日向「The 3名様」 (57)

※注意書き

・このスレではコロシアイはないため原作と異なる点が出てくるかもしれません
・日向はカムクラにはならずに超高校級の相談窓口として2年から本科に転入してきた設定です
・ネタバレは極力避けますがネタバレしてしまう可能性はあるのでご理解お願いします
・The3名様の登場人物はでません


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1388828174

chapter1 『そういえばいない』

学校帰りのとあるファミレス

九頭龍「……」カチャカチャ

左右田「……」ズゴゴゴ

日向「えーと……ちょっといいか?」

九頭龍「お?どうした?」

日向「大した話じゃないんだけどな」

左右田「おう」

日向「希望ヶ峰ってさ……濃い奴が多いだろ?」

九頭龍「あー……そういわれりゃ確かに」

左右田「オレから言わせりゃ九頭龍、お前も十分濃い奴に入ってると思うぞ……」

九頭龍「んだよ……オレだって好きで極道の家に生まれてきたわけじゃねえんだぞ。んで日向、それがどうした?」

日向「さっきふと思ったんだ、希望ヶ峰に超高校級の番長っていなくないか?」

九頭龍「オメー弍大がいるの忘れてんのか?」

日向「確かに俺も番長といえば弍大が真っ先に思い浮かんだんだ。だけどな、弍大って腹が弱いだろ?」

左右田「あ、それはわかるぜ!番長って言うとドッシリ構えてるイメージあるもんな!」

九頭龍「それと弍大って結構怖がりだった気がするぜ。結構前に狛枝がキレた時にビビってたの弍大じゃなかったか?」

左右田「あ、それ俺もだ……」

九頭龍「オメーもかよ!……そう考えてみりゃ意外と当てはまらねえかもな」

日向「当てはまらないというか弍大は見た目が完璧番長って感じだからな、その分ギャップが目立つって言うのが正しいかもな」

九頭龍「だったらよ、終里とか大神はどうだ。あいつらなら問題なさそうじゃねえか?」

左右田「それはツッコミ待ちか!?そもそも終里も大神も男じゃねーだろ!」

九頭龍「……なにかを率いるやつに男も女も関係ねえ、トップの器に性別なんてもんはねえんだ。」

日向「……九頭龍?」

九頭龍「悪い、こっちの話だ。けどよ、実際大神にしろ終里にしろ戦闘力はかなりのもんだろ、そういう意味じゃ向いてるんじゃねえか?」

左右田「終里は戦闘狂っぽいところあるしよ、弍大とは別の方向でドッシリしてない感じがすんだよなあ……」

日向「大神は不良って感じ全くしないしな、番長っていうイメージは湧いてこないな」

九頭龍「ぐっ……そ、それなら大和田とかどうだ?あいつは超高校級の暴走族だしモロに不良だぜ」

日向「大和田は結構キレやすいところあるぞ、終里と似た理由でダメなんじゃないか?」

左右田「でも、あのリーゼントは番長っぽいと思うぜ」

日向・九頭龍「それは分かる」

九頭龍「……あ、リーゼントっぽい奴がまだ1人いるじゃねーか」

日向「……もしかして花村か?」

左右田「花村はねーよ!あいつのどこに番長要素あるんだよ!」

日向「……ないな」

左右田「……」

九頭龍「……」

日向「……ドリンクバー行ってくる」

左右田「じゃあコーラ頼む。」

日向「おう」

九頭龍「オレは緑茶で。」

日向「んじゃ、行ってくるわ」

左右田・九頭龍「よろしくー」

chapter1 日常編:完

希望に溢れた(続)日常編

九頭龍「番長っぽいやつもう1人思いついた」

日向「誰だ?」

九頭龍「桑田」

日向「……桑田のどこに番長要素があるんだ?」

九頭龍「あいつピッチャーやってるだろ、後はリーゼントにすれば番長じゃねえか」

左右田「番長ってそっちの番長かよ!」


chapter1 FIN

1レス目でネタバレとネタバレ注意書くって斬新だな

>>9
あっ…(絶望)
まあダンガンロンパやってない人がダンガンロンパのSSみるとか考えにくいですし(震え声)

chapter2 『好きな子をからかっちゃう理論』

学校帰りのとあるファミレス

日向「……」モグモグ

左右田「……」ズジュルジュル

九頭龍「……!」

日向「九頭龍どうかしたか?」

九頭龍「悪い、妹から電話だ。ちょっと席離れるぜ」

左右田「ほいほい」

日向「いってらー」

左右田「……よし、行ったな。なあ、日向語ろうぜ!」

日向「なにをだよ……」

左右田「そこは察しろよ!ぶっちゃけて聞くけど日向って77期の女の子で誰が1番エロいと思う?」

日向「うーん……いきなり言うのもちょっと恥ずかしいというか……」

左右田「男同士っていうのはそういう話するもんだろ?日向とはまだ一回もそういう話はしてなかったもんな、言ってみろって!」

日向「ってか男同士なら別に九頭龍がいた時に話せばいいだろ?それと何でわざわざ九頭龍がいない時に言うんだよ?」

左右田「あいつがいる時に下ネタ振ると顔赤くしてどっかいっちまうんだよな。それか『お前まだ高校生だろ!そんな……関係ダメだろうが……』って顔真っ赤にしていうか」

日向「九頭龍が女の子ならカワイイ反応じゃないか?」

左右田「だよな!正直その時はなんで九頭龍が男なんだって思っちまった」

日向「あいつ結構小さくて顔もカワイイからな」

左右田「そうそう!ってか1年生の時以来九頭龍の前で下ネタ振ったことはないから、もしかして日向は九頭龍の赤面顔見たことないのか?」

日向「残念だけど見たことはないな。そもそも九頭龍が下ネタ苦手ってことすら知らなかったぞ」

左右田「……それならむしろ九頭龍が帰ってきてからこの話の続きしないか?多分イイものが見れると思うぜ!」グヒヒ

日向「それに賛成だ!って九頭龍戻ってきたぞ」ゲヒヒ

九頭龍「ただいまーっと」

日向「お疲れ。ちょうど今左右田と話してる時に九頭龍の意見が聞きたくなったんだ」

九頭龍「へえ、おもしろそうじゃねえか。その話聞かせてくれよ」

日向「それがな、左右田と俺で77期の女の子で誰が1番エロいかって話をしてたんだけど、九頭龍はどう思う?って話なんだが……」

九頭龍「は!?オメーらそんなバカみてーな話してたのか!?そんなことよお……そ、そんなこと話しても意味ねえだろ。もっと違う話しろよ。く、くだらねえ……」

左右田「くだらなくてもいいじゃんかよ、九頭龍はどう思うよ?」


九頭龍「オレはだな……オレはその……なんだ……別にいう必要ねーだろ……///」

日向(カワイイ)

左右田(カワイイ)

chapter2 日常編:完

希望に溢れた(続)日常編

九頭龍「オレだってそういう話に興味がねえわけじゃねえんだよ。ただよ……その……相手の気持ちとか考えずに『あいつはエロい』だの、『そいつとヤりたい』だの言うのは失礼じゃねえかなって思うんだよな……」

左右田(興味はあることを恥ずかしげに告白する九頭龍カワイイ)

狛枝(希望大明神)

日向(顔真っ赤にしながら質問に答えようとする九頭龍カワイイ)

左右田(誰だ今の)

chapter2 FIN

続きは明日のお昼があんかけチャーハンなら21:00ごろに投下する予定

1話ごとの長さってもっと長くした方がいいんですかね?

これくらいでいいと思います
1000まで完走してくれれば...(ゲス顔

これから投下します

今回はちょっとだけ量を増やすことに
次回以降の話も長くなるかは未定

>>20
1000まで完走とかゲスすぎぃ!

chapter3 『女子力を鍛えたい』

学校帰りのとあるファミレス

日向「……」チュー

九頭龍「……」スマホイジイジニコニコ

左右田「……低くねーかな?」

日向「なにがだよ?」

左右田「オレたちってさ女子力低くねーか?」

日向「そりゃ俺たち男だし低くて当然だろ」

左右田「いーや違うね。これからの時代は女子力の低い男は生きていけないぜ」

日向「それはないだろ……」

左右田「というわけで、今からオレ達で女子会な!」

日向「しょうがないな……そもそも俺女子会って詳しくないんだが、何するんだ?」

左右田「雑誌によるとお菓子食って話すらしい」

日向「お菓子?パフェとかか?」

左右田「パフェはコーラに合わないからヤダな、ポテトで代用すっか。九頭龍もそれでいいだろ?」

九頭龍「ん?悪いけどちょっと待ってくれ…………っと、ひと段落ついたな。」

日向「なんか用事だったのか?」

九頭龍「まあ、そんなとこだ。毎年この時期に近くで祭りがあるだろ?その祭りで屋台を出す奴らとの話がまとまったらしくてよ、オレが最終確認のために目を通してたってわけよ」

日向「そういや九頭龍は祭りが好きだったな、だからあんなニヤけてたのか」

九頭龍「やっぱり祭りはいいもんだからよ、どうしても顔が緩んじまうな。ちょうど2週間後が祭りの当日だったな、オメーらも行くだろ?」

日向「ああ、是非とも行きたいたいな。九頭龍も左右田もその日は暇か?一人で行くのもなんだから一緒に屋台でも回らないか?」

九頭龍「そいつはいいな!」

左右田「オレはパス」

日向「用事でも入ってるのか?」

左右田「そうじゃねえけどさ、オレはソニアさんと2人で回りたいんだよ!」

九頭龍「オメーがソニアと……いやいや無理だろ。ソニアはオメーのことよく思ってねえだろうし。」

左右田「そういうこと言うか!?見てろよ!今ソニアさんにメールでOKもらってやる!……」

九頭龍「なにスマホ持ったまま固まってんだよ……ビビってんのか?」

左右田「ビビってねーから!……ただ今のオレは女子力高まってないからな、そんな時にソニアさんを誘うだなんて無礼なことは……ちょっとな」

日向「逃げたな」ヒソヒソ

九頭龍「ごまかしやがったな」ヒソヒソ

左右田「聞こえてんだよ!とりあえずポテトの盛り合わせ頼むからな。ポテトが来たら女子会スタートだぜ!……っとその前に飲み物とってくるわ。コーラなくなっちまった」

九頭龍「ついでにオレのも、コーラな」

日向「じゃあ俺の分のコーラも頼むわ」

左右田「はいはいっと」

ーーーー数分後ーーーー

左右田「お、来た来た。いただき!」

日向「たまに食うとホントうまいわ」

九頭龍「左右田じゃねえけどポテトにはコーラが合うよな」

ーーーー10分後ーーーー

九頭龍「最近日向って筋肉ついたのかどっしりしてきたんじゃねえか?」

日向「弐大に最近鍛えられてるからかもな、あいつのアレはスゴイぞ。終里が病みつきになるのもわかる。」

九頭龍「オレも弐大に稽古付けてもらえば少しはデカくなったりしねえかな……」

左右田「絶対ねえよ」

九頭龍「んだと!?」

ーーーー20分後ーーーー

左右田「この間花村がエロいって言ってたマンガを借りてみたんだよ」

日向「ほう」

左右田「そしたらよ、相撲マンガだったんだぜ……」

日向「やっぱり花村はただ者じゃないな……」

九頭龍「あいつ本当にどっちでもパクパクいっちまうのか……」

ーーーー30分後ーーーー

左右田「最後の一本もらうぜー」

日向「どーぞどーぞ」

九頭龍「結構量あったな……」

ーーーー40分後ーーーー

左右田「……」

日向「……」

九頭龍「そろそろ帰るか」

日向「そうするか」

左右田「帰りにコンビニ寄ってこうぜ」

九頭龍「ちょっと待ちな。左右田、まだ済んでないことがあるだろ?」

左右田「なんだよ?」




九頭龍「割り勘」


chapter3 日常編:完

希望に溢れた(続)日常編

日向「なんか忘れてるような……」

九頭龍「日向もか、オレもなんだか忘れてるような気がするんだよな……」

日向・九頭龍(うーん……)

九頭龍「まあ覚えてねえってことは大したことじゃねえだろ」

日向「……だな」

chapter3 FIN

次の投下は今週木曜日0:05の予定

質問等ありましたら遠慮なくどうぞ

投下します

chapter4 『流行りには敏感に』

全員「新春キャンペーン実施中!!!」

(^_^)「小泉真昼ですっ」

(^_-)-☆「唯吹っす!」

(-_-)「千秋……」

(≧-≦)「日寄子です」

(^▽^)「辺古山ペコっ」

(^_^)「蜜柑です」

(^q^)「おにあえあ゛ーーーあいんおえうおおおwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

(^_^)「あなたは?」

全員「アイランドモードカッコカリッ!!!」

(^_^)「スーパーダンガンロンパ2で検索検索っ!」

「絶対絶望少女も遂に出る」

日向「……っていう夢を見たんだけど」

九頭龍「……なんだそりゃ」

日向「昨日山田と話した時に『今流行りのCMですぞ!一度日向創殿も聴かれてはいかがですかな?』って言われて聴いてみたら妙に頭に残ってな」

左右田「そんなCMあったか?」

日向「俺も昨日初めて聴いたが山田がいうには今流行ってるCMらしいぞ」

左右田「それって今聴けるか?」

日向「たしか昨日俺のスマホで見たから……っとあったあった」

3人視聴中……(※元ネタわからない方は「くおえうえーーーるえうおおお」でググると分かるかと思います)

九頭龍「なんだこりゃ……」

左右田「でもなんか頭に残るってのはわかる気がするぜ」

日向「だろ?この外国人の子の声が特に頭に残るんだよ」

九頭龍「それで昨日日向はその夢をみたってわけか」

日向「そういうこと。んで夢だったから顔はクラスの女の子でさ、なんか変な感じだったな」

九頭龍「若干きめえぞ……」

日向「うっさいな、そんなの自覚してるよ……」

左右田「ってかさ、おかしくねえか?」

九頭龍「なにがだよ……もうこの話はいいだろ」

左右田「いーや、よくないね。日向はあの片言の外国人キャラとソニアさんが被った夢見たんだろ?ソニアさん日本語ペラペラじゃねえか」

日向「いや、ただの夢にそんなこと言われても……」

九頭龍「ま、左右田じゃねえけどソニアは日本語うめえよな。ちょっとわけわかんねえ時あるけどよ」

左右田「日本語だけじゃねえぜ!ソニアさんは何ヶ国語も喋れるんだからよ!綺麗なだけじゃなくて頭もいいとか憧れちゃうぜ……」

日向「前に図書室であった時にスペイン語の本読んでた記憶あるぞ」

左右田「さすがソニアさんだぜ!」

九頭龍「オレなんて英語すら全然だからなあ……そういや今日返ってきた小テストどうだったよ?」

日向「読解はそれなりだったけど小論文がボロボロだった。チェック入りまくってたわ……」

九頭龍「あー……オレもそんな感じ。結構ちょこちょこ落としてて減点くらうんだよな……オレは日本人なんだから分かるわけねえっつうの」

日向・九頭龍「なー……」

左右田「なんだよ、九頭龍はともかく日向も勉強苦手なのかよ?」

九頭龍「オレは『ともかく』とかどういう意味だコラ。っつーかオメーも俺と大してかわんねえだろ!?」

左右田「そこまで言われちゃしょうがねーな。オラ、見してやるよ」テストヨウシワタシー

九頭龍「……はあ!?オメーカンニングでもしたのか!?」

左右田「疑いすぎだろ!泣くぞ!」

九頭龍「マジかよ、左右田って頭良かったんだな……驚いたぜ」

左右田「オレは1年以上も誤解っぱなしだったことに驚いたわ!」

chapter4 日常編:完

希望に溢れた(続)日常編

九頭龍「いやー、マジで意外だったぜ。左右田が93点取ってるとか未だに信じられねえわ」

左右田「本気で宇宙ロケット作りてえんだ!いろんな国の技術を知るためにも英語は最低限読めないとな!」

日向・九頭龍(なんか左右田が眩しい……)

日向「よし、やる気のあるうちに小テストの復習でもするか」

九頭龍「へっ、柄じゃねえけどオレもやるかな」チラッ

九頭龍「ん……?」

日向「どうした?」

九頭龍「いや、なんでもねえ」

九頭龍(あれ?オレの点数日向の半分しかないけどヤバイ
のか……?)

chapter4 FIN

次の投下は11日の21:00の予定です

冒頭のアレはソニアファンに悪いことをした気がする、だが私は謝らない

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