モバP「幸子の事を本当に理解してあげられたのだろうか」 (15)

とある雑居ビルのドアを、ボクは勢いよく開けた。

幸子「おはようございます!」

バタン

「おはよう。今日も元気だな」

ここは、ボクが所属するアイドル事務所。
突然スカウトされた時は驚いたけれど、今はトップアイドルに向かった頑張っています。

幸子「おはようございます!プロデューサーさん!」
幸子「今日は、ボイスレッスンでしたよね!」

「そうだな。まだまだ仕事が無くてすまんな」

ボクの担当プロデューサーである、いかにも新人サラリーマンといった風貌の男性は、すまなそうに軽く頭を下げた。

幸子「全くですよ!」
幸子「カワイイボクがもっと活躍できるように、頑張ってくださいね!」

ボクがトップアイドルを目指す理由は、世間にボクがカワイイと認めさせる為にほかならない。
しかし、ボクがいくらカワイイといってもまだまだ新人アイドル。下積みのレッスンや仕事が大事だとは、いやというほど聞いた。

「よし、じゃあ行くか」ガタッ

幸子「はい!カワイイボクとレッスンなんですから、ボク以上に頑張ってくださいね!」

学校が終わってからは、レッスン漬けの毎日。
ボクはすぐにでも、テレビ番組とかに出演したいけれど、プロデューサーさん曰く

「アイドルがバラエティに出るのは、まだまだ先だ。まずはCDデビューが先だな」

という事らしい。

ボクの言うことを聞き入れてくれなかったのは、不満だけれどその反面、とても大切にされていると感じる。
そんな1ヶ月ぐらい前の出来事を思い出していると、いつの間にかボクを乗せた車はいつものレッスンスタジオに着いていた。

「今日はトレーナーさんと俺で、3時間みっちりしごいてやるからな」

幸子「一刻も早く、カワイイボクに相応しいCDを出せるようにお願いしますね!」

プロデューサーさんの爽やかな笑顔に負けないぐらいの、ボクはカワイイ笑顔を返した。


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ーーー



「おはようございます!今日も宜しくお願いします」

幸子「おはようございます!」

プロデューサーさんの後に続いて、ボクもいつものレッスンスタジオに入室する。
部屋の中はカラオケボックスぐらいの広さしかなく、機材などはオルガンが置いてあるだけ。
小さな事務所故に、金銭面でも大変なんだろうと思う。

「おはようございます。よろしくね、幸子ちゃん」

トレーナーさんも、プロデューサーと同い年ぐらいの女性で、垢抜けない感じが親しみやすい。

幸子「宜しくお願いします!」

ボクも軽く頭を下げた。


レッスンが始まると、プロデューサーさんもトレーナーさんもとても真剣な表情になる。

「ほら!しっかりお腹から声を出す!」

幸子「は、はいっ!」

以前のボクは、アイドルなんてもっと簡単なトレーニングを適当にこなして、適当にテレビに出演しているというイメージしかなかった。
そう高をくくっていたボクは、初めてボイスレッスンを行なった時は衝撃を受けた。

声を出すだけで、あれほど疲れるとは思わなかった。
ダンスレッスンも、カワイイボクに似つかわしくない醜態だった。

しかし、今でも注意される事は多いけれど、以前よりは声もダンスも格段に良くなったと誉めてもらえた。


「はい、今日はおしまいよ。お疲れ様」

トレーナーさんは、ニコニコしながらボクにレッスンの終了を告げてくれた。

幸子「あれ?もう終わりですか?」

「一生懸命やっていたからな。時間も忘れるぐらい集中してたって事だろ」
「最初と比べたら、すごい成長だ」

プロデューサーさんの笑顔や言葉は、裏を感じさせない純粋さがある。

幸子「ボクはカワイイですからね!そこら辺のアイドルと、一緒にしてもらったら困りますよ!」
幸子「プロデューサーさんはそんな事も分からないから、ボクがCDデビューできないんですよ!」

いつも通り、プロデューサーさんを冗談混じりに責めると、思いもよらない言葉が返ってきた。

「おっと、忘れるところだった」
「さっき社長から電話がかかってきて・・・・・・。おめでとう!CDデビューが決まったぞ!」

幸子「え?本当ですかっ?!」

このプロデューサーさんが嘘をつける性格ではないし、質の悪い冗談も言わない事を知っていても確認してしまう。

「やったね!幸子ちゃん!」

トレーナーさんからも、お祝いの言葉をもらえた。

幸子「と、当然ですよ!カワイイボクなら、もっと早くても良かったぐらいですね!」

本当は”ありがとう”と笑顔でお礼を言いたかった。
人前では素直になれない性格が、ボクの唯一の欠点だった。

それでもプロデューサーさんは、まるで心を見透かしているように笑顔で何度もおめでとうと言ってくれた。




ーーー翌日ーーー



幸子「おはようございます!」ガチャ

パーン

「CDデビュー!おめでとう!」

事務所のドアを開けると、事務員のちひろさんがクラッカーを持って立っていた。

幸子「ボクはカワイイですからね!これからもっと、もっと!売れっ子になりますよ!」

「そうね!幸子ちゃんが売れっ子になれば、事務所も大きくなって安泰ね!」

幸子「カワイイボクが居れば、事務所が大きくなるなんて時間の問題ですよ!」

声高に宣言していると、後ろから声が聞こえた。

「よっ、おはよう」

幸子「おはようございます!プロデューサーさん!」

「CDデビューが決まったからには、いつも以上に厳しくいくぞ!」

幸子「カワイイボクのCDが、売れないはずないじゃないですか!」

「油断はするなよ」

プロデューサーさんは、いつもの爽やかな笑顔でボクに釘を差した。

「それで、CD発売までのスケジュールなんだけどな・・・・・・」

そう言って見せてくれたスケジュール帳は、まだまだ空白が目立っていた。
発売日は3ヶ月後で、収録は2ヶ月後と全部決まっていた。

予定に加えて、プロデューサーさんはこんな事も教えてくれた。

「アイドル活動を始めて1ヶ月でCDデビュー。かなり早さだ」
「他のアイドルからの妬みとかもあるだろうけど、何でも相談してくれよ」

何気ない言葉だけど、嬉しかった。

幸子「カワイイボクに嫉妬なんて、今に始まった事じゃないですから、大丈夫ですよ!」




ーーー



収録までの2ヶ月間は、風のように過ぎ去った。
平日は学校が終わればすぐに事務所に向かい、直接レッスンスタジオに行くことも珍しくなかった。

休日はレッスン場に篭り、練習に明け暮れた。
まだCDデビューの話は秘密だったので、友達にも話すことはできなかったけれど、理由も訊かずに”頑張って”と応援してくれた。
まだデビュー前なのに、ボクは既にトップアイドルに成れたかのような気分だった。


初めての収録スタジオは、とても緊張した。

幸子「お、おはようございます!」

緊張で声が上ずってしまった。
プロデューサーさんは何度も打ち合わせをしているようで、スタッフさんと談笑をしていた。

なんだかボクだけが気後れしているようで、プロデューサーさんに負けた気分だった。
しかし、いざ収録を始めてみると色んな人に誉められた。

「綺麗な声をしているね」
「音程もバッチリですよ」

幸子「ありがとうございます!」

ボクは、初めて心からの言葉が出せたような気がした。
だけどプロデューサーさんに

「良かったな」

と誉められると、本当に言いたい事は心のがどこかに隠れてしまう。

「スタッフさんは、カワイイボクにメロメロですね!」


無事に収録も終わり、CD発売までの1ヶ月間もまた、一瞬のように感じた。




ーーー



CD発売日は、宣伝も兼ねてのミニライブを行うことになり、プロデューサーさんは事務所に居ることも少なく、ボクと挨拶を交わす事も日に日に減っていった。
なぜか、寂しい気分になった。


ミニライブ開始の3時間ぐらい前に現場に着くと、プロデューサーさんが陣頭指揮を取っていた。
その後姿は、初めてプロデューサーさんがプロデューサーらしく見えた。

幸子「おはようございます!今日は宜しくお願いします!」

「おっ、やっと来たな。おはよう!」

スタッフさんは忙しいらしく、ボクの方を向いて挨拶をしてくれたのは、プロデューサーさんだけだった。


ミニライブ開始直前にはボクの緊張はピークになり、脚が震えてちゃんと立てるか心配なほどだった。
震えるボクをプロデューサーさんは、

「いつもの幸子を見せてやればいいだけだ!」

そう一喝して、どこかに行こうと歩き出した。
ボクは咄嗟にプロデューサーさんの袖を掴んだ。考えるよりも先に体が動いた。

幸子「ぷ、ぷ、プロデューサーさんが緊張しているみたいですから、ぼ、ボクの可愛さでほぐしてあげますよ!」

引きつっているボクの変な笑顔を見て、隣の椅子に座ってくれた。

「・・・・・・いつもの幸子らしくないな」

幸子「そんな事ありませんよ!早くカワイイボクをファンの人に見せたくて、ウズウズしてるだけですよ!」

「そうか」

プロデューサーさんはニッコリと微笑んでくれた。
その笑顔を見ると、CDデビューが決まる前のアノ日常に戻れた気がして、脚の震えが止まった。
だけど心臓はドキドキしたままで、穏やかではなかった。




ーーー



幕の内側に立つと、すぐ目の前にたくさんの人が居ることが熱気で伝わってきた。
その熱気が、またボクの脚を震わせた。

どこからかプロデューサーさんの声が聞こえた。
舞台袖に目を向けると、プロデューサーさんがいつもの笑顔で小さなガッツポーズをしていた。

アナウンスが流れ、幕の向こう側が更にざわめいた。

もうボクの脚は震えてはいなかった。

間もなくして、幕が左右に開かれた。

ワアアアアアアーッ

想像していたよりもたくさんの人に、目眩を覚えながらも、ボクは張り切って第一声を放った。


幸子「みなさーん!ボクは、カワイイですかーっ?」



ーーー



ミニライブは大成功で幕を閉じた。

「やったな!大成功だ!」

プロデューサーさんは、心底嬉しそうな顔をしていた。

幸子「ステージでのボクは、どうでしたか?!」

「最高に可愛かったぞ!」

プロデューサーさんは、親指をグッと立てた。

幸子「と、当然ですね!言っておきますけど、これは確認ですからね!」

ライブ中や、ライブ後の握手会でも散々”カワイイ”と言われたけれど、プロデューサーさんに”カワイイ”と言われたのが一番嬉しく思えた。




ーーー



幕の内側に立つと、すぐ目の前にたくさんの人が居ることが熱気で伝わってきた。
その熱気が、またボクの脚を震わせた。

どこからかプロデューサーさんの声が聞こえた。
舞台袖に目を向けると、プロデューサーさんがいつもの笑顔で小さなガッツポーズをしていた。

アナウンスが流れ、幕の向こう側が更にざわめいた。

もうボクの脚は震えてはいなかった。

間もなくして、幕が左右に開かれた。

ワアアアアアアーッ

想像していたよりもたくさんの人に、目眩を覚えながらも、ボクは張り切って第一声を放った。


幸子「みなさーん!ボクは、カワイイですかーっ?」



ーーー



ミニライブは大成功で幕を閉じた。

「やったな!大成功だ!」

プロデューサーさんは、心底嬉しそうな顔をしていた。

幸子「ステージでのボクは、どうでしたか?!」

「最高に可愛かったぞ!」

プロデューサーさんは、親指をグッと立てた。

幸子「と、当然ですね!言っておきますけど、これは確認ですからね!」

ライブ中や、ライブ後の握手会でも散々”カワイイ”と言われたけれど、プロデューサーさんに”カワイイ”と言われたのが一番嬉しく思えた。




ーーー



お仕事が増えたのはとても嬉しかったけれど、同時に悩みも増えていった。

忙しくて登校が出来ない日も、珍しくはなかった。
ボクの学校はエスカレーター式で、滅多に落第などはしないけれど、勉強も頑張ってこなしていた。
勉強を疎かにしていれば、プロデューサーさんはきっと、

「仕事を減らすから、学業を優先しろ」

と言われると思う。

駆け出しで一番大切な時期だとちひろさんにも言われたし、ボクもその通りだと思う。
だけど、ボクはそれを免罪符にしているのかもしれない。


幸子「あれ?」

ある日、学校に行くとボクの上履きが無くなっていた。
靴箱を間違えたかと思って確認してみたけれど、そこは間違いなくボクの靴箱だった。

それからも、ボクの私物がしばしばゴミ箱内に落ちている事があった。
しかし、今のボクにそんな事に気を遣っている暇はなく、無視をしていれば嫌がらせもなくなるだろうと軽く考えていた。



そんな事が1週間ぐらい続いたある日、ボクの靴箱に1枚の紙切れが入っていた。
ファンレターなどの綺麗な便箋とは違い、ただのノートの切れ端のようだった。


”[ピーーー]!消えろ!ブス!学校に来るな!”


書き殴られた手紙の中には、まだピカピカなカミソリの刃が入っていた。
ボクはその日、体調不良とだけ保険医に告げ、涙目になりながら家に帰った。




ーーー



「よし!今日もカワイイボクは頑張りますよ!」

昨日の事が原因であまり眠れなかったけれど、もう忘れようと自分を奮い立たせた。
午前中はお仕事があるが、午後からは学校に行かなければいけない。

プロデューサーさんに相談しようと、何度か電話をかけた事もあったけれど、いつも留守番電話だった。
かけ直してはくれるけれど、ボクもまた忙しくて直接話すことは出来なかった。

何度かすれ違った事もあったけれど、本当に挨拶を交わす程度でじっくりと話なんて無理だった。


幸子「お疲れ様でした!」

午前中のお仕事を難なく終えると、嫌でも昨日の紙切れを思い出してしまう。


お昼休みで騒がしい時に登校するのは、何度経験しても不思議な気分だった。
恐る恐る靴箱を開けてみた。そこには変な紙切れも、ゴミが入ってもいなかった。

幸子「ほっ」

ボクは胸を撫で下ろし靴を履き替えた時、左足の親指に違和感を覚えた。

幸子「靴に何か入ってたのかな?」

靴を脱いで確認してみると、白いハイソックスの指先が紅く滲んでいた。

思わず蹲ってしまったボクを、通りがかりの先生に見つかり、保健室へと連れて行かれた。
足の怪我を手当てしてもらった後は、教室に戻るフリをして家へと帰った。

幸いにも今日は金曜日なので、気持ちを切り替える為にもレッスンの時間までは、家でゆっくりと過ごす事にした。



ーーー



幸子「お疲れ様でした!」

いつも通りに仕事を終えて、携帯電話の電源を入れると同時に電話がかかってきた。
珍しくプロデューサーさんからの電話にでられた。

「おっ!久しぶりに繋がったな」
「どうだ?仕事の調子は?」

幸子「カワイイボクが、調子悪い訳ないじゃないですか!」

「良かった良かった。最近は全然見に行けなくて悪いな」

プロデューサーさんは、残念そうな顔をして話していると電話越しでも分かった。

幸子「超売れっ子のボクのプロデューサーさんですからね!忙しいのは分かっていますよ」

「そうだな。それでな、少し話があるんだが事務所に来れるか?」
「時間は・・・・・・」

幸子「行けます!今からですか?!」

ボクは、はやる気持ちを抑えきれずにプロデューサーさんの言葉を遮って、返事をしてしまった。

「じゃあ、今から来てくれるか?」

幸子「し、仕方ないですね!忙しいですけど、プロデューサーさんの為に仕方なく行きますよ!」

そう言いながらも内心はウキウキしていた。

「じゃあ、事務所で待ってるからな」




ーーー



ボクはいつも以上に勢いよく、事務所のドアを開けた。

幸子「おはようございます!」

「おはよう。幸子」

事務所の中にはプロデューサーさんしか居なくて、空気もどことなく重かった。

幸子「カワイイボクと久しぶりに会えたのに、嬉しくないんですか?」

「嬉しいよ。幸子は俺に会えて嬉しいか?」

プロデューサーさんの思いもよらない問に、たじろいでしまう。

幸子「そ、そんな事ありませんよ!プロデューサーさんがカワイイボクに会えて嬉しいのは、当然ですけどね!」
幸子「ボクは忙しいなか、急に呼び出されて迷惑しているだけですよ!」

笑顔が隠しきれずに、ところどころでニヤついてしまったボクは、プロデューサーさんにどんな風に見られただろう。

「それはすまなかった」

プロデューサーさんは少し頭を下げながら謝り、一拍おいて話を始めた。

「それで、話というのはだな・・・・・・」


「幸子に業界最大手の事務所から、移籍の話がきてるんだ」


ボクはあまりの突拍子もないプロデューサーさんの話に、何も言葉が出なかった。
驚いて唖然としているボクを無視して、プロデューサーさんは話を続けた。

「俺も突然の話で驚いている。しかも移籍先はウチとは比べ物にならないほどの事務所だからな」

幸子「えっ?!あ、はい・・・・・・」

どう反応していいのか分からなくて、口ごもってしまう。

「プロデューサーとしては、是非このチャンスを活かしてほしいと思う」

幸子「えっ・・・・・・」


プロデューサーさんは、ボクの事を大切にしてくれていると思っていた。
プロデューサーさんが、ボクをトップアイドルに導いてくれると思っていた。

「しかも待遇は、トップアイドルと遜色ない・・・・・・」

幸子「そうですか」
幸子「プロデューサーさんは、ボクに移籍してほしいんですね」

すぐ近くに居るプロデューサーさんにも聞こえないぐらいの声量で、力なく答えた。

「違うっ!」

プロデューサーさんの、聞いたことがない大きな怒鳴り声に思わず後ずさりした。

「す、すまん」
「しかし今の意見は、プロデューサーとしての意見だ。俺個人としては・・・・・・」

ゴクリ

生唾を飲む音がとても大きく聞こえるほど、事務所は静まり返っていた。

「移籍しないでほしい。しかしそれは輿水幸子のアイドル人生が終わるかもしれない」

幸子「そ、それはどういう意味ですかっ!」

ボクも声を荒げてしまう。

「相手は業界最大手の事務所だ・・・・・・。分かるだろ?」

幸子「圧力・・・・・・ですか」

それは弱肉強食の社会では、当たり前のように存在する理不尽な力関係。
強い後ろ盾があれば、簡単にのし上がられるかもしれない。

幸子「それでもボクは・・・・・・」

もうボクの答えは決まっている。しかしそれを発するのは、躊躇ってしまう。
ボクに決定権があるとはいえ、もし断ればプロデューサーさんや今の事務所に迷惑がかかるはずだ。
そう考えると、あと一言がなかなか出せない。

「答えは今じゃなくていい。相手の方も1ヶ月先まで待ってくれるそうだ」

幸子「そう、ですか・・・・・・」

久しぶりのプロデューサーさんとの会話が移籍話・・・・・・。
以前の無駄な世間話をしてた頃が、まるで夢のように思えた。


つづく

後編はまた夜に投下出来ると思います。
下手なのは百も承知ですが、すべて投下後に感想をいただけると幸いです。

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