綾乃「自慰の回数が分かる眼鏡ですって…」(206)

綾乃「?なにか落ちてるわね」スタタタ

綾乃「誰かの落し物かしら…」

千歳「綾乃ちゃーん、急にどうしたん?」

綾乃「あ、落し物があってね」

千歳「眼鏡みたいやなー」

綾乃「とりあえず生徒会室に持って帰りましょうかね」

千歳「それがええな」

ガラッ

綾乃「ただいまー…って歳納京子がなんでここにいるのよ!」

千歳「歳納さんこんにちは~」

京子「千歳と綾乃か、お邪魔してるよ~ん」

綾乃「あーっ!私のトンクスの大人気プリンが~…」

京子「なかなか美味かったぞー」

綾乃「知ってるわよ!!」

千歳「まあまあ二人とも落ち着きやー」ダラダラ


京子「そういえば綾乃、眼鏡なんてかけたっけ?」モグモグ

綾乃「あぁ、これは落し物で…ってまたプリンが!」

千歳「それにしてもあんまり見ない眼鏡やなぁ」

綾乃「確かに機械みたいな感じね」

京子「綾乃ー、その眼鏡貸してくれ っと」ヒョイ

綾乃「あ!コラ!勝手に触ったらいけないじゃない!」

京子「あはは、少しくらいいいだろー」スチャ

京子「どうよ、眼鏡京子ちゃん!」

綾乃「かっ…可愛いんじゃないの///」



千歳「ふへへ…」ブシャーッ

京子「…あれ?」

綾乃「どうしたのよ、歳納京子」

京子「綾乃と千歳の頭の上に数字が見えるよ?」

綾乃「数字?」

京子「うん、綾乃が2 千歳が1」

千歳「私は1かぁ~、なんやろなぁ…」

綾乃「歳納京子、眼鏡を私にも貸して貰える?」

京子「ん」

スチャ

京子「どうだー?」

綾乃「歳納京子は…3 ね」

京子「3か、私が一番多いな!なんか勝った気分!」

千歳「それにしてもなんやろなあ、数字」

キーンコーンカーンコーン

綾乃「あ、そろそろ6限目始まるわね」

京子「んじゃ、暇なら放課後娯楽部でその眼鏡をみて見ようぜ!」

千歳「ええなぁ!娯楽部行きたいわあ、なぁ綾乃ちゃん」

綾乃「え?…まっ、まあ?きて欲しいなら?行ってあげてもいいけど///」

千歳「ふふふ…綾乃ちゃんたら…」

京子「それじゃ放課後なー」スタタ…



綾乃「全く歳納京子は…」

千歳「良かったなあ綾乃ちゃん、歳納さんと放課後も会えて」

綾乃「別に嬉しくなんかないんだからっ!」

6限終了



千歳「綾乃ちゃーん、娯楽部いかへんの?」

綾乃「へっ!?あ、先に行っといていいわよ!?」

千歳「なんや、まだ歳納さんとこ行くん恥ずかしいんか?」ニヤニヤ

綾乃「ちっ…違うわよぉ!」

千歳「はいはいうふふ、ほな先行ってるで~」ガラガラ





綾乃「…まさかあの眼鏡が…」

数分前~


綾乃「とりあえず生徒会室のプリントだけ整理してから…」ガラガラ

綾乃「あ、西垣先生、と生徒会長、何やってるんですか?」

りせ「・・・・・」

西垣「新しい発明品の試作品をどっかに落としたみたいでな…探してる所なんだ」ガサガサ

綾乃「新しい発明品、ですか?」

西垣「ああ、その名も…」

現在~


綾乃「一週間の自慰の回数が分かる眼鏡、なんて…」

綾乃「結局渡せずじまいだったし…」

綾乃「あら?」

~歳納京子は 3 ね~

綾乃「」

綾乃「と…とりあえず娯楽部に行きますかね」

アハハ マッタクキョウコハ … ユイセンパイステキ! アッカリーン
ガヤガヤ

綾乃「入り口まで来てしまったわけだけど…」

綾乃「歳納京子の顔を見れる自信がないわ…」

綾乃「あの歳納京子がオナ…オオオ…」プシュー


綾乃「で…でも眼鏡の機能を知らないふりをすれば大丈夫よ!不安はノンノンノートルダムだわ!」ガラッ

綾乃「歳納京子ーっ!」

京子「お、綾乃ー 遅かったなー」

綾乃「とっ、ととと歳納京子ぉ!来てやったわよっ///!」

京子「いつもにまして焦りすぎじゃないか?」

綾乃「べっ別に!?焦ってなんかないわよ!」

京子「そっかなあ…ま、はやく座った座った」

綾乃「そっ…そうね、座らせて貰おうかしらっ!?」


結衣「綾乃、声裏返ってるぞ」

千歳「綾乃ちゃん焦りすぎやわあ」

ちなつ「それで、京子先輩の言ってた眼鏡ってのはなんなんですか?」

あかり「あかりも気になるよぉ」

京子「そうそう、綾乃!あの眼鏡出してくれぃ」

綾乃(歳納京子の声が…顔が…近い!)







すまん、席を外す、需要があれば保守頼む

綾乃「眼鏡ね、出すわよ、今から出すわよ!?」

京子「焦りすぎだろ綾乃…」

カチャ

ちなつ「聞いた通り変な眼鏡ですね…」

結衣「フレームが銀色だし…」

あかり「ちょっと重いねぇ」

ちなつ「かけてもイイですか?杉浦先輩」

綾乃「え…ええ…どうぞ」

スチャ

ちなつ「あれ?度が入ってないような…」

ちなつ「結衣先輩!どうですか?似合ってますかね!?」

結衣「…うーん、銀縁眼鏡は流石に…」

ちなつ「そんなあ……ん?」

綾乃(機能を知ってる身としては…)ドキドキ

ちなつ「結衣先輩の頭の上に数字の10が…」

綾乃「じゅっ…10!?」ガタッ

京子「どうしたんだよ綾乃?」

綾乃「い…いや、なんでもないわ…」

綾乃(船見さんが…10回も…)

結衣「へぇ、京子の言った通り数字が見える眼鏡らしいね」

京子「ほーら嘘じゃなかった!」

あかり「ねえねえちなつちゃん!あかりは?あかりはー?」

ちなつ「あ、あかりちゃんいたんだ」

あかり「ひどいよちなつちゃん!あかりははじめからいるよぉ~!」

京子「因みに私は3な!」

綾乃(改めて言わないでもいいのに!)モジモジ

ちなつ「あかりちゃんはねー…」

あかり「わくわく!」




ちなつ「アッカリーン って見えるわ…」

あかり「流石にひどいよぅ!眼鏡さん!」


千歳「流石赤座さんやなあ」

京子「ぶれないな!アッカリーン!」

あかり「うわああん!酷いよみんなー」


綾乃「そ、そろそろいいでしょ?」

京子「えー、もっといろんな人見ようぜー」

ちなつ「例えば?」

あかり「櫻子ちゃんとか向日葵ちゃんとかはどうかなあ」

京子「ナイスアイディーア!アッカリーン!」ドタドタ

あかり「あかりだよぅ!」

綾乃「あ、ちょ!歳納京子ー!」


綾乃「全く…」

結衣「悪いな綾乃、京子がいつもいつも迷惑かけて」

綾乃「いえ、迷惑なんかじゃ…って船見さん!?」

結衣「…?どうしたんだ?」

綾乃(10回…10回…)




京子「おーい!お二人さんいるかーい?」ガラ

向日葵「急になんですの?…歳納先輩ですか」

櫻子「?どうしたんですか?歳納先輩」

京子「ふっふっふ…種も仕掛けもあるんだな!」カチャリ

向日葵「唐突に眼鏡かけだしましたわ…」

櫻子「向日葵のおっぱいも種も仕掛けもあれば良いのにね」

向日葵「なっ…どういう意味ですの!?」

櫻子「種も仕掛けもあれば取り外せるんじゃないのっ!って言っただけだよーだ!」

向日葵「この娘は本当に…!」

櫻子「なんだとー!やるかー!?」




京子「二人が赤いラインで繋がってる…」

京子「4と6ね…」

京子「…」

京子「これなんの数字なんだろ…?」

娯楽部~

結衣「京子遅いなあ」

ちなつ「いろんな人を見てるんじゃないんですかね?」

千歳「綾乃ちゃんはさっきからそわそわしてどないしたん?」

綾乃「へ!?別になななんでもないわ」



あかり「そういえば見える数字って何を表してるのかなあ?」

綾乃「!?」

ちなつ「そういえばそうだよね」

結衣「綾乃は何か知らない?」

綾乃「さ、さあ…西垣先生の発明品か何かじゃないかしらねえ?」

ガラッ

京子「たっだいまー!」

あかり「おかえりぃ」

結衣「で、どうだったんだ?」

京子「なんかねー、赤い線で繋がってて4と6って出てた」

ちなつ「赤い線、ですか?」

京子「うん、あれはハートマークかなあ?」

あかり「よくわかんないけどなんか可愛いねえ、ハートマーク!」



綾乃(赤い線…!)

回想~

綾乃「自慰って…その…俗に言う…」モジモジ

西垣「ああ、俗に言うオナニーだ!」

綾乃「そ、そんな大声で言わなくてもイイじゃないですか!」

西垣「まあまあ、そんなに恥ずかしがることじゃないだろう」

綾乃「充分恥ずかしいですよっ!」

西垣「まあ、完成させようと思ったのはもっと別の物なんだがな」

綾乃「別の物?」

西垣「竜巻を起こせるフラフープだ!」






綾乃「フラフープから眼鏡にどうシフトチェンジしたんですか!?」

西垣「さて、それは置いといて、自慰の回数が見えるだけじゃないらしいんだ」

綾乃「らしい?」

西垣「ああ、試作品とは言っても偶然の産物なんでな、よくわかってないんだ」

りせ「・・・・」

西垣「ほうほう…なに!?回路をいれ忘れて爆発しないだと!?」

綾乃「爆発しないでしょう!眼鏡ですし!」

西垣「まあなんだ、爆発しないのなら見つけた奴にやるか…」

綾乃「適当な…」




西垣「それでだ、他の機能が何かと言うとだな」

綾乃「」ゴクリ

現在~

綾乃(お…おかずにした同士をレンズに同時に収めると赤い線で繋がるって…)

綾乃(あの二人…)


京子「…やの!綾乃!」

綾乃「ふぇ!?歳納京子!?」

結衣「どうしたんだ?ボーッとして」

綾乃「いや、大丈夫よ!な、なんでもないわ!」



綾乃(ハッ…もしかして…)

綾乃「と、歳納京子!眼鏡を貸して貰える!?」

京子「はいよ、どうしたんだ?」

綾乃「船見さんと並んで見てくれないかしら…」ゴクリ

京子「?」

結衣「まあ並んでみるか…」ヨイショ

京子「おっけー」トタトタ


綾乃「」カチャリ…


綾乃「もう…いいわ…」

京子「?なんだったんだ?綾乃ー」

綾乃「なんでもないわよ…」


綾乃(まあ…そうよね…)

綾乃(長い付き合いだものね…)

綾乃(しょうがないわよ…)

千歳「綾乃ちゃん、大丈夫か…?」

綾乃「え?ああ、大丈夫よ!副会長だし!」

あかり「それは関係あるのかなあ…」





京子「なんか数字の理由もわかんないし飽きて来たなー」

結衣「西垣先生の発明品ぽいしね」

あかり「爆発しないだけ良心的だよね!」



綾乃(気にしちゃ駄目よ…杉浦綾乃)

千歳「綾乃ちゃん…二人を見たあとこんなに暗くなってしもて…」

千歳「よく分からんけど綾乃ちゃん、眼鏡貸してえや」

綾乃「え、ああ」カチャリ

京子「ダブル眼鏡か」

千歳「歳納さん、綾乃ちゃん、並んでみ?」

綾乃(そんなわけ…ないのに…)

京子「おっけーい並ぶのは得意な京子ちゃんだ!」

結衣「意味わかんねえよ」


綾乃(歳納京子の肩が…私の体に…)

綾乃(でも…)

千歳「?」

綾乃「ど、どうしたのよ千歳」



千歳「赤いラインで繋がっとるなあ…なんやろ?」


綾乃「!?」

綾乃「な、なななななななんですって!?」

千歳「だから赤い線で繋がっててん」




綾乃「oh...」




あかり「綾乃ちゃん!?綾乃ちゃんが倒れちゃったよお!」

京子「綾乃ー!?」

ちなつ「杉浦先輩!」

千歳「綾乃ちゃん!」

結衣「綾乃ー!」
.
.
.
.




綾乃「ふへへ…」キュー…



千歳(ごめんなあ、綾乃ちゃん…)
.
.
.
.

千歳(今更…嘘やったわー、なんて言えへんよなあ…)
.
.
.
.
.
.

千歳(あの時、私も実はプリントを整理しようおもて生徒会室に戻ったんよ

そしたら西垣先生との会話を聞いてもうて…


綾乃ちゃんには言わんほうがええよね…

ごめんな、綾乃ちゃん…)

夕日~
.
.
綾乃「ん?」

綾乃「私、どうして…」

「綾乃ちゃん」

綾乃「ん、千歳?」

千歳「よう寝とったなあ」ニコ

綾乃「はっ!確か私と、ととと歳納京子が線で繋がって…」

千歳「よくわからんけど線で繋がってて嬉しいん?」

綾乃「べっ別に嬉しく何か!」

千歳「嘘やわぁ、顔がゆるんどるよ」クスクス

綾乃「~っ!」

千歳「あ、そろそろ降りてくれへん?足痺れて来たわあ」

綾乃「膝枕…ありがとう、千歳」

綾乃「あ、そういえばあの眼鏡は…」

千歳「あああれなあ、面白いことに吉川さん見たら爆発してもうたんよ」

綾乃「通りでふすまが…というか爆発しないはずじゃ…」

千歳「結局なんやったんやろうな、あの眼鏡」

綾乃「さ、さあなんなのかしらね!」

キーンコーンカーンコーン

千歳「あ、もうすぐ学校閉まるよ」

綾乃「もうそんな時間なの!?」

千歳「綾乃ちゃん3時間くらい気絶しとったで?」

綾乃「そんなにも…」

千歳「さ、帰ろか、立てるか?綾乃ちゃん」スッ

綾乃「ありがとう千歳」

千歳「ええよ、手貸すくらい安いもんや」

綾乃「さて…ん?」

テーブルの上に紙が一枚

( 綾乃、君のほっぺは貰ったぜ☆ 京子)


綾乃「これって…」

千歳「ええもん見れたわあ」ニコニコ


綾乃「っ!歳納京子ーっ!///」

千歳「綾乃ちゃん!待ってやー!もう歳納さんおらんよー!」

千歳「…」



今は嘘でも





頑張ってな、綾乃ちゃん、私はいつまでも綾乃ちゃんの親友や





\オッワリーン/

質問等あれば

ほっぺた云々も嘘なん

>>188
綾乃が気絶してる時にいつものノリで京子が

結局ピンクは何回してたん?

>>192
「1…5…50…ばっ馬鹿な!まだ上がって行く!」ピピピ…

爆発機能がなかったとか

自慰回数というのはイッった回数?

>>197
回路がないのに爆発した、それ即ち臨界突破

>>198
そうです

櫻子と向日葵はどっちが4?

スレ主文才ないよ

>>203
向日葵

>>204
スレ主って言い方はあれだが、文才はない

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