メス共のボクシング 安価スレ (58)

負けたメスは凌辱されるーーーーー
卑猥な女子ボクシングが今始まる!

あなたはいじめられっ子です。

いじめっ子は女の子です。
同じ高校の女子生徒です。
彼女はボクシングをしています。
そう、いまや卑猥なことをしないと人気が全くない女子ボクシング。
負けたらエッチな目に遭う女子ボクシング。
年齢制限がないので年上とも戦います。

彼女はどんなメスなのか決めましょう。

下3か5くらいまで
名前
身長
体重
性格
容姿
肉体
ファイトスタイル
備考


ボクシングは>>1もはじめの一歩での知識しかないので真面目に考えなくてもOK

主人公のスペックを先に見せて欲しいんだけどできる?

いじめられっ子の設定
暗めの性格だがそこそこ卑屈
いじめに対して反骨心あり
イケメンではない
童貞
いじめっ子のセコンドになって減量を強いる

いじめられっ子はいじめっ子の足を引っ張って試合を負けさせるのも逆に勝たせるも安価で決定
竿役はいじめられっ子だけではありません。
練習中は過度なエロはないかもしれません

名前 神谷 涼子 (かみや りょうこ)
身長 171cm
体重 60kg
性格 クールで落ち着きがあり誰にでも優しい性格。口下手で積極的に人と関わろうとしない。おばけ等のオカルトの類が大の苦手。
容姿 青みがかった肩上くらいの長さの黒髪。暗い青眼。イケメン系の美人。制服は着崩し気味でスパッツやストッキングのようなぴっちりしたものをショーツの代わりに直穿きする。
肉体 手足が長く全体的に引き締まっていてモデルの様な体型。胸はcカップで尻もほどほど。
ファイトスタイル サウスポーのカウンターパンチャー。急所への理解が深く、相手の急所を正確に打ち抜く・自身の急所をガードするのが得意。
備考 主人公の同級生。主人公からは虐められていると思われているが実際は好意からの行動。言葉が足りなかったり、受け取り方が間違っていたりするせいで勘違いされている。
上記の性格により距離はとっているがもっと主人公と一緒にいたい。
成績優秀で周囲には完璧に見せているが身内や家の中では意外とだらしない。
裸族。クソ雑魚アナル持ちで主人公の写真を見ながら開発するのが日課。

>>11
書き忘れ。
備考に周囲(特に女子から)の人気が高い
を追加で

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お前の仲間たち(*^-^)/\(*^-^*)/\(^-^*)

女子ボクシング部顧問「女子部のみんな、お疲れー」
「「「「「お疲れ様ー」」」」」

顧問「うん、今日もみんな、練習捗ったみたいだね。宮宇地さん、いつも率先して皆への指導とか、ありがとね。」
真宙「いいっていいって。みんな筋が良いから、オレも教えがいがあるよ。」
さえ「強いパンチを打ち続けるには、上半身よりも下半身の持久力が大事ですのね……奥が深いですわ。」
鴒「さえの場合だと、あとはもう少し体を絞っても良いかもしれないね。まあ、さえは元々護身が目的なんだし、無理にウェイト落とすこともないけどね。」
涼子「え、ええと、無理に試合なんてしなくても、ボクシングは楽しめますから!」
響「僕は試合も楽しみたいんだけどね。ただ、みんなとは身長が流石に違いすぎて……」

真宙「いや、響ならスパーとか見てても、さえや涼子位の相手とは良い勝負ができるんじゃないか?まあ、オレや鴒とガチるのはちょっと無理があるけどな……」
さえ「響さんのスタイルは、いつも大変為になりますわね。それなりにこちらからも打っていかないと、攻めてきている筈ですのに全然隙を見せてくれませんもの。」
鴒「護身が必要な相手を想定するならば、むしろ隙を見せる前に牽制の攻撃だけでやっつけちゃう位が良いよ。まあ、私みたいな背丈になっちゃうと、むしろ誰か一度襲ってきてくれないかなー、って思っちゃったりもするんだけどね。あはは。」
涼子「れ、鴒さんなら、きっとその内素敵な人が見つかりますよ!」
響「何だかよく分からない話になってるけど、素敵な人かあ。学内とか、男子ボクシング部にも良さそうな奴は結構いるかもね。」
顧問「おっ、何何。みんなもやっぱそういうのに興味あんの?」

真宙「そりゃあ、オレたちゃ花も恥じらう女子高生だぜ?素敵な男子との恋愛にも興味が無いわけないっしょ。……まあ……」

男子部員「コラ、またてめーか!許可無く女子部の部室に入ろうとするんじゃねえ!」
霞ノ市 珍歩(かすのいち ちんぽ)「ぼ、ぼくの邪魔をするんじゃないお!離せお!」

顧問「うわ、また来たのアイツ!私、止めに行ってくるわね!」
真宙「少なくとも素敵な人が、アレではないことは確かだな。」

さえ「あら、『乱立(みだれタち)のちんぽ』さんじゃありませんの。」
鴒「こら、さえ!言葉に出しちゃ駄目だから、そんなこと。」
涼子「……勃起したままみんなに迷惑かけるだけかけて逃げるから、『立て逃げのちんぽ』とも呼ばれていますね……」
響「あいつの親、『うちの可愛い息子をいじめないでください!』って学校にクレーム入れまくってるらしいけど、ありゃいじめられても仕方ないよねえ。実態は皆にまともな相手されないのを、親に被害妄想で泣きついているだけみたいなんだけどね。」

真宙「最低限のモラルすら持っているか怪しいレベルだからなあ。オレや鴒が幼稚園の頃は、もっとまともな奴だった筈なんだけどなあ……」
さえ「あら、小さい頃からのお知り合い?わたくしの場合、あの方はリアクションが色々と面白いので少々興味深いとは思っているのですが。」
鴒「私は一度引っ越してるから、真宙の方が付き合い長いんだけどね。というかあれ、むしろ幼稚園の頃の方がマシだったよね?実際。」
涼子「そ、そこまで言っちゃう程なんですか?」
響「まあ、実際幼稚園児よりも迷惑だよね、アレ。」

珍歩「そうだお!女子ボクシングはいまや卑猥なことをしないと人気が全くないんだお!負けたらエッチな目に遭うべきなんだお!」

「「「「「…………」」」」」

真宙「センセー、そいつちょっとウチの部室に入れて上げてください。」
顧問「え?大丈夫?」
鴒「はい。良かったら男子のみんなも、見学していて貰えますか?」
男子部員「へ?」
さえ「ええ、構いませんわよ。ちょっとこれから『特別なスパーリング』を皆さまに披露したいものですから。」
涼子「そ、そうだね!いざという時に、男子のみんながいてくれた方が良いからね!」
男子部員「……ああ、そうか!皆に危害が及ばない為だな!それじゃ、用事とか無い奴らに声かけてくるわ!」

響「ま、男子の皆にはむしろ、『やり過ぎない為のストッパー』になってほしいんだけれどね。」

顧問「あら、やっぱみんな、さっきのアレの発言に頭きてたりする?」
真宙「まぁな。ま、それ言ったらセンセーもだろ?かなり出てるぜ?顔に。」
顧問「そうかな?そうかも。んじゃ、私も止めさせて貰う立場で付き合いますか。『やり過ぎないギリギリ』を見定める為にもね。」
さえ「その意気ですわ、流石は私達の顧問ですこと。」
鴒「良い機会だし、アレが少しでも真人間になってくれれば……」
涼子「え、ええと、流石にそれは……」
響「無理じゃないかな。バカは死ななきゃ直らないさ。」

顧問「というわけで、霞ノ市くんにはヘッドギアとグローブを付けて貰って……」
珍歩「グローブだけで十分だお!僕が女子に負けるわけがないんだお!」
真宙「センセー、アレの言う通りにさせてやりましょ。ヘッドギアが汚れるし。」
珍歩「げげ!お前がいるなんて聞いてないお!いくら僕が強くても、お前や小夜啼みたいなデカ女になんて勝てるわけないんだお!」
男子部員「ああ、それは合ってるかも……あ痛ぁ!?」
鴒「アレとは別に、私が君とスパーやっても良いけど?」
男子部員「普通に色々と学べそうだけど、今は遠慮しておきます……」
鴒「お、良い感じの回答だね。んじゃ、今度の合同練習の時にでもお願いしようか。」
男子部員「というか、俺もさっきのあの言葉には頭きてますので。あんなクズごときがボクシング舐めやがって……とりあえず、今はこっちですね。」

珍歩「あの金髪の奴か、気の弱そうな奴か、チビのあいつにするお!」
さえ「あら、ご指名とは光栄ですわねえ。」
涼子「え、ええと……」
響「じゃ、僕達3人が相手ってことで良いかな?宮宇地さん、先生。」
顧問「そうね、一応佐藤さんと神谷さんのスタイルがちょっと被るし、出海さんが先で神谷さんが後の方が良いかな。」
涼子「じゃ、じゃああたし、普段やらないスタイルとか試してみます!」
鴒「お、良いじゃないか。いつもは引き気味のカウンター狙いだけど、ひょっとして私と同じとか?」
涼子「はい!皆さん相手だと、いつも余裕無くて中々挑戦できませんでしたが、今日はやってみようと思います!」

真宙「んじゃ、ルールは1ラウンド3分方式、但し霞ノ市が勝ったら相手を好きにできる、って条件付きだ。それで良いか?」
さえ「ええ、構いませんわ。」
珍歩「ムッカー!その余裕、すぐに僕が無くしてやるお!」

真宙「……で、1ラウンド終了もせずに、だ。」
珍歩「」(ピクピク)
鴒「さえの見事なカウンター一閃、右ストレートがこいつのテンプルを直撃してTKOってわけだね。」
さえ「というか、あまりにも隙だらけなので、むしろ罠ではないのかしらと勘繰ってしまいましたわ。」
涼子「えっと、カウンターは相手のエネルギーも利用して、初めて効果が出るものですから…この人の場合だと……」
響「そもそもあのパンチ?あるいは手を前につき出す振り付け?ともかく、あんなへっぴり腰で体重のまるで乗ってない拳なんて、カウンターどころか、下手したら殴った自分の手に大ダメージだよねえ。」
顧問「むしろ佐藤さんがアレのパンチをわざとガードで受け続けた方が、勝手に自滅して手っ取り早かったかもね。」

真宙「ただ、今皆も見てて明らかだっただろうけど、こいつ露骨に下衆な目をしてさえの胸を触ろうとしていたからな。」
さえ「あら、それなら少しはサービスしてあげても良かったかもしれませんわね。いずれにせよ、妙な迫力は感じていましたし、変質者を想定しての訓練としては中々趣深いものがありましたわ。」
鴒「実際の変質者も、こんな感じで後先考えず本能に身を任せて襲いかかってくる筈。ただ、アマチュアとはいえ私達が嗜んでいるのはれっきとしたボクシングという格闘技だ。改めて無闇に悪用したりせず、己を磨くことが目的であると常に肝に命じよう。」
涼子「わ、私も元々は体を鍛える為にボクシングを始めましたから……気を付けます!」
響「別に試合で盛り上がらなくても、一般的なスポーツや護身、あるいはボクササイズのように体を鍛える名目で、男女問わずボクシングは世界単位でメジャーなスポーツだ。人気が全く無いなんて寝言は寝て言うべきだったね……って、正に寝ているところだったね、こいつ。」

真宙「これは失神っていうんだけどな。しかし、笑える位バカみたいに突撃して両腕無造作に振り回した結果、勝手によろけて隙を見せたところをこめかみにズドン!だもんなあ。とりあえずこいつ、ボクシングどころか格闘や喧嘩に関してはド素人もド素人だ。」
さえ「一応ボディや顔への攻撃は極力避けたのですが……吐かれるのも迷惑ですし、顔に跡が残ったら又色々と面倒だと思いまして。」
顧問「あ、記録は男子部員が一連の顛末を残してくれてるし、心配は要らないさ。そもそも素人のくせに粋がって返り討ちとか、こいつみたいなタイプはそんな記録を大っぴらに出されるのを嫌うだろうからね。」
鴒「しかし、そうなると響はどうしたものかな。いつもみたいにピーカブーで突っ込むのも良いけど、逆の意味で半端なボディはリングをいたずらに汚しかねない……」
涼子「え、ええと、それでしたらあたしに考えがあります!」
響「へえ、聞かせてもらえるかな?」

珍歩「ハッ!?」
真宙「あ、起きた。まだやるか?お前。」
珍歩「今のはまぐれだお!あのチビならこうはならないお!」
さえ「あなたも対して身長変わらないようですが。160ありませんよね?」
珍歩「うるさいんだお!とにかく、あいつになら勝てそうな気がするお!」
鴒「んじゃ、早速2試合目を始めようか。」
涼子「あ、響さん。が、頑張ってください!」
響「了解。しかし、君も中々悪どいことを思い付くねえ。面白そうだしやってみるけど。」

顧問「あ、私から提案。出海さんは先に宮宇地さんか小夜啼さんとスパーやってから霞ノ市くんとスパーやろうか。」
真宙「お、マジっすか。オレも同じこと考えていたけど。」
響「良かったら、2人とやってからでも構わないよ?僕は。」
さえ「流石にあのお二方との連戦は辛いのではなくて?」
顧問「出海さんなら大丈夫。それに、霞ノ市くんはさっき、佐藤さんの動き方とか全然知らなかったでしょ?ここからのスパーを見ることで、出海さんのスタイルを見てもらって、少しは対策をとってもらえば良いんじゃないかって。体力の回復にもなるし。」
霞ノ市「大きなお世話だお!すぐにでもあのチビと試合して、勝って僕が好き放題するんだお!」
男子部員(……記録されているのに、そういうこと平気で喋れるってのもある意味すげえな、こいつ。)

顧問「……流石にインファイトスタイル同士の叩き合いは、迫力があるわね。」
鴒「やはり体格差故のリーチがかなりのハンデだけど、逆に出海さんにとっては宮宇地さんの狙いどころがボディだけになるから分かりやすいよね。」
さえ「宮宇地さんもその辺りを存分に分かっていらっしゃるでしょうし、一方で宮宇地さんも出海さんのボディは低すぎて狙えないから顔を狙わざるを得ませんわね。」
涼子「響さんはそこを上手く潜り込んで、顎を狙ってアッパーか、アッパーになるストレートを当てられれば……」
顧問「宮宇地さんもそのタイミングでのストレートがしっかりと頭にあるみたい。……お、そろそろ3分か。」
珍歩「何だお!結局二人ともやられてないんだお!八百長だお!」
男子部員(八百長じゃねえよ。どちらもマジで相手を倒しにいってたし、結果的に決定打を当てられなかっただけだ。俺だったら下手に手を出したところを合わせられてダウンかな。)

真宙「マジで連戦とか大丈夫か?響。結構オレも本気でやったし……」
響「問題ないよ。というか僕と小夜啼さんじゃ……」
顧問「うん。次のスパーでは、2人共手は出さずに間合いだけを意識して3分間フットワークに専念してみて。」
鴒「…ああ、そういうことですか。分かりました。」
涼子「男子部員くん、ちょっと……」
男子部員「はい?……なるほど、了解しました。」
さえ「今度は何が始まるんですの?」
顧問「まあ、見てれば分かるよ。」

珍歩「今度は何だお!単なる追いかけっこだお!」
男子部員「そう言うなよ。次に出海さんと戦うのはお前だろ?だったら今、小夜啼さんみたいな動きができればパンチを食らわずに済むじゃねえか。」
顧問「そうそう。あんな風にリングを『回る』ことができれば、出海さんの攻撃を食らわずに済むわよ?で、疲れさせたところを倒せばあなたの勝ち。」
珍歩「余計なお世話だお!……でも、あの強気そうな奴を好き放題にできるのは悪くなさそうだお!デュフフフ……」
真宙(心底きめえな。)
さえ(本当に『デュフフフ』なんて鳴き声をあげる方、わたくし初めて見ました。本当に面白いですわねえ。)

珍歩「ヒ、ヒイイイイイ!うぼっ!?ぶひっ!?」
鴒「あーあ、又追い詰められてる。」
真宙「にしても、ぶひっ、っていくらなんでもよお……」
さえ「しかし、先生も人が悪いですこと。あのような素人さんが、リングの上でインファイター相手に間合いをきちんと取れるわけないじゃないですの。」
顧問「あら、私はちゃんと伝えたわよ?リングを『回る』ことができれば、ってね。」
鴒「四角形なのに、どうして『リング』なのか、だね。アウトボクシングの基本、決して相手から目を離してはいけない。それには相手を軸にして……」
真宙「円状にリングを動くことが大事、ってことだな。アレの場合、見事に真後ろや真横みたいに直線的にしか動かないせいで、簡単にロープを背負っては響に連打を浴びてんのな。」
男子部員「ただ、出海さんさっきからアレの両腕ばかり狙ってません?」
顧問「……神谷さん、あなたの入れ知恵ね?あれ。」
涼子「あ、分かっちゃいます?」
真宙「なるほどな。……あ、両腕で構えることもままならなくなってきてやんのな。」
鴒「それでも何とかピーカブーっぽく構えようとしてはいるみたいだけど、出海さんのそれが『亀の甲羅』よろしく鉄壁であるのに対して……」
さえ「あっちの素人さんのピーカブーは、あたかも『クリームたっぷりのシュークリーム』といったところかしら?」
顧問「それ、例えとしてはバッチリだね。出海さんも力入れずに当てることだけ意識して叩いてるけど、そもそも素人のヤワな腕であれだけ叩かれたら簡単に『漏れ出ちゃう』よねえ。」
涼子「一旦漏れだしたら、もう止まらなくなるでしょうね。響ちゃんも、そろそろあっちの人を倒しにいっちゃっても良いと思いますけど……」

響「先生。」
顧問「どしたー?」
響「どうしよう、決着付けにいっちゃって良いかな?」
顧問「おっけー。」
珍歩「い、今だお!渾身の力を込めて!」
響「はいはい。」

珍歩(ピクピク)

真宙「しっかし、改めてキレーな一撃だったな。」
響「ボディも考えたけど、吐かれると面倒だし、顎を選ばせてもらったよ。」
さえ「アッパーじゃなく、振り下ろす感じにしてあげたのは、出海さんのせめてもの慈悲ですわねえ。」
顧問「ろくに鍛えてない素人に本気のアッパーなんか食らわせたら、脳のぐらつき以前に首が耐えられなくて脊髄やっちゃう可能性もあるからね。」
男子部員「むしろそっちの方が良かったんじゃ……」
鴒「駄目駄目、流石に脊髄損傷はこっちにも非が生まれるし、これの親に訴えられたら不味いから。あとは……」
顧問「神谷さん、一応聞くけど、無理にやる必要は無いわよ?」
涼子「い、いえ!大丈夫です!」


顧問「……まだやる?」
珍歩「当たり前だお!あの娘なら勝てそうだお!」
顧問「しょうがない。あ、神谷さんから伝言。『武器以外ならどうやって攻撃してきても良い』って。」

珍歩「うおああああ!」
真宙「で、考え抜いた結果があのぐるぐるパンチか。」
さえ「全部神谷さんが右手で捌いてますけどねえ。あ、腕が上がらなくなったようですわね。」
男子部員「うわあ、面白いようにフリッカーが上下に決まってる。」
顧問「ボディに当てて、あっちの気が向いたところを顔。顔を守ろうとすれば今度はボディががら空き……流石神谷さんね。」
響「正直、体格や階級とか抜きで考えたら、僕達の中で一番強いのって涼子じゃないかな?」
鴒「あのカウンターを合わせたりするセンスは、確かに間違いじゃないかも。っと、間合いを一度とったようだね。」
さえ「これは何か大きいのを狙ってますわね。お人が悪いこと。」
真宙「カウンターを合わせようって魂胆か。その前に、この期に及んであっちが使えそうな攻撃は……」

珍歩「ちょえええええ!」
響「全然上がってないじゃん、蹴り。」
男子部員「せめてローキックとかなら、少しは効果ありそうなんだけどな……」
真宙「ま、強いローキックを打つのもコツが要るんだけどな。んで、涼子は……まあ、そうするよなあ。」

グシャッ

鴒「お見事、神谷さん。綺麗なチョッピングレフトだったよ。」
涼子「あ、ありがとうございます!いつも小夜啼さんのヒットマンスタイルが格好良いなーって思っていたので、そう言ってくれると嬉しいです!」

ジョロロロ ブリブリブリ

男子部員「うわ、漏らしやがったよあいつ!」
響「あれだけ威力のある一発を素人が貰ったんだ、仕方ないさ。……僕も順番が最後じゃなかったら、あの位のフィニッシュを決めたかったけどね。」
さえ「ここまでの見事な醜態、言わば【スカ便だらー・ベイビー】とでも言いましょうか……」
顧問「佐藤さん。ちょっと面白いわ、それ。」
真宙「男子の皆、わりぃけどこの後始末、頼まれてくれるか?」
男子部員「まあ、良くあることですし大丈夫っすよ。」

ー翌日ー

さえ「え、長期入院?」
涼子「わ、私のせいでしょうか?」
顧問「いや、昨晩あいつが勝手に自室で『クッソー!強くなってやるお!』って、我流のシャドーボクシング始めたら、ベッドから足滑らせて椅子に後頭部強打して意識不明の重体だって。」
響「……それはまた、何と言うか……」
鴒「ボクシング神様による天罰が下ったのかもしれないね。」
真宙「ハッ、違えねえや。」

(みじめの珍歩 終劇)

真宙「何時迄シャドーボクシングやってんだ?」

さえ「見世物としては優秀な部類では?」

鴒「というか宮宇地さん、『いつまで』で良いでしょ。『何時迄』なんて分かりづらいって。」

涼子「仮に間違ってなくても、むしろ漢字にする方がバカに見えるパターンですね。」

響「まあ、それを差し引いても『建て逃げ』は擁護できないけどね。」

真宙「んだとー!」

ワハハハ

真宙「それにしても、何から何まで酷いスレッドだったな。」

さえ「仮にきちんとした方が立てていたら、どうなっていたでしょうね?」

鴒「スレタイは一応R板としては有りかな。まあ、乱立がこういうのばかりに心血注いできた証拠でもあるんだろうけど。」

涼子「英語の辞書でAの単語だけ極めた人みたいですね……。」

響「乱立の場合、AAかABで始まる単語しか覚えられていないレベルだろうけどね。責めてもう少し……」

真宙「駄目だろ、その表記。平仮名にしないと変な感じだぞ。」

さえ「実際『ぜひ』や『あります』を『是非』や『有ります』に統一して、文章書いたりメール送り続けたら、どうなるかってお話ですわねえ。」

鴒「その辺りは知識じゃなくて常識の問題だよね。」

涼子「社会経験が無いニートや引きこもりは、そういうのが分からないでしょうからね……。」

響「そもそも日常で役に立たない知識をひけらかされても、ウザいだけなんだよね。」

ダヨネー

真宙「で、だ。普通なら、メス共のボクシングなんてタイトル見たら、『ワケありの女子が戦わされてエロい目に遭わされる』って考えるよな?」

さえ「でしょうねえ。そういうスレッドは過去にも探せば結構出てきそうですもの。」

鴒「大抵そういうテーマの場合、主人公は必死に勝ち続けようとするんだけど、結局強い相手に負けて陵辱され続けて堕ちていく娘か、それらを裏で経営・支配する権力者ってのが相場だね。」

涼子「『あなたはいじめられっこです』は、流石にドン引きですよね……。」

響「いや、女子のいじめられっこなら、まだ小夜啼さんの挙げたパターンに当てはまる可能性があったさ。それを『暗めの性格でそこそこ卑屈』『いじめに対して反骨心あり』『イケメンではない』『童貞』でしょ?」

真宙「……何ができるんだよ、こんな奴に。」

さえ「わたくし達の設定が揃って『いじめは本心ではない』ってなっていたのも、如何に乱立の設定が皆にとっておかしいものであるのか伝わってきて、つくづく滑稽でしたわねえ。」

鴒「大体『一歩』にこんな無価値なキャラっていたっけ?まあ、乱立が実際に漫画に登場したらこんな感じにしかならない、ってのを独白してくれたのは逆に勇気あることかもしれないけど。」

真宙「ハッ、違えねえや。」

ワハハハハ

鴒「……まあ、それでも『実は権力者の息子であることを隠している』とか、『偶然助けた相手が裏社会の人間だった』とか、やりようはあった筈さ。」

涼子「女子ボクシングが卑猥なものとして扱われているって設定も、実際にプロローグで『そういう世界です』って説得力を持たせれば良かったわけですからね。」

響「その辺りは、きちんとした作者であれば腕の見せ所でもあるんだよね。まあ、ここの作者モドキの場合、それっぽい言い訳だけした後はまるっと2週間逃亡したわけだけど。」

真宙「2週間以上プロローグも書かずに放置して、いざ小ネタ落としたら火病とか、ギャグだよな。」

さえ「悔しかったらきちんと作品書けば良いだけですのにね。」

鴒「ちなみにあれ、半日もかかってないってね。それだけ私達のキャラ設定がきちんとしていたってことみたいだけど。」

涼子「読み易さへの配慮やキャラ同士の呼び方は、結構ミスがありそうですし、その辺りは適当に書いたせいなんでしょうけどね……」

響「まあ、大丈夫なんじゃない?アレコレ言ってる乱立の矛先がどれも人格攻撃だし、こんなのでも完結させてしまえばこういう粘着のやり方しかできなくなるってのが良く分かるしね。」

真宙「そういや登場人物が多いと会話だけで話が進む分、地の文を書く必要が無いってな。」

さえ「その分、登場人物のキャラ付けを会話だけで行わなきゃいけないから、それはそれ、ってことみたいですけどねえ。」

鴒「オチが決まっていればあとは着地させるだけだから、そこは楽みたいだけどね。」

涼子「それにしても、頭のおかしい相手をボコボコにする描写って、書いてて楽しかったのでしょうかね?」

響「書いてる時も、その後の様子も込みで最高だってさ。」

真宙「だろうなあ。」

ハハハハハ

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