姉「え?弟君ってど、童貞なんですか?」(126)

弟「悪いかよ」

姉「つまり、私のために…?」ジュルリ

弟「待てなぜそうなる」

姉「違うんですか?」

弟「原因は姉ちゃんにある」

姉「なんと…///」

弟「姉ちゃんが付きまとうから彼女ができんのだ」

姉「ぐぅ…」

姉「弟君は童貞を卒業したいのですか?」

弟「変な質問しないでください」

姉「弟君さえよければ…」

ガチャ

母「ただいま」

弟「お帰りなさい!」トタトタ

姉「ちっ」

翌日

弟友「で?したの?」

弟「するか!」

弟友「いいじゃん、近親相姦」

弟「他人事ならな」

弟友「でも美人じゃん、お前の姉ちゃん」

弟「まぁそりゃあそうかあもしれんが…」

弟友「やっちゃえよ」

弟「バカ言え」

弟友「だってお前の姉ちゃんが良いって言ってんだろ?」

弟「好き合っててもやって良いことと駄目なことがあるんだよ」

弟友「え?」

弟「は?」

弟友「好きなの?」

弟「誰が誰を」

弟友「貴方が貴方のお姉さまを」

弟「そういう意味で言ったんじゃない、もし好き合ってたとしても無理なのに…ってことだ」

弟友「好きじゃないのか」

弟「好きではある、が恋愛感情はない」

姉「それは残念です」

弟「……」

弟友「どもっす」

姉「こんにちはです」

弟「いつからいた?」

姉「弟君が昨日の話を弟友君にしていた頃からです」

弟「OK、最初からね」

弟「昨日、姉ちゃんが付きまとうから彼女ができないと言ったはずだが」

姉「う…」

姉「帰ります」

弟「はい」

弟友「冷たいなぁ」

弟「これぐらいでこたえるタマじゃねーよ」

弟友「タマはねーだろ…それにしても、」

弟友「何が『姉ちゃんが付きまとうから彼女ができない』だよ」

弟「あ?」

弟友「お前、クラスメートからの告白を全て振ってんじゃん」

弟「何故おまえが知ってる」

弟友「お前のことは何でも知ってんだよ」

弟「マジでやめろ気持ち悪い」

弟友「何が不満なんだか」

弟「この状況でヘタに告白を承諾してみろ」

弟友「……」

弟「殺されかねんぞ」

弟友「まさか…」ハハッ

弟友「……」タラー

弟友「お前、偉いな」

弟「だろ?」

弟(お前、偉いな…か)

弟(ホントそう思うよ…)

弟「できるわけねーだろ、姉弟で」

弟「我慢の限界が来るまでに一人暮らししなきゃなぁ…」

弟(姉ちゃん…)

弟「ただいま」

姉「お帰りなさーい」

弟「…とりあえず裸エプロンはやめろ」

姉「…はーい」

弟「ここでエプロン外すな!」

姉「今日のお夕飯は弟君の好きなカレーですよ~」

弟「やった!」

姉「ふふっ」

姉「鍋~鍋~」ガラッ

弟「 」ブッ

弟(ま○こが見えそうです…)

姉「どうしましたか?」

弟「…何でもない」チラッ

姉「?」

弟「部屋に戻る…できたら呼んでくれ」

姉「分かりましたぁ」

弟「ちくしょう…」

弟(勃起がとまんねぇ)

弟「…はぁはぁ」シュッシュ

弟「うっっ」ビュル

弟(何やってんだ俺)

俺(何で実の姉で抜いて…)

ガタッ

俺「っ!」

姉「弟君…」

弟「……」

姉「あの、カレー…」

弟「何?ビビってんの?」

姉「えっ?」

弟「姉ちゃんはこういうことをしようって言ってるんだよ?」

姉「…」

弟「姉ちゃんはさ、スキンシップやコミュニケーションのつもりで誘ってんのかもしれないけどさ」

弟「それでこっちがどれだけ苦しんでるか分かってる?」

姉「私は別に…」

弟「もういいよ」

弟「今日は夕飯いらないから」

姉「え?」

弟「じゃあね、今日は帰らないから」

姉「……」

弟「泊めろよ」

弟友「…は?」

弟「駄目なのかよ」

弟友「流石に急すぎます」

弟「分かった、じゃあお前とは絶交な」

弟友「待て待て待て!」

弟友「お前はビッチか!」

弟「最初から泊めるって言えばいいんだよ、泊まってほしいくせに」

弟「……」ピコピコ

弟友「…」ピコピコ

弟「…はぁ」ピコピコ

弟友「…」

弟友「…お前、お姉さんと喧嘩したな?」

弟「ぶっ」

弟「いきなり何を言う」

弟友「お前動揺しまくりな」

弟友「言ったろ?お前のことは何でも知ってるって」

弟「勘弁してくれ…」

弟友「話せよ」

弟「……」

弟「嫌だ」

弟友「しこってるところでも見られたか」

弟「訴えたら勝てる気がしてきた」

弟「…ってなわけだ」

弟友「なるほど、完全にお前が悪い」

弟「……」

弟「んなこたぁ分かってんだよ」

弟友「どうしたいいんだよ」

弟友「仲直りしたいのか、関係を断ちたいのか、Hしたいのか」

弟「…仲直りしたい」

弟友「素直にHしたいって言えばいいのに」

弟友「ぼやぼやしてたらそこら辺の男に食われるぞ」

弟「……」

弟友「良いのかよ」

弟「俺がとやかく言う問題でもねぇだろ」

弟「もう寝るぞ」

弟友「素直になりゃあいいのに」

弟「うるせぇ」

弟「学校の用意を家に忘れるとは…」

弟「もう一時間目始まってるし姉ちゃんもさすがに家にいないだろ」ガチャ

シーン

弟(…いなさそうだな)

弟(一週間分持っていくか?)

弟(今日の分だけでいいか…)

ガタッ

弟「!」

弟「姉ちゃん…」

姉「……」

弟「まだ家に… 姉「……」スタッ

弟「……」

弟「やっぱ荷物、一週間分持っていくか…」

学校

弟友「あん?避けられた?」

弟「あぁ」

弟友「お前のお姉さんがお前を?」

弟「あぁ」

弟友「信じらんねぇ…」

キーボードがバグった
gとjの間のキーが押せん…

弟友「オナニー見たのがそんなにショックだったのか?」

弟「…」

弟友「お前、オナニー見られたときに何か言ったな?」

弟「何も言ってねーよ」

弟友「嘘つけ、それぐらいであのお姉さんが愛想尽かすかよ」

弟「……」

弟友「で、何言ったんだよ」

つ は ひ ふ へ ほ
  ハ ヒ フ ヘ ホ

コピペ用に

弟「…」

弟友「何だ、そんだけか」

弟「あ?」

弟友「苦しんでるって、誘われてムラムラしてオナニーして、それを見られて逆切れしてたら世話ないわな」

弟「喧嘩、売ってんの?」

弟友「喜べ、たったそれだけのこと、すぐに何とでもなるぞ」

弟「あぁ?」

>>60
助かります


弟友「お前のお姉さんはそれを真に受けてんだよ」

弟友「つまり、お前に遠慮してできるだけお前が苦しまないようにしてんの」

弟「それぐらい分かるよ、でどうすりゃいいんだよ」

弟友「誤解を解けばいいんだよ」

弟「だからどうやって!」

弟友「簡単に言えば、襲え」

弟「…は?」

弟「怒るぞ」

弟友「まぁ待て」

弟友「お前のお姉さんはそういうことをすればお前が苦しむと思っている」

弟友「以前のように接したければその誤解を解く」

弟友「つまり苦しむということはないと分からせればいいのだ」

弟「のだじゃねーよ、第一、誤解を解くなら話合いでも…」

弟友「無理だ、あの真面目なお姉さんだ」

弟友「今朝避けられたんだったら話合いなんて到底無理だね」

弟友「大丈夫だよ、向こうも負い目を感じてるしすんなり行くさ」

弟「待てよ!」

弟「お前、自分で『以前のように接したければ』って言ったよな」

弟友「あぁ」

弟「そんなことすればもうこれまでみたく接することはできねぇだろうが!」

弟友「それはお前の技量次第だ」

弟友「お姉さんは確実にそんなことで失望しねぇよ」

弟友「お前が気まずそうにしなけりゃどうとでもなる」

弟「…マジかよ」

弟友「ま、こうなったのもお前の責任だ」

弟友「きっちりお前の童貞を捧げてこい」

弟「やるしかないのか…」

弟友「あ、そうだ」

弟「あん?」

弟友「俺ならいつ襲ってもらってもいいぜ!」

弟「死にやがれ」

弟友「…さすがに酷くね?」

弟「おい」

弟友「あん?」

弟「ありがとな」

弟友「…へっ、お前の姉さんの視線がねぇと調子狂うからな」

弟友「早く仲直りしやがれ!」

弟「あぁ!」

弟(青春漫画のように別れたのはいいが…)

弟(冷静に考えれば、今から女子高生(しかも肉親)をレイプするんだよなぁ)

弟(引かれないかなぁ)

弟「引かないだろうな」

弟(だからこそ辛い…)

弟「覚悟決めるか」

弟「よし!」ガチャ

シーン

弟「…」

弟「いないのか?」

弟「姉ちゃんの部屋に行ってみるか」

弟(緊張するな…)

弟「うし!行ったれ!」ガチャ



弟「……」

弟「姉…ちゃん…」

姉「……」チラッ

姉「…」プイッ

弟(目が凄いはれてる…)

弟(いったいどれほど泣いたんだ…)

姉「…なんですか?」

弟(俺は本当に襲えるのか…?)

姉「……」

姉「用が無いなら出てって…」

弟「…」ギュ

姉「え?」

弟「……」ギュウ

姉「は、離してください!」

弟「…どうして?」

姉「お、弟君が…苦しんじゃいます…」

弟「苦しまないよ」

姉「嘘…です」

弟「嘘じゃないよ、俺がこうしていたいんだ」

姉「どう…して?」

弟「……」

弟「姉ちゃんが、好きだからだよ」

姉「信じ…られないです」

弟「こうやって抱きしめてても?」

姉「…信じ……られないです…」

弟「これでも?」チュ

姉「え?」

姉「……」

姉「弟君は、本当に良いんですか?苦しまないのですか?」

弟「当たり前だろ」

姉「ふぇえ…」ジワッ

姉「弟君に嫌われたと思ったよぉ…」ポロポロ

弟「ずっと好きだったよ」

姉「うえええええん」

弟「泣くなよ」

弟「俺まで泣きそうになるじゃんか…」ウルッ

弟「姉ちゃん…」ギュ

姉「どうしましたか?」

弟「俺、童貞卒業したい」

姉「本当に私でいいんですか?」

弟「しつこいよ」

姉「分かりました」

姉「姉ちゃん、ありがとう」チュ

弟「…姉ちゃん」

弟「姉ちゃん、凄く可愛いよ」

姉「あんまり、じっくり見ないで…」

弟「い、入れるよ」

姉「はい、来てください」

弟「き、きっつ…」

姉「ああっ!!」グッ

弟「ね、姉ちゃん…処女だったんだ」

姉「…ぁはぁ」

弟「血が…」

姉「いいんです…動かしてください」

弟「うん、ゆっくり動かすね」

姉「んあ…」

弟「姉ちゃん…好きだよ」

姉「はい…私もです…」

弟「ありがとう」チュ

……………………
…………………
………………
……………
…………
………
……

弟友「ふ~ん、仲直りできたんだ」

弟「あぁお前のおかげでな」

弟友「感謝してんならお前の童貞くれよ」

弟「は?」

弟友「冗談だよ、んな怒んなよ」

弟「いや、童貞ではないんだが…」

弟友「は?」

弟「いや、だから童貞卒業したから…ってお前が襲えって言ったんだろうが」

弟友「…本当に襲ったのか?」

弟「いや、襲ったわけではないが」

弟友「だよな…お前がレイプなんてできるはずないもんな」

弟「分かってて襲えって言ったのか、お前は」

弟友「俺の筋書きでは二人で泣いてハッピーエンドのつもりだったんだが…」

弟(…合ってる)

弟友「どうやってコトに運んだんだ?」

弟「…まぁ気にすんなよ!」

弟友「ちくしょう!こうなったら俺もお前のケツで童貞捨ててやる!」

弟「死にやがれ!」

姉「あ、弟君!一緒に帰りましょう!」

弟「あ、姉ちゃん!」

弟「一緒に帰ろう!」ギュ

姉「えへへ…///」ギュ


fin

お終いです
>>60がいなかったら寝てたわwwwwありがとう!
エロシーンが唐突すぎて三流のエロゲみたいになってしまったけど許してくれ…

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