玄「お姉ちゃんが赤土先生と付き合ってた」 (18)

落ちちゃったからやり直し
玄「お姉ちゃんが赤土先生と付き合ってた」
玄「お姉ちゃんが赤土先生と付き合ってた」 - SSまとめ速報
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途中からです

憧「そうだよね、しょうがないよね。あんなとこでキスするほうが悪いもんね」

晴絵「全部私が悪い…何も考えずに軽率なことを…」

憧「そーそ。晴絵がぜーんぶ悪いよ。でもさ、だからって
  それでいいの?って話じゃん?」

晴絵「え?」

憧「宥ねえのこと好きなんじゃないの?ちょっと責められたからって諦められるの?」

晴絵「そんなこと…できるわけ、ないじゃん…」

憧「そうだよね、諦められるって言い出したら晴絵のこと叩いちゃいそうだった」

晴絵「でも、みんなをインターハイに連れて行くには別れるしか…」

晴絵「憧がそう言い出したんじゃないのか?もう、近づくなって」

憧「そうだよ。でもそれはさ、建前でしょ?あの場での、方便じゃん」

晴絵「憧何言って…」

憧「みんなが納得するように、とりあえず収めたかっただけだし?」

憧「ま、インハイに行ければあたしはほかの事はどーでもいい。それが本音なわけ」

憧「晴絵が何したってどうでもいいし、誰を好きでもいいの」

晴絵「でもいまさら…宥だって愛想をつかせてるよ」

憧「それはどうかな?」

晴絵「え?」

憧「それに灼も、玄も、悩んでたよ。二人が別れちゃっていいのかなって」

晴絵「二人が?」

憧「その場の勢いに任せてひどいこと言っちゃったんじゃないか、
  二人はすごく幸せそうだったのにって」

憧「だから何度も言うけど、あんなところでキスしたのがバカなの」

憧「時間をかけて話をすれば理解されたかもしれないのに、
  いきなりあんなの見せるからみんな怒るの、信用を失うの。わかる?」

晴絵「……みんな、いい子だな」

憧「当たり前でしょ、晴絵の教え子なんだから」

晴絵「あ、憧っ…憧ぉ…」

憧「キモイから泣かないでよ」

晴絵「ご、ごめん」ズズッ

憧「宥ねえは、自分のせいでって落ち込んでたよ」

晴絵「そうか…」

憧「ま、どうするかは晴絵次第だよ」

晴絵「うん…」

憧「よく考えてね、宥ねえ泣かせたらマジで怒るよ」

晴絵「…わかったよ、憧。ありがとう」

憧「お礼とかキモイからやめてよね」



憧「(こんなもんかな…)」

憧「(もういいや、早く帰ろう…)」

インターハイ大会中、ホテルの部屋


晴絵「宥、もう寝たほうがいいよ」

宥「はい、でも、もう少し牌譜を…」

晴絵「明日試合なんだからもう寝なって」

宥「…じゃあ、キスしてください」

晴絵「なっ//」

宥「おやすみのキス、してくれたら寝ます」

晴絵「や、でも、…みんなが見てるし…」

宥「早くしてください、先生」グイッ

晴絵「え、ちょっと宥、ダメだって//」

憧「あのー、それ二人だけのときにしてくれる?」

灼「見苦し…」

玄「お姉ちゃんこっちが恥ずかしいよ//」

穏乃「いいなぁ、ラブラブだなぁ」

憧「あ、シズ、あたしがキスしてあげようか?」

穏乃「えぇ、憧はいいや」

憧「えぇ?なんでよ?」

灼「それもヨソでやって欲し…」

玄「あ、じゃあ、灼ちゃんは私とキスする?」

灼「え…?…は?//」

玄「だめなの?」

灼「いやダメっていうか…」

玄「灼ちゃ~ん!」

灼「は、恥ずかし…」

憧「…これでよかったのかな?」

穏乃「え、なにが?」

憧「いろんな意味で」

穏乃「いいんだよ、先生も宥さんも幸せなのが一番!」

憧「ま、そうね」

穏乃「先生かっこよかったよね、あのとき」

憧「あー『何があっても、宥が好きだ!』ってやつ?」

穏乃「そうそう、あんなの憧れちゃうなぁ」

憧「ま、あれのおかげで灼さんも玄も完全に折れたわね」

穏乃「あれ見せられちゃうともう先生とか生徒とか関係ないっていうか
   いや、よくないんだけど、でも、認めちゃうよね」

憧「麻雀部以外では会わないって約束も守ってるみたいだし、
  あたしたちが口外しなけりゃバレることはないからね」

穏乃「でも、部で認めちゃってからのいちゃつき度半端ないよね!」

憧「当てられた玄と灼さんがいい感じになっちゃってるもんね」

穏乃「そうそう!」

憧「あそこまでいちゃついていいとは言ってないんだけどね。
  まあ…幸せそうだからいいか…」

穏乃「あぁ、いいなぁほんと」

憧「だからシズにはあたしがキスしてあげるって言ってんじゃん」

穏乃「憧はいいや、恥ずかしいし!」

憧「え、ちょっとシズー!!」

決勝前夜、宥と晴絵の部屋


宥「赤土さん、少し話してもいいですか?」

晴絵「明日も早いんだよ?」

宥「でも、少しだけ…ね?」

晴絵「うん、わかった。なに?」

宥「えっと…前に進路の話をしましたよね?」

晴絵「あぁ、うん。大学へ行くのかどうなのかって」

宥「明日で私は麻雀部引退なので、ちゃんと言っておこうと思って」

晴絵「うん、聞かせて」

宥「…私、赤土さんのお嫁さんになりたいんです」

晴絵「え…ほんと?」

宥「はい、だから大学へは行かずに家業を手伝います」

晴絵「そ、そう…か」

宥「ダメ…ですか…?」

晴絵「い、いや、いいよ!すごい、えっと、嬉しい!」

宥「卒業したら誰の目も気にせずに会えますし…早く、そうなりたいです」

晴絵「ゆ、宥がお嫁さんか…うわぁ、なんて幸せ」

宥「えへへ、嬉しいです」ニコッ

晴絵「あったかい家になりそうだ」

宥「はい、あったか~いおうちにします♪」

晴絵「…宥、ありがとう。本当なら私が言わなくちゃいけないのに…」

宥「いえ、みんなの前で好きだと言ってくれて嬉しかったから…
  私からちゃんと言いたかったんです」

宥「私は、あなたを信じてよかった」

晴絵「…大好きだよ、宥」

宥「はい、私も、好きです」

晴絵「あ、でもこれはまだみんなには内緒な?」

宥「わかりました、ほんとにほんとの秘密ですね」クスッ

晴絵「うん…じゃあこれからもよろしく。明日は頑張ろうね宥」

宥「はい、優勝…しちゃいますよ?」




カン

終わりです
まさかあんなに早くスレが落ちるとは思わなかった
支援感謝です、ありがとー

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