インデックス「いっぱい食べてるのに胸が大きくならないんだよ」(265)

インデックス「どうしてかなぁとーま」

上条「上条さんは男ですから
そんなこと知らないですよ」

インデックス「うぅぅぅぅ」

上条「誰かに相談してみりゃいいじゃないか
小萌先生とか」

インデックス「こもえも胸小さいのに知るわけないじゃんか!」

上条「そういやぁ姫神は胸大きかったな」

インデックス「そっか
あいさならおっぱい大きくなる方法知ってるかも」

上条「んで、なんでそんなに胸にこだわってんだよ」

インデックス「だって
とーまったらわたしに魅力を感じてないみたいだし
女の子として屈辱なんだよ」

上条「・・・」

インデックス「とーまだって胸が大きい女の子のほうが好きでしょ?」

上条「ま、まあ
俺も男ですから」

インデックス「今に見てるんだよとーま
見返してやるんだから!」

上条「はぁ、じゃあ期待しないで待ってますよ」

インデックス「じゃ、わたし今日からこもえの所に居候するんだよ」

上条「・・・は?
なんでそうなるんだ」

インデックス「おっぱい大きくなるまでとーまと別居するんだよ」

上条「別居ってなぁ
別に結婚なんかしてねぇだろ」

インデックス「こまけぇこたぁ気にすんな」

上条「そうか
寂しくなるな」

インデックス「ほんと?」

上条「え?」

インデックス「わたしが居なくなって寂しいかもとか思ったのとーま?」

上条「長いこと2人で暮らしてるからな
思わないほうが変だろ
たとえ大食らいのわがままシスターとはいえ」

インデックス「もう怒ったんだよ!!
とーまの鈍感!」

ガチャ バタン

上条「・・・なんなんだよいったい」

誰も来ないんだよ
帰るんだよ

じゃあ頑張って書くんだよ


インデックス「とーまのばか!とーまのばか!
信じられないんだよ!自分でも可愛いと思ってるんだよ!自信あるんだよ!
とーまったら見る目なさすぎなんだよ!」

ガチャ

インデックス「こもえー
勝手に入るんだよ」

姫神「・・・」

インデックス「あっ!あいさー
あいさに聞きたいことがあるんだよ
あのね」

姫神「いま宿題、やってるから、静かにして」

インデックス「おっぱいの事であいさに聞きたいことがあるんだよ!ねぇったら」

姫神「おっぱいが、なに」

>>1


あっちのスレどうすんだよ

インデックス「いっぱいご飯食べてるのにおっぱいが大きくならないんだよ!
緊急事態なんだよ」

姫神「胸の成長は、人それぞれ違う」

インデックス「そんなこと信じないんだよ
きっと胸が大きくなる方法をあいさ知ってるはずなんだよ」

姫神「わたし、そんな事、知らない」

インデックス「誤魔化しても駄目なんだよ!
あいさのおっぱいみれば一目瞭然なんだよ
この大きなおっぱいになる方法がきっとあるはずなんだよ」

モミモミ

姫神「・・・そんなに、触らないで」

>>14
あなたにあげるんだよ

インデックス「じゃあ教えてよぉ!」

姫神「どうして、そんなに大きくなりたいの」

インデックス「とーまにもっとわたしを好きになってもらいたいんだよ」

姫神「、、、そう」

インデックス「とーまに女として見られてない気がするんだよ
だからおっぱい大きくなってとーまに自慢するんだよ」

姫神「胸を、大きくするのも、いいけどまずは、女性の品格を、身に付けるべき
とくに、あなたは」

インデックス「そんなの無くったってとーまは気にしないんだよ」

姫神「わたしには、あなたが、魅力のある、女性には見えない」

インデックス「!!・・・」

姫神「上条くんは、優しいから、何も言わないだけ」

インデックス「・・・」

姫神「内心は、あなたの事を、女性として見ていない、はず」

インデックス「そ、そんな・・・そんなことあるはずないんだよ!」

姫神「あなたは、居候してる身なのに
家事も何も、上条くん任せ
それなのに、上条くんにわがまま言ってばかり、わたしだったらそんな子は、追い出す」

インデックス「!?」

姫神「あなたを、見つけたのが、優しい上条くんで、よかったね」

インデックス「わたし・・・とーまにひどいことしてたの?」

姫神「胸より、もう少し人の痛みをわかる女性にならないと、だめ」

インデックス「・・・うん」

姫神「わたし、宿題があるから
そろそろ帰って」

インデックス「ねぇあいさー」

姫神「なに」

インデックス「女性の品格っていうの教えてほしいんだよ
とーまに嫌われたくないんだよ」

姫神「書店に行けば、そういう本が、あるから
わたし忙しい」

インデックス「じゃあ終わるまで待つんだよ」

姫神「、、、そう」

インデックス「はやくこもえ帰ってこないかなー
今日も焼き肉パーティーしたいんだよ」

姫神「あなた、いままで何を聞いていたの」


上条「・・・」

上条「あいつがいないと静かだなこの部屋も」

上条「出掛けるか・・・」

上条「って言っても行く宛もないしなぁ」

佐天「こんばんわ上条さん!」

上条「えっ?えっ?な、なんで俺の名前知ってんだ
というか誰ですか」

佐天「あっそうか
えっといつも御坂さんに追い掛けて回されてる上条さんですよね?
あたし御坂さんの友達の佐天涙子っていいます」

上条「あぁビリビリと一緒にいた子か
で、上条さんに何か用ですか?」

佐天「いえいえ
用ってわけじゃないんッスけど
御坂さんがいつも上条さんの話しばっかするから
どんな人なのか気になっちゃって~」

上条「アイツから住所聞いたのか
まあ、俺はいたって普通の学生ですよ」

佐天「え~絶対違うでしょ
あたし知ってるんですよ
上条さんって能力を無効化する力があるんですよね」

上条「まあ確かにそういう力は持ってるが
俺は無能力者だぞ」

佐天「え~そんなに凄い能力なのにどうして?
御坂さんの能力も無効化出来るって聞いたのに」

上条「てか、要件はなんでせう?」

佐天「あっすいません
いえ別にちょっと興味本位で来ただけなんです」

上条「そうか
まあ暇だったし別に構わないのですが」

佐天「あの
今度もっとお話し聞かせてくださいね
んじゃ」

上条「ちょっと待った!」

佐天「っとと、
なんですか?」

上条「えっと、佐天さんだっけ?
俺もちょっと聞きたい事があるんだけど」

佐天「はい?なんですか~
自分が答えられる事なら聞いてください」

上条「あ、あのさぁ」

佐天「はい」

上条「その・・・女の子ってどうやったら胸が・・・」

佐天「えっ?あの
声が小さくてよく聞こえません」

上条「いや、大したことじゃないんだ
俺の友達が体にコンプレックスがあるみたいでさ」

佐天「ふむふむ」

上条「でさ、そいつが俺に
どうやったら胸が大きくなるのって聞いてきたもんで」

佐天「えっ!上条さん知らないんスか?
女の子は男性に胸を触られたりすると大きくなるんですよ~」

上条「おい!声デカいって!」

佐天「あっ ごめんなさい」

上条「ここだと色々視線が気になるから
ちょっと俺んち来てくれ」

佐天「上条さんの家ですか
いやそれはさすがに無理です
いちおう男と女なんで・・・」

上条「そ、そうだな
悪い
今のは忘れてくれ
じゃあ俺帰るわ」

佐天「・・・あの上条さん」

上条「ん?」

佐天「また会えます?」

上条「え?ああ
まあいつも暇なんで」

佐天「じゃ上条さんのアドレス教えてください
てか交換しましょう」

上条「あ、ああ
別に構わないけど
いいのか昨日今日会った男にアドレス教えても」

佐天「はい
上条さん良い人だし大丈夫です
それに会いたくなったときに連絡先知らないと色々面倒じゃないっスかぁ」

上条「はぁ・・・」

佐天「じゃ帰ったらメール送るんでスルーしちゃだめですよ~
それじゃ」

上条「・・・ビリビリの友達にしては胸大きいなあの子」


インデックス「こもえー
焼き肉パーティーしよーよ」

小萌「はいはい
ところでシスターちゃん
上条ちゃんに家を追い出されたんですかぁ?」

姫神「愛想を、尽かされたって」

小萌「あ~あ~
シスターちゃんわがままばかり言ってるからなのですよぉ」

インデックス「違うんだよ!
こっちから出てきたんだよ!
とーまがわたしに振り向いてくれるように女性の品格ていうのを身に付けたいんだよ」

姫神「だから、書店にその手の本が、あるって言ってる」

インデックス「面倒くさいんだよ!」

小萌「シスターちゃん
本当に変わりたいと思ってます?」

インデックス「二言は無いんだよ!」

小萌「ではでは~、まずはその食欲を直してみるのですよ」

インデックス「えっ!?」

小萌「そんな食欲だと貧乏生活をしている上条ちゃんがかわいそうです」

インデックス「だ、だってお腹空くんだもん!
仕方ないんだよ」

小萌「上条ちゃんは本来自分に来るはずの食費をほとんどシスターちゃんに回しているのですよ?
それってひどいと思わないですか~?」

インデックス「とーまは小食だから大丈夫だって言ってたんだよ」

姫神「だから、それは上条くんが優しいから」

小萌「上条ちゃんはシスターちゃんの為に無理をしているのですよ」

インデックス「そ、そんな・・・そんなこととーまったら全然言ってくれないからわからなかったんだよ」

小萌「ではまず上条ちゃんと同じ状況を味わってもらうのです」

インデックス「えっ
どういうこと?」

小萌「シスターちゃんの食事は普通の人の半分以下にするのですよ」

インデックス「え!?
いやなんだよ!それとこれとは関係ないんだよ
お腹いっぱい食べたいんだよ!」

姫神「落ち着いて」

インデックス「食事制限なんてひどいんだよ!
小萌は鬼なんだよ」

小萌「シスターちゃん
本当に上条ちゃんのことを考えているのですか?」

インデックス「とーまのことは大好きなんだよ
でも食べながらでもとーまを困らせない方法がどこかにあるはずなんだよ!」

小萌「先生ちょっとイライラしてきたのですよ
シスターちゃん
それをエゴっていうんです」

インデックス「え、エゴ・・・?」

小萌「シスターちゃんは仮にも居候の身です
本来わがままなんて言える立場ではないのですよ
家事もしない何もしない居候なんて邪魔なだけなのです」

インデックス「うぅぅぅぅ・・・」

小萌「それに比べて
姫神ちゃんは本当に言うこと無しなのですよ
料理も出来る勉強も出来るお掃除も出来る
すべて自分から進んでやっているのですよ」

姫神「それが、常識だから
わたし特別な事は、してない」

小萌「姫神ちゃんは謙虚で本当にいい子なのですよ
いいお嫁さんになれます」

姫神「、、、うん」

インデックス「ぅぅぅぅぅぅぅぅ
でも人にはそれぞれ得意不得意っていうのがあるんだよ!
わたしは食べるのが得意なんだよ!」

姫神「あなたは不得意ばかり」

インデックス「むむむっ!」

姫神「本当に、変わりたいと思っているのなら
まずは、自分の欲を捨てるべき」

インデックス「生き物は食べないと死んじゃうんだよ!
欲じゃなくて生きる手段なんだよ!」

小萌「まったく屁理屈ばかりなのですよ
これじゃあ上条ちゃんが嫌になるのもわかります」

姫神「そのうち、本当に、追い出される」

インデックス「とーまはそんなことしないんだよ!
とーまはわたしが居ない生活なんて考えられないんだよ!」

上条「おらっ股開けよ涙子」
佐天「あっあっあっ!初めてなのにぎもぢぃぃ!」

上条「そのっ!!幻想をっっ!!ぶち壊すっっっ!!!」ドピュッ

姫神「そう思ってるのなら、そう思っていればいい、
痛い目見るから」

インデックス「あいさヒドいんだよ!
冷たいんだよ!」

小萌「はいはーい
ここはアパートなのであまり騒がないでください
近所迷惑なのですよ」

インデックス「だってあいさが」

小萌「先生決めました
シスターちゃん
あなたを魅力ある淑女にしてみせます」

姫神「無理」

インデックス「え~
食事制限はイヤなんだよ」

小萌「文句は言わせません
まずは食べるお金を稼ぐ事の大変さを身を持ってわかってもらうために
働いてもらいますよ~シスターちゃん」


上条「んっ、メールか」

『こんばんわ!
上条さんさっきはどうも~!
佐天涙子でーす
えっと、弟以外の男の人とメールするの実は初めてです
なに書けばいいかわかんないですけど
今日は楽しかったです!
実はあたしもレベル0の無能力者なんです
愚痴なんスけどあたしの友達ってみんな能力者で・・・あたしだけ能力なくって
ちょっと引け目とか感じちゃってて
上条さんもあたしと同じ無能力者って言ってましたけど
やっぱり辛かったりします・・・?
ごめんなさい変なこと聞いちゃって、、』

上条「長ぇな・・・」

佐天「まだかな~ 早く返信こないかな
変なこと書いてなかったよね
送信メール確認しなくちゃ」

ブルルルル

佐天「おわっ メール!
上条さんからだ
えっと~」

『こちらこそ変な質問しちまってごめん
俺はレベル0だからって引け目感じた事無いなぁ
レベル0の無能力者だからって能力者の連中と人間的に大きな違いなんてないんだし
そりゃあ能力者であることを鼻にかけて無能力者を見下してる奴もいるだろうけど
全部が全部そんな奴らばかりじゃないだろ
少なくとも友達はそんな目で佐天さんを見たりしてないはずだぞ』

佐天「・・・」


『・・・そうですか
うん、そうですよね!
あたし学園都市に憧れて来たはずなのに何の能力も才能も無いってわかって
実はすごいショックだったんです。
あたしも上条さんみたいに強かったらよかったんですけど』

上条「そういやぁ俺はなんで学園都市に来たんだっけ」

佐天「・・・」

『強くなんかないですよ
俺だって多分最初はやせ我慢してたと思うし焦ってたことあったと思う
でもその内吹っ切れちゃって
次第に周りの声なんか気にならなくなってたよ
多分。
だからもっと堂々と生きてみろよ
そのほうが色々と楽だろ
その内能力が開花する可能性だってあるかもしれねぇんだし』

佐天「上条さん・・・・」

上条「記憶ないから適当なこと送っちまったが
大丈夫だといいんだが」

上条「能力か
まあ、俺はそんな妙なもんいらないが
この子にとっては大きな悩みなんだろうな」


『はい。
そうかもしれないです
えっと、慰めてくださってありがとうございます
あたしにも同じような事が出来るかわからないけど
もうウジウジ考えるのやめます
それで・・・あの上条さん
上条さんって好きな人とかいますか?
深い意味とかはないんですけど
ちょっと気になっちゃって』

上条「・・・」

『いいや。
俺は女性とは縁がないので
好きな人はいませんよ』

佐天「御坂さんと仲がいいみたいだからてっきり付き合ってるのかと思ってたけど違うのかぁ
・・・どきどき」

『そ、そうなんですかぁ
上条さんてかっこいいから付き合ってる人とか居ると思ってましたぁ~
あの、上条さん・・・明日暇でしたらまたそちらに来てもいいでしょか』

上条「・・・インデックスの奴が出ていってから
急に運勢が良くなってきたようだ」


『まあ、俺は日曜の補習以外の日は基本大丈夫です
俺も佐天さんと話したいことがあるんで
って言ってもメールでいう内容ではないんで
明日俺んちに来ませんか?』

佐天「えええーー!!」

眠いんだよ
そろそろ寝るんだよ

<(^o^)> トウマトウマー  
( )
 \\

..三    <(^o^)> トウマー
 三    ( )
三    //

.    <(^o^)>   三  ねートウマー
     ( )    三
     \\   三

 \    
 (/o^)  トウマ聞いてるの!?
 ( /
 / く

  ..三<(^o^)> <(^o^)>  <(^o^)>  <(^o^)> <(^o^)>  三
 ..三   ( )    ( )    ( )    ( )   ( )  三
..三   //   //   //   //  // 三

トウマー おなかすいたよー トウマー   トウマー

..三    <(^o^)> <(^o^)>  <(^o^)>  <(^o^)> <(^o^)> 三
 .三    ( )    ( )    ( )    ( )    ( )    三 
  ..三   \\   \\   \\   \\    \\    三


『ええと・・・上条さんがよろしいのでしたらお邪魔させてください
あした学校終わったらそのまま行きますね』

上条「これは気を利かせるべきか」

『なんか呼んだのに悪い気がするな
やっぱ迎えに行くよ
佐天さんの学校ってどこですか』

佐天「うわわっ
上条さんが迎えに・・・・どうしよう」

『いやそんないいですよ迎えになんて!
でも正直言うと迎えに来てほしいです
えっと
第七学区の立柵川中学ですけど
上条さんの所から遠いですよね』

上条「第七学区か
まあなんとかなるだろ」

『大丈夫ですよ
じゃあ明日迎えに来ますんで
おやすみ』

佐天「ほ、ほんとに来るんだ・・・
初春に誤解されたらどうしよう
まいっか
あたし上条さん嫌いじゃないし
えっと、おやすみなさ~い
送信っと」


上条「・・・もう帰ってこなくていいぞインデックス」


小萌「はい。これがシスターちゃんの晩ご飯ですよぉ」

インデックス「なにこれ!
腹の足しにもならないんだよ!こんな量じゃお腹減りすぎて死んじゃうんだよ!」

小萌「そうですか~
じゃあ先生が食べちゃいますね」

インデックス「あああっ!駄目なんだよ!これはわたしのなんだから!」

姫神「腹の足しに、もならないんでしょ
食べたくないなら、食べないでいい
わたしが、食べてあげるから」

インデックス「食べたくないわけじゃないんだよ!
もっと量を増やせって言ってるんだよ!」

小萌「それはシスターちゃんが働いてお給料を貰ってから言ってくださいね~
というわけで今晩のシスターちゃんのご飯は没収なのですよ」

姫神「いただきます」

インデックス「うわああああああん!
どうしてそんなにいじめるのさ!
酷いんだよ!もう帰るんだよ!」

小萌「どうぞ~」

インデックス「うわ~ん
とーまぁぁぁぁぁ」

ガチャ バタン

小萌「さてさて~
上条ちゃんに連絡しておくのですよ」

姫神「門前払いにしろって?」

小萌「はい
シスターちゃんを精神的に追い込むのですよ」

姫神「楽しみ」

インデクッスさんは給料もらってないのか?といつも思うんだ。

続きはwebで?

インデックス「うわーんとうまーおなかへったよー」
ドドドドドドドド

上条「おいおい今日のご飯は終わったぜ。ゆえに貴様に食わせる飯はねぇ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

インデックス「くすん…」

いやおれ>>1じゃないからね
エヘッ

インデックス「こうなったらボインボインになってとうまをメロンメロンにするんだよ」
ズズズズズズズズズズ

上条(姫神ってかわいいよな…うっ)

ドンドンドンドン

インデックス「とーまぁぁとーまとーま開けてよとーまー」

ガチャ

上条「んだようるせーな」

インデックス「とーまごめんなさいとーま
わたし改心するからまたここに置いてほしいんだよ!」

上条「・・・ふっ」

インデックス「とーま?」

上条「何を言い出すのかと思えば
上条さん舐めんな
お前全然改心なんかしてねーだろ」

インデックス「えっ」

ただいまなんだよ

上条「さっき小萌先生から電話あったぞ
俺を使用人か何かと勘違いしてるんだってなぁ?
だからお前が帰ってきたら追い出せってさ」

インデックス「ち、ちがうんだよ!とーまのことそんなふうになんて思ってないんだよ!ほんとだよ!」

上条「なぁインデックス
俺さ、お前に構ってる時間無くなったんだ」

インデックス「そ、そんな・・・」

上条「つーわけだからさ
お前はもう俺の家に置くわけにはいかない
悪いが出てってくれ」

インデックス「・・・とーまどうしちゃったの?
とーまはわたしのこと嫌いになっちゃったの?ねぇとーまぁぁぁ」

上条「最初からただの居候としか思ってねぇよ
じゃあな」

バタン

インデックス「・・・・・
う、う、うわああああああんばかばかばかばかぁぁあ!
とーまなんか死んじゃえ!」

上条「ふぅ
久しぶりに安眠出来るな」



ドンドンドン!

インデックス「こもえー!!こもえぇぇ!」


小萌「予想通りでしたね」

姫神「早く開けないと近所迷惑」

ガチャ

小萌「はいはーい
意外と早いお帰りですね」

インデックス「酷いんだよこもえ!
とーまが言ってたんだよ!インデックスが来るから相手にするなって言ったんでしょ?!」

小萌「自業自得なのですよ~」

姫神「いい気味」

インデックス「うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」

小萌「もう遅いので寝ましょうね~」

インデックス「わたしまだ何も食べてないのに!」

姫神「残飯なら、台所にあるから」

インデックス「いらないんだよ!!」


ーー。

上条「っと、棚川中学はここだな
そういやぁどこで待ち合わせるか言ってなかったな」

上条「まあ校門のとこに立ってればわかるだろ」

ガヤガヤ

男子生徒「おい、なんか変なのが立ってんぞ」

男子生徒「まさか盗撮目的の変質者か」

男子生徒「おい、あんま関わらないほうがいいぜ」

上条「・・・不幸だ」

佐天「上条さーん!!」

上条「んっ?」

佐天「ごめんなさい
待たせちゃいました?」

上条「いいや、さっき来たばかりだから」


初春「この方が佐天さんの思い人の上条さんですね」

佐天「もぅ!ういはるぅう!変なこと言うんじゃなぁぁい!」

初春「ごめんなさいごめんなさい!
えっと、わたし初春飾利です
佐天さんのお友達です」

上条「えっ、あぁ
よろしく」

佐天「んじゃ、あたし上条さんと用事があるから~
また明日ね初春
いきましょ上条さん!」

上条「お、おう」


初春「佐天さんったらいつのまに彼氏さんが
いいなぁ~年上の彼氏」


佐天「へぇ~そんなんスかぁ
女の子の居候が~」

上条「まあ昨日追い出したんだがな」

佐天「ええ!痴話喧嘩とかですか?」

上条「いいや
まあちょっとわがままな居候でな
俺はそいつにコキ使われっぱなしで
家事もなにもやらないやつで」

佐天「うわ~、ひどいですね
分際をわきまえてないんでしょうか」

上条「それに大食らいだから
貧乏な上条さんの家計は火の車なんですよ」

佐天「あ~分かります
あたしもレベル0だから貧乏で
いつも安売りを狙って食材買ったりしてるんですよ」

上条「お互い苦労するなぁ」

佐天「はい」

上条「でも佐天さんって料理とか出来るのか?」

佐天「それって結構失礼ですねぇ
あたしこう見えて家事全般こなせるんですよ~」

上条「いいよな
俺も家事は一通り出来るが大雑把なんだよ
料理も大したレパートリーあるわけでもないし」

佐天「じゃあたしがお料理作ってあげましょうか?
栄養偏ってるから上条さんなんとなくダルそうに見えます」

上条「い、いやいや
そんなことまでやってもらう理由なんてないだろ
いいよ」

佐天「へっへー
どんだけ上条さんと腕が違うか見せてやりますよぉ」

上条「じゃ期待してますよ
ほら、着いたぞ」

佐天「ここが上条さんの寮っスかぁ
あたしの所とあんまり大差ないです
おじゃましまーす!」

上条「お茶入れるからそこら辺に座っててくれ」

佐天「お構いなく~
それにしても片付いてますね
男性の部屋ってもっと荒々しいの想像してました」

上条「いや、昨日ある程度掃除してたから
女の子連れてくるのに汚いわけには行かないだろ」

佐天「いいのに
そんなに気にしませんよそんなの
荒れ過ぎだったらちょっと引いちゃいますけど」

上条「まあな
実は俺ほとんど家に女の子連れてきた経験ないんだ
ほら、お茶」

佐天「いただきま~す」

やっぱり遅いよね
まったり書くけど内容的に浅いから長いSSじゃないから期待しないで

上条「えっとさぁ
昨日の質問の続きなんだが」

佐天「はい?
あっ、女の子の胸はどうやったら大きくなるのかとかいう変な質問ですよね」

上条「まあ、そうだったんだが
あれは元居候に訊かれただけなんだ
その居候も昨日居なくなったから
忘れてくれ」

佐天「そうっスかぁ~
うん、了解で~す
で、あの話しってこの事だったんですか?」

上条「ん?いいや
そのさぁ
俺って普段からまともな女の子との接点が無いんだ」

佐天「ふむふむ」

上条「そこで相談なんだが
佐天さん、俺とお付き合いしてくれないっすか?」

佐天「ぶはぁっ! ゴホゴホ・・・
い、いきなり何を言い出すんですかぁ」

上条「いや、俺不器用なのは自分で分かってるつもりなんだが
いつもこのパターンでフラグ砕いてしまうみたいでさ」

佐天「フラグて・・・だからってまだまともに話して間もないのに・・・いきなり付き合うなんて」

上条「い、いや。
ダメならもちろん断ってくれても構わないんだが
ダメか」

佐天「え、えっと
べつにダメとかじゃないんですけど
こういうのってもっと順序ってものがあると思ってたんスけど・・・」

上条「だよなぁ~
はぁ・・・すみません
生き急いでました」

佐天「えっと、別に上条さんとお付き合いするのが嫌とか思ってるわけじゃないんですよ?
でも御坂さんが上条さんの事を好きみたいだし」

上条「ビリビリが?
まさか
いつもアイツ俺が嫌いで追いかけまくってんのにそりゃあないだろ」

佐天「はは~ん
上条さん鈍感ですね
ああ言うのは好きの裏返しなんですよ~」

上条「んっ?どういう意味だ」

佐天「ですから
ん~、ほら男の子って好きな上履きを隠したりするじゃないッスか
御坂さんはああいう人なんです」

上条「つまり、俺を好きだから色々とちょっかいをかけまくってるってことか?」

佐天「ええ、間違いないと思いますよ~」

上条「御坂がなぁ・・・
考えたこともなかったよ」

佐天「えっと~
だからあたしみたいな無能力者とレベル5の御坂さんじゃ
全然才能も器も別次元なんです
だから・・・その」

上条「ん?」

佐天「上条さんに相応しいのは御坂さんですよ~
あたしも上条さんは・・・好きです
でもとても御坂さんに勝てません
だから、ごめんなさい・・・」

上条「はぁ・・・またそういう事を言うんだな
昨日俺が言った事忘れたか?」

佐天「・・・え?」

上条「レベル0だからとかレベル5だからって
所詮は同じ人間なんだ
笑いもするし泣きもする
怒りもするし恋もする
何も変わらないだろ」

佐天「・・・そうですけど
でも上条さんもお付き合いするならお嬢さまの御坂さんみたいな人がいいと思って・・・」

上条「俺が誰かを好きになるかは俺自身の意志ですよ
身分とか家柄てはない
俺は佐天さんの事がもっと知りたいと思ったし一緒にいて楽しいし
色々と素直に話しやすいと思った
だから御坂が俺を好きだとしても
俺は佐天さんが好きだ」

佐天「・・・上条さんて意外と大胆ですね
なんか恥ずかしくなっちゃいました」

上条「ってことを今日は言いたかっただけなんだ
ダメなら断ってくれていい
そんときはきっぱり諦めるけど
出来れば今後も良い友達でいてくださいよ」

佐天「もう・・・話しが急すぎて
あたし今頭が混乱してます
だってこんな面と向かって男性に告られたの初めてなんですから・・・」

上条「いや、俺も告白するのは初めてなもんで
遠慮が出来なかったんだ」

佐天「えっと・・・
うん、あたしもお付き合いしたいです」

上条「なんたる幸運」

佐天「なんかあっさり決まっちゃいましたね」

上条「あ、ああ」

佐天「さぁ~て」

ガサゴソ

上条「ん?おい!
ベッドの下に潜り込んでなにやってんだ」

佐天「ふぇ?そりゃあもう彼氏彼女の関係なんですから
上条さんの私生活のガサ入れっスよ~」

上条「おい、やめろぉぉお」

佐天「あー!やっぱり
これってエロ本ですね
巨乳全集ですか~」

上条「まてまてまてぇぇえ!
そりゃあ俺だって年頃の男ですから
そんくらい読みますよ
てかしまってくれ!」

佐天「えへへ
なに焦ってるんですか
このくらいの隠し事とか無しですよ~」

上条「エロ本は高校男子の必須アイテムなんだぞ!」

佐天「はいは~い
あたしの弟も小学生の癖に隠し持ってたから承知してるでござるよ~」

上条「おい、そんな事よりお茶冷めるぞ」

佐天「あたしどちらかというと熱いのは苦手で
冷ましてました
それよか上条さん、今日はあたしが晩御飯作ってあげましょうか?」

上条「なに?
い、いえいえ!そりゃあ食ってみたいんだが
家にはろくな食材もありませんし」

佐天「ちょっと冷蔵庫拝見!
うわっ、キャベツと卵しかないじゃないっスかぁ」

上条「まあ・・・とある居候のせいで大した物買えなくてな」

佐天「ん~
さすがのあたしでもこんだけじゃ何も作れないです
上条さん、お買い物いきましょう!」

上条「えっいや、ですから今月の貯金が・・・」

佐天「お米とお醤油と砂糖あるみたいだし
お肉と野菜とお味噌あれば何とかなりますし
あたしあまり無駄使いしてないから持ち合わせありますよ~」

上条「おいおいおい
女の子にお金出させるなんて俺のプライドが」

佐天「いいからいいから
早くいきましょ
今日はスーパーのセールで野菜安かったはずですし
早く早く!」

上条「なに!?それは急がなければ」

                     /ヘ
.      ┌,, 、 . . : : : ̄: : : 〈〃,4、
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佐天「あたしいつもここに買い物くるんですよ~」

上条「あれ、ここって
俺がいつも来てるスーパーじゃねぇか」

佐天「えっ、なぁんだ
知ってたんですか
それにしてはいままで会わなかったですよね」

上条「いつもタイムセールに必死なんで」

佐天「上条さんなに食べたいです?」

上条「いや何でもいいけど」

佐天「そういう応えがいちばん困ります!」

上条「はぁ・・・じゃあ肉じゃがとか」

佐天「ふふ~ん」

上条「な、なんすか」

佐天「上条さん
もしかしてあたしを試してます?」


上条「女の子に肉じゃが作ってもらうのが男の憧れだと
誰かが言ってた気がするんで」

佐天「上条さんはどうなんですか?
憧れてるのなら本当に作ってあげますけど
こー見えて作れない料理ないんですよ~」

上条「インデックスとは大違いだぜ」

佐天「なにか言いました?」

上条「いや、じゃあ肉じゃが作ってくれませんか」

佐天「了解で~す」

上条「でもいいのか?
俺みたいな男と買い物なんかしてて
誤解されないか?」

佐天「別にあたしは気にしないから大丈夫です
とにかく早く買い物済ませちゃいましょ上条さん」


小萌「はいっ!」

インデックス「イヤなんだよ!わたしは仮にもシスターなんだよ!
こんなヒラヒラした服なんて邪道なんだよ!」

小萌「よく似合っていますよぉ~
これで今日からシスターちゃんはメイドさんなのです」

インデックス「メイドなんてイヤなんだよ
誰にも命令されたくないんだよ!」

姫神「あの変な服より、こっちのほうが似合ってる
と思うけど」

インデックス「脚がスースーするんだよ!
下着穿いてないんだよ!中見えちゃうんだよ!!」

小萌「先生のを貸してあげるのです」


姫神「頑張って働いてきて」

インデックス「イヤだイヤだぁぁぁ
家でゴロゴロしてたいんだよ!」

小萌「じゃあシスターちゃんの晩御飯は今夜も残飯で~す」

インデックス「うぅぅぅぅ」

小萌「日本には働かざる者食うべからずっていうことわざがあるのですよ~」

インデックス「だってそれならあいさだって働いてないじゃんか!!贔屓なんだよ!」

姫神「わたしは、沢山貯金があるから
ちゃんと小萌先生に最低限の生活費払ってる」

インデックス「・・・」

小萌「とりあえずですねぇ~
まずは手慣らしに明日の学園祭に出てもらうのですよぉ」

姫神「ウチのクラスは、メイド喫茶開くみたいだから
頑張って接待して」

インデックス「なんで・・・そんなの無理なんだよ
なにやればいいのかわからないんだよ!」

小萌「お客さんに誠心誠意接待するんですよぉ~
お客さまはご主人様と呼ぶのです」

インデックス「わたしはシスターなんだよ!
よく知りもしな人にご主人様とか言えないんだよ!馬鹿にしないでほしいんだよ!」

姫神「お帰りなさいませご主人さま」

インデックス「・・・」

小萌「姫神ちゃんは笑顔がないのですよ~」

姫神「今のはお手本」

インデックス「やだやだやだ!
なんか気持ち悪いんだよ!」

小萌「ウチのメイド喫茶を台無しにしたら
シスターちゃんにはキツい罰を与えるのです」

インデックス「そんなぁぁ~
うっうぅっ・・・グスン」

姫神「泣いたって、状況は変わらないから」

小萌「早く言ってみてください」

インデックス「うっ・・・お帰りなんだよご主人様」

小萌「シスターちゃん敬語も使えないのですかぁ?」

インデックス「敬語なんてわたしだって使えるんだよ!
舐めてもらっちゃ困るんだよ!」

小萌「では今日から先生に敬語で話してください
目上の人や初対面の人に敬語は常識なのですよ」

インデックス「なんでそんな面倒なことしなくちゃいけないのさぁ・・・」

小萌「シスターちゃん
先生に対して生意気です」

インデックス「・・・」

姫神「敬語使い忘れたら、晩御飯の一品を抜いていく
というのはどう?」

小萌「いいアイデアですよ~」

インデックス「あ~~!
あいさも敬語使ってないじゃんか!
あいさにも罰を与えるべきなんだよ!」

小萌「姫神ちゃんはシスターちゃんみたいに性根が曲がっていませんので除外で~す」

インデックス「うっうっ
うわぁぁぁん!」

姫神「ニヤニヤ」

小萌「シスターちゃん
次からは忘れないでくださいね~」

インデックス「うっうぅうぅぅぅっ
わかったんだよ・・・あっ
わかりました」

小萌「はーい
よく言えましたね」

インデックス「・・・もう全てが嫌になってきたんだよ
もう寝るんだよ」

小萌「何かいいました?」

インデックス「不愉快だから寝るって言ってるんだよ!」

姫神「はい、一品没収」

インデックス「・・・」

小萌「うふふ~」

インデックス「・・・もうわたし寝るんですよ!」

小萌「ん~ なにか違和感がありますねぇ
笑顔も無いですし
言葉にもトゲがあります」

インデックス「もう!いちいちうるさいんだよ!
すぐには無理にきまってるじゃんかぁ! あ・・・」

姫神「二品目」

小萌「あらあら~シスターちゃんのご飯がどんどん減っていってるのです」

インデックス「・・・・・わたし寝させてもらいますの」

姫神「なんだか、どこかで聞いた口調」

小萌「シスターちゃん
一週間もあれば慣れますよ~」

インデックス「・・・・お腹へったよとーまぁぁ・・・グスン・・・スンスン」

保守ありがとう
超スローペースだけど明日までにちゃんと完結させるんだよ


ガチャ バタン

佐天「おじゃましまーす
ここが上条さんの家ですかぁ
なんかあたしの家とそんな違いがないです」

上条「そりゃそうだろ
一応学園都市の寮ってことになってんだし」

佐天「ですね、やっぱレベル4くらいじゃないと生活変わらないかなぁ」

上条「アイツらはお嬢様学校の生徒だから仕方ないと思うぞ
それに校則がものすごい厳しいらしい」

佐天「あ~、私服着ちゃいけないんですよね
あたしだったら発狂しちゃいます」

上条「そんなとこに好き好んで行く奴の心理がわかんないなぁ俺には」

>>245
>>1なの?

佐天「え~と、
上条さんはくつろいでてください
ちゃちゃっと作っちゃいますんで」

上条「いや、皮むきくらいなら手伝いますよ」

佐天「いいからいいから。
上条は家主なんですから休んでてください」

上条「そ、そうですか
いままで自己中なシスターのせいでいつも俺が家事してたからなんか癖で」

佐天「へぇ~、ずいぶんヒドい目にあってきたんですね
あたしだったら強制させてでも手伝わせます
だって居候だったんですよねその人?」

上条「まあ、そうです」

佐天「お人好し~ってやつですね」

>>246

                     /ヘ
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    /.: ム: |-',:.: :|ゝ‐ミ 、|: `iー'. : : : : : :'

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.     : : : : :l.:',J   `′ |: :,′|: : : : : : : '.   そうだもーん
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上条「やっぱそうなるんですかねぇ」

佐天「うわ~、冷蔵庫の中ほとんどカラッポじゃないっスかぁ」

上条「あらかた食べ尽くされたんですよ」

佐天「悲惨です」

上条「じゃあ俺、風呂入ってきますんで
料理よろしくお願いします」

佐天「はいは~いどうぞ~
あっそだ、上条さん圧力鍋とかないですよね?」

上条「普通の鍋しかないです」

佐天「ん~少し時間かかるからゆっくり入ってきてください」

上条「わかりました」


上条「・・・いい娘だなぁ
あの穀潰しとは大違いだ」

佐天「うわ~鍋っていってもほとんど未使用じゃんこれ」

佐天「じゃがいもと人参と玉ねぎと~」

ザクザクザク

佐天「この包丁切れ味が悪い・・・」

佐天「研ぎ方しらないのかなぁ~と」

佐天「あっ、みりん買い忘れたぁぁぁ!・・・まいっか、大して味変わらないし」

ピンポーン

佐天「あれ?お客さんかなぁ
で、出たほうがいいのかなぁ
上条さんお風呂入ってるし・・・」

ピンポーン ピンポーン

佐天「・・・仕方ないか
はーい!ちょっとお待ちくださいなー」

ガチャ

佐天「お待たせしましたぁ~」

土御門「えっ、君は誰だにゃ~
も、もしかして番号間違えた」

佐天「あっ、違うんです。
いま上条さんお風呂に入ってて・・・代理にあたしが」

土御門「・・・あのフラグ男
こんな可愛い子と同棲だとぉ」

佐天「あの~、どういったご用件でしょうか」

土御門「い、いや
なんでもないにゃ
カミやんにこれ返しといてくれないかにゃ~」

佐天「はぁ、DVD?」

土御門「んじゃカミやんによろしく」

バタン

佐天「・・・なんのDVDだろ
気になる」


佐天「ん、うん!味付けはこんなもんかなっと
ジャガイモに火が通れば出来上がり~
あと数分かしら」

佐天「ご飯も炊いたし、味噌汁も出来たし
あとは上条さんがお風呂からd」

ガチャ

上条「ふぅ・・・
おっ、いい匂いしてるなぁ」

佐天「上条さん上条さん!
さっき金髪の変な口調の人がいらっしゃいましたよ」

上条「ああ、土御門だな多分
出てくれたのかすまないな」

佐天「それであの、このDVDを預かr」

上条「うおおおおおい!!」

佐天「!!?」

上条「あ、いや何でもありません
中見たりしてないよな?」

佐天「やだなぁ
あたしは許可もなく勝手に見たりしませんよ」

上条「わ、わるい」

佐天「でもな~んとなく中身はわかっちゃいますけどね!」

上条「そうなのですか・・・不幸だ」

佐天「別にいいんじゃないですか?
男の人ってそういうの持ってるの当たり前だって聞きましたし」

上条「だ、誰に?」

佐天「弟です
あの子ベッドの下にいやらしい本いっぱい隠してたんですよー」

上条「・・・」

佐天「はは~ん
もしかしたら上条さんも~」

上条「やめろおおおお」

佐天「えっへへ~
冗談です
でもそんな反応しちゃうとバレバレです」

上条「・・・そりゃあ俺だって男ですから
そ、そんな事より肉じゃがは?
もう腹減って死にそうです」

佐天「もう出来てます
上条さんは座っててくださいね」

上条「おう・・・・
くそっ土御門のやつ変な時に来た上に最悪のタイミングで返しやがって」

佐天「はいどーぞ!」

上条「うお!!」

佐天「涙子ちゃんの肉じゃがですよー
遠慮しないで食っちゃってください」

上条「あ、ああ・・・ってこれホントに佐天さんが全部作ったのか」

佐天「はい。なにか不服でしょうか?」

上条「・・・最近の中学生ってすげーな
というより佐天さんがすごいのか」

佐天「母を見て育ったんでこの位なら何てことないです」

上条「へぇー
いただきまーす」

佐天「えっと、実はみりん買ってなくって入れれませんでした」

上条「・・・いままで食ってきた料理の中でいちばん美味いんだが」

佐天「え?あははは
お世辞でもありがとうございまぁ~す」

上条「いやお世辞なんて言ってない
佐天さんすげぇな
いいお嫁さんになれますよ」

佐天「あ、ありがとうございます」

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