響「今日も、あー……つー……いー……ぞぉぉぉ゛ぉ゛ぉ゛」 (96)

P「まーた扇風機の前にはりついてるのか」

響「うがぁぁー!」

P「だらしないなぁ」

響「むっ……プロデューサーがおかしいんだ!」

P「なんで?」

響「どうしてスーツなんだっ!?ありえないぞ!」

P「まぁいつもこの格好だからな」

響「暑くて倒れちゃったらどうするの!自分そんなのやだよ……」

P「心配してくれてるのか?」

響「あたりまえだろー!だって自分はプロデューサーのことっ……(って何言おうとしてるんだ自分ー!)」

P「俺のことがなんだって?」

響「うぅ……なんでもない!」

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響「と、とにかく!せめて上着だけでも脱いでよ」

P「ん、そうだな。さすがに暑いし」ヌギヌギ

響「うんうん」

P「いや、ちょっと待てよ」ピタ

響「?」

P「それずるくない?」

響「はい?」

P「俺だけ脱ぐのずるくない?」

響「ちょっと何言ってるのかわからないぞ」

P「え?だから、俺が脱ぐなら響も脱がなきゃずるいよな?」

響「……?」

P「まぁとにかく俺一枚脱ぐから、響も一枚脱げよな」

響「うん?」

P「(もうひと押しだな)」

P「よーし脱いだぞ。さぁ響も」

響「う、うん……ってなんでさー!」

P「おいおい、人には脱がせておいて自分は脱がないってか!?」

響「意味わかんないからねっ!?」

P「どうしてわかってくれないんだ!」

響「……プロデューサー」

P「?」

響「なんだかんだで自分が折れて、それで脱ぐと思ったら大間違いだぞ」

P「……だめかー」

響「だめだぞ」

P「なに?演技の練習?」

響「うん……ここなんだけど、なかなか感じが掴めなくって」

P「なるほど、俺がこの男の役をやればいいんだな」

響「忙しいのにごめんねプロデューサー」

P「何言ってる。響のお願いならなんだって聞いちゃうぞ」

響「ふふっそっか!ありがと!」

 

P「好きだ……大好きだ」

響「ホント!?」

P「あぁ」

響「……うれしいっ……」

P「あなたを、一生愛すると誓います」

響「!……私もっ大好きだよ……っ!」



P「なんだ、いいじゃないかっ」

響「そ、そう?」

P「まぁ、俺のは台詞っていうかまんま本音だけどな!」

響「……じ、自分も……だぞ」ゴニョゴニョ

P「(あー今すぐ抱きしめたい)」

P「どうした響、顔が赤いぞ?」

響「うぇっ!?こ、これは……そ、そうっ!これも演技だぞ!」

響「わふふっ!ひっかかったなプロデューサー!」

P「……うおっ!なんだ演技かぁ、やるな響~」

響「ぷふーっ!」

P「ははっ!これならトップアイドルになる日も近いな!」グリグリ

響「むぐっほっぺおぐりぐりしゅるな~~!」ウガー

P「ほ~こりゃなんくるないほっぺただ」プニプニ

響「……あぅぅ……もう!自分ちょっとジュース買ってくる!」

P「おっと」

響「まったく、すぐ自分の事いじるんだから」

P「すまんすまん、可愛くてついな?」

響「そ、そういうの……卑怯だぞ……っ!」ムー

P「かわいいかわいいひびきんかわいい」

響「あーもーう!行ってきます!」プイ

P「待て待て、俺も行く」

響「来なくていいぞ!」

響「来なくていいって言ったのに」

P「いいだろー、俺も喉かわいてんだよ」

響「ん~どれにしようかな」

P「俺はこれだな」ピッ

響「(あっ……いいな、自分もそれ飲みたいぞ。でもジャンプしなきゃ届かないな……)」

P「ん?響もこれがいいのか?押してやるよ」

響「じ、自分で押せるぞ!プロデューサーはどいててっ!」

P「ちっちゃいから無理しなくていいのに」

響「あっ!またちっちゃいって言ったな!」

P「いいじゃんかわいいじゃん」

響「も、もう!絶対プロデューサーの手は借りないから!」

響「そりゃぁぁーっ!」タユン

P「(揺れた)」

響「それっ」ピッ

P「(あっ)」

響「!……うぎゃぁ~!隣のヤツ押しちゃったぞ~!!」

P「だから押してやるって言ったのに」

響「自分、ブラックコーヒーなんて飲めない……」

P「まったく……ほら、俺のやるよ」

響「え、いいの!?」

P「あぁ気にするな」

響「うわぁぁ、ありがとうだぞプロデューサー!」

響「ってこれ、飲みかけじゃないかぁ!」

P「一口だけだ問題ないだろ?」

響「えっ、う、うん……そうだよね」

響「(ど、どど、どうするの!?か、間接キスだぞ!……ぅうぎゃぁぁ……)」ドキドキ

P「飲まないのか?」

響「の、飲むぞ!……」ドキドキ

P「遠慮はいらん」

響「……えいっ!」ゴクゴク

P「っしゃあああー!ひびきんと間接キスだああああ!!!」

響「ブフォオオオーッ!な、なな、何言ってるんだー!!」

P「いやぁ、夢が叶いました」

響「へ、変態プロデューサー!!!」

P「一向に構わん!」

響「開き直るなー!」

P「おや?俺の目には響も間接キスを意識していたように見えましたが?」

響「!……し、してないっ!」

P「おっ、ここに缶の飲み口を恥ずかしそうに眉をハの字にしてじーっと見つめてる響の写真が」

響「うぇぇっ!?いつの間に撮ったんだ!?」

P「最近のアプリはシャッター音をだな」

響「今すぐ消してよぉ!」

P「断る!待ち受けにするんだ」

響「もぅ……恥ずかしすぎるーっ!」

P「心配するな、可愛いから。うわぁ、なんだこれ、天使か天使なのか?」

響「うぅ……そ、そんなに自分の写真がほしいなら!プロデューサーがそう思うなら、いくらでも撮らせてあげるさ~!」

P「!?」

響「だから、それは消してよ(な、何言ってるんだ~!自分!)」

P「ほう」ピッサクジョ

P「消したぞ」

響「早すぎるぞ!」

P「うわ~どんなポーズにしてもらおうかなぁ」

響「や、やっぱさっきのはなし!」

P「おいっ!それはホントにずるいぞ!」

響「しらないぞー!勝手に撮るほうが悪いんだろ!」

P「ぐっ……」

響「ふふーん!あんまり自分を舐めてるからそうなるんだ」

P「そうですか」

響「そうだぞ」

P「間接キス」

響「うぎゃっ!?」パシャッ

P「照れた顔もらいっ」

響「うぅぁ~!消してぇ~!」

P「ちょろいなぁ」

P「ところで響、ちょっと財布見せてくれないか」

響「うぁ?なんで?そんなことより早く消してよ」

P「わかったわかった、見せてくれたら消すから」

響「ホントに?それなら、はい」

P「どれどれ……可愛らしい財布じゃないか」

響「……あっ!!や、やっぱり返して!」

P「なに焦ってんだ?」タカイタカーイ

響「ちょっ、上にあげるなー!」ピョンピョン

P「ん?なんだこれ?写真か」ピラッ

響「うあぁぁーっ!!だめぇぇーっ!!絶対見ちゃだめだぞ~~~!!」

P「……お、おふ……あの響、これって……」

響「あぅ……だめって言ったのに……」

P「俺の写真?だよな」

響「……」

P「響さん?」

響「うぎゃぁぁぁ~~~っ!!」

P「あ、逃げた」

ガチャッ


P「おーい響!いるのか?」

響「(もうプロデューサーの顔みれないぞ……恥ずかしくて死にそうだぁっ)」

P「さっきは俺が悪かった、だから出てきてくれー」

響「(無理だぁ……絶対無理だぞ!)」

P「こんなところにいたのか」

響「(うぅ……)」

P「なにをソファの上で丸まってるんだ」

響「……恥ずかしいんだもん……」

P「恥ずかしいことなんてないさ」

響「もうプロデューサーの顔みれないよ」

P「やれやれ……」ギュ

響「うぎゃっ!?」

P「こうすれば顔は見えないだろ?」

響「う、うん……」

P「少し汗かいてるな」

響「走ってきたからね……んん、やっぱり離れてよ」

P「それがまたいいんだよ」

響「ふふっ……やっぱりへんたいだね」

P「それにしても、俺の写真か」

響「あぅ……」

P「うれしいなぁ」

響「!……ホント?」

P「あぁ、めちゃくちゃうれしいぞ!」

響「でもやっぱり恥ずかしいよ」

P「そうか?それじゃあこれは二人だけの秘密な?」

響「二人……だけの……それって……」

響「うがぁぁー!それはそれで恥ずかしいぞーっ!」

P「たださ」

響「なに?」

P「ずるくない?」

響「え?」

P「響だけ写真持ってるのずるくない?」

響「そ、それは」

P「響が持ってるなら、俺も響の写真持ってないとずるいよな?」

響「うがーっ!もう分かったさ!撮らせてあげればいいんでしょ!」

P「折れたか」

響「折れたぞ……」

P「ふぅ……今日も残業残業」カタカタカタ

小鳥「ちょっと休憩しましょうか」

P「そうですね」

小鳥「あれ?プロデューサーさん、待ち受け変えたんですか?」

P「気づいてくれましたか。かわいいでしょう」

小鳥「あらっ……ほんと、かわいいですね。ふふっ」

P「ええ、最高の笑顔ですよ!」







おわり

短いですけどおわりです。
もうちょっと何とかできたかな……

あぁ、日付変わってしまった。
ゆっくりですが書いていこうと思います。

響「あ~~~つ~~~い~~~ぞぉぉ~~~」

P「いい加減、扇風機の前から離れないか?」

響「いやだぞ!暑いんだもん」

P「たしかに暑いけどさ」

響「うがぁー!だいたいいつまでエアコンは故障中なんだー!?」

P「そのうち修理する」

響「それ前にも聞いたさー!早く直してよ!」

P「プールに行けばいい」

響「え?」

P「プールに入れば気持ちいい」

響「それはそうだけど、あっ!もしかしてプールで仕事!?」ガバッ

P「いやそんな予定はない」

響「なーんだ……ちょっと期待しちゃったぞ」

P「プライベートで行けばいい」

響「えー、でもみんな忙しそうだし。一人で行っても楽しくないだろー」

P「俺がいる」

響「えぇっ!?ぷ、ぷろでゅーさーと自分が一緒にプール!?」

P「ひびきんとプールでデート」

響「な、なに言ってるんだー!?」

P「あ~響の水着をプライベートで見たいなぁ~」

響「!……でもアイドルとプロデューサーがデートなんて禁止でしょ!」

P「だめかー」

響「だめだぞ」

小鳥「あら、いいんじゃないですか?」

P「小鳥さん!」

響「ピヨ子!?」

小鳥「響ちゃん最近頑張ってますし、それくらいの息抜きも必要ですよ」

響「で、でも……!ほら、自分がプールなんて行ったら大騒ぎだぞ!自分結構有名だし」

小鳥「大丈夫よ、この前撮影で使ったところならきっと貸切にしてもらえるから。頼んでおくわ」

響「う……」

小鳥「……それに、響ちゃんだってほんとは行きたいんでしょ?デート」

響「!そ、そんなこと……ない、けど……プロデューサーがどうしてもって言うなら行ってあげないこともない、かも」

小鳥「ふふっどうしますプロデューサーさん」

P「どうしても行きたい」

響「言うと思ったぞ!」

P「ただ俺は週末も仕事……プロデューサーに休みなどない……」

小鳥「そんなの私が代わりにやっておきますよ」

P「いや、それはさすがに」

小鳥「いいんですよ。プロデューサーさんが行けば響ちゃんも喜びますから」

P「そうですか、ならお言葉に甘えちゃおうかな!」

小鳥「はいっ楽しんできてください!響ちゃんもね?」

響「(ぷ、プロデューサーと……デート……)」

響「……うぎゃぁぁー!」

小鳥「響ちゃん!?」

P「おいっ響!」

小鳥「……帰っちゃいましたね」

P「どうしたんだ急に」

P「後で連絡しておこう……」

P「それにしてもホントにいいんですか?小鳥さん」

小鳥「ええ、私は事務員であり、一人のファンでもありますから」

小鳥「みんなの幸せは私の幸せでもあるんです」

P「(なんだこの女神)」

小鳥「響ちゃん今頃、ベッドの上で顔を赤くしてるんだろうなぁ……まくらに顔を押し付けて足をバタバターって」

P「何それ見たい」

小鳥「ただ……」

P「?」

小鳥「写真!写真をお願いしますぅ!!響ちゃんの水着姿を必ず撮ってきてください!!そして私にもください!!」フンフン

P「やっぱり変態じゃないか」

響「~~~~~っ!」ジタバタ

響「プロデューサーとプールだぞ!プール!」

響「楽しみだけど……うぁぁっ……考えるだけで恥ずかしいさー!」バタバタ

響「明日はなに着てこうかな、こっち?それともこっちがいいかな!」

響「もぅ~どうするのー!?」

ヂュイヂュイ

響「うがっ落ち着けって?そ、そうだよね」

響「とりあえず今日はもう寝よう……」

響「どうかな?プロデューサー喜んでくれるかなっ!」

ヂュイb

響「そう?それじゃこれに決まりだね!」

響「あぁっ!もうこんな時間なのか!?遅れちゃうぞー!」

響「えといつものリボンっと……うぅ、うまく結べない~!」

響「急いで結び直さないと」

響「走ってきたら早く着きすぎたぞ……」

響「相変わらず暑い……」グテー

P「……あれっもう来てたのか響。待ったか?」

響「んーん、自分も今来たところ」

P「くっ、男が女を待たせるとは……」

響「なんくるないさー、気にしなくていいぞ」

P「響は優しいなぁ」ナデナデ

響「んっ……自分は完璧だもん」

響「そ、それに自分は……来てくれただけでうれしいって言うか、その……」

P「そうか?響がうれしいなら俺もうれしいよ」

響「えへへっ」

響「プロデューサー、暑いから早く行きたいぞ~」

P「そうだな、さっそく行くか!」

響「うん!」

P「ほら手」

響「手?」

P「デートなら手くらい繋がないとな」

響「うぇっ!?そんなのまるで恋人じゃないか~!ちょっと恥ずかしいぞ……」

P「どうした、間接キスまでした仲だろ?」

響「うわぁぁ~!それは言わないでよ~!!もう!繋げばいいんでしょ!」ギュ

P「そうそう」

P「うおおー!ひびきんの手のひらやわらけー!」

響「うぎゃっ!?なにいってるんだーこの変態!離してよ」

P「絶対に離さない」

響「わぁぁー!見てよプロデューサー!ちっちゃいウォータースライダーまであるぞ!」

P「(はしゃぐ響はかわいいなぁ)」

響「あれも滑っていいんだよね!」

P「あぁ、自由に使っていいらしいぞ」

響「やったさー!それじゃ自分さっそく着替えてくる!」

P「俺も着替えるかー」

響「……なんでついてくるんだ」

P「なんだ知らないのか響、デートでは一緒に着替えるのがあたりまえだ」

響「!?そ、そうなの!」

響「ってそんなわけないだろー!」

P「……やっぱりだめか」

響「だめだぞ」

響「……ぷ、プロデューサー」

P「おっ響、きがえて……」

響「ど、どう?この水着見せるの、プロデューサーが初めてなんだ……っ」モジモジ

P「(水着姿で赤面、ハの字眉……完全にころしにきてる!しかも若干上目使い)」

響「うぅ……なんか言ってほしいぞ」

P「今まで響を見てきたが、今日が一番かわいいぞ!最高だよ」

響「か、かわっ……ありがと……」

響「(やっぱりプロデューサーに褒められるのはうれしいさー、恥ずかしいけど……)」

P「でも仕事上、水着なんて何度も見せてるだろ?どうしてそんなモジモジしてるんだ」

響「そ、そんなの知らないぞー!自分でもわかんないよ……ただすっごくドキドキするさー」

P「デート」

響「!」ビクッ

P「なるほど」

響「あぅ……」

P「ひびきんはデートを意識してるのかぁそうか……かわいいなぁ」

響「し、してない!」

P「今日は俺と、二人っきり!で、デート!だもんなぁ」

響「もぅ……プロデューサーはいじわるだ!自分が恥ずかしがることばっかり!」

P「響がかわいいのが悪い」

響「うぅ……もう喜んでいいのか怒っていいのかわからないぞ!」

P「可愛い子にはいじわるしたくなる、それも響の魅力の一つなのさ」

響「そうなの?」

P「あぁ!響を一番近くで見てきた俺が言うんだから間違いない!」

響「そっか、プロデューサーは自分の事ばっかり見てるもんね」

P「なんだがご機嫌だな」

響「ふふーん、そっかぁ」

響「とりゃぁー!」


ザブーン


P「飛び込みは危ないぞー」

響「……」

P「おい響?」

響「……」プカー

P「!?響!大丈夫か!?」

響「……それーっ!」バシャ

P「うおっ!?冷めてぇ!」

響「ふっふっふ!騙されたでしょ~!」プフフ

P「やったなこいつー!」

P「くっ!運動不足はつらいぜ!」

響「わふふ、だらしないぞプロデューサー」

P「はははっ!捕まえたぞ」ガシッ

響「うぁっ!足を掴むな~!」

P「ふむ、なるほど、響は足もなんくるないな」サワサワ

響「ひやぁっ!あっ……!撫でるなー!」

P「今度はどこをくすぐってやろうか」

響「うがっ!?手の動きが気持ち悪いぞ……」

P「ふははっ水着だから直接触れちゃうなぁ」

P「脇から行っちゃおう」コチョコチョ

響「んっ!あぁっいやぁっそこは、くすぐったい!」

P「脇腹はどうかな」コチョコチョ

響「もぅだめぇ!やめるさ~!」

P「これがプロデューサーの力だ」

響「……はぁ……はぁ……プロデューサーは関係ないでしょぉ……」

P「それにしても響の肌はすべすべだなぁ」

響「変態!」

P「なんだ?またやられたいのかな?」

響「それだけはごめんだぞー!」

響「プロデューサー!一緒に滑ろうよ!」

P「おう、いいぞー」

P「んじゃ、響が前で俺が後ろな」

響「わかったぞ!」

P「(なんだこれ……俺の股の間に響が……これはやばい、お尻当たってるし)」

P「よーしいくぞ!」ギュ

響「!?ちょっちょっとなんで抱きつくのー!」

P「だって一緒に滑るんだろ?それに抱きつかれるのは嫌じゃないって言ってたじゃないか」

P「(響はお腹もすべすべだな)」

響「自分、そんなこと言ったっけ……」

P「言ってた」ナデナデ

響「ひゃぅ、お腹撫でないでよ」

響「うぎゃぁぁ~~っ!」

ザバーン

響「ふぃーなかなかスピード感あったさー」

P「もういっかい滑るか?」

響「うん!」

P「!?」

響「どうしたんだ、プロデューサー?」

P「……な、なぁ響」

響「なんだ?」

P「これ……」

響「それは、自分の水着……ぃぃ!!!?」

響「か、返して!!」バッ

P「お、おう……(生ひびきっぱいがついに目の前に!)」

響「……見た?」

P「な、なんのことだ?」

響「……プロデューサーはさ、自分に嘘つかないよね?」ウルウル

P「うぐっ(涙目は反則だろ!)」

P「なぁ響、聞いてくれ」

P「好きな子の裸を見たい、そう思うのはおかしくないって話したよな」

響「うん……」

P「つまり、俺はおかしなことはやってない!」

響「見たの?」

P「それはもうばっちり」

響「!……うぅぁ……やっぱり見たんだー!へんたいだぁー!!!」

P「お、おい!俺は悪くなーい!ぐふっ」バシーン

響「あっ……プロデューサー?」

P「」

響「プロデューサー!?」

P「」

響「ど、どうしよう!プロデューサー!起きてくれー!」

P「」

響「自分が悪かったさー!」

響「だめだぁ、全然起きない……」

響「こ、こういうときって……人工呼吸……む、むりだぁ!絶対無理ぃ!」

P「」

響「でも……このままじゃ……うぁぁやるしかないのかー!?」

響「そうだ、ぷ、プロデューサーには……見られた責任とってもらわなきゃ許さないぞ……」

響「うぅ……プロデューサーの顔が……こんな近くに」ドキドキ

響「ん……」

P「……あれ?響?」

響「!?うわぁっ!プロデューサー!」

P「お前、今……キスしようと」

響「うぎゃああああ!!」バシーン

P「」

響「あっ」

P「んぁっなんだ、このやわらかい感触」

響「あっ!プロデューサー!起きたのか!?」

P「響?えっと」

響「心配したぞぉ!うぅ……よかったぁ」

P「なんだか迷惑かけたみたいだな、すまん」

響「プロデューサーは悪くないよ」

P「それはそうと、まさかこれは膝枕!?」

響「嫌だった?」

P「そんなわけないだろ!」クル

響「っ!反対向いたらだめぇ!」

P「これが響のふとももかぁ」スリスリ

響「うがーっ!顔をこするなー!」

P「心配するな!責任はとる!!」

響「せ、責任って……まさか聞いてたの!?」

P「気絶した演技、なかなかうまかったろ」

響「じゃぁ……き、キスしそうになったのも」

P「さすがにあれはびびったぞ」

響「……うぅ……やっぱりプロデューサーはいじわるだぁ!」ウガー

P「ははっ!仕返しだ!」

P「ということで、責任をとって響と結婚することになりました」

小鳥「なんですとぉ!?」ガタッ

響「うぇっ!?なに勝手な事言ってるんだプロデューサー!」

P「責任とらないと許さないんだろ?違うのか?」

響「あ、あれは……そんな、結婚って意味じゃ、なくって……だからっ」

P「冗談だ冗談!響はほんとにちょろかわいいなぁ」ナデナデ

響「んもぅ……またそんなことばっかり!」

P「あれ、響ちゃんは倒れてる俺に何をしようとしたんだっけ?」

響「もう!自分もいい加減怒るぞ!」

P「小っちゃいから怒ってもかわいいだけ」

響「うがぁーっ!」

P「そのうがー!ってかわいいよね」

響「なんなのもう!」

小鳥「プロデューサーさん」

P「はい?」

小鳥「写真」

P「あっ」

小鳥「えっ忘れてたなんて言いませんよね!?」

P「忘れてました」

小鳥「ひどいですぅ!!わたしのがんばり返してくださいよぉ!」

P「ならこれなんてどうです。この前、響が疲れてソファで寝ていた時の寝顔です」

小鳥「!?こ、ここれはぁ!!……こほん、しょうがないですね。これで手を打ちましょう」

響「んぁ、なに話してるんだ?」

P「うぉっ!響!?」

響「えっその写真って……!?それ自分の寝顔じゃないかぁ!」

P「あぁ、可愛いだろう?寝る前に眺めるとぐっすり眠れるんだ」

響「そんなこと聞いてないぞ!」

響「この前、撮らせてあげたでしょ!なんでまた撮ってるんだ~!」

P「あれは朝起きた時、または仕事で疲れたときの癒し用だ」

P「そしてこれは寝る時用だ」

響「もぅ……プロデューサーはホントに自分のことが好きなんだね……」

P「そりゃ大好きだ、愛してると言ってもいい。だから結婚しよ」

響「……そう、それで他にはどんな写真がほしいの!」

P「えっ?」

響「だ、だってまた勝手に撮るかもしれないだろー!」

響「言ってくれれば、別に自分も嫌じゃないし……」

P「デレた」

響「デレてないぞ!」

P「まぁ、写真はもういいさ」

響「そっか」

P「そのかわりに」

響「?」

P「また、遊びに行こうな!」

響「!うん……っ!」

P「いや、遊びじゃなくてデートだったな」

響「で、デート……」

P「だめか?」

響「いいぞ!」







おわり

ぐだぐだでひどい内容になってしまった。

無理やりですがおわりです。

また思いついたら書くと思います。
今週は忙しいので無理かもしれませんが

ゆっくりつづきを書いていこうと思います。

響「あついぞ……」

P「あついな……」

響「やっとプロデューサーにも夏が来たのか?」

P「あぁ、今までの俺がバカだった」

響「エアコン、直そうよ」

P「うん……頼んでおく」

響「ふぁぁ……やっとこの暑さから解放されるさぁ……」

P「……依頼が混んでるから三日はかかるって」

響「うがぁーっ!なにそれぇ!」

響「あ~~つ~~い~~ぞ~~~」

P「俺の方にも向けてくれよ」グイ

P「あぁ~扇風機ってこんなにいいものだっけ」

響「ちょっと!この扇風機は自分専用だぞ!」グイ

響「ねっ!ぷう太郎」

P「なんだそのダメ人間みたいな名前は」

響「ダメ人間はプロデューサーでしょ~」

P「なんだと!」

響「あ~~~~~~~」

P「なあ、せめて首振りにしてくれよ」

響「だ~~~め~~~だ~~~ぞ~~~」

P「ならこうしてやる!」ガバッ

響「こらぁっ!抱きつくなー!」

P「これなら二人ともに風があたるだろ」

響「んがぁ!暑苦しいぞ!」

P「ふははっ首振りにしてくれるまで離れないからな!」

響「そ、そう……じゃあそのままでいいよ」

P「えっ」

響「な、なにか問題ある?」

P「いや、べつに……」

響「……」

P「……」

響「ぷ、プロデューサー……ごめん……やっぱり恥ずかしいから離れて」テレテレ

P「このっ!可愛い奴め!」グリグリ

響「あぅっ痛いぞ!」

響「もう……自分溶けちゃいそうだぁ」グテー

P「脱げばいい」

響「一枚しか来てないから無理ぃ」

P「シャワー浴びればいい」

響「めんどくさい……」

P「アイス買いに行くか」

響「外暑い……」

P「ジュース買いに」

響「暑い……」

P「プール」

響「動きたくない~……」

P「だめ人間になってるぞ」

響「そうだぞ~自分はダメ人間さ~」

P「おい」

P「響、ちょっと後ろ向いてくれるか」

響「うぇ~なんで」

P「いいからいいから」

響「ん、これでいい?」クル

P「それっ!」ポイ

響「ぅひゃぁっ!?なに!?なに!冷たい!」

響「服の中になにか入れた!?」

P「ははっ!氷だよ」

響「んもぅ、びっくりしただろー!」


P「あっそういえば……」ゴソゴソ

響「なんだー?」

P「ほれっかき氷器だ」

響「おぉっ!かき氷ぃ~!」

P「氷ならたくさんあるし、食べるか?」

響「うん!食べる!」

P「氷を入れて……っと」ガリガリ

響「うぅ、早く食べたいぞ」

P「ははっまるで小学生だな」ガリガリ

響「ち、ちがう!自分は高校生だぞ!」

P「……へぇ、氷舐めるか?」

響「んっ……」

響「あぁ、くちのにゃかがひんやりしゅる~」コロコロ

P「高校生ねぇ」

響「ぷろでゅ~さ~まだなのか~」コロコロ

P「よしっ!これくらいでいいだろ」ガリガリ

響「何味にしようかな……うわぁ迷うぞ~」

P「えーっと……いちごとブルーハワイ、それにメロンにレモンもあるな」

響「うーん……」

P「(腕組んで悩む響も、うむ、いいな)」

P「俺は無難にいちごかな」

響「じゃ自分はブルーハワイ味にする!」

P「シロップをたらーっとかけて」

響「おいしそうだなっ!」

P「響の体にもシロップかけたいな」

響「うぇっ!?なに言ってるの!?」

P「かけたところを舐める」

響「もう!いい加減にしてよ」

P「おいしそうだなっ!」

響「おいしくないぞ!」

P「んんー!これは生き返る」

響「うん!冷たくておいしいねっ!」

P「やっぱり夏にはかき氷が合うな」

響「うぁぁっもう自分、手が止まらないぞ」シャリシャリ

P「おいおい、そんな慌てて食べなくても」

響「にゃんくりゅないしゃ」シャリシャリ

P「食べながら喋るんじゃない」

響「んぁっ……うぎゃぁぁーっ!!」

P「どうした!?」

響「……頭がキーンとする……」

P「ははっなんくるないんだろ?」

響「なんくるなくないぞ!うぅっ……治らないよぉ」

P「なるほど……こういうハの字眉もありだな」

響「何の話!?」

響「んんっ……ぷろでゅーさぁー……!」

P「(ちょっと涙目な響もかわいいなぁ)」

響「なんとかしてよぉ……」

P「かき氷の入った容器をおでこに当ててみろ」

響「わ、わかったぞ!」ピタ

響「あっ……あれっ、痛くない!」

P「だろ?」

響「ありがとプロデューサー!」

P「いやぁ、こちらこそ」

響「え?なんで?……って、うがぁっ溶け始めてるぞ」

響「急いで食べないとっ」

P「おい、ちょっとまて」

響「うぎゃぁぁーっ!またキーンとする~!」

P「アホなのか」

響「ふはぁ……ひどい目にあったぞ……」

P「あーあー口元が汚れてる」フキフキ

響「んっ……」

響「って、拭かなくていいよ!自分そんなに子供じゃないぞ!」

P「そうか?」

響「そうだぞ!」

P「ちっちゃいけど?」

響「そ、それは関係ないでしょ!」

響「まったくもぅ……バカにして……っ!」

P「おこひびきんかわいい」

響「おこってなんだ?」

P「なぁ響」

響「なに?」

P「ほら、口開けて」

響「ちょっ!?なにしてるんだ!?」

響「これって……あーんってやつ……」

P「嫌か?」

響「い、いや……じゃないけど……うぁ、さすがに恥ずかしすぎるぞ!」

P「手繋いで、デートまでしていまさら何が恥ずかしいんだ」

響「うぅ……わ、わかったぞ!やってみる!」アーン

P「(ちょろい)」

響「(こういうのちょっとやってみたかったなんて……絶対言えないぞ)」

響「……んっ……ん……」シャリシャリ

P「どうだ?」

響「もう一口……」

P「えっ?」

響「……あ、味よくわからなかったんだ!だからもう一口!」アーン

P「今日の響は積極的だなぁ」

響「ん……んっ……」シャリシャリ

P「顔真っ赤だな」ボソ

響「へっ!?」

P「おかしいよなぁ、冷たい物食べてるのに」

響「あぅ……」

P「なんでこんなに体が暑いんだろうな?」ピト

響「きゃっ……急に触らないでよ……」

P「やっぱり恥ずかしいのか?」

響「そ、そんなこと……」

P「俺は恥ずかしいぞ」

響「えっ……?プロデューサーが?」

P「ほら、俺だって内心ドキドキしてるんだよ」

響「……!ほんとだ……」ピタ

響「ふふっ」

P「笑えるだろ?いつもからかってるのにな」

響「恥ずかしいのを隠すため……?」

P「隠すの半分、面白半分だな」

響「うがーっ!やっぱり面白がってるじゃないかー!!」

P「はははっ!さぁ、食べよう食べよう!」

響「もぅ……」

響「へへ、そっか……プロデューサーも自分と一緒なんだ……」

P「ん?何か言ったかー」

響「なんでもないぞー」

P「そういや響って今日、オフだったよな?」

響「そうだけど」

P「いまさらだが、なんで事務所に来るんだ?家ならエアコンもあるだろ?」

響「そ、それは……」

P「わざわざ暑いところに来なくてもいいのに」

響「ぷ、プロデューサーに、あ、会いたくて……」

P「!響……それって、つまり」

響「う、うん……」ドキドキ

P「俺のことが好きだってことだな!」

響「うがっ!?そうは言ってないでしょ!」

P「違うのか?」

響「……ぅ……し、知らないぞ!」

P「おーい、響」

響「……」

響「ぷ、プロデューサー!!!」

P「うぉ!?なんだ?」

響「聞いてくれぇ!」

P「お、おう」

響「……プロデューサーといると、ドキドキして恥ずかしいこともあるけど」

響「でもすっごく楽しい!それにすっごく安心するさー」

P「響……」

響「自分、その……こ、恋とかよくわかんないけど……ただプロデューサーに会いたいってそう思ったんだ」

響「そしたら自然と事務所のほうに来ちゃってて……」

響「あぅ……なんか自分で言ってて恥ずかしくなってきたぞ……」

響「ぷ、プロデューサーは!自分と会えたらうれしい?」

P「そんなの、うれしいに決まってるだろ」

響「へへっ自分もおんなじだぞ!」

P「なんだか今日の響は格別にかわいいなぁ!このやろー!」ワシャワシャ

響「うわぁ~っ!なんで髪をいじくるのさー!」

P「したいからだ!」

響「意味わかんないぞ!」

響「うがぁっ!もういいでしょ!髪がくちゃくちゃじゃないかぁ!」

P「なぁ、響」

響「なにさ!!」

P「暑いのも……悪くないな」ナデナデ

響「!……ん、そうだねっ」

P「(このアホ毛はどうなってるんだ……)」チョイチョイ

響「でも、やっぱり涼しいほうがいいぞ」

P「ははっそうだな」

響「あっなでるのなら続けていいよ」

P「ほんとか!?」

響「今日だけね!」

あ、短いけどおわりです。正直もうネタがない……。

なるほど……参考にさせてもらいますね。
ただ、とりあえずいったん終わりにします。

次は、響「ねぇ、プロデューサー」の続きを似たようなスレタイで立てようと思ってるので
よかったらそちらもよろしくおねがします。

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