P「明日はクリスマスか…」(232)

P「あぁ…なんでそんな日にかぎってオフなんだ…」

P「社長も変な気を回してくれなくてもいいのに」

P「まぁ、もういいや今日は寝よ」

P「明日はTSUTAYAにでも行ってこよ」

「…て…起きてください~」

「朝ですよ~」

P「…あと五分」

「あらあら、休みだからってダメよ」

P「…」

P「…え?」

P「えっと…なんでいるんですか?」

P「俺の部屋に…俺の部屋、だよな?」

「もちろんあなたの部屋ですよ」

P「…じゃあなんでいるんですか」

P「あずささん…」

あずさ「今日はなんの日か知ってますよね?」

P「はぁ…」

あずさ「つまり、そういうことです」

あずさ「私がクリスマスプレゼント…です」

P「…そうですか、ってかなんで俺の部屋に」

あずさ「大家さんに借りました、プロデューサーさんの妻ですと伝えたら貸してくれました」ニコッ

P(大家さんもカンタンに鍵渡すなよなぁ…)

P(これがあずささんや事務所以外の人だったら大変だぞ)

あずさ「で、私がクリスマスプレゼントというのはイヤでしたか?」

P「い、いやいや滅相もない!」

P「嬉しいですよ…かなりびっくりですけど」

あずさ「それはよかったわぁ」

あずさ「あ、朝食できてますのでどうぞ」

P(ってかあずささん…自分がクリスマスプレゼントってどういうことだ?)

P「あの、あずささん?」

あずさ「なんでしょうか」

P「あずささんがクリスマスプレゼントっていうのはどういうことでしょうか」

P「も、もちろんだ!今日だけってことですよね?」アセアセ

あずさ「?違いますよ~プレゼントというものはあげるということです」

あずさ「つまり、今日から私はあなたの伴侶です」

ミスった

P「も、もちろん、今日だけってことですよね?」アセアセ

あずさ「?違いますよ~プレゼントということはあげるということです」

だな

P「!」

P(おいおい…)

P「あずささん…あずささんは結婚したらアイドルどうするんですか?」

あずさ「ん身体ねぇ私は辞めてもいいかなって考えてますよ」

P「それはダメだ!」

P「あずささんは今は竜宮小町として大人気なんだから」

P「それにファンはどうするんだ!」

P「だから結婚なんかダメだ」

P「それにプロデューサーとアイドルの一線は超えちゃいけない」

またミス…

あずさ「私は辞めてもいいかなって考えてますよ」

あぁ…

つまんね

あずさ「…わかりました」

P(ほっ…)

あずさ「私はアイドルを続けます、ファンの方達も大切ですし」

あずさ「これからはママドルになれるように頑張ります」

P(わかってなかったみたいだ…)

P「ママドルって…子どももいないのに…」

あずさ「それなら大丈夫ですよぉ」

あずさ「昨日の夜は激しかったですから」ポッ

P「!」

あずさ「プロデューサーさんは私の初めてを奪ったんですよ~」

あずさ「責任とってくださいね!」ニコッ

あずさ「これで10月に子どもができる予定です」

P「なんてことだ…」

P「こうなったら仕方がない」

P「俺も男だし責任取ります」

P「結婚しましょう」

あずさ「ありがございます」

あずさ(ウソ…ついちゃった)

あずさ(でも結果オーライよね)

あずさ(あとで妊娠してなかったっていえばいいんだもの)

P(はぁ…)

P(まさかこんなことになるなんて)

あずさ「あ、私はそろそろお仕事に行ってきますね」

P「あ、あぁ」

あずさ「また戻ってきますので」

P「…」

南さん本気みせてください><
ぼくはハイニーさんと南さんをいつも応援してます><

あずさ「みんなに自慢しちゃおっと」

あずさ「プロポーズも録音できたし証拠はバッチリ」

ガチャ

あずさ「おはようございます~」

律子「あずささん、おはようございます」

春香「あずささんおはよ~」

美希「おはようなの~」

あずさ「春香ちゃん、美希ちゃんおはよう」ニコッ

春香「あずささんなんかいいことでもあったんですか?」

あずさ「えっ?」

美希「春香~今日はクリスマスなの~もしかしたら~」

春香「!ど、どうなんですかあずささん!」

あずさ「あらあら、バレちゃったわね~」

美希「うわぁ、やっぱりあずささんおっとなぁなの」

あずさ「そうなのよ~きょうの朝プロポーズされちゃって~」

春香「!」

美希「!」

律子「!」

小鳥「!」

ぼくは南さんの大ファンです(^q^)
ライブで潰しを見られるなんて光栄です\(^q^)/

律子「あ、あ、あずささん!それはホントですか!」

あずさ「本当よ~」

小鳥(先越された…)

春香「相手は誰なんですか!」

春香「私達の知ってる人なんですか?」

美希「春香、たぶんそれはないの、だって美希たちの知ってる男の人って社長とハニーだけなの」

春香「それもそっかー」

あはは

あずさ「…」

美希「あれ?様子がおかしいの」

春香「ホントだ…」

あずさ「…残念なことにみんながとーってもしってる人よ~」

美希「ま、まさか…」

春香「意外すぎです!」

美希・春香「社長とだなんて!」

律子「…どう考えても違うでしょ」

律子「まさかとは思うけどプロデューサーですか?」

あずさ「さすがねぇ、正解よ~」

美希「え?」

春香「え?」

美希「う、嘘なの!」

美希「ハニーは美希と結婚する約束してるの!」

春香「美希!違うよ、プロデューサーさんが結婚するのは私よ!」

小鳥「私よ!」

春香「小鳥さんは黙ってて!」

美希「小鳥は黙ってて!」

小鳥「ピヨ…」

あずさ「嘘じゃないわよ~証拠もあるもの」

『俺も男だし責任取ります!結婚しましょう』

あずさ「ね?」

美希「…」

春香「…」

千早「…くっ」

あずさ「だからこれから私のプロデューサーさんにちょっかいださないでね~」ニコッ

あずさ「あ、美希ちゃん」

美希「なんなの…」

あずさ「プロデューサーさんのことは…」

美希「はに…プロデューサーがどうかしたの」

あずさ「なんでもないわぁ」ニコッ

律子「…あずささん、そろそろ歌番組の十六時がありますので行きましょう」

あずさ「えぇ」

美希「…行ったの」

春香「まさかプロデューサーさんがあずささんとできてたなんて」

美希「今までハニーそんなこと一言も言ってなかったの」

春香「や、やっぱり隠してたのかな?」

美希「美希にはわからないの…」

春香「そうかぁ」

ミスった

律子「…あずささん、そろそろ歌番組の収録がありますので行きましょう」

です…

千早「…あずささんの仕事が終わったらつけてみましょう」

美希「千早さん、いたの」

春香(まな板が喋ったのかと思った)

春香「千早ちゃんそれはちょっとやりすぎじゃ…」

千早「春香は知りたくないの?」

千早「なんで、あずささんは録音までしたの?」

千早「普通ならしないわ」

千早「だから私はあずささんが嘘ついてると思うの」

南さん頑張って\(^q^)/

美希「なるほどなの」

美希「千早さんは頭いいの!」

春香「確かにそうよね、じゃあそうしましょう」

千早「じゃああずささんが戻ってきたらバレないように行動しましょう」

美希「わかったの~」

春香「うん!」

小鳥「ピヨ!」

千早「あ、小鳥さんはこなくて結構ですので」

小鳥「ピヨ…」

~スタジオ~

あずさ「あの、律子さん」

律子「なんでしょうか?」

あずさ「今日は仕事が終わったら直帰でいいかしら?」

律子「いいわよ」

あずさ「ありがとうございます~」

あずさ「旦那が帰りを待ってますので」

律子「まさかあずささんとプロデューサーがねぇ~」

あずさ「ふふっ」

亜美「兄ちゃんがど→したの?」

伊織「またあの馬鹿なにかしたの?」

律子「なんと、あずささんとプロデューサーが結婚することになったねよ!」

亜美「えぇ!すごいじゃん」

亜美「亜美、いっぱいお祝いしてあげるかんね!」

あずさ「亜美ちゃん、ありがとう」

伊織「!ぷ、プロデューサーもやるわね」

伊織「ちょっと悔しいけど、もう決まってるのならしょうがないわ」

伊織「…おめでとう」

あずさ「伊織ちゃんもありがとう」ナデナデ

伊織「ちょっと!子ども扱いしないでよね!」

収録終了

あずさ「ではお先に失礼しますね」

律子「お疲れ様です、気をつけて帰ってくださいね」

あずさ「はぁい」ルンルン

亜美「あずさお姉ちゃんすっごく嬉しそうだね」

伊織「あーぁでも羨ましいなぁ」

亜美「おっと、いおりん嫉妬ですかな」

伊織「違うわよ!」

~事務所~

律子「ただいま戻りました~」

春香「…戻ってきた!」

千早「あずささんは」

美希「いないの!」

千早「律子…」

律子「どうしたの、千早」

千早「あずささん…は」

律子「あぁ、あずささんなら今日は直帰よ」

千早「!」

春香「!」

美希「!」

千早「直帰のことを考えていなかったわ」

千早「…くっ」

南さんが去ったとたん過疎っててワロタwwwwww

あーインスピレーション湧いてきたわ
続き書いていい?
結構有名な書き手なんだが

まさか保守されてると思いませんでした…


あずさ「早く帰らなくちゃ」

あずさ「ふふ、プロデューサーさん、待ってくださいね」

~事務所~

春香「…ちょっとまって」

春香「あずささんが直帰ですぐに家に帰れるわけないわ」

千早「絶対に迷子になるわね」

春香「だからそうなる前にプロデューサーさんを!」

美希「でもあずささん、どっちの家に帰るのかなぁ」

春香「どっちの家って?」

美希「そんなの、自分の家かハニーの家なの」

春香「!」

春香

春香「!」

春香「考えてなかったわ…」

千早「…」

千早「春香、たぶん千早さんはプロデューサーの家にむかってると思うわ」

春香「なんで千早ちゃんにわかるの?」

千早「…」

千早「あずささんはプロデューサーと結婚するって言っていたでしょう」

千早「それに今日はクリスマス」

千早「一緒に過ごすに違いないわ」

美希「千早さんすごいのー」

律子(誰でもその考えに行き着くわよ…)

律子(あーあ、クリスマスかぁ)

律子(帰りにローソンでケーキでも買って帰りましょ)

春香「じゃあ、先に私がプロデューサーさんの家に」

美希「行くのー!」

美希「って春香、なんで春香1人で行く気なの」

春香「え?だってプロデューサーさんに必要なのは私だし…」

美希「ハニーには美希のほうが必要なの!」

春香「美希ちゃんのはただの愛の押し売りだよ」

春香「プロデューサーさんに迷惑だよ」

美希「そんなの春香も同じなの!」

春香「!」

千早「…」

千早「…今は争っている場合じゃないわ」

千早「今は2人の結婚を阻止しましょう」

千早(…多分まだ婚姻届は出していないはず、それを阻止できれば)

美希「わかったの…」

春香「美希、この決着はすぐにつけてあげるわ」

春香「覚悟してなさい」

千早「…」

~Pの家~

P「まさか俺が一児の父になる日がくるなんてな」

P「でもあずささんでよかった」

P「い、いやよかったわけではないが…」

P「1番気になってた人だからな」

ピンポーン

P「ん?誰だろ」

~あずさサイド~

あずさ「あ、そうだわぁ」

あずさ「プレゼントとが私だけなのもどうかと思うからケーキでも買って行きましょう」

あずさ「多分プロデューサーさんは買っていないでしょうですし」

あずさ「早くプロデューサーさんの喜ぶ顔がみたいわぁ」

~事務所~

千早「いいわね、迅速に行動するのよ」

春香「わかってるよ」

美希「大丈夫なの~」

やよい「千早さん!いいところに~」

やよい「これから伊織ちゃんとクリスマスパーティーやるんですけどどうでしょうかぁ」

千早「!高槻さん…えぇ!もちろん参加するわ!」

春香「…」

美希「…」

にひひっ

伊織(あずさがせっかく幸せそうなんだから邪魔させちゃダメだわ)

伊織(とりあえずこれで1人陥落、頭脳もいなくなったわ)

伊織(これで少しは楽になるでしょ)

春香「まぁ、ライバルが1人減ったと思えばいいわね」

ピンポーン

P「はぁい」

ガチャ

「プロデューサーさん、お邪魔します」

P「お、おい」

P「なんでお前が…」

「お前じゃないですよ」

美希「ハニー美希もいるのー!」

P「おいおい…」

春香「お邪魔しますね~」

春香「…!」

美希「春香どうしたの?」

美希「まさかハニーがいやらしい…」

美希「…!」

あずさ「あらあら、二人して私達の愛の巣になんのようかしら~」

あずさ「美希ちゎん、ハチミツがどうかしたのかしら?」

美希「…なんでもないの」

春香「な、なんであずささんが!」

P「あれ?あずささんから聞いてない?」

P「俺たち結婚するんだよ」

春香「そういうことじゃありません」

春香「なんで私達よりも先に…」

P「春香…愛の力は偉大だな」

あずさ「プロデューサーさんのことを考えてたら家についちゃいました」

美希「そんなのってありなの」

あずさ「あ、春香ちゃんも美希ちゃんもきたことだしみんなでパーティーでもする?」

美希「…」

美希(なんなの、この余裕は…)

春香「…」

春香(なんかおかしいよ)

P「そうだな、籍もいれてきたことだしダブルパーティーだな」

あずさ「本当におめでたいわね」

春香「え?」

美希「え?」

春香(携帯取り出しぽぱぴぷぺ)

春香『入籍されちゃいま・し・た』

美希「誰に電話したの?」

春香「千早ちゃん…」

春香「ものすごくんあーんあー言ってた」

美希「誰でもそうなるの」

春香「で、やよいに抑えられてたみたい」

美希「…」

美希「入籍したってことは…今日から二人は」

P「夫婦だな」

春香「…まけた」

あずさ「そうよ~あなた」

あずさ「だから私のことは呼び捨てで」

春香(あなたとか言い出したし)

美希(さっきまで自分だってプロデューサーさんって呼んでたの)

P「わ、わかったよ」

P「あ…あずさ」カァ

美希「春香、帰るの」

春香「…そうね」

春香「お邪魔しました…」

春香「はぁ…」

プルルル

春香「あ、電話だ」

春香『もしもし…うん、わかった行くよ』

美希「?どこに行くの?」

春香「響ちゃんが家でクリスマスパーティーやるからこないかだって」

美希「…」

春香「美希も行く?」

春香「まだ私以外の人間の参加者いないんだって」

美希「可哀想なの、美希たちも可哀想だけど…参加するの」

春香「じゃ、行こっか」


おわり?

P「入籍したのはいいけど…これからどうします?」

あずさ「…敬語は辞めてください」

あずさ「あなたは私の旦那さんなんですから」

P「わ、わかり…わかった」

あずさ「うふふ、次は決まっています」

あずさ「結婚式、挙げましょう」



こんな感じですか、わかりません

P「それもそうだね」

P「じゃあ日程と誰を呼ぶか決めなくちゃ」

あずさ「日程はともかく誰を呼ぶかは決まってますよ」

P「まぁ事務所のみんなは絶対だな!」

あずさ「違うわよ、事務所のみんなは呼びません」

P「?」

あずさ「だってみんなお仕事で忙しいじゃない?」

あずさ「社長だけでいいわぁ」

P「そ、それもそうだな!」

あずさ「私達の両親と、社長」

あずさ「芸能人の結婚式なんてこんなもんよ~」

あずさ「マスコミに絡まれたら事務所のみんなが可哀想よ」ウフフ

P「みんなのことをそこまで考えてるなんて、あずさは優しいなぁ」

あずさ「褒めてもなにもでませんよ」

~次の日~

社長「コホン…えー今日はみんなに報告がある」

社長「このたび、P君と三浦君が入籍をしたそうだ」

社長「私も今朝聞いていてビックリしたが、大変喜ばしいことである」

社長「結婚式のことは私に任せて君たちは今まで通り仕事に励んで欲しい」

春香「え?どういうことですか?」

社長「ん、三浦君がの意向で式は親族、そして会社社長である私とあと数名で行いたいそうだ」

春香「!」

春香(数名は参加できるってことね!そこで邪魔をすることができれば)

千早(邪魔なんかしたらプロデューサーに嫌われちゃうわね、今回は選ばれるまで大人しくしてましょう)

律子(社長もなんでそこは竜宮小町のみんなって言わないのかしら)

律子(微妙な優しさがこの子達を狂わせるのに…)

律子(竜宮小町は参加決定ってことがばれたら恐ろしいわ)

律子「亜美、伊織、ちょっとこっちにおいで」

亜美「な→に→?」

律子「…結婚式に呼ばれてることはみんなには内緒よ」

亜美「え→なんで?」

伊織「あんた、それは昨日の様子をみて察しなさいよ」

亜美「あ、そっか→亜美絶対に言わないよ!」

亜美(…真美には言っちゃったけど大丈夫だよね?)

律子「偉いわ、亜美!」

伊織「…大丈夫かしら」

真「いやーまさかプロデューサーとあずささんがなんてビックリだよ!」

雪歩「…フフッ、私の誕生日を祝ってくれなかった2人なんて知りません」

貴音「私も2人を祝福したかったですが、式に参加できないなら仕方がありません」

貴音「披露宴でもしてくれればいいのですが…」

真「あれ?そういえば響は?」

貴音「響なら今日は響ちゃれんじで一人箱根駅伝のはずですよ」

真「そっかー」

真美(いいな~亜美は…でも兄ちゃんとあずさお姉ちゃんが結婚かぁ)

真美(真美もいつかは…///)

美希「ん?真美どうしたの~」

春香「あ、ホント…顔赤いけど大丈夫?」

真美「みきみきにはるるん、大丈夫だよ→」

春香「でもなんかちょっと様子がおかしいわね」

春香(真美なにか隠してるのかしら)

美希(…まさか真美も数名のうちにはいるつもりじゃ)

美希(はっ!まさかもう呼ばれているとか…)


春香(…真美を監視してみましょう)

真美(うっかり口にしないように気をつけなくちゃ)

真美(今日は口にしバッテンのマスクでもしてよ→)

小鳥「真美ちゃん、それは新手の遊びかしら?」

真美「…」ブルブル

小鳥「違う…じゃあなんなのかしら」

律子(真美…あんた怪しすぎるわよ)

美希(ますます真美が怪しいの)

春香(絶対なにか隠してるわね)

~一方その頃~

響「ここはどこさぁ!」

響「いつまで自分は走ればいいんだよ~」

響「…グスン」

響「でも、自分完璧だからへこたれないさぁ」

響「なんくるないさぁ!」

響「あれ?そういえばスタッフね姿もみえないさぁ」

あずさ「まあまあみんな盛り上がっているわねぇ」

あずさ「危険な子達は呼びたくないからあんな言い方社長に頼んだのだけど…」

あずさ「見事に春香ちゃんと美希ちゃんは引っかかったわねぇ」

あずさ「あとは…雪歩ちゃんも危ないわねぇ」

あずさ「貴音ちゃんのいうとうり披露宴はやろうかしら」

P「おいおい、あずさ…」

P「いくら春香と美希でも結婚式では暴れんだろ…」

あずさ「わからないわ、昨日だって家まできてあなたを…」

P「あいつらはパーティーをやりにきただけだろ」

P「すぐに帰っちゃったけど」

P「なんでだか俺にはわからなかったが」

あずさ(あなたは鈍いわ…)

あずさ(春香ちゃんと美希ちゃんがどれだけ危険かを…)

あずさ(一番心が広くて優しい私がこうなってしまったのもあの2人のせい…)

~過去の思い出~

あずさ「…」

あずさ「……」

~終了~

あずさ(あれ?)

あずさ(とくにあの2人に過去をめちゃくちゃにされた記憶がなかったわぁ)

あずさ(まぁ、細かいことは気にしない~)

P「それであずさ、日程はどうするか」

あずさ「そうねぇ、今考えてるのは…」

あずさ「4月3日なのよねぇ」

P「大安かなんかだっけっか?」

あずさ「違うわよ~でもこの日がいいなぁって」ウフフ

P「?そうか、まぁ希望日があるならその日にこしたことはないな」

P「じゃああとは場所だな!」

P(う~ん、なんか忘れてる気がするがいいか)

春香「…なんかいやな予感がした」

千早「?そう、風邪でもひいたの?」

春香「それはないと思うんだけどなぁ」

春香「千早ちゃんはなんとしてもプロデューサーさんの結婚式に行ってめちゃくちゃにしたいって思わないの?」

千早「できることならしたいわ」

春香「なら!」

千早「でも式中にはしたくないわ、神聖な場所を汚すのわよくない」

千早「なら、式の前に壊すべきよ」

あずさ「早く式の日にならないかしらぁ」

あずさ「それであなたに誓ってもらうの、永遠に一緒にいるって」

P「はは、今でもちゃんと誓えるさ」

P「俺は永遠にあずさと一緒に…そばにいるってさ」

あずさ「今じゃなくて式場がいいんです~」

あずさ「私も一応女の子なんですから」

P「そうか、悪かった」

P「ちゃんと約束するよ」

あずさ「はい!」

春香「でも実際、私達ができることってないんだよね~」

美希「まぁ犯罪行為とかは無理なの」

千早「寝取る…とかもあずささんといつも一緒にいる状態じゃ難しいし…」

春香「…う~ん」

春香「まぁ、なるようになるよ!」

美希「最近、あずささんのこともあるけど仕事忙しそうなの」

千早「慌てすぎて転んだりしなければいいけど…」

美希「春かじゃないからそれはないの」

千早「それもそうね」

春香「もー、千早ちゃんまで」

ははは

P「じゃあ今日、俺は打ち合わせとかあるから先に帰っててくれ!悪いな」

あずさ「あらあら、お仕事ならいいのよ~」

P「ありがと」

あずさ「さぁて、家に帰ってご飯でも作ろうかしら」

春香「私もそろそろ帰ろう」

美希「あ、美希も帰るの」

千早「…仕事がないものだから夕方まで話し込んじゃったわね」

春香「でも楽しいからよかったよ~」

P「さて、俺も○○テレビに打ち合わせ行くか…」

ドンッ

あずさ「あら、もうこんな時間」

あずさ「それにしても帰りが遅いわねぇ」

あずさ「さっきから救急車とかパトカーの音が…」

あずさ「この時期は忙しいから怖いわねぇ」

プルルル

あずさ「あら、電話…」

あずさ「あらあら、プロデューサーさんからだわ」

あずさ『もしもし~』

『もしもし!あなた、この携帯の持ち主の知り合いですか!?』

あずさ『?えぇ…妻ですけど』

『わかりました、あの落ち着いて聞いてください』

『旦那さんはーーした』

あずさ「…」

~病院~

社長「まさか彼がこんなことになるなんて」オロオロ

小鳥「社長!落ち着いてください」

あずさ「…」

律子「あずささん…」

亜美「りっちゃん!兄ちゃんどうなっちっちゃったの?」

律子「私も詳しくは…」

律子「社長とあずささんだけは知ってるみたいだけど」

律子「…あずささんの様子からみると結構大事かも」

伊織「あんの、馬鹿…」

「奥さん、いいですか?」

あずさ「…はい」

「それと社長さんも」

「旦那さんは車にぶつかった衝撃でそのまま頭を強打…」

「ほぼ即死ということでした…」

あずさ「…」ウッ

社長「三浦君…気をしっかり」

あずさ「…ありがとうございます」

あずさ「私は…大丈夫です」

~次の日~

春香「あれ?今日はプロデューサーさんとあずささんはお休みですか?」

春香「2人でラブラブでずる休みだったりして~」

律子「…」

亜美「…」

伊織「…」

真美「…」

社長「…」

社長「…みんなに話すことがある」

社長「昨日も重大なことを話したが…」

社長「今日、今から話すことは…」

社長「なんとしても心して聞いて、受け止めてほしい」

春香「え?え?」

~P宅~

あずさ「あなた…」

あずさ「約束してくれたじゃない…」

あずさ「私のそばにいてくれるって」

あずさ「…嘘…だったんですか?」

あずさ「あなたは…私を置き去りにするんですか?」

あずさ「…」

あずさ「…プロデューサーさん」

春香「…こんなのってないよ」

春香「プロデューサーさんが誰かのものになるのはイヤだったけど…こんなの望んでないよ」

千早「春香…」

美希「でも美希たち、ある意味似たようなこと考えてたの…」

美希「だからなにも言えないの…」

真「くそ!プロデューサーを轢いたのはだれだ!」

真「絶対に許さないぞ!」

伊織「熱くならないでよ、真!」

真「なにさ!伊織は悔しくないのかよ!」

伊織「…悔しいわよ、でもそいつに何かしたってあいつは帰ってこないのよ!」

真「…そうだけど」

伊織「だったらあいつのためにすることは1つよ」

伊織「私達が笑顔でいることでしょ!」

律子「…伊織」

伊織「わだじだっで…あいつがいなくなるなんてイヤよ…」

伊織「でも、暗い顔してたらいつまで経ってもあいつは喜ばないから…」

真「そう、だよね…」

貴音「そうですよ、あの方はずっと私達がを見守ってくれるはずです…」

亜美「あずさお姉ちゃん大丈夫かな」

真美「今、1番辛いのはあずさお姉ちゃんだもんね」

社長「三浦君はきっと乗り越えられると信じているよ」

小鳥「…社長」

春香「私達も頑張らなくちゃ、それがプロデューサーさんのためなら」

千早「えぇ」

美希「うん、なの」

~時は流れ数ヶ月後~

律子「あのときはどうなるかて思いましたけどなんとかなりましたね…」

小鳥「あの子たちもプロデューサーさんのためにって頑張ってましたからね」

律子「えぇ…」

律子「あずささんも…」

社長「今日はみんなに報告があるぞ~」

社長「なんと今日から新しいプロデューサーが入社したぞ」

P「プロデューサーになりました!よろしくお願いします!」

「「!」」

「「よろしくお願いします!」」



あずさ「…ふふっ、ホントにプロデューサーさんの子どもができてたわ…」

あずさ「一回だけだったのに…」

あずさ「…今度は大切にしますよ」


おわり

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