キョン「俺って佐々木のこと好きだろ?そこで相談なんだが」(275)

佐々木「……えっ?」

キョン「最近どうも風邪気味でな……なんとか体調を元に戻したいんだ」

佐々木「ちょっ、ちょっと待ってくれないか!?」

キョン「まあ市販の風邪薬を買ってみたりもしているんだがな、どうも気休めにしかならないらしい」

佐々木「キョン!!待ってってば!!」

キョン「なんだ?どうした佐々木」

佐々木「どうしたもこうしたもないよ、キョン!今なにか、君の口から信じられない言葉が発せられたような気がしてね……。
    いや、多分僕の聞き間違いだとは思うんだけど」

キョン「ああ、俺が佐々木のこと好きってやつだろ?まあそれは今はいいんだ。それよりも風邪がな……」

佐々木「いやいやいや!よくないよ!」

キョン「なんなんだよ」

佐々木「な、なんなんだ君は……少しおかしいよ、キョン。
    ああもう、熱い」

キョン「なんだ、佐々木も風邪なのか?」

佐々木「キョン、君が突然おかしなことを言い始めるから、僕がこんなに参ってるんだ。一体どういうつもりなんだい?」

キョン「おかしなことなんて言ったつもりは微塵もないんだが……」

佐々木「い、言っていただろう!?その……ぼ、僕のことが好、きとか、なんとか……」

キョン「それのどこがおかしなことなんだ。俺は本心を言ったまでだ」

佐々木「キョン……からかうのはよしてくれないかい?
    僕だって、人並みに感情を持ってる。こと恋愛に関しては、人は面倒だ。ややこしいことは避けたいんだよ」

キョン「はぁー……わかったよ」

佐々木「……わ、わかってくれたかい?キョン。もうこんな冗談はやめて欲しいな。
    心臓がいくつあっても足りないからね」

キョン「佐々木、俺の目をみてくれないか?」

佐々木「……えっ?」

>>5
合わせてliveだな

>>22
なんでそんなしょうもないこと書こうと思ったの?

キョン「お前が俺の言うことを信じられない気持ちはまあ、なんとなく分かる」

佐々木「だ、だから」

キョン「俺も逆の立場ならそうだろう。当たり前だ。
    親友だと思っていたやつに、突然目の前で思いを告げられる。それも、ふざけた風邪の話なんざで誤魔化しながらだ」

佐々木「キョ、キョン……?」

キョン「正直申し訳ないと思っている。チキンな俺を叱責してやりたいほどだ。だがどうだ、考えてみてくれ」

佐々木「な、なにをだい?」

キョン「佐々木、もしお前に思い人がいたとする。朝から思いを告げる覚悟は決めていた。
    しかしいざ本人を目の前にして、計画通りにことが進むと思うか?すべてがうまくいくとでも?」

佐々木「そ、それは……」

キョン「正直に言おう、俺の心臓は今にも破裂しそうだ。それはな、佐々木。お前があまりにもかわいすぎるからだ」

佐々木「なっ!?なにを!?キョン、君らしくないよ。
    そ、それに僕は」

キョン「ああ、恋愛は精神病の一種だと言っていたな」

佐々木「そ、それもそうだけど……」

キョン「佐々木、お前の言っていた意味がよくわかったよ」
キョン「どうやら俺は、その精神病とやらにえらく侵されちまったらしい」
キョン「参ったよ、完敗だ」

佐々木「キョ、キョン……?」

キョン「お前には……わからないかもしれない」

佐々木「……」
キョン「俺は、異常だろうか?だがどうしても、抑えられなかった。お前への思いが募って、破裂しちまいそうだった」

佐々木「……キョン、僕はてっきり、君は涼宮さんのことが好きだと思っていたよ。
    でもね、キョン。よく聞いて欲しい」

キョン「なんだ?」
佐々木「恋愛は精神病の一種という言葉は、確かに僕の言葉だ。でもね、どういうことか、僕はその言葉にいつしか責任を持つことができなくなっていた」

キョン「……どういうことだ?」

佐々木「つまりね、キョン。僕は悔しかったんだ。君が、涼宮さんに思いを寄せていると思っていたからね。
    そのことを考えるだけで、胸が苦しくなった。キョンが、どこかに行ってしまうんじゃないかって、そう思っていたよ」

佐々木「この感情はなんなのだろうって、胸を掻き毟るような思いを抱いたこともあるよ。でもね、キョン。
    それはすごく簡単なことだったんだ」

キョン「な、なんだ……?」

佐々木「僕もね、いつしか精神病に罹ってしまっていたみたいなんだ」

佐々木「なんてことがあったりして……くつくつ。まさか突然キョンからお誘いがくるなんてね。
    いつぶりだろう……高校生になってからは、中々会えていないから……ああもう、思い出すこともできないほどになるんだね」

佐々木「しかし参ったね……行き先は図書館と言っていたけれど、どんな服を着て行けばいいんだろう」

佐々木「図書館だから落ち着いた服……?」

佐々木「いやでも、どこか別の場所にも行くかもしれないし……そうなるとたくさん歩くからあまりヒールのある靴は履かない方が……」

佐々木「はぁ……君は全く罪な男だよ、キョン。こんなにも人を悩ませる」

佐々木「しかし君は、全くそれを意図していない」

佐々木「本当に、振り回されてばかりだね」

佐々木「……くつくつ」

キョン「悪い、待たせちまったな」

佐々木「なに、気にすることはない。僕も今きたところさ」

キョン「そ、そうか……そりゃよかった」

佐々木「それに、まだ待ち合わせ時間の15分も前だ」

キョン「あ、ああ……どうも遅刻には良いイメージがなくてな」

佐々木「くつくつ……君も随分涼宮さんの尻に敷かれているようだね」

キョン「うっ……やめてくれ」

佐々木「図星、というわけか」

キョン「図星だが、せっかくの休日くらいはあいつのことは忘れていたい」

佐々木「どれだけ苦労しているんだ君は
……」

キョン「……ま、なんだかんだ楽しくやってるよ」

佐々木「そうか、それはよかった」

佐々木「ところで、今日はどうして突然図書館なんだい?」

キョン「ああ、それか」

佐々木「君はあまり自ら本を読もうとするタイプの人間ではなかったように思うけど……。
    それとも、しばらく見ないうちに君も変わってしまったのかな……?」

キョン「そういうわけでもないんだが……まあ、あれだ。
    忘れたくないと言ったばかりで申し訳ないが」

佐々木「ああ、なるほどね。涼宮さんがらみか」

キョン「……ご名答だ」

佐々木「しかしそれなら、君の仲間達に頼んだ方が良かったんじゃないのかな?」

キョン「今回ばかりはSOS団に頼むことができなくてな……。というのも、単純に言うと期末テストの勝負をするとハルヒのやつが言い出して」

佐々木「また唐突だね」

キョン「しかも負けたらここ一ヶ月の不思議探索にかかるお茶代を奢るというペナルティつきだ。
    これにはさすがの俺も重い腰をあげざるを得んだろう」

佐々木「なるほどね、大体わかったよ」

佐々木「ところで、今日はどうして突然図書館なんだい?」

キョン「ああ、それか」

佐々木「君はあまり自ら本を読もうとするタイプの人間ではなかったように思うけど……。
    それとも、しばらく見ないうちに君も変わってしまったのかな……?」

キョン「そういうわけでもないんだが……まあ、あれだ。
    忘れたいと言ったばかりで申し訳ないが」

佐々木「ああ、なるほどね。涼宮さんがらみか」

キョン「……ご名答だ」

佐々木「しかしそれなら、君の仲間達に頼んだ方が良かったんじゃないのかな?」

キョン「今回ばかりはSOS団に頼むことができなくてな……。というのも、単純に言うと期末テストの勝負をするとハルヒのやつが言い出して」

佐々木「また唐突だね」

キョン「しかも負けたらここ一ヶ月の不思議探索にかかるお茶代を奢るというペナルティつきだ。
    これにはさすがの俺も重い腰をあげざるを得んだろう」

佐々木「なるほどね、大体わかったよ」

キョン「学力に関しては、頼れそうなやつは俺の知り合いでは佐々木くらいでな……。迷惑だったか?」

佐々木「とんでもない。今日は特に予定はなかったしね」

キョン「そいつはありがたい。やはり持つべき物は親友だな」

佐々木「はぁ……随分調子がいいみたいだね、キョン」

キョン「悪い悪い。正直この勝負絶望的だったんだが、佐々木の手を借りられるとなると、希望が見えてきてな」

佐々木「褒め言葉として頂いておくよ……」

キョン「もちろんだ。それにしても……」

佐々木「ん?なんだい?」

キョン「い、いや……なんでもないんだ、気にしないでくれ」

佐々木「随分気になる言い方だね、キョン。なんだい?できれば言って欲しいんだけど」

キョン「い、いや……あーっとだな」

佐々木「あからさまに視線をそらしているようだけど……?」ジトッ

キョン「気のせいだ」

佐々木「そんなことはない。キョン、まさか何かを企んでいるとかじゃないだろうね?」

今でもお茶代全部キョン持ちやないかーい!

佐々木「もしそういうことなら、悪いけど今回の話は降りさせて」

キョン「ち、違うんだ! あー……そのだな。うん……ははっ」

佐々木「……」ジトーッ

キョン「……やれやれ、参ったよ。降参だ。言う前に、一ついいか」

佐々木「……なんだい?」

キョン「今から俺はすごく……そうだな、俺らしからぬことを言う。だから、驚かないでくれ」
佐々木「実に興味深いね。一体君が何を言ってくれるのか」

キョン「えーっと……なんだ、その。……すごく似合ってる」

佐々木「……えっ?」

キョン「ふ、服がだ……す、すごく良いと思う」

佐々木「なっ!?何を言ってるんだい、キョン!?き、君という人間は」
キョン「だから言っただろう!俺らしからぬことを言うと!」

佐々木「だ、だからって!あまりにも予想外すぎる!ぼ、僕にだって心の準備というものが」カァァ

キョン「言わせたのは佐々木だ、俺は気にするなと言ったからな!」

佐々木「そ、それは君が……!ああもう!この話は終わりだ!キョン、君はどうしてこうも……」

キョン「仕方ないだろう!思ってしまったものは思ってしまったんだよ!」

佐々木「ところで、今日はどうして突然図書館なんだい?」

キョン「ああ、それか」

佐々木「君はあまり自ら本を読もうとするタイプの人間ではなかったように思うけど……。
    それとも、しばらく見ないうちに君も変わってしまったのかな……?」

キョン「そういうわけでもないんだが……まあ、あれだ。
    忘れたいと言ったばかりで申し訳ないが」

佐々木「ああ、なるほどね。涼宮さんがらみか」

キョン「……ご名答だ」

佐々木「しかしそれなら、君の仲間達に頼んだ方が良かったんじゃないのかな?」

キョン「今回ばかりはSOS団に頼むことができなくてな……。というのも、単純に言うと期末テストの勝負をするとハルヒのやつが言い出して」

佐々木「また唐突だね」

キョン「しかも負けたらここ一ヶ月の不思議探索にかかるお茶代を奢るというペナルティつきだ。
    つまりこれは、裏を返せば最下位さえとらなければいつものように奢る必要はなくなるということだ。
    これにはさすがの俺も重い腰をあげざるを得んだろう」

佐々木「なるほどね、大体わかったよ」

佐々木「き、君が突然そんなことを言うから、なんだか熱くなってきたよ」

キョン「悪かったな、柄にもないことを言って」

佐々木「い、いや……責めているわけではないんだ、キョン。なんというか、あまりに唐突で、予想外だっただけだよ。
    まさか君に、服を褒められるなんて……ああもう、分かったよ、正直に言おう。
    き、君に褒められて……そうだね。うん……う、嬉しかったよ、キョン」

キョン「そ、そうか……それはよかった」

佐々木「な、なんでこんなに熱いんだろう?なんでかな」

キョン「さ、さあな?き、気温はそんなに高くないはずなんだが、どうも俺も……」

佐々木「こ、これはどこかで涼みたい気分だね」

キョン「そうだな……えーっと、飲み物でも買ってくるから、そこで待っていてくれ」

佐々木「なんだか悪いね」

キョン「なに、気にするな。付き合ってもらってるのは俺の方なんだ」

>>51の指摘に「確かに」と思ったので>>56で辻褄が合うようにキョンの最後のセリフを訂正しました

>>45の連投も訂正です

佐々木「き、君が突然そんなことを言うから、なんだか熱くなってきたよ」

キョン「悪かったな、柄にもないことを言って」

佐々木「い、いや……責めているわけではないんだ、キョン。なんというか、あまりに唐突で、予想外だっただけだよ。
    まさか君に、服を褒められるなんて……ああもう、分かったよ、正直に言おう。
    き、君に褒められて……そうだね。うん……う、嬉しかったよ、キョン」

キョン「そ、そうか……それはよかった」

佐々木「な、なんでこんなに熱いんだろう?なんでかな」

キョン「さ、さあな?き、気温はそんなに高くないはずなんだが、どうも俺も……」

佐々木「こ、これはどこかで涼みたい気分だね」

キョン「そうだな……えーっと、飲み物でも買ってくるから、そこで待っていてくれ」

佐々木「なんだか悪いね」

キョン「なに、気にするな。付き合ってもらってるのは俺の方なんだ」


佐々木(な、なんなんだ今日のキョンは……)

佐々木(突然服を褒められるなんて、考えてもみなかった)

佐々木(でも……くつくつ、苦労して選んできた甲斐があったというものだね)

キョン「ほら。オレンジジュースで良かったか?果肉入りだ」

佐々木「ありがとう、冷たい飲み物というだけで十分だよ」

キョン「歩きながら飲むのもなんだし、少し座るか」

佐々木「そうだね、ちょうどいいところにベンチもあるし、そうしよう」

キョン「それなら軽く食べられるものも買ってくるか?」

佐々木「キョン……勉強はいいのかい?そんなに時間に余裕があるとは思えないけど」

キョン「うっ……確かにそうだな。我慢するか」

佐々木「それがいいよ。飲んだらすぐに図書館に向かおう」

キョン「ああ」

佐々木「それにしても、本当に久しぶりだね……ふぅ、おいしい」

キョン「こうして二人で遊ぶのがか?」

佐々木「そうだね、というより、キョンから連絡がくること事態が久しぶりだったよ」

キョン「あー、すまんな。どっかの誰かのせいで怒涛の日々でな……。最近はやっと落ち着いてきたんだが」

佐々木「本当に、振り回されっぱなしだね。てっきり僕のことなんて忘れてしまったのだと思っていたよ」

キョン「そんなわけあるか」

佐々木「くつくつ、そう言って貰えると嬉しいね。なに、皮肉の一つでも言いたくなるのさ。
    君と涼宮さんの仲をみていると、どうも羨ましくてね」

キョン「ん?羨ましい?」

佐々木「あっ、いや!な、なんでもないんだ……今のは忘れて欲しい」

キョン「それは通用せんぞ。なんせ俺も佐々木に言わされたんだからな」

佐々木「うっ……」

佐々木「あ、あれだよ、隣の芝は青く見えるというやつさ」

キョン「なんだそれは」

佐々木「いや、君達の話を聞くと毎日がすごく楽しそうだからね……それが羨ましいんだ」

キョン「佐々木……あまり学校楽しめてないのか?」

佐々木「そ、そういうわけじゃなくてね? なんというか……充実はしているよ」

キョン「なんだ、安心したぞ。まあ、嫌になったらいつでも言うといいさ。俺ならいくらでも付き合ってやる」

佐々木「まっ、全く君というやつは……また、そういうことを言う」

キョン「本当だ。愚痴でもなんでも聞いてやる。なんてったって、お前は佐々木だからな」

佐々木「くつくつ、なんだいそれは」

キョン「俺とお前の仲、というやつだ」

佐々木「ありがとう、じゃあその時はぜひ甘えさせてもらおうかな」

キョン「ああ、どんとこいだ」

疲れた
http://i.imgur.com/qEj8q.jpg
http://i.imgur.com/hV3WX.jpg

佐々木「き、君が突然そんなことを言うから、なんだか熱くなってきたよ」

キョン「悪かったな、柄にもないことを言って」

佐々木「い、いや……責めているわけではないんだ、キョン。なんというか、あまりに唐突で、予想外だっただけだよ。
    まさか君に、服を褒められるなんて……ああもう、分かったよ、正直に言おう。
    き、君に褒められて……そうだね。うん……う、嬉しかったよ、キョン」

キョン「そ、そうか……それはよかった」

佐々木「な、なんでこんなに熱いんだろう?なんでかな」

キョン「さ、さあな?き、気温はそんなに高くないはずなんだが、どうも俺も……」

佐々木「こ、これはどこかで涼みたい気分だね」

キョン「そうだな……えーっと、飲み物でも買ってくるから、そこで待っていてくれ」

佐々木「なんだか悪いね」

キョン「なに、気にするな。付き合ってもらってるのは俺の方なんだ」

佐々木「ところで、今日はどうして突然図書館なんだい?」

キョン「ああ、それか」

佐々木「君はあまり自ら本を読もうとするタイプの人間ではなかったように思うけど……。
    それとも、しばらく見ないうちに君も変わってしまったのかな……?」

キョン「そういうわけでもないんだが……まあ、あれだ。
    忘れたいと言ったばかりで申し訳ないが」

佐々木「ああ、なるほどね。涼宮さんがらみか」

キョン「……ご名答だ」

佐々木「しかしそれなら、君の仲間達に頼んだ方が良かったんじゃないのかな?」

キョン「今回ばかりはSOS団に頼むことができなくてな……。というのも、単純に言うと期末テストの勝負をするとハルヒのやつが言い出して」

佐々木「また唐突だね」

キョン「しかも負けたらここ一ヶ月の不思議探索にかかるお茶代を奢るというペナルティつきだ。
    つまりこれは、裏を返せば最下位さえとらなければいつものように奢る必要はなくなるということだ。
    これにはさすがの俺も重い腰をあげざるを得んだろう」

佐々木「なるほどね、大体わかったよ」

続けて

>>107
アホだな

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

:::::::::::::::男 は こ            {::::::{
:::::::::::::::坂 て の      _ ,-v

  、::::::、
::::::::::::::::を し       _/rァ  ̄ヽn 
ヽ::::::ヽ

::::::::::::::::よ な     -こヽ__)ヽ へフ -‐':::::::::::}
::::::::::::::::::  く   /::::::://, 
7′:::::::::::::::::::::/
::::_n_  遠   、:::::::::ー' //-‐  ば の よ 

:::`ニl lニ  い   ヽ::::://\   か ぼ  う  レ
::::`フ \:::::::::ヽ __ ノ:::ー':::::::::::::ヽ  り  り
 や は

/'´|_|`ニ_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l  だ は
 く
:::::::ノ'r三7/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} か  じ
::::::::`フ, 匸/l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/  ら 

:::::: ̄´::: ̄´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/   な  た

キョン「飲み終わったか?」

佐々木「ああ、もう平気さ、キョン。君は?」

キョン「俺も大丈夫だ。それじゃ、図書館に向かうか」

佐々木「ようやくだね。30分以上時間を潰してしまったみたいだ」

キョン「なに、まだまだ時間はたっぷりあるさ」

佐々木「確かにそうだね……ところでキョン」

キョン「ん?」
佐々木「僕の勘違いだったら申し訳ないんだけど、君の荷物はどこにあるんだい?」

キョン「……へっ?」

佐々木「……いやいや、勉強するんだろう?勉強道具はどこ?」

キョン「……」

佐々木「……」

キョン「……佐々木、落ち着いて聞いてくれ」

佐々木「はぁ……まさかとは思ったけど、君というやつは……」

キョン「すまん!!この通りだ!!」
佐々木「君の口癖を借りるけど、やれやれ、だよ」

キョン「待たせたな!」キキィーッ

佐々木「セリフは男らしいけど過程が残念すぎるよ、キョン」

キョン「うっ……それにはもう言い訳も何もできん」

佐々木「まっ……久しぶりに君の家に行くことができるというのは、少し楽しみではあるけどね」

キョン「なるべく時間を無駄にはしたくないから、少し急ぐぞ。佐々木、後ろに乗ってくれ」

佐々木「これまた、随分と久しぶりだね。君の背中なんて、当時は毎日のように眺めていたのだけれど、
    今となっては……そうだね、なんだか過去の夢の続きを見ているような気分だよ」

キョン「よし、行くぞ!」

佐々木「くつくつ、気をつけておくれよ」

キョン「任せろ、慣れてるからな」

キョン「佐々木、どうだ?このくらいのスピードなら平気か?」

佐々木「ああ、問題はないよ、キョン。君は、段差も避けてくれるからね。実に快適で、懐かしい乗心地さ」

キョン「それはよかった」

佐々木「しかし、少し見ない間に……」

キョン「ん?」

佐々木(君の背中も……また随分と大きくなったものだね)

キョン「なんだ?何か言ったか?」

佐々木「……いいや、何も言っていないさ、くつくつ」

キョン「そうか、もうすぐ着くぞ」

佐々木「キョン、キョン」

キョン「んっ?」

佐々木「少し、遠回りをするというのはどうだろうか」

キョン「……ははっ、そうだな。俺も、もう少しこの居心地の良さを味わいたいと思っていたところでな」

佐々木「それは奇遇だね。……僕も同じ気持ちさ、キョン」

キョン「うおっ、下り坂だと結構風が強いな。気をつけろよ、佐々木」

佐々木「そうだね。キョン、君の肩に触れてもいいだろうか」

キョン「当然だ」

佐々木「感謝するよ、キョン。このままだと、風に飛ばされて君が遠くに行ってしまいそうだ」

キョン「俺は紙かなんかか?」

佐々木「あるいはそうかもしれないね。君は、僕がどんな色を塗っても、それを受け入れてくれるんだろう?」

キョン「……ああ、言っただろ? お前は、なんてったって佐々木だからな」

佐々木「ふふっ、ありがとう」

キョン「礼には及ばないさ」

キョン「それじゃ、一気に俺の家に向かうぞ?」

佐々木「ああ、寄り道は十分楽しんだしね」

キョン「しっかり掴まってろよ」

佐々木「準備万端だ、いつでもOKだよ」

キョン「ふぅー、到着だ」

妹「あっ、キョンくんおかえり~」

佐々木「こんにちは、妹ちゃん」

妹「あっ、佐々にゃんだ!佐々にゃん久しぶり~!」

佐々木「ふふっ、久しぶりね」

妹「今日はどうしたの?」

佐々木「キョンに勉強を教えてって頼まれたのよ。お邪魔するね?」

妹「え~、キョンくんみっともない」

キョン「口を慎みなさい」

佐々木「ふふっ、それじゃ、お邪魔します」

妹「うん!上がって上がって!」

キョン「佐々木、悪いんだが先に部屋に上がって貰ってもいいか?」

佐々木「うん、わかったよ」

キョン「妹よ、飲み物は何かあるか?」

妹「ん~……お茶ぐらいしかなかっと思う」

キョン「そうか、まあ佐々木なら文句は言うまい。食べ物は……適当にスナック菓子でも持っていくか」

妹「いいな~!ね、キョンくんの部屋にいていい?」

キョン「ダメだ。勉強には集中力が絶対必要だからな」

妹「ちぇ~、キョンくんのケチ。いいもん、代わりにシャミと遊んであげる!
  ね?シャミシャミ~♪」

キョン「大人しくしておくんだぞ」

妹「は~い」


佐々木「……」

佐々木(な、何をして待っていればいいんだろう……)

佐々木(いやいや、何をおかしなことを言ってるんだ僕は。何もせずに待っておけばいいんだ)

佐々木(そ、それにしても……キョンの部屋にいるんだね。なんだか不思議な気分だよ)

佐々木「……」ソワソワ

佐々木(キョンはいつもここで寝ているのか。当たり前だね、自分の部屋なんだし)

佐々木(ベッドにもたれてもいいかな?二人乗りしていたから、少し疲れちゃったよ)

佐々木(それくらい、キョンなら許してくれるよね)

佐々木「よいしょっ……」ポフッ

佐々木「ふぅ……なんだか落ち着くね」

どうでも良くないけど佐々木はキョン妹には敬語だからな

佐々木「……」

佐々木(キョンの匂いがする……)

佐々木(なんだか落ち着くと思ったら、そのせいか……)

佐々木(ベッドにもたれているから、余計に……)

佐々木「……」スンスン

佐々木「……ふふっ」

ガチャ

佐々木「!?」ビクゥ

キョン「すまんな、佐々木。退屈だっただろ?」

佐々木「い、いや、そ、そんなことはないよ!うん!」

キョン「……なんか慌ててないか?」

佐々木「ま、まさか!」

キョン「……まあ、なんでもいいが」

佐々木(……ふぅ、何を慌ててるんだ僕は……)

>>213
. .: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    . . : : : :: : : :: : ::: :: : :::: :: ::: ::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
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      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄ ̄

キョン「とりあえず、飲み物と軽くつまめるものを持ってきたが……」

佐々木「ああ、ありがとう。気を使わなくてもよかったんだけどね」

キョン「久しぶりの客人なんだ、これくらいさせてくれ」

佐々木「くつくつ、それじゃあ、ありがたくいただくよ」

キョン「ああ、そうしてくれ」

キョン「とりあえずテーブルを用意して……っと」

キョン「クッションいるか?」

佐々木「ないにこしたことはないね」

キョン「了解」

キョン「……これでよしっと。オーケー、準備万端だ」

佐々木「それじゃあ早速始めようか」

キョン「ああ、頼む」

ID:EfNfHNpD0
臭い氏ね糞餓鬼

>>233
具体的に言うと驚愕を初回限定で買ってない奴、か?

落とせよ
このハゲ書く気ねえぞ

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