のび太「デスノート?」 (5)


のび太「なんだこれ…表紙が黒だし、なんか気味悪いな」


のび太「HOW TO USE…使い方か。…『このノートに書かれた人間は死ぬ』」


のび太「…厨二病なやつが頭イって、うっかり作ってしまったものなのか?」


のび太「…まあ、家に帰ってじっくり見るか」

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のび太「大体のことは結構分かったけど、やっぱ使うとなると少し怖いな」


のび太「…」


のび太「馬鹿らし」


ドラえもん「のび太くーん!そろそろご飯だよー」


のび太「ああ、今行くよ!」




※なお、設定でのび太の母と父が死んだためドラえもんとずっと暮らしています。


のび太「…ドラえもん、いつもありがとう。グルメテーブルかけは便利だね」


ドラえもん「ふふ、そうだね。ずーっと一緒に暮らしてきたから、君ももう何を使ってるかもわかるよね」


のび太「そりゃあね。あ、そうだ。後で居間で寝るとき、ちょっと話があるんだ」


ドラえもん「話?」


のび太「うん。ちょっと相談があってね…」


のび太「じゃあ、もう寝る頃だし、そろそろ言うね」


ドラえもん「うん」


のび太「実は…これ」ゴソゴソ


ドラえもん「デスノート?…なんだいそれ?死のノート…」


のび太「名前を書かれたものは心臓麻痺になる。―――僕もさっき、書いてて知ったんだ」


ドラえもん「えっ?」


のび太「これの効果は、本物だ」

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