小鷹「理不尽なくらいに女の子を虐めたい」 (7)

ガチャ

小鳩「クックック…神聖なる浄化の光がやって来たようだ…… 今の我は血に飢えている。早く生贄を差し出さねば災いが降りかかることになろう。(おはようあんちゃん…お腹すいたよ…朝ごはんまだー?)」

小鷹「……………」ジュージュー

小鳩「…あ、あんちゃん……?」

小鷹「……ん?……あぁ小鳩か…なんだ?」

小鳩「ち、血を求めてしまう…魂の源が…枯渇してきたようだ…」

小鷹「あ"?」ギロ

小鳩「…っ!」ビクッ

小鷹「……ッチ……何いってわかんねーよ。普通に話せよ」

小鳩「あ、あの………だから………おなか……がね……?すいた……かもって…」

小鷹「ボソボソしゃべってんじゃねーよ!何いってっかわかんねーよ!!あぁ?」バンッ

小鳩「…ヒッ」ビクッ

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小鷹「……ッチ……糞が……」

小鳩「あ…あんちゃん………ごめんなさい……」ウルウル

小鷹「てかお前さ……いい加減その中二病っての?治したらどうなんだよ」

小鳩「…………」プルプル

小鷹「大体そんな歳になってまでアニメの真似事だとかしてて恥ずかしくないのかよ?少しは普通の中学生らしくいられないの?」

小鳩「……ウッ……ヒック………」ポロポロ

小鷹「あーあ!そーやってすぐ泣く!これじゃ俺が悪者みてーじゃねーかよ!」

小鳩「…グスッ……あんちゃん………ごめんなさい………ごめんなさい………」ボロボロ

小鷹「あーあーあーあー……ッチ…もういいよ………俺は先学校行くかんな…」スタスタ

バタン


鳩「ウゥ………グスン……うぁぁ…あん ちゃぁん………」ボロボロ

小鷹「うむ……我ながらなかなか理不尽だった気がするぞ!」

小鷹「よし…この調子でどんどんいくか!」

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ガラッ

小鷹「……うーっす……」

ヒソヒソ ヒソヒソ

小鷹(ちくしょう…相変わらずクラスの奴らは俺のこと怖がるな……)

小鷹(そういや夜空がいないな……休みか……?)キョロキョロ

小鷹(ちっ……せっかくむちゃくちゃいって泣かせてやろうと思ったのに……ってあれ?)ゴソゴソ

小鷹(あぁ…英語の教科書忘れちまった……どうしよう…もう授業まで時間もないしな……)

小鷹(しかたない……隣の奴に見せてもらうか……)

小鷹「なぁ…そこの」

女の子「ヒッ…!」ビクッ

女の子「えっと……その……何でしょうか………」ブルブル

小鷹「英語の教科書忘れちまったからさ…見せてもらっていいか?」

女の子「あ……あの……ど、どうぞ!」スッ

小鷹「おう……って俺に教科書渡しちゃってあんたはどうすんだよ……?」

女の子「あ……えと……その……隣の子に見せてもらおうかと……」

小鷹「あ?何でだよ?俺と一緒に見ればいいだろ?」

女の子「あ………そ…その………えっと……」ブルブル

小鷹「あー…何?もしかして俺と一緒に見んのがそんなに嫌なの?ん?」

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