ぐだ「怪我をしました」マシュ「大丈夫ですか?」 (90)

男鯖はぐだ子、女鯖はぐだ男になります。
また、絆は15、シチュエーションは微小特異点から帰還したマスターが怪我をした、とだけ聞かされるもので固定されます。
サーヴァントは安価で決定。


二次創作的キャラ崩壊、遅筆、その他諸々許せる方のみ見てください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1652772551

ぐだ男「いや、不注意で野営中に指ちょっとだけ切っちゃってさ」

マシュ「気をつけてくださいね、先輩。もしもの事があったら……」

ぐだ男「はは、ナイフで指切っただけだから大丈夫だよ」

ダヴィンチちゃん「いやいや、ナイフの一切れでも馬鹿にできないものさ。そこから病気になって死に至る……なんてことも絶対に無いとは言い切れない以上、どんな事でも用心しておくに超したことは無いとも」

ぐだ男「はーい」

ダヴィンチちゃん「さ、戻ってすぐになるが、メディカルチェックの時間だ。部屋に戻って準備ができたら医療室に来てくれたまえ」



黒ひげ「……ぬっふっふっふ……マスタァ……拙者、天啓を得たり、でござる」
※くろひー、マスターのロボット系アニメのオタク仲間、恋愛ものが大好物で天然人たらしの恋愛耐性0(気付かない的な意味で)マスターがいつかなにか起こさないかと楽しみにしてる

黒ひげ「お・や・く・そ・く、の時間だぁ」ニタァ

↓1 一人目

黒ひげ「…………」床に座り込む黒ひげ

頼光「あら? こんな所でどうしたのですか?」

黒ひげ「っ!? あ、ああ、いや……なんでもねぇ」

頼光「なんでもない、というようには見えませんが。お顔の色も悪いような……」

黒ひげ「……ああ。そうだな、いずれ分かる事だ……隠しておく理由はねぇか……」

黒ひげ「マスターが、帰ってきた」

頼光「…………」

黒ひげ「落ち着いて聞いてくれ。滅多な事をするんじゃねぇぞ?」

黒ひげ「特異点で怪我をして、今は部屋にいる」嘘は言ってない

頼光「っ!」

黒ひげ「……元々、無理だったのかもしれねぇな。アイツは18のガキだ。難しかったのかも、しれねぇ」料理が

頼光「マスター!」ダッ

黒ひげ「……ククククク……ショータイムでござる」ビデオカメラ準備完了

頼光「そんな……マスター……マスター!」

頼光「マスター!」ドゴォォォォン!!!

ぐだ男「ふぁっ!?」上半身裸

頼光「……ま、マスター?」

ぐだ男「えーーーーと……何故に僕の部屋の扉をぶちのめしたのでしょうか……? 何か怒らせるようなことしたかなぁ……」

頼光「大怪我をして……部屋に運び込まれたと……」

ぐだ男「え? 僕が? 野菜切ってて指切っちゃったけど、そんな大袈裟なものではないですよ?」

ぐだ男「っていうかそれ、誰に言われました? 教授? オベロン?」

頼光「あ……あぁ……! 良かった……本当に……!」その場にへたりこむ

ぐだ男「指の怪我もすぐにマシュが応急手当してくれたんで、なんも問題ないですよ。ほら、こぐえっ!?」俊足で飛びかかられるぐだ男

頼光「ああ……本当に良かった……またこうして貴方を抱きしめることができるなんて……母は、本当に……心配で……」大粒の涙を零す頼光、ぐだ男は胸から顔を出す

ぐだ男「そう簡単にはやられませんよ。頼光さんに金ちゃんに、綱さんにも鍛えてもらってますから!」

頼光「ええ、ええ。貴方も強い子ですもの。でもやはり母は……心配なんです。貴方が私の手の届かない所へ行ってしまうのではないかと……」

ぐだ男「あはは。遠くに行こうとしても頼光さんに捕まっちゃいますよ」

頼光「…………」ギュッ

ぐだ男「あの……ところで頼光さん、そろそろ放していただけると……」

頼光「いやです。今日は放しません。服は母が着替えさせます」

ぐだ男「ええええ!!? 流石にそれはちょっと恥ずかしいような……!」

頼光「いいえ! 何も恥ずべき事など! 金時もこれ、私が着替えをしていましたから!」

金時「小さい頃の話だろそりゃ!?」右腕で黒ひげを持ち上げている

ぐだ男「金ちゃん! と、くろひー?」

金時「おう。そこで隠れてコソコソしてたからとっ捕まえといたぜ」

黒ひげ「ぐぐ……拙者はただマスターを男にしてやろうと……」

金時「つーかこいつぁどういう状況だ? 部屋の扉はぶっ壊れてるし、マスターははだ」

シャキンッ

頼光「…………」源氏、抜刀

金時「おおっと!? なんか物凄くキレてんぜ頼光サン!? 何したんだよアンタ!?」

黒ひげ「拙者はマスターのときめきメモリアってる所を作品として世に出したかっただけでござるぅぅぅ!!!」

頼光「私は本当に、心が張り裂けそうになるくらい、悲しかったのです。マスターがいなくなってしまうのではないか、と」

頼光「我が子を失う悲しみ、それを利用して……!」してない

黒ひげ「げっ! バーサーカーやん! 助けて金ちゃん!」

金時「わりぃがオイラにゃガッツがねぇ! 頑張れ黒ひげの旦那!」黒ひげを頼光の前に放り投げる

黒ひげ「鬼! 悪魔! 源氏!」

頼光「成敗ッッッ!!!」

黒ひげ「あびゃっ」ガッツが無ければ即死だった

ぐだ男「くろひーーーーー!!!!」

頼光「さぁさ、悪は滅びました。お着替えしましょうね、マスター」

ぐだ男「あ……あ……あーーーーーー!!!!」脱ぎ脱ぎ

頼光編…………完

ノリはこんな感じ、遅筆具合もこんなもんでやってます

↓次のサーヴァント

アストルフォ「およ、黒ひげじゃーん。こんなとこで何してるのー?」

黒ひげ「あ、ああ……ちょっと、な」

アストルフォ「おっ、もしかしてまた悪巧み? いけないんだーいけないんだー!」

黒ひげ「ワリィ……今テメェに付き合ってられるほど、余裕がねぇんだ……」

アストルフォ「ありゃ、確かに辛そうだね? 顔も心なしか青白いようなー……? いや気のせいか! サーヴァントだしね!」

アストルフォ「何かあったの? ボクでよければ話聞くよ?」

黒ひげ「……ああ、そうだな。お前は特にマスターとは仲が良かったか……いいか、今から言うことはたごんむようだ。妙な気は起こすんじゃねぇぞ……」

アストルフォ「あはは! 任せといてよ!」理性蒸発

黒ひげ「マスターが、特異点で怪我をした」指

アストルフォ「???え?」

黒ひげ「今は部屋にいる」着替える為に

黒ひげ「怪我の具合いは、何とも言えねぇ」大した怪我じゃなさすぎて

黒ひげ「もしかしたら今夜にでも……」治ってるかもしれない

アストルフォ「そんな……嘘、だよね?」

黒ひげ「こんな嘘つくと思ってるのか!? 俺だってアイツの事は! ……いや、悪い。とにかくそういう事だ。誰にも言うんじゃねぇぞ」

アストルフォ「……っ!」ダッ

黒ひげ「……ンフッ……拙者、海賊辞めて俳優目指すべき?」ビデオカメラ起動

アストルフォ「嘘だ……」

ぐだ子『……ね、アストルフォ。全部終わったら、キミと別れなくちゃいけないけど……これだけは言っておくね。絶対キミのこと、忘れないから』

アストルフォ「嘘だ……嘘だ!」

アストルフォ『えー? ボクだって忘れないよ! きっとキミの事、座に持って帰ってやるから! なんなら頑張ってマスターの隣に居続けようかなー! 聖杯とか使って!』

アストルフォ「嘘だっっ!!!」

ぐだ子『それもいいかも。アストルフォと一緒なら死ぬまで退屈しないね』

アストルフォ『大丈夫! キミが死ぬ時はボクも死ぬから!』

アストルフォ「マスター!!!」ウィーン

ぐだ子「ほあ?」下着姿

アストルフォ「…………へ?」

ぐだ子「え……ちょ……」傷だらけの体を隠そうとしてる

アストルフォ「マスター……あれ? 平気なの?」

ぐだ子「何がですかねぇ!? こんな状況平気な訳ない!! 人類救おうと私はただの乙女ですから!!」布団の中に隠れる

アストルフォ「だって、怪我して…………あ……」

アストルフォ「くろひーめ……騙された……」ガクッ

ぐだ子「オーケー、何となく事情は察した。令呪を持って命じる! 黒ひげよ、自爆して反省!」

ドォォン!!!

アストルフォ「……はぁ、本当……良かった……」

ぐだ子「怪我って言ってもほんと、野菜切ろうとしてミスっただけで……マシュがすぐに手当してくれたから平気平気」

アストルフォ「いやもう、本当さ……一緒についていけない時も多いんだからほんっとう……」

ぐだ子「とりあえずその、心配かけてごめんね? 私が悪い訳じゃないと思うけど」

アストルフォ「あーーーもう!」ガシガシッ

アストルフォ「キミが死ぬ時はボクも死ぬ時だからね! ボクが生きてる限り、キミは絶対死なせないから!」憤りの無い気持ちをぶつける

ぐだ子「うん、ありがとう」

アストルフォ「それとその……見ちゃってごめん。わざとじゃないから。嬉しかったけど!」

ぐだ子「むしろ見せちゃってごめん?」

アストルフォ「え? なに? なにが?」

ぐだ子「いやその、乙女だなんだ言っておきながらボロボロだし……」

アストルフォ「あのね? マスター? 良い? ボクはキミのことをずっと見てきたんだ。キミのそれは全部、戦いの勲章だよ。ボクの大好きなマスターの凄いところなんだから。もう舐め回しちゃうよもう」

ぐだ子「…………うん、ありがとう。舐める?」

アストルフォ「舐める」ペロペロ

ぐだ子「本当に舐めた……ふふ」

ぐだ子「ね、アストルフォ」

アストルフォ「ん? なに?」ペロペロ

ぐだ子「心配してくれてありがとう。私の事、心配してくれる人がいるってだけで、励みになるよ」

アストルフォ「……………………本当もう……ズルいなぁ……」ドキドキ


黒ひげ「……百合の間に、挟まれたいだけの人生だった……」ガクッ

絆15なので運命以上、家族未満な関係で妄想してる
今日はこれで終わり、また明日

↓次のサーヴァント

間違えてsageてたわage

↓次のサーヴァント

シェヘラ「(そろそろ、マスターが帰って来る頃ですね……。今宵はどのようなお話をしてあげましょう……ふふ)」

黒ひげ「………………」鎮座

シェヘラ「(死んでしまいます……気付かないふりをしましょう……)」目を閉じて横を通り抜ける

黒ひげ「マスターが……」無視されるとは思わなかった

シェヘラ「……?」

黒ひげ「マスターが、特異点で怪我をした……」

シェヘラ「……え?」振り向く

黒ひげ「あんた、マスターとは特別仲が良かったよな……?」

黒ひげ「……マスターの顔、見てやってくれ。今は部屋にいる筈だ……」チンツウナオモモチ

シェヘラ「……そんな……そんなに、酷い怪我なのですか……?」騙されシェヘラ

黒ひげ「ああ……あんたの言葉を借りるなら……「死んでしまいます」ってか……はは、笑い話にもなりゃしねぇ」シェヘラなら包丁持つときも言いそう的な意味で

シェヘラ「なんで……マスターがそんな……う、嘘ですよね……?」

黒ひげ「馬鹿野郎! こんな嘘ついて誰か喜ぶかよ!」大嘘

シェヘラ「……あ、ああ……マスター……マスター……」ヨロヨロ

黒ひげ「死んじまう前に、顔くらい見てやってくれ……」いつ死ぬとは言ってない

シェヘラ「マス……ター……」ヨロヨロ

黒ひげ「………………いいでつか? 嘘を吐く秘訣は嘘をつかない事なんでつよ。デュフフフフ!!」カメラ起動

シェヘラ「……ああ……なんで……どうして戦いは終わらないのでしょう……」

ぐだ男『もっとお話聞きたいなぁ』

シェヘラ『ふふ、今宵はここまで。また明日の夜、続きを聞かせてあげますね』

ぐだ男『楽しみにしてるよ。そういえば、続きは明日って話だけど、それって酷い王様に殺されないように、なんだよね? 僕、シェヘラさんに酷いことしないよ?』

シェヘラ『ええ、それは分かっています。ですが、私はシェヘラザード……そういう英霊ですから。それに……』

シェヘラ『また明日。貴方が生きていてくれる事を願っていますので……』

ぐだ男『……そっか。うん、分かった。じゃあシェヘラさん、また明日!』ニコッ

シェヘラ『ええ、また明日』ニッコリ

シェヘラ「……今宵の物語を、聞かせてあげないと……まだ、終わりではありませんから……マスター、まだ、終わらせません……」

シェヘラ「私の宝具と、マスターにいただいたこの聖杯を……」スタスタ

ウィーン

ぐだ男「あいやっ! 鍵閉め忘れてた! ごめん今着替え中なんです! って、シェヘラさんか。ごめんごめん」

シェヘラ「………………?????」

ぐだ男「何か用? ごめん、まだメディカルチェック受けてなくてさ。今回は大したことなかったから、すぐ終わると思うけど。野菜切ろうとして指切っちゃって、婦長にバレたら大変な事になっちゃうから言わないでね?」

シェヘラ「ああ……ええ……」全て察した表情

ぐだ男「ところで、どうかしたの?」

シェヘラ「…………」無言で近寄り、抱き締める

ぐだ男「むぎゅ」

シェヘラ「……ええ、貴方のお顔が見たくなったもので……」とりあえず甘えて見る事にした

ぐだ男「ああうん、なら仕方ないね」とりあえず受け入れる

シェヘラ「……マスター、今宵の物語は、きっと楽しいものになりますよ。ですが物語はまだ終わりに遠く……終わりまで、決して死んではいけませんよ……?」ギュゥ

ぐだ男「うん、まだ死ぬ気はないよ。シェヘラさんの物語、最後まで聞きたいしね」

シェヘラ「ええ……物語が終わるその日まで、ずっと……」終わらせる気無し

黒ひげ「ゲヘヘへへ……こいつをカルデア内にバラまいて、内紛を起こしてやるかぁ……」悪い顔

チョンチョン

黒ひげ「ん? 誰だぁ? 今いいとこ」

ランプの魔人「ランプの精ちゃんでぇぇえす!!」CV山寺

黒ひげ「げぇっ!? そいつは他作品だろうが!?」

ランプの魔人「なぁんかランプの精と言えばって認識のせいでこうなっちゃったみたいだーわさー! まぁそれはそれとして……邪魔者は引っ込んでろい!!」デコピン

黒ひげ「ぎゃあああああああ!!!」ぶっ飛ばされる

次のサーヴァント
↓1

黒ひげ「………………」

清姫「……あら、黒ひげさん。こんな所で何をしているんですか?」ニッコリ

黒ひげ「(おっと拙者死ぬかこれ? いや、慎重にいくか……!)」

黒ひげ「ああ……あんたか」

清姫「今日は元気がありませんね?」

黒ひげ「……今日みたいな日だからこそ、俺は元気を出せねーんだ」演技だから

清姫「何かありましたか?」

黒ひげ「あんたには言えねぇ」嘘ついてるとバレたら殺されるから

清姫「……マスター、の事ですか?」

黒ひげ「………………ああ」嘘ではない

清姫「……まさか!? マスターに何かあったんですか!?」

黒ひげ「……やめろ。あいつは部屋で休んでるんだ。大人しくしてやってくれ」

清姫「そ、そんな……何があったんですか!」勘違い

黒ひげ「特異点で、マシュの代わりに、怪我しちまったんだ」元々マシュが野菜を切る担当だった的な意味で

清姫「…………」ヨロ

黒ひげ「怪我はダヴィンチの奴が診てる。命に別状もねぇ。だからお前は」

清姫「ッ!」タッ

黒ひげ「…………へっ、嘘はついてないぜ。嘘はな……」ニタァ

清姫「マスター! 安珍様!!」

ぐだ男『僕は安珍って人じゃないけど、きよひーが僕をそうあれと望むならそうなるよ』

ぐだ男『親から貰った大事な名前は手放せないけど、僕の事をずっと助けてくれたんだから、僕もできる事はしないとね』

清姫『もう……未だに思い出してくださらないなんて……私はこんなに……』

ぐだ男『じゃあ藤丸・安珍・立夏に改名しようかな?』

清姫『んもぅ! 意地悪ですね!』

清姫「立夏様!!!」

ウィーン

ぐだ男「うわっ! え、きよひー!? なになに!?」上裸

清姫「ほわっ!?」

ぐだ男「ちょっと……待ってね……ほい。どうかした?」着服

清姫「…………お怪我はありませんね? 」

ぐだ男「えーと、料理して指切っちゃったけど、今回はそれくらいだね」

清姫「…………はぁ、なるほど……なるほど……」騙された事に気付いたが嘘はつかれていないので怒るに怒れない

ぐだ男「ああ、心配して来てくれたの? 大丈夫、僕はどこにも行かないから。あ、レイシフトとかはするけどね?」慌てて訂正

清姫「……ええ、そうですね。大丈夫です、貴方は私に嘘をついたりはしませんから」絆15

ぐだ男「焼かれたら怖いからね!」心配かけないようについた嘘もNGだった過去を思い出しながら

清姫「もう……そんな事しませんよ!」

ぐだ男「あはは。というか、さっき僕のこと立夏って呼んだ?」

清姫「……! あ、ええ、その……あれ? 私……」

ぐだ男「あっと、無理しなくていいよ。大丈夫、僕は立夏だし清姫にとっての安珍だから」

清姫「…………。マスター、いつも甘えてしまって、ごめんなさい」

ぐだ男「ん? 僕は頼ってもらえて嬉しいよ?」

清姫「好き! 」抱きつき

ぐだ男「うぇえーい!」受け

清姫(この方は、とても素敵な人。私から逃げない、誰よりも弱いのに誰にも負けない勇気を持っている)

清姫(そして誰に対しても公平で、嘘を絶対につかない)

清姫(……ああ……誰にでもつく嘘がありましたね)

ぐだ男『僕は、大丈夫だよ』

清姫(嘘を最も憎み、嘘を最も許さない私が、手の甲を少し焦がす事しかできなかった、許せない嘘)

清姫(あの時のマスターの顔を、いつか本物の笑顔に……)ギュッ

ぐだ男「って、メディカルチェックあるんだった! ごめん、そろそろ行くね!」

清姫「はい。……マスター」

ぐだ男「なに?」

清姫「嘘は、駄目ですよ?」

ぐだ男「…………」ニコッ

ウィーン

清姫(嘘の次に、嫌いな笑顔)

清姫「……はぁ……」ぐだ男のベッドに座る

清姫「こんな世界、私とマスターを残して滅んじゃえばいいのに……」


黒ひげ「………………この動画は消しておくか。流石にこんなんじゃ誰も釣れやしねぇや」

ウィーン

黒ひげ「ん?」

清姫「…………」ニッコリ

黒ひげ「おっ……俺は嘘は言ってないでござるよ……?」チワワのような顔で

清姫「誤認させて騙すという行為が、そもそも嘘のようなものではないでしょうか?」ニッコリ

黒ひげ「……素敵な笑顔でつね!!!!」

ボッッッッ!!!!

一応、二部○章の設定で書いてるので、世界救ったら滅んでるんで清姫ブチギレてます

↓次のサーヴァント

まだ?

undefined

undefined

アン「そろそろマスターが帰ってくる頃かしら?」

メアリー「その予定だね。今回はそんなに難しい特異点じゃないって話だし」

アン「んもぅ、面白くないですわね! せっかくなら私もマスターと遊びたかったのに!」

メアリー「今回の特異点には適合しなかったんださら仕方ないじゃないか。それにアン、特異点修復は遊びじゃないってば」

アン「分かってますわよ! でもメアリー、私達の目の届かない所でマスターに何かあったらどうしますの!?」

メアリー「今回の同行サーヴァントはあのヘラクレスだよ? 万に一つもマスターの危機なんてあり得ないよ」

メアリー「それにマシュもいるし。それにほとんど役に立たないだろうけど、一応黒ひげもいるんだ。盾代わりくらいにはなるだろ?」

アン「そっちではなく! これを機にマシュとマスターの距離が縮まり、大変な事になったらどうしますの!」

メアリー「ああ……いやそれこそあり得ないでしょ。だってあのマスターとマシュだよ?」

メアリー「三人で一緒に寝たっていうのに5秒で可愛い寝息を立て始めたマスターと? 他の女子と楽しそうに話してると、自分でも意味が分からないまま、ヘニャってなっちゃうマシュが?」

メアリー「一体どうなるって言うんだい??」

アン「例え性のせの字も浮かばない人たちでも、所詮は男女! あーんなことがあればすぐそーんなことになりますわよ!」

メアリー「そんな君じゃないんだから……それにそーんな事があってもいいように、今からマスターの部屋に忍び込むんだろう?」

アン「……ええ、そうでしたわね。冷静さを欠いていましたわ」スンッ

メアリー「はてさて、今日は上手くいくかな……ん?」廊下の真ん中に立つ黒ひげを見つける

アン「あら? 帰ってましたのね。何をしていますの?」

黒ひげ「おう、お前らか。悪いが、ここから先は一方通行だ、帰りな」

メアリー「……珍しいね? ここでそんな剣呑な雰囲気なんて」

アン「ええ、何かありましたの?」

黒ひげ「なんでもねぇよ。いいから帰れ」

メアリー「お宝を前にして逃げ帰るようじゃ海賊は名乗れないな。というか、せめて理由くらい……」

アン「……まさか!?」

黒ひげ「チッ……帰れつってんのが分からねぇのかクソガキ共」銃を構える

アン「貴方、しくじりましたの!?」黒ひげに詰め寄り、首を掴む

黒ひげ「ぐっ、俺はしくじっちゃいねえ!」無事に帰って来たので

メアリー「そこを退け、黒ひげ。邪魔するなら……容赦はしない」銃を構える

黒ひげ「ハッ! 良いぜ、今の俺は虫の居所が悪ぃんだ」

アン「…………」銃を構える

メアリー「…………」

黒ひげ「…………(頃合いか)」

黒ひげ「ハッ……俺はお前らの為を思って言ったつもりだったんだが、そんなに知りたきゃ好きにしな」道を開ける

メアリー「マスター!」ダッ

アン「いつものくだらない冗談だったら許しませんわよ!?」ダッ

黒ひげ「…………ククククク……俺の事を警戒してるあいつらも簡単に騙す、これが海賊ってもんよ」カメラを構える

ぐだ男「ふぃー、今日も一日ご苦労様ーっと」上裸、下も脱ぐ

ぐだ男「うーん……いつ見ても酷い傷跡だなぁ」鏡で自分の体を確認する

ぐだ男「帰ったら母さんに心配されちゃうなこれ」

ウィーン

メアリー「マスターーー!」

アン「マスター! ……ってあら?」

ぐだ男「うおっ!?」咄嗟にベッドに隠れる

メアリー「…………元気そうだね?」

ぐだ男「ええと、概ね良好です。あとインターホン鳴らしてね……?」

アン「怪我も特には無さそうですわね?」元気そうなマスターを見て

ぐだ男「え? ああうん、今回はナイフで指切っちゃったくらいかな。エミヤに料理本格的に習わないとなぁ」

メアリー「ということは」

アン「ええ、そうですわね」

メアリー「黒ひげ、殺す、って事だね」

ぐだ男「なるほど?」何があったか察した

アン「ああ、マスター……私本当に心配しましたわ!」機に乗じるは海賊の性、ベッドの上で体を隠すマスターに詰め寄る

メアリー「あっ、ずるい!」相乗り

ぐだ男「まだ着替えが終わってないから出来れば離れてくださると……」嫌な予感がして布団を握り締める

アン「ああマスター……私のマスター、こんな思いをさせるなんて酷い人ですわ」ススス

メアリー「そうだね、海賊はお宝を失っちゃお終いさ。だから今のうちにお宝を隠しておかなきゃ」ススス

ぐだ男「より距離が近く! お願いだから離れてほしいなぁ!」

アン「じゃあただいまのキス! それで今回は勘弁して黒ひげを殺しに行きますわ!」

メアリー「乗った!」

ぐだ男「ええぇ……いやまぁそれくらいなら良いけど……」子供時代に母親にしていた時のノリで言ってる

ぐだ男「ん……」アンとメアリーの頬にキス

アン「!!!!!!」

メアリー「…………なるほど……」野獣の眼光

ガッ(布団を引き剥がす)

アン「ええ、そうですわね。メアリー?」ぐだ男の左腕を掴む

メアリー「仕方ないね。何もかもマスターが悪いんだ」ぐだ男の右腕を掴む

ぐだ男「約束が違うね!?」さー?ぁんとからはにげられない!

ゴッ

マシュ「……ふふ、楽しそうですね、メアリーさん、アンさん」武装マシュ

メアリー「……くっ! もう少しだったのに……!」武装オン

アン「こんな所でおあずけなんて出来ませんわ!」武装オン

マシュ「今度という今度は許しません! 反省してください!」

ぐだ男「し、シミュレーションルームでやってーーー!!!!」

黒ひげ「おお、危ない危ない。マシュのおかげで助かったでござる。この隙にトンズラズラよー!!!」

ピッ……ピッ……ピッ……

黒ひげ「ん? なんだこりゃ……」

ピッピッピッピッピッ

黒ひげ「……!? いつの間にこんなもん……!」首につけられている爆弾に気付く

黒ひげ「はっ!」

アン『貴方、しくじりましたの!?』黒ひげに詰め寄り、首を掴む  ←

ドゴォォォオン!!!!!

>>29
遅筆なのでこれくらいかかる時もあるんだ


というかこのSS見てる人いる?
あんまりいないならあと2、3人で畳んじゃうわ

↓次のサーヴァント

あと言い忘れてた、意思疎通困難なサーヴァントはNGで頼みま
何も書けないよ

熱がいきなり39度近く出て書く元気ないから一週間後くらいに戻ってくると思うわ、すまんな

陽性だったやで
家で仕事してるから安全やって話はどこ行ったん……
皆もスーパー行く時とかも万全の体制で望めな
ちな俺はスーパーと月2回くらいの外食以外は外出てないし、マスクと消毒もしてたのにこの体たらくだから、常に最悪を想定するのが良い

熱も落ち着いたから続き書くわ

槍トリア「…………」パカラパカラ

黒ひげ「おう、どこへ行くんだ?」

槍トリア「貴方は……黒ひげ? マスターが戻っていると聞いて、会いに行く所ですが」パカラパカラ

黒ひげ「……そうかい。ま、お前らの関係なんか知ったこっちゃねぇが、今のマスターは絶対安静だ」

槍トリア「……なに?」ピタッ

黒ひげ「失敗したんだよ。簡単な特異点の筈だったが……一瞬の油断で水の泡さ。今夜が峠だ」

槍トリア「…………」

黒ひげ「分かったら引き返せ。誰も通すなと言わ」

ヒュッッッ!!

黒ひげ「がっっ!?」首を掴まれ、持ち上げられる

槍トリア「何があった?」

黒ひげ「(あれ、拙者死す? このおっぱい、こんなに聞く耳無いタイプだったっけ……)」

黒ひげ「ぐ……! 今言っただろうが! マスターは特異点で怪我をして絶対安静だって!」

槍トリア「なぜ?」

黒ひげ「(あ、これ拙者のせいだって事になったらブチ殺されるやーつ?)」

黒ひげ「あの馬鹿はな! マスターだってのにマシュの事を庇ったんだよ!」

槍トリア「…………なるほど」スッ

黒ひげ「げほっ……マシュはサーヴァントだ、怪我はするが普通の人間と比べりゃ遥かに頑丈。んな事あいつが一番分かってる筈だ。だってのに……」

槍トリア「分かりました」パカラパカラ

黒ひげ「っておい!? 通るなって言っただろうが!」

槍トリア「貴方の指図は受けません。私は、愚かなマスターに説教をしなければいけませんから」パカラパカラ

黒ひげ「チッ、勝手にしろ!」

黒ひげ「…………ふぃー、危なかった……クール系美女だと思ってたが、あっつあつじゃねぇの。気合い入れてかかんねぇとな……!」カメラを構える

パカラパカラ

槍トリア「……マスターは本当に愚かですね。サーヴァントを侮っている訳で無し、にも関わらず女性というだけでマシュを守ろうとするなど……」

槍トリア「………………」

槍トリア「死……か。ああ、恐れた事は無いが。マスターが死ぬ……それは考えた事は無かった」

槍トリア「しかし彼の天命はここに非ず。元より、くれてやるつもりもない。最悪の場合は……」

槍トリア「いや……何を考えているのでしょう。マスターは無事な筈です。死ぬ事など……」

……………………

ドゴォォォォォンンン!!!

槍トリア「マスター!」我慢できなかった

ぐだ男「敵襲!?」バッ

槍トリア「……………………マスター」

ぐだ男「って、アルトリア? え? ノックの力加減間違えました……?」

槍トリア「……っ……ふー……」全てを察し、自分が冷静さを失っていた事を恥、強く安堵している自分に驚き、黒ひげは絶対に屠る事を誓いつつぐだ男の左手の人差し指の包帯に気付く

槍トリア「怪我をしたと聞いて様子を見に来ました。ナイフで指でも切りましたか?」

ぐだ男「あ、うん。たまには僕も料理したいなーと思ってマシュに代わって貰ったんだけどね。エミヤと紅女将に怒られるよねー」

槍トリア「ええ、ついでに私も怒りましょう。私の許可なく怪我をしないように」

ぐだ男「怪我にまで許可が必要なの!?」

槍トリア「では問いますが、マシュが不意を突かれた時、貴方以外誰も助けに入る事が出来なければどうしますか?」

ぐだ男「どうって……えと……大声でまず声をかけるよね」

槍トリア「それで?」

ぐだ男「……マシュが気付いてくれてやったー?」

槍トリア「本当にそうなりますか?」

ぐだ男「…………いや、なんか咄嗟にマシュの盾になろうとするかも」

槍トリア「はい、減点です。今の回答は包み隠さず報告をするのでそのつもりで」

ぐだ男「誘導尋問だーーー!!!?」

槍トリア「そもそもその思考がある事が大問題です。不意打ちとはいえ、マシュも立派なサーヴァントなのですから、貴方よりはずっと頑丈です」さっき黒ひげが言ったこと

ぐだ男「……いやでも」

槍トリア「貴方の命は、貴方だけのものではない事を忘れないでください」

ぐだ男「分かってるよ」急に真面目な顔

槍トリア「……ふぅ」覚悟決まってる若者を見てため息

槍トリア「マスター」パカラパカラ

ぐだ男「はい」

ぐいっ

槍トリア「私はこの日々を失いたくはありません」ぐだ男を持ち上げて自分の膝の上に乗せる

ぐだ男「……はい」

槍トリア「だから、決して無謀な真似だけはしないように」黒ひげの嘘で不安になってしまったので念押し

ぐだ男「うん、分かった」絶対分かってない

槍トリア「……では今日の所は見逃してあげましょう」何だかんだ甘い

ぐだ男「……???」結局何が何だか分かってない

槍トリア「後ほど、私の部屋に来なさい。我が騎士に茶会の準備をさせておきますので」ぐだ男を降ろす

ぐだ男「あ、うん! わかった! マシュも一緒でいいかな?」

槍トリア「ええ、勿論です。あとこの壊れた扉は、すべての元凶を捕らえてから対処させますのでご安心を」パカラパカラ

ぐだ男「……すべての元凶……?」

ランスロット「…………」ゴッ

ガウェイン「…………」ゴッ

モードレッド「…………」チャキッ

トリスタン「私は悲しい……今正に咎人が血肉も残さず消えてしまう事が……」ポロロン

黒ひげ「過剰戦力じゃねぇのかこりゃあ!? ちょっと冗談言っただけじゃーーーん!?」

ランスロット「我が王を謀るは重罪だ」

ガウェイン「ええ、到底見逃せませんね」

黒ひげ「お前らだって嘘ついてバニー着せてただろうが! 何ふざけたこと言ってやがんだ!」

ランスロット「………………」目を逸らす

ガウェイン「…………い、言い訳はそれで終わりですか?」都合の悪い事実から目を逸らす

黒ひげ「うおーーーー!! お前ら円卓はいつだってそうだ!!!」

ドゴォォォォォン!
ジュッ

槍トリアって死とか超越してるイメージあったけど、よく考えたらバニーしてる時とか人間っぽい感情あったから6章のイメージ引き摺ってるだけだったわ

↓次のサーヴァント

バーゲスト「……そろそろマスターが帰還する頃でしょうか」ソワソワバーゲスト

バーゲスト「…………」忠犬バゲ子

バーゲスト「ここはサーヴァントとして、マスターを迎えに行きましょうそうしましょう」忠犬バゲ子<欲望バゲ子

ウィーン

ザッザッ……

バーゲスト「ん……?」

ガウェイン「…………」廊下で項垂れている筋肉

バーゲスト「ガウェイン卿? こんな所でどうしました?」

ガウェイン「……! あ、ああ、貴女でしたか。いえ、なんでもありません」

バーゲスト「貴方が戻っているということは、マスターも戻っているのでしょうか?」

ガウェイン「ええ……今は部屋で休んでいます」キョドキョド

バーゲスト「……? 様子がおかしいようですが、何かありましたか?」

ガウェイン「………………。私は……騎士失格です」マスターがナイフで指を切った的な意味で

バーゲスト「……?」

ガウェイン「私の判断ミスで、マスターに怪我をさせてしまいました……」じゃがいもを取り上げられた的な意味で

バーゲスト「え!?」

ガウェイン「あの時、私がしっかりしていれば……!」握り潰せば良かった的な意味で

バーゲスト「そ、そんな……」

ガウェイン「申し訳ありません……マスターにいつものように、「大丈夫だから任せて」と言われたので、任せてしまった……その結果、主に傷を負わせてしまうなどど……くっ!」ダッ

バーゲスト「マスター!」ダッ

黒ひげ「……おっ? バゲ子はっけーん。ぬるふふふ……ターゲットは決まりま」

ドゴォォォン!!!

黒ひげ「ほげ」壁に埋まる黒ひげ

バァン!!

バーゲスト「マスター! マスター!!」ドアをブチ破りながら乱入

ぐだ男「ほあ!?」ベッドでお菓子食べて寛いでいる

バーゲスト「ま、マスター! ご無事ですか!」物凄い勢いで詰め寄り、服を引き裂く

ぐだ男「きゃあああ!」

バーゲスト「怪我をしたと聞いています! どこですか!?」盲目

ぐだ男「ぴぃ……け、怪我……? これのこと……?」包帯が巻かれた左手の人差し指を見せる

バーゲスト「指!」暴走

ぐだ男「ちょっと待って! おち、落ち着いて!」

バーゲスト「はぁ、はぁ! 落ち着くなど………………など?」違和感に気付く

ぐだ男「…………大丈夫?」

バーゲスト「…………あ……あ!」上裸のマスター、自分が引き裂いた服だったもの、ブチ破られた扉、マスターを押し倒す自分を確認

バーゲスト「も、申し訳ありません!!!」ドゲザァ

ぐだ男「いや、そこまでしなくても……えっと、なにかあった?」

バーゲスト「言い訳はしません! どのような処罰でも受けます!」

ぐだ男「何かあって僕を心配してくれたんでしょ? あ、もしかして落ち込んでるガウェインに話聞いたのかな?」マスター力EX

バーゲスト「は、はい…… 」

ぐだ男「えーとね、ガウェインがいつものようにじゃがいもをマッシュ! しようとしたから、僕がじゃがいもを切ろうとしたら指を切っちゃってね。それで大袈裟に落ち込んでるだけだから、大丈夫だよ」

バーゲスト「そうでしたか……」顔真っ赤

ぐだ男「心配かけてごめんね」

バーゲスト「そんな! マスターが謝罪するような事はありません! 私が勝手に勘違いをしただけですから! ごめんなさい!」

ぐだ男「むしろ嬉しいよ。こんなに心配してくれる人がいるってだけで、頑張れるから」

バーゲスト「マスター……」

ぐだ男「あー、まぁ物は壊さないでほしいなぁ。ダヴィンチちゃんに怒られちゃうから……」

バーゲスト「私が誠心誠意謝罪します……」ドゲザァ

ぐだ男「僕も一緒に謝るね」

バーゲスト「……マスター。今回は同行叶いませんでしたが、今後はなるべく私がマスターをお守り致します。決してマスターには傷の一つもつけないことを誓います」

ぐだ男「……うん、ありがとう。よろしくね」鯖たらしの笑顔EX

バーゲスト「はいっ!」

黒ひげ「へほ」壁から崩れ落ちる

黒ひげ「…………いてて……何があっ」

ガウェイン「うおおおお!!! マスター!!!!」ダダダダッ

ドゴォォォォォンンン!!!

黒ひげ「はにゅ」天井に頭から埋まる

ガウェイン「私は、弱いっっっ! 次回こそは必ず! 御身をお守り致します!!!」じゃがいもをマッシュ! する的な意味で

トラオムやってて遅くなってもた
どこかで実況動画してるから見つけたらよろしく

↓1 次のサーヴァント

放置しててスマンノ
ようやく休みだから今日か明日には次書くわ

三蔵「…………………………」

三蔵「…………………………」

三蔵「…………………………」

三蔵「…………………………」

三蔵「…………………………」

三蔵「……………………はっ!」

三蔵「もうこんな時間、そろそろ立香が帰ってくる頃ね! 続きは立香とやりましょう!」

ウィーン

スタスタ……

三蔵「ん?」

黒ひげ「…………」何故か服がボロボロ

三蔵「どうしたの!? 何かあった!? また喧嘩!?」

黒ひげ「ああ……なんでもねぇよ」さっき自分で破いたから

三蔵「……ねぇ、マスターは?」嫌な予感がした

黒ひげ「…………」

三蔵「なにか、あったの?」黒ひげの迫真の演技に勘が狂っている

黒ひげ「命に問題はねぇ。ちょっと……怪我をしただけだ」

三蔵「……!」ダッ

黒ひげ「待て」手を掴む

三蔵「なに!?」

黒ひげ「あんたがマスターと特別仲が良いのは分かってる。が、あんたが行ってどうなるってんだ?」

三蔵「そんなの関係無い! 大変な時にこそ側にいてあげたいの!」

黒ひげ「……へっ、そうかい。なら止めるのも野暮ってもんだな」手を離す

ダッ

黒ひげ「…………へへへ、楽勝だな。生真面目なタイプは騙しやすいぜぇ」ゲス顔ダブルピース

黒ひげ「さてと、ビデオカメラ起動…………ん? 画面が真っ暗になってやがる、こんな時に故障か?」

フッ……

黒ひげ「んだぁ!?」急に辺りが真っ暗になる

黒ひげ「停電……? いや、何かおかしいような……」

………………

黒ひげ「あ……? ……て、テメェは!?」

ブツンッ

三蔵「(立香に何かあったようには感じなかった……)」タッタッタ

三蔵「(きっと大丈夫……だって、分かってるけど……)」タッタッタ

三蔵「(怖い! 立香を失う事が!)」タタタッ

三蔵「(本当に未熟! でもイヤなものはイヤ!)」タタタッ!

ウィーン

三蔵「…………」部屋は真っ暗で、ベッドには頭に包帯を巻いた立香が寝ている

三蔵「……立香……」とりあえず大丈夫そうでホッとする

三蔵「……貴方にはまだ早いわ。もっとやらなきゃいけない事……ううん、やりたい事があるんでしょ?」布団の中に手を入れて手を握る

三蔵「…………貴方が笑顔でいられるように、私も頑張るから……」

立香「……うーん……」

三蔵「!」

立香「ううん……やめ……助け……あっ…………弾…………死ぬ…………」巨大な蛸のような怪物に襲われながら、何故か手に持っている拳銃を撃ちまくるも全く効果がなく、紅閻魔と巌窟王が本気で抵抗をしているが凄まじい強さに圧倒され、自分も抵抗するがまったく歯が立たずに絡めとられる

三蔵「立香!」うなされている立香の手を握る

立香「…………う……」急に周囲が光、フワフワと浮かんでいるような状態に

チッ、もうちょっとだったのにねぇ

三蔵「誰!?」

立香「ばぁ!!?」飛び起きる

三蔵「わっ!?」仰け反って倒れる

立香「し……死ぬかと思った……」

三蔵「大丈夫!?」

立香「え? あれ、三蔵ちゃん?」

三蔵「……大丈夫?」

立香「うん……酷い悪夢だった……」

三蔵「そうじゃなくて、怪我とか……」

立香「怪我? 怪我……え、人差し指?」

三蔵「指?」

立香「コレの事じゃないの? ナイフで指切っちゃってさ」人差し指を見せる

三蔵「えーと……その頭のは?」

立香「頭? あれ、なんだこれ」頭に包帯が巻かれてる事に気付く

立香「いやー、寝る前はこんな包帯つけてなかった筈だけど……なんだろこれ?」

三蔵「…………と言うことは、特に問題なく無事?」

立香「頭を怪我した記憶は無いかなぁ」

三蔵「………………良かった……本当に……」

立香「もしかしたら誰かのイタズラかも。こういうイタズラしそうなのは、アビーかな……」

三蔵「イタズラ……あっ! そういう事ね! もう!」黒ひげの犯行に行き着いた

立香「ん?」

三蔵「さっき廊下でエドワードさんに会ったの! 服ボロボロで、立香が怪我したって!」プンプン

立香「あー」察し

三蔵「あとで文句言ってやるんだから!」

立香「あはは、お手柔らかにね」

三蔵「……立香。貴方の旅は私の旅以上に困難の連続だと思うわ。それに、苦難を抜けてもそれ以上の苦難が待っている、ような気がするの」

立香「………………」

三蔵「でも、貴方は絶対に私が守るから! 私には御仏の加護があるんだから、絶対大丈夫! 安心して!」

立香「ありがとう」ニコッ

三蔵「(立香のこの顔を見るたびに、胸が痛くなる。色んなものを諦めた張り付いたような笑顔)」

三蔵「(ここにいる皆が、分かってる。この先に更なる苦行があって、立香はもっともっと苦しむ事になるって)」

三蔵「(私の旅の比じゃないくらいの、地獄のような苦行)」

三蔵「(立香は、どこにでもいるただの人間だ。普通の日常を生き、当たり前の幸せを望んでいる)」

三蔵「(何故彼がこんなに苦しむことになっているのか、私には理解できない)」

三蔵「(だから、必ず私が彼を当たり前の日常に送り返すんだ)」

三蔵「(立香に地獄は似合わない)」

翌日…………

立香「…………えーと……くろひー?」

黒ひげ「はい、なんでしょうか?」

立香「……いや……なんか身体が光って……」

黒ひげ「それはきっと私に語りかける御仏の心でしょう……南無阿弥陀仏……南無阿弥陀仏……」

立香「くろひーがおかしくなっちゃった!!!!」

書き終わってから名前間違ってる事に気付いた
最近忙し過ぎて聖杯戦線もかなりギリギリだったわ……
また遅くなるかもしれんけどまたそのうち来るよ

↓次のサーヴァント

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom