誰か来たら続き書きます

そんな受身でやるくらいなら初めからやるな
やりたいようにやれ、それすらでき無いなら諦めろ

>>3
すいません、初心者な者で

ヒンバス｢ﾎﾞｰ…｣

ミクリ｢凄い！ポケモンだ！僕のポケモンだ！｣

ミクリ父｢お前が喜んでくれて良かったよ。それはお前のポケモンだ！大切にするんだよ(６ヶ所しかない釣りポイント探すの苦労したなあ…)｣

ミクリ｢ありがとうお父さん！明日友達に自慢するね！｣

ミクリ父｢ん？あ…ああ！｣

ミクリ母｢ヒソヒソ…(ちょっとあなた、何であんな汚いポケモンを渡したの！？友達にからかわれるじゃない！)｣

ミクリ父｢…頑張れ息子よ…｣

ミクリ｢おいでヒンバス！｣

ヒンバス｢ﾎﾞｰ…｣

ミクリ｢何だか元気無いなあ…｣

ミクリ父｢ハハハ…ヒンバスも緊張してるんだよ。さあもう寝なさい。明日も学校があるんだろう｣

ミクリ｢うん…戻れヒンバス｣

翌朝

ミクリ｢出てこいヒンバス！｣

ヒンバス｢…｣

ミクリ｢おはようヒンバス！今日は学校に連れて行ってやるからな！｣

ヒンバス｢ﾎﾞｰ…｣

ミクリ｢そういえばこいつにエサあげないとな…そうだ！｣

ミクリはお菓子の箱からポロックを取りだした

ミクリ｢これ渋くておいしくないんだよな…あげるよ｣

ヒンバス｢…パク｣

ミクリ｢お前は渋い味好き？｣

ヒンバス｢…もぐもぐ…｣

一旦止めます
今日の午前中に続き書こうと思います
下手かもしれませんが読んでいただけるとありがたいです

3DSから失礼します
再開します

ミクリ「…まあいいや。あ！もう行かなきゃ！戻れヒンバス！行ってきまーす！」

ミクリ母「待ってミクリ！そのポケモンは置いていきなさい」

ミクリ「え!?何で!?友達に見せるんだよ！」

ミクリ母「ダメよ！何でそんな汚いポケモンを…」

ミクリ「お父さんがくれたポケモンが汚い訳ないじゃん！きっとすっごく強いよ！友達のポケモンとバトルさせるんだ！」ダッ！

ミクリ「待ちなさいミクリ！………本当に何考えてるのかしら…」

最後のミクリじゃなくてミクリ母でした

ミクリ「お母さん酷いな…せっかくお父さんから貰った初めてのポケモンなのに汚いなんて…」

ミクリ「……確かにあんまり強そうじゃないなあ……」

友1「おーいミクリ！」

ミクリ「あ、友1！おはよう！」

友1「お前昨日誕生日だったろ！ポケモン貰ったのか？」

ミクリ「う…うん、一応ね」

友1「やったじゃん！見せてくれよ！おーいみんなー！」

友2、3「ん？何何？」

友1「ミクリもポケモン貰ったんだってよ！」

友2「やっとかよ！俺誕生日早いからもうとっくだぜ！なあ早く見せろよ！」

ミクリ「うん…出てこい！」

再びここで切ります
また夕方書きます
切れ切れでごめんなさい

あと友達の名前を安価しようと思います
友1、2、3　<<20

ペ
ヨン
ジュン

戻ってきました

>>20　了解しました

ヒンバス「………」

ペ「これがお前のポケモン?」

ミクリ「うん！どう?」

ヨン「何か汚えな～」

ジュン「ボロボロじゃん！ちゃんと洗ってやれよ！」

ミクリ「え…?元々だけど…」

ヒンバス「」

ペ「元々!?元からこんな汚えの!?うっわーw」

ミクリ「何だよ！こいつはすっごく強いんだからな！」

ペ「へえ～wじゃあバトルしようぜ！」

ミクリ「う…うん……」

ヨン&ジュン「にやにや」

ペ「出てこいメノクラゲ！」

メノクラゲ「メノー！」

メノクラゲLv18
技
どくばり
ちょうおんぱ
からみつく

ミクリ「う…ヒ、ヒンバス！頑張るぞ！」

ヒンバス「ﾎﾞｰ…」

ヒンバスLv15
技
はねる
たいあたり

ミクリ「ヒンバス！たいあたり！」

ヒンバス「…ｼﾌﾞｼﾌﾞ」

ペ「遅wwwメノクラゲ！ちょうおんぱ！」

メノクラゲ「メ～ノ～！」

ヒンバスは混乱してしまった！

ヒンバスはわけもわからずじぶんをこうげきした！

ミクリ「ヒンバス！」

ペ「どうした?やる気あんのかよwwメノクラゲ！どくばり！」

メノクラゲ「メノッ！」ﾋｭｯ

ヒンバスはどくにおかされた！

ヒンバスはわけもわからずじぶんをこうげきした！

ヒンバスはどくのダメージをうけた！

ミクリ「ヒンバス！大丈夫か!?ヒンバス！」

ヨン&ジュン「弱くねwwおいミクリ！真面目にやれよ！そいつ強いんだろ?」

ペ「トドメだ！からみつく！」

ヒンバス「バタッ！バタッ！」

ヒンバスはどくのダメージをうけた！

ヒンバスはたおれた

ミクリ「ヒンバスーーー！！」

ペ「何だよもう終わりか?つまんねーのw」

ミクリ「ヒンバス…大丈夫…?」

ヒンバス「………」ﾌﾟｲｯ

ヨン「本当にボロボロじゃんwww」

ジュン「ざっこwwwwww」

ミクリ「き…今日はちょっと調子が悪いだけだよ！」

ヨン「じゃあ明日は俺とだ！良いよな?」

ミクリ「う…うん、もちろんだよ！」

ペ「おっと遅刻しちまう！早く行こうぜ！」

ヨン&ジュン「おう！」

ミクリ「ヒンバス…学校に着いたら回復させてやるからな…」

?「ほほう…実にinteresting！」

ミクリは学校に着くと、すぐに保健室に向かった

保険の先生「もう大丈夫！毒も治ったし傷も回復したわ！」

ミクリ「…ありがとうございます…」

保険の先生「そんなに落ち込まなくても大丈夫！初めてのポケモンバトルだったんだからしょうがないわよ！」

ミクリ「どうしたら勝てるんだろう…」

保険の先生「最初は勝つことよりバトルに慣れる方が大事よ。バトルのコツが分かればこの子もきっと応えてくれるはずよ」

ミクリ「はい…ヒンバス、もっとたくさんバトルして絶対勝とうな！」

ヒンバス「………」ﾌﾟｲｯ

ミクリ「そういえばこいつ…昨日から何言っても返事してくれないな…」

ミクリ「友達のポケモンはみんな楽しそうなのに…こいつは僕といても楽しくないのかな…」

教室

先生「今日の一時間目はお客様を呼んでお話を聞かせてもらいます！」

ペ「どんな人ですか?」

先生「んもう凄い凄い凄ーーいスペシャルゲストよ！それではお呼びしましょう！どうぞ！」

?「ハロー！チルドレン！」

ヨン「あっ！テレビで見たことある！水タイプのエキスパートっていう人！」

先生「本日お呼びした方はコンテストやテレビなどでも活躍している水タイプのエキスパート！アダンさんです！」

アダン「I am アダン！皆さん！今日はyou達のwonderfulなポケモンと私の美しきポケモン達との触れ合いの場を楽しもうではありませんか！」

先生「キャー！！アダンさーん！！しびれるーー！！！」

ジュン「先生、落ち着いて」

ミクリ「勝負のコツを教えてもらえるかも…！」

アダン「カモン！myポケモン！」

アダンは一斉にポケモンを繰り出した！

ナマズン「ナ～マ～」
アズマオウ「オーウオウ」
ドククラゲ「ドック！」
ハンテール「ウォウ！」
サクラビス「～♪」
ジーランス「ラーンス」

全員「凄ーい！！」

アダン「さあ皆さんもポケモンを出して下さい！この学年のstudentsはもう全員持っているはずですからね」

ペ「出てこいメノクラゲ！」

他の生徒も次々にポケモンを繰り出した！

ここルネシティは火口の中に存在し、同じホウエン地方でも他の場所からくる人は極めて珍しかった

当然人口も多くはなく、全校生徒はわずか10名。その中でもミクリの学年は同級生の数が最も多かった。

女子「おいでマリル！あれ?ミクリ君、何でポケモン出さないの?貰ったんじゃないの?見せてよ」

ミクリ「え?う、うん…出てこい…ヒンバス」

ヒンバス「……」

ミクリ「う…どう…かな?」

女子「うっわ～」

ミクリ「(や、やっぱり…汚いとかボロボロとか思われてる…)」

女子の名前<<33

ミロカロス知ってる人はいないのか

安価ならミロ

それと安価は>>だ
そのくらい分かっててくれ

>>34　すいません、3DSでやってるせいか>と＞の2択しか無いんです

>>33　了解しました

<
じゃなくて
>
って意味だぞ

ちなみにこの頃のホウエン地方はまだ新種のポケモンがあまり確認されておらず、ヒンバスの進化も確認されていなかった

ミロ「かわいいー♪」

ミクリ「え?…かわいい?」

ミロ「このみすぼらしい感じが何か良いね！」

ミクリ「あ～…そ、そうだね！」

ミロ「きっと凄い進化するよ！」

ミクリ「進化…するの?」

ミロ「分からないけど、全てのポケモンにはまだ無限の可能性が秘められてるって、テレビで誰かが言ってた」

ミクリ「そう…なのかな…?」

>>36　あ、ミスってましたね
すいませんでした

あまり進めませんでしたがまた明日書きます

ミロ「私のマリルも進化するのよ。でもあまり戦わせたくないの。この子はコンテストに出場させたいと思ってるから！ねっ！マリル！」

マリル「リルリル～」

ミクリ「コンテストってあのかっこよさとかうつくしさを競い合うやつ?」

ミロ「そう！でもルネシティにはコンテスト無いし、外に出るにも凄く大変だし…」

ミクリ「コンテストか…ヒンバスも…出られるかな…」

ヒンバス「………」

ペ「はっはっはっは！それは無理だな！そんなかっこよさもうつくしさの欠片もないポケモンじゃあな！」

ヨン「そうそう！こいつみたいにたくましさ全快のポケモンじゃなきゃ！出てこい！俺のポケモン！」ﾎﾟﾝｯ

キャモメ「ヒョロ～」

ジュン「たくまし…い?…うん！そうだ！こういうポケモンじゃなきゃ駄目だ！」

ミクリ「う……………」

アダン「そんなことはありませんよ！ポケモンというのはあらゆる可能性を持っているのです！」

ペ「え?じゃあこのボロっちいポケモンでも勝てるんですか?」

アダン「そのポケモンには私も興味があります。現在数人の学者が研究をしているようですが、詳しい事は分かっていません」

ミロ「凄ーい！大事に育ててあげないとね！」

ミクリ「うん…」

そして学校が終わり

ミクリ「ただいまー」

ミクリ母「おかえり…そのポケモンやっぱり見せたの?」

ミクリ「うん…」

ミクリ母「何て言われた?」

ミクリ「友達と勝負したら負けて…弱い…汚いとかボロボロだって」

ミクリ母「………ねえ、お母さんが新しいポケモンを見つけてきてあげるから…そのポケモンは…逃がしたら?」

ミクリ「え!?嫌だよ！こいつは僕のポケモンなんだ！新しいポケモンなんていらないよ！」ﾀﾞｯ

ミクリ母「ミクリ！」

ミクリ「はあ…お母さん何考えてるんだろう…?出てこいヒンバス！」

ヒンバス「ﾎﾞｰ…」

ミクリ「ヒンバス、明日もバトルするんだ！絶対勝とう！特訓だ！」

ヒンバス「………」ﾌﾟｲｯ

ミクリ「そうだヒンバス！技の特訓だ！たいあたりしか使えないんじゃ勝てないよ！待ってて！」

ミクリ「ガサゴソ…あった！わざマシン！」

更新遅くてすいません
また夕方

遅くてもエタらなければいいのよ
放置されて更新されなくなる安価スレの多いこと多いこと
>>1初のSSですし変な習慣や粘着がつかなければいいなあ

普通におもしろいよ

>>43
>>44
ありがとうございます
絶対最後まで更新します

わざマシンをきどうした！

なかには「おんがえし」がきろくされていた！

ミクリ「ポケモンを貰ったら使ってあげようと思ってたんだ。はいヒンバス！」

ヒンバスはあたらしく「おんがえし」をおぼえた！

ミクリ「よし！早速特訓だ！おいでヒンバス！」

ヒンバス「………」ﾌﾟｲｯ

ミクリ「ほら！早く！」

ヒンバス「………」ﾂﾝ

ミクリ「……戻れヒンバス…」

ミクリ「………はあ…」

ミクリ「とりあえず外に出たけど…ポケモンなんて出てこないし…特訓する場所も無いし…」

ミクリ「本当にルネシティって何も無いな…今更だけど何かつまんないな…」

アダン「おや?おお！君はあの学校のstudentですね！」

ミクリ「あっ、アダンさん！」

アダン「今日はどうでしたか?私のポケモンはbeautifulだったでしょう?」

ミクリ「はい！みんな凄く強そうでした！」

アダン「たははは！強そうですか！ならば戦ってみますか?」

ミクリ「いや！結構です…」

アダン「たははは！ところでこのルネシティは素晴らしい場所ですね…辺り一面の水は美しく滴り、静けさが宿っている…」

ミクリ「その分何もありませんけどねw」

アダン「そんなことは…あるかもしれませんね…ですが本当の意味でnaturalなこの地は素晴らしいと思いますよ」

ミクリ「僕は都会の方がずっといいと思うけど…」

アダン「ところで、朝の君のバトルを見ていましたよ」

ミクリ「えっ!?ああ…でも僕弱いから…勝てなかった…だからこれから特訓するんです！でも特訓する場所が…」

アダン「大丈夫ですよ！それっ！」ﾋｭｯ！

アダンはつりざおをつかった！

アダン「！かかりましたね！よっ！」

ザバアッ！

コイキング「ビチビチ！」

ミクリ「うわー！凄い！ポケモンだ！ポケモンが釣れた！」

アダン「活きのいいパワフルなコイキングですね！少年！これをプレゼントしよう！」

ミクリはつりざおをもらった！

ミクリ「ありがとうございます！でも僕に出来るかな…」

アダン「大丈夫！ところで君のネーム、すなわち名前は?」

ミクリ「ミクリです！」

アダン「そうか！良い名前だ！覚えておこう！…さて、そろそろコンテストが始まる頃だ…ミクリ！君とはまた会えそうだ！ゆけっ！ミナモシティまで飛んでくれ！」

ペリッパー「ペリーッ！」

アダン「さらばだ少年！」ﾊﾞｻｯ！

ミクリ「行っちゃった…よーし！やるぞー！」

ミクリ「えいっ！」ﾋｭｯ！

ミクリはつりざおをつかった！

ミクリ「！えいっ！！」

ザバアッ！

コイキング「ビチビチ！」

ミクリ「やった！釣れた！いけっ！ヒンバス！」

ヒンバス「ﾎﾞｰ…」

ミクリ「ヒンバス！たいあたり！」

ヒンバス「…しぶしぶ…」

ミクリ「遅いよ！もっと早く相手に突っ込まないと避けられちゃうよ！」

ヒンバス「のそのそ…」

コイキング「バッシャーン！」

ミクリ「あっ…逃げちゃった…もう！ヒンバス！真面目にやってよ！」

ヒンバス「………」ﾌﾟｲｯ

それから釣りを続けては戦わせたが、ヒンバスがまともに勝負をすることは無かった…

ミクリ｢釣り上げたコイキングは５０匹以上…なのに結局一匹も倒せなかった…｣

ヒンバス｢……｣

ミクリ｢ヒンバス…何で戦ってくれないの…？｣

ヒンバス｢ﾎﾞｰ…｣

ミクリ｢これじゃあ明日も負けちゃうよ…｣

帰宅

ミクリ父｢どうした？随分遅かったな。何かあったのか？｣

ミクリ｢今日特訓したんだけど…ヒンバス…全然戦ってくれないんだ…バトルも真面目にやってくれないし…何でだろう？｣

ミクリ父｢バトルが嫌いなのかもな…｣

ミクリ｢……何でお父さんはこのポケモンをくれたの？｣

ミクリ父｢実は…丁度今こいつの研究をしているんだよ…で…沢山必要だったからいっぱい捕まえたんだよ。その中でミクリのために一匹捕まえたんだ｣

ミクリの父は研究員。その中でポケモンの進化についての専門だった

ミクリ父｢捕まえるの大変だったんだぞ。何回も何回も一か所ずつ釣り糸垂らしてなあ…｣

ミクリ｢もういいよ…ありがとう…｣

ミクリ父｢やっと釣り上げた時の感動は…お、おい！ミクリ！｣

ミクリ｢つまり余り物って事でしょ？｣

ミクリ父｢そういう訳じゃ…あまり知られていないポケモンだから珍しがられて友達からも何かいろいろ言われるかなと思って…｣

ミクリ｢いろいろ言われたよ…汚いとかボロいとか弱いとか…｣

ミクリ父｢汚いのは元々だし…｣

ミクリ母｢あなた！ミクリの気持ちも考えてあげてよ！そのポケモンのせいで今日友達に馬鹿にされたのよ！何でそんな醜いポケモンを渡したの！？｣

ミクリ父｢お前までそんな事言うなよ！そうだミクリ、これをあげるといいよ！｣

ミクリ｢これ…ポロック…？｣

ミクリ父｢それはとっても渋いポロックなんだ！ポケモンに渋いものをあげると美しさに磨きがかかるらしいんだ｣

ミクリ｢分かった…｣

ミクリ｢ヒンバス…ほら、ポロックだよ｣

ヒンバス｢…パク…｣

ミクリ｢これを食べれば美しくなれるんだって！キレイになったらペ達もきっと見直すよ！｣

ヒンバス｢もぐもぐ…｣

ミクリ｢…明日はヨンとバトルだ…今日は調子悪いから戦いたくなかっただけだよね！｣

ヒンバス｢………｣

ミクリ｢…昨日から何も言ってくれないね…やっぱり僕の事嫌いなの？｣

ヒンバス｢……｣

ミクリ｢僕は…お父さんがくれた…初めてのポケモンだから…君のこと好きだよ｣

ヒンバス｢……｣

ミクリ｢僕ね…アダンさんみたいなトレーナーになりたいんだ…今日アダンさんに初めて会って、さらばだ少年！とか言われて…かっこいいよね！｣

もう寝ます
明日はフリーなのでどんどん書いていこうと思います

ルンパッパとか影分身を会得する為にミクリと一緒に反復横飛びしてたのかな

>>57　それはさすがにwwwww

あと友達の名前が一文字なのはあまりに不自然(韓国ではありません)なので、「ペ」はもう一文字つけて「ペペ」にします

勝手ながらすいません

ミクリ「アダンさんのポケモンみんな強そうだったよね！お前もあんな風になりたいだろ?」

ヒンバス「………」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

ヒンバスは口を開けている

ミクリ「あ…もっと欲しいのか、よしよし、はい！」

ヒンバス「もぐもぐ…」

ミクリ「お前は渋いものが好きなんだな～ははは！僕と違うね！」

ミクリ「……………」

「ぺ」はいたような気がするが、BWだったかな？

その頃父と母は…

ミクリ母「もういいわ！私があの子の為に新しいポケモンを貰ってくるから！」

ミクリ父「まあ落ち着け、実はな、あのポケモンを研究していく内に色々分かってきたんだ」

ミクリ母「どんなこと?」

ミクリ父「まずあのポケモンは一回で劇的な進化を遂げる！例えばコイキングがギャラドスに進化するのと同じ！それだけは確実なんだ。でも化学の力を使って無理矢理進化させるのは不可能なんだ…」

ミクリ母「どうしたら進化するのよ!?」

ミクリ父「それがさっぱり…他のポケモンとは違ってただむやみに戦わせたり、電気的な刺激を浴びせたりでは何も変わらない」

ミクリ母「早く進化方法を探してよ！じゃないとあの子いつまで経っても馬鹿にされ続けるわよ！」

ミクリ父「……確かにそうだが、自力で育てて進化した時の喜びはきっと計り知れないと思うぞ…」

ミクリ母「それはそうだと思うけど…」

ミクリ父「あの子にはそういう経験が必要だと思ってな…そういう大きな経験をすれば将来大物になれるんじゃないか…ってね…」

ミクリ母「…なれるものかしらねえ」

>>61　それはどんな人ですか?名前が一文字というのは相当珍しいですが…

>>63
星のかけらが出る岩の近くだった気がする
気にせず続けて、どうぞ

翌朝

ミクリ「朝か…今日もバトル…」

ミクリ母「ミクリー！お友達が迎えに来てくれたわよー！」

ミクリ「(え!?ペ達が!?)うん！すぐ行く！」

ミクリ母「ごめんね～わざわざ…」

ペ「いえ！いいんですよ！僕達3人はミクリ君の親友ですから！なっ！」

ヨン&ジュン「はいw」

ミクリ「みんなお待たせ…」

ミクリ母「それじゃあ行ってらっしゃい！」

ペ達「行ってきまーす！」

ミクリ「………」

>>64　では「ペ」のままでいきます
安価は守るものなので

ペ「さーて…今日はボロ魚の調子はどう?」

ミクリ「ヒンバスだよ！今日は絶対に勝つよ！新しい技だって覚えたんだ！」

ヨン「じゃあ見せてもらおうか！いけっ！キャモメ！」

キャモメ「キャモー！」

キャモメLv17
技
なきごえ
みずでっぽう
ちょうおんぱ
つばさでうつ

ミクリ「出てこいヒンバス！」

ヒンバス「………」

ヒンバスLv15
技
はねる
たいあたり
おんがえし

ミクリ「ヒンバス！…たいあたり！」

ヒンバス「………」ﾉｿﾉｿ

ヨン「やっぱり遅いな！キャモメ！ちょうおんぱ！」

キャモメ「キャ～モ～！」

しかしキャモメのこうげきははずれた！

ミクリ「やった！チャンスだよヒンバス！」

ヒンバス「………」ﾉｿﾉｿ

ミクリ「ヒンバス！何でちゃんとやってくれないんだよ！もっと早く動けるだろ！」

ヨン「キャモメ！つばさでうつ！」

キャモメ「キャモッ！」ﾋﾞｭﾝ！

ヒンバス「………」ﾄﾞｶｯ！

ミクリ「ヒンバス！おんが…たいあたりだ！」

ヨン「キャモメ！みずでっぽう！」

ヒンバス「………」ﾊﾞｼｬｰ！

ヒンバスはたおれた！

ミクリ「……………」

ヨン「やっぱり弱いだけじゃん！そんなポケモン逃がして新しいの貰えよ！それじゃいつまで経っても勝てないぜ?」

ミクリ「………」

ジュン「それともお前自身が弱いだけか?明日は俺とバトルだからな！」

ペ「ハハハハッ！今日はすぐ終わったから時間は余裕だなwww行こうぜw」

ヨン&ジュン「おうwww」

ミクリ「…………」

ミクリ「ヒンバス……何で攻撃しなかったんだよ……?」

ヒンバス「……」

ミクリ「また馬鹿にされたじゃないか…本当に何なんだよお前は……！」

ヒンバス「………」

ミクリ「何とか言えよ！！全部お前のせいで負けたんだからな！！どうしてくれるんだよ！！？」

ヒンバス「………」

ミクリ「もうお前なんていらない！！どっか行け！！」

ヒンバス「………」

ミクリ「くっ！」ダッ！

学校

ミクリ「何であんなポケモン…やっぱりお母さんに新しいポケモンを頼もう…」

ミロ「ミクリ君おはよう！」

ミクリ「うん…おはよう…」

ミロ「何か元気ないね?ヒンバスは?」

ミクリ「知らないよあんなやつ…」

ミロ「ヒンバスと喧嘩したの…?」

ミクリ「そうじゃないよ！あんなまともに戦ってくれないポケモンなんていらないんだ！」

ミロ「……ヒンバスの気持ちは考えてあげた?」

ミクリ「ポケモンの気持ちなんて分かるわけ無いじゃないか！」

ミロ「本当にそうかな…?そんなときポケモンの気持ちが分かってあげられればね……」

ミクリ「………」

学校が終わり下校途中

ミクリ「……」ｷｮﾛｷｮﾛ

ミクリ「………いない…あいつ家覚えてたかな…?」

ミクリ「お母さんが連れて帰った……?でもお母さんだとそのまま逃がしてたり……」

帰宅

ミクリ「た…ただいま…」

ミクリ母「おかえり！おやつあるわよ！」

ミクリ「う…うん…(家には帰って無いみたいだ…)」ｷｮﾛｷｮﾛ

(ミロ「……ヒンバスの気持ちは考えてあげた?」)

ミクリ「ヒンバス…何であんなに戦いたがらなかったんだろう…」

思ったより進まなかった…もう寝ます
とうとう大晦日ですね

ミクリ「ん…?」

TV

?「ポケモンは人間と同じように様々な性格を持っておる。その性格によって強さや得意な攻撃なども変わってくるのじゃ。もしトレーナーが指示を出さずにポケモンだけを信じて戦うようなバトルがあれば、それはより重要になってくるだろう…」

リポーター「なるほど…ウコンさん！お話ありがとうございました！」

ミクリ「ポケモンの性格…もしかして…あいつは直接攻撃するのは嫌いなのかも…」

ミクリ父「ただいまー！」

ミクリ「あ、お父さん帰ってきた…」

ミクリ父「ミクリ！今日もポロックたくさん貰ってきちゃったよ！うんと渋い味だ！ヒンバスにあげるといいよ」

ミクリ「うん…ありがとう…あいつ渋い味好きみたいだから…」

ミクリ父「渋い味が好きか！じゃあちょっと控え目な性格か?それともおっとりしてるかな?」

ミクリ「え?どういう意味?」

ミクリ父「大きく言うとポケモンは性格ごとに味の好みが違うらしいんだ！例えば意地っ張りとか勇敢なやつだと辛いものが好き、うっかりやなやつとか冷静な性格のやつだと渋めのものが好きって具合にな！」

ミクリ「そうか！つまりあいつは…！」

ミクリ父「おいミクリ?どうしたんだミクリ！」

ミクリ「ヒンバス！ヒンバスどこ!?ヒンバス！！」

ミクリ父「ミクリ！ヒンバスがどうしたんだ!?」

ミクリ「僕…今日ヒンバスと喧嘩したんだ…お前なんかいらないって言っちゃった…ヒンバスきっと怒ってる…もう戻ってこないかも…」

ミクリ父「ミクリ……探そう！ヒンバスはきっと自分の事を分かってほしいんだ！ポケモンの気持ちを考えてやれる…それがトレーナーの第一歩だと父さんは思うぞ！」

ミクリ「ポケモンの気持ち……ヒンバス！」

ミクリ父「おーい！ヒンバスー！！」

ミクリ「ヒンバスどこー!?ヒンバスー！！」

ミクリ「ヒンバスー！！………ヒンバス……ｳﾙｳﾙ」

ジョーイさん「あの…探してるのはもしかしてこの子?」

ミクリ「え…?ヒ…ヒンバス…！」

ヒンバス「………」ｼﾞｰ

ジョーイさん「朝…ケガをしてたから手当てをして保護してたの…君の声が聞こえて、今まで寝てたのに飛び起きたのよ！」

ミクリ「ヒンバス……ごめんね…君の気持ち考えてあげられなくて…」

ミクリ父「ジョーイさん！どうもご迷惑おかけしました…」

ジョーイさん「いいんですよ！良かったね戻ってきて！」

ミクリ「ありがとうございます！ヒンバス…後でポロックたくさんあげるからね！」

ジョーイさん「その子…他のポケモンを見ると一歩引いちゃって…控え目な子なのね！」

ミクリ「控え目…だからたいあたりが苦手だったんだ…分かるよヒンバス…」

ヒンバス「………」ｼﾞｰ

ミクリ父「ミクリ、これからはヒンバスを大切にしてあげるんだぞ！」

ミクリ「うん！でも…これからどうやって戦わせてあげればいいんだろう?」

ミクリ父「そうだ！今日これを貰ったんだよ！」

ミクリ「これ…わざマシン…?」

ミクリ父「使ってあげるといいよ！ヒンバスならきっと使いこなせる！」

ミクリ「うん！ありがとう！」

ミクリはわざマシンをきどうした！

わざマシンには「みずのはどう」がきろくされていた！

ミクリ「ヒンバス…はい！」

ヒンバスはあたらしく「みずのはどう」をおぼえた！

皆さん、コメントありがとうございます！
そして明けましておめでとうございます！
話はまだ続きます
今姉からポケスペ借りて読みあさっているところですw
ポケスペ準拠にしようと思っています

ポケスペは…やめた方が良いと思うな…

>>88　そうですかね?面白いと思いますけど…

ミクリ「うん！よし…明日もバトルの約束しちゃったからな…明日こそは絶対…」

ヒンバス「………」

ミクリ「ヒンバス！せっかく新しい技を覚えたからさ、明日はちゃんと戦ってくれる?」

ヒンバス「………ヒン」

ミクリ「…！ヒンバス…今返事した!?」

ヒンバス「………//」

ミクリ「ヒンバス…頑張ろうね！」

ミクリ父「こいつ…実は控え目じゃなくて照れ屋なんじゃ…」

なかなか進められずにすいません
また後程

ミクリ「じゃあ特訓しよう！でもやっぱり釣りしか方法無いのかな…そういえば…ルネシティの真ん中のあの作りかけの建物って何ができるの?作られ始めてからもう三ヶ月くらい経つけど…」

ミクリ父「ああ！あれはジムだよ！このルネシティにもポケモンリーグ公認のジムが建つんだよ！楽しみだなあ～！ジムリーダーがこの街の象徴にもなるわけだからな！」

ミクリ「じゃあルネシティにも沢山人が来るね！」

ミクリ父「ああ！一体どこの強者がジムリーダーに選ばれるのか…見たものだな！」

ミクリ「ジムリーダーか…僕もいつかなりたいな…」

ミクリ父「ああ！こういうポケモンとの絆を作れるトレーナーほど上へ行けるものだからな！」

その日の夜

ミクリ「！よっと！」

コイキング「ビチビチ…」

ミクリ「ヒンバス！みずのはどう！」

ヒンバス「…ヒンッ！」

コイキング「ビチビチ！」ﾄﾞｰﾝ！

バッシャーン！！

ミクリ「やったねヒンバス！これでコイキング50匹倒したよ！」

ヒンバス「………」

ミクリ「ハハハ！レベルも随分上がったね！これなら明日のバトル勝てるかも……！」

ヒンバス「……ヒン」

ミクリ「あ、お腹空いた?そろそろ家に戻ろう！ポロックあげるから！」

ヒンバス「………♪」

家

ミクリ「ただいまー！えーと…はいヒンバス！渋いポロック！」

ヒンバス「ヒン」ﾊﾟｸ

ミクリ父「ミクリ！テレビを見てみろ！ルネシティのジムが紹介されてるぞ！」

ミクリ「本当に!?」

ミクリ「wktk」

TV

リポーター「こちらが現在建設中のポケモンリーグ公認のルネシティジムです！ここルネシティは海底火山に囲まれており、訪れるのも困難ですが、そのような場所だからこそポケモンリーグを目指すトレーナーにとっての試練に相応しいとして決定されたそうです！」

ミクリ「ジムリーダーは決まったのかな…?」

リポーター「それではここルネシティの象徴となるルネシティジムのジムリーダーに認定された…」

ミクリ「………」

リポーター「水も滴るダンディズム！アダンさんにお話を伺いたいと思います！」

ミクリ「アダンさん!?」

リポーター「アダンさん！ついにご自身の実力が活かされる場に就くことができましたね！」

アダン「はい…水の静けさが漂うこの街でジムリーダーを勤める事ができるというのは、私にとっても大変喜ばしい限りです…」

リポーター「使うポケモンはやはりご自身とこの街のイメージにピッタリな水タイプのポケモンですか?」

アダン「of course！もちろんです！私の水タイプは時に静まり、時に激流の如く激しさを表す…そのような素晴らしいバトルをチャレンジャーと繰り広げていくつもりです！」

リポーター「アダンさん！ありがとうございました！今後のルネシティがにぎやかな街となることを期待しましょう！」

ミクリ父「アダンさんか…うん！あの人ならこの街の事も任せられるな！」

ミクリ「……アダンさん…やっぱりまた会えるんだ！」

翌日

ミクリ母「ミクリー！今日もお友達来てくれてるわよ！」

ミクリ「お待たせ！…あれ?今日ジュンだけ?ペとヨンは?」

ジュン「あ…あの二人風邪ひいたんだって…」

ミクリ「そっか！じゃあ仕方ないね…」

ジュン「……あ、あのさ……」

ミクリ「ん?ああ、バトルね！昨日うんと特訓したんだ！新しい技だって覚えたんだよ！やろう！」

ジュン「え!?いや…あの、そうじゃなくて…」

ミクリ「ん?どうしたの?」

ジュン「……二人には言わないでほしいんだけど…出てこい！>>105！」ﾎﾟﾝｯ！

1.コイキング
2.ルリリ
3.チョンチー

2

ジュン「出てこい！ルリリ！」ﾎﾟﾝｯ！

ルリリ「ルリルリ！」

ミクリ「凄く可愛いポケモンだね！ミロのポケモンと似てる！」

ジュン「そりゃそうだよ…進化前だもん…」

ミクリ「え?あのマリルってポケモンの?」

ジュン「うん…ルリリって言うんだ…」

ミクリ「ふーん…そういえばジュンって人前でポケモン出さないよね、何であの二人には言わないの?」

ジュン「お前意外とトロいな…」

ジュン「ペとヨンのポケモン見ただろ!?メノクラゲとかキャモメとか！それなのに俺は…こんな女子向けのポケモン…あの二人に見せたら馬鹿にされる…」

ルリリ「ルリ…」

ジュン「お父さんから貰ったタマゴから生まれたんだけど…何でよりによって…」

ルリリ「ルリィ…」

ミクリ「(ルリリ…凄く悲しそうな顔してる…)」

止めます
また後で

コイキングだった場合もなんとなく想像できるけどチョンチーの場合は何て言われたんだろうか

>>112
お前だけ水タイプに強い電気タイプなんてズルいと言われてました

ミクリ「でも初めて貰ったポケモンなんでしょ?大切にしてあげないと…」

ジュン「バカにされるくらいならこんなポケモン使わねーよ！バトルもしない！」

ミクリ「ちょっと見せて」

ルリリ「………」

ルリリ　Lv5
特性　ちからもち
技
はねる
あまえる
たたきつける

ミクリ「…強ければバカにはされないよ！鍛えてあげようよ！」

ジュン「だからどうやって戦わせるんだよ!?タマゴから生まれたばかりでルネシティには特訓する場所も無いし！」

ミクリ「僕…特訓できる方法知ってるよ！」

皆さん、本当にすいません
更新までもう少し時間がかかります

ミクリ｢これ！｣

ジュン｢それって…釣り竿？｣

ミクリ｢ルネシティって辺り一面水でしょ！だから釣りをすればポケモンだって釣れるから特訓できるんだ！｣

ジュン｢そっか！でもルネシティに釣り竿なんて売ってたっけ？｣

ミクリ｢実は…アダンさんに貰ったんだ！釣りも教えてもらって！｣

ジュン｢アダンさんに！？いいなー！アダンさんカッコイイよな～俺もいつかアダンさんみたいになりたい！それでいつか弟子にしてもらうんだ！｣

ミクリ｢弟子！？そっか！アダンさんの弟子になって一緒に特訓すればアダンみたいに強くなれるんだ！僕もなりたいな～｣

ジュン｢…でもそれには認めてもらえるぐらい強くならなきゃ…｣

皆さんたくさんのコメントありがとうございます
また今日の夕方になってしまいますが宜しくお願いします

ミクリ「じゃあ放課後一緒に特訓しない?」

ジュン「うん！宜しく！」

そして学校が終わり

ミクリ「ジュンはまだ来てない…よし！今日の竿の具合は…大丈夫そうだ…って何か達人みたいだな…」

ミクリ「あっ！しまった！ヒンバス連れてくるの忘れた！」

ミクリは釣り竿をその辺に置き、家に戻った…

釣り人A「また絡まった！わざわざペリッパー宅急便でカイナシティから取り寄せた特注品の釣り竿なのに…腹立つなあ！」

釣り人A「ん?あの釣り竿…年期は入ってるがこれと同じ竿だな…もうボロも同然だが…」

釣り人A「…ｷｮﾛｷｮﾛ…ちょっと失礼して……おお！こりゃ使いやすい！やっぱり高性能な釣り竿よりこっちの方がいいや！」

釣り人B「おーい！こっちで釣ろうぜー！」

釣り人A「おお！……いいや！すり替えちゃお！今行くぞー！」

釣り人はミクリの「ボロのつりざお」と自分の「すごいつりざお」をすり替えた！

ミクリ「ごめんヒンバス、忘れてた訳じゃ無いんだよ！」

ヒンバス「…………」

ミクリ「ふう…あれ?釣り竿…こんなに豪華だったっけ?……まあいいや！」

ジュン「おーい！」

ミクリ「あ！こっちこっち！」

ジュン「出てこいルリリ！」

ルリリ「ルリ！」

ミクリ「可愛いな～水タイプって可愛いポケモン多いよね！」

ジュン「本当はかっこいい方が…ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…」

ルリリ「ルリ…」

ミクリ「……とにかく始めよう！ほら釣り竿！こうやって…えいっ！」ﾋｭｯ！

ミクリ「じっと待つ……………」

ジュン「……………」

ミクリ「………！！かかった！」

ジュン「何が釣れるの!?」

ミクリ「コイキングしか釣れないとっ…思うけどっ！今回は何か引きが凄いな！重い！！」

ジュン「手伝うよ！」

ミクリ「うんっ…！うぐぐぐ…！」

ジュン「もう少しだあ……！！」

ミクリ「何でこんなに…おかしい！」

ミクリ＆ジュン｢どりゃああああああ！！！｣

ズザアアアアア！！

ミクリ｢やった！釣れｔ…｣

ギャラドス｢ギャラアアアアアッ！！｣

ミクリ＆ジュン｢｣

ミクリ＆ジュン｢どりゃああああああ！！！｣

ズザアアアアア！！

ミクリ｢やった！釣れｔ…｣

ギャラドス｢ギャラアアアアアッ！！｣

ミクリ＆ジュン｢｣

ミスって連続投稿してしまいましたorz

ミクリ「な…何だこのポケモン!?見たこと無い！カッコいい！」

ジュン「そんなこと言ってる場合じゃ無いって！こいつはコイキングの進化系のギャラドス！凄い凶暴なポケモンで危険なポケモンなんだよ！」

ギャラドス「ギャラアアアアッ！！」

ギャラドスのあばれる！

ジュン「うわっ！揺れてる！」

ミクリ「ヒンバス！みずのはどう！」

ヒンバス「ヒンッ！」

ギャラドス「ギャラアアアアッ！！」

ミクリ「ダメだ！全然効かない！」

ギャラドス「ギャラアッ！！」

ギャラドスのりゅうのいかり！

ルリリ「ルリ!?ルリィ～！！」

ミクリ「あっ！ルリリが！」

ジュン「ルリリー！！」

ルリリ「ルリッ！」

ジュンはルリリを抱き抱えた！

ミクリ「ジュン！危ない！」

ジュン「うわあーーっ！！！」

いつも通り続きは今日の夕方に…
おやすみなさい

?「ダンバル！とっしん！」

ダンバル「ダンッ！」

ズドーン！！

ジュン「………え?」

ルリリ「ルリ……」

ミクリ「ジュン！ルリリ！大丈夫!?」

ジュン「うん…ルリリ、大丈夫だった?」

ルリリ「ルリ！」

ミクリ「君は……?」

ギャラドスは水の中に戻っていった

ミクリ「ジュン！ルリリ！大丈夫!?」

ジュン「うん…ルリリ、大丈夫か?」

ルリリ「ルリ！」

少年「何とか間に合ったね！よくやったぞダンバル！」

ダンバル「ダン！」

ジュン「ありがとう…助けてくれて…」

少年「無事で良かったね！」

ミクリ「ふう…何でギャラドスが…?もう釣りは止めよう…」

少年「ここには水のポケモンしかいないみたいだね…それにしても自然に囲まれている感じがする！よし！調査を始めよう！」

ミクリ「調査?」

少年「この休火山に囲まれた真っ白な岩…他には無い独特な地形…興味があるんだ！」

ジュン「ふーん…それにしてもこのポケモン強いね！」

少年「ダンバルって言うんだ！まだ進化系の姿も判明されていない未知のポケモン！」

ミクリ「へえ～！何だかヒンバスと似てる！」

少年「ヒンバス?聞いたことが無いな…」

ミクリ「こいつだよ！外見は…まあアレだけど…ヒンバスもあまり知られていないポケモンなんだ！」

少年「そっか…やっぱりまだまだ知らない石とポケモンは沢山いるんだな～！」

ジュン「俺ジュン！」

ミクリ「僕はミクリって言うんだ！君は?」

少年「僕は…ツワブキ ダイゴ！」

ミクリ「宜しくダイゴ！」

ジュン「あっ！俺そういえば今日コンテスト見に行くんだ！アダンさんも出場するから！じゃあね！」

ミクリ「うん！」

ダイゴ「…ジュンはルリリをとても大事にしていたね…」

ミクリ「え?でもジュンはルリリなんて使いたくないって…からかわれるからって…」

ダイゴ「少なくともそれは本心ではないと思うよ…ギャラドスに襲われたとき、あそこまでしてルリリを守ろうとしていただろ?彼はルリリを大事にしたいと思ってる…」

ミクリ「そうだね…」

しばらくして…

ダイゴ「僕はね、石に興味があるんだ…それぞれが異なった形を持ち、それぞれに良さがある…つまり人やポケモンと同じだ！これを見てくれないか?」ｺﾞｿｺﾞｿ…

ダイゴは２つの石を取り出した

ミクリ「これは…ツメみたいな形の石…こっちは根っこみたいだね！」

ダイゴ「それは化石なんだ…ポケモンのね！」

ミクリ「ポケモンの化石!?」

ダイゴ「今から一億年前に存在していたポケモンなんだ…今は絶滅して残っているのはこの化石だけ…」

ミクリ「一億!?凄いね～！強かったのかな?」

ダイゴ「君はカナズミシティにあるデボンコーポレーションという会社を知ってるかい?」

ミクリ「知ってる！うちの家具みんなデボンの商品だよ！」

ダイゴ「僕はその会社の社長の息子なんだ！今デボンでは化石を復元…つまり生き返らせるという技術を研究しているんだよ！」

ミクリ「凄いな～…」

ダイゴ「僕…大きくなったらいろんな石を集める旅をしたいと思ってるんだ！ポケモントレーナーとしても一人前になって…いつかホウエン地方で一番強いトレーナーになりたい！」

ミクリ「夢があるんだね…僕も強くなりたい！ホウエンで一番もいいけど…目指している人と同じようなトレーナーになりたい！美しさとか華麗さとか…そういうものも持ってるトレーナーに！」

ダイゴ「君とは気が合うな…きっといいトレーナーになれると思うよ！」

ミクリ「君もね！お互い頑張ろう！」

ダイゴ「よし！調査終了！」

ミクリ「え?まだ何もしてn…」

ダイゴ「この街の大体の事は調べてきたからね！この街の地層は…」

ダイゴは長々と語った

ミクリ「………凄い………」

ダイゴ「そういえば気になっていたんだけど、あの洞穴の中は入れないのかい?」

ミクリ「ああ、あれは「めざめのほこら」って呼ばれてるんだ。おじいさんが立ってるでしょ?行っても絶対入れてくれないんだよ」

ダイゴ「きっととても神聖な場所なんだね…ああいう洞穴には珍しい石がありそうな気がするんだけど…」

ミクリ「そういえばダイゴは一人で来たの?」

ダイゴ「うん！」

ミクリ「どうやって?」

ダイゴ「空から！」

ミクリ「え?」

ダイゴ「出てこい！」

エアームド「エアー！」

ミクリ「凄い！かっこいいね！」

ダイゴ「捕まえるの凄く苦労したんだよ！初めて貰ったポケモンはダンバルだけどね！」

ミクリ「僕はヒンバス！最初はバトルしても戦ってくれなかったりしてあまり好きじゃなかったけど…今はヒンバスの気持ちも分かるし！」

ダイゴ「……よし！ミクリ！ポケモンバトルだ！」

ミクリ「よし！いけっ！ヒンバス！」

ヒンバス「………」

ダイゴ「いけっ！ダンバル！」

ダンバル「ダンッ！」

エアームド「俺やないんかい」

ヒンバス　Lv18
性格　ひかえめ
特性　すいすい
技
はねる
たいあたり
おんがえし
みずのはどう

ダンバル　Lv15
性格　いじっぱり
特性　クリアボディ
技
とっしん

エアームド「厳選したわけじゃ無いぞ」

ミクリ「ヒンバス！みずのはどう！」

ヒンバス「ヒンッ！」

ドーン！

ダンバル「ダンッ……」

ダイゴ「ダンバル！とっしん！」

ダンバル「ダンッ！」

ミクリ「突っ込んできた！気をつけてヒンバス！」

ドン！

ヒンバス「ヒンッ……！」

ダンバル「ダンッ…！」

ミクリ「ダンバルもダメージを受けてる！」

ダイゴ「とっしんは反動で自分もダメージを受ける技！でもダンバルはこれしか使えない！いっけー！」

ダンバル「ダンー！」

今回は少し早めに切り上げます
また明日

ルリリはノーマルじゃね？

>>164
進化系を意識しているので
どうか見逃して下さい

ミクリ「ならこっちも…ヒンバス！たいあたり！」

ヒンバス「………」

ミクリ「ヒンバス…頼む！」

ヒンバス「………ヒンッ！」

ミクリ「ヒンバス…！いっけー！」

ダイゴ「ダンバル！とっしん！」

ダンバル「ダンッバルッ！」

ヒンバス「ヒンー！！」

ダンバル「ダンー！！」

ドーン！！

ミクリ「ヒンバス！」

ダイゴ「ダンバル！」

ヒンバス「ヒン…」ﾊﾞﾀｯ！

ダンバル「ダン…バ…」ﾊﾞﾀｯ！

シーン…

ミクリ「どっちも倒れた…」

ダイゴ「…どうやら引き分けのようだね…戻れダンバル！ゆっくり休んでくれ！」

ミクリ「ヒンバスも戻れ！…ちょっと無理させちゃったかな…後でポロックあげるからね」

ダイゴ「ポロック…コンテスト会場で作れるポケモンの食べ物だね！僕のダンバルもポロック好きなんだよ！うんと辛い味がね！」

ミクリ「ダイゴって物知りなんだなあ～凄いよ」

ダイゴ「ハハハ！…さて、そろそろカナズミシティに帰らなくちゃ…ここへはもう来れないだろうね…父さんに無理を言って黙って来たものだから…怒られるなあ～」

ミクリ「えっ!?……そっか…」

ダイゴ「エアームド！」

エアームド「合点承知」

ダイゴ「じゃあねミクリ…今日は楽しかったよ！僕は変わり者で友達がいないから…戻ったらまた退屈だな…」

ミクリ「頑張って！…じゃあね！」

ダイゴ「…ミクリ、いつか夢を叶えたらまた会わないか?」

ミクリ「もちろん！ホウエンで一番強いトレーナーになってね！」

ダイゴ「ミクリ…本当にありがとう！」

エアームド「…ええなあ」

こうしてミクリ少年とダイゴ少年の一日は終わった
未来の自分に夢を膨らませ、再会を約束して別れを告げた二人の少年の出会いは偶然か…はたまた必然か…

ミクリ「ただいまー！そうだ！今日はアダンさんのコンテスト！テレビ見よ！」

TV

司会「さあ！カイナシティ　第5回コンテスト！次は無敵のコンテスト王者！水も滴るダンディズムことアダンさんです！」

アダン「サクラビス！うずしお！」

サクラビス「クラ！」

ジュオオオ！

アダン「続けてれいとうビームです！」

サクラビス「クラ～！」

ジュビー！

観客「ワー！！」

審査員1「激しく回るうずしおを凍らせ、美しさを引き出す…さすがはアダンさんですね…」

審査員2(ジョーイさん)「とても素晴らしいです！惚れ惚れしてしまいました！」

審査員3(すきぞうさん)「いやぁ～好きですねぇ～！」

ミクリ「凄いなぁ…」

今日はここまでで
また明日

司会「優勝はアダンさんです！」

パンパンパーン！！

観客「ワー！！」

司会「アダンさん！なんとコンテスト10連覇を達成しました！今のお気持ちは?」

アダン「私と私のポケモン達がおりなす事ができる最高の美しきショーをお見せしてきただけです！いかがだったでしょうか?」

ミクリ「……コンテスト…かぁ…」

ミクリ母「ミクリ！ご飯よ！」

ミクリ「はーい！ヒンバス！ポロック！」

ヒンバス「パクッ！」

ミクリ「今日のご飯何～?」

ヒンバス「………」ﾂﾔﾂﾔ

その日の夜

ミクリ「おやすみヒンバス…今日は大変だったね～、ギャラドスに襲われて…でもそのおかげでダイゴに会えたのかな…」

ヒンバス「………」

ミクリ「ヒンバス…だいぶ美しくなってきたかな?ずっと渋い味食べてるもんね！」

ヒンバス「………」ﾎﾟｯ…

ミクリ「きっと…もっともっと強く…なれるよ………」ｽﾔｽﾔ…

ヒンバス「ヒ…ン…」ｽﾔｽﾔ…

ミクリ母「ミクリー！お友達よー！」

ミクリ「はーい！行こうヒンバス！」

ヒンバス「………」

ミクリ「お待たせ！…今日は三人ともいるんだね！」

ペ「ああ！」ﾆﾔﾆﾔ

ヨン「もうすっかり治ったからな…」ﾆﾔﾆﾔ

ジュン「………」

ミクリ「そっか…じゃあ行こうよ！」

ペ「ミクリ！ジュンとポケモンバトルやるんだろ?」

ミクリ「え?や…やるの?」

ヨン「当たり前だろ！早くポケモン出せよ！」

ミクリ「でも…ジュンは?」

ジュン「フフフ…いいから早くしろって！」

ミクリ「え…?…分かったよ…出てこいヒンバス！」

ヒンバス「ヒン……」

ジュン「……出てこい！」

ポンッ！

ミクリ「え………?」

ギャラドス「ギャラアアアッ！！」

ミクリ「え…?ジュン!?…ルリリは?」

ジュン「…ルリリ?あんな使えないポケモン捨てたよ！それよりコイツ凄いだろ?お父さんに捕まえてきてもらったんだ！これからはこのギャラドスが俺の相棒だ！」

ミクリ「嘘だ…どうしちゃったんだよジュン！」

ヒンバス「………」

ペ「弱いポケモンなんていらないよな～出てこいドククラゲ！」

ヨン「そうそうwお前も出てこい！」

ドククラゲ「ドクー！」

ペリッパー「ペリーッ！」

ミクリ「そんな…」

ペ「ドククラゲ！ヘドロばくだん！」

ドククラゲ「ドックー！」

ヨン「ペリッパー！ハイドロポンプ！」

ペリッパー「ペッリー！」

ジュン「…ギャラドス！はかいこうせん！」

ギャラドス「ギャアアラアアアア！！」

チュッドーン！！！

ミクリ「ヒンバス！！」

ペ「へへっwお前もそんな弱いポケモン逃がして新しいポケモン貰えよ！」

ヨン「そーそーwわざわざ弱いポケモン使って負けるのはバカバカしいだろ?」

ジュン「………」

ミクリ「……最初は弱くたって…いつか絶対強くなる！」

ペ「そんなわけねーだろ！弱いポケモンは弱いままなんだよ！」

ヨン「そーそ…ん…?」

シュオオオ…

ミクリ「………!?ヒン…バス?」

煙が払われ、ミクリの目の前に姿を現したポケモンは美しくヒレをたなびかせ、様々な色の美しい鱗を輝かせていた…

今日もここで切らせていただきます
そして皆さんに伝えなければならない事があります
私事で本当に勝手なのですが、近々更新を休ませていただこうと思います
すいません、その時は保守をお願いします

ミクリ「ヒンバス…進化…した?」

美しきポケモン「……………」

………

ミクリ「はっ！…ヒンバス!?」ｶﾞﾊﾞｯ！

ヒンバス「zzz…」

ミクリ母「ミクリー！そろそろ起きなさい！」

ミクリ「……ヒンバス…良かった…」

ミクリ「それにしても…あのポケモン凄く綺麗だったな…何て言うポケモンなんだろう?」

ヒンバス「………」

ミクリ「あれは…ヒンバスなのかな…?」

ミクリ父「ミクリ、どうした?」

ミクリ「うん…今日夢を見たんだ…ヒンバスが攻撃を受けて…気が付いたら目の前にすっごく綺麗なポケモンがいたんだ…」

ミクリ父「うーん…もしかしたらそれはお前の理想なのかもな…」

ミクリ「僕の理想?」

ミクリ父「ヒンバスがこんな風になったらいいなとか…そういう思いがあるんじゃないか?」

ミクリ「そうかな…確かにヒンバスにはもっとかっこよくなってほしいけど…」

ミクリ父「謎が多いポケモンだからな…」ﾓｸﾞﾓｸﾞ…

今日はここまでで
休暇の件ですが、2月中旬には戻ります

遅くなりました
再開しようと思います

TV

リポーター「今日の朝はルネシティから生放送！新ジムリーダーのお話をお伺いしたいと思います！」

ミクリ父「お！今ジムリーダーが来ているらしいな！」

ミクリ「アダンさんが!?行ってきまーす！」

ミクリ父「えっ!?お、おい！」

バタン！

ミクリ｢アダンさん…いた！でも真ん中の島までボート使わないと行けないや…本当にルネシティは不便だな…｣

ジュン｢あれ？ミクリ！｣

ミクリ｢あ！ジュン！｣

ジュン｢ミクリもアダンさんに会いたいのか？｣

ミクリ｢うん…まあね…｣

ジュン｢今生放送してるぜ！テレビ映らないかな？｣

ミクリ｢ねえジュン…｣

ジュン｢ん？何？｣

ミクリ｢ル…ルリリは…？｣

ジュン｢ルリリ？ああ…残念ながら俺のパートナーはもうルリリじゃないぜ？｣

ミクリ｢！？｣

ジュン｢出てこい！｣

ポンッ！

ミクリ｢………！！｣

マリル｢リル～♪｣

また後ほど
では

ミクリ「この子って…」

ジュン「昨日いきなり進化したんだ！」

マリル「リルリル！」

アダン「それはこのマリルが君に十分なついているということですね！」

ミクリ「あっ！アダンさん！」

アダン「取材が終わったので街を回っているところなんですよ」

ジュン「アダンさん！マリルは本当に俺になついているんですか?」

アダン「オフコース！なぜならルリリはトレーナーになついて初めて進化するポケモンなのですよ！」

ジュン「そっか…マリル、これからも宜しくな！」

マリル「リル♪」

ミクリ「良かったねジュン！昨日のジュンの気持ちがルリリに伝わったんだよ！」

ジュン「俺の気持ち?」

ミクリ「昨日ギャラドスに襲われた時、ジュン必死にルリリを守ろうとしたじゃん！それがルリリにとっても凄く嬉しかったんだよ！」

ジュン「ああ…あれはとっさに…」

アダン「ポケモンを守りたい一心でとっさに動ける君だからこそルリリも進化したんだ！」

ジュン「アダンさん…」

ジュン「アダンさん！お願いがあります！」

アダン「ふむ?何でしょう?」

ジュン「僕を…弟子にしてください！」

アダン「…それは本気ですか?」

ジュン「もちろんです！」

ミクリ「ジュン…」

アダン「…ふむ、これは私も初めてですね～…」

ミクリ「…アダンさん！僕もアダンさんの弟子になりたいです！」

アダン「な…弟子候補が二人も!?…これはamazing…確かにジムリーダーをする上では弟子…すなわち後継ぎも必要でしょう…」

ジュン「………」

ミクリ「…(ジュン…きっと僕と競うつもりで…)」

アダン「…分かりました…それではバトルで決めましょう…」

ジュン「バトル…!?」

アダン「君たち二人のバトルだ！そのバトルのwinnerを私は弟子にしましょう…」

ミクリ「…(ジュンとバトル…)」

近頃あまり進みませんね…
また明日

ジュン「そういうことなら…ミクリ！準備はいいよな！」

ミクリ「えっ!?う…うん！」

アダン「では…見させていただくとしましょうか…」

ジュン「いけっ！マリル！」

マリル「リルリル！」

ミクリ「(…ジュンもマリルも完全にやる気だ…)いけっ！ヒンバス！」

ヒンバス「ヒン！」

ジュン「昨日マリルから進化して鍛えたんだ！負けない！」

マリル Lv12
いじっぱり
技
たたきつける
あまえる
しっぽをふる
みずでっぽう

ポンッ！

ナマズン「ナ～マ～」

アダン「おや?勝手にボールから出てくるとはあなたらしくありませんね…あなたも二人のバトルが気になるのですか?」

ナマズン「見たものやな」

ジュン「マリル！みずでっぽう！」

マリル「リル！」ﾌﾞｼｬｰ！

ナマズン「梨汁やないで」

バシャーッ！

ヒンバス「ヒンッ！」

アダン「相手への技の相性は悪いですね…まあまだ分かりませんがね…」

ミクリ「ヒンバス！たいあたり！」

ヒンバス「ヒンッ！」ﾊﾞｼｯ！

マリル「リルッ！」

ジュン「大丈夫かマリル?」

マリル「リル！」

ミクリ「ヒンバス！頑張ろう！」

ヒンバス「ヒンヒンッ！」

ナマズン「どっちもええトーレナーやなあ…」

ジュン「マリル！たたきつける！」

マリル「マリー！」

ミクリ「ヒンバス気をつけて！あの攻撃は威力が高いよ！」

ヒンバス「………」

マリルのこうげきははずれた！

ミクリ「危なかった…」

マリル「リル…」

ジュン「大丈夫だ！次があるよ！」

アダン「あのマリルの特性は「ちからもち」のようですね…たたきつける時の勢いが並ではなかった…確かにあの攻撃が当たれば致命傷を与える事ができます…」

ナマズン「そう考えるとジュンにワンチャンあるわな」

ミクリ「ヒンバス！みずのはどう！」

ヒンバス「ヒンッ！」

ドーン！

マリル「リル～ッ！」

ジュン「マリル！しっぽをふる！」

マリル「リルリル～?」

マリルはこんらんした！

アダン「混乱の追加効果が発動したようですね…」

ナマズン「みんなはちゃんとラム持たせるんやで」

ジュン「マリル！これを食べろ！」

マリル「リル…ムシャムシャ…リル！リル！」

ミクリ「え?きのみ…?」

アダン「キーのみですね…こんらんを解くきのみです…通常のバトルではトレーナーがポケモンにアイテムを使って差し上げるのはおおいに構いませんからね…」

ミクリ「こんらんさせても無駄ってこと…?そういえばジュンの家は木の実栽培の仕事をしていたんだ…」

ジュン「マリル！あまえる！」

マリル「リル～♪」

ヒンバス「ヒンッ!?ヒン～♪」

ヒンバスのこうげきががくっとさがった！

ミクリ「ヒンバス！しっかり」

ナマズン「うらやましい～！ワイにも甘えてくれえ～！」

そういえば連絡無しに二日分開けてしまいましたね
もう少し更新していこうと思います

ジュン「いいぞマリル！しっぽをふる！」

マリル「リルリル～」

ヒンバス「ヒ～ン…」

ミクリ「ヒンバス！」

アダン「着実に弱体させられている…私の戦法のように…」

ナマズン「ワイはくすぐったるで」

ミクリ｢大丈夫かヒンバス？｣

ヒンバス｢ヒン？ヒン！｣

ジュン｢マリル！たたきつける！｣

マリル｢ルリー！｣

アダン｢これを喰らえば一撃で倒されかねない…どうするミクリ？｣

ナマズン｢多分オワタ｣

ミクリ｢あの技に迎え撃てるのはこの技しかない…！｣

マリル｢リッルー！｣

ジュン｢いっけー！｣

ミクリ｢…ヒンバス！おんがえし！｣

アダン｢ほう…おんがえしですか…ポケモンがトレーナーになついているほど威力が上がる技…最高になついていれば威力１０２…タイプ一致で威力９０のみずのはどうよりも強力な一撃となります｣

ナマズン｢問題はヒンバスがあのボーイになついているか…見たものやな｣

今回はここで一区切りします

ヒンバス「ヒンッ！」

マリル「リルー！」

ドーン！！

ヒンバス「ヒンーッ！」ﾄﾞｻｯ！

ミクリ「ヒンバス！」

アダン「やはりダメでしたか…確かにヒンバスの攻撃翌力は下がっていた…詰めが甘かったですね…」

ジュン「やったぜ！勝った！勝ったぞマリル！」

マリル「リル！」

ナマズン「ふぅ～何や、あんまおもろなかったわ…茶でも飲むか…」ｽﾞｽﾞ…

ミクリ「…まだだあっ！！」

ジュン「!?…ミクリ?」

ナマズン「!!?ブハッ！！ゲホッゲホッ！何やねん！いきなり大声出さんといてや！」

ミクリ「ヒンバスはまだ戦闘不能になってないよ…最後まで戦う…！僕もアダンさんの弟子になりたいんだ！！」

ヒンバス「……ヒンッ！」

アダン「…エキサイティング」

今日を最後の更新にしようと思います
明日から休業ということでお願いします

ミクリ「ヒンバス！これ！」

ミクリはプラスパワーを使った！

ヒンバスのこうげきが上がった！

ヒンバス「ヒン…ヒン！」

ジュン「ならトドメだ！マリル！たたきつける！」

マリル「リルー！」

しかしマリルのこうげきははずれた！

ジュン「ああっ！」

ミクリ「もう一個プラスパワー！」

ヒンバスのこうげきが上がった！

ヒンバス「ヒン！」

ミクリ「昨日ダイゴからもらったこの道具…」

昨日

ダイゴ「これあげるよ！これもうちで取り扱ってる道具なんだ！」

ミクリ「これ…おいしいの?」

ダイゴ「ポケモンの道具だよw戦ってる最中に使う道具なんだ！一時的に能力を上げられるんだよ」

ミクリ「凄い！そんな道具もあるんだね！ありがとう！」

ジュン「ならこっちも！これだ！」

ジュンはヨクアタールをつかった！

マリル「リルリル！」

マリルのめいちゅうりつがあがった！

アダン「これはどうなるのでしょうか…」

ナマズン「もはや道具合戦やな」

ジュン「これで最後だあ！マリル！たたきつける！」

マリル「リールゥー！」

ミクリ「ヒンバス！おんがえし！」

ヒンバス「ヒンー！」

ドーン！！

アダン「………」

ナマズン「…きゃ～！」

ジュン「マリル！」

ミクリ「ヒンバス！」

マリル「………」

ヒンバス「………」

今日よりssを再開しようと思います！

保守してくださった皆さん、ありがとうございました！

マリル「…リルッ！」ﾄﾞｻｯ！

ヒンバス「………」

ジュン「…ルリリ！」ﾀﾞｯ！

アダン「勝負ありましたね…」

ナマズン「Wow！」

ミクリ「やった…やったよヒンバス！！」

ヒンバス「ヒンッ！」

ジュン「マリル…お前はよくやってくれたよ…」

マリル「リル…！」

ジュン「ミクリ！完全に負けたよ！おめでとう！」

ミクリ「うん…ありがとう！」

アダン「それではミクリ君！君を弟子として迎えましょう！あなたも納得してくれるでしょう?」

ナマズン「ナマナ～マ！(さぁ～て…どうでしょうかねぇ…)」

アダン「たははは！彼も温かく迎えてくれるようですよ！」

ナマズン「ちょw」

ジュン｢はあ…アダンさんの後継はミクリか…頑張ってくれよ！｣

ミクリ｢もちろん！｣

アダン｢そのためには私なりの特訓を受けてもらいますよ…覚悟は宜しいかな？｣

ミクリ｢はい！ヒンバス、頑張ろう！｣

ヒンバス｢ヒン！｣

アダン｢では…明日一緒にカイナシティまで来てもらいましょう｣

ミクリ＆ジュン｢カイナシティ！？｣

アダン｢目的は一つ…明後日開催されるうつくしさコンテストに緊急賛成です！｣

ミクリ｢ええっ！！？｣

賛成→参戦でした

ミクリ｢明後日って…明日エントリーしてその次の日に大勢の観客の前で…パフォーマンスですか！？｣

アダン｢権利なら私が保証しますよ？｣

ミクリ｢しかもうつくしさ部門って…僕にはヒンバスしか…｣

アダン｢そう！あなたのパートナーはヒンバスのみ！パートナーを信じて出場し、アピールをするだけです…多少の知恵はお貸ししますよ｣

ミクリ｢でも、ＴＶでホウエン全域に放送されるんですよね…僕みたいなのが突然出場してみんな変に思いますよ！｣

ジュン｢ミクリ…｣

アダン「何も心配はいりません、思う存分パフォーマンスするのです！」

ミクリ「………はあ…」

アダン「おや…そろそろ戻らなくては…さらばだ少年達よ！」

ミクリ「ちょ！アダンさん！…行っちゃった…」

ジュン「(一体アダンさんは何を考えているんだ…?)」

ミクリ「とにかくどういうパフォーマンスをするか決めないと…」ｵﾛｵﾛ…

ジュン「落ち着け！俺も手伝うよ！アダンさんの弟子にはなれなかったけど、お前は俺のライバルだからな！頑張ってほしい！」

ミクリ「ジュン…ありがとう！」

>>１です
やっと続き書ける…

皆さんお待たせしました…

ミロ｢あ！ミクリ君とジュン君！二人とも何してるの？｣

ジュン｢ドキッ！｣

ミクリ｢ミロ！実は今コンテストのパフォーマンスを考えてて…｣

ミロ｢えっ！？ミクリ君コンテストに出るの！？｣

ミクリ｢うん…でもヒンバスとのコンビが全然思い浮かばなくて…だからジュンに手伝ってもらうんだ！ミロもコンテスト志望なんでしょ？｣

ミロ｢うん、そうだよ。マリルと一緒に！ねっ、マリル！｣

マリル｢リルリル～！｣

ミクリ｢お願い！一緒に考えるの手伝ってくれないかな…？｣

ミロ｢うん！いいよ！自分の為にもなるし！｣

ミクリ｢ありがとう！心強いねジュン！｣

ジュン｢｣

ミクリ｢…ジュン？｣

ジュン｢えっ？…ああ！ありがとう…｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ…

ミロ｢まずヒンバスの技からだよね…どんな技を使えるの？｣

ミクリ｢はねる…たいあたり…おんがえし…みずのはどう…出場するのはうつくしさコンテストなんだけど…｣

ミロ｢そうなると、主にうつくしさの対象になるのはみずのはどうだけ…難しいな…ジュン君はどう思う？｣

ジュン｢！？ああ！ええっと…おんがえしでミクリとの絆を見せるっていうのは…？｣

ミロ｢うーん…あの場で絆とか友情とか目に見えないものを表現するのは難しい…｣

ジュン｢ですよね…はい…｣ｼｭｰﾝ…

ミクリ｢とりあえず、みずのはどうをどう決めるかがポイントだと思うんだ｣

ミロ｢そうね～…もう少し見た目にも華やかさがあれば…って嘘嘘！ごめんね！ヒンバスはきっと美しくなれるよ！｣

ミクリ｢そうだ！ポロックポロック…はいヒンバス！｣

ヒンバス｢ヒン｣ﾊﾟｸ!

ミロ｢その色…渋いポロックでしょ！私のマリルにも美しくなるために食べさせてあげてるんだ！どうも苦手みたいだけど…｣

ミクリ｢ヒンバスは大好きだよ！でも…まだまだ先かな…｣

その頃、ミクリ父の研究室

助手｢ミクリ父さん！ヒンバスの生態について少しずつ判明してきました！｣

ミクリ父｢それは？｣

助手｢まずこの鱗を見て下さい。これは確かに汚れてはいますが、わずかに光の成分が検出されました！｣

ミクリ父｢光？それは何か進化に関わるものか？｣

助手｢調べた結果、渋いものを吸収する度に輝きが増すという何とも不思議な成分のようで…｣

ミクリ｢渋いもの…ミクリのヒンバスは渋いものを食べ続けているが…｣

助手｢そしてこの成分は身体に異常を来した場合に鱗の表面を硬くするような効果も持っています｣

ミクリ父｢そうか…名付けてふしぎなウロコだな！｣

助手｢(普通だな…)そうですね！｣

宅配便｢お届け物でーす｣

助手｢ん？何か注文したんですか？｣

ミクリ父｢ああ！はい、ハンコ！これこれ…｣

助手｢えっ！？そんなに沢山のポロック…どうしたんですか？しかも全部紺色…｣

ミクリ父｢全部渋い味のポロックだぞ！息子にあげたヒンバスが好きでな、美しさにも磨きがかかるらしいから、進化にも何か関わるんじゃないかと思ってね｣

助手｢息子さん思いですね！｣

ミクリ父｢ま、まあな！｣

その夜

ミクリ｢お父さん！渋いポロックこんなに！ありがとう！良かったねヒンバス！｣

ミクリ父｢はっはっは！当分困らないな！｣

ＴＶ

リポーター｢こちらカナズミシティです！本日は新たに化石を復元する事に成功したというデボンコーポレーションのツワブキ社長にお話を伺いたいと思います！｣

ツワブキ｢遠きカントー地方のニビシティからの協力を得て、ようやく我が社も化石の復元という夢のような化学実験に成功致しました。そして復元されたのがこのポケモン達です。ダイゴ、ポケモンを皆さんにお見せしてあげなさい｣

ダイゴ｢出てこい！アノプス、リリーラ！｣

アノプス｢アノー！｣

リリーラ｢リラ～｣

リポーター｢皆さんご覧下さい！一億年前に絶滅したとされるポケモン達が今我々の目の前で生きて動いています！｣

ミクリ｢ダイゴ…やったんだね！｣

ミクリ父｢そういえばジュン君から聞いたぞ。コンテストに出るんだって？頑張るんだぞ！出場するからには精一杯だ！｣

ミクリ｢うん！よーし、僕達も頑張らないとね！ヒンバス！｣

ヒンバス｢ヒン！｣

ミクリ母｢アダンさんのご迷惑にならないように気をつけるのよ…｣

ミクリ｢分かってるよ！頑張るから！｣

そしてコンテスト当日

ミクリ｢緊張する…大丈夫かなあ…｣

ミロ｢大丈夫よ！昨日あれだけ練習したじゃない！｣

ミクリ｢でも一日だけだし…そもそもうまくコンボが決められるかどうか…｣

ジュン｢やれるだけやってこいよ！俺達も精一杯応援するからさ！それにしても俺達まで連れてきてくれるなんて本当にアダンさんって良い人だよな～｣

ミロ｢せっかく生で見られるんだからしっかりね！｣

ミクリ｢何でプレッシャーかけるかな…アダンさんはもう会場にいるのかな…？｣

アダン｢やあ皆さん！こっちですよ！｣

ミクリ｢アダンさん！今日はありがとうございます！友達まで呼んでくれたんですね！｣

アダン｢いえいえ！それよりミクリ君、ヒンバスとのコンボはバッチリですか？｣

ミクリ｢うーん…昨日は一日ずっと練習しましたから…やれるだけやってみます！二人も一緒に考えてくれたコンボだから…絶対に成功させます！｣

アダン｢ほう…ところでそのフレンズは…？｣

ミクリ｢あれ？ミロ…ジュン？｣

キャモメ数匹｢キャモ～｣

ミロ｢あ！海の上でキャモメが飛んでる！市場もある！やっぱり都会は良いな～…｣

ジュン｢みんなー！サイコソーダ買ってきたよ！｣

ミクリ｢随分と都会を満喫なさっていますね…お二人共｣

アダン｢まあコンテストが始まるまで時間もありますし…君たちはカイナを見回ってみると良いでしょう｣

ミクリ｢はい！そうさせてもらいます！｣

アダン｢さて、今回のコンテストはあなたに出場してもらいましょうか…ゆけっ！ナマズン！｣

ナマズン｢ほな任せときい！｣

ミロ｢ミクリ君！博物館に行こうよ！海についての事とか色々知れるよ！｣

ミクリ｢うん！｣

ジュン｢…何で俺じゃないんだ…｣

マリル｢まあ頑張れよ｣

ナマズン｢！！？｣

海の化学博物館

ミロ｢すごーい…これポケモンの骨だよ｣

ミクリ｢これはハンテールっていうポケモンの骨だね…鋭いキバが何本も生えてるから｣

ミロ｢へえ～ミクリ君詳しいんだね！さすが水ポケモン博士の息子だね！｣

ジュン｢結局ついて来たけど…あの二人の雰囲気に割り込めない…｣

マリル｢友達に嫉妬か…｣

ナマズン｢いずれあの二人がそういう関係になったら…思いつめてまうかもしれへんな…そしてストーカー染みた行為に…｣

マリル｢そして自分も知らない内に相手から気味悪がられて…それで逆上して…｣

マリル＆ナマズン｢…怖いわ～｣

アダン｢三人共、この道具を知っているかな？｣

ミクリ｢それは…何かのキバ？｣

ジュン｢あ、それしんかいのキバっていう道具ですよね！確かパールルっていうポケモンに持たせるとハンテールに進化できるって！｣

ミロ｢そうなんだ！あれ？でもパールルってサクラビスに進化するんじゃ…｣

アダン｢パールルは進化系が二種類存在するのですよ。このしんかいのキバを持たせて通信交換をするとハンテールに進化しますが、もう一つの道具、しんかいのウロコを持たせるとサクラビスに進化できるのです｣

ミクリ｢へえ～やっぱりポケモンってすごいなあ…｣

ジュン｢ヒンバスだって同じように進化するのかもしれないぜ！｣

マリル｢ジュンがいい具合にドヤッてるな｣

アダン「造船所にも行ってみましょうか。ここにはクスノキ博士という有名な設計者がいるんですよ」

ミロ「船を作る場所ね！」

クスノキ造船所

ミクリ「中は大きいですね！凄いな～」

ミロ「そうだ、マリルも出してあげよ！出ておいで！」

ポンッ！

ミロマリル「リル～！」

ジュンマリル「ドキッ！」

ナマズン「…やっぱポケモンて主人に似るんやな～、てことはワイもダンディズム?」

クスノキ「おや、アダンさん！今日もコンテストですか?」

アダン「クスノキ博士！イエス！それに今日は期待のニューフェイスを連れて参りましたよ…調子はどうですかミクリ君！」

ミクリ「えっ?は…はい…(期待されてるのかあ～…)」

クスノキ「それは楽しみですね！私はアダンさんのファンなんですよ！今日も華麗な演技を見せて下さいね！」

アダン「お任せあれ！おや、そろそろ時間ですね…ミクリ君、気を引き締めましょうか」

ミクリ「えっ！もう！？は…はい！…緊張してきたあ～…」

ミロ「ミクリ君！頑張って！」

ジュン「全力で応援するからよ！(…恋愛以外はな)ﾎﾞｿｯ」

ミロマリル「友人に嫉妬する男…アタシのキライなタイプだわ～」

ナマズン「おうおうお嬢さん厳しいねえ」

そしてコンテスト会場

アダン「普段は一次審査のアピールと二次審査のバトルがあるのですが、今回は全員一回のアピールのみです。最初の自分の演技のみで最終順位が決まるのですよ」

ジュン「つまり初心者でもチャンスがあるって事ですね！」

ミロ「ミクリ君！ファイト！」

ミクリ「緊張し過ぎて何がなんだか…とにかく頑張ろうヒンバス！」

ヒンバス「ヒン…」

ミロ「ヒンバスも緊張してるみたいだね！まあ無理もないよね！」

ジュン「二日間だけで考えたコンボだけど、二人なら大丈夫だ！」

ミロマリル「軽々しく大丈夫とか言っちゃって…ムカツク…」

ナマズン「嫌いなんか」

そしてその時は来た…

ビビアン｢さあ！やってまいりましたカイナシティコンテスト！司会は私ビビアンがつとめさせていただきます！今回はうつくしさコンテストということですが、いつもとはルールが違います！普段は一次審査のアピールの順位で二次審査のバトルへ進出できる選手が決まりますが、なんと今回はアピール審査のみ！つまりたった一回のアピールだけで順位が決まり、その順位だけで優勝者が決まります！それでは今回のコンテストの審査員の皆さんをご紹介します！まずはポケモンコンテスト大会事務局長兼実行委員会会長、コンテスタさん！｣

コンテスタ｢皆さん、宜しくお願いします！｣

ビビアン｢続いてポケモン大好きクラブ会長、スキゾーさん！｣

スキゾー｢いやぁ好きですね～｣

ビビアン｢最後にカイナシティのジョーイさん！｣

ジョーイ｢宜しくお願いします！｣

ビビアン｢さあ！選手全員のエントリーが終了したようです！それでは参りましょう！カイナシティコンテスト、開幕です！｣

パーン！パーン！

ジュン｢いよいよだな…ミクリは何番目だろう？｣

ビビアン｢最初の選手は…なんとカイナシティコンテスト五連続優勝を飾ったあの方です！｣

アダン｢ゆけっ！ナマズン！｣

ナマズン｢いやぁ好きやな～｣

ミロ｢いきなりアダンさん！これじゃ後の人のプレッシャー凄いんじゃ…｣

ジュン｢ミクリ大丈夫かな…｣

俺「Lv.100ダークライ、ダークホール。ダークライ、はかいこうせん」
俺「ダークライ、ミクリに、はかいこうせん」

ビビアン「さあ！今回はどんなアピールを見せてくれるのでしょうか！？」

アダン「ナマズン、ハイドロポンプです！」

ナマズン「意外と小さいこの体から大量の水が…」

ドッシャーーー！！！

ビビアン「吹き出しましたー！！」

コンテスタ「勢いも激しく、それでいて水本来の美しさも出ている…このナマズン、相当鍛えられていますね！」

ミロ「壁に当たった水が飛び散って雨みたいに降り注いでる！」

アダン「今ですナマズン！ふぶき！」

ナマズン「意外と小さいこの体から大量の冷気が…」

ブヒュウウウウ！！

ビビアン「吹雪いたー！！」

ジュン「降り注いだ水が凍ってキラキラしてる！すげえ！」

スキゾー「いやぁ好きですねぇ～」

ジョーイさん「ここまで美しいコンボは初めてです！」

ビビアン「審査員いきなりの高評価！これは素晴らしい！」

ジュン「いきなりこのレベル…俺達の考えたコンボが通用するのかな…?」

そうして次の者、また次の者とミクリの順番は近付いていった

選手「チャーレム！ほのおのパンチ！」

チャーレム「チャー！」ボウゥン！！

選手「続けてれいとうパンチ！連続だー！」

チャーレム「チャ！チャ！チャー！」キイィン！ボウゥン！キイィン！

ビビアン「うつくしいパンチ技の連発です！」

コンテスタ「炎と氷の対となるパンチをこれほど早く、しかも連続で繰り出せるとは…随分と鍛え抜かれていますね！」

スキゾー「いやぁ好きですねぇ～」

ジョーイ「感動しました！」

アダン「彼のエントリーNoは15番…次はいよいよミクリ君の番ですね…」

ジュン「今回のエントリー人数は全員合わせて16人だからミクリが最後…シメって一番緊張するよな～…」

ミロ「ミクリ君…頑張って…」

選手待機場所

ミクリ「みんな凄いなあ…ああ！緊張して心臓が…」

ヒンバス「ヒン」ｵﾈﾀﾞﾘ

ミクリ「え！？こんな時にポロック！？…仕方ないな…一個だけだよ」

ヒンバス「ヒン！」ﾊﾟｸｯ

ミクリ「…よし、行こう！僕達そろそろ呼ばれるよ！」

ヒンバス「ヒン！」ﾂﾔﾂﾔ

ミクリ「ヒンバス…なんだか凄く輝いて見える！分かる人には分かる美しさかな…なんちゃて！」

ヒンバス「ヒンw」

ミクリ「ヒンバス…ありがとね！その…僕の初めてのポケモンがヒンバスで良かったよ！…ってこれは終わってから言う事か！wえへへ！」

ヒンバス「ヒン！」

???「…ミクリ！」

ミクリ「え?誰！？」

???「僕だ！ダイゴだよ！」

ミクリ「ダイゴ！？なんでここに！？」

ダイゴ「実はさっき科学博物館で見かけたんだけど…凄い人と一緒だったから声かけづらくて…」

ミクリ「凄い人って…ああ！アダンさんの事か！」

ダイゴ「いや！もっと凄い人がいたじゃないか！君達と一緒にいた女の子…ミロだろ?」

ミクリ「え?なんでミロを知ってるの?ていうかミロが凄い人?ミロは同じクラスでただの友達だけど…」

ヒンバス「………」

ダイゴ「知らないのかい?あの子…デボンと並ぶ有名なモンスターボール開発会社の社長令嬢なんだよ」

ミクリ「令嬢って…えええ！！？ミロが！？」

ダイゴ「それで僕…将来あの子と結婚しろって言われてるんだ…近々デボンとそのボール会社が合併するんだって。だから…」

ミクリ「そうだったんだ…全然知らなかったよ！でもなんでそんな令嬢が普通の学校に通って、普通の家で暮らしてるのかな…?」

ダイゴ「できるだけ目立たないようにしているらしい…今重要なプロジェクトが行われてるらしいからね…それにしても酷いと思わないか…?僕だって将来の自分の結婚相手くらい自分で決めたい…彼女だってそう思ってるはずだよ…自分じゃ確かめようは無いけどね」

ミクリ「…じゃあ僕が聞いてきてあげるよ！ミロに直接…」

ダイゴ「本当かい?それは助かるな…彼女もそう思ってるなら両親も考えてくれるはず…頼んだよミクリ！」

ミクリ「うん！任せてよ！それにしても審査長いな…」

ダイゴ「あ、ミクリもコンテスト出るんだな！そういえばここ待機場所だったのか…まあいいや！頑張ってね！」

ミクリ「ありがとう！行ってくるよ！おいでヒンバス！」

ヒンバス「ヒン！」

ミクリ「ふう…また緊張が戻ってきた…上手くいくかな…」

???「…ミクリ！」

ミクリ「えっ！？今度は誰！？」

???「俺達だよ…ほら！」

ミクリ「ペとヨン！二人共なんでここに！？」

ペ「実は昨日ジュンから誘われて…アダンさん俺達の分までチケットを用意してくれたらしいんだ…だから行かないと悪いなと思って…」

ヨン「お、お前じゃなくてアダンさんのアピールを見に来たんだからな！」

ミクリ「じゃあこれから帰るんだね?気を付けてね～」

ヒンバス「ヒンヒ～ン」

ペ「ま、まあせっかくだから…ミクリのも見ていってやるよ！」

ヨン「…ルネシティの恥さらしなんかにならないようにしろよ！」

ミクリ「うん！…二人共ありがとう！行ってくるよ！」

ペ「ち、ちょっと待て！」

ミクリ「何?」

ペ「その…ヒンバスの事…馬鹿にして悪かったよ…」

ヨン「ごめんな…」

ミクリ「…ヒンバス、どうする?」

ヒンバス「ヒン…」ﾁｮｲﾁｮｲ

ミクリ「え?あ…なるほど！二人共、しぶいポロック持ってる?」

ヨン「しぶいポロック?ああ、あるぞ！さっき会場のきのみブレンダーで作ったのがたんまり！」

ミクリ「それをくれれば許してくれるってヒンバスが！」

ペ「分かった！このしぶいポロックは全部やるよ！」

ヒンバス「ヒンヒーン！」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

ミクリ「ヒンバス！随分美しさに磨きがかかったんじゃない?これなら大丈夫だよ！行こうヒンバス！」

ペ&ヨン「…頑張れよ！」

ミクリ「ありがとう！二人と話してたらなんか緊張が解れてきた！行ってくる！」

ミクリ「…ヒンバス、一旦ボールに戻らないとね！戻れ！」

シュイイイィ…

ミクリ「…大丈夫だ…ヒンバスと一緒なら…」

ビビアン「さあ！最後の選手はコンテスト初デビュー！ミクリ少年！」

ジュン「来た！頑張れミクリー！」

ペ&ヨン「頑張れー！！」

ジュン「ペとヨン！やっぱり来たんだね！ミクリとは仲直りしたの?」

ペ「ああ！ポロックあげたら許してくれたよwヒンバスが！」

できるなら終了報告してほしいです

>>300

もう少し続きそうです

あ、そうじゃなく投下終わったときに今日の分は終わりましたーみたいなのですorz

ミクリ「(うわ…人だらけ…うう…)ゆ、ゆけっ！ヒンバス！」

ポンッ！

ヒンバス「ヒン！」

観客「ざわ…」

環境1「見た事のないポケモンだな…」

観客2「コイキングに似てる…」

観客3「なんか水簿らしいなあ…」ﾋｿﾋｿ

ミロ「なんかあまり好評じゃないみたい…」

ヨン「…無理もないよな…」

ジュン「で、でも問題はアピール審査だろ！大丈夫だよ！きっと決めてくれる…」

>>302

あ、そういうことですか
以後気を付けますorz

昨日

ジュン「はねるって何も効果の無い無意味な技なんだよな…何か新しい技を覚えさせた方が良いんじゃないか?」

ミクリ「でもわざマシンはもう持ってないし…」

ミロ「じゃあ…はいこれ！」

ミクリ「！これってわざマシン…」

ミロ「わざマシン13！中身はれいとうビームよ！」

ジュン「れいとうビームって…こおりタイプの技の中でもかなり強い技じゃない?」

ミクリ「でも…本当に使っていいの?」

ミロ「大丈夫！わざマシンなら家にいっーぱいあるから！」

ジュン「そんなに！？お金持ちだな～…ミロってもしかしてお嬢様…?」

ミロ「え！？い、いやそんなんじゃないよ全然…ほらミクリ君！早くヒンバスに使ってあげて！」

ミクリ「ミロ…ありがとう！ヒンバス、わざマシンだよ！」

ヒンバス「ヒン?」

ヒンバスははねるのつかいかたをすっかりわすれた！

そして…

ヒンバスはあたらしくれいとうビームをおぼえた！

ミクリ「ヒンバス！上に向かってみずのはどう！」

ヒンバス「ヒンヒーン！」

ドオオオォ！

ビビアン「上空にみずのはどうの連発！一体何をするつもりなのか！？」

ジュン「決まるか…」

ミクリ「ヒンバス！れいとうビームだ！」

ヒンバス「ヒンー！」

ビュイイイィ！バチッ！バチッ！

ミクリ「ヒンバス！ちゃんと狙って！」

観客3「あのヒンバスっていうポケモン、あんな技も使えるのか！」

観客4「どんなコンボなんだ…?」

ミロ「観客も盛り上がってきた…」

ペ「ヒンバスいっけー！」

ヨン「でもヒンバス…れいとうビームを使いこなせてないみたいだけど…」

ジュン&ミロ「え！？」

すいません、今日はここまでにします
初めてのssを皆さん読んでくださり、本当に感謝しています
ありがとうございます

ミクリ｢ヒンバス、落ち着いてよく狙うんだよ！｣

ヒンバス｢ヒン…ヒン…｣

バチチチッ！

ジュン｢や、やばい！｣

ビビアン｢何やら危険な予感…これは大丈夫なのか！？｣

ヒンバス｢ヒン…ヒンー！！｣

ドッカーーーン！！！

ミクリ｢うわっ！…大変だ…！｣

観客｢………、｣

ペ｢これは…｣

ヨン｢何事…｣

ジュン｢…だ？｣

ビビアン｢ざ…残念ながらコンボ失敗…ですかね…？｣

コンテスタ｢ま…まあみずのはどうとれいとうビームはそれぞれ美しかったですし…それはそれで評価するとしましょう！｣

スキゾー｢美しさの奥に潜む見事な破戒…いやぁ好きですね～｣

ジョーイ｢と、とてもパワフルな演技だったと思います…ええ｣

ミロ｢ミクリ君…｣

ミクリ｢………｣

ヒンバス｢ヒン……｣

ミクリ｢うわっ！…大変だ…！｣

観客｢………、｣

ペ｢これは…｣

ヨン｢何事…｣

ジュン｢…だ？｣

ビビアン｢ざ…残念ながらコンボ失敗…ですかね…？｣

コンテスタ｢ま…まあみずのはどうとれいとうビームはそれぞれ美しかったですし…それはそれで評価するとしましょう！｣

スキゾー｢美しさの奥に潜む見事な破戒…いやぁ好きですね～｣

ジョーイ｢と、とてもパワフルな演技だったと思います…ええ｣

ミロ｢ミクリ君…｣

ミクリ｢………｣

ヒンバス｢ヒン……｣

また連続投稿してしった…orz
エラーが多くて…すいません

そしてコンテスト結果発表

ビビアン｢そして栄えある一位は…｣

デン！

ビビアン｢栄光の六連覇！水も滴るダンディズム、アダンさんとナマズンのコンビです！｣

パチパチパチ！

アダン｢皆さん！サンキュー！｣

ナマズン｢この表彰台からの光景…いやぁ好きですね～｣

コンテストの帰り

ミクリ｢ジュン、ミロ、ごめん！せっかく一緒に考えてもらったコンボなのに成功させられなくて…ヒンバスもごめんね…無茶させすぎちゃったかも…｣

ジュン｢そんなに落ち込むなよミクリ…仕方ないよ一日しか無かったんだし！｣

ミロ｢そうだよ！きっと次があるよ！｣

ペ｢またアダンさんに連れてきて貰えばいーじゃん！｣

アダン｢…残念ながら次はありませんよ｣

皆｢え！？｣

ミクリ｢！！｣

ミロ｢それってどういう事ですか！？｣

アダン｢ミクリ君…残念ですが君を弟子として受け入れる訳にはいきません｣

ミクリ｢え…！？｣

ジュン｢どうしてですか！？俺との勝負にもミクリが勝ったじゃないですか！｣

アダン｢あの場であれだけの失敗をしてしまった…さすがにあれで私の弟子と名乗って頂くのは私としても恥でしかありません…｣

ミロ｢そんな…ミクリ君は昨日一生懸命練習していたんです！｣

アダン｢コンテストでは本番が全てものを言うのです！段階にどれだけの力を入れていたとしても本番で発揮できなければそれは本人の実力…ミクリ君、君の実力は所詮あの程度なのです！｣

ヨン｢…いくらなんでも厳しすぎますよ！｣

ミクリ｢ヨン…もういいよ！アダンさん、今日はすいませんでした…自分もヒンバスももっと鍛えて…今度は自分の手でコンテストに出場します！｣

ジュン｢ミクリ…｣

アダン｢…健闘を祈りますよ…ゆけっ！ペリッパー！｣

ペリッパー｢ペリーッ！…む？なんだこの空気は…我のルックスと場の空気が合っていないぞ！｣

アダン｢あなたに足りえなかったものをお渡ししたつもりです…｣

ミクリ｢………｣

ペリッパー｢我の出番はこれで終いか…まあよいわ！次回も胸を高鳴らせながら待っているが良い…｣

ナマズン｢分かりづらいからワイが解説するで～今日はこれで終わりや！｣

ここで一つ
ここででるエラーは9割投稿ちゃんとできてるから大丈夫だよ

そしてルネシティに戻った五人

ミロ｢アダンさんがあんな事を言うなんて…そんなに気に食わなかったのかしら？｣

ジュン｢コンテストにかける思いが強い分、美しさには人一倍敏感なんじゃないかな？それにしてもあんなに怒るなんて…｣

ペ｢そういや弟子とか言ってたけど、ミクリあの人の弟子にしてもらおうと思ってたのか？｣

ミクリ｢うん…でも今日の大失敗で取りやめ…僕にはあれ程の実力しか無いって言われちゃったし…｣

ヨン｢そもそもあれどういうコンボだったんだよ？｣

ミクリ｢連発したみずのはどうをれいとうビームで凍らせて…氷の雨を降らせる…みたいな｣

ヨン｢ていうか水を凍らせて美しく見せるアピールって元々アダンさんのネタだし…だから怒ったんじゃね？｣

ジュン｢アダンさんはそんなに心の狭い人じゃないし…｣

ミクリ｢最後に言ってたあの言葉…君に足りないものを渡したつもりって…どういう意味だったんだろう？｣

ジュン｢あ、俺達三人こっちだから…また明日な｣

ミクリ｢うん…じゃあね｣

ミロ｢また明日！そういえば家の方向同じなのミクリ君だけだね！｣

ミクリ｢ああ…そうだね！…あ、そうだ！｣

ミロ｢ん？どうしたの？｣

ミクリ｢ミロ…実はコンテストに出る前にある人に会ったんだ…その人から聞いたんだけど…｣

ミロ｢…ダイゴね？｣

ミクリ｢！！？｣

ミロ｢化学博物館にいる時から気づいてた…ダイゴがいた事…私の正体も聞いたんだよね？｣

ミクリ｢や…やっぱり本当だったんだね…じゃあ聞くけど…ミロはダイゴと結婚したいの…？｣

ミロ｢………｣

ミクリ｢…ごめん、やっぱりおせっかいだったかな…？｣

ミロ｢…うん｣

ミクリ｢えっ…？｣

ミロ｢私ダイゴの事好きだから…｣

ミクリ｢…(でもダイゴは…)｣

ガチャ…

ミクリ父｢ミクリ、お帰り！今日は頑張ったな！まあ…初めてだから仕方ないだろ！｣

ミクリ｢…アダンさんに怒られた｣

ミクリ父｢え？アダンさんに？あの人が子供相手に怒るなんて珍しいな…水も滴るだけあってとてもおとなしい人なんだが…今日は荒波だったのかな？｣

ミクリ｢今日はもう寝るよ…また明日学校だし…｣

ミクリ父｢ああ…おやすみ！｣

ミクリ｢出てこいヒンバス！｣

ポンッ！

ヒンバス｢ヒン…｣

ミクリ｢ヒンバスもまだ落ち込んでるのか…僕もアダンさんにあんな事言われちゃって結構沈んでるんだよ…大丈夫！君のせいじゃないよ！｣

ヒンバス｢ヒン…｣

ミクリ｢ヒンバス、ダイゴは夢があるんだって…ホウエンで一番強いトレーナーになる…だっけ？凄いと思わない？でも後を継いで結婚しちゃったら忙しくてトレーナーなんてできなくなっちゃうかも…｣

ヒンバス｢ヒン？…ヒンヒン｣

少しキリが悪いですがここまでで

>>316
そうなんですか、ありがとうございます
次回から気をつけます

カナズミシティ　デボンコーポレーション

ツワブキ「ダイゴ、明日は父さんと一緒に契約を結んでいるあのボール製作会社に行くぞ」

ダイゴ「え…?僕はいいよ…」

ツワブキ「何を言ってるんだ?結婚相手にもなるべく多く会っておいた方が良いだろう」

ダイゴ「…本当に結婚しなきゃいけないの?」

ツワブキ「それが向こう側の条件だからな…お前も将来大きな会社を継げれば何も苦労することは無いだろう?これはお前の為でもあるんだ」

ダイゴ「………」

次の日　ルネシティ

ミクリ「支度完了！そういえばヒンバス…よく眠れた?」

ヒンバス「ヒン！」

ミクリ「良かったね！僕は…色んな事考えすぎちゃって…あんまり眠れなかったよ！あはは…！」

ミクリ母「ミクリー！お友達が迎えに来てくれたわよー！」

ミクリ「はーい！行こうヒンバス！」

ミクリ母「毎日ありがとね～」

ペ「いえ！問題無いです！あ、来た」

ミクリ「お待たせ！じゃあ行こう！」

ジュン「…もう立ち直れたのか?」

ミクリ「うん！…今日からまた頑張るよ！アダンさんにも見せないとね…いつか僕達の成長を見てもらって…絶対弟子にしてもらう！」

ヨン「良かった良かった！」

学校

先生「あれ?今日はミロちゃんいない?珍しいわね…」

ジュン「何かあったのか…?」ｱｾｱｾ…

ミクリ「…もしかして」

ボール製作会社

ツワブキ「どうも…本日はありがとうございます」

社長「これはこれはツワブキ社長、どうぞこちらへ！」

ツワブキ「ダイゴ、ここに座りなさい」

ダイゴ「うん…」

社長「では今娘を連れて参りますので…」

ダイゴ「………」

なんか内容がだいぶポケモンと離れてしまっていますが、ストーリーは後半です

また後程更新していきます
読んでくださっている皆さん、ありがとうございます

ポケモンってこんな暗い話だったけ？
会社間の政略結婚とか、もっと夢の
ある楽しい話じゃなかった？
ミロが怖い

連絡も無く一週間近くも空けてしまい申し訳ありません
再開しようと思います

>>328
すいません、この先の展開に期待していただきたいです…

ミロ「こんにちは…」

ダイゴ「こ…こんにちは」

ツワブキ「これはどうも…」

社長「さあ、ここに座って」

ミロ「失礼します…」

それからツワブキと相手会社の社長は長々と話を広げていった

ツワブキ「それにしても…本当にお嬢さんを私の息子がいただいても宜しいのですか?」

社長「もちろんですとも！あなたのような一流会社の社長の御曹司ともなれば…娘も分かってくれています」

ミロ「…宜しくお願いします」

ダイゴ「………」

ツワブキ「ふむ…こんなにも有難いご条件を…感謝いたします」

社長「いえいえ…ところで我が社の新作のモンスターボールがあるのですが、ぜひご覧になって下さい」

ツワブキ「ええ、勿論です！ダイゴ、少しここで待っていなさい」

ダイゴ「うん…」

社長「ミロ、お前もな」

ミロ「はい…」

ガチャン！

ダイゴ「………」

ミロ「………」

ミロ「…あの…」

ダイゴ「ミロ！君はどう思ってる?」

ミロ「！……え?」

ダイゴ「将来…僕と結婚すること」

ミロ「……私は構わないよ」

ダイゴ「…そっか…でも僕は夢があるんだ」

ミロ「え…それってどんな…?」

ダイゴ「いろんな世界を旅して珍しい石を集めながら…ホウエンで一番強いポケモントレーナーになること…」

ミロ「…凄く大きな夢だね…でも私と結婚しちゃったら叶えられない」

ダイゴ「………」

ミロ「……私ダイゴの事好きだよ…だから将来結婚したい…」

ダイゴ「…そうなんだね…」

ミロ「でも！！…夢も叶えてほしい…」

ダイゴ「…え?」

ミロ「本当はおかしいんだよ…会社の契約のためにダイゴが自分の夢を叶えられなくなるなんて…私もコンテストでホウエンで一番になりたい…そういう夢があるから…お父さんにずっと断ろうと思ってたの…」

ダイゴ「…ミロ…」

ミロ「だから…二人で言おう！こんな勝手な契約解除してって…お互いちゃんとした会社なんだし…合併なんてしなくても今まで通りやっていけるはずなのに…勝手すぎるよ…」

ダイゴ「ミロ…ありがとう！」

ガチャ！

ツワブキ「?二人共どうしたんだ?」

ダイゴ&ミロ「………！」

ダイゴとミロは二人で話し合った事を親である二人の社長にありのままで伝えた…

社長「………そういうことか…」

ツワブキ「申し訳ありません…こちらから契約を申し込んでおきながら身勝手な事を…」

社長「…いや！身勝手だったのは我々大人の方でしょう…」

ツワブキ「それは…?」

社長「子供の意見もロクに聞かずに結婚させるなんて…よくよく考えてみれば何と残酷な事をしようとしていたのか…ミロ、ダイゴ君、本当にすまなかったね」

ダイゴ「え…いや！僕達も気持ちが伝えられて良かったです！」

ミロ「うん！」

ツワブキ「申し訳ありません…契約書類は直ちに削除致しますので…」

社長「いえ！その必要もありません！契約の条件など必要ないのです！貴社の的確な開発力…我々と手を組めばきっと良い物が作り出せるはずです！ぜひ貴社との共同開発をお願いしたい！」

ツワブキ「な…本当ですか！？…何とお礼を申したら良いか…ありがとうございます！」

社長「とんでもない！こちらこそぜひお願いします！」

グッ！

こうしてデボンは何も犠牲にはしない安定した契約が結ばれる事となった

一気に書き進めました
とりあえず今日の分はここで

それから３年後

ミクリ｢ヒンバス！今日こそ君の輝く舞台さ！３年前の屈辱…しっかりと晴らそう｣

ヒンバス｢ヒン！｣

ジュン｢おーいミクリ！準備は整ったか？｣

ミロ｢早くしないと船出ちゃうよ｣

そう、今日はカイナシティコンテストの開催日…一年に一度の｢マスターランク｣のうつくしさコンテストなのだ

ミクリ｢ああ！僕もヒンバスもクールに決まっているよ…今日は特に身だしなみにも念を入れなければならないからね…｣

ジュン｢そりゃあ当然だな…｣

ミクリ｢アダンさんに見せるんだ…生まれ変わった僕達をね！｣

いきなり時代が進みましたが、このssも後半なのでどうぞ宜しくお願いします

船の中

ジュン｢今回のコンテストではどう行くつもりなんだ？｣

ミクリ｢今回はきっちり二次審査まであるからね…アピール審査には君を！｣

ポンッ！

ハスボー｢ハスブ～｣

ミロ｢あれからポケモンも随分増えたわね！｣

ミクリ｢この際だからみんな出てこい！｣

ポンポンッ！

ホエルコ｢ホエ～｣

ドジョッチ｢ドジョー！｣

ジュン｢みんなうつくしさに磨きがかかってるな！これならいけるぜ！｣

ミロ｢みんな頑張ってね！｣

ミクリ｢まあ出るのはハスボーとヒンバスだけだけどね…｣

ホエルコ＆ドジョッチ｢！？｣

ジュン｢ハハハ！残念だったな二匹共！次だ次！｣

ミロ｢本当に悲しそうな顔しちゃって…大丈夫！私達と一緒にミクリ君を応援しよ！｣

ホエルコ＆ドジョッチ｢おう！｣

ハスボー｢お前ら喋るのかよ｣

ミクリ｢みんなありがとう！今回はアダンさんも久しぶりに出るコンテストらしいから…チャンスは今回だけなんだ｣

ジュン｢あのコンテスト以来ジムの整備とかジムリーダーの仕事とかで大変だったみたいだからな…確かに今回しかないな｣

ミロ｢もうすぐ駅に停船するよ！｣

ジュン｢駅があるなんて珍しい船だな…誰か乗ってくるんのかな｣

ミクリ｢うん！観客は沢山いた方がいいからね…！僕にとって心強い人をもう一人を呼んだよ！｣

今回ははここまでです

ダイゴ｢ミクリ、久しぶり！｣

ミロ｢応援ってダイゴの事だったのね！確かに心強いかも！｣

ジュン｢おー久しぶりだなー！｣

ダイゴ｢今日は父さんの目を盗んで来たんだよ！探しに来るかもしれないから急がなきゃね！｣

ミクリ｢みんな…ありがとう！｣

そしてコンテスト会場

ジュン｢ついに来たな…この時が…｣

ダイゴ｢君が出るわけじゃないだろう？｣

ジュン｢まあそうだなＷ、ミクリ、今の心境は？｣

ミクリ｢ああ…僕はバッチリさ…ヒンバス、君は？｣

ヒンバス｢………｣

ミクリ｢おっと…あまり宜しくないのかい？｣

ヒンバス｢ヒンヒン！｣

ミクリ｢…よし！これはいけるね！｣

最近忙しくてなかなか更新できず申し訳ありません
また次回

ビビアン「さあ、いよいよ開催されるカイナシティコンテスト！まずは審査員の皆様をご紹介します！まずはいつもの通り！コンテスタさん！」

コンテスタ「宜しくお願いします！」

ビビアン「続いて、ポケモンだいすきクラブ会長、スキゾーさん！」

スキゾー「いやぁ好きですね?」

ビビアン「最後に！カイナシティポケモンセンターのジョーイさん！」

ジョーイ「お願いします！」

ビビアン「さあ、選手の方々のエントリーが終了したようです！今回のコンテストはアピール

ビビアン「さあ、選手の方々のエントリーが終了したようです！今回のコンテストはアピール

ビビアン「さあ、選手の方々のエントリーが終了したようです！今回のコンテストはアピール&バトルによって結果が決まります！そして！今回はあの大物チャレンジャーが３年ぶりの参戦！水も滴るダンディズム、アダンさんだー！！」

会場「ワー！！」

アダン「ハロー！everyone！」

ジュン「アダンさん…やっぱりカッコいいな～！」

ミロ「ミクリ君も一応３年ぶりなんだけど…覚えてる人なんていないでしょうね」

ダイゴ「天井を破壊したっていう事だけは記録されてたりしてね」

ジュン「w」

ビビアン「それではカイナシティコンテスト！まもなく開催です！」

ジュン「ミクリは…また一番最後か…」

ミロ「でも最後に一番凄いコンボが決まったら優勝に一歩近づけるよ」

ダイゴ「一番恐れるべき相手は当然アダンさんだけど…他の選手達もテレビで見た事がある人ばかり…かなりハイレベルな戦いになるかもね」

そしてコンテストは始まり、チャレンジャー一人一人が独特で 、それでいて高評価のアピールを受けていった

ジュン「次はアダンさんのアピール…一体どんなコンボを…」

アダン「ゆけっ！キングドラ！」

キングドラ「グドーッ！」

ミロ「初めて見るポケモンね…」

ダイゴ「キングドラ…遠く離れたジョウト地方に生息しているポケモンだ…恐らくアダンさんの切り札」

ジュン「切り札！？てことはバトル審査もあのポケモンで来るって訳か！」

ミロ「二次審査に進めるのは今回のエントリー人数が16名だから8名、ミクリ君とアダンさんが二人共勝ち進んだら二人が当たる確率は4分の1ね…」

ジュン「なかなか厳しいか…？」

遅れましたが久々の更新です
今日はここまでです

アダン「キングドラ、りゅうのまい！」

キングドラ「グドーッ！」ｺﾞｵｵｵ！

ビビアン「キングドラ、美しい舞で力を溜めています！」

ミクリ「りゅうのまい…あのポケモンはドラゴンタイプ？」

アダン「キングドラ、天井にハイドロポンプです！」

キングドラ「グドーーーッ！！」

ドドオオオオ！！

ジュン「凄い勢いだ！りゅうのまいでキレや美しさが増してる！」

ミロ「でもあんなに強く天井に撃ったらまた穴空いちゃうんじゃ…」

ダイゴ「大丈夫、3年前のあの事件から天井の素材をかなり丈夫な物に変えたらしいから。デボン制のボスゴドラ鉄だよ！」

ジュン「ボスゴドラ鉄！名前聞くだけで硬そうなのが分かるな～」

ビビアン「天井に撃たれたハイドロポンプが滝のように降り注ぎました！」

ミクリ「滝の内部にはキングドラが…ということは…」

ジュン「これはまさか…」

アダン「キングドラ！ふぶき！」

キングドラ「グドラアアー！」ﾋﾞｭｵｵｵ！

ミロ「滝が凍ったわ！」

アダン「さらに！ハイドロポンプです！」

キングドラ「グドーーーッ！」

ビビアン「滝が削られて氷の肖像が完成しました！この肖像はまさかアダンさんご本人！？」

ミクリ「氷と水のイリュージョンで自分を作るなんて…さすがアダンさん…」

コンテスタ「素晴らしい！美しき技とイリュージョンのオンパレードでした！」

スキゾー「いやぁ好きですね～」

ジョーイ「私も好きです！」

ジュン「やっぱりコンテストのレベルも上がってるな…」

ミロ「アダンさんで13人目だから…あと2人アピールが終わったらミクリ君の番ね…」

ビビアン「さあ、次のチャレンジャーはアダンさん同様ルネシティからの挑戦者です！」

ジュン&ミロか

ビビアン「その名はペ選手です！」

ジュン&ミロ「え？」

ぺ「出てこいドククラゲ！」

ドククラゲ「ドクーッ！」

ジュン「あいつミクリのコンテスト行かないとか言い出して、どういうつもりかと思ってたらこっそり個人で来て、エントリーしてたのか！」

ペ「ドククラゲ、フラッシュ！」

ドククラゲ「ドクーッ！」ﾋﾟｶｰｯ!

ビビアン「これは眩しいーっ！これは一体どんなコンボなのか！？」

コンテスタ「………おや？ドククラゲが消えた…！？」

ビビアン「一体ドククラゲはどこに消えたのか！？」

ペ「今だドククラゲ！」

ドククラゲ「ドクッ！」ｻﾞｯﾊﾟｰﾝ!

ドッシャーー！！

ビビアン「これは！何とドククラゲ、ダイビングで温泉を堀当てました！」

ミクリ「え？」

コンテスタ「ま、まさかこのコンテスト会場の真下に温泉があったなんて…素晴らしい！」

スキゾー「いやぁ好きですね～」

ジョーイ「温かそうですね！」

ビビアン「審査員からはまさかの高評価！これは凄い！」

ジュン「何だこれ」

今日はここまでです

ミロ「思わぬ挑戦者がいたけど…次の次がミクリ君の番…」

ダイゴ「次のチャレンジャーも見たものだね」

ビビアン「さて、アピール審査も後半に差し掛かってきました！残り二組、続いての選手は…」

ミクリ「ゴク…」

ハスボー「ハス…」

ビビアン「何とまたもやルネシティからの挑戦者！その名はヨン選手です！」

ジュン&ミロ「え？」

ヨン「行くぜペリッパー！」

ペリッパー「ペリーッ！」

ジュン「嘘だろ…」

ミクリ「」

ヨン「ペリッパー！しろいきり！」

ペリッパー「ペリーッ！」ｼｭﾜｱｱ…

ビビアン「これは！またもや前が見えません！」

ジュン「おいおい…」

コンテスタ「………おや？ペリッパーが消えた…！？」

ダイゴ「これって…」

ヨン「今だペリッパー！」

ペリッパー「ペリーーッ！」ｷﾞｭﾝ!

スッ…

ジョーイ「まあ！綺麗な花束…摘みたてね！私にくれるの？」

ペリッパー「ペリ！」

ジョーイ「ありがとう！」

ビビアン「これは！何とペリッパー、しろいきりで観客が包まれている間に会場を飛び出し、ジョーイさんの為に花束を摘んできたようです！」

ミクリ「そんなムチャクチャな…」

ハスボー「ハス…」

コンテスタ「ポケモンでありながら何ともジェントルメン！素晴らしい！」

スキゾー「いやぁ好きですね～」

ジョーイ「とても良い香りがします！」

ミロ「何よこれ」

今日はここまでです
書き溜めを一気にコピりました

ジュン「と、ともかくこれで後はミクリだけか…」

ミロ「ミクリ君…」

ダイゴ「ちょっと飲み物買ってくるよ」

会場外

ダイゴ「えーと…ん？」

ミクリ父「はあはあ、すいません！今日このコンテストに出場しているミクリという選手をご存知ですか？」

ダイゴ「ミクリ君ですか、次がアピール審査の順番なので控え室にいると思いますよ」

ミクリ父「はあ…ありがとうございます！」ﾀﾞｯ!

ダイゴ「…？」

ビビアン「さあ！アピール審査最後の選手です！ここまできてなんと三人連続のルネシティ出身！その名はミクリさんです！」

ダイゴ「あ！始まっちゃった！」

ミクリ父「しまった…ミクリのヒンバスにあれを持たせっぱなしだった…悪い事したなあ…」

会場

ジュン&ミロ「来た！」

ミクリ「ゆけっ！ハスボー！」

ハスボー「ハスー！」

ビビアン「ではアピールスタートです！」

ミクリ「ハスボー、あまごい！」

ハスボー「ハス！」

ザーッ！

ビビアン「ハスボー、会場に雨を降らせました！」

ミクリ「ハスボー、しぜんのちから！」

ハスボー「ハスーッ！」

ドオオオッ！！

コンテスタ「これは巨大な渦巻き？あの小柄なハスボーがこのような大技を使いこなせるとは…」

ビビアン「しぜんのちからは雨の影響によって水の力を宿しています！」

ジュン「ここまでは順調だな！」

ミロ「大丈夫…ミクリ君ならきっと！」

ミクリ「今だハスボー！なみのり！」

ハスボー「ハースーッ！」ｻﾞｯﾊﾟｰﾝ!

ダイゴ「やった！決まったね！」

ビビアン「小柄なハスボーの見事ななみのり！これは素晴らしい！」

コンテスタ「独特なうつくしさを持つ技をいくつも重ねる事でちゃんとした一つの形を作り出し、ポケモン本来の能力も引き出せていましたね！」

スキゾー「いやぁ好きですね～」

ジョーイ「とても良いアピールを見せていただきました！」

ビビアン「審査員からも高評価です！」

ジュン「決めたな…これなら後がどうあれアピールに悔いは残らないだろ！」

ビビアン「それではアピール審査の集計に入ります！結果が出次第モニターに映し出されますのでしばらくお待ちください」

またまた書き溜めです
今日はここまでです

選手控え室

ミクリ父「お、ヒンバスいたか！お前は間違いなくミクリのヒンバスだな！」

ヒンバス「ヒン！」

ミクリ父「実はお前にこっそり身に付けさせていたものがあってね、今はそれが邪魔になってしまっているみたいなんだ」

ヒンバス「ヒン？」

ミクリ父「これは外そう…さあヒンバス、思う存分戦ってこい！お前のご主人はきっとお前を上手に戦わせられるはずだからな！じゃあまたね！」

ヒンバス「ヒン！」

ミクリ「ふぅ…やったねハスボー！」

ハスボー「ハスー！」

ヒンバス「ヒンヒン！」

ミクリ「あれ？ヒンバス…あ、しまった！ボールにしまうの忘れてた！ゴメンねヒンバス」

ペ「よお！驚いたかミクリ！」

ミクリ「ペ！驚いたに決まってるじゃないか！どうして突然コンテストに？」

ペ「そりゃ頂点に立つには越えなきゃならない壁ってもんがあるからよ！ミクリ、俺を越してみな！」

ヨン「ついでに俺もな！」

ミクリ「…分かったよ！越えて見せるさ！そして…アダンさんも倒す！」

ビビアン「選手の皆さん！そして会場の皆さん！たった今上位8名の集計が終了いたしました！モニターをご覧下さい！」

会場「ゴク…」

ジュン「頼む…」

ミロ「お願い…」

ダイゴ「………」

ミクリ「…」

モニター

1.アダン
2.ミクリ
3.カン
4.コク
5.ハイ
6.ユウ
7.ペ
8.ヨン

ジュン「やった！ミクリの名前が入った！」

ペ&ヨン「やったー！！」

ミクリ「……よし、まずは第一の壁を越えた！」

アダン「………」

ミロ「2って事はアピール順位が2番目って事！？凄い！」

ビビアン「そして！続いてのバトル審査の組み合わせはこちら！」

モニター

アダン VS カン
コク VS ハイ
ユウ VS ペ
ヨン VS ミクリ

ヨン「(げっ！いきなりミクリとかよ！)ふふん！ミクリ、お前の最初の壁は俺だな！」

ミクリ「ああ！正々堂々と戦わせてもらうよ！」

ジュン「ミクリとヨンか…分からないな…」

ミロ「ヒンバスも確かに強くなったけど…ヨン君のペリッパーは進化系だし…」

ダイゴ「ペリッパーは進化前のキャモメに比べて素早さが下がるからね…そこをうまく攻められれば…」

ビビアン「それではバトル審査スタートです！」

アダン「ゆけっ！キングドラ！」

キングドラ「グドーッ！」

ミクリ「やっぱりバトルもキングドラか…」

ミロ「バトル審査は繰り出した技のうつくしさも加点されるの…だからどんな技でどんな風に攻めるかも重要なポイントね…」

ドーン！！

ビビアン「おおっと！勝負あり！キングドラ圧勝です！」

ジュン「嘘だろ…？まだ一分も経っていないのに…」

ペ「あのキングドラどんだけ強いんだ…あんな早いバトル初めて見たぞ！？」

ミクリ「………」

同じく書き溜めです
今日はここまでです

続いて二組のバトルが始まり…

ペ「ドククラゲ！ダイビング！」

ドククラゲ「ドクッ！」ﾄﾞｰﾝ!

コドラ「ドラーッ！」

ビビアン「勝負あり！ペ選手の勝利です！」

ペ「やったぜー！」

ジュン「やるなー！」

ヨン「次は俺らの番だぜ！覚悟はいいかミクリ！(絶対負ける…だってヒンバス以外にもポケモン捕まえたらしいし…)」

ミクリ「もちろん！ね！ヒンバス！」

ヒンバス「ヒンヒン！」

ヨン「え？バトルに使うポケモンってヒンバス？」

ミクリ「そうだよ？」

ヨン「な…なんだ！あっはっは！いやー楽しみだ！(よし！勝ちは貰ったぜー！)」

ビビアン「続いてはヨン選手VSミクリ選手です！ルネシティ出身同士の対決となりました！ではバトルスタートです！」

ヨン「ゆけっ！ペリッパー！」

ペリッパー「ペリーッ！」

ミクリ「行ってこいヒンバス！」

ヒンバス「ヒンヒーン！」

ヨン「ペリッパー！しろいきり！」

ペリッパー「ペリッ！」ｼｭﾜｱｱｱ…

ミクリ「くっ！視界がさえぎられた！ヒンバス、落ち着いて！」

ヒンバス「ヒン…！」

ヨン「(無理無理…こんなに濃い霧の中じゃ到底当たる技なんて…)」

ミクリ「ヒンバス！おんがえし！」

ヒンバス「……ヒンッ！」

シュッ！ドンッ！

ペリッパー「ペリィー！」ﾄﾞｻｯ!

ヨン「ああっ！ペリッパー！どうして！？」

ミクリ「よし、霧が晴れた！ヒンバス、れいとうビーム！」

ヒンバス「ヒンー！」ﾋﾞｭｵｵｵ!

ペリッパー「ペリ～！」ｶﾁｰﾝ!

ヨン「ペリッパー！」

ビビアン「勝負あり！ヒンバスとミクリ選手の勝利です！」

ミロ「やった！」

ダイゴ「なかなか余裕の勝利だったね！
」

ミクリ「よし！ありがとうヒンバス！」

ヨン「………お前とヒンバスを見くびっていたよ…負けたぜ！…準決勝進出か、頑張れよ！」 」

ミクリ「…ありがとう！」

ヒンバス「ヒ…ヒン」ｶﾞﾀｶﾞﾀ…

ミクリ「？ヒンバス…大丈夫？」

ヒンバス「ヒン！」

今日はここまでです

ビビアン「それではこれより準決勝戦を開始します！モニターをご覧ください！準決勝の組み合わせを表示いたします！」

モニター

アダン VS コク
ミクリ VS ペ

ペ「やっぱりミクリとか…予想通りだな…」

ジュン「ミクリとペは何度もバトルしてきた…だからお互いに戦い方は把握しあってる…だからこそどちらにも歩があるわけだな」

ビビアン「準決勝からは時間制限があります！2分間の戦いでより多くうつくしさを稼ぐ、または相手を倒した方が勝利となります！では一組目、ペ選手VSミクリ選手！バトルスタートです！」

ペ「ゆけっ！ドククラゲ！」

ドククラゲ「ドクーッ！」

ミクリ「よし…行ってこいヒンバス！」

ヒンバス「ヒンヒン！」

ペ「ドククラゲ！ヘドロばくだん！」

ドククラゲ「ドクー！」

ドンドンッ！

ミクリ「かわしてみずのはどう！」

ヒンバス「ヒンッ！」ｼｭｯ!

ドンッ！

ペ「ドククラゲ、ダイビング！」

ドククラゲ「ドクッ！」ｻﾞｯﾊﾟｰﾝ!

ビビアン「開始早々激しい攻めあい！まだまだ戦況が読めません！」

ミロ「姿を消したドククラゲをどうやって…今回は相手自体が姿を消しているからおんがえしは当たらないし…」

ミクリ「ヒンバス、気を付けて！」

ヒンバス「ヒン…」ｼﾞｯ…

ミクリ「(ヒンバスに姿を消した相手を攻撃する技は無い…それなら…)ヒンバス！地面にれいとうビーム！」

ヒンバス「ヒンーっ！」ﾋﾞｭｵｵｵ!

ミクリ「まだまだ！凍らせ続けるんだ！」

ビビアン「ヒンバス！地面を凍らせている！一体何をするつもりなのか！？」

ペ「くっ…ダイビングから上がってこれなくさせるって訳か…」

ミクリ「よし、ヒンバス！天井にみずのはどう！」

ヒンバス「ヒンッ！」

ドオオオン！！…サアアア！

ビビアン「これは！みずのはどうの雨だ！」

ミクリ「ヒンバス！れいとうビーム！」

ヒンバス「ヒンーッ！」

ビュオオオ！！

ビビアン「これは！キラキラの氷の粒が降り注ぐ！」

コンテスタ「これは美しい！」

スキゾー「いやぁ好きですね～」

ジョーイ「素晴らしいです！」

ジュン「なるほど！相手の動きを封じてその間にアピールポイントを稼ぐのか！さすがだぜ！」

ビビアン「試合時間残り10秒です！」

ペ「さすがだなミクリ…けど！俺も本気で優勝を狙ってるんだ！！」

ドククラゲ「ドクーーッ！」

パリーンッ！

ミクリ「氷が割れた！？」

ビビアン「残り3秒！」

ペ「ドククラゲ！ヘドロばくだん！！」

ドククラゲ「ドクーッ！」

ミクリ「ヒンバス！みずのはどう！」

ヒンバス「ヒンーッ！」

ドオオオン！！

ダイゴ「うっ！これは分からないぞ！どうなる…？」

会場「………」

ペヨンジュンの名付け親だがずっとみてるぞ

ドククラゲ「………」

ヒンバス「………」

ペ「………」

ミクリ「………」

ドククラゲ「…ドサッ！」

ヒンバス「…ドサッ！」

ビビアン「おっと！これは両者戦闘不能！」

ペ「何！？」

ミクリ「これはどうなるんだ…」

コンテスタ「では我々三人の審査員でどちらが決勝進出に相応しいかを多数決を取りたいと思います」

ビビアン「これは今までに無い展開です！さあ、決勝進出はどちらの選手か！」

ジュン「頼む…ミクリ…」

ミロ「………」

ビビアン「それでは！審査員の皆さんお願いします！」

モニター

コンテスタ ミクリ

ジュン「よし！」

スキゾー ペ

ミロ「うっ…」

ビビアン「さあ、最後まで分からない！どうなる？」

ダイゴ「……頼む！」

>>426
その節はありがとうございました

今回はここまでです

ジョーイ「え…私は…」

コンテスタ「ゴクリ…」

ビビアン「ゴクリ…」

会場「ゴクリ…」

ペ「ゴクリ…」

ミクリ「ゴクリ…」

ジョーイ ミクリ

ビビアン「これは！ペ選手1票、ミクリ選手2票！決勝進出です！」

ジュン「よっしゃあ！！」

ミロ「やった！」

ダイゴ「すごいなミクリ！」

ミクリ「勝った…」

ペ「…ドククラゲ、ご苦労様！」

ドククラゲ「ドク…」

ペ「ミクリ…おめでとう！ついにやったな！」

ミクリ「…うん！ペ！ありがとう！」

ペ「ここまで来たなら…絶対勝てよ！おそらくお前の決勝の相手は…」

ドーン！

ビビアン「またもやあっという間の勝利！決勝進出はアダンさんだー！」

ミクリ「…やっぱりそうか…決勝はアダンさんが相手…」

ジュン「今のアダンさんのバトルを見る限り…かなり厳しい戦いになりそうだな…」

ミロ「攻撃も素早さも高いあのキングドラにどうやって挑むのかしら…」

ダイゴ「ここまで来たミクリに迷いはないはずだよ…きっと対等に渡り合えるはずさ！」

少ないですが、ここまでです

ビビアン「…さあ！いよいよ今回のカイナシティコンテストの最後の戦いとなります！バトル審査決勝戦！ぶつかり合うのはこの二人！」

ジュン「…ダメだ、こっちまで緊張してくる…」

ビビアン「まずは二回目の出場で見事決勝まで登りつめた期待の新星！ルネシティのミクリ選手！」

ミクリ「………」

会場「ワーッ！」

ダイゴ「会場が湧いてる…ミクリも名が知られてきたんだね！」

ビビアン「そして！こちらも3年ぶりの出場にして一気に決勝まで登り詰めた超ストロング&ビューティフルトレーナー！アダンさんだー！」

会場「ワーーーッ！！」

ミロ「やっぱりアダンさんはファンが多い…」

ジュン「大丈夫、問題は強さだ！」

アダン「…ミクリ君、私はひょっとしたらと思っていました…ひょっとしたら君と戦うのではないかと」

ミクリ「僕は望み通りです…望み通りアダンさんと戦うことができる…もう一度アダンさんに見ていただきたいんです！」

アダン「………」

ミクリ「時に春風のように舞い…または稲妻のように射す…そんな美しくも力強いバトルをするつもりです！」

アダン「ふむ…では私も本気で挑まねばなりませんね…見せてあげましょう！私と私のポケモンが織り成す水のイリュージョンを！」

ビビアン「それでは！カイナシティうつくしさコンテストバトル審査決勝戦！始め！」

久しぶりに更新しました
お待たせしてしまった皆さん、ごめんなさい

アダン「ゆけっ！キングドラ！」

キングドラ「グドーーッ！」

ジュン「あのキングドラ…さっきよりやる気に見えるのは気のせいか…？」

ダイゴ「…これは決勝戦。アダンさんのポケモンなら様々な修羅場をくくってきたはず…つまりアダンさんもエースのキングドラもこのような場面での戦いに慣れてるんだ」

ミロ「それってどういう意味？」

ダイゴ「あのキングドラはこれが全てを決める戦いだってことが分かっているかもしれない…だからあんなに闘争心を燃やしてる…恐らく本気でかかってくるはず…」

ジュン「あんな強いキングドラがそれだけ本気でかかってくる…？てか今まで本気じゃ無かったのか？」

ミクリ「…ゆけっ！ヒンバス！」

ヒンバス「ヒンーッ！」

ミロ「でもヒンバスのやる気も負けてない！この勝負…どうなるかは分からない…」

ミクリ「ヒンバス！みずのはどう！」

ヒンバス「ヒンッ！」

アダン「キングドラ！受け止めるのです！」

キングドラ「ドラァッ！」

ドーンッ！

ジュン「避けない！？」

キングドラ「………グド！」

ミロ「全然効いてない…」

ダイゴ「キングドラのタイプはみず・ドラゴン。だからみずタイプの技はかなり効きにくいんだ！」

ミクリ「それなら…れいとうビーム！」

ヒンバス「ヒンーッ！」ビュオオオ！

アダン「キングドラ、ふぶき！」

キングドラ「グドーッ！」ビュゴオオオォ！

バチッ！バチッ！ビュゴオオオォ！

ドーンッ！

ミクリ「ああっ！ヒンバス！」

ジュン「しまった…押し負けた！」

ダイゴ「あのキングドラが使う技は確か…りゅうのまい、ハイドロポンプ、ふぶき…あと一つは一体…」

今日初めて読んだけどすっごい面白い
>>1頑張って！応援してる

アダン「甘いですよ…そのような力では私のキングドラは倒せません！」

ミクリ「………」ｷﾞﾘ…

アダン「キングドラ！りゅうのまい！」

キングドラ「グド…ォオ！」ﾄﾞｺﾞｫｫｫ!

ビビアン「キングドラ！りゅうのまいで能力を高めています！」

ミクリ「まずい…ヒンバス、気を付けて！次の攻撃は強力だ！」

ヒンバス「ヒン…」

アダン「一気に勝負をつけて差し上げましょう…キングドラ！」

キングドラ「グドォ…」

ミクリ「何が来るんだ…？」

アダン「はかいこうせん！」

ジュン「何！？そんな強力な技まで使えるのか！？」

ミロ「あれをまともに喰らったら一撃で戦闘不能になりかねない…」

キングドラ「グゥドオオオオッ！！」

ドゴォォォ！！

ミクリ「ヒンバス！かわせ！」

ヒンバス「ヒンッ！」ﾋｭｯ!

バチバチィッ！

ヒンバス「ヒンーッ！」ﾄﾞﾝｯ!

ミクリ「ヒンバス！」

ダイゴ「はかいこうせんのエネルギーが大きすぎて避けきれなかった！あのキングドラ…何てパワーなんだ…」

ミクリ「ヒンバス、大丈夫かい！？」

ヒンバス「ヒ…ヒンッ！」

アダン「さすがはここまで勝ち抜いてきたポケモン…簡単には倒れないその強靭さは素晴らしい！しかし、こちらからすれば単にしぶといだけですね…」

ミクリ「く…」

キングドラ「グド…」ｼｰﾝ…

ミクリ「そうか！キングドラははかいこうせんの反動で動けない…この間に…ヒンバス！天井にみずのはどう！」

ヒンバス「ヒンーッ！」ﾄﾞｰﾝ!

ビビアン「おーっと！この動きは、まさかあのコンボか！」

ジュン「さっきの戦いと同じように相手が動けない隙にコンボを決める作戦だ！」

ミクリ「よし、ヒンバス！れいとうビーム！」

アダン「そうはさせません！キングドラ！降り注ぐみずのはどうにふぶき！」

キングドラ「グドーッ！」

ビュゴオオオ！

ミクリ「もう動けるのか！？しかも技の繰り出しが早い！」

ドーン！

ビビアン「なんと！相手の技を利用しコンボを決めたのはアダンさん！」

ミロ「コンボを取られた！」

ミクリ「(…これはもう…)」

キングドラ「グドオオオッ！」

ビビアン「キングドラ！まるで勝利の雄叫びをあげているようです！」

ヒンバス「ヒ…ヒン…」

ミクリ「(…勝てない…？)」

今回はここまでです

>>453
ありがとうございます
必ず最後まで更新します

ダイゴ「恐ろしい程の強さだな…」

男の子「ヒンバス頑張れ～！」

女の子「ミクリさん頑張れ～！」

ジュン「あの姉弟…ミクリ達を応援してくれてる…」

ミロ「顔が凄く似てるわね…双子かな？」

今日中にまた後程更新します

双子の母「フウ、ラン、あんまり騒いじゃだめよ。ほら、ポロックあげるから」

フウ&ラン「わーい！」ﾊﾟｸｯ

ラン「何これ～まずーい！」

双子の母「あら！間違えて渋いポロックを与えちゃったわ！」

フウ「こんなのいらなーい！」ﾎﾟｲｯ!

フウはしぶいポロックを一粒、バトルフィールドに放り投げてしまった

双子の母「こら！何てことするの！」

ミロ「あらら…」

ポロックはヒンバスの目の前に転がった

ヒンバス「ヒン？」ﾊﾟｸｯ

ミクリ「くっ…どうすれば…！」

アダン「ミクリ君…まだ分からないのですか？」

ミクリ「………？」

アダン「私のキングドラと君のヒンバスでは明らかな実力の差がある！君とヒンバスがどれだけ足掻こうと私とキングドラには敵わないのですよ！」

ミクリ「く………！」

アダン「…もう諦めた方が良いでしょう…それともまだヒンバスを傷つかせ続けますか？」

ミクリ「………ヒンバス」

ヒンバス「………」

ミクリ「僕と君は…まだまだ実力不足だったみたいだ…」

ヒンバス「………」

ミクリ「これ以上君を無謀な戦いで傷付けたくない…だから…」

ヒンバス「ヒンッ！」ﾄﾞﾝｯ!

ヒンバスはいきなりキングドラに向かっておんがえしを放った！

ミクリ「あっ！ヒンバス！」

アダン「…キングドラ、受け止めるのです！」

キングドラ「グドッ！」

ドーンッ！！

キングドラ「グ…グドォ…」

ビビアン「おっと！これはかなりの威力を持っていたようです！」

アダン「これは……」

ヒンバス「………ヒン！」

ミクリ「ヒ、ヒンバス…」

ミロ「ヒンバスはミクリ君に諦めてほしくないのね…あのおんがえしの威力を見ても分かるわ…」

ジュン「ヒンバスはきっとミクリにこれまでの感謝の気持ちを返したいんだ…今のミクリにとってとても大切なこの戦いの場で…」

ミクリ「ヒンバス…分かった！君の気持ちは伝わったよ！」

アダン「………」

ミクリ「アダンさん！僕はヒンバスと一緒に最後まで戦います！絶対に諦めたりしない！僕もヒンバスに感謝してることはたくさんある！だから…今この戦いで！ヒンバスに恩返しします！」

アダン「…なるほど…分かりました！では今度こそ最後です！」

ミクリ「………！」

アダン「キングドラ！はかいこうせん！」

キングドラ「グド…？」

アダン「む？キングドラ…どうしたのですか？」

ジュン「あれは何だ？ヒンバスが！」

ダイゴ「ヒンバスが光ってる…あれはまさか…」

今回はここまでです
度々遅くなってしまい、すいません

ミクリ「これって…」

アダン「…なるほど、これは…」

ミクリ「ハッ！」

ミクリはあの時の夢を思い出した

ミクリの目の前に姿を現したポケモンは美しくヒレをたなびかせ、様々な色の美しい鱗を輝かせていた…

美しきポケモン「……………」

そして今ミクリの目の前にいるのは、紛れもなく夢に出てきた美しいポケモンだ

ビビアン「これは…？どういうことでしょうか！？」

コンテスタ「見たことの無いポケモンですね…しかし、何とも美しい姿だ…」

スキゾー「…いやぁ好きですね～」

ジョーイ「これは…」

ジュン「間違いない…」

ミロ「ヒンバスが…」

ダイゴ「進化した…」

ミクリ「…ヒンバス…じゃない…？」

美しきポケモン「………ミロオォォォ！」

ビビアン「ヒンバスから進化したこのポケモンは一体！？」

ミクリ父「はあはあ…あ、ミクリ！もう戦っていたのか！ミクリーーー！！」

ミクリ「え？お、お父さん！？」

ミクリ父はバトルフィールドに侵入してきた！

ビビアン「あ！危ないですよ！バトルフィールドには入らないでください！」

ミクリ「お父さん！どうしたの！？」

ミクリ父「はあはあ…ミクリ、これを見てくれ…ってそのポケモンはミロカロス ！？ヒンバスが進化したのか！？」

ミクリ「ミロカロス…？そういう名前のポケモンなの？あとそれは…」

ミクリ父「ああ！この本のここ見ろ！ほら、かなり昔の話だが…」

ミクリ「うん…」

ミクリ父「あるところに一人の乱暴者がいたらしい。そいつはいつもいつも人に暴力ばかりふるって困らせていたらしい」

ミクリ「うんうん」

ミクリ父「で、そいつはとてもみずぼらしいポケモンを持っていたんだ。恐らくそればヒンバスだろう」

ミクリ「あ…」

ミクリ父「それで、そいつの母親は毎日毎日神様のところに行ってお祈りしたそうだ。そいつの荒んだ心が癒えるようにってな。その時に捧げ物としてカゴのみなどの渋い木の実を使っていたらしい。」

ミクリ「なるほど…」

ミクリ父「するとある日、ヒンバスが進化したんだ。それはそれは美しい姿に…それからそいつの荒んだ心はすっかり癒えて、優しい人になった…という言い伝えだ！つまり、このポケモンは間違いなくミロカロス！」

ミクリ「そっか…お父さんありがとう！ミロカロス！改めて宜しく！」

ミロカロス「ミロ！」

アダン「これは面白い…ではミクリ君！勝負を続けようではありませんか！」

ミクリ「もちろんです！」

ビビアン「さあ！試合時間残り1分！まだまだ先が読めません！果たして勝利はどちらの手に！？」

今日はここまでです

アダン「キングドラ！ふぶき！」

キングドラ「グドーッ！」ﾋﾞｭｺﾞｵｵ!

ミクリ「ミロカロス！れいとうビーム！」

ミロカロス「ミロォーッ！」ﾋﾞｭｵｵ!

ドオオオン！！

ビビアン「これは相殺です！威力はほぼ互角！」

ジュン「ヒンバス…じゃなくてミロカロス！パワーも格段にアップしてるな！」

ミロ「ミロカロスって…なんか私の名前に似てる！」

アダン「ならば！りゅうのまいです！」

キングドラ「グドォ…！」

ダイゴ「まずい！これ以上りゅうのまいを使われたらいくらミロカロスでも厳しい！」

ミクリ「ミロカロス！まきつく！」

ミロカロス「ミロッ！」ｼｭﾙｼｭﾙ

キングドラ「グドッ！？」

ジュン「キングドラを巻き付けた！」

ダイゴ「ミロカロス自身の身体を活かした戦法だね！」

ミクリ「ミロカロス！そのままれいとうビーム！」

ミロカロス「ミロォーッ！」

ドオオオン！！

キングドラ「グトオ…」

ビビアン「おっと！これはかなりのダメージです！」

ミロ「ミロカロス凄い！」

アダン「ほほう…やはりポケモンとは素晴らしい生き物ですね…トレーナーへの強い気持ちによって計り知れない強さを発揮する…」

ミクリ「………」

アダン「ですが…分かっていますね？」

ミロカロス「ミロ……」

ミクリ「…分かっています」

キングドラ「グド…」

ジュン「お互いに体力はギリギリだ…どちらが最後に立っているのか…」

アダン「ミクリ君、君とミロカロスの絆は十分分かりました…確かに君は三年前とはどこか違いますね…もはや私が勝てる保証などない」

ミクリ「………」

アダン「…ですが勝負を分けるのは完全に実力です！君にそれが足り得るか…確かめようではありませんか」

ミクリ「…はい」

キングドラ「グトォ…」

ミロカロス「ミロォ…」

アダン「キングドラ！はかいこうせん！」

キングドラ「グゥドオオオ！！」

ミクリ「ミロカロス！かわしておんがえし！」

ミロカロス「…ミロォッ！」

ジュン「あの強力なはかいこうせんをかわせるのか！？」

今回はここまでです

ミロカロス「ミロオオォッ！」

ビビアン「ミロカロス！強力なはかいこうせんを制御しながらキングドラにおんがえしを放ちます！」

キングドラ「グド…！？」

バチッ！バチッ！

ミロカロス「ミロッ…ミロオッ！」

アダン「………！」

ミクリ「僕はここで…」

ジュン「………」

ミロ「………」

ダイゴ「………」

ミクリ「必ず…勝つ！」

ミロカロスは渾身の力を込めてキングドラに直撃した！

ドオオオオン！！

ジュン「うっ…あれは大丈夫か？」

ミロ「分からない…」

ダイゴ「ミロカロスを信じよう…」

アダン「………」

ミクリ「………」

キングドラ「………グドッ！」ﾄﾞｻｯ!

ミロカロス「………ミロォ…」ﾄﾞｻｯ!

会場「………」

ミクリ「………！」

ビビアン「これは…！」

会場「ザワザワ…」

ビビアン「キングドラ、ミロカロス、両者戦闘不能！よってアダン選手VSミクリ選手の戦いは引き分けです！」

アダン「これはこれは…今までにない結末でしたね…」

ジュン「相討ちだったか…」

ミロ「でも…ミロカロスはよく頑張ったよ…」

ダイゴ「こうなっても…納得できるね」

ミクリ「………」ｽﾀｽﾀ

アダン「戻れキングドラ、よくやってくれましたね」

ミクリ「ミロカロス…よく頑張ったね…ありがとう！ここまで一緒に戦ってくれて…」

ミロカロス「ミ…ミロォ…」

ミクリ「そんな顔するなよ…大丈夫！僕は君に凄く感謝してるんだよ！」

アダン「………」

ミクリ「ミロカロス…本当にありがとう…君は…」

ミロカロス「………」

ミクリ「最高のパートナーだよ！」

アダン「………！」

ミクリ「アダンさん…ありがとうございました！僕とミロカロスの実力はアダンさんには及びませんでしたが…この三年間厳しい訓練を越えてここまでやってきたつもりです！」

アダン「いえ…ミクリ君、君は重要な事に気付いたようですね」

ミクリ「え？」

アダン「三年前…私は君に言いました…君には足りていないものがあると…」

ミクリ「………」

アダン「それは自分への厳しさとポケモンへの思いやりです。ただ馴れ合いだけだったあの時から今日まで、君は確かに成長し、ここまで来ましたね」

ミクリ「…ありがとうございます」

アダン「聞きましたが…君はまだ私の弟子になるつもりなのですね？」

ミクリ「はい！アダンさんの弟子になってみずタイプを極めたいです！」

アダン「新しい夢もできたのですか…みずタイプを極める…それは私ですら未だに実現できていない果てしない道のりです…それは分かっていますね？」

ミクリ「もちろんです！」

アダン「…認めましょう。私の弟子になることを！」

ミクリ「本当ですか！？ありがとうございます！」

アダン「さあ、もう少しで表彰台に乗りますよ…」

ミクリ「え？引き分けなのに…どうやって勝敗を決めるんですか？」

コンテスタ「今までにない結果で…どのように順位を決めるべきか…」

アダン「審査員の皆さん、その件に関してお願いがあります」

コンテスタ「アダンさん…何でしょう？」

アダン「私とミクリ君…同時に表彰台へ上がることは不可能ですか？」

コンテスタ「同時に表彰台に立つ…なるほど、やはりそれが一番ですな！」

ジョーイ「お二人からは素晴らしいバトルを見させていただきました！私もそれがいいと思います！」

スキゾー「いやぁ好きですね～」

ミクリ「アダンさん…審査員の皆さん…ありがとうございます！」

明日再び更新します
明日の更新が最後です

そして…

ビビアン「カイナシティうつくしさコンテスト！今大会の優勝者は異例の二人！お二人にはうつくしさコンテスト優勝の証であるマスターリボンをお渡しします！」

ジュン「今までアダンさんしか優勝がなかったからな…歴史を変えたなミクリ！」

ビビアン「まずはアダンさん！おめでとうございます！」

アダン「ありがとうございます」

ビビアン「そして、そんなアダンさんとの勝負審査を引き分けにまで持ち込み、見事歴史を変えた超パワフルな期待の新星！ミクリ選手！おめでとうございます！」

ミクリ「…ありがとうございます！」

ミクリ父「ミクリ…よくやったな」

ミクリ宅

ミクリ母「お父さんが言った通りね…ヒンバスも…それにミクリもあんなに立派になって…」

TV

ビビアン「それでは、カイナシティうつくしさコンテスト！これにて閉幕です！また次回お会いしましょう！」

その日の夕方…

ジュン「ミクリ、本当におめでとう！今日は記念すべき日だ！」

ミロ「なんかね、みんなミロカロスの事を知らないみたい！本当にミクリは歴史を変えたね！」

ミクリ「いやいや…ここまでこれたのはやっぱりミロカロスのおかげだよ！ありがとうミロカロス…」

ミロカロス「ミロッ！」

ミクリ「そうだ！これ…付けてあげる」

ミクリはミロカロスにリボンを付けてあげた

ミロカロス「ミロ！」

ミクリ「僕達の初めての大舞台だったね…良い結果に終われて本当に良かったよ！」

ペ「俺は準優勝だ！でもミクリが勝ってくれたから俺は満足だぜ！さすがは俺の親友だ！ 」

ミクリ「ペ…ありがとう！」

ヨン「最初に当たったのがミクリじゃなければなーwやっぱ強くなったな！」

ミクリ「うん！ありがとう！」

ダイゴ「それにしても良かったじゃないか！アダンさんに認めてもらえて！」

ミクリ「うん！アダンさんに付いていけば夢を叶えられるかな…ってね！元々はそれが目的で三年間修行してきたんだし！」

ジュン「大したもんだな！ミクリ！」

ダイゴ「あ…もうこんな時間か…そろそろカナズミに戻らないと…」

ミロ「ダイゴは今日は親の目を盗んで来たんだっけ？」

ダイゴ「うん！じゃあ…もう行くよ」

ミクリ「ダイゴ…今日まで色々ありがとう！三年前にダイゴに出会えて本当に良かったよ！」

ダイゴ「ミクリ…うん！僕もだよ！」

ミクリ「将来はチャンピオンになるつもりなんでしょ？もしなったら…その時は僕と勝負しよう！」

ダイゴ「ああ！もちろんだよ！ゆけっ！エアームド！」

エアームド「合点承知」

ダイゴ「またねー！」

ペ「…行っちまったか」

ジュン「俺達はみんなルネシティだからな！早く帰ろう！」

ヨン「よし！港まで走ろうぜ！」

ペ「よーし！行くぞ！」

ミロ「夕日が綺麗…行こう！」

ミクリ「…うん！」

ダッ！

…こうしてミクリの少年時代は他の誰よりも熱く、大きなものとなった
この経験こそが現在の圧倒的な実力に繋がっているのだろう…

そして8年後…

ペ「ルネシティに戻ってくるのも…もう5年ぶりか…」

ヨン「そうだなー…高校はみんな都会に行ったからな」

ジュン「お、いたいた！ミクリ！」

ミクリ「…あ！ペ、ヨン、ジュン！久しぶり！」

ペ「いやー本当に久しぶりだな！変わってないなー！」

ヨン「今日はダイゴも来るんだって？」

ミクリ「うん！ホウエン地方チャンピオンさ！」

ジュン「まじでチャンピオンまで上り詰めちまうなんてな…まあ何となく分かってはいたけどな…」

エアームド「着陸やでー」

ペ「お！あのエアームドは！」

ヨン「来たな！ホウエン地方チャンピオン！」

ジュン「待ってたぜ！」

ダイゴ「ああ！待たせたね」ｽﾀｯ

ミクリ「ついにやったね…おめでとうダイゴ！」

ダイゴ「ありがとう！君もやったじゃないか！ついにジムリーダーだね！」

ミクリ「まあね！」

ジュン「さて…今日集まったのには訳があるんだろ？ミクリ」

ミクリ「もちろん！ダイゴ、あの時の約束は覚えてるよね？」

ダイゴ「当たり前じゃないか！君の実力が見たいな…」