マミ「暁美さん。私は貴女を幸せにするためにやってきたの」(183)

【序幕】
―魔女の結界―

マミ「その前に、っと」パン

ゲルトール「」グシャ

さやか「現実に!?」

まどか「もどった?」

ほむら(振り向きもせず魔女だけを撃ちぬくなんて、相変わらずチートがかってるわね)

ほむら(味方になれば心強いけど、今回はどうかしら)

QB「ふたりとも、僕と契約して魔法少女になってよ」

さやか「あ、あんたもう大丈夫なんだ。ところで魔法少女って…?」

ほむら(インキュベーター)ギリギリ

マミ「そうね。二人には魔法少女について説明しておかなきゃいけないわね」

マミ「これから私の家にきてくれるかしら?」

まどか&さやか「はい」

マミ「後は……」

マミ「出てらっしゃい。いるんでしょ?」

ほむら「……」トン

マミほむほどエロい組み合わせは無い

さやか「アイツ……」

まどか「この子を傷つけようとした……」

マミ「貴女も一緒にきてくれないかしら。彼女たちに魔法少女について説明したいの」

ほむら「私は……」

マミ「二人に魔法少女について『正しく』教えたいと思って。そのための先生は多いほうがいいでしょ」

ほむら「……そうね」

マミ「これもも忘れずにもっていかないと」グリーフシード

―マミほーむ―

QB「僕と契約して魔法少女になってよ」

QB「魔法少女になれば願いを一つ叶えられるんだ」

さやか「なんでも?」

QB「なんでもは無理だね。その子の素質に応じた願いだけ」

さやか「うーん。じゃあ、さやかちゃんの素質なら、どれくらいの願いが叶えられるんでしょうか」

QB「死人を生き返らせることや、大富豪になるぐらいなら可能だね」

さやか(てことは恭介の手を治すことも……)

マミ「QB、メリットばかり話すのはフェアじゃないわよ」

QB「きゅっぷい」

マミ「デメリットは私から話させてもらうわ」

マミ「魔法少女になると魔女と戦い続けなければならないの」

まどか「魔女ってあの変な空間で私達を襲った?」

マミ「あれは使い魔ね。魔女は私が撃ちぬいた奴よ」

さやか「なんで戦わないといけないんですか?」

マミ「このグリーフシードが魔法少女には必要不可欠だからよ」

マミ「そしてこれが魔法少女の力の源ソウルジェム」

マミ「魔法少女が魔法を使ったり、深く落ち込んだりすると、ソウルジェムはどんどん濁っていくわ」

マミ「その濁りを取るために、このグリーフシードをあてて……」キュピン

まどか「すごい。輝きが増してく」

マミ「ええ。魔法少女はソウルジェムを濁らさないために、魔女を倒してグリーフシードを集めなきゃならないわ」

さやか「ソウルジェムが濁るとどうなっちゃうんですか?」

ふむ

マミ「魔女になるの」

まどか「え?」

さやか「え?」

ほむら「え?」

QB「え?」

ほむら(なぜ巴マミが……)

QB「……なぜマミがそれを知ってるんだい?」

マミ「ネット掲示板に書かれていたわ」ドヤ

QB「」

ほむら「」

ネットの情報を鵜呑みにしちゃう厨二なマミさんかわいい

さやか「じゃあさっきマミさんが倒したあれも?」

マミ「ええ。元は魔法少女かもしれないわね」

まどか「そんなのってないよ……」

マミ「私としては貴女達に魔法少女になってもらいたくないと思ってるわ」

マミ「戦いは辛く厳しいわ。いつ命を落とすとも限らない」

マミ「それに貴女達が魔法少女になれば、それだけ沢山のグリーフシードが必要になるわ」

マミ「魔女の数は限られてるわ。最悪の場合、貴女達とグリーフシードの取り合いになることだって考えられるの」

まどか「……」

さやか「……」

ほむら(この時間軸の巴マミはおかしい)

ほむら(彼女は魔法少女の真実は知らないはず)

ほむら(仮に……仮に本当にネット掲示板で知ったとしても、彼女がこんな冷静でいられるわけない)

ほむら(いったいどうして……)

マミ「ところで、ふたりはどうしても叶えたい願いはあるのかしら?」

まどか「私は……ないです」

さやか「私は………………」

さやか「……………………」

さやか「……………………」

マミ「美樹さんはあるのね」

さやか「はい。でも魔法少女になってまで叶えたい願いなのかどうか」

さやか「ちょっとわかりません」

マミ「参考までに、美樹さんの願いを教えてくれないかしら?」

マミ「私たちは魔法少女。ひょっとしたら契約せずとも願いを叶えられるかもしれないわ」

さやか「あはは……同級生の男の子のことなんですけどね」

さやか「利き手に酷い怪我を負って、バイオリンを弾けなくなっちゃったんですよ」

さやか「あ、恭介は――恭介というのはその同級生の男の子のことなんですが」

さやか「バイオリンのコンクールで凄い賞とか一杯とってて」

さやか「それでも毎日毎日練習して、そういう凄いヤツなんです」

さやか「だから、その……」

ほむら(美樹さやかが魔法少女のシステムを知った以上、QBとの契約は避けられない)

ほむら(どのループでもそうだった……)

マミ「……それならなんとかなるかもしれないわ」

ほむら(え?)

さやか「本当ですか!!」

マミ「ええ、知り合いに治癒の得意な魔法少女がいるの」

ほむ

QB「いつの間にそんな知り合いを?」

マミ「ネット掲示板で出会ったの」

QB「」

さやか(出会い厨乙……。っていけないいけない。マミさんは私を助けようとしてくれてるのに)

マミ「ちょっと電話するから待っててね」

==========マミ電話中==========
マミ「まみ? まみまみ? まみっ!! まみぃ……」
マミ「まみ…まみまみまみ!! まみ!! まみっ!!!」
=========================

QB(わけがわからないよ)

まどか(頭がティロティロしてきたよ…)

マミ「話がまとまったわ」

さやか「それでどうでした?」

つまんね

ああ煽り抜きでつまんねえわこれ

マミ「ええ。治療してくれるって。彼女、腕は確かだから期待していいわ」

マミ「ただし……。対価としてグリーフシードを数個要求されてしまったわ」

さやか「ええっと……それはマミさんが出してくれるんですか?」

マミ「さっき説明した通り、グリーフシードは魔法少女の生命線とも言えるもの。タダでってわけにはいかないわね」

まだ面白いもつまらんも無いと思うが

さやか「お願いします! なんでもします! だから、恭介の腕を直してやって下さい!!」ザッ

マミ「土下座はしなくていいわ。……じゃあ美樹さん。私がこれから言うことを絶対に守ってね」

さやか「はい」

マミ「絶対に魔法少女にならないで」

さやか「え……、そんなことでいいんですか」

マミ「ええ。見滝原に魔法少女が増えると、私の取り分が減るのよ」

マミ「それを避けるために魔法少女に増えてもらっては困るの。だから絶対に魔法少女にならないでね」

さやか「はい。絶対に守ります」

さやか「‥‥‥」

さやか「‥‥‥‥‥‥」

さやか「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」グスッ

まどか「さやかちゃん?」

さやか「これで恭介が治ると思ったら感慨深くてね」グスッグスッ

まどか「さやかちゃん!」ダキッ

さやか「まどか!」ダキッ

マミ「ふふふ……。あら、もういい時間ね。ふたりともそろそろ帰りなさい」

まどか「わっ、もうこんな時間。はやく帰らないとまたママに小言言われちゃう」

さやか「えーっと。ありがとうございました」

マミ「気をつけて帰るのよ」

                                ,...、

                             _,.-‐---‐''"¨τ三ミ
                     _    ._,.-‐-'´^ー<.... ,.._ 、,/'"π丿
                  σ   λ _,,.._ /`‐、_'´´.._,,./`ヽ', --'ゞ
                    ,.... ~~~~" ,.-、 リ´ ,/´            ̄
              _,,.._-'" _,. (´・ω・`)  ..,,_ノ-''"
           _/´  `ーヽ、ヽ.`ニニ´.λ'´ .{
       ,. '´ '{′   ;  ,, ' _゙.`ーv''´ , ' ,|
     _/〉-._,人,._,.,.'__≠''´  .',│ ,.. ' /   
    ,'´ ヽ_,ィ   /'"λ  `゙  } 、_, .ノ  <まだかなぁ まゆしぃ暴れちゃうのです☆
  /.'"`ー、ノー-‐へ ,ノ 《 ゙ヽ、.__.. ノ , ', リ

  ヽ. 、.  、!_,-'.ー. \ヽ._  - 、._, '",)ノ
   ヽ、ヽ,-'"ニ  ̄}  .ヾミ゙ヽ_,'"´ /,、_〃
     `ヽ._ ヽ '"〉  {ヘ, ,(`ー_,./,.-'/
       ``ー--''

ほむら「……」

マミ「……」

QB「……」

ほむら「じゃあ私もそろそろお暇」

マミ「暁美さんにはもう少し残ってもらわないと困るわ」

マミ「本題はこれからよ」

マミ「その前に、っと。QB、夜の散歩に行ってきてもらえるかしら」

QB「え」

マミ「夜の散歩。行きたいでしょ?」

QB「え」

マミ「行ってきて」ジト

QB「きゅっぷい」パタパタ

もう少し様子見

マミ「さて、邪魔者もいなくなったことだし、本題に入りましょうか」

ほむら「……」

マミ「……」

ほむら「あなたは何者なの?」

マミ「単刀直入ね。せっかちな女はモテないわよ」

ほむら「何が目的なの?」イラッ

ほむら「あなたは私の味方? それとも敵?」


マミ「私の名前は巴マミ。見滝原中学三年生」

マミ「暁美さん。私は貴女を幸せにするためにやってきたの」

天使気取りマミさんかわいい

ここでOP

いーつーか君が♪

ほむら「私を幸せにするですって……貴女が?」イラッ

マミ「やっぱり魔法少女の真実を知っただけで魔女化してしまうような先輩は信じられない?」

ほむら(やっぱり私と同じ時間遡航者!?)

マミ「恨まれるだけのことをしてきた自覚はあるわ。でも私を信じて欲しいの」

ほむら(別に恨んでは……)

マミ「油断して恵方巻きなんかに殺される先輩は頼りないかな?」シュン

ほむら(それはちょっとあるかもしれない……)

マミ「まぁ、失礼ね」

ほむら「心を読んだ!?」

マミ「顔に出てるわよ」

ほむら「へ?」

エスパーマミ

期待

ほむら「巴マミ。あなたも私と同じ時間遡航者なの?」

マミ「そうよ」

ほむら「どうやって過去に戻ったというの? あなたにそんな能力はなかったはずだけど」

マミ「『他人の人生をやり直させること』を望んだ少女がいたのよ。ずっと後の話だけど」

ほむら「ずっと後?」

マミ「ええ。今より20年ぐらい後の話になるわ」

マミ「彼女の力で過去に飛ばされた瞬間、全ての記憶が蘇ったわ」

マミ「暁美さんが鹿目さんを救うために見滝原でループを繰り返し続けていることも」

マミ「シャルロッテという恵方巻きの魔女に私が何度も殺されていることも」

マミ「…………杏子をこの手で殺してしまったことも、ね…」

ほむら「……そう」

マミ「話を戻しましょう」

マミ「私たちの目的はワルプルギスの夜を無事に乗り越えること。一人の犠牲も出さずに」

ほむら「私はまどかさえ救えればそれで」

マミ「またそんなこと言って……ほんとうはみんな救いたいと思ってるのに」

ほむら「……」

ほむら「何度やっても駄目だった」

ほむら「最初はみんな救おうとした」

ほむら「でも、あなたは真実を知っただけで魔女化するし」

ほむら「美樹さやかは自爆して魔女化するし」

ほむら「だからといって私と杏子だけではワルプルギスの夜を倒せない」

ほむら「まどかが魔法少女になればワルプルギスの夜を倒せるけれど、力を使い果たしたまどかは魔女になってしまう」



マミ「だから私が来たの」

ほむら「あなたに何ができるというの?」

マミ「手始めに上条君を救ってみせたでしょ。あれで美樹さやかが魔法少女になることもない」

ほむら「でもワルプルギスの夜に勝つことは」

マミ「できるわ」

ほむら「無理よ」

マミ「できるから私は帰ってきたのよ」

ほむら「…………いいわ。今回はあなたを信じましょう」

ほむら(失敗したら繰り返せばいいだけだし)

マミ「失敗しても時間を巻き戻せばいいって顔してるわね」

マミ「でもそういうわけにはいかないのよ」

ほむら「え……?」

マミ「鹿目さんの魔法少女としての素質がどんどん高まっていることには気づいてる?」

ほむら「……そうなの?」

マミ「あなたがループすればするほど、『因果』が鹿目さんに集中する」

マミ「『因果』が集中することにより、鹿目さんの魔法少女としての素質はどんどん高まっていく」

マミ「素質が高まれば魔法少女として強力になるだけではなく、叶えられる願いも強くなる」

マミ「鹿目さんがこう願ったことがあったわよね。『魔法少女の悲劇を終わらせたい』って」

マミ「その時は素質不足で願いは叶わなかったけど」

ほむら「もしかして」

マミ「そう。今の鹿目さんならおそらく叶えることができるわ」

マミ「そして彼女は『概念化』する」

ほむら「概念化?」


マミ「神様になるってこと」

マミさんのデカパイ揉みたい

俺も揉みたい

まどかのお腹ポンポンしたい

マミ「そうしたらオシマイ。私たちは鹿目さんのことを思い出せない」

ほむら「私はまどかのことを忘れたりなんかしないわ」キリッ

マミ「無駄よ。どんな意思の強さも魔法少女の願いには勝てない」

マミ「これは『見通す力』を持った魔法少女から聞いたこと」

ほむら「美国織莉子のこと?」

マミ「彼女ではないわ。似たような力の持ち主だけど」

ほむら「ふぅ……つまり私達に後は残されていないってわけね」

シエン

マミ「そろそろ本題に入りましょう」

マミ「私たちの目的は2つあるわ」

マミ「1つ目はワルプルギスの夜を撃破すること」

マミ「現在の戦力だと確実には勝てないわ。私に秘策があるから任せておいて」

ほむら「秘策?」

マミ「あとで教えるわ」


マミ「2つ目は鹿目さんと美樹さんにQBと契約させないこと」

マミ「特に美樹さんが契約した場合、魔女化は避けられないと言っても言い過ぎじゃないわ」

ほむら「あなたのおかげで、これは既に達成できたと言ってもいい」

マミ「美樹さんと上条君をくっつけることができればより確実だけど……」

まみまみ

さやかのふとももに挟まれたい

ほむら「無理ね」キリッ

マミ「……それはおいおい考えていきましょ。私たちは魔女を倒せばいいわ」

マミ「二人が魔女の結界に入ったところにQBが登場、これが最悪のパターンよ」

ほむら「ええ」

マミ「私達の持っている情報を整理して、魔女はできる限り先回りして倒しましょう」

マミ「じゃあ、これで同盟成立ってことでいいかしら」

ほむら「いいわ。私の他の選択肢は残されていないみたいだし」

マミ「……そうね。じゃあ同盟成立のお祝いに紅茶をでも飲む?」

ほむら「それは……午後の紅茶?」

マミ「ええ。嫌いだったかしら?」

リプトン支援


ほむら「嫌いじゃないわ……」

マミ「それじゃあ、秘策についてお話するわ」

マミ「この設計図を見て」ドサッ

ほむら「なんて量の紙……これは、兵器の設計図?」

マミ「ええ。陽電子対局所消滅砲。隕石を破壊するために米国が開発した兵器よ」

ほむら「隕石?」

マミ「ずっと先の話だから気にしなくていいわ」

ほむら「この兵器ならワルプルギスを倒せるの?」

マミ「ええ。魔法少女が使えば、見滝原に出てきたワルプルギスの夜ぐらいなら一撃。実証済みだから安心して」

ほむら「実証済み…ですって?」

マミ「何度か試したことがあるってこと」

ほむら「ふぅ…今のあなたはなんだか頼もしく思えるわ」

マミ「それはありがとう」

ほむら「でも、こんなものどこで作れば……」

マミ「この近くの工場を買い取ったわ。私達が頑張ればワルプルギスの夜が出てくる前に完成するはずよ」

ほむら「工場を買い取ったって…?」

マミ「ちょっと裏金を強奪しただけよ。多くの人命のためだもの。これくらい許されるわ」

ほむら「私が言うのもなんだけど、随分過激になったのね。巴マミ」

マミ「長く生きてれば嫌でも変わってしまうものよ」

しえん

こんなに頼もしいマミさん初めてみた


支援

強くてニューゲームってレベルじゃないなこのデミさん

マミ「じゃあ工場に行きましょう。暁美さんはこっちの布団をもって」

ほむら「え? なんで布団?」

マミ「工場に泊まりこむからに決まってるじゃない」

ほむら「別に泊まらなくても…」

マミ「時間が足りなくなったらゲームオーバーよ。暁美さんは日常生活のために未来を犠牲にするの?」

ほむら「分かったわ…」

マミ「大丈夫。予定通り進めば、3日に一度ぐらいお風呂に入る時間はあるから」

ほむら「……」

マミ「あと学校に行く時間もないから」

ほむら「それじゃまどかが…」

マミ「鹿目さんはそんな簡単に契約したりしないわ。魔女の結界に取り込まれでもしない限り」

マミ「さっき言ったように、暁美さんが知ってる情報と、私が知ってる情報を合わせれば、鹿目さんが魔女に接触する前に殲滅できるわ」

ほむら「……そうね」

マミ「ふふ。分かってくれて、ありがとう」

セスリムニル市の戦いだな

―工場―
マミ「さて、ここが私達の愛の巣よ」

ほむら「冗談はやめて。って…凄いわね」

マミ「ええ、重要なパーツの一部は金型から作らなきゃならないから」

ほむら「それにしても凄い量の機材。この大きいのは……なになに瞬時電圧低下補償装置…?」

マミ「中核となるデリケートな部品を作ってる時はちょっとの電圧の差も問題になるから」

ほむら「でも私、兵器なんて作ったことないわ。いつも盗んでたし」

マミ「そこら辺は安心して。私が教えてあげる」

マミ「暁美さんは機材の納品確認からお願い。これがチェックシート。それが終わったら動作確認」

マミ「まだ来てない機材も順次納品されるから、その受け取りもお願いするわ」

ほむら「わかったわ」

マミ「さて、じゃあ始めましょうか」

>>50
今のはギリギリだぞ貴様

とんだブラック企業だ

>>>

ほむら「……ふぅ」

マミ「疲れた?」

ほむら「ええ、流石にね」

マミ「夜ご飯がまだだったわね。そこに冷凍庫があるから、中から適当に選んでチンして食べておいて」

ほむら「そうさせてもらうわ」

マミ「食べたら寝ていいから」

ほむら「でもまだ」

マミ「先は長いわ。暁美さんに息切れされたら困るもの」

ほむら「そうね。巴…マミはいつ寝るのかしら」

マミ「疲れたら寝るわ。それじゃあ、おやすみなさい」

ほむら(ここまで疲れたのは久しぶりかもしれない)

ほむら(これで本当にワルプルギスの夜に勝てるのかしら)

ほむら(……今は信じるしかない、か…)

ほむら(寝よう)

___
___
___

ほむら「……朝ね」

ほむら「まだ音がしてる。巴マミはまだ作業してるのかしら……」

ほむら「眠るように言わないと」

私怨

支援

―数日後―
ほむら「今日は」

マミ「ええ、あの子が出てくる日ね」

ほむら「恵方巻きの魔女」

マミ「お菓子の魔女よ」

ほむら(あなただって恵方巻きって言ってたでしょ)

マミ「じゃあそろそろ行きましょうか」

ほむら「ええ」

マミ「作業は予定通り進んでるし。魔女を倒したらお風呂に入りましょ」

ほむら「そうね。汗がべとべとして気持ち悪いし」

マミ「私はそんなに気にならないけど」

チャーシューができるな

圧倒的安心感…っ!!

―魔女の結界―
マミ「邪魔よ」パンパンパンパンパンパン

ほむら(使い魔が一瞬で全滅。やはり巴マミは強い)

ほむら(しかしこの魔女と巴マミの相性は悪い)

シャルロッテ「Mameeeeeeeeru!」

マミ「出てきたわね……シャルロッテ」

マミ「私を一番多く殺してきた魔女。お菓子を愛する憐れな憐れな女の子」

マミ「今の私の貴方を救う術はないの。悪いけど死んで頂戴」パン

シャルロッテ「」グシャ

ほむら(ここからが肝心ね……)

マミ「終わったわ。暁美さん行きましょう」

ほむら「え、でも」

マミ「中身ごと殺したから大丈夫」

シャルロッテ「」

ほむら(本当に動かない。ティロ・フィナーレも使わず一撃で倒したというの?)

マミ「グリーフシードの回収はお願いするわ」

支援

中身は少女じゃないな

アルティメットマミさん

―銭湯―
マミ「ふぅ、やっぱり仕事の後の一風呂は格別ね」

ほむら(公衆浴場なんて久しぶりだけど悪くないものね)

マミ「また頑張らないといけないから今のうちに疲れをとっておかなきゃ」

ほむら(やっぱり大きな胸。そういえば……)

ほむら「巴マミ、一つ質問していいかしら」

マミ「いいけど…何かしら?」

ほむら「あなたの胸はどこまで大きくなるの?」

マミ「……え?」

●REC

ほむら「……ちょっと気になっただけだから、教えたくないなら別に……」

マミ「……今の倍ぐらいになるわ」

ほむら「……えっ?」

ほむら「…はぁ……とんだ化物ね」

マミ「うぅ…」

ほむら「え? 何でソウルジェムが濁りそうな顔してるのよ。そんなに落ち込むことじゃないわ」

マミ「散々ネタにされたから……未来で」


ザッバーン!!


ほむら・マミ「!?」

ほむら「マナーのなってない客もいたものね」

マミ「ってあれ美樹さんじゃない」

ほんとばか

人魚になってしまったか!

>>66
二十年後っていってたから、三十五歳以上だな

35もいくと乳が垂れるな~
みっともないお

さやか「うおっ。マミさんと……転校生?」

マミ「久しぶりね美樹さん。美樹さんもお風呂?」

さやか「はい。家の給湯器が壊れちゃって」

マミ「そう。それは大変ね。ところで上条君のことなんだけど」

さやか「本当にありがとうございました!!」

マミ「その様子だとちゃんと治ったみたいね」

さやか「ええ、恭介のやつこれでバイオリンができるって本当に嬉しそうで」

さやか「あいつ『これもみんなさやかが毎日お見舞いに来てくれたお陰だ』なんて言ってくれたんですよ」

さやか「そしたら私……あれ、困ったな、涙がとまんないや」グス

マミ「……そう。良かったわね」

さやか「えへへ」

マミ「そんな美樹さんに一つ忠告。早めに告白したほうがいいかもしれないわ」

さやか「え?」

マミ「上条君を狙ってるのは美樹さんだけじゃないから」

さやか「マミさんがなんでそんなこと……」

マミ「ネット掲示板に書かれてたわ」ドヤ

さやか「ネットって怖いですね」

マミ「そうね」

ほむら(何この茶番)

ところでマミさんの中二病はいつ治ったんですか?

>>77
かわりにネット廃人になってしもうた

マミ「まぁ、なんにせよよかったわ」

さやか「あ、転校生もありがとね」

ほむら「私は何もしてないわ」

さやか「マミさんと一緒にいるってことは、一緒に魔女退治してるんでしょ」

さやか「転校生のおかげで、私たちは平和な毎日を過ごせてるんだよ」

ほむら「……そうかもね」

―工場―
マミ「美樹さん元気そうでよかったわ」

ほむら「そうね」

マミ「これで美樹さんが魔法少女になる可能性は……低いかな」

ほむら「わからないわ。志筑仁美と上条恭介が付き合った場合……」

マミ「私が知っている限り、それだけが理由で美樹さんが契約することはないわ」

ほむら「そうね。私も知らないわ」

マミ「ふふふ」

マミ「さて、作業を続けましょうか」

ほむら「ええ」

いつも思うんだけど、まどかが魔女になったらワルプルよりタチが悪いから契約するのやめろ、
って言えば早いんじゃね

―数日後―
マミ「完成したわね」

ほむら「ええ、長かったわ」

マミ「じゃあワルプルギスの夜と戦うための作戦を決めるわ」

ほむら「そういえば、決めてなかったわね」

マミ「作戦は単純明快。私がワルプルギスの夜をひきつけるから、暁美さんが時間を止めて引き金を弾く」

ほむら「それだけなの?」

マミ「ええ、それだけ」

ほむら「まぁ、それくらいしかないか」

マミ「じゃあ、家に帰りましょうか」

ほむら「え、今日はここに泊まらないの?」

マミ「ええ、ここに泊まる理由もないし……寂しい?」

ほむら「…………少し」

マミ「デレ期到来?」

ほむら「……」イラッ

このマミさんはきっと頭に真の文字が付いてる

―マミほーむ―
マミ「それにしても暁美さんが私の紅茶を飲みたいだなんて」

ほむら「まさか茶葉がないなんて。巴…マミの代名詞だと思っていたのだけど」

マミ「ええ、最近はいれてなかったから」

ほむら「ごめんなさい」

マミ「いいのよ。たまにはお茶を入れてリラックスして明日の戦いに備えましょ」

ほむら「ええ、そうね」

ほむ

決戦前の夜はベッドでくんずほぐれつと決まっておる

マミ「はい、どうぞ」

ほむら「ありがとう」

マミ「お味はどうかしら?」

ほむら「ええ、美味しいわ。でも……」

マミ「…?」

ほむら「腕が落ちたわね」

マミ「……」シュン

ほむら「もう、落ち込まないの」

ほむ

ほむら「ねぇ、巴…さん。一つ聞いてもいい?」

マミ「なぁに?」

ほむら「巴さんはこの戦いが終わったらどうするの?」

マミ「魔女を倒しにいくわ」

ほむら「え?」

マミ「世界中の魔女を倒すの。それが魔法少女の仕事だから」

ほむら「じゃあ見滝原には」

マミ「たまに帰ってくるわよ。他所で戦ってる間にあなたたちが死んだら後味悪いもの」

世界中の魔法少女の縄張りを荒らして回るのか

ほむら「私は……」

ほむら「多分、ワルプルギスの夜を倒した後、時間を止められない無力な魔法少女になってしまう」

ほむら「そしたら見滝原を守る魔法少女がいなくなってしまうのだけど…」

マミ「それは杏子に頼むから大丈夫」

ほむら「杏子に?」

マミ「ええ、見滝原を彼女の狩場にしてもらう」

マミ「その上で定期的にグリーフシードを渡すことを条件に、一般人を使い魔の犠牲にしないよう頼むわ」

ほむら「全部考えてるのね…」

すげえ!まんじゅうみたいな顔している女とは思えないようなマミさんだ!

まだ様子見

                                  __,,....,,__

                              ,.  ''"´     ``丶、               , ´ ̄ ̄`丶.
           ,. ´ ̄`丶.            ,. '′      ,.ヘ       `ヽ、             , '           ヽ
            , '        ヽ           /   ,/ / ./  ヽ ト、      \   .      {             '.,
        /           }          /     / ///   u. ヽ| ヽ l    ',           ',          }
          {            j         ,'      ,l/'"´``     '"´`` ,ソヽ     i          \        く
        )        ,. '′     __i    / 、 、 ,      、 、 ,    '.,  .l__         ヽ ..,,_  _,..へ. .\ __
    ,,__ / , ヘ,,_,,..  '".     ,.へ. ハl     /   ○    、    ○     l  l ハ  _,,_         ̄    ,ゝ、"´  `ヽ
   /  `Y `く            ヽ ヽ_人   l `ヽ.             /´ u l  人人_/ / _          {  (_    ,.}
.  ,'  .   !  }         ,へ.__Y´/  ヽ  l   )、ー------一ァ(   /,/  ヽ/ .ム-,' /          /    ̄\ \
  ヽ.,,_,, 人 ノ           \ ヽ. {    \|   ' Uヽ ..,,_,,.. !|′ ヽ  ′    jヽ/''"/ ./          , '       ,. ヘ〆
/ , へ    `ヽ.        r‐'ニ=ヽ'´ ゝ u             ‐-‐ |{          ノ    ソ〆ニ=-、  , '    u   .j
 / .  ',      ヽ      ノノ      _ ` 、...__..  \        /  、..,,__,,.. く_          ソ ,.'         /
'′    ',   u.   ヽ    '´   , '"´  `Y´    u   ` ー-----一'"     ノ      ``丶      /          ,.'
.      ',        ヽ   ./     _           __,,....,,_ __           __    ヽ__   /         , '
         ',         ヽ _,,/     , '´       ,..-◆-‐'::::。::::::}´: `~``ー-‐- 、_    `丶.   `ヽ′       /
         ',                 /    _,,..-‐-'"´:::::::::::::::::::::::::::::::〕 : : : : : : : : : : : ヽ ̄`丶 ヽ          /
         ',          u   ,'  , ´(::::::::◇::::::::::::::::::::::::::::::::::::( : : : : : : : : : : : : ;ノ    ) _',_     , '′
         ',              {__ (   ヽ::_:::::::::::::::::::::▽::::::::::::::ノ : : : : : : : : : :_厂    , '     `ヽ‐<.
         \        /  ``  ..,,_ ~""''' ‐-- 一' "´ `"'''"´ ̄_,."´ -‐ ' ´           ` 、
              ` ー‐ァ--‐ァ'′         ̄````゙゙゙゙゙゙゙゙``````````´´´´                     \
             /  ./                                               u    ヽ
             ,. ´                                                      ',
         , '                                                       ',
           /    u                                                       i
.          i                                                             l
        {                                                u              }

マミ「今から20年ほど後。とんでもない魔女があらわれるわ」

ほむら「ワルプルギスの夜以上?」

マミ「ええ、見滝原に現れるワルプルギスの夜以上の魔女。その魔女は20年ほど後の上海に現れる」

マミ「私達はその魔女を『上海の劇場王』と呼んでいるわ。魔法少女が二桁集まってもたおせない魔女の王」

マミ「その魔女のせいで世界は血に満たされる」

マミ「血は血を呼び、強力な魔女が増え、魔法少女はジリ貧になっていく」

マミ「それを防ぐために私は彼女によって過去に戻された」

ほむら「巴マミを過去に戻した魔法少女……」

マミ「私は『劇場王』を倒すためにループを繰り返してるの」

ほむら「……」

中国人の魔法少女とか、杏子レベルじゃないハングリーさを発揮してそう。

このマミさん精神年齢が3桁いってそう

マミ「次からはもっと昔に戻してもらうわ」

ほむら「え?」

マミ「そうすれば杏子の契約を止めることができる」

マミ「鹿目さんに因果が集中することもない」

マミ「上条くんの手が動かなくなるきっかけを潰すこともできる」

マミ「あなたの脆弱体質も治せるかもしれない」

マミ「この時代に戻ってきたのはあなたを助けたかったから、ただそれだけ」

ほむら「どうして…?」

マミ「……」

マミ「……」

マミ「……」

マミ「逃げたから」

ほむら「逃げた?」

マミ「ええ。魔法少女の真実を知った私はかろうじで自我を保っていた」

マミ「でもワルプルギスの夜と戦っているとき……そう、あのときは暁美さん、杏子、鹿目さんが魔法少女として戦っていた」

マミ「その戦いの途中、私は逃げ出した」

マミ「怖くなったの」

マミ「自分の同類と戦うのが」

マミ「自分の成り果てた姿と戦うのが」

マミ「だから逃げた」

ほむら「……」


マミ「……それをやり直したくて、私はここに戻ってきたの」

ほむら「そう」

マミ「ごめんなさい」

ほむら「謝る必要はないわ。あなたはこうやって戻ってきてくれたのだから」ニコッ

マミ「暁美さん……」

ほむら「もう寝ましょ。明日で全部終わらせるんだから」

マミ「……ええ」


___
ほむら「……」zzz

ほむら「……」zzz

ほむら「……」zzz

マミ「……」

マミ「……寝たみたいね」

マミ「……」トントントン

マミ「……」

マミ「出てらっしゃいQB。いるんでしょ」

QB「きゅっぷい」

QB「今まで僕に出てこないように言ってたのに、突然どうしたのさ」

マミ「明日、私は死ぬかもしれないから。QBには全部話しておこうと思って」

QB「マミが死ぬかもしれない? いったいなんのことだい?」

マミ「何から話しましょうか。そうね……」

このマミさんそのうち運命石の扉がどうのこうの言い出しそう

いつもみたいに終了時にトリ晒す人?
だったら死ね

>>104
お前も死ね

【本幕】

マミ「いよいよね」

ほむら「ええ」

ワルプルギスの夜「Ahahahahahahahahaha!!!」

マミ「きたわね」

マミ「遅い!」パン

マミ「使い魔の数が足りてないわ」パンパン

ほむら「巴さんが圧倒してる……いけない。私はこっちに集中しなきゃ」

マミ△

ほむら「最終チェック完了」

ほむら「時間停止」

ほむら「……ワルプルギスの夜をセンターに入れて……」

ほむら「発射」ビュン

ワルプルギスの夜「Ahahahahahahahahauhuhuahahahaaaaa…………」

ほむら「やった!?」

ワルプルギスの夜「Ahahahahahahahahauhuhuhuahahahaha」

ほむら「駄目なの?」

ほむら「ダメージは受けてるみたいだけど、これじゃあ……」

マミ「ふぅ……やっぱり駄目だったわね。これで倒せていれば楽だったのだけど…」

ほむら「やっぱりですって?」

マミ「ええ。今まで見滝原に出てきたワルプルギスの夜ならあれで一撃なんだけどね」

ほむら「どういうこと?」

マミ「っと、攻撃が激しくなってきたから、後の説明はよりしく」ヒュン

QB「やれやれ仕方ないね」

ほむら「インキュベータ?」

QB「後はマミに任せるしかないだろうね。暁美ほむら、君はあまりに無力だ」

ほむら「……」ギリッ

QB「仕方ないさ。あのワルプルギスの夜は、君が戦ったことのあるそれとは比べ物にならないぐらい強いから」

ほむら「どういうことなの?」

QB「これから話すことは全部マミの推測だ」

ビュンっててきとう過ぎだろwwww

◆DbnXmdHAoC8/じゃなければいいけど、
どうせ◆DbnXmdHAoC8/なんでしょう?

マミさんの高速移動!

酉持ちより終わりまで待てないアンチの方がキモいわ

ちなみにこいつの今までのSS

まどか「一発芸、ゾンビのモノマネしまーす!」
ゆま「マミおねーちゃん!せっくすってなーに?」 マミ「え」
杏子「裸に十字架つけろって?マニアックだなぁあんた」

黙って見てろ

◆DbnXmdHAoC8/ではないんだったら謝ります
>>1さん答えてください

QB「暁美ほむら、君はワルプルギスの夜がどのような性質をもった魔女か知っているかい?」

ほむら「あまりに強力なため、結界に身を隠す必要がなく現実世界に対しても影響をおよぼす」

ほむら「そのため歴史上でも天災として記録されることがある」

ほむら「そして……魔法少女が3人ほど集まれば倒せる可能性がある」

QB「流石によく知っているね。じゃあ彼女はなんの魔女と呼ばれている?」

ほむら「舞台装置の魔女」

QB「そのとおり。彼女は世界を戯曲にするために世界を回し続ける魔女だ。そして魔女に選ばれた見滝原の女優は……」

ほむら「……私?」

QB「そう。ワルプルギスの夜は君を主演に選んだ。だから君の力では決してあの魔女を倒せない」

そうか悪かったな
消える

しえ

ほむほむ

>>118
おう、死んでこい

QB「そう。ワルプルギスの夜は君を主演に選んだ。だから君の力では決してあの魔女を倒せない」

「だから」の因果関係がわからない

つまりどういうことだってばよ

>>118
もうくんなよ

読み飛ばしたけどメアリー・スー臭いな

ほむら「でも何度ももう少しで倒せるところまで……」

QB「それは倒せるかもしれない、と君に思い込ませるためさ」

QB「あの魔女はこちらの戦力に比例して強くなる」

QB「あまりにも強かったら、立ち向かう気力さえなくなるだろ?」

QB「場合によって君に打ち倒されることさえある。君が過去に戻る決意をする程度の犠牲を出した上で」

QB「女優を絶望させないように気を遣いながら戯曲を回し続ける。それがあの魔女のやり方さ」


ほむら「そんな……何が目的でそんなこと」

QB「マミは、あれは世界そのものだと言っていたよ」

ほむら「世界?」

QB「一人の魔法少女が世界意思の体現を目指したのがあれの始まり」

QB「舞台を回し続けることで『可能性』が生まれる。その『可能性』が【世界】の目的」

QB「マミの話では鹿目まどかの『概念化』も【世界】の求める『可能性』の一つらしい」

QB「ぼくにはよくわからないけどね」

つまりどういうことだってばよ

この舞台は悲劇だから悲劇らしく主演は絶望してろってことだろ

QB「マミがこの時代に戻ってきたのは、自分が【世界】に選ばれるためなんだ」

ほむら「え?」

QB「暁美ほむら、君はおかしいと思わなかったのかい? 巴マミの強さを」

ほむら「確かに今回の巴さんは異常なまでに強いけど……」

QB「魔女を倒すと魔法少女は強くなる」

ほむら「そんな話聞いたことないわ」

ほむら「現に…私は強くなってない」

QB「10や20ぐらいじゃ全然変わらないさ。でも、マミのように1万、2万と倒せば話は別さ。かなりの因果が集まることになる」

ほむら「1万? 巴さんは一体どれだけ戦ってきたというの?」

QB「さぁ? それは知らないけどマミは確かに強くなった」

QB「【世界】は強力な存在を主演として選ぶらしい。そっちのほうが『可能性』が生まれやすいからね」

QB「まぁ全部マミの仮説だけど」

ほむら「じゃあ巴さんは私のためにループを繰り返してきたというの?」

QB「それは違う」


     __
   /  _, ,_ヽ  ┏┓
   / (●) ..(●  ┏┛
   |   ,-=‐ i.  ・
   >     く

 _/ ,/⌒)、,ヽ_
   ヽ、_/~ヽ、__)  \

ほむら「え?」

QB「僕のためだって」

ほむら「は?」

QB「自分がループし続けることで、宇宙を延命させる術を見つけてみせるとマミは約束した」

QB「だから僕も鹿目まどかに契約を迫るのをやめることにする」

ほむら「巴さんはなんでそんなことを?」

QB「マミは言ってたよ。僕を愛しているからだって」

ほむら「何を考えてるの……こいつには感情もなにもないのに」

QB「僕もそう言ったよ。そしたら彼女はこう言った」

QB「『あなたに感情がないからと言ってあなたを愛さない理由にはならない』って」

ほむら「……」

QB「わけがわからないね」

ケモナーとはたまげたなぁ

まさかのマミQだと

マミQか…

マミ「こっちよ、ワルプルギスの夜」パンパン

ワルプルギスの夜「AhahahahahahauhuhuAhahahaha」

マミ「私を愛してちょうだい、骨の髄まで愛しなさい」パン

ワルプルギスの夜「AhaAhahahahaahahaha」

マミ「あんなか弱い女の子より強い私を選びなさい」パン

ワルプルギスの夜「AhaaAhahahahahauhuhuhuahahah」

マミ「私を女優にしてちょうだい。あんな貧相な胸の娘より、ずっと上手に踊って見せるから」パン

ワルプルギスの夜「AhahahahaAhaAhaAhahaha」

マミ「ええ、そうよ。私ならあなたの見たかった可能性を見せられる。だから」パンパン

ワルプルギスの夜「AhahaahhahahahahaUhuhuUhuAha」

マミ「キャッ!」

ほむら「危ない」

【序幕】で始まって今は【本幕】か

エロい

さらりと胸について言及するなwww

>あなたの見たかった可能性
乳揺れか

ミズハスの一人二役

マミ「暁美さん?」

ほむら「大丈夫? 時間停止してなかったら危なかったわ」

マミ「ごめんなさい。ふがいないところを見せたわね。でも、もう大丈夫」

ワルプルギスの夜「AhahahahahahahahahaUhu」

マミ「そう。わかってくれたのね」

マミ「じゃあ、これでお終い」

マミ「ティロッッ!!!!!フィナーレッッッ!!!!!」ドン!

ワルプルギスの夜「Aha………ha………Uhu…………………」

マミ「いつかまたどこかで会いましょう舞台装置の魔女。だから今はゆっくり休みなさい」

ほむら「ワルプルギスの夜が崩れていく……」

マミ「ええ、これで終わりね」

QB「そのようだね」

ほむら「これでやっと……」

マミ「ええ、あなたの仕事はこれで終わり」

マミ「全部終わったの」

このマミさんになら掘られてもいい

マミ兄貴④

―次の日―
ほむら「本当に行ってしまうの?」

マミ「ええ、杏子にはもう話をしておいたから大丈夫」

マミ「……できれば仲良くしてあげて。根はいい子だから」

ほむら「知ってるわ」

ほむら「ねぇ、巴マミ?」

マミ「どうしたの?」

ほむら「……私も連れて行ってくれないかしら」

ほむら「私は何度もまどかを、そして巴さんを、杏子を、美樹さやかを犠牲にしてきた」

ほむら「だから、彼女の傍にいる資格なんてないと思ってる」

ほむら「全部が終わったらまどかの傍を離れるつもりだった」

マミ「……」

ほむら「本当は一人で生きていくつもりだったけど、巴さんの役に立てるなら……」

ほむほむがデレた

時間停止出来なくなったひんぬーほむほむに一体何ができるというのか

マミ「駄目よ」

ほむら「何故?」

マミ「あなたは鹿目さんの傍で幸せにならなきゃならない」

ほむら「私には幸せになる資格なんて!」

マミ「暁美さん。あなたは私に呪いをかけるつもり?」

ほむら「え?」

マミ「私はこれまでも、そして、これからもループを繰り返す」

マミ「そのために何人も犠牲にしてきたし、これからも犠牲にしていく」

マミ「あなたが幸せになる資格がないとしたら、私は何を目指して生きていけばいいの?」

ほむら「……」

マミ「あなたは幸せになってちょうだい」

マミ「それが私にとっての救いになるわ」

マミ「いつか幸せになってもいいという、希望の光になるの」

マミ「だから……さようなら」

ほむら「待って!! 待ってちょうだい!!!」



ほむら「…………行ってしまった」




ほむら(この後、私が巴マミと会うことはなかった)



ほむら(ただの一度も)

第一話 マミが行く
最終話 マミがいく

あばよダチ公

マミィ

―通学路―
ほむら(巴さんに幸せになれと言われたものの……)

ほむら(学校にほとんど行ってなかったせいで、まどかとロクに話せてない。仲良くなれるんだろうか……)

ほむら(美樹さやかが友好的だと思われるのが救いだけど……)

ほむら(はぁ……憂鬱)



まどか「暁美ほむらさん?」

ほむら「え? まどか??」

まどか「……ほむらちゃん、って呼んでいいかな」

ほむら「え、ええ」

まどか「実は昨日の夜マミさんが来たんだ」

ほむら「巴さんが?」

まどか「うん。そして色々教えてくれたんだ」

まどか「ほむらちゃんと私が親友だったこと」

まどか「私を救うために何度もループを繰り返してたこと」

ほむら「……」

まどか「ほむらちゃんが救おうとしたのはこの私じゃないかもしれないけど……私は仲良くしたいって思ったの」

まどか「ほむらちゃん。私の友達になってくれますか?」ニコッ

ほむら「ええ」

ほむら「私からもお願いするわ」ニコッ

まどか「やった!」

ほむら(巴さん……にあなたって人は……本当に…………………)


___
QB「言わなくてよかったのかい? 僕には言っていたじゃないか」

QB「『暁美さんがたとえ私を見捨てたとしても、彼女を愛さない理由にはならない』って」

マミ「いいのよ。もう暁美さんと会うことはないのだから」

QB「きゅっぷい」

【閉幕】

おつ

乙っちほむほむ

おつ

おつつ


【閉幕】か

乙っちまどまど

乙乙

乙!

乙じゃん

【蛇足、或いは再上演】

血が流れていた。これはわたしの血だ。とても赤い。
たぶんもうわたしは助からない。いやだけどもう諦めるしかないんだ。だってもう痛くないから。
そのとき白いなにかがやってきた。
「きゅっぷい。僕と契約して魔法少女になってよ」

そうしてわたしはまほう少女になった。
まほう少女はま女と戦わなければならないときゅーべーはいった。
きゅーべーに教えられて私はま女の結界に入った。
でもま女は強くて……

あ、やっぱりわたし死ぬのかな。
お化けの手が私をとらえた。

突飛な設定なのに話があっさりしすぎてて、マミさんが何をしたいのかよく分からん

「早く、早く」
「ええ、超特急でいくわ」
「おやつのチーズまだ~」
「おやつはあとから」
「え~っ」
「今日は1つ多めにしてあげるから今は我慢して」
「やった!」

じゅうの音がした。
あらしのようにやってきた黄色い人は、わたしをつかまえていたお化けをかんたんにたおしてしまった。

「大丈夫?」

「うん」
私はへんじをした。
黄色い人はわたしよりちょっと大きいぐらい。きっとわたしと同じこ供だ。でもとてもかっこいい。
この人もまほう少女なんだろうか?

「QB、これはどういうことなのかしら。なぜ彼女が魔法少女になっているの?」
「仕方なかったんだ。事故で死にかけだったから。それとも見捨てたほうがよかったかい?」
「はぁ……それなら仕方ないわ。QB、ありがとう」
「仕事だからね」

「えっと、あなたはだれ…?」

「……えーっと、そうね」
「……私の名前は巴マミ。あなたより一つ年上よ」
「暁美さん。私は貴女を幸せにするためにやってきたの」

なんでわたしのなまえを知ってるんだろう?
よくわからないけど、この黄色い人はわたしのことを幸せにしてくれるらしい。
ともえまみ……ともえさんって呼べばいいかな。

「ともえさんは、なんでわたしを幸せにしてくれるの?」

「あなたのことを愛しているからよ」

あいしてる?

「マミの浮気者!」
「シャルのことも愛しているわ」
「二股だ~」
「二股だね」
「もうQBまで……」

なにがなんだかよくわからない。
でもきっとこの黄色いおねえちゃんに付いて行けばわたしは幸せになれる気がする。
きづくとともえさんが手をさしのべてくれていた。
わたしはその手をとった。

「これからもよろしくね」

おしまいっ!

乙っちほむほむ

改めて乙

いいね

乙乙!!

宗教勧誘かと思った乙

ふぅ…


でもほむらが契約しちゃってるならこのマミさんはまたやり直すんだよな
もう最終的には裸で穴蔵に住んでる時代まで戻るしかないんじゃないだろうか

おつおつ

蛇足が本当に蛇足で笑った

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom