P「やよいを無視し続けたらどうなるか」(556)

やよい「おはようございますー!」

小鳥「おはよう、やよいちゃん。あら、でも確か今日は……」

やよい「はい、一日お休みなんですけど、いざ休みとなるとやることがあまり無くて……」

小鳥「それじゃ、ファンレターの整理を手伝ってくれたら嬉しいんだけど……」

やよい「勿論です……あ、その前にプロデューサーに挨拶してきますね」


やよい「プロデューサー! おはようございます!」

P「……」カタカタ

やよい「プ、プロデューサー? あの……」

P「……」カタカタ

やよい「あ……お仕事の邪魔ですね……すみません……」

P「……」カタカタカタカタ

やよい「し……失礼します……」

やよい(ど、どうしよう……まずいことしちゃった……)


小鳥「竜宮小町人気はいつも通りだけど、やよいちゃんもどんどん増えてるみたいね」

やよい「……」

小鳥「量が増えると大変だけど、やっぱり嬉しいわー」

やよい「……」

小鳥「やよいちゃん?」

やよい「は、はい?」

小鳥「手、止まってるけど……どうかした?」

やよい「だ、大丈夫ですよー! ちょっと、ぼんやりしてただけです!」

小鳥「そう……?」

やよい(悪いのは私だから、ちゃんと謝らないと……)

やよい(で、でも今行ったらまた怒らせそうだし、もし一段落してそうだったら……)


P「……」カタカタ

美希「ハニー、暇ー……」

P「はいはい、また後でなー」カタカタ

やよい(ど、どうして……)

やよい(私の時は、あんなだったのに……)

小鳥「プロデューサーが、どうかした?」

やよい「ふえっ?」

小鳥「ずっと見てるじゃない、何やら訳ありそうな表情で」

やよい「……ちょっと、失礼なことしちゃって」

小鳥「失礼なこと?」

小鳥「なるほど……」

小鳥「でも、いくらなんでも挨拶くらいは返すものだけど……」

小鳥「別に電話中とかじゃ、なかったのよね?」

やよい「はい……」

小鳥「……そんなに落ち込まないで。企画が一つおじゃんになったわけじゃないんだから」

小鳥「すぐに、いつもみたいにお話できるから」

やよい「そ、そうですね……」

―――


P「……」ゴクゴク

P「……ふぅ」

やよい(い、今ならいいよね……休憩中みたいだし……)


やよい「あ……あの……プロデューサー……」

P「……」

やよい「その、さっきはすみませんでした! お仕事中に、邪魔なんかして……」

P「……」

やよい「ぷ、プロデューサーぁ……」

P「……」

やよい(……どうして……? 返事どころか、全然反応もしてくれない……)

P「そろそろ……戻らないとな」ガタッ

やよい「あ……」

P「……」コツコツ

やよい「……うっ、ぐすっ……」


春香「~♪」

やよい「……」

春香「あ、やよい! おはよう!」

やよい「お、おはようございます……」

春香「どうしたの? こんなとこで座り込んじゃって……」

やよい「……春香さん、霊感ありますか……?」

春香「れ、霊感って……えっと、人並み、じゃないかなぁ……?」

やよい「私、足ありますか……?」

春香「ちゃんとあるけど?」

やよい「う……やっぱりぃ……」グスン

春香「ちょ、ちょっとどうしたの!?」

やよい「だ、大丈夫ですー! もしかして私幽霊かも、とか思ってませんから!」

春香「そ、そうだよ! 全然問題ないからね!」

春香「それより早く中に入ろうよ」

やよい「そ……そうですね」


小鳥「上手く話せた?」

やよい「……」フルフル

小鳥「あらら……私からも、ちょっと話してみるから」

やよい「へ、平気ですよ! 私が悪いんですから、しっかり自分でケジメをつけないと……」

やよい(と言っても、どうしよう……?)

やよい(また話しかけても、無視されたり……)

やよい(…………手紙、書こう)

やよい(プロデューサーさん、今は私の顔も見たくないのかもしれないし……)

やよい(……よし)


やよい「……プロデューサー」

P「……」カタカタ

やよい「これ……読んでください」スッ

やよい「……今日は本当にすみませんでした……そ、それじゃあお疲れ様でしたー!」ダッ

バタン

やよい「……はぁ、読んでくれるかな……」

やよい「これが駄目なら、また別の方法を考えていかないと……」

やよい「プロデューサーに捨てられたら……私……」


長介「おかえり、やよい姉ちゃん」

やよい「……ただいまぁ」

長介「何かあったの?」

やよい「ちょっと……失敗しちゃった」

長介「……そっか」

やよい「だ、大丈夫! 明日からまた頑張るから!」

やよい「ほら、今日はもやし祭りだよ! お姉ちゃん、頑張って作るから!」ダッ


みんなー! ただいまー!


長介「あんな顔の姉ちゃん、初めて見た」

長介「……無理して、がんばらなくてもいいのに……」

―――


やよい「おはようございますー」

やよい(プロデューサー……まだ来てないのかな?)

やよい(……読んで、貰えなかったんだ)

やよい(昨日私が置いた場所と同じところに置いてある……)

やよい「……っ!」グシャ

やよい(もう、許して貰えないのかな……)

やよい「……」

伊織「……何ボケっと突っ立ってるの?」

伊織「早く行きましょ」

やよい「あ……どこへ……?」

伊織「今日は私と収録あるんだけど……ホントにボケた?」

やよい「……そういえば、そうだったっけ……」

伊織「仕事なんだから、もっとシャキッとしなさいよね? いい?」

やよい「……」コクン

―――


やよい(……怒られっぱなし)

やよい(……辞めなきゃ、いけないのかな)

やよい「戻りました……」ガチャ

小鳥「やよいちゃん、お疲れ様」

やよい「はい、お疲れ様です……」

小鳥「伊織ちゃんから話は聞いたわ……プロデューサーのこと?」

やよい「はい……」

─────‐||────────‐──────────────────────
─────‐ ||───────────────-───────────
─────-||─────────────────────―───
────── ||──────────‐─────-───────      ∧_∧
──────(_)─、────────‐─────────- ( ヽ       (; ´Д`)       ノ )
─────‐─(_)_ \────────‐──────‐──  \ \     _/  /_ ___/ /

───────/  \ ∧_∧,~ ──‐───────‐────   \  ̄\ \      / /    /
─────-─\   \   )\────────────────  ̄ ̄| \ \   / / | ̄ ̄
─────-──ヽ    ̄ `ヽ |─────‐───────‐───── |  \ \/ /  |
──―──────\   `ー'ヽ, -'⌒\─‐────────────   |____\ /____| ←P
―─‐─―─―──‐  |    ,     _/⌒──────────────  ___    _
──────────\     /\/ ──────────‐───‐─  |    / /\\|
─────‐∧ ∧,~ /  /  )  `ヽ、 ──────────‐────  |   / /  \____
──-──(Д゚(⌒ ̄ `ヽ'   _/     )───────────‐──  (  / /____  )
──―───‐\  \ `ー'"´, -'>__ノ ─────────────   / /       / /
―‐――──‐ /∠_,ノ    _/.__)──) )──‐────────‐─    / /      __//
─────‐ /( ノ ヽ、∧ ∧,~──(__ノ ───‐───‐────-  //       ( /
────‐ 、( 'ノ(    (゚Д゚,,)⌒ ̄`ヽ、 ────────────  //         )/
───‐‐/` ―\__(  ー\  _」_,∠⌒`ヽ──────  __//          し′
───/───―‐/__〉\   、 ( ノ 、ー'⌒`  \──‐─    ( /

──/──‐──────\ (_ノ   ) _,-―_\‐──    ) /

─/────────-──/'`    く \───────   し′
────────────/ /、     >   ̄>‐───‐───
───────────≠  / \_/〉─く__ノ──────────
──────────≠   /──(_/─────‐──────────
─────────∠__ ノ―────────────────‐──────

────────‐───────────-────────────―─‐── ──

やよい「も、もう、全然話を聞いてくれなくって」

やよい「まるで私を居ないみたいに……」

やよい「どう、どうしたらいいのか、全然分からないんです……!」

小鳥「やよいちゃん……」

やよい「……けて、助けて……!」

小鳥「……分かった。今日はもう、プロデューサーは上がってるみたいだから……」

小鳥「いいえ、今から連絡を取ってみる。必ず私が何とかしてみせるから」

―――


小鳥「もしもし、遅くにすみません」

小鳥「単刀直入に言いますね、やよいちゃんの事でお話があります……」


やよい(……これで、いいのかな)

やよい(私が、馬鹿だったから、頼ることになっちゃった)

やよい(……)

小鳥「……お待ちしていますね、はい、それでは」ガチャ

小鳥「……今から此処に来るって話になったから」

小鳥「どうする? やよいちゃんが話すか、それとも私が話すか」

やよい「えっと……その」

小鳥「或いは、私が一人で話して、そのやよいちゃんはどこかに隠れているか、かな」

小鳥「……正直、今顔を合わせるのは辛いでしょう?」

やよい「……はい」

小鳥「なら、そうしましょうか」

やよい「はい、ありがとうございます……」

眠いわ

やよいっちにπタッチしたい

アイマス2やる前→「真とかねーよww」
アイマス2プレイ後→「真可愛すぎワロタww」
響と真の良さがわからないやつはゲームやるべき

皆好きですが

Pは小鳥さんを何て呼んでんのか
小鳥さんは「プロデューサー『さん』」って言ってたのか
やよいは765プロの誰に敬語を使ってないのか

やべぇよアニメから入ったにわかじゃ話にならん

いやん呼称表あるじゃない

保守感謝

―――


P「無視……ですか?」

小鳥「はい」

P「えっと、何を言ってるのか分からないんですが……」

小鳥「とぼけないでください」

小鳥「やよいちゃんが打ち明けてくれました。彼女、ずっと泣いてたんですよ」

小鳥「やよいちゃんは健気ですから、『大丈夫、大丈夫』って……」

P「で、ですから、言ってる事がいまいちよく分かりません」

小鳥「まず一から整理しましょうか?」

小鳥「昨日、やよいちゃんの挨拶を無視しました?」

P「いえ、してません」

小鳥「その後のプロデューサーさんの休憩時にも、やよいちゃんが話しかけてきてくれたんじゃないですか」

P「そうですね、自販機前で少し話をしました」

P「その時はちょっと忙しかったので、多少ぶっきらぼうな態度を取ってしまったかもしれませんが……」

小鳥(やよいちゃんは、居ないみたいに扱われたって言ってたけど……)

小鳥(……本当にとぼけているのかしら)

小鳥「じゃあなんでやよいちゃんが、あんなに傷ついているんですか?」

P「それこそ俺が聞きたい所です。伊織から話は聞いていましたけど」

小鳥「やよいちゃんが言ってるんですよ! プロデューサーさんに無視されてる、って!」

P「…………ですが、俺に覚えはありません」

小鳥「……やよいちゃん、出てきて」


やよい「えっ……」ビクッ

やよい「……」

P「やよい……」

小鳥「私は、やよいちゃんが嘘を言っているようには思えません」

小鳥「プロデューサーさん、やよいちゃんを前にしてまだとぼけるんですか?」

P「やよい。俺がそんなことしてたのか?」

やよい「……ぅ」ビクッ

小鳥「……やよいちゃん。大丈夫だから、ね?」

やよい「……」

P「参ったな。これじゃあ確かめようもない」

小鳥「プロデューサー……そんな声で話しかけたら、脅しにしか見えません」

P「そ、それは酷いですよ! 俺はそんなつもりは……!

小鳥「実際に見えるんです! その気が無くても……」

やよい「や、やめて、くださいっ……」

やよい「た、多分、私の勘違いだったんです……え、えへへっ」

小鳥「やよいちゃん……?」

やよい「だって、プ、プロデューサーは今話しかけてきてくれましたから……」

やよい「私が悪かったんです。で、ですから二人とも、仲良くしてくださいっ」

やよい「休みなのに事務所に行って、仕事している人に話しかけたりしたら、失礼ですよね!」

やよい「ほんとに、ほんとーにっ、すみませんでした!」

P「俺の方こそ悪かったよ」

やよい「プロデューサー……」

P「もう遅いだろうから送っていく」

P「小鳥さん、色々お騒がせしてすみませんでした」

小鳥「……」

―――


やよい「……」

P「……」

やよい(……やっぱり、何も話してくれないんだ)

やよい(でも、いいかな。プロデューサーと小鳥さんが喧嘩したら、お仕事が進まなくなっちゃう)

やよい(仕事なんだから、こんなことで辞めちゃいけないんだから……)

横にカーチャンいて書けないお

カーチャンにハイタッチしてみろ

パイタッチ中か

>>212
カーチャンに?

カーチャン「ハイ、ターッチ!」

>>1「…」パイタッチ

カーチャン「ふぇぇ…///」

なんか勃起してきたんだが

なんにでも疑問符つける引きこもりネトアとかなw

―――


やよい「そ、それじゃあ……お疲れ様でした」

P「……」

やよい「う……し、失礼しますっ」

長介「あ、あの!」

やよい「……え? 長介?」

長介「や、やよい姉ちゃんがいつもお世話になってます!」

P「お、やよいの弟か?」

長介「はい! 最近、やよい姉ちゃんどうですか?」

P「あぁ、仕事頑張ってくれてるよ。俺も信頼してる」

本当に対象はやよいだけなのか
いったいどういう風に閉めるつもりなのか
DQNPが冗談でやりましたと暴露からの破滅END以外想像がつかんな

長介「そ、そうですか! これからも、よろしくお願いします!」

P「ははっ、元気が良いな。よろしくしたいのはこっちの方もだよ」

P「俺に任せとけ」

やよい「……っ!」ダッ

長介「ちょっ、やよい姉ちゃーん!?」

P「仕事仲間と自分の家族が話しているのって、気まずいからな」

長介「そうなんですか?」

P「大人になれば、分かるかもな。それじゃ俺はこれで。仕事で疲れているだろうから、やよいのこと色々助けてやってくれ」

長介「はい!」

―――


長介「けっこー優しそうな人じゃん、プロデューサーさんって」

やよい「……そうだよ。すっごく優しいんだから」

長介「いやー俺も何か任されてる感じで気分いいよ!」

やよい「そう、なんだ」

長介「やよい姉ちゃん、疲れてる?」

やよい「だ、大丈夫だよ! 私は全然、大丈夫なんだからっ」

長介「……姉ちゃん、もう寝なよ。バレバレだから」

やよい「ぅ……」

長介「家のことは任せて、姉ちゃんはアイドル頑張れ」

長介「なんてったってプロデューサーさんから頼まれてるんだからな!」

やよい「……ありがとう。私、頑張る。もっともっと、頑張るからね……」

長介「へへん、俺もがんばるから!」

やよい「おやすみ。また明日、ね?」

長介「? おやすみっ」

―――


やよい「おはようございますー」

春香「や、やよい、おはよう」

やよい「春香さんっ、おはようございます」

春香「えっと……その、ね?」

やよい「はい?」

春香「……調子、どう?」

やよい「どう……? えっと、絶好調ですー!」

春香「そ、そっか」

伊織「アンタね……よくやるわホントに」

やよい「……何が?」

伊織「顔、酷い有様よ。アイドルとして、女としてどうかと思うくらい」

伊織「そんな暗い表情で居られたら、こっちまで辛気臭くなるわ」

伊織「話してみなさいよ。出来ることなら協力してあげるから」

やよい「と言われても、別にどうもしないよ?」

伊織「嘘つき」

やよいを殺すなら俺を殺せ!




>>1が言ってましたよ…ヘヘヘ

やよい「う、嘘じゃないよ! どうしてそんな、決めつけたりするの!?」

伊織「決めつけるまでもないわよ! 100人中100人が何かあった、って気付くんだから!」

やよい「結局決めつけてる!」

貴音「二人共、少し気を落ち着けるのです」

貴音「やよい、本当に何もないのですか?」

やよい「あ、ありませんよ! 信じてくれないなら……最初から聞かないでくださいっ!」

貴音「……」

春香「あ、あぅ……ご、ごめんねやよい」

やよい「……こっちこそ、すみません……」

やよいってうんこする時もうっうーって気張ってそう…
ふぅ…

うっうー!
ブリブリィ!

美希「やっぱり、何か隠してると思うの」

響「でも話してくれないと、どうしようもないぞ……」

伊織「家庭の事情とか? 巻き込みたくないって思ってるのかもね」

響「力になりたいのに……」

雪歩「でももし、本当にどうしようもないことだったら……」

伊織「最初っからそんなマイナス思考でどうすんのよ!」

雪歩「ご、ごめんなさい……」

美希「……うーん……」

美希「ハニー」

P「だからハニーはやめろって」

美希「やよいのこと、何か知らない?」

P「いや、俺は何も。仕事にも影響出るから、何とかしてやりたいんだけどな」

美希「仕事の為だけ?」

P「俺個人的にも、だよ」

美希「つまんないー」

P「あのな……」

P「俺とやよいはそもそも年が合わないし、同性の方が話し易いことかもしれないだろ」

P「だから美希も、何とか出来ないのか?」

美希「やって駄目だからこうしてハニーに聞いてるの」

美希「でも……この事務所、どんどん雰囲気が悪くなっていくの」

美希「ミキもね、あんまり頑張りたくないなって」

P「美希……」

美希「また今度皆で相談しようよ、ハニー」

美希「やよいを助けよう?」

P「勿論だ、俺も全力で、な?」

美希「それでこそハニーなのー!」

P「お、おい! 抱き着くな!」


やよい「……」

やよい「は? うっうーとか、キャラ付けに決まってるじゃないですかw 別にどっかの星のお姫様設定よりマシだと思うんですけど?w」

やよい「美希さんっ」

美希「やよい、どうしたの?」

やよい「心配してくれてありがとうございますっ」

やよい「でも、私は大丈夫ですよっ」

美希「あちゃー……聞いてた……?」

やよい「はい」

美希「仕事、どう? 楽しい?」

やよい「はい、勿論楽しいですよ?」

美希「んー……ならいいけど」

美希「仕事が多いから、無理はしちゃ駄目なの」

美希「楽しくても、体は大事にしないと」

やよい「はいっ、ありがとうございますっ!」

美希「それじゃ、皆の所に戻るのー!」

やよい「うっうー! 戻りますー!」


美希(駄目だなー……やっぱり、何か変だよ……)

うっうー! 戻りますー!


小鳥「……やよいちゃんの、『うっうー』……聞いたのすごく久しぶりですね」

千早「そうですね……」

貴音「美希が、元気づけてくれたようですね」

貴音「さすがです」

千早「でも、根本の解決には至っていません」

貴音「はい。ですから、やよいか頼ってくれた時はいつでも力になれるよう、心づもりは必要でしょう」

千早(私に、力になれることなんてあるのかしら……?)

うっうーんこ!
もりもりもり!

千早「……」

貴音「千早」

千早「はい?」

貴音「まず、私達が元気で居ること……」

貴音「やよいが、自然と笑えるよう。できる事から、始めて行きましょう」

千早「……はい」

小鳥「じゃあ、何か良いお菓子を用意しちゃおうかな」

小鳥「『できる事』……から」

千早「でもそれって根本的な解決になってませんよね?」

>>170-171
ここで時空の乱れを見るとは

やよい「千早さんに借りる程困ってねーしwwww」

書き溜めしてから立てれば良かったな

このスレは落としてくれ

なんだよ、ここまできてやめんのかよ!
このもやもやをどうしてくれる!!

うっうー?

やよい を このまま ほうちする なんて とんでもない!

>>292
それでは わたしが もらって いきますね

ねんがんの やよいを 手にいれたぞ!

         ,イ         
       { /::|      ,, -....――........、
       ヽ:{:::;!z_ _>'"::::::::::::::::::::::::::::::::::\      >>1
      ィ⌒ヽ(;;; )⌒ヽヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
     /::::/,イ⌒Y、:/´⌒ヽ::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::)     ち
    //  {{ ゞ-'::::/    ヽ::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::!
   表     ト.、{  ,,ィ=ミ \ト、:::ト.、:::::::::::リ      ょ
          |ヽ::{ 〃  __   ` \{ \::::::::i:
   ま      !:::N.  ,イんハ    ,ィ⌒ヾヽノ        っ
          ヽ;rヽ 圦ゝrリ         | 
   で    , 、  ヽ「ハ  `¨´   ' ノ   小      と
        ヽ ヽ   \   ` ̄    /:从
   来     }  >'´.-! >―ァ‐ァ― <イ ̄ヽ,
         |    -!   \` ー一'´丿 \
   い    ノ    ,二!\   \___/   /`丶、
        /\  /    \   /~ト、   /    l

もう一方のシリーズかいてるからそれはない

―――


伊織「そしたら亜美が全部持っていっちゃって……」

P「まったく……あの二人には困ったもんだよ」

やよい「……」

伊織「ま、いいんだけどね。二人共子供だし」

P「のクセに、『大人のレディ』を自称してるよな」

やよい「……」

伊織「そうそう!」

P「まぁあの無邪気さはウリだからな……」

伊織「……やよい?」

やよい「はい?」

伊織「アンタ……いつも移動中は無口よね」

伊織「私とプロデューサーしか喋ってないじゃない」

やよい「あはは……私、頭悪いですからちゃんと台本読んでおかないと……」

伊織「まぁ私ほどになれば、一回流せば完璧なんだけどね!」

P「そう調子に乗って、ミスしても知らないぞ……いや、俺の責任になるのか」

伊織「ふふん、私に限ってそれはないから安心しなさいよ」

P「確かに、伊織はプロの風格あるよな。仕事に対しての意識とかさ……」

伊織「まっかせなさい!」


やよい(別に、寂しくはなくなりました)

やよい(ちょっとしたお話とか、あと挨拶はいっつも返してくれませんが)

やよい(でもプロデューサーとは、お仕事の話はしているので、平気です)

やよい(すぐに慣れました)

やよい(少なくとも、仕事を台無しにするようなことはもうありません)

やよい(皆も、私に気を遣い過ぎることもなくなりましたし……)


伊織「ちょっと、着いたわよ。いつまでボケてるの」

やよい「ご、ごめんね伊織ちゃんっ」


伊織「いくわよ」

やよい「うっうー! 765プロ、ファイトですー!」

―――


真「……やよい、何か元気だね」

やよい「そうですか?」

真「うん……その、もう大丈夫なんだね、って」

真美「そうそっ、心配したんだからねやよいっち」

やよい「もうその事はいいんです。ありがとうございます」

やよい「皆さんに、いつまでも心配掛けられませんから」

小鳥「やよいちゃん、ちょっといい?」

やよい「あ、はーい!」


小鳥「最近、やよいちゃんのファンレターに気になる点があって……」

やよい「気になる点……ですか?」

小鳥「ええ、少し、痩せ過ぎじゃないかって意見がね」

小鳥「やよいちゃん、明るいキャラクターがあるからどうにも心配する人が多いみたいなの」

小鳥「私達は毎日顔を合わせているから、気付けなかったけど……」

やよいを強くするためにPはムシし続けたとみた

やよい「そう、ですか……」

小鳥「……プロデューサーの一件があってからの事、かしら」

やよい「分かりました。もうちょっと、食事はしっかり摂るようにしますね」

小鳥「ええ。健康第一を意識して、気を付けてね?」

やよい「はいっ」

小鳥「……あら? 何か良い匂いがする……」

春香「あ、小鳥さんっ、おはようございます!」

小鳥「おはよう……あら、ドーナツ?」

春香「はい、お一つどうですか? やよいも!」

小鳥「ありがとう。ほらやよいちゃん、良い機会じゃない」

やよい「そ、そうです、ね……頂きます……」

小鳥「大丈夫よ。一つくらいでブクブク太っちゃったりしないから」

やよい「あむっ……」パク

春香「美味しい?」

やよい「は、はいっ美味しいです」

真美「相変わらず砂糖」

亜美「ぶちまけですな」

真美「でもこれがまた良い……およ、やよいっちどしたの?」

やよい「あ、あの……ご、ごめんなさい」ダッ

亜美「あー……お行儀悪いねやよいっち」

春香「う、もしかしてこのドーナツちょっとマズイ事になってるかも……」

小鳥「だ、大丈夫よ。そんなすぐにお腹にクるはずないし……」

真美「いやいや分かりませんよ春香さん」

春香「も、もう! やめてよー!」

美希「……ミキも行ってくるの」タッ

春香「み、美希までぇ!?」

―――


やよい「げほっ……う、うえっ……」

やよい「はっ……はっ……」

やよい(駄目……全然、受け付けてくれない)

やよい(ど、どうしよう。お料理番組もやってるのに、これ以上……)

美希「やよい」

やよい「あ、み、美希さん……」

やよい「お、お行儀悪いですよねっ! 少し、お腹が痛くなっちゃって……!」

美希「いいよ。嘘つかなくても。戻しちゃったんだね」

やよい「……」

美希「食べ物が、食べられないの?」

やよい「……」コクン

美希「いつから?」

やよい「……最近です。食欲があまり湧かなくなっちゃって……」

美希「病院行こう」ガシッ

やよい「ちょ、ちょっと美希さんっ!?」

美希「ハニーっ!!!」

P「ど、どうした?」

美希「やよい、病院に連れて行ってあげて!」

P「……やよいに何かあったのか!?」

美希「緊急じゃ、ないと思うけど……でも絶対早い方がいいの!」

P「わ、分かった」

真美「やよいっち、どうかしたの!?」

P「事情は美希に聞いてくれ! 俺はやよいを連れて行くから!」


やよい「……ごめんなさい、迷惑掛けて」

P「……」

やよい「一人で行けますから……」

P「……」

やよい「もう私に……変に構わないで、くださいっ……!」

P「……」

―――


小鳥「そうですか……はい、はい……分かりました」

春香「小鳥さん、やよいは……?」

小鳥「拒食症、みたいです。原因は…………ストレスじゃないかって……」

美希「……やっぱりやよい、何か隠してるの。ずっと前から」

響「じ、事情を聞いてみた方が……」

あずさ「でも、そこまで踏み込んでいってもいいのかしら……?」

亜美「やよいっち、病気になっちゃったんだよ!?」

真美「そうだよ! 今さらそんなこと、言ってられないじゃん!」

小鳥「……」

小鳥(原因は……プロデューサーさん、か)

小鳥(最悪、やよいちゃんはこの事務所にはもう居られないかも……)

律子「ちょっと、落ち着きなさい!」

律子「心配なのは分かるわ。勿論私だって同じ」

律子「酷なようだけど、皆はまだ子供よ。私達に任せておきなさい」

響「う……」

千早「……そうですね。それは、どうしようもない事実です」

律子「さぁ、今日はもう解散よ! 明日からの仕事に備えなさい!」

社長「すまない、律子君」

律子「いえ、いいんです。それより……」

社長「ああ。一個人としても、今回の解決に当たりたいのも事実だが……」

社長「汚い話……765プロとして、大きな壁にぶつかったのもまた事実」

律子「過労、ということは?」

小鳥「……なくは、ないです。応援の声が最近どんどん高まっていて、お仕事も増えていますから」

律子「とにかく、プロデューサーも交えて話をしましょう」

小鳥「やよいちゃんを送ってくるって言ってましたから……少し待ちましょうか」

―――


やよい「……最後に、少しだけでも良いですから」

P「……」

やよい「独り言、聞いてください……」

やよい「私、お仕事楽しかったです。765プロの皆さん、とっても大好きです」

やよい「勿論、プロデューサーもですよ……? えへへっ」

やよい「でも……やっぱり向いてないのかなぁって。アイドル」

やよい「ダンスも歌も、下手で……ずっとずっと皆さんに迷惑を掛けてきました」

やよい「765プロの単独ライブ、大変でしたよね」

やよい「私が居て、765プロの皆さんに何かあげられたのか、ずっと分からなくて」

やよい「それでも、頑張ろうって、家族の応援もありましたし、思ってました」

やよい「……人間関係も、うまく行かなくなって、この、病気のこともあって」

やよい「辞める……良い機会ですよね?」

P「……」

やよい「え、えへへっ……」

P「……」

やよい「いつか私も、大人になってお仕事して、おっきなテレビ買って、ニュース番組を見るんです」

やよい「そうしたら、『765プロのアイドルが大人気』って……」

やよい「竜宮小町だけじゃなくって、皆も、本当に、人気があって……」

やよい「ぷ、プロデューサーも『凄腕』とかって……言われてっ……!」

P「……」

やよい「お、応援して、ますからねっ? ……私、ずっとずっと、765プロのファンでいますっ……」

P「……」

やよい「ひ、独り言っ、終わりです……」

やよい「付き合せて、ごめん、なさい……!」

P「……」

やよい「うっ、う……」

P「……」

やよい「え、笑顔も出せない、なんてっ、ひぐっ……アイドル、失格……ぅ」ペタン

やよい「うあぁぁぁん……!」

やよい「……」パタン

長介「やよい姉ちゃん、お帰り」

やよい「……」

長介「今日はいつもより遅かった……やよい姉ちゃん?」

やよい「長介……料理出来る?」

長介「料理って……まあやよい姉ちゃんには負けるけどさ」

長介「まあ、生きてくぐらいはやれるよ」

長介「前も言ったでしょ? やよい姉ちゃんは、アイドル頑張れ、って」

長介「まぁ、アイツらも五月蝿いけど、家の事は頑張るから」

やよい「……そっか。お洗濯とか、お買い物は……?」

長介「だーいじょうぶだって!」

やよい「すごいね、長介は……」

長介「やよい姉ちゃん……元気ないけど、どうしたの?」

やよい「もう、私、居なくてもいいかなぁって……」

長介「……え?」

医者「おめでたですね」

うっうー「うっうー!」

俺「順番逆になっちゃったけど結婚しようっうー」

うっうー「はい!」

やよい「食費が……一人浮くから、ね?」

長介「ちょ、何言ってんだよやよい姉ちゃん!」

やよい「……もう、頑張れないよ……私……」

やよい「アイドルなんて……出来ない……」

長介「そんなことっ……」

やよい「長介は、何でも出来るもん……私とは違って」

やよい「……ばいばい、長介」

やよい「勝手なことだけど……後は、皆をお願いしてもいい……?」

長介「そ、そんなのいやだっ! どうしてそんなこと言っちゃうの!?」

やよい「……一番お兄ちゃんなんだから、頑張れるよね?」

長介「教えてよっ! 教えてってば!」

やよい「ばいばい……長介」ダッ

長介「や、やよい姉ちゃん! 待って!」


やよい(ごめんね、長介)

やよい(多分、一生私のこと、許さないと思う)

やよい(私って最低な人間だから、『許されなくてもいい』って思えちゃうんだ)

やよい(だから、765プロの人達にも挨拶はしないでおこうって)

やよい(皆、大騒ぎしちゃうね……最後の最後まで大迷惑、だよ)

やよい「……うっうー……」

先の予想つくだろけど、関係修復は無理だと前提した上で、御都合主義救いEND嫌な人はここで切って ね

関係修復は無理だけど都合よく救われるって事だろ
つまりファン(俺)が突然告って来てハッピーエンド

……よい、やよいっ!


やよい(……眩しい)

やよい(……ここは……?)


P「やよい、そろそろ起きろ」

やよい「……あれ……?」

P「まだ時間はあるけど、準備は出来てるか?」

やよい「え?」

P「おいおい、いつまで寝惚けてるんだ? その顔で収録とか止めてくれよ」

やよい(私、確か外を走ってて、そのまま……)

やよい「ゆ、夢、だったんですか……?」

P「何がだよ?」

やよい「ぷ、ぷぷプロデューサー! おはようございます!」

P「お、おう。おはよう」

一度切った時もそうだが
1の思考回路がうっうーレベル

誰がハゲだよ…

>>501
逆に考えるんだ
>>1=うっうー
そう考えるんだ

やよい「プロデューサーっ!」

P「な、なんだやよい! 抱き着くな! よせ、離れろ!」

やよい「いや、嫌ですっ……! ずっと、ずっとプロデューサーさんの言葉が聞きたくて……!」

やよい「ホントに、ひぐっ、辛かったんですからぁ……!」

P「……そうか。何か、嫌な夢でも見たのか?」ポンッ

やよい「うっ……ぐすっ……!」

P「分かった分かった……あと、少しだけ、こうしててやるから」

伊織「そこの変態」

P「い、伊織……さん」

伊織「セクハラ行為している暇があったら、さっさと送りなさいよ」

亜美「むふふ、セクハラプロデューサー、ですな」

真美「ぐふふ、あるいは同意の上かもしれませんな」

P「お、お前達な……」

P「た、頼むから向こうに着いたら手を放してくれよ?」

やよい「ぜ、絶対に嫌ですっ」ギュウッ

伊織「何があったのか知らないけど……」

伊織「交通事故を起こされちゃ堪らないから、止めてほしいわね」

やよい「い、嫌っ」

伊織「しかも、悪い夢を見たからーとか、子供じゃないんだから……」

P「まぁそう言うなよ伊織。この様子じゃ、相当な物だったんだろう」

P「着いたぞ。ほら、やよい」

やよい「……は、はい……」パッ

P「やれやれ……」

やよい「プロデューサー」

P「ん?」

やよい「……今日の収録が終わったら、お話、いいですか?」

P「おう」

やよい「なんでも、いいですから……」

伊織「こぉらー!!! さっさとしなさいよそこの二人ぃ!!!」

P「わ、悪い悪い! ほら、行くぞやよい」

やよい「……はい!」


やよい(すごく、久しぶりに感じるなぁ。上手く言えるかな)

やよい「……うっうー! 今日もお仕事、頑張りますー!」


おわ り

結局書き溜めしてないすまん
結局呼称めちゃくちゃすまん

長いこと、保守感謝

ただの夢落ち?
結局>>483は何だったのか…

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年08月13日 (水) 18:39:44   ID: Vii6omqX

なーやんでもちーかたない♪
Ssくらい、そうさ気楽に読もうや♪

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