千早「それ、本当なの?」
春香「うん……、どうしよう」
千早「引越し先がわからないと、私も押しかけられないわ……、どうにかしないと」
春香「プロデューサーさん、最近やせてるし、心配だもんね」
千早「……私にいい考えがあるわ」
春香「!」
千早「まず、プロデューサーに小包を送るの」
春香「?……え、でも、プロデューサーさんの住所わからないよ?」
千早「大丈夫よ。引越し前の住所でも問題ないわ」
春香「どういうこと?」
千早「引越し前の住所に送っても、郵便局が引っ越しした後の住所に送ってくれるの」
春香「……つまり、郵便のバイクの後をつければいいんだね!?」
千早「そういうことよ」
春香「で、でもどうやってバイクについていくの?」
千早「……あ」
千早「……大丈夫、春香なら気合でなんとかなるわよ」
春香「ならないよ、さすがにバイクについていくスタミナがないよ!」
千早「タクシー使えばいいじゃない」
春香「……で、でも。タクシーになんていえばいいの?」
千早「前のバイクを追ってください」
春香「それ、怪しまれない?」
千早「安心して。もうあなたは怪しいわ」
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