苗木「出来たよ不二咲くん!シナモンロールだ!」 (153)

苗木「出来たてだよー」

不二咲「ありがとう!うわぁー、いい香りだなー」

不二咲「ん!美味しい!すごく美味しいよ苗木君!」

苗木「はは、今日はうまくできたよ」

石丸「いい香りにつられて来たら、これは……」

苗木「あ、石丸君おはよう」

石丸「うむ、おはよう!早起きで感心だ!しかし、僕が一番じゃないとは……うおおおお!!!」

不二咲「わ、な、泣かないでよぉ!」

石丸「むっ!?口にものをいれたまましゃべってはいけないぞ!」

不二咲「う、うぅ」

苗木「まぁまぁ落ち着いてよ」


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石丸「ところで君たちは何を食べているんだ?」

苗木「シナモンロール。菓子パンみたいなものだよ。石丸君も、どう?」

石丸「いいのか。では、いただきます」パク

石丸「!!」ゴックン

石丸「すごく美味しいではないか!しかもこの温度からして出来たて!まさか苗木くんが作ったのか?」

苗木「そうだよ」

不二咲「苗木くんに話を聞いて、どうしても食べたくなっちゃってお願いしたんだぁ」

石丸「苗木くんにこんな隠された才能が……」

苗木「才能なんかないよ。これが才能だったら今頃僕は超高校級の菓子職人さ」

石丸「それもそうか……しかしお世辞抜きで美味しいぞ」パクパク

苗木「けっこう焼いちゃったな。どんどん食べてよ」

不二咲「うん!じゃ、もう一個」

苗木「コーヒーいれてくるねー」

石丸「僕はどちらかというと和食派だが、こんな朝食も悪くないな」モグモグ

不二咲「おいしいなぁ」サクサク

大和田「ぅあー、ねみぃ……おう、おまえらー」

石丸「む!?兄弟また夜更かしか?」

不二咲「だ、だめだよぉ、健康に悪いんだからぁ」

大和田「わかってんだけどよー……課題終わらねーんだ。あー、腹減った」

石丸「なら、このシナモンロールを食べるんだ!」

大和田「あぁ?お、なんかいい匂いするとおもったらこれか。んじゃ、あー……」

大和田「ぉ、うまいなこりゃ」

不二咲「いま、苗木くんがコーヒーいれてくれるから」

大和田「おう……」



苗木「おまたせ。この前当てたルアックコーヒーだよ……って、大和田くん」

大和田「おぉ、苗木ーコーヒー俺にもくれー」

苗木「うん、じゃあこれ飲んでて。ブラックだから」

大和田「サンキュな……ぉ、うまいコーヒーだな」

石丸「いやぁ、それにしても充実した朝だなぁ。美味しい食事はまさに人生の糧だ!」

不二咲「うん、苗木くんに感謝感謝だねぇ」

苗木「あはは、よしてよ」

桑田「ちーーっす」

山田「おはようございます皆さん」

苗木「あ、おはよう二人とも」

山田「やや、苗木誠殿がエプロン装備ですと!?これはインスピレーションが刺激されますなぁ……」

桑田「朝っぱらからうるせーよブーデー。お?これ苗木のシナモンロールじゃねーか」

不二咲「あれぇ?知ってたのぉ?」

桑田「ったりめーだろ。苗木の練習に付き合わされたからな。こいつ見かけより料理できんだよ」

石丸「そうなのかね?」

大和田「そらぁ、しらなかったなぁ」

苗木「隠してたわけじゃないんだけどぉ……妹がこういうお菓子好きなんだけど、近場に店がなかったから僕が作ってあげてたんだ」

不二咲「えへへ、やっぱり苗木くんは優しいよぉ」

山田「ていうか、妹?初耳ですな」

桑田「そう!苗木の妹さぁ、めっちゃ可愛いんだよ!!」

大和田「へぇ」

苗木「写メならあるよ」

山田「どれどれ……どしぇーーー!?」

写真『満面の笑みで苗木と肩を組むかわいい娘』

大和田「お、おい、こりゃあ……」

不二咲「か、かわいい!」

山田「昂る、昂るぞぉ……!」

石丸「うむ!兄妹仲がいいようで僕も嬉しいぞ!」

苗木(そんなに可愛いのかなぁ……)

十神「ふんっ、朝から騒がしい奴らだ」

葉隠「おーっす、だべー」

苗木「あ、おはよう。二人も、もし良かったらどう?」

十神「なんだ、この不細工なパンは」

石丸「待ちたまえ!苗木くんが作ってくれた朝食にそれは失礼ではないかね!?」

苗木「不恰好なのは本当なんだけどねぇ」

山田「でも、これマジでうまいですぞ」

桑田「やっぱ苗木は女子力たけーよなー」

葉隠「じゃーおれももらうべ……うわ!すごくうまいべ!」

十神「……ふん」パクッ

十神「ほぉ、愚民が作ったにしては、なかなか食えるじゃないか。コーヒーもまぁ、及第点だ」

大和田「素直に褒められねーのかてめーはよぉ」

不二咲「け、喧嘩はダメだよぉ」

苗木「あはは、ありがとね」


山田「しかし、不思議ですなぁ。この面妖な形はどうやったらできるのですかな?」

石丸「ふむ、確かに普通のパンとは違うな」

苗木「それは、切り方と生地に特徴があるんだよ。こう、クルクルって巻いて、それを切って……説明し辛いなぁ」

桑田「見せた方が早いんじゃね?」

苗木「え?」

大和田「たしかに、もう無いしな」

苗木「あ!何時の間に!」

山田「あれだけおいしいと、男八人ではすぐに食べ尽くしてしまいますな」

石丸「うむ!まだまだ物足りないくらいだ!」

不二咲「ぼ、僕はもうお腹いっぱいなんだけどなぁ……」

十神「朝食など取らなくてもいいが……コーヒーだけはいただく」

桑田「どうせだし、作る姿を見せてやればいいじゃねーか」

苗木「は、恥ずかしいなぁ……うーん、でもわかった!もう少し作るよ」

葉隠「おう、頼んだべ!」

苗木「じゃあ今から作るね」

石丸「これらが、材料かね」

苗木「うん。強力粉に牛乳、バターに生イースト、グラニュー糖にたまごにカルダモン、あとはシナモンと砂糖」

葉隠「すこしバターが溶けてるべ?」

苗木「これくらいの方があとが楽なんだよ。さ、作ってくよ」

苗木「まずはボウルに生イーストとグラニュー糖、卵にカルダモンを混ぜて、泡立て器でかき混ぜる」シャカシャカ

山田「おお、力強く混ぜてますな。これは女の子の調理シーンのいい資料になりそうですぞ」

桑田「女限定なんだな……」

不二咲「カルダモンって、なぁに?」

十神「ショウガ科のスパイスだな。香り付けだろう」

苗木「この段階でよく混ぜとくと、仕上がりの味がバランス良くなるから、よく混ぜてね。電動泡立て器があればそれが一番かも」シャカシャカ

山田「みるみるうちに泡立っていきますな!」ハァハァ

大和田「これのどこに興奮する要素があんだよ……」

苗木「ある程度混ぜたら牛乳を入れる」

石丸「うむ!クリーミーだな!」

桑田「この時点で味はどうなんだ?」

苗木「まだ流石に美味しくはないかな。さて、この液の中に、強力粉を二、三回に分けていれて、手で混ぜこねてく」グニッ

大和田「そういやぁ、この手の粉物ってなんで何回も分けていれるんだ?」

十神「そんなこともわからんのか。ダマができないために決まっているだろう」

大和田「んだこらア!?」

苗木「まぁまぁ……十神くんのいう通りだよ。一気に全部いれると、どうしても粉全体が混ざらなくて、ダマができちゃうんだ、せっかくの生地が台無しだからね」

不二咲「こ、こねてみてもいい?」

苗木「もちろん!手を洗って、さぁどうぞ」

不二咲「うん!えいっえいっ!」コネコネ

山田(カワイイ)

葉隠「おぉー、生地になってきたべ、いい色してんなぁ」

苗木「そろそろかな?ここで、さっきの溶けかけたバターをいれる」

大和田(なんだ?バターって聞くと寒気が)

石丸「なるほど!溶けかけたバターなら生地に混ぜ込みやすいのだな!」

苗木「そのとおり。これも全体に馴染むまでコネ混ぜる」コネコネ

山田「ここが一番楽しそうですな」

桑田「でもこれ、けっこー力いるんだぜ?」

不二咲「うん、疲れちゃった」

十神「ふん、なかなか手慣れているな」

苗木「うん、散々作ったから。さ、これでいいかな。この生地を丸くまとめてふきんをかけて、発酵するまで待つ。その間はコーヒーでも飲んでようか。ルアックコーヒーは美味しいよ」

十神「ふっ、悪くない」

葉隠「おれミルクたっぷりなー」

十神「苗木、お代わりだ」

苗木「うん……あ、時間だ。そろそろ、生地をみにいってみようか」



山田「おお!大きく膨れ上がってますぞ!?」

不二咲「これが発酵かぁ。おもってたより大きくなるんだねぇ」

山田「今のもう一度」

不二咲「え?」

苗木「はは……さて、この生地を綿棒で薄く伸ばしてくよ。空気を抜くのも忘れずに」グイングイン

石丸「おお!まるで本物のパン屋のようだ!」

大和田(ここまで三角巾とエプロンがさまになるたぁーなぁ……)

桑田「これ、完全に平にすんの難しいんだぜ。苗木は簡単そうにやってるけどな」

葉隠「奥が深いべ……」

苗木「伸ばした生地にさっきのあまりの溶かしバターを塗って、グラニュー糖とシナモンを満遍なくふりかける」

不二咲「わぁぁ!シナモンがいい香りだねぇ!」

苗木「さて、そろそろオーブンを予熱して……さ、ここからがあのシナモンロールの独特な形の秘密だよ。まずは、生地を左端の方からすこしずーつ丸めるんだ」クルクル

山田「じ、地味に根気がいる作業ですな」

葉隠「いまのところはロールケーキみたいだべ」

苗木「最後まで巻き終わったら指でキュッてつまんで生地をくっつける。いまよこからみると@な感じだね」

桑田「この時点でつまみ食いしたら怒られたなぁ……」

苗木「さ、いくよ」キュッ

不二咲「わ!切っちゃった!」

大和田「お、おい、いいのかよ」

苗木「これが一個分の大きさなんだよ。この断面を上にして焼くからあんな不思議な形になるんだ。これを鉄板の上に並べていくよ」

@@@
@@@

苗木「とりあえず六個かな」

石丸「一度に全部ではだめなのかね?」

苗木「熱の通り方にばらつきが出ちゃうからね。さて、これでいよいよ焼く、といきたいんだけど、ふきんをかけて10分くらい寝かせます。これが終わればオーブンの予熱もOKかな?」

十神「ふん、ではもう見るところはないということか。おれは戻るぞ」

苗木「ぁ」ショボン

桑田(けっこー楽しんで見てたくせに)

苗木「そろそろかな?寝かせた生地に溶き卵をハケで塗って、その上に砂糖をまぶしかける。さぁ、いよいよ焼くよ!」

苗木「オーブンは180℃、適度な時に鉄板の向きを変えて、熱を満遍なく通す」

不二咲「わあ!上のほうが渦巻きもように膨らんで来たよ!」

山田「いい匂いですなー!」

石丸「まさに焼きたてのパン!それに香るシナモンが清々しいな!」

大和田「見てるだけでも、思ってたよりおもしれーなぁ!」

桑田「はまる理由もわかるよな、持てそうだし」

葉隠「結局そこなんだべ……」



苗木「できたよみんな!シナモンロールだ!」

不二咲「焼きたてホカホカだねぇ!」

山田「さ、さっそく一つ……あつっ!あちち……ふほっ!こりゃあうまいですぞ!」

石丸「うん!フカフカのモチモチ!何個食べても飽きないな!」

大和田「こういうの正直好きじゃねーんだけど、それでもこれはいけるな!」

桑田「さすが苗sキッチンだな」

葉隠(これのレシピで特許とって儲けられねーかな)

苗木「あ、もうこんな時間だぁ……作ってたらお腹減っちゃった」

大和田「結構疲れそうだったもんな」

苗木「うん、二回も作ってもうクタクタだよ。パン屋さんてすごいなぁ」

不二咲(こ、これを作れば、僕も鍛えられるかな?)

苗木「じゃあ、向こうに運ぼうか」



セレス「あら、思ったより早かったのですね」

苗木「あれ?」

石丸「おや、みんな起きていたのか!」

舞園「あんなに美味しそうな香りを我慢なんて無理です!」

朝日奈「そーだそーだ!」

大神「フッ、つい、つられてしまってな……」

霧切「もう少し、早起きしていれば良かったわね……」

戦刃「男子だけ、ずるい。私も苗木くんのパン食べたい」

江ノ島「こんなに楽しそうなイベント逃すとか、絶望的です……」

腐川「白夜様のおそばに!」

十神「チッ」ゲッソリ

桑田「はは、苗木のパンにつられてみんな来ちまったな」

葉隠「こんなに美味しそうな匂いなら仕方ないべー」

山田「では、みんなでいただくとしましょうか」

苗木「ふふ、そうだね、じゃあ……」

苗木「みんな、手を合わせて」

「「いただきます!」」

シナモンロールの巻(ロールだけに)、終里

苗木「ふう、今日はつかれたなぁ。手首の筋痛めちゃうよ……」

苗木「さて、そういえば今週の日曜日は家に帰る日だっけ。妹にお土産用意してやらないとな」

苗木「何にしようかな、料理本をみよう」



苗木「あ、これがいいかな?」

どんなお菓子をお土産にしよう
>>24

人物も一人選ぼう
>>26

プリン

ふかわ

苗木「ああっ!まずっ!死ぬ!しんじゃう!」

デーン

苗木「あぁっ、せっかく貯めたソウルが……」

ピンポーン

苗木「……え?こんな時間に、誰かな?」

ガチャ

腐川「な、苗木ぃ……ちょっと付き合いなさいよぉ……」

苗木「ふ、腐川さん、どうしたのさ?」

腐川「い、いいからぁ。食堂にきなさいよね」パタン

苗木「何なんだ、一体……」



苗木「おまたせ、腐川さん」

腐川「お、遅いわよぉ、誰かに見つかったら、どーすんのよぉ」

苗木「ご、ごめん、それで何の用かな?」

腐川「そ、そのぉ……お菓子の作り方を、教えてほしいのよぉ」

苗木「え?」

腐川「べ、別に種類はなんだっていいわぁ。ただ、白夜様の好きそうなもののほうがいいわね」

苗木「あぁ、なるほど。うん、じゃあ僕で良かったら協力するよ!」

腐川「ふ、ふん。精々難しいレシピで私を絶望させなさいよねぇ……」

苗木「そんなことしないよ。じゃあ、腐川さんにはプリンの作り方を教えようかな?」

腐川「プ、プリン?」

苗木「腐川さんは、プリンってどこの国の食べ物か知ってる?」

腐川「そ、それくらい知ってるわよぉ……イギリス発症でしょお?」

苗木「うん、その通り。じゃあ、そのプリンにもいろんな種類があるんだけどそれは?」

腐川「そ、それは正直ぃ……家で食べた安物のプリンくらいしか」

苗木「まあ、プリンにもいろいろあるんだ。カスタードとか、焼きプリンとか、そのなかに、固いプリンなんていうのもあるんだ、甘さ控えめで、コーヒーにもあうんだよ」

腐川「な、なるほど、白夜様はコーヒーが好きだから……」

苗木「今回は蒸し焼きプリンを教えるよ。割と簡単に作れるけど、手順を間違えたらすぐダメになるから注意してね」



苗木「材料はこれ」

腐川「卵の黄身に砂糖、牛乳と生クリーム……お湯?」

苗木「そっちはプリン生地、そしてこっちがカラメルソースの材料だよ」

腐川「グラニュー糖に水……えらく、シンプルね」

苗木「そういうものだからね。じゃあ始めようか!」

苗木「しまった!食材で大事なものを一つ間違えた!!!」

苗木「生クリームじゃなくてバニラエッセンスだ!なんで間違えたんだ僕!?」

腐川「し、しっかりしなさいよねぇ……」

苗木「テヘペロッ。それはともかく焦げたバターの匂いは最高だよね」

というわけで脳内保管よろしく。け、けっして、蒸しプリンと蒸し焼きプリンのレシピ見間違えたわけじゃあないんだからね!?

苗木「じゃあ早速作って行こうか、まずはカラメルソースから」

腐川「えぇ……?ふ、普通、本体の方からじゃないのぉ?私をバカにしてんのぉ?」

苗木「あはは、プリンの型をみてみなよ」

腐川「はぁ?……まさに、プリン型ね」

苗木「皿に乗せる時はひっくり返すんだよね?」

腐川「……あ」

苗木「そう、先にカラメルをいれて、その上にプリン液をいれる。ひっくり返して皿にのせれば、腐川さんもよく知ってるプリンになるんだよ」

腐川「くっぅ……」

苗木「じゃあ早速作っていくよ。グラニュー糖と水を鍋にいれて煮込んでく。火加減は……んー、何とも微妙なラインだけど、個人的には弱火だと調整しやすいかな?」

腐川「た、ただの砂糖水がなんでカラメルソースになんのよぉ……」

苗木「まぁみててよ」

腐川「へ?……げぇっ!?濁ってきた!でも、少しカラメルの匂いが……」

苗木「色がつき始めたらここからはタイミング命だよ。濃いキツネ色になるまで煮詰めて、そしたら熱湯を流し込むんだ!まぁ量は少なめだけどね」

苗木「火をとめて、と。よし。これでソースの完成。熱いうちに型に流し込むこと」トローリ

腐川「へ、へぇ、案外簡単にできるのねぇ……うわ、焦げた砂糖の独特の匂いが」

苗木「この匂い、僕大好きなんだよね」


苗木「さて、もうカラメルソースはできた、次は本体のプリン液だよ」

苗木「まずは牛乳を電子レンジでチンする。だいたい人肌くらいの温度かな?」ガチャ

腐川「そ、その人肌ってどの位なのよぉ」

苗木「ふふ、十神くんに計らせてもらったら?」

腐川「そ、その発想はなかったわ!!んふふぅ、苗木、あんた意外とやるじゃない……」

苗木「そうかな? あ、そうこうしてるうちに牛乳が温まったね」チーン

苗木「この牛乳に砂糖をいれて、溶かしておく。少し時間がかかるからその間に卵を泡立て器で溶いておくよ」チャカチャカチャカ

腐川「き、黄身だけの理由は?」

苗木「そのほうが濃厚になるんだ。まぁ白身をいれても、それはそれでまた別の味がして美味しいよ」

腐川「にしても、混ぜるの美味いわねぇ……」

苗木「ふふ、力もいるけど、一番大事なのはコツだね」チャカチャカ

苗木「よし、この卵と砂糖牛乳を混ぜるよ」ドッパァァァン

苗木「そして、香り付けのためにバニラエッセンスを数滴くわえる。いれ過ぎるとくどいからね」

腐川「い、一滴で大丈夫なのぉ……?」

苗木「この量なら十分すぎるくらいだよ。さて、この液を目の細かいこし器にとおす。そうすると、ほら……」

腐川「あ、ぁ……あんがい、不純物が残るのねぇ、苗木、実は下手なの?」

苗木「むっ」カチン

苗木「腐川さんが作った時にやってみればいいさっ。もう……さて、このプリン液をさっきのカラメルソースをいれた型に流し込むよ。こんかいは三つできたね」ドバドバ

苗木「さて、ここからが蒸し焼きプリンの由来。オーブンでプリン液を焼いていくよ」

苗木「150℃に熱したオーブンのなかに水の入った天板をいれて予め予熱しておきました。この中にプリン型をいれます」

腐川「な、なんで焼くだけじゃなくて、蒸したりすんのよ……」

苗木「以外と違うんだよねぇ、詳しいことは僕も知らないけど、なんか、違うんだよ」

苗木「でもまぁ、そんなこと気にしたくてもいいんだよ、作れれば。違った美味しさ味わえるしね」

腐川「そこはアバウトなのね……」

苗木「蒸す時間は約30分。その間にさっきのレシピをメモ帳にまとめておくね。あと正確な分量も。質問があったらじゃんじゃんしてよ」

腐川「わ、わかったわ……」

腐川「ふんふむ、それで?」

苗木「ここからが本題で……ん?もうそろそろかな?」

腐川「は?あぁ、プリンね……少し、美味しそうな匂いがするわぁ……」

苗木「うん、じゃあプリンをオーブンから出して、と」ガチャ

腐川「おお!か、固まってるじゃない!すごい湯気だわ……」

苗木「流石にこのまま冷蔵庫にいれるわけにもいかないし、粗熱をとろう。天板を水で冷やして、なかに水を溜め込む」ジャー

苗木「この中にプリン型をいれて、一気に粗熱を取るよ」



苗木「ん、いいかな。これを冷蔵庫にいれる」バタン

苗木「あとは冷えたら完成。明日の朝ごろだと思うから、今日は片付けして寝ようか」

腐川「わ、わかったわ。あぁ、もうすぐ私のプリンが白夜様のくちのなかに、うへ、うへへへへぇ……」

苗木(作ったのほとんど僕だけどね)


人物一人指定安価>>44

山田

苗木「おはよう、腐川さん。早いね」

腐川「あ、あんたが早く起きるように言ったんでしょお……?」

苗木「ゴメンゴメン。きっと待ちきれなくてウズウズしてると思って。さぁ、食堂に行こうか」



苗木「さぁ、さらに移してみて」

腐川「い、いくわよ……ふんっ!」ポンッ

腐川「うわっ……案外固いのね」

苗木「蒸し焼きで作ると、しっかりしたプリンになりやすいんだよ。さて、残りの二つも」ポンッポンッ

腐川「み、三つもどうすんのよ」

苗木「適当に作ったから三つになったけど、まぁ僕が二つ食べれば……」

山田「おはようございますー、苗木誠殿ー」

苗木「あれ?山田くんおはよう」

腐川「げぇっ……」

山田「おやおや?珍しい組み合わせですなー。もしやお二人はそういう仲?ぐふふふ、昂る、昂るぞぉ……」

腐川「ふ、ふざけんじゃないわよ!なんで苗木なんかとわたしが!そ、そんな仲なのよぉ……!」

苗木「あはは、そんなんじゃないよ……そうだ!せっかくだし、山田くんにもプリンの試食をしてもらおうか」

山田「へ?プリン? やや!その美味しそうなスウィーツ(笑)は、お二人が作ったのですかな?」

苗木「うん、よければ感想を聞かせてほしいな」

山田「かしこまりました!そういうことなら、この山田一二三にお任せあれ!」

腐川(な、なんでこんなやつに食べさせ泣ゃいけないのよぉ……)

山田「ではさっそく、いただきますぞ」パク

苗木「わ!一口が大きいね!」

山田「……このプリンを作ったのはだれだぁ!」

苗木「え!?ぼ、僕だけど、もしかしてまずかった!?」

腐川「い、いや、そんなはず」パク

腐川(うまいじゃないの)

山田「うーーーーまーーーーいーーーーぞーーーー!」カッ!!!!

苗木「え ーーーーーーー」

そのあとのことは、私はよく覚えてないわよぉ……たしか、山田が巨大化して、そしてビームを発射して校舎を破壊したところで、私は気を失って……


目覚めた時には自分の部屋だったわぁ。たぶんあいつが自力で戻ったんでしょうねぇ……


食堂を覗いて見ても、壊れた様子なんかないし、苗木と山田に聞いて見ても、なんのことかとすっとぼけるばかり、あれはなんだったのかしらぁ……

ただ一つ、プリンを作ったという証拠はある。それは、手元に残った二枚のメモ

片方は、苗木の書いたプリンのレシピ。もう一つは……



『なかなか美味しかったわよんっ☆まーくんにお礼言っといてぇ(はぁと)』

プリン編 終里

苗木「ふふ、腐川さんと試行錯誤して完成したプリン、妹も喜んでたなぁ、よかった」

苗木「でも、そろそろ兄離れしてもいい頃なんだけど……まぁ、いいか」



苗木「小腹が空いたな、何か作ってこようかな……」

人物一人指定安価>>49

桑田

苗木「ふーんふーん」ガチャガチャ

苗木(ふむ、あまりものBOXにはそれなりの量の野菜や肉の切れ端があるな。でも、これ全部使うとなると僕一人じゃ食べきれないし、かといってこれ以上微妙な量にすると、うーん)

桑田「うー、腹減った……お?」

苗木「」ウーンウーン

桑田「苗木?なにやってんだよあまりものBOXの前で」

苗木「あ、桑田くん。なんか小腹すいたから何か作ろうと思って」

桑田「マジで?じゃあ俺にもなんか作ってくんね?澪田とヴォーカルレッスンしてたら腹減ったんだ……」

苗木「あ、二人分なら全部使い切ってもちょうどいいかもしれない。よし、じゃあこの端材を使ってら余り物料理を作るよ」

桑田「いや、なんか聞いた感じまずソーなんですけど……」

苗木「そんなことをいってられるのもいまのうちだよ、ふふ」

苗木「よし、ざっとこんなものかな」

☆玉ねぎ
☆人参
☆鳥肉
☆ひやご飯

桑田「へー、状態悪くないやつも結構あるんだな。でも、本当端っこだなこれ……」

苗木「それでいいんだよ。今回はスピード勝負でパパッと作るね」

苗木「まずは玉ねぎ人参鳥肉それぞれを適当なサイズに切る。これは本当適当だね。もともと小さいし」タンタンタン

桑田(切るのはえー!)

苗木「さて、早速焼くよ。フライパンを熱して油を引いて、玉ねぎがしんなりあめ色になるまで炒める。」

桑田「おー、そういう玉ねぎがうまいんだよな!カツ丼とかの!」

苗木「途中、少し玉ねぎから水気が出てきたあたりでさっきの人参投入。玉ねぎの色が変わり始めた段階で鳥肉投入」ザッパザッパ

桑田「ほ、ほんとにテキトーなんだ……おー、でもいい匂いするぜ!この野菜と肉の香り!」

苗木「この順番で投入したのは火の通りにくい順だね。玉ねぎは時間がかかるから……さて、この炒め物に塩胡椒を加えるよ」サッサッ

桑田「で?これで野菜炒めの完成か?やたらボリューム低いけど」

苗木「それは違うよ」

苗木「この炒め物にひやご飯を加える!」ジュー

桑田「へ?チャーハンか?」

苗木「それも違うよ。さて、まずはパラパラになるまで炒めて、と」シャカシャカ

苗木「個人的にここは菜箸より木のヘラとか使うほうがやりやすいかな、ご飯を切るようにして、ほかの材料と混ぜ合わせて行く」ザッザッ

桑田「いや。みたまんまチャーハンだけど」

苗木「さて、そろそろかな。ケチャップ投入!」ドプッ


桑田「お!?チキンライスだったのか!」

苗木「その通り。ご飯全体にケチャップの色が行き渡るまで中火で熱しながら炒めてくよ。あー、ケチャップがいい香りだ」

桑田「おいおい、余計腹が減ってきたぜ」グウー

苗木「ほんとだよ、急がなくちゃ」ザッザッ

桑田(しかしコックみてーにフライパン操るな、チキンライスが踊ってやがる)

苗木「よし、これでチキンライスの完成だ」

桑田「おー!うまそうだ!でも、なんでチキンライス?」

苗木「まだ完成じゃないんだよ。ここまでいえば、もうわかるよね?」

桑田「アポ?」

苗木「卵卵、と。まずはバターをフライパン全体に引いて、適度に熱したら溶き卵をくわえて薄焼き卵を作る」ジュワジュワジュワ

桑田「うおっ、バターの匂いが……あーーー!!わかったぜ!この料理の正体が!」

桑田「これ、オムライスだな!?」

苗木「それが料理の真相だよ!さて、薄焼きたまごでチキンライスを包んで、と。できた!」

苗木「なんの飾り気もない、あまりものオムライスの完成だよ!さ、桑田くん、ケチャップお好みでかけてどーぞ」

桑田「おう!いただきまーす!」パクッ

桑田「!!!」

桑田「うンめぇぇぇぇぇえ!!」

桑田「この薄焼きたまご、両面しっかり焼いたわけじゃなくて、片面は半熟なんだな?そのおかげで、外のしっかりした見かけとは違ったとろとろな卵がチキンライスに絡みついてるぜ!」

桑田「それに、主張しすぎない酸味の聞いたチキンライスが絶妙にマッチして、くぅぅぅーーー!」

桑田「あまりものとは思えない旨さだな、パラッパラだし」

苗木「案外簡単に作れるから、よく作ってたんだよね。余った材料を使えばできるし」モグモグ

苗木「前は卵にツナを混ぜ込んで、ツナオムライスなんかもつくったよ」

桑田「それも旨そうだな!今度作ってくんね?」

苗木「ふふ、本当は舞園さんに作って欲しいんじゃない?」

桑田「ま、まぁそりゃーそうだけどよーぅ」デレデレ

桑田「でもよ、そういう苗木だって、こんな料理うまいならさぞかしモテんだろ。誰か狙ったりしてねーのか?」

苗木「んー、そういうのじゃないんだ。この趣味だって妹の世話の延長線だしね」

桑田「あー、そっか、苗木の妹も可愛いよなぁ……」ブツブツ

苗木「?」

桑田「あ、いや。なんでもねぇ」

桑田「でも、この片面とろとろ卵とか、俺がやってもできねえもんなぁ。やっぱ苗木は料理うめーわ」

苗木「あはは、僕のは誰でも練習すればできる程度だよ」

桑田「いや、そうゆーんじゃなくてよ、なんか。落ち着く旨さっていうか……店より親の料理の方が美味しく感じるっつーかよ……って、俺はなーにアポなこと行ってんだ!」ガツガツ

苗木「え?」

桑田「あーはずかし!ごっそさん!腹ごなしに野球してくる!またなー!」ダダッ

苗木「あ!ちょ!」



苗木「皿洗いまで僕か、ちぇっ」モグモグ


閉話 終里

苗木「うぅっ……ニコ兄……」グスッ

苗木「あぁー、泣いた泣いた。疲れちゃったよ」コテン

苗木「昼寝でもしようかなぁ……」

ヒッコヌカーレテー♪

苗木「ん、メールか……>>58から……え?風邪引いた?」

天使

モノクマ劇場

モノクマ「食べることって、人生の大きな要素だよね」

モノクマ「生きるために食べる。お祝い事に食べる。ムカつくからヤケで食べる。全部同じ食べるなのに、目的も意味も、全然違うんだ」

モノクマ「そして、目的や意味が変わるたびに、味や見かけ、材料に制限が加わって、その中で料理をする人は全力を出して、満足してもらえる料理を作る」

モノクマ「もしかして、料理人は僕たちの生活のすべてを操る術を持っているのかもしれないね」


モノクマ「まぁそんなことはどうでもいいんです。今日は、重要な質問があります」

モノクマ「このあとスーダンのキャラも追加するんですが、主人公は変えますか?帰るなら、誰にしますか?>>67まで意見を受け付けるよ」

満場一致じゃねーか

苗木「大神さんが風邪なんて、風邪菌ってすごい……」

苗木「いやまて?普通の風邪にかかるんだから、大神さんもやっぱり普通の人ってことなんだろうな」

苗木「今日の勉強会は中止って石丸くんと不二咲くんと戦刃さんにに連絡しとかないと」カチカチ

苗木「お見舞いに行ってあげようかな。プロテインと、あとは……お昼時だし、なにか消化にいいものを作ってあげよう」

なににする?

1.たまご粥
2.パン粥
3.うどん

>>74

苗木「うん、卵粥にしておこうかな。早速作ろう」

苗木(まずは、お湯を沸かして、火を弱火にしてから鰹節でダシをとる。鰹節はタンパクが多くて消化にもいいからね)

苗木(いい頃合いになったらご飯をいれて、柔らかくなるまで煮込んで、あとは葱をすこしと溶き卵を投入、混ざり合ったら出来上がり)

苗木「うん、おかゆはやっぱり早くできて便利だなぁ。さて、お見舞いに行こう」



コンコン……

苗木「起きてるといいけど」

ガチャ

大神「む、苗木か?連絡はしたはずだが……」

苗木「うん、それは大丈夫。お見舞いにきたんだよ。中に上がってもいいかな?」

大神「それはありがたいが、風邪が移ってしまうぞ」

苗木「少しだけなら大丈夫だよ。もしかしたら迷惑かもしれないけど」

大神「いや、迷惑などということはない!もてなしはできぬが、上がってくれ」

苗木「お邪魔します。さ、呼んだぼくが言うのもあれだけど、大神さんは寝ててよ」

大神「うむ、すまぬな……風邪などひくのは久方ぶりだな」

苗木「どうしてもひいちゃう時はあるよ。はいこれお土産。プロテインだよ」

大神「な、なんと、すまぬな。これさえあれば今日の夜には治るだろう」

苗木「無理しちゃダメだからね?あと、お昼だしお腹すいてると思って、おかゆ作ってきたよ」

大神「何から何まですまぬな。ぜひ、いただこう」

苗木「うん、じゃあ盛るね」

大神「いい香りだな……ネギと、卵、あとはカツオか?」

苗木「わ、全部当たりだ。ネギは体が温まるから、風邪にきくよ。プロテインの前にお腹に何かいれなきゃね。はい」

大神「うむ、いただきます……ん、おいしい」

苗木「よかった。すこし薄いかと思ってたよ」

大神「いや、ちょうどいい塩加減だ……」

大神「カツオの風味が効いているな。食欲をそそられる」

苗木「風邪を引いた時はあまりものを食べたくなくなるからね、工夫をして、食べやすくしてあげないと」

大神「ふっ、苗木は、細かいところまで気が回るな」

大神「……やはり、料理には、作ったものの人格が映るのだな」

苗木「え?」

大神「以前、朝日奈とドーナツを作ったことがあったのだが、我のドーナツが岩のように硬かったのに対して、朝日奈のドーナツはとびきりに甘くて、そして突き抜けた弾力を誇るものだった」

大神「料理には、作るものの性質が良く映るのだ。苗木の料理は優しい味だ。それはきっと、苗木が思いやりのある人物であることの証だ」

苗木「あ、あんまり褒めないでよ……調子乗るかも」

大神「いや、それは誇るべき美徳だ、隠す必要はない」

苗木「///」

大神「……その、もしよければ、だが。我に料理を教えてくれぬか?」

苗木「え?でも、大神さんも料理普通にできるでしょ?」

大神「その、だな。苗木のような味をだせるようになれれば、ケンイチロウも、その、それを食べれば治りが早くなるかも、しれぬ、し、な?」

苗木「……ふふ」

大神「わ、笑うでない」

苗木「うん、僕なんかでよければ、精一杯教えるよ。大神さんがケンイチロウさんと結ばれる第一歩の手伝いができるなんて、光栄だ」

大神「ぬ、ぬぅぅ///」

苗木「じゃあ、そろそろ僕は戻るね。鍋の中身はまだあるから、メールしてくれればあっためてもってくから。それじゃあ、お大事に」

バタン

大神「……苗木め、我をからかうのを楽しんでいる節があるな、むぅ……」



翌日、大神を蝕んでいた病はインフルエンザだったらしく苗木は40.2の熱を出し三日間ものあいだたいそう苦しんだ。大神はその日のうちに治った

終里

苗木「うーん、まだ体が少しだるいなぁ……さて、そろそろクリスマスの季節かな」

苗木「あれ?メールがきてるな……」

1.日向
2.花村
3.西園寺

>>82

西園寺

日寄子の一人称って私だっけ?



苗木(西園寺さんからメールか……久しぶりだなぁ)

差出人:西園寺日寄子
タイトル:料理教えて
本文:今日の夜十時に食堂にてまつ。もし都合が悪いなら要連絡

苗木(な、なんか普段からは思いつかないくらいかたくるしいなぁ)

苗木(それにしてもひよこさんが料理なんて、どうしたんだろう)



夜中ー食堂

苗木(十分前につけばいいかな?)



30分後

苗木「zZZ……」

ひよこ「あー、先にきてたかぁ、ごめんごめん、おくれちゃったあ」

苗木「ふぁっ……んー、ごめん、ねちゃってた」

ひよこ「ま、それはそうかも。私との待ち合わせで寝ちゃうなんて、苗木にぃ生意気だぞー」

苗木「あはは、ごめんね。それで、どうしたの?」

ひよこ「じつは……日頃のお礼に、クリスマスに小泉ねぇと日向にぃに、ケーキをプレゼントしたくて」

ひよこ「でも、私料理下手だし、花村は変態だからいやだし、苗木にぃしか頼れる人いないんだよ」

ひよこ「お願い!クリスマスまでにケーキの作り方を教えて!」

苗木「……うん、わかったよ。僕でよければ」

こうして、ひよことなえぎののとっくんははじまった(CV.残念)

なえぎくんはてとりあしとりやさしくおしえたので、ひよこさんはみるみるうちにめろめろに、あ、違った。ひよこさんはみるみるうちにじょうたつしていきました(棒読み)

※ビッグバン日寄子だかんな!



苗木「うん。合格」

日寄子「本当!?やったぁ!」

苗木「うん、すごく美味しいよ。この和風ケーキ。まさか教えてからたったこれだけの期間でオリジナルレシピを作り出すなんて、日寄子さん天才なのかも」

日寄子「ま、まぁ私なら当然かなーって。苗木にぃも、ありがとね」

苗木「うん、あとは当日作って送るだけだね。僕もその日は、少しくらいは手伝うよ」

日寄子「ありがとう!」

苗木(さて、ぼくも、『彼女』に送るプレゼントを用意しておかなくちゃね)


ーーー当日ーーー

日寄子「う、うん。割烹着も来た、手も隅々まで洗った、大丈夫」

苗木「じゃあ僕はサポートしていくから、日寄子さん、頑張ってね」

日寄子「う、うん。じゃあ材料のかくにんっ。材料は、小麦粉に砂糖、卵に牛乳、バターごま油炒りごま、生クリームに砂糖!」

苗木「あとは、こしあん。これで和風ケーキの材料全部だね」

日寄子「あっ、うぅ……///」

苗木「忘れちゃダメだよ。さぁつくっていこう!」

日寄子「ま、まずは卵をあわ立てる、と」カシャカシャカシャ

苗木「うん、最初とは見違える手付きだよ。最初なんか勢い余って頭にかぶってたもんね」クスクス

日寄子「し、しつこいよ!」

苗木「で、完全に泡立たないうちに大さじ一分、とっておく」

日寄子「あ、そうだった」チョイ

日寄子「で、あとはよく泡立つまでっ!」カシャカシャカシャカシャ

苗木「やっぱ、電動より手で混ぜた方が料理してる感じがするなぁ……」ほんわか



日寄子「よ、よし、あわだてたよ。字が書けるくらい!」

苗木「そしたらそこに砂糖をくわえて、ツヤが出るまでよくかき混ぜる」

日寄子「うー、まだ混ぜるのか、我ながらっ!めんどくさいっ!レシピだねっ!」ガシャガシャ

苗木「こら、優しい気持ちで作らないと、味が雑になるよ」

日寄子「うぅっ、は、はーい」

日寄子「きゃっ!」ペチャ

日寄子「うぅ、ほっぺに。気持ち悪い……」ベトォ

苗木「あぁあぁ、ほら、拭くからこっちむいて」ゴシゴシ

日寄子「んにゃ!?わ、私よりちっこいくせにー」

苗木「む!?」ゴシゴシゴシゴシゴシゴシ

日寄子「は、はだがあれるーーー!?やめい!」ゲンコツ!!



苗木「グスン」ヒリヒリ

日寄子「乙女の柔肌を弄んだ罰!!」

日寄子「さて、つぎは牛乳を加えて混ぜる」ゴシュゴシュ

日寄子「そして小麦粉、ダマにならないように、さっくりと手早く」サクッサクッ

苗木「本当に手際良くなったなぁ、いてて」

日寄子「……教え方がうまいんだと思うけど」

苗木「え?」

日寄子「なんでもないよチーービ!」

苗木「」ピキッ

苗木「」プンスカ

日寄子「えーと、このあとどうするんだっけ……苗木おにぃ、どーすんのー?」

苗木「」プイッ

日寄子「? おーい?無視?なまいきー!」

苗木「プンプン

日寄子「……ふひひひ」

日寄子(くらえっひんやり掌底!)ピトン

苗木「うわぁっ!?」

日寄子「あったかぁーい……ま、これくらいしか役立つところないし、おとなしく暖取られてよね」

苗木「うぁぁぁつめたいつめたいつめたいいいい」



苗木「」ムスッ

日寄子「さて、ブーたれていじけたちびおにぃは置いといて、と。さっきの記事にバターとごま油を加えて混ぜて、これをオーブンで160度で焼く、と。焼けるまでどうしよっかな……」

日寄子「」チラッ

苗木「」フンッダ

日寄子「はい」コト

苗木「」チラッ

日寄子「お茶くらいは普通にいれられるから、安心してよね」

苗木「……」チビ

日寄子「今日は本当ありがと。さすが超高校級の女子力の苗木おにぃだよねー」

苗木「その才能は嫌だ……」

日寄子「あ、そんなこんなでそろそろいい匂いが……」



日寄子「うーん、よく焼けてる。さて、このケーキに最初に少しだけとって置いた卵を塗って、炒りごまをばらまく」ズバアー

日寄子「しあげにもう二、三分焼いて……と」


日寄子「スポンジできた!このスポンジを横に切り分けて、日寄子特製あんこくりぃむを挟んで、和にこだわった栗を飾り付けて……できた!」

日寄子「これが西園寺様の和風ケーキ、緑茶と一緒に召し上がれ、よー!」

苗木「……うん、おめでとう」

日寄子「冷蔵庫にしまって、と。あ、あとは夜を待つだけ、よね」ドキドキ

ここで唐突に安価

1.狛枝しね
2.可哀左右田
3.まさかの苗日寄
4.安心と信頼のヒナヒルヒヨ

>>94

2

夜時間、クリパ中……

苗木「よし、みんな食堂で騒いでるから、今のうちに持って行ってあげよう」

日寄子「う、うん」コソコソ

日寄子(日向おにぃに小泉おねぇ、喜んでくれるかな……)ワクワク

「うー、喉乾いた……ん?なんだこれ」

日寄子(あれ?誰かいる。チッ、早くどっかいってよ持ち出せないじゃない)

「なんだこれ、パンケーキか?しかし、クリスマスだってのに地味な色だなぁ」

日寄子「」ピクッ

「もう少し白とか赤とかそういう色を……しかもこれ、上のやつは栗か?なんでそんなミスマッチな……うわっあんこくせぇ」

日寄子「……」

「これ作ったのが誰だかはわからねえけど、センスは微妙だな……」

日寄子「」ダッ

左右田「ん?」

左右田「今のは西園寺……って、苗木じゃねーか。お前も喉乾いたのか?」

苗木「屋上へ行こうぜ……久しぶりに、キレちまったよ……」

左右田「へ?は!?」



日寄子「」ダダダッ

小泉「あれ?今の、日寄子ちゃん?」

罪木「は、走って出て行っちゃいましたねぇ」

日向「なんかあったのか……おれ、ちょっと追いかけてくる」ガタッ

七海「あ、日向くん」

狛枝「あはは、いいじゃないか、予備学科がいなくなってせいせいするよ」

七海「」バキッ

狛枝「ごはっ」

小泉「わ、私もいってくる」

罪木「き、きを、つけてくださいね」

ーーー屋上ーーー

左右田「な、なんでそんなに怒ってんだよ……『俺なんも悪いことしてねぇだろ!』」

言霊>ケーキをバカにした

苗木「それは違うよ!」論破(物理)!

左右田「げふっ!?」

苗木「君は、西園寺さんが、二人のことを思って作った、クリスマスケーキをバカにしたんだ」

苗木「それを悪いことと言わず、なんていうんだ!」

左右田「うっ……!!」

苗木「だいたい、誰が作ったかもわからないものに、ケチをつけ始めるなんて、どうかしてるよ!」

苗木「そんなんだからソニアさんにも下僕扱いされるんだよ!これだからヘタレメカニックは……」

左右田「う、うっせうっせ!!」

苗木「というわけで、スペシャルなお仕置きを用意しました。モノクマ、よろしく」

モノクマ「はい!この希望ヶ峰のドラゴンロードにお任せあれ!」

左右田「ファっ!?」

モノクロ「お仕置きターイム!」

タイトル:左右田、人間やめるってよ……

左右田「ちょっまっ!?」


左右田「ギニャーーーーーーーーー!?!?!?」

日寄子「グスッえぐっ……左右田のクソボケヘタレギザっ歯……」

日寄子(あんなこと言われたら、地震なくなっちゃうじゃん……)

日寄子「……すてるのはもったいないし、一人で、食べようかな」

日向「なにをだよ」

日寄子「ひゃあ!?ひ、日向おにぃ!?なに!?つけてきたの!?ストーカー!?キモイよ!」

日向「そ、そんなに言わなくても……なんか、走って食堂でてったから、気になってさ」

日寄子「べ、別に、グスッ、なんでもないもん」

日向「そんなに目をはらして、んなわけないだろ」

小泉「おーい!日寄子ちゃーん!」

日向「ほら、小泉も心配してきてくれた」

小泉「あーもう、日向足早いね……日寄子ちゃん、どうしたの?急に走ってでてっちゃって」

日寄子「そ、その……」

苗木『日寄子さん、天才なのかも』

苗木『二人とも、きっと喜んでくれるよ』

日寄子「……そ、その、二人に、渡したいものが、あるん、だけど……」

日向「へ?」

小泉「私たちに?」

日寄子「つ、ついてきて!」

日向「お、おい!」

日寄子(か、神様仏様ウサミさま!どうか、今だけはこのケーキを追いしそうに見せてください!マジで!)

日寄子「ど、どうぞ!」バッ

日向「これ……ケーキか?美味しそうだな。西園寺が作ったのか?」

小泉「わぁ!あんこ!私あんこ大好き!」

日寄子「じ、地味な色だけど……」

日向「いやいや、チョコケーキだって茶色だけど、地味じゃないだろ?栗とか、紫がかったクリームがいい感じだよ」

日寄子「く、くりやあんこがミスマッチだけど……」

小泉「いや!こういうのすごくいいよ!和風ケーキってやつ?一回結婚式で写真とったことあるんだ!それと似てて、すごくいいよ!」

日寄子「よ、よかった……その、もしよければ、さ、三人で、食べない?」

日向「おいおいいいのかよ。全部食べれそうだぜ」

小泉「あ!私だって食べたいんだから残しなさいよね!」

日寄子「う、うん。メリークリスマス…。って」

日向「あぁ、メリークリスマス。ありがとう、いいプレゼントだぜ、西園寺」

小泉「うん、本当に嬉しい。ありがとね」



日寄子(成功したよ、ありがとうね、苗木おにぃ)



メカソウダ「ギルティ!ギルティ!」

苗木「うるさいから元に戻そうか」

モノクマ「そうだね」

終里

苗木「……二次会は、ずいぶん騒がしいなぁ」

苗木「なんやかんやで、西園寺さんも、成功してよかった」

苗木「さて、ぼくは……『彼女のところにいかないと』」

誰?>>103

霧切

やっぱりわた霧切さんが苗木くんには一番お似合いなのね


苗木「」コンコン

ガチャ

霧切「いらっしゃい、苗木くん」

苗木「こんばんは。なにもいってないのによくわかったね」

霧切「みんな二次会をしてる時間帯、私の部屋に訪ねてくるなんて、苗木くんしかいないわ」

苗木「もしかしたら二次会に誘いにきた友達かもしれないじゃないか」

霧切「具合が悪いと言っといたもの」

苗木「もうっ。おじゃまします」



苗木「さて、はい、作ってきたよ。アップルパイ」ガサガサ

霧切「ありがとう……私は、これよ」サッ

苗木「シャンパン……って、お酒!?」

霧切「こんな日くらい、神様も見逃してくれるわ」

苗木「まぁいいか、硬いことは言いっこなしで。でも、どうやって持ち込んだの?」

霧切「秘密よ」トクトク

苗木「あぁ、そう……て、僕のも注いでるし」

霧切「飲まないの?」

苗木「飲むよ、飲みますよ」

「「乾杯っ」」チィン

苗木「ふぅ、美味しいね」

霧切「そうね、苗木くんのアップルパイもとても美味しいわ」

苗木「よかった……」



苗木「今年付き合い始めたんだから当たり前だけどさ、二人で過ごす、始めてのクリスマスだよね」

霧切「そうね」

苗木「これからもずっと、当たり前に、クリスマスを一緒に過ごしたいな」

霧切「……そうね」

苗木「僕は、今日という日を忘れないよ」

霧切「ふふ、苗木くんのくせに、生意気ね」

苗木「霧切さん、メリークリスマス」

霧切「えぇ、メリークリスマス」


霧切「私も、忘れないわ。こんなに素敵なクリスマス」

終里

苗木「お正月だ!お正月は、お持ちにおせちにと美味しいものたくさん!」

苗木「さて、なにを作ろうかなぁ」

べつに制限はない料理指定>>111

誰か一人指名(スーダンもあり)>>112

懐石料理

戦刃むくろ

モノクマ「懐石……料理……?うぷぷぷ、作ったことないからレシピがわからないよ。絶望的だねぇー」

モノクマ「そうそう、飽きたからこの話とつぎの話で終わりにするからね。最後の話はどんなのがいいか、希望を聞いておくよ。>>116までね」

花村とお菓子作ってみんなでパーティー

不二咲くんとちゅっちゅできないんですか!?ヤダーーー!!

モノクマ「人生ってさ、なにが起こるかわからないよね。僕はクマ生だけど」

モノクマ「例えば、言われのない暴力に襲われて、枕営業させられるとか、今回は懐石料理だよね」

モノクマ「まさかまさかのご指名でさ、慌てて調べてとりあえず作って見たら、大失敗しちゃった」

モノクマ「もはやできたのは、残念な炭の塊だけ」

モノクマ「料理なんて楽しくないね、らやっぱりクマは、なにもせず生が一番だよ」

苗木「よぅし、今回は豪華に、懐石料理を作ろう!」

苗木「そうと決まれば台所に!台所は僕のホームだ!」ルンルン


苗木「あれ?」

戦刃「」ウーンウーン

苗木「戦刃さん!あけましておめでとう!」

戦刃「あ、苗木くん。おでめとうございます」ペコ

苗木「(お、おでめとう?)台所にいるなんて珍しいね、どうしたの?」

戦刃「おもちを探してたの。でも、見当たらなくて」

苗木「え?お餅なら午後からみんなで餅つき大会するって言ったじゃないか」

戦刃「え、そんな。盾子ちゃんなにも教えてくれなかった」ショボン

苗木(いや、その話してた時現場にいたよ)

戦刃「お腹減ったから何か食べようと思ったんだけど……」

苗木「みんな、午後の餅に控えてあまり食べないようにしてるんじゃないかな?」

戦刃「うぅ……りょ、料理できないし我慢するしかない><」

苗木「もしよければ、作ろうか?」

戦刃「え?」

苗木「いや、今から作るから、一緒に食べようかなーって」

戦刃「た、たべるす!お願いします!」

苗木(たべるす……?食べると食べますが混ざったのか?)

カムクラ(ポケルス)

苗木(誰だお前)

苗木「今回は懐石料理だよ。と、一口に言っても、たくさん種類があるから、その中から一品だけ、戦刃さんに選んでもらおうかな」

戦刃「わ、私が?でも、懐石料理って、どんなのがあるかわからない」ショボン

苗木「んー、じゃあ、牛肉、鳥肉、魚。この中でどれがいい?」

戦刃「そ、それなら、>>123

牛肉

戦刃「牛肉がいいな。お正月だし、豪華なの食べたい」

苗木「わかった、じゃあ牛肉の時雨煮を作るね」

戦刃「しぐれに?」

苗木「んとね、生姜を加えた佃煮をそういうんだよ」

戦刃「へぇ、苗木くん物知り」

苗木「じゃあ早速作っていくね、まずは材料から」

苗木「まずは牛肉。この牛肉は、油の少ないももとかがいいね。次に生姜、そして実山椒の佃煮」

戦刃「変わったものがあるね」

苗木「あとは、各種調味料。砂糖に調理酒醤油みりんにごま油」

戦刃「わ、本当に牛肉だけなんだ」

苗木「ではまず、牛肉を薄切りに、そして一口大に切っていきます」

戦刃「あ!切るのはできるから手伝うよ!」

苗木「あ、じゃあおねがい」

戦刃「」スタタタタタタン

苗木(包丁の使い方間違えてるのに早い……)

苗木「じゃ、じゃあ生姜も千切りに」

戦刃「うん!頑張るね!」ダンダンダンダンダンダン

苗木(まな板が……包丁とがないと)

苗木「うん、ありがとう戦刃さん」

戦刃「えへへ///」

苗木「じゃあ次に、熱したフライパンにごま油をひいて、そこに生姜を投入、適度に炒めます」

戦刃「あ、生姜の匂いがするね。于ぅ、もっとお腹減っちゃった」

苗木「そして、香りがで始めたので牛肉を加えます」ジュウウー

戦刃「も、もう食べたい!」

苗木「まだだめ!」

戦刃「そっかぁ」ショボン

苗木「炒めてる最中肉から染み出る脂はキッチンペーパーで拭き取ってくよ、余分な脂だからね」ゴシゴシ

戦刃「あ、あつくないの!?」

苗木「いや、そりゃまあ」

戦刃「すごい!」キラキラ

苗木(ペース狂うなぁ)

苗木「あとはもうアポでもできる簡単作業。ここに砂糖とみりん、調理酒醤油、香り付の山椒をくわえて、水気がなくなるまで煮込みます」

戦刃「うぅぅぅぅぅぅ」クウゥゥゥゥゥゥ

苗木「あはは、可愛いお腹の音だね」

戦刃「は、恥ずかしいよ……///」

苗木「もう少しだからね。それまで、お箸とお茶碗用意してくれるかな?」

戦刃「うん!」



苗木「さて、そろそろいいかな?仕上げに残ったみりんを加えて、強火で炙って照りを出す。これで……完成!」テーン!

苗木「あとは適当にキュウリの浅漬けを」

苗木「おまたせ、ご飯盛っててくれたんだ、ありがと」

苗木(ものすごい山盛りだ、このあとお餅があるのに)

戦刃「わ、わぁ!すごいいい匂い、美味しそう!」

苗木「さぁめしあがれ」

戦刃「いただきます!ハム!ハフハフ!ハフッ!」

苗木(かきこんじゃうんだ……ああもう、残念だなぁ、ついに我慢できないよ、残念すぎる)

カムクラ(ですが、だからこその戦刃むくろでは?)

苗木(誰だよお前は)

戦刃「おいひぃ!ふっふぉうおいひいよ!ふぁえひひゅん!」

苗木「口の中にものいれたまましゃべらない!」コツン

戦刃「あう!?ご、ごめんなさい」ウルウル

苗木「わかったならよろしい、まだお餅があるんだから、ほどほどに食べてね」

戦刃「はぁい!」モグモグ

戦刃「けふっ、お腹いっぱいで食べられない」ショボン

江ノ島「このあとの餅のことも忘れてお腹いっぱいにしちゃうなんて、残念すぎる……」モチーン

桑田「いやぁー、苗木の作った牛しぐれ、餅にも合うな!」ノビーン

大和田「おう!味濃くてうんめー!」ズイーン

苗木「あは、そうかな?はむはむ……」ウニュ!

舞園「ふふ、戦刃さんのはとっておいてあげますから、ね?」

戦刃「つきたてを食べたかった」ションボリ

霧切「自業自得、ね」

朝日奈「でもわかるよ!美味しいもの目の前にあったら食べたいもんね!つまり!これは戦刃ちゃんにお餅を食べさせないための苗木の計画的犯行だったんだよ!」

山隠「な、なんだってー!?」

大神「めったなことをいうでない……」

戦刃「うう、くやしいのう、くやしいのう……」

苗木「はぁ、だから言ったのに」

終里

花村「うん、流石に作り慣れてるね、じゃあ次は、ケーキの生地をよろしく頼むよ」

苗木「わかったよ」コネコネ

花村「いやぁ、良い手付きだね、その調子で今日の晩に僕の棒も」

苗木「めん棒でぶったたくよ?」

花村「冗談だよ」



舞園「今日のパーティー、楽しみですねぇ」

澪田「なんたって、学校のお料理ツートップのお菓子がズラーーーっすからねぇ!?テンション上がるぅーー!!」

狛枝「うん、そうだね」

澪田「うげっ!?なぎちゃん、何時の間に!?」

狛枝「あはは、その扱いはひどいよ、少なくともそこの予備学科よりは存在感あるのに」

日向「」グサ

七海「スピニンッバードゥンッバードゥンッバードゥンッドゥンッドゥンッドゥンッドゥン」ガスガスガスガスガスガス

狛枝「」



江ノ島「お菓子パーティーねぇ、ふーん……」

戦刃「盾子ちゃん、いかないの?」

江ノ島「めんどくさいからパースッ」

戦刃「そっかぁ」ショボン

江ノ島(なーんか気分じゃないんだよねぇ、理由は特になし)

苗木「本日のお菓子一覧です」

☆モンブラン風味シュークリーム
★ナッツクッキー
☆マッカローン
★シナモンロール
☆ケーキの山

花村「提供は、超高校級の料理人花村輝々と、超高校級の女子力、苗木誠くんです」

朝日奈「どーなつがないなんてしつぼうしましたなえぎのふあんやめます」

苗木「んで、こっちは朝比奈さん専用のドーナツ皿」サッ

朝日奈「苗木!大好き!」

霧切「」ギロリ

苗木「あ、あはは」ダラダラ

日向「ん!んまい!こいつはいけるぞ七海!」

七海「うん、うん……美味しい」

豚神「これは!危険だ!俺が!処理する!」ガブガブ

十神「おい!俺の姿を真似てその振る舞いはやめろ!」

苗木「いやぁ、みんな喜んでくれてるね」

花村「そうだね。さて、僕はそろそろ……お菓子の代わりにべつのものをいただきに行こうかな」キラーン

苗木「あ、あはは」

花村は誰と話す?>>133

カムクライズル

カムクラ「ツマラナイ あゝツマラナイ ツマラナイ」

花村「やぁ!そこの綺麗な髪の方」テルッ

カムクラ「なんですか、やたらオモシロイ顔して」

花村「そんな部屋の隅っこで槍持ってないで、僕の部屋で僕の槍を持ちませんか?」テルッ

カムクラ「ツマラナイ口説き文句ですね。あなた程度では超高校級の同性愛者の才能を持つ私には釣り合いません」

花村「そんなこと言わずにー、ほら、そんな危なっかしいものこっちにおいて、お菓子食べてお話しようよ♂」

カムクラ「あ、この槍をさわらなi」



日向「あれ?俺さっきまでトイレいってたはずなのに」

花村「え?あれ?」

日向「あれ?花村、なんでここに?ていうかその槍はなんだ?」

花村「あれ?うそ、え?さっきの髪長男の正体は日向くんかい?」



花村「それもありだね♂」

日向「ちょ!?いきなりなんだっ!?やめろ!おい!バーロー!」

槍(チッ、またこのツマラナイ待機状態ですか、仕方ない、苗木くんにちょっかい出してますか)

苗木「あはは、まーた花村くんは悪いくせが……」チラッ



苗木「持って行ってあげようかな」



コンコン

江ノ島「ぁーん?全員お菓子パーティ(笑)を楽しんでるはずなのに私さまを訪ねてくる絶望的なアポはどこのどいつだぁ?」

江ノ島「へいへーい」ガチャ

苗木「やぁ江ノ島さん。参加できないなら、せめてお菓子を届けておこうと思って」

江ノ島「……!」ピコーン

江ノ島「いやぁなえぎくんはやさしいなぁおれいにおちゃいれるからまっててー」

苗木「え?ちょ、べつに長居するきは」

江ノ島「いいから入れってんだよファーーック!」バタン

江ノ島「それでぇ、私さまはお花をつんでくるので、部屋で待っててくださいねぇ、逃げないでくださいねぇ……」

苗木「うぅ……」

江ノ島(よし、お人好しな苗木ならおそらく逃げるまい、あとは霧切の部屋に仕掛けをば……)



霧切「ふぅ、騒がしすぎるのも考えものね」

霧切(苗木くんどこか行っていないし。せっかく今日は一緒にいるって約束したのに)

霧切(苗木くんのくせに生意気よ、ばか)

霧切(ん?ドアの間に手紙が……)パラ

拝啓 ぼっちさま
苗木くんはいま私様の部屋にいますー、ザマーミロー
お前は常日頃に加えてクリスマスや正月まで苗木を独占してるらしいなぁ?つまりー、今日くらいは我慢するべきだと思うんです、私様的に
苗木は私様好みになるまでたーっぷり可愛がってあげるから安心して爪噛みながら見てな!

敬具 まいぞのさんより

霧切「おのれまいぞのさん!」

<マクラァァァァァァァァ!テメッコノクサレビッチガァ!!

?!レソカスデンナ?!ァハ>

江ノ島(んー、外は良い感じに騒がしい)ギュー

苗木「あ、あぅ……///」

江ノ島(大人しく抱かれてる苗木絶望的に可愛くて思わず希望に堕ちそう)


苗木「え、江ノ島さん、こんなに背中にくっついたら、その」

江ノ島「ん?胸かい?良いんだよ、当ててるのさ」グイグイ

苗木「うわっあぁ……」

江ノ島「うぷぷぷ、ほらこっちむいてごらん?」

苗木「えっ?うむぶ!?」

江ノ島「ほらほら、自分の作ったシュークリームの味をよく噛みしめるのだな!」

苗木「むぐぐぅ……ぷあっ!ケホケホ……ひどいよ江ノ島さん!顔がクリームだらけだ……」

江ノ島「おや、それはすみません。では僭越ながら、ペロリンッ」

苗木「あわっ!?」

江ノ島「良い味してますね、レロレロレ(ry」

苗木「や、やめてぇ……///」

江ノ島「なにいってるんだい?抵抗もしてないくせに」コチョコチョ

苗木「あひっひひひ……や、やだぁ……」グスン

江ノ島(かわいい)

苗木「……///」ポケー

江ノ島「うぷぷぷぷ、すっかり、僕にメロメロだねぇ、いいのかい?君には霧切さんがいるんだろう?」

苗木「離してくれないくせに……///」ボソッ

江ノ島(悪態付きながらくっついてくる苗木かわいい)

江ノ島「そりゃ、逃げようとしてたらその隙をついて投げ飛ばしてベッドインでしたとも。でもさー、まだ私は何も言ってないわけだし?逃げなかったのは苗木の意思じゃん?」

苗木「そ、それは」

江ノ島「いいんだよ?私にこのまま甘えても。苗木の都合のいい女になってあげるよ?ムラムラした時、甘えたい時、逆に誰かをいじめたい時、都合よく私がいろんなキャラで相手してあげるよ?その度に私は絶望的な思いになって快感だからね」

江ノ島(このまま、あのぼっちから寝とっちゃおっかな。そうすれば、きっと最高にギスギスした絶望的空気が学園に充満するし)

苗木「それ……がう」

江ノ島「ん?」

苗木「それは違うよ!?」論破!!

江ノ島「なぬ!?」

苗木「江ノ島さんはそんな都合のいいセフレのような人じゃない!きっと、愛し愛される素敵なパートナーが見つかるはずだ!それなのに、自分を安売りするような真似をしちゃダメだよ!」

江ノ島「えー、今さっきまで私にベタベタしてた苗木に言われてもなぁ」反論!

苗木「ゔっ」

反論ショーダウン開始!!

江ノ島「だいたいさぁ、都合のいい女発言だって(

苗木が欲しいから言ってるんだよ?(ズバッ

苗木があのぼっちと付き合わなければこんなこと言わなかったんだしさ(ズバッ

べつに安売りしてるわけじゃなくて、苗木専用ビッチ発言してるわけだから(ズバッ

苗木はいちいち気にしてないで、素直に甘えてりゃーいいんだよ!(ズバッ」

進展!

苗木「でも、ぼくはそれに乗ることはできない

僕は霧切さんの彼氏であって、浮気なんてしてはいけないからだ!」

江ノ島「いいじゃん、浮気は男の甲斐性でしょ?(ズバッ

べつに言いふらしたりしないし、別れろとも言わない(ズバッ

それとも、『私さまが嫌いだから』乗りたくないとか?」

言ノ刃<中途半端+

苗木「そんなわけないじゃないか!!」

苗木「僕は霧切さんのことを本気で会いしてる。そりゃ、今の僕を見ても説得力はないかもしれないけど……」

苗木「でも、この気持ちは本物だ、そして、僕がその気持ちを変えない限り、江ノ島さんにはわずかな気持ちも向けることができない」

苗木「そんな状態なのに君の誘いを受けたら、それは逃げじゃないか!僕は、そんなのは嫌だ!」

江ノ島「……それって、つまりさ」

江ノ島「こっちをふりむかせればいいってわけ?苗木のくせに生意気だねー」

苗木「それは違う!……と、思うよ?」

江ノ島「まぁいいや、そういうわけなら!とう!」ポーイ

苗木「わっ!?」ボスン

江ノ島「私は苗木を振り向かせるよう絶望的な努力を飽きずに頑張ってします」

苗木「ふぁう!?」

江ノ島「その一環として、今日は私様の抱き枕になってもらうので、大人しく従うのです。わかったね?」ナデナデ

苗木「おかしい!それはおかしいよ!」

江ノ島「お願い」ギュッ

苗木「え」

江ノ島「今日だけは、こうさせて。明日には、整理つけるからさ」

苗木「わ、わ、わ……わかっ……た」

江ノ島「うん」

江ノ島「あーあ、恋って、酸いも苦いもあって、お菓子のようにはいかないなー」

苗木「そ、そうだね」

江ノ島「苗木の作ったクッキーはこんなに甘いのに」サクサク

苗木「そううまくはいかな、んむっ!?」

江ノ島「んっちゅ……はぁ」

苗木「な、なななにしててて!?」

江ノ島「私、がんばるからさ」


江ノ島「覚悟しててね?希望を絶対こっちにオトシテヤル」

苗木「……簡単には、屈しないからね」



江ノ島「というわけで苗木落とし第二弾!おっぱいホールド!くらええええ!!」ギュム

苗木「んんんーーーーーーーー!!!」



翌日、鬼の形相の霧切と舞園に二人は捕まり、苗木は絶望調教、江ノ島は希望調教された。その苗木がのちの人類史上最高の美味しい的事件を巻き起こし、その事件を江ノ島がさらに引っ掻き回すのはまたべつのお話

モノクマ「なんだこのオチ」

おわったー、んじゃHTLM依頼してくる

おまけ忘れてた



日向「そ、その、七海、ちょっといいか?」

七海「んー?日向くん、どうしたの?」

日向「な、苗木に教えてもらって、ケーキを作ったんだ。今日誕生日だろ?その、食べて、欲しくて」

七海「……私に?」

日向「そりゃ、当然」

七海「……ありがとう、すごく嬉しいよ」

日向「こ、こっぱずかしいから早く食ってくれ」

七海「うん、じゃあいただきまーーー」

狛枝「モグッ」ヒョイパク

日七「あ」


狛枝「ふぅ。こんな出来損ないの予備学科のような小麦粉の塊を、超高校級のゲーマーたる彼女に食べさせようとしてたのかい?まったく、予備学科のクズっていうのはどうも厚顔無恥っぷりは明らかに超高校級だね、もしかして予備学科っていうのは超高校級の恥知らずの集まりなのかい?あんなものを七海さんに食べさせるわけには行かないね。あ、七海さん心配しなくてもいいよ、僕みたいなクズにはクズの食べ物がお似合いだかr」

七海「消えろイレギュラー」ザク

狛枝「アッーーーーーーー」

日向「」ションボリ

七海「……元気だして、ね?」ギュッ

日向「ウン……」

終里

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年11月08日 (金) 00:11:37   ID: NAqE9rwP

超高校級の女子力w

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