照「特訓するぞ。脱衣麻雀で」 淡「は?」(208)

照「最近は手強い高校も多いからな。三連覇もはっきり言って今は厳しい」

淡「はぁ」

照「だから脱衣麻雀だ」

淡「そこがわからないです。はい」

菫「どういうことだ?照」

照「脱衣麻雀、減った点数に応じて服を脱ぐ。当然だ」

淡「何の説明にもなってないんですが」

照「まだわからないのか。脱衣麻雀は守備力強化には効果は覿面なんだ」

照「振り込めばもしかしたらあっというまに素っ裸だ。なら自然と振り込まない、堅い守りを築けるだろう」

淡「はぁ……ん、ん?」

照「それにただ守り続けるだけでもだめだ。ツモ和了、ノーテン罰符。それで削られてもいずれ脱衣することになる」

照「つまり、脱衣麻雀で完全なる回し打ちを作り上げようというわけだ」

菫「ふむ。一理あるな」

淡「え?……え?いや、え?」

渋谷「なるほど……」

淡「何渋谷先輩も納得してるんですか」

亦野「確かに、脱衣麻雀は近道ですね」

淡「ちょ、なんだか私がおかしいみたいじゃないですか!」

照「4対1……出席部員の三分のニ以上の賛成、よってこれは成立する」

淡「なんでですか!常任理事国が1カ国でも反対したら不成立ですよ!」 

照「ここは国連か?」

淡「違いますけど……」

照「じゃあ脱衣麻雀の面子を決めるとしよう。誠子からクジを引いてってくれ」

亦野「はい」

菫「じゃあ」

渋谷「……」

照「じゃあお前のはこれだ」

淡「赤いのが亦野先輩のしかなかった時点で……」

照「なんだ。察しがいいじゃないか」

照(悪く思わないでね淡。これも全部、淡が可愛いから悪いんだから!)

菫(皆で大星狙い撃ちする。大星以外では極力和了しない。ツモ和了りもなるべく避ける)

渋谷(打ち合わせ通りに……)チビチビ

一同(((よし!!!))) 

チマチマ 
 
菫「ロンだ。3000」  

淡「……?それ2900じゃ」

照「ああ、いい忘れていたな。このルールでは5000点ごとに服を脱ぐというだけだから符、積み棒は考えないものとしているんだ」

淡「わけがわからな……あれ、それって私がいないところで決めたってこと……

照「ち、違うぞ。これは白糸台の伝統でな。まあ、お前は1年生だから知らないのも無理はない」

淡「はぁ……」

菫「もういいか?そろそろ再開したいのだが」

照「ああ、悪かった」

淡(納得出来ない……)

チマチマ 
 
渋谷「ロン。2000」 

淡「……。えっと……」

照「大星が最初の脱衣だな」

淡「やっぱり5000丁度で脱ぐんですか……。えっと……じゃあ靴下から……」ヌギッ

照「両方だぞ?」

淡「……わかりました」 

菫「靴下からか……王道過ぎてつまらないな」

照「まあ大星だから仕方ないだろう」 

淡(……)イラッ

チマチマ 
 
淡(よし、跳満、高め倍満!でも門前じゃなくてもいいかな……いいから速攻で……!)


渋谷「……」トン

淡「!チ 

菫「ロン。1000点」 

渋谷「はい」

淡「……」

数局後

淡「ま、また振り込み……」

照「聴牌気配も読み取れなかったのか?」

淡「そ、そもそもさっき渋谷先輩が当たり牌捨てたじゃないですか!どうしてわざわざ赤ウー三色捨てて……!」

菫「丁度だったからな」

淡「……」

淡「まさか、3人で私を狙い撃ちしてます?」

照「何馬鹿なことを言ってるんだ。いいから早く脱げ」

淡「……」

照「なんだ?その目は」

淡「あ、あの……本気ですか?」←現在Yシャツスカート下着

菫「照は嘘はつかないと思うぞ」

照「ああ、私は嘘や冗談が大嫌いなんでな」

淡「わかりました……」スルッ

淡(どうしようどうしよう……今思えば私だけ焼き鳥だ……)

淡(それもそうだ。だって3対1で私の和了を安めで流して……)

淡(どうしようどうしよう……これ以上は……)

照「ロン。24000」

淡「」

淡「」

淡(どうしようどうしよう……今思えば私だけ焼き鳥だ……)

淡(それもそうだ。だって3対1で私の和了を安めで流して……)

淡(どうしようどうしよう……これ以上は……)

照「ロン。24000」

淡「」

淡「」

菫「今のは集中してなかったように見えるな」
 
照「そうだな。私はそういう甘ったれた思考も大嫌いだな」

淡「あ、あの……この場合って」

照「全部」

淡「い、いや!冗談ですよね……?」

照「さっきも言っただろう。私は冗談が大嫌いだと」

照「付け加えればこういう姑息的な手段も大嫌いだ」

淡「……わ、わかりましたっ」ウルッ

照「わかったなら早くしろ」 

こっちだった

淡「……」カチッ

淡「……」チラッ

照「……おい」

淡「は、はい!」スルッ

菫「プッ」

淡「っ!?」

菫「すまん……ククッ……」

照「……わ、私は笑ってない……からな」 

淡「顔がにやけてますよ!」

照「い、いや……あまりにも可愛らしい”おパンツ”だったからな……」プルプル

淡「~~~~!!」カァァ

照「ふ、ふぅ……ようやく全部脱いだか」

菫「思った以上に手間取ったな」

照「ったく……」

淡「あの……い、いつまでこうしてれば……」←座り込み左腕で胸を隠して右腕で股間を隠すポーズ

照「そうだな……」

亦野「一人だけ焼き鳥ですし罰ゲームとかどうですか」

照「ほう」

菫「そういえば喉が渇いたな……午後ティーが欲しいな」

照「じゃあ私はコーラが欲しい」

渋谷「じゃあ綾鷹……」

亦野「じゃあメローイエロー」

淡「……?」

淡「えっと……」

照「その金で玄関前にある自販機で買ってこい。釣りは好きに使って構わん。早く行け」

淡「じゃあ服を……」

照「何を言っている?そのままの恰好じゃなきゃ罰にならないだろう」

淡「は……はぁ!?」

照「わかったのならはやく……」

淡「そ、そんなことして誰かに見つかったら人生崩壊しますよ!」

照「お前が悪いからだろ自業自得だ」

淡「絶対違いますから!」

照「いいからとっとと……私がこういうのが好きではないと何度言い聞かせればわかるんだ……?」ギロッ

淡(目がマジだ)ビクッ

4階廊下

淡「け、結局出て来ちゃった……」

淡「土日だから生徒の数は少ないけど……それでもいないとは限らないし……」

淡「こそこそして時間かけたら見つかりやすいかなのかな……?」

淡「は、はやく済ませないと……!」

照「ふぁー!このキャラ疲れたー」

菫「おつかれ。よく頑張ったな」

照「これも淡分補給のためだと思えばなんのそのー」クンカクンカ

照「あ、その制服つかっていいよー?」

亦野「結構です」

渋谷「いらない……」

照「じゃもーらおっと」

菫「このブラ安物だな」

照「でもこのパンツ素材いいよ?」

菫「胸にコンプレックスがあるあまりブラにはあまり拘らないことを暗に意味しているな……」

照「そうだ、淡制服来てみよっと」

菫「さすがにそれはどうかと思うが」

照「きっとまだまだ時間かかるよーだってこの時間帯は羽球部の連中が自販機周りをたむろってるし」

菫「そうなのか」

3階廊下 

淡「夏とはいえ寒い……すっぽんぽんで学校の廊下を歩くなんて……」

淡「はやくすませよ……てっ!?」
 

清掃のおばちゃん「……」ゴシッゴシッ
 

淡「……清掃のおばちゃん……。たしかあの人結構時間掛けるんだっけ……」

淡「仕方ない……反対側の階段を使おう」

2-1階段 

淡「……」 

タコスヨリヤキトリノガニアッテンジャネェカ? ナニオウ! ナカヨクナカヨク 


淡「まさかこっちの階段の途中に誰かいるとか……」

淡「また反対側使わないと……」

2階廊下-美術室

淡「……。美術室の前を通らないといけないんだ……」

淡「今日美術部いたっけ……」


淡(居たぁぁぁぁ……)

淡(でも、デッサンに集中してるし……窓下で、見えないようにいけば……)ノソッ

淡(ほぼ匍匐前進……。汚い……もしここで誰か来たら終わりだなぁ……。誰も来ませんように……っ)

淡(……、意外とここ長い……お金握ったままだから進みにくい……うぅ……)

淡「はぁ……はぁ……足音とか本当にびびるんですけど……」ジワッ

淡「歩きすぎた所為で股間に違和感が……気持ち悪い……」

淡「んもー……下着くらい穿かせてくれても……」 

淡「でももうすぐで……自販機……」 
 
淡「やっと1階だ……これで買ってすぐに戻れば……?すぐに戻れば……」



羽球部<ガヤガヤ ソレデー  ヘーチョーウケルネ! アマリノコトニチュウイシソコナッタヨ! アハハ

淡「な、なんであんなに……え、羽球部があそこにいるってことは次の部活の連中がくる……」

淡「えっと……最悪のシナリオは……」

淡(羽球部だべり→次の部活到着→だべり→羽球部解散→次の部活だべり→ようやく自販機の近くから人が消える)

淡「もしそうなったら人が増えて見つかるのも時間の問題……」
 
淡「……お願い!早く消えて!お願いします!!」

数分後 
 
<シロォ♪ ダル… シッテル?アカイルビートアオイサファイア… ウエノサン… 

淡「!消えた!今しかない!」

淡「早く買ってすぐに戻ろう。そうだ、宮永先輩のコーラ振りまくろっと!」タッタッタッ

淡「こんなに自販機が遠いと感じたことは無いし、もう二度とないと思うなぁ」タッタッタッ

<カツーン カツーン

淡(って誰か来たァァあああああああああああ!?)キィィィッ

淡(ど、どこか隠れられる場所!?と、トイレ?ムリムリムリ!さすがに裸足で便所になんて行けない!)

 
淡(どこか……開いてるとこ……!)ガチャガチャ  

淡(ど、どこか……!あ!被服室鍵開いてる!しかも誰もいない!)

淡(な、なんとかセーフ……)

淡「はぁ……危なかった……」

淡「んもーもう股間が気持ち悪い……なんでこんなことに……」ヌルヌル

<カツーン カツーン

淡(えっ。足音が近づいてきてる!?)

淡(と、とりあえず入ってきても見つからないような場所……!そ、そうだっ!このテーブルなら後ろに隠れられる!)

淡(お願いします入って来ないでください!入ってきたとしても見つけないでください!お願いします!)

 
<カツーン ピタッ 

<ガチャ

淡(あわわわわわ……あわいあわあわ……)

<バタン カチッ

淡「ほっ……見つからなかったみたい……」

淡「もう足音も遠のいたし……はやく次の部活が来る前に買いに行かないと……」

<ガチャッガチャガチャ

淡「」

淡(鍵〆られたァアアアアアアアアアアアアアア!?)

淡「そ、そんな!閉じ込められる時点で問題なのにこんな格好じゃ大問題すぎる!」 

淡「もう足音も遠のいたし……はやく次の部活が来る前に買いに行かないと……」

<ガチャッガチャガチャ

淡「」

淡(鍵〆られたァアアアアアアアアアアアアアア!?)

淡「そ、そんな!閉じ込められる時点で問題なのにこんな格好じゃ大問題すぎる!」 

一方その頃部室 

照「そーいえばさぁ。前の単元テストの数Ⅲ難しかったねー」

菫「まああの先生は夏までに数Ⅲは終わらせるって言ってたからな」

照「極限わかんないー」

菫「むしろどこがわからないのかがわからないな」

照「おしえてー」

菫「しょうが無いな」

亦野「そういえばこの前の模試どうだった?」

渋谷「第一はB判定……第二はA」

亦野「へぇー」 

また間違えた

照「それにしても淡遅いね」

菫「お前もよく着続けられてるよ思うよ」

照「暖かいー」ポワポワ

菫(なんか出てる……)

照「今頃どうしてるんだろうねーツモ6000オールだけど6本場だから6600ね」

 
(※麻雀しながらの会話) 

淡「ど、どうしよう……どうしよう……」

淡「た、助けなんて呼べないし……」

淡(…… 淡「助けてください!」→「な!君はどうして裸なんだ!停学だ!」→淡「そんなぁー!」)

淡「……」

淡「ど、どうしよう……」ジワッ

淡「ど、どこかから出れるかもしれない!探さないと……」

淡「えっと……えっと……あっちもこっちも鍵開いてないし……」ガチャガチャ

淡「……上!」ピコーン

淡「そうだ!ドアの上の窓からなら外に出られる!」

淡「でも高いなぁ……椅子積み上げないと……」

淡「よしっと……いこう」 

淡「おっとっと……お金握りながらだとバランス崩れる……」

淡「……。意外と高いなぁ……」

淡「ここから飛び降りなきゃ……誰か来る前に……」

淡「どうせいくんだ!今行ってやる!」シュバッ

ドシーン

淡(あいたた……お金握りながらだから体勢崩したし受け身も取れなかったよ……)

淡「いてて……本当に痛い……洒落になんない……」ウルッ

淡「でも、今しかチャンスがない……買いに行かないと……」


淡「買ったし、はやく戻らないと……!」タッタッタッ

淡「」キキィィィィッ

 
清掃のおばちゃん「……」ゴシッゴシッ 

淡(そうだったぁああああああ!こっちには清掃のおばちゃんがががあっがあが!)

反対側へ

淡「」

美術部<ガヤガヤヤガ セヤロー?サスガヤロー バカミタイ! コノコガイチバンオカルトネ ポリ・・・ポリ・・・  

淡(そうだったぁああああああ!こっちは美術室の前だああああああああ!!)

淡(……ジュースとおつりを持ちながらだと更に歩きにくい……)

<アレ?イマダレカイタ? 

淡「」ガタッ 

<ホラナニカヘンナオト 

淡「」ガクガクガク

<…ダレモキテナイノ 

<ンーキノセイカナ 

淡「ほっ……」 


淡(はぁ……はぁ……なんども見つかりかけた……どうして、どうして私がこんな目に……)ポロッ

照「……そろそろ着替える」

菫「ふむ。もうすぐ来るのか?」

照「多分」

亦野「先輩は嗅覚鋭いですからねー」

照「嗅覚じゃなくて第六感だよー」ヌギッ

菫「というかお前は皆の前でよく躊躇いもなく着替えられるな」

照「だって水泳の授業で皆の前で着替えるじゃん」

菫「普通は見られないように着替えるんだがな」

<ガチャッ
 
菫(噂をすれば)

照「ようやく戻ってきたのか。遅すぎる」 

亦野(すごい変わりっぷり)

淡「すみませんでした」イラッ

照「なんだその言い方は」

淡「ほら!買って来ましたよ!?もうこれでいいですよね!?はやく服を返してください!」

照「……無理だな」

淡「っ!どうしてですか!」

照「先輩に対してその口調……敬語を使えばいいってもんじゃないんだが?」

淡「……この際だから言いますけど、別に先輩なんて敬ってないですから。むしろ鬱陶しいと思ってますから!それにこんなことさせる人なんて誰が尊敬するんですか。尊敬する人がいるなら連れてきてくださいよ!」

照「……はぁ。相手にするだけ無駄だな」

淡「どうしたんですか?言い返せないんですか?」ウルッ

菫(うわ、大星泣いてるぞ)

照「ハッ。それよりも、大星。お前のその股関はなんだ?その濡れに濡れた股は?」

淡「……っ!」ポロッ

照「まさかな。大星がここまでだとは思わなかったよ。ここまで露出で感じる"変態"だとはな」

淡「ぅ……」ポロッポロッ

淡「そんなっ……あんなひどい目にあって……そんなっ……」ポロポロ 

照「なんだ?また泣けばいいと思ってるのか?何度言ったr


淡「うわぁぁあああああああああああああああああああああああああああん!!!!!!」ビャービャー

照「」ビクッ

菫「」ビクッ

亦野「」ビクッ

渋谷「」ビクッ

淡「うわぁぁああああああああああああああああああああっゲホッォエッぇぇええええええええええええん!!!」ビャービャー

菫(お、おい!照、どうするんだ!)コソコソ

照(そ、そう言われても……)コソコソ

淡「わぁああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!」ビャービャー

照(と、とりあえずプランAだ)コソコソ

菫(な、なんだそれは!)コソコソ

照(見てて!)コソコソ

照「お、おい大星……」

淡「うぅっえぐっ……なっなんですかっ……?」ポロポロ

照「ほら、あめちゃんだ。これで泣き止め」つペロペロキャンディー

淡「……」

淡「……」ポロッ

淡「うわぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!」ビャービャー

菫(おい!お前あんなんで本当に高校生が泣き止むと思ったのか!?)コソコソ

照(さ、咲はこれで泣き止んだんだけど……)コソコソ

菫(何年前だよ!)コソコソ

照(だ、だって……!)コソコソ

淡「わだっわたし……こどもじゃないのにっ……なんでっなんでぇええうわああああああああああああああああん!!」ビャービャー

菫(お、おい!)コソコソ

照(ならプランBだ!)コソコソ

菫(なんだそれは!)コソコソ

照(見てて!)コソコソ

照「おい大星……。もう大丈夫。怖くない……怖くないからな」ナデナデ

淡「……」

照「もう、本当に大丈夫だ。私が、私達が……お前を守ってやるからな」ナデナデ

淡「……」 

淡「……」

淡「……」ポロッ

淡「うぅっ……元はと言えばそっちが悪いのにっ……なにが守るですかばかああああああああああああああああああ!!!!」ビャービャー

淡「うわぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!!」ビャービャー

菫(おい!)コソコソ
 
照(なら、プランC!)コソコソ

菫(ど、どういうものなんだ?今度はちゃんと説明を……)コソコソ 

照(見てて!)コソコソ 

菫(ちょっ!?おま!)コソコソ 

照「いい加減にしろォッッッ!!」パァン! 
 
淡「」

 
淡「……?……?」スリスリ 

菫(ビンタァァアアアアアアアアアアアアア!?) 

照「いつまでも泣き喚くな。子供じゃないんだろ?」  

淡「……ッ」ウルッ

照(あ、アレ?)

淡「うわぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!」ビャービャー
 
菫(どうしてそれが成功すると思った!?)コソコソ

照(サザエさんで波平がいつまでも泣いてる子を怒ってたから……)コソコソ

菫(泣かせた張本人がやったら意味ないだろ!そしてなんでビンタした!?)コソコソ

照(な、なんとなく……)コソコソ

菫(もう照には任せられん。ここは私が……)コソコソ

照(た、頼んだ!)コソコソ

菫「大星。本当にすまなかったな……。あ、あの……どうすれば許してもらえるのか、教えて欲しいんだが……」

 
淡「ぇぐっ……そういうのって、自分で考えるものじゃないですか……?」エグエグ  

菫(し、しまった)

照「こ、高校生にもなるんだ。いつまでもそんな屁理屈言ってないでだな……。それにこんなことしてる暇があったら練習をしたらどうなんだ」 
 
菫(て、照!邪魔するな!)コソコソ 

照「まったく……これだからブラに情が入ってない輩は」

 
菫(照ゥゥゥゥァアアアアアアアアアアアアア!!!!) 

淡「……は?ぶ、ブラって……」

照「まあ、その胸なら確かにコンプレックスを抱くこともあるだろう。だがしかし……」

淡「……」ウルッ 

淡「気にしてるって思ってるなら……どうしてそう軽々しく言えるんですか……」ポロポロ 

菫「お、おい照!まだ半年くらい前までは中学生だったんだぞ!仕方ないだろ!!」

淡( 「中学生だったんだぞ!」 「中学生だったんだぞ!」 「中学生だったんだぞ!」エコー)

淡「……っ」ポロポロ
 
菫(あ、しまった!全然フォローになってない!)アセッ

淡「うわぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!」ビャービャー 
 
照(な、なんてことを!)コソコソ


菫(す、すまんがお前が言うな!)コソコソ 

照(ど、どうしよう!?)コソコソ  

淡「うぇぇぇぇっおぇっ……ゲホッ……ェッ……」ヒューヒュー

菫(見てるこっちが辛い)


照(ね、ねえ!二年生勢!去年まで一年生だった君たちなら……!)コソコソ

亦野(ムチャぶりすぎます!)コソコソ 

渋谷(……ここは私が)コソコソ

照(頼んだ!)コソコソ 

渋谷「……ねえ」

淡「ゲホッ……はぁ……はぁ……なんですか……?」エグッエグッ

渋谷「お茶、飲む?」

淡「……」シンギチュウ

淡( 淡天使「渋谷先輩はお茶好き!そんな渋谷先輩がお茶をくれるってことはそれだけ反省してるってこと!」 淡悪魔「馬鹿言え!元はと言えばあれはパシられて私が買ってきたんだぞ!」)

淡( 淡天使「あぅ……」 淡悪魔「残念だけど、泣き止めないよ」)

淡「いらないですっ!」パシン

渋谷「あっ……」

ボトル<コポコポコポコポコポ.... 

渋谷「……」パァン!バシーンッ!

淡「」ポカーン

照(ぶったぁああああああッ!?)

菫(しかも往復!?) 

渋谷「……」

亦野(うわ、キレちゃってるよ……)

淡「え、え……」ウルウル

渋谷「……」ズズ

淡「あ、あの……」ポロッ

渋谷「……これ」

淡「ぞう……きん?」

渋谷「……」コクッ

淡「……拭け?」

渋谷「……」コクッ

照(あ、これは泣く)

菫(ちょっと渋谷こっちこい)コソコソ

淡「……ぅ」フキフキ  

淡「うぇぇ……」ポロッ
 
淡「……うぇぇええええええええええええええええええええええええええええええええん!!!!」ビャービャー

淡「なんでっなんでっ!!それ、私があんな辛いおもっ思い……買ったのにっうわぁぁあああああああああああああああああああん!!!!」ビャービャー 

菫(お前あとで特別指導な)コソコソ

渋谷(すみません)コソコソ

照(じゃあ残りの希望は……)コソコソ

亦野(あ、あの……無理に慰めようとして悪化させるよりも泣き止むのを待ったほうがいいんじゃ)コソコソ 

菫(それだ)コソコソ 

照(で、でも……)コソコソ

菫(このまま悪化させるよりはマシだな……)コソコソ

菫(各々が後日大星に謝罪するということで……ここは一旦自然消滅を待て)コソコソ
 
渋谷(はい)コソコソ

亦野(わかりました)コソコソ

1時間後

淡「うぅっ……ゲホッ……ゲホッゴホッ……うぇぇ……」ポロポロ

菫(まさかここまで声が枯れるまで泣き続けるとは……)

淡「もう……帰ります……さよっゲホッ、お疲れ様でした……」ポロポロ

菫「あ、ああ……」

<ガチャ

菫「ちょっとまて!服、服ー!」

後日 

淡「……」

照「そ、その……なんだ。あれはほんの出来心で……お前をからかおうとだな」

淡「じゃあどうしてあそこまでやらせたんですか」

照「い、いや……その」

淡「そういう姑息的な手段は嫌いなんですけど」

照「ご、ごもっともです……」

淡「あと他の先輩方。空気にならないでください」

菫「す、すまん……」

亦野「ご、ごめん……」

渋谷「ごめんなさい……」

淡「宮永先輩に罪を押し付けて自分たちは知らんぷりですか?」

菫「……」

亦野「……」

渋谷「……」

照「そ、そうだそうだ!私に責任をおしつけるなー!」

淡「あれ、なんかキャラ違わないですか?宮永先輩」

照「ハッ」

照「あ……」

淡「へぇ。まぁ薄々気づいてましたけど今までのあのクールぶったキャラは偽物だったんですね」

照「……はい」

淡「嘘は嫌いだとか言ってたくせに。どうせ弘世先輩の真似ですよねー」

菫「……」

淡「はぁ……昨日ほど嫌な思いをしたことはありませんよ」

照「ほ、ほんとにごめん!私達も淡と同じ事するから!それで許して……!」

菫「ちょ、照!?」

淡「なんですかそれ。それで私の気が晴れるとでも思ってるんですか?そんなことさせたらあなた達と同類じゃないですか」

照「」

淡「なんていうか、人を困らせたり、不快な思いをさせたら自分にも同じ事を課して許してもらおうって思考大嫌いなんですよね」

照「あ、あわいぃ……」

淡「ちゃんと反省してくれたら私はそれで終わりにしますけどね」

淡「そうですか。宮永先輩はそういうタイプの人間だったんですね」

照「も、申し訳ないです……」

淡「ふぅ……言いたいことは全て言い切ったのでそろそろ教室に戻りますね」

照「あ、あの……結局許してもらえたのでしょうか……」モジモジ

淡「はい」

菫「ほ、本当にすまなかった……」

淡「はい。では」

ガチャッ

亦野「目、笑ってなかったですね……」

渋谷「こわこわ……」

菫「そういえば照、大星の前でもいつもの口調になってたな」

照「かっこよくしようと思ってたのに……」
 
照「淡はかわいいから……だからちょっとかっこよくして……「照先輩かっこいい!抱いて!」って……」

菫「……」

照「そういえば、私のこと尊敬してないんだね……淡」 

菫「う、鬱陶しいって言われてたしな……」

照「うぅ……」ウルッ

菫「あ、あれだ。好きな子にはきつくあたっちゃうようなものだ。淡だって理解してくれてるはずだ」

照「はぁ……そういえば冷蔵庫に昨日買ってきてもらったコーラがあるんだった」

菫「切り替え早いな……」

照「まだ落ち込んでるもんね」キュッ

プシャァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア 

照「」

菫「」

亦野「」ビクッ 

渋谷「……」チビチビ

教室

照「……」カァァァ←体操服

クス……             クスクス……

      クスクス…… 
              コーラコボストカオコサマダジェ 

バカミタイ!                 カクガチガウワ      ワタシハショウサンノコロカラミズスラコボサン

菫(な、南無) 


                     ~FIN~

淡が泣くところまでしか考えてなかったから最後らへん雑でスマンな! 


ほないくで怜ー!

実は今日始めてな件 
 
今後のネタ用になにかリクあったらちょうだい


照が自重しまくって先輩と後輩が逆になったようなver

淡「うわぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!」ビャービャー 
 
照「おい大星……。もう大丈夫。怖くない……怖くないからな」ナデナデ


淡「……」

 
照「それとも、そんなに大きく口を開いて……塞いで欲しいのか?」キラッ 

淡「……」キュン 

淡「……」チラ

塞「もう逃げられませんよ……トシさん」

熊倉「塞っ……も、もう限界よ……」

塞「トシさん……」チュッ

熊倉「あふぅんっ」ビクンビクン 


           ~FIN~

>>188


照咲or愛宕姉の百合頼んだ

決勝戦大将戦前にタイムスリップして無双する末原さん頼むわ!

>>190

淡「それで、要件って何?」

照「えっと……その……」

淡「早く言いなさい」

照「は、はい!」


タコス「あれ、このしらたきこんにゃく高校先鋒と大将入れ替わってるじぇ」

咲「おねえちゃん―――――――――――」ゴッ



              ~FIN~

>>192 
 
照「……」


愛宕姉「なんや」

照「私の妹の出来をみるとどれほど恵まれていることだろうと思ってな」
 
愛宕姉「なんやと!?」

咲「お、お姉ちゃん……。あ、あのすみません、姉が……」

愛宕妹「いえいえーあんたも苦労してるんやろー?」

咲「ま、まぁ……」

愛宕姉「ほれみや!この完成された乳房を!どや!」ムニュ

            ゴッ(蹴)    FIN

>>195 

「よっ!決勝戦大将末原さん!どこへ行かれるんですか!?」

末原「過去へ―――――――」

「ああ、頭がイカれたんですね!」

末原(私の闘いはまだ終わっていない。常軌を逸した化物はお前たちだけではないということをその身体、細胞、核にまで刻み込んでやる) 
                          ・ 
                          ・ 
                          ・

「末原選手!まずは優勝おめでとうございます!あ、あとなにか一言ー!」
 
ハッ

末原「……夢か」                    FIN

淡「大宇宙式記憶カウンセリング、無事終了しました。」

菫「ご苦労」

照「……?」キョロキョロ

大会当日

照「……トイレはこっちにあると思っていたが」

咲「うぅ……また迷子になっちゃったよ……あ、あそこの人に聞こってお姉ちゃん!?」

照「お姉ちゃん……?お、お前は……」ズキッ

照「な、なんだ……この激痛は……疼く……疼く……」

咲「お、お姉ちゃん……?」

照「か、身体が求める……強姦という快楽を」

咲「」ビクンビクン

照「……夢か」                    FIN

セーラ「~♪」

セーラ「さーてそろそろ学校いくかー……あ?」

セーラ「ちょっとママ!学ランは!?」

ママ「あれ汚れてたからクリーニングにだしちゃったわ」

セーラ「な、なんで!?そういうのって普通夏休みとかにするんちゃうの!?」

ママ「だってせーら、制服まだあるじゃない」

セーラ「せ、せやけど……これは……」

 ウワー セーラセンパイスカートハイテルー          デモ、ナンダカオトメチック!       エエワァ 

セーラ「……」カァァ                  FIN

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