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さやか「そういえばまどかはあの後宿題出来た？」

まどか「うん。だけど予習までは出来なかったよ。今日当てられたらヤバイな～」

杏子「大丈夫だって！あたしなんかなーんにもやってないからさ」

さやか「それはあんたが昨日ずっとテレビを見ていたからじゃない！昨日は一緒にやろうって言ってたのに！！」

杏子「そんなことしたら遊べなくなっちまうじゃないか」

さやか「遊ぶよりも先に勉強に決まってるじゃない！！」

杏子「そー怒るなって。なあまどか。今日も宿題写させて…」

さやか「だめ！！」

杏子「なんだよさやか。あたしはまどかに…」

さやか「決めた…今日は放課後すぐに宿題やるよ。いいよね？まどか、杏子！」

まどか「私は別にいいけど…」

杏子「あたしはそんなのや…」

さやか「やるの！！今日の放課後はやりたい教科の教科書持って勉強会だからね！」

杏子「………」

まどか「うん…」

放課後

さやか「さあさあ、みんな集まったかね」

まどか「杏子ちゃんがまだ来てないよ？」

さやか「あ、あの野郎！逃げやがったな！！」

まどか「さ、さやかちゃん…もしかしたら後で来るかもだから先に二人でやってようよ」

さやか「……しょうがないか……で、まどかは何をやるの？」

まどか「私は理科をやろうかと…」

さやか「じゃあ私も理科をやろっと」

杏子「待たせたな」

まどか「あ、杏子ちゃん」

さやか「へっ！？本当に来たよ！？」

杏子「当たり前だろ！だからちゃちゃっと勉強やって早く遊ぼうぜ」

まどか「そうだね。で、何の教科書を持ってきたの？」

杏子「これだ」つ筋肉

まどか「………え？」

さやか「き……筋肉？」

杏子「ああ、筋肉さ」

まどか「…………」

さやか「……………」

さやか・まどか「あははははは！！」

さやか「杏子、あんた面白いじゃん！！まさかそんなのを持って来るとは思わなかったよ！ネタとしては最高だ！」ゲラゲラ

さやか「で、どっちをやるんだ？まどか。もちろん理科……」

理科
→筋肉

まどか「筋肉だよさやかちゃん」

さやか「そうだよね、筋肉…ってえっ！？」

まどか「筋肉をやろうさやかちゃん」

まどか「私たちの身体は筋肉で出来ているんだよ。いわば私たちは筋肉なんだよ？」

さやか「ちょっ、まどか…あんたどうしたのさ…？まさかどっかで頭打ったりした？」

まどか「ううん、私は正常だよ。ほらさやかちゃん見てよ、私の上腕三頭筋を！」グッ

さやか「いや、あんた筋肉なんて…」

杏子「いいじゃんまどか！！凄くいい筋肉をしてる！！」

まどか「でしょ？ほら杏子ちゃんも見せてよ！！」

杏子「ほら、これが私の大腿四頭金だ！！見な！！！」ムキッ

まどか「きゃー！！杏子ちゃんすごい！！なんて美しいラインを描く筋肉なの！？」

杏子「だろぉ～実は毎日鍛えてるんだよ。ほら、さやかも何か見せてみろよ」

さやか「え、私！？私筋肉なんか…」

まどか「何言ってるのさやかちゃん！！筋肉なんか何って言うの！！？考えてみてよ！さやかちゃんの命を繋ぐ心臓も筋肉なんだよ！！きれいなピンクをした筋肉なんだよ！！ピンクの筋肉は持久力、瞬発力共に優れた筋肉なんだよ！！？それなのにどうして筋肉をけなそうとするの！？」

杏子「そうだぞさやか！その考えは間違っている！！はっきり言って愚か者の考えだ！！筋肉は世界を改革する聖なる存在なんだ！！」

杏子「そうだまどか！ちょっと遊ぼうぜ」

まどか「もしかして…」

杏子「ああ、あれだ」

まどか・杏子「筋肉さんがこむらがえった！！」

杏子「やるぞまどか！！」

まどか「うん！！」

杏子「筋肉さんがこーむらがーえった！！」

まどか「筋肉筋肉ぅ！！」

杏子「筋肉筋肉！！」

さやか「……………」

まどか「ほら、さやかちゃんも筋肉筋肉ぅ！！」ズイッ

さやか「え、や……わた…私…」

杏子「筋肉筋肉！！！」ズイッ

まどか「筋肉筋肉ぅ！！！！」ムキッ

杏子「筋肉筋肉！！！」ムキムキムキッ

さやか「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！」