有野課長「進撃の巨人やて?」(181)

「はい。今回はそれに挑戦してもらいます」

課長「ほ~難しそうやね」

「では、頑張ってください」

課長「は、はい」

課長「じゃ、ゲームセンターCX!課長おーん!」ポチッ


エレン「んー…」

アルミン「おはようエレン」

課長「お、名前決められるんか」

課長「デフォルトはエレン•イェーガーか。何やかっこいいな」ハハ

課長「でもここは…」ポチポチ


エレン「」ドクン

アルミン「ん?どうしたの、かちょー」

かちょー「いや…なにか起こったような…」

課長「OPか」

課長「さて、飛ばします」

アハハ

アルミン「あれ?外に出られない」ガチャガチャ

課長「お、こいつが主人公か」

課長「移動は…このボタンやな」グイ

かちょー「あれ、体が…」

ライナー「ん?どうした、かちょー」

ベルトルト「様子がおかしいね」

課長「何や!ごついのとでかいのが起きてきたで!」

アルミン「あれあれ…」ガチャガチャ

課長「あの金髪の子に話しかけてみます」

かちょー「なあアルミン」

アルミン「エレン…何故か開かないんだ。手伝ってくれ」

→はい

 いいえ

課長「あ、これははいを押したら進むパターンやな!」

アルミンのセリフがエレンになっているので脳内補完してください

課長は毎回筋書きのない戦いを強いられてるからな。どうなることやら

課長「さっきのにも話しかけたいから…ここは」

 はい

→いいえ

かちょー「すまん、今は勘弁してくれ」

アルミン「えぇ…お願いだよ」

→はい

 いいえ

課長「ちょっとぉ!強制ですかー!」

課長「仕方ないな!」ポチッ

アルミン「ありがとう、やっぱりかちょーは優しいね」

課長「何がやねん!」

かちょー「おら!」ガキン

ドア「」バキッ

アルミン「あ…」

課長「ドア壊してもうたやん!」

アルミン「ぼ…僕が教官に伝えておくよ」

課長「やさし!この子やさしいわぁ!」

かちょー「ありがとう…」

ライナー「さあ、もう時間ないぞ」

課長「お、このガチムチの兄ちゃんはライナーいうんか」

ベルトルト「そうだね、急ごう」

課長「で、こっちはベルトルトか。長いっちゅうねん」

アルミン「」スタスタ

課長「ちょっと!道わからへん!」

かちょー「」キョロキョロ

アルミン「? どうしたのかちょー」

課長「道わからん!」

ライナー「ははは、まさか道でも忘れたか?」

課長「そのまさかや!」

ベルトルト「え?本当に?」

→はい

 いいえ

課長「何でここで選択肢やねん」

課長「ここはあえて、いいえにしてみます」

アハハ

 はい

→いいえ

ライナー「そうか。驚かせるな」

ベルトルト「じゃあ、僕達は先に行ってるから、早く来てね」タタタ

課長「ええ!?ちょっと待ってな!」

かちょー「」ポツン

課長「アカン!これはアカン!」

課長「とにかく適当に移動してみるかぁ…」

かちょー「」タタタ



かちょー「」スタスタ

課長「お、街に出れたで。すごい活気やなぁ」

課長「探検してみようかな」

「意気揚々と歩きだそうとしたその時!」

あれ?続きは…?

課長視点をかちょー(エレン)視点、この2つを同じレスで混同させていることが、このSS最大の難点だな
さて、どうするかな…

いきなり誤字…道のりは険しいな

「誰や?今の声」



ドン!

?1「あん?何だテメエは!」

かちょー「す、すいません…ちょっとボーっとしてて…」



「何や、誰かぶつかったんか?」

「えっらい顔赤いな~…酔っとんのか?」

?2「へっへっへ、コイツ訓令兵だぜ?ちょっと揉んでやろうぜ」

?3「面白そうじゃねえか…おい小僧、ちょいと対人格闘に付き合えや」ポキ ポキ

『ガラの悪い駐屯兵団に出くわした!戦闘開始!』

バーン!



「おっ、来たで~!」ソワソワ

『駐屯兵が3人現れた!どうする!?』

⇒戦う
 逃げる
 交渉



「3択かー…どないしよ」

「んー…ここはやっぱ戦うしかあらへんやろ」カチャカチャ

⇒戦う ピコーン!

かちょー「うおおおお!!」ブンッ

ミス!

兵1「へっ、動きがミエミエだぜ?」

兵2「まずは拳の打ち方を教えねえとな!」ブンッ

ドコッ!

『かちょーに7のダメージ!』

兵3「おらよっ!」ブンッ

ドコッ!

『かちょーに6のダメージ!』

兵1「食らえやっ!」ブンッ

ドコッ!

『かちょーに8のダメージ!』

「うわ何や!ガリッガリ削られてるやん!」

「もう半分以上いってるで!」

⇒戦う
 逃げる
 交渉

「いやいやこれアカンやろ!もう死んでまうやん!」

「どぉすっかなー…まあええわ、この交渉ってのやってみたろ」カチャカチャ

⇒交渉 ピコーン!

かちょー「お、落ち着いてください!そんな!ケンカだなんて!」

兵1「ああ、ぶつかってきたのはテメエだろ?」

兵2「そうよ、それにこれはケンカじゃねえ」

兵3「そうそう、俺たちは新兵を鍛えてるだけだぜ?へっへっへ…」

⇒戦う ピコーン!



「あー、ダメや!これもうアカンわー」

かちょー「わぁああああ!!」ブンッ

ミス!

兵1「おらっ!」ブンッ

ドコッ!

『かちょーに6のダメージ!』

兵2「ふんっ!」ブンッ

ドコッ!

『かちょーに6のダメージ!』

バタッ!

かちょーは死んでしまった…

GAME OVER

「うわ、終わってもうたわー」

「この子弱いな~…まあ始めやし、しゃあないか」カチャカチャ

「さっきの続きからいくかー…よし」



『駐屯兵が3人現れた!どうする!?』

⇒戦う
 逃げる
 交渉

「これ実質逃げるしかあらへんな…よし」カチャカチャ

⇒逃げる ピコーン!



かちょー「!」ダダッ

『かちょーは一目散に逃げ出した!』

かちょー「…ふぅ、危なかった」

かちょー「追って来てないよな…?」キョロキョロ

「いきなり罠かー。これ町進むだけでも大変やん」

「次はどないしよ」カチャカチャ

⇒雑貨店に行く
 酒場に行く
 川辺に行く
 訓練所に戻る

「まあこんなすぐ戻ったらもったいないやろ」

「うーん…酒場とかええんちゃう?何かあるやろ」

⇒酒場に行く ピコーン!



ガチャ

「オレ、ここ入っていいのかなー…」

兵1「おっ?さっきの新兵じゃねえか」

兵2「俺たちに訓練受けたくて戻ってきたのか?」ニヤニヤ



「うわ!アカンわ!これ罠やったわー!」

「これダメなパターンちゃう??」

「こ、こいつら!また…!」

兵3「今度は逃げんじゃねえぞ?」

兵1「まあとにかく、表出ようか?なあ…」ニヤニヤ

⇒戦う ピコーン!

バーン!



「あ、ダメや、これもうリセットせな」カチッ

「う~ん、結構難易度高いんやな…まあええわ」

「この雑貨店に行ったろ」

⇒雑貨店に行く ピコーン!



かちょー「特に買うものなんて無いけどな…おっと?」

ミーナ「あら、かちょーじゃない。どうしたの?」

かちょー「いや、特に用事ないんだけど、何となく…」

ミーナ「ふ~ん、せっかくの外出期間なんだから、もっと遊ばないと損よ?」

かちょー「遊ぶっつってもなー。オレ、特に趣味とかねえんだよ」

ミーナ「そう?訓練してるほうが性に合ってるのかしら」

かちょー「……」

ミーナ「人生は楽しまないともったいないわよ?」

かちょー「う~ん」



「おお、順調やな」

ミーナ「そういえば市場でコニーをみかけたわ。一緒に冷やかしにでも行ってみたら」

かちょー「市場かぁ…」

『選択肢が追加されました』



「お、何や」

⇒雑貨店に行く
 市場に行く
 川辺に行く
 訓練所に戻る

「この市場いうのに行けるようなったんかー」

「よし、ここ行ってみたろ!」

市場に行く ピコーン!



かちょー「大勢いるなぁ…オレの村よりずっとにぎやかだぞ」

コニー「よう、かちょーじゃねえか。お前も闘鶏見に来たのか?」

かちょー「闘鶏?何だよそれ」

コニー「何だ、知らねえのか?ニワトリどうしを戦わせんだよ」

かちょー「何でそんなことすんだよ」

コニー「賭けだよ賭け!勝てば手持ちが増えるんだぞ!」

かちょー「賭博かよ。オレはやめとくぞ?」

コニー「オレだって金なんて持ってねえよ」

かちょー「は?」

コニー「見るだけならタダなんだよ、ほら行くぞ!」グイッ

面白い

ニワトリA「コケーッ」バサバサッ

ニワトリB「コケコケッ」バサッ

コニー「いいぞっ!行けっ!」

かちょー「おい、これどっちがどっちだか分かんなくなったぞ?」

コニー「いいんだよ、オレもよく分かんねえ」

かちょー「……」

ピコーン!

『すばやさが3上がった!』

支援

なんでだよwwwwww

「ん?何や、何か上がったで?」

「強なったんやろか…パラメータ見たろ」カチャカチャ

かちょー HP   28
     MP   11
     ちから  06
     まもり  04
     かしこさ 02
     すばやさ 05
     運    03 

「…あ、そや、最初の数値知らんかったわ」

「ま、ええわ、次行ったろ」

⇒雑貨店に行く
 市場に行く
 川辺に行く
 訓練所に戻る

「…もっかい雑貨店行ってみようかなぁ」

⇒雑貨店に行く ピコーン!

MPは何に使うんだろ?

かちょー「…誰もいないな」

⇒雑貨店に行く
 市場に行く
 川辺に行く
 訓練所に戻る



「お、戻ってきたで」

「一度行った場所はダメか~」

「なら川辺やな…っと」カチャカチャ

⇒川辺に行く ピコーン!



かちょー「…川はどこも似たようなものなんだな」

マルコ「やあ、かちょーじゃないか」

かちょー「マルコか、何してんだ?こんなとこで」

マルコ「僕は…そうだな、特に何もしてないかな」

かちょー「いいのかよ、せっかくの外出期間なのに」

マルコ「いやいや、こうやってただ川が流れているのを、何もせずじっと見ている…」

マルコ「これだって中々の贅沢だよ?」

かちょー「そうか…」ヒュン

ポチャン

マルコ「…かちょー、キミはいずれ、僕たちにとって無くてはならない存在になる」

かちょー「?? …何だよ、いきなり」

マルコ「キミは巨人に対して凄まじい怒りの感情を持っている」

マルコ「間違いなく、それは僕たち104期生の中でダントツにトップだ」

かちょー「……」

マルコ「それが原因でジャンとケンカすることもあるけど、でもキミのそういうところが、いつか必要になるはずだ」

かちょー「…?」

マルコ「戦う意志が残っている時は何とかなる」

マルコ「でも一旦絶望して現実に屈服してしまったら、もう絶対に人類は巨人には勝てない」

マルコ「その絶望から立ち上がるだけの力が必要なんだ」

かちょー「……」

マルコ「かちょー…キミにはその絶望すら覆すだけの『怒り』がある」

マルコ「その怒りが、僕たちを救う時が来る…そんな気がするんだ」

かちょー「オレは…巨人がどうしても許せないだけだ」

マルコ「キミはそれでもいい。でも、僕が言ったことは心の隅に留めておいて欲しいんだ」

かちょー「……」

ピコーン!

HPが12上がった!

「お!また上がったで!」

「なるほど~、コイツらと何かあると、その度にパワーアップしてくんやな!」

『選択肢が追加されました』

「おお~、もっと行ける場所増えたんか??」

⇒森に行く
 雑貨店に行く
 市場に行く
 畑に行く
 川辺に行く
 訓練所に戻る

「おっ!増えとる増えとる!」

「…あれ?何か最初の時と違うような…」


「あ、せや!酒場行けなくなっとるやん!」

「何でや?…まあええけど」

「…次はこの森ってのに行ってみるか~」カチャカチャ

⇒森に行く ピコーン!

かちょー「こんなとこ来ても意味ないよな…」

『森から出ました』

かちょー「もう時間だ。訓練所に戻らないと」

『外出期間終了  ~Now Loading……~  』



「え~、森は意味ないんかい!」

「うーん、畑とか行ってみたかったわ~」

「あ、セーブできるわ。一旦休憩したろ」カチャカチャ

課長「よぉっし、再開するでー」カチャカチャ

『~訓練所~』

『訓練を選択してください』

課長「おお、何やんねや」

⇒実技訓練
 座学
 対人格闘
 模擬戦
 自由行動

課長「こん中から選べばええんやな」

課長「どれにすっかな~」

課長「この模擬戦ゆうのにしたろ。この子メッチャ弱いし」カチャカチャ

⇒模擬戦 ピコーン!



キース「バカ者!!キサマにはまだ早いわ!!」



課長「うお!何やこのオッサン!」

アルミン「かちょー、模擬戦をするにはその他の訓練を全て済ませてからでないといけないんだ」



課長「へー、そうなんや」

課長「というか、この子ら何のために訓練しとんの?」

課長「何や知らんけど、女の子までおるやん」

AD「これは謎の巨人の群れと戦うゲームなんです」

課長「巨人?このパッケージのヤツみたいのが出てくんの?」

AD「ええと……はい」

課長「言うても全然巨人と会わへんやん」

AD「今は壁の内側にいるから平気なんです」

課長「え?そしたらずっとこもっとればええんちゃうの??」

AD「……たまに壁を突破して入ってくるのとかがいるんで、結局戦わないといけないんです」

課長「へ~……大変やな」

AD「……」

課長「ふーん、それでこの子たちは戦う準備してるってことか~、なるほどな」カチャカチャ

課長「トリセツ読んでみるかな……ええわ、この自由行動ってのいってみよ」

課長「これアレやろ?仲間とか自由に話しかけたりするヤツやろ」カチャカチャ

⇒自由行動 ピコーン!


パッ!


課長「おっ!やっぱそうや!」

課長「小っさいかちょーが出てきたで?」カチャカチャ

課長「何となく分かりましたわ。もう、長年の経験で!」キリッ


今までの経験がものを言う!
有野課長、早くもこのゲームのコツを掴みつつあった!

課長「……ここが訓練所か~。誰にいったろ」カチャ カチャ

課長「この金髪の子にするか」



クリスタ「あらかちょー、どうしたの?」

かちょー「ああ、うん、ちょっとな」

クリスタ「ん?」



課長「随分キレーな子やわぁ。こんな子もおんねやな」

かちょー「……クリスタって、何で訓練兵を志願したのか気になってさ」

かちょー「クリスタって、その、結構美人だし、何となく品?…みたいのがあるじゃん?」

クリスタ「そうかしら?ありがと、かちょー」ニコッ

かちょー「コホン……でさ、何でこんなとこ来たのか気になってて」

かちょー「故郷で舞台役者とかやってれば、すごい人気出たと思うんだけど、何でこっちにしたんだ??」



課長「せや、それ俺も聞いてみたい」

クリスタ「……私気付いたのよ」

かちょー「え?」

クリスタ「自分の人生は自分のためじゃなく、もっと大きいもの…使命って言えるようなもののために使うべきなんだって」

かちょー「……」

クリスタ「今は巨人と戦える人間が少しでも必要。だから私は―――」

ユミル「おいクリスタ、そんなとこで突っ立てないで早く来い」



課長「お、また女の子や」

クリスタ「あ、ユミル…じゃあまたね、かちょー」

『クリスタは去っていった』

かちょー「へー、やっぱりみんな、いろいろ理由があるんだな」



課長「へ~、巨人ってのはそんな厄介なヤツらなんや…」

課長「とにかく強なって、ソイツらと戦えばええんやな」カチャカチャ

課長「おっ、さっき会うた野球少年がおるやん」

ワロタ

コニー「ようかちょー、天才の俺に何か用か?」

かちょー「お前、立体機動の扱いがうまいよな。普段体動かす練習でもしてんのか?」

コニー「…俺は多くは語らねえ。俺の強さの秘密が知りたきゃ、目で見て盗むんだな」ニヤッ

かちょー「うーん…」

コニー「じゃあ俺は用事があるから行くぜ」

『コニーは去っていった』



課長「あ、もう行ってもうた」

課長「…あれ?さっきと違ってパラメータ上がってへんな」

課長「……トリセツ読んだろ!」


ペラ…


課長「…へ~、訓練所ではレベルとSPしか上がらないんやな…SPって何や??」

課長「とりあえずこの訓練ってのをしないと、強なってかないんやな」カチャカチャ

課長「よし、じゃあこの一番上の行ったろ!」

⇒実技訓練 ピコーン!

♪~♪♪~~

課長「何か始まったで…」



『飛んでくるNGボールを避けながら、巨人を切り刻め!』










GO!!


課長「うわ、また出てきた!小っさいかちょー!」カチャカチャ

課長「うわわ!何か飛んできた!赤いの!」カチャカチャ


ここで有野課長を苦しめる難所が出現!
これは画面端から四方八方に飛んでくるNGボールをかわしつつ、標的を攻撃するアクションミニゲーム!!
果たして、有野はこのゲームを制覇できるのか!


課長「え、何これ!どうすればええんや!」カチャカチャ

ボシュッ!

ボシュッ!


課長「うわ、もろ当たっとるやん!これ当たったらアカンやつちゃう!?」カチャカチャ


ボシュッ!

ボーーンッッ!!


課長「あ、死んだ」

掃討数 0体


キース「イェーガー訓練兵!キサマは故郷からわざわざ巨人のエサになりに来たのかぁっ!!」



課長「…怒られてもうたわ」

課長「何かこのパンダのオッサン、ちょくちょく出てくるなー」

課長「…これ、どうすればクリアなん?」チラッ

AD「それは飛んでくるNGボールを避けつつ、画面にある巨人の模型を攻撃するんです」

課長「NGボールって、あの赤いヤツ?」

AD「はい」

課長「うわ~…アクションかぁ~」

AD「画面に緑色の変なのありましたよね」

課長「おお、あったあった」

AD「NGボールを3発食らう前に、あの緑色の巨人の模型をたくさん倒すとクリアなんです」

課長「そうなんや…もういっちょやってみるか」カチャカチャ


『飛んでくるNGボールを避けながら、巨人を切り刻め!』


課長「よぉし…今度は負けへんでぇ!」


GO!!


課長「よしよし、これを避けつつ……」カチャカチャ

課長「いけっ」カチャ

ADの賢さ的に後期のCXやな

ザンッ!

バコンッ!


課長「よーし1個倒し――」


ボシュッ!


課長「うわ!1個当たってもうた!」

課長「もっと巨人倒さんと!」カチャカチャ


ザンッ!

バコンッ!


課長「おお!いけるんちゃう?これ」カチャカチャ


ボシュッ!

課長「ああ!またや~!」カチャカチャ

課長「落ち着いて…そいや!」


ザンッ!

スカッ…


課長「あっ!はずしてもうた!」

ボシュッ!

ボーーンッッ!!

掃討数 2体


キース「イェーガー訓練兵!これは剣技の訓練だ!キサマは撫でるだけで巨人が倒せるとでも思っているのかぁっ!!」



課長「このオッサン、一々うるさいわぁ」

課長「もう1回やったるか…」カチャカチャ

その後も何度も挑戦するものの、規定されたクリア数に達しない!
お決まりの連続失敗分割画面!ここでも登場である!

ボーーンッッ!!×4

ボーーンッッ!!×9

ボーーンッッ!!×16

課長「あー、またかぁ……これって何個やっつければええの?」

AD「最初は3個ですね」

課長「3個かぁ~、2個まではよう行くんやけどなぁ」ギシ…

課長「……」

課長「…もういっちょ行ってみるか」


GO!!

課長「よしよし、避けて避けて…」


ザンッ!

バコンッ!


課長「ああもう!数が多い!」カチャカチャ

課長「いっぺんに3つ4つとか、かわせへんやろ!」カチャカチャ

課長「…ん?あれ?」

そこで有野課長はあることに気が付く!
それはこのミニゲームを有利に進めるテクニックである!


課長「おっ!やっぱりや!この緑に当たると消えるで!」カチャカチャ


NGボールは巨人の模型に当たると消滅する!
つまり、模型に近づくことで、身を守る盾にすることができるのだ!
これに気付いた有野は飛躍的に得点を伸ばしていく!

課長「いけるいける!これはいいぞぉ!」カチャカチャ


ボシュッ!

ボーーンッッ!!


課長「あー!やられてもうた!」

課長「……いくつ倒したんや?」

掃討数 6体

『剣技が2ポイントアップ!』


キース「よぉし!それでは次の訓練に移れ!イェーガー訓練兵っ!!」



パチパチパチパチ……(拍手)

課長「おお、何とかいけたわ」

課長「剣技って何?そんなんあったっけ?」ポチポチ


かちょー HP      40
      MP      11

      ちから     06
      まもり      04
      かしこさ    02

      すばやさ   05
      運        03 


課長「う~ん、ないなぁ」

課長「剣技剣技……あ、右の方にあったわ」


SP
剣技      7
格闘      5
立体機動   5

「なるほど、これがSPなんやな」

「…よし!ひとまず1個できましたー!」グッ

有野課長、まずは苦手なアクションからクリア!
しかし、この後さらに3つの訓練を潜り抜けていかなければならない!
次なる難関は…!


⇒座学
 対人格闘
 模擬戦
 自由行動

「次の訓練はどうすっかな~。座学と対人格闘か~」

「……これって、他の訓練もミニゲームなんちゃう??」チラッ

                                   AD「……」

「とりあえずセーブして休憩しよ!」カチャカチャ


ありそうで無かった感じ
名前変えても名字はデフォルトのまんまなんだなw

更新待ってる

スッ

課長「……よーし、再開するで~!」


⇒座学
 対人格闘
 模擬戦
 自由行動


課長「どうすっかなぁ、かちょー何とか強くしたいしなー」

課長「…この対人格闘ってのやれば強なるんかな」カチャカチャ


⇒対人格闘 ピコーン!

♪♪~~♪~


課長「お、きたでー」



『連携を決めて、相手を打ち倒せ!』

キース「イェーガー訓練兵!まずは組む相手を決めろっ!」

⇒アルミン
  ミカサ
  ジャン
  コニー
  サシャ
  クリスタ
  ユミル
  マルコ
  ベルトルト
  ライナー
  アニ

対人格闘では、初期段階で11人のキャラから好きな相手を選ぶことができる!
当然、選んだキャラによって難易度、経験値も大きく異なる!
ここで有野課長が選んだのは……!


課長「何かいっぱい出てきたわ」

課長「こん中から対戦相手を選ぶんかー」

課長「どうしよ…誰がええかな?」

課長「なあ、こん中で一番強いの誰?」

AD「アニかミカサですね」

課長「アニ…ミカサ……両方とも女の子やん」

AD「でも強いですよ? 今の有野さんだと、まず勝てないと思います」

課長「そうなんや」

AD「大体見た目弱そうなのはそのまんま弱いですから、それで選ぶといいですよ」

課長「へ~…じゃあ」カチャカチャ

課長「このソバカスの子にしたろ!」カチャ

⇒マルコ ピコーン!

マルコ「では僕が相手をしよう。お手柔らかに頼むよ?」



課長「おお」

マルコ「さ、準備はいいかい? 行くよっ!」

ピロリーン♪♪

バララララ…

スチャッ!

『START!!』



課長「お、カード配られたで」

課長「さっきのキャラがカードになってる…」

なんと意外にも、それはカードゲーム!
手札5枚から1枚以上のカードで役を作り、相手と戦う!
それがこの対人格闘訓練なのだ!


課長「へー、ポーカーみたいなもんやろか」

課長「俺のカードは何やろ?」


HP40
⇒[手札]かちょー5 かちょー5 アルミン3 カルラ2 ユミル6
  [バトル]


課長「カルラって誰やん!見たことないで?」

課長「まぁええわ。とりあえずコレ、どうやって攻撃するんや?」カチャ…

AD「基本的には出したカードの強さで勝負します」

課長「ほお」

AD「まずそこからカードを1枚選んでください」

課長「了解! これ、横の数字で勝負するとかいうアレやろ?」カチャカチャ


 ユミル6   [手札]かちょー5 かちょー5 アルミン3 カルラ2
⇒[バトル] ピコーン!

『BATTLE!!』

【ベルトルト7】  マルコ
   ×
 【ユミル6】    かちょー


ガシャァン!!


かちょー「くっ!しまった!」

マルコ「はあああっ!」


ズゴッ!!


かちょー「ぐはっ……!」

『かちょーに5のダメージ!』



「あ~!当たってもーた!」

マルコ「ふふっ、どうも今日は調子がいいみたいだ!」

かちょー「くっ!ここからだ!」

『NEXT TURN!!』

HP35
⇒[手札]かちょー5 かちょー5 かちょー5 アルミン3 カルラ2
  [バトル]
  [連携]


「6じゃ足りんかったか~! 一番デカい数やったのに!」

課長「…あれ?この連携って何やろ?」

HP35
  [手札]かちょー5 かちょー5 かちょー5 アルミン3 カルラ2
  [バトル]
⇒[連携] ピコーン!


ここで有野課長お得意の、好奇心ボタン打ちが発動!
しかし、今回はその癖が良い方向に転がる!

HP35
  《かちょーフラッシュ》かちょー5 かちょー5 かちょー5[手札] アルミン3 カルラ2
⇒[バトル]


課長「おお!何か強そうなの出たで!」

課長「これでいってみたろ!」カチャ



⇒[バトル] ピコーン!

『BATTLE!!』

        【トーマス3】         マルコ
           ×
【かちょー5×かちょー5×かちょー5】  かちょー


ピキィィン!!


《かちょーフラッシュ》

マルコ「はっ、速い!」

かちょー「うおおおおおお!!」


ズゴッ!!


マルコ「かはっ…!」

『マルコに20のダメージ!』



課長「やった!めっさ食らわしたで!」グッ

偶然にも『連携』できるカードが揃い、果敢な反撃を見せる有野課長!
このミニゲームでは、様々な連携を完成させることで、より相手に有利な攻撃をすることが可能なのである!



マルコ「くっ、なかなかやるねぇ…」

かちょー「一気にケリを付けてやる!」

『NEXT TURN!!』

HP35
⇒[手札]アルミン3 カルラ2 ジャン5 ライナー8 ユミル6
  [バトル]

課長「連携か~、他にも色々あるんやろか?」ペラッ…


【対人格闘のツボ】

カードを組み合わせて『連携』を作ろう!
『連携』を発動することで、対戦相手を圧倒できるぞ!



エレン×アルミン⇒外出フラッシュ  ユミル×サシャ⇒主従フラッシュ  コニー×サシャ⇒おバカフラッシュ

グリシャ×カルラ⇒夫婦フラッシュ  キース×ピクシス⇒フラッシュ    ジャン×マルコ⇒憲兵希望フラッシュ

エレン×ミカサ×アルミン⇒主人公フラッシュ      エレン×3枚⇒エレンフラッシュ

女性カード×5⇒オンリー女フラッシュ

他にも色んな組み合わせが隠されているぞ!
実戦で探してみよう!

課長「いっぱいあんねやなー。これ全部覚えんとアカンの?」

AD「いえ、コンピュータの方で勝手に組み合わせ探してくれるんで、大丈夫ですよ?」

AD「キャラの関係知ってれば、すぐに分かりますし」

課長「ほぉ~、まあ続き行くか」カチャカチャ

課長「今度のカードは…」


HP35
⇒[手札]アルミン3 カルラ2 ジャン5 ライナー8 ユミル6
  [バトル]

課長「うーん、今回は連携するのはないんか~」

課長「じゃあ、このライナーゆう子でいったろ」カチャ



HP35
 ライナー8[手札]アルミン3 カルラ2 ジャン5 ユミル6
  ⇒[バトル] ピコーン!

『BATTLE!!』

【ジャン5】   マルコ
   ×
【ライナー8】  かちょー


ピキィィン!!


マルコ「ま、まずい!」

かちょー「食らええええええ!!」


ズゴッ!


マルコ「ぐぅっ…!」

『マルコに5のダメージ!』

マルコ「こんなもんじゃ…倒れやしないさ!」

かちょー「今度こそ決めてやる!」

『NEXT TURN!!』

HP35
⇒[手札]かちょー5 アルミン3 カルラ2 ジャン5 ユミル6
  [バトル]



課長「何かもうすぐ勝てそうなんちゃう?雰囲気的に」

課長「よっし!一気に決めたるぞぉ!」カチャカチャ

続ききてたー!

不覚にもキースとピクシスの組み合わせがじわじわくる

課長「…う~ん、ここはユミルしかないかぁ…よし行けっ!」カチャ



HP35
 ユミル6[手札]かちょー5 アルミン3 カルラ2 ジャン5 
  ⇒[バトル] ピコーン!

『BATTLE!!』

【ミカサ9×ユミル6×クリスタ4×ミーナ3×カルラ2】  マルコ
               ×
             【ユミル6】               かちょー


ガシャァン!!



課長「えっ」

《オンリー女フラッシュ》

かちょー「かわせないっ!?」

マルコ「たあああああああっっ!!」


ドゴォッッ!!!


『かちょーは60のダメージを受けた!』

『かちょーは倒された……』


マルコ「ナイスファイトだったよ、かちょー」

かちょー「くっそぉ…」

キース「イェーガー訓練兵!次に組む相手を決めろっ!」



課長「えー!何なん、今の!」

課長「マルコって子、むっちゃ強いやん!」


初戦で手痛い洗礼を受けた有野課長!
またしてもこの男は奇跡を起こしてしまった!

課長「えー、一番弱そうなの選んだのになー…」

AD「…マルコは元々弱い設定なんですよ」

課長「嘘やん!いきなり逆転してきたで!」

AD「無茶な連携を作りたがるっていう、弱さ設定があるんですけど、どうもそれがハマってしまったみたいで…」

課長「マルコより弱いヤツおらんの?」

AD「うーん、ミーナぐらいしかいないですね」

課長「ミーナって女の子やろ?女の子相手だとちょっとなー……」

AD「でしたらアルミンとかでどうです?そこそこ弱いですよ?」

課長「じゃあその子にするわ」カチャカチャ

⇒アルミン ピコーン!



アルミン「かちょーが相手か、よろしく頼むよ!」



課長「今度は負けへんでぇ!」カチャカチャ

アルミン「さあ構えろ!かちょー!」

ピロリーン♪♪

バララララ…

スチャッ!

『START!!』

HP40
⇒[手札]かちょー5 ミカサ9 ジャン5 トーマス3 コニー7
  [バトル]

課長「お!これ、あと1枚で主人公フラッシュゆうのできるんちゃう!?」

課長「何カードやったっけ……せや!アルミンカードや」

課長「アルミン来ないかなぁー」カチャカチャ

課長「…まずはこれで!」



HP40
 コニー7[手札]かちょー5 ミカサ9 ジャン5 トーマス3 
  ⇒[バトル] ピコーン!

『BATTLE!!』

【サシャ4】 アルミン
  ×
【コニー7】 かちょー


ピキィィン!!


アルミン「くそおっ!」

かちょー「食らええええええ!!」


ズゴッ!


アルミン「ゴフ…!」

『アルミンに5のダメージ!』

アルミン「やるじゃないか!かちょー!」

かちょー「すぐに終わらせてやるぜ!」

『NEXT TURN!!』

HP40
⇒[手札]かちょー5 ミカサ9 ジャン5 トーマス3 マルコ4
  [バトル]



課長「やっぱ来ないかー!アルミーン!」

課長「待っててもしょうがないし…ミカサ!行ったれ!」カチャ



HP40
 ミカサ9[手札]かちょー5 ジャン5 トーマス3 マルコ4
  ⇒[バトル] ピコーン!

『BATTLE!!』

【ユミル6】 アルミン
  ×
【ミカサ9】 かちょー


ピキィィン!!


アルミン「ダメかっ!」

かちょー「行けええええ!!」


ズゴッ!!


アルミン「ぐはっ!」

『アルミンに15のダメージ!』



課長「うわ!ミカサ強いな~!」

アルミン「やるね!かちょー!」

かちょー「一気に行くぜ!」

『NEXT TURN!!』

HP40
 ⇒[手札]かちょー5 ジャン5 トーマス3 マルコ4 ベルトルト7
  [バトル]


課長「ここはベルトルトしかないやろ」カチャカチャ

課長「よし行けっ!」カチャ



HP40
 ベルトルト7[手札]かちょー5 ジャン5 トーマス3 マルコ4 
  ⇒[バトル] ピコーン!

『BATTLE!!』

【コニー7】 アルミン
  ×
【ベルトルト7】 かちょー


ガシャァン!


『お互いに間合いを見計らっている……』

『NEXT TURN!!』

HP40
 ⇒[手札]かちょー5 ジャン5 トーマス3 マルコ4 ミーナ3
  [バトル] 
  [連携]



課長「お!連携来たで~!」カチャカチャ

HP40
  [手札]かちょー5 ジャン5 トーマス3 マルコ4 ミーナ3
  [バトル] 
⇒[連携] ピコーン!


課長「これで…どうだ!」カチャ


HP40
 《訓練兵フラッシュ》トーマス3 マルコ4 ミーナ3[手札]かちょー5 ジャン5
  ⇒[バトル] ピコーン!

『BATTLE!!』

      【かちょー5】      アルミン
         ×
【トーマス3 マルコ4 ミーナ3】 かちょー


ピキィン!


《訓練兵フラッシュ》

アルミン「くっそぉおおお!」

かちょー「うおおおおおお!」


ズゴッ!!


『アルミンに20のダメージ!』

『アルミンを倒した!』

『対人格闘が2ポイントアップ!』



課長「やった!勝った!」グッ

キース「よぉし!それでは次の訓練に移れ!イェーガー訓練兵っ!!」



課長「何とかこの訓練も突破できました~!」

課長「……あれ?何でこの3人で『訓練兵』なん?ジャンとかかちょーも訓練兵やん」

AD「……」

課長「まあ勝てたしええか。次の訓練は……」カチャカチャ

⇒座学
 対人格闘
 模擬戦
 自由行動


ようやく2つ目の難関をクリアした有野課長!
次なる難関は『座学』!
一体いかなる試練が待ち受けているのか!?


課長「座学か~。何するんや?」

課長「……今日はもう休憩いったろ」カチャカチャ



3人は訓練生"止まり"って事か

キース×ピクシス⇒フラッシュっての地味にツボったww
乙乙

課長「よっし、行くか~!」カチャカチャ


⇒座学 ピコーン!


♪♪~~♪~♪~ 

テクテク…

かちょー「今日は巨人の生態についてかー」

アルミン「また経験則の話になるんじゃない? 巨人はサンプルが取れないからね」

ミカサ「……待って2人とも、何か様子がおかしい」

コニー「何だこりゃ…」

クリスタ「うっ……」

ライナー「ひでえな、これは」


かちょー「何だ? 何かあったのか?」

アルミン「とりあえず行ってみよう、かちょー」

タタタッ

かちょー「おい何だ…うっ!?」


ブンブンブンブン…

『教室の中を覗き込むと、そこには無数のハエが飛び回っていた!』



課長「え、何なん、この展開」

ジャン「ひでえな、これじゃ講義を聞くどころじゃねえぞ」

ミーナ「気色悪い…何とかならないのかしら」

教官「何をしてるお前達……!?」

教官「こ、これは……」

アルミン「教官…ボク達にも何でこうなったのかは…」

教官「……見たところ、どうやらハエの中心には生肉らしきものがあるようだな」

教官「おそらく、誰かが肉を盗み出して、ここに隠しておこうとでも考えていたのだろう」

マルコ「一体誰がそんなことを……見つかったら、間違いなく牢獄行きじゃないか」

ユミル「それよりこの大量の害虫はどうすんだ。訓練所を巣の溜まり場にされちゃあ、たまんないよ」



課長「肉どかせばええやん」

教官「……仕方がない」

かちょー「教官?」

教官「最近私が発明した害虫駆逐アイテムがここにある」スッ

アルミン「教官、それは…」

教官「標的に霧状の毒ガスを噴射して、死に至らしめる武器。名付けて『ギガスジェット845☆』だ」

ジャン「おおっ!さすがは教官! そんなものがあるなら、あいつら一網打尽だぜ!」

教官「しかし……」

クリスタ「何か、問題が?」

教官「これは極めて微量とはいえ、人間にも有害なものだ。仮に使うならば、それなりの犠牲を覚悟しなければならない」

教官「あるいは、目まい、立ちくらみ、もしくは吐き気を催すことにもなりかねん……」


ザワザワ…


課長「要するにただの殺虫剤やん」

課長「あ、この世界だと殺虫剤はまだ無いんか」

ジャン「くっ! 諸刃の刃ってことか!」

コニー「それじゃ、結局これは誰にも使えないのか?」

ライナー「もうこの教室は諦めるしかないのか……」

かちょー「……待ってくれ」

アルミン「かちょー……?」

かちょー「その任務……俺にやらせてください!」


ザワ…



課長「おお、ここで行くんか!主人公!」

ジャン「お前本気かよ、かちょー!」

アルミン「かちょー! そんな!危険すぎる!」

ミカサ「かちょー、焦ってはダメ。落ち着いて他の方法を探すべき」

かちょー「……」

ミーナ「……かちょー、もしそれを使えば、あなたもただでは済まないのよ?」

マルコ「そうだよ! きっと他に何か方法があるはずさ!」

かちょー「そんなもの期待しないほうがいい」



課長「息止めて使ったらええんちゃう?」

課長「何か過剰にビビリすぎやと思うけど……」

かちょー「グズグズしてたら、ここはハエに占領されたままになっちまう!」

ベルトルト「……だからといって、キミは危険を冒すつもりなのかい?」

かちょー「ああそうだとも。これは誰かがやらなきゃいけないんだ!」

教官「……分かった」

ミカサ「教官??」

教官「かちょー、キミにこの『ギガスジェット845☆』を託そう」スッ

かちょー「……はい」

ザワザワ…

アルミン「かちょー……」

ミカサ「かちょー、思い直し―――」

バッ

ジャン「やめろ、ミカサ」

ジャン「かちょーにやらせてやれ。これはこいつ自身の、男としての決断だ」

ミカサ「……」



課長「このジャンってのがやたらカッコええなー」

コニー「すまねえ、かちょー……!」

ライナー「だが、俺たちもできるだけの支援はさせてもらうぜ!」

マルコ「そうとも! かちょー1人にだけ戦わせはしない!」

ミーナ「そうよね、私たちだけ何もしないなんてバチが当たるわ!」

ワーワー

かちょー「ありがとう、みんな……」



課長「いいヤツらやわー、こいつら」

かちょー「でもこれは危険の伴う任務だ。みんなは下がっていてくれ」

アルミン「だったらかちょー、ボク達はできる限りの後方支援に回らせてもらうよ!」

ミカサ「同意。かちょーは存分に私たちの助けを受ければいい」

かちょー「そうか…よろしく頼むぜ!」

ジャン「かちょー!」

かちょー「…?」クルッ

ジャン「無事に……無事に戻って来いよ!」

かちょー「ああ!」ニコッ

課長「……何やろ、何かええな、この一体感」



かちょー「行くぜっ!」バッ

『駆除開始!』

『ギガスジェット845☆に搭乗し、害虫をことごとく排除せよ!』



課長「え? 搭乗??」

課長「殺虫剤じゃなかったっけ??」

かちょー「害虫は、一匹残らず駆逐してやる!!」


『READY……』

『GO!!』

                                       
                                          
         ж                                
          ж                               
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            ж                ж           
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                           ●              
                           ●             
                           ●             
                                         
                  ☆

課長「お!また何か始まったで!」


座学ではまさかのシューティング!
プレイヤーの意表を突いた展開に、しかし有野課長は食らい付いていく!
見事ステージを突破し、座学習得なるか!?


キース「○ボタンでビーム攻撃が発射可能だ! 全ての敵を打ち落とせえ!」



課長「うおっ!パンダのオッサン!? いきなりどっから出てきたん!?」

ライナー「気を付けろ、かちょー! そいつらの出すNGボールを食らったら死ぬぞ!」



課長「え!死ぬ!? 話違うやん!」カチャカチャ

課長「えーい!食らえ食らえ!」カチャカチャ

                          
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                     ☆

                         
         ж                               
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            ●         パキュ! ж            
            ●          ※  ж             
            ●          ┃ ж              
                                        
                                        
                       ☆

課長「うお!爆発したで!」

課長「すごい殺虫剤やなー!」カチャカチャ



アルミン「かちょー!パワーアップアイテムだ! 受け取れぇっ!」



課長「え?なになに??」

                          
         ж                               
          ж  ж                           
           ж                   ◎         
                                        
                                         
                       ж              
                        ж               
                         ж               
                                        
                                        
                               ☆         
                                         
              ●                          
              ●

課長「この『◎』っての取ればええの?」カチャカチャ

ピリーン♪

                               ж  
                 ┃           ж            
                 ┃          ж            
                 ┃                   
                 ┃                 
                                         
                                         
                                         
                 ┃                        
                 ┃                      
                 ┃                         
                 ┃                       
                                         
                                         
                 ☆

課長「おお!ビームが伸びたで!」

課長「いけいけいけっ!」カチャカチャ

                  ┃    
      ж          ┃                    
       ж         ┃                    
        ※ パキュ!                        
        ┃              パキュ!           
        ┃               ※ パキュ!       
                         ┃ ※          
        ☆               ┃ ┃ ж        
                         ┃     ж      
                                      
                                      
                                      
                              ●       
                              ●       
                              ●

課長「強い強い!これはいけるで!」カチャカチャ



ジャン「かちょー!俺からのパワーアップアイテムだっ!」つ◎




課長「おお!さらに強なるん??」

ピリーン♪

                          
                                       
     ▲      Ж                           
     ■          Ж                        
     ■                     ж             
     ■                       ж          
     ■      ●                 ж         
                 ●              ж       
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     ☆                       ж         
            ●               ж           
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                             ●          
                             ●

課長「すっごい太なったわぁ!」

課長「よぉし!このままクリア一直線や!」カチャカチャ


このまま危なげなく、ハエを駆除していく有野課長!
ついにこのステージのボスと対面する!


??「フハハハハハ!!」


課長「お?」

課長「何かデカイの出てきたで」

        Ж            
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                 ☆

教官「この大きさは……まさか!」

マルコ「ご存知なんですか!? 教官!」

??「フハハハハ!やはり我の存在を知る者がいたか!」

教官「人間の天敵として巨人が現れたように、ハエの世界にも強力な種族が現れたと聞く」

アルミン「まさか! 本当に、そんなことが??」

教官「ああ、ヤツらは人間、巨人どうしの戦いに殴りこみをかけてきた連中……」

教官「巨バエ族だ!」

ライナー「何だって!? そんなヤツらがいたのかっ……!」

巨バエ「その通りよ、愚かな人間ども!」

巨バエ「この地上を支配するのは巨人でも人間でもない!」

巨バエ「我ら巨バエ族よぉ!! フハハハハハ!!」

ジャン「くそっ! 何てこった!」

ミカサ「……待って、私たちはまだ負けたわけじゃない」

ミーナ「!……そうよ、私たちにはまだかちょーがいるわ!」

コニー「そうだ! かちょーならきっとやってくれる!」

ベルトルト「僕たちの命運は、ギガスジェット845☆に乗り込んだ、かちょーに託されたわけか……」

ライナー「……ここは、かちょーの勝利を信じるしかない!」

ジャン「頼むぜ! かちょー!」

クリスタ「お願い! かちょー!」


かちょー「待っててくれ!みんな! うおおおおお!!」

巨バエ「フハハハハァ!! 来ぉい!!」

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課長「おりゃ!おりゃ!」カチャカチャ

課長「うおっ!危なっ!」

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                   ■   ☆

さすがにボスだけあって、中々倒れてはくれない巨バエ!
それでも果敢に攻め続ける有野課長!
そして長く思えたこの戦いも遂に終局を迎える!

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               ☆

ボボン…

ボボン…

ボボン…


巨バエ「ぐあああああ……」


『WIN!!』

アルミン「やった! 遂にかちょーが勝ったぁ!」

ミーナ「倒したのね! 本当に!」

ジャン「へっ! しぶてぇヤロウだぜ!」

マルコ「ありがとう! かちょー!」

ライナー「お前こそまさに兵士の鑑だ!」

『こうして恐るべき強敵、巨バエは倒された』

『しかしまだ少年たちは知らない。さらに強力な敵が、その牙を磨きながら待ち構えていることを……』

『その時が来るまで、鍛えよ! 未来の巨人スレイヤーたちよ!』

『座学が2ポイントアップ!』



課長「……」

課長「あ、終わった??」

課長「……やった! 勝てましたー!」グッ


キース「よぉし!全ての基礎訓練は終了だ!」

キース「模擬戦に移れ!!イェーガー訓練兵っ!!」

課長「おっ、また出たで、このオッサン」

課長「次はいよいよ模擬戦か~」

課長「……しかし、このボスは普通に殴ったりしたほうが楽だったんちゃうかな~」

課長「よし、一旦休憩したろ」カチャカチャ




謎の感動

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