シンジ「めんどくさい」(147)

ーーNERV本部

ゲンドウ「乗るなら早くしろ。出なければ帰れ」

シンジ「はい。帰ります。お疲れ様でした」

ゲンドウ「えっ」

ミサト「シンジ君!?」


シンジ「・・・あっ、もしもし、おじさんですか?はい、はい、大したようじゃ無かったみたいなので帰ろうかと・・・はい、またお世話になります」プチ


シンジ「じゃ、ミサトさん!送っていただけますか?」ニコッ

ゲンドウ(予定と違う・・・どうしよう・・・そうだ!)

ゲンドウ「レイを呼べ」


ウィーン

ゲンドウ「レイ、予備が使えなくなった。もう一度だ」

レイ「はい」

ゲンドウ(怪我をした女の子を無理やりエヴァに乗せようとする・・・心優しいユイの息子であるシンジならきっと見兼ねて乗ってくれるはずだ!)


ドオオオン!グラァ

レイ「っ!」ガタッ


シンジ「・・・」

ゲンドウ(シンジ!はやく駆け寄っていたわってやれ!そしてエヴァに乗ると「うわぁ!危険だ危険だ!はやく帰りたい!」

ゲンドウ「えっ」

シンジ「ミサトさん!はやく!ぼくまだ死にたくありません!」

ミサト「えっ、いや、でも」

シンジ「めんどくさいことは父さんとあの子に任せて!はやく!」


ゲンドウ「・・・シンジ・・・」

ゲンドウ(すっかり捻くれて・・・)

ゲンドウ「・・・おじさんたちに酷い事でもされたのか?」

シンジ「いえ!別に!」

冬月(いや、報告書によると、とても優しく実の息子のように可愛がられたようだが)ヒソヒソ

ゲンドウ「なら・・・なぜ・・・」


冬月(甘やかし過ぎたか)ヒソヒソ

ミサト「乗りなさい!人類の未来が掛かってるのよ!」

シンジ「人類の未来はあの子に任せてればいいじゃないですか!!早く!」

リツコ「あなたにしかできないのよ!?」

ゲンドウ「ちっさい頃の夢は巨大ロボのパイロットって言ってたのに・・・」


シンジ「巨大ロボで飯が食えるか!」

ゲンドウ「シンジお前・・・飯が食えないほどおじさんの家は貧しいのか?養育費もちゃんと毎月振り込んでたのに」

シンジ「違うよ!主に遊ぶ金的な意味だよ!」

冬月(ちなみに不登校で毎日ぐだぐだしてるが向こうの保護者は何も言わないそうだ。進路の保護者欄には「限界まで私たちが養う」と書いていたとか)ヒソヒソ


ゲンドウ「ニートまっしぐらじゃないか」

ゲンドウ「・・・シンジ。ちゃんとお給料は出すから乗れ。お小遣いもやろう。月1万円でどうだ?」


シンジ「おじさんたちは毎月10万円くれてた」


ゲンドウ「・・・預けるところ間違えたな」

ミサト(これがゆとりか)

ゲンドウ「わかった。毎月NERV正規職員級のお給料とお小遣いに15万やろう。だから乗ってくれ。頼む」


シンジ「そこまで言うなら・・・」


冬月(それで良いのか碇)ヒソヒソ

ゲンドウ(正直キツイ)

ーー地上

リツコ『まずは歩く事だけを考えて』

シンジ「立ってるだけじゃダメなんですか?遠隔武器とか」

リツコ『まずは基本動作から慣れないと』(ダメだこいつ)

シンジ(歩く、歩く、歩く、)


エヴァ「・・・」テクテク

リツコ『歩いた!』

シンジ(このペースで歩くのもめんどくさいな。走って見ようか)

シンジ(走る走る走る走る!)ガシッ


エヴァ「!」ダダダダッ

リツコ『あっ!いきなり走っちゃダメ!』

シンジ(走る走る走る・・・あっ)ガッ



ミサト「ほら躓いた」


シンジ「うわああああ!」

サキエル「!?」オロオロ

ドガッ


シンジ「いててて・・、あっ、すいません、ぶつかっちゃって」

サキエル「!?」ジタバタ


シンジ「謝ってるのに暴れないで下さいよ」


マヤ「エヴァのツノがコアに刺さってます!」


リツコ「マジで?」

サキエル「ーーーーっ!」ブワッ


ドーーーーン!!


マヤ「し、使徒の殲滅を確認!初号機帰投しま・・・ちょっとシンジ君!どこ行くの!?」


シンジ『えっ?使徒倒したから帰っていいんじゃないんですか?』

ミサト「使徒はそいつだけじゃないの!とりあえずこっちに帰投しなさい!」

なんか碇ングで似たような展開あったな
パクリになるんじゃなかろうか

やっぱパクリになるのか
さっさと終わらせよう

こうしてシンジはすべての使徒のコアにツノを突き刺し、うっかりゲンドウとリリスとゼーレも突き刺し世界を救った


めでたしめでたし

このあとゲンドウが直々にシンジ引き取って更生させる予定だったけどパクリはいかんからね

せやろか?

ーーNERV廊下

ミサト「この部屋がシンジ君の部屋ね。一人で大丈夫?」


シンジ「一人のが楽なんで」


ミサト(やっぱり子供っぽくないわー。これじゃいかん)

ミサト「・・・決めた。私この子引き取「それには及ばん」


ミサト「碇司令!」

ゲンドウ「これには・・・シンジには私の部屋を貸し与える」


ミサト「でも・・・」


ゲンドウ「心配は無用だ。問題はない」(人間性は問題だらけだけどな)

ーーゲンドウの部屋

ゲンドウ「奥にお前用の勉強部屋を用意した。その他設備は自由に使って構わん」

シンジ「どうも」

ゲンドウ「・・・あとパパと呼んでも構わ「おやすみなさい、父さん」


ゲンドウ「・・・ああ」

ーー翌日

ゲンドウ「・・・朝か」


コンコン
ゲンドウ「おい。朝だ。今日から学校だろう。起きろ」ガチャ

ガチャガチャガチャガチャ!

ゲンドウ「!? 鍵などつけた覚えは無いが・・・」


スルスル
ゲンドウ「扉の隙間から紙が・・・『転校生ポジとかめんどくさい。関西弁に殴られたり軍オタに慰められたり屋上でご飯食べることになったりしそう』か」


ゲンドウ(思えばユイと出会ったのも学校であったな。中学ではないが)


ゲンドウ「息子一人学校に行かせられず人類の補完などできるものか。お前には私の計画、及び計画へのモチベーション維持の為是が非でも学校に行ってもらう。」

ーーシンジの部屋

シンジ(あー、朝だ朝だ。結局昨日は一晩中ネトゲしてて寝られなかったな)

シンジ「学校に関しては行きたくない理由もドアにはさんどいたし行かなくていいよね。寝よう」



ダンダァンッ!バコォッ!


シンジ「うわああ!銃声!?」


バッターーーン!


ゲンドウ「・・・朝だ。起きろ」
シンジ「ひいいいいいい」

ーー食卓

シンジ「・・・」
ゲンドウ「・・・」


二人(気まずい・・・)

シンジ(食卓にピストル置いて飯食うなよ)

シンジ(そもそも何故そうまでして学校いかせたいんだよ)


ゲンドウ「・・・おい」

シンジ「ひっ!」

ゲンドウ「母さんの・・・ユイのことはどれくらい覚えている?」

シンジ「え、?母さん?」

ゲンドウ「二度言わせるな」

シンジ「・・・小さい頃の記憶しか」

ゲンドウ「では母さんの口癖は覚えているか?」

シンジ「えっ?」


げんどう「『学校行かない奴はクズ。引きこもりはドクズ。』だ」


シンジ(母さんそんな人だっけ!?)

ゲンドウ「それと『元気があれば何でもできる』だ」

ゲンドウ「・・・こちらにいる時くらいユイの遺志を汲んでやれ」


ゲンドウ「制服とカバン、職員IDカードはそこに用意してある。気が向いたらでいいから学校には行け。わかったな」


ゲンドウ「一日サボるごとに給料を一万減らす」


ゲンドウ「では私は仕事に向かう」スクッ

スタスタスタスタ

ウィーン


シンジ「・・・母さんあんなこと言ってないよね?」

シンジ「・・・初日だけ行ってあとはイベントの時以外寝とこう」

ーー学校放課後

シンジ(・・・やっぱりどこも似たようなもんだな)

???「おい」

シンジ(!?)

シンジ(まさか関西弁の僕を殴りに来たやつか?)

トウジ「すまんな転校生ワシはお前を殴らなあかん」

シンジ「うわああああああああああ!!!出たあああああああ!!!」ダダダダダ


トウジ「ちょっ!コラ!逃げんなや!!」ダダダダダダ


ーー校門付近

シンジ「うわああああ!」
トウジ「待てやあああああ!」


ーー市内
シンジ「うわああああああああ!」
トウジ「逃がさへんでえええええ!」

ーーラーメン屋
シンジ「一時休戦としよう」
トウジ「ワイ、ミソラーメンで」

ーー駅前
シンジ「うわあああああああああああ!!」
トウジ「喰うて直ぐ走ったらあああああ!!腹があああああああ!」

ーー公衆トイレ
シンジ「うわああああああああ!」ブリブリブリブリ
トウジ「下品やぞ転校生!」ブリブリ

シンジ「よし!終わった!それ逃げろ!」
トウジ「えっあっちょっ!紙が!!」

ーー市内

シンジ「ここまでくれば」

トウジ「まああああてえええええ!」

シンジ「馬鹿な!トイレットペーパーは無かったはず!」

トウジ「わいのこの手が茶色く濁るうううう!!お前を殴れと光って唸るうううう!!」


シンジ「まさか・・・これはいよいよ殴られてやるわけにはいかない!!」

シンジ「・・・あっ!ネルフの入口!ここから居住区に逃げれば奴も・・・あっ」コツン


シンジ(なんだろう。ゆっくりだ。僕以外、いや僕も。ああ、後ろからウンコフィンガーが来た。このままこけて殴られるのかな)


シンジは後に語る
「臭いのあるパンチは後にも先にもアレっきり」だと

ーー学校
レイ「緊急招集、先に行・・・居ない」ポツーン


ーーネルフ

シンジ「あれが次の使徒・・・正直どうでもいい。寝ていたい。早く顔洗いたい」プゥーン

マヤ(臭いわ)
日向(臭いね)
青葉(臭いな)
ミサト「うっわ!何この臭い!」

シンジがおじさん家に預けられてるのは漫画版だけなんだが
>>1は漫画版のつもりなのか、単にエヴァ知らずに二次SS書いてるのかどっちだ

ーー地上
シンジ「ああめんどくさい。ん?今度はなんかプラナリアみたいな使徒だな」

シャムシエル「・・・」シュルシュル

リツコ『マシンガンを用意したわ!これで対処して!』

シンジ「はいはい」バババババ


シンジ「全然効かない」

シャムシエル「・・・!」バシュッ


シンジ「うわあ!」ドッシーン

>>64 漫画と新劇ごちゃごちゃ ごめんなさい

シンジ「いたたたた・・・やっぱり乗るんじゃなかった」

シンジ「あれ?そこにいるちっこいのは」


トウジ「うわああああ!」
ケンスケ「ひいいいいい!」


シンジ「なぜここに」

ーー本部

ミサト「シンジ君!その二人もエントリープラグに入れなさい!」


シンジ「・・・」

プシュッ


シンジ「よし!相田!こっちに来るんだ!」

ケンスケ「転校生!」
トウジ「助かったんや!」


シンジ「ウンコフィンガーには触りたくない!頑張って逃げて!」

トウジ「なんでや!」

シャムシエル「!!」ドーン

シンジ「うわああ!」

トウジ「ああああ!ちゃんと手ェ洗ろたから!見殺しにせんといてー!」


シンジ「・・・本当に洗ったんだね?」

トウジ「おう!」


プシューッ

ーープラグ内

ケンスケ「こんな事もあろうかと防水カメラにしといて良かった」ゴボゴボ

トウジ「ゴボゴボガボボボ」



シャムシエル「!!!」ビシュッ


シンジ「ぐうッ!!」

マヤ「アンビリカケーブル断線!活動限界まで4:59!!」


ミサト「シンジ君!撤退しなさい!」
シンジ「はいはい」

シンジ「よっこらしょっとあっ」

エヴァ「!」ムクッ...ヨロッ

シャムシエル「!!!?」

バターン

シンジ「いててて・・・あっ!」


シャムシエル「・・・」


シンジ「ごめん。押し倒すつもりは・・・あっ、そうだね。まずはどかなきゃね」

シャムシエル「///」

シンジ「・・・えっ?」

シャムシエル「///」ブンブン


シンジ「あっ・・・本当だ!ごめん!まさか今のでコアを潰しちゃうなんて!悪気は無かったんだよ!本当に!」



シャムシエル「・・・」グッ



ドカーーーーン


マヤ『使徒の殲滅を確認!』

ーー夜・ゲンドウ宅

シンジ「・・・」

ゲンドウ「・・・今日は良くやったな」

シンジ「別そんなんでもないよ」

ゲンドウ「学校にも行ったそうだな。母さんもきっと喜んでいる」

シンジ「・・・」


ゲンドウ「それに友達も出来たようだ。さすがユイの息子だな」

ゲンドウ「友達など、以外と簡単に出来るだろう?」

シンジ「別に・・・」

ゲンドウ「彼らと友達になった時、お前達がした事を他の子にもすればいい。小さな範囲でならこうも容易く人間は補完し合えるんだ」

シンジ「僕がした事・・・」

ウワアアアアアアアアアアアア!
ミソラーメン!
ウンコフィンガー!!


シンジ「できそうにない」

ーーまた、とある日

ゲンドウ「おい。朝だ。起きろシンジ」

ゲンドウ「また鍵が増えている。だが」ズチャッ


ズガガガガガガガガガガガガガ!!!


ゲンドウ「・・・朝だ。お前は今日も学校だろう・・・うむ?」ピラッ


「今日は何となくだるいので休みます。給料は机の上においといて下さい シンジ」


ゲンドウ「・・・逃げられると思っているのか?」ピッ

『ビーッ!ビーッ!第三新東京市全域に警戒発令!市民は直ちに屋内へ!学徒は速やかに学校へ避難しなさい!』


ゲンドウ「・・・頼んだぞ、レイ」

レイ(零号機)「はい。碇司令」ガシャッガシャッ



シンジ(ここまでやるか?)ダダダダダ


マヤ『目標!商店街方面へ移動中!』

ーー学校

トウジ「今朝もハデに逃げとったなー!」

シンジ「家に帰りたい・・・」

ケンスケ「なあなあ、今度配備される新型戦車が見たいんだけどさ、何とか見れないかな?」

シンジ「さぁ・・・今朝は半時間逃げただけでエヴァ一機だったし・・・半日くらい逃げ続ければ動かせる全部隊導入されるんじゃない?」

ケンスケ「半日だな?」

ーー翌日

シンジ「ふぅ・・・ふぅ・・・」ダダダダ

ケンスケ『前方200m上空にヘリだ!次の角で路地に入れ!』

ケンスケ『エヴァが出てきた!上から探される範囲が激増するぞ!地下に逃げろ!』

ケンスケ『よし、その下水道をひたすら西へ登るんだ!山中の施設裏に出るからあとはヘリの死角に隠れていれば・・・』


ケンスケ「新型戦車部隊キター!!!」パシャパシャパシャパシャ

シンジ(こんだけ手間する位なら普通に登校した方が楽じゃないかな)

ーーさらに翌日

トウジ「なんや、今日は普通に登校してきたんかい」

シンジ「逃げる方がダルいと知った」


ケンスケ「いやー、もったいない!また頼むよ!ところで明日、、エヴァの二号機が搬入されるって本当かい?本当なら明日からの休みを使って見に行きたいんだけど」

シンジ「知らんがな」

トウジ「お前そのうちエヴァのプラグ引っこ抜いて乗っ取りそうやな」

ケンスケ(実は計画中なんだよな)

ーー翌日、墓

ゲンドウ「・・・ユイ」

シンジ「母さんの墓・・・でも骨とかは」

ゲンドウ「ここにはない」

シンジ「・・・」


ゲンドウ(ユイ・・・シンジはこんなに大きくなったぞ。おっと。いつもエヴァから見ているから知っているかな)

ゲンドウ(甘やかされてちょっとしたクズになっていたが最近は友達も出来たようだ)

ゲンドウ(逃亡癖はなかなか治りそうにないが)

ゲンドウ「・・・シンジ。使徒だ。本部へ向かうぞ」

シンジ「お給料よろしく」



ーー車内

ゲンドウ「・・・シートベルトはしたか?」

シンジ「うん」

ゲンドウ「よし」ブロロロロ

ーー車内

ゲンドウ「・・・必死に応戦しているな」

シンジ「そーだね」ピコピコ

ゲンドウ「・・・車内でゲームすると酔うぞ」

シンジ「大丈夫大丈夫」



シンジ「どっちみち使徒に通常へいきは通用しないし」

ゲンドウ「それもそうだな」

シンジ「それより何か降ってきたよ」

ゲンドウ「二号機・・・セカンドか」

シンジ「よし、あの時計みたいな使徒は赤いのに任そう。僕は帰るよ」

ゲンドウ「・・・走行中に降りるな。危険だ」

シンジ「やった!ライダーキックでコアブチ抜いたー!」

ゲンドウ「!!」

ゲンドウ「伏せろ!」

ドーーーーーン

シンジ「うわああ!」

ゲンドウ「ッ!」

車「」キュルキュル

ガシッ

シンジ「あー、びっくりした」

ーー基地
ウオー!ニゴウキダー!ホンモノダー!パシャパシャパシャ

アスカ「・・・ふーん、あんたが七光りの初号機パイロットね」

アスカ「親の七光りてまエヴァに乗って、そのくせ戦えなくても恥とも思わな「フンッ!」べチッ


ゲンドウ「うちの息k...同僚の悪口を公言するのはやめて頂きたい」


アスカ「えっ、えっ、や、やっぱり七光りじゃない!うわああん!」ポロポロ


ザッザッザッザッ

職員A「司令、部下に暴力を振るいましたね!見ましたよ!」
職員B「ご同行願います」

ゲンドウ「い、いや違う、今のは、違っ」




父さんは白と黒の車で何処かへと運ばれていきました

シンジ「・・・さっきは父さんがごめん。僕はそもそも面倒が嫌いなんだよ。だからエヴァも戦いも好きじゃないんだ」

アスカ「じゃあパイロットなんかやめちゃいなさいよ!なんで私がこんなのと一緒に働かなきゃいけないワケ!?」ヒリヒリ

シンジ「悪いね。でも、お給料も良いし。それにアスカだってデメリットばかりじゃないでしょ?メリットもあるはずだ」

アスカ「へぇ?知ったような口聞くじゃないの。じゃあそのメリットとやらを説明して貰おうかしら」

シンジ「そもそも・・・」
アスカ「ふむふむ・・・」


~20分後~

アスカ「日本サイコー!本部サイコー!」

シンジ(チョロい)

ーーまた数日後

マヤ「インド洋上空で反応アリ!分体を落下させながらこちらへ向かって来ます!」

ミサト「電磁波やN2爆撃は!?」

マヤ「全く効きません!」

ミサト「もし本体がネルフ本部に落ちたら!?」

青葉「かなり深部まで到達するかと!サードインパクトは免れません!」

ミサト「仕方ない・・・受け止めるか」

ミサト「作戦概要を説明するわ。まず、これが使徒の落下予想区域。この中で使徒を受け止めます」

アスカ「ふん!私一人で余裕よ!」

ミサト「無理よ。これだけ不規則な予測区域をエバー一体ではカヴァーしきれないわ」

アスカ「えー」

シンジ「二機でも無理ですか?帰りたいんですが」

ミサト「三機でも厳しいのに、無茶言わないの!」

シンジ「えー」

ーー地上
シンジ「よし!僕はネルフの周囲10mを守るから、二人は残りの地域を頼んだ」

アスカ「ちょっと待て」
レイ「その理屈はおかしい」


サハクィエル「・・・」ヒューーーー


シンジ「ほらきたよ!」


サハクィエル「・・・」パカッ


レイ「変形!?」


アスカ「くっ・・・ここかじゃ間に合わない!」

シンジ「うわああああ!こっちくんなあああああ!」ダダダダ


サハクィエル「・・・」ヒューーーーー


レイ「見事に落下地点へ逃げて行くわね」


アスカ「どっちかって言うとあいつが追いかけられてんじゃない?」


シンジ「うわああああああああ!」

バコォォォォン

マヤ「使徒!初号機頭部に激突!・・・いえ!無事です!初号機、後頭部にATフィールドを展開して受け止めました!」


リツコ(ヘタレや)

ミサト「ナイス!シンジ君!」


シンジ「うわああああああああ!」

シンジ「綾波さん!式波さん!何をしているんです!はやくこいつにトドメををををををを」


アスカ「ったく!わかってる・・・ちゅーのぉ!!!」

レイ「フリーザ様ー!」


中の人「・・・」ガシッ

アスカ「っもぉーいっぱつ!!」


バキィ


サハクイエル「」ゾワゾワゾワ




ドーーーーーーーン!!!

ーーその夜
ピンポーン


シンジ「はい?」

アスカ「・・・どうも」

シンジ「何か用?」

アスカ「・・・別に。今日泊まる所決めて無かったから」

シンジ「で、うちへ?」

アスカ「なんか文句ある!?」

シンジ「寝たいなら適当なとこで寝てね。僕には基本関わらないスタンスでよろしく。」

アスカ「・・・本当モノグサね。ところで司令は?ここ司令の部屋でしょ?」


シンジ「まだ事情聴取中」


ーーーーーーー
ゲンドウ「違う・・・私は無意味に暴力など・・・」

警察官「あのねぇ、そればっかりだといつまでたっても帰れないよ?」

警察官B「で?部下を殴ったの?殴ってないの?」

ゲンドウ「違う・・・私は・・・」

アスカ「へ、へぇ。元は私の悪口だし、少し申し訳ないと思わないでもないわね」

シンジ「僕なら自分殴って捕まった人の家に来たりしないけどね」

アスカ「う、うるさい!それに今日どさくさに私のこと呼び捨てに「してませんけど」

シンジ「ちゃんと式波さん綾波さんって言いましたけど」


アスカ「・・・やっぱあんた嫌なやつね」

アスカ「とにかく!私はあんたをバカシンジって呼ぶからあんたは私をアスカって呼びなさい!特別なんだから!」

シンジ「めんどくさい」

アスカ「あんたそれしか無いの?」

シンジ「それはそうとドイツから来たんだよね?」

アスカ「話そらさないの!・・・まあドイツから来たんだけど」

シンジ「荷物は?」

アスカ「ミサトに預けて来た」

シンジ「ミサトさんに?あの人、私生活だらしなさそうだけど大丈夫?」

アスカ「大丈夫でしょ。多分」

ーーーーーー

ミサト「ぷはーーーっ!風呂上りのビール最ッ高!!」

ミサト「なんかダンボール増えてる気がするけどきにしなーい!」

ーーーーーー

シンジ「まぁ、それでいいならいいんじゃない?僕には関係ないし」

アスカ「何よそれ」

シンジ「僕はもう寝るから。一晩過ごしたら部屋探しなり住居申請なり勝手にしてね。あと僕の部屋には近づかないように」


ーー夜中
アスカ「・・・バカシンジにお礼言ってなかった」

アスカ「・・・大丈夫よ!練習したし!『私だけじゃ受け止められなかった。ありがとう』これだけ!」


アスカ「あとソファーじゃ寝付けないから特別にマットレス借りてあげる!」

アスカ「ここがあいつのルームね」

アスカ「大丈夫、大丈夫・・・よしっ!」


ガチャ

アスカ「あれ?」

ガチャガチャガチャガチャ

アスカ「・・・あかない」

ーー翌日

ゲンドウ「やっと帰ってきた」

ウィーン


ゲンドウ「うぉっ!」

ゲンドウ「シンジの部屋に寄りかかってセカンドが寝ている・・・とりあえず今日は学校だ。叩き起こさねば」


ゲンドウ「セカンドはソファに寝かせておこう・・・さて」

キュインキュイン...


ゲンドウ「発射!」チュドオオオオオオオオオン

ドア「」ポッカリ

ゲンドウ「さすがだな小型陽電子砲」

シンジ「学校行きたくない」

ゲンドウ「だめだ」

シンジ「休みたいんだ」

ゲンドウ「行け」

シンジ「父さんは僕の事なんて考えずに嫌がる事ばかり言ったりしたり」

ゲンドウ「私はお前の事を考えて大切な事を言ったりしているだけだ」


シンジ「・・・行けばいいんだろ」

こうしてシンジはいやいやながらも学校に通うようになりました

友達もそこそこ出来て、前よりは順調なようです


シンジ「めんどくさい・序」
おしまい

番外編
ーーベタニアベース

加持さん「第三の使徒叩きおこしたるで」

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