グロス「我々は選ばれし600族です。つまり、義務があります」(276)

グロス「私達600族は常にシングル対戦環境を牽引する存在でいなくてはなりません」

マンダ「理だ。だが―――今更そんなことを確認する必要が?」

ガブ「なんなの?なにがいいたいわけ?www」

バンギ「この中に600族に相応しくないやつがいるっていいてえのか?」

カイリュー「やれやれ…」

サザン「ちょ、和やかにいきましょうよww新参っすけどよろしくーっすwww」

カイリュー「まぁ、第四世代まででしたら僕でしょうね」

バンギ「マルチスケイルかなんだか知らねえが調子にのるんじゃねえぞ?
俺が砂起こせば関係ねえだろうが」

ガブ「今じゃ一番強いって言いたいの?wwカイリューちゃんも言うようになったねえwww」

サザン「あの、僕思うんですk」

マンダ「―――ガブリアス、認めろ。カイリューは強くなった…。甘く見ていると破滅を呼ぶぞ」

ガブ「んだぁ!!!??俺に勝てねえやつが言う台詞とは思えねえなぁ!!?」

グロス「そうとも限りませんね。」

マンダ「俺は調整次第で貴様の『げきりん』を確実に耐えられる。」

マンダ「それを可能にするのが俺の特性―――いかく、だ。」

マンダ「そして、お前は俺の攻撃を耐えることは出来ない。」

バンギ「ガブ、落ち着けや!『げきりん』ぶっ放そうとすんじゃねえ」

ガブ「だがよ、バンギの旦那!こいつら俺のげきりんに触れやがったんだよ!!???」

バンギ「言わせておけや。お前には”あれ”があんだろうがよ」

サザン「あっ!あれっすか!いやー、あれ凶悪っすよねwwすなg」

グロス「砂がくれですか。安定はしませんが、敵にまわすと厄介な特性ですね。」

ガブ「おら、どうだよ!?カイリューちゃんよ!!?」

ガブ「バンギの旦那との友情パワーなめんじゃねえぞwww」

カイリュー「クスッ…いや、失敬」

カイリュー「自分一人の能力では勝てないと見ると他人の助力をあてにするとは…。」

カイリュー「あなたが前世代、600族の最たるものだったとは僕には信じられませんね。」

ガブ「ああ!?言っておくけどよ!?」

ガブ「ここにいる奴等全員の弱点、俺はタイプ一致でつけるってこと忘れんじゃねえぞ!?」

サザン「そうっすよね!そして、この中で最速!つまr」

マンダ「それがどうした?先ほども言ったが、俺は確定で耐える調整がある―――。」

カイリュー「笑わせないでください。マルチスケイルを知らないとおっしゃるので?
これだからスカーフ巻いて突っ込むことしか出来ないDQNは…」

バンギ「『じしん』程度、H振りだけで耐えんだよ。調子のってんじゃねえぞ」

グロス「私もHに振るだけで事足りますね。」

グロス「加えて言うと、汎用性を損なわない調整にすることも可能ですが?」

サザン「あ、僕h」

マンダ「―――ここにいる全員がそれを可能だ。認めろ、ガブリアス」

ガブ「俺がお前らより弱いって言いてえのかよこら!!?」

サザン「いやいやwwwガブさんはt」

グロス「そういうことですね。まぁガブリアスさんも600族ですから弱くはありませんが」

グロス「私達に較べると…ということです。」

バンギ「そもそも、お前の特性なんざ俺がいねえと無いも同然だろうがよ?」

ガブ「えっ?」

カイリュー「そして、発動したところで所詮は運ゲ仕様。」

カイリュー「僕やボーマンダ君のような安定性もないわけです。」

マンダ「理解したか?」

ガブ「え?え?俺ってそんな微妙な子なの?」

サザン「いや!ガブさんは僕のあこg」

カイリュー「さっきから何度かそう伝えているつもりだったんですが…?」

カイリュー「脳まで筋肉だとこんなものなのでしょうか?」

マンダ「………」

バンギ「お前もうカバ野郎とでも組んでろ」

ガブ「ふぇぇ」

グロス「まあまあ、皆さん。ポケモン対戦は要はチーム戦ですからね。」

グロス「ガブリアスさんが至らない点を他のメンバーが埋める…それこそがあるべき姿です。」

グロス「もちろん、我々には600族としてパーティの中核となり引っ張っていく責務があります。」

グロス「しかしながら、それは他のパーティメンバーを軽んじたり、置いていったりしても良いというものではありません。」

グロス「ガブリアスさんには今一度、その原点に立ち返っていただきたいのです。」

ガブ「じゃあさ、お前らで俺にいろいろ教えてくれよ!」

カイリュー「何をですか?パーティ単位での戦いの方法ということですか?」

グロス「ふむ…。パーティといっても、実にさまざまな組み合わせが存在しますので、一概には言えませんね」

サザン「あ!それじゃあ、ここにいるみんなd」

ガブ「だからさ!」

ガブ「ここにいる奴等で3:3に分かれてバトルしてみりゃいんじゃね?ww」

グロス「………ッ!」

カイリュー「ッ!?」

マンダ「―――。」

バンギ「…ちっ」

サザン「隅っこで泣いてきてもいいっすか」

グロス(これは面倒な流れになりましたね…。)

グロス(ああまで講釈を垂れた以上、勝たないわけにはいきませんが…その保証はない…
加えて、拒否すれば600族として…)

カイリュー(問題はバンギラスの野郎の特性…。)

カイリュー(敵にしろ、味方にしろ僕の動きはある程度、制限される…。)

マンダ(ガブリアスのげきりんは耐える…。だが…ある程度の条件が整っての話だ…。

マンダ(あえて敵にまわす愚は避けるべきか)

まあ電磁羽休めカイリューとか電磁波無効にされる相手以外ならタイマンじゃ敵なしだしな

バンギ(マンダはたしかにいかくがあればガブのげきりんは耐えるだろうよ…)

バンギ(だが、その耐久調整はぎりぎりにちがいねえ…砂ダメが蓄積すればそれもままならねえはず…。)

バンギ(カイリューの馬鹿は1ターン凌げば置物。ここは奴等と組む手はねえな…)

バンギ「おい、ガブ!俺とお前は特性的に相性が良いんだってのは分かってるよな?」

バンギ「パーティなんてのは相性をいかに補い合うかなんだよ!俺が色々教えてやるよ!」

ガブ「さすが、バンギの旦那だぜwwwよろしく頼むわww」

グロス(それはさせる訳にはいきませんね)

グロス「それは詭弁が過ぎるのでは?バンギラスさん」

グロス(この中で竜技を受けに出られるのは私とバンギラスさんだけ…。)

グロス(ならば、バランス的に私とバンギラスさんが同じパーティになることは反対を受けるのは必至。)

グロス(砂がくれがあるガブリアスさんを敵に回すことは避けたいですね…。)

マンダ「理を考えろ、ガブリアス―――。」

ガブ「え?どういうことだよww」

カイリュー「たしかにバンギラス君とガブリアス君の特性の相性は良い…。」

カイリュー「しかし、それは相手のパーティ構成が分からない時の話だということです。」

カイリュー「今はバンギラス君が味方だろうが敵だろうが、砂嵐は起こる…。ならば、必ずしも組む必要は無い。」

カイリュー(現状、僕が動きやすい環境を作るにはバンギラスの野郎とこのDQNを組ませないことが条件だ。)

バンギ「ちっ…。だがよ、組みなれてる俺との方がこいつもやりやすいだろうが?」

バンギ「こいつに色々教えるって話なんだろうがよ?」

グロス「だからこそ、今回はお互いに分かれてみるべきなのでは?

グロス「画一的な視点からでは見えるべきものも見えません。」

カイリュー「ガブリアス君も人に言われるがままにならず、もう少し考えるようにしていきましょう。」

カイリュー「せっかくついてる脳なんですから」

ガブ「すげえな、おまえらwwwそんなに色々考えてるのかよwww」

フライゴン 「…さて」

クリムガン 「俺たちの出番か」

バンギ(ちっ…こいつら…うぜえな)

バンギ(だが、ガブが敵に回るなら安易に俺が初手で砂は起こせねえ…。)

バンギ(ぶっ殺した後に俺が出るのが理想だが…)

グロス「ではガブリアスさんは私とパーティと組みましょう。」

グロス「タイプの関係上、私とバンギラスさんは別々のパーティ…それでよろしいですね」

マンダ「俺は問題ない…。後のやつらは知らないが」

ガブ「俺もそれでいいぜ!!」

カイリュー「それが妥当でしょうね」

カイリュー(勝算が高そうな方はやはり鋼野郎のパーティだな…。)

カイリュー(向こうは竜技を受けられるのはバンギラスの野郎だけだが、出ればDQNが強化される。)

カイリュー(また、流星群は受けられてもげきりんは怪しいライン。つくならやはり鋼野郎。)

>>40
ゴローニャ「お前らばかりに」

バクオング「いい恰好はさせないぜ?」

グロス(鍵となるガブリアスさんはこちらに引き入れましたが…さて…。)

グロス(ボーマンダさんかカイリューさんでしたら、カイリューさんですね。)

グロス(たしかにボーマンダさんはガブリアスさんを倒し得る存在ですが、その条件は限定的。体力が完全に近い状態でいかくありき。)

グロス(私とカイリューさんの先制技で少し削れば機能しない。)

グロス(さほど恐れるべき存在でもないでしょう。)

グロス(カイリューさんもこちらへ入りたがっているようですし…ね。)

>>45
チルタリス「あんたらどっから出てきたの」

これはサザンがどんでんがえしやってくれるな

カイリューて夢特性?解禁前はどうだったの?
今ほど人気だったの?

カイリュー「それじゃあ読みあいを面白くするために僕とバンギラス君は別パーティでどうですか?」

カイリュー「場合によっては僕の特性を一方的に潰せるし…。」

カイリュー「あと、ボーマンダ君の特性を無効化できるのはメタグロス君だけだしね。」

グロス「なるほど。ではカイリューさんは私のパーティへ」

グロス「ボーマンダさんはバンギラスさん側でかまいませんか?」

>>51
全然

>>48
ゴローニャ「俺たちだって・・・最大進化系なのに・・・」

バクオング「日の目を見ることすらない」

ゴローニャ「ならば」

バクオング「どうする」

二匹「この機にわれらが実力知らしめる」

バンギ(ちっ、こいつらの方がよっぽど詭弁じゃねえかよ)

バンギ(たしかに俺の特性があればカイリューの特性は潰せるが…。)

バンギ(それはガブを強化するってことにも繋がる…。)

バンギ(マンダのいかくなんざ、もともと特殊タイプには関係ねえ)

バンギ「ちょっとまてy」

マンダ「俺はそれでかまわない」

バンギ「ちょ、おい状況分かってんのかマンダ!」

マンダ「誰が相手だろうと関係ない―――俺は俺の仕事をするだけだ」

スカーフ持つだけでガブはクソ強い

何か考えてるなマンダ

バンギ(………ちっ…たしかにそれもそうだ。)

バンギ(グロスとカイリューのアホ共は既に意識が固まってやがる…。)

バンギ(………それと、こんなことで言い争ってるのも600らしくねえか…。)

バンギ「………おもしれえ、やってやろうじゃねえかよ」

バンギ(相手の初手………ほぼカイリューとみていいか。)

バンギ(ガブは俺が砂起こしするまで出てこねえだろうし、逆にカイリューは俺が出る前に出てえはず。)

バンギ(そして、こっちはガブをぶっ殺すまでは、出来れば俺は出るべきじゃねえ。)

バンギ「おい、マンダ!ここはまずあの新参を先鋒でかまわねえか?」

バンギ「たしか、Sはそこそこあったから、とりあえず」

マンダ「―――バンギラス」

マンダ「俺に策がある」

>>63
陽気ガブの逆鱗なんかシャンデラでも耐えるわ

ガブリアス Lv.50
  → シャンデラ Lv.50
ダメージ: 112~133
割合: 82.9%~98.5%
回数: 確定2発
急所ダメージ: 226~267
割合: 167.4%~197.7%
補正: (ダメージ補正なし)
技: げきりん
威力: 120
タイプ: ドラゴン*/物理
攻撃力: 182
防御力: 110
最大HP: 135
天候: (ふつう)
相性: ×1

ぶっちゃけ現環境でマンダなんか使ってる奴は稀有だけどな

グロス「ではカイリューさん…手筈通りに初手で」

カイリュー「ええ、任せてください。僕達の優勢は揺るがないですし、楽にいきましょう。」

グロス「初手はおそらくあの新人さんでしょう。」

グロス「ボーマンダさんはガブリアスさんのために体力を削るわけにはいきませんからね。」

グロス「また、バンギラスさんだと安易にガブリアスさんを強化してしまいますから。」

ガブ「初手新参が読めてるなら俺が初手のが良いんじゃね?ww」

ガブ「俺だとS抜いてるし、カイリューが出ることなくねwww」

カイリュー「それを向こうが読んでボーマンダ君が出てくる可能性も捨て切れませんからね。」

カイリュー「初手は確実に勝てる僕が行くのがいろんな状況を考慮しても最善手です。」

グロス「安易な読みで勝てる試合を逃すことも多々あります。」

グロス「読む必要がない場面は読まない…そういうことです。」

ガブ「おまえらすげえなwwww」

カイリュー「さて、こちらの初手は僕ですが…そちらは?」

バンギ「こいよカイリュー…。」

バンギ「遊んでやる。」

ガブ「やほーいwww砂嵐だーいwwww」

カイリュー「ふむ、この手も考慮しなかったわけではありませんが…。」

カイリュー「ガブリアス君の特性は度外視してきましたか…。」

グロス(初手バンギラスさん…ふむ、カイリューさんを潰すにはたしかにそれしかないですが…)

カイリュー「………」

ガブがかわいすぎるwww

カイリュー(僕にはこいつ対策として『かわらわり』がある…だが、安易にここでそれをぶっ放して良いものか…。)

カイリュー(耐久に振られていると確1にすることは出来ない…。)

カイリュー(そして、仮にこいつが僕の格闘技を誘っているのだとしたら…交換で出てくるのはボーマンダか…?)

グロス(ガブリアスさんを落とすのはボーマンダさんにしか出来ないわけではありません。)

グロス(カイリューさんをボーマンダさんが…そして、ガブリアスさんをバンギラスさんが担当する…そういう線も考えられます。)

グロス(だが、それも想定のうち…!)

マンダ「………」

グロス(現時点でこちらの優勢が変わることはありません。)

グロス(もし、バンギラスさんの担当がカイリューさんなのだとしたら…)

グロス(あの技が搭載されている可能性が高い。)

ガブ(砂嵐嬉しいwww)

必中技はマンダのツバメ返しくらいか

逆鱗じゃ落とせないよな、雪雪崩か?

カイリュー(『まもる』…。この技の存在を軽視できない…。)

カイリュー(これによって僕のマルチスケイルは一方的に剥がされる…。)

カイリュー(そして、その場合は一方的に落とされる可能性が高い…。)

カイリュー(今回、僕はりゅうまい一回で最速100族を抜ける程度にしかSに振っていない…!)

カイリュー(バンギラスのS調整次第だが、僕を狙ってぶつけてきた以上…抜かれていると考えるべき…!)

カイリュー(最悪のパターンは僕が攻撃技を選択、そしてやつが『まもる』を選択。)

カイリュー(次のターンに抜かれて冷凍ビームを受ける…。奴等はそう考えているはず…。)

カイリュー(ならば、僕達の勝ちだ。)

カイリューをグロスに交代
バンギは追い討ちに1000ジンバブエドル

バンギ「『まもる』!」

カイリュー「『りゅうのまい』!」ブンブンブン!

バンギ「ほう、やるじゃねえか。だが、お前のマルチスケイルは剥がれるぜ?」

カイリュー「やれやれ…考慮していると最初に言ったはずですが?」

バンギ「………!!」

カイリュー「たべのこし…!」ガッガッ!ピロリン!

カイリュー「これにより、砂ダメ分が回復され、僕のマルチスケイルは蘇る!!」

カイリュー(こいつのこの自信…。)

カイリュー(一撃耐えてのでんじは…?そして何かしらの攻撃で僕を削り、後続に託す…。)

カイリュー(これくらいしか出来ないはずだが…。オボンがあれば神速も耐えるだろうしな…。)

カイリュー(ただし、それは僕のサブウェポンが『じしん』だった場合だ。)

グロス(攻撃が一段階上がった『かわらわり』はH振りでは耐えないはずですが…。)

グロス(まさか、格闘技を想定していない?)

グロス(たしかにその可能性はありますが…この余裕もそこから由来するものですか。)

グロス(だとすればあまりにも愚か…そして滑稽ですね…!)

カイリュー「ならば見せていただきましょうか!」

カイリュー「『かわらわり』!」

バンギ「ぐ…っ!?」

バンギ「か、かわらわりだと…ッ!?バカな…!!?」

ガブ(やっぱ旦那の砂嵐はどっかのカバ野郎のとは違って気持ち良いぜwww)

バンギ「なーんちゃって」

バンギ「かかりやがったな!?カイリュー!」

カイリュー「!?」

バンギ「気合いの襷………!そして『カウンター』…!」シュルル!ゴッ!

バンギ「マルスケごと落ちろや!!」

グロス「!?」

カイリュー「なん…だと…?」ピューン

バンギ「ちっ…。お前が食べ残しじゃなけりゃもっと楽に落とせたんだがな」

グロス(…耐久数値が高いバンギラスさんが襷を…?)

グロス(バカな、そんな役割放棄にも等しいことを…)

グロス(カイリューさんも存外に使えないものです…。)

グロス(ここは私が出るべき………いや、しかし…そうなると怖いのはあの新人さんですか。)

グロス(バンギラスさんを落とした後、あのいかにも眼鏡を着用していそうな新人さんの『だいもんじ』で焼かれる可能性が高い…)

グロス(かといってガブリアスさんで受けるにはあまりにも冒険………。)

グロス(いや、まて…。ここでボーマンダさんを誘えば…?)

グロス(砂ダメの蓄積…。そこからのガブリアスさんのげきりんで2タテ………!)

グロス(ここはガブリアスさんに出てもらうしかありませんね。)

グロスが「くそがあああああ」と発狂する絵しか見えない

グロス「ガブリアスさん、出番です。」

ガブ「おっけえええ!!まあ、俺にまかせとけよwwww」

ガブ「よくもうちのカイリューおとしやがって!www」

ガブ「お前らは!ww俺のげきりんに触れた!ww」

グロス「あ、『げきりん』を使用してはいけませんよ?」

ガブ「えっ」

グロス「『げきりん』使ったら死に出しからのボーマンダさんで負け確定しますから。」

ガブ「あっ、はい」

ガブ「おらあああ!!ドラゴンクロー!!!wwww」ザシュ!ザシュ!

バンギラス「ちっ、交代だ…マンダ!」ピューン

マンダ「ああ、よくやってくれた」

マンダ「ここから先は―――俺の仕事だ」

グロス「きましたね、ボーマンダさん。」

グロス「ですが…詰みです。」

グロス「貴方は確かに耐久調整次第でガブリアスさんの『げきりん』をも耐えるでしょう。」

グロス「ですが、砂ダメージが蓄積した状態ではどうでしょうね?」

グロス「一度では乱数圏内かもしれませんが…二度。」

グロス「二度、砂ダメージが入れば貴方はガブリアスさんの『げきりん』を耐えられない…違いますか?」

マンダ「………」

グロス「つまり、ガブリアスさんがいる以上」

グロス「貴方には1ターンしか行動が許されないということになる。」

グロス「貴方達の詰みです。」

グロス「まあ、道がないわけでもないでしょう。」

グロス「後ろの新人さんは眼鏡ですね?」

グロス「それを次のターン、交換読み交換で私と対峙させることが出来れば…まだ可能性は見えますね。」

グロス「だが、貴方はそれをしないでしょう。所詮、貴方は武人です。」

グロス「さきほどのバンギラスさんのように戦術的な規模でしか戦いを考えられない…!」

グロス「私のように戦局を見通すことなぞ、出来ない種類のポケモンです」

グロス「なんなら試してみますか?」

グロス「付け焼刃の戦局眼で、私の上をいけると思うのならばそれh」

マンダ「―――黙れ」

グロス「………今、なんと?」

マンダ「俺は敵と話す言葉はもたない…。」

マンダ「お前の言葉は、俺の中の何をも変えることは出来ない」

グロス「ほう、このスーパーコンピュータをt」

マンダ「いくぞ―――構えろ。」

グロス「下がりなさい、ガブリアスさん!」

ガブ「え?あ、はい」

ここからちょっと文章の質が変わります

ボーマンダの頭上に巨大な炎の塊が形成され続けていく。
それは今も徐々にその規模を上げ続け、ボーマンダの持つ「特攻」が如何に高いかを知らしめていた。
敵対するものの存在を許さない不許の火。
草や虫、鋼にとっては恐怖の対象、その具現。

「勝った」

その圧倒的な炎塊を見上げ―――メタグロスは内心で笑んだ。
(あの規模…眼鏡ではない!それどころか珠でさえない!
私を一撃で屠れるほどの威力はない!)
確信と同時に、炎塊が解き放たれる―――!!
それは圧倒的な速度をもって、一瞬のうちに彼の眼前へと到達し、爆ぜた。
大の字がメタグロスを包み込み、その熱量が彼の鋼の身体を融解させていく!

「この1ターン!!!
この炎を凌げば我々の勝利は確定する!!!」

―――矜持。
メタグロスの600族としての矜持が、この炎をして抑え込みつつあった。

「俺はお前のことを尊敬している―――。」

それは唐突の独白だった。
およそ、この戦場には似つかわしくない。
誰に聞かせるでもなく呟いた…そんな声。

「同じ時代に生まれ、同じ600族として最前線に立った。」
普段ならば、意に介さなかっただろう。
耳を貸すことはなかっただろう。
だが、メタグロスはなぜかそう出来なかった。

「俺を襲う竜技を…氷技をお前が受けてくれた回数なぞ…もはや数え切れん。
そして、お前を襲う地面を…炎を俺が受けたことも」

メタグロスを包む炎は徐々にその勢いを失いつつある。
「何が言いたいのです?」
「俺達は戦友だ。だからこそ―――」

ふと、メタグロスは気づいた。
ボーマンダの胸から下がっている宝石が美しく―――妖しい光を湛えていることに。

「だからこそ、負けられない。」

ボーマンダはその宝石を静かな動作でくわえ、メタグロスへと投げ放つ―――!
それは柔らかな曲線を描き、そして

「ボーマンダァァァッッッ!!!!!!!!」
メタグロスを包む炎がその激しさを取り戻す―――!

「ガブリアスの『げきりん』1耐え調整かつ、H振りメタグロスをジュエル大文字で確1調整―――終わりだ。」

「………ッ!!」
メタグロスの巨躯を支える右前脚が耐えられずに爆散する。
一本の脚を失ったことによって、他の脚にかかる負荷が増大。
それまでぎりぎりのところで踏みとどまっていたものがついに臨界を越えた。
メタグロスは轟音を立てながら地に伏す―――!

「また会おう―――いつか、どこかの戦場で。」

共に背中を守りあう仲間として。
あるいは、敵として。
誇りを語り合おう。
仲間ならば言葉で、敵ならば技で。

それが―――600族だ。


fin

マンダ「大勢は決した。後は―――わかるな?」

グロス「はい、皆さん、お疲れ様です。」

バンギ「おつかれさん!」

ガブ「マンダすげえwww」

カイリュー「お疲れ様です。」

サザン「ちょっと!ちょっとまってくださいよ!!」

バンギ「?」

サザン「おかしいですって!」

ガブ「終わったじゃん?なんかあんの?ww」

カイリュー「なにかあるならどうぞ?」

グロス「貴方達の勝ちなわけですが、なにか文句が?」

サザン「でも!でもっすよ?」

サザン「この後、ガブさんが出てきて『げきりん』しますよね?」

サザン「それでマンダさんが下がって僕が受けにでて死ぬんですよね?」

サザン「その後、マンダさんが死に出しで出るんすよね?」

サザン「ガブさんの攻撃を耐えて、マンダさんが返しの一撃でガブさん落とす流れってことで合ってます?」

マンダ「それが理だ。」

マンダかっこよく決めてるけど砂ダメ入ってるしガブの持ち物によっちゃ逆鱗クソゲーで乙だな

>>208
いかくでさがるんじゃね

サザン「でも」

サザン「ガブさんおとした後の砂ダメでマンダさん落ちません?」

サザン「結果、引き分けなんじゃないすか?www」

バンギラス「えっ」

カイリュー「えっ」

グロス「えっ」

マンダ「えっ」

ガブリアス「え?どういうこと??」



よく考えたら結果的に引き分けだなーと最後になって気づきました…

ガブはスカーフ巻いてるイメージがしかないので
今回はスカーフ持ってます

グロスの持ち物は正直あんまり考えてなかった…
オッカ持っててもおかしくなかったね
途中であったけど、ガブが下がるターンにマンダが晴らして
ジュエル大文字でオッカ毎おとすっていう方が戦略的にもトリッキーで良かったかも

オノノクス「準備はいいか、お前ら」

ブーバーン「おうよ、連中、今は連戦で疲れ切ってるぜ」

ミロカロス「美しくない作戦だが・・・」

キングドラ「確実な作戦」

ハピナス「うふふ、ついにあの方達の泣き顔が見れる」

エレキブル「うっほほwwwうっほw」

カビゴン「・・・・・・・・・」

ギャラドス「ヒャッハー!俺の牙で全員凍らせてやるぜ!」

オノノクス「さぁ兄弟たちよ、革命の時はきた」
的なのもお願いします

すべてのガブに対応するなら、マンダはスカーフが良いんだけど
現状だとガブはスカーフが圧倒的に多いから
耐久調整だけでも十分っていう

自分の中のイメージだと
マンダ:厨二
ガブ:DQN
カイリュー:腹黒優等生
グロス:インテリ
バンギ:DQN
サザン:新参
だったので、それに基づいてそれぞれのポケモン書いてました
イメージと違ってたらもうしわけない

次やるとしたら、突っ込まれないようにいろいろ計算しながら書くわwww
こんな時間まで付き合ってくれてありがとー!

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