友1「ああ、すっげぇ金になる。」
男「…本当、変態だね。意味わかんない…」
友1「いやお前だって前、ノリノリで参加してくれたじゃん!」
男「キミに騙されただけだから!何が人のためになるバイトだよ!まさか一時間ずっとお尻撫でられるとは思ってなかったもん!」
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友「でも、すっげぇ金手に入るじゃん。お前、俺より二倍だっただろ?結構ショックだったんだぜ?」
男「…まぁ。バイト代としては良かったよ…申し訳なくなるくらい…てかショック受けないでよ…」
友「だろ?オッサンらも幸せ、俺らも金貰えて幸せ WinWinの関係じゃねぇか!
金がありゃ気兼ねなくスタジオ借りれるし!あのバイトじゃ学校にバレることもない!」
男「でも、父さんにバレたらなんていうか…」
友「…またお前得意の父さんが…かよ。親父のいねぇ俺にはわからんが、年頃の中学生がそんなに依存するもんかね」
男「べ…別に依存してるわけじゃないよ!」
友「そうかぁ…そうはみえんがなぁ」
男「尊敬してるだけだから…僕は父さんのことを…」
友「……」
友「…はぁ」
友「ていうかさ。それならその父さんに金貰えねえの?あんなに家でっけえのに。」
男「多分、頼めばもらえると思うけど……嫌われたくない…」
友「…」
友「そうかい。そんなにお前は……あのさ、お前のために言ってやるけどさ」
男「…?」
友「…お前の父親、何の仕事してるか知らないか?」
男「…?…ううん」
友「あんなにでかい家で常に誰か出入りしてる、普通はまぁどっかの会社の偉いさんだと思うだろ?でもな常に出入りしている人間は常に違う人間だ。おかしくないか?」
男「…どういうこと?」
友「お前の親父は、悪事に手を貸している。兄貴のデータベースから盗み出した確実な情報だ。お前の親父はっ……」
男「もう…いいよ…」
友「待てっ…俺はようやく掴んだんだ…!」
男「お前の誘い乗ってやるから…もうこれ以上はやめない?」
友「待てよっ!この話を切り出すためにバイトを持ち出しただけだっ今はどうでもいい!
とにかくこれは本当のことだ、お前の親父がしていることは…」
男「黙って」
友「…っ」
男「僕は…友を嫌いたくないんだ」ニコ
友「男…」
男「じゃあ、また連絡頂戴。バイバイ!」
友「おい!…あっ」
友「…くそっくそっ…やっと話を切り出せたと思ったのに…」
キモヲタ「んん?……おっほぉ…これはこれは」
男(友の馬鹿っ…)タタタッ
男(友は何もわかってないよ…っ)スタタタッ
男「…今日もお父さん居ないのかな?」ハァハァ
男「ただいま…」
家政婦2「お帰りなさい男さん。今旦那様が帰られてますよ」
男「え?本当!ありがと!」パタタタ
家政婦2「あぁ…男きゅんのスリッパになりたい…」
男「父さんっ!ただいま久しぶりだね!」
父「……男か」
男「あのね!今日僕さ、友と一緒に…」
父「男よ…お前の成績表をみた…なんだあれは?」
男「…あっ」
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