P「今日は俺の誕生日か」(124)

P「といっても20越えてからはあんまり嬉しくはないよな」

P「親からプレゼントもらうって歳でもないし……」

P「そういえば765プロのみんなは俺の誕生日知っているのかな?」

P「う~ん、俺の誕生日なんて言ったことないから知ってるはずないだろうな……」

P「よし、今日はただの平日だと思って出社しよう!」

P「そうすれば気まずい空気にならずにすむだろうし」

P「……ってもうこんな時間か!? 急がないと!」

765プロ


P「ハァ…ハァ…おはようございます!」

美希「あ、ハニー! おはようなのー!走ってきたの?」

P「おはよう美希。そうなんだよ、ちょっと電車に1本乗り遅れてさ……」

美希「もー、ミキはハニーに早く会いたくて早起きしてきたのに~……あふぅ」

P「あはは、ゴメンゴメン」

美希「まあみんなより先にハニーに会えたからよかったの! 今日は特に!」

P「ん? 何か俺に用があるのか? スケジュール的には昼から仕事だろ?そのときじゃダメなのか?」

美希「ダメダメ! だって……」

美希「ハニーの誕生日のお祝いを一番にするのはミキだもん!」

P「え……」

美希「じゃあ言うね? ……ハニー、誕生日おめでとうなの!」ギュ


P「うお!? あ、ありがとう……知ってたのか?」

美希「当たり前なの! ミキ、ハニーの事ならなんでも知ってるよ?」

P「そ、そうか……今日は祝われない覚悟で来たんだけどな」

美希「うーん、絶対それは無いと思うの……あ、そうだ!」ガサゴソ

美希「ハイ、いつもお世話になってるハニーへのプレゼントなの!」

P「プレゼントまであるのか! ありがとう美希! すごく嬉しいよ!」

美希「アハッ☆ ねえねえ、プレゼント早く開けて欲しいな!」

P「ああ、今すぐ開けるよ」ガサゴソ

P「お、コレって……」

美希「ネクタイなのー! あっ、そうだ! 今からミキが結んであげるね!」

P「あはは、じゃあせっかくだから頼もうかな?」

美希「任せるの! ちゃんと将来のために練習してたんだよ?」

美希「んーと、ここをこうして……」

P(なんか新婚さんみたいだな……いやいや、何考えているんだ俺)

美希「ハイ、完成なの! うん、ハニーばっちり決まってるの!」

P「はは、ちょっと照れるな……」

美希「ねえねえハニー? せっかくだからこれから毎日それつけてきてね♪」

P「もちろんそのつもりだよ! 改めてありがとな、美希」

美希「アハッ☆ ミキもハニーが喜んでくれて嬉しいな!」

美希「それにしても遅いなー、もっと早く来ると思ったから早起きしたのにー……」

P「ん? 他にも誰か早めにくるのか?」

美希「うん、昨日すごくはりきってて一番に渡すんだーって言ってたのに……」

ガチャ

美希「あ、やっと来たの」

真「はぁ…はぁ…あ、美希! あ~やっぱり一番乗りは駄目だったか~」

P「おはよう真、そんなに急がなくても仕事はまだだろ?」

真「おはようございますプロデューサー! いやだって今日は……」

真「あれ?そのネクタイ美希のプレゼントですよね? 似合ってますよ!」

P「あ、ありがとう……ってなんで真が知ってるんだ?」

美希「それはミキと真クンが一緒にハニーへのプレゼント買いに行ったからだよ?」

真「そうなんです。ボク、こういうのよくわからなくて……それで美希に」

P「そうだったのか……って真も?」

真「ハイ! それじゃあ……」

真「プロデューサー誕生日おめでとうございます! これプレゼントです!」

P「おお! ありがとう真! 早速開けて良いか?」

真「もちろんです!」

P「これは……タイピンか!」

真「はい! 美希がネクタイを選んでいたのでそれに合うようなモノにしたんです」

真「ど、どうですか?」

P「もちろん嬉しいよ! 今からつけさせてもらうよ」

真「ありがとうございます! へっへーん、やーりぃ!」

真(最初はクマのぬいぐるみを送ろうと思ってたけど美希に止められたんだよなー)

真(『真クン、それは無いと思うな』だって、そんなに駄目だったかなぁ?)

真(よーし、今度は美希に頼らずにボクだけでプレゼント考えよう!)

真「あの、プロデューサー」

P「どうした?」

真「来年はもっとすごいの贈りますから楽しみに待っててくださいね!」




P「……ふぅ、書類整理おわりっと」

P「美希と真はレッスンに行ってるんだっけか」

P「さてと、そろそろ休憩しようかな」

雪歩「あ、あのぅ……」

P「うわっ! 雪歩!? いたのか?」

雪歩「す、すみません! プロデューサーが忙しそうだったので声掛けられなくて……」

P「そうか、俺に気を遣ってくれたのか。ありがとな」

雪歩「は、はいっ」

P「それで俺に何か話でもあるのか?」

雪歩「あ、あのっ……」

雪歩(うぅ、やっぱり緊張しちゃうよ~……)

雪歩(でも、頑張らないと!)

雪歩「ぷ、プロデューサー!誕生日おめでとうございまふっ!」




P「……」

雪歩「……」

P(……噛んだ)

雪歩(噛んじゃいました……)

雪歩「……うぅ、こんな時に噛んでしまうダメダメな私なんて、穴掘って埋ま――」

P「ゆ、雪歩! とりあえずそのスコップをおろせ!」

雪歩「む、無理ですぅ! 恥ずかしすぎます!」

P(参ったな、どうすれば……)

P(ん? アレは……)

P「雪歩、机の上にある箱はなんなんだ?」

雪歩「えっ!? あれは……そのぅ」

雪歩「わ、私からの誕生日プレゼントです!」

P「え、本当か!? ありがとう雪歩!」

雪歩「あの、えっと……どうぞ!」

P「お、これは……お茶っ葉か?」

雪歩「はいっ! ……あの、もしよかったら今煎れてきましょうか?」

P「いいのか? じゃあお願いするよ」

雪歩「えへへ、少し待ってて下さいね」

~~~~~

~~~

雪歩「プロデューサー、どうぞ」コトッ

P「どれどれ……うん、すごく美味しい」

雪歩「ほ、ホントですか?」

P「ああ、香りもいいし……雪歩が丁寧にいれてくれてるのがわかるよ」

雪歩「そんなっ! 私は普通にやってるだけで……あの、そのぅ……」

雪歩「お…おかわり持ってきますぅ!」

P「あ……うーん、逃げられるってことはまだ男性恐怖症なおってないのかな?」

P「最近なおってきたと思ったけど……うん、お茶が上手い」

ガチャ

春香「おはようございま――きゃあっ!」

どんがらがっしゃーん!

P「春香! 大丈夫か?」

春香「あいたたた……はい! これくらい平気です!」

P「ほら、立てるか?」スッ

春香「あ…ありがとうございます」

春香(プロデューサーさんの手、握っちゃった♪)

P「まあケガしなくて良かったよ」

春香「大丈夫ですよ~……そうだっ、プロデューサーさん」

P「どうした?」

春香「今日誕生日ですよね? おめでとうございます!」

春香「プレゼントもあるんですよっ……え~と」ガサゴソ

春香「はいっ! ケーキ焼いてきたんです!」

P「おお、ありがとう! これ今食べても良いか?」

春香「どうぞっ!」

春香(良かった、ケーキ潰れてなかったよ~)

P「……うん、旨い! 流石春香、そこらへんのケーキ屋よりもうまいよ!」

春香「そうですか? えへへ、嬉しいなぁ……」

P「いや~、やっぱりお嫁さんにしたいアイドル一位なだけあるな!」

春香「お、お嫁さんだなんて……」

春香(……あれ、これってもしかしてチャンスかな?)

春香(よーし、今日こそ!)

春香「あの、プロデューサーさん!」

P「ん?」

春香「私……私、プロデューサーさんのこと――」

雪歩「プロデューサー、おかわり持ってきまし……あれ? 春香ちゃん?」

春香「うわあ!? 雪歩! いたの!?」

雪歩「う、うん。お茶を入れてたんだけど……どうしたの?」

春香「いや!? なんでもなんでも、あはははは……」

春香「あっ! もうすぐレッスンの時間だから行くね!」タッタッタ

P「え? まだ早いんじゃないか? ……行っちゃったか」


春香(う~、また駄目だったよ~~)

春香(でも次こそはきっと……!)

春香「よ~し、ファイトー! オー!」

~~~~~


~~~



P「よし、みんなの送り迎えまで時間があるな……どうしようかな」

律子「プロデューサー、今いいですか?」

P「律子か? 今は空いてるけど」

律子「それは良かったです。ちょっとついてきてもらっても宜しいですか?」

P「? いいけど……」


~~~~~


~~~

P「ここは……メガネ屋?」

律子「ええ、言い忘れてましたけど…お誕生日おめでとうございます」

P「あ、ありがとう。でもなんでこんな所に?」

律子「それはもちろんプロデューサーに似合うメガネをプレゼントするためですよ?」

律子「前にプロデューサーがメガネ変えたそうにしてたのを思い出したのでちょうど良いって思ったんです」

P「確かに前々から変えたかったけど……」

律子「……迷惑、でしたか?」

P「そんなことはないさ! ただ律子に悪いなって思っただけで」

律子「こういう時くらい甘える方がいいですよ? それに私が好きでやってるんですし」

律子「どうしてもっていうんなら……そうですね」

律子「今度私の誕生日の時に、メガネをプレゼントして下さい。これでいいですか?」

P「……わかった。じゃあ選ばせてもらうよ!」

律子「ふふ、どうぞ。あ、これなんてどうです?」

P「よし、律子見てくれるか?」

律子「そうですね……あ、これなんて――」


律子(ふふ、来年期待してますよ? プロデューサー殿)

P「ちょっとデートみたいで楽しかったなー……」

P「あの後律子はすぐに現場に向かったから少しだけだけど」

P「さて、この後は送り迎えに行かないと!」


~~~~~~


~~~

ガチャ

P「ただいま戻りましたー」

亜美「あ、兄ちゃんおっはー!」

真美「おはよう兄ちゃんクン!」

P「2人ともおはよう。もうすぐで収録に行くから準備しておけよ?」

亜美真美「「りょーかい!」」

真美「あ、そうそう兄ちゃん兄ちゃん!」

亜美「亜美達からサプライズのお知らせだよ! ドンドンパフパフ~」

亜美真美「「せーの」」

亜美真美「「誕生日おめでとー兄ちゃん!」」

P「おお、まさか亜美と真美にお祝いしてもらうとは思わなかったよ!」

真美「え~!? それは心外ですな~」

亜美「うんうん、亜美達もやるときはやるオンナですぜ!」

真美「そうそう、プレゼントもあるんですぜ旦那!」

亜美「さあ兄ちゃん、受け取るがいい-!」

P「はは、ありがとうな。え~とこれは……手袋か!」

亜美「当ったり~! ちなみに亜美が右手担当で」

真美「真美が左手を編んだんだよ~?」

P「手作りか! すごいじゃないか!」

亜美「んっふっふ~、でしょでしょ~?」

真美「まあ真美達だけの力じゃないんだけどね~」

P「? 誰かに教えて貰ったとかか?」

真美「うん! 真美達には師匠がいたかんね!」

亜美「そろそろ来るっぽいよね? 一緒の現場だし」

ガチャ

響「はいさい! あ、プロデューサー! 誕生日おめでとう!」

亜美「お、噂をすれば」

真美「師匠! おはようございまーす!」

P「響、ありがとう! 師匠って響のことだったのか」

真美「そうだよ~! 教え方メッチャ上手かったよね、亜美?」

亜美「うんうん、女子力の高さがうかがえますな~」

響「あ、亜美と真美もう渡してるのか! じゃあ……」

響「プロデューサー! 自分からはこのマフラーをプレゼントするね!」

P「これはありがたいな! これからの季節にもってこいだし」

響「へへ、でしょ~? 通勤とかに使ってね!」

亜美「兄ちゃん、亜美達のもちゃんと使ってよ~?」

真美「これで兄ちゃんは今年の冬を越えられるっぽいね!」

亜美「いや~、いいことをした後は気持ちいいね~!」

響「まあなんたって自分たち、完璧だからな!」

P「ま、まあありがとうな、これから使わせて貰うよ」

P「……おっと、お前達、そろそろ時間だから行くぞ」

亜美真美響「「「はーい!」」」

亜美「そんじゃいっちょ」

真美「やりますかー!」

響「ここは自分にまかせるさー! じゃあねプロデューサー!」


P「ははは、あいつらはいつも元気だなあ」

P「よし、この次は千早を迎えに行かないと!」

~~~~~~~~

~~~~~


千早「みなさん、ありがとうございました」

千早「では私はこの辺で失礼します」

オツカレサマ-


P「千早、レコーディングはどうだった?」

千早「あ、プロデューサー。はい、今日はなかなか上手くいけました」

P「そうか、次のCDも期待してるよ」

千早「ええ、一生懸命歌います」

P「おっと、そろそろお昼か。ちょうど良いしどこかに食べに行くか?」

千早「……あの、プロデューサー」

P「どうした?」

千早「少し、そこの公園に寄りませんか?」

P「……もしかしてお腹減ってないのか?」

千早「その、実は――」


公園


P「弁当を作ってきた?」

千早「はい。あの、もし良かったら……」

P「もちろん頂くよ! お、旨そうじゃないか!」

千早「お口に合えばいいんですけど……」

P「どれどれ」

千早「ど、どうですか? やっぱり――」

P「……うまい! うまいよ千早!」

千早「――良かった」ホッ

P「それにしてもどういう風の吹き回しだ? 珍しいじゃないか」

千早「それは……プロデューサーの誕生日に贈るものが思いつかなくて」

千早「最近料理を春香から教わっていたので……」

P「そうか、ありがとな」

千早「礼をいうのは私です。いつも助けて貰ってるので」

P「そんなに言うほどたいした事はやっていないけど……お、これもうまいな」

千早「あ! それ自信作なんです。それからこれは――」




P(あの後弁当を食べ終わって事務所に送った後、千早はレッスンに行った)

P「まさか千早があんなに料理ができるようになるなんてな……」

P「このあとのスケジュールは……伊織とやよいを迎えに行かないとな」

~~~~~~~~~

~~~~~~


テレビ局


P「スマンやよい、伊織、待ったか?」

やよい「いえ、全然待ってませんよー! 少し前に終わったばっかりです!」

伊織「フンッ、もうちょっと早く来なさいよ」

P「悪い悪い、ちょっと色々あってな。撮影を見守るつもりだったんだけど……」

P「まあお前達2人の顔を見てたら大丈夫そうだな」

伊織「当たり前じゃ無い! この伊織ちゃんにかかればどんな仕事も余裕よ!」

伊織「アンタなんていなくても全く問題無いんだから!」

P「そ、そうか」

やよい「でも伊織ちゃん、『プロデューサー早く来ないかしら…』って言って――」

伊織「や、やよい!? 違うのよ! それはただ――」

やよい「でも私もプロデューサーに早く来て貰いたかったかなーって。だって……」

やよい「今日はプロデューサーの誕生日ですから早くお祝いしたかったんですっ!」

P「知っていたのか! やよいは優しいなぁ」

やよい「えへへー、あとプレゼントも用意しましたっ! どーぞ!」

P「おお、これは……べろちょろ型の携帯ストラップか?」

やよい「はいっ! そうなんです!」

やよい「私、あんまりお金に余裕が無いからこういう自分で作るモノを贈りたいなーって」

伊織「やよい、レッスンとかの空き時間使って作ってたのよ?」

やよい「あとは春香さんのお母さんに時々手伝って貰いました!」

P「そうか……ありがとう! 大事にするよ」

やよい「うっうー! これでお揃いですね、プロデューサー!」

伊織「……」

やよい「伊織ちゃん、どうしたの? 伊織ちゃんもプレゼント渡すんじゃないの?」

P「いや、無理に祝わなくてもいいよ。伊織も俺の誕生日とか知ってないだろ?」

伊織「……コレ」スッ

P「え?」

伊織「だ、だから! コレあげるって言ってるのよ!」

伊織「あくまでもたまたま誕生日を知ってただけだからよ! いい? わかった!?」

P「いや、それでも嬉しいよ。ありがとう……コレは――」

伊織「名刺入れよ。アンタの名刺入れ、そろそろ変えた方がいいと思ったのよ」

伊織「仮にも私たちのプロデューサーなんだから、きちんとしたものを使わないとねっ!」

P「はは、確かにな」

伊織「ま、そんなに考えて買ってないけど大事にしなさいよね?」

やよい「え? 伊織ちゃんプレゼントの買い物に行ったときすっごく悩んでたよ?」

伊織「ち、違うわよ! あれは――」

P「……伊織、これもずっと使い続けるよ。ありがとな」

伊織「……フンッ」




P「よし、伊織とやよいを家に送ってと……」

P「もう日が暮れてきたなー、そういえば事務所に誰か居るかな?」

ガチャ

P「ただいま戻りましたー!」

貴音「お帰りなさいませ、プロデューサー」

P「お、貴音か。今撮影が終わって帰って来たばかりなのか?」

貴音「いえ、ここに帰ってきたのは1時間前ですが……」

貴音「プロデューサーに用がありましたので待っていたのです」

P「俺に?」

貴音「はい、……プロデューサー、この度はお誕生日、誠におめでとうございます」

P「あ、ありがとう。なんかすごく丁寧でくすぐったいな」

貴音「それと……これはわたくしからの気持ちです」スッ

P「プレゼントまで! ありがとう!」

P「早速開けてもいいか?」

貴音「ええ、大丈夫ですよ」

P「……これは――靴か?」

貴音「はい、近頃プロデューサーの靴がすり減っていると思いましたので」

貴音「みなを引っ張るプロデューサーには綺麗な靴を履いて欲しいと思い、これを……」

P「そうか……でも俺の足のサイズとか大丈夫かなぁ?」

貴音「それはきっと問題ありません、履いてみて下さい」

P「ほ、本当か……」

P「……すごい、ピッタリじゃないか! 履き心地もすごくいいな!」

貴音「喜んでもらえて何よりです……ではわたくしはこれで」

P「あ、待ってくれ! どうして俺の靴のサイズを知っていたんだ?」

貴音「それは――」

貴音「トップシークレットですよ、プロデューサー……いえ」

貴音「あなた様っ♪」


バタン


P「う~ん、結局謎のままだったな……」

P(というかあなた様っていう呼び方をされると戸惑ってしまうな)

P「よし、書類をまとめておくか!」

~~~~~~~

~~~~


ガチャリ


小鳥「た、ただいま戻りました~……」

あずさ「やっと着きましたね~」

小鳥「ふぅ……あずささん、どうしてあそこで迷うんですか!? 一本道でしたよ!?」

あずさ「あらあら、おかしいですね~」

P「あ、音無さん、あずささんお帰りなさい」

小鳥「プロデューサーさん、あずささんを無事保護してきましたよ……」

P「あはは、だいぶお疲れみたいですね」

小鳥「そうなんですよ~! 気がついたら森みたいな所にいるんですよ!?」

あずさ「すみません、音無さん。いつも迷ってしまって……」

小鳥「いえ、案外運動にもなるのでそれほど困ってなかったり……」

P「アハハ……」

あずさ「あ、プロデューサーさん、お誕生日おめでとうございます」

小鳥「私からもおめでとうございますっ! プロデューサーさん!」

P「ありがとうございます! いやー結局全員にお祝いされたな~」

あずさ「うふふっ、それはそうですよ」

小鳥「はいっ! みんなプロデューサーさんを慕っているんですから」

P「そ、そうですか。なんだか小っ恥ずかしいですね……」

あずさ「あの~プロデューサーさん、これ私からのプレゼントです」

P「これは……日本酒ですか?」

あずさ「はい~、元々コレを買いに行こうと思って出かけたんですけど……」

小鳥「買った後事務所に行こうとして迷子になったらしいんです」

あずさ「すごくおいしいらしいので一緒にどうかな~って思ったんですけど……」

P「はい!是非一緒に飲みましょう!」

小鳥「プロデューサーさん? 実は私からもプレゼントがあるんです」

P「音無さんまで! すごく嬉しいですよ!」

小鳥「じゃーん♪ ビールグラスです!」

P「おお! ありがとうございます!」

小鳥「というわけで今夜は3人で私の家で朝まで飲みますよー!」

P「ええっ!」

あずさ「あらあら、それはいいですね~」


小鳥「じゃあパッパと書類片付けちゃいましょう!」

あずさ「私もできるかぎりは手伝いますから頑張りましょう、プロデューサーさん?」

P「あずささんまで!」

P「……まあ今日はみんなにお祝いされたし、とことん飲んでもいいかな!」

P「よーし、765プローー! ファイトー! オー!」



~~~~~~~~


~~~~~


~~~






高木社長「……私も765プロの一員だよ、キミィ……」

※後日社長と飲みに行きました


おわり

一日遅れだけど赤羽根P誕生日おめでとう

全員分書くの結構しんどいね


読んでくれた人ありがとね

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