ありす「それは分かります……仕事中になぜ見てるんですかという意味で聞いたんです」

P「だって今日暇何だもん……それより橘も一緒に見ない？」

ありす「見ませんよアニメなんて… 子供じゃないんですから……」

P「えー！ 見ようよー！結構面白いよー」

ありす「遠慮しときます」

P「えー…………もーせっかくアリスの可愛さを共感しあいたかったのに……」

ありす「 」ﾋﾟｸｯ

ありす「そ、その……アリスって子は……何なんですか……？」

P「ん？ああ…アリスはこのアニメの登場キャラでね、高校生なのに子供っぽくてちっちゃくてすっごくかわいいんだよ」

ありす「………」

P「そのアリスの可愛さを橘とも分かち合いたかったんだけど……残念だなぁ…

ありす「…わかりました！」

P「……？」

ありす「わたしも一緒に見ます…そのアニメ……」

P「え…？ホント……？」

ありす「はい………その私も暇なので……」

P「わーい！じゃあ早速見よ見よ！ほら、ここ座って」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ありす「はい……」 ｽｯ

ありす(何故でしょう……つい見ると言ってしまいました…)

ありす(やっぱり同じ名前として何か対抗心が………)

ありす(…べ、別にプロデューサーの好みの女の子が見てみたいとかそんなんじゃないですが……)

P「ほら！始まるぞ！」


アリス『陽子ー、腕相撲で勝負だよー！』

陽子『おう、いいよー』ｽｯ

ｶﾞｼｯ

アリス『ふぬぬぬ……』ｸﾞｸﾞｸﾞ

陽子『………』

アリス『うううぬぬ…』ｸﾞｸﾞｸﾞ

陽子『………』ｽｩ…

アリス『ふんっ』ﾊﾞﾝｯ

アリス『わ……や、やったー！陽子に勝ったよー！』ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

陽子『負けちゃったー』ﾎﾜｧﾝ


ありす「……………」

P「はぁ……かわいいなぁ……」

ありす「…え？」

ありす「こ、こんなのがプロデューサーはいいんですか！？」

P「こんなのとは失礼だなー だってすっごい可愛いじゃんかー」

ありす「たしかに可愛いかも知れませんが……だ、大体こんな高校生いるわけないし……」

P「そんなこと言われても……一応アニメだしさ…」

ありす「う……」

P「でもなんだ……やっぱ女の子ってのはこうであるべきだと思うんだよね…」

P「素直で一生懸命で…変に大人ぶったりしないで……そういう子が俺は好きかな…」

ありす「………」

P「…って、なんか語っちゃってごめんな……じゃあ続きを………って橘！どこいくんだ！？」

ありす「すみません 急用ができたので今日は帰ります…」ｶﾞﾁｬ

P「お、おい！………帰っちゃった………なんか俺変なこと言ったかな……？」

----------次の日----------

ｶﾞﾁｬ

ありす「おはようございますプロデューサー♪」ｷﾞｭｯ

P「！？！？ …た、たた橘！？どうしたんだいきなり！？」

ありす「別にどうもしてませんよー♪あ、それから…私のことは今度から橘じゃなくて名前でありすって呼んでくださいね！」

P「えええ！？で、でもあんなに名前で呼ばれること嫌がってたのに……」

ありす「………わたし…昨日プロデューサーに言われて気付いたんです…」

P「え……」

ありす「このままの私じゃ駄目だって………もっとすなおに生きようって……」

P「…………」

ありす「だから正直に言います………私はプロデューサー……あなたの事が大好き……です……///」

P「ありす……」

P「俺、もう結婚してるんだよね…」ﾊﾊ…

ありす「……え…？」



おしまい

オチも考えずにスレたてるとどうなるかがよく分かりました…

ごめんなさい