上位組に激震が走る。天下分け目の合戦のはじまりだ」チャポンチャポン

アルミン「……さっきの雪合戦とどう違うの?」

アニ「アルミンとクリスタがいないだろ? あと7つ間違いがあるから後で探しなよ。……最後はみんなで晩餐会だ。面倒だからこれも円形でいいかな」チャプチャプ

アルミン「最後の晩餐っていうかどこかの学級裁判みたいになってるよ」

アニ「細かいことはいいんだよ」


アニ「あとは、猫ちゃん……そうだ、猫ちゃん描こう」ウロウロ

アルミン「ねこちゃん」

アニ「かわいいでしょ?」

アルミン「うん……そうだね、かわいいね」

アニ「隙間がないからホワイトチョコレートのプレートに描くよ。――できあがったものがこちらになります」ファサッ

アルミン「もう突っ込まないよ。……それで、どこに指すの? 隙間がないみたいだけど」

アニ「シチュエーションがバラバラだけど、気にしないで真ん中に指すよ」ブスブス

アルミン「……最後の晩餐会だけ、猫を崇めてるように見えるね」

アニ「そう? 私はそうは思わないけどね。……それじゃあ最後の仕上げにシナモンをふりかけよう。できるだけ幻想的に」バッサバッサ

アルミン「……」



アニがシナモンをかける姿を見たアルミンの気持ち 安価↓1


アルミン(……前から、アニはちょっと変わった人だとは思ってたけど)

アルミン(この人は……本当に……残念な人なんだなあ……)ジッ...

アニ「……? 何? 言いたいことがあるならはっきり言いな」

アルミン「ううん、ないよ。……それで最後はどうするの? 終わり?」

アニ「まさか。とどめの追いオリーブオイルをかけるよ」キュポンッ

アルミン「まだかけるの? 人形溶けちゃうよ?」

アニ「愛があれば溶けない」

アルミン「極論だね?」

アニ「この胸の奥から溢れ出してくるもの……そう、これはまさしく愛! この愛をこめてオリーブオイルをかける!」ドボドボ



オリーブオイルの神・もこみち様に捧げる愛の言葉 安価↓1

※ もこみち様への愛が込められていない言葉の場合、>>1が適当な言葉に差し替えます。ご了承ください


アニ「天にまします我らのもこみちよ
   願わくは
   御名をあがめさせたまえ
   御国を来たらせたまえ
   御心の天に成る如く地にもなさせたまえ
   我らの日用のオリーブオイルを今日も与えたまえ
   我らに罪を犯す者を我らが赦す如く我らの罪をも赦したまえ
   我らを試みに遭わせず辛党より救い出したまえ 
   国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり
   オリーブ!!」バッ



アルミン「……それ何のポーズ?」

アニ「もこみち様に捧げる愛のポーズ」キリッ

アルミン「………………そっか」

アルミン(やってる内容はともかく、こんなに生き生きとしたアニを見るのははじめてだ。ここまで人を変えるんだから、もこみち様ってすごい人なんだろうな……全然興味ないけど)


アニ「……さあ、できたよ。これこそ正に最高のパフェだ」ハァハァ

アルミン「なんで息切れしてるの」

アニ「全力で捧げたからね。愛を」

アルミン「確かに全力だったね。パフェにも全面的に表れてるよ」

アニ「あとはあんたの実況のおかげもあったかな……ふふっ、クールな私がつい熱くなっちゃうほどの名実況だったね。よかったよ」テヘペロ

アルミン「僕、何もしてないよ」

アニ「最後に名前をつけて完成だね。何がいいかな」

アルミン「何もしてないのに……」





アニのパフェ、4つ全てを総括したタイトル 安価↓1


完成したパフェのまとめ(1/2)

【サシャのパフェ】簡単♪かき氷パフェ♪ ~気分は大航海時代~
・カップかき氷:アニお手製。成分表示に「オリーブオイル・蜂蜜シロップ・シナモン」の記載あり。パッケージには大阪城の着ぐるみを被った誰かの姿のイラスト付き
・せんべい:コニーの尻で割ったせんべい。砂糖と醤油で甘じょっぱく仕上げてある
・ミックスナッツ
・柿の種(わさび味)
・一口サイズのシュークリームに船のイラスト(アルフォートと同じ絵。しかしあまり上手くない)
・シュクレフィレ(糸飴)で波を表現



【ミカサのパフェ】おいしー 和風パフェ。~コニーが侘び寂びの精神を身につけますように~
・白玉だんご:コニーが作った白玉には練りワサビ(チューブ一本分)+フーバースペシャルブレンドアルティメット激辛スパイス(一袋)が混入。調理しているメンバーは気づいていないが、他の白玉とはうっすらと色が違う
・小豆
・アイス(バニラ・抹茶)
・粉々のホワイトチョコで雪を演出。位置はミカサがピンセットで細かく調整
・コニーはできあがったパフェを見て「俺が爆破した営庭の光景にそっくりだなぁ」と密かに思っている


完成したパフェのまとめ(2/2)

【アニのパフェ】ブラウニーパフェ~甘味とオリーブオイルによる天国~
・ブラウニー:砂糖が四袋分。ブラウニーというか砂糖の塊になっている。オリーブオイルの海に大半が沈んだ
・アイス(バニラ・チョコ):アニお手製。味はお察しください
・生クリーム:アニお手製。味はお察しください
・チョコレートシロップ:アニお手製。味はお察しください
・アーモンドスライス:市販のもの
・ミント:コニーがその辺からむしってきたもの
・エクストラ・ヴァージン・オイル:つゆだく。もこみち様への溢れる愛そのもの
・猫ちゃん(ぽいもの)の絵が書かれたホワイトチョコレートのプレート
・シナモン:大量。人形に降り積もっている
・砂糖菓子で作った二頭身のアニちゃん人形、ミカサちゃん人形、サシャちゃん人形、、コニーくん人形、ジャンくん人形、マルコくん人形、エレンくん人形、ライナーくん人形(&アルミンくん人形、クリスタちゃん人形)



・みんなで雪合戦。アルミンとクリスタも一緒:足が沈んでいる。割とごちゃごちゃしていて陣営の区別がつかない。誰が敵で誰が味方かアニにしかわからない
・仲良くお昼寝:円形になって上位組が横たわっている。背中が油に沈んでいる。アルミンとクリスタがいない
・天下分け目の合戦:アルミンとクリスタがいないだけで雪合戦の構図と全く一緒。アニによると7つ間違いがあるらしい
・最後の晩餐を再現:円形になって上位組が向かい合っている。どこかの学級裁判みたいな構図。アルミンとクリスタがいない


【パフェの割り当て安価(1/2)】 加速はちょっと待ってね

 ※ 完成したパフェをみんなで分け合います。サシャはベルトルトに、ミカサはエレンとアルミンに渡すことを既に決めているので、残り9個のパフェの行方を決めます

 ※ 安価内容によっては、作った本人や食べ歩きメンバーが一口も食べられないことがあります

 ※ 現在訓練所にいないユミルにあげる場合、反応をすぐ見ることはできません

 ※ 名前が複数被った場合は、その人物に複数個行き渡ります。例えば指定された人物が全てエレンだった場合、エレンが全て食べることになります

 ※ 指定可能メンバー以外の人物を指定した場合は、作った本人の口に入ります

 ※ 食べ物属性が決まっていない人物【エレン・アルミン・ジャン・ライナー・クリスタ・ユミル】の場合は、一緒に食べ物属性を指定することも可能です。その場合は名前と一緒に属性も書き込んでください。ただし【辛いものが苦手・辛党・甘党・オリーブオイル中毒(もこみち)・野菜嫌い】は指定できません

 ※ 安価で甘党ライナー、酸っぱ党のユミルが出現していましたが、食べ物属性で「メンヘライナー(>>280)」「酸っぱ党」を指定しない限り本編では出現しません

 ※ 連投不可。最低一人は間に挟んでください。ksk、サーバーエラーなどの二重書き込みがあった場合は安価は下にズレていきます


【パフェの割り当て安価(2/2)】

【ブラウニーパフェ】(4人分)
・みんなで雪合戦:>>434
・仲良くお昼寝:>>435
・天下分け目の合戦:>>436
・最後の晩餐を再現:>>437
・IDの中に「J」「E」「A」「N」「j」「e」「a」「n」が含まれていた場合、アニから鳩の血で作ったデザートが追加でプレゼントされます


【おいしー 和風パフェ。】エレン・アルミン・>>438-441(6人分)
 IDに含まれる数を一桁になるまで合計・その値が一番小さい人が当たり(わさび入り)
 IDに数が含まれなかった場合は0なので当たり扱いになります。当たりが複数人出た場合は>>1が適当に考えます
 エレンとアルミンは以下の値を採用 計算方法は下記を参考に
 エレン(>>6)ID:sYkqUp1k → 1
 アルミン(>>4)ID:iTAXB682 → 6+8+2=16 → 1+6 → 7


【簡単♪かき氷パフェ♪】ベルトルト・>>442(2人分)
※ ミカサに割り当たるとセリフ安価が発生します


【指定可能メンバー】エレン・ミカサ・アルミン・ジャン・マルコ・コニー・ライナー・ベルトルト・アニ・クリスタ・ユミル・サシャ


説明は以上です。いろんな人に行き渡るようにバランスを考えて指定しましょう

アニ

アルミン

ライナー

ジャン

ごめん、今から追加できるなら>>436
ベルトルトとアニの板ばさみになって戦士ライナー・兵士ライナーに加えて甘党ライナー・辛党ライナー・オリーブオイルライナーに分裂したメンヘライナーでお願いします

安価はサシャ

コニー


お疲れ様でした! まとめです

【ブラウニーパフェ】
 ・みんなで雪合戦:アニ(ID:MgeGfcDw)デザートあり
 ・仲良くお昼寝:アルミン(ID:kT9uD6Jw)デザートあり
 ・天下分け目の合戦:ライナー(ID:MgeGfcDw)デザートあり
 ・最後の晩餐を再現:ジャン(ID:TvxSRKs6)デザートなし

【おいしー 和風パフェ。】(当たりは2人)
 ・エレン  ID:sYkqUp1k → 1
 ・アルミン ID:iTAXB682 → 6+8+2=16 → 1+6 → 7
 ・サシャ  ID:MgeGfcDw → 0(当たり)
 ・ユミル  ID:UaOmhzbk → 0(当たり)
 ・マルコ  ID:Brx4mw5M → 4+5=9 → 9
 ・ミカサ  ID:1Qcdayfo → 1

【簡単♪かき氷パフェ♪】
 ・ベルトルト
 ・コニー

【今回追加される食べ物属性】
・ライナー:メンヘライナー(戦士ライナー・兵士ライナー・甘党ライナー・辛党ライナー・オリーブオイルライナーに分裂している。主張が割とコロコロ変わる)
・ユミル:すっぱ党(常に梅干しを口に入れており何にでもレモンをアホみたいにかけて食べる)

今日の安価は以上です。ご協力ありがとうございました
メンヘライナーは正直入れたかったので入れてしまいました
次回はいつかわかりませんが来週は一度だけでも来るようにします

クリスタ一人だけいなくてかわいそうだけど、きっと後からユミルが分けてあげるはず

カルラの英才教育により実はプロ級の料理の腕前と舌を持っている

それはそれとしてミカサの料理が大好き
本人はそれを隠しているつもりだが食べるとむっちゃ幸せそうな顔をする


【属性・メンヘライナー:暫定ルール】

・ 戦士ライナーから開始、【戦士→甘党→兵士→辛党→もこみち】の順に人格がローテーションします。ローテーションのタイミングは安価を取ったIDで決まります

・ このSSのメインがサシャなので、サシャの前にライナーが現れた時点からローテーションが開始されます。退場した時点の性格は再登場時まで持ち越しです

・ 直前に安価を取ったIDと英数字(大文字小文字区別なし)がどれか一つでも一致すると人格が継続、一致がない場合は交替します。詳しくは次のレスの性格変化例をお読みください

・ 同じIDが続けて安価を取った場合は人格が二つ進みます

・ >>1がIDを見間違えて人格が交替or継続されることもあります。その場合は話の書き直しなどはせずそのまま進めるのでご了承ください

・ これらのルールは暫定的なものなので、>>1が進行しづらいと感じた場合は変更する場合があります



【人格増減チャンス】

その日に出した安価で秒数ゾロ目が5回以上出た場合、ライナーの人格を1つだけ増減することができます(細かいルールは人格増減チャンスが有効になった場合に詳しく説明)。増減チャンスが発生しない日もあります

こんばんは1です 短い&中途半端になるかもしれませんが進められる分だけ進めます
今回はライナーが登場するところまでいけるかどうかわからないので、人格増減チャンスはありません


サシャ「……よしっ、描けました!」バンザーイ

ミカサ「私もできた。……完璧」キラーン

アニ「こっちもだよ。まるで示し合わせたかのように3人同時にできあがったね」

アルミン「ミカサはピンセット使って何してたの? かなり集中してたみたいだけど」

ミカサ「ホワイトチョコを配置していた。……自分で言うのもなんだけれど、侘び寂びの雰囲気がよく出てると思う」エッヘン

コニー「そうだな、俺が爆破した営庭の光景にそっくりだ!」

アルミン「コニーは少し静かにしようか」

サシャ「アルミン、アルミン! 私のはどうです? アルフォートのパッケージに描いてある船をイメージしてみたんですけど!」クイクイ

アルミン「どれどれ?」ヒョコッ

アルミン(うっ……これは、お世辞には上手いとは言いがたい……けど、頑張って描いてくれたんだろうなぁ)

アルミン「えーっと……」



サシャが描いた船の絵を見たアルミンの感想or行動 安価↓1

※ せっかく作ったパフェを台無しにするような行為は禁止です

※ あまりにも流れにそぐわない場合は>>1が適当に差し替えます。ご了承ください


アルミン(正直に言うのはあんまりだよね。せっかく描いてくれたんだから)

アルミン「凄く前衛的だね、あはは」

サシャ「そうでしょうそうでしょう! 私なりに頑張って描いたんですよ!」エヘヘ

アルミン「うん、頑張ってるのはすごく伝わってくるよ」

コニー「……なあ、前衛的ってどういう意味だ?」ヒソヒソ

ミカサ「あなたの崇拝してるアニが突き進んでる方向のこと」

コニー「なんだと……!? つまりサシャはアニの仲間だったのか!?」

ミカサ「ノーコメント」

アニ「ねえ、私のパフェも見てくれる? 自信作なんだけど」エッヘン

ミカサ「自信作と言われても……」

サシャ「見どころがたくさんありすぎてどうしたらいいかわからないです」

アニ「見どころは>>474だよ」



※ アニのパフェの見どころ。>>430に書いてある中から選択orパフェの魅力が伝わりそうな言葉

偉大なるもこみち神への愛を込めた盛り付け


アニ「見どころは偉大なるもこみち神への愛を込めた盛り付けだよ。ほら見なよ、愛が溢れんばかりに滴ってるでしょ?」

アルミン「遂に様じゃなくて神をつけちゃったかー」

サシャ「溢れてるのは愛というかオリーブオイルですよね」

アニ「オリーブオイル=愛なのさ」フフン

ミカサ「その愛の中に沈んでるのは何? なんだかドロドロしてるけれど」

アニ「砂糖菓子で作った人形だよ。立体物は得意なんだ」

コニー「絵は得意じゃねえのか?」

アニ「嗜む程度さ。……ふふっ、そう考えたらちょっとこのホワイトチョコレートは恥ずかしかったかな」

コニー「ホワイトチョコレート……? ああ、この板か!」ポン

アニ「コニーには何が見える? このホワイトチョコレートに描かれてる猫ちゃんは何だと思う?」

アルミン「今答え言ったね」

コニー「俺には>>476に見えるな!」



※ ホワイトチョコレートのプレートに描かれた猫ちゃん(ぽいもの)がコニーには何に見えたか 猫ちゃん以外でも可

アニが笑ってる


コニー「俺にはアニが笑ってるように見えるな!」ニッ

アニ「……いや、違うよ。私が描いたのは似顔絵じゃなくて、猫ちゃん――」

コニー「そうなのか? でも俺には最高の笑顔に見えてるぜ?」

アニ「は? さ、最高の笑顔って、いきなり何言って……」

コニー「お前も普段からこんな風に笑えばもっとかわいいのにな!」

アニ「……そ、そう? そう思う?」テレテレ

コニー「ああ、結構頻繁に思ってるぜ! ――それにしてもすげえな……お前ってどんな題材でも魅力的に描くんだな。俺もそういう男になりてえぜ!」

アニ「……まあ、私をお手本にして精進するといいよ」プイ



アルミン(アニが照れてる)

ミカサ(肌が白いから真っ赤になってるのがよくわかる)

サシャ(フラグが立ちました)

アルミン(でもコニーがアニをお手本にしたらどうなるんだろう……)

ミカサ(オリーブオイル爆弾とか作るんだろうか……それは困る)

サシャ(オリーブオイルが好きになったら、サラダも食べるようになるかもしれないですねー)


ミカサ「それでアニ、その人形は何をモチーフにしているの? 人型に見えるけれど」

アニ「104期生の上位組だよ。こっちから順にアニちゃん人形、ミカサちゃん人形、サシャちゃん人形、コニーくん人形、ジャンくん人形、マルコくん人形、エレンくん人形、ライナーくん人形。アルミンくんとクリスタちゃんはこっちのパフェにしかいないからレアだね」

ミカサ「……」

アルミン(ミカサが物欲しそうな目で人形を見ている)

サシャ(パフェはともかく砂糖の人形はおいしそうですね……いいなー)ジュルリ

ミカサ「この……このエレンくん人形を8ダースほど欲しい。代金は後で払うから包んでもらえる?」

アニ「包むのはいいけど、あんたエレンを食べられるの?」

ミカサ「……食べられない」シュン

アニ「じゃあ駄目だね。無駄に砂糖を消費するならあげられないよ」

ミカサ「くっ……それなら一つだけでいい。お部屋に飾るから」

アニ「飾ってどうするのさ……それに、夏場は溶けるよ。この砂糖人形」

ミカサ「…………じゃあいらない」シュン


アルミン「サシャのパフェが2つ、ミカサのパフェが6つ、アニのパフェが4つか……」

ミカサ「ところでアニ、あとで私のパフェをユミルにあげたいのだけれどなんとかならない? さっき色々お世話になったからお礼をしたいのだけれど、このままだと溶けてしまう」

アニ「そんな時はこれだね。……はい、ちっちゃい冷凍庫」チャララチャッチャラー

サシャ「アニは何者なんですか?」

アニ「ただのしがない甘党派オイリストだよ」

アルミン「わけがわからないよ。……ところで、アニは誰にパフェをあげるか決めてるの?」

アニ「ああ、もちろん。今からそいつらを呼んでくるよ。ちょっと待ってな」スタスタ...

ミカサ「! それなら私はエレンを呼んでくる!」ダッ

サシャ「じゃあ私はベルトルトに声かけてきますかね。行ってきまーす」スタスタ...


アルミン「……」

コニー「……」

アルミン「……パフェ、食堂まで運ぼっか。僕ら何もしてないし」

コニー「だな。――しかしアニのパフェはセンスに満ち溢れてるな。こんなに個性が爆発してる料理は今まで見たことがねえぜ……!」ゴクリ

アルミン「そうだね、僕も見たことがないかな。あとコニーは少し爆破から離れようか」

アルミン(しかし、アニのパフェを食べる人は命がけだな……大丈夫だろうか……)

アルミン「……ところでコニー、さっきのはどういうつもりで言ったの?」

コニー「? さっきのってなんだ?」

アルミン「ほら……ホワイトチョコレートのプレートに描かれた猫のことだよ。アニの笑顔だって答えただろ?」

コニー「ああ、あれは……>>482



※ 突如立ったフラグをへし折るも育てるも明後日の方向に向けるのも安価次第です

アニが笑ったらあんな感じだろーなーって思ったんだよ
だってどうみても猫じゃねえだろあれ。
猫はもっと怖い目をしてるぞ、肉食だからな、あいつらは


コニー「ああ、あれは……アニが笑ったらあんな感じだろーなーって思ったんだよ」

アルミン「想像して答えたってことか……猫には見えなかったの? アニはそのつもりで描いてたみたいだけど」

コニー「だってどうみても猫じゃねえだろあれ。猫はもっと怖い目をしてるぞ、肉食だからな、あいつらは」

アルミン「怖い目って」

コニー「こんな感じ」ガオー

アルミン「うん。……うん。どうも」

アルミン(「どうみても猫じゃない」……つまりコニーは、アニが猫を描いたってわかった上でアニの笑顔だって答えたわけで)

アルミン(コニーのことだから変な意味はないんだろうけど……猫の代わりに咄嗟に出てきたのがアニの笑顔ってのがどうも気になるなぁ)

コニー「? どうしたんだよアルミン、早く運ぼうぜ」スタスタ...

アルミン「……うん、今行くよ」

アルミン(深い意味はないよね。……まあ、コニーだし)


―― そこら辺の廊下

サシャ(えーっと、ベルトルトはっと……あ、いたいた)

サシャ「ベルトルトー! ベルトルトー!」ブンブン

ベルトルト「ん? ……やあ、サシャじゃないか。さっきぶりだね」

サシャ「はい、お久しぶりです! ベルトルトはこんなところで何してるんですか?」

ベルトルト「ちょっと考えごとをね……ほら、見てよこの廊下。酷い有様だろ?」

サシャ「!! ……確かに、これは酷いですね」





廊下の惨状 安価↓1

※ この場にいるのはサシャとベルトルトのみです。第三者が突然現れることはありません


廊下の惨状を目の前にしてベルトルトが考えていたこと 安価↓3

※ 「考えていたこと」なので廊下の惨状と関連がないことでも可


サシャ「うわぁ、どこもかしこもシナモンまみれですね……天井までこびりついちゃってますし、掃除するのが大変そうです」

ベルトルト「掃除はライナーがするからいいんだ。戦士の」

サシャ「なんでライナーがするんですか? あと戦士ってなんですか?」

ベルトルト「そういう役回りだからだよ。戦士はお掃除戦士って意味だから深い意味はないよ」

サシャ「はぁ、そうですか」

サシャ(あーあ、アニってばパフェだけじゃなくてこんなところにまでシナモン撒いて……後で説教ですね! 食べ物は粗末にしちゃいけないんですよ!)プンスカ

ベルトルト(このシナモンはあの女狐のシナモンじゃない……甘党ライナーのシナモンだ……)

ベルトルト(つまり、さっきまでライナーは甘党ライナーだったってことか)

ベルトルト「シナモンは摂り過ぎると危険なのに……くそっ! どうしてわかってくれないんだ!」ダンッ!!

サシャ「え? シナモンって危険なんですか?」

ベルトルト「そうだよ。詳しくは『シナモン 危険』でググってみるといい」

サシャ「後で食堂に帰ったら調べてみますね。今は板持ってませんから」


ベルトルト「それで、サシャは僕に何の用事? またカレーでも食べに行くの?」ソワソワ

サシャ「いえ、違いますよ。さっきまで料理してまして、上手に出来たのでベルトルトにも振る舞いたいなって思いまして」

ベルトルト「へえ……サシャって料理できたんだ? ちなみに何を作ったの? 麻婆豆腐? 担々麺?」

サシャ「どっちでもありません。――実はパフェを作ったので、よかったら食べに」

ベルトルト「嫌だ」

サシャ「即答ですね」

ベルトルト「甘いものは嫌いなんだ。それにパフェってことは……アニもいるんだろ?」

サシャ「よくわかりましたね」

ベルトルト「わかるに決まってるだろ。アニは――」





※ 辛党・ベルトルトから見た甘党派オイリスト・アニの印象 安価↓1

※ アニから見たベルトルトは>>283を参照


ベルトルト「アニは僕の最大の敵さ」

サシャ「はぁ、敵なんですか……そういえばアニもそんなこと言ってましたね。ベルトルトのほうが対話を否定してるとか言ってましたけど本当なんですか?」

ベルトルト「そうだよ?」

サシャ「……本当でしたか」

ベルトルト「辛さこそがもっとも崇高な美味だと何度説いても理解できない。この世界で最も愚昧で愚劣な──甘党だ。そんな奴らと話し合ったって何の得にもならないからね」

サシャ「グマイ・デ・グレツってなんですか? 食べられますか?」

ベルトルト「食べられるものならまだマシだったろうさ。とにかく、僕の遺伝子に刻まれた辛党が叫んでいる――甘党に抗え、甘党を許すなと」

ベルトルト「あいつらがどこに潜んでるかなんてすぐにわかる。……いずれ息の根を止めてやるさ。この僕の手で」ギリッ...

サシャ「……」

サシャ(アニといい、ベルトルトといい……食べ物の好みが偏ってると生きるの大変そうですね。私、好き嫌いなくてよかったです)


サシャ「じゃあパフェは食べに来てくれないんですか? ……せっかく作ったのに」シュン

ベルトルト「甘ったるいのは敵だからね。気持ちだけはもらっておくよ」

サシャ「ちゃんとベルトルトの好みに合うように辛くしてありますよ? 柿の種のわさび味も入ってるんですよ?」

ベルトルト「でもパフェなんだろ? 」

サシャ「でもでも……えっと、おいしいですよ?」

ベルトルト「カレー食べたばかりで満腹だし。……少し時間立ったから八分目くらいにはなったけど」

サシャ「お菓子は別腹です!」

ベルトルト「お菓子は好きじゃない」

サシャ「でも唐辛子せんべいとかならベルトルトだって食べるでしょう? ね?」

ベルトルト「……まあ、確かにそれくらいなら食べるけど」

サシャ「そうですよ! お菓子だからって全部差別しないでください!」

サシャ(うーん、ベルトルトを食堂に連れて行くにはもう少し言葉を考えないといけませんかねー……それとも、無理矢理にでも連れて行きましょうか)グヌヌ



辛党・ベルトルト(腹八分目)を説得するor無理やり連れて行く 安価↓1

※ 説得する場合は説得する台詞を書き込んでください


サシャ「ええい、こうなったら仕方がありません! ベルトルトは無理やりにでも連れて行きます!」グイッ

ベルトルト「……」

サシャ「……」グイグイ

ベルトルト「……」

サシャ「……ベルトルト、体重おいくつでしたっけ」

ベルトルト「81kg」

サシャ「ちょっと体重多くありませんか? 減らしません?」

ベルトルト「どうやって?」

サシャ「運動とかが最適だと思います。ちょっと食堂まで」

ベルトルト「やだよ。甘いものは敵だ」

サシャ「うぐぐぐ……そんなに嫌なら、せめて私のパフェをひと口くらい食べてから判断してくださいよ! 最初っから甘いものだって決めつけて、食べる前から逃げようとするなんてちっちゃい子どもの食わず嫌いと同じです! 卑怯ですよ!」グイグイ

ベルトルト「……! 逃げてると思われるのは心外だな。食前逃亡は甘党派につけこまれるきっかけになるかもしれない」


サシャ「そうですよ、このままだとベルトルトは甘党派の……甘党派に、えっと……とにかくつけこまれるかもしれませんよ! アニに負けちゃいますよ! それでもいいんですか!?」

ベルトルト「うーん、アニに隙を見せるのだけは嫌だな……仕方がない。取り敢えず食堂までは行くよ。食べるかどうかは着いてから決めるってことでいい?」

サシャ「……ものすごく抵抗してたのに、やけにあっさり決めましたね」

ベルトルト「甘党派に負けるわけにはいかないからね。……さあ、食堂に行こうか」スタスタ...

サシャ「はぁ、そうですね……」

サシャ(無理やり連れて行くのは失敗しましたけど……なんとか食堂まで来てくれそうですし、結果オーライですかね)

ベルトルト「ところでさ、パフェには柿の種の他に何を入れたの?」

サシャ「……」ピタッ

ベルトルト「サシャ?」

サシャ「……見てからのお楽しみ、ということで」

サシャ(他に入ってるのって、確かコニーのお尻で割ったおせんべいと、ミックスナッツと……シュークリームにシュクレフィレに、極めつけはアニお手製のカップかき氷)

サシャ「……」

サシャ(……ベルトルトに、怒られませんように)


―― そこら辺の廊下

ジャン「その辺散歩したら腹がスッキリしてきたな」

マルコ「そうだね。これならこの後も食べ歩きに行けそうだ」プラプラ

ジャン「……」チラッ

マルコ「……」プラプラ

ジャン「……なあ、そのメダルはもう取ってもいいんじゃねえのか? 歩く度にプラップラ揺れてて気になるんだが」

マルコ「これ? でもせっかくユミルがくれたんだし、外しちゃうのはもったいないよ」

ジャン「もったいないって……」

ジャン(ただの紙メダルなんだけどな……もしかして、案外気に入ってんのか?)

マルコ「そろそろ三人のところに戻ってもいいかも…………あれ? ミカサだ」

ジャン「何!?」


ミカサ(エレンエレンエレンエレン……! エレンにパフェ、エレンとパフェ、エレンはパフェ!)タッタッタッ

マルコ「やあミカサ、どうしたの? そんなに急いで」

ミカサ「あっ……マルコとジャン。こんにちは」

ジャン「……おう」

マルコ「サシャとアルミンはどうしたんだ? 姿が見えないけど……」キョロキョロ

ミカサ「サシャはベルトルトのところ。アルミンは調理場にいる」

ジャン「ベルトルト……? お前ら、二人で何か食べに出たんじゃねえのか?」

ミカサ「いえ、出ていない。……外には行ったけれど」ブンブン

マルコ「調理場ってことは何か作ってたの?」

ミカサ「パフェを作った。ちゃんとマルコたちの分も用意してある。……ので、是非食べに来て欲しい」

マルコ「ぱ……?」

ジャン「なんだぁ? その……パなんとかってのは」

ミカサ「パフェというのは……>>499

甘くてとってもおいしいお菓子
サシャとアニと私でたくさん作ったのでよかったら二人もどうだろうか?
カレーはたくさん食べたばかりだから無理強いはしないけれども


ミカサ「パフェというのは……甘くてとってもおいしいお菓子」

ジャン「ふーん……菓子ねえ」

マルコ「随分と面白い名前の料理を見つけてきたんだね。それで、そのパフェはミカサ一人で作ったの?」

ミカサ「ううん、違う。サシャとアニと私でたくさん作った。ので、よかったら二人もどうだろうか?」

マルコ「僕らも?」

ミカサ「カレーをたくさん食べたばかりだから、無理強いはしないけれども……」モジモジ

マルコ「いや、ちょうどお腹も楽になってきたからもちろん行かせてもらうよ。ジャンも」

ジャン「行く!!!!」

マルコ「……だよね。ミカサ、案内してくれる?」

ミカサ「うん、私についてきて」スタスタ...

ミカサ(あっ、エレンを呼びにいくはずだったのに……仕方がない、二人を連れて行った後に改めて向かおう)シュン

ジャン(ミカサのお手製ミカサのお手製ミカサのお手製)ニヤニヤニヤニヤ

マルコ(浮かれすぎてジャンの頬が緩みまくってる……大丈夫かな。サシャやアニの料理が手に渡る可能性もあるって言うのに)

中途半端ですが今日はここまでです 安価協力ありがとうございました
今回、一部の安価の台詞をちょっとだけ手直ししています せっかく取ってくれたのにごめんなさい

次回は明日か明後日、ようやくライナーが登板する予定です お楽しみに

こんばんは1です こっそり&ちょびっと進めます

今回の安価は人格増減チャンスの対象です。が、たぶん安価の数が少ないのでゾロ目が3回以上でチャンス発生ということにします
みんなで頑張ってゾロ目を狙おう


―― そこら辺の倉庫

エレン「こっちは全部掃き終わったぞ、ライナー」サッサッ

ライナー「おう、手伝ってくれてありがとな。エレン」

エレン「ところでこの粉はなんなんだ? 俺にはただの砂にしか見えねえんだが……」ザラッ

ライナー「砂じゃない。胡椒とシナモンだ」

エレン「はぁ? なんで倉庫に胡椒とシナモンが撒いてあるんだよ。ここは調理場じゃねえぞ?」

ライナー「……そういう道理が通じる相手だと俺も助かるんだがな。せめて散らかしたもんは自分たちで片付けていってほしいもんだ」ハァ

ライナー(ここが終わったら、兵舎に戻って廊下も元に戻さねえと……しかしなんだって俺はシナモンなんか撒き散らしてたんだ? 本当におかしくなっちまったのか?)

エレン(胡椒とシナモン使う料理って何かあったか? ……あとでアルミンに聞いてみるか)


―― そこら辺の倉庫の前

アニ「……さてと」

アニ(エレンは……この倉庫にいそうだね。私の甘党センサーがそう言ってる。ビンビンに感じてる)ビンビン

アニ(私が観察したところ、エレンにはまだ食べ物の好き嫌いは見られない……ベルトルトに洗脳される前に、早く甘党に育てあげなくちゃ)

アニ(……さて、どうやって倉庫に入ろうかな。できるだけ甘党派オイリストに目覚めそうな、インパクトのある入り方がいいよね)





甘党派オイリスト・アニが考案した、倉庫への斬新な入り方 安価↓1~3をミックス


アニ「まずは……シナモンは欠かせないかな。パフェにも使ってるし」ゴソゴソ...

アニ「ついでにパフェの雰囲気を再現するために自動降雪機……じゃなかった、自動降シナモン機をセット」カチッ ヴィーン

アニ「後は私特製・激甘チョコレートをお口にイン」パクッ

アニ(口移しする必要はないんじゃないかって? ふふっ、そこが素人の浅はかなところだ……これくらいしないと、好き嫌いのないあいつを甘党に仕立てあげるだなんて無理だからね)

アニ(五感に強く訴えかけなければ、あいつの印象に残らない……甘党を増やすためだ、なんでもするさ)

アニ(残る問題は、私があいつに食わせる前にこのチョコレートを食いきっちゃわないかってことだけど……そこは神のみぞ――いや、もこみち神様のみぞ知るってところだね)フフン

アニ(おっと、もこみち神様へのアピールを忘れてた。エクストラヴァージンオイルもちゃんと両手に2本ずつ持って……っと)

アニ(あとどうせだからもこみち神様のお面も被っちゃお。インパクトって大事だよね)カポッ

アニ(よし、準備もできたし突入しよう。――待ってなエレン、今日はあんたを甘党派オイリストに育て上げてみせる!)

アニ「>>513」ガチャッ



※ 入るときのかけ声。ちなみにアニはチョコレートをくわえたまま突入します

もがもがもがもが

(ああ!エレン王子!深遠なる甘党の王子よ!このようなところにおられたのですね!)


―― そこら辺の倉庫

エレン「……うーん」ゴソゴソ

ライナー「どうしたエレン、床に這いつくばって。棚の下に何かあったか?」

エレン「ああ、なんか奥に丸っこいものが落ちてるんだよなー……駄目だ、手が届かねえ」

ライナー「どれ、俺がやってみよう。エレンはそっちの粉を袋に詰めといてくれ」

エレン「ああ、頼むわ。……それにしても、すごい量だな」ザラーッ


   ―― ガチャッ...


エレン(ん? 誰か入ってきて――)クルッ

アニ「――もがもがもがもが!」
(ああ!エレン王子!深遠なる甘党の王子よ!このようなところにおられたのですね!)

エレン「」ビクッ!!


エレン「……」

エレン(……え? え? 誰だ……いや、なんだあれ?)

エレン(お面被った……人? 人だよな? お面の顔は男に見えるが、体つきは女だし……)

エレン(っていうか甘ったるっ! すっげー空気が甘ったるい! なんだこの匂い!?)

エレン(しかもなんか空気が粉っぽい! あいつがやってんのか!?)ケホケホ

ライナー「こりゃちょっと俺でも遠いな……エレン、ほうき取ってくれるか? そっちの壁に立てかけてあったろ?」ゴソゴソ...

エレン「……」

ライナー「エレン? どうした、ほうきを取ってくれ。それとも位置がわからないのか?」

エレン「……ぇ、あ、いや、ほうきはわかる。わかるんだが……」

エレン(怪しい奴のすぐ近くにあるから取れねえ……!)



アニ(ふっふっふ、みぃつけたぁ……! やっぱりここにいたんだね……!)ニタァ

アニ(思った通り、エレンは呆気に取られてる……! ツカミはバッチリだ!)グッ

アニ(ここから――畳み掛ける!!)


アニ「……」スッ...

エレン「」ビクッ

エレン(なんだ……? あの瓶でいったい何をするつもりだ……?)

アニ「……」チャポン...チャポン...

エレン「……」

アニ「……」チャポン...チャポン...チャポン...チャポン...

エレン(ジャグリング……ジャグリング!? なんでジャグリングしてんだ、しかも微妙にうまいぞ!? もしかしてあいつ大道芸人か何かなのか!?)


エレン「ら、ライナー……なあライナー……」クイクイ

ライナー「なんだ、少し待て……あともうちょっとで届きそうなんだ、ほうきの柄があればなんとか……」ゴソゴソ...

エレン「なんか、あの……なんか、変な人……人? 人っぽいものが、入ってきた……」クイクイ

ライナー「はぁ……? 変な人だぁ? 追い払えそんなもん」

エレン「んなこと言われたって……」

エレン(近づくのすら怖えよ……なんなんだよあいつ!)

エレン(話しかけてみるか? ……いや、そもそもこいつ言葉が通じるのか?)

エレン(戦う……のは勝機が薄そうだ。こっちは武器がねえからな。あいつがさっきから振りまいてる粉も気になる……)

エレン(けどこのままじゃ、掃除も終われねえ上に寮にも戻れねえし……どうすりゃいいんだ……)



エレンはどうする? 安価↓1


エレン(……いや! ここは本気で観察だ!)

エレン(迂闊に相手の懐に飛び込むのは馬鹿がやることだ……! こいつを隅から隅までしっかり見て、何をしようとしてるのか見極めてやる!)ギロッ

ライナー「おーいエレン、ほうきはどうした」

エレン「今ちょっと忙しいから素手で頑張ってくれ」ジッ...



アニ(へえ……あの目つき、悪くないね)

アニ(流石「駆逐してやる」が口癖の男だ……なら、私もちょっと本気出しちゃおうかな)

アニ(シナモン舞い散るこの幻想的な空間……! そこで華麗にして妖艶なダンスをするこの私……! インパクトは充分!)

アニ(さあ、私のダンスに酔いしれな……! 今日は二度と忘れられないような昼間になるよ……!)


アニ「……」チャポン...チャポン... クネクネ ジリッ...

エレン「……」

アニ「……」チャポン...チャポン... クネクネ ジリッ...

エレン「…………」

エレン(やだなんかクネクネしながら近寄ってきた怖い怖い怖い怖い!! なんだあいつ!?)

ライナー「あー……やっぱり素手じゃ無理だな。エレン、ほうき」

エレン「ほうきは今忙しい!」

エレン(服と背格好に見覚えはあるんだけどな……確信は持てないし、この位置からじゃ髪が見えねえ)

エレン(うまい具合にこいつが後ろを向いてくれりゃいいんだが……)

エレン「……おい、お前」

アニ「もがが? もがもがもがもがが! もががもがもがもががもががもが!」
(どうしました? 恐れることはありません、さあ、一緒にもこみち神様のところへ帰りましょう! そしてここに甘党派オイリストの帝国を打ち立てるのです!)

エレン「>>522

何言ってるか全然わからんが、背中にでっかい蜘蛛がついてるぞ
(恐らくこいつは女!なら蜘蛛がついてるとか言えば普通の女なら動揺するはずだ!)


エレン「何言ってるか全然わからんが、背中にでっかい蜘蛛がついてるぞ」

エレン(恐らくこいつは女!なら蜘蛛がついてるとか言えば普通の女なら動揺するはずだ!)

エレン(動揺したらなんやかんやで背中が見えるはず! あとこっちに近づいてくるのもやめてくれると嬉しい! つーか来るな!!)

アニ「……」ピタッ

エレン(おおっ、歩くのが止まった……! よし、そのまま後ろを――)

アニ「……もが?」クイッ
(雲?)

エレン「いや違ぇよ、蜘蛛だよ蜘蛛。空に浮かんでるふわふわの雲じゃねえよ」

アニ「もが、もが……」
(そう、蜘蛛……)



蜘蛛だと知ったアニの反応 安価↓1


アニ「……」

エレン「……」

アニ「もがー!もがもがもが!」クルッ
(いやー!とってとって!)

エレン(おおっ……! やった! 遂に背中を向けたぞ……って)

アニ「もがああああああああっ!! もがもがもがあああああああっ!!」ズンズンズンズン
(早く取って取って取って取ってええええええええっ!! 死ぬうううううううっ!!)

エレン「ぎゃああああああああああ後ろ向きで歩いてくるなぁっ!!」ビクッ!!

ライナー「!? なんだどうした、いったい何が……!」クルッ

ライナー「……おい。何してるんだ、アニ」

アニ「もが……もががもがもがもががもが……!」カポッ
(ふっ……バレちまったら仕方がないね……!)

エレン「え……? あっ、本当だアニじゃねえか! お面被ってまで何がしたかったんだお前!」ビクビク

アニ「もがもがが」

ライナー「食いながら喋るな」


アニはチョコをどうする? 食べるorエレンに口移し(口移しを選択した場合は秒数がゾロ目の場合のみ成功)

安価ミスった 安価↓1です


アニ(正体はバレたけど、私のターンはまだ終わっちゃいない……!)ニタァ

アニ(最後にエレンの口に私の特製激甘チョコレートを叩き込んでフィニッシュだ!)

アニ「もがもがが! もががもがー!」ピョン
(くたばれ辛党! おいでませ甘党!)

エレン「うわっ危ねっ」ササッ

アニ「ふがっ!」ビターン!!

エレン「あー危なかった」ホッ

ライナー「エレン、お前……避け方ってもんがあるだろう。顔から行ったぞ今」

エレン「いやいや俺が悪いのかよ!? いきなり薄ら笑い浮かべて飛びついてきたアニが悪いんだろ!?」

アニ「そうさ、エレンは悪くないよ」スクッ

エレン「ぎゃあっ!?」ビクッ!!

ライナー「復活早いな」

アニ「オリーブオイルをかけたら元通り、ってね。……ところでエレン」

エレン「な、なんだよ……?」ビクビク

アニ「あんたに>>530を食べさせたいんだ。――命が惜しかったらついてきな」

私の作った至高にして究極のパフェ

アニ「あんたに私の作った至高にして究極のパフェを食べさせたいんだ。――命が惜しかったらついてきな」

エレン「ぱ……? っておい、ついていかなかったら命取られんのかよ」

アニ「そうだよ。あんたを究極の甘党オイリストに育成することが、もこみち神様に与えられた私の任務だからね」

エレン「なんだその任務。あとモコミチって誰だ」

ライナー「作ったって……おいちょっと待てアニ、お前調理場に行ったのか!?」ガシッ

アニ「行ったけど?」

ライナー「お前なぁ……! 俺の許可なしに料理を作るなとあれほど言っただろう!? どうして言うことを聞けないんだ!!」ユサユサユサユサ

アニ「はぁ? なんで料理を作るだけであんたの許可をいちいち取らなきゃならないの? 料理くらい一人でできるよ」ツーン

ライナー「それはお前やベルトルトみたいな味覚障害者が言うことじゃねえよ!?」

エレン「おいおい、たかが料理しただけだろ? そんなに怒ってやるなよ」

ライナー「甘いっ!! 甘すぎるっ!!」

アニ「甘いなら是非甘党に転向しよう」ポン

ライナー「お前はこいつやベルトルトが作った料理を食ったことないからそんなこと言えるんだ……!」

エレン「アニやベルトルトが作った料理……?」


※ これまでアニやベルトルトがライナーに振る舞った実験作、もとい料理 安価↓1~3


ライナー「まずベルトルトだが……あいつが作った海老のラー油炒めなんかすごかったぞ。一口食っただけで走馬灯が駆け巡ったからな」

エレン「海老って壁内で手に入らなくねえか?」

ライナー「そこにツッコむか……そういや最近内地で養殖が成功したらしいぞ。だから海老は壁内にある」

エレン「ふーん……俺、ラー油は好きなんだけどな。餃子にかけるとうまいし。赤いのがタレのアクセントになって綺麗だし」

ライナー「……ラー油って赤いのか?」

エレン「? 普通そうだろ?」

ライナー「そうか……」

ライナー(俺が食ったラー油は透明だったんだが……ベルトルトの野郎、ラー油にも何か仕掛けてやがったのか……!)ギリッ...


エレン「それでアニの料理は? ……というか、なんでアニの料理食ったことがあるんだよ」

ライナー「こいつに友だちが少ないからだ」クイッ

エレン「その友だちの少ないアニさんがすっげえ顔で睨んでるけど」

ライナー「ほっとけ、後で蹴られる覚悟はできてる。……ベルトルトと比べるともっと酷いぞ。あいつはたまにしか調理場に行かないが、アニは隙さえあれば忍び込もうとするからな」

アニ「趣味はお菓子作りです☆彡」テヘペロ

ライナー「このように甘味によって脳を破壊されている。先は長くない」

エレン「まあ、頭がやられてるのはさっきの行動を見りゃ理解できるけど……」

ライナー「そうだな……今まで食べた中だと、砂糖と塩を間違えたケーキが一番意外性があったな」

エレン「ああ、間違って逆に入れちまったのか? そういやミカサも昔やってたな」ハハハ

ライナー「違う、逆に入れたんじゃない。量を間違えて入れたんだ……あの時砂糖はいくら入れたんだっけか、アニ」

アニ「確か……>>537



※ 具体的な数値でも抽象的な表現でも可

ケーキの分量でいうと1割がスポンジ、2割が生クリーム、残りの8割が砂糖だったかな
スポンジの周りを砂糖で固めてその砂糖の周りにさらに生クリームを塗りたくったんだっけ、今思い返してもよだれが出てくるね


アニ「確か……ケーキの分量でいうと1割がスポンジ、2割が生クリーム、残りの8割が砂糖だったかな」

エレン「それほぼ砂糖じゃねえか……どうやって作ったんだ?」

アニ「スポンジの周りを砂糖で固めてその砂糖の周りにさらに生クリームを塗りたくったんだっけ、今思い返してもよだれが出てくるね」ジュルリ

ライナー「そうか、俺は胃もたれしそうだけどな……」ドヨーン...

エレン「……食ったのかよ」

ライナー「食わなきゃならんだろう……産業廃棄物の不法投棄は違法だからな……」

エレン(産廃レベルなのか……)

ライナー「まあ、それでも冬に食わされたあの料理よりもマシだけどな。砂糖、生クリーム、チョコレートをふんだんに使った――」

エレン「なんだよまたケーキか? アニも案外レパートリーが少ないな」ハハハ

ライナー「いや、違う。――すきやきだ」

エレン「…………悪い、もう一回」

ライナー「すき焼きだ。……あれは闇鍋というレベルを超えていたな」

ライナー(思えばあのすき焼きを食った辺りからベルトルトがおかしく……いや、その前からだったか……? うまく思い出せんな……)


エレン「……まあ、とにかく覚悟が必要だってことはわかった」

アニ「そうだよ。食事を摂るってことは戦場に立つってことと同義なのさ。生半可な覚悟は邪魔なだけだ」

ライナー「お前はちょっと黙ろうな。……エレン、行く前に遺書の準備をしておけよ。俺から言えるのはそれだけだ」

エレン「……はぁ、仕方ねえ。ここでうだうだしててもキリがねえし行ってくるよ」

ライナー「ああ、無事に帰ってこいよ。ここで待ってるぞ」グッ

アニ「何言ってるんだあんたも行くんだよ」ゲシッ

ライナー「ってえ! ……は? 俺もか?」

アニ「パフェは私とミカサとサシャで作ったんだ。あんたの分くらいはたぶんあるよ」

ライナー「……断っても無理やり連れて行かれそうだな」

アニ「よくわかってるじゃないか。ほら行くよ二人とも」スタスタ...


―― そこら辺の廊下

アニ「シュガー♪ シュガー♪ おーいしーいっシュガー♪」ルンタッタ

エレン「……」

ライナー「……」

エレン「なんか……死刑台に連行される囚人の気分だな……」

ライナー「そうだな……」

ライナー(それでもまだ……ミカサとサシャが作ってるなら、まだアニの料理を回避できる可能性はある……! 今はそっちに賭けるしか――)

エレン「ところでアニ、俺たちの他に誰か来る予定はあるのか?」

アニ「さあ? 主催はミカサたちだから私は知らないよ。……でも、そういえばサシャはベルトルトを呼びに行くって言ってた気がするね」

ライナー「……ベルトルトも来るのか」

ライナー(ということは、また二人が言い争う姿を見なけりゃならんのか……見たくねえなぁ……)ズーン...





【戦士ライナー】同郷の二人が争う姿に心を痛めている。苦労人。給金は他のライナーが勝手に使っているので大体金欠。好き嫌いはない。

今日はここまで 安価協力ありがとうございました
ちなみにゾロ目は一回だったので、人格増減チャンスは発生しません が、条件が厳しすぎるかもしれないのでちょっとルール考え直してきます

次回エレンとライナーが合流していよいよ実食です
果たして>>1はライナーの書き分けできるのかわかりませんが、取り敢えず次回のお楽しみということで

ゾロ目だと確率1/10だからね
0を含む5の倍数、6の倍数とかだとどうかな

こんばんは1です
今日はお話は進めませんが、要望のあった属性安価(ぽいもの)&話を進める前に決めたいことがあったので、安価だけを夜に出します
ただしこれまでに出した属性安価とは少し違う点がありますので、直前に書く説明をよく読んでから参加してください
安価の開始時刻は21時前後の予定です。また、今回の属性安価に限り連投OKなので、奮ってご参加ください

ちなみに今回の安価では人格増減チャンスはありません。ルールも考え中ですが、おそらく>>544を採用することになるかと思います


【隠れ属性安価(1/2)】 食べ物属性(+可能なら属性の詳細も)orつけないのどちらかを選択

※ まだ属性がない【エレン・アルミン・ジャン】の3人に、隠れ属性を最大2つ追加することができます。クリスタもまだ属性がありませんが、今回は話に登場しないので不参加です

※ 隠れ属性とは、いわば本人が気づいていない「素質」のことです。属性を持った人物【ミカサ・コニー・ベルトルト・アニ・ユミル】と会話することによって、通常の属性へと変化(ランクアップ)させることができます

※ 今回はこれまでに出た【辛いものが苦手・辛党・甘党・オリーブオイル中毒(もこみち)・野菜嫌い・酸っぱ党】も指定可能です。ただし【おもてなし・フードファイター候補・メンヘライナー】は指定できません

※ もちろん上記以外の属性も指定可能です。ただし、どう考えても食べ物に関係しないような属性や、場を見苦しく汚すような行為を促す属性は無効です。再安価も発生しません

※ なお、今回は食べ物に関係することであれば>>452のような内容でも指定可とします。ただし割りあたった人物と安価内容が一致しない場合(>>452の場合だと、カルラを知らないジャンに割り当たった時)は、>>1が安価内容を一部変更させてもらうことがあります。ご了承ください

※ 隠れ属性がついた人物には、今後食べ物属性を追加することができません。また、隠れ属性を後から消すこともできません

※ 今回の安価は>>438のように後から属性を変更することはできません。書き込む前にしっかり確認しましょう

※ 今回の安価に限り、同一IDによる連投が可能です。サーバーエラーによる連投ミスでも安価が下にズレることはありませんので注意しましょう

※ 「こんな不確かで中途半端な隠れ属性なんかつけたくない!」「全員辛党にしたい!」というチャレンジャーな方は連投しても構いません。恨みっこなしの早い者勝ちです

※ 2つ出した安価のうち、どちらか1つでも「属性をつけない」が指定されると、その人物に隠れ属性がつくことはありません。次回の属性安価の機会をお待ちください。後出しでも恨みっこなしです


【隠れ属性安価(2/2)】

例1:エレンに「辛党」「野菜嫌い」の属性が指定された場合
→ ベルトルト(辛党)・コニー(野菜嫌い)と会話することによって、「辛党」「野菜嫌い」の属性が追加されることがあります。また、ミカサ(辛いものが苦手)・アニ(甘党・もこみち)・ユミル(酸っぱ党)が自分の属性を強要すると、「辛党」「野菜嫌い」の属性に変化する傾向が強くなります
→ 隠れ属性が追加されたので、今後は属性を追加することができません。


例2:アルミンに「マヨラー」「塩分過多」の属性が指定された場合
→ ミカサ・コニー・ベルトルト・アニ・ユミルと会話することによって、「マヨラー」「塩分過多」の属性が追加されることがあります。マルコ・ライナー・サシャと会話しても属性は追加されません
→ 隠れ属性が追加されたので、今後は属性を追加することができません


例3:ジャンに「つかない」「甘党」の属性が指定された場合
→ 残念ながら隠れ属性はつきません。次の属性安価の機会をお待ちください。


例4:ジャンに「甘党」「つかない」の属性が指定された場合
→ 残念ながら隠れ属性はつきません。次の属性安価の機会をお待ちください。後から書き込んだ人を恨んではいけません。


説明は以上です。属性安価をまとめた後に、もう一つの安価を追加で出します


・ エレン   >>550  >>554

・ アルミン  >>551  >>555

・ ジャン   >>552  >>556

和風

>>452

人参好き

>>452

ほあ

野菜嫌い

お疲れ様でした! まとめです



エレン

・ 和風

・ カルラの英才教育により実はプロ級の料理の腕前と舌を持っている。それはそれとしてミカサの料理が大好き。本人はそれを隠しているつもりだが食べるとむっちゃ幸せそうな顔をする



アルミン

・ おじいちゃんの英才教育により実はプロ級の料理の腕前と舌を持っている。それはそれとしてミカサの料理が大好き。本人はそれを隠しているつもりだが食べるとむっちゃ幸せそうな顔をする



ジャン

・ 人参好き

・ 野菜嫌い



早速エレンとアルミンが丸かぶりしてジャンの隠れ属性が思いっきり矛盾しましたが、安価なのでこのままです。下にもズレないと予告もしているので>>555もそのまま、「ほあ」がどういう属性なのか判別不能だったので残念ながらアルミンの隠れ属性は一つとなります。恨みっこなしです

続けてもう一つ安価を出します


【人物指定+自由安価(1/2)】

※ これから登場する予定の【辛党ライナー・甘党ライナー・もこみちライナー】に関する情報が少なすぎるので安価を出します

※ 【辛党ライナー・甘党ライナー・もこみちライナー】から一人選択し、言わせたい台詞・身につけているもの・させたい行動などを自由に書き込んでください

※ >>374>>377のように、過去にベルトルトやアニが作った料理を試食した感想などを書き込むことも可能です。その場合はベルトルトやアニがどのような料理を作ったか具体的に書いた上で、ライナーがどのような感想&行動をしたかを書き込んでください。なお、甘党ライナーに辛党の料理を食べさせても構いません。組み合わせは自由です

※ どの属性にも一致しないような言動や行為は不採用とさせていただきます。再安価も発生しません

※ 惜しくも安価に入り込めなかった場合でも、>>1が話に組み込めそうだと判断した場合は採用することがあります

※ 【戦士ライナー・兵士ライナー】を選択することはできません


【人物指定+自由安価(2/2)】

 ◎ 現在確定している情報 ◎ 


【甘党ライナー】

・ 甘いものが大好き

・ かつてアニが作ったお手製のカップかき氷を食べた時には、「う!うまい!こんなうまいカキ氷は食べたことがない!これはオリーブオイルを凍らせて作ったのか!さらにカキ氷かけられた蜂蜜シロップとシナモンが絶妙な風味をかもしだしている!凄いぞアニ!お前は天才だ!」 と言いながら大阪城に変身した(>>375参照)


【辛党ライナー】

・ 辛いものが大好き


【もこみちライナー】

・ オリーブオイルが大好き

・ お料理も得意。誰にも頼まれていないのに振る舞おうとする



説明は以上です。なるべく情報の不足している人格を指定していただけると>>1が助かります

安価↓1~6

もこみちライナー:「もこみち先生……!」
「オリーブオイルが……したいです……!」


お疲れ様でした! >>571まで採用したまとめです。これ以降は追加されません
なお、>>1がさっき書き忘れていた情報を補填したり、状況を追加で付け足した部分があります


【甘党ライナー】

・ 甘いものが大好き。何にでも蜂蜜を大量にかけて食べる

・ かつてアニが作ったお手製のカップかき氷を食べた時には、「う!うまい!こんなうまいカキ氷は食べたことがない!これはオリーブオイルを凍らせて作ったのか!さらにカキ氷かけられた蜂蜜シロップとシナモンが絶妙な風味をかもしだしている!凄いぞアニ!お前は天才だ!」 と言いながら大阪城に変身した(>>375参照)

・ ついさっき兵舎の廊下にシナモンを振りまいた。真意は甘党ライナー本人に聞くまで不明(>>489参照)

・ 辛党や酸っぱ党のことは味覚障害の野蛮人、普通の人のことは自分の意思を持たない蝙蝠野郎とみて見下している。海原雄山並に傍若無人


【辛党ライナー】

・ 辛いものが大好き

・ 朝起きたらまずベルトルト一緒に栽培している品種改良した激辛わさびをそのまま生でいただくのが日課

・ ベルトルトの透明ラー油で痛めた海老を食べた戦士ライナーが気絶した後、切り替わった辛党ライナーがしたリアクション:
「これが向こう側を見たお前の料理か!」
「だが、まだ足りない!足ァりないぞォ!」
「お前に足りないものは、それは~情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さ!そしてェなによりもォ------- 辛さが足りない!!」
といって特製激辛ソース(ウルトラデスソースクラスの辛さ)をドバドバかけて食べた


【もこみちライナー】

・ オリーブオイルが大好き

・ 比較的常識人。まだ料理の範囲内でオリーブオイルを使おうとしており、アニのようにオリーブオイルを無駄遣いするのは好まない

・ お料理も得意。誰にも頼まれていないのに振る舞おうとする

・ 「もこみち先生……!」「オリーブオイルが……したいです……!」


【甘党ライナー・辛党ライナー・もこみちライナー共通】
・ 可愛いものが大好き。味わいは元より料理の造形美、世界観、そしてなにより愛らしさに心引かれる


というわけで以上です 全ライナーは悩みましたが入れてしまいました まあなんとかなるでしょう
自由安価は上手くバラけたのでとても助かりました。ありがとうございます


次回の投下はたぶん来週になりますので、気長にお待ちください
たぶんベルトルトとアニが胡椒とシナモンをかけあう場面から始まると思います

大変お待たせいたしました 書き溜めもないし数レスしか進められないと思いますが再開します
一応言い訳しておくと先週来たんだぜ……? スレッドがなかったけどな!
ちなみに今回は人格増減チャンスはないのであしからず

ついでに先に断っておきますが>>1は美味しんぼも鉄鍋のジャンも名前しか知らないので、どこかおかしいところがあっても大目に見ていただけると助かります


―― 食堂

マルコ「へえ……! すごいな、これ全部君たちで作ったの?」

ミカサ「みんな一緒ではなくて別々にだけれど、そう」

コニー「俺も手伝ったんだぞ!」エッヘン

ジャン「作ってる最中によくサシャに食われなかったな」

アルミン「そこはほら、僕がしっかり見張ってたから大丈夫だったよ」

サシャ「というかつまみ食いどころじゃありませんでしたよ。……近くでとんでもないものが作られてましたから」

ジャン「とんでもないもの……?」

マルコ「ええと、パフェは……八人分か。アニが来たらちょうどになるね」

ミカサ「いえ、違う。パフェは十二人分」

ジャン「……? でも器は八つしか見当たんねえぞ?」

コニー「何言ってんだ、ちゃんと目の前に置いてあるだろ?」

ベルトルト「それってさ、もしかして……この緑のドロドロした飲み物のこと?」

サシャ「はい、そうですよ」


ジャン「……は?」

マルコ「それ、食べ物なの……?」

コニー「失礼だな! きちんとしたパフェに決まってんだろ!」プンスカ

マルコ「……アルミン?」

アルミン「少なくとも食べられるもので構成はされてるよ。……実際食べられるかどうかはわからないけど」

マルコ「……そうなんだ」

ジャン「まあ、俺たちもパフェが何なのかよく知らねえしな。……こんな料理もあるんだろ、うん」

アルミン(ああ、二人に間違った知識が植え付けられていく……!)オロオロ

ミカサ(どうしよう、否定しておくべきだろうか……? でも、ここで否定してしまったら後でアニが来た時にややこしくなるかもしれないし……)



ジャンとマルコに正しいパフェがどういうものかを教えるorそっとしておく 安価↓1 (まだアニ・エレン・ライナーが合流していないので性格変化の対象外)


ミカサ(……やはり、二人をこのままにしておくのはよくない。ここはきちんと、パフェがどういうものなのかを教えるべき)

ミカサ「あの……ジャン、マルコ。無理やり納得しようとしているところ悪いけれど、それはパフェであってパフェじゃない。ちょっと違う」

ジャン「はぁ? ……わけわかんねえぞ、ちゃんと説明してくれよ」

マルコ「まあ、見た目からしてそっちの二つとは違うってのはわかるけどね。……パフェじゃないならこの液体はなんなんだ? どうして一緒にテーブルの上に置いてあるんだ?」

ミカサ「それは………………それは、なんでだろう? アルミン」

アルミン「僕に振るの!?」

ミカサ「だってアルミンはアニの作業を間近で見ていたし……口下手な私には、この料理を表現する言葉が思い当たらない。なんとかしてほしい」

アルミン「なんとかって……」

アルミン(ミカサったら仕方ないな……でも、ついでにアニの危険性も教えておいたほうが二人のためにもなるだろうし)

アルミン「いいかい二人とも。――パフェっていうのはね、>>596

見た目が可愛くて、しかも甘くて美味しいお菓子なんだ、本来ならね


アルミン「パフェっていうのはね、見た目が可愛くて、しかも甘くて美味しいお菓子なんだ、本来ならね」

ベルトルト「……甘い?」イラッ

ジャン「見た目が可愛くて、甘くて美味いねえ……」

マルコ「でもさ、このプカプカ浮いてる人形は可愛いよね。どこかしら溶けてるのが気になるけど」

アルミン「その右半身が溶けてるのはマルコくんだよ」

マルコ「……僕なの?」

アルミン「うん。砂糖でできてるんだ、その人形」

マルコ「……そう、僕なんだ。これ」シュン

ジャン「ということは……砂糖でできた人形が浮いてるだけで、この液体自体は甘くねえからこれはパフェじゃないってことだな!」ポン

アルミン「いや甘いよ? それ、砂糖四袋分入ってるから」

ジャン「……ますますわからなくなったんだが」

アルミン「つまり、『可愛い・甘い・美味しい』が三拍子揃ってなきゃパフェって言わないんだよ。そのパフェは……美味しいが足りないかな」

マルコ「美味しくないんだ……?」

アルミン「更に付け加えると、本来はミカサたちが作ったような形におさまるのが正常なんだよね。そっちに置いてある二種類は液体に沈んでないだろう?」


ジャン「……ミカサが作ったのはどっちだ」

ミカサ「こっち」

ジャン「へえ、なるほどな……」チラッチラッ

ジャン(まさかミカサの手料理が食べられるなんてな……楽しみだ)ニヤニヤ

アルミン「意識から閉めだしたね」

サシャ「無理もありませんよ……私だって完成品見ただけじゃパフェとは思いませんもん、あれ」

ベルトルト「ねえアルミン。大体想像がつくけどさ、このパフェを作ったのって――」

アルミン「アニだよ」

ベルトルト「……やっぱり」

ジャン「あいつ、料理下手だったんだなー」

マルコ「おかしいな、そんな印象なかったんだけど……」

サシャ「お二人の中では都合よく解釈されたみたいですよ」ヒソヒソ

アルミン「人は理解できないものが目の前に現れたら、なんとかして自分の常識に当てはめようとするものなのさ」ヒソヒソ

サシャ「へえ、勉強になりますねー」ヒソヒソ


ミカサ「……」ソワソワ

ミカサ(誤解がとけたのはよかったけれど、まだエレンがここに来ていない。アニが戻ってくる前に呼びに行かないと……)

ミカサ「あの……申し訳ないけれど、少し出かけてきてもいいだろうか。すぐ戻ってくるから」

コニー「ん? なんだミカサ、アニを呼びに行くのか? 俺もついていくか?」

ミカサ「いらない。コニーは座ってて」

コニー「そんな冷たいこと言うなよ……! 一緒にパフェを作った仲じゃねえか! なあ!」

ジャン「!? コニーお前……ミカサと一緒に料理したのか!?」ガタッ

コニー「したぞー。楽しかったよな、ミカサ!」

ミカサ「そんなことない。ずっと冷や冷やしてた」

ジャン「この野郎何やってんだ羨ましいっ!!」ギリッ





  「――エレンを呼びに行く必要はないよ、ミカサ」


サシャ「その声は……!」

アルミン「……遂に来ちゃったか」

ベルトルト「……」

アニ「待たせたね、あんたたち。――真打ちの登場だ」フフン

エレン「自分で真打ちって言うか? 普通」

ライナー「やめろエレン。今のアニには何を言っても無駄だ」

ミカサ「! エレン、どうしたの? 訓練は? ライナーと一緒に自主練習をしてたんじゃないの?」

エレン「アニに連れて来られたんだよ。ぱ、ぱ……ぱーなんたらを食えとかなんとか言われてさ」

ミカサ「……エレンはアニのパフェを食べに来たの?」

エレン「いや? ――できれば食いたくねえ」キリッ

ライナー「俺もだ」

サシャ「なんで来たんですか二人とも」

ミカサ(エレンはアニのパフェを食べたいがために来たわけじゃない、ということは……私のパフェは、お願いしたら食べてもらえるのだろうか)ソワソワ

ミカサ(……いえ、浮かれるのはまだ早い。ここはアニに先に聞いておかなくては)

ミカサ「アニ、エレンを連れてきてくれたことには感謝している。ありがとう」

アニ「オリゴ糖?」

コニー「アリガ糖なんてあるのか?」

アルミン「もう何回言ったかわからないけどコニーは黙ってようか」

ミカサ「その上で聞きたいのだけれど……どうしてエレンを連れてきたの?」

アニ「……それは」

ミカサ「もしかして、何か……特別な感情をエレンに抱いているのでは?」

アニ「!」ドキーン!!

アニ(ちっ、バレてる……! エレンを味方につけようとしてるのバレてる……!)ドキドキ

ミカサ(今、ちょっと動揺した……やっぱりそうなの? アニはエレンに特別な感情を……)

アニ(ここで『エレンを甘党派オイリストにするため』って馬鹿正直に答えたら、ミカサは全力で邪魔しにかかってくる……! なんとか、なんとか誤魔化さないと……)

ミカサ「アニ、正直に答えて」

アニ「……>>604
(※性格変化スタートです。>>604のIDが最初の基準になります。変化の詳細は>>456を参照)

私がエレンのことをどう想ってようが私の勝手だろ
あんたにどうこう言われる筋合いはないはずだよ


アニ「……私がエレンのことをどう想ってようが私の勝手だろ」

ミカサ「! ……それはそうかもしれない、けど」

アニ「あんたにどうこう言われる筋合いはないはずだよ」

ミカサ「う……確かにそうかもしれない。――ごめんなさいアニ、出すぎたことを言ってしまった……」シュン

アニ(よっしゃ誤魔化せた! やったああああ一番の障害が自滅した!! これでエレンを甘党に――)グッ

ベルトルト「待ってよアニ、ちょっと僕は納得できないな」

アニ「……ベルトルト」ピクッ

ベルトルト「……」

アニ「……」

ベルトルト「……」スッ...

アニ「……」チャキッ

ベルトルト「この甘党の末裔がぁっ!! 根絶やしにしてやる!!」ブンブンブンブン

アニ「何さもこみち神様の偉大さをわかろうともしないくせに!」チャカチャカチャカチャカ

ライナー「あっ……! こらやめろ、他の奴らもいるんだぞ! やめなさい! やめろ!! せめて一言くらい交わしてから始めろよ!!」グイグイ


エレン「……あいつら一体何してるんだ?」

マルコ「ベルトルトは一味唐辛子をかけてるんだろうけど……アニが持ってるのはなんだろう、甘ったるい匂いがするね」クンクン

ジャン「アニが何持ってようが関係ねえだろ、ライナーに加勢するぞ! 二人を止める!」ガタンッ

ミカサ「……」

サシャ「……」

アルミン「……」

コニー「アニ行け―っ! そこだっ、負けるなー!!」ブンブン

ミカサ「……さて、それではパフェをみんなで食べよう」

サシャ「そうですね、アイスとけちゃいますし」

ジャン「おい」

アルミン「あの三人は放っておこう。……ライナーなら大丈夫、きっと無事に帰ってくるよ」キリッ

エレン「そもそもあの一帯が粉で曇っちまってよく見えねえしな。下手に突っ込んでいっても邪魔になるだろうし、加勢しないほうがお互いのためだと思うぞ?」


ミカサ「それではまず、私が作ったパフェから――」ハッ

ミカサ(そうだ、アニがいない今のうちにエレンにパフェを渡してしまおう。……我ながらいい考え)ポン

ミカサ「これはエレンとアルミンの分。……あと私のもこっちによけておく」コトッ

エレン「ふーん……これが、これが…………なんだっけ?」

コニー「なんだエレン、知らねえのか? それはパフェって言うんだぜ?」フフン

エレン「知らねえも何もさっき名前知ったばかりだって。……でも、うまそうだな」

ミカサ「! そう? おいしい? おいしい?」ソワソワ

エレン「まだ食ってねえからわかんねえよ」

アルミン「あはは、でも実際おいしいと思うよ? 何せミカサが作ったんだし」

エレン「そうか、ミカサが……」


エレン(ミカサの手料理か……)

アルミン(ミカサが久しぶりに、僕たちのために作ってくれた手料理……)

エレン(最近は自主練ばっかりで、こういう機会がずっとなかったんだよな)

アルミン(久々にミカサの料理が食べられて嬉しい、けど……正直に言うのは恥ずかしいんだよね)

ミカサ「……? 二人とも、どうしたの?」

エレン「……」

アルミン「……」



エレン「――おっ、お前の料理なんか、別に嬉しくないんだからなっ!」ソワソワ

アルミン「そうだよ、ミカサの手料理は久しぶりだから超楽しみだなんてこと、全然ないんだからねっ!」ソワソワ



マルコ(めっちゃ嬉しそうだ)

サシャ(隠しきれてませんね)

ジャン「……」


ジャン(落ち着け、ジャン・キルシュタイン……まず最初にあの二人に渡ることはわかりきってただろ。何も動揺することはねえ)ソワソワ

ジャン(テーブルにはあと3つ……あと3つもあるんだ、俺に当たる確率はものすごく高い……! 大丈夫だ、大丈夫……)ソワソワソワソワ

ミカサ「それで、残りのパフェだけれど」

ジャン「……」ピクッ

ミカサ「あれ、3つ……? コニー、もしかして冷凍庫に入れたのも一緒に並べた?」

コニー「おう! 早く食べねえと腐ると思ってな!」

ミカサ「パフェは腐らない。……ええっと、このうち一つはユミルのなので、横に避けておく」スッ

ジャン「……」ドキドキ

ミカサ「残り2つは……コニーはアニからもらうだろうし、サシャは自分のがあると思うから、マルコとジャンに――」

アニ「ちょっと待ちなミカサ! ……ジャンは私のパフェを食べるんだ。あんたのパフェの出番はないよ」

ジャン「……は?」

マルコ「!? アニ、その格好は……?」



アニの状態 安価↓1


マルコ「ドレスと、ネコミミ……?」

アルミン「なんで着替えたの?」

アニ「だってかわいいでしょ? この服」シャランラー♪

コニー「本当だすげえ……! しかも心なしかアニが光って見えるぜ!」

サシャ「オリーブオイルでテカってるだけだと思うんですが」

エレン「……? ライナーとベルトルトはどうしたんだ? 姿が見えねえが」

アニ「ベルトルトは床に転がってるよ。ライナーはあっちの隅で着替えてる」

ミカサ「何故着替えているの」

アニ「あいつも甘党としての自覚が出てきたってことかな」フフン

ベルトルト「くそっ……! 調味料をかけ負けた……!」ヨロヨロ...

アルミン「ベルトルト、おかえり」

サシャ「かけ負けるって意味がわからないんですけど」

ベルトルト「僕は仲間を作ることに失敗したんだ。……気をつけてくれよ、今のライナーは僕らの敵だ」キリッ

アルミン「君とアニの味方になってくれる人のほうが圧倒的に少ないと思うよ?」

眠いので今日はここまでです かなり待たせたのに短くてごめんなさい 安価のご協力ありがとうございました

次回は甘党ライナー(ID:2YsP/Jzo)からスタート予定です
IDはこのまま引き継いで、次の安価で(ID:2YsP/Jzo)と一致するものがなかったら兵士ライナーに切り替わることになります
次はもっと頻繁に性格変化させられるはず

再開します 今回は原則として全安価が人格変化・人格増減チャンスの対象です

増減チャンス発生の条件ですが、今回はあまり安価を出せないかもしれないので【末尾二桁に素数(02 03 05 07 11 13 17 19 23 29 31 37 41 43 47 53 59)が一度でも出た場合】、増減チャンスが発生することにします
>>1もまだ試行錯誤の段階なので、またルールが変わるかもしれませんがよろしくお願いします


ライナー(大阪城)「……待たせたな」モコモコ

アルミン「ああライナー、おかえ……その服は何?」

ライナー(大阪城)「甘いものを食べる時は正装しねえとな。お前らも着替えたいなら貸してやるぞ? サイズはフリーだから女子でも着られる」ドサッ

サシャ「食べる時に邪魔になりそうなんで遠慮しときます」

ミカサ(全身がもこもこしている……あの状態で椅子に座れるのだろうか。なんだか後ろに倒れ込みそうだけど)

マルコ「『食事の時に正装する』って考えは悪くないと思うけど、そんな服ははじめて見たな。ライナー、それはなんていう服なんだい?」

ライナー(大阪城)「大阪城だ」キリッ

ジャン「……オーサカ・ジョー? 誰だ?」

サシャ「食べられますか?」

マルコ「アルミン、知ってる?」

アルミン「知らない」ブンブン

ライナー(大阪城)「なんだ、誰もわからんのか? ……これだから食にこだわりのねえ奴は」チッ

ライナー(大阪城)「いいか? 大阪城ってのはな……>>619


※ 前回(ID:2YsP/Jzo)と英数字(大文字小文字区別なし)がどれか一つでも一致すると甘党が継続、一致がない場合は兵士ライナーに交替

天下一の名城だ
最高の料理を食べると自然とこの格好になるんだよ


ライナー(大阪城)「大阪城ってのはな……天下一の名城だ。最高の料理を食べると自然とこの格好になるんだよ」

ミカサ「その服、お城をイメージしていたの……?」

コニー「でもまだ食ってねえじゃん。着るの早くねえか?」

ライナー(大阪城)「あまりの期待に胸が膨らんだってところだな。……アニのパフェは実に良いぞ。ほーら見てみろ、このパフェの上に乗っている砂糖菓子の人形を」

ベルトルト「ドロドロだね」

ライナー(大阪城)「かわいいだろ?」ドヤァ

マルコ「うん……うん、そっか、ライナーはかわいいのが好きなんだね、ふぅん……」

ライナー(大阪城)「パフェという一つの小さな世界に、重厚なストーリーが見て取れる……あいつは大したやつだぜ、本当に」フッ

アルミン「……まあ、一応作る時にストーリー性は持たせたからね」

エレン「マジかよ……このドロドロにストーリーがあるのか」


ジャン「……いや、この際ライナーが城のコスプレしてることなんざどうでもいい」

サシャ「よくないです。視界に入るので気になりますよ」

ジャン「問題は……なんで俺がミカサじゃなくて、お前のパフェを食わなきゃなんねえんだってことだ! アニ!!」

アニ「食べたくないの?」

ジャン「当たり前だろ!? そんな緑色のドロドロした液体、金積まれたって飲みたくねえよ! それ相応の理由がねえと納得しねえぞ!!」

マルコ「……そうだな、僕も理由を聞きたいところだ。しかもそれ、アルミンによるとパフェじゃないんだろ? そんなものをどうしてジャンに食べさせようとするんだ?」

アニ「……」フーッ

ライナー「やれやれだぜ……」ハァ

アニ「いいかい? 私は別に、あんたにこのパフェを食べさせたいわけじゃない。……食べなきゃいけないんだよ、あんたは」

ジャン「はぁ……?」

アニ「このパフェはね、>>623

恋が叶うおまじないがかかってるんだよ(小声


アニ「このパフェはね、……恋が叶うおまじないがかかってるんだよ」ボソッ

ジャン「そんな理由じゃ納得なんか………………マジかそれ」

アニ「本当本当」コクコク

ジャン「……でもよ、俺はやっぱりミカサの手料理が食いてえんだが」

アニ「何言ってるのさ、恋人になったら手料理なんて毎日食べ放題に決まってるじゃないか。今ここで無理に食べなくても大丈夫だよ」

ジャン「……」チラッ

ライナー(大阪城)「嘘だと思うならこの蜂蜜を舐めてみろ。新たな世界がひらけるぞ」ドロリ

ジャン「いいや、蜂蜜はいらねえ。……ミカサ」

ミカサ「……? 何?」

ジャン「俺は、俺は……アニのパフェを食べることにした。すまんがそのパフェはサシャにでもやってくれ」

ミカサ「……そう」

サシャ「えっ? ……本当にいいんですか? あんなに食べたそうにしてたのに……」

マルコ「……ジャン」

ジャン「男に二言はねえよ。……ただ、お前らに頼みがある」

ジャン「あのパフェを食って俺が医務室送りになったら……>>626してくれ。頼んだぞ」

俺の机の引き出しに入ってるノートを何も見ないで燃や


ジャン「あのパフェを食って俺が医務室送りになったら……俺の机の引き出しに入ってるノートを何も見ないで燃やしてくれ。頼んだぞ」

マルコ「そこまでしなくちゃいけないの……?」

ジャン「だってよ……医務室から戻ってきた時、無事に処分できる体調になってるかどうかわかんねえだろ……?」

コニー「ははは、ジャンは大袈裟だな! まさか死ぬわけじゃあるまいし!」

ジャン「俺の舌は死ぬかもしれねえんだよ。……ああちくしょう、食いたくねえなぁ……」ブツブツ...

エレン(……やっぱり食べたくないんじゃねえか)

サシャ(エレンもライナーもジャンも、どうして食べたくないものを食べようとするんでしょう……?)ウーン...

アルミン「ええっと……仕切り直そうか。これでミカサが作った分のパフェは配り終わったよね。サシャはベルトルトにあげるんだろ?」

サシャ「はい、そうですよ? ……どうぞベルトルト! さっきの大食い挑戦のお礼です」コトッ

ベルトルト「おいでよ僕の村ブレンドかけていい?」

サシャ「……好きにしてください」

アニ「それじゃあ最後は私の番だね」スッ...

ミカサ「……? あなたのはライナーとジャンとコニーに渡すんじゃないの?」

アニ「違うよ。……ちゃんと考えてある」


アニ「まず……この『みんなで雪合戦』は私のだ」コトッ

エレン「名前あるのか」

マルコ「ストーリー性があるってアルミンが言ってたもんね。一つ一つに名前を付けてたのは予想外だけど」

ベルトルト「変なところで律儀だな。……甘党のくせに」チッ

アニ「聞こえてるよベルトルト、私のシナモンに屈服したくせに口答えするんじゃない。――『最後の晩餐』は……ジャン、あんたにあげるよ。はい」コトッ

ジャン「……どうも」

サシャ「もう上半身しか残ってませんねー、お人形さん」

アニ「『天下分け目の合戦』はライナーだ。……味わって食べな」コトッ

ライナー(大阪城)「ああ、今から食うのが楽しみだぜ……!」ワクワク

コニー「それで俺のは? 俺のは? 最後のそれか?」ソワソワ

アニ「いや、違うよ。最後の『仲良くお昼寝』は……アルミン、あんたのだ。受け取りな」コトッ

アルミン「いらない」

ミカサ「渡さなくていい」


アニ「なんで? ……ああ、もしかしてアルミンくんがいないから食べたくないの? でもこれはストーリー性を重視してるから、あんたの人形を無理に足したらバランスが取れなくなっちゃうし、それに……」ブツブツ...

アルミン「そうじゃないよ。……アニ、君には僕の目の前に置いてあるものが見えないのかな?」

アニ「ミカサのパフェのこと?」

アルミン「そうだよ。少食の僕がパフェを二つ食べられるわけないよね? それくらい君にもわかるだろ?」

ライナー(大阪城)「お菓子は別腹だろ?」

ミカサ「あなたは黙ってて」

アルミン「どうして頑なに僕に食べさせようとするんだ? ……それこそあそこで悲しくなって丸まってるコニーでもいいじゃないか。コニーは君のパフェを食べるのを楽しみにしてたのに」

コニー「……」ションボリ

サシャ「コニー、しっかりしてくださーい」ペチペチ

ベルトルト「だから甘党は駄目だって言ったろ? ……ほら、山岳訓練の汗まみれブレンドあげるから甘党のことはすっぱり忘れよう? ねっ?」ザラザラ

アニ「……私としても、この選択は心苦しいんだ」



アニがコニーにパフェ『仲良くお昼寝』をあげられない理由 安価↓1

アニがアルミンにパフェ『仲良くお昼寝』をあげなければならない理由 安価↓3

コニーには私の作ったもの以外のお菓子を食べて見識を広めてもらいたい
邪道を知ることで王道を深く理解できるから

本音:アルミンはなんとなく鋭敏な味覚を持っていそうだから今後厄介な敵になる前に味覚を破壊し甘党に染め上げる必要があると感じた
建前:アルミンは性格的に気苦労が多いだろうから、癒しの効果を持つ『仲良くお昼寝』を食べて疲れをとってもらいたい


安価了解 短いですが今日はここまでです ご協力ありがとうございました
次回は今週中になる予定ですので待っててね
なお人格は>>626(ID:ZohaQUvE)→>>630(ID:5SJ7oRKo)→>>632(ID:Mpf4MooM)でいずれもoが一致しているので、まだ甘党ライナーのままです

そして>>623で末尾二桁素数が出たので、人格増減チャンスが発生します
説明をよく読んで参加しましょう



【人格増減チャンス】  安価↓2

※ 人格を減らしたい場合は【甘党・辛党・もこみち】の中から指定。【戦士・兵士】の人格は消すことができません。【戦士・兵士】が指定された場合はこのチャンス自体が無効になるので注意

※ 人格を増やしたい場合は自由に食べ物属性を指定することができます。既に出ている【野菜嫌い・酸っぱ党】も可。ただし【辛いものが苦手・おもてなし・フードファイター候補】は不可。【甘党・辛党・もこみち・メンヘライナー】は既に追加されているので不可。食べ物に関連しない属性は指定不可。

※ 秒数末尾二桁が素数の場合(02 03 05 07 11 13 17 19 23 29 31 37 41 43 47 53 59)成功。指定された人格が増減します


安価了解しました 忍術学園の食堂のおばちゃんであってるかな?

というわけで次回から人格ローテーションが【戦士→甘党(現在)→兵士→辛党→もこみち→食堂のおばちゃん】となります お楽しみに

ではまた次回 お疲れ様でしたー

再開します 今日は晩までたっぷり書く予定ですが、>>1の都合で唐突に中断したり話の途中でぶったぎりになる可能性もあります ご了承ください
今日の投下が終わる時にはきちんと終了宣言します
なお今回は話をできるだけ進めたいので人格増減チャンスはありません。人格変化はあります

萩の月のお土産はパフェを食べ終わった後に鳩の血のデザートと一緒に配布予定です MAXコーヒーのお土産とねるねるねるねと豆腐カステラはいつ出そうかなー


アニ「へいコニー! カモン!」パチンッ

コニー「呼んだかアニ!」シュタッ

エレン「!? 一瞬でアニのところへ移動しただと!?」

ライナー(大阪城)「速い……! 速すぎて、目で追えなかった……!」

ベルトルト「コニーは小回りのきく機動が得意だからね。……くっ、これは厄介だぞ」ギリッ

サシャ「立体機動関係ないですよね?」

マルコ「……コニー、アニのところまで小走りで駆け寄っていったね」

ジャン「犬かあいつは」

アルミン「まあ、アニに対してだけは忠犬みたいになってるけど」

ミカサ(いつまでかかるんだろうか……早くしないと、パフェがとけてしまう……)ソワソワ

アニ「いいかいコニー……今回、あんたには私の作ったもの以外のお菓子を食べて見識を広めてもらいたいんだ。邪道を知ることで王道を深く理解できるから」

サシャ「私たちのパフェは邪道なんですか?」

ミカサ「……」ショボン

エレン(何言ってんだアニは……ミカサの料理はうまいんだぞ? すっげーうまいんだぞ!? 一口も食べたねえくせに好き勝手言いやがって!)ソワソワ

アルミン(ミカサの料理をあのジュースと比べるなんて、失礼にも程があるぞ! ……でも口答えしたら口にシナモン突っ込まれそうだな。言わないでおこう)ソワソワ


コニー「ケンシキってなんだ?」

アニ「ざっくり言うと判断力のことだね。……あんたさぁ、人にアスパラガス食べろって言われたら食べるの?」

コニー「なんだそりゃ……食べねえよ」

アニ「でしょ? あんた、野菜に関してはしっかりした意見を持ってるみたいだけど……そんなのじゃ全然だめ。全くなってない」

コニー「なっ、なんだって……!? 俺は、まだなってなかったのか……!」

エレン「……よくわかってないのに適当に話合わせてるよな、あれ」ヒソヒソ

マルコ「しっ、聞こえるよ」ヒソヒソ

ライナー(大阪城)「なあ、なんだかこの部屋暑くねえか?」キョロキョロ

ミカサ「だったらその着ぐるみを脱げばいい」

ベルトルト「そして甘党もやめてしまえばいい」

ライナー(大阪城)「何言ってるんだ、これは俺の魂の鎧だぞ? 脱げるわけないだろ。あと甘党は辞めんぞ」

サシャ「そんなモコモコしてるのに鎧代わりになるんですかねー……?」


アニ「『彼を知り己を知れば百戦あやうからず』……立派な甘党派オイリストになるためにはね、敵と味方両方の事情に通じてないといけないんだ。わかる?」

コニー「わかるわかる!」コクコク

ジャン「絶対わかってねえ」

アルミン(アニが孫子を引用してる……僕以外にも孫子が好きな訓練兵いたんだ、ちょっと嬉しい)キュン

アニ「というわけであんたはミカサかサシャのパフェを食べて来な。……そしてアルミン」クルッ

アルミン「あちゃー、僕のこと覚えてたかー……」





【アニの説得(内容は既に>>632で決定済み)】 安価↓1の秒数二桁で決定

 ・ 奇数の場合:本音と建前を逆に言ってしまう

 ・ 偶数の場合:建前を正しく伝えられる

 ・ 00の場合:建前を正しく伝えられるが、アルミンが裏の意図(本音)に気づく

※ 性格変化スタートです。現在の性格は甘党ライナー(ID:Mpf4MooM)


アニ「あんたは性格的に気苦労が多いだろうから、癒しの効果を持つ『仲良くお昼寝』を食べて疲れをとってもらいたいんだ」

アルミン「気苦労は現在進行形で君にかけられてるんだけどなー」

アニ「人形は足すことはできないけど、粉砂糖やチョコレートシロップ、それにオリーブオイルなら用意できるよ。どれがいい?」ズラッ

ライナー(大阪城)「蜂蜜もあるぞ。花粉症対策にビーポーレンを用意しておいた」ドン

アルミン「どっちもいらないからしまっていいよ」

アニ(……なーんてね。アルミンはなんとなく鋭敏な味覚を持っていそうだからね。今後厄介な敵になる前に味覚を破壊して、甘党に染め上げておかないと……!)ニヤリ

アルミン(困ったな、アニの意図が読めないぞ……? まさか本当に僕のことを気遣って――いや、気遣ってるのにあんな殺戮兵器を人に食べさせるわけないか)

アルミン(でも、本心だったなら無碍に断るのもなんだか悪いなぁ……全っ然食べたくないけど)

アルミン(それに、仮に食べられるような出来だったとしても、僕の胃袋じゃパフェ二つはどうやっても無理だ。……どうだろう、この言い訳で通らないかな? 難しいか……)


アルミン(……ああもう、なんでミカサの手料理を食べられるってのにこんなことで頭を悩まされなきゃならないんだ!)

アルミン(アニもアニだよ、人が食べたくないって言ってるのに無理やり食べさせようとして……! なんだかイライラしてきたぞ!)イライラ

アルミン(でも、ここで感情のまま怒ってもアニを諦めさせることはできない。……交渉か説得か、もしくは別の行動か)

アルミン(待てよ……? アニだって料理を作る側の人間なんだ。誰かのために料理を作ることがどれだけ素晴らしいことか、アニだって知ってるはずだ! ……たぶん)

アルミン(だから、ミカサが僕のために作ってくれた手料理を食べたい、ってことを正面から伝えれば、案外受け入れてくれるかもしれない。……アニのは後から食べるからって条件付きなら、あるいは……?)

アニ「さあアルミン。……私のパフェを召し上がれ」

ミカサ「アルミン……」

アルミン(……さて、どうしようか)



アルミンの台詞or行動 安価↓1

※ この状況から逃げ出すような内容だと、ミカサがしょんぼりした後にアニが死に物狂いで追ってきてアルミンの口にパフェを詰め込むことになります


アルミン(……駄目だ、この状況を打開する策が浮かばない! ミカサごめんよ、ここは一旦逃げる!)

アルミン「あ、そう言えば僕教官に資料の手伝い頼まれてるんだった! というわけで一旦席はずすね」ガタッ

エレン「はぁ? そんな仕事あるなら前もって片付けておけよ」

ミカサ「アルミン……? あの、私のパフェは……」ションボリ

アルミン(うっ……! ごめんよミカサ、そんな目で見ないでくれ……! 僕だって君のパフェを食べたいに決まってるだろ! あんな廃油みたいなジュース飲みたくないよ!)

アルミン(でもこのまま何も言わずに逃げ出したら、ミカサがもう僕に料理を振る舞ってくれなくなるかもしれない……あっ、そうだ!)

アルミン「ミカサのパフェはアニのだした不思議な箱に入れておいて、アニのパフェは食べてくれていいよ、じゃあね!」クルッ

アルミン(よし僕完璧! フォローの達人! あとは逃げるだけだ!)ダッシュ

アニ「ライナーそっち持ってー」

ライナー(大阪城)「おう」グイッ

アルミン「ふぎゃっ!?」ビターン!!


アルミン「痛てて……」

ミカサ「! アルミン、大丈夫?」タタタッ

エレン「今顔から思いっきり転んだぞ、鼻血出てねえか?」

アルミン「ううん、僕は大丈夫……だけど、何かにつまずいて……!?」

アルミン「これは、立体機動のワイヤー……? いや違う、ワイヤーよりもっとネバネバして、強度もない……! なんだ、この物体は……」

アニ「それはシュクレフィレ(糸飴)さ。サシャにあげたものよりちぎれにくくなってるんだ。ちょっととけてるけどね」

ライナー(大阪城)「おとなしくアニの作ったパフェを食べるんだな……全く、これだから自分の意思を持たない蝙蝠野郎は……」ブツブツ...



ジャン「……なんかライナーおかしくねえか?」ヒソヒソ

サシャ「ですよね、こういう諍いがあったら間に入ってすぐに止めると思ってたんですけど……」ヒソヒソ

ベルトルト(まずい、ライナーの人格が疑われてる……! 早く辛党ライナーに戻してやらないと、状況は悪化する一方だ……!)

コニー「パーフェ♪ パーフェ♪」コンコン

マルコ「こらコニー、行儀が悪いよ。スプーンでテーブル叩くのはやめるんだ」


アニ「さあアルミン、あんたはこっち来るんだ。自分で食べられないなら私が口に突っ込んであげるよ」グイグイ

アルミン「い、いや僕は……ミカサのパフェを……」チラッ

ミカサ「……」

アルミン(ミカサが僕を軽蔑するような目で見てる……当然だよね、みんなを見捨ててこの状況から一人だけ逃げ出そうとしたんだから……)

アルミン(もう、ミカサは僕に料理を作ってくれないだろうな……ああ、そういえばミカサが最初に作ってくれた料理はクッキーだったっけ……ちょっとだけ塩っ気が強くて、エレンと三人で笑いあいながら食べたんだっけな……)

アルミン(こんな時になんでこんなことを思い出すんだろう……もう、これが僕の最後だから……?)

アルミン(結局僕は……最後まで、臆病者以外の何かにはなれなかった……)

ミカサ「……アニ、アルミンを放して」

アニ「何? ……さっきも言ったけど、私がアルミンをどうこうしようが私の勝手だろ。あんたにどうこう言われる筋合いはないはずだよ」

ミカサ「確かに、私が口出しするのはお門違いなのかもしれない。……けれど、あなたが無理やり食べさせるのは感心しない」

ミカサ「……だから、これを使って」スッ



ミカサが差し出した食器 安価↓1

※ 食べ物を食べさせられるような形状なら食器以外のものでも可(例:スコップ・バケツなど)


アニ「……スプーン?」

エレン「ん? なんかそのスプーン、どこかで――あっ!」

アルミン「……ああっ!」

アルミン(あれは確か、僕がエレンと一緒にミカサにあげたスプーンだ……! はじめてミカサがお菓子を……クッキーを作ってくれた次の日に渡したものだ!)

エレン「お前、まだそんな古いスプーン持ってたのかよ」

ミカサ「二人からもらった大切なもの、なので……大事にしていた」

ミカサ「アニ、アルミンにパフェを食べさせたいのならそうすればいい。私のは後回しで構わない。でも……詰め込むのはやめてあげて。そういう食べさせ方はかわいそう」

アニ「かわいそう……? 私のパフェを食べてかわいそうだなんて、酷い言いがかりじゃない?」

ミカサ「違う。もちろんアルミンもかわいそうだけれど、私が言っているのはあなたに作ってもらった料理のこと」

ミカサ「せっかく作った料理なんだから、おいしく食べてもらわなければ意味がない……無理やり詰め込んでしまっては、それは料理ではなくてただの餌になってしまう。――この違いは、あなただって料理を作るんだからわかるでしょう?」

アニ「……まあ、あんたの言うことも一理あるかな」


ミカサ「……アルミン」

アルミン「ミカサ……」

ミカサ「無事に生きて帰って来られたら、私のパフェを食べてほしい。……それで、三人で昔の話でもしよう」

アルミン「! ……ああ、必ず帰ってくるよ! 生きて戻ってくる、約束だ!」コクコク



ライナー(大阪城)「いい話だな……ブラボーだ! ブラボー!」モフッモフッ

ベルトルト「ライナー、着ぐるみで手を叩くんじゃない! 埃が舞うだろ!」

エレン「まとまった……のか?」

ジャン「……いやいやいやいやちょっと待て、パフェって食うのに命かかるのか? 死ぬのか?」

サシャ「まあ命がけっちゃあ命がけですよねー。あの砂糖の量だと特に」

コニー「まだかなまだかなー♪」パタパタ

マルコ「コニー、足をばたばたするのはやめよう? おとなしくしようよ、ねっ?」


アニ「待たせて悪かったね。……じゃあ、みんなでパフェ食べようか」ウキウキ

コニー「ちょっと待ってくれよ! 俺はまだどのパフェを食うのか決まってねえぞ!」

サシャ「なら、コニーには私が作ったパフェあげますよ。辛いの平気でしたよね?」

コニー「野菜が入ってなかったら大丈夫だ!」

サシャ「入ってませんよ。はいどうぞ」コトッ

ジャン「へえ……サシャが他人に食い物分けてやるなんて珍しいじゃねえか。どういう風の吹きまわしだ?」

サシャ「コニーがかわいそうなのが半分と、アルミンと同じで今は二つ食べられそうにないからってのが半分ですね。……正直、ちょっと甘いもの見すぎて胸焼けしてる気がします」サスサス

エレン「胸焼けするほど甘いもん見たのか……?」

マルコ「ジャン、本当に大丈夫?」

ジャン「……たぶんな」

サシャ「それに、私のパフェは作ろうと思えばいつでも作れますしね。ミカサのは今しか食べられませんから、これだけは譲れませんけど」

コニー「サシャ、お前いい奴だったんだなぁっ……!」グスッ

ライナー(大阪城)「ブラボー!」モフッモフッ

ベルトルト(……ライナーは放っておこう)


マルコ「……それじゃあ、みんなにパフェは行き渡ったかな?」

コニー「おうっ! ちゃんと目の前にあるぜ!」

ベルトルト「もうコショウかけていい?」

ライナー(大阪城)「そこは蜂蜜だろいい加減にしろよ……」ブツブツ...

ミカサ「エレン、スプーンの持ち方が直ってない。その持ち方は違うって何度も教えたでしょう?」

エレン「わかってるっての、お前は俺の母さんかよ」

ジャン「……羨ましいぃぃ…………いやでも、このパフェを食えば俺だって……」ブツブツ...

アニ「アルミン、バニラエッセンスはどれくらいかける? 8リットル?」

アルミン「いらないかなー」

サシャ「ではみなさんっ! ――両手を合わせて……」



   一同「……いただきます!」



一番最初にパフェに手を付けた人物 安価↓1  ※ 【エレン・ミカサ・アルミン・ジャン・マルコ・コニー・ライナー・ベルトルト・アニ】の中から一人を選択

その人物がパフェを食べた直後の第一声 安価↓3


サシャ「いただきまーすっ!」パクッ



エレン「あっ! ……やべっ、スプーン落としちまった」カラーンッ

ミカサ「もう……正しい持ち方をしないからそうなる。次は気をつけて。――待ってて、今替えのスプーンを持ってくるから」スタスタ...



ベルトルト「……」チャカチャカチャカチャカ

コニー「? ベルトルト、何してんだ?」

ベルトルト「トッピング」

コニー「へーすげぇな、俺にもかけてくれよ!」

ベルトルト「いいよ、どれがいい? 今回は5種類持ってきたけど」ズラッ

コニー「俺はよくわかんねえから適当にかけてくれ!」


ライナー(大阪城)「シュガー♪ シュガー♪ おーいしーいっシュガー♪」ドバドバ

アニ「味覚障害者は砂糖漬けにして食っちまえー♪」ドバドバ

マルコ「二人とも、その歌は何……?」

ライナー(大阪城)「マルコもかけるか? 蜂蜜」ドロリ

アニ「生クリームもあるよ」

マルコ「いらないかなー……」



アルミン「……」ピタッ チラッ

ジャン「……」ピタッ チラッ

アルミン「……食べなよジャン」

ジャン「お前こそ食えよ」

アルミン「僕は……ほら、臆病だから」

ジャン「意味わかんねえよ」


アルミン「……ちょっとみんなの様子でも見てようか」カチャンッ

ジャン「そうだな、幸いアニもライナーもこっち見てねえし……つーか誰もパフェに手をつけてねえな。ほら見ろよ、あのサシャでさえ手が止まってるぞ」

アルミン「サシャが……? あ、本当だ」



サシャ「……」

サシャ「…………」パクッ



アルミン「食べたよ」

ジャン「食べたな」

アルミン(ミカサの料理がまずいわけないだろうし……もしかして、サシャの好みに合わなかったのかな)

ジャン(いいなぁ……ミカサの手料理いいなぁ……羨ましい羨ましい羨ましい)


ミカサ「エレン、このスプーンを使って。さっき落としたのは後で洗っておくから」スタスタ...

エレン「おう、悪いなミカサ」

サシャ「……」ガタッ

ミカサ「……? サシャ、どうしたの? 食事中に席を立ってはいけない。ちゃんと座って」

サシャ「……」

ミカサ「サシャ? ……もしかして、私のパフェが口に合わなかった? だとしたらごめんなさ――」

サシャ「ミカサ……結婚しましょう。そして毎日私のためにパフェを作ってください」

ミカサ「……毎日は無理」

サシャ「そんなぁっ! 材料費ですか、材料費の問題なんですか!? だったら私がどんな手でも使って毎日調達してきますから! ねーねーお願いしますお願いしますよミカサ!」

ミカサ「嫌。無理」プイ



>>669(……? あれ、サシャの白玉だけ色が違う気がする)



※ サシャの器に混じったコニーお手製の白玉に気づいた人物  【エレン・ジャン・マルコ・ライナー・ベルトルト】の中から一人を選択

※ 【ミカサ・アルミン・コニー・アニ】はパフェを一緒に作ったメンバーなので除外

ベルトルト

安価了解 一旦休憩します 再開は20時前後予定

早いけど再開します 果たして甘党ライナー交替なるか


ベルトルト(……? あれ、サシャの白玉だけ色が違う気がする)

ベルトルト(残り3つのうち、2つだけうっすらと色がついてるような……気のせいか?)

ベルトルト(……いや、気のせいじゃない。しかも僕の辛党センサーが正しければ……あれはとびっきり辛いものだ。間違いない!)

ベルトルト(あのパフェを作ったのはミカサだったっけ……でも、ミカサが料理に辛いもの入れるかな? ……もしかして辛党に目覚めた?)ハッ

ベルトルト(しかも、あの白玉……サシャが作ったパフェより何倍も辛そうな気がする。……いいな、食べたいなぁ)ジュルリ

サシャ「ベルトルト、涎出てますよ涎」」

ベルトルト「……サシャ、僕にそのパフェくれない?」

サシャ「何言ってるんですか嫌ですよ。こんなにおいしいのに」パクッ

ベルトルト(ああっ! ……しまった、残り2つになってしまった。ここからは発言を慎重にしないと)


ベルトルト「それならさ、僕のパフェと君のパフェを交換しようよ。元々君が作ったものだしいいだろ?」

サシャ「……ベルトルトのパフェはもう原型ないじゃないですか。私のパフェってそんな色鮮やかじゃなかったはずなんですけど」

ベルトルト「些細な事だよ。ちょっと味付けが違うだけさ」

サシャ「……むむむ」ジロッ

ベルトルト(警戒されてるなぁ……どうしよう)

ベルトルト(辛いものが混じってるよって正直言えば譲ってくれるかな。……でも、逆に警戒されて全部食べられちゃう可能性もあるな)

ベルトルト(……うーん、どうしようか)



白玉に色が違うものが混じっていることを正直に話すor話さない 安価↓1

※ 正直に話した場合、ミカサ・コニーが近くにいるので回避成功となります

※ 話さない場合は代わりに取った行動・台詞などを指定してください。回避できるかどうかはまだ決まりません。また、ミカサ・コニーを遠ざける行動を取ると、サシャが当たりを回避できる可能性が低くなります

正直に話す


ベルトルト(ここは正直に話しておこうかな。サシャは単純だし、捻って話すよりも通じるかもしれない)

ベルトルト「実はね……サシャの器に入ってる白玉の中に、色が違うものが混じってるんだ」

サシャ「色が? ……どっちも同じ色に見えますけど」ジーッ...

ベルトルト「その2つは元から同じ色だったんだ、比べても意味ないよ。……僕の言葉が信じられないなら、エレンやミカサのを見てみなよ。絶対違うから」

サシャ「んんー……? 確かに、そう言われてみると違う気がするような……でも、どうしてこの2つだけ色が違うんです?」

ミカサ「……もしかして、コニーが作った白玉?」ハッ

サシャ「コニーが? ――コニー、白玉に何かしたんですか?」

コニー「練りワサビをチューブ一本分と、フーバースペシャルブレンドアルティメット激辛スパイスを一袋まるっと入れたぞ」

ベルトルト「何それ超素敵じゃないか!!」ハァハァ

サシャ「コニーは他人の味覚を爆破しないと気が済まないんですか?」

コニー「違うっ! 俺は……ミカサとの触れ合いを通して、創造する喜びを知ったんだ!」バンッ!!

エレン「いやいや、フーバーなんたらは知らねえけど練りワサビ一本は確実に味覚を破壊しにいってるだろ。白玉に入れる量じゃねえぞ?」


ベルトルト「というわけでサシャ、僕にその白玉を」

サシャ「あげますっ!」ポイッ

ベルトルト「やった! ありがとうありがとう!」ムシャムシャ

エレン「……なんだよ、ベルトルトは平然と食べてるじゃねえか。やっぱり大したことなかったんじゃ……ん?」

ミカサ(カレーに何倍も唐辛子をかけていたベルトルトが、何もかけずにそのまま食べるなんて……どれだけあの白玉は辛いの……?)ガタガタガタガタ...

サシャ(ひぃぃぃぃ……! 私、あれを食べたらどうなっていたんでしょう……?)プルプルプルプル...

エレン「お前ら怯えすぎじゃねえ?」



次にパフェに手を付けた人物 安価↓1  

※ 【エレン・ミカサ・アルミン・ジャン・マルコ・コニー・ライナー(現在:甘党)・ベルトルト・アニ】の中から選択。複数可。(先程、選択肢の中にサシャを入れ忘れていました。申し訳ありません)

その人物がパフェを食べた直後の第一声or行動 安価↓3

ライナー

う、うまい!なんだこれわ!あらゆる甘味が絶妙のハーモニーを奏でている!
アニはまさに甘味の天才魔術師だな!


ライナー(大阪城)「さーて、俺もそろそろパフェをいただくことにするか」ワクワク

マルコ「……ライナー、一つ聞いてもいいかな?」

ライナー(大阪城)「なんだマルコ、俺のパフェが羨ましいのか? それとも蜂蜜をかけたいのか?」

マルコ「違うよ。君はその着ぐるみのままパフェを食べるのか?」

ライナー(大阪城)「当然だ」キリッ

マルコ「でもさ、その着ぐるみ……食べるところの穴が開いてないじゃないか。どうやって食べるんだ?」

ライナー(大阪城)「そんなの簡単だ。こうやって俺が着ぐるみの頭を持ち上げるだろ?」ヒョイ

アニ「そこに私がパフェを叩き込むッ!!」ドゴシャア

ライナー(大阪城)「う、うまい! なんだこれわ! あらゆる甘味が絶妙のハーモニーを奏でている! アニはまさに甘味の天才魔術師だな!」モグモグ

アニ「よしなよ、照れるじゃないか……」テレテレ

ライナー(大阪城)「その調子でどんどんじゃんじゃん突っ込んでくれ! ほらあーん!」カパッ

マルコ「……」

マルコ(……ああそっか、ライナーは疲れてるんだ。今度肩揉みでもしてあげようかな)


アニ「じゃあお次はこのエレンくん人形にしようかな。ほら口開けな」ヒョイ

ライナー(大阪城)「ちょっと待て、次は順番からいってブラウニーだろ?」

アニ「はぁ? ブラウニーは最後にドロドロになったアイスと一緒にいただくもんでしょ?」

マルコ「ブラウニーもドロドロになってるけどね」

ライナー(大阪城)「……お前の言うことも一理あるな。じゃあ先にアイスを少しくれ」アーン

アニ「だから次はエレンくん人形だってば。話聞いてなかったの?」

ライナー(大阪城)「人形は最後まで残しておきたいんだ」

アニ「かわいいもの好きもいい加減にしなよ。そんなに欲しいなら後で私に発注しな。エレンくん人形はこのタイミングで食べるのがベストなんだ。わかったらおとなしく従いなよ」

ライナー(大阪城)「……」

アニ「……」

ライナー(大阪城)「ええい暑苦しいっ!」ヌギッ

マルコ「あ、脱いだ」


ライナー「自由に選んで食えない食事に一体何の意味があるんだっ! 俺は着ぐるみを脱ぐぞマルコォッ!!」ヌギヌギ

マルコ「誰も止めてないよ」

ベルトルト(! ライナーが着ぐるみを脱いだぞ! チャンスだ!)ゴソゴソ

ベルトルト(ええっと、何かないか何かないか……よし、これでも喰らえ!)ビュンッ

ライナー「ふぅ、これでパフェを食える……もがっ!?」





ベルトルトがライナーの口に向かって投げたもの 安価↓1

※ 甘くない食べ物ならなんでも可

※ >>676(ID:iRUalzTc)→>>679(ID:iRUalzTc、全一致なので兵士ライナー省略、辛党ライナーに変化)→>>681(ID:1.odVAwc、aが一致)なので、既に辛党に変化しているはずですが、話の流れ上この安価の直後に辛党に変化します

※ この安価自体も性格変化の対象です。全一致or一致なしの場合、辛党から更に別の人格へ変化します


マルコ「うわっ!? な、なんだ? 今どこからか何か飛んできたぞ?」ドキドキ キョロキョロ

アニ(今のは……ベルトルトの仕業だね。あいつはまた性懲りもなく……!)ジロッ

ベルトルト(今更睨んだって遅いよアニ。――仕込みは済んだ)ニヤリ

ライナー「……」モグモグ

マルコ「ライナー、大丈夫か? 口に何か変なものが入っただろ? 気分はどう?」

ライナー「……ああ、最高の気分だ」

マルコ「そう? それならよかったけど……まあ口直しにパフェでも食べなよ。蜂蜜もあるし、好きなだけかけるといいよ」

ライナー「いや、蜂蜜はいらん。どうも甘いのは苦手でな」

マルコ「そっか、甘いの苦手だったっけ…………んん?」

ライナー「ところで、この器に入ってるのは……もしやパラペーニョソースか? 俺としては青より赤のほうが好みなんだがな」

マルコ「……いや、この器に入ってるのはオリーブオイルだけど」

ライナー「オリーブオイル……? なんでそんなもんがヒタヒタになるまで入ってるんだ?」

マルコ「理由は僕も知らないよ。……作ったのはアニだし」チラッ

アニ「……」


アニ(しまった……! まんまとベルトルトにやられた!)ギリッ...

ベルトルト(流石は自家製激辛わさび……! 効果は抜群だ! ライナーと毎朝手入れした甲斐があったな!)

ベルトルト(油断したねアニ……このライナーを再び甘党に戻すのは至難の業だ。さあ、君もひとりぼっちの孤独を味わうがいい……!)フフン

コニー「うわー、ベルトルトすげぇ腹黒そうな笑顔だな。何かあったか?」

ベルトルト「いやぁ、ちょっと嬉しいことがあってねぇ……」チューチュー ニタニタ

サシャ「なんでパフェじゃなくて練りワサビ啜ってるんです?」



ライナー「ううむ……この液体が本当にオリーブオイルだとしたら、少し辛さが足りんな。――おーいベルトルト! お前のマイ一味唐辛子貸してくれ!」

ベルトルト「いいよ、投げるから受け取ってくれ!」シュッ

ライナー「おう、ありがとな! ……よし、これをまんべんなくふりかけてっと」チャカチャカチャカチャカ

マルコ「……」



ライナーがかけた唐辛子の量 安価↓1


マルコ「……」ブワッ

ライナー「……? どうしたマルコ、すごい汗だぞ? ははっ、ベルトルトみたいだな」

マルコ「あ、あのさぁ……あのさライナー、それ、かけすぎじゃない……?」ダラダラ...

ライナー「そうか? 俺としちゃあ少し足りん気もするんだが……おいベルトルト、これは使い切ってもいいのか?」

ベルトルト「じゃんじゃん使っちゃっていいよ。予備があるから」ズラッ

ライナー「じゃああと2……いや、3瓶ほどくれ。ブレンドは任せる」

ベルトルト「了解了解」ゴソゴソ...

マルコ「……」

マルコ(なんだか、食欲なくなってきちゃったなぁ……)ハァ





次にパフェに手を付けた人物 安価↓1  

※ 【エレン・ミカサ・アルミン・ジャン・マルコ・コニー・ベルトルト・アニ】の中から選択。複数可

安価了解 次回はジャンからスタート
今日はここまでになります、昼から長い間付き合ってくださってありがとうございました&お疲れ様でした! 甘党ライナーがかなり粘ってましたね

安価内容は一人ひとりきちんと設定していますので、このまま一人(複数人指定されたら一組)ずつ掘り下げてパフェを食べていく予定です
早くお話を進めたいなら複数人指定すると、次の食べ物安価に早くたどり着けるかもしれません。が、他のライナーを見る機会が減ってしまう かも

再開 人格は辛党ライナー(ID:sma7QNF6)からスタート
今回も原則として全安価が人格変化・人格増減チャンスの対象です

増減チャンス発生の条件は、前回と同じく【末尾二桁に素数(02 03 05 07 11 13 17 19 23 29 31 37 41 43 47 53 59)が一度でも出た場合】です よろしくお願いします


ジャン「あーあ……見ろよアルミン、ライナーのパフェの色がとんでもねえことになってんぞ」

アルミン「斑色か……最早食べ物の色をしてないね」

ジャン「アニにしろベルトルトにしろ好みが偏り過ぎだよな。もういっそのこと偏食兵団に名前を変えたらいいんじゃねえか?」

アルミン「あはは、何言ってるんだよジャンったら」

ジャン「……」

アルミン「……」

ジャン「食えよ」

アルミン「ジャンが先に食べなよ」

ジャン「俺は……俺はまだいいって。お前が先に食えよ」

アルミン「嫌だよ僕病気になりたくない」

ジャン「パフェ食うと病気になるのか?」


アルミン「あのさ、ジャン。実は今まで黙ってたんだけど……僕、《オリーブオイルor甘いもの》を摂ると>>700になっちゃうんだ」

ジャン「ほーお……そりゃ奇遇だな、俺も《オリーブオイルor甘いもん》を食うと>>702になるんだよ」

アルミン「嘘でしょ?」

ジャン「嘘じゃねえよ。第一俺が嘘ついてるならお前だってそうだろ!」





【台詞安価】 該当の食べ物を摂取した時に起きる症状

※ 《》の中は書き込み時間の秒数末尾一桁で変化します。奇数(1.3.5.7.9)で甘いもの、偶数(2.4.6.8)でオリーブオイル、0で両方となります。安価でどちらかを指定しても無視されますのでご了承ください

※ 実際その症状が出るのか、ただの嘘になるのかどうかは今後の安価次第です


例1:>>700 の書き込み時間が XX:XX:X0 (両方)台詞指定が 謎の湿疹が出る の場合

 → アルミン「あのさ、ジャン。実は今まで黙ってたんだけど……僕、オリーブオイルや甘いものを摂ると謎の湿疹が出ちゃうんだ」

例2:>>702 の書き込み時間が XX:XX:X8 (オリーブオイル)台詞指定が 甘いものを食べると謎の湿疹が出る の場合

 → ジャン「ほーお……そりゃ奇遇だな、俺もオリーブオイルを食うと謎の湿疹が出るんだよ」

髪に斑模様が浮き出てくる(ジョジョのディアボロみたいになる)

爪がむちゃくちゃ伸びて超硬質ブレード並に切れるようになる


アルミン「あのさ、ジャン。実は今まで黙ってたんだけど……僕、甘いものを摂ると髪に斑模様が浮き出てくるんだ」

ジャン「ほーお……そりゃ奇遇だな、俺もオリーブオイルを飲むと爪がむちゃくちゃ伸びて超硬質ブレード並に切れるようになるんだよ」

アルミン「嘘でしょ?」

ジャン「嘘じゃねえよ。第一俺が嘘ついてるならお前だってそうだろ! なんだよ斑模様になるって、お前は虫にでもなったつもりか!?」

アルミン「そんなわけないだろ!! というかジャンだっておかしいよ、オリーブオイルを飲んで爪が伸びるのはまだしも、切れ味がそこまであがるもんか!」

ジャン「おいおい、爪が伸びるのはまだしもって……普通に考えりゃそっちもありえねえだろ? …………あっ」

アルミン「やっぱり嘘なんじゃないか!! ――ほらジャン、責任をもって君が最初にパフェ食べなよ! 君が自分の爪で巨人をばっさばっさと斬り倒すところ僕見たいなぁ! 見たいなぁ!」グイグイ

ジャン「やめっ……! おいアルミン、口にスプーンと器押し付けてくるんじゃねえ! 爪伸ばすぞ!」

アルミン「伸ばせばいいだろ……! 伸ばせるものなら伸ばしてみなよ! ほらほらほらほら!」グイグイ

ライナー「おいおい……いい加減にしろよ二人とも。物を食べる時はもう少し静かに食え」


ライナー「それとアニ、お前に言っておきたいことがある」ジロッ

アニ「私に? ……辛いものは絶っっっっっ対に食べないからね」

ライナー「何の話だ? ――それより、この器に入ったオリーブオイルの量はなんだ? お前はオリーブオイルを食わせたいのかパフェを食わせたいのかどっちなんだ? はっきりしろはっきり」チャポン

アニ「……! あんたまさか」

ライナー「全く……これだからお前には厨房に立つなといつも言ってるんだ。作るならもう少しまともな料理を作れ。――どれ、ちょっと口直しになるようなもん作ってくるか」ガタッ



ジャン「……なあ、ライナーの雰囲気また変わってねえか? さっきとは明らかに違うよな?」ヒソヒソ

アルミン「そうだね……でも、いつもの感じともまた違うような気がするな。なんていうか……>>706って感じ」ヒソヒソ

ジャン「はあ? なんだよそれ」

少し取っつきにくいところがあるけど優しくて頼りになる凄腕の先輩料理人


アルミン「なんていうか……少し取っつきにくいところがあるけど優しくて頼りになる凄腕の先輩料理人って感じ」ヒソヒソ

ジャン「はあ? なんだよそれ。しかも先輩料理人って……お前は料理なんかしねえだろ?」

アルミン「まあ……確かに今は作らないけどね。あくまで雰囲気がそうだっていう話だよ」

アニ「……ねえ、あんたたちまだ私のパフェ食べないの? 早くしないととけるよ」

アルミン「……ぼ、僕はほら、甘いもの食べると髪に斑模様が浮き出てくるから」アセアセ

ジャン「俺は……俺はオリーブオイル飲むと爪が伸びてくっからよ、もう少し経ってからにするわ」オロオロ

アニ「へえ……爪が伸びるんだ?」

アルミン「ついでに超硬質ブレード並に切れるようになるらしいよ」

アニ「だったらさ、あんたの爪でこれ切ってよ」コトッ

ジャン「……おい、なんだこの物体は」

アニ「>>708だよ。知らないの?」



※ 甘いもの限定

パイナップル


アニ「パイナップルだよ。知らないの?」

ジャン「……おいアルミン、『ぱいなっぷる』ってなんだ?」

アルミン「南の地方でよく採れる果実だね。壁内でどうやって調達してきたかは知らないけど」

アニ「すごーく甘くてすごーくおいしい果物なんだよ。食べたいでしょ?」

ジャン「そりゃ食いたいかって言われたら食いてえけど……皮ごと俺に切れってのかお前は」

アニ「超硬質ブレード並なら問題ないって。ほらほら早く切ってよ早く」グイグイ

ジャン「おい馬鹿やめろ手のひら押し付けんな! 痛えよ!」ザリザリ

アニ「じゃあとっととパフェ食べればいいでしょ。―― はい、あーん」ポイッ

ジャン「んぐっ!?」ビクッ

アニ「ねえおいしい? おいしい?」ワクワク

アルミン(おかしいな……女の子からの「あーん」を見たのに、ジャンに憎しみを感じないぞ……? 全然羨ましくないや……)

アニ「アルミンも食べる? 食べさせてあげようか?」

アルミン「いらないです」キッパリ



ジャンがパフェを食べた直後の第一声or行動 安価↓2


ジャン「~~~~っ!? ~~~~~っっ!!」バンバンバンバン

アニ「机叩いて悶絶するほどおいしかったの? 料理人冥利に尽きるね」フフン

アルミン「なんでそういう解釈になるんだよ! ――ジャン大丈夫!? 吐き出したら絵面的にまずいからちゃんと食べきってね! できそう?」

ジャン「」ブンブンブンブン

アルミン「なんだって……!? それじゃあ流しこむしかないじゃないか! 水は……水はないや、ええっと何かないか何かないか……!」キョロキョロ

アニ「エクストラ・ヴァージン・オイルならあるよ」チャポン

アルミン「よしジャン、口直しにこれを飲むんだ! コップか何かに注いだほうがいいかな?」

アニ「通は瓶ごと。これが基本だね」

アルミン「だってさ! さあ飲んで!」グイッ

ジャン「飲んでじゃねえだろふざけんなちくしょう!! ――いったい何なんだよ、この仕打ちはよぉ……」ポロポロ...

アルミン「ああー……涙目通り越しちゃったかー……」

アニ「おいしかった? ねえおいしかった?」ワクワク

ジャン「……お前よくこの状態の俺に聞けるな」イラッ


ジャン「くそっ、喉が焼けるかと思った……人が食べるもんじゃねえぞあれは……」ブツブツ...

アルミン「……あれ? ねえジャン、最後に爪切りしたのいつ?」

ジャン「あぁ? ……爪切りなんて今はどうでもいいだろ」グスッ

アルミン「いや、これは大事なことなんだよ。よかったら教えてくれない?」

ジャン「……確か一昨日くらいだ。伸ばし過ぎたら立体機動に関わるからな、こまめに切ってるぞ」

アルミン「だよね……ねえ、誰か定規持ってない? ジャンの爪の長さを測りたいんだけど!」





アルミンに定規を貸してくれる人物 安価↓1

【エレン・ミカサ・マルコ・コニー・ベルトルト・サシャ】から選択。特定の人物を選ぶとジャンの隠れ属性が進行します


ベルトルト「僕持ってるよ。30cm定規だけど」スッ

ジャン「なんで持ってんだ」

ベルトルト「実は僕、訓練所の東にある森で激辛わさびを栽培しててね。成長したわさびの背丈を測るのが毎日の日課なんだ」フフン

アニ「……根暗」ボソッ

ベルトルト「どっちがだよ。人のこと言えた義理ないくせに」ボソッ

ジャン「小声で悪口言い合うのやめろって」

アルミン「ベルトルト、その定規でジャンの爪の長さを測ってみてほしいんだ。頼めるかな?」

ベルトルト「それくらいならお安いご用だよ。――さあジャン、手を出して」

ジャン「おいおい、何言ってんだよアルミン……お前もしかして、さっき俺が言ったこと真に受けてんのか? 言っとくがあれは嘘で――」

ベルトルト「……あれ? 人差し指だけ異常に長いね、ジャン。切り忘れかな?」

ジャン「はぁ……? 何言ってんだベルトルト、俺が爪を切り忘れるわけねえだろ?」

ベルトルト「そう思うなら自分で見てみなよ。1cmも伸びてるんだ、すぐにわかるよ」


ジャン「……マジだ」

アルミン「やっぱり、見間違いじゃなかったんだね……」

アニ「ねえパイナップル切れる?」ワクワク

アルミン「元はと言えば君のせいだからちょっと黙っててくれる? ――恐らくジャンは、《甘いものorオリーブオイルorこの世のものとは思えない食べ物》を摂取したことで>>717になってしまったんだ。爪が伸びたのはその副作用だね」 

ベルトルト「いやアルミン、違うよ。ジャンは辛いものが欠乏したせいで>>719になったんだ。これなら爪が伸びたことにも納得がいく。だから唐辛子食べよう? カプサイシン摂ろう?」ザラザラ

ジャン「お前ら真面目に考える気ねえだろ?」





※ 《》の中は>>717の書き込み時間の秒数末尾一桁で変化します。奇数(1.3.5.7.9)で「甘いもの」、偶数(2.4.6.8)で「オリーブオイル」、0で「この世のものとは思えない食べ物」となります。安価でどちらかを指定しても無視されますのでご了承ください

馬の獣人から虎の獣人

ギャル男


アルミン「恐らくジャンは、オリーブオイルを摂取したことで馬の獣人から虎の獣人になってしまったんだ。爪が伸びたのはその副作用だね」 

ベルトルト「いやアルミン、違うよ。ジャンは辛いものが欠乏したせいでギャル男になったんだ。これなら爪が伸びたことにも納得がいく。だから唐辛子食べよう? カプサイシン摂ろう?」ザラザラ

ジャン「お前ら真面目に考える気ねえだろ?」

アルミン「だってさ、常識的に考えたらただの切り忘れって思うのが普通じゃない? パフェを食べたくらいで爪なんか伸びないって」ハハハ

ベルトルト「僕は至って本気だよ! さあ唐辛子食べよう! ぐいっといこう!」

ジャン「食べねえよ! 虎の獣人もギャル男もお断りだ! ――おいアニ、お前は何か言うことないのかよ? 元はといえばお前のせいでこうなったんだぞ?」ギロッ

アニ「そうだね……パフェを食べて本当に爪が伸びたのなら体に異常があるし、パフェを食べたせいで爪が伸びたって本気で考えてるなら頭が異常なんじゃないかな」キリッ

ジャン「人に産業廃棄物食わせといて、お前よくそんなこと真顔で言えるな……? 驚くぜ……」ゾクッ



ライナー「おう、やってるかお前ら!」ドタドタ


アルミン「ああ、ライナーおかえり。何かいいものできた?」

ライナー「もちろんだ。甘いものを食った後の口直しにピッタリな料理を作ってきたぞ! パフェを食い終わったらみんなで分けような」ニコニコ

ベルトルト「……ねえアニ、今のライナーはなんだ? まだ味覚障害者のまま?」ヒソヒソ

アニ「味覚障害者なのはあんたでしょ? ……今は食堂のおばちゃんらしいね。もこみち様とはまたちょっと違う……あれは包容力のある笑顔だ」

ベルトルト(ということは、オリーブオイルまみれの料理が出てくるとは限らないってことか……食堂のおばちゃんの料理はパンチが弱いけど味は安定してるからな。期待しておこう)ソワソワ

アニ(あいつ、おばちゃんになると残した時にうるさいんだよね……早く甘党にならないかな)ソワソワ

ジャン「口直しねぇ……一体何を準備してきたんだ? さっきのお前の様子を見てたらちっとも期待できねえんだが」

ライナー「ははは、見て驚くなよ? ……これだ!」ジャーン!!

アルミン「これは……!」



もこみちライナー&食堂のおばちゃんライナーが用意した、甘いものを食べた後の口直しにピッタリな料理 安価↓1


アルミン「これは……! ほうれん草のおひたしと大根おろしだ!」パァッ

ジャン「おひたし? ……聞いたことねえ料理だな。うまいのか?」

アルミン「おいしいに決まってるよ! それに、この状況にもピッタリな料理だ! ――すごい……! すごいやライナー! こんな料理も作れたんだね、やっぱり君は生粋の料理人だったんだ!」キラキラキラキラ

ライナー「よせってアルミン、大したもんは作ってねえよ」テレテレ

ベルトルト「……唐辛子が足りない」チッ

アニ「おいしくなさそう」チッ

ジャン「少なくともお前の作ったパフェよりは美味そうだけどな。それじゃあ早速いただいて――」

ライナー「ちょっと待った」サッ

ジャン「あっ……! おいライナー、何してんだよ! 作ってきて見せびらかして終わりか? 口直しっていうなら食わせてくれよ」

ライナー「もちろんやるさ。……ただし、そこのパフェを全部食ったらな?」

アルミン「……えっ」

ジャン「はぁ? 何言ってんだ、もう食い終わったに決まってんだろ?」

ライナー「まだ器に残ってるだろ? それもきちんと食え」


ライナー「それとも……お前ら、まさかその料理を残すつもりか?」ギロッ

アルミン「ひっ」ビクッ

ジャン(!? な、なんだ……? ライナーの奴、また雰囲気が変わったんじゃねえか……?)ゾクッ

ライナー「なあ……それ、ちゃんと食うよな? 残したりしないだろ?」ニコニコ

ジャン「……はい」

アルミン「食べます……」

ライナー「よしよし、それじゃあ俺が食い終わるまで見守っててやるからな。ちゃんと味わって食えよ? おひたしはその後だ」ドッカリ

ジャン(真正面に座りやがった……)

アルミン(どうしよう……逃げられなくなっちゃった)

一旦休憩します 再開は21時前後
ここまではライナーの人格が切り替わる度にお話に絡めましたが、ここから先はお話の中で安価指定されない限り(おそらく)頻繁には登場しません
なお、お話に絡んでいなくても安価のIDで性格はきちんと切り替わらせますのでご安心ください



次にパフェに手を付けた人物 安価↓1  
※ 【エレン・ミカサ・アルミン・マルコ・コニー・ベルトルト・アニ】の中から選択。複数可


エレン「なあミカサ、もう食ってもいいか? いいよな? まだ駄目なのか?」ソワソワ

ミカサ「だめ。ちゃんと食事の前の感謝の言葉は唱えたの? スプーンの持ち方は大丈夫? ……そうだ、前掛けも用意しないと。服にアイスクリームがついたら大変」ファサッ

エレン「……いただきます!」パクッ

ミカサ「あっ! ……まだ駄目だと言ったのに」ムッ

エレン「んなこと言われたって、料理目の前にしていつまでも待ってられねえよ」モグモグ

サシャ「そうですね、その気持ちよくわかります! ましてやこの出来ですもん、お預けをずっとされるのはかわいそうですよ! ついでに結婚しましょうミカサ」キリッ

ミカサ「結婚はしない」

サシャ「お願いだからしましょうよぉー」スリスリ

ミカサ「しない」ブンブン

エレン「ミカサも黙って見てないで一緒に食おうぜ? それとも味見したからもういいのか?」モグモグ

サシャ「お腹いっぱいなら食べてあげますよ!」

ミカサ「いえ、飾り付けに夢中で味見まで気が回ってなかった。……というわけで私もいただこう。サシャにはあげない」パクッ

サシャ「ああああっ……! 白玉が口の中にぃっ……!」


ミカサ(……うん、少し甘すぎる気がするけど許容範囲。とてもおいしい)モグモグ

ミカサ(トッピングのホワイトチョコレートが少し溶けて、いいアクセントになっている。全体的な舌触りも悪くない。大粒の白玉は食べごたえがあるし、これならきっとエレンにも満足してもらえそう)

ミカサ(エレンには気に入ってもらえただろうか……?)チラッ

エレン(何これ超うまっ! すっげーうまい!)モグモグ

エレン(ちょっと白玉がでかくて固い気がするし、アイスと小豆の甘さが喧嘩しちまって少しくどくなってるけど……気になるってほどじゃない)

エレン(ああー、幸せだぁー……)ニマニマ

ミカサ「エレン、私の作ったパフェはどう? おいしい? おいしい?」ソワソワ

エレン「ん? ……ああ、感想か?」キリッ

エレン(そういえば、いつもは作ってもらっても素っ気なく返事しちまってるんだよな。……たまには褒めてやったほうがいいのか? あまり冷たくして、もう作ってもらえなくなるのだけは嫌だな)

エレン(でも、正直に褒めるのはどうも恥ずかしいし……うーん、どうすっかなー)





ミカサのお手製パフェを食べたエレンの行動or台詞 安価↓1~3をミックス


ミカサ「自信作……とまでは言わないけれど、自分ではこだわりを持って作ったつもり。なので今日は、いつもよりきちんとした感想が欲しい」

エレン「……! 俺、感想言ったことなかったか?」

ミカサ「ええ、あまり聞いたことがない。『おいしい』か『うまい』の一言くらいしか……」シュン

エレン「そうか……言ったことなかったか、俺」

ミカサ「おいしくないなら、正直に言ってもらっても構わない。ので……」モジモジ

エレン「……何言ってんだ、お前の料理がまずいわけないだろ?」

ミカサ「えっ? ……本当?」

エレン「ああ、このパフェ……だったか? これのメインは白玉だろ?」

エレン「大粒なのに、きちんと中まで火が通っていて身も引き締まってる。適当に作ったんじゃこうはならねえよな。白玉粉に混ぜる水の量、茹で時間、水にさらすタイミング……全てが完璧だ」

ミカサ「完璧って……いきなりそこまで言われると、少し照れる。……本当にそう思ってる?」

エレン「当たり前だろ! 俺はお前が作ってくれた料理ならいくらだって食えるし、本当は世界一おいしいっていつもいつも考えて――」ハッ


ミカサ「……」キョトン

エレン「いや、違う! 今のは誉めたんじゃなくて、ミカサが料理を作ってくれたのが嬉しくてついつい本音が…じゃなくて!」ブンブン

エレン「ああ、クソ忘れろ! 今のなし!」ガシガシ

ミカサ「あっ……待ってエレン、髪の毛を掻きむしると抜け毛が心配。あまり激しくかきむしってはだめ」

エレン「……」ピタッ

ミカサ「あの……できればもう一度、言ってもらえるだろうか? ……申し訳ないけれど、ちょっと信じられなくて」

エレン「~~~~っ! わかったよ、言ってやるよ!」

エレン「ああ、うまいぜ! お前の料理は世界一だ!」

エレン「このパフェの見た目も凄く綺麗だしな。何て言うか気品を感じるっていうか」

ミカサ「……! そう、そうなの! この周りに散らした粉々のホワイトチョコレートは、雪を演出している。自分では侘び寂びを表現したつもりだったのだけれど、コニーは営庭を爆破した光景にそっくりだと言っていた」

エレン「ちょっと待て爆破ってなんだ」

ミカサ「だから少し落ち込んでいたのだけれど……エレンには伝わったみたいで嬉しい。ピンセットで頑張った甲斐があった」ニコッ


ミカサ「でも、エレンがそんなことを思ってくれているとは考えもしなかった。……もっと早く言ってくれればよかったのに」

エレン「……こっちにも色々あるんだよ」ムスッ...

ミカサ「今度また、何か料理を作ってもいい? ……エレンのために」



【台詞・行動指定&属性変化チャンス】 安価↓2 選択肢(番号)を指定or選択肢(番号)を指定した上で台詞・行動を指定

※ 特定の選択肢を選ぶとエレン・ミカサ・サシャの属性が変化(ランクアップ)します。全員の属性が変化する選択肢もあれば、その逆の選択肢(誰の属性も変化しない)もあります。よく考えて安価を取りましょう

※ 主旨が合っていれば、選択肢を選んだ上で台詞・行動をアレンジしても構いません

※ アレンジを加えて安価を指定する場合、台詞のみを書き込まれると>>1が判断に困ります。場合によっては安価下になる可能性もありますので、選択肢の指定をしっかりした上でアレンジしましょう


  《選択肢》

    1.「また作ってくれよ」、とミカサにお願いする

    2.「今度は俺が作ってやる」、とミカサに提案する

    3.「他の奴に食わせたくないからもう作るな」、とミカサの申し出を断る


ミカサ「今度また、何か料理を作ってもいい? ……エレンのために」

エレン「いや、今度機会があったら一緒に作らせてくれよ」

ミカサ「私と一緒に……? どうして?」

エレン「またお前の料理を食べたいし……俺も、お前に何か作ってやりたい。今日のお礼にな」

ミカサ「エレンの料理が食べられるの? ……でも、私はエレンが厨房に立っているところを見たことがない。ちゃんと作れる? 包丁は持てるの? 火のおこし方はわかる?」

エレン「できるって。料理自体は割と得意なんだよ、俺は。……ただ、ミカサの料理が食いたいから黙ってただけで」ブツブツ...

ミカサ「……? どうして私の料理が食べたいとエレンが料理しなくなるの? それはおかしい」

エレン「だってよ……俺が料理できるって知ったら、ミカサは俺に料理作ってくれなくなるだろ? 違うか?」

ミカサ「ううん、そんなことはない。エレンが食べたいならちゃんと作ってあげる。……辛いもの以外は」

エレン「おいおい、まだ辛いもの食えねえのか? 人にどうこう言う前に自分の好き嫌い治せよ、ミカサ」

ミカサ「うっ……わかった、エレンに言われたから努力しよう」


ミカサ「さて……サシャ、机の下に隠れてないでこっちに来て」ポンポン

サシャ「……一応私なりに空気読んだんですよ?」ヒョコッ

ミカサ「うん、わかっている。だからあなたにご褒美をあげる。――あなたと結婚して、あなたに毎日パフェを作ってあげることはできない。でも、今の私はとても幸せな気分」

ミカサ「なので白玉をお裾分けしてあげよう。……はい、あーん」スッ

サシャ「えっ!? やったー、いいんですか!? ミカサ、愛してますー!」パクッ ギュ-ッ

ミカサ「ふふっ、いい子いい子」ナデナデ

エレン「次がいつになるかわかんねえけど……期待してろよ? 今日のお前に負けないくらい、とびっきりうまい料理を作ってやるからな、ミカサ!」

ミカサ「ええ、すごく楽しみ。それにエレンに喜んでもらえたみたいで、私も嬉しい。……とっても幸せ」





 ミカサが幸せな気持ちになりました  ミカサの属性が変化しました【辛いものが苦手】→【辛いものが苦手+】

 ミカサが幸せな気持ちをサシャにおすそ分けしてあげました  サシャの属性が変化しました【おもてなし】→【おもてなし+】

 ミカサが幸せそうだったのでエレンの属性が変化しました【隠れ属性・ご家庭の料理人(和風)】→【ご家庭の料理人(和風)】


ミカサ:【辛いものが苦手+】辛いものを食べると安価が発生、ただしエレンがいると頑張って我慢する

サシャ:【おもてなし+】秒数末尾一桁を会計時に割引(幅0~9)。更に会計時に必ずお土産をもらえる

エレン:【ご家庭の料理人(和風)】カルラの英才教育により実はプロ級の料理の腕前と舌を持っている。料理は和食・または和風の味付けが多い。感想は辛口気味だが、ミカサの料理に対してだけは評価が甘い。めちゃくちゃ甘い





次にパフェに手を付けた人物 安価↓1  

※ 【アルミン・マルコ・コニー・ベルトルト・アニ】の中から選択。複数可

安価了解 今日はここまでになります ご協力ありがとうございました&お疲れ様でした!
次回は運が良ければ明日、悪ければ来週です

そして初っ端に末尾二桁素数が出ていたので、人格増減チャンスが発生します
説明は前回とほぼ同じですが一度は目を通してから参加しましょう



【人格増減チャンス】  安価↓2

※ 人格を減らしたい場合は【甘党・辛党・もこみち・食堂のおばちゃん】の中から指定。【戦士・兵士】の人格は消すことができません。【戦士・兵士】が指定された場合はこのチャンス自体が無効になるので注意

※ 人格を増やしたい場合は自由に食べ物属性を指定することができます。既に出ている【野菜嫌い・酸っぱ党】も可。ただし【辛いものが苦手・おもてなし・フードファイター候補・ご家庭の料理人(和風)】は不可。【甘党・辛党・もこみち・メンヘライナー】は既に追加されているので不可。食べ物に関連しない属性は指定不可。

※ 秒数末尾二桁が素数の場合(02 03 05 07 11 13 17 19 23 29 31 37 41 43 47 53 59)成功。指定された人格が増減します

06なので増減失敗です 惜しい! というわけで人格ローテーションは【戦士(現在)→甘党→兵士→辛党→もこみち→食堂のおばちゃん】のままです

次はベルトルトからスタート、現在のライナーの人格は(>>1が数え間違ってなければ)戦士ライナー(ID:uRaPAxtI)のはず

それではまた次回! 乙ありがとうございました

再開、ちょこっと進めます 現在のライナーの人格は戦士ライナー(ID:uRaPAxtI)
前回に引き続き全ての安価が人格変化の対象です が、今回人格増減チャンスはありません


ベルトルト「はぁ……あの甘ったるいパフェと味の薄そうなおひたし見てたら口が寂しくなっちゃったな。タバスコでも啜っとこう」チューチュー

コニー「ベルトルト、おかえり! 定規は役に立ったのか?」

ベルトルト「うん、ちゃんと役に立ったよ。よく考えたら30cmもいらなかった気がするけど」チュゥーッ

コニー「けどさ、定規なんて一体何に使ったんだ? 導火線の長さでも測ってたのか?」

ベルトルト「ううん、違うよ。アニのパフェを食べたらジャンの爪が伸びちゃったらしくてね、どれくらい伸びたのかを測ってきたんだ」

コニー「身長も伸びるかな?」ワクワク

ベルトルト「コニー、身長を伸ばしたいなら甘いものより辛いものを食べたほうが断然いいよ。……それにしても、いきなり爪が伸びるなんて異常だよね。これだから甘いものは嫌いなんだ」ブツブツ...

コニー「ふーん……でもそれって珍しいことなのか? 俺なんか>>754食って>>756になったぞ?」

ベルトルト「なにそれこわい」

マムシ

爪が回転した


コニー「俺なんかマムシ食って爪が回転したぞ?」

ベルトルト「なにそれこわい……え? 回転って何? もしかして巻き爪のこと?」

コニー「いや、俺のスタンドだ……」ゴゴゴゴゴ...

ベルトルト(!? コニーの雰囲気が変わったぞッ!? スタンドって一体何のことなんだ……?)

コニー「まあ、俺の体質のことは今は置いとこうぜ! ――ところでベルトルト、パフェは食わねえのか? あっちこっちフラフラしてるけど」

ベルトルト「ちょっとまだ、甘いものを食べることに抵抗があってね……逃げちゃダメだとは思ってるんだけど」

コニー「……ああ、わかるぜ。自分の苦手なものと向き合う時って緊張するよな」

コニー「そういう時……俺は野菜を>>758だと思うことにしてる。ベルトルトも試してみたらどうだ?」

ベルトルト「>>758……?」

食べることで人類滅亡の危機を回避できるん


コニー「そういう時……俺は野菜を食べることで人類滅亡の危機を回避できるんだと思うことにしてる。ベルトルトも試してみたらどうだ?」

ベルトルト「食べることで、人類滅亡の危機を回避……?」

コニー「ああそうだ。――俺がこうして野菜を食べる代わりに、人類の滅亡の危機が一歩遠のく。俺はそういうことに生きがいを感じるんだ」ムシャリ

ベルトルト「なんで今スプーンかじったの?」

コニー「いや、今ここに野菜はねえからさ……取り敢えず雰囲気だけでも出しとこうって思ってよ」テヘペロ

ベルトルト「食べることで、人類滅亡の危機を回避する、か……」

ベルトルト(僕がこのパフェを駆逐すれば、どこか遠くにいる辛党の一人が幸せになれる……うん、悪くない考え方だ)

ベルトルト「コニー、ありがとう……! 僕食べるよ! 甘党を駆逐する!」グッ

コニー「おう! やっちまえベルトルト!」ブンブン

ベルトルト「いただきます!」パクッ



パフェを食べたベルトルトの行動or台詞 安価↓1~3をミックス


ベルトルト「あま…くない!むしろ辛くて美味しいぞ!」パァッ

コニー「まあそれだけコショウとか唐辛子とかワサビとかかけたらなぁ。俺ももうちょっとかけよ」ドバドバ

ベルトルト「辛さ99.9%に甘さ0.1%の絶妙なバランス、これでより辛さが引き立っている……!」

コニー「うーん……これじゃ多いかな。まあいいか」バッサバッサ

ベルトルト「と思ったのに、このカキ氷はなんだ!甘すぎる、いや、ひどすぎる!」バシーン!!

コニー「うおっ!? なんだなんだ、どうしたベルトルト! 辛いんじゃなかったのかよ!」

ベルトルト「そんなわけないだろ……そんなわけないだろ! ちくしょう、やっぱり僕は甘党に勝てなかったんだ……! 僕にはこのパフェを完食することなんかできない……っ!」マルッ

コニー「椅子の上で膝抱えるなんて器用だな、それどうやってやってるんだ?」

ベルトルト「丹田に甘党への怨念を込めるんだ」

コニー「あー……俺には甘党への怨念はないから無理だなー……」



>>764「ベルトルト、パフェの味はどう?」



※【エレン・ミカサ・マルコ・アニ・サシャ】の中から一人を選択。複数不可。【アルミン・ジャン・ライナー】はパフェ完食に挑んでいるので選択できません

サシャ


サシャ「ベルトルト、パフェの味はどうです? お気に召しました?」

ベルトルト「全然だね。味も複雑怪奇だし酷すぎる」チッ

サシャ「でしょうねぇ。斑色ですし」

ベルトルト「でもこの船みたいな絵はいいな、ちょっと癒されるかも」ホッコリ

コニー「絵は味に関係ないからな! 俺もこの絵は味があっていいと思うぜ」

サシャ「あはは、ありがとうございます……そこだけは私も頑張ったんですよ。集中して描きました!」エッヘン

ベルトルト「ところでさ……このパフェに入ってるかき氷はアニが持ってきたものじゃないか? 違う?」

サシャ「……ちっ、違いますよー?」ピーヒョロロ

ベルトルト「ごまかしても無駄だよ、僕にはわかる。どうして僕に食べさせるパフェに、アニが持ってきたものを入れたんだ? 嫌がらせ?」

サシャ「なっ……! 嫌がらせなんかじゃありません! 私は、ベルトルトを不快にさせたくてパフェを作ったんじゃないです!」

ベルトルト「ふぅん……じゃあ、何か他に理由があるんだ?」

サシャ「そ、それは……」

サシャ(ものすごーく率直に言ってしまえば、パフェにかかる費用を少しでも浮かせるためなんですよね……でも、そんなこと言っても納得しないでしょうし。なんて言ったらいいんでしょう……)



ベルトルトに食べさせる予定のパフェに、アニお手製のカップかき氷を投入した理由 安価↓1


サシャ「わかりました、では真面目に答えます。……いいですか? ちゃんと聞いてくださいね?」コホン

サシャ「食べ物の好みはともかく……本来、食べ物の偏食というものは体によろしくないことです。偏食をやめるやめないは別として、それくらいはベルトルトにだってわかりますよね?」

ベルトルト「……確かに、偏食はよくないね。健康診断では辛いものを控えろっていつも言われるよ、僕」

コニー「でも俺野菜嫌い」

サシャ「食べなさい」

コニー「えーやだなー」ブーブー

サシャ「世の中には辛い食べ物がいっぱいありますが、甘い食べ物もたくさんあります。そういうものを食べる時に、ベルトルトはずっと逃げて回るつもりですか? ……私は、ベルトルトだけを仲間はずれにするつもりはありませんよ?」

サシャ「秋はとろとろにあまーい焼き芋がありますし、冬にはみかんがちょうど食べごろになります。春はお花見しながらお団子を食べてもいいですよね。……そして、夏はみんなでアイスを食べるんです」

サシャ「今回は少しずるい方法でしたし、強引だったかもしれませんが……一度激甘のカキ氷を食べれば、甘さになれて他の普通のアイスとかは食べやすくなるかと思ったんですよ」

サシャ「そのパフェが完食できないなら、それはそれで構いません。あとは全部残しちゃってもいいです。大事なのは……辛党のベルトルトが、一口でも甘いものを食べてくれたってことですから」

ベルトルト「……」



ベルトルトはこのままパフェを食べる? 食べない? 安価↓1

※ 主旨が合っていれば台詞の指定も可


ベルトルト「……」パクッ モグモグ

サシャ「! あの、ベルトルト……? 無理して食べなくてもいいんですよ? 大丈夫ですか?」

ベルトルト「大丈夫じゃないよ。甘いし辛いしよくわからなくて酷い味だ。正直食べてられない」モグモグ

ベルトルト「でも、そこまで言われて意固地になるほど僕は子どもじゃないんだ。……それに、一度手をつけたものでもあるからね、ちゃんと食べるよ」

ベルトルト「それとさ……甘いものだけじゃなくて、辛いものもきちんと探しておいてね。季節ごとの」

サシャ「……はい、探しておきますね!」ニコッ



 ベルトルトが頑張って甘いものを食べました ベルトルトの属性が変化しました【辛党】→【辛党+】



ベルトルト:【辛党+】マイ一味唐辛子・コショウ・ワサビを所持。他人の皿に許可を取ってから唐辛子などを追加する。辛いものを食べる時はとても頼りになる。甘いものに少しだけ興味が湧いてきたらしい



次にパフェに手を付けた人物 安価↓1

※ 【アルミン・マルコ・コニー・アニ】の中から選択。複数可

安価了解 次回はアニからスタート、現在は戦士ライナー(ID:n.YEyRjU)です
短いですが今日はここまでになります 安価のご協力ありがとうございました&お疲れ様でした!

みんなの属性がどんどん変化していくなか、果たしてアニは真人間に戻れるのか乞うご期待

大変長らくお待たせしました 再開します
現在は戦士ライナー(ID:n.YEyRjU)ですが、今回は安価次第で変則的な人格変化が発生します


アニ「……!」ピコーン!!

アニ「今、世界のどこかで辛党が敗北したような気がする……!」ガタッ

アニ「ふふっ……私の今までの苦労も、これで少しは報われたってところだね。後でもこみち神様に報告しなきゃ」ニマニマ

アニ「さて、私もそろそろパフェを食べようかな。辛党の不幸は蜜の味……今なら、最高に幸せな気分で味わえそうだ」

アニ「……少し準備をしようか」





至高の甘党派オイリスト・アニが提案する、最高に幸せな気分にいつまでも浸れるようなパフェの食べ方 安価↓1~5をミックス


アニ「まずは……そうだね、甘いもので周りを囲もうか」ゴソゴソ

アニ「ドリンクは蜂蜜とオリーブオイルを混ぜあわせたもの。……これは甘党派オイリストとしては欠かせない飲み物だよね。今日もダース単位で持ってきたから浴びるだけあるよ」チャポン

アニ「砂糖でしょ、シナモンでしょ、バニラエッセンスに……角砂糖、アラザン、チョコスプレー、あんこ……少し物足りない気がするけど、取り敢えずはこれで充分かな」コトッ

アニ「ああそうだ、パフェを掬うスプーンは砂糖でできたものにしようっと……あ、飴で作ったのもあるね。これも置いておこう」

アニ「……あれ? >>790>>791の人形がいなくなっちゃってるね……追加しとこうかな」ポチャンポチャン

>>790or791(またアニが一人で何かブツブツ言ってる……)

>>790or791「アニ、呼んだ?」





【人物指定】 >>790-791

※ 【エレン・ミカサ・アルミン・ジャン・マルコ・コニー・ライナー(現在は甘党・ID:k3Ywe4JQ)・サシャ】から一人を選択。【クリスタ・ユミル】はこの場にいないため、【ベルトルト】は人形がないため選択不可

※ ライナーが指定、かつ>>791の時点で甘党ライナーだった場合

 → スーパー甘党タイム突入、以降アニがパフェを食べ終わるまで人格交替なし

※ ライナーが指定、かつ>>791の時点で甘党ライナー以外だった場合

 → 通常通り進行

エレン

ライナー


エレン(またアニが一人で何かブツブツ言ってる……あいつ大丈夫か?)チラッチラッ

エレン(おっ、ライナーがアニのところへ行った……行って…………?)

エレン(通りすぎて……部屋の隅に脱ぎ捨ててあった着ぐるみを着始めた……)

エレン「……」

エレン「……」パクパク

ミカサ「エレン、エレン。おいしい? おいしい?」クイクイ

エレン「うん、うまいうまい」パクパク



アニ「……あれ? エレンくんとライナーくんの人形がいなくなっちゃってるね……追加しとこうかな」ポチャンポチャン

ライナー(大阪城)「アニ、呼んだか?」モコモコ

アニ「いいや、私は呼んでないよ。……呼ばれたと感じたのは、あんたの中の甘党の遺伝子かもしれないね。――ところで一杯いかが? 混ぜたてだよ」チャポン

ライナー(大阪城)「もらおうじゃないか」


ライナー(大阪城)「ところでアニ、どうしてこんな場所で一人で食ってんだ? テーブルの上は賑やかみたいだが」

アニ「幸せに浸ってるのさ。――蜜を足されるのはいいけど、水をさされるのは嫌なんだよ」チャポン

ライナー(大阪城)「だが、幸せってのは皆で分かち合うもんだぞ。こんなところで一人ってのはいただけねえな」

アニ「……増やしちゃう? 甘党」ニヤッ

ライナー(大阪城)「そう来なくっちゃあな。……どれ、誰か甘党になりそうな奴はいないか?」キョロキョロ

アニ「それなら適役がいるじゃあないか。……あそこにね」ピッ

ライナー(大阪城)「ほう……あいつらか。ちなみに理由は?」

アニ「あいつらは私のパフェを食べていない……それなのに、どうもさっきから幸せな空気を感じるんだ。おかしいと思わない?」

ライナー(大阪城)「幸せな空気、だと……? まさか、あの三人の体からシナモンが分泌されてるんじゃねえか!?」ガタッ モフッ

アニ「かもしれないよね。……だとしたら、甘党の素質としては充分だ」

ライナー(大阪城)「とはいえ、一気に三人もか。……大きく出たな」

アニ「いいや、そんなことないよ。さっき、世界のどこかで辛党が堕ちたんだ。――攻めるなら今でしょ?」

ライナー(大阪城)「ガンガン行こうぜ」モフッ


サシャ「ミカサ、そのお皿舐めてもいいですか」クイクイ

ミカサ「駄目。自分のだけにして」

サシャ「…………ちょっとだけ」

ミカサ「駄目」

サシャ「けちー」ブーブー

エレン「……」カチャンカチャン

エレン(アニとライナーがこっち見てやがる……そもそもあいつらが飲んでる液体はなんだ? 飲み物なのか? すごいねっとりしてそうだが……)カチャンカチャン

ミカサ「エレン、器を鳴らしてねだってきているところ悪いのだけれど……おかわりできるほど量は作っていないの。……ごめんなさい」シュン

エレン「え? ……あっ」

エレン(いつの間にかミカサのパフェがなくなっちまってる……! 嘘だろ、まだ味わい足りねえぞ!)ガーン!!

エレン「……サシャ、お前まさか俺のパフェ食ってねえよな?」ギロリ

サシャ「なっ……! 食べませんよ! 食べたらミカサにもう二度とパフェ作ってもらえないじゃないですか!」プンスカ

エレン「じゃあ……これは全部、俺が食べちまったのか……」シュン

エレン(もっと食いたかったなー……ミカサのパフェ……)


アニ「……」コソコソ

ライナー(大阪城)「……」モフモフ

アニ「さてと……それじゃあ、あの三人を私の城にご招待しようか」

ライナー(大阪城)「第一声が大事だぞ、アニ。……あの蝙蝠野郎どもが一発で甘党に堕ちちまうようなスウィートで甘い台詞を叩き込んでやるんだ。手加減はいらない」

アニ「任せな」スクッ

ライナー(大阪城)「それと、それぞれ違う方法で誘ったほうがいいな。全員に同じ口説き文句じゃちっともときめかないだろ?」

アニ「ときめきって大事だもんね。……心得たよ」





口下手だけど至高の甘党派オイリスト・アニが、三人を自分の城(テーブル)に招待するために取った行動or台詞

 エレンに向けて >>797  ミカサに向けて >>798  サシャに向けて >>799



※ 【ライナー】は小道具として使うことができますが、【アルミン・ジャン・マルコ・コニー・ベルトルト】、この場にいない人物を参加させることはできません。「蜂蜜を浴びたマルコを見せつける」と指定した場合、「蜂蜜を浴びたライナーを見せつける」に差し替えられます

※ 【ライナー】が再起不能になるような行動は指定できません。「ライナーの四肢が弾け飛んで飴玉となって降り注ぐ」と指定した場合、犠牲になるのは大阪城の着ぐるみです。着ぐるみの替えはないので大事にしましょう

その様子だとまだ食べたりないようだね
どうしてもって言うなら私の至高のパフェをわけてやってもいいけど?

ミカサ、あんたも私のパフェを食べた方がいい
そうすればあんたならさらなる高みへ行けるはずさ
あ、あとそのパフェ私にも一口ちょうだい

あんたを綺麗にしてやるよ、と言ってオリーブオイルでサシャの髪とかし、少し整えたなっところで
随分見違えたよ、サシャ。だけど、オリーブオイルの力はまだまだこんなもんじゃないオリーブオイルと甘味の更なる魅力が知りたければ私についてきな、と言って机に戻る


ミカサ「……よく見たら、もう何人か食べ終わってる人がいるみたい」

サシャ「それなら器片付けちゃいます? この部屋、最後に掃除して返さなきゃいけないんですよね?」

ミカサ「取り敢えず、空の器だけでも集めて……使ってないテーブルの上だけでも拭こう。それだけでいくらか時間の節約になる」

サシャ「そうですね、まだ食べ歩きの途中ですし……手伝いますよ!」ガタッ

ミカサ「助かる。……それじゃあ、さっさと済ませよう。エレンはここで待っていて」ガタッ

エレン「おう、わかった」


ライナー(大阪城)「……ターゲットが一人になったぞ、アニ。行って来い」

アニ「……ねえ、やっぱりあんたもついてきてくれない? 一人で説得できないかもしれないし、不安なんだよ……」モジモジ

ライナー(大阪城)「それはできん。……いいかアニ、今の俺をよく見てみろ。どんな姿勢になってる?」

アニ「地べたに座ってる」

ライナー(大阪城)「そうだ、その通りだ。……この着ぐるみな、一度座ると立つのが大変なんだよ」

アニ「……」ゲシッ

ライナー(大阪城)「あっ」ゴロン

アニ「じゃあ行ってくるね」スタスタ...

ライナー(大阪城)「ちょっ……! アニ、待ってくれ! 俺を起こしてから行ってくれ! アニ!!」ジタバタジタバタ モフッモフッモフッ


アニ「……エレン」

エレン「おわっ!? ……ああ、なんだアニか。何の用だ? もうパフェ食ったのか?」

アニ「いいや、まだだよ。……その様子だとまだ食べたりないようだね」

エレン「……見てたのかお前」

アニ「どうしてもって言うなら私の至高のパフェをわけてやってもいいけど?」

エレン「……」

エレン(いや、俺は食べ足りないんじゃなくてミカサのパフェが食べたいだけなんだが……そもそも、アニのパフェ食ったらミカサのパフェの味が思いっきり上書きされそうだよな)

エレン(でもなぁ、「食いたくねえ」って正直に言ったら、せっかく誘いに来てくれたアニに悪いしなぁ……何かうまい断り文句があればいいんだが、説得は俺苦手だし……)

エレン(ていうか皿とスプーン鳴らしてるところ見られたのか? ……やっべぇ、すげぇ恥ずかしい)ソワソワ

アニ「……早く決めなよ。パフェがとけちゃうでしょ」

エレン「>>803

あのパフェはアニが自分のために一生懸命作ったやつだろ 気持ちは嬉しいけど、お前が自分で食べるのが一番いいと思うぜ


エレン「あのパフェはアニが自分のために一生懸命作ったやつだろ?」

エレン「気持ちは嬉しいけど、お前が自分で食べるのが一番いいと思うぜ」

エレン(どうだ! アニの気持ちを最大限に尊重した、最高の回答だ! これ以上の答えはきっとないだろ!)

アニ「……食べてくれないの?」シュン

エレン「いや、食べてくれないのってか……だからな? そのパフェは自分のために作ったんだろ? 俺が食うのは気が引けるっていうか……」

アニ「そっか、食べてくれないんだ……」

エレン「……」

アニ「私、頑張って作ったんだけどな……」

エレン「…………」

エレン(えっ? なんだこれ、俺が悪いのか? ……すっげぇ居心地悪いんだが)ソワソワ





ミカサ「……エレンに何してるの、アニ」


アニ(おっと、ミカサが来たね。……一度は勝ってる相手だけど、負けないようにもっともっと強気で行こう)

アニ「……ミカサ、あんたも私のパフェを食べた方がいい」

ミカサ「いらない」

アニ「遠慮することはないよ。そうすればあんたならさらなる高みへ行けるはずさ」

ミカサ「今のままでいい。いらない」

アニ「あ、あとそのパフェ私にも一口ちょうだい。はいあーん」パカッ

ミカサ「溶け残ったアイスクリームの液体はパフェとは言わない。……ので、もうない」

アニ「ユミルのがあるでしょ? それでいいよ。あっちで一緒に食べよう?」

ミカサ「あげない」

アニ「なかったら作ればいいじゃない。材料はあるよ。だから私の城においで」

ミカサ「しつこい。行かないったら行かない」

アニ「……手強いね。どうしたらあんたは私についてきてくれるの?」

ミカサ「>>806

(アニには本当に申し訳ないけれど……あんな味覚破壊兵器をエレンに食べさせるわけにはいかないし、私もできることなら食べたくない)
(ここはムチャ振りをして諦めてもらおう)

アニが猫耳をつけて猫みたいに手を動かしながら私とエレンに「ご主人様、お嬢様、お願いだから私のパフェを食べてほしいにゃん♪」と言うならついていく


ミカサ(アニには本当に申し訳ないけれど……あんな味覚破壊兵器をエレンに食べさせるわけにはいかないし、私もできることなら食べたくない)

ミカサ(ここはムチャ振りをして諦めてもらおう)

ミカサ「アニが猫耳をつけて猫みたいに手を動かしながら、私とエレンに『ご主人様、お嬢様、お願いだから私のパフェを食べてほしいにゃん♪』と言うならついていく」

アニ「わかったよ。ライナーにやらせる」

ミカサ「駄目。アニがやらないと駄目」

アニ「……仕方ないね。じゃあやるよ」

ミカサ「そうでしょう、無理なものは無理だと……………………えっ? やるの?」

アニ「その代わり、先にやるってのはナシだ。見るだけ見てやめられたんじゃこっちが損だからね。私の城に来てくれたらもう少しオプションを付けて披露してあげるよ」

ミカサ「えっ……えっ、えっと…………」オロオロ

ミカサ(どうしよう、そう言われると見てみたくなる……! 私は、ついていったほうがいいの……?)



サシャ「ミカサ、テーブル拭き終わりました……っと、アニですか。どうしたんです? 何か用ですか?」

アニ「……サシャか」

アニ(サシャにはもう少し違った説得をしてみようかな。『きゃあ! アニったらかっこいい! 素敵抱いて! 砂糖漬けにして!』って思わせるような、そんな強烈な方法がいいよね。……論より証拠、百聞は一見にしかずだ)


アニ「サシャ、ここに座りな」グイッ

サシャ「え? え? なんです? お菓子くれるんですか?」ストンッ

アニ「いいや、違う。――あんたを綺麗にしてやるよ」トロリ

サシャ「ひゃあああっ!? え、え、ええっ……!? 何してるんです、アニ……?」ビクビク

アニ「そう怯えなくていいよ。……これ、オリーブオイルだから」シャッシャッ

サシャ「おりっ、オリーブ、オイル……!?」ガタガタガタガタ...

アニ「少しだけ髪を梳いてっと……ほーら、綺麗になった。随分見違えたよ、サシャ。鏡を見てごらん」スッ...

サシャ「え、え……? でもこれ、鏡じゃなくて砂糖の板……」オロオロ

アニ「――だけど、オリーブオイルの力はまだまだこんなもんじゃない」

サシャ「あの……これ、砂糖の板だから……髪は見えないんですけど……」

アニ「オリーブオイルと甘味の更なる魅力が知りたければ私についてきな」ガタッ スタスタ...

サシャ「あ、アニ……?」


エレン「……何だったんだ今の」

ミカサ「さあ……?」

サシャ「うぅっ、髪がべたべたしますぅ……」ベタベタ



アニ(決まった……! やばい、今の私超かっこいい! 『いいから何も考えずに私についてきな』って感じが良く出てた! きっとあの時、背中からバニラエッセンス出てた! 絶対出てた!!)ドキドキ

アニ(なんて言うんだっけこういうの、ハットトリック!? 私超完璧! ああもう最高! あれだけやったんだからときめかないわけがないよね!)ワクワク

ライナー(大阪城)「……アニ」

アニ「どう? 完璧な説得だったでしょ?」フフン

ライナー(大阪城)「……そう思うなら、後ろを見てみろ」

アニ「後ろ?」クルッ





アニについてきた人物 【エレン・ミカサ・サシャ】の中から選択(複数可)or誰もいない 安価↓1

※ ついてきた人物がアニのパフェを食べるかどうかは今後の安価次第です


アニ「……!」

エレン「……よお」

ミカサ「……」モジモジ

サシャ「」バリボリバリボリ

アニ「エレン、ミカサ、サシャ……!」

エレン(なんか……よくわかんねえけどついてきちまった……)ドヨン

ミカサ(アニが無茶ブリをやってくれると言ったから、思わず後を追ってしまったけど……エレンまでついてくるとは予想外だった。――あの味覚破壊兵器を食べさせることだけは、なんとしてでも阻止しなくては……!)ギリッ

サシャ(砂糖の板もっとくれませんかね)バリボリ

ライナー(大阪城)「まさか三人全員連れてくるとはな……お前、もしかして説得の才能があるんじゃないか?」モフッ

アニ「いいや、私の才能とは関係ないよ。……この世界は砂糖で満ち満ちているんだ。こうなるのは時間の問題だったのさ」

ライナー(大阪城)「それじゃあ――早速漬けるか。三人を」ワクワク

アニ「そうだね、ドロ甘にしてあげよう」ワクワク


ライナー(大阪城)「さあ三人とも、まずはこれを受け取ってくれ」スッ...

エレン「……なんだこれ」

ライナー(大阪城)「砂糖と飴で作ったスプーンと皿、それに蜂蜜とオリーブオイルのスペシャルドリンクだ。ドリンクは混ぜたてだぞ」

ミカサ「混ぜたてだと何が違うの」

ライナー(大阪城)「砂糖が底に沈殿しない」

サシャ「これかじってもいいんですか?」ガジガジ

ライナー(大阪城)「ああ、好きなだけ食え。予備はたくさんある」ザラッ

エレン「……ところでさ、アニ。お前パフェ食べるんだったよな?」

アニ「そうだよ、当たり前じゃないか」

エレン「じゃあこの周りに広げてるのはなんなんだよ。これも使うのか?」

アニ「もちろんさ。……手始めに、このパフェに角砂糖とアラザンを乗せる」ポチャンポチャン

ミカサ「沈んだ」

サシャ「アニ、砂糖の板ください」クイクイ

アニ「後でね。……あんたたちも、リクエストがあるならどんどん言ってよ」


ミカサ「リクエスト……なんでもいいの?」

アニ「できるだけ机の上にあるものがいいけど……まあ、すぐ用意できそうなものならそれ以外でもいいよ」

アニ「ただし一人一品だ。全部乗せってのはナシだよ」

エレン「ふぅん……じゃあ俺は>>814

ミカサ「私は>>815

サシャ「砂糖の板!」

アニ「後でね。他には?」

サシャ「……>>816



※ 甘いもののみ

メープルシロップ…はあるか?

果物はある?イチゴとか
(アニに加工されてないものを口にいれないと体が持たない気がする)

じゃあチョコレートで


アニ「はいどうぞ、召し上がれ」コトッ

エレン「……んん?」

ミカサ「これは……!」



   http://cookpad.com/recipe/652583



アニ「メープルシロップとイチゴを使った小さなパフェだよ。これくらいならまだお腹に入るでしょ?」

エレン「……まあ、確かにこれくらいなら入るけどよ」

エレン(普通のが出てきた。……しかもちょっとうまそうだ)

ミカサ(どうしよう、マトモすぎて逆に怖い……あの得体のしれないジュースのようなパフェを飲まされるよりマシだけれど……!)ガタガタ

サシャ「待ってくださいチョコレートが乗ってません!! こんなの絶対おかしいです!!」バチコンバチコン

アニ「そう慌てないでよ、サシャ。……チョコレートはトッピングさ。これから乗せるんだよ。いわば仕上げだね」



至高の甘党派オイリスト・アニが提供する、チョコレートのトッピング 安価↓1


アニ「最後にこのチョコレートソースをかけるんだ。これで完成さ」ドロリンチョ

エレン「へえ、チョコレートソースね……チョコレートソース!? それが!?」

ミカサ「ああああ……やっぱり…………」ガクッ

サシャ「あっついと舌ヤケドするので嫌なんですけど」バリボリ

アニ「大丈夫、アイスと融け合ってちょうどいい温度になるから」

サシャ「ならいいです!」バリボリ

エレン「よくねえよ!? ていうかなんだそれ、チョコレートソースの色じゃねえぞ!? いったい何を混ぜたんだ!?」

アニ「オリーブオイル」

エレン「なんで混ぜた!?」

アニ「えっ……? だって、ねえ?」

ライナー(大阪城)「普通混ぜるよなぁ……?」

エレン「混ぜねえよ!? ……ああもう貸せ! そんな料理ミカサの口に入れてたまるか! ちょっと待ってろ!」バシッ

サシャ「もう食べていいですか?」ワクワク

エレン「駄目!!」


今日はここまで 安価の協力ありがとうございました 次回は来週です、たぶん

果たしてアニはほのぼのできるのか
ユミルの口にいつパフェが入るのか、クリスタはいったいいつ登場するのか
放置されてるアルミンやジャン・微妙に影が薄いマルコやコニーはこのスレ内で完食できるのか、というかこのスレ内で>>1は話をまとめられるのか
色々思うところはあると思いますが、取り敢えず次回の投下をお待ちください

書き忘れた 次回もライナーの人格は甘党で固定です
変化を開始する時はまたきちんと開始宣言します

>>1です おはようございます
今朝読み返したら1レス分抜けてました、すいません
>>817の前に以下の1レスを脳内補完しておいてください


エレン「じゃあ俺はメープルシロップ…はあるか?」

アニ「愚問だね。特製のがあるよ」

エレン「へえ……結構本格的なんだな」

アニ「まあね」フフン

ミカサ「……特製」

ミカサ(アニに加工されてないものを口にいれないと体が持たない気がする……)

ミカサ「……果物はある?イチゴとか」

アニ「当然。あまおうがあるよ」

ミカサ「? あ、あまおう……??」

アニ「品種のことさ。それでサシャは?」

サシャ「砂糖の板!」

アニ「後でね。他には?」

サシャ「……じゃあチョコレートで」

アニ「メープルシロップに、イチゴに、チョコレートだね。……わかった、ちょっと待ってなよ」

以上です 大変失礼いたしました

再開します 現在は甘党ライナー(ID:Eft2mZBI)で固定中です
前回は投下ミスすみませんでした


エレン「待たせたな。――ほらよ、チョコレートソースだ」コトッ

ライナー(大阪城)「……? これ、色味が濃すぎるんじゃあないか? もう少しオリーブオイルを足したほうが」

エレン「足さねえよ何言ってんだ、これが正常なチョコレートソースだっての。……というわけで、俺はこれをかける」トロリンチョ

アニ「全く……せっかく作ってやったのに勝手な奴だね。それじゃあミカサとサシャは私の」

ミカサ「エレンの!! 私もエレンのをかける!! かけたい!!」ガタッ

エレン「お、おう……? でもこれ、ビターチョコレートで作ったから少し苦いぞ? 大丈夫か?」

ミカサ「いいから早くかけて」ズイ

ミカサ(これ以上アニ特製のものを口に入れるわけにはいかない……!)ゴゴゴゴゴ...

エレン「んな興奮しなくたってかけてやるって……ほらよ」トロリンチョ

ミカサ「……ありがとう」ホッ

アニ「ということは、エレンとミカサの分が浮いちゃうのか……ライナーは当然私のでしょ? どれくらいにする?」

ライナー(大阪城)「倍がけで頼む」キリッ

アニ「そう来なくっちゃ」ドロドロリンチョ


アニ「私のにもかけてっと……サシャはどうする? エレンのにするの?」

サシャ「そうですねー……じゃあ、せっかくだから私は両方かけちゃいましょうかね! というわけでエレンにアニ、ください!」サッ

アニ「はいよ。……味わって食べるんだよ」ドロリンチョ

サシャ「はーい、わかりました!」

エレン「器舐めるなよ」トロリンチョ

サシャ「……」

ミカサ「舐めてはいけない」

サシャ「……しませんよ」

ライナー(大阪城)「舐めたらおしおきだぞ」

サシャ「ええー……そんなぁ……」ブツブツ...


ライナー(大阪城)「それじゃあ早速いただくとするか」ワクワク

アニ「テーブルの上のトッピングは自由に盛っていいからね。特に制限は設けないよ」

サシャ「全部盛りもありなんですか!?」ガタッ

エレン「盛り過ぎたらどっちがメインかわからなくなるだろ」

ミカサ(ああああ、食べたくない……食べたくないけれど、食べなければ……勝てない……)





【自由安価】それぞれがパフェを食べた時の行動or台詞

 エレン(>>836) ミカサ(>>837)サシャ(>>838)ライナー(>>839) 

 アニ(>>840-842をミックス)

※ 場を見苦しく汚す行動は不可。「もこみちライナーに突如切り替わり駄目だしをはじめる」など、性格変化を伴う指定は不可

※ アニを含めた五人のうち三人からお褒めの言葉をいただくとハイパー甘党タイム突入。特定の人物の属性が若干変化します


【おさらい1:現在の状況】

 ・ ベリー&ベリーのパリパリカップパフェ(アニ特製のメープルシロップと生産元不明のイチゴを使用。他には生産元不明のブルーベリー・一見まともに見える春巻の皮・アニ特製のカステラ・パッケージに大阪城をあしらったバニラアイスクリームなどが混入されている。見た目はとっても可愛い)

 ・ ブラウニーパフェ(>>430を参照。エレンくん人形とライナーくん人形が溶けたので追加した。よく見るとオリーブオイルの海に二人の顔だけが浮かんでいるのを確認できる)

 ・ エレン特製・ビターチョコレートソース(ちょっと苦い。エレンとミカサとサシャがかけた)

 ・ アニ特製・チョコレートソース(オリーブオイルとチョコレートが絶妙に混ざり合ったマーブル模様の液体。サシャとアニとライナーがかけた)

 ・ トッピングとして砂糖(いわゆる粉糖)・シナモン・バニラエッセンス・角砂糖・アラザン・チョコスプレー・あんこなど、甘いものがテーブルいっぱいに並んでいる。正直テーブルの上は狭い。おかわり自由

 ・ ドリンクは蜂蜜とオリーブオイルを混ぜあわせたもの

 ・ パフェを掬うスプーンは砂糖や飴でできた細工物。結構丈夫



【おさらい2:それぞれが食べたパフェ】

 ・ エレン&ミカサ:ベリー&ベリーのパリパリカップパフェ(エレン特製のビターチョコレートソースがけ)

 ・ サシャ:ベリー&ベリーのパリパリカップパフェ(エレン特製のビターチョコレートソース+アニ特製のチョコレートソースがけ)

 ・ ライナー:ベリー&ベリーのパリパリカップパフェ(アニ特製のチョコレートソース倍がけ)

 ・ アニ:ブラウニーパフェ(アニ特製のチョコレートソースがけ)

アニ…お前本当に甘いものが好きなんだな…
どの素材をとってもいいもの使ってるし、一つ一つにお前のこだわりがみえるぜ
(なのに…!なのになんでこうなるんだ!甘い、甘すぎる!甘すぎて他の風味が全部吹っ飛んでる!まともに食える部分が俺のチョコレートソースといちごしかない…!)

アニ特製部分の甘味が強すぎるけどエレン製のチョコレートソース補正でなんとかギリギリで美味しく食べられる

(ミカサのよりは劣りますけど)
アニのパフェもなかなか美味しいですね、チョコレートソースの苦味がいいアクセントになってます!
あとこの飴スプーンはいい味してますね、食堂でも毎日使わせてほしいです

飴スプーンでパフェを掬い、そこにトッピングをひとつかけてスプーンごと食べてを繰り返す
「やっぱりアニの作るスイーツは最高だな!他の凡人どもではこうはいかないぜ!」

ライナーと同じ食べ方をしながら一口ごとにとても幸せそうな顔をする


アニ「どうだい、エレン、ミカサ、サシャ、これが本物のパフェってヤツだよ! 今のあんたたちの気持ちを当ててやろうか?」

ミカサ「おうちにかえりたい」ガタガタ

アニ「『美味しい……なんて言葉じゃ言い表せないけど、美味しいという言葉でしか表現ができない…!これがアニのパフェなのか…!』なんて思ってるでしょ?」

サシャ「まだ食べてないんですけど」

アニ「ふふ、そう思うのも仕方の無いことさ、私のパフェは至高のパフェだからね」

エレン(自分で至高って言っちゃうのか……まあ、それだけ料理の腕に自信があるってことなんだろうな。……料理人としては、少しだけ食うのが楽しみだ)ワクワク

アニ「……おっと! いくら私が究極に美味しいパフェをあんたらに食べさせてあげたからってお礼なんていらないよ」チッチッチッ

ミカサ「かえりたい」ガタガタガタガタ

サシャ「みかさー、みかさー、応答してくださーい」ユサユサ

アニ「甘味とオリーブオイルの魅力を人類に広めるのは、甘党派オイリストとしての当然の務めだからね!」ドヤァ

アニ(よし、決まった……! 噛まずに言えた……!)グッ


ライナー(大阪城)「やっぱりアニの作るスイーツは最高だな!他の凡人どもではこうはいかないぜ!」ヒョイパクヒョイパク

サシャ「あっ……! ちょっとライナー、そっちのあんこは私が狙ってたんですよ、もうっ!」ヒョイパクッ

アニ「待ちなよサシャ、今パフェと一緒に食べたボックスクッキーにはもう少し粉糖をかけたほうがいいよ。これくらいかければちょうどいいんじゃないかな」ドバシャア

エレン「それクッキーじゃなくて砂糖じゃね?」

アニ「甘いねエレン、トッピングが自由にできるのがパフェの強みなんだよ」

エレン「そういうこと言ってんじゃねえよ」

サシャ「でも、こうやって実際食べてみるとアニのパフェもなかなか美味しいですね、チョコレートソースの苦味がいいアクセントになってます!」パクパク

サシャ(……とはいえ、ミカサのよりは劣りますけど)

アニ「アクセントは大事だよね。……甘味はどう? 最高でしょ?」

サシャ「チョコレートソースの苦味がいいアクセントになってます」パクパク

アニ「……」

サシャ「あとこの飴スプーンはいい味してますね、食堂でも毎日使わせてほしいです」バリンボリン

アニ「お金取るよ」

サシャ「……じゃあいらないです」シュン


ミカサ「……」ウロウロ

エレン「ミカサ、スプーンが迷ってるぞ」

ミカサ「……どうしても、食べる勇気が出なくて」シュン

エレン「だったら俺が先に食ってやるよ」パクッ

ミカサ「あっ……!」

サシャ「おおっ、エレンかっこいいですね!」パチパチ

ライナー(大阪城)「いよっ、男前!」モフッモフッ

ミカサ「だ、大丈夫なの……!?」オロオロ

アニ「大丈夫に決まってるでしょ。大袈裟だねミカサは」


エレン「…………」

ミカサ「エレン大丈夫? 熱はない? お腹は痛くない? 頻繁に喉が乾いたり目が霞んではいない? この頃体重が急激に減ったりとか、全身がだるくて疲れやすいということはない? 立ちくらみや手足のしびれはどう?」オロオロ

サシャ「何の質問ですか?」

ミカサ「合併症を引き起こしては大変」

ライナー(大阪城)「そう言われてみれば、最近喉がよく渇くんだよな……今日もなんだか体がだるいし、なんでだろうな?」グビグビ

アニ「甘味が足りないんじゃない? もっと食べる?」

ライナー(大阪城)「もらおうじゃないか」パクパク

アニ「ドリンクもおかわりがあるよ」ドン



エレン「…………」


エレン「なあ、アニ…お前本当に甘いものが好きなんだな…」

アニ「……? 何? 今更気づいたの? いくらなんでも遅すぎるんじゃない?」

エレン「いや、改めて気付かされたっていうか……どの素材をとってもいいもの使ってるし、一つ一つにお前のこだわりがみえるぜ」

アニ「……まあね」フフン

エレン(そうだ、素材はいいはずなんだ……)

エレン(なのに…!なのになんでこうなるんだ!甘い、甘すぎる!甘すぎて他の風味が全部吹っ飛んでる!まともに食える部分が俺のチョコレートソースといちごしかない…!)

ミカサ「……本当に食べられるの? このパフェ」

エレン「ん? ……ああ、そうだな。食べられないほどヤバイ食い物じゃねえよ」

ミカサ「……」モジモジ

エレン「ほら、大丈夫だから食ってみろって。死にはしねえから」

サシャ「そうですよミカサ、死にはしませんって!」

ミカサ「……わかった。二人がそう言うなら」パクッ


ミカサ「……なるほど。確かに食べられないわけではない」モグモグ

ミカサ(アニ特製部分の甘味が強すぎるけど、エレンが作ってくれたチョコレートソースのおかげで、なんとかギリギリで美味しく食べられそう……)

ミカサ「……」パクパク

エレン「なっ、平気だったろ? 甘すぎることに目を瞑れば結構いけるよな、これ」ニッ

ミカサ「……エレンのおかげ」

エレン「は? 何が?」キョトン

ミカサ「なんでもない。……チョコ、おいしい」パクパク



アニ「やっぱり私の作るスイーツは最高だよね。他の凡人どもじゃこうはいかないよ」ニマニマ

サシャ「……アニ、なんだか嬉しそうですね?」

アニ「そりゃ嬉しいよ。甘党の素晴らしさをみんなが理解してくれようとしてるんだからね」ヒョイパク ニマニマ

サシャ「いえ、そうではなくて……」

アニ「あっ、もうパフェの残り少ないね……仕方ない、全部かけちゃお」ドバシャア


アニ「ふんふんふーん♪」ニマニマ ヒョイパク

サシャ(頬が緩みまくってますね……なんだか、ちっちゃい子どもみたいでかわいいです)クスッ

ミカサ(とても幸せそう……こういう珍しいアニが見られるなら、たまには甘いものもいいかもしれない)

エレン(今度アニに、甘いものの作り方でも教えてもらうかな。……極端に甘くなけりゃ、ミカサも食えるだろうし)





 ミカサが甘いものに興味を持ちました ミカサの属性が変化しました【辛いものが苦手+】→【辛いものが苦手+α】

 サシャが甘いものに興味を持ちました サシャの属性が変化しました【おもてなし+】→【おもてなし+α】

 エレンが甘いものに興味を持ちました エレンの属性が変化しました【ご家庭の料理人(和風)】→【ご家庭の料理人】



 ライナーに糖尿病の疑いがかかりました


ミカサ:【辛いものが苦手+α】辛いものを食べると安価が発生、ただしエレンがいると頑張って我慢する。辛いものを食べたあとは甘いものを周囲に要求する

サシャ:【おもてなし+α】秒数末尾一桁を会計時に割引(幅0~9)。更に会計時に必ずお土産(甘いもの)をもらえる

エレン:【ご家庭の料理人】カルラの英才教育により実はプロ級の料理の腕前と舌を持っている。料理は和食・または和風の味付けが多い。感想は辛口気味だが、ミカサの料理に対してだけは評価が甘い。めちゃくちゃ甘い。今度ミカサのために甘いものも研究してみようと思っている





次にパフェに手をつけた人物 安価↓1

※ 【アルミン・マルコ・コニー】の中から選択。複数可


マルコ「……」ジーッ...

マルコ(なんだかミカサたち、すごく楽しそうだなぁ……)

マルコ(それに比べて……)チラッ



アルミン「おひたし食べたい……」ドヨン

ジャン「俺、病気なのかな……パフェ食って爪が伸びるなんて、普通じゃねえよなぁ……」ズーン...

コニー「それでさー、この前俺雑貨屋で何買ってきたと思う? 導火線だぜ導火線!」

ベルトルト「コニー、パフェ食べないの?」



マルコ(なんだろう……この圧倒的に地味な感じは……)

マルコ(女子がいないからか? それともまた別の要因か?)

マルコ(……とにかく、このままじゃダメだ。>>853の近くに移動しよう)ガタッ

マルコ(「>>855」って話しかけて……一緒にパフェを食べることにしよう。うん)

※ >>853は【アルミン&ジャン・コニー&ベルトルト】のどちらかを選択

アルミンとジャン

ジャン、よかったらそのパフェ僕に一口くれないかな
僕の分のパフェも一口あげるからさ
(とりあえずジャンには落ち込んでいてほしくないからね、ミカサのパフェを食べて元気を取り戻してくれるといいんだけど)


マルコ(アルミンとジャンの近くに移動しよう)ガタッ

マルコ(それで、パフェを交換しようって話しかけて……一緒にパフェを食べることにしよう。うん)

マルコ(とりあえずジャンには落ち込んでいてほしくないからね、ミカサのパフェを食べて元気を取り戻してくれるといいんだけど)スタスタ...



マルコ「……やあ二人とも、ここいいかな」ガタッ

アルミン「あっ……! マルコ! マルコだ!」パァッ!

ジャン「おっ、おおっ……! よく来たなマルコ! いいぞいいぞ座れ座れ!」ニカッ!

マルコ(二人とも、僕が来ただけでそんな嬉しそうに……! どれだけ辛かったんだ君たちは……!)ジワッ

マルコ(……おっと、涙ぐんでる場合じゃない。早くジャンに元気を取り戻してもらおう)ゴシゴシ

マルコ「そうだジャン、よかったらそのパフェ僕に一口くれないかな」

ジャン「……! このパフェをか?」

マルコ「うん。僕の分のパフェも一口あげるからさ」

ジャン「>>857

アルミン「>>859

マルコ…お前ってやつは…!
ありがとうよ、チクショウ!

ジャン、涙がこぼれてるよ
ほら、このハンカチ貸してあげるからふきなよ(自分も涙を流しながら


ジャン「マルコ…お前ってやつは…! ありがとうよ、チクショウ!」グスッ...

マルコ「気にしなくていいよ。僕も少し興味あったからね、そのパフェ」

アルミン「ジャン、涙がこぼれてるよ。……ほら、このハンカチ貸してあげるからふきなよ」ポロポロ...

ジャン「……んだよ、お前も泣いてんじゃねえか」グスグス

アルミン「これは……>>861だから泣いてるんだよ……!」

ジャン「アルミン……!」

マルコ(……アルミンのハンカチ>>863だ)



※ ハンカチは柄でも模様でも状態でも「ミカサがやってくれたと思わしき刺繍が入っている」でも、【ハンカチの状態】がわかるものなら自由に指定可

そんなんじゃないよ、目にシナモンが入ったから

宝石が縫いこんでる。


アルミン「これは……そんなんじゃないよ、目にシナモンが入ったから泣いてるんだよ……!」グスッ...

ジャン「アルミン……! お前も、早くミカサのパフェを食べられるといいな……!」ポロポロ...

アルミン「うん、うん……! 頑張るよ、僕……!」

マルコ(……アルミンのハンカチ、宝石が縫いこんであるぞ)

ジャン「はは……お前の優しさが目に染みて、また涙が出てくるぜ……」ゴツッゴツッ

マルコ(あれ……? アルミン、実は内心ジャンに怒ってるってことはないよな? 大丈夫だよね?)

ジャン「そ、それでさぁ……マルコ。本当に一口もらってもいいのか? なあ?」ソワソワ

マルコ「え? ……ああ、うん。あげるよ。はいどうぞ」スッ...

ジャン「――いただきます」キリリッ

マルコ「じゃあ、僕も少しもらうね。……いだだきます」パクッ

アルミン「……」



ジャンがミカサのパフェを食べた時の行動or台詞 安価↓1

マルコがアニのパフェを食べた時の行動or台詞 安価↓3


ジャン「!? な、なんだこれは……!」ワナワナ...

アルミン「パフェだよ」

ジャン「これ!パフェじゃねえだろ!?明らかに違うぞ!これは!」

アルミン「ミカサのパフェだよ……それはミカサの作った……くそぅ、僕だって今頃は……」ブツブツ...

ジャン「だってこれ…!美味過ぎるぞ!なんだ、これ、どうなってるんだ!?」

アルミン「……ミカサが作ったんだから当然じゃないか」ムスッ

ジャン「スプーン舐めていいか!?」

アルミン「はしたないからやめなよ。……マルコはどう?」

マルコ「……」

アルミン「……? マルコ、どうしたの?」

マルコ「…………」ポロッ...


アルミン「ま、マルコ……?」

ジャン「お前まで、泣いてるのか……?」

マルコ「……ぅ、ぅうっ、ううっ……!」ポロポロ...

マルコ(二人は、こんなものを……! これを今まで食べさせられていただなんて……!)

マルコ(こんな強烈なもの、誰が完食できるって言うんだ……! 少なくとも、僕には……こんなの無理だ! できるわけがない!)

マルコ(二人のために、僕が何かしてあげられることがあればいいんだけど……今は、そんなことより)

マルコ「……」ツンツン

アルミン「え? 何?」

マルコ(お願いします今すぐ僕に水をください早く助けて)クイクイ

アルミン(……? 口を押さえて、何かを飲む仕草……?)

アルミン「……! わかった、>>871してほしいんだね!」ポンッ

ジャン「違うだろ、今のマルコは>>872を求めてるはずだ!」

マルコ(どっちも違う!! 違うよ!! 水くれよ水!!)ブンブン

お茶がほしいんだね

さらなるアニのパフェ

今日はここまで 安価のご協力ありがとうございました 運が良ければ今週もう一回来ます
次回から性格変化+人格増減チャンス復活(予定)です

それと、次回or次々回の更新時にアンケートというか、多数決のようなものを取るかもしれません
スレを継続する場合、どうせならスレを一新した勢いで食べ歩きメンバーの入れ替えをするとか
隠れ属性がまだ属性にランクアップしてない人(アルミン、ジャン)は次のスレではリセット扱いにするとか
もういっそのこと食べ歩きはやめてお料理を振る舞うだけにするとか、アニのお菓子の家作りをやっちゃうとか
何かしら追加して欲しい要素などありましたら(必ずしも全てに応えられるとは限りませんが)次回の更新時までに書き込んでくださると>>1が助かります
それではまた次回

こんばんは、ご意見ありがとうございました
ざっと見た感じ意見の方向はまとまっているようなので、アンケートなどは取らないことにします

次スレに移ったらメンバーはそのままで引き続き食べ歩き、ただし隠れ属性はリセットということにします 資金増は安価次第です
クリスタは>>1も出したいとは思っているのですが、今までの属性を見る限りよほど個性的な属性でないと埋もれてしまいそうですね
甘党派オイリストとメンヘライナーを超える強烈な属性を考えておいてもらえると嬉しいです

お菓子の家建設は次スレでまた改めて検討ということにします
というかパフェ編がここまで長くなったのは>>1も予想外でした 申し訳ないです



というわけで前置きが長くなりましたが少しだけ進めます 現在のライナーの人格は甘党ライナー(>>791のID:Eft2mZBI)です
今回も原則として全安価が人格変化・人格増減チャンスの対象です

人格増減チャンス発生の条件は、前回と同じく【秒数二桁で素数(02 03 05 07 11 13 17 19 23 29 31 37 41 43 47 53 59)が一度でも出た場合】です よろしくお願いします


アルミン「……! わかった、お茶がほしいんだね!」ポンッ

ジャン「違うだろ、今のマルコはさらなるアニのパフェを求めてるはずだ!」

マルコ(どっちも違う!! 違うよ!! 水くれよ水!!)ブンブン

アルミン「あれ、違うの? じゃあちょっとわかんないな……」ウーン...

ジャン「こいつは難題だぜ……!」グヌヌ

マルコ(いいから悩んでないで水! 水くれよ! ……ああもういいや、アルミンお茶ちょうだいお茶! お茶でいいよ!)クイクイ

アルミン「えっ、何? やっぱりお茶なの?」

マルコ「」コクコク

アルミン「わかったよ……それじゃあ、冷たいのと温かいのどっちがいい?」

マルコ(どっちでもいいよ!!)バンバンバンバン!!

アルミン「そんな催促しなくってもあげるって。……じゃあはい、冷たいお茶」スッ

マルコ(ありがとうアルミン、恩に着る!)ゴクゴクゴクゴク

アルミン「……」


マルコ「……ふぅ、すっきりした。おいしいねこのお茶」ゴクゴク

アルミン「まあね。僕のお気に入りだからさ、それ」

マルコ「パフェを食べた後だからかもしれないけど……すごく口当たりがいいよ。いったいどこで手に入れたんだい?」ゴクゴク

アルミン「……」

マルコ「……アルミン?」

アルミン「…………」

ジャン「おいアルミン……まさかお前、とんでもないもんマルコに飲ませたんじゃないだろうな?」

アルミン「そんなわけないじゃないか。ここに茶葉もあるし」ザラッ

ジャン「ちょっと見せろ。……パッケージを見る限りは市販されてるものみたいだが……これ、本当にまともな茶なのか?」

アルミン「これはね、>>882っていうお茶だよ」

マルコ「……うん、聞いたことないよ?」

アルミン「このお茶を飲むと>>884が改善するんだ」

アッカーマン・ミカ茶

一人の夜に感じるあの寂しい気持ち


アルミン「これはね、アッカーマン・ミカ茶っていうお茶だよ」

マルコ「……うん、聞いたことないよ?」

ジャン「俺に三ダースほど売ってくれ」キリッ

アルミン「このお茶を飲むと、一人の夜に感じるあの寂しい気持ちが改善するんだ」

マルコ「……だったら夜に出すべきなんじゃないかな。どうして今出したの?」

アルミン「なんだよ、今すぐお茶を飲みたいって言ったのはマルコじゃないか! もうっ!」プンスカ

ジャン「俺に三ダースほど売ってくれ」

マルコ「いや僕は水を……まあいいか。そろそろ僕もパフェ食べるよ。ジャンが絶賛するくらいだからね、食べるのが楽しみだ」スッ

アルミン「僕のも食べていいんだよ」カチャッ

マルコ「アルミンのはいらないよ?」

ジャン「なあアルミンってば、俺に三ダースほど売ってくれよ」クイクイ

アルミン「ミカ茶は貴重だから嫌だよ。――ねえ、僕のも食べていいんだよ。マルコ」クイクイ

ジャン「……」イラッ

マルコ「……」


アルミン「ねえ、マルコは僕の友だちだよね? マイ・フレンドだよね?」

マルコ「え? ああ、うん……そうだね、そう思ってるよ」

アルミン「よかった! 僕もそう思ってたんだ」スッ...

マルコ「だから、どうして僕にパフェを差し出すの?」

アルミン「……実は僕、甘いものを食べると髪に斑模様が」

ジャン「出ねえだろ」チッ

アルミン「……」

ジャン「……」

マルコ「……」

マルコ(どうしよう、なんだか二人がギスギスしはじめたぞ……? いや、僕が来る前からそういう雰囲気はそこはかとなくあったけど)

マルコ(これは、僕がジャンのパフェを食べたせい……だよね? それとも、二人ともアニのパフェに頭をやられたとか……? でもアルミンはまだ食べてないんだよな……)

マルコ「……」

マルコ(……いいや、考えても仕方がない。パフェ食べよ)



パフェを食べたマルコの行動or台詞 安価↓1~3をミックス


マルコ「……なにこれ、ホントに全然違う」

マルコ「パフェって……本当はこんなに美味しいものだったんだ…」ポロポロ...

アルミン「……」

ジャン「なんだよ、また泣いてんのかよマルコ……ほら、これ使え。宝石ついてるけど」スッ...

マルコ「ううん、ゴツゴツするからいらない」

ジャン「……あっそ」シュン

マルコ(ああ、凄く美味しい! こんな美味しいもの今まで食べたことないぞ!)パクパク

マルコ(ダメだ、こんなに美味しいもの僕だけで独り占めなんてできないよ。ジャンやアルミンはもっと酷いもの食べてるのに……!)

マルコ「ジャン、あのさ……>>891」ススッ

アルミン「……」

よかったらこのミカサのパフェとアニのパフェ、二人で一緒に食べないか?
ミカサのパフェがあって、ジャンと僕の二人がかりで挑めば、きっとそのモンスター……いや、エイリパンパフェにも勝てると思うんだ

(エイリアンに直していいかな)


マルコ「ジャン、あのさ……よかったらこのミカサのパフェとアニのパフェ、二人で一緒に食べないか?」ススッ

アルミン「……」

ジャン「えっ? ……俺と一緒にか?」

マルコ「ミカサのパフェがあって、ジャンと僕の二人がかりで挑めば、きっとそのモンスター……いや、エイリアンパフェにも勝てると思うんだ。……どうかな?」

アルミン「僕は?」

ジャン「そりゃあ、俺としては願ったり叶ったりだけどよ……マルコは本当にそれでいいのか? お前はアニのパフェ食べたって何も得しねえじゃねえか」

マルコ「僕のことはいいんだよ。……だって僕たち、友だちだろ?」ニコッ

ジャン「マルコ……!」ジーン...

アルミン「僕は? ねえ僕は? ねえマルコ僕は? 僕とマルコは友だちじゃないの? ねえねえ」

マルコ「ごめんねアルミン……>>896

安価ミス >>899

君も大切な友達だけど、さっきカレーの大食いをした僕の胃袋じゃあどっちか一人の助けにしかなれないんだ
それに君はそのエイリアンパフェを倒せばミカサのパフェが待ってるだろ。けど、ジャンにはあいつを倒しても何も残らないだ
本当に申し訳ないと思うけど、どうかわかってほしい


マルコ「ごめんねアルミン……君も大切な友達だけど、さっきカレーの大食いをした僕の胃袋じゃあどっちか一人の助けにしかなれないんだ」

マルコ「それに君はそのエイリアンパフェを倒せばミカサのパフェが待ってるだろ。けど、ジャンにはあいつを倒しても何も残らないんだ」

マルコ「本当に申し訳ないと思うけど、どうかわかってほしい」

アルミン「……ずるいよマルコ。説得に非の打ち所がなさすぎて、僕は納得するしかないじゃないか」シュン

マルコ「本当にごめん。……この埋め合わせは今度するからさ」

ジャン「アルミン……俺からも謝る。悪いな」

アルミン「……いいよ、僕平気だよ。一人でも大丈夫さ」ガタッ

マルコ「……? アルミン、どこに行くんだ?」

アルミン「幸せそうな二人を見ながらこれを食べるってのは、ちょっとね……他の人のところに行ってくるよ」ガタッ スタスタ...

マルコ「アルミン……」

ジャン「……」



次にパフェを食べる人物 安価↓1 【アルミン・コニー】のどちらか一人を選択


アルミン「……」ウロウロ

アルミン(勢いで二人から逃げて来ちゃったけど、これからどうしよう……)

アルミン(アニとライナー……がいるところは行けないよね。絶対「食べろ」って言われるに決まってる)

アルミン(エレンとミカサと、サシャ……この三人と一緒なら、無理して食べなくていいって言ってくれそう。でもあの三人、今はアニとライナーのところにいるんだよな)

アルミン(ベルトルトとコニーは……どうなんだろう。未知数すぎてどんな展開が待ち受けているのか想像もつかないよ)

アルミン(やっぱり、マルコとジャンのところに戻ろうか? でもかっこつけて二人から逃げて来ちゃったからな、戻るには相当な覚悟がいるぞ……)

アルミン(もう、一人で食べるのが一番いいのかな。でも寂しいな、誰かと一緒がいいよ……)クスン

>>905「アルミン、どうした?」



※【エレン・ミカサ・ジャン・マルコ・コニー・ライナー・ベルトルト・アニ・サシャ】から一人を選択

※ 秒数末尾一桁が奇数の場合は指定された人物と二人きりになり、偶数(0除く)の場合は上記で分けたグループのところに混ざることになります。末尾一桁が0の場合、強制的に一人で食べることになります。気をつけましょう

エレン


エレン「アルミン、どうした?」

アルミン「……エレン」

エレン「パフェ持ってフラフラ歩いて……転んだらどうすんだよ。あっちで座ってみんなで食おうぜ? 席ならあるからさ」

アルミン「……いや、僕はいいよ」

エレン「遠慮するなって。……そういやアニのパフェなんだけどさ、本っっっ当に甘いんだな。俺、アニから小さいパフェもらって食ってみたんだけど、素材の良さが一ミリも生かされてなくてよ――」ペラペラ

アルミン「……ごめんね、エレン。その話は後で聞くね」スタスタ...

エレン「あっ……おいアルミン!」



アルミン(駄目だな、僕……せっかくエレンが声かけてくれたのに冷たくしちゃった)シュン

アルミン(……うん、一人で食べよう。それが一番いいんだ)

アルミン(こんな味覚破壊兵器、見るだけでも目の毒なんだから……僕が犠牲になれば、それで……)

アルミン「……」


アルミン(……あれ? 誰も見てないなら食べる必要なくない?)

アルミン「……」

アルミン(ちょっと待って待って、それはまずいでしょ……いやこの場合のまずいはおいしくないって意味でのまずいじゃなくて)

アルミン(だってこれアニが作ってくれたんだよ? 女の子の手料理だよ? 女の子の手料理を無駄にするの? 僕そんな最低な人間だった?)

アルミン(……でもこの味覚破壊兵器を女の子の手料理っていうのは無理があるよね)

アルミン「……」





【多数決】 アニのパフェを 食べる or 食べない のどちらかを選択 安価↓1~5

 ※ 食べる場合はパフェを食べた時の反応(行動or台詞)、食べない場合はパフェの処分方法を書き込んでください

 ※ 選択肢(食べるor食べない)だけの書き込みも可

 ※ 同一IDの連投不可。連投があった場合安価下


アルミン(ダメだ……!ここで逃げたら僕は臆病者のままだ……!)

アルミン(それに、ミカサと約束したじゃないか!このパフェを食べて、エレンとミカサと僕の3人で昔の話をするんだって…!)

アルミン(ここで逃げたら…僕は一生あの二人に追いつけない!)グッ

アルミン「……」

アルミン(……大丈夫だ、女の子の手料理なんだ、その補正だけで少しはマシになるはずだ!)パクッ

アルミン「!?」ビクッ!!

アルミン(な、なんだこれ!甘い、想像以上に甘い意味がわからない!)ジタバタジタバタ

アルミン(舌が…おかしくなりそうだ…! ……口直しにミカ茶飲んどこう)ゴクゴク

アルミン(何が癒しの効果だよ、そんなもの全然ないじゃないか! アニの嘘つき! 甘党! オイル中毒!)グスグス

アルミン(甘い、甘いよぅ……もうほとんど液状だし飲んじゃおうかな……飲んだら死ぬかな……死なないといいな……)グスッ...


エレン「……はぁ」ストンッ

ミカサ「エレン、どこに行ってたの? 心配した」

エレン「心配って、お前の視界に入るところにずっといただろ……俺はアルミンの様子見に行ってたんだ」

アニ「感動で泣いてたでしょ?」ドヤァ

エレン「泣いてはなかった。けど、目は赤かったな」

アニ「あーやっぱり」モグモグ

ライナー「……だろうな」

ライナー(気がついたら、空の器が目の前にあった……ってことは、俺はアニの手料理を食ったんだろうか……? おかしい、全然記憶にないぞ……)ドヨン

ミカサ(……アルミン、かわいそう。後で何か食べ物を……いえ、食べ物はやめたほうがいいのかもしれない。何かしてあげよう)

サシャ「アニ、そっちのねこちゃんのチョコください」クイクイ

アニ「1ダースで足りる?」ザラッ

短いですが今日はここまで 次回は大トリ・コニー
アルミンが他の人より短めなのは絡む相手がいないからです 爪が2cm伸びたことは(指摘する人がいないため)本文中には出てませんが、きちんと伸びてます

そして今回も初っ端に末尾二桁素数が出ていたので、人格増減チャンスが発生します
説明は前々回・前回とほぼ同じなので要領がわかっている人は読み飛ばしても大丈夫です
ちなみに現在の人格は(数え間違っていなければ)戦士ライナー(ID:D4ZksJCg)です





【人格増減チャンス】  安価↓2

※ 人格を減らしたい場合は【甘党・辛党・もこみち・食堂のおばちゃん】の中から指定。【戦士・兵士】の人格は消すことができません。【戦士・兵士】が指定された場合はこのチャンス自体が無効になるので注意

※ 人格を増やしたい場合は自由に食べ物属性を指定することができます。既に出ている【野菜嫌い・酸っぱ党】も可。ただし【辛いものが苦手・おもてなし・フードファイター候補・ご家庭の料理人】は不可。【甘党・辛党・もこみち・食堂のおばちゃん・メンヘライナー】は既に追加されているので不可。食べ物に関連しない属性は指定不可。

※ 秒数末尾二桁が素数の場合(02 03 05 07 11 13 17 19 23 29 31 37 41 43 47 53 59)成功。指定された人格が増減します

42なので増減失敗 というわけで人格ローテーションは【戦士(現在・ID:GTsFVi4g)→甘党→兵士→辛党→もこみち→食堂のおばちゃん】のままです

次回ですが、GW中は時間が取れるかどうかわからないのでちょっと時期は明言できません
今月中は微妙なところですが、遅くともGW明ける前に一度は来たいとは思ってます 

それではまた次回をお楽しみに 安価のご協力ありがとうございました

再開します 現在は戦士ライナー(ID:GTsFVi4g)。今回は人格変化はありますが、増減チャンスはありません

また、今回は(とても厳しい条件ですが)資金増加チャンスがあります。次回以降のためにみんなで協力してお金をもぎ取ろう!


コニー「……よし、できた!」ドロォッ...

ベルトルト「……あのさコニー。パフェに散々コショウや唐辛子をかけた僕が言うのもなんだけどさ」

ベルトルト「それ……パフェの原型ないよね? ただの斑色の液体だよね?」

コニー「これでいいんだ」キリッ

ベルトルト「よくないよ」

コニー「なあベルトルト。このパフェを食べる前にアニが言ったことを覚えてるか?」

ベルトルト「『もこみち神様の偉大さを知らないくせに』」

コニー「ベルトルトにじゃなくて、俺に言ったことだよ。お前もその場にいたろ?」

ベルトルト「……ああ、確か『>>926』って言ってたよね」

甘味なんて所詮は下等で下劣な食べ物、あんたは私みたいになっちゃあいけない。
ベルトルト様について辛味の真髄を教えていただきな


ベルトルト「確か『甘味なんて所詮は下等で下劣な食べ物、あんたは私みたいになっちゃあいけない。ベルトルト様について辛味の真髄を教えていただきな』って言ってたよね」

コニー「そうそう、やっぱり甘いものより辛いもののほうが……って、違ぇよ! アニは俺にケンシキを広めろって言ったんだ! 覚えてないのか?」

ベルトルト「ごめん……知らない」

ベルトルト(あの時は確か、コニーを辛党に勧誘するのに必死だったから……)ウーン...

コニー「正直、ケンシキってのが未だによくわからねえが……俺は、馬鹿なりにその意味を考えた」

コニー「その結果がこれだ。甘みと辛さが調和してるのが見てわかるだろ?」ドロリ

ベルトルト「喧嘩してるようにしか見えないよ」

コニー「この液た……パフェを完食したら、きっとこの世界から争いはなくなるはずなんだ」

ベルトルト「スケール大きくない? あと液体って言いかけたよね?」

コニー「甘党も辛党も、まだ見てない酸っぱ党や塩分大好きっ子も……好き嫌いなくなんでも食べるようになるはずなんだ! ……野菜以外」ボソッ

ベルトルト「何か付け加えたね」

コニー「気のせいだ! ――だから俺は、この物体を体内に取り込む!」

ベルトルト「物体って言った」

コニー「気のせいだ!! というわけでいただきます!」パクッ


【パフェを食べたコニーの台詞or行動】 安価↓1~3をミックス

※ 完食の成否は秒数にて決定するので、あくまで「パフェを食べたコニーの台詞or行動」を書き込んでください

※ 場を見苦しく汚す行為・コニーが再起不能になるような行動は不可





【資金増加チャンス】安価↓1~3の秒数末尾二桁の合計値で、コニーがパフェを完食できたかどうかが決まります(変化の幅は00~177)

 ※ 合計値が00、01の場合:完食成功! この世界から食べ物に関する争いは一つもなくなる。次スレで【ミカサ・アルミン・ジャン・コニー・ライナー(甘党・辛党のみ対象)・ベルトルト・アニ・ユミル】の属性・隠れ属性がリセットされ、空から二万円が降ってきて食べ歩きメンバーの資金になる(この時リセットされた属性は、次回の登場時に再指定可能)

 ※ 合計値が素数の場合:頑張ったけど半分しか食べられなかった。次スレで【アルミン・ジャン】の隠れ属性がリセットされ、コニーがパフェの底から五千円相当の「何か」を見つける。その「何か」を食べ歩きメンバーの資金源にできるかどうかはその後の安価次第

 ※ 合計値がそれ以外の場合:こんなものは食べられない。次スレで【アルミン・ジャン】の隠れ属性がリセットされる


コニー「……」ジャリジャリ

ベルトルト「コニー……なんかじゃりじゃり言ってるけど、本当に大丈夫? それパフェを食べるときの擬音じゃないよね?」

コニー「…………」ジャリジャリ

ベルトルト「あっ……でもこれ、確か中にかき氷が入ってるんだっけ。じゃあ氷を噛み砕く音かな」

コニー「……へへ」

ベルトルト「……? コニー?」

コニー「へ、へへ……へへっ!」ニカッ

ベルトルト「わあ、すごい引きつった笑顔だぁ」

コニー「へへ、流石アニの料理だぜ。個性が爆発してるだけじゃなくて俺の舌まで爆発しそうだ! ……おっと、これは俺の舌が野菜になっちまったってことじゃねえんだぜ?」チッチッ

ベルトルト「わかってるよそれくらい。……あとそれ、アニのパフェじゃなくてサシャが作ったパフェだよ。訂正しておくね」

コニー「おっと、すまねえな……あまりにも美味しすぎてちょっと間違えちまった」

ベルトルト「どの辺が?」

コニー「聞くな」

ベルトルト「ごめん」


コニー「へへへっ……へへ、でも全然大したことねえな! 母ちゃんに無理矢理食わされた生野菜のサラダよりは全然いけるぜ! 本当に……おいしいよ……」ジワッ...

ベルトルト「……」

コニー「これさぁ、きっと……おいしかったんだろうなぁ……サシャが作ってたの見てたけどさ、楽しそうだったもんなぁ……へへへっ……」

コニー「船の絵を書いてる時はさ、すげぇ一生懸命でさ……邪魔しちゃ悪いなって思ってよ……」

ベルトルト「…………」

コニー「それにさ、アニの……アニの特製のかき氷とかさ、入ってんだろ……? もう原型ないけどな……」

コニー「本当に……甘さと、辛さが融合した……素晴らしい料理だよ……!」

ベルトルト「……………………」ダラダラ

ベルトルト(気まずい、気まずすぎる……! 誰だよ、コニーにコショウと唐辛子なんか勧めたの! ……あっ僕だ)


コニー「よーしベルトルト!なんか、こう!歌とか躍りとかして俺のテンションを盛り上げてくれ!」

ベルトルト「えっ? ……そんなこと急に言われても」オロオロ

コニー「なんか段々辛くなってきた!頼む……」グスッ...

ベルトルト(ああっ、コニーが泣いちゃった……!)オロオロ

ベルトルト(どうしよう、でも歌と踊りは嫌だな……何か別のことをして気を紛らわしてあげよう)



ベルトルトが苦しむコニーのためにしてあげたこと 安価↓1


ベルトルト(甘党のアニならここで追いオリーブやシナモンマシマシするんだろうけど、僕は理性的な辛党だ……! この状態のコニーに更に何か食べ物を与えるなんて愚は犯さない!)

ベルトルト(ええっと、コニーは歌と踊りって言ってたよね……? 何かあったかな)

ベルトルト(……そういえば、故郷の村に伝統的な踊りがあったっけ。結構ノリノリな感じの)

ベルトルト(でもこれ、一人でやるの恥ずかしいんだよな……///)モジモジ

コニー「ベルトルト早く早くなんか出ちゃう俺」

ベルトルト「うっ……わかった、やるよ」

ベルトルト(せめて、ライナーかアニが反応してくれたら助かるんだけど……よし)スーハースーハー


ベルトルト「コニー、ボンバイエ……///」ボソボソ...

コニー「聞こえねえよ! もっと激しく!」

ベルトルト(うぐ……っ! もう、仕方がない! こうなればヤケだ!)

ベルトルト「コニー! ボンバイエ! コニー! ボンバイエ!」パチパチ

コニー「おおっ、いいぞベルトルトその調子だ! よろしく頼む!」

ベルトルト「うおおおおっ!! コニー! ボンバイエ!! コニー!!! ボンバイエェィッ!!!!」パチパチ クネクネ



【人物指定】ベルトルトの踊りを目撃していた人物 安価↓1~3

※ 【エレン・ミカサ・アルミン・ジャン・マルコ・ライナー・アニ・サシャ】の中から一人を選択。ライナーが指定された場合、人格は安価↓3の時点のものを採用

※ 秒数末尾一桁が奇数でドン引き、偶数(0を含む)でベルトルトのノリに乗っかります

※ 数値が大きければ大きいほど反応が大きくなります。それぞれの最大値は9と8です

※ 二回以上指定された場合は末尾一桁を一桁になるまで合計。例えばエレンが三回指定され、数値が9・4・3だった場合、9+4+3=16→1+6→7となります

ミカサ

話を進める前に一応お断り
性格変動は>>942までを採用、人物はサシャ・ライナー(戦士)・ミカサ、数値はそれぞれ8・9・4(2+2)を採用します


ライナー「……」ジーッ...

ライナー(ベルトルトの奴、何をやっているんだ……? あれは俺たちの故郷の踊りじゃないか)

ライナー(相当恥ずかしいんだろうな、耳まで真っ赤だ……ん? こっちを見てるな)

ライナー(一緒にやろうってことか? ……いやいや、冗談じゃない。あんな恥ずかしいことできるか。ベルトルトには悪いが、無視だ無視)プイッ



ベルトルト(ああっ、ライナーがそっぽを向いちゃった……! どうしよう……!)

ベルトルト(アニは何か一生懸命エレンに教えてるし、もう、一人でやるしか――)ジワッ...



サシャ「コニー、もう食べ終わりましたかー?」ヒョコッ

ミカサ「そろそろ器を片付けたい。……ので、早く――」


ベルトルト「コニー! ボンバイエ! コニー! ぼんば……」ハッ



サシャ「……」ジーッ...

ミカサ「……」



ベルトルト「……あ、ああ、ああああ……っ!///」カアアアッ...

ベルトルト(み、見られちゃった……! うわぁ、恥ずかしい……!! 消えてなくなりたい……!)プルプルプルプル...

コニー「おいミカサ、サシャ! お前らもベルトルトのこと手伝ってやってくれ!」

サシャ「はい? ベルトルトを?」

ミカサ「……あのベルトルトの何を手伝えと言うの」

コニー「ベルトルトは>>947のためにやってくれてるんだよ、頼む!」

世界平和


コニー「ベルトルトは世界平和のためにやってくれてるんだよ、頼む!」

サシャ「なんと……! そうだったんですか……!」

ミカサ「……本当?」チラッ

ベルトルト「当たらずとも、遠からずかな……」ハハハ

サシャ「ということは、こうしちゃいられませんね! ――ベルトルト、鳴り物を持っては駄目なんですか!?」スチャッ

ベルトルト「鳴り物!? ……たぶん、駄目なことはないと思うけど」

サシャ「では私はこちらのスプーンを持って……ほらミカサも! はい持って!」グイッ

ミカサ「えっ? で、でも……こういうのは、その……恥ずかしい……///」モジモジ

サシャ「何を言ってるんですっ!? 世界平和がかかってるんですよ恥ずかしいとか言ってる場合じゃないんですよ! そうですよねコニー!?」

コニー「おうっ!! 世界の行方はお前らに委ねられてるんだ!」キリッ

サシャ「さあベルトルト、かけ声をお願いします!」

ベルトルト「僕が!? え、えっと……それじゃあ、せーのっ」スゥッ...


ベルトルト「コニー! ボンバイエ! コニー! ボンバイエ!」パチパチ

サシャ「コニー! ボンバイエ! コニー! ボンバイエ!」カチカチ

ミカサ「コニー……ぼ、ボンバイエ……///」パチパチ

コニー「声が小さいぞぉっ! もっと激しくっ!!」

ベルトルト「コニー! ボンバイエ! コニー! ボンバイエ!」パチパチ

サシャ「コニー! わっしょい! ボンバイエ! コニー! いやっほう! ボンバイエ! えいえいおー!」カチカチ

ミカサ「コニー……ううっ、コニー……お願いだから、早く食べて……」パチパチ...

コニー「っしゃあっ! 任せとけ! 今これを食わずに減らす方法を考えるからよ!」





>>950「……ねえ、さっきから何してるの」

※ 【エレン・アルミン・ジャン・マルコ・アニ】の中から一人を選択

アルミン


アルミン「……ねえ、さっきから何してるの」

サシャ「あっ、アルミン! よかったら一緒にやりませんか?」クネクネ

アルミン「何のために?」

サシャ「それはもちろん世界平和のためですよ! ですよねコニー?」

コニー「おうっ! 世界は平和になるんだぜ!」

アルミン「…………」

サシャ「あ、あれっ……? アルミン、どうしたんですか……?」オロオロ

コニー「そうだぞ、ノリ悪いぜ? そんな時は一緒に踊って発散し――」アセアセ

アルミン「……あのさぁ、いつまでも遊んでないで後片付けしようよ。食事の時間にはみんなここを使うんだよ? このままにしておけないでしょ?」


コニー「……はい」

サシャ「すみません……」シュン

アルミン「ミカサとベルトルトも付き合ってないでさ、二人を止めてよ。君たちも一緒になってどうするの」

ミカサ「うっ……ごめんなさい、アルミン」

ベルトルト(僕がやりだしたとは言えない……)

アルミン「……ベルトルト? 返事は?」

ベルトルト「はいすみませんごめんなさい!」ピシッ

アルミン「……はぁ。食べ終わったなら、手分けして食器運んでよね。今は僕とアニしかやってなくて、手が足りないんだから」スタスタ...



コニー「……」

サシャ「……」

ミカサ「……」

ベルトルト「……」


ベルトルト「し、死ぬかと思った……!」プルプルプルプル...

サシャ「なんでアルミンあんなに怒ってるんです……?」ガタガタガタガタ...

コニー「俺が知るかよ……なあミカサ、アルミンがあんな風になることってよくあるのか?」

ミカサ「いえ、私が記憶している限りではあまりない。……はず」

ベルトルト「……食器、運ぼっか」カチャッ

サシャ「そうですね……片付けないと、いけないですもんね……」カチャカチャ

コニー「俺もいいや……サシャには悪いけど、もう食える気がしねえ」

ミカサ「では、コニーとベルトルトの食器を調理場に運ぼう。壊さないように気をつけて」

サシャ「……あ、コニー。食べ終わったんならあの言葉を言わなきゃ駄目ですよ。ちゃんと区切りをつけないと」

コニー「ん? ……ああ、そっか。そうだな」



コニー「……ごちそうさまでした」


―― しばらく後 調理場

コニー「……ふぅ、すげぇ汗かいたぜ」フキフキ

サシャ「そうですねー……でも、あの後一生懸命働いたせいでお腹空いてきちゃいましたよ!」

ジャン「まだ食うのかお前」

サシャ「何言ってるんですか! 今は午前中ですからね、食べ歩きはまだまだこれからですよ!」

ベルトルト「あれっ? 今って午前中だったっけ?」

サシャ「そうですよ、まだお昼ごはんさえ食べてないんですから!」

ミカサ「……私はもう、三ヶ月くらいパフェと戦ってる気がする」ハァ

マルコ「ははは、ミカサは大袈裟だなぁー……」チラッ



アルミン「…………」ムスッ...



マルコ(どうしてアルミンは不機嫌なんだろう……? 僕たちと別れた後、何かあったのかな……?)


ライナー(大阪城)「おい、食堂の掃除終わったぞ」モフッ

アニ「机の上を拭いて、椅子も整頓してきたよ。これで私たちがあそこにいたって証拠はどこにも残ってない」

エレン「やったのはほとんど俺だけどな。ベルトルトもアニも喧嘩するなよ、せめてコショウとシナモンは控えてくれ」ハァ

ベルトルト「ごめんねエレン、もう脊髄反射みたいなものになっちゃって……」テヘペロ

エレン「あとライナーは着ぐるみ脱げ。俺が整頓した椅子をめちゃくちゃにするなよ」

ライナー(大阪城)「んなこと言われたって動きづらいんだ、仕方がないだろう」モフッ

エレン「仕方がないで済ますなよ」

ライナー(大阪城)「しかし、十人分ともなると器も結構な量だな。これを片付けるにはかなり時間がかかるぞ」

エレン「そうだな……それじゃあまず、その着ぐるみを脱いでくれ。狭いから」

ライナー(大阪城)「それは無理だ」キリッ

エレン「……無理なのかよ」

ミカサ「この量だと、調理場をお昼の食事係に明け渡す時間から逆算して……たぶん、三人で取りかかれば充分だと思う」

マルコ「三人ね……じゃあ、器を洗う人を決めようか」


【人物指定】皿洗いメンバー 安価↓1~3



 【エレン・ミカサ・アルミン・ジャン・マルコ・コニー・ライナー・ベルトルト・アニ・サシャ】の中から一人を選択



※ 食べ歩きメンバーである【ミカサ・アルミン・ジャン・マルコ・サシャ】が指定された場合、次回の食べ歩きには参加できません。次々回からは無条件で復帰です

※ 食べ歩きメンバー以外の【エレン・コニー・ライナー・ベルトルト・アニ】が指定された場合、次回の食べ歩きのゲストとして参加することはできません。次々回からは指定されればゲストとして参加することができます

※ この場にいない【ユミル・クリスタ】を指定することはできません

※ 再び「大食い挑戦」などの資金増加チャンスになった場合、特定の属性を持った人物がいると有利に進めることができます

※ サシャが皿洗いに指定された場合、次回の食べ歩きは【おもてなし+α】が適用されません

※ マルコが皿洗いに指定された場合、次回の食べ歩きで「大食い挑戦」などが発生しても参加させることができません

※ もちろん次回の食べ歩きが「大食い挑戦」とは限りません。よく考えて指定しましょう

※ 連投や前の人と名前が重複した場合など、不測の事態が起きた場合はこちら側で再安価を指定します


ミカサ「マルコ、皿洗いなら私とサシャとアニでやる。別に決める必要はない」

サシャ「そうですね、後片付けをするまでが料理ですし」

アニ「オリーブオイルでぴかぴかにしてあげる」キュッキュッ

マルコ「いや、あんなにおいしいものを振る舞ってもらったんだ。最初から最後まで任せるってわけにはいかないよ」

ジャン「そうだな、これでお前らに後片付けもさせるんじゃバチが当たるぜ。いいからゆっくりしてろよミカサ」

サシャ「……私は?」

ジャン「ついでにサシャ」

アニ「それじゃあお言葉に甘えさせてもらおうかな。あんたたまにいいこと言うよね。オリーブオイルいる?」チャポンッ

ジャン「いらねえ」


マルコ「三人だから……そうだな、まずは僕が引き受けるよ」

サシャ「えっ? マルコ、いいんですか? 次の食べ歩きに参加できなくなっちゃいますよ?」

マルコ「うん、それは残念なんだけど……さっきのカレーとパフェで結構お腹いっぱいなんだ。終わったら合流するからさ、みんなで何か食べててよ」

マルコ「さて、他には誰かいない? あと二人なんだけど」キョロキョロ

ベルトルト「……じゃあ、僕やろうかな。他にやることもないし」

マルコ「そうか、助かるよ。それじゃあもう一人は……」

コニー「俺がやる! 一緒に作ったから食器の位置も大体覚えてるしな」

エレン「やるのはいいけど皿割るなよ?」

コニー「割らねえよ! 母ちゃんの代わりに家事やってた時期があるからさ、こういうのは結構得意なんだぜ?」

サシャ「へえ、そうなんですか? 意外ですね」

コニー「これでも俺は『ラガコ村の主夫』って呼ばれてたんだ……!」ドヤァ...

ジャン「いまいち嬉しくねえ名前だな」

ミカサ(……コニーに爆破以外の特技があってよかった)ホッ


エレン「なら、今回はこれで解散ってことでいいんだよな? ――頼んだぜ、三人とも」ポンッ

ベルトルト「うん、任せておいて」

ライナー(大阪城)「蜂蜜の洗剤が欲しくなったら言えよ? 在庫はたっぷりあるからな」

マルコ「それはいらないかなー……」

サシャ「私たちも移動しましょっか? どこか空き教室にでも入って次の食べ物を探しましょう!」

ジャン「もう大食いは勘弁してくれ。胃が保たねえ」

ミカサ「辛いものと甘いものもやめてほしい」

サシャ「えー……それだと選択肢がほとんどなくなっちゃいますよ?」

アルミン「……」





アニ「……ちょっと待ちな、あんたたち」


今回はここまでになります 皆様のご協力のおかげでやっとパフェ編にケリがつけられそうです。ありがとうございました
次回の投下は新しくスレを建てますので、以降このスレに何か書き込む場合はsageでお願いします 

一応今後の流れとしてはおみやげ配布(鳩の血のデザートと萩の月)・ユミル帰還・ユミルとアルミンにミカサのパフェを振る舞ってから次回の食べ物安価になる予定です
資金増加のイベントも薄ぼんやりと考えていますのでお楽しみに

次回はたぶんGW明けになるかと思いますが予定は未定です 
それではみなさん、お疲れ様でした。よい週末をー

書き忘れた
次回は甘党ライナー(ID:o/ol/rlI)からスタートです

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年02月07日 (金) 21:52:42   ID: gW63BCpC

おもしれえw続きが見たいね

2 :  SS好きの774さん   2014年05月06日 (火) 19:52:24   ID: ZjQJjx9K

面白いわこれ

3 :  SS好きの774さん   2014年05月14日 (水) 01:30:31   ID: keAVkYtw

新スレはまだだろうか

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