魔王「お前の一族ふたなりしか生まれないから」勇者「はっ?」(210)

先代勇者「今なんつった? つかいきなりテレパシーで話しかけてくんなよ」

先代勇者「こっち城下町でかなり距離離れてんだぞ?」

先代勇者「魔王城からの声なんて届きにくくてよく聞こえねえんだよ」

先代魔王『お前の子孫には以後百年、異形の子しか生まれぬ呪いをかけたと言ったのだ』

先代勇者「は……?」

先代勇者「ふざけんなもうすぐ上さんが俺の子を産んでくれるんだぞ!?」

先代魔王『ざまぁだな』

先代勇者「呪うなら俺だけを呪えば良いだろ!?」

先代勇者「仮に寿命が縮む呪いをかけられて早死にしても、妻子には勇者保険で国から金降りるし!」

先代魔王『くくく……残念だったな、害虫よ』

先代勇者「くそっ、最終決戦で奴を倒せてさえいれば……!」

先代魔王『俺が死んでも百年続く呪いだから俺を殺しても無駄だぞwふはっw』

先代勇者「くっそ……」

先代魔王『ちなみに俺の子供もうすぐ四歳w立派な男wwwお前の子供になんて負けねえからwww』

先代勇者「こんにゃろおおおおおお!!」

先代勇者「子供がいる身でよくこんな非道な事が出来るな!」

先代魔王『愛おしい子を持つ身だからこそ思いついた呪いだ』

先代魔王『大切な者を傷付けられる絶望に平伏すが良い! ふははは!!』

先代勇者「魔王め…………」

十数年後

勇者「じゃ、決闘始めよっか」

魔王「……お前、どっちだ」

勇者「何? 性別?」

魔王「男の匂いも女の匂いもするぞ」

勇者「さあ……どっちなんだろうね?」

…………
……

勇者「弱っ」

魔王「こんな馬鹿な…………」

勇者「それにしても、復讐の対象が引退旅行中で不在とか一体なんなの?」

勇者「その上あと二十年は戻らないとかふざけてるよね」ガッ

魔王「ぐっ……」

勇者は魔王の頭部を踏みつけた。

勇者「行方を追えないんじゃなあ……」

勇者「女性器くっ付けるか女体化させるかして、飢えた男の群れにでも突っ込んでやろうと思ってたのに」

魔王「……何を考えている」

勇者「さっきの質問だけどさ……僕、両方なんだよね」

魔王「は……?」

勇者「貴方のお父さんからかけられた呪いの所為で、両性具有に生まれてきたの」

勇者「おかげでいろいろと苦労したよ」

勇者「貴方はあくまであいつの子供。僕の復讐の対象じゃない」

勇者「でも、このままじゃ煮え切らないなぁ」

魔王「…………」

勇者「……決めた」

魔王「俺をどうするつもりだ」

勇者「性的に凌辱するよ」

魔王「なっ……」

勇者「こっちは性別そのものを弄られたんだよ?」

勇者「性奴隷にするくらい良いよね」

監禁一日目

魔王「敗北した身だ。痛みに依る拷問ならば受けてやる……」

魔王「だが、これはっ……魔族の誇りにかけてこのような辱めを受けるわけにはっ……」

勇者「ほんと美青年だよねー、羨ましいよ」

勇者「僕は魔術でも使わない限り、美女にも美青年にもなれる可能性はゼロなんだから」

魔王「この……化け物がっ」

勇者「化け物……そうだよ、僕、両方持ってる化け物だよ」

勇者「恨むなら貴方のお父さんを恨んでね」

勇者「呪ったりなんてしなければ、普通に勝負をつけるだけで終わったんだから」

勇者は魔王の首筋を舐め、幾度も吸い上げた。

魔王「っ……」

勇者「自分の子供が立派な性奴隷になってるのを見たら、先代魔王はどんな顔するのかなあ」

魔王「お前などに屈するものか……!」キッ

勇者「わ、威勢の良い表情。いつまで保てるかな?」チュゥウ

魔王「ぅっ……」

勇者「端正な顔立ち、綺麗な長い髪、屈強な肉体……全部、全部穢してあげる」

勇者「僕も穢れちゃうけど、そんなの構わない」

勇者「こうして何かしていないと、僕……生きていられない」

勇者「だって、これは、復讐だもん……そう、ふく、しゅう…………」

勇者「ね、乳首……気持ち良い?」

魔王「っ放せ変態が!」

勇者「暴れないでよ、僕、こういうことするの初めてで」

勇者「上手くできるか不安なんだから」

魔王「なら初めからするな」

勇者「でもこれしか思いつかないんだもの」

勇者「ただ痛みを与えるだけじゃ、大したことないでしょ?」クチュ

魔王「…………」

魔王(良く見れば……小さいが小さすぎずしかし大きいとは言えない)

魔王(理想のロリちっぱいが目の前にある…………)

ただひたすら乳頭を責め続ける。

勇者「ん…………」クリュクリュ

魔王「…………」

勇者「……こっちの方が良いかな?」クチュッチュ

魔王「……っ…………」

勇者「こうすれば良いの?」クリグリ

魔王「っ……! ……」ピク

勇者「きもちい?」クリュングリュン

魔王「あっ……くぅっ…………」ビクッビクッ

勇者「そっか、こうされるのが好きなんだ」グリュングリュンッ

魔王「ふっ……ざけるなっ…………!」ビクビグゥッ

魔王(ちっぱいが気になるぞくそっ……)

勇者「年下に、それも化け物に責められてきもちい?」

魔王「…………」ビク

勇者「男の人なのにこんなことされて感じてるなんて、魔王ってマゾヒストなの?」

魔王「戯言を……」

勇者「まあ、王様なんてストレスの溜まる仕事、余程のサドかマゾじゃないとやってられないもんね」クリュックリュッ

魔王「や……めろっ……」

勇者「魔族って人間のこと害虫だと思ってるんでしょ」

勇者「その害虫に乳首を弄くられるってどんな気持ち?」

魔王「……」

勇者「これからさらにすごいことされちゃうんだよ」

勇者「…………楽しみ」

魔王「お前のような子供に……犯されてたまるものか!」

勇者「こんなに感じててよくそんな事言えるね?」

勇者「ほら、ここもうこんなにおっきくなってるし」サワ

魔王「っ……」

勇者「本当は責められて嬉しいんじゃないの?」スル

勇者「じゃないと、こんなに大きくなったりなんてしないよね」サワサワ

魔王「触れるなっ」

勇者「……服から出しちゃうね」シュル

魔王「くっ…………」

勇者「わわっ、僕のよりずっとおっきい」ツン

勇者「さ、触って良いのかな……」

魔王「駄目に決まっているだろうが」

勇者「駄目でも最後までしなくちゃ。……恥ずかしいけど」サワ

魔王「っ…………」

勇者「……良いよね、ちゃんとした男なんだからさ」ボソ ニギニギ

魔王「……………………」

魔王(ちっぱいもあるが下も付いてるんだよなこいつは……)

勇者「同情したの? 憐れむような目をしてさ」

魔王「………………」

勇者「……気持ち良い事、続けよっか」

…………
……

勇者「ほら、出して」

魔王「く、ぅっ!」ドクッ

勇者「僕のよりずっと多いよ、濃いよ。良いな、良いなあ……」

魔王「……これで、満足か?」

勇者「ん……なんだか物足りないなあ」

魔王「…………もうやめてくれ」

勇者「やだ。やめない」

勇者「あ、そうだ」

勇者「僕も試したことは無いんだけど、男の人ってお尻の中ですごく感じるんでしょ?」

魔王「なっ……」

勇者「ねえ……試してみて良い? してみるね」

魔王「お、おい」

勇者「ん……」クチュ

魔王「やめろっ……よせっ……」

勇者「力抜いて? 指入らないよ。……やっぱりこういう事するの恥ずかしいなあ……」

魔王「よ、よせっ……くっ……」

勇者「先っぽ入っちゃった……わぁ、熱い」クチュチュ

魔王「悪趣味にも程があるぞっ…………」

勇者「ねえ、受け入れてよ。このまま無理矢理挿れたら痛いよ?」

魔王「貴様の手から快楽を得るのならば……痛みの方が遙かにマシだ……!」

勇者「やっぱり快楽の方が屈辱だよね」

勇者は結合部に唾液を垂らした。

勇者「腰、逃げちゃだめ」ニュップッ

魔王「あ、ぁぁっ……ぐっ……」

勇者「痛い?」クリュックリュッ

魔王「う……っ……」

勇者「唾液じゃ足りない……あ、そっか。さっきの精液使ってドロドロにしちゃえば良いんだ」トロトロ

勇者「自分の精液で犯されててどんな気分?」

魔王「さ……いあく、だ…………」

勇者「どこが良いのかな」クリュクリュ

内部を円を描くように探っていく。

魔王「っ!」ゾクッ

勇者「ここ? ここが良いの?」クイッ

魔王「――――っ!」ゾクゾクッ

勇者「へえ……」ニヤ クイックイッ

勇者「あはは……屈強なはずの魔王が半裸で犯されてる。最高だよ」

勇者「他人の体に触れるのはすごく恥ずかしいけど、同時にすっごくドキドキするの」

勇者「貴方にとってはとばっちりだろうけど、結果的に先代への復讐にはなるよね」

勇者「先に呪いというとばっちりを受けたのはこっちだし」

魔王「…………」グッ

魔王の身体は痛みの快楽を耐えようと強張り、歯軋りの音が鳴る。

勇者「指、増やすよ」クニュ

魔王「っ……ふ……っ、……く、ぅっ……」

勇者「ここ、そんなに良いの?」グイッグイッ

魔王「あっ……ぅ……ああ゛ぁ゛っ」ビグビグッ

勇者「だいぶ解れてきたね」グチュッグチュッ

魔王「……う、ぅう、くっ!」

勇者「声抑えるのに必死なんだ? 女の人みたい」

魔王「き、さまっ……殺してやる、殺してやる……っ!」

勇者「恨むなら貴方のお父さんにしてってば」クチュゥ

勇者「全部貴方のお父さんの所為なんだから」グリュッグチュッ

魔王「くぅっ……」

魔王「は……ぁ……ぅ、ぐっ!!」ドグゥッ

勇者「あははぁ、イッちゃった。こんな事されてイッちゃうなんて、魔王も十分変態だよね」

魔王「…………」クタァ

勇者「じゃ、今日はここまでにしよっか」

魔王「…………」

勇者「ふふ……楽しかったよ、魔王。また明日ね」

魔王「……………………」

魔王(ロリちっぱいさえなければこんなことには……)

監禁二日目

ガチャ

勇者「やっほ、よく眠れた?」

魔王「…………」ギリッ

勇者「まだ睨む元気あるんだ」

勇者「今日も気持ち良くしてあげるから」スリスリ

魔王「っ!」ビクッ

勇者「まだ乳首を服の上から摩っただけだよ?」サワサワ

魔王「……っ…………」

勇者「もしかして痛いの?」スルスル

勇者「あー充血してるね。昨日責めすぎちゃったか」ピンッ

魔王「うっ……」

勇者「乳首痛いのってつらいよね。服に擦れる度に痛んでさ」ピッピッ

魔王「……っ……っ」

勇者「僕も胸が膨らみ始めた時は痛かったよ」ピンッ ツンッ

魔王「つっ…………」

勇者「特に階段の上り下りなんてつらくてつらくて」ツンツン ピン

勇者「その上、ちゃんとした女じゃないくせに胸あんのかよーって馬鹿にされたり」ピンッ クリュクリュ

魔王「…………」

勇者「……不幸自慢なんてする気ないのに余計な事まで言っちゃったよ」

魔王(ふくらみかけの勇者のちっぱい……)

勇者「ああ、性別が片方に決まっていたらなぁ……」

魔王「…………」

勇者「いっその事貴方を女体化させて、両性具有の子を産んでもらおっかな」

勇者「良い復讐になるし、同じ体の子がいれば寂しくないかもしれない」

魔王「やっやめろっ!」

勇者「……そんな理由で生まれたら、子供が可哀想だもんね」

勇者「僕、赤ちゃん授かったらだめなのかな」

勇者「自分の子供は欲しいけど、自分と同じ苦労をさせたくない」

魔王「…………」

勇者「貴方を辱めて、自分の寂しさを埋める目的で好き勝手に子供を作ったりはしないよ」

さるくらうよ 速度おとしとけ

勇者「ああ、でも、わざわざ女体化なんてしてもらわなくても」

勇者「女の人が男の人からされるみたいに犯す事は出来るよね」グイッ

魔王「…………」

勇者「昨日解したから、今日は割と入るね」グニュ

魔王「う……」

勇者「指よりもっと大きいのが入るんだから、力抜いて」クチュクチュ

魔王「あ…………ぐっ……」

勇者「じっとして」


>>26
時刻が切り替わる直前だったから一気にやってた
これから落とす

勇者「じゃあ、僕の……挿れるね」クニュ

魔王「や、め……ろ…………」

勇者「動かないで。上手く入らないよ」ズッ

魔王「ぐっ、ぁあ……!」

勇者「ん……せま…………」

勇者「正常位じゃなくて後背位の方が挿れ易かったかなぁ」ズプ……

勇者「腰持ち上げないと入らないし……」

勇者「でも、入っちゃった。僕、すごくえっちな事しちゃってる…………」ドキドキ

魔王「……く…………ぅ…………」

勇者「本当に良い筋肉してるよね。僕はどれだけ鍛えてもあんまり付かなかったのに」スリスリ

勇者「男にしては細くて、女にしては硬い身体だもの」

魔王「う…………」

勇者「痛い? つらい? これから動いても良いかなあ」

魔王「やめろ」

勇者「拒否されても動いちゃうんだけどね」

魔王「っ……ぅ…………」

勇者「頑張って耐えて」ズッズキュッ

魔王「ぁ、く……っ…………」

勇者「痛いの? 気持ち良いの?」

勇者「あ、ちゃんと良いところ突かなくちゃ気持ち良いわけないよね」グキュッ

魔王「っ!」ビク

勇者「どう?」

魔王「っ…………」ビクビクビクビク

勇者「こんな事しちゃってて良いのかな……いや、本当は駄目なんだろうけど」

勇者「しないままじゃいられないっ」ズンッ!

魔王「ぐぁっあっ」ゾクッ ビグゥッ

勇者「こう? こうやって突けば良いの?」ズンッズンッ

魔王「よ……よせっ……ぁあ゛っ」ビッビクッビグッ

勇者「ちょっと突きにくいな……コツを掴めば簡単にできるのかな」ジュクッズッ

魔王「ぐっ……ぅ…………ふっ……ぁ……」ビク  ビクゥ

勇者「それともやっぱり後ろからにすれば良いのかな? 明日はそうしてみよっか」ジュッジュッ

魔王「は、あ…………ゆ……うしゃっ…………」

勇者「それにしても、こんな事されて悦んでるなんて」

勇者「本当にマゾヒストなんじゃないの?」

魔王「ち、がっ……」

勇者「こんなに嬉しそうに締め付けてるのに?」

勇者「あ、されたくないから嫌がって締め付けてるんだ」

勇者「ん~どうしよう」

勇者「毎日してる内にそっちから求めるようになるかな?」

魔王「お前の思うがままになどされるものかっ!」

魔王「この魂だけは……屈したりなど…………あ、ぐっ!」

勇者「先代魔王って、魔王の力はもう貴方に継承してるわけだから」ズッズッ

勇者「今はもう大して強くないんだよね?」ジュンッジュクッ

勇者「そんな状態の奴に復讐したって面白くないよね」ジュクッズンッ

勇者「あいつに直接何かするよりも、貴方を手籠めにした方がダメージ大きいかな」ズンッズンッ

魔王「俺にこのような仕打ちをして……ただで済むと思うな……」ビクッビクッ

勇者「結局僕を憎むんだ」ズキュッズキュッ

魔王「許さぬ……許してなるものか…………!」

勇者「酷いな、僕の体をこんなにしたのは貴方のお父さんなのに」バンッバンッ

魔王「く、ぅ……あ…………あ゛あ゛っ」ビグッビグッ

勇者「貴方の事は嫌いじゃないし、恨みもないけれど」バッバンッ

魔王「あ゛っはな、せっ……や゛めっ……!」ビグッ

勇者「もう、こうするしかないもの」グッグチュッ グ ウ ッ

魔王「あ…………は、ぁあっぐ、あっ!」ドクゥッ

勇者「ん、あぁっ」ビュッ

魔王「は……あ…………は…………」

勇者「はあ……ふ、ぁ……」

勇者「う……こんなに気持ち良いの初めて……」

勇者「貴方もイけたんだ……気持ち良かったんだ……良かったぁ…………」

魔王「……このガキがっ…………」

勇者「貴方から見れば僕なんてまだまだ子供だもんね」

魔王「いつか殺してやる……!」

勇者「え……怖いよ、そんなに怒らないで」

勇者「でも、まだそんな表情が出来るんだね」

勇者「これからどう壊れていくのか楽しみだよ」

魔王「っ…………」

勇者「貴方があんなに感じてるのを見て、僕もお腹の中を弄ってみたくなっちゃった」

勇者「ねえ、貴方のを僕の中に挿れても良いよね?」

魔王「良いわけがなかろう……言っても無駄だろうが」

勇者「その前に解さないとね。中に指を突っ込むなんてなんだか抵抗があるなあ」

魔王「今更何を言っている」

勇者「んぅ……どこが気持ち良いのかよくわかんない」クニュクチュ

勇者「確かこの辺りのはずなんだけどなあ」グニュウ

勇者「人によって位置が違ったりするの?」

魔王「俺に聞くな」

勇者「つれない……」

魔王「…………お前、本当に両性具有なんだろうな」ジイ

勇者「本当だよ、疑ってるの?」

勇者「……ほら、見て」クニャア

魔王「…………」

勇者「…………ね、両方……あるでしょ……」

勇者「胸だって、小さいけどあるんだよ。服着てたらよくわかんないかな」スル

魔王「…………」

魔王(白いが決して不健康な色ではない肌……そしてちっぱい。胸は素晴らしい)

勇者「……全部脱いじゃった。こんな風に他人に体を見せるなんて初めて」

勇者「……恥ずかしい」カアア

魔王「俺の体を散々弄んでおきながら貴様っ……」

勇者「でも、無理矢理見られそうになった事はたくさんあったなあ」

魔王「…………」

勇者「こんな体だからね。好奇心を持つ人は大勢いたよ」

勇者「だから、人間の好奇の眼差しなんて大っ嫌い」

勇者「気持ち良くはなってないけど、だいぶ解れてきたし、そろそろ挿れて大丈夫かな」

勇者「ん……」クニュ

魔王「っ……」

勇者「だめ、痛い、痛いよ。おっきすぎて入らないよ」クチュ

勇者「でも、挿れてみたい……」ググ

勇者「う……う、ぅ…………」グチュチュ

魔王「やめろ……貴様の中に入りたくなどない」

勇者「でも、きっと貴方も気持ち良いよ?」

勇者「あ、うぅ……くる、し……っ」

勇者「や、痛い、痛いよぉ……」

魔王「……っ…………」

勇者「苦しいよ……痛いよぉ…………」ポロポロ

魔王「泣くくらいなら抜けっ!」

勇者「ねえ、貴方もこんなに痛かったの?」

魔王「……大した痛みではなかった」フイッ

勇者「そっかあ……僕の体が小さくて、貴方のがおっきいからこんなに痛いんだ……」

勇者「あ…………ん……ぅ……あ……ズキズキする……」ギュウウ

魔王「抱き付くな」

勇者「こうしてた方が安心する……暖かい」

魔王「貴様の汚い腹の中から早くそれを抜け」

勇者「え、ちゃんと魔術で綺麗にしてるし」

魔王「そういう問題ではない」

勇者「ん……でもやだ。やめたくない」

勇者「痛いけど……続けたいの」グッグッ

勇者「痛いのに……女の子のところがすっごくヌルヌルしてる…………」

魔王「く…………ぅ……」

勇者「僕の中……きもちい?」グッグッ

勇者「萎えてないんだから、興奮はしてるんだよね」

魔王「……っ…………」ググッ

勇者「だって、こんなにおっきくなってるもん……」ズチュッズチュッ

勇者「元々おっきかったのに……もっとおっきく……う、ぅっ!」ズチュチュ

勇者「痛いの……強くなってきた……」ポロ

魔王「さっさとやめろ」

勇者「やめない……やめないよ」

勇者「こうして動いていれば、また貴方を気持ち良くしてあげられるでしょ?」ズッズッ

勇者「気持ち良いのが悔しいんでしょ?」ズズッ

勇者「だから、続けるよ……」ズックチュッ

魔王「……馬鹿なガキだ」

勇者「………………」クスン

魔王(ちっぱいが目の前にある……)

勇者「あっ……ここ、ここ気持ち良い」グチュッグチュッ

勇者「痛いけど、気持ち良い……」グチュジュッ

魔王「っ……ぅ…………」ビク

勇者「イキそう? イッて、僕の中に出して」ググゥッ

魔王「くっ……」ドクッ

勇者「ん……溢れてきた…………」

勇者「二回連続でイッて、こんなにたくさん出るなんてすごいなぁ……」ドロォ

勇者「お腹の中、貴方の精液でいっぱぁい」ドロドロ

勇者「あ、血が混ざってる……出血してたんだ……道理で痛かったわけだ……」

勇者「はあ……明日もまたしようね」

魔王「貴様などに……貴様などに…………何度も気を遣ってたまるか……!」

勇者「何回でもイッて良いんだよ? じゃあ、おやすみ」ガチャ

監禁三日目

勇者「今日はガンガン後ろから突きまくるよー」

魔王「…………」

勇者「でも、その前に」

勇者「ほら、舐めて」

魔王「貴様の言う通りにするわけがないだろう」

勇者「ちゃんと奉仕してくれないと後ろから突いてあげないよ?」

魔王「そんなことを望んでなどいない」

勇者「その内自分から望むようになるんだよ」

勇者「舐めてよ」クチュ

魔王「…………」

勇者「じゃあ咥えさせちゃうから」グチュチュ

噛み切れないよう、顎の力が入らないようにする魔法をかけた。

勇者「舌動かして」

魔王「…………」

命令に従おうとしない魔王に痺れを切らし、勇者は魔王の喉へと熱を貫いた。

魔王「ぐっ……」

勇者「いうことを聞かないと、苦しい思いをするのはそっちだよ」

魔王「ぁ、が……っ…………」

勇者「このままじゃいつまで経っても終わらないよ?」

魔王「っ…………」グチュグチュ

勇者「そう。そうして。良い子だよ」ナデナデ

魔王「……………………」ピチャ グジュズチュッ

自ら動かなければならないと言う事実が、より一層屈辱を刺激した。

…………
……

勇者「んっ……上手だよ、魔王。も……イキそう……」

勇者「は、あっ…………んぅっ」ドクッ ピシャッ

魔王「くっ……このクソガキが……」ドロォ

勇者「あはは、思いっきり顔にかかっちゃったね」

魔王「おのれ…………」

勇者「噛み切ろうとして頑張ってたみたいだね?」

勇者「残念だったね、魔王の体なんて魔法でどれだけでも制御できちゃうんだよ」

魔王「…………」

勇者「さ、四つん這いになって」

魔王「…………」

勇者「無理矢理体を動かしてあげないとできないの? 仕方ないなあ」ドガッ

魔王「うっ…………」

勇者「何なら服を全部脱がしてあげよっか」

魔王「やめろ」

勇者「やめない」スルスル

勇者「良い眺め。正に芸術品って感じ」

魔王「…………」

勇者「こんな体を穢すなんて本当に楽しいよ。指挿れるね」クニュ

魔王「っ……お前のような者が勇者などと……人間も堕ちたな」

勇者「ぶっちゃけ人間助ける気なんてないんだけどね」ズププ

魔王「な……んだと……貴様、それでも勇者か」

勇者「勇者だよ。呪われてるけど」クリュクリュ グリグリ

魔王「ふん……呪われて当然の下等生物が」

勇者「…………呪われて、当然?」

勇者「ふーん、そう思ってるんだ」クイックイッ ヌプッ

魔王「く、うっ……ああ、貴様等のような害虫は……呪われて、と、うぜんだっ!」ビクッ

指が抜かれ、さらに太いモノが宛がわれ、沈み込んでいく。

勇者「まあ、魔族にとって勇者の一族なんて邪魔者以外の何者でもないもんね」グチュ

勇者「でもさぁ、生まれる前から呪われてるこっちの身にもなってよ」グニュチュ

勇者「こんな体にさえならなければ……お父さんもお母さんも…………」ズズッ

魔王「うっ……く…………」ビクッビクゥッ

勇者「もっと優しくしてあげようと思ったけど気が変わっちゃった」

勇者「すっごい激しくしてあげるから、覚悟してね?」

勇者「ねえ、女の子みたいに犯されてどんな気分?」ズッズッ

勇者「女の子みたいに穴掘られてさぁ……」グチュッグチュッ

魔王「あ、う、くう……、ぁっあぁああっあ゛あ゛っ」

勇者「こんなことされて興奮してるなんて……」ドチュッドチュッ

勇者「やっぱり本当にマゾヒストなのかなぁ?」ゴチュッゴチュッ

魔王「ほ……ざけ……下等生物がっ…………」

勇者「痛いくらい強く突かれて気持ち良い?」ヂュッヂュッ

勇者「気持ち良いんだね、こんなにここおっきくしてるもん」スルスル

魔王「う…………ぁ……ぁあぁああっ」

勇者「声抑えきれてないねー? 我慢しようとするだけ無駄だよ」

…………
……

勇者「こんなクソガキに何度もイかされて、すっごく屈辱だろうねー?」

魔王「…………」ビクッビクッ

勇者「今日は痙攣激しいね。そんなに良かったんだあ」

勇者「最後なんて絶叫してたもんね」

魔王「…………ろ……して……くれ」

勇者「何?」

魔王「もう……殺……して……く…………れ」

勇者「やだよ。殺さない。殺すだけじゃ済まさない」

勇者「これだけで終わらせたりなんてしない」



魔王(……ロリちっぱいさえなければ興奮などしないというのに)

監禁十五日目

勇者「ここ数日来れなくてごめんね。欲求不満になってない?」

魔王「……もう来るな」

勇者「余程忙しくない限り毎日来るよ。昨日までは部下を纏めるのが大変で」

勇者「でももう大丈夫、貴方の部下は皆僕の味方になってくれたから」

魔王「…………あいつらを乱暴に扱うなよ」

勇者「仲間思いだね。魔王って優しいんだ」ギュウ

魔王「…………放せ」

勇者「やだよ」

魔王「……お前、心はどっちなんだ」

勇者「僕にもよくわかんないや」

勇者「男の子のグループにも女の子のグループにも混ざれた事ないし」

勇者「どっちでもないんじゃないのかなあ」サワサワ

魔王「う……」ピク

勇者「感度良いね? 性欲溜まってるの?」ナデナデ

魔王「……っ…………」ヒクッ

勇者「ふふ…………」

ピチャ クチュ

魔王「は……っ……」

勇者「首筋も敏感になってるね」チュゥウウ

魔王「ぁ……っ…………」

魔王「…………」チラ

勇者「………………僕の胸、見てるの?」

魔王「……い、いや」

勇者「男の人って、女の子の胸大好きだもんね」

勇者「いつも通りじゃ男同士でしてるも同然だし……女の子らしいところも露出した方が良い?」

魔王「…………」

勇者「やっぱり恥ずかしいな……」カアア 胸チラ

魔王「…………」

勇者「……上、脱いだよ。……いっそのこと舐めちゃって」

魔王「う、うお」

勇者「もっとおっきい方が嬉しい?」

魔王「ふん、貧相な胸でもないよりはマシだな」

勇者「やっぱり犯されるなら僕みたいな化け物じゃなくて美女が良いよねー」

勇者「男の人ってそんなもんだよねー」

魔王(……小さい方が良い)

魔王(しかし……下も付いているのに胸もあるとは倒錯的だな)

魔王「…………」ピチャ

勇者「はうぅっ! あ、んぅっ!」ビク

魔王「……」クチュッペロピチャァッ

勇者「まお……舌使いすご…………あ、やだ……胸……きもちい…………」

勇者「も……先走りと愛液でどろどろ…………」

勇者「女の子のところ……使うつもりなんてないのに疼いてきた……ひぁっ……!」ビクビクゥッ

魔王「……このまま噛み千切ってやろうか」ハムッ

勇者「こ、怖い事言わないでよっ! 一応強く噛めないように魔術かけとくからね」

勇者「あ、でも、ほんとにすごっ……舌と歯が当たって……ぁあ……ぅ……」

勇者「次、こっち……ううん、やっぱり無理!」

勇者「女の子らしいところは……なんだか恥ずかしいの……」

魔王「お前にも女の恥じらいがあったのか」

勇者「ん…………あるみたい」

…………
……

グッグッグッグッ

魔王「く、ぅっ……ぁ……あ、ぁあっ!」

勇者「ふふ……良い声で啼くようになったね」グジュッグジュッ

勇者「呻き声が喘ぎ声になってきてるよ?」ズッズッ

勇者「後ろから突かれるの、大好きなんだね?」

魔王「ん、くぅっ……う……あっあぁあぁあああ゛あ゛」ドクゥッ

勇者「んっ、魔王、っん、ぅ……」ドクッ

魔王「……は、ぁ………………」トロォ グタァ

魔王「ったく…………このガキが……」ゼハ

勇者「――っ!?」ドキ

勇者(……あれ? なんだかいつもと違う感じがする)

勇者(何だろうこの違和感……)

魔王「ぅ…………」

勇者(こんなことしてるのが以前にも増して恥ずかしくなってきた)

勇者「……魔王って婚約者とかいるの?」

魔王「……おらん。例えいたとしても、お前に敗北したのだから破談になっていたであろうな」

勇者「そっか」



晩飯食べながらになるから遅くなるごめん

魔王「まったく……猿かお前は。何度も何度も犯しおって……」

勇者「…………」

勇者「これからもずっとずぅっと凌辱され続けるんだよ」

勇者「少なくとも貴方のお父さんが帰って来て、性奴隷になった貴方を見せつけるまでは」

魔王「…………」

勇者「日に日に元気がなくなってきたね?」

勇者「先代魔王の反応が楽しみだよ。貴方が負けたって知ったら、予定変更して近い内に帰ってきたりしてね? ふふふ」

勇者「明日も、楽しませてね…………」

勇者(これで良い。これで良いんだ)

勇者(お父さんもお母さんも、いつも復讐しろって言ってた)

勇者(これで……良いの………………)

勇者(お父さんとお母さんが不幸になったのも)

勇者(友達が皆僕から離れて行ったのも、全て先代魔王の呪いの所為)

勇者(だから、あいつを絶望させてやるんだ)

勇者(そのためにも、魔王には従順になってもらわないと)

勇者(貪欲に快楽を求め続ける、従順な奴隷に…………)

監禁十七日目

勇者「あんまり慣らさなくても入りやすくなったね」ヂュク

四つん這いにされた魔王の中に勇者が這入り込んだ。

魔王「…………」

勇者「ねえ、魔王から動いてよ」

魔王「できるかっ……そんなこと……っ……」

勇者「動かないとずうっとこのままだよ?」

魔王「勝手に挿れていろっ…………」

勇者「つれないなあ…………」

勇者「……ねえ、本当は欲しくて欲しくてたまらないんでしょ?」ボソリ

魔王「…………!」

勇者「すっごい締め付けてヒクヒクしてるよ? 良いところ、たぁっくさん突いて欲しいんだよね?」

勇者「我慢しなくて良いんだよ」

魔王「…………」

勇者「体はもう堕ちてるんでしょ」

魔王「っ――」

魔王の中で、何かが崩れ堕ちていく気がした。

魔王「っ………………」グッグッ

勇者「やっと素直になったね」

魔王(体が、熱い)

魔王(体の、奥が…………)

…………
……

ドクッ

勇者「あっ…………ふふ、魔王の腰振りでイかされちゃった」

魔王「……う…………」

勇者「……でも、魔王、最後の最後で快楽に耐えきれなくて逃げちゃってたよね?」

勇者「だめでしょ、ちゃんと魔王も最高に気持ち良いところに当て続けないと」

魔王「ゆ、うしゃ……も、う……無理だ…………」

勇者「そんなに気持ち良すぎたの? でもだーめ。罰ゲームね」

魔王「…………?」

勇者「この太いの突っ込んであげる」

勇者が取り出したのは、かなりの太さのある張形だった。

魔王「や……め……てく、れ…………」

勇者「もっと……もっと壊してあげる」

勇者「壊してあげる……から…………」

監禁三十日目

ガチャリ

魔王「ゆ……うしゃ……」

勇者「魔王? 元気ないの?」

魔王「…………」

勇者「……魔王?」

魔王「……もう好きなだけ犯せ」

勇者「え…………?」

勇者(まだ三十日なのに、思ったより早かったな)

勇者(魔を統べる王なんだし、数ヶ月は粘ると予想してたんだけど)

魔王「この狭い牢で、話す相手はお前しかいない」

魔王「することもお前との情交くらいだ。退屈で退屈で仕方がない」

魔王「何もかもどうでも良くなってきた」

魔王(というか犯されたいと思うようになってしまった……)

勇者「…………」

魔王「壁の染みを数えるのにも飽きた」

勇者「ん…………」

勇者「……じゃあ、何かおねだりしてみてよ」

魔王「俺を犯してくれ」

勇者(あっさり……)

勇者「…………具体的にどうされたい?」

魔王「俺の中をお前の熱で掻き回してくれ。これで良いのか」

勇者「……何かイメージしてたのと違う」

魔王「お前好みの演技をすれば良いのか」

勇者「そういうわけじゃないんだけど……」

勇者「……ねえ、ここから出たい?」

魔王「ああ。出られるものなら出て行きたいがな……」

魔王「お前にここまでされて、今更他者に姿を見せられるものか」

勇者「誰にも此処でしてることは言ってないよ」

魔王「それでも……かつての部下に合せる顔がない」

勇者「…………」

魔王「…………」

魔王(元々このような子供に凌辱されるなど冗談ではないと思っていたが)

魔王(下が付いてはいるものの、時折覗かせるロリ要素で興奮してしまった)

魔王(それに犯されるのにももう慣れてきた)

魔王(一見少年の様な風貌だが、よく見ると少女らしい愛らしい顔付きをしている)

魔王(下が付いていることさえ除けばほぼロリだからな)

魔王(気持ちが良いのも事実だ)

魔王(こいつが完全に女だったならば天国なんだがな……)

魔王(何よりも、全く無いわけではないが大きいとは決して言えぬ双丘が……)

魔王「……始めないのか?」

勇者「…………あのね」

勇者「僕、貴方に情が移っちゃった」

魔王「…………」

勇者「何回も何回も体を重ねている内に、少しずつ…………」

勇者「もう……こんなことをしていたく……ないの……」

勇者「本当は……こんな…………」

魔王「……そのようなことを信じられると思うか?」

勇者「……じゃあ、僕の大切なものを貴方に捧げたら信じてくれる?」

魔王「…………?」

カチャ バサ

勇者「……僕の、女の子としての、とても大事なもの」

勇者「貴方に、あげるから…………」

魔王「お、おい」


勇者「う……くう、ぅ、う…………」ググ

魔王(そこの部分は完全にロリ……だな……)

勇者「ね……いつもにも増しておっきくない……?」

勇者「上手く入らないよ…………」

魔王(ロリ部分が押し付けられている……)

魔王(勇者のちっぱい……)ジィー

勇者「痛い……痛いよ…………」ググジュ ポロポロ

勇者「初めて後ろに挿れた時よりも痛いよぉ……」ポロポロポロポロ

魔王「くっ……」

魔王(……キツイな)

勇者「う、ぅう、ん…………」グジュッ

勇者「ん、ぁあぁああっ!」チュグチュゥ

勇者「は、はいっ、たぁ……」

勇者「ねえ……お願い、信じて。僕、僕……」

勇者「貴方はこんな体なんて嫌かもしれないけど、僕は、貴方のことが…………」

魔王「…………」

勇者「もう、こんな狭くて冷たいところにいて欲しくないの」

勇者「一緒に日の光を浴びよう…………?」ポロポロ

魔王「……わかった。わかったから泣き止め」

勇者「信じて……くれるの……?」

魔王「さっさと手枷を外せ」

魔王(……純潔の素晴らしさに免じて信じてやろう)

勇者「魔族って良いよね、しばらく運動しなくても筋肉衰えないんだから」

魔王「流石に日の光は眩しいがな」

魔王(腰が痛ぇ……)ズキ

勇者「…………」ギュウ

魔王「……今日以降も毎晩お前の夜の相手をすれば良いのか」

勇者「……毎晩じゃなくても良いよ」

魔王(まあ付き合ってやるか)

勇者「…………」

魔王(こいつはこいつで苦労した様だしな)

――――――――

勇者『どうして? どうしてお父さんが処刑されなきゃいけなかったの!?』

勇母『………………』

勇者『……僕が、こんな体……だから…………?』

勇母『……勇者の直系が呪われた責任を負わされて…………』

勇者『ど……して……? お父さんは皆のために必死に戦ったんでしょ……?』

勇者『それなのに、どう……して…………』

勇者『僕の所為なの…………?』

勇母『ああ、あなたは何も悪くないのよ』ギュウウ

勇母『すべて、すべてあの魔王が悪いのよ』

少年1『あいつ、普通の男じゃなかったんだってよ』

少年2『半分女とか……魔王の呪いってうつったりしねえよな?』

少年3『触らない方が安全じゃね?』

少年4『お、おいお前等っ……それでもあいつの友……』

勇者『あ……』

少年4『っ!? な、なあ勇者』

親『あの子と付き合っちゃだめよ』グイッ

少年2『……逃げようぜ』

勇者(教会が僕の体のことをバラしてから、皆冷たくなった)

勇者(秘密にしてって、お父さんとお母さんがあんなに頼んでたのに)

司祭『魔王の呪いを受けた異形の子……ああ、まるで悪魔だ』

勇者(違う……そんなことないよ)

新興宗教『あの雌雄同体の子こそ神の御使いなのだ』

勇者(そんなのじゃない……そんなのじゃないのに)


勇者『お母さん、ただい…………お母さん!?』

勇母『勇者……ごめんね…………?』

勇者『おか……あさ…………』



勇者(お父さんが処刑されたのも)

勇者(皆が離れていったのも)

勇者(お母さんが気を病んで倒れたのも)

勇者(全部、全部魔王の所為…………)

――――――――

解放一日目

勇者「……一緒に寝よ?」


勇者「ん……あったかい」

魔王(……まともな寝台で寝るのは一ヶ月ぶりだな)

勇者「こうして朝まで一緒に寝よ?」

魔王「……今晩は犯さないのか。俺はお前の奴隷だろう」

勇者「…………ねえ、僕、本当にそんなことして良いのかな……?」

魔王「……魔王の座を継ぐということは、先代までの全ての行いや罪も継承することだ」

魔王「お前が俺を復讐の対象とするのは間違いではない」

勇者「で、でも」

勇者(少しずつ昔のことを話してきたけど)

勇者(そうしている内に、少しずつ魔王の様子も変わってきた)

勇者(……同情してくれてるのかな)

勇者「……………………」

魔王「今更迷うな。父上に復讐するのだろう」

勇者「…………」

勇者「も……やだよ…………」グスッ

勇者「もう……何もかも……いやぁ…………」ポロポロ

勇者「ほんとは……顔も知らない先代魔王より…………」

勇者「人間の方がずっと……ずっと憎かった…………」

魔王「…………」

勇者「教会さえ僕の体のことを秘密にしていてくれれば、呪われてることを知られたりなんてしなかった」

勇者「人間を護る為にお父さんは戦ったのに、責任を押し付けて殺した」

勇者「お母さんだって、皆が冷たくしなければ、病気になって死んだりなんてしなかったのに」

勇者「人間なんて勝手だ…………」

勇者「こんな体だからって、どうして迫害されなきゃいけないの……?」

勇者「やだ……いやだよぉ…………」

勇者「でも、もう……どうすれば良いのか……わからなくて……」

勇者「此処に来て、復讐する以外に……生きる目的が……見つからなかった…………」

魔王「……そうか」

勇者「ねえ……僕、生きてちゃいけないの…………?」

魔王「……俺の親父が帰って来たら、言いたいことを全て言ってやれ」

魔王「そのついでに無理な要求でもしてやれば良い」

魔王「お前がその様な目に遭う原因を作ったのはあいつだ」

勇者「…………」

魔王「お陰で俺もお前に散々嬲られたからな」

勇者「……じゃあ、そうする」ギュ

魔王「………………」

魔王(見た目は可愛い)

勇者「ごめ……なさ…………」

魔王「……」

勇者「ごめんなさい……ごめん……なさい…………」

魔王「あそこまでしていてよく今更謝れるな」

勇者「っ……ごめ……ん……なさ…………ぃ…………」

魔王「そこまで謝るのなら縁を結んでくれ」

勇者「え…………?」

魔王「お前に侵され続けたこの体では、最早お前なしで生きていくことは不可能だ」

魔王「他の女と寝たとしても、到底満足などできぬだろう」

勇者「ん…………結婚……すれば良いの…………?」

魔王「……お前に抱かれずにはいられない」

勇者「…………わかった」

魔王(もう付いてても構わん)

魔王(勇者のロリちっぱい揉みてぇ…………)

解放五日目

勇者「ねえ、イきたいのにイけないってどのくらい苦しいの?」クチュクチュ

魔王「あ……く、ぅぅっ……」

勇者は片手で魔王の先端を押さえ、対面位で突き続ける。

魔王「い……かせてくれ…………」

勇者「答えになってないよ? 答えられないくらい苦しいの?」

勇者「そんなにイきたいなら、自分で腰振ってよ。手、放してあげるからさ」

魔王「う…………」

勇者の細い指から解放されると、魔王は俯せ腰を上げた。

勇者「自分で挿れて自分でイッてね」

勇者(前みたいに鬼畜にしてるけど)

勇者(これで良いのかな…………)

魔王「っ……ぅ…………」ジュク グッグッ

遙かに自分より体格が小さく、生きた年数も短い相手の言いなりになるのは、

魔王にとって屈辱である事には変わりない。

しかし、最早それさえも快楽の材料に他ならなくなっていた。

…………
……

勇者「今晩もよく頑張ったね」ナデナデ

勇者「何かご褒美でもあげようか」

魔王(こ、これは……)

魔王(勇者のスモールツインマウンテンを揉むチャンスだな)

勇者「って、なんか偉そうだよね。夜だけは未だにこうだけど、」

勇者「もうこんな態度取るのやめた方が……」

魔王(しかし頼みづらいな)

勇者「……ごめん」

魔王「いや、構わん。これまで通りで良い」

魔王(構わんから胸を揉ませてくれ)

魔王(ここまでされているのだから胸を揉む権利くらいあってもおかしくないだろう)

勇者「そう……?」ジワ

魔王(余程自分の行いを後悔しているのか? 涙を滲ませている)

魔王「マゾに目覚めたから好きなだけ責めてくれ」

勇者「……そっか。安心した」

魔王(胸を揉ませてくれ!)

魔王(くそっ言葉が出ない)

解放二十日目

勇者「外に出てから、何だか元気になったよね」

魔王「あんな所にいたら気が滅入って当然だ」

勇者「…………それもそうだよね」

魔王「それよりさっさとこの書類を片付けるぞ」

勇者「うん」

勇者(あんな酷い事をしたのに優しいし、仕事も手伝ってくれるし)

勇者(玉座……返すべきだよね…………返したいな)

魔王(優しくしていれば胸を揉む好機は訪れるだろうか)

魔王(これが終わったらロリ勇者モノの同人でも漁るか……)

勇者「……ねえ」

魔王「そろそろ夕飯か」

勇者「あ、うん、そうだね…………」

魔王(このごろ勇者は元気がない。まだ引け目でも感じているのだろうか)

魔王(この状態では胸を揉ませてくれとは頼みづらいな)



勇者「……おいしいね」モシャモシャ

魔王「ああ」

勇者「…………」

魔王「…………」

魔王(ここは励ますべきだろうか)

魔王(①親父が帰ってきたらボコってやる)

魔王(②好きなように生きろお前の人生だ)

魔王(③愛してる)

魔王(③が最適だろうか)

勇者「……魔王、僕達って夫婦なんだよね?」

魔王「……そうだな」

勇者「大好き、大好き……だよ」

魔王「……!」

勇者「何回か言おうとしたんだけど、ちゃんと言ってなかったから」

勇者「僕、貴方に愛される資格なんてないだろうけれど、」

勇者「貴方のことは大好きだから」

魔王「勇者…………」

勇者「………………」グスッ

魔王「…………勇者、お前は……」

魔王「本当は居場所が欲しいだけなのではないか」

勇者「え……?」

魔王「復讐よりも、他者から愛されることを望んでいるように見えるのだがな」

勇者「…………」

勇者「うっ……ぅあ…………えぐっ…………うぁあぁあああ」

魔王「…………」

魔王は勇者に胸を貸した。

勇者「ん……僕、僕…………! ぅ……うう……」

魔王(捻じ曲がった子供だと思っていたが)

魔王(中身も可愛い)ナデナデ

魔王「勇者…………愛している」

勇者「え? ……ええっ!?」

勇者「僕、ここに居て良いの? 僕、ここで生きていて良いの!?」

魔王「ああ」

勇者「僕、僕っ、あんなに酷いことしたのに…………!」

魔王「もういい。慣れた。……お前にされた事ごと愛してやる」

勇者「まお…………あり、がと……うぅ……」グスッ グスッ

魔王(自然な流れで胸を揉めないだろうか)

勇者「だい……すき…………」

魔王「勇者……」

魔王(……呪われてさえいなければ、おそらく普通の愛らしい少女に育っていただろうに)

魔王(親父……最低でも百発は殴ってやる)


魔王(少年に育っていたという可能性を考える必要はないな)

魔王(少女だ少女)

その後、玉座は魔王に返還され、勇者は補佐官の役に就いた。

解放五十日目

魔王「やばい」

勇者「どしたの?」

魔王「親父が帰ってくるそうだ」

勇者「やっぱり予定より早く帰ってくるんだね」

魔王(本当に親父を……父上を殴れるだろうか)


勇者「…………ふふ」




先代「貴様……まだ生きていたのか」

魔王「っ……」

先代「勇者に敗北した上、生き恥を晒し続けるとは……なんと嘆かわしい」

魔王「申し訳ございません、父上」

魔王(おい殴るんじゃなかったのか俺)

勇者「お帰りなさい」ニコ

魔王「……!?」

先代「この子供は…………」

勇者「お帰りなさい、お義父さん」ニコォ

魔王「な゛っ」

先代「お、おと……」

勇者「お義父さん長旅で疲れてるでしょ? 肩揉もっか?」

魔王「お、おい……」

先代「まさかこの子供がお前に勝利した勇者ではなかろうな」

魔王「…………」

勇者「僕、勇者だよ? 魔王と戦った後、いろいろあって結婚したの」

先代「なんだと……」

魔王「……………………」

先代「だがあの呪いは……」

勇者「そう。僕、両方あるよ」

勇者「お世継ぎはちゃんと産むよ」

先代「…………」

勇者「勇者の一族を呪ったつもりが、自分の一族まで呪うことになっちゃったね?」

勇者「ふふ…………」

先代「ふざけるな! そのような事を認められるものか!」

魔王「父上が撒いた種でしょう」

先代「すっかり懐柔されおって……魔王族の血を穢すつもりか!」

魔王「じ、自業自得です」

勇者「魔王、僕達愛しあってるもんねー」

魔王「ああ」

勇者「結婚について親からどうこう言われたくないよねー」

魔王「そ、そうだな」

先代「こ の ガ キ が」ワナワナ

魔王『父上は怒らせると恐ろしいぞ』コソコソ

勇者『平気。僕の方が強いから』コソコソ

先代「隠れて話をするな! 気に食わんな」

勇者「まあまあそう怒らないで。あんまりストレスを溜めると……ハゲちゃうよ?」

先代「このおおおしばいてやる!」キュイイ

勇者「よっと」ヒョイ ドガア

先代「ぐおっ」

勇者「僕に勝てるとでも思ったの? 現役の魔王を倒した僕に」

先代「化け物が……!」

勇者「…………」シュン

魔王「……このクソ親父が」ドゴォッ

先代「ぐっ……き、貴様っ…………!」

勇者「……あはは、やっぱり親子だね。同じ反応してる」

魔王「ゆ、勇者…………あの時は罵ってすまなかった」

勇者「ううん、僕の方が悪かったの。魔王にあんな事して……」

先代「何をしたと言うのだ……」

勇者「ごめんね、魔王…………」

魔王「勇者……」

勇者「一生をかけて償うから」

魔王「親父の罪は俺が贖おう」

勇者「えへへー魔王ー」ギュウ

魔王「愛してるぞ勇者」ナデナデ

先代「ええい目の前でイチャつくなはしたない!」

勇者「目の前じゃなきゃ良いの? じゃあ寝室行こっか魔王」

魔王「そうするか勇者」

先代「っ……くっ…………」ブルブル

先代「二人纏めて冥府に送ってやる!」

勇者「本当は息子が生きてて嬉しいくせに」

先代「っ!?」

勇者「お父さんから聞いたけど」

『ちなみに俺の子供もうすぐ四歳w立派な男wwwお前の子供になんて負けねえからwww』

『愛おしい子を持つ身だからこそ思いついた呪いだ』

勇者「って言ってたんでしょ? 自分の子供が可愛いんでしょ?」

先代「…………」

勇者「魔王が心配で心配で仕方がないから戻ってきたんじゃないの?」

先代「……知ったような口を利くな」

魔王「父上……」

先代后「いい加減意地を張るのはおやめになったらどうです? あなた」

先代「き、后……」

魔王「母上、お久しぶりです」

先代后「良かったわぁ、元気そうで」

先代后「この人ったら、貴方が負けたと聞いた途端目の色を変えて心配してたのよ」

先代「おいバラすな」

魔王「そうだったのですか、父上。おそらく俺を軽蔑していらっしゃるとばかり」

先代「…………」

勇者「はじめまして、僕、勇者です。息子さんはもらいました」

先代后「あら、可愛らしい子ね。ごめんなさいね、うちの人が」

先代后「罪のない子供まで呪う必要はないとは言ったのだけれど、聞いてくれなくて」

勇者「いえ、これからよろしくお願いします」

勇者「優しそうな人だね、魔王のお母さん」

魔王「仏のような人だ。心配をかけるような事はしないでくれな」

勇者「お義父さんも、これからよろしくね?」

先代「認めん……認めんぞ……!」

先代后「因果応報、身から出た錆ですよ」

先代后「呪いなどという卑怯な手を使ったからこうなったのです」

先代后「真剣勝負をして決着がつかなかったのならそれで良かったではありませんか」

先代后「またいずれ再戦していれば済んだ事でしょう」

先代「…………」

魔王『父上も母上には頭が上がらんのだ』コソコソ

勇者『清らか過ぎる人には勝てない事ってあるよね』コソコソ

勇者「ねえ、先代さん」

先代「……何だ」

勇者「貴方は僕の居場所を奪ったんだから、責任取って僕のお義父さんになってよ」

先代・魔王「「……わけがわからんぞ」」

勇者「弄ばれた女の人が男の人に」

勇者「『この子は貴方の子よ! 責任取って結婚してちょうだい』って言うのと同じ理屈で」

先代「…………」

先代后「なってあげなさいよ。魔王もちゃんと生きているのだし」

先代「だ、だが」

先代后「この子は魔族に危害を加える気も無いようよ」

先代后「しばらくはこの子が実権を握って統率を執っていたそうだし」

先代后「きっと私達の息子の良い王妃になるわ」

先代「…………」

魔王「……父上、城の環境は勇者が来てからの方が改善されました」

魔王「勇者がこの地に永住しても、悪い結果にはならないでしょう」

先代「…………」

勇者「……すぐには無理だよね」

勇者「でも、いつか必ず僕のお義父さんだって事を認めさせてあげるから」

…………
……

勇者「ねえ、魔王」

魔王「ああ。寝るか」

先代「お前等は床を共にしているのか」

勇者「毎晩だよね、魔王」

魔王「そうだな」

先代「なんだと……」

勇者「お義父さんったらもしかしてえっちなこと想像してるー?」

勇者「やだ恥ずかしい」

魔王「父上、勇者にセクハラを働かないでください」

先代「何だその口に利き方は!」

魔王「夫婦が同じ寝台で寝るくらい普通だろう親父」

先代「帰城してから生意気になりおったな…………」

勇者は魔王を寝台に押し倒し、衣服を剥がし始めた。

勇者「いつ本格的に子作り始めよっか」

魔王「……まだ先で良い」

勇者「そっか」

魔王「鬼畜に責めてくれ」

魔王(なんかもう本当にマゾになってきた)

勇者「ねえねえいつも僕の下に敷かれてるけどさぁ」

勇者「こんな年下の子供に組み敷かれてどんな気持ち?」

魔王「う…………」ゾクゾク

先代「貴様等ァ!」バン

勇者・魔王「「!?」」

先代「何故魔王が下になっているのだ!」

勇者「やだぁお義父さんったら覗き見してたの? それとも盗み聞き?」

魔王「うわ……親父、軽蔑するぞ」

先代「ぐ、偶然声が聞こえただけだ」

勇者「防音魔法張ってるしそう簡単に声が漏れてるはずないんだけど」

魔王「聴力を上げる魔法でも使ったのか」

魔王(親に聞かれてた氏にたい)

先代「と、とにかく……魔の王たる男が組み伏せられているのは認められん!」

勇者「夫婦生活に口を出されたくはないです」

魔王「婚姻を結ぶ前からこうだったがな」

勇者「やだ言わないで」

先代「なんだと……」

魔王「最高に嫌な舅になってますよ父上」

勇者「仕方ないよ、昔の時代の人なんだから」

先代「おのれ……」

勇者「……あ、じゃあ行為を最後まで見続けますか?」

魔王「ゆ、勇者、流石にそれは」

勇者「魔王、見られながらの方が興奮するよね?」

魔王「だ、だがいくらなんでも父上には……」

勇者「魔王、愛してるよ」ススス

魔王「あっ……」

先代「ふざけるな貴様等ぁぁああ」

先代后「ふざけているのはあなたです」パコーン

先代「后……!」

先代后「あなただっていつも私の下になっているというのに何を言っているの」

魔王「なっ」

勇者「ええー……」

先代「し、しかしな」

先代后「普段はあなたを立ててあげているけれど、褥では逆なのよねぇ」

先代后「さ、行きましょう。若い子達の邪魔をしては駄目よ」グイグイ

先代「…………」

先代后「ごめんなさいね」

バタン

魔王「親の性事情など知りたくなかった」

勇者「……どんまい」

勇者(こういう家系なのかな)

解放五十五日目

勇者「蔑ろに扱ってズタズタにして従わせる方針じゃ駄目な気がする」

勇者「思いっきり孝行して本当の親子みたいになる作戦で行こう」

魔王(どちらにしろ恐ろしい気がする)

勇者「良い嫁になる」



その後、勇者は良い嫁として先代魔王に尽くした。

どれほど先代魔王が不気味がり拒否しても、献身しようと努力した。


勇者「背中をお揉みしましょうか?」ワキワキ

先代「やめろやめてくれ」ヒイイ

先代后「あらあら仲良くなって」

そして、その勇者の孝行が始まって十日目、ついに先代魔王は折れた。

先代「わかった。お前の義父になったと認めるからもうやめてくれ」

勇者「わあいお義父さんだぁい好き」

先代「…………」

先代(誰か助けてくれ)

勇者「お茶持ってくるねー」

先代(毒でも入ってないだろうな……)

…………
……

先代「……お前の父親と、もう一度戦いたかった」

勇者「僕のお父さんと?」

先代「私を殺しても無駄だとは言ったが、文句の一つくらいは良いに来るだろうと思っておったのに」

先代「まさか同族に殺されてしまうとはな……」

勇者「解けないの? この呪い」

先代「私が死んでも解けぬような設定はしたが」

先代「……私と彼奴がもう一度本気で戦ったら解けるはずだった」

勇者「…………そっか」

先代「奴を誘き寄せるにしても、やり方を考えるべきだった」

先代「…………すまなかったな」

勇者「……じゃあ、ずっと僕と親子でいて」


勇者「天国のお父さん、お母さん、僕、家族が出来たよ。居場所が出来たんだよ」

勇者「幸せになったよ。見守ってくれてるかなー?」

勇者は時間と共に周りの魔族と打ち解け合い、復讐を忘れ、幸せな人生を送った。

END



魔王(ちょっと待て)

魔王(まだ俺は勇者の胸を揉んでいないぞ)

魔王(このまま終わってたまるか)

とある夜 寝室

魔王(いつも責められてばかりで、勇者のロリちっぱいを揉む余裕がなかった)

勇者「……今晩もしよっか」

魔王(いい加減限界だ)

勇者「魔王……」

魔王「勇者っ!」ガバッ ギシッ

勇者「わわっ! ど、どうしたの……?」

魔王(勇者! 勇者のちっぱい!)モミュモミュ

勇者「ひぁ、ひゃああ!」

勇者「ねえどうしたの? 魔王が僕の上に乗るなんて、騎乗位の時くらいだったのに」

魔王「…………」チュク

勇者「ひぁあっ!?」

魔王は無言で勇者の首筋に口付けを落とし、衣服を脱がしていく。

勇者「ま、まおぉ…………?」

首から胸にかけて素肌を晒すと、口付けを下に落としていき、胸を舌で撫で始めた。

勇者「や…………」

魔王「…………」ペロペロペロペロ

勇者「あ…………ん……ぅ……」

勇者の胸部を、手と舌で執拗に責める。

魔王(この大きさ、感触、肌の色……たまらん。まさに理想通りだ)ピチャクチュ

舌先が乳首に触れると、勇者の体が小さく震えた。

勇者「や…………ぁめぇ……」ビクビク

魔王「ここか? ここが良いのか?」ピチュ ピュチュピュチュ

片方の乳首を舌で、もう片方の乳首を指で、

それぞれ撫で、転がし、押し、吸い上げる。

勇者「ぁっやあっんぅ、あっあぁああっ!」

魔王(勇者の……ちっぱい……)

勇者「はあ……あ…………」

魔王は犯される側として勇者に組み敷かれ続けていたが、

勇者のちっぱいを愛でたいと言う強い欲求が、男の本能を呼び覚ましていた。

勇者「ど……しよ……ねえ、僕、女の子の部分がすごく疼いてるの……」

勇者「あ…………ああぁ…………」ビクビク

勇者もまた魔王に押し倒され、女の本能が目覚め始めていた。

勇者(純粋な男の人の体……おっきくて、がっしりしてて、硬くて……包み込まれそう)

魔王「勇者……可愛いぞ」

勇者「ま、魔王…………」

勇者「お願い、挿れて……僕、魔王に抱かれたい」

勇者「抱くんじゃなくて、抱かれたいの」

魔王(勇者……ちっぱい以外も、勇者の何もかもが愛おしい)


魔王「勇者……お前の全てを愛している」

勇者「魔王……! ……ずっと一緒にいて」



終わる

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