春香「え?ポケモンバトル?」(125)

真美「そう、ポケモン!最近亜美が仕事で忙しくて相手いないんだよねえ」

春香「今遠まわしにお前は暇人だって言われた気がする」

真美「事実だからしょうがないっしょ?」

真美「…それよりさー、やろうよーはるるーん」

春香「だってポケモンって小学生の男の子がやるようなゲームでしょ?」

真美「いやいやいや、ポケモンは今や老若男女問わず…いや、人種すら問わず楽しめるグローバリーなゲームだよ」

真美「ストーリーは言わずもがな、ネット環境の普及によって知らない人とも対戦や交換が可能!」

真美「そして6月には最新作、BW2が発売予定!乞うご期待!」

春香「いやいやいやいや、宣伝はいいです」

春香「…そもそも私はほら、連打とか苦手だしね」

真美「いやいやいやいやいや、心配ご無用!ポケモンは連打とか早押しとかそういう要素は殆どないから」

真美「強いていうなら、必要なのは頭…かな」キリッ

春香「いや、そこ多分カッコつけるところじゃないと思うよ」

真美「んもー…ねぇはるるん」

春香「な…何故突然の上目使い」

真美「どーしてもやりたくない?真美のこと、きらい?」

春香「えと…そういうわけじゃないんだけど…お仕事とかあるし、ね?」

真美「…そっか、じゃあいいや、他を当たらせてもらうよ」

春香「そ、そう?なんかごめんね、真美」

真美「あ、そういえばにーちゃんも最近またポケモンやりだしたっていってたっけ」ボソッ

春香「まぁみぃちゃん♪」ガシッ

真美「痛っ、は、はるるん!痛い、痛いよ!肩が砕ける!」

春香「んもー、私そんなに力強くないってば」

春香「…それよりさ、私、やるよポケモン!」キラキラ

----------------

春香「えと…つまり、種族値っていうのの合計が高ければ強いポケモンってこと?」

真美「まあ間違っちゃいないね、とことんなまでに種族値の無駄遣いしてるポケモンは稀にいるけど」

春香「ふーん…それで、努力値っていうのを振り分けて苦手をカバーしたり得意を伸ばしたりって認識でいいのかな?」

真美「おー!さすがはるるん!理解が早くて先生助かるよ!」

真美「それでね、次に出てくるのが個体値の差なんだけど」

春香「ちょ、ま、待って亜美!…まだあるの?」

真美「3値の説明は次のでおしまいだよ?これが終ったら次は性格とか個性の話に移ろうかなって考えてるけど」

真美「…あ、重要なこと忘れてた!タイプ相性もバッチリ抑えとかないとね!」

春香「あのー…それで、私はいつゲームが始められるようになるんでしょうか」

真美「状態異常の効果とか、天候による恩恵や弊害、それに特性とか持ち物についても最低限抑えてほしいから…」

真美「最短であと2日くらい?」

春香「もう嫌になってきた…」

小鳥「さっきから黙って聞いていれば…」

春香「あ、小鳥さん!お仕事はもう終わったんですか?」

小鳥「大丈夫よ、今日はそんなにお仕事多くなかったから」

小鳥「それよりも…真美ちゃん」

真美「な、何、ぴよちゃん?いつもより何かちょっと怖いよ、年のせい?」

小鳥「物事には順序ってものがあるのがわかってる?」

真美「ぴよちゃんが歳の話を無視するとは…まさか、これはマジなテンションなのか…?」

小鳥「せっかく新しいポケモントレーナーが生まれようとしているのに、何なの?さっきのつまらない話は」

真美「え、えぇと…」

小鳥「確かに真美ちゃんの言ってたことは重要だし、最低限知っていないといけない知識よ」

小鳥「でもね、ゲームっていうのは楽しみながらできないと本末転倒なの」

小鳥「そんな前提すら忘れてしまうなんて…真美ちゃん、あなたはポケモントレーナー失格よ」

真美「ぁ…あの…」

春香「(あれ?もしかして話の流れ的に小鳥さんもやってるのかな、ポケモン)」

小鳥「始めてポケモンをプレイした時、あなたはそんな知識を持ちながらやったの?」

小鳥「違うわよね?何の知識もなく、純粋な気持ちで…どきどきわくわくしながら進めたはず」

小鳥「次はどんなポケモンが出てくるんだろう、どんな町に着くんだろうって。違う?」

真美「ぁぁ…ぅ」グスッ

春香「(どうしよう…何故か小鳥さんが物凄く怒ってる気がする…)」

春香「(真美は今にも泣きそうだし…ホントにどうすれば…)」

小鳥「だからね、春香ちゃん」

春香「ぃ、ひゃい!」ビクッ

小鳥「ポケモンを始めたいのなら、まずは実際にプレイしてみるのが一番よ」

春香「えと、そう、なんですか」

小鳥「春香ちゃんはDSは持ってる?」

春香「あ、はい、昔亜美と真美から誕生日に貰ったやつなら」

小鳥「初代かしら?まあポケモンをやる分には何の問題もないから大丈夫よ」ニコッ

---------------
真美「……」

春香「ほら、もうそんなに気を落とさないで?」

春香「小鳥さんだってきっと本気怒ってたわけじゃないと思うよ?」

真美「真美…全然わかってなかった…」

春香「…え?」

真美「ぴよちゃんにお説教されてようやく気づいたよ、ごめんね、はるるん」

真美「ゲームは楽しめなくちゃね!ちょっとぴよちゃんに謝ってくる!」タタタ

春香「あ、いっちゃった」

春香「さて…真美も機嫌直ったみたいだし…やってみよう、かな」

----------------
小鳥「そしてそれから一週間が経った」

小鳥「春香ちゃんは初めての連続に戸惑いつつも、プレイ中に快楽を得られる程度には上達した」

春香「小鳥さん、誰と話してるんですか?…というかなんかちょっと卑猥です…」

真美「はーるるん、基本はおkみたいだね」

真美「てか、よく1週間でパーティできたね…うぅ、先生は嬉しいよ…」

春香「プロデューサーさんにも手伝ってもらったからね」

春香「はじめてだからって優しくしてもらっちゃった、キャ」///

小鳥「春香ちゃん、あんまり人のこと言えないわね」

真美「さて、じゃあはるるんの対戦処○は私がいただくとするかね、ムフフフ」

小鳥「(アイドルとしては最低な会話だけれど…この感じ、大好きかも…!)」

真美「ルールは4vs4のダブルバトル、見せ合いはなし、それ以外の大まかなルールは大会に準拠!おげい?」

春香「おげい!」

小鳥「どこの地方の人よ…」

まみ☆☆ が しょうぶを しかけてきた!

…まみ☆☆ は ゆきぽん と
ミキミキ を くりだした!

小鳥「ドリュウズとカバルドンね…ダブルでは最近殆ど使われないカバを使う辺り、オリジナリティがあっていいわね」

春香「それよりも、そのニックネームはどうなんだろう…」

はるか は くれせたん と
ばってん を くりだした!

真美「ほほぅ、クレセグロスとな」

小鳥「あら?そのクレセリアはどうしたの?」

春香「えへへー、プロデューサーさんから貰っちゃいました!」

春香「厳選に三ヶ月かかった良個体だとかなんとか」

小鳥「その紳士どこに売ってますか」

真美「さあ、おしゃべりはそのくらいにしとかないと痛い目みるよ!」

まみ☆☆ の ゆきぽん の
じしん!

ばってん には こうかはばつぐんだ!

春香「なんとか耐えた…」

小鳥「ねえ春香ちゃん、もしもここでメタグロスが守るを使っていたらどうなるかわかるかしら?」

春香「え?えと、ばってんにはダメージなくて、くれせたんは浮遊だから…」

春香「…あ!真美の美希にだけダメージが入ります!」

小鳥「真美美希…新しいわね…じゅる」

春香「え?」

小鳥「…じゃなくてその通りね、そんな風に、技や特性なんかを上手く使えば相手の自滅を誘うことだってできるのよ」

小鳥「今回みたいなケースは滅多にないんだけれど、守るを使うことによる『縛り』の解除はダブルの基本戦法ともいえるわね」

春香「えぇと…縛りってなんですか?」

小鳥「あら?てっきり教えてもらっているものだと思ってたから、復習のつもりだったんだけど…」

小鳥「そうね、今は練習とはいえバトル中だから、また今度教えてあげるわね」

くれせたん の いばる!

ばってん の こうげきりょくが ぐーんとあがった!
…ラムのみ で こんらんが なおった!

ばってんの じしん!
…ドリュウズ は たおれた!

真美「これまた常套手段だね、わかってたとはいえ、今のはズキュンズキュンきたよ…」

春香「えへへー、これもプロデューサーさんに教えてもらったんだ」

ミキミキ の あくび!

真美「さーて、春香くん、次のターン例え守るで居座ってもばってんちゃんは眠っちゃうよ?んふふ~どうするー?」

小鳥「(真美ちゃん、意外と接待プレイ上手…?)」

春香 残り4匹
クレセリア 砂ダメのみ
メタグロス HP残り1/4程度 攻撃2段階上昇 欠伸状態

真美 残り3匹
カバルドン HP残り1/4程度
ラグラージ 死に出し

小鳥「(あえてグロスよりも遅いラグを出して相手の出方を伺う…)」

小鳥「(真美ちゃん、やっぱり意外にもちゃんと練習になるように考えながらやってるのね)」

真美「ぶぇっくしょん!」

真美「んぁ…誰か真美のイケてる噂話でもしてるのかな」ズズ

小鳥「……」

真美「ま、いいや。んふふ~、さて、真美のりっちゃん(ラグラージ)に勝てるかな…?」

春香「(ばってんが地震を使っても律子さんが素直に落ちてくれるとは思えない…)」

春香「(だってあの律子さんだよ?)」

春香「(だったら、くれせたんのいばるでもっと攻撃力を上げる…?んーん、だめだ、さっきラム消費しちゃったからそれだと混乱しちゃう……)」

春香「(だったらここは…!)」

はるか は くれせたん を ひっこめた!
…はるか は でりあ をくりだした!

小鳥「ここでシャンデラ…?」

真美「ふっはっはっはー!勇者春香よ!ついにヤケになったかー!」

春香「んーん、そんなことないよ、プロデューサーさんから教わった『前の世代で輝いていた戦法』をちょっと応用してみようかなって」

ばってんの だいばくはつ!

真美「んなっ!」

でりあ にはこうかがないようだ…

…まみ☆☆ の りっちゃん と 
ミキミキ は たおれた!

小鳥「大爆発が弱体化したとはいえ、攻撃2段階アップは大きかったわね」

真美「うー、これは予想外の展開だよぉ」

春香 残り3匹
シャンデラ 砂ダメのみ
カポエラー 死に出し

真美 残り1匹
ブルンゲル 死に出し

真美「真美の切り札…あずさおねーちゃん!」

春香「ニックネームが91cmて…千早ちゃんが見たら怒るよ、きっと」

小鳥「(ぶるんって擬音語、やけにエロいわよね)」

でりあ の シャドーボール!
91cm にはこうかばつぐんだ!

カポエラー の いわなだれ!

…91cmは ひるんで動けない!

真美「積んだあああ」

こうさんがえらばれました

春香「やった!」

真美「手加減してたとはいえ…やるな、はるるん!」

小鳥「本当によく1週間でここまで成長できたわね」

小鳥「普通、初心者が1からパーティ作るだけで一か月はかかるものよ」

春香「プロデューサーさんがたくさん助けてくれたおかげですよー」

春香「孵化余りっていうんですか、そういうのもたくさん貰っちゃいました」

春香「それでそれで、私(のポケモン)とプロデューサーさん(のポケモン)で沢山小作りに勤しんで…///」

真美「ちょ、はるるん!?ついに…ついににーちゃんに手を出しちゃったの!?」

春香「プロデューサーさん(のポケモン)、(タマゴ生むの)早かったなぁ」

春香「もう一晩に何回も何回も…///」

小鳥「だめよ!春香ちゃん!あなたには『はるちは』って不動のカップリングがあるでしょ!」

春香「はる・・・?なんですか、それ」

小鳥「んーん、何でもないのよ、なんでも!…そんなことより、その4匹以外のポケモンは何か育てたのかしら?」

春香「えっと、それがまだこの子たちの他には2匹しか…」

小鳥「1週間で6匹なら十二分よ」

小鳥「育てたいポケモンがもしもホワイトで手に入らなかったら、気軽に言ってね」

小鳥「孵化余りくらいなら私も分けてあげられるから」

春香「はい!ありがとうございます!」

真美「さて…書き溜めがなくなって>>1が焦ってるみたいだけど、これからどうする?」

小鳥「しーっ!真美ちゃん、そういうことは言っちゃダメなの」

春香「あのー、ところで、小鳥さんと真美の他にはポケモンできるアイドルっていないんですか?」

小鳥「それが…」

真美「んふふ~、それについては真美から説明しよう!」

真美「実は、765プロのアイドルは大体できるよ」

真美「千早おねーちゃんとお姫ちんは日曜朝のポケモン番組のレギュラーだし、竜宮はCMやってるし…」

真美「他のみんなも亜美と真美で結構勧誘してるかんね」

春香「真美さ、最初相手がいないっていってなかったっけ?」

真美「ん?実際いっつも事務所にいて、いっつも対戦できる相手はいないよ?」

春香「ごめん、それ以上言わないで…心折れそう……」

真美「んふふ~、それでどうする、はるるん?他の誰かとも対戦してみるー?」

春香「んー、確かにせっかくならやってみたいかも…」

小鳥「でも、その前にもうちょっと使えるポケモンを増やす必要はありそうね」

小鳥「好きなポケモンを育てたり、タイプ統一パーティみたく、何かコンセプトがあればより一層ポケモンを楽しめるわ」

春香「なるほど、確かにプロデューサーさんも似たようなこと言ってました」

------------

春香「好きなポケモン、か…」

春香「『ばってん』とか『くれせたん』とかも嫌いじゃないんだけど…」

春香「確かにもっとかわいいポケモンも使ってみたいかな」

春香「んー、どうしよ…」

春香「今日は真美と対戦しただけで帰ってきちゃったけど…」

春香「明日誰かに対戦の予約だけしてみよっかな、来週あたりにやろうねーって」

春香「んー、誰にしよう…あ、そうだ!とりあえずお風呂入りながら考えてみよっと」


てなわけで、風呂入ってくるんで、需要あるようなら保守頼みます
なんかいい感じの案あれば参考にさせてもらうかも

------
千早「竜宮組はやっぱり忙しいみたいですね…」

貴音「はて…どうしたものやら…」

春香「ねえねえ、千早ちゃん、ポケモンバトルやらない?」

貴音「春香、あなたはもう少し空気を読むということを」

千早「待って、四条さん!春香、あなた今なんて?」

春香「え?だからポケモンバトルを…」

千早「決まりね!」

貴音「左様ですね」

春香「えと、つまり、視聴者とレギュラーが対戦するコーナーがあって、それに私が出ればいいの?」

千早「ええ、簡単に言ってしまえばそんなところね」

貴音「実は、来週収録予定の視聴者様が来られなくなりまして…つまりはその代役、ということになりますね」

春香「なるほど…何たる都合のいい偶然」

千早「それで…ポケモン、できるのよね?」

春香「先週始めたばっかりだけど、一応できるつもりだよ」

貴音「一抹の不安は残りますが…この際仕方無いでしょう」

千早「日曜朝とは言っても、子供から大きなお友達まで、幅広い層に支持されているということは覚えておいて頂戴」

春香「子供にもわかりやすい対戦かつ、コアなプレイヤーにも飽きさせない様にってことだよね、私、頑張るよ!」

-------
春香「とは言ったものの…どんなパーティで行けばいいんだろ?」

小鳥「…あら?春香ちゃん、いたの?」

春香「え、さっきから真横に座ってましたよ?変なキャラづけはやめてください」

春香「あ、ところで、かくかくしかじかなのですが…」


小鳥「子供にもわかりやすくて廃人にも飽きさせない…」

小鳥「まだまだひよっこの春香ちゃんにとっては難しいバトルになりそうね」ピヨッ

春香「そうなんですよ…」

小鳥「でも、実はそれ、割と難しくもないわ」

小鳥「要は、単純だけれど強い、そんなパーティで行けばいいのよ…天候パみたいなね」

小鳥「春香ちゃんが真美ちゃん戦で使っていたパーティ、あれは所謂『スタンパ』と呼ばれているものなのは知っていた?」

春香「えと…名称とか全然知りませんでした」

小鳥「スタンパっていうのはね、どんな相手が来ても、それにそれなりに順応できるように作られたパーティなの」

小鳥「場の影響を極端に受けることのない、安定したバトルができるパーティ、そういった方がわかりやすいかしら」

春香「どっちにしろよくわかんないんですが、要は子供にとってはよくわからないパーティってことですよね?」

小鳥「そういうことになるわね、それに対し、真美ちゃんの使っていたパーティのコンセプトって何だかわかるかしら?」

春香「それくらい私にだってわかりますよー、765プロパーティです!」

小鳥「間違ってはいないんだけれど…真美ちゃんの使っていたのは、『砂パ』ね」

小鳥「美希ちゃんこと、カバルドンの特性で砂嵐状態にした後、その恩恵を受けつつ戦う」

小鳥「どう?とってもコンセプトがはっきりしていてわかりやすいでしょう?」

春香「あ、確かにそれなら私にもわかります」

小鳥、「天候に限らずとも、トリパ、重力パ、追い風パ…他にも色んなコンセプトを持ったパーティがあるわ」

春香「なるほど、その中から自分に合ったパーティを見つけ出していくんですね」

小鳥「ただ、テンプレ通りのパーティでは面白くないわ」

春香「はい!それはプロデューサーさんから耳にタコができるほど聞いたので大丈夫です!」

春香「『アレンジを加えて自分だけの闘い方をマスターしろ』ですよね」

小鳥「ええ、その通りよ」

小鳥「インターネットの掲示板やサイトの情報を鵜呑みにして、そのまま作るだけでは正直闘ってても面白くないものね」

小鳥「このポケモンはこの技しか使ってこない、このパーティなら先発二匹は決まってる…」

小鳥「そんな相手の意表を突くことができるパーティこそ本当の意味で『強い』のよ」

春香「本当の意味での強さ…か」

小鳥「…と、ここまで長々と話してきたんだけれど、初めの内は型通りのスタイルに慣れた方がいいわ」

春香「基本あっての応用、ってことですね」

小鳥「そういうこと!だから、取りあえずは好きな天候パで臨んでみたらどうかしら?」

----------
千早「春香、明日の収録は大丈夫?」

春香「うん、ありがとう千早ちゃん、大丈夫だよ」

春香「明日のバトル、楽しみだね!」

千早「ええ、正直小学生が相手だと、接戦に見せるのに苦労したのだけれど…」

千早「春香なら全力のバトルで大丈夫よね」

春香「酷いなぁ、私まだ初めて2週間だよ?ちょっとは手加減してよー」

千早「ふふ、善処するわ」

------
貴音「ごきげんよう、今週もこうして無事に番組を始められること、心より感謝いたします」

千早「おはようございます、冒頭でいきなりなのですが、今日は特別ゲストに来てもらっています」

千早「では、早速登場してもらいましょう、ブレイク寸前のアイドル、天海春香さんです!」

春香「みなさーん!おはようございまぅわああああ」どんがらがっしゃーん

千早「実は、春香さんにはこの後のコーナーで、私、如月千早とポケモンバトルもしてもらう予定になっています」

千早「では、春香さん、意気込みを一言」

春香「コケたことすら無視するそのスルースキルに今驚いているのですが…」

春香「まだまだひよっこなので、胸を借りるつもりで頑張らせてもらおうと思います!」ぺこり

貴音「胸…いきなり人のコンプレックスをえぐるとは、凄い自信をお持ちのようです」

貴音「わたくし、この後のばとるを見るのがますます楽しみになって参りました」

千早「…くっ」

春香「いや、誰も胸の話はしてませんって」

千早「コホン…では、最初のコーナーに入りましょう、昔のポケモンのアニメを振り返る、『ポケモンm@sterへの道』です」

貴音「今週はどんならぁめんが出てくるのでしょうか、楽しみです」

春香「いや、ラーメン出てくる話はあんまりないと思いますよ?」

スタッフ「はいカット、じゃあ10分の休憩の後、実際に対戦してもらいますのでー」

春香「…道具よし!…並び順もよし!最終確認おわりっ!」

千早「準備はできた?私はいつでも大丈夫だから、準備出来たら教えて頂戴」

春香「うん、私もいつでも大丈夫だよ!」

千早「そう、じゃあ、始めましょうか」

千早「スタッフさん、準備オッケーです、始めましょう」

スタッフ2「ウーィ、リョーカイッス、ホンバンハイリャース」

チハヤ が しょうぶをしかけてきた!

はるか は ゲロゲロ(ニョロトノ) と
せんたくき(Wロトム) をくりだした!

千早「…!」

チハヤ は ニョロトノ と
ドククラゲ をくりだした!

春香「ち、千早ちゃんも雨パなの!?」

貴音「なんということでしょう…!両者雨を軸としたパーティです」

貴音「申し遅れましたが、実況、解説はわたくし、四条貴音がお送りいたします」

春香「(あうぅ…どうしよ…ドククラゲとか何してくるのかわかんないよぉ)」

春香「(…でも、効果抜群の雷は雨のおかげで必中だもんね、何とか倒せるはず…)」

はるか の せんたくき の
かみなり!

ドククラゲには こうかばつぐんだ!

千早「耐えるわ」

春香「一致雷だよ?耐えるはずが…って硬っ!」

千早「私の使うポケモンを視聴者投票で決めるコーナーが昔あってね、なぜか圧倒的な票を勝ち得たのがこのドククラゲなの」

千早「ドククラゲのことなら並大抵のトレーナーよりはわかっているつもりよ」

はるか の ゲロゲロ の
アンコール!

しかし うまくきまらなかった!

千早「甘いわ、春香。特性が発動した時点で素早さの優劣はわかったはず…」

春香「えぅ、そうだったんだ…」

チハヤの ニョロトノ の
ほろびのうた!

春香「う…」

貴音「実況解説の四条貴音です…はて、わたくしは一体何を解説すればよろしいのやら…」

春香「残るはドククラゲ…何をしてくるんだろ…」

千早「ふふ」

チハヤ の ドククラゲ の
ミラーコート!

春香「んなっ!」

…せんたくき は たおれた!

春香 残り3匹
ニョロトノ 無傷 滅び3
カイリュー 死に出し

千早 残り4匹
ニョロトノ 無傷 滅び3
ドククラゲ HP残り1/4程度 滅び3

貴音「さて、1たあん目から激しい勝負が繰り広げられております」

春香「千早ちゃん…さすがに強いね…!」

千早「ふふ、簡単には負けないわよ」

チハヤ の ドククラゲ の
アシッドボム!

はるか の おっきいの(カイリュー) の
とくぼうが がくっとさがった!

春香「嘘!さっきは一番遅かったのに何で!?」

千早「ミラーコートの優先順位はマイナスよ…割と常識だと思うのだけれど」

はるか の おっきいの の
かみなり!
…ドククラゲは たおれた!

春香「と、取りあえず一匹…」

はるか の ゲロゲロ の
アンコール!

チハヤ の ニョロトノ の
ほろびのうた!

春香 残り3匹
ニョロトノ 無傷 滅び2
カイリュー軽微なダメージ 特防2段階下 滅び3

千早 残り3匹
ニョロトノ 無傷 滅び2 アンコール状態
キングドラ 死に出し

春香「(キングドラ…特性は確か、すいすい…だったよね)」

春香「(どうにかしてキングドラを倒さないとカイリューは何もできずに倒れちゃう…)」

春香「(…あ、そっか、これが小鳥さんの言ってた『縛り』状態なんだ…)」

チハヤは ニョロトノ を
ひっこめた!

チハヤは やよ(エルフーン)を
くりだした!

春香「…何故『やよ』?」

千早「だって…似てるんだもの…」

千早「う…ぅっぅー」ボソッ

カイリュー の まもる!

キングドラ の れいとうビーム!
…カイリューは みをまもった!

ゲロゲロ の さいみんじゅつ!
キングドラ は ねむってしまった!

春香「少しは巻き返せそう…かな?」

春香
ニョロトノ 無傷 滅び1
カイリュー 軽微なダメージ 特防2下 滅び2

千早
エルフーン 交代
キングドラ 無傷 眠り

やよ の しびれごな!
おっきいの は しびれてわざがでにくくなった!

千早「…かわいい」

キングドラはぐうぐうねむっている

おっきいの は しびれて
わざがだせない!

春香「う…」

ニョロトノ の 気合玉!

千早「あっ、だめっ!高槻さああああん」

…きゅうしょにあたった!
やよ は たおれた

千早「ああああああああ」

千早「…春香……許さない…」

春香「ぇ?うぇ??」

ゲロゲロ の ほろびカウントが
0になった!

春香「うわ!千早ちゃんの怨念がゲームにまで影響を!」

貴音「春香、それは滅びの歌の効果ですよ」

春香 残り2匹
カイリュー 軽微なダメージ 滅び1
ボルトロス 死に出し

千早 残り2匹
キングドラ 眠り
ニョロトノ 無傷

キングドラ は めをさました!
キングドラ の りゅうせいぐん!
ドラゴンジュエルが りゅうせいぐんの
いりょくを つよめた!

春香「ぼるたんはギリギリ耐えた…」

ぼるたん の かみなり!
ニョロトノ には こうかばつぐんだ!

千早「ニョロトノだって、そうやわらかくないわ!」

ニョロトノ の れいとうビーム!
…ぼるたん は たおれた!

おっきいの の りゅうせいぐん!
キングドラにはこうかばつぐんだ!
…キングドラは たおれた!

春香「これで二人とも1匹ずつ…!」

千早「いいえ、それは違うわ」

春香「えっ」

はるか の おっきいの の
ほろびカウントが 0になった!

春香「…あ」

貴音「ばとる終了、千早の勝利、ですね」

千早「春香、こんなに楽しいバトルは久々だったわ」

春香「えへへ、千早ちゃんにはかなわないや」

千早「そんなことはないわ、本当にどちらが勝ってもおかしくないバトルだったもの」

千早「またいつか…バトルしましょうね」

春香「(このバトルがきっかけになり、私はこの番組でレギュラーを貰うことができた)」

春香「(そのお蔭か否か、最近では休む暇さえ殆どないくらいに仕事が舞い込んでくる)」

春香「(自分で言うのはくすぐったいけれど、名実共にトップアイドルに相当近づいていると思う)」

春香「(それでも、仕事の合間を縫って、事務所でみんなとバトルしたりはしている)」

春香「(ポケモンをやりすぎて本業を疎かにするなよってプロデューサーさんは言うけれど、やっぱり楽しいことは楽しいから仕方ないよね?)」

春香「(だから、今日も仕事終わりに事務所の階段を駆け上がる。皆と、少しでも楽しい時間を過ごしたいから)」


春香「みんな!ポケモンバトル、しよ!」


迷ったけれど、これで終わります もう寝ないと今日きついので…
また書きたくなったら、キャラ変えて同じようなスレ立てるので、見つけたら生ぬるい目で見守ってやってください
もし何か質問でもあれば7:30くらいまではいますよー
長い間お疲れ様でしたー

どれくらいって言われると困るけど、WI-FIランダムとかは結構やってたりするかな
プレイ時間でいうなら、600時間にも満たないクズだけど

最後にメノクラゲの図鑑NOは72だ
おやすみ

響「うー、ゴローンがゴローニャに進化しないぞ…」

>>117
春香「響ちゃん、ゴローンは他の人との通信じゃないと進化しないんだよ?」

響「そうなのか?知らなかったさ!」

春香「もう、しょうがないなぁ。はい、私とやろう」


こうですね分かります。春香も響もマジ天使

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom