【安価】エロモンスターダンジョンクエスト (990)

パカッ パカッ パカッ パカッ

御者「…お客さんもギルドタウンに行くのかい。羨ましいねえ」ガラガラガラ

「…」

御者「あそこのダンジョンには、金銀財宝に貴重な薬…金目のものが際限なく湧いてくるって話だぜ」ガラガラガラ

「…」

パカッ パカッ パカッ パカッ

御者「おっかないモンスターもわんさかいるが…悪いことばかりじゃない。何しろ、美人な女の姿をしたやつばっかり…しかも人間じゃないから、服なんて着てない素っ裸で、好きなだけヤり放題って噂だ」

「…」

御者「…俺かい? 俺は駄目だよ。カミさんが教会の活動に熱心でな。…悪魔を崇めてる街に行きたいなんて言った日には、あっという間に火炙りよ」

パカッ パカ…

御者「…だから、俺はここまでだ。街はすぐそこだから、後は歩いてくれ」

「…」コクン

 路上で停止した馬車から降りると、彼は目の前にそびえ立つ、悪魔の彫られた石の門へと歩き出した…



【名前】
【種族】人間
【性別】男
【容姿】
【能力】
【備考】

安価下1〜5で次の>>1のコンマに近いもの 主人公について(テンプレートに沿って記入。種族と性別は固定。あんまり無茶なものは改変する)

(少なくとも範囲内には変なのないから大丈夫よ)

コンマ



「ギルドタウンへようこそ!」

 門の前に立っていたのは、甲冑に身を固めて長槍を携えた2人の男と、紫色のローブに身を包んだ若い女。女は恐れる様子もなく来客の目の前に立つと、言った。

「長旅でお疲れの様子。すぐに迎え入れて差し上げたいところですが…門を潜る前に、お願いが」

「…何だ」

「教会での礼拝に使うロザリオ、イコン、聖母像…その類があれば、全てお出しください」

「何故だ」

「此処から先は、偉大なるアスモダイ父神の領域。他所の神の物を入れるわけには行きません」

「…」

 この、ゴミ捨て場から拾い集めたような汚い格好の男は、そのような高尚なものを持ち合わせてはいない。その日暮らしの浮浪者に、神はいないのである。



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①持っていないと正直に言う

②嫌がる

③その他要記述

 故に、男は野良犬のように用心深く、ひねくれていた。

「…嫌だよ。何でお前の言いなりにならなきゃならん」

「信仰を曲げるつもりはありませんか。この中にいる間だけでも良いのですよ?」

「知るか。ただ、知らねえ小娘の言いなりになるのが嫌なだけだ」

「そうですか」

 女は、妖しく微笑むと…突然、ローブの首元に手を掛け、ぐいと引き下ろした。
 ぽよん。若々しく丸い乳房が、惜しげもなく曝け出される。

「!?」

「貴方が信じるべきは、神でなく、プライドでもなく…アスモダイ父神と、貴方の中の欲望…んっ♡」

 細い指先で、桃色の乳首をくりくりと扱く。乳首がつんと勃つと、女は目を細めた。



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①おっぱいに触る

②まだ嫌がる

③その他要記述

「…」

 男は何も言わず、女の乳房に手を伸ばした。意外に細い指を伸ばすと、こちらを誘うように膨れた乳首を、そっと挟んだ。

「ぁん♡」

「…」

 そのまま、夢中でくりくりと乳首をこねくり回す。女は甘い声を上げながら、一層胸を突き出す。

「んっ♡ あんっ♡ そう…欲望のままに…んぁっ♡」

 女の乳首に夢中になっている男の身体を、2人の兵士が丁寧にまさぐる。ポケットの中、服の下、股の間…全て探して、持ち込めないような物が一切ないことを確認すると、突然男の体を両脇から掴んで門を潜った。

「あっ、待てっ! まだ途中だろ!」

「続きは中で、お好きなだけ…♡」

 乳房をローブに隠しながら、女は笑顔で手を振った。



受付嬢「…ええと、お名前は」

「カツラギ」

受付嬢「カツラギさんですね。ギルド所属のご経験は?」

カツラギ「無い」

受付嬢「初めてですね。前のお仕事は?」

カツラギ「建設、荷物運び、用心棒…」

受付嬢「特技は?」

カツラギ「アニメーガス」

受付嬢「あに…えっ?」

カツラギ「獣身術。動物変身。獣化…何て言えば通じる?」

受付嬢「あ、いえ、分かります…が、珍しいもので。ええと、獣身術、と…」

受付嬢「…これで登録は完了です。ここでいつでも依頼を受けることができます。ですが、パーティの結成は最低でも1つのクエストを達成しないとできませんのでご注意ください。誰かの作ったパーティへの加入は可能です。カツラギさんの能力であれば、どなたかから声がかかるかもしれませんね」

カツラギ「ふん」

受付嬢「…ギルド内の施設は、自由にご利用ください。食事は無料ですし、ベッドが空いていれば宿泊も可能です。では、行ってらっしゃいませ」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①クエストの受注

②ギルド内の散策

③食事

④寝る

⑤その他要記述

ねる

これから受けに行くのは1人でもできるようなやつだけですね。この主人公ならもうちょっと難しくてもいけそうだけど

あと、モンスター案ください。ここに
【安価・コンマ】淫獣シミュレーター・2【R-18】 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1676722106/#footer)

【名前】カツラギ
【ランク】0
【種族】人間
【性別】男
【容姿】ぼさぼさの髪を適当に纏めた中肉中背の男、ボロボロの服を適当に来ている
【能力】
『獣身術』動物に変身できる。強い精神力がなければ動物の肉体に魂を奪われる、危険かつ高度な魔術
【所持品】
なし

カツラギ「いや。仕事を寄越せ」

 腹は減っているが、空腹でないと働く気に慣れない。

受付嬢「では、あちらの掲示板へ」

 受付嬢が指差す先には、巨大な木の板がいくつも立てられていて、多くの冒険者たちでごった返している。
 振り返ると、もう受付を待つ者たちの行列。

カツラギ「…」

 カツラギは、掲示板の方へと向かった。



案内役「クエストは早い者勝ちだよ! 依頼書を取ったら、俺の所に来るんだ!」

カツラギ「おい、一人でもできるような仕事はどれだ」

案内役「完了したクエストは、ここじゃなくてあっちの…何だい、新入りかい。じゃああっちの、白い掲示板の中から選びな」

カツラギ「ああ」

 カツラギは指示された通り、白い掲示板に向かった。
 彼と同じく、新しくここに来たと思しき冒険者たちが、掲示板に張り出されたクエストを物色している。カツラギも、一面の依頼書に目を通した___



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①『ギルド所有の港で、貨物の積み下ろし』

②『貸し出しサービスの装備をクリーニング』

③『簡単な警備』

④…もうちょっと難しいのを

カツラギ「…これでいいか」

 カツラギは『ギルド所有の港で、貨物の積み下ろし』と書かれた紙を剥ぎ取ると、先程の男に差し出した。

カツラギ「こいつを受ける」

案内役「ああ、良い選択だ」

 男は依頼書を受け取ると、腰に下げた大きな判子を押し、紙の一部を破り取ってカツラギに渡した。

案内役「これが受注の証明書だ。クエストを完了しても、こいつを持ってなきゃ全部パァだ」

カツラギ「分かった」

案内役「じゃあ行ってきな。ギルドの前から馬車が出てるぜ」



 ギルドタウンが広いとは聞いていたが、まさか領内に港まであるとは。馬車が辿り着いたのは、海から広い運河を引いて作られた、人工の港であった。

「…ギルドからの人足はあっちだ! 今から日没まで働いてもらうぜ」

 馬車から降りるなり、真っ黒に焼けた水夫が怒鳴った。こういった仕事に慣れているカツラギは、気にも留めることなく指示された停泊所へと向かう。後ろの方で、甘く見ていたと思しき新人が、水夫に追加で怒鳴られていた。



安価下1~3でコンマ最大 出来事、行動



カツラギ「…っ!?」

 ある程度木箱を運び終えたカツラギは、残っていたものの一つを持ち上げようとして、あまりの重さにぎょっとした。

カツラギ「な、何だこれは…?」

 荷物運びの経験が豊富な彼は、箱の大きさと重さで中身が大まかに推測できる。だが、大きさに対してこの箱は、今まで運んだどの荷物よりも重い。



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①動物パワーで運ぶ

②中身について尋ねる

③覗いてみる

④その他要記述

ねる

カツラギ「…」キョロキョロ

 カツラギは、辺りを窺うと…そっと、箱の蓋に手を掛けた。



安価下コンマ
01~50 開かない
51~80 超圧縮パン
81~99 魔力鉱石
   00

ギィ…

カツラギ「! 少し開いた…」

 僅かに開いた隙間を覗き込むと、中には真っ黒な石がぎっしりと詰め込まれていた。そして、全身からどっと汗が噴き出すほどに、強い魔力が中から溢れ出しているのを感じた。

「…あっ、こら! 勝手に中を見るんじゃねえ!」

 先程の水夫が走ってきた。

カツラギ「こんなに高純度の魔力鉱石は、初めて見た」

「知ってるなら、なおさら触るんじゃねえぞ。一分でも目方が狂えば、俺たち全員の首が飛ぶからな」

カツラギ「だったら、日雇いに運ばせるな」

 カツラギは木箱の蓋を戻して何とか担ぎ上げると、船へと運び込んだ。
 後ろから、水夫が声を掛ける。

「外じゃ貴重だが、ダンジョンに潜れば腐るほど採れるぜ。だから、盗もうなんて思うんじゃねえぞ!」



受付嬢「…はい、確認しました。お疲れさまでした」

 カツラギが持ってきた紙片とギルドに保管されている依頼書を合わせ、更に紙片に水夫のサインがあることを確認すると、受付嬢は頷いた。

受付嬢「報酬は銀貨2枚と、ギルドランク1のバッジになります。あちらでお受け取りください」



【名前】カツラギ
【ランク】1
【種族】人間
【性別】男
【容姿】ぼさぼさの髪を適当に纏めた中肉中背の男、ボロボロの服を適当に来ている
【能力】
『獣身術』動物に変身できる。強い精神力がなければ動物の肉体に魂を奪われる、危険かつ高度な魔術
【所持品】
『財布』硬貨を入れる革袋。まだ中身はすっからかん



 少しだけ重くなった革袋をポケットの中で確かめながら、カツラギは受付を後にした。彼を最後に受付嬢は奥へと引っ込んでしまった。どうやら、今日はもう店じまいのようだ。



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①ギルド内の散策

②街の散策

③食事

④寝る

⑤その他要記述

カツラギ「…飯にするか」

 どうやら、ギルド内はタダで食事ができるらしい。まだ人気の多い食堂へ向かうと、カウンターの列に並んだ。



 結構な人数が並んでいたが、回転は非常に早い。自分の番になると、食堂のおばちゃんが何も言わず、硬いパンと干し肉、それから空の木製ジョッキを押し付けてきた。

カツラギ「…何だこれは。お通しか?」

おばちゃん「ここで扱ってるのはそれだけだよ。良いもんが食いたきゃ、外に行きな」

カツラギ「…そりゃそうか」

 タダ飯ならこんなものか。
 見ると、カウンターの隅には大樽がいくつも置かれていて、客はここから何かを掬ってジョッキに入れている。カツラギも倣って、茶色いどろどろした液体をジョッキに注ぐと、辛うじて空いている席を見つけて腰を下ろした。



安価下コンマ
01~30 特に何も起こらない
31~70 声を掛けられた
71~90 声を掛けられた
91~00 喧嘩



カツラギ「…」モソモソ



「で、そこでオレっちが剣でズババーッと!」「ウソつけ、腰抜かしてただけじゃねえか」「ねーえー、あたしもっと強い装備が欲しいんだけどー」「また死体漁りかよ…」



カツラギ「…」モシャッ モシャッ ゴクン

カツラギ「…」チラ クンクン

 ジョッキの匂いを嗅ぐ。どうやらビールのようだ。口を付けると、どろどろして不味い。

「ゲロの方がマシだろ」

 既に酔っ払った男が、ゲラゲラ笑いながら話しかけてくる。

「燕麦ビールだぜ」

カツラギ「ゲロよりはマシだ」

 カツラギは燕麦ビールにパンを浸すと、口に運んだ。



 翌朝。ギルドの受付が開く。既に受付の前には行列が出来ている。戦利品と思しき物を抱えた冒険者も目につく。

カツラギ「もうパーティが組めるんだったな…」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①クエストの受注

②パーティの結成

③ギルド内を散策

④街を散策

⑤その他要記述

カツラギ「それよりも、どんな奴がいるかざっと見て回るか」

 カツラギは受付の列には並ばず、ギルド内を歩き回ることにした。



 ギルドは3階建ての広い屋敷のようになっていて、1階が受付やクエスト受注所、食堂で、2階が商店やギルドメンバー勧誘などに使う交流所、3階が宿泊所になっている。2階の交流所にはメンバー募集の掲示板を眺めたり、書き込んだりする冒険者の他に、昨日街の入り口にいたような、紫ローブの女が隅の方で立っているのが見えた。3階の宿泊所は、昨日は一杯で使えなかった。金を持っている者は外の宿を使うらしいから、食堂の飯同様、ベッドの質はお察しである。



安価下コンマ
01~40 冒険者と知り合った
41~70 パーティに誘われた
71~90 パーティに誘われた
91~00 あっ、お前は!



「…ちょっと、あんた新しく来た人?」

 声を掛けてきたのは、一人の女。

カツラギ「だったら何だ」

「もし良かったら、パーティに加わってくれない? こっちも来たばかりで、人手が要るの」

カツラギ「…他にメンバーは決まってるのか」

「あたしの他に、2人。…ほら、あそこで待ってる」

 彼女の指差す先には、2人の若い女が、他の冒険者から距離を取るように佇んでいた。

カツラギ「女ばっかりだな…」

「別に良いでしょ。…で、入ってくれるの?」



安価下 どうする?
①入る

②入らない

カツラギ「…まあ、良いだろう」

「やった。じゃ、こっちに来て。メンバーを紹介するわ」

 そう言うと女は、カツラギを先程の仲間の元へ連れて行く。女だらけのパーティに加わる、汚らしい格好の男を、周りの冒険者たちは好奇の目で見ていた。



【名前】
【種族】
【性別】女
【容姿】
【能力】
【備考】

安価下1~7で次の>>1のコンマに近い順に3つ 主人公について(テンプレートに沿って記入。性別は固定。あんまり無茶なものは改変する)

【名前】ミリィ
【種族】人間
【性別】女
【容姿】やや小柄な体格のかわいらしい少女、髪は青のポニーテール
お子様体型に見られがちだが、実はかなりスタイル良い
青と白を基調とした動きやすい魔法使いの冒険者用ローブを着て、魔法使いの杖と短剣を装備
【能力】状況に応じて臨機応変に操る、多彩な精霊魔法
【備考】
表立ってはしゃぎ回るわけではないが、朗らかで人当たりの良い優しい性格
知識好奇心が強く、様々な学問を収め見識が深い
状況に応じて最適な状況判断をしつつ、多彩な精霊魔法を操り、味方を支えるパーティーの土台役
手先も結構器用で、野宿の際の料理等もこなしたりして、そういう面でも地味にパーティーの土台役になっている
ダンジョンにて魔法の真髄を極め、より多くの人達に役立つ魔法を習得する、ないし広めるのが夢

最近文句言うやつばっかやな

偶然を楽しめないなら来るなよ

【名前】フワル
【種族】獣人(羊)
【性別】女
【容姿】白いモコモコの髪から短い角が見え隠れしている少女。人間基準ではやや小柄だが胸とお尻は大きめ
【能力】回復魔法を使うことができる。医学や植物知識やサバイバル技能にも長けており、野外での活動が得意
【備考】人見知り。アウトドア派ではあるが陽キャというわけではなく、見知らぬ他人とはあまり関わりたがらない
以前は街で医者見習いをやっていたが、激務や人間関係や患者とのコミュニケーションを苦にして辞めてしまい、無職となって腐っていたところを顔見知りのメンバーに誘われて半ば自棄気味に冒険者になった
夢や目標といったものは特になく、自分の好きな野外活動をしながらそこそこ稼いで暮らしていけるならそれで良いと思っている

【名前】パペマ
【種族】人間
【性別】女
【容姿】灰色髪のロングでメカクレ。小柄でダボダボのローブを着ているためわかりにくいがかなりの巨乳。
【能力】ゴーレム作製&使役
周囲の生物ではないものを人型に固めて動かせる。大きさは3mくらいまで可能。
【備考】ムッツリちゃん

コンマ

>>60
>>65
>>67
で合ってるかな



「…! ほんとに来た」「…」ソワソワ

カツラギ「…カツラギだ。あんたらは」

パペマ「…パペマ」

 最初に名乗ったのは、灰色の髪を長く伸ばし、だぼだぼのローブを着た小柄な少女。
 次におずおずと口を開いたのは、これまた小柄だが胸と尻の大きな少女。白いふわふわの髪から、短い巻角が覗いている。

フワル「あ、フワル…です」

ミリィ「そして、あたしがミリィよ」

 カツラギをここに連れて来た少女、ミリィが最後に名乗った。青と白のローブを着て、杖と短剣を腰に差している。例によって、彼女も年相応に小さな身体をしている。

カツラギ「…何だこれは。ガキの遠足か?」

フワル「…」ジロッ

ミリィ「そう言わないで。フワルとパペマはお友達同士で来て、誰にも相手にされないところをあたしが仲間に加わったのよ」

パペマ「このパーティ、魔術師しかいない…前衛、欲しい」

カツラギ「…一応、俺も魔術師だぞ」

ミリィ「え゛っ!?」

 目を丸くするミリィ。フワルが溜め息を吐き、パペマが頭を抱える。

ミリィ「ま、待ってまだ慌てる時間じゃないわ。…何魔術? 色々あるでしょ」

カツラギ「獣身術だ」

ミリィ「ほらー、変身なら前衛も…って、獣身術!? 本当に?」

パペマ「初めて見た」

フワル「…」ジッ

カツラギ「ただの飯の種だ。…で、パーティを組んで、それからどうする? 俺も来たばかりで勝手が分からん」

ミリィ「そうね…まだお互いよく知らないし、質問とかあったら今の内に聞いておきましょう」



安価下1~3全部 パーティメンバーに質問

カツラギ「何か、受けようと思っている仕事はあるのか」

ミリィ「そうね、このメンバーなら採掘や討伐よりは、宝探しや救助なんかの方が向いてるんじゃないかしら」

パペマ「…魔力鉱石、要る。報酬に欲しい」

フワル「…」

カツラギ「そこの羊女は無いのか」

フワル「! …わ、わたしは、別に…パペマちゃんの手伝いができれば、何でも」

カツラギ「何か目標とか無いのかよ」

フワル「…別に。適当に稼いで、適当に生きていければ」

カツラギ「そうか。気が合いそうだな」

フワル「…?」

パペマ「パペマ、傀儡師…おっきくて、つよいゴーレム作るのが夢。素材、いっぱい欲しい」

ミリィ「あたしも魔術をもっと磨いて、皆を幸せにしたい!」

カツラギ「魔術師、傀儡師…羊は?」

フワル「…回復術士。ちゃんと教わったわけじゃないけど」

カツラギ「魔術師パーティなりに意外とバランスはとれてるな。野営はできるのか?」

ミリィ「野営の心得ならあるわ。フワルが傷の手当もできるし」

フワル「…」コク

カツラギ「そうか。頼んだぞ。俺は誰かを養ったことが無いから…」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①クエストの受注

②ギルドの商店へ

③街を散策

④その他要記述



案内役「クエストは早い者勝ちだよ! 依頼書を取ったら___」



カツラギ「当たりは付けてあるのか」

ミリィ「あの辺に、良さそうなのがあったわ。パペマ、フワル、ちょっとここで待ってて」

 そう言うとミリィは、カツラギと共に掲示板の一つに近寄った。初心者向けの白い看板と違い、こちらは緑色だ。

ミリィ「珍しい物を求めるクエストがこの辺。あっちの赤色が人探しみたい。で、あたしが見つけたのが…」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①『幻想鹿の角 魔術鉱石もしくは金貨で買います』

②『ハーピーの卵 有精卵なら10倍の値段で買います』

③『常設:青スライム 同じ目方の銅と交換』

④『救助要請 ドリアードに捕まった仲間』



案内役「…おっ、早速パーティを組んだのかい」

カツラギ「お守りを頼まれたんだよ。ほら」

 差し出したのは『幻想鹿の角 魔術鉱石もしくは金貨で買います』の依頼書。案内役はそれを受け取ると、判を押して一角を破いて渡した。

案内役「ほらよ、行ってきな」

カツラギ「ああ」

ミリィ「行ってきます!」

案内役「お、おう、気をつけるんだぞ」



パペマ「魔力鉱石、貰えるやつ…」キラキラ

ミリィ「幻想鹿は、ダンジョンの表層から中層の、森林エリアに出現するらしいわね」

カツラギ「で、とっ捕まえて角を毟り取れば良いのかよ」

フワル「っ!」

 フワルが角を押さえて身震いする。それから、ぼそっと言った。

フワル「…生え変わった後の角を拾えば良い、ですよ。薬になるのは乾いた角ですから」

カツラギ「じゃあ、無理しなければ危険は無さそうだな。そのまま行くのか? 何か買っていくか?」



安価下 どうする?
①このままダンジョンへ

②買い物して行く







カツラギ「…ここが、ダンジョン」

ミリィ「話には聞いてたけど、来るのは初めて…」

 目の前にそびえる、木組みの巨大な門。何度も補修を繰り返したと思しき巨大な洞窟の入り口を、絶えず何人もの冒険者たちが出入りしている。ある者は期待の顔で入り、ある者は歓喜の顔で出てきて、ある者は憔悴と絶望を抱えて逃げてくる。

フワル「…ダンジョンの中には、様々な気候や地形が出現するらしい、です。表層までは整備もされていますが、中層以降は気をつけて進まないと」

パペマ「…行こ」

 4人は、ダンジョンの門を潜った…



『第1層 エントランス』

 入ってすぐは、洞窟内を延々ぶち抜いて造られた、だだっ広い広間になっている。露天が立ち並び、薬や食料、がらくたなどが売ってある。個人の鍛冶屋もある。

カツラギ「ギルドで買い物はしなかったから、ここでもしなくて良いか?」

ミリィ「まあ、必要なものは持ってますし」

フワル「…こっちのが安いかな」ボソ

パペマ「…早く、行こ」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①『第2層 洞窟』

②『第2層 草原』

③『第2層 砂浜』

ある程度揃ったら進めよ



カツラギ「…!?」

パペマ「わあ…」

 『第2層 草原』と書かれた看板に従い、エントランスから伸びる階段の一つを降りると、突然目の前に草原が広がった。洞窟の中とは思えないほどの一面の草原には、動物や下級のモンスター、それに他の冒険者たちが歩き回ったり、休憩したりしているのが見えた。

ミリィ「…あっ! あれは」

 ミリィの指差す先。ぽつんと生えた大きな木の下で、きらきらと輝く角を生やした鹿が、数頭集まって草を食んでいた。

ミリィ「あれが幻想鹿です!」

カツラギ「そんなホイホイ会えるのかよ。幻想でも何でも無い…」

 カツラギが言いかけたその時、鹿たちの姿が掻き消されるように消えてしまった。

カツラギ「…いや、幻想か」

ミリィ「でも、この層にいることが分かれば、後は抜け落ちた角を探すだけです。あの木の根本まで行ってみましょう」



安価下コンマ
01~10 他の冒険者に絡まれた
11~60 一休み
61~90 1本だけ
91~00 3本見つけた



 木の下を探したが、そこに角は無かった。辺りを探しても、抜け落ちた角らしき物は見当たらない。

ミリィ「うーん、他の人が持ってっちゃったのかしら」

パペマ「…つかれた」

フワル「休憩しましょうか。カツラギさんも…」

カツラギ「ああ、そうだな」

 ミリィが背負っていた鞄を下ろし、中から敷物を取り出して広げた。それから、パンと何かの瓶を取り出すと、短剣でパンを薄く切ってカツラギに差し出した。

ミリィ「はい、メープルパン。元気が出るわ」

 同じようにパンを切り、仲間に渡すと、瓶の栓を抜いた。

ミリィ「葡萄酒、要る人?」

カツラギ「要る」

 カツラギが受け取って一口。甘いパンを齧ると、疲れた身体に滋養が染み渡る。フワルは自分で飲み物を用意していて、パペマと分け合っていた。



安価下1~3でコンマ最大 出来事、行動



カツラギ「そう言えば、この辺りにはどんなモンスターが出るんだ?」

ミリィ「ええと、調べた所によると…浅い草原エリアにはトラップソーンや、ポイズンフラワー、あと、夜になると人喰い狼なんかも出るらしいわ」

フワル「狼…」ブルッ

カツラギ「出くわしたら、どうする」

ミリィ「このメンバーでは、できるだけ戦わない方が良いわね。姿隠しの魔法を掛けるから、どこかに行くまでやり過ごすわ」

ミリィ「…だから、臭いをどうにかしないとね」チラッ

フワル「」ジロッ

 ミリィとフワルが、カツラギを見る。ゴミ捨て場から拾い集めたような服に、週単位で洗っていないような身体では、どんなに優秀な魔術師でも狼から隠すことはできないだろう。

カツラギ「…」

パペマ「無理そうなら、パペマ、ゴーレム作る」

カツラギ「分かった、分かったよ。時間稼ぎくらいはできる」

 カツラギは溜め息を吐いた。外に出たら、川かどこかで身体を洗ったほうが良さそうだ。この中では一応、唯一の大人らしく、清潔くらいは守らなければならないだろう…

カツラギ「…ここを出たら、風呂にも入る」

フワル「」ウンウン



 休憩を終え、草原を歩く一行。

カツラギ「ダンジョンの中だってのに、日が出てて…」

パペマ「…もうすぐ、沈む」

ミリィ「困ったわね、まだ角が見つからないわ」

フワル「どうします…ここ、隠れる場所も無さそう」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①ギルドに戻る

②『第1層 エントランス』

③ここで野宿する

④『第3層 森林』



『第1層 エントランス』



 結局、無理せず第1層まで戻ってきた。エントランスは入った時の半分ほどの賑わいで、屋台を囲んで食事を摂るものや、簡易的な宿に早々に引っ込む者などがいた。

カツラギ「腹減った。飯にするぞ」

ミリィ「さっき、メープルパンを食べたじゃない」

カツラギ「あんなのおやつだろ」

フワル「食べられるときに、食べておきましょう」

 出会った頃に比べると、フワルの口数が増えてきた。寡黙と言うよりは、慣れるまでに時間のかかる性格のようだ。

パペマ「…焼きシェル、焼きデビル…」ジュルリ



安価下1~3でコンマ最大 出来事、行動



ジュー ジュー…

パペマ「」モグモグモグモグ

フワル「ん…」サク サク モグ

 網で焼かれた(恐らく)海産物に舌鼓を打つ一行。ギルドの食堂より遥かに美味い、大麦ビールを飲んでいると、隣に他の冒険者が座ってきた。

「隣、失礼する」

カツラギ「ん」グビ

 座ってきたのは、白い髪を短く切った、長身の女だ。全身を金属の鎧に包み、背中には長剣と盾を背負っている。彼女は、聞かれてもいないのに律儀に名を名乗った。

フレイ「私はフレイ。困っている人の助けになるため、旅をしている」

カツラギ「カツラギだ。…こっちのガキは、パーティのメンバー」

「ミリィよ」「フワル、です」「…パペマ」

フレイ「これはこれは、可愛らしい御一行だ」

カツラギ「ふん。…今の所、俺らは特に困ってないぜ」

フレイ「そうか。それは何よりだ」

カツラギ「…」

 いちいち返答がクソ真面目過ぎて、嫌味にすら聞こえる。カツラギはビールを呷った。隣でパペマも真似をして、思い切りむせた。

パペマ「え゛ほっ、げほっ…」

フレイ「おう、おう、あまり無理をするな。ビールは刺激が強いからな…」トントン

 すかさず立ち上がって、背中をさするフレイ。少なくとも、悪いやつではないようだ。何か、情報があれば聞いてみても良いかもしれない。



安価下1~3 フレイへの質問

カツラギ「…人助けが目的なら、何でダンジョンに潜るんだ」

 するとフレイは、気まずそうに苦笑いした。

フレイ「うむ…やはり、先立つものがなければ、人助けにも行けぬからな」

カツラギ「路銀稼ぎか」

フレイ「そんなところだ。それに、クエストの中には行方不明者の捜索や救出もある。人助けが出来て、旅費も稼げて一石二鳥だ」

ミリィ「一人でやってるの?」

フレイ「いや、連れならいるぞ。そろそろ…来た」

 丁度良く、一人の女が芋と貝を積んだ盆を持ってやってきた。褐色肌で、サイドに結った紫髪の隙間からは尖った大きな耳が覗いている。エルフだ。見るからに豊満な乳房を、黒革の胸当てで押さえつけている。弓使いだろうか。胸以外は痩せていて背も高く、目付きは鋭いが美人だ。
 彼女は何も言わず、フレイを挟んで向こう側の席に座ると、芋と貝を網に並べ始めた。

フレイ「ルインだ。口数が少ないが、初対面の相手だと緊張するだけで、話は分かる方だぞ」

ルイン「…」コク

ミリィ「ルインさんも、よろしくね。…ところであたしたち、幻想鹿の角を探していrんだけど…何か知らない?」

フレイ「ううむ、ハンティングは専門外だが…ルイン、何か知っているか」

ルイン「…」

 ルインは網から顔を上げ、カツラギたちをちらりと一瞥すると、ぼそぼそとフレイに耳打ちした。

フレイ「ふむ…ほう、なるほど…そうかそうか」

ミリィ「どうだった?」

フレイ「幻想鹿とやらも、他の鹿の例に漏れず木に頭を擦り付けて、古い角が抜けるのを促しているそうだ。だから、森林で傷の付いた木の根本を探すと良いそうだ」

ミリィ「! 助かったわ。ありがとう!」



 食事を終えて代金を払うと、エントランスで宿を探すことにした。

カツラギ「こんな場所の宿なんて、ベッドだけでもあれば万々歳だろうな…」

 見回すと、小さなテントを並べただけだったり、粗末な衝立が整列しているだけだったり、様々だ。中には横穴を利用した個室もあるようだが…

フワル「一泊、一人銀貨7枚…む、無理」

パペマ「さっき使っちゃった。もう銀貨1枚しかない」

カツラギ「俺も銅貨しか残ってないな…」

ミリィ「仕方ないわ。モンスターや獣に襲われるよりはマシよ。とにかく、安全に眠れるところを探しましょ」



安価下コンマ
01~40 衝立と藁
41~70 ハンモック2枚
71~90 馬小屋
91~00 フレイたち



カツラギ「…結局、ここか」

ミリィ「お金、盗られないようにしないと…」

 借りられたのは、地べたに藁を敷いて衝立で区切っただけの、狭い個室。しかも1部屋しか借りられなかった。

フワル「え、男の人と、一緒の部屋…?」

カツラギ「仕方ないだろ。俺だってできるなら…」

パペマ「何でも良い。早く、寝よ」

 そう言うと、パペマは早々に藁に潜り込んで、寝息を立て始めた。

カツラギ「…小便してくる」

ミリィ「あ、あたしも」

フワル「どちらかはここにいてくださいね。わたしは、戦えないから…」



ミリィ「Zzz…」

フワル「…」

パペマ「すぅ…」

カツラギ「…」ジッ

 狭い衝立の間に、身を寄せ合って横になる。いい匂いがするとか、意外と全員良い身体してるなとか、思わないでもないがそれどころではない。明日は必ず幻想鹿の角を見つけ出して、もっとまともな宿に泊まろう…
 カツラギは、無理やり目を閉じた。



安価下コンマ
01~20 パペマ「ん…」
21~80 パペマ「…起きて」
81~99 パペマ「起きて」フワル「すみませーん…」
   00 パペマ「…」



ユサユサ

「…て、起きて」ユサユサ

カツラギ「ん…っ! 何事だ」ムクッ

パペマ「! カツラギ…」

カツラギ「どうした。もう朝か?」

 洞窟の天井を見る。ダンジョンの入り口からは、まだ朝日は差していない。
 パペマは、泣きそうな顔で、ぼそりと言った。

パペマ「…おしっこ」

カツラギ「…便所に行かずに寝たからだろうが」

 カツラギは溜め息を吐くと、渋々起き上がった。畜舎ならここで済ませば良いが、生憎この藁は人間専用だ。小便で汚した日には、弁償しないといけなくなるだろう。

パペマ「早く、早く、出ちゃう…///」モジモジ

カツラギ「さっさと行くぞ…」



 エントランスからは、どの階層にも繋がらない横穴がいくつも伸びている。ある程度の広さがあれば宿に利用したり、倉庫として貸し出したりされるが、それより狭かったり、広くても細すぎたりと使い勝手の悪い穴は、冒険者たちが用を足すのに使っている。まめな管理者は、穴を掘って板を渡したり、下を水が流れるように整備してたりする。残念ながら、最寄りの便所は穴も板も無い、だだの石壁の狭い洞穴であった。

カツラギ「ほら、さっさと済ましてこい」

パペマ「…来て、見てて///」

カツラギ「はあ?」

パペマ「中、暗い…くさい…///」

カツラギ「…」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?

カツラギ「見てれば良いのか?」

パペマ「」コクン

カツラギ「じゃあ、さっさと行くぞ」

パペマ「…///」コクン

 狭い洞窟に、2人で踏み入る。中は排泄物の臭いが充満し、足元はねちゃねちゃしている。パペマは壁際まで歩くと、いそいそとパンツを脱いだ。それからローブの裾を大きくたくし上げると、壁に向かって腰を突き出した。

パペマ「ん、ぁ…っ///」プルッ

シイィィィーーーッ… バチャバチャバチャ…

 太い水流が、勢い良く壁に叩きつけられる。壁一面に濡れた円を描いて、あっという間に足元まで流れ落ちる。

カツラギ「…」チラッ

 横から覗き込むと、つるつるの割れ目から濃いおしっこが噴き出しているのが夜目に見えた。

パペマ「!? やだ、見るな…///」シィーッ シュィィーッ

カツラギ「お前が見てろって言ったんだろ」ジッ

パペマ「誰か来ないように、見ててって…ふぁ///」プルプルッ ショワァァァ…

 カツラギに見守られながら、パペマは貯めに貯めたおしっこを全部石壁にぶち撒けたのであった。



ミリィ「ふぁ…おはよ…」ムクリ

フワル「おはようございます…パペマちゃんと、カツラギさんは」チラッ

ミリィ「?」チラ



カツラギ「Zzzz…」

パペマ「ん…にゅ…」ギュ



ミリィ「…な、何かあったの? この2人…///」カァァァ



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①『第2層 草原』

②『第3層 森林』

3その他要記述



 草原を抜け、第3層の森林まで来た。

カツラギ「地下深くに潜ってるはずなのに、何で森になるんだ…?」

ミリィ「このダンジョンは、異世界と繋がっているらしいわ」

カツラギ「へぇ…」

パペマ「ミリィ、何でも知ってる」

ミリィ「予習しただけよ」

 そこで、不意にフワルが立ち止まった。

フワル「…あ」ピタ

ミリィ「どうしたの?」

フワル「あそこ…」

 フワルが指差した先。他より少し太い木の幹に、いくつもの引っ掻いたような傷跡が付いていた。

ミリィ「! ルインさんが言ってた…」

カツラギ「根本を探せば良いんだな?」ゴソゴソ

パペマ「魔力鉱石、魔力鉱石…」ゴソゴソ



安価下コンマ
01~40 1本だけ
41~80 3本
81~99 いっぱい
   00 ↑+上位種





幻想鹿の角「」キラキラキラ…



カツラギ「期待させといて、この一本だけかよ…」

パペマ「魔力鉱石…」ショボン

ミリィ「流石に金貨と交換ね」

フワル「暗くなる前に、帰りましょう」



受付嬢「…はい、確認しました。お疲れさまでした」

 カツラギが持ってきた紙片とギルドに保管されている依頼書を合わせると、受付嬢は頷いた。

受付嬢「角一本につき、金貨1枚か魔力鉱石2個と交換です」

パペマ「まりょ」

ミリィ「金貨で!」

 慌ててミリィが割り込む。受付嬢から引換証を受け取ると、ゴネるパペマを引きずって受付を離れた。



ミリィ「おお…金貨、金貨です…」ジッ

 ずっしりと重い金貨を眺めながら、ぶつぶつ呟くミリィ。カツラギはそれを奪い取ると、革袋に入れてポケットに押し込んだ。

ミリィ「あ、ちょっと!」

カツラギ「人前で金を見せびらかすな。盗ってくださいと言ってるようなもんだ」

ミリィ「! ごめんなさい…」

カツラギ「…ま、懐はだいぶあったまったな。今日は美味いもん食って、良いところで寝るか」

パペマ「おおー」

フワル「カツラギさんは、身体を洗って…」

カツラギ「…わ、分かってるよ」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①食堂で飯

②屋台で飯

③宿屋で飯

④その他要記述

ねる

安価下

【名前】カツラギ
【ランク】1
【種族】人間
【性別】男
【容姿】ぼさぼさの髪を適当に纏めた中肉中背の男
【能力】
『獣身術』動物に変身できる。強い精神力がなければ動物の肉体に魂を奪われる、危険かつ高度な魔術
【所持品】
『ボロ服』ゴミ箱から拾い集めたような汚い服
『財布』硬貨を入れる革袋。ちょっぴり中身が入っている

【名前】ミリィ
【ランク】1
【種族】人間
【性別】女
【容姿】やや小柄な体格のかわいらしい少女、髪は青のポニーテール。お子様体型に見られがちだが、実はかなりスタイル良い
【能力】
『精霊術』様々な精霊を召喚し、力を借りる
【所持品】
『精霊の杖』精霊術に特化した触媒
『短剣』何の変哲もない短剣
『放浪魔術師のローブ』青と白のローブ。丈が短く、サイドにスリットが入っている。レギンスと組み合わせて着る
『冒険セット』非常食に葡萄酒、簡易テントなどの入った鞄

【名前】フワル
【ランク】1
【種族】獣人(羊)
【性別】女
【容姿】白いモコモコの髪から短い角が見え隠れしている少女。人間基準ではやや小柄だが胸とお尻は大きめ
【能力】
『回復術』体力を回復し、怪我を修復する魔術
【所持品】
『白いローブ』回復術士や医師のローブ
『救急箱』軟膏や包帯、縫合糸などの入った木箱

【名前】パペマ
【ランク】1
【種族】人間
【性別】女
【容姿】灰色髪のロングでメカクレ。小柄だがかなりの巨乳。
【能力】
『傀儡術』周囲の生物ではないものを人型に固めて動かせる。大きさは3mくらいまで可能。
【所持品】
『ゴーレムの核』呪文の刻まれた石。人形に埋め込むことでゴーレムとして使役できるようになる



 食事する店を探していると、もくもくと煙の立ち上る大きな建物を見つけた。

カツラギ「公衆浴場なんてあるんだな」

フワル「丁度良いですね。食事の前に、身体を綺麗にしましょう」グイッ

カツラギ「あ、ちょっ」

 フワルに引っ張られて、石造りの公衆浴場へと入った。



番頭「らっしゃい。入浴料は一人銅貨3枚だよ。銅貨5枚で垢擦りも付けるよ」

フワル「カツラギさんは垢擦りもですよ」

ミリィ「折角だし、あたしたちもしてもらいましょ。垢擦り付けて4人分!」

番頭「じゃ、銅貨32枚」

カツラギ「じゃ、銀貨で…」



 3人と別れて脱衣所に入ると、汚い服を脱ぎ捨て、貰った手拭いを腰に巻いて石室に入った。ここで汗を掻いてから垢擦りをして、湯船に浸かるらしい。たまの水浴びも川や池で済ませてきたから、こういうきちんとした入浴は珍しい。

カツラギ「ふー…」

 石のベンチに腰を下ろすと、どっと疲れが押し寄せてきた。元気な子供を3人も連れて歩くのは、想像以上に体力を使う…
 ひとしきり汗を掻いて石室の先に向かうと、大浴場に出た。石の浴槽の傍らに木のベッドが置いてあって、薄い布を纏った女が手招きしている。

湯女「お客さん、こっちこっち」

カツラギ「ああ」

 促されるまま、ベッドにうつ伏せになる。湯女は浴槽から湯を掬って掛けると、スポンジで彼の背中を擦り始めた。

湯女「まあ、垢がどんどん出てくるわぁ。ずっとお風呂に入ってなかったでしょ」

カツラギ「悪いかよ…」

湯女「清潔感が無いと、女の子にモテないわよぉ?」

カツラギ「余計なお世話だ」



安価下コンマ
01~50 綺麗になった
51~70 髪も整えた
71~90 あら、あんた意外と…
91~00 今、誰も居ないし…



 前も後ろも擦り終えると、今度は頭に湯を掛けて髪を洗い流した。それから、どこからともなく大きなハサミを取り出した。

カツラギ「おい、何をする気だ」

湯女「毛先を整えてあげるのよ。サービスしたあげるわぁ」

カツラギ「…」

 湯女は慣れた手付きで、傷んだ毛先を切りそろえていく。最後にいい香りのする油を塗り込むと、とんと肩を叩いた。

湯女「はい、おしまい! …こうして見ると、あんた結構いい男ねぇ?」

カツラギ「そりゃどうも」

 カツラギはベッドを降りると、広い湯船に足を入れた。



ミリィ「おまたせー」ホカホカ

カツラギ「おう」

ミリィ「…!? あ、あんた…」

 垢を落とし、髪を整えたカツラギの姿に、仰天する一同。

フワル「結構、雰囲気が違いますね…?」

パペマ「あ…///」ボー

カツラギ「久々に風呂に入ったせいで、寒くて仕方ない。飯にするぞ」

 色々な視線から逃げるように、彼は背中を向けてさっさと歩き出した。



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①食堂で飯

②屋台で飯

③宿屋で飯

④その他要記述



ワイワイ ガヤガヤ

女将「いらっしゃい! 空いてるとこに座ってよ」

 街で有名だという食堂に来た。中は冒険者でごった返しているが、隅の方に空いているテーブルを見つけて腰を下ろした。

カツラギ「飯だ、飯! 海鮮網焼きも悪くなかったが、もっと良いものあるだろ」

フワル「どれどれ…」

 メニュー表を開く。ピザ、パスタ、フリット、グラタン…美味そうな料理がずらりと並んでいる。広いホールに充満した匂いに、腹が鳴ってきた。

ミリィ「迷っちゃうわね…」ジュルリ

パペマ「お腹すいた…」グルグル



安価下1~3 注文するメニュー それっぽいやつを挙げて



給仕「ご注文はお決まりですか?」

カツラギ「グラタン大盛り」

ミリィ「ええと、このパエリアと、本日のサラダで」

フワル「新鮮山菜パスタ」

パペマ「ワイルドイノシシのベーコン! あと…」チラ

カツラギ「? …絶対残すなよ。クリムゾントウガラシのペペロンチーノ」

 どうやら、この辛そうなやつがここの名物らしい。

給仕「グラタンの大盛り、パエリア、本日のサラダ、新鮮山菜パスタ、ワイルドイノシシのベーコン、クリムゾントウガラシのペペロンチーノ…」

カツラギ「あと、人数分の大麦ビールだ」

給仕「かしこまりました。グラタンとパエリアは、少々お時間をいただきます」

 そう言うと、給仕は奥へと引っ込んで行った。



「「「「かんぱ~い!」」」」

 ジョッキを打ち合わせる。流石に、街に来て飲んだどのビールよりも美味い。早速サラダが運ばれてきた。

ミリィ「皆も食べて。お野菜も食べなきゃ駄目よ!」

フワル「そういうミリィさんも…」

 フワルが、サラダを取り分ける。パペマは渋々といった感じでレタスを齧る。カツラギも、あまり野菜が進まない。

フワル「…カツラギさん、兎にでも変身すれば美味しく野菜を食べられるのでは」

カツラギ「馬鹿言え、そんなことしたら人間に戻れなくなる」

ミリィ「えっ?」

パペマ「獣身術、戻れなくなる人いっぱいいるって…聞いたことあるけど」

カツラギ「長時間変身したり、動物の姿で生活すると、自分が人間であることを忘れるんだ。特に、変身した状態でその動物が好む物を食べると、あっという間に戻れなくなる」

ミリィ「それは…怖いわね」ブルッ

カツラギ「珍しいだけあって、難しい術なんだぜ」モシャッ



安価下1~3でコンマ最大 食事中の出来事



パペマ「ひぃ…から…」ヒリヒリ

カツラギ「言わんこっちゃない…俺も食いすぎた」ゲフ

ミリィ「何とか片付けるわよ! ほら、フワルも」

 残ったペペロンチーノを取り分け、フワルに押し付ける。

フワル「え…わたし、辛いのは…」



「…相席しても良いでしょうか」



 不意に、カツラギの背後から声が掛かった。振り返ると、そこには2人組の女冒険者。片方は黒いインナーの上から鎧を着て、もう片方は短いスカートを穿いた銀髪のエルフだ。

ミリィ「あっ、良いところに! ちょっとこれをてつだってくれない?」

ロゼッタ「ええ、貴方がたがよろしければ。…ロゼッタと申します。こちらは連れのレイン」

レイン「ど、どうも…」

カツラギ「カツラギだ。…言っとくが、俺たちはただの新参パーティで、怪しい関係ではないからな」

 カツラギたちも名乗る。2人は他所からテーブルを持ってきて座ると、余ったペペロンチーノを取り分けて口に入れた。

ロゼッタ「んむっ!? こ、これは…」

レイン「からい…いたいれふ…」

カツラギ「…にしても、女の冒険者も結構いるんだな」

ミリィ「ダンジョンの入口でもご一緒したわね」

ロゼッタ「ん、む…そうですね。女性の冒険者は多いと聞きます。何でも、ここの…」

 不意に辺りを窺い、声を潜める。

ロゼッタ「…アスモダイなる悪魔は、若い女性に多く加護を与えるとか」

カツラギ「はっ、エロ神らしい」

ミリィ「でもあたしたち、あんまり戦いは得意じゃないのね。だから採集とかがメインになっちゃうわ」

ロゼッタ「そうですか。…では、明日はクエストでご一緒しませんか?」

パペマ「…戦う、クエスト?」

ロゼッタ「討伐も行いますが、救出の経験なら多くあります」

カツラギ「フレイとかいう女騎士と一緒だな。エルフを連れているところまで一緒だ」

ミリィ「なら、明日ギルドで会いましょう!」

ロゼッタ「こちらこそ、よろしくお願いしますね」



 あれだけ食べても、まだ余裕で金が残っている。金貨一枚だけで、見違えるように生活が潤う。

カツラギ「まともなベッドで寝るぞ…」

 酒と食事で眠くなった身体を引きずり、宿屋に入った。

フロント「お疲れさまです。ご宿泊ですか?」

カツラギ「ああ。4人」

フロント「かしこまりました。ただいまの空きは…」



安価下コンマ
01~10 1部屋
11~30 2部屋
31~80 4部屋
81~99 ちょうど今…
   00 相部屋で申し訳ありませんが…

フロント「…おや」

ミリィ「どうしたの?」

フロント「本日、スイートルームをご予約のお客様がキャンセルだそうで、丁度空いておりますね」

カツラギ「いらんいらん、どうせ追加料金だろ」

 すると、フロントは首を横に振った。

フロント「いえ、空けておく方が損になってしまいますので…よろしければ、通常料金でご案内いたしますよ」

ミリィ「…ほ、本当?」

パペマ「スイートルーム…」キラキラ

フワル「き、緊張します…」ドキドキ

カツラギ「もう、すっかりその気じゃねえか…分かった、後で金払えって言われても、絶対払わないからな!」

 念押しすると、案内されるまま宿の最上階まで上がった。
 重厚な木の扉を開けると、中には分厚い絨毯の敷かれた広い部屋が広がっていた。

ミリィ「わあ…!」

パペマ「」ダッ

 駆け出すパペマ。ふわふわのソファが置かれたリビングに、寝室が3つもある。それぞれに特大サイズのベッドが2台ずつ置かれていて、その全てに清潔で分厚い毛布が敷かれている。おまけに、シャワールームまで完備していた。
 部屋の窓からは、街の景色がよく見える。もう外は真っ暗だが、松明を持った冒険者たちが行き来している。

カツラギ「適当に別れて、早く寝ろよ」

 はしゃぐ子供たちを残して、カツラギは寝室の一つに入った。



安価下1~3でコンマ最大 夜の出来事、行動



カツラギ「…ん」ムクリ

カツラギ「喉乾いた…」ノソ

 水を飲もうと寝室を出ると、リビングのソファに座ってミリィが何か書き物をしていた。

ミリィ「」カリカリカリ

カツラギ「何やってるんだ」

ミリィ「!」

 ミリィが顔を上げる。テーブルの上には小さな妖精らしきものがふわふわと浮かんでいて、広げた本に光を落としていた。

ミリィ「魔術のお勉強よ」

カツラギ「精霊術のか?」

ミリィ「ええ。あたしの十八番だしね」

カツラギ「ふぅん…」

 何枚も書かれた紙を覗き込む。魔法陣のような、地図のような、よく分からない図形が描かれている。しかし、獣身術師のカツラギには、少しだけ分かる箇所があった。

カツラギ「…生命樹か」

ミリィ「そう。あたしは詳しくないけど、獣身術でも使うんでしょ?」

カツラギ「ああ。枝から枝へ、進化の軌跡を行ったり来たりするのが獣身術。…精霊術は?」

 するとミリィは、樹の幹を指差した。

ミリィ「この中にいて、樹の外をたゆたう無数の精霊と交信し、必要に応じて呼び寄せるの。例えば、この子は光の精霊。名前は『ルクス』」

ルクス「___」

 テーブルの上に浮かぶ精霊が、くるりと宙返りした。

ミリィ「こうやって光を借りたり、姿を隠したりするときに力を借りるの。他の術も一緒。火が必要なら『ファーレンハイト』。水が必要なら『ガロン』、風を起こしたい時は『パスカル』…あたしのお友達の名前」

カツラギ「人によって呼び出す精霊の名前が違うのか」

ミリィ「そうね。でも、本当は皆同じ存在で、何て呼ばれたかで誰が呼んだか判断してるだけなのかも。精霊の気持ちは、人間には完全には理解できないのよ」

カツラギ「そりゃそうだろうな…水、貰うぜ」

 カツラギは隅の水瓶から中身を掬うと、ごくりと飲み込んだ。



案内役「クエストは早い者勝ちだよ! 依頼書を取ったら___」



ロゼッタ「…! おはようございます」

ミリィ「おはよう! それで、どんなクエストを受けるの?」

ロゼッタ「皆さんがよろしければ、討伐か救助をと」

カツラギ「あんまり無理なのは勘弁してくれよ?」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①『救助要請 ドリアードに捕まった仲間』

②『救助要請 化け狸に捕まった仲間』

③『討伐要請 武具を奪い、知恵をつけたゴブリン』

④『討伐要請 女冒険者を狙う上級スライム』

同コンマなので多数決で②



ロゼッタ「こちらを」

 差し出したのは『救助要請 化け狸に捕まった仲間』の依頼書。案内役はそれを受け取ると、判を押して一角を破いて渡した。

案内役「…気をつけなよ。こいつを受けた冒険者が、何人も行方不明になってる」

ロゼッタ「ご忠告、ありがとうございます」



カツラギ「化け狸だぁ? そんなもん、どうすりゃ良いんだよ」

フワル「それこそ、カツラギさんの方が知ってるのでは」

カツラギ「ただの狸ならともかく、モンスター化した狸はなぁ…」

ロゼッタ「依頼は討伐ではなく、あくまで救助です。誰かが狸を引きつけている間に、巣の中から捕まった冒険者を救出するのが良いでしょう」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①このままダンジョンへ

②ギルドで買い物してから行く

③第1層で買い物してからダンジョンへ

④その他要記述



『第1層 エントランス』

「ポーションは足りてるかい? 薬草は?」「武器、研ぎ直し、打ち直し!」「魔力結晶、持っておいて損は無いよ!」



ロゼッタ「相手は危険なモンスターです。万全の備えをして行きましょう」

ミリィ「そうね。ここで、買い物してから出発しましょう!」



安価下1~3 買うもの

割と商品とか通貨は雰囲気なのでそれっぽいのを挙げてくれるとこっちで調整する

(例)
『ポーション』飲むと体力を回復する、瓶入りのポーション

『エーテル』飲むと魔力を回復する、瓶入りのエーテル

『奇跡の結石』肉体が比較的無事な死者を、その場で蘇生できる神秘の石

『鉄の剣』『樫の盾』『アイアンヘルム』『チェストプレート』『ガントレット』『アイアンレギンス』などなど

安価下

ミリィ「とにかく、回復を優先しましょ」

 薬屋に向かい、ポーションを買う。棚の中に『奇跡の結石』なるものを見つけ、ミリィは首をひねった。

ミリィ「何、これ?」

ロゼッタ「死者を蘇らせる石です。私も、お世話になったことがあります」

カツラギ「死者を、蘇らせる…?」

フワル「流石に、死人はわたしもどうしようもありません…人数分は買っておきましょう」

カツラギ「待て、値札を見ろ。これ1個で銀貨10枚もするぞ。人数分も買ったら、財布がほとんど空になる」

フワル「…仕方ありません、怪我はわたしが」

 そこへ、パペマが何かを持ってやって来た。

カツラギ「何だそれ?」

パペマ「油揚げ。狸、これ好き」

カツラギ「そうだったか…?」

 何かが違う気がするが、銅貨1枚で5枚も買える安物なので、何も言わないことにした。

カツラギ「よし、これで準備できたな」



安価下1~3でコンマ最大 どうする? なお、安価下コンマ ゾロ目で…
①『第2層 洞窟』

②『第2層 草原』

③『第2層 砂浜』



『第2層 洞窟』



 エントランスからまっすぐ進むと、そのまま細い洞窟へと入っていった。草原に比べて通路は狭いが、松明が等間隔に並んで道を照らしており、冒険者も草原に負けず劣らず多い。

カツラギ「にぎやかだな」

パペマ「魔力鉱石、掘れる…」

レイン「…クエスト外で、採掘に来る人もいます」

 初めて、レインがまともに口を開いた。

ミリィ「なるほどね…パペマ、行くわよ」

パペマ「あう」

 壁を見つめて固まっていたパペマを引っ張って、奥へと歩いた。



安価下コンマ
01~30 ゴブリンだ!
31~70 噂話
71~90 冒険者一行
91~00 冒険者

流石に本筋のやつ(今回はクララ)は安価下。それ以外は適宜判断して無理そうなら安価下。できるだけ安価は尊重する





 にわかに向こうが騒がしくなった。

レイン「…! 左側からゴブリンが4体…交戦してます」

 レインが耳を澄まし、報告する。
 ロゼッタが剣を抜いた。

ロゼッタ「助けに行きましょう」

ミリィ「カツラギ、あたしたちも」

レイン「奥からもう2体…仲間を呼んでいるようです」

パペマ「…」コネコネ

 パペマが壁際にしゃがみ込み、土を集め始める。

カツラギ「…やっぱり俺も?」

パペマ「ゴーレム作るの、時間かかる」コネコネ



安価下1~3でコンマ最大 どうする? なお安価下コンマ ゾロ目で…

ロゼッタ「では行ってきます」ダッ

ミリィ「援護するわ!」ダッ

カツラギ「じゃあ俺は…」チラッ



パペマ「」コネコネ

フワル「気をつけて…」ジッ



カツラギ「…こいつらが無防備だな」

 通路の向こうで、交戦の音が聞こえる。ゴブリンと思しき叫び声や、肉を裂く音、何かが燃える音が響き渡る。
 不意に、一体のゴブリンがカツラギたちの方へ抜けてきた。

カツラギ「ほら、来た来た…」

 カツラギが、上着を脱ぎ捨てると…次の瞬間、そこには一頭のゴリラが立っていた。

ゴリラカツラギ「ウオオーッ!」

 カツラギは吼えると、迂闊なゴブリンの頭を掴んで持ち上げ、そのまま何度も壁に叩きつけた。脳漿をぶち撒け、ゴブリンが動かなくなると、通路の向こうへ放り捨てる。
 人間に戻ると、フワルが震えながらカツラギを見ていた。

フワル「か、か、カツラギ、さん…」ブルブル

カツラギ「…ま、こんなもんだ」

パペマ「…できた」

 パペマが、出来上がった土人形に核となる石を埋め込む。すると、カツラギより少し大きいくらいのゴーレムとなり、奥に向かって走り出した。

パペマ「いけいけー!」



「はあっ、また新手…」「どいてー」「うわっ!? 何だこれ!」「これが、ゴーレム…」「おりゃー!」「ウオオーッ」「今度はゴリラだー!?」



 ゴーレムと、ゴリラと化したカツラギの活躍で、ゴブリンの群れを駆逐することができた。

ロゼッタ「助かりました」

レイン「ふぅ…」

ミリィ「か、カツラギ、あれあんただったの…?」

カツラギ「おう。…今日はゴリラの気分だった」

 両手にこびりついた血を拭いながら、カツラギは言った。



安価下1~3でコンマ最大 どうする? なお、安価下コンマ ゾロ目で…
①もう少しこの層を探索

②『第3層 洞窟』

③『第3層 山岳』



『第3層 洞窟』



 洞窟の奥に進むと、少し松明の量が減った。それでも冒険者の数は減らず、狭い通路で鉱石を満載した籠を背負った男たちと何度もすれ違った。

ミリィ「…採掘なんて、してる場合じゃないからね?」

パペマ「あう…」

ロゼッタ「しかし…化け狸とやらが、このような洞窟の奥にいるのでしょうか? 森や、山などにいる気がしますが」

カツラギ「ああ、言われてみればそうだな」

ミリィ「そいつに襲われた冒険者は、どこで出くわしたのかしら…?」



安価下コンマ
01
02~20 粘菌スライムだ!
21~30 ミリィ「ちょっとごめん」
31~60 噂話
61~99 冒険者一行
   00 冒険者



 歩いていると、向こうから別のパーティがやって来た。

戦士「…失礼」

聖職者「…」コク

盗賊「おっ、可愛子ちゃんばっかり」

???「ごめんなさいねぇ~」ヒラヒラ

カツラギ「ああ。…」

 端に寄ってやり過ごして…カツラギが、不意に鼻を鳴らした。彼は振り返り、遠ざかっていくしんがりの女を見つめると…一瞬、犬の姿になった。残された彼らの足跡を嗅いで回り、人間に戻ると、言った。

カツラギ「…最後の女。人間じゃない」

ロゼッタ「何ですって?」

カツラギ「見てくれは全くの人間だが、匂いがまるで違う。動物に、人間のガワだけおっ被せたみたいだ」

ミリィ「じゃあ、あれが化け狸…?」

フワル「だとすると、どうして冒険者のパーティに混じって行動しているのでしょう…?」

レイン「…」チラッ チラッ



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①追いかけて接触

②追いかけて様子見

③その他要記述

ねます

モンスター案随時募集中
【安価・コンマ】淫獣シミュレーター・2【R-18】 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1676722106/#footer)
まで

【名前】カツラギ
【ランク】1
【種族】人間
【性別】男
【容姿】ぼさぼさの髪を適当に纏めた中肉中背の男
【能力】
『獣身術』動物に変身できる。強い精神力がなければ動物の肉体に魂を奪われる、危険かつ高度な魔術
【所持品】
『ボロ服』ゴミ箱から拾い集めたような汚い服
『財布』硬貨を入れる革袋。すっからかん。

【名前】ミリィ
【ランク】1
【種族】人間
【性別】女
【容姿】やや小柄な体格のかわいらしい少女、髪は青のポニーテール。お子様体型に見られがちだが、実はかなりスタイル良い
【能力】
『精霊術』様々な精霊を召喚し、力を借りる
【所持品】
『精霊の杖』精霊術に特化した触媒
『短剣』何の変哲もない短剣
『放浪魔術師のローブ』青と白のローブ。丈が短く、サイドにスリットが入っている。レギンスと組み合わせて着る
『冒険セット』非常食に葡萄酒、簡易テントなどの入った鞄

【名前】フワル
【ランク】1
【種族】獣人(羊)
【性別】女
【容姿】白いモコモコの髪から短い角が見え隠れしている少女。人間基準ではやや小柄だが胸とお尻は大きめ
【能力】
『回復術』体力を回復し、怪我を修復する魔術
【所持品】
『白いローブ』回復術士や医師のローブ
『救急箱』軟膏や包帯、縫合糸、ポーションなどの入った木箱
『奇跡の結石』死者を蘇らせる石

【名前】パペマ
【ランク】1
【種族】人間
【性別】女
【容姿】灰色髪のロングでメカクレ。小柄だがかなりの巨乳。
【能力】
『傀儡術』周囲の生物ではないものを人型に固めて動かせる。大きさは3mくらいまで可能。
【所持品】
『ゴーレムの核』呪文の刻まれた石。人形に埋め込むことでゴーレムとして使役できるようになる

【名前】ロゼッタ
【ランク】4
【種族】人間
【性別】女
【容姿】鮮やかな金髪ロング碧眼、キリッとした顔立ちの美人。胸はそれなり程度だがなかなかに良い尻をしている。
【能力】
『付与魔術』手にしたものに属性を付与する。投げつけることもできるが威力が大幅に落ちる
【所持品】
『ブロードソード』刃渡りはそれなりだが厚みのある片手剣
『円盾』パリィにも使える円形の盾
『黒インナー』肌に密着する黒の帷子。機能性に優れるが体型がくっきり出る
『プレートアーマー』鉄板で補強された鎧一式。ギリギリ長距離移動に耐えられる程度の重さ

【名前】レイン
【ランク】3
【種族】エルフ
【性別】女
【容姿】銀髪ショート、長い耳、背はやや低め。ヘソ出しスカートに、それなりの膨らみがいい感じに覗ける軽装。
【能力】
『解錠』鍵やトラップの構造を見抜き、鍵を使わず解除する
『直感』危険察知に特化した鋭い知覚と、それに基づく直感
【所持品】
『投げナイフ』鍔の無い短い投擲用ナイフ
『盗賊の服』皮の胸当てとミニスカート



 道を引き返し、先程の冒険者一行を追うことにした。洞窟には他の冒険者もいて、カツラギたちが背後をうろついていることに対して、特に怪しまれてはいないようだ。
 とは言え、入り組んだ洞窟内では、油断するとあっという間に見失ってしまう。

カツラギ「この大所帯で備考なんて無理だ。俺が探ってくるから、待ってろ」

ロゼッタ「斥候の心得なら、レインにもあります」

レイン「ロゼッタさんが言うなら…」



安価下 誰が尾行する?
①カツラギ

②レイン



カツラギ「行ってくる」

 カツラギはコウモリに変身すると、天井まで飛び上がって冒険者一行の後を追いかけた。



戦士「…」ザッザッザッ

聖職者「…」ザッザッザッ

???「いやぁ~、悪いねえ。迷子に付き合ってくれてさぁ~」

 茶色い髪を首筋まで伸ばした女は、一体何の職種だろうか? 黒い股引に黄色いどてらを羽織っていて、武器のたぐいは持っていないように見える。

盗賊「良いってことよお嬢ちゃん」

???「深いところで、前衛がやられちゃったときは、もうおしまいだとおもったさぁ~」

盗賊「分かるよ分かる。オレら、タンクが居なきゃ赤ん坊も同然」

 笑いながら歩く、盗賊と女。戦士と聖職者は、黙ったままずんずん突き進む。



安価下コンマ
01~20 第2層まで戻ってきた
21~60 ???「ごめんよぉ~」
61~90 聖職者「…すみません」
91~00 戦士「そう言えば…」



 歩いていると、不意に女が立ち止まった。

???「ちょいと、ごめんよぉ~」

戦士「どうした」

???「おしっこしたくなっちゃったよぉ~」

戦士「…行って来い」

 すると、盗賊が手を挙げた。

盗賊「あ、オレっちも。護衛要るだろうし、行ってくるぜ」

 そう言いながらも、女に向ける目がいやらしい。

戦士「好きにしろ」

聖職者「…」

 聖職者が、ジロリと盗賊を睨む。どうやら、この男はいつもこんな感じらしい。



 狭い横穴に入るなり、盗賊は女を壁に押し付け、唇を奪った。

盗賊「ん…っ」

???「んんぅ…っ♡ おやめよぉ~…おしっこが漏れちゃうよぉ~♡」

 抵抗する素振りを見せながらも、満更でも無さそうな女に、盗賊はニヤリと笑った。

盗賊「そりゃ、いけねえな。汚れないよう、脱がねえとな」

???「脱ぐから、どいておくれよぉ~♡」クネクネ

盗賊「まあ、そう焦んなよ…オレが脱がしてやるから…」

 盗賊が女の前にしゃがみ込み、股引に手をかける。そして、ぐいと引き下ろした。



 ___ぼろんっ

カツラギ「!!?」



盗賊「…え」

 股引の中から飛び出してきたのは、二の腕ほどはあろうかという、太くて長い肉の棒…
 と思うや、女はいきなり盗賊の頭を両手で掴み、ぽかんと開いた口に巨根を、根本まで一気に突っ込んだ。

盗賊「おごおぉっ!!??」

???「あぁん…♡ お便所までしてくれるのかい? ありがとねぇ~…んっ♡」プルプルプルッ

盗賊「ん゛っ…ん゛ぉ゛っ!? お゛っ! え゛っ!?」

 もがく盗賊の頭をしっかりと抱え込み、喉の奥にたっぷりと放尿する女。いっぱいに開いた口の端や、鼻の穴から、黄色く泡立つ汁がだらだらと溢れ出す。

盗賊「お゛っ…お゛っ…」ガクガクガクッ ジョワワワ…

???「…ふぃ~♡♡」

 放尿を済ませると、女は盗賊の口からペニスを抜き、痙攣する盗賊の身体を仰向けに倒した。
 お漏らしでじっとり濡れたズボンに手をかけると、素手で容易く引き裂く。

???「そぉれ♡」バリバリィッ

盗賊「っ…え゛っ…」ガクガク



カツラギ「…?」



 コウモリに混じって、天井の亀裂から様子を見ていたカツラギは、ズボンの中から出てきたものに首をひねった。

盗賊「はぁ…かひゅっ…はぁー…」プルプル

 女の股にペニスが生えているのも驚きだが…男にしか見えないこの盗賊の股には、逆にペニスが生えていないのだ。

???「れろ…べぇろ…♡」

 女は、毛に覆われた盗賊の股間を美味そうに舐めると、勃起したペニスをあてがった。

盗賊「? …!! む、り、や、め…」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①見ている

②助けに入る

③ミリィたちを呼ぶ

④その他要記述

盗賊「あ゛___」



カツラギ「」バサバサッ

 盗賊の悲鳴を背に、カツラギは横穴を飛び出した。
 ミリィたちは少し後方に離れたところで待っていた。

ミリィ「どうだった?」

カツラギ「あの女だ、間違いない。でっけえチンコ生やして、盗賊をレイプしてた」

ロゼッタ「何ですって…///」

 ロゼッタの奇妙な反応には気づかず、カツラギが言う。

カツラギ「ああやって冒険者に混じって、油断したところを一人ずつ襲ってたんだろう。今なら無防備なはずだ」

ミリィ「行くわよ!」

 一行はカツラギの案内にしたがって、走り出した。



安価下コンマ
01~20 盗賊だけ
21~30 誰もいない
31~60 真っ最中
61~90 終わった所
91~00 変化



???「ふぃ~…ま、中の下ってところだねぇ~…」

盗賊「」



ミリィ「見つけたわ! …うわ」ドンビキ

ロゼッタ「な、何といううらやま、酷いことを…許しません!」ジャキン

カツラギ「攫った冒険者の居場所を言え。さもなきゃ殺す」

 横穴に飛び込んできた3人に、女はきょとんとした顔を向け…ああ、と手を叩いた。

???「さっきすれ違った御一行さんだねぇ~。…よく見たらお兄さん、いい男じゃないかぁ~♡」ブランブラン

カツラギ「」ゾワッ

 くねくねと腰を揺らす女。一緒に揺れる特大のペニスと陰嚢に、カツラギは全身の皮膚が粟立つのを感じた。

ミリィ「…と、とにかく! 攫った人たちを帰しなさい!」

???「やぁ~だよん!」

 女はそう言うと突然、その場で宙返りをした。次の瞬間、彼女の姿が小さなネズミに変わり、人の間を縫って外へと走り出した。

カツラギ「…」

 しかし、すかさずカツラギがシロサギに変身すると、素早く嘴で捕らえた。

???「あ、あんた、あんたも、狸ぃ~?」

シロサギカツラギ「」ブンブンブン

 カツラギは答えず、嘴でネズミをブンブン振り回す。

???「おえっ、やばっ…」

 ネズミは瞬時に蛇に姿を変えると、逆にカツラギの首に巻き付いてきた。すかさずトカゲに変身し、するりと抜け出す。

ロゼッタ「そこです!」

 そこへ、ロゼッタが剣を振り下ろした。

???「!」

 咄嗟に避けた首筋を、鉄の刃が掠める。その刀身は白く霜付き、掠めた蛇の鱗が凍りついていく。

???「ひゃ~…」



安価下コンマ
01~20 ゴブリンだ!
21~40 傷は付けた
51~70 致命傷
71~90 生け捕り
91~00 メス堕ち

まちがえた

安価下コンマ
01~20 ゴブリンだ!
21~40 傷は付けた
41~60 致命傷
61~90 生け捕り
91~00 メス堕ち

ランクよりメンバーに依存する



ロゼッタ「はあっ!」ブンッ

???「げっ」ドスッ

 ロゼッタの剣が、狼に化けた女の腹を抉った。高熱を纏った刃が傷口を焼き潰し、回復不可能なダメージを与える。

フワル「あっ、待って」

ロゼッタ「…! しまった」

 慌てて剣から手を離す。しかし、時既に遅く、狼は血と臓物を垂らしながら、ぴくぴくと痙攣している。
 狼の姿が消え、代わりに裸の上からどてらを羽織った、茶髪の女が現れた。自慢の逸物も、今は萎びてぐったりしている。

???「…」ビクッ

カツラギ「おい待て! せめて攫った奴らをどこにやったか、言ってから死ね!」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?

ミリィ「…そうだ! さっきの凍るやつ!」

ロゼッタ「! はっ!」

 ロゼッタが、今度は剣に冷気を纏わせて傷口に押し当てた。溢れ出す血が凍りつき、ひとまず出血が収まる。

フワル「先程買った、ポーションの出番ですね。それから…」

 女の口にポーションを押し付けると、フワルは箱の中から糸と針を出した。

???「…いだい」モゾ

フワル「動かないで」チク チク チク

カツラギ「口が動くなら、攫った奴らの場所を言え」

???「…」

 ミリィが、女の前に屈み込んだ。

ミリィ「…あんた、名前は?」

クララ「…クララ」

ミリィ「クララ。冒険者たちを攫って、何をしてたの?」

 するとクララは、くっくっと喉を鳴らしながら、萎びたペニスを指で突いた。

クララ「こいつがねぇ~…欲しい、欲しいって言うもんだからさぁ~…」

カツラギ「あの盗賊みたいに、ヤることヤッてポイか」

クララ「大体はねぇ~…でも、気に入ったのは、持って帰って玩具にするのさぁ~…お兄さんなら、一等の玩具に」

カツラギ「うるせえ」ゲシッ

クララ「うげっ」

フワル「ちょっと、まだ縫合が終わってないんですけど!」

カツラギ「だったら、こんなシナシナのまま死にたくねえだろうが、え? 場所を言え」グリッ グリッ

クララ「いだっ、いだいっ、ひどいっ」ビクンッ



『第3層 山岳』



クララ「…ここさぁ」

 クララの案内で辿り着いたのは、山岳の隙間にひっそりと建つ、小さな庵であった。
 中に入ると、足の踏み場もない程の石像、張り型、柔らかい筒…

パペマ「うわ…これ全部、人間」

ミリィ「ええ…?」

カツラギ「おい、これ戻せるんだろうな?」

クララ「さぁねぇ~?」

 とぼけるクララを無視して、ロゼッタが言った。

ロゼッタ「私たちだけでは、これら全てを運び出すのは難しいでしょう。このクエストは、ギルドから直接発令されたものです。ギルドに増援を依頼しましょう」

レイン「では、応援を呼んできます」

カツラギ「じゃあ、その間に…」

クララ「…」



安価下1~3でコンマ最大 クララの処遇

ねる



 数時間後。ギルドが派遣した兵士団がやって来た。

ギルド兵長「ご苦労さまです! 被害者は?」

カツラギ「あれだ」

 指差した先に山積みにされた、卑猥な玩具の数々に、兵長が眉をひそめる。

ギルド兵長「何を言って…」

ミリィ「この狸に、こんな姿に変えられちゃったのよ!」

クララ「へへぇ~」

 縄でぐるぐる巻きにされた、獣耳に尻尾の生えた女が、へらへらと笑う。

ギルド兵長「な、なるほど…とにかく、中身は全てギルドで引き取りましょう。この…化け狸? は」

ロゼッタ「然るべき処置を。私たちは、討伐に来たのではありません」

ギルド兵長「分かりました。…じゃあ、手分けして運ぶぞ! こいつはモンスター収容所まで連れて行け!」



 カツラギが持ってきた紙片とギルドに保管されている依頼書を合わせると、受付嬢は頷いた。

受付嬢「ギルド兵長から、いきさつはお聞きしております。大変お疲れさまでした!」

カツラギ「おう」

受付嬢「ご覧になったかと思いますが、あのモンスターには非常に多くの冒険者が被害に遭っており、被害者やそのパーティメンバーから依頼料を徴収して、ギルドより救出令を出しておりました。ですので、今回の報酬は…」



安価下コンマ1桁×5 報酬の金貨

 カウンターに積まれた金貨の束に、一同は目を丸くした。

受付嬢「…被害者1名につき、銀貨21枚。救出した方は丁度100名おりましたから、ギルドの取り分を引いて金貨20枚になります」

カツラギ「うわっ…まじ、やっば…うわ…」

受付嬢「それから、こちらを。ギルドランク3のバッジです。ロゼッタさんはランク5、レインさんにはランク4へ昇格になります」 

ミリィ「これで、もっと色んなクエストが受けられるわね!」

受付嬢「ランクが高いほど、ギルド直営施設が優先的に利用できます」

ロゼッタ「では。皆さん、お世話になりました」

レイン「あの…また、お願いします」

フワル「こちらこそ」

パペマ「また、やろ」

 ロゼッタたちと別れた。

【名前】カツラギ
【ランク】3
【種族】人間
【性別】男
【容姿】ぼさぼさの髪を適当に纏めた中肉中背の男
【能力】
『獣身術』動物に変身できる。強い精神力がなければ動物の肉体に魂を奪われる、危険かつ高度な魔術
【所持品】
『ボロ服』ゴミ箱から拾い集めたような汚い服
『財布』硬貨を入れる革袋。ずっしりと重い。

【名前】ミリィ
【ランク】3
【種族】人間
【性別】女
【容姿】やや小柄な体格のかわいらしい少女、髪は青のポニーテール。お子様体型に見られがちだが、実はかなりスタイル良い
【能力】
『精霊術』様々な精霊を召喚し、力を借りる
【所持品】
『精霊の杖』精霊術に特化した触媒
『短剣』何の変哲もない短剣
『放浪魔術師のローブ』青と白のローブ。丈が短く、サイドにスリットが入っている。レギンスと組み合わせて着る
『冒険セット』非常食に葡萄酒、簡易テントなどの入った鞄

【名前】フワル
【ランク】3
【種族】獣人(羊)
【性別】女
【容姿】白いモコモコの髪から短い角が見え隠れしている少女。人間基準ではやや小柄だが胸とお尻は大きめ
【能力】
『回復術』体力を回復し、怪我を修復する魔術
【所持品】
『白いローブ』回復術士や医師のローブ
『救急箱』軟膏や包帯、縫合糸、ポーションなどの入った木箱
『奇跡の結石』死者を蘇らせる石

【名前】パペマ
【ランク】3
【種族】人間
【性別】女
【容姿】灰色髪のロングでメカクレ。小柄だがかなりの巨乳。
【能力】
『傀儡術』周囲の生物ではないものを人型に固めて動かせる。大きさは3mくらいまで可能。
【所持品】
『ゴーレムの核』呪文の刻まれた石。人形に埋め込むことでゴーレムとして使役できるようになる
『油揚げ』薄く切ったトーフを油であげた、東洋の料理



 ギルドを出ると、外はもう明け方であった。先程別れたばかりの兵士たちが、忙しない様子で外を走り回っている。

カツラギ「何事だ?」

ギルド兵「あの狸女! 縄をふやけたパスタに変えて、逃げやがった!」

ミリィ「はあっ!?」

フワル「妙にしおらしいと思いましたが…」

パペマ「…知らないよ。あれをやっつけるの、パペマたちの仕事じゃない」

カツラギ「そうだな。捕まった奴らを助けたんだから、俺たちの仕事はおしまいだ」

 5枚をロゼッタたちに分けたが、金貨はまだ15枚もある。贅沢しなければ、半年は楽に暮らせる額だ。

フワル「お腹が空きましたね…何か食べたいです」

カツラギ「食堂は閉まってるが、屋台なら空いてるだろ。何でも食えるぞ」

ミリィ「やったー!」



安価下1~3 屋台で何を食べる? それっぽいのを挙げて



「「「「かんぱ~い!!」」」」

 例によって網を囲んで、大麦ビールのジョッキを打ち合わせる。網の上で焼かれているのは、魚を野菜で挟んで焼いたもの、それからレッサーオークやギガマウスの串焼きだ。

ミリィ「いやー、儲かったわね」

カツラギ「一月は遊んで暮らせるぜ」

パペマ「魔力鉱石…」

 パペマだけが不満気な顔をしている。

フワル「…金貨1枚分くらいなら、買ってもいいかもしれません」

パペマ「!」

ミリィ「あたしも、魔術の勉強に使いたいわね」

カツラギ「えー…」

 げんなりしながらビールを啜る。

ミリィ「…でも、カツラギのおかげで上手く行ったんだから。一番は、あんたの好きなようにしていいわよ」

カツラギ「そりゃどうも。…今は、あいつが欲しいな!」

 そう言うとカツラギは立ち上がり、反対側の屋台まで走っていった。
 数分後。戻ってきた彼の手には、薄焼きパンに焼いた挽肉や刻み野菜を挟んだものが人数分握られていた。

カツラギ「タコスだ。美味いぞ」

ミリィ「ありがと! いただきまーす」

パペマ「あむ」

フワル「…結構、ピリッとしますね」モグモグ

カツラギ「ビールと合うんだぜ、これが…」

 タコスを口に詰め込むと、既に3杯目のビールで流し込んだ。



安価下コンマ
01~50 パペマが甘えてきた
51~70 フレイ一行
71~90 ロゼッタ一行
91~95 両方
96~00



パペマ「ん…」ユラ

カツラギ「おっと」バッ

 不意にパペマの身体が、ぐらりと揺れた。咄嗟にカツラギが抱き止めると、彼女はそのまま彼の胸に頭を擦り付けてきた。

パペマ「ん…ん…♡」スリスリ

ミリィ「パペマ、酔っ払いすぎじゃない?」

フワル「…」

 仕方ないので膝に乗せると、彼女は甘えるように、彼の腕の中に収まった。

パペマ「ん…かちゅらぎ…♡」

ミリィ「…あ、あんたのことが、好きなのね…///」ドキドキ

フワル「男の人が、珍しいだけでは」

カツラギ「…」

 小さくて、温かい身体が彼の胸に抱かれている。無遠慮に押し付けられた膨らみは、身長の割にかなりのものだ。思わず股間を固くすると、パペマは気付いてか否か、膝で軽く押してきた。

カツラギ「っ!」

ミリィ「そ、そろそろお開きにしましょ! あたしも飲み過ぎちゃったわ」

フワル「お勘定を…」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①皆で宿屋へ

②一人で飲み直す

③一人で娼館へ

④その他要記述



 宿屋に向かう道すがら、不意にカツラギは立ち止まって言った。

カツラギ「…悪い。やっぱ飲み足りないわ。一人で飲み直してくる」

パペマ「かつらぎ…?」

フワル「そうですか。では、ごゆっくり」

ミリィ「あんまり遅くならないでね?」

フワル「ミリィさん。…」

 フワルはミリィに何か耳打ちすると、パペマを引っ張って宿屋へと歩いていった。



カツラギ「ありゃ、フワルには勘付かれたな…」

 苦笑しながら、公衆浴場の向かいに立つ、一軒の洋館にやって来た。昨日ちらりと見かけて気付いたが、ここは…

老婆「いらっしゃい。…あらイイ男。それにどっかで見たことあるわねぇ?」

 扉を開けて入ると、一人の老婆が出迎えた。彼女はカツラギの顔を見ると、手を叩いた。

老婆「…そうだ! さっき化け狸とっ捕まえたって、噂になってた色男じゃぁないか。 良いのかい? お嬢さん方は」

カツラギ「馬鹿言え、あんなガキどもに盛れるか」

 言いながらも、先程のパペマの感触を思い出し、振り払うように首を振る。

カツラギ「…今すぐ入れるのは?」

老婆「ちょいとお待ちよ。今空いてるのは…」



安価下1~3でコンマ最大
①『新人のメリーナ』

②『敬虔なアルマ』

③『サキュバスのイバ』

④『夜のウェンディ』

老婆「メリーナだね。新人だから、優しくしておくれよ」

 老婆に金を渡すと、2階の個室へ上がった。



メリーナ「メリーナで~す、よろしくね」

 出迎えたのは、ピンクのベビードールを着た、黒髪で中肉中背の女だった。取り立てて美人というわけではないが、笑顔が似合う。

メリーナ「…お客さん、イケメ~ン! お洒落したらモテるよ」

カツラギ「よく言われるぜ」

 カツラギはメリーナの肩を抱くと、ベッドに腰掛けた。



安価下1~3 プレイ内容

ねます
安価下

カツラギ「実は、ついさっきダンジョンから出てきたところなんだ」

メリーナ「へぇ、それはお疲れ様だね」

カツラギ「ああ、疲れたぜ。何しろ、相手は化け狸…次から次に変身して、あっちこっち逃げやがる」

メリーナ「へぇ」

 にこにこ笑いながら、空虚な相槌を打つメリーナ。あまり器量は良くないようだ。

カツラギ「だが、たんまり稼げたぜ。それこそ、やっとここに来れるくらいにな」

 そう言うとカツラギは、ベビードールの上からメリーナの胸を撫でた。

メリーナ「やん…」

カツラギ「新人なんだろ? 緊張しなくていいぜ」

 片手で肩を抱き、もう片方の手で優しくメリーナのおっぱいを揉む。メリーナが身じろぎする。

メリーナ「ん…」ピク

カツラギ「メリーナ、こっち」クイ

メリーナ「ん…? …んっ」

 唇を合わせながら、ベビードールの肩紐を落とすと、標準的なサイズのおっぱいがまろび出た。掌で包むように揉むと、唇の端から息が漏れた。

メリーナ「んぁ…♡」

カツラギ「可愛い声だ…」

 カツラギはズボンを下ろすと、ペニスを取り出してメリーナに握らせた。

カツラギ「優しく頼むぜ」

メリーナ「ん…んっ♡」

 ぎこちない手付きで、肉棒を扱く。カツラギは、レースのショーツの上から、彼女の股間を指でなぞった。

メリーナ「んっ♡」ピク

カツラギ「触り合いっこだ」クニ クニ

メリーナ「ん…ぁ、んっ…♡」シュッ シュ シュッ

 下着越しに秘部を愛撫しながら、時折乳首を舐める。メリーナは、夢中になってカツラギのペニスを扱いている。

メリーナ「ん、しょ…しょっ…んっ♡」

カツラギ「ん…っは。そろそろ…」

メリーナ「…///」コクン

 すっかり顔を赤くしたメリーナは、ベッドに仰向けになるとショーツを脱ぎ捨て、大きく脚を開いた。流石に恥ずかしいのか、顔を背けている。

メリーナ「…どうぞ///」

カツラギ「ああ…」

 黒い毛に覆われたメリーナの股間に、イチモツが生えていないことにひとまず安堵すると、カツラギは勃起した肉棒を押し当てた。膨れた亀頭の先に、温かく湿った粘膜が触れる。

カツラギ「じゃあ、挿れるぞ…っ!」ググッ

 つぷぷぷ…
 前戯は充分だったようで、メリーナの膣に滑らかに挿入していく。

メリーナ「ん、あ、あっ…♡」プルプル

カツラギ「…入ったぜ」

 奥まで挿入すると、そっぽを向いたメリーナの頬にキスして、囁いた。それから、ゆっくりと腰を前後に動かし始めた。

カツラギ「ん…ふっ…メリーナ…」ズブッ ズブッ

メリーナ「あんっ♡ あんっ♡ あんっ♡」

 粘膜の擦れ合う感触を味わいながら、ペニスをゆっくり出し入れしていると、不意にメリーナの膣がきゅっと締まった。

カツラギ「…イった?」

メリーナ「…気持ちよかった///」コク

カツラギ「じゃあ、俺もイくからな」

 動きを少し速め、ペニスを奥まで突き入れる。

メリーナ「あっ♡ あんっ♡ あぁっ♡」ビクンッ

カツラギ「はっ、はっ、はっ、そろそろ…」

メリーナ「イくっ♡ またイっちゃうっ…♡♡♡」

カツラギ「出るっ…!!」ビクンッ

 メリーナの両脚を抱え、膣の奥で射精した。

メリーナ「あ、あっ♡ いっぱい、出てる…♡ んむぅっ♡♡」

 射精しながらキスをすると、また膣が締まった。

カツラギ「んっ、は……気持ちよかった。…孕ませちまったら、ごめんな」

メリーナ「ううん…♡ お兄さんの子なら、産んでもいいよ…♡」



老婆「お疲れさん。またおいで」

 すっかり日も高くなった頃、娼館を後にした。



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①クエストの受注

②ギルドの商店へ

③街を散策

④その他要記述



 宿に戻ると、ミリィたちは出発の支度をしていた。

ミリィ「遅かったじゃない。た、楽しかった? …///」

フワル「」ジロッ

パペマ「遅いよぉ…」

 どうやら、ミリィはフワルから何か吹き込まれたようだ。昨日に比べて、やや距離を取ってくる。

ミリィ「こ、これから街を散策するところだけど、来る? ちょっと寝てくる?」

カツラギ「いや、大丈夫だ。行こう」

 4人で街に繰り出した。



 屋台や食堂、それに娼館と、部分的には利用してきたが、街全体を歩くのは初めてだ。鍛冶屋、道具屋、服屋の他、診療所や礼拝堂、それに骨董品などもある。
 目移りしながら歩いていると、建物の陰に人だかりが出来ているのに気付いた。

カツラギ「何事だ…?」



「行き倒れかな」「こりゃひどい」「もう助からねえな」



 人混みの隙間から、視線の先を追いかけて、カツラギはあっと叫んだ。そこにいたのは…



クララ「」



 耳と尻尾は隠してあるが、そこにいたのは紛れもない、収容所を脱走したはずのクララであった。野次馬の言う通り、ぐったりして動かない彼女は、演技でも何でも無く死にかけているようだ。既に生臭い匂いが漂い、蝿が回りを飛び回っている。

ミリィ「カツラギ…」

カツラギ「…どいた、どいた!」

 人混みを掻き分けると、クララを抱え上げた。幸い、股間の立派なブツを隠すだけの余力はあるようだ。

クララ「…やあ、奇遇だねぇ~…」

カツラギ「喋るな。傷が開く」

クララ「開かなくたって、中はもうぐちゃぐちゃだよぉ~」

カツラギ「…」

 クララを抱えたまま、宿へ引き返す。彼女の言う通り、ロゼッタの剣で付けられた傷は、表面こそ止血し縫合されているが、臓器までは修復できていない。死ぬのも時間の問題だろう。

カツラギ「何で、逃げたりしたんだ」

クララ「飼い犬じゃあるまいし、檻の中で…死にたく、な、ごぼっ」

 血を吐くクララ。カツラギたちは、宿屋まで急いだ。



安価下1~3でコンマ最大 どうする?



クララ「…あんまり見ないでおくれよぉ~…げほっ」ゴボッ

カツラギ「…クソッ、乗りかかった舟だ。ミリィ、使えそうな道具とか、治せそうな奴とか、とにかく持ってこい!」

ミリィ「分かった!」ダッ

カツラギ「フワル、魔術でも手術でも良いから、できることはあるか」

フワル「わたしの実力では、とても…今は、止血することくらいしか」

パペマ「…パペマは?」

カツラギ「あー…応援してくれ」

パペマ「わかった。…がんばれー」

 カツラギは、クララの手を握った。

カツラギ「檻の中で死にたくないだろ。人間に囲まれて、死にたくないだろ?」

クララ「…」

カツラギ「…助けてやるから、もう悪さするんじゃないぞ」

クララ「…それは」

カツラギ「お前に決定権は無い。助かったら、俺達の仕事を手伝ってもらうからな」

フワル「!?」

パペマ「!?」



 しばらくして、ミリィが戻ってきた。一緒に、ギルドで見かけたような紫ローブの女を連れてきている。

ミリィ「お待たせ! 何か、この人が治療は任せてって言ってるんだけど…」

「はい。お任せください」

 そう言うと女は、恭しく頭を下げ…妖しく微笑んだ。

カツラギ「娼婦はお呼びじゃないぞ」

「わたくしは娼婦ではありません。アスモダイ父神に仕える巫女にして、アスモダイ父神の奇跡の化身。…さあ、奇跡をご覧に入れましょう」

 女はベッドの傍らに立つと、クララの羽織るどてらを捲った。

「…この縫合を解いて」

フワル「は、はあ…」

 フワルが、恐る恐る縫合糸を切っていく。焼け爛れた傷が再び開き、臓物の腐臭が漂う。
 女はベッドの上に立ち、クララの傷口を跨ぐと、突然着ているローブの裾を大きくたくし上げた。毛を剃り落とした、滑らかな秘部を、傷口に近づける。

「…んっ♡」フルッ

 ___しゃぁぁぁ…

カツラギ「は…?」

パペマ「???」

 クララの傷口に、勢いよく放尿する女。こいつ、殺す気か。その場にいる誰もが思った。しかし

「ん…んっ♡」ショロロロ…

クララ「…ん…?」

 浴びせられる尿の中…ずたずたに割かれたはらわたが、みるみる内にくっついていく。更に、時間を巻き戻すかのように腹の中へと引っ込み、傷口さえもが綺麗に閉じていく。
 傷口が閉じたのを確認すると、女は放尿を止め、ベッドを降りた。

「…これで大丈夫です」

カツラギ「い、い、今のは…」

「アスモダイ父神の賜う奇跡…『ネクタル』。ギルドには常に巫女が常駐しておりますので、危険なクエストの際にはお気軽に連れ出してくださいね」

 もう一度頭を下げると、女は謝礼の話もせずに宿屋を出ていった。

クララ「…お~い、一体、何が起こったのかなぁ~…?」

カツラギ「…知らないほうが良いぜ」



受付嬢「確かに、これを取り逃がしたのはギルドの責任です。再度捕獲してくださり、ありがとうございました」

カツラギ「別に、追加報酬寄越せなんて言わない。…こいつをパーティに入れることはできるのか?」

受付嬢「勿論です。ダンジョン生まれのモンスターに然るべき教育を施し、冒険者としてギルドに加入していただくことはよくあります」

カツラギ「だったら」

受付嬢「ですので、『然るべき教育』、です。このまま野に放てば、また悪さをするのは目に見えていますから、収容所で治療し、専用の教育を受けていただく手筈になっておりました」

カツラギ「…」

 元々、ギルドもカツラギと同じことを考えていたということか。クララが脱走したばかりに、ややこしいことになっただけで。

フワル「ギルドにお任せすべきでしょう」

クララ「ちょっと、本人を無視して進めないで欲しいねぇ~?」

カツラギ「うるさい。お前に決定権は無いって言っただろ…」



安価下コンマ
01~70 わかったよ
71~00 やだよ

クララ「…やぁ~だよん!」

 突然、クララはその場で宙返りすると、巨大な熊に変身し、そのままギルドの入り口へと突進した。

カツラギ「うわっ、この野郎!」

 負けじとカツラギもイノシシに変身し、後を追う。
 ところがクララは、騒ぐ冒険者たちを薙ぎ倒してギルドを飛び出すと、トンボに化けてどこへともなく飛び去ってしまった。

カツラギ「あ、あの野郎…!」

 見失い、悪態をつくカツラギ。後から追い付いたパペマが、何かに気付いて言った。

パペマ「カツラギ、頭」

カツラギ「?」

 頭に手をやる。そこには、一枚の葉っぱがくっついていた。街では見かけないような大きな葉っぱには、引っ掻いたような字で『引っ越しはしない。いつでも待つ』と書かれていた。

カツラギ「…仕方ないか」

 葉っぱをポケットに仕舞うと、カツラギは溜め息を吐いた。



ミリィ「結局、狸には逃げられるし、部屋を汚して掃除代取られるし、散々じゃない…」

フワル「…」

パペマ「…フワル、あの怪我じゃ、仕方ないよ」

 慰めるように言ったパペマにフワルが慌てて手を振った。

フワル「っ、い、良いですよ別に。医者なんて、とっくに諦めてるから…」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①クエストの受注

②ギルドの商店へ

③街を散策

④その他要記述



案内役「クエストは早い者勝ちだよ! 依頼書を取ったら___」



カツラギ「あんなに稼いだのに、もう次の仕事か」ハァ

ミリィ「この2日間で分かったのは、一晩で稼いだお金は、一晩で無くなっちゃうってことね」

フワル「まだ残りは結構ありますけど…」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①『幻想鹿の角 魔術鉱石もしくは金貨で買います』

②『ハーピーの卵 有精卵なら10倍の値段で買います』

③『常設:青スライム 同じ目方の銅と交換』

④『救助要請 ドリアードに捕まった仲間』

⑤『調査依頼 ダンジョンに棲む謎の部族』

ねる

捕まった人たちはアスモダイ父神の奇跡でなんやかんやして無事です

中級クエストに良さそうなモンスター案が欲しい

【安価・コンマ】淫獣シミュレーター・2【R-18】 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1676722106/#footer)

採集、救出であればハーピー、アルラウネ、サキュバスあたり
戦闘に特化したパーティならゴブリンザムライ、ばんぞくもいけるかな



ミリィ「これにするわ」

 差し出したのは『救助要請 ドリアードに捕まった仲間』の依頼書。案内役はそれを受け取ると、判を押して一角を破いて渡した。

案内役「…女ばっかり狙うモンスターだって噂だぜ。気をつけなよ」

ミリィ「ええ、ありがとう」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①このままダンジョンへ

②ギルドで買い物・情報収集

③第1層で買い物・情報収集

④その他要記述



カツラギ「ここを良く見るのは初めてだな」

フワル「…」

カツラギ「あんたらは、ここで何か買ったことあるのか?」

 すると、フワルが露骨に渋い顔をして言った。

フワル「ええ。ですが、道具はダンジョンの方が安かったですし、装備は…武器は良いのかもしれませんが」

ミリィ「何か…こう、露出が多いのよね…///」

 防具屋を遠くから見てみると、たしかにトルソーに掛けられているのは、ビキニアーマーやレオタードといった、露出の高いものばかりだ。中には、急所をまるで隠せ無さそうな鎧や服まである。

パペマ「でも、魔力鉱石はここしか売ってない」

カツラギ「専売制なんだろうな。掘れるやつは自分で掘りに行くんだろうが」

ミリィ「…とりあえず、この辺の人たちに聞き込みだけでもしておきましょ」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①聞き込み調査だけ

②聞き込み調査+買い物(何を買うか併記。>>168参照)

③その他要記述

フワル「ひとまず、消費した分のポーションと、糸を買っておかないと」

ミリィ「相手は植物のモンスターなのよね? だったら、炎属性の道具も持っておいたほうが良さそう」

パペマ「じゃあ、この炎の魔力結晶…」

カツラギ「魔力鉱石とは違うのか?」

ミリィ「そうね。それは言ってみれば、炎魔術を結晶にしたもので、魔術の心得が無くても、投げつけるだけで炎を起こせるの。いくつか買って行きましょ」



 交流所には、多くの冒険者がたむろしている。仲間を集めたり、情報を探したり、目的は様々だ。隅の方には、例の紫ローブの女が数人立って、冒険者からの誘いを待っている。

狩人「…アルラウネに挑むのか」

 目についた男に声を掛けると、依頼書や買ったものを見て、ずばり言い当てた。

カツラギ「ドリアードに攫われた奴らの救出って書いてあったが…」

狩人「ドリアードは、比較的無害な種族だ。その中で、人を襲う変異種がアルラウネだ」

ミリィ「何か知ってるの?」

狩人「ああ…」



安価下コンマ
01~60 キャラ案に書いてある通り
61~90 ↑+奴の住処は…
91~99 ↑+奴の弱点は…
   00

 男からアルラウネについて、詳しい情報を聞いた___



【名前】アルラウネ
【種族】ドリアード(変異種)
【容姿】巨大な花と一体化している人型モンスター。足が花と繋がっており離れることは出来ない。黄緑色の肌と赤い目、緑色のウェーブがかったロングヘアー。服は着ておらず全裸を何の戸惑いも無く晒している。
【能力】花からおびただしい蔓を伸ばす・発情や麻痺といった様々な効果の花粉を撒き散らすといった多彩な攻撃方法を持つ。また彼女にキスされたものは一瞬で魅了され彼女の虜に堕ちてしまう。
【備考】木々の多いエリアに生息する。元々は森と共に生きる穏やかな種族だったが、彼女の場合は突然変異により非常に危険な存在へと成り果てている。知能が高く、少女のような泣き声で獲物を誘き寄せて補食する(性的な意味で)。なお彼女の魅了には深い依存性があり、一度逃亡に成功しても自ら再び彼女の元へと戻ってしまう女性冒険者が後を絶たない。



ミリィ「女の子の泣き声と、花粉には要注意ってところね」

フワル「マスクで防げるでしょうか」

ミリィ「いざとなったら、風の精霊に吹き飛ばしてもらいましょ」



『第1層 エントランス』

カツラギ「ここも見慣れたもんだな」

パペマ「…行こ」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①『第2層 洞窟』

②『第2層 草原』

③『第2層 砂浜』

安価スレなので安価とコンマに可能な限り従う



『第2層 草原』



ミリィ「こんな浅い所に、いるわけないわよね」

カツラギ「どのくらい潜ることになるかな…」

ミリィ「寄り道しなくても、5層くらいまで進む頃には日が暮れそうね」

フワル「いよいよ、ダンジョンで野宿ですか…」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①『第3層 森林』

②『第3層 荒野』

③ここを探索

④その他要記述

ミリィ「サバイバルの基本は、飲める水を探すことよ」

パペマ「何か始まった…」

ミリィ「流れている水を探すの。見つけたら、できるだけ上流へ辿って…」



安価下コンマ
01~60 見つからない
61~80 伏流水
81~99 池を見つけた
   00 ↑+



カツラギ「大体、こんな所で水不足で死にかける時点で冒険者失格だろ」

フワル「ここなら、エントランスに引き返せばいいだけですし…」

ミリィ「」



安価下 どうする?
①『第3層 森林』

②『第3層 荒野』

③その他要記述



『第3層 森林』



カツラギ「久々に来たな…お」

 向こう側で、幻想鹿の群れが草を食んでいる。眺めていると、彼らはこちらに気付いたのは、すっと姿を消した。

ミリィ「…アルラウネがいるとしたら、こういう場所よね」

フワル「…」

パペマ「フワル、どしたの?」

フワル「…! いえ、別に…」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①『第4層 密林』

②『第4層 高原』

③ここを探索

④その他要記述



『第4層 高原』



 開けたエリアにやって来た。

ミリィ「こっちで合ってるの? 木、減ってきてるけど」

カツラギ「だがその分、一本一本は大きくなってるな」

フワル「…あの」

 フワルが、おずおずと口を開いた。

フワル「木の多い場所に棲むのは、ドリアードの特徴…ですよね」

ミリィ「そうね?」

フワル「変異種であるアルラウネも、同じなのでしょうか?」

カツラギ「…」

 考え込むカツラギ。確かに、性質の全く異なる異端者を、ドリアードがそのままにしているだろうか?

ミリィ「でも、一応被害者の情報もあるのよね。わざわざ嘘をつくかしら?」

フワル「嘘はつかないかもしれませんが…その、何というか…」

 フワル自身にも、はっきりとした確証は無いようだ。

パペマ「…そろそろ、日没」

ミリィ「!」

 気が付くと、もう空が紅く染まってきている。これ以上進むのは危険そうだ。

ミリィ「今日のところは、ここで休みましょ」



安価下1~3 夜の出来事 なお、安価下コンマがゾロ目で…

今日はここまで



 ミリィの持ってきたテントを張っていると、聞き覚えのある声が飛んできた。

「おや、君たちは…」

ミリィ「! フレイ、それにルイン。偶然ね」

 先日、エントランスの屋台で相席した、女戦士フレイとエルフのルインだった。この辺りで捕まえたのか、フレイの手には大きな兎が握られている。

フレイ「とあるクエストで、深層に向かっている途中だった。ここを逃せば、気軽に野宿できない層が続くからな」

ミリィ「あたしたちも、クエストで来たの。目的地はまだ先だけど、日が暮れるし、今日はここで休むわ」

フレイ「では、隣にテントを張らせてもらおう。集まっていたほうが安全だからな」

フワル「願ってもないことです」

ルイン「…」

 フレイの後ろで、ルインは黙々とテントを建てている。地面に杭を打ち付けながら、彼女はちらりとフワルを見た。

フワル「…?」

ルイン「…悩み事?」

フワル「! あ、その…」

 言い淀むフワルを他所に、再びテント設営に集中するルイン。

パペマ「…石、拾ってきた」

フワル「あ…じゃあ、この辺りに丸く並べて、枯れ枝を積んで…」



 焚き火で、兎が焼かれている。火をつつきながら、ルインがふと口を開いた。

ルイン「…さっきの話」

フワル「…! あの、悩み事」

 ルインが頷く。そもそも彼女の声を聞いたことのないカツラギたちは、興味津々にルインの方を見た。

ルイン「言ってご覧」

フワル「あの…わたしたちの目指す場所は、本当に正しいのか…」

カツラギ「それは、アルラウネが木の多い場所にいるって情報が、本当に正しいのか、ってことだよな?」

フワル「」コクン

ルイン「どうして、疑う?」

フワル「だって…冒険者を、いっぱい攫って、手元に置いてるんですよね? それも、逃げ出そうと思えば逃げ出せるくらい、元気な状態で…食べ物とか、保つのかなって」

カツラギ「確かに…」

 普通のドリアードであれば、同種同士で助け合うこともできるだろうが、アルラウネは異端の変異種だ。

フワル「もし、その場から動けないまま、どんどん冒険者を捕まえてるなら…食べ物も植物も、どんどん無くなっていく…」

ルイン「ドリアードの花の蜜は、それだけで生物を生き長らえさせる。大地から栄養を汲み上げれば、いくらでも分泌できる」

フワル「だとしても、普通は大勢の人間を養ったりしないと思うんです。そんなことをしたら、大地はあっという間に枯れ果てて…」

カツラギ「…情報が古いんじゃないか、って言いたいんだな」

フワル「! そ、そう…多分、依頼が出たときには木に囲まれたところだったのかもしれないけど、もし時間が経っていれば、もう周りは森じゃなく」

ルイン「荒れ地、或いは、砂漠」

 ふと、フレイが焚き火から兎を外した。ナイフで切り分け、カツラギたちに差し出す。

フレイ「食べると良い。頭を働かせて、腹が減ったろう」

ミリィ「あ、メープルパンあげる!」

カツラギ「おう、いただくぜ」

フワル「いただきます…」



カツラギ「」モグモグ

パペマ「」モグモグ

 兎肉やパンを食べる、カツラギやフレイたち。カツラギの隣には、自然にパペマが腰掛けている。普段から彼との距離が近いパペマは、パンを咀嚼しながら、ちらちらとカツラギの方を覗き見ていた。
 不意に、カツラギが彼女の肩に手を回した。

パペマ「!?」ビクッ

カツラギ「寒いなら、くっつけばいいだろ?」

 にやにやしながら言う。フワルが睨んできた。

フワル「カツラギさん…!」

パペマ「あっ、あっ、あ…///」

フレイ「む、仲が良くて羨ましいな」

ルイン「…」フイ

 まるで気付いていないフレイと、我関せずなルイン。ミリィは顔を赤くしたまま、あたふたしているだけだった。



フレイ「夜中は私とルインと、カツラギどのが交代で番をしよう。この辺りの獣やモンスターは、火を焚いていれば近寄っては来ないだろうが」



安価下コンマ
01~20 ミリィ「か、カツラギ…?」
21~40 フワル「カツラギさん」
41~80 パペマ「カツラギ…」
81~90 ルイン「…」
91~00 フレイ「カツラギどの!!」



カツラギ「Zzz…」

「…らぎ、カツラギ」ユサユサ

カツラギ「…んっ、何だよ…」ムクリ

 狭いテントの中、どうにか身体を起こすと、パペマがじっとカツラギを見下ろしていた。

パペマ「カツラギ…」ギュ

カツラギ「どうした」

パペマ「…おしっこ」

カツラギ「誰もいないし、一人で」

 言いかけて、思い出す。



フレイ「分かっているとは思うが、単独行動は絶対に駄目だ。小用でも、必ず誰かを連れて行け。誰も空いていないなら、その場でしろ」



カツラギ「…分かったよ」

 カツラギは、パペマを連れてテントを出た。

フレイ「…む、小用か?」

カツラギ「ああ、こいつがな」

パペマ「…///」



 テントから少し離れた、広葉樹の陰に来た。

カツラギ「ほら、さっさと済ましちまえ」

パペマ「…///」モジモジ

 ところが、パペマはローブの前を握って、もじもじしたまま動かない。

カツラギ「どうした」

パペマ「あ、あのね…パペマ、おしっこするから…カツラギも、おしっこ、見せて…///」

カツラギ「…は?」

 パペマは、意を決したようにローブの中に手を入れ、パンツを下ろした。片足を抜いて脚を広げ、ローブの裾をたくし上げる。つるつるのすじを見せつけながら、言った。

パペマ「み、見せたから…カツラギも、ち、ちんちん…見せて///」プルプル



安価下1~3でコンマ最大 どうする?

カツラギ「…」ズルッ ボロンッ

パペマ「!!」ビクッ

 ズボンを下ろし、勃起したイチモツを見せつける。パペマはお股を露出したまま、食い入るように見つめる。

カツラギ「…お前、この前飲んだ時、やたらくっついてきたよな」

パペマ「…///」

カツラギ「ミリィの奴、お前が俺のことを好きだって言ってたが…実際、どうなんだ?」

パペマ「!? あ、あ、そ、それは…///」

 両手でローブをたくし上げたまま、白い太腿をすりすりと擦り合わせる。

カツラギ「…どうした? 見てるだけで良いのか?」

パペマ「!!」

 その言葉に、パペマの肩が跳ねた。おずおずと、尋ねる。

パペマ「…さわって、いい?」

カツラギ「お前が、俺をどう思ってるか…認めるならな」

パペマ「…///」

 パペマは、ローブから手を離すと…カツラギの前にしゃがみ込み、恐る恐る膨れ上がった肉棒に手を伸ばした。



安価下1~3 プレイ内容

ねます

パペマ「あ…あ…」

 パペマは、恐る恐る肉棒を触ると、そっと握った。

パペマ「えっと…えっと…」

 たどたどしく撫でたり、突いたり、前後に擦ったり…やがて、ごくりと唾を呑むと、そっと顔を近づけた。

パペマ「っ…んっ♡」

カツラギ「…」

 てらてら光る亀頭に、そっとキスをする。舌先でちろりと舐め、また唇を付け…一気に咥えた。

パペマ「ん…んむっ♡ んちゅ…んっ♡」

カツラギ「噛むなよ…」

 夢中でペニスをしゃぶりながら、いつの間にかパペマはローブの中に手を入れ、自身の秘部を弄っていた。

パペマ「んんっ♡ んぁっ♡ はぁ…んちゅっ、んっ♡」

カツラギ「…吸ってみてくれよ」

パペマ「んっ…んーっ…♡♡」

 カツラギはパペマの頭に手を置いた。

カツラギ「そろそろ、出すからな…びっくりするなよ、っ!」

パペマ「ん…んっ!? んーっ…」

 パペマの口の中に射精した。突然流れ込んできた生臭い液体に、パペマは目を白黒させたが、すぐに何が起きたのか察すると、何と飲み始めた。

パペマ「んっ♡ んくっ♡ んくっ♡ …」

 カツラギの精液を飲み込みながら、とろとろにふやけた膣を掻き回し、とうとうパペマも絶頂した。

パペマ「んんん~~~っ♡♡♡ …んぁ、あ、あっ…♡」プルッ

 パペマの身体から力が抜け…ローブの裾から、熱い液体が勢い良く溢れ出した。

パペマ「はぁーっ…♡ んっ♡ はぁ…っ♡♡♡」

カツラギ「…じゃあ、俺も」

 足元に広がるパペマの水溜り目掛けて、カツラギも射精したばかりのペニスから放尿した。それを間近に見ながら、パペマはうっとりした表情で、溜めに溜めたおしっこを漏らし続けた。



ミリィ「何か、臭わない?」

フワル「…」ジロッ

パペマ「…///」



 翌朝。テントを畳むと、フレイは言った。

フレイ「我々はこのまま渓谷の方へ向かう。君たちも気を付けてくれ」

ミリィ「ありがとう。また会ったら、よろしくね!」

フレイ「ああ!」

ルイン「…」

 フレイ一行と別れ、先へ進みだした。



安価下1~3でコンマ最大
①『第5層 岩山』

②『第5層 平原』

③『第5層 洞穴』

④ここを探索

⑤その他要記述



『第5層 岩山』



フレイ「君たちも来るのか? この辺りに、アルラウネはいないと思うが…」

ミリィ「でも、単純に木のある所を探せば良いわけでもなさそうだし…」

 高原の先、険しい岩山に差し掛かる。遥か向こうでは、翼の生えたモンスターが飛び回っている。獣の鳴き声も聞こえてきた。



安価下1~3でコンマ最大
①『第6層 断崖』

②『第5層 平原』

③『第5層 洞穴』

④ここを探索

⑤その他要記述

カツラギ「そう言えば、渓谷の方に行くって言ってたな」

フレイ「うむ。遺品探しの依頼があった。ここよりずっと先の層で、足を滑らせて死んだ冒険者がいるのだが、復活に必要な遺品が何も無いので探してきて欲しいと」

ミリィ「逆に、遺品さえあれば生き返れるの…?」



安価下コンマ
01~10 熊だ!
11~30 ハーピーだ!
31~60 鹿でした
61~80 旅するセントール
81~99 何でお前が!?
   00 幸運



カツラギ「やっぱり、こっちはハズレじゃないのか?」

ミリィ「うーん…」

パペマ「疲れた…」

 周りは岩ばかりで、ドリアードはおろか木の生えるスペースさえ見当たらない。

フレイ「この先は、層の割に危険な地帯が続く。目指すものが無いなら、ここで引き返すべきだろう」

フワル「…引き返した方がいいと思います」

 ミリィも、諦めたように首を振った。

ミリィ「そうね。一旦、高原に引き返して…」

 その時



???「ねーねー、おねーさんたち!」



カツラギ「?」

パペマ「? パペマ、何も言ってない」

 突然、頭上から降ってきた声に、顔を上げる。何とそこには、背中から輝く翅を生やした、小さな金髪の少女が、ふわふわと浮かんでいた。

パペマ「精霊…妖精…?」

ミリィ「かなり高位の魔力を感じるわ…!」

 身構える一行に対して、妖精と思しき少女はにこにこ笑いながら周りを旋回する。身に付けているのは薄くひらひらのチューブトップワンピースのみで、くるくる回る度に裾が捲れてつるつるのすじがちらりと見える。ぺったんこの胸の先端も、よく透けて見える。

ミリィ「…あなたは、誰?」

フォーチュン「フォーチュン! ねーねー、お菓子ちょーだい?」

 フォーチュンと名乗る少女の要求に、ミリィはすぐさま鞄を開けると、中からメープルパンを取り出した。

ミリィ「これでいい?」

フォーチュン「やったー!」

 パンの塊を取り上げると、ものすごい勢いでがっつく。握り拳くらいあったパンが、あっという間に無くなり、フォーチュンは満足げにお腹を叩いた。

フォーチュン「…ごちそーさま! ありがとー!」

 次の瞬間、フォーチュンの姿は跡形もなく消えていた。

カツラギ「…! おい、あいつ保存食全部食いやがったぞ!」

ミリィ「仕方ないじゃない! あの手の妖精は、言う通りにしないととんでもない災いを引き起こすのよ」

ルイン「…フォーチュン、久々に見た」

 ルインが口を開いた。

フワル「知っているのですか?」

ルイン「運命を操る、高位の妖精。機嫌を損ねると、色々あって、死ぬ」

カツラギ「」ゾクッ

ミリィ「ほ、ほら言った通りでしょ…?」

ルイン「その代わり、喜ばせたら良いことが起こる。クエストも、上手くいくでしょう」



安価下1~3でコンマ最大
①『第6層 断崖』

②『第5層 平原』(正解)

③『第5層 洞穴』

④その他要記述



『第5層 平原』



カツラギ「下草が減って、木ばっかりになってきたな」

フワル「地表の栄養が減ってくると、このような植生になるそうです。つまり」

ミリィ「こっちが正解、ってことね!」

 まばらに生えた木には、猿やイタチといった動物の他、何らかのモンスターらしき陰も見え隠れする。



安価下1~3でコンマ最大
①『第6層 荒野』(正解)

②『第6層 大河』

③ここを探索

④その他要記述

ある程度まで進んだら、次来る時は飛ばせるようにしたいと考えている



『第6層 荒野』



 ___ぐすっ…ひっ…ひぐっ…



ミリィ「! 泣き声…」

カツラギ「ギルドで言ってた、アルラウネの罠か」

フワル「だとしたら、次に来るのは…」

パペマ「…ふぁ、はっくしょん!」

 いつの間にか、辺りの空気が濁り、何かの粉が飛んできていた。



安価下1~3でコンマ最大 どうする?

ミリィ「まずは、布で口元を覆って、花粉を吸わないように…」

 襟や手拭いで口を覆い、辺りを探すことにした。幸い、飛散する花粉は多くないようで、数度風が吹いただけで殆ど感じないほどに減った。



フワル「…!」

 木も草も枯れ果て、砂と石ばかりになった大地の真ん中に、それはいた。



アルラウネ「…」

「ご主人様~」「ご主人さまぁ~」「ぐすっ、ご主人…様…」



 真っ直ぐに立つ、真っ白な少女の裸体。しかし、その肌は乾き、目は固く閉じて開かない。周囲に倒れた触手らしきものの先端から、時折花粉が僅かに吐き出される。多くの女たちが彼女に縋り付いて、泣き声を上げていた。

カツラギ「さっき聞こえたのは、こいつの泣き声じゃなかったのか…」

フワル「大地の栄養を吸い尽くして、もう枯れてしまっているようです」

ミリィ「…かわいそうだけど、この人達を連れ帰らないとね」

パペマ「…」コネコネ

 パペマが、辺りの土を集めて人形を作り始めた。かなり乾いていて、苦戦したものの、数時間後には巨大な土人形が出来上がった。

パペマ「じゃ、よろしく」

 核を埋め込むと、巨大なゴーレムは動き出し、枯れたアルラウネにしがみつく女達を拾い上げては背中に乗せていった。10人近い女を全員集めると、ゴーレムはパペマの後ろに付いて歩き出した。



受付嬢「…はい、確認しました。お疲れさまでした」

 カツラギが持ってきた紙片とギルドに保管されている依頼書を合わせると、受付嬢は頷いた。

受付嬢「救出した方々は、礼拝堂で解呪の儀を施します。皆さんには、報酬として…」



安価下コンマ1桁×2 報酬の金貨

受付嬢「こちらを」ドサッ

カツラギ「!?」

受付嬢「被害者の親御さんの一人が、とある有力者の方でして…」

 受付嬢の説明も聞かず、カツラギはさっさと金貨の束を財布に収めた。



 街は丁度夕暮れ時。屋台も食堂も賑わう時間だ。公衆浴場も開いている。たっぷり膨らんだ財布を抱えて、一同は街へ繰り出した。



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①食事(食堂 or 屋台 or 宿を併記)

②街で買い物

③公衆浴場へ

④その他要記述



 商店が並ぶ通りにやって来た。鍛冶屋、食料品、服屋…様々な店が並んでいる。

ミリィ「そう言えば、カツラギは服は着替えないの?」

カツラギ「どうでもいいだろ」

フワル「ですが、今の格好は不潔です」

カツラギ「…」

 冒険者の宿命として、洗いたての服を着るわけにはいかないのだが、それを差し引いてもカツラギの服は汚い。まるでゴミ捨て場で拾い集めたかのように、汚れて、擦り切れて、組み合わせもちぐはぐであった。

カツラギ「…それよりも、保存食を全部食われちまっただろ。補充しなくて良いのか?」

ミリィ「じゃあ要るものは全部買いましょ。今なら買えるわよ」

パペマ「魔力鉱石…」

フワル「魔力鉱石は、ギルドでしか買えませんよ」



安価下1~3 買うもの



ミリィ「汚れが目立たないのが良いわね…」

フワル「結構、手が汚れる戦い方をしますから…」

パペマ「…これ、かっこいい」

 服屋に入るなり、女子3人に着せかえ人形にされるカツラギ。

カツラギ「面倒くさい…」

 1時間ちょっとかけて、ようやく服を買い終えた。内容は、黒い袖なしのインナーに革のジャケット、下は頑丈な帆布のズボンだ。替えもいくつか買った。

ミリィ「じゃ、次は食べ物ね」

 食料品店に移動すると、おなじみメープルパンや干し肉、密閉ボトルに入った水などを買った。

ミリィ「…またフォーチュンに会った時のために…」

 保存の効く糖蜜漬けを選んでいると、フワルが真っ黒な小瓶を持ってきた。

カツラギ「蒸留酒?」

フワル「消毒用です。飲むわけではありません」

 いろいろ買い揃えて、店を出た。
 食事にでも行こうかと歩いていると、鍛冶屋が目に入った。

ミリィ「…短剣くらい持っておいたら?」

カツラギ「それもそうか」

 獣身術は便利だが、人間に戻れなくなるリスクが常に付き纏う。ミリィたちも、できるだけ人間の姿で何でも済ませたほうが良いことに気付いてきたようだ。
 カツラギは鍛冶屋に入ると、ありふれた短剣を1本買い、腰に差した。



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①食事(食堂 or 屋台 or 宿を併記)

②公衆浴場へ

③その他要記述



番頭「らっしゃい。入浴料は一人銅貨3枚だよ。銅貨5枚で垢擦りも付けるよ」

 料金を払い、男女に別れて脱衣所に向かった。



カツラギ「ふー…」

 時間が時間だけに、サウナの中には他にも男が何人かいる。中には、何かの飲料を手にしている者もいた。

カツラギ「何だそれ、ここで売ってるのか?」

「塩ジュースっていうここの名物だ。入り口の横で売ってるよ。サウナで飲むと美味いんだ」

カツラギ「へえ…」

 次来た時は買ってみるか。そんなことを考えながら、サウナを出て垢擦りのベッドに向かった。

湯女「あら、また来たのねぇ」

カツラギ「ああ。連れが綺麗にしろとうるさいんでな」

湯女「知ってるわよぉ。可愛いお嬢ちゃんたち、3人も! 誰かと寝たぁ?」

カツラギ「誰とも寝てない」

 約1名、近い関係にはなったが…寝てはいない、まだ。

湯女「あらぁ、そう…?」

 湯女は意外そうな顔をしながら、カツラギの背中を擦り始めた。



安価下コンマ
01~30 油を塗りましょうねぇ
31~60 もうちょっと短くしなぁい?
61~90 髭も剃ったほうが良いわよぉ
91~00 …誰とも寝てないのよねぇ?

湯女「今日は切らなくても良さそうねぇ。油だね塗ってあげましょ」

 洗った頭に香油を擦り込むと、垢擦りが終わった。湯船で身体を温めて、浴場を出た。



カツラギ「うわ、もう食堂閉まるのかよ」

フワル「買い物とお風呂で、だいぶ遅くなってしまいましたね」

ミリィ「仕方ないから、屋台にでも行きましょ」



安価下1~3 屋台で何を食べる? それっぽいのを挙げて

屋台ならそれもアリだな



カツラギ「蕎麦でも食うか」

ミリィ「ソバ?」

カツラギ「俺の故郷の料理だ。ここでも売ってたから、気になってたんだ」

 立ち寄った屋台には、椅子が無い。暖簾をくぐって高いカウンターの前に立つと、ハチマキをした大将が釜から顔を上げた。

大将「らっしゃい」

カツラギ「かけ蕎麦、4人前」

大将「あいよ」

パペマ「とどかない…」ピョンピョン

カツラギ「踏み台を持ってこないとな」

ミリィ「探してくるわ。パペマは、食べたいものでも探してきたら」

パペマ「ん」コクン

フワル「では、わたしはここで待ってます」

 カツラギとミリィが踏み台を探しに行き、パペマはおかずを探しに屋台の中へと歩いて行った。



大将「へいお待ち」ゴト

カツラギ「これ、これ…」

ミリィ「パスタみたいだけど、汁が多いのね…」

 そこへ、パペマが戻ってきた。

パペマ「買ってきた」

フワル「何を買ってきたんです? …焼き肉、カツレツ、煮豚…お肉ばかり…」

ミリィ「わ、おっきいソーセージ!」

大将「持ち込んでもいいけど、蕎麦を残すんじゃないよ」

パペマ「ん…んむ、ちゅ…♡」

カツラギ「…下品な食い方をするな」バシ



安価下コンマ
01~20 …見なかったことにしよう
21~50 パペマ「この後…」
51~70 ミリィ「こうして見ると…」
71~90 ロゼッタ一行
91~00 な、何だこの肉…!?



大将「らっしゃい」

 隣に別の客が入ってきた。男女二人組の冒険者のようだ。女の方が注文した。

???「かけ蕎麦、2人前ください」

大将「あいよ」

カツラギ「…?」

 何か、聞き覚えのある声に、ちらりと女の顔を見る。



メリーナ「…」



カツラギ「っ!? …げほっ、ごほっ」

ミリィ「ちょっと、大丈夫?」

カツラギ「はーっ…いや、大丈夫…」



「もっと良いもん食いてえなあ」

メリーナ「もっと頑張ろ? あたしも頑張るから…」

 あまりクエストの首尾は良くなさそうだ。黙々と蕎麦を茹でる大将を尻目に愚痴をこぼす男と、なだめるメリーナ。カツラギは知らないふりを決め込むことにした。



フワル「ごちそうさまでした」

カツラギ「やっぱ、知らない場所で知ってる飯に出会うと安心するな。また来るぜ」

大将「ご贔屓に」

 屋台を後にして、宿に向かった。



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①おやすみなさい

②パペマとデート

③一人で娼館へ

④その他要記述

サイコロは振る



ミリィ「じゃ、おやすみなさい」

フワル「お疲れ様でした」

 ベッドに入るミリィとフワル。カツラギも寝ようとしたが、ふと思い立ってパペマに声を掛けた。

カツラギ「パペマ」

パペマ「! …何?」

カツラギ「ちょっと、歩かないか」

パペマ「…」

 パペマは、しばらくぽかんとした顔でカツラギを見つめていた。が、彼の言っている意味に気付くと、顔を真赤にして頷いた。

パペマ「…うん///」



 夜になると、店はもちろん屋台徐々に営業を終えていく。人通りもまばらで、ダンジョンから帰ってきた者や宿のアテの無い者などが目についた。



安価下1~3でコンマ最大 出来事、行動



カツラギ「何か、どこも閉まってて面白くないな」

パペマ「…」

 パペマは歩きながら、おずおずとカツラギの上着の袖を掴んだ。

パペマ「…」クイクイ

カツラギ「…そうだな。お前も、最初から『その気』だもんな」

パペマ「…///」



 ギルドの運営する、倉庫の裏に来た。人通りのある場所からは外れていて、夜中に使われることもない、暗くて静かな場所だ。最も、それ故に、同じ目的を持つ者たちが他にも潜んでいるかもしれないが、それはご愛嬌。
 小さなパペマの身体を抱き上げると、唇を合わせた。

カツラギ「ん…」

パペマ「んっ♡ …はぁ」

 軽く触れただけで、パペマの目が蕩ける。夢中で唇を求め、3回目で舌を伸ばしてきた。

パペマ「んっ♡ んむ…れろっ♡ んちゅぅっ♡♡」

 パペマを下ろし、耳元で囁く。

カツラギ「今日は、俺が舐めるからな」

パペマ「…///」コクン

 パペマは頷くと、パンツを下ろし、ローブの裾を掴んでたくし上げた。カツラギはそこにしゃがみ込むと、白く細い太腿を両手で掴み、その間に顔を突っ込んだ。

パペマ「あ、あっ…///」

 ぷに、と柔らかいものに鼻が埋まり、しっとりと湿ったものに鼻先が触れた。そこに向かって舌を伸ばすと、パペマがぎゅっと彼の頭を掴んだ。

パペマ「やっ/// …ふぁぁっ♡」ビクンッ

 風呂に入ったばかりのパペマの身体は、ぽかぽかと温かく、香油の甘い匂いが漂っている。滑らかで柔らかい陰唇を親指で広げ、小さな膣穴に舌を這わせると、とろりと蜜が滲んできた。

カツラギ「ぇろ…んむっ、ちゅ…れろぉ…」

パペマ「ふぁあぁ…♡♡ んっ♡ ひゃ…♡♡」ピクッピクッ

 パペマの膣が熱くなり、顎まで垂れるほどに濡れてくると、カツラギは口を離した。買ったばかりのズボンを下ろし、ぱんぱんに膨れた肉棒を露わにする。

パペマ「! …♡」ゾクゾクッ

カツラギ「ほら、ここに寝ろ」ポフポフ

 短い草の生えている場所にパペマを寝かせると、脚を掴んで広げた。幼いすじがくぱっと開き、しっかり舐めてほぐしたとろとろのおまんこが、恥ずかしげに顔を出す。

パペマ「…あ、あのね、カツラギ…///」

カツラギ「どうした? やっぱり怖いか?」

パペマ「ううん」フルフル

 パペマは首を横に振ると、か細い声で言った。

パペマ「さ、さっきね、垢擦りの人に…『一緒に来た男の人は、親?』って、聞かれて」

カツラギ「何て答えたんだ?」

パペマ「…こ、恋人…って///」モジモジ

カツラギ「…」

 カツラギは、膨れた亀頭を膣口に押し当てた。

カツラギ「…キツかったら、我慢せずに言うんだぞ」

パペマ「大丈夫…きつくない…んっ!」

カツラギ「っ!」

 ゆっくりと、腰を前へ進める。どれだけほぐしても、パペマの膣は小さい。亀頭がすじの間に埋まる時、みち、と裂ける感触がした。

パペマ「っ、うぅぅ…」ギュッ

 カツラギの腕を掴み、痛みに耐えるパペマ。腰を止めて、歯を食いしばる彼女の顔を見ていると、彼女が言った。

パペマ「い、いいよ…っ、だ、だいじょぶ…っ!」

カツラギ「…ああ」

 挿入を続ける。噛み付くように締め付けてくるパペマの膣内に、大人ペニスをゆっくりとねじ入れていく。

パペマ「はぁっ…か、カツラギ…」プルプル

カツラギ「ああ、パペマ」

パペマ「カツラギ…すき♡」

 涙を流しながら、パペマが呟く。カツラギは、震える彼女の唇にキスをした。

カツラギ「ああ、俺もだぞ。パペマ」

パペマ「!! …ぁ♡」

 硬い膣から一瞬力が抜け、ペニスが奥まで入った。そのままカツラギは、擦り付けるように小さく腰を動かした。

パペマ「あっ♡ あっ♡ …かつらぎっ♡ かちゅらぎっ♡ しゅきっ♡♡」

カツラギ「ああっ、パペマっ…これからも、いっぱい、しようなっ」

パペマ「うんっ♡ しゅるっ♡♡ えっち、いっぱいするっ♡♡」

カツラギ「出すぞ、パペマっ」

パペマ「んんっ♡♡♡」

 パペマが、両脚をカツラギの腰に巻き付ける。ねだるように突き出す唇に吸い付きながら、カツラギは彼女の膣内に射精した。

パペマ「ん……っっっ♡♡♡」ビクッ ビクンッ

カツラギ「ん…っ、ふぅ…うっ…」ビクンッ ビュルルルーッ ビューッ

 唇を離すと、カツラギは囁いた。

カツラギ「これからも、クエストやって…夜は、セックスしような」

パペマ「うん、する…♡」



パペマ「…♡」ギュ

カツラギ「…おはよ」

ミリィ「お、おはよ…///」ドキドキ

フワル「やっぱり、あなたたち…」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①クエストの受注

②ギルドの商店へ

③街を散策

④その他要記述



案内役「クエストは早い者勝ちだよ! 依頼書を取ったら___」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①『幻想鹿の角 魔術鉱石もしくは金貨で買います』

②『ハーピーの卵 有精卵なら10倍の値段で買います』

③『セイレーンの涙 一個につき金貨3枚』

④『常設:青スライム 同じ目方の銅と交換』

⑤『調査依頼 ダンジョンに棲む謎の部族』



カツラギ「よろしく」

 差し出したのは『調査依頼 ダンジョンに棲む謎の部族』の依頼書。案内役はそれを受け取ると、判を押して一角を破いて渡した。

案内役「このクエストは、依頼主が同行する」

ミリィ「えっ、そういうのもあるの?」

案内役「調査依頼は、大体がそうだな。調べると言っても、そもそも何を知りたいのかは、本人にしか分からないからな」

カツラギ「実質護衛クエストってところか」

案内役「ま、そうだな。ギルドの2階に呼んでおくから、しばらくしたら会いに行ってくれ」

フワル「すぐには出発できなさそうですね。ここで時間を潰しましょうか」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①ギルドで買い物

②他の冒険者と情報交換

③巫女に声を掛ける

④その他要記述

ミリィ「こっちでも下調べはしておきましょ」

フワル「そうですね。2階で待ちながら、他の皆さんからお話を聞いてみましょう」



安価下コンマ
01~30 凶暴な女たちらしい
31~50 凶暴な女たちだった
51~80 近接武器しか持ってなかった
81~95 そのくせ、やたら硬かった
96~00 出会ったのは…



新米戦士「ああ、あいつらね…」トオイメ

カツラギ「知ってるのか」

新米戦士「腕試しにと思って、探してみたんだ。見つけたまでは良かったんだけど…」

 若い戦士は、身震いした。

新米戦士「…見るからに凶暴な、女ばっかりの部族だったよ」

ミリィ「へえ…強かった?」

新米戦士「強かったよ。まあ、斧とか棍棒みたいな、近接武器しか持ってなかったのが幸いだけど…あいつら、こっちが一人でも束になって襲ってくるんだ」

カツラギ「俺たちは戦いが専門じゃないから、迂闊に近寄らずに距離を取ったほうが良さそうだな」



 数時間後。カツラギたちのもとへやって来たのは、緑色の探検服を着てベレー帽を被った、やたら顔の濃い壮年の男であった。

ヒロシ「自分は探検家のヒロシ。君たちが、今回の隊員か」

ミリィ「えっと、そうです」

ヒロシ「よろしく頼むぞ。ではまず、こいつを付けてくれ」

 差し出されたのは、スカーフ。よく見ると、ヒロシも同じスカーフを首に巻いている。
 彼に倣って首に巻きつけると、満足げに頷いた。

ヒロシ「うむ。では、これから諸君も『ヒロシ探検隊』の一員だ!!」





『ヒロシ探検隊 ~新説! 人類の起源はダンジョンにあった!? 大自然に暮らす謎の美女裸族に迫る!!』







安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①『第2層 草原』

②『第5層 岩山』

③『第5層 平原』

④『第6層 荒野』

⑤その他、行ったことのある層を併記



『第2層 草原』



ヒロシ「謎の部族を探し求め、探検隊はダンジョン第2層の草原へと足を踏み入れた…」カリカリカリ

ミリィ「何書いてるの?」

ヒロシ「…ああ、探検の詳細を記録しているんだ。これを編集し、本にして売っている」

カツラギ「へえ…」

 ヒロシは、背負っている鞄の中から1冊の本を取り出すと、カツラギに差し出した。

カツラギ「…『極寒! 雪山に棲むイエティを追え!!』」

ヒロシ「世界中には、謎に包まれた生物や、失われた文明が数多く存在する。それを解き明かすのが、自分の使命なのだよ」

カツラギ「へー…」

 誇らしげに話すこの男を、カツラギは胡散臭そうに見た。



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①『第3層 森林』

②『第3層 荒野』

③ここを探索

④その他要記述

ミリィ「こんな浅い所にいるのかしら?」

ヒロシ「む、これは…」

パペマ「何か見つけた…?」



安価下コンマ
01~60 足跡
61~90 足跡が続いている
91~99 旅するセントール
   00 こ、これは…!

ヒロシ「足跡だ…例の部族のものに違いない!」

カツラギ「その辺の冒険者のだろ」

 いい加減、うんざりしながらカツラギが言う。しかし、パペマは首を振った。

パペマ「ううん…これ、裸足」

ミリィ「まともな人間なら、ダンジョンを裸足で歩いたりしないわ。怪我したら、簡単に命に関わるもの」

カツラギ「…じゃあ、その凶暴な女部族の足跡だってのかよ」

ヒロシ「向こうまで続いている…辿っていこう」



『第3層 荒野』



ヒロシ「足跡を辿り、荒野まで進んだ探検隊。焼き付くような日差しに、頭上からは怪鳥の鳴き声が聞こえてくる…」

カツラギ「あんまりちょろちょろするなよ! 戦えないから俺たちを雇ったんだろ?」



安価下コンマ
01~10 怪鳥が襲ってきた!
11~60 まだ足跡が続いている
61~90 足跡が増えていないか?
91~00 成人の儀

ヒロシ「足跡は、更にダンジョンの奥へと続いていく…」カリカリカリ

カツラギ「こけるなよ…?」

 ぎらぎらと陽光の照りつける荒野には、確かに裸足の足跡が続いている。例の部族のものであるとしたら、何故こんな浅層まで来たのだろうか? それも、足跡の数からして一人で…



『第4層 湿地』



ヒロシ「乾いた地面は、いつの間にか水を吸った沼地となり、探検隊の足元を阻む…」

ミリィ「でも、水があるわ。人が住むには、ましな環境じゃないかしら」

フワル「ですが、地面が柔らかすぎて足跡が…」

 カエルや他の動物が通るのか、濡れた土には無数の足跡が残っており、肝心の人間の足跡が分からなくなってしまった。

カツラギ「せめて、その部族とやらが遠くないことを祈るのみ…クソッ、うっとおしいなこの地面!」

 日も傾いてきた。次の層で野営したほうが良さそうだ。



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①『第5層 沼地』

②『第5層 川』

③『第5層 粘土原』

④ここを探索

⑤その他要記述



『第5層 沼地』



ミリィ「まずいわ。ここで日が暮れるなんて」

 歩いた先では更に水が増え、沼になっていた。

カツラギ「ここじゃ、焚き火もできないぞ」

ヒロシ「探検隊は、過酷な環境での野営を余儀なくされる…!」カリカリカリ

カツラギ「おい! 自分のテントくらい持ってるんだろうな?」

ヒロシ「それは勿論だ。できるだけ地面が盛り上がっている場所を探し、テントを立てるとしよう」



安価下1~3 夜の出来事 なお、安価下コンマがゾロ目で…

進めよ



 少しだけ土の盛り上がった場所にテントを建てると、焚き火も焚かずに円になって座った。真ん中に、ミリィの召喚した光の精霊が浮かんでいる。

ミリィ「…実際、その部族はどういうところに住んでるのかしら?」

ヒロシ「恐らくは、ここからそう遠くない場所だろう」

カツラギ「何で分かるんだよ?」

ヒロシ「この前後には、水や食料になるものが手に入りやすい層が続くのだ。部族と言うからには、ある程度纏まった人数が暮らしているのだろうが、それを養うのにはこの近くが向いていると思われる」

 フワルが考え込む。

フワル「確かにこの辺りの土地は、水も湧いていますし小動物なども見かけます。ですが、湿地や沼地では人が住むのに十分な土地の確保が難しいはず…乾いた地帯があるのでしょうか」

ヒロシ「湿地に戻り、こことは反対方向に行けば…」

パペマ「…!」

 不意にパペマが、遠くを見つめて声を上げた。

パペマ「あれ…」

カツラギ「? …!」

 パペマの視線の先には、ゆらゆら動く小さな明かりが見えた。松明だろうか。向こうにもこちらの明かりが見えていることに気付くと、ミリィは慌てて光を消した。

ヒロシ「沼の向こうに揺らめく怪しい影…あれはやはり、謎の部族の」

カツラギ「うるさい、静かにしてろ!」



安価下コンマ
01~70 帰って行った
71~90 沼に何かを投げ入れた
91~99 近付いてきた
   00 増えてきてないか…?

ねます

 カツラギが嗜めるも虚しく、光は徐々にこちらに近付いてきていた。

カツラギ「非戦闘員は下がってろ…パペマはゴーレムを準備しとけ」

パペマ「うん」コネコネ

 松明の明かりが近付いてくる。やがて目に映ったのは、一人の少女の姿であった。髪は黒く、肌は日焼けし…細身で筋肉質な身体には、一切の衣類を纏っていない、全裸であった。

ヒロシ「と、突如探検隊の前に現れたのは…」

カツラギ「黙らないと、お前エサにして逃げるからな…」

「…」



 少女は、松明をかざし、こちらの姿を確認すると…



安価下コンマ
01    ミリィ
02~10 パペマ
11~20 フワル
21~35 ヒロシ
36~70 撃退
71~90 何か言おうとしてる
91~00 カツラギ

「…ぐああー!」

カツラギ「!?」

 突然、泥を蹴って襲いかかってきた! 彼女は目にも留まらぬ速さで、カツラギの隣を駆け抜けると

ヒロシ「…! しまっ」

「らっ、あっ!」

 後ろにいたヒロシに飛びついた、細い腕を彼の首に回し、ぐるりと彼の回りを一回転すると

ヒロシ「ぐえっ」ゴキッ

ミリィ「ひ…」

カツラギ「ヒロシー!!??」

 首を捻じ折られたヒロシが、痙攣しながら崩れ落ちる。少女は彼からベレー帽を奪い取ると、自分の頭に乗せ、歓喜の声を上げた。

「いよおー!!」

カツラギ「て、てめえ!」

 熊に変身し、少女に襲いかかる。しかし少女は応戦せず、猛スピードで来た道を走り去ってしまった。
 再び、沼地の真ん中に取り残された一行。フワルが、倒れるヒロシの傍らに膝を突いた。不自然に曲がった首に触り、一言。

フワル「これは…お亡くなりです…」

カツラギ「ど、どうするんだ…依頼主が、死んじまったぞ…」

ミリィ「…そうだ! この前買った…」

 ミリィが、鞄の中から輝く石を取り出す。いつかエントランスで買った、『奇跡の結石』だ。

カツラギ「だが…生き返らせて、また先に進むのか? 素手でも男一人を簡単に捻り殺せる相手が、いっぱいいるんだろ…?」

フワル「しかも、問答無用で襲ってきましたね…」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①ヒロシを生き返らせて先に進む

②ヒロシを生き返らせて引き返す

③ヒロシの遺体を持って引き返す

④その他要記述



 ヒロシの身体に乗せると、石から光が流れ出し、やがてぼろぼろと崩れ落ちた。
 代わりに、不自然に曲がったヒロシの首が戻っていき…やがて、目を開けた。

ヒロシ「! …じ、自分は…」

カツラギ「ま、マジで生き返ったぞ…」

フワル「大丈夫ですか? その…一度、死んでしまいましたけど」

ヒロシ「ああ、大丈夫だ」

 ヒロシは起き上がると、首に手をやった。

ヒロシ「…こうして死んで生き返ったことも、一度や二度ではない。探検に、危険は付き物だからな」

カツラギ「おい…まさか、このまま進むなんて言わないよな?」

ヒロシ「勿論、探検は続行だ!」

ミリィ「あ、危ないわよ! あんな凶暴なのが、いっぱいいるんでしょ?」

ヒロシ「だが…」

 ヒロシは、腕を組んで考え込んだ。

ヒロシ「彼女が襲ってきたのには、理由があるはずだ」

カツラギ「ンなもん、人殺しが趣味なだけだろ」

ヒロシ「ならば、か弱そうなそちらのお嬢さん方を狙えば簡単だったはず。この中で、一番背の高い自分を襲い…」

 ここで、ベレー帽が無いことに気付く。

ヒロシ「…帽子…着衣の一部を奪って、去っていったのか」

カツラギ「…」

フワル「…進むにしても戻るにしても、今は休みましょう」

パペマ「まだ、真っ暗」

ヒロシ「その通りだ。一眠りすることにしよう…」

 さっきまで永眠していた男は、大真面目な顔でそう言って自分のテントに引っ込んで行った。



 翌朝。ヒロシは沼地の向こうを見つめ、言った。

ヒロシ「足跡が残っている。昨日の少女のものだろう」

ミリィ「じゃあ、辿っていけば目的地には着けそうね」

フワル「危なそうだったら、すぐに引き返しましょうね…?」



『第5層 粘土原』



 足跡を追って辿り着いたのは、広大な平原。乾いた硬い大地に草はまばらで、粘土でできた小さな塚が転々と立っていた。

ヒロシ「探検隊を出迎えたのは、まさしく竪穴住居。謎の部族の…」

カツラギ「…! あれは」

 カツラギが指差す先。塚で囲まれた広場のような場所に10人以上の人間が輪になって集まっていた。よく見ると全員女で、誰かから奪い取ったと思しきばらばらの服を着ているのだが、揃いも揃って胸や股の部分を切り裂いて、乳房や女性器を露わにしていた。
 そして、その輪の中心に、昨日の少女がいた。服を着た女達の中で、彼女だけは相変わらず全裸で、ヒロシから強奪したベレー帽だけを誇らしげに被っていた。



安価下コンマ
01~30 武器の授与
31~60 若さの儀式
61~90 祝福の踊り
91~00 繁栄の儀式




「おーおーおー!」「えーおーおー!」「おーおーうーおー!」



 少女を囲んで、女たちが歌い、踊り出す。どうやら、彼女を祝福しているらしい。

ヒロシ「そうか…分かったぞ!」

カツラギ「何が分かったんだ?」

ヒロシ「彼女は、敵を倒して着衣を奪ったことで、晴れて一人前になったんだ」

 よく見ると、服を着た女たちに混じって、少女のように何も身に付けていない者もいた。皆、少女と同じか、それより幼い子供たちであった。

ミリィ「じゃあ、彼女らにとって服は、倒した敵のトロフィーってことなのね」



「うーおーのー」「なーなーおー」「おっ、おっ、おっ」



 歌が盛り上がってきた。女たちは服の前を掻き分け、乳房を露出し、ぶるんぶるんと揺らすように上下にジャンプした。

「おっ、おっ、んっ♡」「おっ、おっ、んっ♡」



フワル「な、何でしょう…///」



 乳房を揺らしながら、更にガニ股になると、腰を前後に振り始める。

「んっ♡ あっ♡ あっ♡」「んっ♡ あっ♡ あっ♡」



パペマ「え、えっち…///」ドキドキ

ヒロシ「恐らく、女性性を称えるか、誇る踊りなのだろう…」



「んっ♡ あっ♡ あんっ♡ あんっ♡」

 輪の真ん中で少女も、嬉しそうに膨らみ始めのおっぱいを両手で掴み、まだ毛の生えていない割れ目を激しく前後に振っている。



ヒロシ「…よし、もう帰ろう」

カツラギ「ああ、それが良い」

 カツラギが頷く。ちらりとパペマの方を見ると、真っ赤な顔をしていた。

パペマ「…///」

カツラギ「…さっさと帰るぞ。でないと、残らず殺されて丸裸にされちまう…」



ヒロシ「ギルドからは、自分が報告しておく。協力、感謝しているぞ」

カツラギ「ああ」

ヒロシ「報酬はまず、金貨2枚」

 大金ではあるが、前回と前々回に比べるとだいぶ物哀しい。複雑な顔で金貨を受け取ると、ヒロシが続けた。

ヒロシ「それから…」



安価下コンマ
01~50 コーヒー豆
51~80 ↑+ドリッパー
81~99 ↑+本格サバイバルセット
   00 自律稼働型魔導機関内蔵二輪チャリオット『竜巻』

 渡されたのは、小さな布袋。開けると、中には黒い豆がぎっしり入っていた。

ミリィ「いい匂い…」

ヒロシ「世界中を旅して見つけた、最高のコーヒー豆だ。本当なら、美味しい淹れ方を伝授したいところだが、これから本の執筆に入らなければならない」

フワル「あの…頑張ってください」

ヒロシ「うむ。ありがとう!」



 ___ヒロシ探検隊の挑戦は続く…!!





ミリィ「ちょっと変わってるけど、いい人だったわね」

カツラギ「面倒くさい奴だった」

 カツラギは鼻を鳴らした。外は正午を回った頃で、ギルドも街も人で溢れている。

パペマ「お腹すいた」

フワル「食事にしましょうか」

ミリィ「そうね。ゆっくり食べても、買い物はできそうね」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①食堂へ

②屋台へ

③先に買い物

④その他要記述



ワイワイ ガヤガヤ

女将「いらっしゃい! 空いてるとこに座ってよ」

カツラギ「屋台が多かったから、久々だな」

フワル「今度は、頼み過ぎないようにしないと…」



安価下1~3 注文するメニュー それっぽいやつを挙げて

なければこれも

ドリアードの蜜風味パンケーキ
小麦ビール



給仕「ご注文はお決まりですか?」

パペマ「プロテインマグロのステーキ~インパクトガーリックとうま味ブラックペッパーを香らせて~」

カツラギ「…お、これにしよ。からあげ定食」

フワル「では、わたしもそれで」

ミリィ「えーっと、えーっと…あっ、このドリアードの蜜風味パンケーキを」

カツラギ「折角だし…小麦ビールを人数分」

給仕「かしこまりました。しばらくお待ち下さい」

 そう言うと、給仕は奥へと引っ込んで行った。



「「「「かんぱ~い!」」」」

 ジョッキを打ち合わせる。口をつけたミリィが、目を見開いた。

ミリィ「なにこれ、甘い!」

カツラギ「小麦のビールだ。中々お高い飲み物だぜ」

パペマ「マグロステーキと…合う!」モグモグ

フワル「からあげ…揚げた鶏肉なんですね…」サクサク



安価下1~3でコンマ最大 食事中の出来事

ねる

【名前】カツラギ
【ランク】3
【種族】人間
【性別】男
【容姿】ぼさぼさの髪を適当に纏めた中肉中背の男
【能力】
『獣身術』動物に変身できる。強い精神力がなければ動物の肉体に魂を奪われる、危険かつ高度な魔術
【所持品】
『丈夫な服』長旅に耐えられる丈夫なジャケットとズボン
『短剣』何の変哲もない短剣
『財布』硬貨を入れる革袋。ずっしりと重い。

【名前】ミリィ
【ランク】3
【種族】人間
【性別】女
【容姿】やや小柄な体格のかわいらしい少女、髪は青のポニーテール。お子様体型に見られがちだが、実はかなりスタイル良い
【能力】
『精霊術』様々な精霊を召喚し、力を借りる
【所持品】
『精霊の杖』精霊術に特化した触媒
『短剣』何の変哲もない短剣
『放浪魔術師のローブ』青と白のローブ。丈が短く、サイドにスリットが入っている。レギンスと組み合わせて着る
『冒険セット』非常食に葡萄酒、簡易テントなどの入った鞄
『コーヒー豆』ヒロシ選りすぐりの高級豆

【名前】フワル
【ランク】3
【種族】獣人(羊)
【性別】女
【容姿】白いモコモコの髪から短い角が見え隠れしている少女。人間基準ではやや小柄だが胸とお尻は大きめ
【能力】
『回復術』体力を回復し、怪我を修復する魔術
【所持品】
『白いローブ』回復術士や医師のローブ
『救急箱』軟膏や包帯、縫合糸、ポーションなどの入った木箱
『奇跡の結石』死者を蘇らせる石

【名前】パペマ
【ランク】3
【種族】人間
【性別】女
【容姿】灰色髪のロングでメカクレ。小柄だがかなりの巨乳。
【能力】
『傀儡術』周囲の生物ではないものを人型に固めて動かせる。大きさは3mくらいまで可能。
【所持品】
『ゴーレムの核』呪文の刻まれた石。人形に埋め込むことでゴーレムとして使役できるようになる



ロゼッタ「…ご一緒しても?」

フワル「ロゼッタさん! どうぞどうぞ」

 ロゼッタとレインが、カツラギたちの座るテーブルにやってきた。2人は給仕を呼び、自分たちの料理を注文すると、話しかけてきた。

ロゼッタ「クエスト帰りですか?」

カツラギ「ああ。変な仕事だったけどな」

レイン「こちらも、クエストを終えたところで…」

 レインが、カツラギをちらりと見た。

レイン「…この後は?」

ミリィ「買い物するつもり。でも、そろそろクエストだけじゃなく、魔術の勉強もしないといけないかもね」

パペマ「魔力鉱石、欲しい…」

カツラギ「ま、おかげさまで稼げてるしな。俺も、そろそろ一芸を学ばまきゃかもだぜ」

ロゼッタ「それは何よりです」

給仕「大麦ビールです」

ロゼッタ「どうも。…」

 ビールに口を付け、ロゼッタが続ける。

ロゼッタ「向上心があるのは良いことです。私も、できることがあるならお手伝いしたい」

ミリィ「本当? …あなたの、剣に炎とか氷とか纏わせるやつ、使えたら強そうじゃない?」

ロゼッタ「付与魔術ですね。コツを掴めば、そう難しいものではありませんよ。例えば、カツラギさんの獣身術と組み合わせれば」

カツラギ「あー…動物の姿で、他の魔術か」

パペマ「人間に戻れなくなる?」

 カツラギは、考え込む。

カツラギ「成功したって話を聞かない時は、大体もう誰かが試してて、しくじってるってことだ。逆に、誰かが成功させたって話があれば、できるかもな」

レイン「…次のクエストのアテは、決まっていないのですか?」

 自分のビールを舐めながら、レインが尋ねてきた。

フワル「そうですね。大抵、ギルドの掲示板を見てから考えます」

レイン「人の多いところで、耳を澄ますと、冒険者たちの求めるもの…話題のものが、耳に入ることがあります」

カツラギ「へえ」

 カツラギは、食堂の喧騒に耳を澄ましてみた。



安価下コンマ
01~50 ドリアードの蜜
51~80 セイレーンの涙
81~95 妖精の羽
96~99 大海獣の宝石
   00 蠍の尾

給仕「ドリアードの蜜風味パンケーキです」ゴト

ミリィ「来た! いただきまーす」



「このパンケーキの蜜、全部ドリアードのだったらいくらするんだろうな?」「食べたーい! でも、すごい高そう」



カツラギ「…ドリアードの蜜、か」

 この前出会ったアルラウネは、干からびて蜜も出せなくなっていたが、普通のドリアードなら交渉次第で蜜を得ることもできるかもしれない…
 考えていると、にわかに食堂の一角が騒がしくなった。



安価下コンマ
01~20 酔っぱらい
21~60 痴話喧嘩
61~90 分け前問題
91~00 酔っぱらい



「だから、この金はどっから来たんだよ!」ドンッ

メリーナ「だから、一人で働いて貯めたんだって! あんたの誕生日をお祝いしたくて」

「何の仕事をしたのか聞いてんだよ!」



パペマ「喧嘩してるね…」

カツラギ「…」

 ビールジョッキに、顔を埋めるように口を付ける。うだつの上がらない彼氏を喜ばせようと、メリーナは健気に身体を売って金を稼いだが、当然それが彼氏の気に障った。そんなところだろう。

ロゼッタ「いけませんね。止めに行きましょう」

レイン「え…」



安価下 どうする?
①止めに行く

②無視する

③その他要記述



 カツラギとロゼッタは、言い争う2人のもとへと近寄った。

ロゼッタ「そこの方。食堂で騒ぐものではありませんよ」

「大体お前、いつもこそこそと……っ、な、何だよ」

 男が、振り返ってロゼッタを睨みつける。メリーナはカツラギの姿に気が付くと、眉をひそめた。会った記憶はあるが、誰だか思い出せない。そんな顔だ。

カツラギ「そんなに怒ってちゃ、美味い飯も台無しだぜ」

「うるせえ! 余計なお世話だ」

メリーナ「あのっ、こっちの問題なので…」

「そうだそうだ! 元はと言えば、こいつが俺に黙って男に股開いて、金稼いでたのが悪いんだからな!」

メリーナ「っ! 何でそんなこと言うの!!」

 メリーナが、泣きながら男に掴みかかった。たちまち、食堂中が大騒ぎになる。

カツラギ「あああ…」



安価下コンマ
01~10 男が剣を!
11~30 剣を抜いた!
31~90 女将参上
91~00 乱入者

メリーナ「っ!?」ビクッ

 突然、メリーナの身体が硬直した。と思うや、その場に崩れ落ちた。その胸に、短剣が突き刺さっている。

メリーナ「」

「あ…」



「さ、刺されたぞー!」「人殺しだー!」

女将「警備兵を呼んで来て! その娘は…礼拝堂に運んで!」



「うわああああ!!」

 男は騒ぐ野次馬を突き飛ばすと、食堂を飛び出していった。



カツラギ「…」モグモグ

ミリィ「…散々だったわ」モグモグ

ロゼッタ「礼拝堂の方々が、命は助けてくださるでしょう。あの男も、すぐに捕まると良いのですが…」

 味のしない食事を終えると、一行は黙ったまま食堂を後にした。



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①買い物

②魔術の勉強

③その他要記述



ロゼッタ「あ、私たちもご一緒してもよろしいですか?」

ミリィ「もちろんよ」

 6人で市場までやって来た。

フワル「消耗品や薬はまだ残ってますね」

ミリィ「そろそろ、杖の補修とかもしないといけないわね」

パペマ「魔力鉱石…」

レイン「魔力鉱石であれば、ギルドの商店に売ってありますよ」

カツラギ「…後で覗いてみよう」



安価下1~3 買うもの

(言い忘れたけど、ロゼッタへの質問は魔術を教えてもらうついでに、と書いてあったので魔術を教えてもらったときに聞く)

(安価下)

ねます



ミリィ「じゃあ、この短剣をお願いね」

鍛冶屋「あいよ。明日の夕方までに仕上げとくぜ」

 武器を預けると、一行は鍛冶屋を出た。



フワル「この前の、炎の魔力結晶、もう少し買い足しておきましょう」

ミリィ「杖の材料も買わないとね」

カツラギ「誰かに任せられないのか?」

ミリィ「触媒を使わない人には分からないかも知れないけど、こういうのは自分で作って手入れしないと意味無いのよ!」

ロゼッタ「同じ魔術師でも、流派によって考え方が異なりますから」

 そこへ、レインが戻ってきた。

レイン「ナイフを買い足して来ました。どうしても数本は回収しそこねるので」

フワル「…」

カツラギ「…どうした?」

 フワルが、店の片隅に置かれた本をじっと見ている。

フワル「あ、いえ…何の本かなって」

「アスモダイ父神の聖書だよ。礼拝堂に行けばタダで貰える」

カツラギ「えー、あのエロ神の教えかよ」

 露骨に顔を顰めるカツラギ。しかし、フワルは黙り込んだまま、何かを考えているようであった。

フワル「…」

ミリィ「…そうだ」

 ミリィは、鞄の中から小さな布袋を出した。先日ヒロシから貰った、コーヒー豆だ。

ミリィ「これだけ貰っちゃったから、ドリッパーとか揃えないとね」

パペマ「どこに売ってるかな」



 宿に戻ると、ミリィは杖の修繕を始めた。フワルとレインはそれぞれ、自分の用事があるとどこかへ行ってしまった。
 街外れの空き地では、カツラギとパペマが、ロゼッタから付与魔術について聞いていた。

ロゼッタ「生命樹は、全ての魔術師が修めるものです。付与魔術とは、己を樹の幹に置き、自己をその外…手にした物体に広げ、そこに魔力を灯すもの」

パペマ「自分以外に、自分の存在を伸ばす」

ロゼッタ「その通りです」

カツラギ「…」

 自身の使う獣身術と両立できるか、考え込むカツラギ。獣身術師にとって、聞いたことのある失敗はまだ良い方だ。本当に取り返しのつかない禁忌は、犯した時点で当事者は人間の言葉を忘れ、完全に失伝するからだ。

カツラギ「魔力を持つ動物に変身して、その魔術を行使したって話は聞いたことがある。だが、動物に変身して、その上で人間の魔術を使うのは…」

パペマ「危なそうだったら、すぐにやめて、ね…?」

 不安げに見つめるパペマの隣で、カツラギは犬に変身した。

ロゼッタ「例えば、牙の先に己の存在を伸ばし、そこに火を灯す…」

犬カツラギ「…」



安価下コンマ
01~20 無理だ
21~70 かなり難しい
71~99 意外とできそう?
   00 できた

 ところが、しばらくするとカツラギは、変身を解いてしまった。

カツラギ「こりゃ、骨が折れるな」

ロゼッタ「無理そうですか?」

 するとカツラギは、首を横に振った。

カツラギ「無理じゃあ無い。考えてみれば、人間の魔術を使うんだから動物側に引っ張られる心配は無いわな。ただ…」

パペマ「ただ?」

カツラギ「実践だけじゃ無理だ。スペルを根本から理解しないと…でもって、そいつを動物の言語に翻訳しないと…」

ロゼッタ「何と…スペルの修練は、遠い昔過ぎて、教書はどこへ仕舞ったでしょうか」

カツラギ「見つかったらで良いぜ」

ロゼッタ「仕方ありません。では、パペマさんにも…」



 ロゼッタの講義を聞きながら、カツラギはふと尋ねてみた。

カツラギ「なあ、ロゼッタ」

ロゼッタ「何でしょう?」

カツラギ「あんた、この前クララ…化け狸を見た時、『羨ましい』とか言ってなかったか?」

ロゼッタ「っ!!?」ビクッ

 面白いように狼狽するロゼッタ。

ロゼッタ「あっ…いえ、それは…ええと、その…じ、自分を偽ること無く、気ままに生きているのが」

カツラギ「へえ」

 カツラギはニヤニヤ笑いながら、さらに突っついた。

カツラギ「じゃあ、あんたは自分を偽ってるのか」

ロゼッタ「っ!! …///」

 顔を赤くして、俯いてしまった。

パペマ「カツラギ。あんまりいじめちゃ駄目」

カツラギ「はいはい…」



 宿屋に戻ると、フワルも帰ってきていた。

カツラギ「どこに行ってたんだ?」

フワル「その、私用を…」

パペマ「?」

カツラギ「…ミリィは?」

フワル「部屋で休まれてます。杖の修繕で疲れたようで」

パペマ「パペマたちも、寝よ」



安価下1~3でコンマ最大 夜の出来事、行動

97は超えんな



カツラギ「礼拝堂に運び込まれたらしいが…」

 夜。カツラギは一人、礼拝堂を訪れていた。人通りの少ない夜でも、礼拝堂には明かりが灯っている。

カツラギ「初めて来るな…おーい、誰かいるか?」

 木の扉を開けると、中は外の教会と変わらない、長椅子の並んだ空間が広がっている。ただ椅子の並び方は異なっていて、おそらくアスモダイの像を囲むように、円形に並んでいた。
 像の近くで祈っていた紫ローブの女が、カツラギに気付いて近寄ってきた。

「こんばんは。お祈りですか?」

カツラギ「昼間に、女が担ぎ込まれたと思うんだが」

「お知り合いですか?」

カツラギ「まあ、そんなところだ」

「では、こちらへ。お喜びになりますよ」



 礼拝堂に隣接する寮の一室で、メリーナはベッドに横たわっていた。

カツラギ「…」

「メリーナ、お見舞いの方です」

メリーナ「? …!」

 目を開け、カツラギの姿に気付くと、あっと声を上げた。

メリーナ「あ、あなた…あの時の…やっと思い出した」

カツラギ「よう」

 カツラギは、気まずそうに頭を掻いた。

カツラギ「…元気か?」

メリーナ「お、おかげさまで…」

カツラギ「あいつはどうなった?」

メリーナ「ジノ…彼は」



安価下コンマ
01~10 ダンジョンに逃げ込んだ
11~30 街を逃げ回っている
31~90 捕まった
91~00 ここにいる

メリーナ「さっき捕まって、ギルドの留置所にいるって。…もう、どうでもいいけど」

カツラギ「あんたは、これからどうする?」

 するとメリーナは、一緒に来た紫ローブの方を見た。

メリーナ「ここで、ずっと考えてたんですけど…あたし、ここで巫女になります!」

「アスモダイ父神に忠誠を誓い、奇跡の化身となりますか」

メリーナ「はい。アスモダイ様は、命の恩人だから…」

「素晴らしいお考えです。では、体調が戻り次第、すぐに洗礼を受け修行を始めましょう」

カツラギ「…」

 カツラギは、メリーナと紫ローブを交互に見た。つまりメリーナは、この女のように紫ローブを着て、門でおっぱいを曝け出したり、怪我人の傷口におしっこを引っ掛けるようになるということか…

カツラギ「…失礼するぜ」

 カツラギは、2人に背を向けた。



安価下コンマ ゾロ目で…



ミリィ「ふぁ…おはよ」

フワル「おはようございます。1階で朝食ができているそうですよ」

ミリィ「食べる…」ゴシゴシ

パペマ「今日は、クエストお休み」

カツラギ「武器を修理に出してるからな」

ミリィ「まだ杖の修繕が終わってない…」

 ミリィは朝食を食べに、よろよろと部屋を出ようとする。

フワル「あっ、せめて顔を洗って!」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①付与魔術の勉強

②買い物

③街をうろつく

④その他要記述



フワル「…」

カツラギ「フワル」

フワル「! 何でしょう」

 カツラギが話しかけると、フワルはいつものように、じとっとした視線を向ける。これでも最初に比べると、だいぶ柔らかくなった方だ。

カツラギ「お前…昨日から、何か悩み事か?」

フワル「…」

 するとフワルは、俯いた。

カツラギ「一人で抱え込むのは、身体に良くないぜ。俺じゃなくても、ミリィとかパペマにでも話した方が良いんじゃないか」

フワル「…カツラギさんが、そう言うなら」

 フワルは顔を上げると、ぽつぽつと語り始めた。

フワル「わたし…最初、医者になりたかったんです。故郷の先生に弟子入りして、医術を学んでました」

カツラギ「ああ。確かにお前、治癒魔術使いの割に縫いたがるよな」

フワル「齧っただけですけど。…でも世の中には、わたしが思っていた何倍も、病んでいる人がいて、自分の全ての時間を捧げても全く足りなくて。そして力が至らないと、責められて。1週間、飲まず食わず寝ずで診療所の仕事を続けてたら…わたしが、病んじゃって」

 フワルは、自嘲気味に笑った。

フワル「もう、わたしは人の役に立つことは無いんだって思って…何もやる気が出ないところを、パペマちゃんに声を掛けてもらって、一緒に冒険者になることになって」

カツラギ「…」

フワル「適当に、お金稼いで生きていけば良いやって思ってたけど…適当って、難しいんですね。やっぱり、医者を目指した頃の気持ちが、捨てきれなくて…」

カツラギ「また、医者になるのか?」

 するとフワルは、首を横に振った。

フワル「あの…内緒にしてくださいね?」

 フワルが取り出したのは…アスモダイの聖書であった。

カツラギ「お前もか…」

 思わず呟いたカツラギに、フワルが怪訝な顔をした。

フワル「お前『も』…他にも?」

カツラギ「あっ…ああ。昨日刺された女がいただろ。その…喧嘩を止めに入って、止めきれなかったわけだし、一応見舞いに行ったんだ。そしたら、そいつも巫女になるって言い出して」

フワル「わたしは、もう少しこの本を読んでから考えます」

カツラギ「ああ、それが良い」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①付与魔術の勉強

②買い物

③街をうろつく

④その他要記述安価下1~3でコンマ最大 どうする?

ねる



ロゼッタ「カツラギさん、ありました!」スタスタ

カツラギ「おう、それは良かった」

 ロゼッタが、ボロボロの紙束を差し出す。かなり古びているが、付与魔術に関する知識や、原理を構成する呪文が図と共に書かれている。

カツラギ「ちょっと借りるぜ」

ロゼッタ「どうぞ。一応、済んだら返していただけると助かります」

カツラギ「ああ」

 カツラギは宿に帰ると、紙束を広げた。



安価下コンマ 進捗



カツラギ「…」

パペマ「何してるの」

 パペマが覗き込んできた。手には、ギルドで買ってきたと思しき魔力鉱石を2つ、大事に握り締めている。

カツラギ「見ての通り、お勉強だよ」

パペマ「そう」

 パペマは隣にしゃがみ込むと、買ってきた魔力鉱石を、ゴーレムの核に組み込み始めた。

カツラギ「魂はヒュレイよりい出て、ヒュレイに帰れり…」

パペマ「…」

 パペマが、作業の手を止めてカツラギをちらりと窺う。

カツラギ「魂は炎。魂は氷。魂は風…」ペラ

パペマ「…カツラギ、かっこいい///」ドキドキ



進捗 37/100



 日が沈む頃、ようやくミリィが部屋から出てきた。

ミリィ「終わった…」ゲッソリ

フワル「お疲れ様でした。ご飯を食べに行きましょう」

カツラギ「ああ、俺も腹が減ったぞ」

パペマ「ご飯、ご飯」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①食堂へ

②屋台へ

③ギルド直営の酒場があるって?

④その他要記述

流石に98か



カツラギ「そう言えば、ギルド直営の施設に酒場があったな」

ミリィ「へえ? 行ってみましょ!」



 ギルドの裏にある小屋に入ると、湿った熱気が一気に流れ出して一行を包んだ。

フワル「煙草臭い…」

ウェイター「いらっしゃいませ。ギルドバッジはお持ちですか?」

カツラギ「ああ」

 それぞれのバッジを見せる。ウェイターは頷くと、店の中へ案内した。

ウェイター「今は混雑しているので、ランク3の方は大テーブルで相席になります」

ミリィ「ああ、ランクが高い人優先って言ってたっけ…」

 冒険者たちを掻き分けて、どうにかできた隙間に4人で座る。隣の男が、にやにやしながらフワルに話しかけてきた。

「よう嬢ちゃん。俺に付いてくりゃ、もっと良いもん食わしてやるぜ」

フワル「…」

カツラギ「飯だ飯! 酒も飲むぞ」

 カツラギは声を張り上げた。



安価下1~3 注文するメニュー それっぽいやつを挙げて

ウェイター「ご注文を」

ミリィ「お腹空いた! この大三元海鮮丼」

パペマ「サンドブルのステーキ! フワル、これこれ」

フワル「ええ? …ね、ネードシャークのふ、フカヒレスープ…?」

「酒も飲めねえ、ガキばっかかよ!」

カツラギ「レインボーウイスキー、ストレートだ」

 飛んでくる野次に苛立ちながら、カツラギが注文する。

ウェイター「かしこまりました」

 ウェイターが、カウンターの向こうへ引っ込んでいった。



 十分と少し経った頃、最後のステーキが運ばれてきた。

ウェイター「ご注文は以上になります」

パペマ「いただきます…!」ジャキッ

 既に海鮮丼を半分以上平らげたミリィが、パペマの食べっぷりにぼやく。

ミリィ「あんた、肉ばっかりねぇ」

フワル「野菜も食べないと、身体に悪いですよ?」

パペマ「」ガツガツ

カツラギ「…」ゴク

 カツラギは、黙ったまま、七色に輝く酒を舐める。普段はもっぱらビールだが、この強い酒もたまには悪くない…



安価下コンマ
01~30 酔っぱらいに絡まれた
31~50 レイン
51~80 フレイ&ルイン
81~85 何でお前が
86~00 自称新人



 隣の男が、今度はカツラギに話しかけてきた。

「よう、イノシシの兄ちゃん」

カツラギ「…」グビ

 どうやら、ギルドでクララを追いかけるところを目撃したらしい。

「お連れさんは娘か? 妹か? …一人くらい、貰ってもいいだろ?」

カツラギ「…」

パペマ「カツラギ…?」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①あしらう

②ボコす

③店員を呼ぶ

④その他要記述

カツラギ「駄目に決まってるだろ」

 カツラギはグラスから顔を上げること無く、冷ややかに言った。

「良いじゃねえか一人くらい! それともアレか? ここのガキ全員、てめえの女か?」

カツラギ「…」ゴク

 カツラギは答えること無く、ウイスキーを一口飲んだ。
 男はなおも食い下がったが、徐々に周りの客が、懲りない男に対して冷たい視線を向け始めると、ようやく諦めて席に戻った。

フワル「…ありがとうございます」

カツラギ「俺は何もしてねえ」

フワル「何もしないのが一番です」

 フワルが、少しカツラギに身体を寄せた。パペマは、それを何とも言えない目で見ていた。



安価下1~3でコンマ最大 夜の行動
①おやすみなさい

②付与魔術の勉強

③一人で飲み直す

④誰かを誘って飲み直す(ミリィ、フワル、パペマから一人併記)

⑤その他要記述



パペマ「まだ寝ないの…?」ゴシゴシ

カツラギ「借り物は苦手だからな。さっさと覚えて、ロゼッタに返したい」



安価下コンマ 進捗



カツラギ「…Zzz」

パペマ「お疲れ様。…ちゅ///」チュッ



進捗 99/100



ミリィ「おはよう! 気持ちのいい朝ね」

カツラギ「朝から騒がしいな…」ヨロッ

フワル「カツラギさん、寝不足ですか?」

パペマ「夜遅くまで、勉強してたから…」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①クエストの受注

②ギルドの商店へ

③街を散策

④その他要記述



 この日もギルドには向かわず、街を散策することにした。

カツラギ「ふぁ…ねむ」

ミリィ「付与魔術の勉強だっけ? 上手くいってるの?」

カツラギ「眠気に負けてなければ、もう身についてた」

フワル「あと一歩でしたか」



安価下コンマ
01~20 怪我人
21~50 レイン
51~80 赤髪灼眼の大男
81~90 何でお前が
91~00 女戦士

ねる



 街を歩いていると、突然屋台の方が騒がしくなった。



「屋台が崩れたぞー!」「人が巻き込まれた!」



フワル「! 行きましょう」ダッ

カツラギ「あっ、待て!」

 フワルを先頭に、屋台へと駆けつけた。
 人だかりを掻き分けて進むと、崩れた屋台の前で、店主と思しき男が倒れていた。足が折れて、骨が見えている。

フワル「て、手当てしないと…」

 ところが、フワルが手を伸ばしかけたその時、後ろから紫ローブの女たちが現れた。



「あっ、巫女さんたちだ」「こっち、こっちだ!」「もう大丈夫だぞ…」

「アスモダイ父神の奇跡をご覧に入れましょう…んっ♡」



フワル「…」

カツラギ「…もう大丈夫そうだな。戻るか」

フワル「…はい」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①クエストの受注

②ギルドの商店へ

③街を散策

④街で買い物

⑤その他要記述



案内役「クエストは早い者勝ちだよ! 依頼書を取ったら___」

ミリィ「この時間帯に来るの、初めてね」

パペマ「いつもより空いてる」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①『幻想鹿の角 魔術鉱石もしくは金貨で買います』

②『ドリアードの蜜 専用の瓶1本で半銀貨1枚』

③『常設:魔力鉱石の採掘 採掘量の1割差し上げます』

④『常設:青スライム 同じ目方の銅と交換』

⑤『調査依頼 ダンジョンに棲む謎の部族』

ごめん完全に間違えてた
連取りありで取り直し



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①『幻想鹿の角 魔術鉱石もしくは金貨で買います』

②『ドリアードの蜜 専用の瓶1本で半銀貨1枚』

③『常設:魔力鉱石の採掘 採掘量の1割差し上げます』

④『常設:青スライム 同じ目方の銅と交換』

⑤『アブダラタケ 魔術師の方のみ』



ミリィ「これにするわ」

 差し出したのは『ドリアードの蜜 専用の瓶1本で半銀貨1枚』の依頼書。案内役はそれを受け取ると、判を押して一角を破いて渡した。

案内役「じゃあ受付で瓶を渡すから、受け取ってからダンジョンに向かってくれ」

ミリィ「分かったわ」



受付嬢「こちら、瓶10本になります。一杯まで蜜を入れた瓶を、半銀貨1枚と交換いたします」

カツラギ「意外と小さいな…10本で足りるか?」

パペマ「いっぱいにしよ」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①このままダンジョンへ

②ギルドで買い物・情報収集

③第1層で買い物・情報収集

④その他要記述



『第1層 エントランス』



ミリィ「ドリアード…今度はアルラウネみたいに、実は荒れ地にいました、なんてことは無いわよね?」

フワル「恐らく…ただ、流石に第3層の森林にはいないのでは」

カツラギ「数日がかりになりそうだな」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①『第3層 森林』

②『第4層 密林』

③『第6層 荒野』



『第4層 密林』



ミリィ「ここならいそうじゃない?」

カツラギ「そうかもな。だが…」

フワル「もう、日が暮れそうですね。ここを探索するなら、そのままテントを立てて夜を明かすことになります」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①ここを探索

②『第5層 原生林』

③『第5層 滝』

④その他要記述



『第5層 原生林』



パペマ「もう、真っ暗」

ミリィ「更に深い森に来たわね…」

フワル「朝にならないと、探検どころではありませんね。野営してから、探索しましょう」

 カツラギたちは倒木のそばにテントを立てると、苔を掻き分けて焚き火を熾した。

ミリィ「はい、干し肉とパン」

カツラギ「ああ、贅沢が身体に染み付いちまったなあ」ゴリッ

 ぼやきながら、カツラギは干し肉を齧った。



安価下1~3でコンマ最大 夜の出来事、行動

ねます



ミリィ「…フワル、フワル」

フワル「ん…ミリィさん…?」パチ

ミリィ「ちょっと、お手洗いに…」

フワル「ああ、分かりました…」ムクリ



フワル「…」ジッ

 大木の裏で用を足すミリィを待つフワル。暗闇に目が慣れると、彼女は何かを見つけた。

フワル「花…? この辺りには咲いていないような…」



安価下コンマ
01~10 アルラウネの幼生だ!
11~40 トラップソーンだ!
41~80 魔力を感じる花だ
81~99 小さいドリアードだった
   00 この森自体が…

 次の瞬間、花の中から数本の触手が伸び、フワルの足に絡み付いた。

フワル「ひっ!? な、何これ…?」

 よく見ると、花びらに囲まれた中央、普通なら雌しべがある場所には、うずくまる小さな人型の何かが見えた。

フワル「ま、まさかこれ…ミリィさん、ミリィさん!」

ミリィ「どうしたの!?」ダッ

 木の裏から戻ってきたミリィは、フワルの足元に咲く花を見て叫んだ。

ミリィ「パスカル!」

 手にした杖から、風の精霊が現れ、辺り一面に風を吹かせる。しかし、フワルは首を傾げた。

フワル「待ってください…この個体、花粉は出していないようです」

ミリィ「そうなの? …とにかく、この触手を切りましょ」

 短剣で触手を切ると、ようやくフワルの足が自由になった。2人は、テントに残るカツラギとパペマを呼びに行った。



カツラギ「また、面倒くさい奴に出くわしたな」

フワル「まだ幼生で、花粉は出していないようです」

ミリィ「でも、放っておいたら成長して、また冒険者が捕まるわ」

パペマ「森も…枯れる」

 荒れ果てた大地の真ん中で、干からびたアルラウネを思い出す。変異種は、周りの環境を破壊し尽くし、自身も死ぬ定めなのだ…



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①伐採する

②放っておく

③その他要記述

2 変異種でないならあそこまでの事態にはならないだろうし

(アルラウネという種自体がドリアードの変異種です)

>>597は勘違いに基づいて言ってるので無効にしておく
あといっこ安価下

ミリィ「…でも、まだ幼生で危ない花粉は出してないのよね?」

カツラギ「そのうち出すようになるがな」

ミリィ「その前に、掘り起こして街に持って行ったら? 無毒化できるかも。駄目なら素材になるかもだし」

フワル「大丈夫でしょうか…」

ミリィ「危なくなったらすぐに燃やすわよ」

 そう言うとミリィは、短剣で地面を掘り、小さな花を根本から引き抜いて鞄に入れた。



カツラギ「…朝だ」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①ここを探索

②『第6層 樹海』

③その他要記述



カツラギ「当たり前だが、そこら中、木だらけだな」スタスタ

パペマ「どれがドリアードだろ」スタスタ

ミリィ「調べた所によると、幹の部分が人みたいに見える木…らしいわ」スタスタ

フワル「…」スタスタ



安価下コンマ
01~10 トロールだ!
11~15 ウィンドエレメントだ!
15~40 もっと深い層かな
41~50 旅するセントール
51~90 一体のドリアード
91~00 ドリアードの群生



ミリィ「見つからないわね…」

カツラギ「言ってもまだ第5層だろ? もっと深い層にいるんだろ」

フワル「先に進みましょう」



『第6層 樹海』



パペマ「暗い…寒い…」ブルッ

フワル「いよいよ、樹海に入ってきましたね」

ミリィ「磁石もめちゃくちゃ。迷子にならないように、日の位置には気を付けないと」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①ここを探索

②『第7層 無限森林』

③その他要記述

カツラギ「もう、じっくり探すしかないだろうな…」スタスタ



安価下コンマ
01~10 パペマ「おしっこ…」
11~20 フワル「お手洗いに…」
21~30 まだいないか
31~60 一体のドリアード
61~80 ドリアードの群生
81~99 旅するセントール
   00 幸運



ミリィ「…!!」

 突然、ミリィが立ち止まった。彼女の指差す先には、周りと比べて明らかに背の低い木が林立していた。しかも、その幹は直立した女性の形をしていた。

パペマ「いた…! いっぱい」

フワル「これなら、10本の瓶を満たせそうです」

カツラギ「で、どうやって蜜を絞るんだ?」

 一体のドリアードに近寄る。肌の色こそ樹木のそれだが、足を地面に埋め、両腕を斜め上に広げたその姿は、若い女性のそれにしか見えない。肌も、触ると柔らかい。



ドリアード「…」ジッ



ミリィ「えっと…ドリアードの蜜は、繁殖期に咲く花に最も多く分泌されるけど、それ以外にも幹から分泌することができるって」

カツラギ「メープルみたいに、剣で傷付けるのか?」

フワル「そうでしょうか…?」

 言いながら、フワルがドリアードを観察する。



ドリアード「…」



フワル「…あの」

 やがて、彼女は遠慮がちに口を開いた。

ミリィ「何?」

フワル「ドリアードの乳房と、太腿の内側…何か付いてません?」

 ミリィが何か言う前に、パペマが太腿の内側にこびりついた液体を、指で拭って舐めた。

パペマ「…甘い」

カツラギ「ああ、そういう…」ニヤニヤ

 両手を上げ、指をくにくにと動かすカツラギ。フワルは頬を赤くして、彼を睨んだ。



安価下1~3 ドリアードの蜜を絞る方法

ちょっと中座
これは全部採用です

カツラギ「じゃあ遠慮なく…」スッ

 カツラギはドリアードの後ろに回ると、そっと肩に腕を回した。

カツラギ「あまぁ~い蜜、たっぷり頼むぜ…」ナデナデ

ドリアード「…」

 お腹の辺りを掌でさすりながら、耳元に当たる部位に囁く。その手を腰のあたりまでずらし、抱き寄せるように撫でる。

フワル「…随分とお上手で」ジトッ

パペマ「…」ムスッ

ミリィ「あわわわ…///」ドキドキ

 女性陣の視線も意に介さず、肩や腰を撫で、優しく囁く。

カツラギ「瑞々しくて、美味そうな身体だ…食っちまいたいくらい」サスリサスリ

ドリアード「…」モゾッ

 とうとう、ドリアードの身体が小さく動いた。もどかしそうに、太腿を擦り合わせる。

カツラギ「おっと。そっちはまだだ。まずは…」

 カツラギは肩と腰から手を離すと、後ろから乳房に当たる膨らみをそっと両手で包んだ。

カツラギ「…ここだ。ここに、蜜が詰まってるんだろ? ほうら…」

 ゆっくりと掌で揉み上げる。最初は撫でるように優しく。徐々に力を入れ、絞るように掴む。

カツラギ「木の精でも、おっぱいは柔らかいし、乳首は勃つんだな? …さあ、蜜を…」

 乳房の根本から先端にかけて、絞り上げるように揉み、乳首を指先でつまんだ。

ドリアード「…っ♡」ピクンッ

 ドリアードの肩がびくりと震える。それと同時に、つんと尖った乳首から、じわりと蜜が垂れてきた。

ミリィ「…はっ! 瓶を」

 慌ててミリィが、瓶の口を乳首に寄せる。

カツラギ「ほら、もっと、もっと…」

ドリアード「っ♡ …っ♡」ビクッ ビクッ

 しかし、反応の割に蜜は少ししか出ない。

カツラギ「…じゃあ、次はこっちだ」

 片手を乳房から離し、太腿の付け根に伸ばした。股間に当たる部分に、申し訳程度に生えた葉を捲ると、下からつるりとした割れ目が露わになる。

ドリアード「…///」

カツラギ「我慢するなよ? いっぱいイって、いっぱい蜜を出すんだぞ…」

 割れ目に指を這わせる。そのまま数往復すると、指にねばっとしたものが付いた。太腿を、透明な液体が伝う。

フワル「っ、し、失礼します…///」

 フワルも瓶を手に、ドリアードの股間に近寄る。
 カツラギが、割れ目の奥に指を差し込んだ。

カツラギ「女の子はな? ここに…」

ドリアード「…っっ♡♡」ビクンッ

カツラギ「…ここをいっぱい突かれると、気持ちよくなっちまうんだ…」クチクチクチクチ

ドリアード「っ♡♡ っっっ♡♡♡」ビクビクンッ

 割れ目の間から、ぽたぽたと蜜が溢れ出す。フワルは顔を赤くしながら、それを瓶に受け止める。

パペマ「…パペマも手伝う」

 パペマも、ドリアードの胸を揉み始めた。蜜の付いた乳首に口を付け、吸う。

パペマ「ちゅぅっ♡ …おいし♡」モミモミ

ドリアード「っっ♡♡♡ …っっっ♡♡♡」ビクンッビクンッ プルプル

カツラギ「恥ずかしがることないぜ。我慢しないで…おもらし、しちまいな」クニィッ

パペマ「んーっ」チューッ

 カツラギが膣壁を指で刺激し、パペマが乳首を吸う。とうとう、ドリアードの秘部から蜜が勢い良く噴き出した。

ドリアード「~~~っっっ♡♡♡」ビクビクンッ プシィーッ

フワル「っ!」

 噴き出した蜜を、フワルが瓶で受け止める。瓶の口までいっぱいにして、絶頂が止んだ。
 カツラギは、蜜でベトベトの指を舐めながらぼやいた。

カツラギ「…これを、あと9回?」

ミリィ「が、頑張ってね。応援してるから…///」カァァァ



フワル「…これで、10本目…」

ミリィ「やっと終わった…」

パペマ「…お腹いっぱい」ケフ

 辺りには、蜜を撒き散らして絶頂したドリアードの群れ。周囲には、屋外だと言うのに甘く湿った空気が充満していた。

ミリィ「ね、早く帰りましょ。日が落ちてきたわ」

フワル「今から引き返しても、一夜はダンジョンですね」

カツラギ「…」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①『第4層 密林』

②『第5層 原生林』

③ここで食糧探し、野営

④その他要記述

我ながらこれは決まったな

99は超えないわ



カツラギ「もう、ここで野営しないか」

ミリィ「ええ? ここで寝たら、下手したら入口近くでまた夜にならない?」

カツラギ「早く起きて出発したら良いだろ。何より、折角安全な場所を見つけたんだから」

 立ったまま、ぐったりするドリアードたちを振り返る。彼女らに、人間を害する意思は無さそうだ。

ミリィ「…まあ、言われてみればそうかも。フワルとパペマも、それでいい?」

フワル「はい」

パペマ「ん」コクン

ミリィ「じゃあ、2人でテントと焚き火を用意して、2人で食べられそうなものを探しましょ!」

フワル「それなら、ミリィさんとカツラギさんは別れたほうが良いでしょう。わたしとパペマちゃんだと、咄嗟に戦えないので…」



安価下1~3でコンマ最大 班分け

(どっちが何班かも書いて)



 鬱蒼と茂った密林を、フワルと2人で歩く。幸い、色とりどりの果実がそこらじゅうになっていて、食べるものには困らずに済みそうだ。

カツラギ「でもパペマは、肉を食いたがるだろうな」

フワル「パペマちゃん、好き嫌いが激しいから…」フフ

 微笑んで…不意に、フワルが立ち止まった。

フワル「…わたし、ここを出たら、パーティを抜けます」

カツラギ「…」

フワル「礼拝堂に行って…巫女になります。上手く行ったら…また、戻ってきても…」

カツラギ「それを決めるのは、俺一人じゃない。ミリィと、パペマにも話さないと」

フワル「…はい」



安価下コンマ
01    悲鳴
02~20 トロールだ!
21~50 リスを捕まえた
51~80 鹿を仕留めた
81~99 セントール
   00 森の母 



フワル「…!」

カツラギ「こいつは良い…」



鹿「…」キョロキョロ



カツラギ「土産にしよう…」

 カツラギはトカゲに変身すると、近くの木に這い登った。更に枝から枝へ移り、鹿の真上に移動すると…いきなり巨大な象に変身した。



鹿「!?」ビクッ

象カツラギ「」ドシーン

鹿「」グシャッ



 何の前触れもなく頭上から降ってきた大質量に、鹿は避ける間もなく圧殺された。人間に戻ると、カツラギは鹿を担ぎ上げてフワルのもとへ戻った。

カツラギ「さ、帰って晩飯にしようぜ」

フワル「はい。…」



カツラギ「帰ったぞ」ノシノシ

ミリィ「おかえり…って! 凄いの持って帰ってきたわね!」

パペマ「お肉、お肉♪」ウキウキ



安価下1~3でコンマ最大 夜の出来事、行動



 焚き火を囲んで、採ってきた果実と焼いた鹿を頬張る。それなりの大きさの鹿が骨だけになった頃、フワルが口を開いた。

フワル「…ごめんなさい」

ミリィ「どうしたの?」

フワル「わたし…ここを出たら、パーティを抜けます」

ミリィ「…」

 突然の申し出に、ミリィの顔が固まる。

パペマ「…フワル?」

ミリィ「…ええーっ!? どうして!?」

 フワルは、目元を拭い、ミリィを真っ直ぐに見た。

フワル「わたし…元々、医者になろうとして、なれなくて…諦めていたところを、パペマちゃんに拾ってもらって、こうして冒険者になりました」

パペマ「うん」

フワル「でも…皆さんの頼もしい姿を見ていたら…わたし、医者にも回復術士にもなれない、ただの足手まといで」

ミリィ「そんなことないわよ! アルラウネのときだって、あんたが気付かなかったら」

フワル「あれは、どちらかというとルインさんのおかげです。結局、わたしの力ではクララも、足の折れた屋台の人も、助けられなかった」

パペマ「それは…」

フワル「今のままでは、皆さんの足を引っ張るだけですだから」

パペマ「…とにかく、駄目!」

 声を張り上げるパペマ。ミリィが尋ねる。

ミリィ「その…パーティを抜けて、どうするの?」

フワル「礼拝堂で、アスモダイ…アスモダイ父神の、巫女に」

ミリィ「そ、そんな、じゃああんたも、怪我人を…お、おしっこで…///」

フワル「医者よりも回復術士よりも、人の命を救うことができます」

パペマ「やだ、やだ!」

フワル「立派な巫女になったら、また戻ってくるから…」



 結局、ミリィとパペマは反対し、フワルも退かず、寝ることになった。



安価下コンマ
01~10 ムラムラして眠れない
11~40 パペマ「カツラギ…」
41~70 フワル「カツラギさん…」
71~90 パペマ&フワル
91~00 3人



カツラギ「…っ、暑…」

 あまりの暑苦しさに、カツラギは目を覚ました。

パペマ「あ」

フワル「…お、おはようございます…///」

カツラギ「…」

 いつの間にか、両隣にパペマとフワルがいて、カツラギに抱きついていた。どちらも、背丈の割に豊満な胸をカツラギに押し付けて、彼の手を太腿にぎゅっと挟んでいる。

パペマ「あ、あのね、あのね、フワル、駄目って言ったんだけど」

フワル「ごめんなさい…その、ど、どうしても我慢できなくて…」

カツラギ「…俺が日中、何してたか知ってるか」

フワル「その…ドリアードのみ、蜜を…///」

カツラギ「そうだな。10人近いドリアードを、片っ端からイかせてやった。…俺は一回もイってない」

パペマ「! …」

 パペマがカツラギから離れ、いそいそと服を脱ぐ。大きく膨らんだおっぱいを揺らし、反対につるつるのおまんこを指で広げると、言った。

パペマ「じゃあパペマのここ…使っていいよ♡」クパァ

フワル「えっ!? …じゃあ///」

 フワルも、意を決して服を脱ぐと、白いふわふわの毛に覆われた秘部を大きく広げた。

フワル「は、初めてですけど…カツラギさんなら…///」クパァ



安価下1~3 プレイ内容

パペマの目の前でフワルとヤるのもどうなんだと止まるが、「どうせアスモダイの巫女になるなら純潔は保てないからせめてはじめては貴方に…」とせがまれる
2人が反対しているのに後押しになりそうで、ならばなおさらフワルとはヤれないと固辞。代わりに指でイかせる。パペマも参加しクンニしたり百合プレイ(身体でフワルを繋ぎ留めたいという打算もあったのかもしれない)

>>627>>648が両立しないので改変する



ミリィ「ん…」スヤスヤ

カツラギ「…おい、だけどミリィだけ寝かせたままってのも」

パペマ「ぁむっ♡」パク

 カツラギの制止も聞かず、パペマはカツラギのズボンを脱がすと、勃起したペニスに食いついた。そのまま、美味しそうに舐め回す。

パペマ「れろ…ぇろっ、ちゅっ♡ ん…じゅるるっ…♡」

フワル「うわぁ…///」

パペマ「…」チラッ

 パペマは、顔を赤くするフワルをちらりと見ると、見せつけるように根本までペニスを咥えて吸った。

パペマ「ぢゅぅぅぅ…っ♡♡」

フワル「ぱ、パペマちゃん…おいしいの…?」

パペマ「ん、んくっ…カツラギの、ちんちん…♡ くさい…おいひ…ぁむっ♡」

カツラギ「ずっと我慢しながら、ドリアードの股弄ってたんだからな…」グイッ

パペマ「んぁっ♡」ドサ

 カツラギはパペマの身体を仰向けに倒すと、のしかかるように、無毛の割れ目にペニスをねじ込んだ。

パペマ「ふあぁぁっっ♡♡」ビクビクンッ

カツラギ「っ、出っ…」ビクンッ ビュルルルルーッ

 日中からお預けを喰らい続けていたカツラギは、パペマの膣に挿入した瞬間に勢い良く射精した。

パペマ「あっ♡ あっ♡♡ でた、でちゃったっ♡♡♡♡」ビクビクッ

フワル「わ、あっ…/// 膣内に、射精しちゃった…///」ドキドキ

 カツラギは射精しながら、小さなパペマの腰を抱えて持ち上げ、垂直に叩きつけるように腰を振った。

パペマ「お゛っ♡♡ あ゛っ♡♡ ふかっ、すごぉいっ♡♡♡♡」ビクンッ ガクンッ

カツラギ「パペマ、パペマっ…生理は、来てるのかっ」ドチュッ ドチュッ ドチュッ

パペマ「きてるっ♡♡ きてるよぉっ♡♡」

カツラギ「じゃあ、孕んじまうなっ!」ドチュンッ ドビュルルーッッッ

パペマ「ああああっっ♡♡♡♡♡♡」ガクガクガクッ

フワル「あ、赤ちゃん…作ってる…/// …んっ♡」クニ

 激しい子作りセックスに興じる、戦友と親友の姿に、フワルの手が自然と豊満な乳房に伸びる。膨らみを揉み、ぽってりと硬い乳首を指でしごく。

フワル「んっ♡ んぅっ♡ パペマちゃん…か、カツラギさん…っ♡♡」ビクッ

 毛に覆われた秘部に、恐る恐る触れる。

フワル「…わたし、こんなに、濡れて…」トロォ



パペマ「ぬいちゃやっ♡♡ やだおしっこっ♡♡ おしっこでちゃ、あ、あっ…」プルプル

カツラギ「」ズルッ

パペマ「はああぁぁぁ…っっっ♡♡♡」ガクガクガクッ プシャアァァァァ…

フワル「…っ!」ビクッ

 テントの天井まで、絶頂のおしっこを噴き上げる親友を呆然と眺めていると、カツラギがフワルの肩を抱いた。

カツラギ「…本当に、良いんだな?」モミッ

 乳房を片手で包み、乳首をくすぐりながら問う。フワルは頷いた。

フワル「せ、聖書にありました…アスモダイ父神の巫女は…よ、欲望の受け皿で…男の人に求められたら、か、必ず応えると…だから、は、初めては、カツラギさんが」

カツラギ「ん」

フワル「…んっ♡」チュ

 顔を寄せると、フワルも唇で応えた。乳房を揉み、その手を下に伸ばす。ふわふわの陰毛は、もう愛液でじっとり濡れている。

カツラギ「ほら、ここに寝ろ」

フワル「…///」カパ

 大きく広げた脚の付け根に、未だ萎えないペニスを押し当て、そのまま押し進めた。

フワル「あ…あぁっ…ああぁ…♡」ゾクゾクッ

 根本まで入ると、そのまま腰を前後に振り始めた。

カツラギ「フワル、痛く、ないか」ユサッ ユサッ ユサッ

フワル「んっ♡ い、意外と…あっ♡」ビクッ ビクッ

カツラギ「フワルのマンコ…広くて、柔らかいな…っ」ユサッ ユサッ パチュッ

フワル「わかんないっ♡ そんなの、わからないでっ、すぅっ♡♡」ビクンッ

カツラギ「っ、締まった…イったな?」

フワル「ふぇ…?」トロォ…

カツラギ「」ブツッ

フワル「…あ、あっ、おっき、おおきくっ♡ あっ、あっ…♡♡」



フワル「イくっ♡♡♡ またイくっ♡♡♡ んあああっっ♡♡♡♡♡」ガクガクガクッ

カツラギ「初めてのくせにっ、イきすぎだろっ!」バチュンッ バチュンッ

フワル「らってっ♡♡ かちゅらぎしゃっ♡♡ んにゃあっっ♡♡♡」ガクンッガクンッ プシュッ

カツラギ「これから、何人もの男とヤるんだろっ!?」ドチュンッ ドチュンッ ドチュンッ

フワル「あなたがいいのっ♡♡♡ カツラギしゃっ、あなたせんようっ♡♡♡ 専用おまんこっ♡♡♡」

カツラギ「だったらこいつで…孕めっ!!」ドチュンッ グリィッ

 激しくうねる膣の一番奥に、亀頭を捻り込み…子宮目掛けて、勢い良く射精した。

フワル「っ、ああああっっっ♡♡♡♡ あつい、あちゅいのっ、れてるぅ…あかちゃん、れきてるぅ…♡♡♡」

パペマ「…フワル」

 そこへ、ようやく正気に戻ったパペマがやって来た。

フワル「はー…♡ はー…♡ …っ!! ぱ、パペマ、ちゃ…んっ♡♡」

パペマ「んちゅぅっ♡」

 パペマは、痴態を晒すフワルに口付けすると、そのまま彼女の乳首に吸い付いた。更にカツラギが抽迭を再開する。結局、夜通し2人でフワルを攻め続けた。



ミリィ「…おはよ」ボソ

カツラギ「…」モゾ

パペマ「」ビクンッ

フワル「」プルプル

 朝。一人起きてきたミリィは、精液と愛液と尿にまみれたパーティメンバーを見下ろすと…突然、泣きながら叫んだ。

ミリィ「あ、あんたたちーっ!! な、なんてことしてんのよ! 何てこと…ひぐっ…なんで、あんたたちばっかり…」

カツラギ「…次は、ミリィも一緒にやるか」

ミリィ「そういう訳じゃなーい!」

 ミリィは裸の3人をテントから蹴り出すと、どろどろに汚れたテントを畳み、震える手で鞄に押し込んだ。







受付嬢「…はい、確認しました。お疲れさまでした」

 カツラギが持ってきた紙片とギルドに保管されている依頼書を合わせると、受付嬢は頷いた。

受付嬢「瓶10本なので、半銀貨10枚…金貨5枚にしておきますね。それから…」

 カウンターに置かれた、小さな花に目を遣る。

受付嬢「この、アルラウネの幼生ですが…」



安価下コンマ
01~20 処分します
21~60 錬金術師が欲しがってました
61~90 研究者が欲しがってました
91~00 礼拝堂が欲しがってました

ねる

折角なのでアスモダイ父神の加護(意味深)が籠もったギルド製の装備も募集しようかな

例によって
【安価・コンマ】淫獣シミュレーター・2【R-18】 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1676722106/#footer)
に投げて

受付嬢「実は、街の錬金術師の方から依頼が出ておりましたので、そちらのクエストに納品しておきますね」

 カウンターの上に、更に金貨と、握り拳大の鉱石を置く。

パペマ「!!」

受付嬢「報酬は金貨7枚と、魔力鉱石2個です」

 カツラギは金貨を、パペマは魔力鉱石を鞄に収めた。



 明け方にダンジョンを出て、受付が開くのを待ってからクエスト完了の手続きを済ませたから、今はまだ朝だ。

ミリィ「…テント洗ってくる」

フワル「いえ、流石にわたしたちが洗います…」

ミリィ「良いの。ちょっと…頭冷やしてくる」

 そう言うとミリィは、一人でどこかへ行ってしまった。

パペマ「…ゴーレムの核、改良する」

 パペマも、気まずそうに言い訳しながら、一人で宿屋の方へ帰っていく。
 残されたカツラギとフワルは、通りの真ん中で途方に暮れた。



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①街で買い物

②街で食事

③宿屋で休む

④その他要記述



カツラギ「…で、お前はどうする。礼拝堂に行くのか?」

フワル「…」

 フワルは、逡巡するように俯いた。

カツラギ「話が違うだろ。俺専用になるんじゃなかったのかよ」

フワル「! それは…」



安価下コンマ
01~20 変わらず
21~00 やっぱりやめた

フワル「…そうですね」

 フワルは微笑んだ。

カツラギ「考え直したか」

フワル「もう少し…回復術の方で頑張ってみます」

カツラギ「ああ、それが良い」

 カツラギは頷いた。
 そこへ、ミリィが戻ってきた。

ミリィ「あれ? 2人はどこにも行かないの?」

カツラギ「ああ、ちょっと立ち話してた。洗濯は済んだのか?」

ミリィ「今、干してるところ。全く、誰かさんたちのせいで…」

フワル「それは、ごめんなさい…」

カツラギ「ま、おかげで誰かさんをパーティから出さずに済んだ訳だけどな」

フワル「っ///」バシッ

ミリィ「…! じゃあパーティ抜けるの、考え直してくれたのね! 良かった…」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①街で買い物

②街で食事

③宿屋で休む

④その他要記述

ミリィ「じゃあ、このまま買い物にでも行きましょ。ちょっと深くまで潜ったから、色々消費したし」

カツラギ「そうだな。パペマは…」

フワル「そっとしておきましょう。魔力鉱石が手に入って、やりたいこともあるでしょうし」



安価下1~3 買うもの なお、安価下コンマがゾロ目(奇数 or 偶数)で…



ミリィ「もっと深い層に行くことを考えたら、栄養補給も手早く済ませるようにしておいたほうが良いかしら…」

 ポーションの棚を物色しながら、ミリィが呟く。

フワル「あと…テントも、もう少し広いものを買ってもいいかも」

ミリィ「…いっぱいえ、えっち、できるように?」

フワル「!? いえ、そういうわけでは…それに、汚れにくくて洗いやすい素材のものもあるようですし」

カツラギ「…お」

 カツラギが、店の隅で何かを見つけた。一つ手にとって、ミリィに見せびらかす。

カツラギ「ほらほら」ウィンウィン

ミリィ「何よ…って、うえぇっ!?」ビクゥッ

 妖しく蠢くぜんまい仕掛けの張り型に、ミリィが飛び上がる。

ミリィ「な、何てもの持ってくるのよ! いらないったら!」

カツラギ「でも、パペマだけならまだしもフワルとまでやっちまった訳だし、棒が一本じゃなあ?」

フワル「えっ、わたしのせい!?」

ミリィ「知らないわよそんなの! 買うにしたって、ダンジョンには持っていかないからね!」

カツラギ「はいはい…」

 生返事しながら、張り型やら按摩器やら物色するカツラギ。フワルが、恐る恐る尋ねた。

フワル「ほ、本当に買うんですか…?」

カツラギ「後で試そうな」

フワル「!? …///」カァァァ

ミリィ「…」チラッ



ミリィ「…」





ミリィ「…パペマはまだ戻ってこないの?」

フワル「ゴーレムの核を改良すると言ってましたが…」

ミリィ「えー、それって下手したら数日かかりそうじゃない? もうお昼だけど、宿に戻る? それとも、もう少し見て回る?」

カツラギ「簡単なクエストなら、3人でもできるかもな」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①3人でクエストの受注

②ギルドの商店へ

③もう少し街を散策

④その他要記述



『第3層 山岳』



ミリィ「クエスト以外でダンジョンに来るのは初めてかも…」

フワル「…見えてきました」

 山岳の隙間に、小さな庵が現れる。3人は暖簾を開け、中に入った。

カツラギ「おい、クララはいるか?」

 すると、奥から茶髪の女が出てきた。頭からは片方の欠けた狸耳が生え、半纏しか羽織っていない裸の尻からは太い尻尾が生えている。

クララ「やぁ、待ってたよお~」

カツラギ「また悪いことはしてないだろうな?」

クララ「失敬な。たまにダンジョンを散歩するくらいで、最近はここで大人しくしてるよお~?」



安価下1~3でコンマ最大 行動、出来事

クララ「…で、今日は何の用かなあ~? クエストとやらのお手伝い?」

ミリィ「そういうわけじゃなくて」

カツラギ「ちょいと、お誘いにな」ダキッ

フワル「!?」

 いきなりクララの肩を抱き、半纏の中に手を入れたカツラギに、フワルがぎょっとする。

クララ「んっ♡ お誘い~? どうしようかなあ~?」

カツラギ「わざわざ、俺に居場所を教えてくれたんだ。また逢いたいってことだろ?」

クララ「う~ん? 確かに、お兄さんにはちょお~っと興味があるねえ~?」

 巨乳を揉みしだきながら、カツラギが囁く。ミリィは顔を赤く、フワルは青くして、それを見ている。

カツラギ「もう、一人でいるのは飽きただろ。ギルドに来たら、いつでも良くしてやるぜ?」モミモミ

フワル「カツラギさんっ! どうしてそのモンスターに、そんなに入れ込むんですか」

クララ「いやあ~、モテる狸は辛いねえ~…」

 そう言うとクララは、カツラギの手を振り払って立ち上がり、ミリィとフワルの方へ歩み寄った。

ミリィ「!」

フワル「な、何を…」

 ところがクララは何かするでもなく、2人の背中に手を置いてぐいと押した。

ミリィ「ちょっ、何するのよ!」

クララ「悪いねえ~、うちは雄にしか興味が無くてねえ~。このお兄さんとなら話し合うから、ちょいと外で待ってておくれよお~」

 そう言って2人を庵の外へ押し出すと、カツラギの前で半纏を脱ぎ、全裸になった。その股間から、巨大なイチモツが生え、更に床に触れるほどの睾丸が垂れ下がった。
 クララはやおら後ろを向くと、カツラギに尻を突き出した。両手でぐいと広げると、睾丸の裏に女陰が口を開けた。

クララ「『こっち』を満足させられる雄は、なかなかいなくてねえ~。ほお~ら、お兄さんのちんぽ、味見させておくれよ…♡」



安価下1~3 プレイ内容

カツラギ「まあ、そう焦るなよ」ゴソゴソ

クララ「何だい、鞄なんて漁って…」

カツラギ「…せっかく、『お土産』も持ってきたんだぜ?」ゴソッ

 取り出した張り型を見て、クララの口元が緩む。

クララ「おやあ~? また懐かしいものを…」

カツラギ「いっぱい持ってきたからさ、好きなだけ…」

 張り型を、肛門に突き立てる。

クララ「おぉんっ♡」ビクッ

 更に、両乳首に震えるクリップを取り付け、震える張り型でクララの男根の根本を刺激する。

カツラギ「…じゃ、そろそろ食わせてやるよ」

 カツラギはズボンを下ろすと、もっさりと毛の茂った女陰に、ペニスを挿入した。

クララ「んっ、んん~…♡」プルッ

 既にぬるぬるの膣に、肉棒を激しく出し入れする。

カツラギ「はっ、はっ、どうだ、ご期待には…」パンッ パンッ パンッ

クララ「んっ♡ んっ♡ んぁっ♡ …どうかなあ~♡」

カツラギ「もっと、激しいのが好きかっ」バチュッ バチュッ バチュッ

クララ「んんぅっ♡ 意外と、優しいねえ~…んっ♡」

カツラギ「」バシンッ

クララ「い゛っ!?」ビクンッ

 突然、カツラギがクララの陰嚢を平手で叩いた。突然の痛みに、クララが息を呑む。
 その隙に、カツラギは両乳首のクリップを毟り取り、指先でつまんで引っ張った。更に腰の角度を変え、膣の奥や前立腺に当たる部分を、激しく攻め立てる。

クララ「おぉんっ♡♡ んほぉっ♡♡ おまんごおっ♡♡ しゅっ、んおおおっ♡♡♡」ビクンッビクンッ



フワル「うわあ…」ドキドキ

ミリィ「…///」ドキドキ



クララ「あっ♡ あ゛はっ♡ …イぐぅっ♡♡♡」ドビュルルーッ

 とうとう、クララが巨根から射精した。更に壊れた水道のように、透明な液体まで撒き散らす。

カツラギ「おいおい、もうイったのかよ! こっちはまだだぜ!」ドチュンッ ドチュッ ドチュンッ バチュンッ グリィッ

 張り型を、陰嚢の付け根に押し当てる。クララがまた射精した。

クララ「んにょおおっっ♡♡♡」ガクガクガクッ ブシャアアアッッッ

カツラギ「…このまま、種付けするけど良いよな? どうせ、もう狸の姿なんて忘れちまったんだよな! 人間に孕まされても、良いよなぁっ!」バチュンッ バチュンッ

クララ「あっ♡ あっ♡ あぁ…」プルプル



安価下コンマ
01~10 まあまあかな
11~50 期待通りだったよ
51~99 もう…
   00 こうなったら… 

 カツラギに後ろから突かれながら、クララは不意に、彼の手から張り型を奪い取った。彼女の手の中でそれは、大ぶりの鋭い包丁となった。

カツラギ「! 何をする気だ」

 思わず、腰を止めるカツラギ。クララは、包丁を握り締めると…

クララ「…ふんっっっ!!!」ザシュッ

 何と、己の股間に突き立てた。歯を食いしばりながら刃を動かすと、太い陰茎と巨大な陰嚢を、根本から切り落としてしまった。

クララ「ふい~…痛みでイきかけたよお~…」ボタッボタッ

カツラギ「な、何のつもりだ…」

クララ「おまんこでイきたいのに、こいつが勝手にイくから気が散るんだよお…」ゲシッ

 床に転がったペニスを蹴り飛ばす。クララの膣がぎゅっと締まり、カツラギのペニスに絡みついた。

クララ「…これで、おまんこ全部で、君のちんぽに集中できる。…さ、早く、早くっ♡ 気持ちよくして…うちを、孕ませてっ♡♡♡」ギュゥッ

カツラギ「! …いくぜ…!」ドチュンッドチュンッドチュンッドチュンッ

クララ「っ、んおおおっっ♡♡♡ おまんこおっ♡ おまんこしゅごおっっ♡♡♡」ガクンッガクンッ

カツラギ「おらっ、イけっ! イけエロ狸っ! 人間の仔を、孕めっ!!」ドチュンッドチュンッドチュンッ グリグリッ

クララ「はらむ、産むっ♡♡♡ あかちゃんうむっ♡♡♡ あかちゃんっ…ちょーお~だいっっ♡♡♡」ギュゥゥゥッ

 膣壁が、痛いくらいにペニスを絞り上げる。うねる膣の奥に亀頭を押し当て、カツラギは射精した。

クララ「んおおああああっっ♡♡♡ あかちゃんっ♡♡ かつらぎの、あかちゃんっ♡♡♡ できるっ♡♡ はらむぅぅっっ♡♡♡ …」



クララ「…と言うわけで、これからご一緒させてもらうよお~」

ミリィ「そ、そう、良かったわね…///」カァァァ

フワル「…」ジトッ



【名前】クララ
【ランク】0
【種族】狸
【性別】女
【容姿】茶髪セミロングで巨乳、右耳が大きく欠けた狸耳と太い尻尾がある女性。裸にどてらと下駄だけ身に付けているが、人前では股引も穿いている。
【能力】
『変化(自)』見たことのあるあらゆる動物や物体に化けることができる。狸の姿にだけはなれない
『変化(他)』手にした物や生物を意のままに変身させる。シェイプシフターには効果がない
【所持品】
なし



受付嬢「…では、このままパーティに加入ということでよろしいですね?」

クララ「うん」

受付嬢「収容所での教育は受けられないとのことですが…二度と、冒険者の皆さんを害さないという保証は?」

クララ「こいつさ」ドチャッ

 クララが、切り落とした男根と陰嚢を、カウンターの上に放り出した。受付嬢の顔が固まる。

受付嬢「っ! …な、なるほど分かりました…では、ランク0からのスタートになります…」



ミリィ「何だか、凄いことになっちゃったかもね」

フワル「ダンジョンのモンスターが、パーティに加わるなんて」

 ギルドの外は、もう夜だ。パペマも疲れて、お腹を空かす頃だろう。呼んで来て、新しい仲間を紹介しなければ。



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①食事(食堂、屋台、宿屋、ギルド酒場から1箇所併記)

②宿屋で休む

③その他要記述



パペマ「ふぁ…おかえり」

カツラギ「ただいま。作業は済んだか」

パペマ「後ちょっと…」

 ここで、パペマが見覚えのある人物に気付いた。

パペマ「…クララ」

クララ「今日から、このパーティでお世話になるよお~」ヒラヒラ

パペマ「…カツラギ」ジロッ

 パペマが、カツラギを睨む。クララは手を振りながら、ずっと尻尾をカツラギの脚に擦り付けていたからだ。

カツラギ「…」

パペマ「…カツラギ。ちんちん頭。全身ちんちん男」ベシッベシッ

クララ「カツラギの身体が全部ちんぽなら、みんな喧嘩しないで済むのにねえ~♡」

カツラギ「やめろやめろ。チンコ以外も役に立ってるだろ」

フワル「…ふん」プイ

ミリィ「はぁ…とにかく、今日はもう休みましょ」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①おやすみなさい

②散歩(一人 or 連れて行くメンバーを併記)

③メンバーに夜這い(相手を一人併記)

④その他要記述



カツラギ「…歩くか」

 カツラギはベッドを抜け出すと、そっと部屋を出た。
 外は真っ暗だが、人通りはそれなりだ。クエストを終えた者、飲み潰れて倒れる男、客を呼び込む若い衆…ギルドタウンには、睡眠という概念は無いらしい。
 カツラギは屋台に入ると、ビールを注文した。



安価下コンマ
01~10 背の高い女
11~40 メリーナ
41~70 レイン
71~80 重装備の女
81~99 意外な人
   00 自称新人



「ごめんくださ~い…あっ」

 屋台に入ってきた女が、カツラギを見て声を上げた。

カツラギ「…! メリーナじゃねえか。どうしたんだ? 紫ローブはまだ着てないみたいだが」

メリーナ「そう、聞いてよ。今日から修行を始めたんだけど…」

 メリーナは、溜め息を吐いた。

メリーナ「いきなり礼拝堂の像の前に連れてこられて、跪いて祈れって…そしたら、アスモダイ父神が道を指し示すって」

店主「ご注文は?」

メリーナ「あ、ビールで。…でも、日がな一日祈っても、なーんにも聞こえてこなくて…もしかしてあそこの人たち、皆ラリってるのかな」

カツラギ「かもな、はは…」

メリーナ「早くも心が折れかけて、寮を抜け出して来ちゃった」

カツラギ「おごるぜ。どうせ金持ってないんだろ」

メリーナ「やったー…」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?



カツラギ「巫女はもうギブアップか?」

メリーナ「…」グビ

カツラギ「行くところが無くて巫女になるくらいなら、また冒険者に戻ったらどうだ。俺のパーティに加えても良い」

 そっと、彼女の腰に腕を回す。
 しかしメリーナは、首を横に振った。

メリーナ「ううん。その心配は要らないよ。ラリってるかは置いといて、礼拝堂の人たちは優しいし、あたしもあんなふうになりたいってのは本当だし」

カツラギ「…そうか」

 メリーナから手を離す。それから、別の話題を切り出した。

カツラギ「ジノ…とか言ったか」

メリーナ「っ!」ビクッ

カツラギ「あれから、何か話したのか。別れ話とか」

メリーナ「…してない。会ってもない。会いたくない」

カツラギ「そりゃそうか」

 ビールを一口。メリーナは、震える声で続けた。

メリーナ「でも…最後に、修行の最後に、彼に会うんだって。欲望を受け入れるのが、巫女の務めだからって…」

 メリーナも、ビールを呷った。

メリーナ「…ふぅ。その頃には…怖くなくなってると、いいな」

カツラギ「そうだな。…」

ねます



 朝。起きて部屋を出ると、ミリィとフワルはもう起きていた。

カツラギ「パペマは?」

ミリィ「もう少しだって。昼には出来上がるって言ってたわ」

カツラギ「…クララは?」

フワル「まだ寝てます」

カツラギ「じゃ、昼までクエストはお休みかな?」

 そこへ、クララが出てきた。

クララ「ふぁ~…ここどこだあ~…?」ヨロヨロ

カツラギ「寝ぼけてるな。ギルドタウンの宿屋だよ」

クララ「ふぁ…?」キョトン



安価下1~3でコンマ最大
①パペマ以外でクエスト受注

②買い物(街 or ギルド併記)

③付与魔術の勉強

④その他要記述

カツラギ「…そう言えば」

 カツラギは、寝ぼけ眼のクララに向き直った。

カツラギ「お前、気合でチンコぶった切ったけど…大丈夫なのか?」

フワル「えっ!? それは大変です、早く見せて!」グイッ

 フワルが、クララの股引をずり下ろす。が

クララ「ああ? 別に、大丈夫だよお~」

 太い男根を、睾丸ごと切り落とした後にも関わらず、まるで最初から何もなかったかのように、茶色い毛に覆われた女性器しか無かった。

フワル「あ、あれ…?」

クララ「耳と一緒で、切り落としたものはもう生えないけど、もう良いのさ。カツラギのちんぽを挿れる、おまんこさえあればねえ~♡」

フワル「…」グイッ

クララ「あ゛ぅっ♡」ビクンッ

 股引を、力いっぱい引き上げるフワル。股間を擦られ、悶絶するクララ。

フワル「…では、わたしは治癒術の勉強を」

クララ「なんだい…じゃあ、うちはもう一眠り…」

ミリィ「…じゃあ、あたしは」

カツラギ「あ、ミリィ」

ミリィ「何…?」

 カツラギに呼び止められ、ミリィが振り返る。

カツラギ「ちょっと、話さないか」

ミリィ「…」

 カツラギに手招きされると、ミリィは渋々といった感じで、彼の泊まる部屋に入った。



ミリィ「で、何の用?」

カツラギ「最近、悩んでるみたいに見えたから」

ミリィ「誰のせいよ、誰の!」クワッ

 ミリィが、カツラギに噛み付いた。

ミリィ「人が寝てる横で、他のメンバーが盛ってたら、誰だってこんな顔になるわよ! パペマと付き合うのはまだしも、フワルまで…おまけに、クララまで…」

カツラギ「仲間外れが嫌なのか?」

ミリィ「っ! そ、そういうわけじゃ…」

 言い淀んで、ミリィはぽつりと零した。

ミリィ「大体…他の冒険者も言ってるけど、あんたからしたら、あたしたちってまだ子供じゃない。何でそんなに盛れるのよ」

カツラギ「パペマとフワルのおっぱいで、子供扱いはできそうもないな」

ミリィ「っ///」ドキッ

ミリィ「…と、とにかく! 外ならまだしも、危険なダンジョンでえ、えっちなんて…モンスターに襲われたりしたら、大変なんだからね」

カツラギ「…」

ミリィ「分かった!?」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?

カツラギ「…分かったよ」

ミリィ「分かれば良いのよ」

カツラギ「ちゃんと、『お前とは』宿でやることにするよ」

ミリィ「」ズコー

ミリィ「だ、だから、何であたっ、あたしがあんたと…///」

カツラギ「じゃあ、次泊まるときにな」

ミリィ「っっ~~~///」



パペマ「…終わった」ゲッソリ

フワル「お疲れ様。体調は大丈夫?」

パペマ「大丈夫…早く、試したい…」

カツラギ「本当に大丈夫か…?」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①クエスト受注

②買い物(街 or ギルド併記)

③付与魔術の勉強

④その他要記述

カツラギ「…いい加減、俺もお勉強するか」ペラ



安価下コンマ 進捗



カツラギ「…」パタン

 カツラギは、おもむろにスペルの教書を閉じると、椅子から立ち上がった。その身体が、犬の姿に変わる。

犬カツラギ「…!」ガルルッ

 剥き出した牙に、炎が灯る。次に氷、更にスパークが飛び散る。今度はシロサギになり、嘴に属性を付与していく。
 一通り試すと、カツラギは人間の姿に戻った。

カツラギ「…こんなもんだな」



進捗 148/100 習得!



 日が暮れた。もうギルドは閉まっているだろう。

カツラギ「腹減った、飯行こうぜ」

クララ「ふぁ~…今日はよく寝たねえ~」

パペマ「おはよ…ごはん…」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①食堂へ

②屋台へ

③宿のレストランへ

④その他要記述

ミリィ「あたしたち食堂に行くけど、カツラギは?」

カツラギ「やべ、ロゼッタにスペル返さないといけないんだった」

フワル「ロゼッタさん、街にいるでしょうか?」

カツラギ「探してくる。先に行っててくれ」

 4人と別れて、カツラギは街に繰り出した。



安価下コンマ
01~10 見つからない
11~30 ギルドにいた
31~50 ミリィ「こっちにいたわよ」
51~80 屋台にいた
81~90 人気のない裏路地にいた
91~00 人気のない裏路地で…

くぎる



受付嬢「お疲れ様でした。こちらが報酬になります」ゴトッ

ロゼッタ「ありがとうございます」

レイン「…あ」

 丁度、ギルドの受付でクエスト完了報告をしているロゼッタたちを見つけ、カツラギは歩み寄った。

カツラギ「よう、丁度良かった」

ロゼッタ「カツラギさん! どうしましたか?」

カツラギ「こいつを返しに」スッ

 カツラギがスペルを差し出すと、ロゼッタは目を丸くした。

ロゼッタ「これはご丁寧に…それに、もっと先になるかと」

カツラギ「短期集中型なんだよ。…」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①一人で食堂へ

②ロゼッタたちと食堂へ

③ロゼッタたちと屋台へ

④その他要記述

カツラギ「そう言えば、この後の予定は決まってるか?」

ロゼッタ「いえ、まだ」

カツラギ「ミリィたちを食堂に待たせてるんだ。一緒に来ないか?」

レイン「良いですね。ぜひ」

 ロゼッタとレインを連れて、食堂に向かった。



パペマ「! こっちこっち」

クララ「! ま、また懐かしいのが来たねえ…」プルプル

 カツラギが連れて来た人物に、クララがあからさまに怯えた顔になる。ロゼッタも、クララを見てあっと声を上げた。

ロゼッタ「あの時の狸! 生きていたのですか」

クララ「お、おかげさまでねえ~…」

ミリィ「昨日から、パーティに加わったのよ。…色々あってね」

カツラギ「注文はまだか? さっさと頼もうぜ」

 カツラギたちは、テーブルを囲んで椅子に座った。



安価下1~3 注文するメニュー それっぽいやつを挙げて



給仕「ご注文はお決まりですか?」

パペマ「ロックボアのポトフ!」

ミリィ「あたしストームバードの照り焼きがいい!」

ロゼッタ「あ、このクリムゾントウガラシのペペロンチーノを」

レイン「本当に気に入ったんですね、それ…」

カツラギ「鳥刺しも貰おうか。あとこの、サンダービールとか言うのを試してみよう」

給仕「かしこまりました」

 そう言うと、給仕は奥へと引っ込んで行った。



「「「「かんぱ~い!」」」」

 ジョッキを打ち合わせる。ジョッキに口を付けて、カツラギは目を剥いた。

カツラギ「ん゛っ!? 炭酸きっつ…」

フワル「サンダービールと言うくらいですからね」

 別で頼んだサラダを口に運ぶフワル。ロゼッタは、ひいひい言いながら見るからに辛そうなペペロンチーノを啜っている。

ミリィ「…レイン、食べないの?」

レイン「ええ、少食なので…」

 そう言うとレインは、果実酒を一口飲んだ。



安価下1~3でコンマ最大 食事中の出来事



 ビールを飲みながら、カツラギは何となく目を閉じた。視界を塞ぐと、周りの音がよく聞こえる。食器がぶつかる音。椅子が擦れる音。人が話す声…



安価下コンマ
01~20 ギルド製の装備
21~70 温泉
71~90 魔女
91~99 街
   00 万能の秘薬



「…本当にいるのですか? その、魔女というのは…」「きっと、もっと奥深くの階層に住んでいるのでしょう」「ああ、早くお会いしてみたい! 私の魔術研究を、大きく前進させることができるだろう!」



カツラギ「ダンジョンに、魔女が住んでる…?」



ロゼッタ「お世話になりました。では、おやすみなさい」

ミリィ「ええ、いつも付き合ってくれてありがとね」

レイン「…」ヒラヒラ

 食堂を出ると、ロゼッタたちと別れた。

フワル「宿に戻って、今日は休みましょう。明日は、そろそろクエストを受けたほうが良いかも」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①おやすみなさい

②散歩(一人 or 連れて行くメンバーを併記)

③メンバーに夜這い(相手を一人併記)

④その他要記述



 その夜。カツラギは自分の部屋を抜け出すと、ミリィの泊まる部屋に入った。

ミリィ「すぅ…」

 ベッドに入り、寝息を立てるミリィ。カツラギはそっとベッドに上ると、毛布を剥がして彼女の身体に覆い被さった。
 暗がりに目が慣れると、ミリィの顔が間近に見える。普段は意識しないが、幼く、そして可愛らしい顔をしている…



安価下1~3 プレイ内容

 カツラギは、ミリィの青色の髪をそっと撫でた。

カツラギ「…こうして見ると、可愛い顔してるよな、お前」ナデナデ

ミリィ「ん…」ピク

カツラギ「ダンジョンじゃ、一番頼りにしてるんだぜ? いつも…」ナデナデ

 囁くと、首筋や頬にキスをする。唇の端にキスをすると、ミリィはくすぐったそうに顔を背けた。

ミリィ「ん、ふふ…」モゾッ

カツラギ「サバイバルには慣れてても、『こっち』はどうかな…?」サワッ

 薄い寝間着に覆われた胸を、そっと撫でる。いつも、分厚いローブを着ていて分からなかったが、掌に触れる膨らみは中々のものだ。優しく揉みほぐすと、寝間着の膨らみにつんと突起が出た。
 寝間着を捲りあげ、薄ピンクの乳首を唇で挟む。片手で、太腿の間をなぞると、まだ産毛が萌え始めたばかりの、ぷにぷにの割れ目に触れた。

ミリィ「ん、ぁ…♡」ピク

 小さな割れ目を指で擦ると、薄っすらと湿り気を帯びてきた。包皮に覆われた陰核をくすぐると、ミリィの腰が跳ねた。

ミリィ「んぁっ♡ …っ!!?」ビクッ

カツラギ「…よう」

 悲鳴を上げかけたミリィの口を、唇で塞ぐ。

ミリィ「ん゛ーっ!? ん゛っ、んーっ!!?」ジタバタ

カツラギ「んっ…」

 唇を押し付けたまま、両手首を掴んでベッドに押し付ける。ミリィが抵抗を諦めると、カツラギは口を離した。

ミリィ「なっ、なにっ、何すんのよ…!?」

 涙を浮かべて詰問するミリィ。

カツラギ「言ったろ。今夜、お前を抱くって」

ミリィ「言ってないってば! ただ、え、えっちするなら、宿屋でってだけで…」

カツラギ「次、宿屋に泊まる時ってちゃんと言ったぜ」

 そこまで言うと、カツラギはふと真顔になった。泣き腫らしたミリィの目を真っ直ぐに見て、静かに問う。

カツラギ「…嫌なら、嫌って言ってくれ。その時は諦める。本当だ」

ミリィ「! …っ」

 ミリィは、カツラギの胸をそっと蹴った。

カツラギ「…分かった」

ミリィ「待って」

 拒絶されたと取り、部屋を出ようとするカツラギを呼び止めると、ミリィは、ベッドの上で裸の脚を大きく広げ…幼い割れ目を、両手で広げた。

ミリィ「…///」クパァ

 カツラギは服を脱ぎ捨てると、ベッドに飛び乗った。ギンギンに張った肉棒を、小さな膣口に押し当てると、ミリィの耳元で囁いた。

カツラギ「もう、嫌って言っても止めないからな」

ミリィ「す、好きにしたら! いざとなったら、パスカルにぶっ飛ばしてもらうから…あ゛っ!」

カツラギ「くぅっ…!」

 狭い狭い、幼い膣穴に、ペニスをねじ込んでいく。処女を破られる痛みに、ミリィが息を呑む。

ミリィ「い゛っ、つぅっ…くぁ…!」プルプル

カツラギ「…ちょっと休憩」

ミリィ「はーっ…いった…何で皆、こんなので気持ちよくなってるのよ…」

カツラギ「すぐに慣れて、気持ちよくなれるぜ。んっ」

ミリィ「んっ♡ …続けて」

 キスをすると、再び腰を押し進めた。太い亀頭が膣口を通り抜けると、意外に抵抗なく奥まで入った。

ミリィ「っ、つぅぅ…入ったの…?」

カツラギ「ああ。奥まで入ったぜ。ここが…」

 小さく腰を引き、とんと突く。

ミリィ「んぅっ♡」

カツラギ「…子宮口。赤ん坊を作る部屋の入り口だ」トン トン トン

ミリィ「っ、んっ、んっ♡ 擦れて、痛い…っ♡」

カツラギ「ミリィのマンコが締まりすぎて、俺も痛い…」トン トン トン トン

ミリィ「っ/// 良いからっ、好きにやりなさいよっ! あっ♡」ビクンッ

 ぷるぷる揺れるおっぱいを両手で掴み、腰の動きに合わせて揉む。

ミリィ「はっ♡ はっ♡ はあっ♡ あっ…だんだん、慣れて…んあっ♡♡」ビクンッ

カツラギ「ああ、柔らかくなってきた…」パチュ パチュ パチュ

ミリィ「んっ♡ あっ♡ はっ♡ はんっ♡」

 おっぱいから手を離し、ミリィと両手の指を絡めて、枕の両脇に押し当てた。無防備な姿勢のままカツラギに覆い被さられ、ミリィの膣が竦む。

ミリィ「あ…♡」ドキドキ

カツラギ「こうすると、もう逃げられないな。…為す総べなく、マンコに精子注がれて、俺の子供を孕んじまうな…」バチュッ バチュッ バチュッ

ミリィ「…♡」

 しかしミリィは、逆に両脚を彼の腰に絡めた。

カツラギ「!」

ミリィ「男女が同じパーティにいるとね…んっ♡ …必ず、皆、えっちするんだって…はぁっ♡」ビク ビクンッ

 両脚でカツラギの腰を締め付け、膣穴でペニスを締め上げる。処女だったとは思えない仕草に、カツラギのペニスが更に膨らむ。

ミリィ「一緒に、危険を冒すたびに…んあっ♡♡ …子孫、残さなきゃってっ♡ …あかちゃんっ♡ つくらなきゃってっ♡♡♡ …んんっ♡♡♡」

カツラギ「ん…っ!」

 応える代わりに、カツラギは唇を吸った。小さな舌を吸い、絡め合いながら、叩きつけるように腰を振る。

ミリィ「んっ♡ んむぅっ♡ ちゅるるっ♡ んんんっっっ♡♡♡」

カツラギ「んんっ…っ!」ドクンッ ビュルルルルルーーーッッッ

ミリィ「ん…っっっ♡♡♡」ギュゥッ

 ミリィの脚に力が籠もる。勢い良く子種を、膣の一番奥で全て受け止めた。



フワル「おはようございます…」

パペマ「おはよ…」ゴシゴシ

ミリィ「お、おはよ…」ズキズキ

クララ「! いい匂いがするねえ~…♡」クンクン

ミリィ「!?」ビクッ

 ミリィの周りで鼻を鳴らすクララ。カツラギは彼女を引き離すと、言った。

カツラギ「ほら、クエスト受けるんだろ。さっさと行こうぜ!」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①クエストの受注

②ギルドの商店へ

③街を散策

④その他要記述



案内役「クエストは早い者勝ちだよ! 依頼書を取ったら___」

クララ「クエストとやらは初めてだねえ~」

カツラギ「その辺の冒険者よりダンジョンには詳しいだろ」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①『ハーピーの卵 有精卵なら10倍の値段で買います』

②『セイレーンの涙 一個につき金貨3枚』

③『常設:魔力鉱石の採掘 採掘量の1割差し上げます』

④『常設:青スライム 同じ目方の銅と交換』

⑤『アブダラタケ 魔術師の方のみ』

ねます

もう何個か
【安価・コンマ】淫獣シミュレーター・2【R-18】 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1676722106/#footer)
に投げてるけど、あからさまに元ネタがあるやつでもいいよ
あとモンスター案も随時募集中

今日はない
アスモダイ父神の加護っていうのは、エッチな格好をすると力が貰えるとかそういうやつです

【名前】カツラギ
【ランク】3
【種族】人間
【性別】男
【容姿】ぼさぼさの髪を適当に纏めた中肉中背の男
【能力】
『獣身術』動物に変身できる。強い精神力がなければ動物の肉体に魂を奪われる、危険かつ高度な魔術
『付与魔術』手にしたものや身体の一部に属性を付与できる
【所持品】
『丈夫な服』長旅に耐えられる丈夫なジャケットとズボン
『短剣』何の変哲もない短剣
『財布』硬貨を入れる革袋。もうこんなに軽い…

【名前】ミリィ
【ランク】3
【種族】人間
【性別】女
【容姿】やや小柄な体格のかわいらしい少女、髪は青のポニーテール。お子様体型に見られがちだが、実はかなりスタイル良い
【能力】
『精霊術』様々な精霊を召喚し、力を借りる
【所持品】
『精霊の杖』精霊術に特化した触媒
『短剣』何の変哲もない短剣
『放浪魔術師のローブ』青と白のローブ。丈が短く、サイドにスリットが入っている。レギンスと組み合わせて着る
『冒険セット』非常食に葡萄酒、簡易テントなどの入った鞄
『コーヒー豆』ヒロシ選りすぐりの高級豆

【名前】フワル
【ランク】3
【種族】獣人(羊)
【性別】女
【容姿】白いモコモコの髪から短い角が見え隠れしている少女。人間基準ではやや小柄だが胸とお尻は大きめ
【能力】
『回復術』体力を回復し、怪我を修復する魔術
【所持品】
『白いローブ』回復術士や医師のローブ
『救急箱』軟膏や包帯、縫合糸、ポーションなどの入った木箱
『奇跡の結石』死者を蘇らせる石

【名前】パペマ
【ランク】3
【種族】人間
【性別】女
【容姿】灰色髪のロングでメカクレ。小柄だがかなりの巨乳。
【能力】
『傀儡術』周囲の生物ではないものを人型に固めて動かせる。大きさは3mくらいまで可能。
【所持品】
『ゴーレムの核Lv.3』呪文の刻まれた石。人形に埋め込むことでゴーレムとして使役できる他、土に埋め込むことでゴーレムの一部を瞬時に形成できる。

【名前】クララ
【ランク】0
【種族】狸
【性別】女
【容姿】茶髪セミロングで巨乳、右耳が大きく欠けた狸耳と太い尻尾がある女性。裸にどてらと下駄だけ身に付けているが、人前では股引も穿いている。
【能力】
『変化(自)』見たことのあるあらゆる動物や物体に化けることができる。狸の姿にだけはなれない
『変化(他)』手にした物や生物を意のままに変身させる。シェイプシフターには効果がない
【所持品】
なし



パペマ「魔力鉱石…!」ズイッ

 差し出したのは『常設:魔力鉱石の採掘 採掘量の1割差し上げます』の依頼書。案内役はそれを受け取ると、判を押して一角を破いて渡した。

案内役「ダンジョンの第1層に、ギルドの派出所がある。そこで必要な道具を受け取ってから出発してくれ」

ミリィ「分かったわ」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①このままダンジョンへ

②ギルドで買い物・情報収集

③第1層で買い物・情報収集

④その他要記述



『第1層 エントランス』



ギルド職員「ほい、人数分のツルハシと背負い籠」ドサドサドサッ

カツラギ「うおっと」ガシャッ

ミリィ「おっきいカゴね…」

パペマ「いっぱい入る…」キラキラ

フワル「洞窟の方に、鉱石目当ての方がいらっしゃいましたね。進む前に、必要なものを買い揃えておきましょう」

クララ「魔力鉱石、ねえ…皆、有難がって掘りに来るもんだ」



安価下1~3 買っておくもの

(特に何も買わないも可)

(安価下)



フワル「では、回復薬を何本か」

カツラギ「別に、モンスター倒しに行くわけでもないしな」

 財布の中身も心許ない。最低限の回復薬を補充すると、情報を集めることにした。

ミリィ「皆、魔力鉱石を求めて洞窟を掘りまくってるんでしょ? もう浅い層には残ってないんじゃないかしら」

パペマ「うーん…」

カツラギ「クララ、お前冒険者になりすましてダンジョン歩き回ってただろ。何か知らないのか」

クララ「そうだねえ~…」



安価下コンマ
01~20 第3層までの分は殆ど取り尽くしたらしいよ
21~60 ↑+第9層までは洞窟が続いてるよ
61~80 ↑+第7層に新しめの鉱脈があったよ
81~95 ↑+その鉱脈は誰にも見つかってないよ
96~00 うちの地下にいっぱいあるよ

先走っちゃった



フワル「では、回復薬を何本か。奇跡の結石も買い足しておきましょう」

カツラギ「別に、モンスター倒しに行くわけでもないしな」

 財布の中身も心許ない。最低限の回復薬を補充すると、情報を集めることにした。

ミリィ「皆、魔力鉱石を求めて洞窟を掘りまくってるんでしょ? もう浅い層には残ってないんじゃないかしら」

パペマ「うーん…」

カツラギ「クララ、お前冒険者になりすましてダンジョン歩き回ってただろ。何か知らないのか」

クララ「そうだねえ~…」



安価下コンマ
01~20 第3層までの分は殆ど取り尽くしたらしいよ
21~60 ↑+第9層までは洞窟が続いてるよ
61~80 ↑+第7層に新しめの鉱脈があったよ
81~95 ↑+その鉱脈は誰にも見つかってないよ
96~00 うちの地下にいっぱいあるよ

クララ「…確かに、洞窟に潜って魔力鉱石を掘ってるのは、結構いたねえ~」

ミリィ「どこか、穴場は無かった?」

 するとクララは、顎に手を当てた。

クララ「そう言えば…第7層だったかなあ~。一緒に歩いてた子たちが、手付かずの鉱脈を見つけてたねえ~」

パペマ「!!」

 そこで、じゃあくな笑みを浮かべる。

クララ「まあ…掘り起こす前に、うちがリーダーの子を『味見』しちゃったんだけどねえ~。割と最近の話だから、まだ見つかってないんじゃないかなあ~?」

カツラギ「てことは、まだそこは手付かずだな! でかした!」

 カツラギとパペマが大喜びで、クララの後についてダンジョンの奥へと進む。

ミリィ「でかしてるのかしら…」

 ミリィとフワルは、複雑な顔で後を追った。



安価下コンマ 道中の出来事
01~10 ゴブリンだ!
11~15 アースエレメントだ!
16~20 変なゴブリンだ!
21~30 サキュバスだ!
31~70 広い横穴で一泊
71~99 クララが近道を知っていた 
   00 自称新人



『第3層 洞窟』



クララ「…あ」

 不意にクララが立ち止まった。

カツラギ「どうした?」

クララ「こっち、こっちから早く行けるよお~」

 そう言うとクララは、曲がり角の死角にある細い横穴へと身を滑らせた。

ミリィ「ほ、本当にこっちで合ってるの?」

フワル「狭いですね…」

 しかし、それは杞憂であった。細い通路はたちまち元通りに広がり、目の前にきらきら輝く洞窟が現れたのだ。



『第7層 洞窟』



パペマ「ま、魔力鉱石…」

ミリィ「すごい、物凄い魔力を感じる…」

カツラギ「…」

 目に見える波を錯覚するほどの強大な魔力に、カツラギは思わず目を細めた。港で輸出されていた、あの木箱いっぱいの超高純度の魔力鉱石は、このような鉱脈で採掘されていたのだ…
 早速、パペマがツルハシを鉱脈に突き立てた。



安価下コンマ1桁×10 採掘量



パペマ「…いっぱい取れた」キラキラ

『魔力鉱石』×70

カツラギ「これだけ取っても、まるで地形が変わらない…」

ミリィ「でも、これ以上掘っても持っていけないわよ?」

フワル「何なら、これを背負って第1層まで戻ると考えただけでも…」

 身震いするフワル。しかし、パペマは首を横に振った。

パペマ「大丈夫」

 そう言うと、ポケットからゴーレムの核を取り出した。改良を重ねて、一回り大きくなっている。パペマはそれを、洞窟の壁に叩きつけた。

カツラギ「おお…?」

 次の瞬間、洞窟の壁がぐらぐらと揺れ始め…中から、カツラギよりも一回り大きいゴーレムがゆっくりと姿を現した。

ミリィ「わっ、人形を造らなくても良くなったのね!」

パペマ「全身は時間かかるし、あんまりおっきいのは作れないけど」

ゴーレム「___」

 ゴーレムは、魔力鉱石が満載された背負い籠をひょいひょい持ち上げると、5つとも背中に載せてしまった。

パペマ「さ、帰ろ」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①まっすぐ帰る

②クララの庵に寄る

③この層で一泊する

④その他要記述



『第3層 山岳』



クララ「…よし、着いたよお~」

カツラギ「ふぅ、これで一休みできる」

ゴーレム「____」ズズズズ…

 庵の前で背負い籠を地面に下ろすと、ゴーレムは土になって崩れていった。

ミリィ「もう夕方なのね。ずっと洞窟だと、時間間隔がおかしくなっちゃうわ」

フワル「多分、丸一日過ぎての夕方では…」

ミリィ「えー!? …やば、もう歩けない」ヨロッ

パペマ「お腹空いた…おしっこしたい…」

クララ「裏にある小屋がお便所だよ。ご飯は…取ってこないとねえ~」

カツラギ「もう一働き、だな」ハァ



 クララの案内で、近くの木になっている果実や、ハーピーが産み捨てた卵などを集めた。庵の真ん中にある囲炉裏に火を熾し、それらを調理して食べると、温かい食事に疲れが滲んで薄れた気がした。

カツラギ「ふぅ…」

フワル「ハーピーの卵…ギルドのクエストにありましたね」

ミリィ「こんなに美味しかったら、皆欲しがるわよね」

パペマ「…」ウトウト

クララ「さてと、うちはそこの川で汗を流してくるけど、もう寝るなら適当に寝て良いよ」

 クララが立ち上がった。

ミリィ「もう無理、立てない…」

フワル「わたしも、外の公衆浴場で良いので…」

パペマ「…カツラギが行くなら、行く」

カツラギ「ええ…?」



安価下 どうする?
①行く

②行かない

カツラギ「…汗だくで寝たくないから、行く」

パペマ「じゃ、パペマも」

クララ「…こっちだよお~」

 庵を出ると、暗闇の中をクララについて進んだ。

カツラギ「また騙したりとか、しないだろうな?」

クララ「しないよお~? また君と化かし合うのは、面倒くさいからねえ~」

 木立の中を進むと、向こうから、流れる水の音が聞こえてきた。木々が切れて、星のあかりが差し込むと、石ころの地面を縫って細い川が流れているのが見えた。
 クララが、どてらと股引を脱いで裸になる。パペマも、ローブとパンツを脱いで大きな岩に引っ掛けた。

パペマ「カツラギも、早く早く」

クララ「脱いでごらんよお~♡」

 促されるまま服を脱ぎ捨てると、彼は川に足を付けた。

カツラギ「うっわ、冷たっ!」

クララ「自然にお湯なんて、無いのさあ~」

 クララは、涼しい顔で流れる水を掬って身体に掛ける。パペマは、恐る恐るカツラギの隣で水に足を入れ、すぐに引っ込めた。

パペマ「つめたっ」

 そのまま、カツラギに抱き着く。小さな身体に合わぬ巨乳を、ぐいぐい押し付けてくる。
 疲労と寒さに萎びていたカツラギの肉棒が、たちまち臨戦態勢になる。

パペマ「…♡」

カツラギ「っ…」

 すかさずパペマが、それを握る。♡の浮かんだ瞳でカツラギの顔を見上げながら、ゆっくりとペニスを扱き始める…

クララ「…ねえ、カツラギい~?」

 突然、クララが声を張り上げた。

クララ「うち、おしっこがしたくなっちゃったよお~」

カツラギ「その辺ですればいいだろ」

クララ「ところがねえ~、ちんぽを取っちゃたから、おしっこの仕方が分からないんだよお~。教えておくれよお~」

パペマ「…」

 わざとらしく股間を押さえ、腰をくねらせるクララ。パペマは何も言わず、ペニスを握る手に力を込めた。

カツラギ「いだっ!?」

クララ「ああ~♡ おしっこ、漏れちゃうよお~♡」クネックネッ



安価下1~3でコンマ最大 どうする?

カツラギ「…分かったよ」

パペマ「あっ」

 カツラギはパペマから離れると、クララの方へ歩み寄った。そのまま後ろに回ると、彼女の両脚を抱えてひょいと持ち上げてしまった。
 大きく脚を広げ、囁く。

カツラギ「ほら、しぃーっ、しぃーっ、しぃーっ…」

クララ「あっ、ああ…///」

 夜の冷気に大股を曝され、流石に躊躇うクララ。カツラギは指を伸ばすと、下腹部をつんと押した。

カツラギ「力を抜くんだよ。そしたら勝手に出る。そら、しぃーっ、しぃーっ…」

クララ「あ、あっ、ふあぁ…///」プルッ

 ___しょわああああ…

 茶色い茂みの中から、黄色いおしっこが勢い良く、弧を描いて噴き上げる。

カツラギ「そう、上手上手…」

クララ「あっ、やあ…///」シャアァァァ…

パペマ「…」ムスッ

 おしっこを出し切ると、カツラギはクララを下ろした。

カツラギ「どうだ、分かったか」

クララ「こ、困ったねえ~…これから、おしっこするたびに、君に抱っこしてもらわなきゃいけないじゃないかあ~…///」

パペマ「…」グニッ

カツラギ「いだっ!?」

 パペマに、更に膨らんだペニスを鷲掴みにされ、カツラギは叫んだ。不機嫌極まりない顔で、パペマは唸るように言った。

パペマ「…パペマにも、して」

クララ「んふふ、うちもそろそろ、ちんぽが欲しいなあ~♡」



安価下1~3 プレイ内容

早いけど区切る
モンスターと装備案が欲しい

コンマ判定でサクッと出せる程度の雑魚モンスター
特に山岳とか水辺が手薄なので

カツラギ「まあまあ、喧嘩するなよ」

 カツラギは、パペマを自分の前に膝立ちにさせると、2つのおっぱいを掴んで自分のペニスを挟ませた。

カツラギ「な?」グイッ

パペマ「ん…♡」モニッ

 豊満な乳房で、ペニスを挟んで扱くパペマ。そこへ、クララも割り込んできた。

クララ「おっと、それくらいうちでもできるよお~♡」ムニッ

パペマ「パペマの!」ムギュッ

カツラギ「だから、喧嘩するなって。同じパーティメンバーなんだから…」

 4つのおっぱいの隙間に、ペニスを挟み込む。膨れた亀頭が、膨らみの間に顔を出した。

パペマ「…れろっ♡」

 すかさずパペマが舌で舐める。クララも、競うように舌を伸ばした。
 2人分の柔らかな圧力と、先端への刺激に、透明な汁が滲んでくる。

クララ「ぇろっ…ちんぽって、美味しいんだねえ~♡ ぁむっ♡」

パペマ「カツラギのだから…」

クララ「んむっ、ちゅるっ♡ ちゅっ♡ …」

パペマ「…」

 亀頭を咥えて離さないクララ。それを見て、パペマはおもむろにカツラギから離れ…草の上に、仰向けになった。

パペマ「…もういい。『こっち』、ちょうだい♡」クパァ

 脚を広げ、無毛の割れ目を開いて誘う。すかさずクララが、その上にうつ伏せに覆い被さった。

パペマ「どいて…!」グイグイ

カツラギ「まあまあ、仲良くしようぜ…」

 カツラギが、2人の脚の間に膝を突く。こちらの向けられた、2つの女性器。片方はつるつる、片方はもさもさ。カツラギは、先走りにまみれた亀頭を、交互に押し当てた。

クララ「あ…♡」

パペマ「こっち♡ こっち♡」

カツラギ「どちらにしようかな…っと!」ズブッ

パペマ「んあぁっ♡♡」ビクンッ

 まずは、パペマのきつきつ幼女まんこへ。熱々の膣穴をきゅうきゅう締めながら、パペマは目の前のクララに勝ち誇った顔を向けた。

パペマ「あんっ♡ かつらぎっ♡ んんぅっ♡♡」ビクンッビクンッ

クララ「早く、こっちにもおくれ…よおっっ♡♡♡」ビクビクゥッ

 一度パペマから抜くと、今度はクララのとろとろ妖怪まんこへ。柔らかく、温かい粘膜が、肉棒を隅々まで舐め回す。

クララ「んんぅ…♡ どうかなあ~…♡♡ うち、おまんこも…なかなか、あんっ♡♡♡」ビクンッ

パペマ「やだ、やだ! こっち! こっち…っっっ♡♡♡」ビクゥッ

クララ「わがまま言うんじゃないよお! カツラギのちんぽは、1本しか…ぁあんっ♡♡♡」

カツラギ「はっ、だから、喧嘩すんなっ、てっ…」バチュッ バチュッ バチュッ

 パペマとクララに、代わる代わるペニスを入れて腰を振る。肉棒も亀頭も、限界まで膨れ上がり、ついに…

カツラギ「っ、出るっ…!」ビクンッ ビュルルルルルーーーッッッ

クララ「!! きたきたあ~♡♡♡」プルプルッ

パペマ「…えっ!? やだやだやだっ! パペマに出してっ! パペマのなかに…」

カツラギ「悪い悪い…パペマには、また今度…」ビュルッ ビュルルッ

 クララの膣内に、溜まっていた精液を残らず注ぎ込むと、カツラギはペニスを抜いた。それから、うっとりと余韻に浸るクララを置いてパペマの身体を抱き上げた。

パペマ「…」プイ

 拗ねるパペマの両脚を掴むと、先程クララにしたように、川に向けてぐいと脚を広げた。

カツラギ「お前には、『こっち』」グイッ

パペマ「…やだ、恥ずかしい」

カツラギ「クララと同じことしろって、さっき言ってただろ。…ほら、しぃーっ、しぃーっ、しぃーっ…」

パペマ「…出ない」

カツラギ「じゃあ、出るようにしないとな…」クチュッ

 片手の指を伸ばし、まだ濡れて温かい割れ目を、優しくなぞる。そのまま上下に擦り、膨らんだクリトリスをくすぐる。

パペマ「んっ♡ あっ♡ んぁ…♡」プルプル

カツラギ「しぃーっ、しぃーっ…」クニクニ

パペマ「ん…あ…あっ…ぁ…」プルッ

 ___ちょろろろろ…

パペマ「ふぁ…♡」チョロロロ…

 つるつるのお股から、ちょろちょろと音を立てておしっこが湧き出す。先程一度済ませたからか、その勢いは弱い。

カツラギ「いい子だ、しぃーっ、しぃーっ…」

パペマ「ん、ん…んっ…あっ…」ショロロロ…ビクンッ

カツラギ「…可愛いぞ、パペマ」ボソッ

パペマ「…ぃんっ♡♡♡」ビクビクンッ プシャッ

 カツラギに囁かれて、パペマが絶頂した。彼女はおしっこが終わると同時に、勢い良く潮を噴き上げた。



ミリィ「ふぁ…おはよ…」

カツラギ「おはよう…」

 起きてきたミリィに声を掛けると、彼女はおもむろに、彼の耳元で囁いた。

ミリィ「…宿に戻ったら、覚えておきなさいよ」

カツラギ「…」







受付嬢「…はい、確認しました。お疲れさまでした」

 カツラギが持ってきた紙片とギルドに保管されている依頼書を合わせると、受付嬢は頷いた。

受付嬢「魔力鉱石70個のうち、1割の7個は差し上げます。残り63個は、1個につき銀貨4枚なので…」

 カウンターに置かれたのは、金貨25枚と銀貨2枚。

受付嬢「…たくさん採って来られましたね。全部で、こちらになります」

カツラギ「おう、いつもありがとな!」

 すっかり軽くなった財布に、ようやく重みが戻ってきた。

受付嬢「それから、クララさんにはランク2のバッジをお渡しします」

クララ「ふぅん…? まあ、貰っておくよお~」



 ギルドを出ると、外はまだ昼過ぎだ。

ミリィ「あたし、公衆浴場で身体流してこようかしら」

フワル「わたしも…」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①街で買い物

②屋台で飲む

③一緒に公衆浴場へ

④その他要記述

カツラギ「じゃ、俺も」

パペマ「パペマも」

ミリィ「川で洗ったんじゃないの?」

カツラギ「寒くてそれどころじゃなかった」

パペマ「」ウンウン

 すると、クララが立ち止まった。

クララ「じゃあ、うちは庵に戻るとするよ」

フワル「えっ? もうパーティを抜けるんですか?」

クララ「いや…クエストの時には戻るけど、うちの家はあそこだからねえ~」

カツラギ「まあ、言われてみればそうか…?」



番頭「らっしゃい。入浴料は一人銅貨3枚だよ。銅貨5枚で垢擦りも付けるよ」

カツラギ「そうだ。塩ジュースってのはここで買えるのか?」

番頭「それなら、横で冷やしてるよ。サウナに入る前に買っていきな」

ミリィ「塩ジュース?」

カツラギ「ここの名物らしいぜ。サウナで飲むと美味いんだと」

パペマ「じゃ、パペマも」

フワル「わたしたちも頂きましょうか」

 各々、冷たい瓶を手に脱衣所へ向かった。



 中途半端な時間だからか、他の客は少ない。サウナで座ってじっとしていると、汗が止めどなく流れてくる。

カツラギ「ここで、塩ジュースか…」ゴク

 瓶に口を付ける。どうやら、柑橘類の果汁をベースに、岩塩を混ぜた飲み物のようだ。乾いた身体に、甘みと塩味が染み渡る。暑さにぼうっとしていた頭が、冴え渡る気がした。



湯女「あら、いつもの色男じゃないのぉ!」

カツラギ「よろしく頼むぜ」

 ベッドに横になると、垢擦りが始まった。

湯女「聞いたわよぉ、新しい仲間が入ったんでしょ? それも、また女の子! もう寝たの?」

カツラギ「ああ、寝た」

湯女「まあ!」

 新しい仲間どころか、もう全員と寝たとは、湯女も思うまい。

湯女「やっぱり、ちょっとはお肉がついてて、抱き心地が良さそうなのが好みなのねぇ。でも、妊娠には気を付けないと。それでゴタゴタして解散になったパーティって良く聞くから…」

カツラギ「ああ、その時はその時だ」

 このままでは、全員仲良く妊娠一直線だ。流石にそうなると困る。金はもちろん、居場所も無い。流石に宿屋で世帯を持つわけにはいかないだろう。



安価下コンマ
01~10 いつもの油を
11~40 髪切りましょうよ
41~80 髭も剃りましょ
81~99 味見しちゃお
   00 女湯が掃除中で…



 垢擦りを終えると、湯女が鋏を取り出した。

湯女「前から思ってたけど、もうちょっと短いほうが良くなぁい?」

カツラギ「髪型なんて、気にしたことなかった」

湯女「じゃ、好きなようにやっちゃうわねぇ」ジョキ ジョキ

 慣れた手付きで、カツラギのざんばら髪を切り揃えていく。肩まであった黒髪が、すっきりと短くなった。
 更に湯女は、剃刀を手に言った。

湯女「それから、その髭! この髪型に合わないから剃っちゃいましょ」

カツラギ「…」

 髭に石鹸を塗り、すいすいと剃り落としていく。やがて、湯で流すと湯女は言った。

湯女「おしまい! まあ、色男に磨きがかかったわね」

カツラギ「そうか…?」

 鏡が無いので、自分がどうなったのか分からない。いつも以上に涼しい頭や顔に手をやりながら、カツラギは浴槽に浸かった。



カツラギ「おう、上がったぞ」

ミリィ「? …え?」

フワル「もしかして…カツラギさん?」

 浴場を出て、先に出ていたミリィたちに声を掛けると、彼女らは呆気にとられた顔をした。

カツラギ「髪切って、髭剃って貰った。似合ってるか?」

ミリィ「えーっ! 絶対こっちのほうが良いわよ!」

フワル「清潔感が違います」

パペマ「…///」モジモジ

カツラギ「…飯にするか」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①食堂へ

②屋台へ

③宿屋へ

④ギルド酒場へ

⑤その他要記述



ウェイター「いらっしゃいませ。ランク3の方は…」



安価下コンマ
01~60 大テーブル
61~80 4人席
81~00 お連れ様が

(同じような採集クエストとか救助クエストだけだと上がらない)



「…む、君たちは」

 奥の方から声がした。視線を向けると、そこにいたのはフレイだった。

フレイ「ウェイター、彼らは私の連れだ。こちらへ通してくれ」

ウェイター「かしこまりました」

 案内されて、奥の個室へと向かった。



フワル「すみません、ご迷惑を」

フレイ「構わないさ。ここの料理は美味いが、人の声が気になる。かといって、個室に2人きりだと寂しいものだ」

ルイン「…」チラッ

カツラギ「ありがたくご一緒させてもらうぜ」



安価下1~3 注文するメニュー それっぽいやつを挙げて



ウェイター「ご注文は?」

パペマ「レッドスネークのハンバーグ!」

フワル「だから、野菜も…ええと、キングトラウトのカルパッチョ。それから…」

カツラギ「…八咫烏オムレツ? 本当に?」

フレイ「さあ? だが、味は折り紙付きだ」

カツラギ「じゃ、それ…あと、この白身魚のフライを」

ミリィ「フィッシュアンドチップスね!」

カツラギ「いや、ポテトじゃなくてキャベツがついてるはずだ。それに、タルタルソース」

ルイン「ここのタルタルソースはオススメ」

カツラギ「そりゃあ良い。タルタルソースは大好物だ」

ミリィ「ふぅん…じゃ、このストロングポテトのポテトサラダってのを頂くわ」

フレイ「折角酒場に来たんだ。ビールだけではもったいない。クリアワインをもう一本貰おうか」



カツラギ「この街、肉のバリエーションはメチャメチャ豊富だよな」

パペマ「」モグモグ

フワル「キングスネーク…蛇って、美味しいんですか…?」

パペマ「んぐ…鶏みたいな…」

ルイン「爬虫類は全部そう」ボソッ



安価下1~3でコンマ最大 食事中の出来事

フレイ「そう言えば、君たちのパーティに新しいメンバーが加わったそうだな。一緒じゃないのか?」

カツラギ「ああ。ダンジョンに住んでるってんで、ダンジョンに帰って行った。さっきまで、一緒に魔力鉱石を掘ってたぜ」

フレイ「そうか」

フワル「フレイさんたちは、最近はいかがですか?」

フレイ「ふむ…」

 フレイは腕組すると、記憶を辿るように言った。

フレイ「…最近は、トロールの討伐に行ったかな。あまりに浅い層で、駆け出しの冒険者が被害に遭っていると」

ミリィ「と、トロール…」ガクブル

レイン「…あのことは言わないの?」

パペマ「あのこと?」

 レインは、フレイをちらりと見ると、口を開いた。



安価下コンマ
01~40 モンスター化したシスター
41~70 迷宮の機械兵
71~99 深海の人魚姉妹
   00 女冒険者連続殺人

レイン「洞窟の更に奥に、聖堂めいたものを造って」

フレイ「ああ、あれか…」

 珍しく、フレイが苦々しい顔で首を振った。

フレイ「こんなことは言いたくないが、受けるべきじゃなかった。誰の助けにもなりはしない」

カツラギ「あんたがそんなこと言うなんて、珍しい」

ルイン「行方不明者の捜索と聞いていたのだけれど」

 ルインが説明した。

ルイン「相手は、『外』の教会のシスター。連れ戻して欲しいって依頼だったけれど、会ってみれば…もう、人間を辞めてたわ」

ミリィ「人間を辞めた? モンスターになってたってこと?」

フレイ「うむ」

 フレイが頷く。

フレイ「街に入ってなお、隠れて外の神を信仰し続けていたのだ。アスモダイ教の関係者が探していたらしいから、連れ戻した日には…」

 首を横に振る。

フワル「宗教がらみは、怖いですね…殊、異教を崇拝するこの街では」

カツラギ「ああ…だが、接触して損は無いかもな」

パペマ「シスター…どうせ、えっちするつもり」ジロッ

ミリィ「っ…///」

フレイ「?」キョトン



ルイン「では、おやすみなさい。それから、カツラギさん」

カツラギ「うん?」

ルイン「髪切ったんですね。似合ってますよ」

カツラギ「ああ、ありがとな」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①おやすみなさい

②散歩(一人 or 連れて行くメンバーを併記)

③メンバーに夜這い(相手を一人併記)

④その他要記述

90ならいけるやろ



カツラギ「…ワインの飲みすぎで頭痛い…散歩するか」

 宿屋を抜け出し、夜の街へと繰り出した。



カツラギ「ふぅ…」

 夜風に当たると、少し気分が楽になる。しかし、街の喧騒がリフレッシュを邪魔する。カツラギは人の声を逃れるように、街の外れへと出ていった。



カツラギ「ここまで来れば…」



「ああっ! や、やめて、お願い…」



カツラギ「!」

 静かな木立に、女の声が響く。カツラギはすぐに、声の方を見た。そこにいたのは…



ロゼッタ「やめ、やめてっ…それだけは…そっ、そこだけは…」



カツラギ「ロゼッタ!? しかも、素っ裸で一人で…」

 誰か、透明になる魔術でも使っているのか。そう思って気配を探っても、ロゼッタの他には誰もいそうにない。
 ロゼッタは全裸のまま地面に転がると、両脚を広げ、股間を両手で押さえた。



ロゼッタ「ゆ、許して…せめて、前だけは…う、後ろなら、好きに、んっ♡」



カツラギ「…もしかして」

 以前、ロゼッタに対して自分を偽っているのではないかと尋ねたことがある。その時、あからさまに狼狽えていたが、なるほどこういうことだったか。クララを見て羨ましがっていたのも、自分の性癖に素直に生きているのが魅力的に映ったのかもしれない。



安価下 どうする?
①乱入する

②そっとしておく

カツラギ「…」

 カツラギは…そっと、彼女に背を向けた。



ロゼッタ「おぉんっ♡ ああっ、汚されて…んおおっ♡♡ んん…」ビクビクンッ



カツラギ「…帰るか」

 他のパーティだし、仮にも世話になった相手だ。これからも会うだろうし、そっとしておくのが一番だろう…



ミリィ「カツラギ、夜中どこに行ってたのよ?」

カツラギ「夜風に当たりにな」

フワル「…どうせ誰かとお楽しみだったんでしょ」

カツラギ「信用ねえなあ…」

 自分のこれまでの所業を棚に上げて、カツラギはぼやいた。



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①クエストの受注

②ギルドの商店へ

③街で買い物

④街を散策

⑤その他要記述



 朝の街に出てきた。いつも冒険に使う道具屋ばかりを見ているが、この時間帯は市場に新鮮な野菜や魚、肉がずらりと並ぶ。ギルドを中心に回っている街ではあるが、普通の民家も多く、こうした生活感のある景色も普通に見られるのだ。

ミリィ「ここに来てから分かったのは」

 歩きながら、ミリィがおもむろに口を開いた。

ミリィ「金貨20枚って、意外とあっという間ってことね」

カツラギ「冒険に備えて色々買えば、そりゃそうだろうな」

フワル「お金を稼ぐだけ稼いで、楽して暮らすって難しいですね…」

パペマ「…」

 歩きながら、パペマはずっとゴーレムの核を弄っている。昨日手に入れた7つの鉱石を、どうにかして組み込みたいようだ。



安価下1~3でコンマ最大 行動、出来事

ねる

安価下



 何となく武器屋に入ると、長剣を眺める見知った顔が、カツラギに気付いて声を掛けてきた。

フレイ「カツラギどの!」

 すると、カウンターで店主と話していた客が振り返った。

ロゼッタ「カツラギさん? …あっ、髪型が」

カツラギ「よう、昨日ぶりだな」

フレイ「うむ」

ロゼッタ「昨日…?」

 頷くフレイに、きょとんとするロゼッタ。カツラギは、内心ひやりとした。フレイは良いのだが、ロゼッタを昨日見かけたことは秘密にしておかなければ…

ミリィ「フレイとロゼッタは知り合い?」

フレイ「いや、何度かお見かけしたことはあるが」

ロゼッタ「フレイさんと言うのですね。こちらの皆さんの友人の、ロゼッタです」

フレイ「フレイだ」

フワル「お二人とも、武器を買いに?」

フレイ「うむ。…そろそろ、街を発つからな。品質の良いギルドタウン製の武器を検討していたのだ」

パペマ「街からいなくなっちゃう…?」

 フレイは微笑んだ。

フレイ「ああ。当面の路銀は稼いだ。そろそろ、他の地で困っている人を助けに行こうと思う。先程ルインとも別れた」

カツラギ「元から一緒じゃなかったのか」

フレイ「ここに来てから知り合った。彼女は手練の冒険者で、ランクも高い。一緒にいて助けになった」

ロゼッタ「わ、私はもう少し、ここにいます。武器を修理に出していました」

 ロゼッタが口を挟んだ。

ロゼッタ「私も、フレイさんと同じように、もう少ししたら街を出るつもりですが」

ミリィ「…あ、そうだ」

 ミリィが手を叩いた。

ミリィ「もし良かったら…人助けだと思って、武器の使い方を教えてくれない?」

フワル「確かに、わたしたち全員魔術師で、カツラギさん以外白兵戦はさっぱりですよね」

フレイ「む、それはいかんな。魔術師には、魔力切れのリスクが付き纏う」

ロゼッタ「私も魔術を使いますが、普通の剣術も使えるようにはしています。ミリィさんたちは、何か武器の心得は?」

ミリィ「短剣は持ってるけど、戦闘用じゃないわね」

フワル「さっぱり…」

パペマ「さっぱり」

フレイ「では、武器を用立てるところから始めよう」



 空き地に移動すると、フレイが言った。

フレイ「杖を持つ魔術師は、そのまま杖を格闘に使用することが多い。ミリィどのは杖を持っているが…」

ミリィ「精霊召喚用だから、壊したら大変よ」

ロゼッタ「召喚術士の杖は格闘には使えませんよ。ここは短剣…あるいは、バックラーを持つのはいかがでしょう」

フワル「あの…わたしも、杖を持ったほうが良いのでしょうか。治癒術は独学で、触媒も持ってなくて」

ロゼッタ「特にこだわりがなければ、杖は持っておいたほうが良いです。魔力の流れをイメージしやすくなりますし、今話しているように武器にもなります」

 フレイが、どこからともなく長い木の棒を拾ってフワルに渡した。

フレイ「ひとまず、今はこれを使ってくれ」

フワル「ありがとうございます」

パペマ「パペマは…?」

ロゼッタ「パペマさんは、触媒は…」

パペマ「これ」スッ

 ゴーレムの核を取り出す。ロゼッタが「ああ」と頷いた。

ロゼッタ「傀儡師なら、杖は使いませんもんね。…邪魔にならないなら、何でもいいと思います」

フレイ「流石に三節棍とかヌンチャクとか、複雑な武器は避けるべきだぞ」



安価下1~3でコンマ最大 パペマの武器



フレイ「いや、確かに節のある武器は複雑だと言ったが、無いからといって簡単に扱えるわけでは…」

パペマ「…」フンス

 パペマが持ってきたのは、長い棒のやや端寄りから、短い取手が垂直に突き出したもの…いわゆるトンファーだ。

ロゼッタ「トンファーは専門外ですね…」

フレイ「仕方ない。トンファーの基本攻撃は…」

 パペマからトンファーを取り上げると、取手を握って構える。それから、手を突き出しながら長い棒をぐるりと一回転させた。

フレイ「…こう。リーチが大きく動くから、長さを把握しておくことが大事だ。やってみろ」

パペマ「ん」

 トンファーの講義が始まった…

【名前】カツラギ
【ランク】3
【種族】人間
【性別】男
【容姿】ぼさぼさの髪を適当に纏めた中肉中背の男
【能力】
『獣身術』動物に変身できる。強い精神力がなければ動物の肉体に魂を奪われる、危険かつ高度な魔術
『付与魔術』手にしたものや身体の一部に属性を付与できる
【所持品】
『丈夫な服』長旅に耐えられる丈夫なジャケットとズボン
『短剣』何の変哲もない短剣
『財布』硬貨を入れる革袋。もうこんなに軽い…

【名前】ミリィ
【ランク】3
【種族】人間
【性別】女
【容姿】やや小柄な体格のかわいらしい少女、髪は青のポニーテール。お子様体型に見られがちだが、実はかなりスタイル良い
【能力】
『精霊術』様々な精霊を召喚し、力を借りる
【所持品】
『精霊の杖』精霊術に特化した触媒
『短剣』何の変哲もない短剣
『バックラー』格闘戦向きの小型の盾
『放浪魔術師のローブ』青と白のローブ。丈が短く、サイドにスリットが入っている。レギンスと組み合わせて着る
『冒険セット』非常食に葡萄酒、簡易テントなどの入った鞄
『コーヒー豆』ヒロシ選りすぐりの高級豆

【名前】フワル
【ランク】3
【種族】獣人(羊)
【性別】女
【容姿】白いモコモコの髪から短い角が見え隠れしている少女。人間基準ではやや小柄だが胸とお尻は大きめ
【能力】
『回復術』体力を回復し、怪我を修復する魔術
【所持品】
『樫の杖』頑丈な木の杖。魔術の触媒にも武器にもなる
『白いローブ』回復術士や医師のローブ
『救急箱』軟膏や包帯、縫合糸、ポーションなどの入った木箱
『奇跡の結石』死者を蘇らせる石

【名前】パペマ
【ランク】3
【種族】人間
【性別】女
【容姿】灰色髪のロングでメカクレ。小柄だがかなりの巨乳。
【能力】
『傀儡術』周囲の生物ではないものを人型に固めて動かせる。大きさは3mくらいまで可能。
【所持品】
『ゴーレムの核Lv.3』呪文の刻まれた石。人形に埋め込むことでゴーレムとして使役できる他、土に埋め込むことでゴーレムの一部を瞬時に形成できる。
『トンファー』南国の民族が使用したという攻防一体の格闘武具



フレイ「…ひとまず、基本的な使い方は教えた。後は訓練を重ねることだ」

パペマ「ん」

フワル「ありがとうございました」

ロゼッタ「いえいえ、助けになったのであれば何よりです」

カツラギ「フレイは、もう行くのか?」

フレイ「今日は買い物をして、明日の朝出立しようと思う。何か用がある時は、それまでに頼む」

ミリィ「分かったわ。…ありがとう!」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①クエストの受注

②ギルドの商店へ

③街で買い物

④街を散策

⑤その他要記述

パペマ「…もうちょっと練習」

フワル「わたしも、このまま実戦は怖いですね。触媒としても使い慣れてないですし…」

ミリィ「わたしたち、もう少し武器の練習をするわ」

カツラギ「じゃ、俺は街でも歩くかな」

 カツラギが街へ戻る道すがら、フレイに追い付いた。

フレイ「…む、カツラギどの。仲間は良いのか?」

カツラギ「ああ。武器の練習をするらしい。俺は武器は扱わないからな」

フレイ「そうか。…そう言えば」

 フレイが、気恥ずかしそうに頭を掻いた。

フレイ「…髪を切り、髭を剃っていたのだな。ルインに言われるまで気が付かなかった。すまない」

カツラギ「構ってほしくて切ったわけじゃねえよ。・・・ 買い物だろ。付き合うぜ」

フレイ「そうか。では頼む」



 市場に来ると、干し肉や乾パンなど保存の効く食糧を買った。水や酒も買い揃えると、フレイは再び武器屋に戻った。

フレイ「ううむ…」

カツラギ「買えば良いんじゃないか」

フレイ「だが、使い慣れた武器を手放すのは考えものだ。…それに、この店は押し売りをしてこないからな。落ち着いて商品を眺めていられる」

カツラギ「ふぅん…」



安価下1~3でコンマ最大 出来事、行動

いったんくぎる

カツラギ「…もう少し、この街にいないか? もうお別れは寂しいぜ」

フレイ「そう言ってもらえるほど助けになったのなら、嬉しいことだ。…次の地へ向かう励みになる」

カツラギ「…」

 意志を変える気は無さそうだ。そもそも、カツラギがこの街に来るずっと前から、彼女はこうして生きてきたのだろう。同じようなことも、何度も言われたに違いない。

カツラギ「…講義の礼だ。何か買うぜ」

フレイ「そうか? では、厚意に甘えて…」

 フレイは、棚から真新しい砥石を取り上げた。

フレイ「…これをお願いしたい。砥石はすぐに擦り切れるからな」

カツラギ「お安い御用だ」

 砥石を受け取り、店主の元へ向かう。カウンターに置くと、店主がカツラギとフレイを交互に見て、言った。

鍛冶屋「…恋人割にしとくぜ」

フレイ「? 私とカツラギどのは、恋人では」

カツラギ「まあまあ、安くなるならそういうことにしとこうぜ」

 銅貨で払うと、2人で店を出た。
 日が傾き始めた頃で、ダンジョン帰りの冒険者に混じって、子供の姿もあった。朝市と同じように、こうした家庭の営みも、探すと随所に見られる。

フレイ「…ふむ」

 走り回る子供たちを眺めながら、フレイが興味深そうに呟いた。

フレイ「いつか…私も、子供を授かるのだろうか」

カツラギ「かもな」

フレイ「想像がつかないな…コウノトリがやってくるというのは」

カツラギ「…うん?」

 予想外の単語が聞こえてきて、カツラギは耳を疑った。

フレイ「しかし、コウノトリは大変だな。自分の子育てもあるだろうに、人間の赤ん坊を調達して…うん? では、コウノトリの雛は一体誰が…?」

カツラギ「フレイ…もしかして、赤子はコウノトリが運んでくると」

 フレイは、きょとんとしてカツラギを見た。

フレイ「…違うのか? 幼少の頃、乳母からそう教わって以来、誰からも他の説を聞いたことがないのだが」

カツラギ「…」



 数分後。2人は、いつもの所とは違う、街外れの安宿にいた。

フレイ「何と! 子供はコウノトリが運んでくるのではなかったのか!」

カツラギ「ああ。…これから、どうやって子供が来るのか教えてやるよ」

フレイ「それは…う、うむ、緊張するな…だが、是非お願いしたい」



安価下1~3 プレイ内容

募集するだけして今日はここまで

まさにギルドタウンの種馬

(いつか説明しようと思ってたけど、変身状態で動物と交尾すると戻れなくなります)

(この辺のルールはストーリーに割と関わるので、どこかで詳しく説明する)

フレイ「…///」シュル

 顔を赤らめながら、フレイは帷子を脱いだ。分厚い鎧と帷子の下には、しなやかな筋肉と、そして豊満な乳房と尻があった。

フレイ「と、殿方に肌を晒すのは…初めてだ…///」

カツラギ「だが、そうしないと子供は作れないからな」バサッ

 自分も服を脱ぎ捨てると、股間から突き出た肉の棒に、フレイが目を丸くした。

フレイ「な、何だそれは? そんなに腫れ上がって…痛そうだ」

カツラギ「チンコを見たことも無いのか…」

 カツラギは、フレイの手を取って自身のペニスを握らせた。

フレイ「っ!? 硬い…熱い…」ニギッ

カツラギ「こいつと…」

 カツラギは、みっしりと詰まったフレイの太腿の間に手を入れ、秘部にそっと触れた。

フレイ「やっ/// そ、そこは不衛生だ…///」ピク

カツラギ「…ここで、子供を作る」スリ スリ

 指先に、滑らかな肌が触れる。優しくさすりながら、カツラギは呟いた。

カツラギ「ここ、剃ってるんだな」

フレイ「蒸れて、不潔になるから…あっ///」ビク

 愛撫に身じろぎするたび、まん丸に膨らんだ乳房が、ぷるんぷるんと揺れる。押し殺した声を上げながら、フレイが尋ねた。

フレイ「こんな…小便をするところで、どうやって子供を…んっ♡」

カツラギ「それはな…」

 フレイの股間から手を離すと、勃起したペニスを見せつけた。彼女の手に自分の手を添えて、前後に扱かせる。

フレイ「あ、あっ…/// ふ、震えているぞ…それに、更に腫れて…」

カツラギ「そのまま、手で擦って…っ!」ビクンッ ビュルルーッ

フレイ「うわっ!?」ビクッ

 突然、ペニスから噴き出した白い液体に、フレイが息を呑む。

カツラギ「ふうっ…ふぅ…」ビュルルッ ビュルッ

フレイ「べ、便所を我慢していたのなら、そう言えば良かったのに…」

カツラギ「…いや、これは小便じゃない。精液という、子供の素になるものだ」

フレイ「せいえき…?」

 カツラギは、フレイのくびれた下腹部を撫でた。それから、陰毛を剃り落とした割れ目に指を這わせた。

フレイ「んぅっ♡」ビクッ

カツラギ「こいつを、この穴に注ぎ込むことで、子供ができるんだ」

フレイ「では、この精液を、私の腹に注入すると、コウノトリが赤子を…」

カツラギ「コウノトリは関係ない」

フレイ「何っ!?」

カツラギ「俺が出せるのは、赤ん坊の素の半分だ。もう半分が、ここにある」

 再び、フレイのお腹を撫でる。

カツラギ「…この中で、半分ずつが合体して…一人の、赤ん坊になるんだ」

 カツラギは、ベッドの上でフレイの身体を抱き締めた。

フレイ「っ!」

カツラギ「子供を作るには、男と女が愛し合わなきゃならない」ギュッ

フレイ「それは…乳母から聞いた。愛し合い、将来を契った男女の元へ、コウノトリが」

カツラギ「だから、コウノトリは関係ない」

 カツラギはフレイを抱き締めながら、短く切り揃えられた彼女の白髪を撫でた。フレイも、遠慮がちにカツラギの背中に腕を回す。柔らかいおっぱいが、彼の胸板でふんわりと潰れ、小さな乳首がつんと尖った。

フレイ「ん…っ♡」

カツラギ「フレイ…」

 カツラギは、フレイの顔を見つめると…唇を奪った。

フレイ「んっ…!? …っ///」

カツラギ「んむ…んむっ」

フレイ「んっ…っは! か、カツラギどの…?」

カツラギ「フレイ…」

 カツラギは、フレイの膣に指をそっと挿入した。

フレイ「あっ、は、入って…んぁっ♡」ゾクゾクッ

 そのまま、指先で膣内を刺激する。入り口に感じた純潔を破らないよう、慎重に、それでいて激しく…

フレイ「…っ! ま、待ってくれ、小便が、あっ…」プルプル

カツラギ「出しても良い。俺も、さっき出しただろ…」クチュクチュクチュ

フレイ「あっ、あっ♡ ああっ♡ …あ…っっっ♡♡♡」ビクビクビクッ

 カツラギの腕の中で、フレイが生まれてはじめての絶頂を迎える。フレイは失禁する代わりに、カツラギの掌に温かな蜜をとろりと垂らした。

フレイ「はっ、ああっ♡ …はぁっ…い、今、何を…」ビクッ

カツラギ「この穴で、気持ち良くならないと、子供ができないからな…」

 カツラギは、フレイの身体をベッドに横たえた。脚を広げると、熱く火照った秘部が小さく開いた。

フレイ「ま、待ってくれ…」

 フレイが、乳房を腕で押さえながら、か細い声で言った。

フレイ「私が…か、カツラギどのと、子供を…?」

カツラギ「ああ。嫌か?」

フレイ「確かに、カツラギどののことは嫌いではない…好ましくも思う…だが、夫婦でも…こ、恋人でもないのに…」

カツラギ「フレイ」

 カツラギは、フレイにキスをした。

フレイ「んっ♡」

カツラギ「…フレイ。好きだ」

フレイ「!?」

カツラギ「好きだ。お前との子供が欲しい。夫婦になっても良い」

フレイ「そ、そんな…」

カツラギ「フレイ、好きだ。お前は、どうだ?」

フレイ「か、カツラギどの、わ、私は、わたしは…」

カツラギ「フレイ。…んっ」

 カツラギは、もう一度フレイの唇にキスをした。そのまま舌を挿れ、戸惑う彼女の舌に絡めた。

フレイ「んぅ…れろ、んっ…んちゅ…♡♡」

カツラギ「…っは。フレイ…好きだ。俺のものになれ」

フレイ「カツラギどのぉ…♡」トロォ

カツラギ「もう、言えるよな? …フレイ、好きだ」

フレイ「…好き…///」

カツラギ「いい子だ。俺の子供、産んでくれるよな? …愛しい、俺のフレイ」

フレイ「…///」コクン

 再び脚を開かせ、とろとろに蕩けたフレイの膣口に、熱く腫れ上がった亀頭をあてがう。

フレイ「! また腫れているではないか…んっ♡♡」ビクッ

カツラギ「ああ。また精液を出してやらないといけない。…さっき手でやったことを、今度は『ここ』でやるんだ。…フレイの、おまんこで」

フレイ「おまんこ…」

カツラギ「フレイのおまんこで、俺のチンコを擦って、一緒に気持ち良くなって、フレイのお腹に精液を注ぎ込むんだ。さあ、挿れるぞ…」ググッ

フレイ「っ! …あ、あっ…うそ、入って…っっっ♡♡♡」

 少しの抵抗はあったものの、何とか奥までペニスが収まった。再びキスをすると、カツラギは囁いた。

カツラギ「痛くないか?」

フレイ「痛みなら、慣れている…い、今は、股と…胸が、熱い…っ♡♡♡」ビクンッ

カツラギ「ああ、俺も熱い…」ズッ ズンッ

フレイ「んっ♡ んんっ♡」ビクッ ビクンッ

 一突きする度に、フレイの膣穴がきゅっと締まり、熱い蜜がどろりと溢れてくる。

フレイ「熱いっ♡ あついっ♡♡ カツラギどのっ♡ …かつらぎっ♡♡ すきっ♡♡♡ すきぃっ♡♡♡」

カツラギ「フレイ、フレイっ! …孕めっ! 俺の子を、孕めっ!」ズンッ ズンッ ズンッ

フレイ「ああっ♡♡♡ こどもっ♡♡ だいすきなかつらぎのっ、あかんぼっ…できるっ♡♡♡ できちゃうっ♡♡♡」ビクンッビクンッ

 小刻みに腰を動かし、子宮の入り口を刺激する。甘い叫びと共に、フレイの膣が、どんどん狭く締まっていく。

フレイ「あっ♡ あっ♡ あっ♡ また、また、くるっ♡♡ んああぁっ♡♡♡」ビクンッ ギュウゥッ

カツラギ「っ! 出すぞっ!」ズブッ ビュルルルルルーーーッッッ ビュルルルーッッ

フレイ「あああぁっ…♡♡♡♡♡」ビクンッ ビクッビクッ

 固く抱き合い、膣の一番奥、子宮の入り口にしっかりと押し付けて、カツラギはたっぷりと子種を注ぎ込んだ。



安価下コンマ
01~70 書き置き
71~99 朝チュン
   00 手紙







カツラギ「…っ!」ガバッ

 ベッドから身体を起こして、見知らぬ部屋に一瞬狼狽え…すぐに、昨夜のことを思い出した。フレイへの愛の告白、子作りの教育、そして実践…
 見回すと、フレイの姿が無い。

カツラギ「フレイ…?」

 枕元に、紙切れが置いてある。手に取ると、綺麗な字でカツラギへのメッセージが残されていた。



”___愛しいカツラギへ。貴殿のような殿方に、あのように好意を向けられたのは生まれて初めてだ。私もそれに応えたいが、この世界には私の助けを必要とする者が多くいる。貴殿との子供がいつできるのか分からないが、それまで私は、彼らの求めに応えることにしたい。子供が生まれたら、再び貴殿の元へ帰る。その時は夫婦となり、貴殿一人のためにこの生命を捧げようと思う。それまでミリィどのたちと待っていて欲しい。 …あなたの、フレイ”



カツラギ「…駄目だったか」

 裏返すと、まだ何か書かれている。



”___追伸。コウノトリが関係ないとしたら、誰が赤子を運んでくるのか尋ねるのを忘れてしまった。仕方がないので、誰がやってくるのか楽しみに待つことにする”



カツラギ「…駄目だこりゃ」フッ



ミリィ「カツラギ、昨日はどこにいたの?」

カツラギ「散歩してたら、外で寝落ちした」

フワル「外で!? 風邪引きますよ」

カツラギ「大丈夫大丈夫…」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①クエストの受注

②ギルドの商店へ

③街で買い物

④街を散策

⑤その他要記述



ギルド店主「いらっしゃいませ」

ミリィ「このお店をじっくり見るの、初めてよね」

フワル「大抵の買い物は街か、エントランスで澄ましてましたからね」

パペマ「…変な装備」

 ずらりと並んだ装備は、ほとんどが女性用だ。しかも、どれもこれも露出が激しい。局部をまるで隠せていないものもある。

パペマ「何買う? 魔力鉱石は、しばらくいい」

カツラギ「こりゃ、今日は雨が降るぜ…」

ミリィ「でも、高いわね…今の手持ちでも、買えるものは限られてるわ」



安価下1~3でコンマ最大 どれを買う?
①『白いレオタード』(フワル専用)

②『骸骨パーカー』(パペマ専用)

③『人魚の衣』(誰に装備するか併記)

④やめておく

ねます
安価下



フワル「…これは、回復術士が着るものですか?」

ギルド店主「そうですね。どの職種の方にもご着用いただけますが、回復術士の方が多いです」

 フワルが指したのは、白いレオタード。前のカットがかなり際どい。

ギルド店主「これに限らず、この店で扱う商品は皆、アスモダイ父神のご加護を受けています。試着なされば、すぐに分かりますよ」

ミリィ「フワル…着てみるの?」

フワル「試しに…」



 …数分後。試着室から出てきたフワルは、いつものローブを脱ぎ、ぴったりと張り付く白のレオタードに着替えていた。

カツラギ「おお~」ニヤニヤ

フワル「こ、これっ…透けるし、食い込むし…は、はみ出…///」

 股間を抑える手をどかすと、陰唇すれすれまで切り込んだ股布から、ふわふわの白い陰毛がはみ出ていた。

ギルド店主「よくお似合いですよ。ご希望なら、脱毛サービスもお付けします」

カツラギ「だってよ」ニヤニヤ

フワル「…///」モジモジ

 胸と股を押さえながら、フワルがぼやく。

フワル「でも…非常に不本意ながら…確かに、魔力が高まっているのを感じます。わたしが、皆さんのお役に立つには、これくらい…」

パペマ「買うの…?」

フワル「…これ、ください」

ギルド店主「お買い上げありがとうございます。金貨8枚になります」

カツラギ「たっけえな…!?」

フワル「あの…クエストで、必ずお返ししますので…」

『白のレオタード』身体に密着する、ハイレグカットのレオタード。白は回復術士が好む色。



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①クエストの受注

②ギルドの商店へ

③街で買い物

④街を散策

⑤その他要記述



案内役「クエストは早い者勝ちだよ! 依頼書を取ったら___」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①『セイレーンの涙 一個につき金貨3枚』

②『救助依頼 行方不明の修道女』

③『常設:魔力鉱石の採掘 採掘量の1割差し上げます』

④『常設:青スライム 同じ目方の銅と交換』

⑤『アブダラタケ 魔術師の方のみ』



ミリィ「…!」

 いつもは見ない、高ランクのクエストの掲示板を覗いたミリィが、カツラギの肩を叩いた。

ミリィ「あれ…」

カツラギ「? …!」

 指差す先にあったのは『救助依頼 行方不明の修道女』の依頼書。

カツラギ「この前、フレイが言ってた…」

フワル「大丈夫でしょうか? 洞窟の、更に奥と言っていましたが」

ミリィ「やるだけやってみましょ。折角、新しい装備も買ったことだし」

フワル「っ…///」ドキッ

 ミリィは、依頼書を剥がして案内役に差し出した。
 ところが、彼はミリィたちと依頼書を見比べて、首を横に振った。

案内役「悪いな。ランク3じゃ、このクエストは発注できない」

ミリィ「えっ!? そんなルールがあったの?」

案内役「よく見てみろ。『ランク5以上』って書いてあるだろ」

フワル「仕方ありませんね。では別のクエストを…」



「なら、こうする」



ミリィ「!?」

 突然、聞き覚えのある声が背後から飛んできた。と思うや、すっと伸びてきた手が依頼書を奪い取り、改めて案内役に差し出した。

案内役「あんたは…」



ルイン「このクエストは、私が受ける。彼女たちはパーティメンバーとして、私に同行する」



案内役「…分かった。それなら問題ない」

カツラギ「待て、ルインのランクは…」

ルイン「」スッ

 ルインは何も言わず、バッジを差し出した。そこに輝く、『VIII』の文字。

ミリィ「ランク8!? ロゼッタより高いの!?」

案内役「あの女騎士の時みたいに、失敗して戻ってこないことを祈る」

 案内役は依頼書を受け取ると、判を押して一角を破き、ルインに渡した。



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①このままダンジョンへ

②ギルドで買い物・情報収集

③第1層で買い物・情報収集

④その他要記述



ミリィ「助かったわ、ルイン」

ルイン「ううん。私も心残りだった」

カツラギ「にしても、随分とランクが高いんだな…フレイの他にも、パーティを組んでたのか?」

ルイン「実力があっても、ダンジョンに不慣れな人はたくさんいる。そんな人たちを案内してたら、こうなってた」

 それからルインは、ギルドの階段を見た。

ルイン「…2階に行きましょう。物資と情報を揃えてから行きましょう」

 2階の交流所に上がると、空いているテーブルを囲んだ。

ルイン「目標は、洞窟の更に先…『第16層 聖堂』にいる」

ミリィ「じゅ、じゅうろく…」

ルイン「第9層までは洞窟が続き、その後3層は地下墓地となってる。更に2層の迷宮を抜けると、分岐の一つが聖堂めいた広間に繋がる。そこに、いる」

パペマ「…」ポー

フワル「食糧は多めに持っていった方が良さそうですね…」

ルイン「地下墓地から先は、休憩にすら危険が伴う。特に、魔力回復の手段は必要」

カツラギ「俺たちは、特にそうだな…」

ルイン「ここの道具は高いけど、質が良い。ここで買い揃えましょう」



安価下1~3 買うもの

ねる
安価下
洞窟の敵キャラ案とかあったら投げて欲しい

【名前】カツラギ
【ランク】3
【種族】人間
【性別】男
【容姿】黒髪を短く刈り込んだ中肉中背の男
【能力】
『獣身術』動物に変身できる。強い精神力がなければ動物の肉体に魂を奪われる、危険かつ高度な魔術
『付与魔術』手にしたものや身体の一部に属性を付与できる
【所持品】
『丈夫な服』長旅に耐えられる丈夫なジャケットとズボン
『短剣』何の変哲もない短剣
『財布』硬貨を入れる革袋。もうこんなに軽い…

【名前】ミリィ
【ランク】3
【種族】人間
【性別】女
【容姿】やや小柄な体格のかわいらしい少女、髪は青のポニーテール。お子様体型に見られがちだが、実はかなりスタイル良い
【能力】
『精霊術』様々な精霊を召喚し、力を借りる
【所持品】
『精霊の杖』精霊術に特化した触媒
『短剣』何の変哲もない短剣
『バックラー』格闘戦向きの小型の盾
『放浪魔術師のローブ』青と白のローブ。丈が短く、サイドにスリットが入っている。レギンスと組み合わせて着る
『冒険セット』非常食に葡萄酒、簡易テントなどの入った鞄
『コーヒー豆』ヒロシ選りすぐりの高級豆

【名前】フワル
【ランク】3
【種族】獣人(羊)
【性別】女
【容姿】白いモコモコの髪から短い角が見え隠れしている少女。人間基準ではやや小柄だが胸とお尻は大きめ
【能力】
『回復術』体力を回復し、怪我を修復する魔術
【所持品】
『樫の杖』頑丈な木の杖。魔術の触媒にも武器にもなる
『白のレオタード』身体に密着する、ハイレグカットのレオタード。白は回復術士が好む色。
『救急箱』軟膏や包帯、縫合糸、ポーション、エーテルなどの入った木箱
『奇跡の結石』死者を蘇らせる石

【名前】パペマ
【ランク】3
【種族】人間
【性別】女
【容姿】灰色髪のロングでメカクレ。小柄だがかなりの巨乳。
【能力】
『傀儡術』周囲の生物ではないものを人型に固めて動かせる。大きさは3mくらいまで可能。
【所持品】
『ゴーレムの核Lv.7』呪文の刻まれた石。宙に投げるだけで瞬時にゴーレムを形成できる
『トンファー』南国の民族が使用したという攻防一体の格闘武具

【名前】ルイン
【ランク】8
【種族】エルフ
【性別】女
【容姿】褐色肌で紫髪の右側にサイドテール。スタイリッシュな身体付きと目つきはキツいが美人だと分かる顔。胸は主張出来る程度には大きい
【能力】
『弓術』弓矢を使った射撃術
『第六感』五感の枠を外れた、超自然的な感覚
【所持品】
『森の弓』様々な木材を組み合わせた、金属以上のしなりを誇る短弓。
『弓術士の服』胸当てと指ぬきグローブを備えた軽装
『冒険者の道具袋』保存食、寝袋、方位磁石などの入ったコンパクトな背嚢



ミリィ「これだけ揃えれば大丈夫かしら」

ルイン「可能な限り戦闘を避ける方針なら、それくらいで良い。多すぎても荷物になる」

カツラギ「じゃあ、出発するか」



『第3層 山岳』



クララ「やっとお仕事かなあ~? …あれ、また新入り」

ルイン「…例の、化け狸」

フワル「今度のクエストは、非常に深いところまで潜るので、案内役として来てくださいました」

 クララは、ルインを見て目を細めた。

クララ「…カツラギのちんぽ?」

カツラギ「」ブッ

ルイン「私はまだ」

ミリィ「まだって言った!?」

パペマ「違う! 今までフレイと組んでた。フレイいなくなって、一人になった」

クララ「ふぅん…? ま、口うるさくなければ何でも良いけどねえ~…」

 クララは畳から立ち上がり、お尻を叩いた。

クララ「…さ、行こうかねえ~」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①『第7層 洞窟』

②その他要記述

行ったことある層までしか飛ばせない感じ



『第7層 洞窟』



 細い近道を通り抜けて、パペマは悲鳴を上げた。

パペマ「魔力鉱石! あんなにあったのに」

ミリィ「うわっ、めちゃめちゃ削れちゃってる…」

 分厚く洞窟を覆っていた鉱脈は、殆ど掘り尽くされて、今は薄っすらと壁に残っているばかりだ。

ルイン「噂を聞きつけて、冒険者が殺到したのね」

 そう言ってから、ルインは辺りを見回した。

ルイン「…それだけ人手が入ったのなら、ここのモンスターも数を減らしているはず。今のうちに休みましょう」



安価下コンマ
01~10 ゴブリンだ!
11~15 アースエレメントだ!
16~50 ゴブリンの気配だ!
51~80 アースエレメントの気配だ!
81~99 変なゴブリンだ!
   00 ルイン「そう言えば…」



 寝袋を広げていると、突然ルインが人差し指を立てた。

ルイン「静かに」

カツラギ「! …」

 ルインが、耳を澄まし…呟いた。

ルイン「ゴブリンの群れ。近くを通ってる」

ミリィ「!」

 彼女に倣って耳を澄ますと、確かに複数の足音が、遠くから近付いてくる。それなりの数がいそうだ。

ルイン「姿くらましの魔術は?」

ミリィ「…」スッ

 ミリィが、無言で杖を掲げる。クララは壁際で、一個の岩に化けた。カツラギはコウモリに化け、天井にぶら下がる。
 杖から光の精霊が現れ、残る4人の姿が見えなくなった。



このレスのコンマが01で…



 …足音が、遠ざかっていった。

ルイン「…もう大丈夫」

 4人の姿が戻る。カツラギとクララも元の姿に戻った。

ルイン「一々戦うだけの物資は持ってない。基本的に、こうやって躱す」

クララ「やれやれ、隠れんぼだねえ~…」

 ぼやくクララをよそに、再び寝袋を広げるルイン。ミリィは焚き火台を組み立て、庵で拾ってきた小枝を焚べた。

パペマ「…ご飯食べて、寝よ」



安価下1~3でコンマ最大 休憩中の出来事、行動

今日はここまで



カツラギ「…フレイとは、どんな感じで別れたんだ?」

 温めた干し肉を齧りながら、カツラギがふと尋ねた。

ルイン「別に。元から短期間の約束で、目的を果たしたからここを去るって言われて、それでおしまい」

ミリィ「何だか寂しいわね。少しは仲良くなった?」

ルイン「まあ、話しやすい人ではあった。超が付く真面目で、たまに生まれが出ちゃう時があったけど」

フワル「生まれが…?」

ルイン「とある名家の生まれらしいわ。両親は慈善活動のためにずっと家を空けていて、妹と一緒に乳母に育てられた。上に立つ者として育てられたから、仲間の力を当然のように自分のものとして振るうし、誰が何をやらかしても自分が責任を負う」

 そこで、可笑しそうに喉を鳴らした。

ルイン「…酒場で、あなた達を個室に呼び込んだでしょ。あの部屋を使えたのは、私のギルドランクのおかげ。彼女のランクは、あの時点で5。個別のテーブルは使えても、個室までは使えないわ」

フワル「全く気付きませんでした…」

ルイン「それから、知識もだいぶ偏ってたわ。帝王学は知っていても…子供の作り方は知らない」

カツラギ「! …」

ルイン「赤ちゃんは、コウノトリが運んでくるって未だに信じてるみたい。ずっと一人で旅をしていれば、言い寄ってくる男の一人や二人いたでしょうに…」

カツラギ「全部、蹴散らしたんだろうな…ははっ」

ルイン「そうね。…でも」

 不意に、切れ長の目を更に細め、ぼそっと呟いた。

ルイン「…名家の娘なら、子供の作り方は知っておかないといけないはず。それを、頑なに教えないなんて…教育係が、何か悪いことを考えたのかも知れないわね」

カツラギ「…」

 急にきな臭い流れになり、カツラギは思わず閉口した。ルインはふっと息を吐くと、葡萄酒を一口飲んで言った。

ルイン「…まあ、もう関係ない話ね。もう寝ましょ。私、カツラギ、狸、ミリィが交代で夜警をする」

クララ「…うん? うちも…?」

ルイン「パペマとフワルも、すぐに魔術を使えるようにしておいて。特に、フワル」

フワル「はいっ」

ルイン「折角買った装備、着ておかないと意味がないわ」

フワル「! …は、はい…///」



安価下コンマ
01    夜討ちだと、卑怯な!
02~10 ゴブリンだ!
11~60 フワル「あ、あの…」
61~90 パペマ&クララ「「カツラギ!」」
91~00 ルイン「じゃあ、今のうちに」



カツラギ「…ふぁ」

 焚き火を突きながら、欠伸をするカツラギ。先程やり過ごしたゴブリン以外には、特にモンスターの気配もない。このまま自分の当番が終わるまで、何も無ければ良いのだが…
 そう思っていると、寝袋の一つがむくりと起き上がった。フワルだ。

カツラギ「…どうした。小便か」

フワル「いえ、ちょっと…短剣を貸していただきたくて」

カツラギ「良いけど、何に使うんだ?」シャキン

フワル「…」モジモジ

 フワルは少し躊躇って…やがて、言った。

フワル「…レオタードに着替える前に、毛を処理したくて」

カツラギ「俺の短剣で?」

フワル「ミリィさんの剣を汚すわけにはいきませんから」

カツラギ「俺のなら良いのかよ?」

フワル「…好きなくせに」ボソッ

カツラギ「…」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①普通に貸す

②その他要記述

2
剃ってあげようかと聞く

1

同コンマやん
このレスのコンマが奇数なら>>920、偶数なら>>922

カツラギ「…ほら」スッ

フワル「どうも。…俺が剃ってやるぜぐへへ、とか言わないんですね」

カツラギ「刃物の扱いには慣れてないんだ。怪我させたら、責任取れねえ」

フワル「それもそうですね。…向こう向いててくださいよ」

カツラギ「はいはい…」

 ごそごそと着衣を脱ぐ音がして、次にしゃりんしゃりんと毛を切る音がした。幸い、大事なところを怪我することなく用を済ますことができたようだ。



フワル「おはようございます。…あ、あまり、まじまじと見ないでいただけますか///」

カツラギ「よく似合ってるぜ…」

 鼠径部に食い込む白いクロッチをガン見しながら、カツラギが言う。試着したときと違って、はみ出す陰毛は見えなくなっていた。

ルイン「このまま、第10層の地下墓地まで一気に進みましょ」



安価下コンマ 第8~9層での出来事
01~20 ゴブリンだ!
21~40 コウモリ女だ!
41~50 変なゴブリンだ!
51~80 特に何も起こらない
81~90 宝箱だ!
91~99 布切れ
   00 幸運



ルイン「…!」

 突然、ルインが立ち止まった。クララも何か気付いたのか、洞窟の天井を見上げる。

クララ「あ…」

ミリィ「な、何…?」

 ルインは松明を掲げると、言った。

ルイン「『夜鳴きコウモリ』の群れが、近付いてきてる」

パペマ「また、やり過ごす…?」

ルイン「夜鳴きコウモリは大群で、洞窟の隅々まで餌を探す。必ず、ここも通る」

フワル「戦闘でしょうか…」

 不安げに尋ねるフワル。ルインは背中から弓を外すと、言った。

ルイン「隠れてみる価値はあるけど、見つかる確率の方が高い。超音波を飛ばされると、こちらが不利になる」

クララ「こんな深いところ、あんまり来ないから、うちにも分からないねえ~…」



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①隠れる

②迎え撃つ(攻撃方法を併記)

③距離を取る

④その他要記述

カツラギ「超音波だな…」

 カツラギは呟くと…その場で、一匹のマーモットに変身した。それを見たクララも、彼の意図を察したのか、隣で同じくマーモットに化ける。

ルイン「…皆、耳を塞いで」

 曲がり角の向こうから、灰色の翼が覗いた、次の瞬間



マーモットカツラギ「」スゥ

マーモットカツラギ「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」ピー

マーモットクララ「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」ピー



フワル「!!??!?」ビクッ



「!!??」バタバタバタッ

 突然飛んできた大音量に、羽音が乱れる。

ルイン「今だ!」

 すかさずルインが走り出すと、矢をつがえて放った!



安価下コンマ
01~05 群れが集まってきた!
05~15 数匹反撃してきた
16~90 どうにか追い払った
91~00 一匹生け捕りにしたぞ



ミリィ「パスカル!」

パペマ「えーい!」

 風の精霊がコウモリ女たちを吹き飛ばし、パペマの放ったゴーレムが超音波を物ともせずに蹴散らしていく。
 数分後、辺りの敵を追い払うことに成功した。

フワル「お疲れ様でした。怪我はありませんか?」

カツラギ「ちょっと引っかかれた」

 狼に変身して戦っていたカツラギが、首筋の傷を指差す。フワルが杖をかざすと、傷が見る見る内に癒えていった。

カツラギ「…中々、様になってるな」

フワル「不本意ながら、この服のおかげでしょう…」

 お尻に食い込む布を指で引っ張りながら、フワルがぼやいた。



『第10層 地下墓地』



ミリィ「冷え冷えする所ね…」

パペマ「寒い…」

 岩や土の壁が石レンガに変わり、あちこちに墓室と思しき横穴が開いている。洞窟も涼しかったが、ここの空気は底冷えするような寒さであった。

ルイン「この辺りは、アンデッドやゴースト系のモンスターが徘徊しているの。パーティから、絶対に離れないで。地面に潜む敵もいるから、座り込むのすら危険」

パペマ「おしっこは…?」

ルイン「立ったまま、下着をずらして済ます。無理なら、穿いたまま済まして、さっさと乾かすことね」

パペマ「」プルッ



安価下コンマ
01~10 顔のない手
11~30 ゾンビだ!
31~70 ゾンビの気配
71~90 特に何もいない
91~00 呪いの痕跡

安価下2コンマ
01~20 特に何も起こらない
21~50 フワル「この服、冷えるので…」
51~80 パペマ「お、おしっこ」
81~90 ミリィ「ねえ、あ、あたし、どうしたら」
91~99 ルイン「…つまり、こう」
   00 ↑全部



フワル「…」ソワソワ

クララ「…うん?」

 不意にクララが立ち止まった。

フワル「っ!」ビクッ

クララ「これ…何かなあ~…?」ヒョイ

ルイン「あっ! 不用意に落ちてるものを拾ったら」

 ルインが言い終わるより先に、クララの拾ったものから黒い火花が散った。

クララ「おわーっ!?」ブンッ

 慌てて床に叩きつけたのは、女物のショーツ。中々使い込まれていそうだ。

パペマ「パンツ…? 誰の…?」

ミリィ「それより、何でパンツから火花が散るのよ? そんなことしたら穿けないじゃない。何か、呪いでも掛かってるのかしら?」

カツラギ「パンツ穿けなくなる呪いかよ。そりゃあ良い」

パペマ「」ベシッ



???「…」ジッ





 呪いのパンツはひとまず置いておいて、一行が歩き出そうとしたその時、フワルがおずおずと声を上げた。

フワル「あ、あの…」プルプル

ルイン「何?」

フワル「あのっ…こ、この服、やっぱりちょっと寒くて…その…」プルプル

ルイン「おしっこ?」

フワル「! …///」コクン

ルイン「なら、ここで済まして。その服なら、ずらせるでしょ」

フワル「やっぱり、そうですよね…」

 フワルが、恐る恐るレオタードの股布に指をかける。

ルイン「…カツラギ。周囲を警戒して」

カツラギ「はいはい…」

フワル「…///」クイッ

 カツラギがフワルに背を向けると、石を叩く鋭い水音が聞こえてきた。

フワル「ん…///」ショロロロロ…

 冷たい墓所に、温かい湯気と香ばしい匂いが広がる…



『第11層 地下墓地』



フワル「…///」トボトボ

 顔を赤らめて歩くフワル。内股気味に歩く彼女のレオタードは、クロッチに小さな染みができている。ずらして放尿しても、拭くことができないのだ。

ルイン「この辺りから分岐が広がる。墓地自体はまだまだ続くけど、今回の目標は迷宮の先。だから、こっち」

 そう言うとルインは、大きな墓石の前で立ち止まった。耳を澄まし、壁や床に敵が潜んでいないか確認すると、そっと床の石をどけた。
 石の下には、人一人入れるくらいの穴が開いていた。

ルイン「…この先は、隠された墓室。その先に迷宮の入口がある」

ミリィ「うぅ…とんでもない所に来ちゃったわ…」ブルッ

 ルインに続いて、カツラギたちは穴の中へと潜り込んだ。



安価下コンマ
01~10 キョンシー…?
11~30 アースエレメントだ!
31~50 ゾンビだ!
51~80 ゾンビの気配
81~95 特に何も起こらない
96~00 招待状

安価下2コンマ
01~10 特に何も起こらない
11~30 クララ「ちょいと、ごめんよお~」
31~60 パペマ「無理、漏れる」
61~80 ミリィ「ねえ、どうしよ、どうしよ!」
81~99 ルイン「お手本を…」
   00 ↑全部

ねる

アンデッドとか幽霊系の敵も採用するぜ

(雑魚モンスターは女に限らない。別に考えても面白くないし必要に応じて勝手に>>1が作ってるけど、案があれば大歓迎)



クララ「…ちょいと、ごめんよお~」

 不意にクララが立ち止まった。と思うや、穿いていた股引を消してそのまま放尿し始めた。

クララ「ふい~…」ジョロロロロ…

ミリィ「うわっ、ちょっと離れなさいよ!」

ルイン「…待って」

クララ「っ!」ピタッ

 突然、ルインが片手を上げた。それから辺りを見回し…一言。

ルイン「ゾンビが動き出した」

フワル「ゾンビ? 姿は見えませんが…」

ルイン「普段は土に埋まってる。たまに動き出す。…少し数が多そうね」

クララ「じゃあ、い、今のうちにおしっこ、出し切っちゃって良いかなあ~…?」プルプル

ルイン「ゾンビの感覚は鈍いから、ミリィの魔術でやり過ごせる可能性は高い。倒すのは少し面倒」

カツラギ「どうする…?」

クララ「あのっ、出しかけで止めるの、結構つらっ、あっ♡」プシッ



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①隠れる

②迎え撃つ

③走り抜ける

④その他要記述

 石レンガが捲れ上がり、墓石の下から数体のゾンビが這い出してきた!



ゾンビs「「「「「ウガー」」」」」ノソノソ



ミリィ「アンデッドには炎よ! ファーレンハイト!!」

 ミリィが杖を掲げると、炎の精霊が現れた。周囲の気温が上がり、ゾンビの周りの空気が発火する。

カツラギ「やっちまうのかよ…だったら」

 カツラギは熊に変身すると、爪に炎を付与してゾンビに殴りかかった。フワルも、炎の魔力結晶を投げつける。

ルイン「ちょっ、確かに炎は効くけど…」



安価下コンマ
01~10 酸欠
11~40 全く足りない
41~80 物資を使い切って何とか
81~00 助太刀



ゾンビ「「「ウガー」」」ノソノソ



カツラギ「こいつら、燃やしても動くぞ!」

ミリィ「んぐっ…はあっ、もう最後のエーテル飲んじゃったわよ!?」

フワル「魔力結晶も、もう無いです…」

ルイン「火を付けた程度じゃ止まらないのよ! 灰になるまで焼かないと…」

クララ「これはちょお~っと…」

パペマ「…逃げよ」

 パペマがゴーレムを精製し、ゾンビに向かって突撃させた。



安価下 どうする?
①『第10層 地下墓地』

②『第12層 迷宮』

ルイン「引き返す。こっち!」

 狭い横穴に飛び込み、上の層へと走った。
 どうにか、墓石の根本から這い出すと、ルインは深呼吸して言った。

ルイン「…敵の特性について、もう少し詳しく共有しておくべきだった」

ミリィ「…」

 ミリィはすっかり意気消沈した様子で、墓石に寄りかかって俯いている。

ルイン「ゾンビは、骨と筋肉が繋がっている限り動き続ける。完全に黙らせるには、灰になるまで焼き尽くすか、筋肉を残らず毟り取るしか無い。そんなの無理」

カツラギ「浄化とか、そういうのは効かないのか?」

ルイン「神聖属性には弱いけど、誰も使えないでしょ?」

フワル「…」

パペマ「…ゴーレム、置いて行っちゃった」

クララ「やれやれ…ここも、長居しない方が良さそうだねえ~」

ルイン「その通り。洞窟…いえ、エントランスまで戻りましょ」



安価下コンマ
01~10 ゾンビが追いかけてきた!
11~20 顔のない手
21~70 特に何も起こらない
71~00 お困りのようだね



『第7層 洞窟』



フワル「はぁ…はぁ…」

パペマ「疲れた…休も…」

 鉱脈跡まで辿り着いた。パペマが座り込むと、ルインも焚き火の準備を始めた。
 鉱石を掘り尽くして広くなった洞窟には、出遅れたと思しき他の冒険者もテントを張ったり、火を焚いたりしていた。

ミリィ「…どうしよ…魔力結晶もエーテルも、全部使っちゃった…」

ルイン「引き返して、補充するしかない」

ミリィ「お金、もう無いよ…」

 とうとう、泣き出してしまった。

カツラギ「てことは、ギルドのクソ不味いタダ飯デビューってことだな」

 軽い口調で言うカツラギに、クララが耳打ちした。

クララ「ねえねえ、お金が無いのが、何でそんなに困るのかなあ~?」

カツラギ「人間は、大体そうなんだよ」

ルイン「ひとまず、ここで休みましょ。休めば体力も、魔力も回復する。何より頭が冷える」



安価下1~3でコンマ最大 休憩中の出来事、行動

洞窟の中を迷っていたセラ(人間態)を発見、保護する。
懐いて少なくともクエスト中は同行する

別クエストで入っていたロゼッタとレインが声をかけてくる

また同コンマ
このレスが奇数なら>>958、偶数なら>>959



 焚き火に手をかざしながら、ルインが言う。

ルイン「少なくとも、今の状態で聖堂には到達できない。エントランスで買えるだけの物資を揃えて、今度は絶対にモンスター交戦しないと決めて行くか、ギルドまで戻って、一度別のクエストで資金を集めてからにするか…」



???「…おねえちゃん、おねえちゃん」



ルイン「!?」

 突然、ダンジョンに似つかわしくない少女の声が聞こえてきた。見ると、いつの間にか他の冒険者は消えていて、代わりに一人の幼い少女が立っていた。緑色の髪を一つに結び、服の代わりに白い布切れを身体に巻き、全身に綺羅びやかな宝石を身に付けている。反対に、四肢には太い鉄の輪を嵌められていた。

???「おねえちゃん、おなかすいちゃった。ごはん、ちょうだい?」

ルイン「…あなたは?」

セラ「セラ。おさんぽしてたら、まよっちゃった」

ミリィ「…はい、メープルパン」

 焚き火で温めていたパンを、ちぎって差し出す。セラと名乗る少女はそれを受け取ると、一口齧った。

セラ「ありがとー! …」

カツラギ「ダンジョンを散歩してたってことは、ここに住んでるのか?」

セラ「んっ、んぐっ…うん。おそとにでられないかなって」

ミリィ「…ダンジョンの、どの辺に住んでるの?」

セラ「うーんと…宝石洞の、もっと先」

ルイン「宝石洞?」

フワル「ルインさんもご存知無いのですか?」

ルイン「聞いたことはあるけれど…でも、確か第77層とか、その辺りって」

パペマ「ななじゅう…?」

 途方も無い数字に、呆然とするパペマ。

ルイン「流石にそこまで送り届けることはできないわ。外に連れ出すことはできるかも知れないけれど」

セラ「じゃあ、いっしょに行ってもいい?」

カツラギ「まあ、出口まですぐそこだし、別に良いだろ」

 ルインが、セラを見て言った。

ルイン「外までは連れて行ってあげる。でも、私たち、ここに辿り着いたばかりで休憩するところ。だから、しばらくここで待っててもらえる?」

セラ「うん、分かった」

 セラは頷いた。



安価下コンマ
01~10 セラが狙われている
11~30 特に何も起こらない
31~70 ミリィ「カツラギ…」
71~90 ルイン「…今の内に」
91~00 セラ「おにいちゃん?」



フワル「すぅ…」

パペマ「Zzz…」

ルイン「…」



ミリィ「…カツラギ」

カツラギ「ん…交代か」

ミリィ「うん。…ちょっと待って」

 寝袋に入るとするカツラギを、ミリィが呼び止めた。

カツラギ「何だ。俺も眠いんだ」

ミリィ「ごめん。…ちょっとだけ」

 そう言うとミリィは、カツラギに抱きついた。彼の胸に顔を埋め、息を吐いた。

カツラギ「…まだ気にしてたのか」

ミリィ「だって…皆をあんな目に遭わせて、準備も全部台無しにして、死にそうな目に遭って…っ…」

 啜り泣くミリィ。しばらく泣くと、ミリィは絞り出すように言った。

ミリィ「…えっち、して」

カツラギ「ダンジョンの中ではしないんじゃなかったのか」

ミリィ「して…今、して」

カツラギ「…」

 カツラギは、ルインの隣に横たわるセラに目を遣った。

セラ「Zzz…」

 セラも、ぐっすり眠っているようだ。



安価下1~3 プレイ内容

たんくぎ
安価下



ミリィ「ほ、本当に全部脱がなきゃだめ…?」シュル

カツラギ「ああ」バサッ

ミリィ「うぅ…///」パサッ

 洞窟の中で素っ裸になると、2人で手を繋いで横穴を歩き出した。

カツラギ「どうだ、ダンジョンで裸になるのは」

ミリィ「お、襲われたらどうするのよ…///」ドキドキ

カツラギ「魔法なら、裸でも使えるだろ」

 そう言うとカツラギは、ミリィの乳房を素早く揉んだ。

ミリィ「やだっ///」ビクッ

カツラギ「静かにしろ、他の奴らが起きてくるだろ」モミッモミッ クチュッ

ミリィ「っ! ぅ…っ♡」プルプル

 産毛の生えた割れ目を指でなぞり、乳首をくすぐる。固くなったペニスを、震えるミリィの身体にぐいと押し当てた。

ミリィ「わっ、あっ…///」ドキドキ

 身体に当たる欲求の塊に、ミリィの秘部がじわりと湿る。それでも、辺りを気にしながら呟く。

ミリィ「み、み、見られたら…誰かに…」

カツラギ「見られて恥ずかしい身体じゃないと思うぜ」モミモミ

ミリィ「ちがっ/// そういうわけじゃ」

カツラギ「…そしたら、クエストも戦いも、全部ぶっ飛んじまうな」

ミリィ「! …」

 再び焚き火の前に戻ってくると、カツラギは寝袋に上に胡座をかき、膝を叩いた。

カツラギ「ほら、乗ってこい」

ミリィ「うん…っ♡」

 向かい合うように膝を突き、上を向いたペニスに、ゆっくりと腰を下ろしていく。

ミリィ「ん…っ♡ んぅっ♡ くっ…♡♡」ツププ…

 奥まで入ると、ミリィは両腕両脚をカツラギの身体に強く巻きつけ、彼の肩に顎を載せた。カツラギは、そんな彼女の頭を撫でた。

ミリィ「入ってる…まだ、ちょっと痛い」

カツラギ「俺も、お前の中が狭くて痛い」

ミリィ「…ゾンビと戦って、死ぬかもって思って…気が付いたら、またあんたとすることばっかり考えてた」

カツラギ「…」ナデナデ

ミリィ「皆、必死に戦ってるのに…あたしのせいで、皆危ない目に遭ってるのに…」

カツラギ「…誰も、お前のせいだなんて思っちゃいねえよ」ナデナデ

ミリィ「あたしったら、あんたのちんちん欲しい…赤ちゃん欲しいって」

 繋がった腟内が、きゅっと締り、カツラギのペニスに抱きついた。

ミリィ「んぁ…っ♡♡」ピク

カツラギ「…でも、男女のパーティでは皆そうなるんだろ?」

ミリィ「うん…だから、パペマもフワルもクララも、きっと同じことを考えてたかも」

 耳元で、いたずらっぽく囁く。

ミリィ「だから…責任持って、ちゃんと皆に赤ちゃんをあげてね」

カツラギ「そのつもりだよ」

ミリィ「…♡」ギュゥッ

 ミリィが、両腕と両脚に力を込める。膣の一番奥にペニスを押し付け、膣壁もぎゅっと締め付ける。

ミリィ「…でも、最初はあたし…♡」

カツラギ「…ああ…出る…っ!」ドクンッ ビュルルルーーーッッッ

ミリィ「んん…っ♡♡♡ カツラギ…カツラギ、んっ」

 唇を合わせると、ミリィの方から舌を挿れてきた。小さな舌を吸いながら、カツラギはミリィの子宮に子種を残らず注ぎ込んだ。



ルイン「…おはよう」

カツラギ「ああ…」ムクリ

セラ「ねえ、もう行く? 早く行こ」

 セラが急かしてくる。ルインは寝袋を畳みながら、カツラギに囁いた。

ルイン「…今度、私も抱いてね」

カツラギ「!?」ビクッ



安価下1~3でコンマ最大 どうする?
①『第1層 エントランス』

②『第3層 山岳(クララの庵)』

③その他、第9層以浅で行ったことのあるフロア

ねる
そろそろ次スレか

(荒れる前に言っておくけど、聖属性がいないパーティではどれだけ準備してもどうにもならないよ)

(戦闘で撃破は無理ってことね。隠れてやり過ごしたり、逃げるのは問題ない)



『第1層 エントランス』



ルイン「改めて、ゾンビ…というか、地下墓地のモンスターについて」

ルイン「ゾンビは、地下墓地で最も遭遇する可能性の高いモンスター。そのくせ、対処がとても面倒。どれだけ身体を破壊しても、骨と筋肉の繋がった部分が一つでも残っている限り、腕一本、指一本になっても襲ってくる。正面から沈黙させるには、全身の骨を粉々に砕くか、灰になるまで焼き尽くすしかない」

ルイン「どこかの世界では頭を潰したり、黒曜石のナイフで傷付けたり、氷でできた親玉を倒すことでゾンビを倒せるらしいけど、少なくともダンジョンでは無理」

ルイン「聖属性が効くという話を聞いたことはあるけれど、どう効くのか、私は見たことがない。そもそも、聖属性が街の外の神を指すのか、アスモダイを指すのかすら分からない」

ルイン「しぶといけれど、感覚は鈍い。このパーティには、姿眩ましを使えるミリィに、シェイプシフターが2人もいる。隠れてやり過ごせば、まず交戦は避けられるわ」

ルイン「次に、ゴースト。ダンジョン内に放置されがちな肉体と違って、魂は蘇生の際に回収されるから、実はダンジョン全体にゴーストはそんなにいないわ。いても、簡単な属性魔術で追い払える程度」

ルイン「但し…『ブランク』と呼ばれる個体には気を付けて。白い靄から、たくさん腕が生えているようなゴーストの一種で、生者に取り付いて記憶を奪いに来る。完全に取り憑かれると、人格ごと奪われて被害者は廃人になるわ」

ルイン「ゴーストみたいに属性魔術で追い払うことはできるけど、消滅は不可能。聖属性ならできるかも知れないけれど、成功したのを見たことは無いわね」



ルイン「やや高位で珍しい個体にはなるけれど、キョンシーと呼ばれるゾンビの亜種もいるわ。ゾンビと違って身体能力が高い上に、毒を使う知能がある。実はゴーレムに近い存在で、核に当たる部分を外すことで無力化するという説もあるわ」



ルイン「ダークエレメントに出くわしたら、迷わず逃げて。ただでさえ強力なウィル・オ・ウィスプの、更に上位個体で、闇に質量を乗せて飛ばしてくるわ。まあ、フレイは剣で薙ぎ倒してたけど…」



ルイン「今回は2層しか通らないから、このくらい知っておけば大体どうにかなると思う。続きは次スレでね」

(残りは雑談などしてください)

このスレが終わったら、次は超人ロリがいっぱい出てくる話をやりたいなと思ってる
主人公もロリにするか、男主人公を立てるか悩んでる

倫理感の逝った世界で、超能力を得たロリと種付けおじさんの活躍するスカムスプラッタエロ安価ss
種付けおじさんの命はティッシュ並みに軽い

今の所ロリ視点でおじさんを使い捨てていく方向
男主人公にするとモブ男が絡んだ瞬間NTRNTRだ騒ぐ手合いが湧くからな

一人一つテーマに沿った能力を持っている、個性豊かなロリたち
例えば『怪力』だと力持ちで、『支配』だと相手を服従させる洗脳能力持ち
概念だけじゃなく『猫』とか『犬』だとケモミミ尻尾でその動物に応じた能力を持っているとか

今のうちに考えてここに投げとくと、参考にする

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