携帯「うん！私もコンセントちゃん大好きだもん」

コンセント「ありがとう…」ｷﾞｭ

携帯「コンセントちゃん暖かいね」ｷﾞｭ

コンセント「そうかしら？携帯ちゃんの方が暖かいわよ」

携帯「コンセントちゃんの方が暖かいもん」

コンセント「だから携帯ちゃんの方が暖かいわ」

「「…」」

「「…ぷ」」

携帯「あははは」

コンセント「ふふふ」

コンセント「じゃあどっちも暖かいってことにしましょうか」

携帯「そうだね…」

コンセント「ん？どうかしたの？」

携帯「このまま時間が止まっちゃえばいいのに…」

コンセント「携帯ちゃん…」

携帯「やだよ、私…あんな奴と一緒になるの…」

コンセント「そんなこといっちゃだめよ…」

携帯「だって…！」

コンセント「わかってるわ。でもあいつがいないと携帯ちゃんは死んじゃうのよ？」

携帯「…死んでもいいもん」

コンセント「そんな寂しいこと言わないでちょうだい…あなたが死んだら私はどうすればいいの？」

携帯「コンセントちゃん…」

コンセント「あなたがいることだけが私の救いなんだから」ｳﾙｳﾙ

携帯「うん…ありがとう…ごめんね？もう言わないから…」ｸﾞｽ

コンセント「携帯ちゃん…」

携帯「コンセントちゃん…」

コンセント「そうよ、あいつがいやならあいつを私だと思えばいいわ」

携帯「…全然似てないよ」

コンセント「でも…

充電器「よーっす、邪魔すんぜー」

携帯「じ、充電器くん！」

コンセント「なによ！あんたの時間はまだでしょ！」

充電器「びーびーうっせぇんだよ！屑が！おい、携帯！さっさとふた開けろ！」

携帯「うぅ…」ﾊﾟｶ

充電器「げへへ、いいね～。俺様が初挿入だぜ」

携帯「…」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

コンセント「…待ちなさい充電器」

充電器「あ？んだよ」

コンセント「…私からにして」

充電器「はぁ？なんでだよ」

携帯「コンセントちゃん…！」

コンセント「大丈夫よ、携帯ちゃん…ほら、充電器！来なさいよ」

充電器「はぁしゃあねえな。おら、いくぞ！」ﾌﾞｽ

コンセント「…！」

携帯「コンセントちゃん！！」

充電器「はぁ、ゆるいな。余裕で入るぜ。今まで何台とヤったんだよ」

コンセント「…うるさいわね。あんたには関係ないでしょ」

充電器「関係は現在進行形でもってるけどな」ｹﾞﾍﾍ

コンセント「…最低ね」

充電器「最高の誉め言葉だな」

携帯「コンセントちゃん！大丈夫！？」

コンセント「携帯ちゃん…大丈夫よ。そんなことより…」

充電器「おら、携帯。お前の番だ！こっち向け！」

携帯「…！」

コンセント「携帯ちゃん、あいつの先には私がいるわ！だからあなたが繋がるのはあいつなんかじゃない、私よ！」

携帯「コンセントちゃん…！」

コンセント「大丈夫よ、携帯ちゃん。さぁ目を瞑って。あいつは私よ」

携帯「…うん」ｷﾞｭ

充電器「さあ、お楽しみの時間だぜ～」ｽｯ

携帯（これはコンセントちゃんこれはコンセントちゃんこれはコンセント…）

充電器「んー？やっぱり初めてはキツいな」ｽﾞﾌﾞｽﾞﾌﾞ

携帯（コンセントちゃんコンセントちゃんコンセントちゃんコンセントちゃん…）
　
充電器「お、もうちょいだな」ｸﾞｸﾞ

コンセント「携帯ちゃん！頑張って！」

携帯（コンセントコンセントコンセントコンセントコンセントコンセントコンセントコンセント）

充電器「うし！最奥に到着だぜ」

携帯（…）

携帯（うぅ…）

携帯（も、やだよ…）

コンセント「携帯ちゃん！耐えてもう少しだから…！」

携帯「コンセントちゃん…」

携帯「…！これは…」ﾃﾞﾝｷﾋﾞ-

コンセント「届いた？それは私よ」

携帯「…うん…！届いたよ…！これが、これはコンセントちゃんだよ…！」

コンセント「繋がってすぐ送れればよかったんだけど…ごめんなさい、力不足だったわ」

携帯「ううん、嬉しいよ…！ありがとう、コンセントちゃん」

コンセント「携帯ちゃん…」