小鷹「だれかと一発だけでもヤっときゃよかった~~!」 (41)

最終巻のネタバレ少しあり。


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小鷹「ちくしょお…!あんだけ人数いたんだからぜってぇどうにかなったはずなのによぉ…」

小鷹「もったいねぇよなぁ……。もったいねぇよ」

小鷹「もったいないお化け出ちゃうよ。可愛い女の子の純潔を頂かないヤツは誰だぁ~?ってね」

小鷹「って言うかさ。もうちょい俺にコミュ力とボキャブラリーと度胸を持たせてくれたってよくね?」

小鷹「じゃないとさぁ…。発展しないじゃん!!セックスできないじゃん!!つーか出来ずに卒業しちゃったじゃん!」

小鷹「どうすんだよ……。今後あんなモテモテハーレム状態に陥ることなんて絶対ないぞ?」

小鷹「いや、よかったよ!?学園生活全般はよかったんだよ。それも生涯忘れられないの宝物になるレベルで」

小鷹「色々あったし、必ずしも平坦な道では無かったかも知らんし、トラブルだってあったけどね」

小鷹「でもオイラにとって隣人部での活動や学園生活や私生活はほんっっとに宝物よ?これだけはマジもんさ」

小鷹「聖クロニカ学園に転校してきて、あいつらと出会って、好きになって、好かれて、振られて、振って」

小鷹「それまでの俺の人生からしたらよ、キラッキラに輝いてるのよ!きっとこの学園生活が俺の人生のピークになると思うわ」

小鷹「それだけにさ!心残りな訳よ!俺だって高校生じゃん?男子高校生じゃん?そりゃぁ頭の中《SEX》だらけでしょ!?」

小鷹「エロいハプニングとかはあったけどさぁ!俺ほとんど触れてねぇし!清らかな女子の柔肌に触ってないし!」

小鷹「全員分拝見させて頂きましたけどノンタッチよ!?生殺しかよぉ~!触りたいよ!つまみたいよ!」

小鷹「想像だけで終わりなんてもう嫌なんです。せめて写真とか。できれば動画とか……持ってないですかね?」

理科「………」


小鷹「頼む!この通りだ!せめて!せめてもの情けだと思って!!」

理科「………」


小鷹「俺にズリネタ提供して下さい!!」

理科「………」


小鷹「……ダメ、か?」


理科「……いや、お前自分でなに言ってんのかわかってんの?」

小鷹「日刊ソロプレイボーイの俺になんかエロいの頂戴プリーズ」

理科「…あーっと、なんだ、復唱されるとは思わなかった」

小鷹「理科なら以前資料集めで部員全員の写真撮ってたしそういうのもあるかな?って思ったわけさ」

理科「あー、なるほどね」

小鷹「で、どうだろうか。何かいいやつありそうか?」
   
理科「……とりあえずちょっと待ってて」

小鷹「おぉ!さすが俺の最愛の友人!分かってらっしゃる!」


理科「何も分かってないからちょっと待ってって言ってんの!データ探してくるって意味合いじゃない!」

小鷹「なんだよ、そういう事か。了承したわけではないのね」

理科「まず一個づつ処理していこうか」

小鷹「へい」


理科「冒頭部分で散々愚痴ってくれたけど」

小鷹「うん」

理科「あなたそんなキャラじゃないでしょ?」

小鷹「何がでしょうか?」

理科「今も現在進行形でキャラブレてるよ……」

小鷹「本編でも女に対してあの子が好き、この子が好きってブレブレだったもんな」

理科「それ自分で言うんだ」


小鷹「あ、ブレブレで思いついた!さてココで問題!」

理科「なんなんだよこの人…」


小鷹「俺の体の真ん中であるものがプラプラしているよ?それはなーんだ!?」

理科「……ネクタイ」


小鷹「ぶっぶー!不正解!」

理科「テンションたかいなー」

小鷹「正解は、おチンチンでした」

理科「うるせぇよ!なぞなぞとしては僕ので正解だわ!」


小鷹「あぁ超楽しい。生きてるってすばらしい。子孫残したい。むしろ子孫を残すための練習をしたい。今すぐに」

理科「こっちを見るな。凝視すんな!近づくなぁ!」

小鷹「理科、大丈夫だから」

理科「何が!?」

小鷹「ナニが」

理科「答えになってないよ!」

小鷹「字面で見るとわかるぞ。アハ体験だ」

理科「どんな脳科学だ」

小鷹「まぁ冗談はさておき」

理科「はい」

小鷹「俺のキャラっていうか俺自身の話だな」

理科「そこです。僕が聞きたいのは」

小鷹「さっきも言ったけど男子だぜ?高校生だぜ?だったらこんなもんだろ?」

理科「いや、小鷹の他に男子とほとんどしゃべったこと無いから知らないし」

小鷹「こんなもんだと思うぞ?」

理科「たとえ一般的な男子高校生がそうだとしても小鷹は違ったでしょ」

小鷹「どういうふうに?」

理科「ここまではっきり下ネタ言った事無かったでしょ」

小鷹「じつは言いたくてウズウズしてた」

理科「そうだったんだ」

小鷹「あんまりそういう事言わないだけで、ずっと心の中に秘めていたんだ」

理科「それをなぜ今ココで爆発させた」

小鷹「もう辛抱たまらんです」

理科「……だったら幸村くんにでも「それはないな」」

理科「へ?」


小鷹「幸村相手にエロ爆発させたら多分、だめだ」

理科「それは何故?」

小鷹「歯止めが効かなくなる」

理科「……だったらいいじゃん。盛った猿みたいにずっこんばっこんすりゃ済む話じゃん」

小鷹「それも考えたんだけどな。でも俺は隣人部全員好きなんだ。友達として、人として、もちろん性的な意味でも」

理科「性的はいらんがな」

小鷹「で、あいつ優しいだろ?幸村」

理科「どうだろうね」

小鷹「優しいんだよ。俺が他の女と寝てても《それがあにきの望むことならば》って言っちゃうぐらいには」

理科「ん?なぜ浮気する前提で話しているの?」

小鷹「だって幸村相手だけで済む程度の欲求じゃないし」

理科「え!?歯止めが効かなくなるってそういう事!?幸村くんと四六時中エッチしちゃうからじゃなくて!?」

小鷹「違う違う、幸村だけじゃ物足りなくなって星奈→理科→日向さん→葵→夜空の順番で攻め落としていくかもしれないって事よ。
   なんならそこまでしてしまう自信がある」

理科「もうつっこみきれねぇよ…」

小鷹「だからだよ。だから理科にお願いしたいんだ」

理科「ああ、エロいの下さいだっけ?」

小鷹「データで受け渡しが無理なら肉体的奉仕を」

理科「絶対イヤ」

小鷹「まぁ俺たち友達だもんな。友達同士ってそういうのしちゃうと後々関係にヒビ入っちゃいそうだよな」

理科「今日限りでその友情も考えさせて頂くかもだけどね」


小鷹「ともだチンコなんだから下ネタぐらいいいだろ」

理科「唐突すぎるでしょいくらなんでも。小鷹が最初から下ネタキャラで、はっちゃけキャラって事なら許容できるけど
   外見以外は没個性だった人がいきなりこれじゃついていけないよ」

小鷹「そっかぁそれもやっぱ心残りだよなぁ」

理科「と、言うと?」

小鷹「俺は理科と友達になれてなんでもかんでも心おきなく話せたし話してもらったけどさ、
   男子たるものエッチな話をしたかった訳ですよ」

理科「そんな事なら僕だっていつもしてるじゃん」

小鷹「それは理科が俺に対して言う事であって俺が理科に対して言う事ってほぼ無かったよな」

理科「言われてみれば確かにね」

小鷹「心のどっかでさコレ言いたいとか、今こんな事言ったら面白いんじゃないかとか色々思い浮かびはするんだよ」

理科「僕相手なら言ってくれてよかったのに」

小鷹「いやいや!後輩の可愛い女の子にエッチな事なんて言えないよぉ~」

理科「さっきからバンバン言い放ってるのは何処のどいつですかねぇ」

小鷹「普段はそんなそぶり一切見せなかったのに、今このタイミングでここぞとばかりに下ネタ応酬して
   後輩女子を困らせてる先輩はどこのどいつだぁい……あたしだよ!」

理科「にしおかすみこってネタが古いな。というか小鷹ってボキャブラリーセンス悪いって設定だったよね?その設定何処行ったよ」

小鷹「トイレともに流れていきました。今日は快便だったもので」

理科「こんな奴が友達出来ないとか到底信じられない」

小鷹「ほら、俺アガリ症で人見知りだからさ、知り合って一年半以上の相手じゃないと恥ずかしいのよ」


理科「そっか。なんとなく納得したよ」

小鷹「まぁそんな感じよ。ここ2~3日ずっとどうしようか考えてさ、理科なら受け入れてくれるかなぁとか。理科でも引いちゃうかなぁとか
   やっぱ相手は女の子だし言わない方が言いかなぁとか、テンションも抑えたほうがいいかな?とか色々考えてたらさ、
   抜いてなかったし頭ん中ちょっと沸いてたんだわ」

理科「しれっとオナニー事情をはさまないで」

小鷹「で、ついに今朝がた暴発しまして」

理科「と……言うと男子の、夢の性(サガ)てきな?」

小鷹「ドリームシャワーだな」

理科「しかも今朝とか……男子ってホントにそんなのあるんだ」

小鷹「なかなか乙女な反応ですな。よいですぞ」

理科「う、うるさい。でそれからどうしたって?」

小鷹「で、ふっきれた」

理科「は?」

小鷹「俺がこんなに悩む必要なんてあるのかってね」

理科「いや、まぁそれは」

小鷹「そもそも、俺がどういう態度で接してもどんな発言をしても絶対にフォローしてくれて受け入れてくれる。
   そんなやつらばっかりだ。ここの連中は」

理科「うん。それは絶対にそうだね」

小鷹「だったらもう俺の悩みも迷いも全部皆に押し付けてやるよ。ってそういうところに辿り着いた」

理科「まぁ僕もそんな様な事前に言ったっけね。つらい時は僕を頼れって」

小鷹「だから今回もその言葉に甘えさせてもらった」

小鷹「そっからはもうテンション上がっちゃってさ!まず手始めに理科にセクハラしてから、それからどうしようかなぁってさ!」

理科「初動でセクハラって!」

小鷹「だいたい俺が夢精したのだってお前らが可愛くて魅力的なのが悪い」

理科「なんだその理屈!」

小鷹「あと匂いな!アレは街中で同じような匂い嗅ぐとすぐ来るな!ビビーンって!」

理科「なんの話だよ」

小鷹「ナニの話だろうな」

理科「このくだりはもういいんだよ!」


小鷹「さ、そういう訳だ何でもいいから抜けるネタくれ」

理科「女子に対して言う言葉じゃねぇ…」

小鷹「無ければ星奈の所にでも行くけど」

理科「なんで星奈先輩なの?」

小鷹「あれは多分夜空の秘蔵データを握ってる」

理科「あぁ……なるほどね。まぁとりあえず前に撮ったやつだけでも見てく?」

小鷹「おう。わりいな!」

理科「いえいえ。どういたしまして」


*****10分後*****


理科「なんで僕の写真ばっかり選ぶんだよ!」

小鷹「これが抜けそうだからだよ!」

理科「他にもいるじゃんか!星奈先輩とか夜空先輩とか夜空先輩のお姉さんとか、あと幸村くんとか」

小鷹「幸村は後悔の念が先に立つんだよ!チンコと一緒に」

理科「うっせ!うまい事言ったつもりか!あんときヤッときゃよかったじゃんか!」

小鷹「だから後悔してるんですぅ!いいから理科のお宝秘蔵ビデオよこせよ!」

理科「あるわけ無いだろぉ!そんなもの!」

小鷹「混浴露天風呂の時に撮ってないのかよ!?」

理科「撮るか!アホ!」

小鷹「なんだよ使えねぇ」ボソ

理科「だったらやんねぇからな!」

小鷹「ウソウソ!嘘だよぉ!理科ちゃんや~機嫌直してさぁエロいの頂戴よぉ!」

理科「絶対ゆるさないからな。他あたれエロヤンキーくずれ」

小鷹「お前のキャラも割とおかしな事なってんぞ」

理科「誰のせいだよ全く」

小鷹「はははは。誰のせいだろうな。お、こんとき写真撮ってたのか」

理科「ああそれは、学校側が撮ってたやつで」



小鷹(まぁ俺の童貞卒業はまだまだ先かも知らんけど楽しめりゃそれでいいわ!)



理科「どうした?小鷹」

小鷹「理科ってやっぱ可愛いよな。データだけじゃたりねぇ!やっぱりエッチな事しようぜ!」

理科「どうしてそうなるんだよ!する訳ないだろぉ!」

これで終わりです。
この続きとかは全然考えてないので何日か考えて思い浮かばなければHTML化してきます。

また書いたので再開します

小鷹「俺のことは嫌いでもはがないのことは嫌いにならないで下さい!!」

星奈「は?あんた何言ってんの?」

小鷹「なんとなく言っとかなきゃと思って」

星奈「全然わからないんだけど」



小鷹「と、いうわけで夜空の秘蔵エロ写真とかある?」

星奈「待って。いろいろ待って」

小鷹「どうした?」

星奈「急に人ん家に来て友達のエロ写真よこせとか変な事色々言われて冷静でいられるわけないでしょ!?」

小鷹「まぁまぁ落ち着け。な?とりあえず紅茶でも飲んで」

星奈「それはステラが淹れてくれたお茶でしょ!?さも自分がやったかのように言わないで」

小鷹「そりゃあ失礼。すまんです」

星奈「……質問いいかしら?」

小鷹「いいぞ?」

星奈「あんたキャラおかしくない?」

小鷹「これが本当のあたしなの。隠し切れないリビドーが噴出した結果がこれなの」

星奈「オネェキャラなの!?今までずっと私たちを騙してきたの!?」

小鷹「オネェキャラでもないし騙してた訳でもないぞ?俺はずっと悩んでたんだよ」

星奈「悩んでた?」

小鷹「そう。俺だってはっちゃけて馬鹿騒ぎしてアッホみたいにくだらない事言って、突っ込んで突っ込まれてとかしたいってずっと思ってた」

星奈「でもあんた部活の最中はどちらかと言うと傍観者だったじゃない」

小鷹「そうなんだよ。結局俺は最後まで自分の殻を破れなくて、これは周りに対する気遣いとか俺はこういう役回りなんだ。とかって
   自分に対する言い訳と言い逃れでずっと最後の壁を越えられなかった」

星奈「あんたは小さい事いちいち気にしすぎなのよ」

小鷹「そうだな。全くその通りだと思うよ。結局俺は恥ずかしかったんだ。人見知りだし」

星奈「私たち2年ぐらい同じ部活でやってきたのにまだ人見知りとか言う?」

小鷹「もう大丈夫だぞ?こないだ吹っ切れた。だから今日は《真・羽瀬川小鷹》として挨拶がてらやってきた」

星奈「うん。あんたの事はいいわ。小鷹は小鷹なりに悩んで行き着いた先がそれなのね」

小鷹「おう、そうだな」

星奈「それはいいんだけど、それがどうして夜空のエッチな写真になるの?」

小鷹「たまってるのです」

星奈「はっきり言うわね!あんたのメーター振り切れ度合いハンパないわ」

小鷹「なんなら柏崎星奈セクシーフォト集とかでも」

星奈「そんなもんあるか!」

小鷹「なんだよ。じゃあ俺が今撮ってやるよ」

星奈「いやいや!何で写真なんて間接的な物に頼るのよ?」

小鷹「間接的?間接的とはいったい?」

星奈「私、前からあんたの事好きだって言ってたわよね?」

小鷹「そうだな。星奈ちゃんは俺の事が好きすぎて小鷹でオナニー略してコダニーしまくりだよな。毎晩」

星奈「毎晩はするか!たまによ!」

小鷹「ほうほう。たまにね」ニヤニヤ

星奈「……っ!だ、だから!その目の前にいるんだし、その、わ、私なら構わないと言うか…」

小鷹「それは遠慮しとく」

星奈「は!?この私が抱かせてあげるっていってんのよ!?素直に抱きなさいよ!」

小鷹「オラオラビッチ系女子怖っ!」

星奈「茶化さないで!確かにあんたは誰も選ばないって選択したけどヤリたいならヤレばいいじゃない。
   なんなら私が逆に今から襲ってやってもいいわ」

小鷹「お前もなんだかんだ変な感じになってるぞ」

星奈「あんたが訳分からないからでしょ?」

小鷹「……はぁ。じゃあ訳分からしてやるよ」

星奈「…あんたにはあんたの言い分があるわけね?」

小鷹「モロチン!間違った。もちろん」


星奈「やっぱあんたおかしいわ」

小鷹「さて、ここで俺が好きな女を紹介します」

星奈「おぉ!?どういう事?」

小鷹「まずは柏崎星奈」

星奈「えへへ////やっぱりぃ?そうよねだって私だもんね////」

小鷹「そして志熊理科」

星奈「は!?たった今私が好きだっていったじゃない!」

小鷹「で、やっぱり外せないのが楠幸村」

星奈「………」

小鷹「最後はあの子三日月夜空」

星奈「………」

小鷹「以上4名が私、羽瀬川小鷹が愛してやまない女性達です!」

星奈「……ねぇ」

小鷹「彼女達に寄せる愛情は皆均一であり私はその中から誰かを選ぶなんて出来ません」

星奈「ちょっと、小鷹」

小鷹「誰も傷つかない方法が無いのであれば私は誰も選びません!」

星奈「話を聞いて」

小鷹「だが!それはこれまでの私です!」

星奈「は?」

小鷹「正直これまでの私は我慢しすぎました!そのぶり返しのおかげでこのありさまです!」

小鷹「諸君!私は今でも彼女達の中から誰も選らぶつもりはない!だが!」

小鷹「エロい事はしたい!すっごいしたい!だから妥協案として私の愛する彼女達のセクシーフォトで我慢しようと思う!」

小鷹「多くの男性諸氏からは理解もされず非難もされるであろう!」

小鷹「だが!これは私が初めに掲げたスローガン《誰も選ばずぬるい仲》を貫徹するが故の選択なのだ!」

小鷹「私は自分の性欲が恐ろしい。このままでは星奈の提案にのり星奈を抱くであろう」

小鷹「そしてそれだけでは飽き足らず簡単にヤラせてくれそうな幸村と性交渉に及び、夜空を愛人にし、理科をレイプするであろう」

小鷹「私は自分が恐ろしい!いつか自分が性欲の化物となり近くの女性を食い物にしてしまうのではないかと。そう思うと恐怖で震えてくる」

小鷹「俺はいつか自分の良いようにしてくれる女の子たちをダメにしてしまうそんな気がするんだ……」


小鷹「一人の男が誰かれ構わず周りの女を手篭めにし、欲に溺れた末、自分に好意を寄せてくれた女性を無残にも喰い散らかす!」

小鷹「こんな結末喜ぶというのだ!……俺だ!」

星奈「おい!」

小鷹「と、いう訳だ。誰かを選ぶつもりはねぇけど誰かとエロい事はしたい。オナニーして我慢するからエロ下さい。って事だ」

星奈「……あんたマジで小鷹よね」

小鷹「はい♪ぴちぴちの童貞戦士 羽瀬川小鷹です☆」

星奈「……はぁ。なんかどうでも良くなっちゃったわ。あんたに対する私の気持ちも考えさせてもらうわ」

小鷹「私の事は嫌いでもはがないの事は」

星奈「それはもういいっちゅうの!!」



星奈「ねぇ小鷹さぁ」

小鷹「ん~?」

星奈「マジで誰も選ばないの?」

小鷹「今のところは」

星奈「じゃあ今後、のちのち誰かとそういう関係になるつもりはあるの?」

小鷹「そりゃあいつかはな」

星奈「それっていつよ」

小鷹「さぁな」

星奈「はっきりしなさいよ」

小鷹「言っとくけど俺が隣人部関係者を選ぶとは限らないぞ?」

星奈「最悪それでもいいわよ。今の誰も選ばないっていう状況がイライラすんのよ」

小鷹「だよなぁ。星奈や他の皆には迷惑かける」

星奈「何よそれ。そう思うんだったらさっさと一人に決めちゃいなさいよ。どうせ最終的に私を好きになるんだから」

小鷹「すげえ自信だな」

星奈「あたりまえじゃない。私を誰だと思ってるのよ」

小鷹「そうだったな、お前はそういう奴だった。でもな星奈」

星奈「何よ?」

小鷹「いまココで一人に決めちゃうのってもったいないと思わね?」

星奈「は?」


小鷹「いやぁ~なんつーの?ちょっとづつ摘み食いしたいじゃん?」

星奈「あんた自分でそんな事したくないって言ってたじゃない!」

小鷹「ちょっとよ?ちょっと。ほんの少しさ。ペッティングしつつさ。誰がいいかなぁって選んでみるのもさ、アリだと思わないか?」

星奈「そんな事まかり通るはずないでしょ!?」

小鷹「それはさ、恋は盲目ってやつでなんとかごまかしつつ」

星奈「あんたが今言葉にした時点でごまかせるはずないでしょ!?少なくとも私にはバレてるんだから!」

小鷹「そこは星奈次第よ。お前さえ黙ってくれればさ、誰も傷つかないんだかさ。な?頼むよ?」

星奈「絶対イヤよ!あんたさっきと言ってること真逆よ!?」

小鷹「それはそれ。これはこれ」

星奈「なんて自分勝手なの!」

小鷹「星奈が言うか?それ」

星奈「私は自分が言った事を捻じ曲げたりなんかしないわよ!」

小鷹「じゃあ俺は柔軟な発想と思想って事で」

星奈「そんな物言いで通用するか!」

小鷹「駄目か」

星奈「駄目に決まってるでしょ」

小鷹「だったら一人でシコシコして我慢するさ!」

星奈「は?」

小鷹「最初っから言ってるだろ?俺はハーレムとか誰か一人を選ぶとか出来ない優柔不断だ。だから我慢するって」

星奈「いや、まぁ確かにそんな事は言ってたけど」

小鷹「だけどオカズが無い」

星奈「ん?」

小鷹「お前なら夜空の事隠し撮りしてたし、まだなんか持ってんだろ?」

星奈「あんたそれでわざわざ私の家まで来たの!?」

小鷹「そうだぞ?色々話は逸れたが結局の所はそれだ」

星奈「はぁ……なんなのよあんた」

小鷹「どうした?」

星奈「マジで小鷹あんたそんな奴だったのね」

小鷹「嫌いになったか?」

星奈「いいえ。ちょっとだけ見直したわ。やっぱあんた面白いやつじゃない」

小鷹「……そうか」


小鷹「変わってんな、お前!」

星奈「人がせっかく褒めてやったのに!」

小鷹「星奈は今日も可愛いぜ!」

星奈「な、なんなのよ!」

小鷹「照れる顔もキュートだぜ!」

星奈「こ、小鷹!////」

小鷹「今夜のオカズは君に決めた!」

星奈「……最低だわ!」

小鷹「とか言いつつ実は?」

星奈「……ちょっとだけ嬉しいかも?」

小鷹「ちょろいな」

星奈「もぉ~!!帰って!あんたにあげる写真なんて何一つないわ!
   そもそも夜空の写真を私が勝手にあげるはずないじゃない!出てけ!この馬鹿!変態!オナニーマシン!」

小鷹「わ、わ!ちょ、星奈!」


バタン!


小鷹「ありゃりゃ。閉め出されちゃったよ」

小鷹「まったく。オナニーマシンはお前もだろうに」



小鷹「っくくく。ひひひ。あぁ~超おもしれぇ。次は誰にちょっかいかけようかな」

ここまでです。
また何か思いついたら書きます

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