日向「俺は危険が怖くて仕方ない」 (119)

苗木「僕は無駄が大っ嫌いだ」
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苗木「僕は無駄が大っ嫌いだ」の続編です
キャラクター崩壊ネタバレストーリー改ざんなどいろいろ含まれてますがよろしくお願いします

日向「ここが、希望ヶ峰学園……」


日向「ついに、俺もここの生徒に……」


日向「だけど……何故だ、俺の中の何かがこの学園に入ることを拒んでいる……」


日向(危険な匂いがする……)


日向「自分からここを望んだんだ、行くしかない!」


そこで俺の意識は途切れた。

??????????


日向「う……」


日向(ここは……どこだ……教室?)


日向(俺は、確か希望ヶ峰に入って……)


日向「そこからの記憶がない。」


??「ぐへへ……起きたでごわすな」


日向「は?」


日向「なんだ今の、何弁だ?」


??「…今のは気にしないでー」


日向「お、おう。」


??「しっかしどうやってここに来たのかさっぱり思い出せないっスねー」


??「なんかこの教室潮の匂いがしねーか?」


??「ふっ、偽りの幻想が我が業を暴くか……」


??「腹減ったな…」


日向(なんて個性的な…)

???「んだこりゃ、開かねーぞ!!」


???「なんですと!これがジャパニーズ密室事件!!」


??「いや、誰も死んでないですから事件ではないかと……」


??「しかし扉が開かんならば破壊するしかないぞ?」




???「安心してくだちゃい、皆さんはただ、修学旅行に来ただけでちゅよ。」


日向「なんだ!?」


日向(ウサギ……のような人形?)

???「あちしはウサミ、あなたたちの担任でちゅ!!」


???「んだそりゃ!人形の教師なんて聞いたことねーよ!!」


??「それよりもこれはどういうことだ?説明しろ人形。」


??「修学旅行とか言ってたわね、じゃあここはどこなの?希望ヶ峰学園じゃないの?」


ウサミ「どこって、ここでちゅ!!」


ギギギギ……ずずん……!!


日向「は?」


???「ギャグかよ!てかなんで南の島!?」


日向「おかしいだろ!今、希望ヶ峰学園に入学したところだっていうのに!」


ウサミ「やっぱり、希望ヶ峰学園が気になっちゃうんでちゅね……。」


ウサミ「希望ヶ峰学園のことは忘れて、修学旅行を楽しんでくだちゃい。」


ウサミ「その為の、修学旅行なんでちゅから……」

日向(なんだよこれ……俺は希望ヶ峰学園の前にいたはずなのになんで南の島なんかにいるんだ!)


日向(潮風に混じって危険の匂いがするぞ……)


日向(ここにいたら絶対何かに巻き込まれる……!)


日向(だが現時点では脱出する方法もそれどころかここがどこなのかも分からない……)


日向(くそっ!俺は危険とは無縁の平穏な生活がしたいんだ!)


日向(まずはここで安全地帯を見つける、もしくは作ることが最優先課題だ……)


??「大丈夫?無理もないよね、突然こんなことに巻き込まれて……」


日向「!!?」ぞくぅ!!

しゅばっ!!


??「ど、どうしたんだい!?」


??(今の身のこなし……流石は超高校級の才能だね!)


日向(なんだこいつは……俺の本能が全力でこいつに関わるなと告げたぞ……!)


日向(危険だ……こいつの側にいたら確実に平穏は消え去る!!)


日向(しかし見ず知らずの他人をいきなり拒否するのはいただけない……まずは様子見だ。)


??「ああゴメン、驚かせちゃったかな?」


日向「い、いや……気にしないでくれ。」


??「僕は狗枝 凪斗、一応超高校級の幸運として場違いながら希望ヶ峰学園に入学したんだ、よろしくね?」


日向「あ、ああ……よろしく。」


日向(そういえば俺の才能はなんだったんだ?思い出せない……)


狗枝「他のみんなは思い思いに出て行ってしまったよ?」


日向「そうか……」


狗枝「少し混乱してるみたいだね……無理もない。」


狗枝「調査も兼ねて少し歩かない?」


日向「わ、分かった。」


日向(くっ、どうにかしてどこかでこいつから離れなければ……)

×狗枝
○狛枝

日向(しばらく狗枝と島内を歩き回り、他の生徒の名前などを知った。)


日向(しかしこの島からの脱出手段は軒並み潰されていた……どうしたものか。)


日向(その後、全員集まって話し合いをした結果、超高校級の御曹司十神 白夜によってここが『ジャバウォック島』だということが分かった。)


日向(何故か十神からは話に聞いていたほどのとっつきにくさを感じなかった。)


日向「で、今ウサミがスクール水着を渡してきたわけだが……」


ウサミ「みんなが仲良くなるための『動機』ってやつでちゅ!!」


ウサミ「海水浴してらーぶらーぶするでちゅ!」


日向「じ、冗談じゃない!こんなよくわからない場所で海水浴だと!?」


狗枝「日向君、落ち着いて。」


日向「クラゲにでも刺されたらどうするんだ!海水浴場にだってサメは出るのかもしれないんだぞ!それだけじゃない、潮の流れに流されてでもしてみろ、それこそ危険だ!!」


澪田「まーまーまー!創ちゃんは心配しすぎっスよ!」


西園寺「ていうかビビリィ?」


日向「ぬぐ……」


日向(確かにリゾート地でそこまでの危険に襲われることもないだろうが……)

>>15

以後気をつけます、はい

狛枝「みんなももう遊んでるし日向君も楽しもうよ。」


日向「よ、よーし!俺も楽しむ!!」


日向「おーい!俺も混ぜてくれよ!!」


日向「!?」


終里「……ん?なんか空が曇ってきたぞ。」


くるん、ダッ!!!!!


澪田「創ちゃんどこに……って速ぁ!もう見えなくなったっスよ!?」


左右田「まさか落雷を恐れて……?どんだけ心配性なんだよ!!」


田中(あの男……我が破壊神暗黒四天王が気づくよりも先に逃走していた……只者ではないな?)


ウサミ「こんな…こんなことある訳ないでちゅ…あるはずがないんでちゅ…あぁ、なんでこんなことに…!」

日向「よし、服は着たし木の近くにも近づいてない。」


日向「早く屋内に入れば少しは安心だ。」


日向「………ん?」


日向「いつの間にか中央の公園まで来ていたが……石像から危険の匂いがする。」


日向「というかこれ本当に石像か?」


日向「……危なそうだから何故か落ちてた縄で全部縛っておくか。」


日向「というか誰だこんなところに綱引き用くらいにしか使えなさそうな縄を置いたやつは。」







終里「へっくし!」


弍大「どうしたんじゃ終里ィ!風邪かぁ!!」


終里「へへっ、アタシがそんな弱っちいわけねーだろ!」


終里「そういえば一本釣り用に持ってきたはずだったんだが……大縄。」


弍大「せめて釣竿を使わんかい。」

ブッ、ザザザザザザ……


????『あー、あー、マイクチェック、マイクチェック、オマエら聞こえてるー?』


????『退屈な茶番は飽きちゃったでしょ、真打の登場です!ジャバウォック公園にお集まりください。』


日向「ジャバウォック公園……ここじゃないか。」


ぴょこん!


????「先に来て生徒の到着を待つなんて僕ってば理想の教師だね!」


????「ってもう誰か来てるじゃないか!」


日向「なんだこいつは……ウサミのいとこか?」


????「げ、カムク……げふんげふん、日向君じゃないか!!」


日向「こっちに来るな。」


????「!?」


日向(どうもこいつからは狛枝以上の危険の匂いがする。)


日向(ただでさえ狛枝という危険因子(暫定)もいるっていうのにこれ以上関わっていられるか!!)


????「え……一応初対面なのになんでこんな蛇蝎の如く嫌われてんの?」


日向「うるさい、僕を中心とした半径10メートル以内に入ってくるな。」

????「そう言われると近づきたくなっちゃうなあー!!」


シュンッ!


日向「近づくんじゃあない!!」


????(……あれ何か今、日向が瞬間移動したように見えたんだけど……バグった?)


澪田「あれ、創ちゃんもう来てたんスか…ってなんスかその白黒パンダ!!」


田中「彼奴からは生きとし者の気配がしない……偽りの命か!!」


七海「なんであいつが……!あっちに知らせないと……」


????「うぷぷぷぷぷ……みんな来たようだねえ。」


????「あーっはっはっは!オマエラ、ごきげんよう!そして、おひさしぶりです!」


????「僕はモノクマ、オマエラが入学した希望ヶ峰の学園長さ!!」


花村「はぁ!?どういうことぉ!?」


ソニア「まぁ、これが噂に聞くジャパニーズねんどろいど!!」


左右田「いやいやいやいや」


モノクマ「なーにがドッキドキ修学旅行だよ!そんなもの誰も見たくないっての!」


モノクマ「もっと世間のニーズを考えろよ!皆が見たいのは、絶望、他人の不幸だけだっつーの!」


九頭龍「こいつ……イカれてんのか?」


モノクマ「そういう訳で、ただいまよりコロシアイ修学旅行を始めます!」


辺古山「……なんだと?」

一応言い訳すると終里の方はマジミスですが日向の方は仕様です

今日の夜には書いていきます

日向(こいつは一体何を言い出しているんだ。)


日向(いきなりのことすぎて動けない。)


日向(早くここから抜け出さなくては!!)


ウサミ「こらモノクマー!勝手は許ちません!!」


モノクマ「オラァ!」


ウサミ「うぴゃあ!」


モノクマ「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァ!!」


??ミ「ヤッダーバァァァァ!!」


どさっ


モノミ「む、無念…でちゅ」


モノクマ「僕に勝とうだなんて二世紀早いんだよ!!」


モノクマ「さーて、邪魔者もいなくなったしレッツコロシアイだよ!!」


終里「ああ!?ふざけんじゃねえぞ!」


弐大「そんなことを通すわけにはいかんな」


辺古山「………」


モノクマ「何さ、学園長に逆らうつもり?」


モノクマ「じゃあ僕も抑止力ってやつを使わせてもらおうかな!」


ゴゴゴゴゴゴ……


左右田「な、なんだぁ!?」


ソニア「見てください!石像達が!!」


ゴゴゴゴゴゴ!!
ビンッ!


ズドォォン……!!


九頭龍「おい、勝手にこけたぞ。」


モノクマ(あ、あれぇぇぇぇ!?)

田中「どうやら原因はこれのようだな。」


狛枝「綱?」


日向(危険回避できてよかった。)


終里「お?それオレが使おうとしてたやつじゃねーか。」


弐大「お前は一体何を釣ろうとしてたんじゃ……」


モノクマ「てか誰だよ!縄で縛ったやつ!!」


日向「さぁ、誰だろうな。」


澪田(大体予想はつくっスけどねー)

ギギギギ……バサッ!バサッ!


モノクマ「ふんだ!縄で縛られた程度で全部無力化できると思ったら大間違いなんだからね!!」


モノクマ(蛇ロボと鳥ロボはなんとか動けるけど……馬と獅子と兵士はどっか壊れたかな……)


左右田(あれロボか?後でバラしてみるかな。)ソワソワ


モノクマ「別に、やりたくないならやらなくたってかまわないんだよ。」


モノクマ「でも、青春は短いんだからね、40代になってからコロシアイ始めたって遅いんだからねー。」


日向「コロシアイに適正年齢ってあるのか。」


ソニア「あ、行ってしまわれました……」


日向(しかしまずいことになった……)


日向(殺し合い?殺さないと脱出不可?冗談じゃないぞ。)


日向(俺自身は別にここで一生暮らしても平穏ならそれでいいが……他の奴らはそうじゃないだろう。)


日向(いつあいつらが殺してでも脱走しようとするか分かったもんじゃない。)


日向(かといってモノクマをどうにかできるとも思えない。)


日向(現段階では食べ物と背後に気をつけるしかない、か……)

余程のミスは訂正していただけると助かります。
多少のミスはぬるい目で見逃してください。


日向(その日はそのまま解散した。)


日向(次の日、十神の指示のもと、全員で何らかの手がかりがないか捜索することになった。)


日向「空港……飛行機からはエンジンが抜かれているか……」


澪田「つーくーるーちゃーん!!」


日向「!!」ヒュバッ!


日向「なんだ澪田か、どうした?」


澪田(あれ……なんで創ちゃん背後に……?ま、いっか)


澪田「なんか見つかったっスかー?」


日向「いや……特にこれといったものはないな。」


澪田「そうっスかー……あ、そうだ」


澪田「ちょっとスーパー行かないっスか?小腹が空いちゃったんスよねー」


日向「まぁ確かにな……昼にはまだ早いし。」







スーパー


澪田「うひゃー!ホントになんでもあるっスねー!」


日向(片栗粉……1:1で混ぜて防弾チョッキでも作るか?いや、だったらコーンスターチとかの方が……)


澪田「なんスかコレ、シュ、シュール……ス、ストレ……?」


日向「澪田、今すぐそれを元の場所に戻すんだ。」

はじめでした……ミスしすぎ……情けねぇ

日向「あと澪田、俺は日向 創(ヒナタ ハジメ)だ、ツクルじゃない。」


澪田「え!?ヒュウガ ツクルじゃないんスか!?」


日向「よく間違えられるが違う。」


澪田「ほへぇー」


これで許して













日向(コテージで休んでいるとモノクマからの呼び出しがかかった。)


日向(無視しては何をされるかわからないので仕方なく公園に行くことにする。)


日向「……なんだ?なにかもめ事か?」


九頭龍「あぁ!?仲間だぁ!?俺がいつお前らなんかの仲間になるって言ったかよ。」


九頭龍「この際だからはっきりさせておくけどなぁ、俺は殺れるぜ?」


日向「!!」


十神「おい日向、何故そんな遠くで立ち止まっている、早く来い。」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年12月08日 (日) 23:47:32   ID: DgZtgfMx

「俺は日向 創(ヒナタ ツクル)じゃない」って口答での自己紹介じゃなくて名刺交換でもしたってか~wwwwwwwww

2 :  SS好きの774さん   2013年12月09日 (月) 22:32:07   ID: FYJj5tTH

1はスーダン未プレイみたいだね

3 :  SS好きの774さん   2013年12月26日 (木) 02:01:46   ID: LqVdnBo8

なんかいいな

4 :  SS好きの774さん   2014年01月02日 (木) 18:20:37   ID: SWPppooj

続きまだ?

5 :  SS好きの774さん   2014年01月11日 (土) 14:18:26   ID: zFMv7tU1

超高校級の危険予知だったかもね

6 :  SS好きの774さん   2014年04月05日 (土) 20:58:43   ID: ZTV4XeXx

はよUP

7 :  SS好きの774さん   2014年04月11日 (金) 22:42:57   ID: 5lHspEMz

続きが読みたい。

8 :  SS好きの774さん   2014年04月24日 (木) 20:08:31   ID: Q-_JYoxj

続きまだ?。

9 :  SS好きの774さん   2014年08月06日 (水) 13:39:20   ID: NYykZMTd

前作も凄く面白かったです
続き期待

10 :  SS好きの774さん   2014年11月07日 (金) 23:27:38   ID: rFkS6B2n

続きを書いて遅れ

11 :  SS好きの774さん   2014年12月10日 (水) 17:23:38   ID: CkWyhTvX

見たいです! 少しずつでも良いので続きをお願いします!

12 :  SS好きの774さん   2015年03月14日 (土) 08:41:53   ID: cf9K5pU7

挫折してしまったか・・・だが書き直せばいい希望は前に進むんだ!

13 :  SS好きの774さん   2015年04月22日 (水) 00:09:40   ID: f2LIM8Ly

はよ

14 :  SS好きの774さん   2016年10月17日 (月) 21:34:15   ID: EWTexdnQ

続きはよ

15 :  SS好きの774さん   2017年04月02日 (日) 00:20:41   ID: 1QLzKoZT

続きをくれええええ

16 :  SS好きの774さん   2019年04月07日 (日) 12:35:18   ID: kGImLsrE

続きがない…だと

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