エレン「進撃ダンスパーティー?(96)

過度のBLGLあり、大量のカプがあるので、地雷のない人向けです

エレン「めんどくせぇな、なんでそんなことすんだよ」

ミカサ「エレン...その...えっと私と」

エレン「なんだ?ミカサもやらないよな、こんなの」

ミカサ「...う、うん。エレンがやらないなら、私もやらない」

エレン「行こうぜ、強制参加じゃないからゆっくりしていて良いらしいし」

ミカサ「...うん」

アルミン「おはよう、エレンにミカサ!」

エレン「おはようアルミン」

ミカサ「おはよう」

アルミン「2人は、それやらないの?」

エレン「やらねぇよこんなもん、やって何になるのか」

ミカサ「...私もやらない」

アルミン「そっか、僕も相手がいないし部屋で寝てよっかな」

最初 エレミカ


エレン「次座学だぞ、早めに行こうぜ」

アルミン「うん!...そういえばエレン、寮に本(官能)置きっぱなしだったけど...」

エレン「ああ、ライナーにちょっと借りただけだし、大丈夫だろ」

アルミン「駄目だよ、あんな酷い(ペド)本晒されたら、ライナーが社会的に死んじゃう!」

エレン「それもそうだな、あんな(ペド)本。隠してくるよ、先に行っててくれ」

ミカサ「私も行...」

アルミン「ミカサ、話があるんだけど...時間いいかな」

ミカサ「...?」

アルミン「こっち」

ミカサ「うん」

アニ「...」

アルミン「ミカサ、本当はエレンと踊りたいでしょ?」ヒソ

ミカサ「っ!...そう、アルミンなら分かっていると思っていた」

アルミン「あはは」

ミカサ「私はチャンスを逃したくない...でも、エレンに馬鹿にされたら生きていけない...」

アルミン「はっ早まらないでよミカサ!僕から成功のために言いたいことがあるんだ」

ミカサ「どんなものでもいい、言って、アルミンのやることは正しい」

アルミン「そっそんな事言われたら失敗出来ないや...耳かして、絶対に覚えててよそれはーー」




ミカサ「ーーね、わかった、頑張る」

エレン「アルミン、ミカサ!待っててくれたのか、もうすぐ時間だし急がないと」

アルミン「そうだね!行こうか」ニコッ

ミカサ「...うん」コクン

エレン「?」

座学終了

エレン「やっと終わったな...体動かさないと肩こりそうだ!次は立体機動だろ?急ご...」

アルミン「あはは、ゆっくり行こうよ」

ミカサ「座っていて...足が痺れた...ので、ゆっくり行きたい」

アルミン(ミカサが臨機応変に対応している!しかも嘘とは...成長したなぁ)

エレン「大丈夫か?良かったら肩かすぞ」

ミカサ「!!い...いい、エレンに負担をか ...」
(ち、ちがう!これを言ったらエレンは怒る...
「何かを言う時、エレンがどう思うかを考えて欲しい。
ミカサがお母さんと言われる大きな原因は、ここにあると思うんだ。
戦闘中はいいとして、安全な時に常口で示す必要はない、過保護なのは行動と、本当に注意が必要な時だけでいいんだ。」
思い出した途端、体に電撃が走った...アルミンの言うことを守ろう「母さん」はもう嫌だ...!
私が断るエレン以外の理由...そうだ、私は、エレンに重い体を持たれるのは少し恥ずかしい!これで行こう)約0.02秒間

ミカサ「嬉しい、でも...私は重いから恥ずかしい」

エレン「はぁ?何言ってんだよ、次の訓練で怪我したら危ないだろ」

ミカサ「う...うん」(怒った...私はどうしたらいいのだろう...でも怪我の心配してくれている、嬉しい)

エレン「ほら、肩掴めよ」

ミカサ「うん」

アルミン「エレンにも気遣いが出来るんだね」

エレン「なんだよー馬鹿にすんなよ、俺だってこんぐらい思いつくって!」

ミカサ「エレン...気遣い嬉しい、ありがとう」

エレン「いいって別に。ミカサにも女の子らしいとこあるんだな」

ミカサ「...っ!?ッッッツ!!!??」

アルミン(す、すごい進歩だ)

ミカサ「う...うれ、しい...///」ボワワッ

エレン「...お、おう...そりゃ良かった、な」

アルミン(あ...ミカサ真っ赤だ、エレンも頬が少し赤い、これはうまく行きそうだ...僕、邪魔者だなぁ)


男子寮

アルミン「みんなは明後日のダンスパーティー、参加するの?」

コニー「俺は参加しない」

マルコ「俺も別にいいかな...踊りたい相手もいないし」

ジャン「俺はミカサと踊る。絶対踊る」

エレン「...」

アルミン「へぇ、上手くいくといいね!...エレンは踊らないんだろう?」

エレン「まぁ、こんなのくだらねぇしな」

ライナー「くだらないか?俺はクリスタと踊るぞ」

ベルトルト「頑張ってね、ライナー」(無理だろ...)

ライナー「ベルトルトは参加しねぇのか」

ベルトルト「ぼっ僕は、相手...その...自信ないし...」

アルミン「って事は好きな人はいるんだね!」

ベルトルト「う、うん。まぁ...その」

フランツ「頑張って!ベルトントンも踊ろうよ」

ベルトルト「いっいや、僕はいいよ」

ダズ「彼女持ちに頑張ってとか言われてもねぇ、ベルベント」

トーマス「そういう君こそ頑張ってね!ダズ」

ダズ「トーマスがいうなよおおお彼女出来たくせに!」

マルコ「えっ、トーマスいつの間にそんなことを!」

ダズ「こいつ今日告白したらしい」

マルコ「わぁ、それは良かったじゃないか!おめでとう」

エレン「まじかよ!トーマスに彼女?」

トーマス「えへへ」

ライナー「今日か...行動が早いな」

トーマス「彼女が誰かと踊るのを想像したら...いてもたってもいられなくって」

ジャン「ライナーぁクリスタもう約束してるかもしれないぜ?」

ライナー「ああ...急がないとな」

エレン「みんな参加するのかよ」

アルミン「うーん...ダンスはともかく、大切な人との思い出っていうのは一生の宝物だしね」

エレン「...そっか、そうだよな」

ジャン「あ?お前、まさか踊んのか?」

エレン「迷ってる」

アルミン「ミカサに頼んでみたら?ミカサって案外女の子らしいし」

ジャン「おっおいおい...」

エレン「...でもあいつ、踊らないっていってたし...」

ジャン「まじかよ...」

ライナー「言ってみればいいじゃないか!漢なら当たって砕けろよ!」

ベルトルト(この中でジャンの次に砕ける確率の人が言うなよ...)

エレン「ライナーに言われてもなぁ、でもそうだよな、砕けてみるか」

アルミン(案外簡単に折れてくれたな、良かった)

ジャン「おいふざけんなよこのクソ野郎!!羨ましい!」

エレン「あ?なんだよ!」

アルミン「シャラップ!!」

ジャン「え...?」

アルミン「シットダン!」

ジャン「は、はい...」

アルミン「騒いだら教官が来ちゃうだろ、駄目だよ」

ジャン「...チッ」

フランツ「そろそろ寝ようかな、みんなおやすみなさい!」

ジャン「...寝る。行こうぜマルコ」

マルコ「え...俺は眠くないからまだ残るよ、ジャンおやすみなさい」

ジャン「お、おう...おやすみ」

アルミン「マルコは誰かと踊らないの?」

マルコ「あはは...あいにく相手がいないんだよね」

ライナー「マルコの事を好いてる奴くらいいるだろ」

マルコ「...嬉しいけど、僕にはもったいない女性なんだ」

ダズ「あーあ、そーんな事言っちゃってさー」

ライナー「ギャルってやつか」

マルコ「いいや、そういう訳ではないんだけど...話した事もない女性と踊るの緊張しちゃうし」

アルミン「マルコらしいね」

エレン「俺、そろそろ寝ようかな」

アルミン「うん、僕もそろそろ」

ジャン「おら、さっさとあっちいけ!」

エレン「お前寝たんじゃなかったのかよ」



サシャ「ふあぁー...ヘブックシュン!!」

クリスタ「あはは、サシャすごいくしゃみ」
サシャ「うー...これは誰かが私の噂してますね...」

モブ男「え...っとサシャ、ちょっときて」

サシャ「ふぁい」

モブ男「あのさ...俺とダンスパーティーで踊んない?」

サシャ「ダンスパーティー?」

モブ男「うん、好きな人と一緒に踊るパーティーがあるんだ」

サシャ「好きな人ーって...えっモブ男私の事好きだったんですか!?」

モブ男「う、うん...で、返事は?」

サシャ「どうしましょうか...あっご飯ってでますかね」

モブ男「出ないと思うよ」

サシャ「じゃあ」

コニー「おーいどうした?」

モブ男「あっ...な、なんだコニーか」

コニー「なんだってなんだよ」

サシャ「私踊りません、モブ男ありがとうございます!」

コニー「なんの話なんだって」

モブ男「そっか...じゃあね、サシャ」

サシャ「さよならー」

コニー「...サシャ、モブ男となに話してたんだよ」

サシャ「ダンスパーティーの話ですよ」

コニー「えっモブ男と踊んのか?」

サシャ「さっきの話聞いてましたか?踊りませんよ」

コニー「ふーん、まぁ飯も出ないしな」

サシャ「モブ男のこと好きでもありませんしね...ダンスは少しやりたいですけど」

コニー「男子寮の方で話したけど、みんな踊るみたいだぞ」

サシャ「じゃあ人がそこに集中するんですね!!食料庫に行けま」

コニー「やめとけって、ほら、朝食行くぞ」

サシャ「はっそうでした!まだ朝食!」

食堂

エレン「おーいアルミン、ここで食おうぜ」
アルミン「あっうん」

ミカサ「...エレ」

エレン「あのさぁミカサ」

ミカサ「どうしたの」

エレン「その...俺ダンスパーティーやっぱ出る」

ミカサ「だっ!?誰かと...踊るの?」シュン

エレン「...えっと」

ミカサ「い、いい、やっぱり言わないで」

エレン「俺...さ」

ミカサ「いいの、エレンが決めた人なら、私はいい」

エレン「ミカサ聞け、こっち向けよ」グイッ

ミカサ「!!」

エレン「おっ俺は...ミカサと、踊り...たい」

ミカサ「...え」

エレン「い、嫌ならいい...別に」

ミカサ「私と...?」

エレン「ああ、ミカサと。やっぱ嫌か?」

ミカサ「いっ嫌じゃない...むしろ...すごく、嬉しい。し、しかし動揺して..何を言ったらいいのか」

エレン「...」(ミカサ、顔真っ赤だ)

ミカサ「わ、私で良ければ...踊ってください」

エレン「...良かった」


マルコ「...ジャン(哀れみの瞳)」

ジャン「うるっせぇな、今話しかけんなよ」

マルコ「ジャンだったら、もっと素敵な人を見つけられるよ」

ジャン「...見つけられたって付き合える訳じゃないだろ」

マルコ(ああ、ジャンがいじけモードに...)

ユミベル・ライクリ


訓練ふっとばして夜

クリスタ「ふっふーん♪」

ユミル「おいクリスタさぁ、誰かと踊んの?」

クリスタ「えっ」

ユミル「まさかあのゴリラとか言わねぇよなぁ、私と踊ろうぜ!」

ライナー「...」

クリスタ「えっう、嬉しいけど私...」

ライナー「クリスタ」

クリスタ「は、はい!って、ライナー!?」

ライナー「ちょっと来てくれないか」ドキドキ

クリスタ「っうん!!」パアア

ユミル「...(うれっしそうな顔しやがってよぉ)」

ユミル(私にも好きな相手がいない訳じゃないが...数回話しただけだしなぁ)

ユミル「ベルトルさんは誰と踊んだろ」

ベルトルト「...き、君とだよユミル!」

ユミル「うわぁ!い、いきなり話しかけんなよ」

ベルトルト「ごめん...」

ユミル「ったく」

ベルトルト「...」

ユミル「...でさぁ、今なんつった?」

ベルトルト「えっ...その...」

ユミル「聞こえなかったんだよね」ニヤニヤ

ベルトルト「ゆっユミルの意地悪...」

ユミル「もう一回言ってくれよ」

ベルトルト「」モジモジ

ユミル「さっさとしろって」

ベルトルト「あの...ユミルと...踊り、たいです」

ユミル「...喜んで」ニヤリ

ベルトルト「」パアア

ユミル「ただ、私は男子パート踊るからな。お前が女装しろよ」

ベルトルト「えっ」

ユミル「いいだろ?私女子パート踊れないんだよなぁ...嫌なら踊ってやんない」

ベルトルト「ユミル...」ウルッ

ユミル「...」

ベルトルト「う...」チラッ

ユミル「...だーーわーったよ!」

ベルトルト「い、いいよ!」

ユミル「あん?」

ベルトルト「女子パート、踊るよ...じょ、女装して」

ユミル「おまっ冗談は背丈だけにしろよ」

ベルトルト「ユミルが言ったんじゃないか!...そりゃあ、嫌だけど...ユミルと踊れないのはもっと、いやだ」

ユミル「...っな、おまえ」

ベルトルト「でも」ズイッ

ユミル「あ?なん...」

ベルトルト「ユミルは...かっこいいし男装も似合うと思うけど」ズンズン

ユミル「おっおいベルトル...」

ベルトルト「女性として恰好の方が」

ユミル「ちかいって...窓、落ち...」

ベルトルト「とても魅力的で...似合うと思うな」

ユミル「ぐ...っつか、落ちる、どけよ」

ベルトルト「やだよ...ユミルはすぐ逃げちゃうんだもん」ズイッ

ユミル「だーかーらー...」

ベルトルト「支えてあげる、落ちないでしょ?」グイッ

ユミル「なんでそんな発想になるんだよ!素直にどけよ、本気で蹴んぞ!?」

ベルトルト「...それでさ、ユミルは絶対赤いワンピースが似合うと思うんだけど」

ユミル「チッ...ベルトルさんも赤いワンピース、似合うと思うぜ?」

ベルトルト「えっ」

ユミル「こーんな頬を赤らめちゃってさ...ヒラヒラのスカート絶対似合うと思うんだが」

ベルトルト「無理があるよこんな身長でワンピースなんて、ユミルの方が」

ユミル「少し黙れよ」

チュ

ベルトルト「んむ...!!」

チュウウウウウウウ--パッ

ベルトルト「ぷっ...はぁ、し、信じられないよ舌入れるなんっ...むっ」

チュ---------プハァ

ユミル「っは、ベルトルさん、すっげぇエロいぜ...その辺の女より(クリスタを除く)だから女装」

ベルトルト「ばっ...駄目だよ女の子がそんなこと言っちゃ!しかも、ここ窓だよっ人に見られ、る」

ユミル「見せ付けてやれよ」

ベルトルト「う...」キュンッ

窓の下、ベンチから

ライナー「...なぁ、何してるんだベルトルト達」

クリスタ「ベルトルトかっこいー!腰に手あてちゃって...あれじゃあユミルでもイチコロだよ!」

ライナー(ベルトルトめ...あとで削ぐ)

ライナー「でも、顔真っ赤にしてるのはベルトルトの方だ」

クリスタ「本当だ!ユミルも少し赤いけど...」

ライナー「あとでしっかり話を聞こうじゃないか。それでクリスタは絶対に白色のワンピースが似合うと思うんだが」

クリスタ「うーん...白かぁ、やっぱり私はピンクがいいなぁ」

ライナー「ピンクも似合うけど、やっぱり白だ」

クリスタ「うーん...ライナーがいうならそうかも...ユミルに聞いてみよう!」

ライナー「ああ、そうだな」

クリスタ「おーい!ユーミルー!」

窓の上

ユミル「クリスタ!?」

ベルトルト「見られてたじゃないか...」

ユミル「う、うるせぇな!窓に追い詰めたのお前だろ?」

ユミル「クリスタ!どうした!?ゴリラになにかされたか!?」

ライナー「誰がゴリラだよ!あとまだなにもしてない!!」

ベルトルト「まだって事はする予定だったんだね...失望したよライナー」

ライナー「なっ!?お、お前だってユミルに...キ、キス...して」

ベルトルト「あっあれはユミルが!」

クリスタ「私...ライナーになら...キ、キスされても...いいよ///」

ライナー「なん...だ...と」

ユミル「おいゴリラ!クリスタに手だしたらぶっこすぞ!」

クリスタ「それでさ、ユミル!」

ユミル「なんだ?」

クリスタ「私のダンスパーティーのワンピース、何色が」

ユミル「白」

クリスタ「白かぁ、ユミルは何色着るの?」

ユミル「こっちはベルトルさんが赤色のワンピース着るぜー!」

ライナー「えっ」

クリスタ「わぁ、赤なんて素敵!高身長のベルトルトだったらセクシーでいいかも!」

ユミル「だろぉ?ってか、そろそろ上来いよ!冷えるぞ!!」

クリスタ「うん!ライナー、行こう」

ライナー「あ、ああ」(さっきのはきっと幻聴だ...ベルトルトがワンピースなんて ...ハハッ我ながらおもしろい聞き間違えだ)

モブ男達「よ、ライナーの告白を茶化そうと思ったらすごいところを見てしまった...」

モブ女達(丸聞こえよユミル...)

ユミル「...」チラッ

ユミル(計画通りだ...これでベルトルさんは仕方なく着ることになるだろう)ニヤリ

とりあえずある分だけ投下
また来ます

女子寮


フランツとハンナのペア

サシャ「ダンスパーティーも明日ですかー」
ミーナ「そうねぇ...衣装とかかなりレンタル出来るらしいけど、私は行かないし関係ないかぁ」

クリスタ「え、ミーナ行かないの?」

ミーナ「うーん...相手って言ってもダズとかマルコくらいしかいないし...」

サシャ「マルコいいじゃないですか!」

クリスタ「そうよ!マルコなら絶対に彼女いないし!」

ユミル「酷いこと言ったぞ今」

ミーナ「でもマルコは友達で、恋愛として好きじゃないのよねぇ」

サシャ「あーそれなんとなく分かりますーモブ男とか」

クリスタ「サシャは誰と踊るの?」

サシャ「ご飯出ないようですし...」

ハンナ「ご飯出なくてもいくべきよ!きっと楽しいわ」

サシャ「そりゃあ相手がいれば楽しいですよぉ...」

クリスタ「相手...かぁ」

ミーナ「ハンナはフランツよね?」

ハンナ「あっ...うん...それが...」

クリスタ「えっ!?まだお誘いが来てない?」

ハンナ「そうなの...フランツに嫌われてしまったのかしら...」

ミーナ「うーん...あのフランツが自ら誘いに来ないなんて...」

クリスタ「おかしい」

アニ「...別に男から誘わなきゃいけない訳じゃない、ハンナがいったらどうなのさ」

ハンナ「うん、それも考えたんだけどね、前のデートもその前も私が誘ったから...しつこいと思われそうで、怖いの」

クリスタ「乙女だね、ハンナって!」

ユミル「好きな子から誘われたら嬉しいだろ、ハンナが誘えばいいんじゃねーの」

ミカサ「嫌われてたらどうしよう...って事をハンナは心配してる」

ハンナ「そうなの...でも、うじうじしていても変わりはないのよね!私、今からフランツのところへ行ってく...」

ガチャ

フランツ「えっと...は、ハンナいる...かな」

ハンナ「フランツ!?」

フランツ「ハンナ、待たせてすまない...ここじゃあなんだし、外に出よう」

ハンナ「ええ!」

ユミル「はっはーんそういう事ねぇ」

クリスタ「?」



フランツ「ハンナ...誘いが遅れてすまない」

ハンナ「いっいや、いいのよフランツ!全然気にしてないわ!」

フランツ「良かった、ハンナ...目をつぶってくれないかな」

ハンナ「ええ」(もしかして、ファ、ファーストキ、キス...とか///)

フランツ「...」

ハンナ「?」

フランツ「もういいよ、目を開けて」

ハンナ「ふ、フランツ...これ...!」

フランツ「安物ですまない...今はこれで我慢して欲しい。ハンナ、好きだよ」

ハンナ「我慢だなんて、そんな!私、今嬉しくって...っ!!」ポロポロ

フランツ「な、泣くだなんて大袈裟だなぁ!卒業したら結婚しよう、きっと僕らは一生...」

ハンナ「フランツ!!」ダキツキッ

フランツ「ハンナ...」

ハンナ「フランツ、大好きよ...!絶対に一緒に暮らしましょう!約束よ!」

フランツ「あはは、すごい涙だ...約束、きっと守ってみせるよ」

ハンナ「絶対に傍にいるわ...お料理もっと練習して...ずっと食べてもらうの!」

フランツ「ふふ、頼もしいな」

ハンナ「う...ヒック..ズビッ」

フランツ「あはは...君は泣き顔も素敵だね」

ハンナ「恥ずかし、いわ...ヒック」

フランツ「僕はこれからも、君の涙を見たい...でも、悲しみの涙だけは、絶対に流させないよ !!」

フランツ「...ハンナ、君は結婚したら何を食べさせてくれる?」

ハンナ「うふふっ...フランツの好き嫌いなくすのよ、ピーマン美味しく食べれるように、たくさん出してあげる!」

フランツ「あはは...それは怖いなぁ、残さず食べるよ!」

ハンナ「ふふふ」

フランツ「そろそろ帰ろう、さぁ涙を拭いて」

ハンナ「ええ、また明日!」

フランツ「また明日!」


今日はここで終わらせてもらいます
すいません

抜けてた

フランツ「僕はこれからも、君の涙を見たい...でも、悲しみの涙だけは、絶対に流させないよ ...!!」

ハンナ「私も...グズッ...今度は、私がっ、フランツを泣かせてみせるわ!喜びで!」

フランツ「ああ!期待して待っているよ!」

ハンナ「うふふ、頑張るわ!」

フランツ「...ハンナ、君は結婚したら何を食べさせてくれる?」

でした

定期に投下できる気がしない
書きためておけば良かったな、申し訳ない

サシャ「ハンナ遅いですね」

ユミル「そうだなぁ」ニヤニヤ

クリスタ「さっきからどうしたの?ユミル」
ユミル「いやぁ...帰ってきたらわかるさ」

ハンナ「ただいま~」

クリスタ「ハンナ!ど、どうしたの?目を腫らせて...」

ハンナ「い、いえ...その...フランツが///」

ユミル「薬指見てみろよ」

ミーナ「あっ!さてはフランツ...プロポーズを」

ハンナ「うふふっ」

クリスタ「いいなぁー結婚」

ユミル「ゴリラだけはやめとけやめとけ、私にしとけ」

ミカサ「けけけけっこ...結婚!私もいつか..えれんと...」進撃

アニ「へぇ、フランツかぁ...いいね、お幸せに」

ハンナ「ふふ、ありがとうっ」

サシャ「...そういえば、アニは誰かと踊るんですか?」

アニ「えっ、私?」

サシャ「はい、単純に気になってー」

ミーナ「...」

アニ「わ、私は...相手がいないし...」

ミーナ「じゃ、じゃ...あ」

サシャ「どうかしました?ミーナ」

ミーナ「いや、なんでもないわ!」

アニ「好きな奴はいるんだけどさぁ...」

クリスタ「えっ!アニに好きな人!?」

ユミル「あっちゃー意外過ぎて予想がつかねぇよ」

クリスタ「ね、誰だか言える?」

アニ「か、隠すような事でもないし...その」

クリスタ「うん!」ワクワクキラキラ

アニ「...アルミン」

ミーナ「へぇ!知らなかった!」

ユミル「なんか、こう...しっくり来るな、こいつとアルミンって」

ミカサ「知ってた」

アニ「はい?」

ミカサ「アニは...最初エレンを見てると思って警戒してた、でも、良く見ると...アルミンを舐め回すよう」

アニ「だーー!!ストップ!!それ以上は」

放置しすぎたすまん

ユミル「おいおいまじかよ」

サシャ「秀逸とした変態ですね...」

アニ「サシャはいいけど...ユミルには言われたくないね」

ユミル「あー?ベルトルさんの事か」

ミーナ「えっなにそれ、私知らない」

ハンナ「ユミルとダンス踊るとき、ベルトルトが女装して踊るらしいのよ」

ミーナ「うわぁ...えっぐ」

アニ「まぁ、ベルトルトなら似合うかもね」

ミーナ「アニ正気?190cmよ?」

ユミル「はっは!その情けない様がいいんだろ!」

ミーナ(ゴクリ...)

ハンナ「そろそろ寝たいわ、明日も訓練頑張りましょう!」

クリスタ「そうね、みんなおやすみ!」

ユミル「寝る、おやすみ」

サシャ「私まだ眠たくないです~」

ミーナ「私も、もう少し起きてようかしら」

アニ「ミーナは結局、誰と踊るのさ」

ミーナ「えっ...うーん、さっきも言ったけど、相手いないしねぇ」

サシャ「マルコはともかく、ダズいいじゃないですかー」

ミーナ「ダズ?嫌よあんな消極もの」

アニ「悪い人ではないと思うけど」

ミーナ「うーん...」

サシャ「あーなんか眠くなってきました、おやすみなさーい...」

ミーナ「うん、おやすみ!」

アニ「二人だけになったし、電気を消して話そう」

ミーナ「そうね」

アニ「...」

ミーナ「アニ、アルミンをダンスに誘わないの?」

アニ「...もう誘われているだろうし」

ミーナ「そんなことないわよ、この間断っているの見たの」

アニ「私が誘っても断られるだけだよ」

ミーナ「そっか...あたって砕けろっていうけどね」

アニ「砕けたくないね」

ミーナ「あはは...そうだよね」

アニ「...ミーナ、どうかしたの?」

ミーナ「ううん、なんでもない」

アニ「そう...」

ミーナ「...」

アニ「...」

ミーナ「アニは、さ」

アニ「...」

ミーナ「誰とも...踊らないんだよね」

アニ「ああ、そうだよ」

ミーナ「...そろそろ寝ようか!おやすみアニ!!」

アニ「え、ああ...おやすみ」

ミーナ(...馬鹿だな私、今一緒に踊ろうって言おうとした...言えるわけない、こんなこと)

ミーナ(もう寝よう、私はぼーっとアニを眺めてるだけで充分なんだし)

翌朝

サシャ「ふあぁ...」

コニー「あー眠い...」

サシャ「今日の朝ごはんなんでしたっけ」

コニー「知らねぇよ」

サシャ「そうですよね...コニーが覚えてるハズありませんもん」

コニー「どういう意味だよそれ」

サシャ「そのままの意味ですぅ」

コニー「お前、珍しいな」

サシャ「何がです?」

コニー「いつもメニュー完璧にチェックしてただろ」

サシャ「あー、昨日みんなと話し込んでて見忘れてたんですよ」

コニー「ふぅん、なに話してたんだ?」

サシャ「ダンスパーティーの話ですよ」

コニー「あーそれかー」

サシャ「みんな踊るみたいですねぇ...」

コニー「...お前は踊んの?」

サシャ「相手いませんし」

コニー「モブ男でいいんじゃね」

サシャ「えー、そこは俺と踊ろうって言いましょうよ...」

コニー「...俺と踊りたいのか」

サシャ「別に、コニーなら嫌じゃありませんし」

コニー「そうだなー...踊るか」

サシャ「本当ですか?嬉しいです」

コニー「なにが嬉しいんだよ、飯でないんだぞ」

サシャ「コニーと踊れる事が嬉しいんですよ」
コニー「...そりゃあお前...その、どういう意味だよ」

サシャ「えへへーコニーが好きって意味です」
コニー「馬鹿かよ」

サシャ「なんでですか!コニーにバカなんて言われる筋合いはありません!」

コニー「おいサシャ、お前はピンクのワンピース着ろよな」

サシャ「話噛み合ってませんよー...もしかして、照れてるんですか?」

コニー「うっるせぇな、おら飯取りに行こうぜ!」

サシャ「そうでした!!よし行きましょうコニー!狩りです!!」

ミカサ「着々とペアが出来上がって行く...エレン、私は何色の服を来たら良いのだろうか」

エレン「あ?知らねぇよ裸でいいんじゃね」イエェガァアァ

ミカサ「うっ...え、エレンが言うならそうしよう...」タジッ

アルミン「だ、駄目だよミカサ!」

エレン「だから、なんで間に受けるんだよ、冗談だって」

ミカサ「良かった...エレンの頼みといえど、流石に躊躇う...」

エレン「マフラーが赤だから、赤色の服は合わないよな」

ミカサ「そう...」

アルミン(二人ともいいなぁ...僕は明日どこで何しよっかな)

エレン「そういえばアルミンは誰と踊るんだ?」

アニ「...」ピクリ

アルミン「えっぼ、僕は踊らないよ」

ミカサ「...気になる人もいないの」

アルミン「いるにはいるけど...僕じゃああわないよ」

エレン「そうかぁ、ごちそうさまー」ガタ

アルミン「ごちそうさま」ガタッ

ミカサ「ダンスは今日の夜...思い出を作ればいい」

アルミン「あはは、ありがとうミカサ」

夜、ダンスパーティー開始直前

ジャン「...くっそおおおおミカサかわいいいい」

マルコ「あはは...次は頑張りなよ」

ジャン「くっそ...マルコは踊らないのか」

マルコ「俺は、ジャンとこうやって話してる方が楽しいから」

ジャン「マルコ...」

マルコ「あはは、ジャンだったら女装して踊れるんじゃないか?」

ジャン「馬鹿いってんじゃねえぞ、ベルトルトの二の舞は嫌だぜ」

マルコ「そういえば、ベルトルトは今頃衣装選んでるのかな」

ジャン「だろうな...からかってやりたいぜ」

マルコ「ふふ、きっとユミルはタキシード着てるんだろうなぁ」

ジャン「...マルコ着るか?」

マルコ「えっ...タキシードを?」

ジャン「ワンピース着て踊ろうぜ」

マルコ「な、何言ってるんだ!嫌だよ女装なんて!!」

ジャン「いや、似合うってマルコなら」

マルコ「ばっ...馬鹿いうなよ」

ジャン「だって俺踊るやついないしさぁ...マルコもいないんだろ?」

マルコ「そうだけど...なんで女装しなきゃならないんだ」

ジャン「そうと決まれば行こうぜ!!」

マルコ「決まってないよジャン!引っ張るなよ!」

ジャン「いいだろ、マルコの女装見てーし」

マルコ「ぐ...ジャンも女装するならいいよ...」

ジャン「はぁ!?なんで俺が女装しなきゃ」

マルコ「嫌なら女装しないよ、ここでカップルを見てればいいじゃないか!」

ジャン「彼女いないのはマルコも同じだろ!!どうせ誘われてないんだろ!?」

マルコ「残念だったねジャン...僕は断った側なんだ」

ジャン「い、いいぜ...嫌だけど女装してやるよ」

マルコ「したくないならしなくていいよ。俺もジャンと踊りたくないもん」

ジャン「なっ...俺はマルコと踊りたいんだよ!」

マルコ「...」

ジャン「...なに顔赤くしてんだ」

マルコ「恥ずかしい」

ジャン「ははっマルコ、頼むよ一緒に踊ろう」

マルコ「...ジャンが女子パート踊ってくれるなら」

ジャン「やったぜ!それでこそマルコ!!」

マルコ「もう二度としないからね!」

ジャン「おら、いくぞ!!」

マルコ「だから引っ張るなって」

ザワザワ

クリスタ「ら、ライナーもう少しゆっくり動いて...?」

ライナー「あ、ああ...すまん」

クリスタ「私の身長が高ければ良かったんだけど、踊りにくいよね、ごめんなさい!」

ライナー「いや、そんなことはない!」(結婚しよ)

ユミル「くそ...あのゴリラいちゃつきやがって...」

ベルトルト「ゆっユミル急に止まらないでよ!」

ユミル「あ、ごめんごめんヒール履いてるんだったな」

ベルトルト「慣れないや...」

ユミル「いやぁやっぱり似合ってるよ赤いワンピース」

ベルトルト「やめてよ...みんな見てる」

ユミル「だーいじょぶ大丈夫もっと強烈なの来るから」

ベルトルト「強烈なの?」

ユミル「聞いちまったんだよなぁーあっははは」

サシャ「強烈なのってなんでしょうかね」

コニー「知りたくねぇ...」

ジャン「...」ガチャ

マルコ「やっぱりやめようよ恥ずかしいよジャン戻ろうよ...」

ジャン「うるせぇ、男に二言はねぇんだよ...」

マルコ「ひいい」

ユミル「あっはっははははは!!お前ら何してんだよ!!」

ベルトルト「!?」

クリスタ「ジャンに...マルコ?」

エレン「なんだよその格好」

ジャン「く...踊るぞマルコ」

マルコ「ジャン...俺は今すごく恥ずかしい」

クリスタ「マルコ似合ってるよ!」

マルコ「え...あ、ありがとうクリスタ」

ライナー(ワンピース着たジャンとマルコ?幻覚まで見えたか...我ながらおかしい幻覚だ、笑っちまう)

ハンナ「わ、わぁマルコ...似合ってるわ」

フランツ「おもしろいジョークだね」

ユミル「ジャンも褒めてやれよみんな!ぶふっ馬面にも衣装なんてなあははははは!!」

ジャン「てめぇ...」

マルコ「も、もう気にしないで踊ろう!」

ジャン「くっ...なんでこんな事しちまったんだ...」

マルコ「一度やると約束してしまった事はやり通すぞ...よーし」

ユミル「だっはっはっははは!!傑作!」

ジャン「うるせぇぞレズ女!少し黙ってろ」

ユミル「うっせホモ!!」

クリスタ「やめなよユミル!」

エレン「あちゃー...なんだか大変そうだな...」

トーマス「ジャンがマルコに頼んだんだろうな」

サムエル「女装の人が多いな...まあ楽しそうだしいいね」

エレン「ベルトルトは楽しんでるように見えねぇけど」

ミカサ「エレン、放っておいて踊ろう」

エレン「ああ、そうだな」

ミカサ「...ふふ」

エレン「どうした?」

ミカサ「白いワンピースにタキシード...結婚式のようで...その」

エレン「なに浮かれた事言ってんだよ」

ミカサ「す...すまない、つい」

エレン「...まあ、いつか、な」

ミカサ「えっ」

エレン「...」

ミカサ「え、エレン今なんて」

ジャン「...チッ」

マルコ「まあまあ、ジャンもそろそろケジメをつけたらどうだ?」

ジャン「うっせーよ...俺を好きになる奴なんてこの世にいるのか?不安になってきたよ」

マルコ「あはは、大丈夫だよ、ジャンは運動もできるし本当は優しいし...人間味があって素敵だよ!」

ジャン「マルコ...」

ユミル「ホモが」ペッ

マルコ「そんな、俺はジャンを恋愛的に好きじゃないよ」

ジャン「ま...マルコ...そりゃねぇぜ...」

ハンナ「ジャン!頑張ってね!」

ジャン「励ますなよ!!」

外、ベンチ

アルミン「...はー」(賑やかだなぁ...ここまで声が聞こえてるよ)

アニ「...」コソッ

ミーナ「今しかないよアニ!」ヒソヒソ

アニ「アルミン」

アルミン「アニ?アニも踊る人いないのかい?」

アニ「...まあね」

アルミン「そっか...」

アニ「...」

アルミン「ダンスパーティー賑やかだよね、ここでも声が聞こえる」

アニ「主にユミルの笑い声がね」

アルミン「あはは、すごく楽しそうだよ」

アニ「...ベルトルトに、ジャンに、マルコが」

アルミン「うん」

アニ「女装して踊ってる」

アルミン「えっ」

アニ「さっきミーナに聞いたの」

アルミン「あはは、すごいことになってるんだね...」

アニ「...」

アルミン「マルコの女装は興味あるな、写真撮ってるだろうし見せてもらおう」

アニ「...今見に行けば?」

アルミン「相手がいないし...なにより、僕はアニとこうして喋る方が...楽しいし、興味あるな」

アニ「馬鹿じゃないの」

アルミン「あまり騒がしいのも好きじゃないしね、えへへ」

アニ「へぇ...奇遇だね、私もだ」

ミーナ「あーじれったいいい...」

ダズ「アニとアルミンか、ウズウズするなぁ」

ミーナ「ヒャ!?だ、ダズ...」

ダズ「しー静かにしてよ、聞こえちゃう」

ミーナ「そうね、見守りましょう...」

アルミン「今日のアニ、どこか違うなと思ってたらお化粧してるんだね」

アニ「...まぁね」

アルミン「なんが緊張しちゃうな、アニが大人っぽいと」

アニ「どういう意味さ...いつも小さいって言いたいの」

アルミン「いっいや、そうじゃなくて...」

アニ「似合わないって思うなら正直にそう言いなよ、怒らないからさ」

アルミン「似合わないなんてそんなっ...その、すごく...綺麗だよ」

アニ「ばっ...」

アルミン「ば?」

アニ「馬鹿じゃないの!」

アルミン「い、いたい蹴らないでよ!正直に言っても怒らないって言ったじゃないか!」

アニ(正直に...「綺麗だよ」って...思ってくれた...)

アニ「...ごめん」

アルミン「いいよ、そんなに痛くなかったから」

アニ(手加減したし)

アルミン「アニは、お化粧して...どこ行くつもりだったの?」

アニ「どこも...予定ないし」

アルミン「予定ないのにお化粧したの?」

アニ「何が言いたい」

アルミン「う、自惚れても...いいかなって...」

アニ「...見抜かれちゃったんだね」ハァ

アニ「そうだよ、あんたに会うために化粧してきたんだ」

アルミン「そ、それって...さ、アニは...」(僕のこと好いてくれてるの?)

アニ「...」

アルミン「や、やっぱいい!なんでもない!」

ミーナ「ぐー!!焦れったいいいい!!」ヒソヒソ

ダズ「アルミンは消極的だなぁ」ヒソヒソ

ミーナ「ダズの言えたことじゃないわよ」

アルミン「...あ、アニ」

アニ「...?」

アルミン「もし良かったら...僕と、踊りませんか」

アニ「は?」

アルミン「ここで、1曲だけ...嫌かな」

アニ「嫌じゃない」

アルミン「ありがとう!アニ、立って!」

アニ「...うん」

アルミン「やっぱり、音楽がないとさみしいね」

アニ「静かな方がいい」

アルミン「そうだね...」

アニ「...アルミン」

アルミン「なに?」

アニ「さっき...言いかけてた質問」

アルミン「...うん」

アニ「答えてあげる」

アルミン「えっ」

アニ「私はアルミンが好き」

アルミン「こ、混乱して状況が飲み込めな...」

アニ「あんたが好きなんだよ!!」

アルミン「ヒイィ」

アニ「今日はこれを言いに来ただけ...1曲終わったね、帰る」

アルミン「まっ待って!」

アニ「!」

アルミン「僕も...好き」

アニ「...ありがと」

アルミン「アニ、嬉しいよ」

アニ「アルミン」

アルミン「なに?」

アニ「もう1曲だけ...踊ろ」

ミーナ(...上手くいった...良かったね、アニ)

ミーナ「...」

ダズ「ミーナ、これでよっ良かったの?」

ミーナ「なによ」

ダズ「ええっとその、あ、アニのこと...好きだったんだろ」

ミーナ「...別に」(バレてたか)

ダズ「...」

ミーナ「好きな人の幸せな顔って、嬉しいじゃない、だから...切ないけど、でも」ポロポロ

ダズ「...!!」アセッ(ど、どどどうしようマルコ!ミーナがなな泣いちゃったどうしようマルコ!)

マルコ「ダズに呼ばれてる気がする...」

ジャン「恥ずかしさで幻聴まで聞こえたのか」ヒョイ
マルコ「ジャン、さっきまでどこに...」

ジャン「ふふふーん」

マルコ「...ジャン」ジロッ

ジャン「なんだ?」

マルコ「あのさ...一人だけ着替えるって酷いと思うんだよね...」

ジャン「ああ、まーいいだろ!な、気にしないで踊ろうぜマルコ!」

マルコ「恥を知れよ!俺だけ女装なんて馬鹿みたいじゃないか!」

ジャン「ベルトルトよりは変態に見えないから安心しろ

ベルトルト「ひ、酷いなぁ...」

ダズ(だだだめだぁ~マルコは今頃踊ってる...)

ミーナ「...う、ヒック」グスン

ダズ「き、気を落とすなよ」

ミーナ「...ぅ」

ダズ「...」ナデナデ

ミーナ「...ウック..あ、りがと...ダズ」ニコッ

ダズ「...!」ドキッ

ダズ「...み、ミーナ」

ミーナ「?」

ダズ「ぼ僕で良ければ...いつでも、...その、愚痴言って、くれても」

ミーナ「うふふっ...ヒック...ダズの、癖にっかっこいいこと...言っちゃってっ..あはは」

ダズ「く、クセにってなんだよ!いつもかっこいいだろ?」

ミーナ「...うん、かっこいい」

ダズ「えっ」

ミーナ「...」

ダズ「...ミーナ」

ミーナ「ね、ダズ」

ダズ「はははい!!」

ミーナ「1曲、踊らない?」

おしまい
みなさん保守ありがとうございました大好きです

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年09月24日 (火) 15:31:11   ID: BhGaGD1c

ダズミナとは新しい

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