茶柱「夢野さん!! 今日もずーっと一緒ですよ?」 (24)

夢野「……今日もか?」

茶柱「はい!! 今日も明日もこれから先もずーっと一緒です!!」

夢野「……転子よ、お主がウチが好きなのは分かる。 じゃがな……」

茶柱「……なんですか?」

夢野「朝から夜までずっとウチとくっつくのはやめてくれぬか?」

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茶柱「何言ってるんですか!! 夢野さんは可愛らしいんですからいつ襲われてもおかしくありませんよ!!」

茶柱「だから転子がこうやってくっつく事で夢野さんをお守りできます!!」

茶柱「それに夢野さんともいたいし……うへへへへへ///」

夢野「ウチはお主に襲われる気しかせんのだが……」

夢野「……じゃからと言って、寝る時も一緒というのはどうかと思うぞ」

茶柱「寝る時が一番無防備なんですよ!! 絶対襲ってくるに決まってます!!」

夢野「……心配せんでもウチの魔法で蹴散らしてやるわい」

茶柱「夢野さんの手を煩わせるわけには行きません!! だから転子がいれば魔法を使わずに済みますよ!!」

夢野「……もうお主には何を言ってもダメじゃな」

茶柱「さぁ!! 朝食を食べに食堂に行きましょう!!」

夢野「んあー……行くのめんどいのぉ」

茶柱「では転子がおんぶしますね!!」バッ

夢野「んああ!!?」

最原「あ、夢野さんと茶柱さん」

茶柱「!!!」

最原「おはy茶柱「きええええええええええ!!!」ドゴォン!!

最原「ぐはぁ!!?」

夢野「最原ああ!!?」

茶柱「夢野さんに話しかけるのは……この転子が許しません!!」

夢野「転子よ……さっきも言ったがお主の気持ちはよく分かる」

夢野「じゃがネオ合気道を喰らわせるのは……」

茶柱「何言ってるんですか夢野さん!! 相手が男死ならネオ合気道を使わざるをえません!!」

茶柱「夢野さんには指一本触れさせませんよ!!」

夢野「……」

夢野「最原よすまない、後で転子にきつく言っておくわい」

最原「」

茶柱「食堂に着きましたよ!!」

夢野「んあー……じゃあ食べようかのう」

東条「おはよう二人とも、朝食はもうできt茶柱「きえええええええええ!!!」ブン!!

東条「!!!」ヒョイ

夢野「んあああ!!? 何しとるんじゃ転子ーーーー!!!」

夢野「男なら兎も角……何故女子の東条にまでそんな事をするんじゃあ!!?」

茶柱「夢野さんに話しかける事はできるのは……転子だけです!!」

茶柱「話しかけてきた人は男死でも女子でも関係なく……転子のネオ合気道を喰らわせます!!」

夢野「す、すまぬ東条……怪我はなかったか?」

東条「え、ええ。 大丈b茶柱「きええええええええ!!!」ブン!!

東条「!!」ヒョイ

夢野「んあー!!? 何故じゃ転子!!」

夢野「今のは違うぞ転子!!」

夢野「ウチが話しかけられたのではなくウチから話しかけたのじゃ!!」

夢野「それだったらセーフではないか!!」

茶柱「……ダメです」

夢野「……んあ?」

茶柱「夢野さんは……転子以外の人とは話してはいけません」

夢野「なんじゃとお!!?」

東条「……茶柱さん、いくらなんでもそれはひどくないかしら?」

茶柱「貴女は黙っててください」

茶柱「いいですか夢野さん、夢野さんはこれから先、転子としか話してはいけません」

茶柱「これからは死ぬまで……転子と夢野さんはずーーーーーーっと一緒です。ずーーーーーーーーーっと二人きりです」

茶柱「さ、朝食を済ませたら話しかけられる前に夢野さんの部屋に戻りましょう」

夢野「……嫌いじゃ」

茶柱「……へ?」

夢野「今の転子は……嫌いじゃ」

夢野「ウチの知ってた転子は……すぐに暴力を振るう奴ではなかった」

夢野「ウチを束縛するような人ではなかった!!」

夢野「今のお主は……ウチの知ってる転子ではない!!」

夢野「今のお主なんか……大嫌いじゃ!!!」

茶柱「……!!」

夢野「……」

夢野(これで少しは反省してくれる筈じゃ……)

茶柱「……夢野さん」

夢野「……なんじゃ?」

茶柱「その言葉、転子にだけにしか言わないでくださいね?」

東条「……茶柱さん?」

茶柱「だって……怒ってる夢野さん、凄く可愛いんですもん!!」

夢野「んああ!!? お主、何も分かっとらんのか!!?」

茶柱「さぁ!! その怒り顔を独占したいので早く二人きりになりましょう!!」ガシッ

夢野「んあーー!! 引きずるでない!!」ズルズル

東条「……」

東条「茶柱さん……一体どうしたのかしら?」














東条「……全員いるかしら」

アンジー「いるよー!! 転子と秘密子以外みんないるよー!!」

天海「話ってなんすか、東条さん」

入間「天才の発明の時間を無駄にしやがって!! 早く用件をイえ!!」

東条「みんなもう分かってると思うけど……最近、茶柱さんの様子がおかしいの」

白銀「確かに……独占欲がすごいよね」

東条「誰か心当たりはないかしら?」

入間「!!!!!」

ゴン太「えっと……それだけ夢野さんが大好きになったって事じゃないのかな?」

赤松「だとしても……茶柱さんはすぐ暴力を振るうような人じゃなかったよ?」

入間「……」ソワソワ

春川「……入間? どうしたの?」

入間「!!! な、ななななななんでもねぇよ!!!」

キーボ「なんでもなかったらそんなに『な』を連呼しないと思いますが……」

王馬「流石ロボ!! 入間ちゃんが生理だって分からないんだねー!!」

キーボ「馬鹿にしないでください!! ボクだって生理ぐらい分かりますよ!!」

最原「入間さん、東条さんが茶柱さんの話をしてから急に様子が変わってるけど……」

最原「やっぱり……何か隠してる?」

入間「バ、バババババババーカ!! んなわけねーだろ!! 童貞は黙ってろ!!」

百田「いーや、お前は何か隠してる!! 間違いねー!!」

春川「……どうせ『宇宙に轟くオレの勘がそう言ってる』とか言うんでしょ?」

百田「おお!! よく分かったなハルマキ!!」

真宮寺「でも百田くんの勘は合ってるヨ」

真宮寺「入間さんは今、瞳孔が開いている……嘘をつく時は瞳孔が開くんだヨ」

入間「あ、あう……漏れる……」ガタガタ

赤松「漏らさないで!!」

ガシッ

入間「!!!」

星「トイレに行きたかったら……大人しく話しな」

入間「は、はい……」

王馬「あーあ……ここまでかなー」

天海「……君も何か隠してるんすか? 王馬くん」

夢野の部屋

茶柱「わー!! 夢野さんのほっぺプニプニしてますー!!」ツンツン

夢野「お主もよく飽きないのう……」

茶柱「えへへ……このほっぺを独り占めできるなんて……転子はなんて幸せ者なんでしょう!!///」

夢野「ウチは不幸せ者じゃ……」ボソッ

茶柱「ああ、夢野さん。 そんなに可愛いと……転子……転子……」

夢野「……んあ?」

ドゴッ!!

夢野「うっ!!!!?」

茶柱「夢野さんを……虐めたくなっちゃいます///」

夢野「て、てん、子……?」

茶柱「好きな子には意地悪したくなるらしいですね」

茶柱「もしかしたら……王馬さんは……夢野さんの事が大好きなのかもしれませんね」

茶柱「だったら……王馬さんにやられる前に……」

茶柱「転子が……夢野さんに意地悪します!!」

夢野「お、お主がやっている事は意地悪ではない!! 暴力じゃ!!」

ドゴッ!!!

夢野「んぐっ!!!?」

茶柱「うふふ……夢野さんのその悶える顔……見ているだけで興奮します///」

茶柱「夢野さん……夢野さん……」

茶柱「夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん」

茶柱「夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん夢野さん」

夢野「んあーー!!! 誰かーーーー!!!」

茶柱「呼んでも無駄ですよ? 来た人は転子がこの手で殺しますから。 それに鍵もかけてますし」

茶柱「夢野さんと転子の邪魔する人は……絶対に許しませんから」

茶柱「さぁ夢野さん、今度はさっきよりも可愛い悲鳴をあげてくださいね……?」

茶柱「そして……ずっと転子と二人でいるって誓ってくださいね……」サッ

夢野「んあーーーーーーーーーー!!!」

ドカァン!!

ゴン太「茶柱さん!! そんな事をしちゃいけないよ!!」

茶柱「!!? 扉を破壊した!!?」

百田「取り押さえろゴン太!!」

ゴン太「うん!!」

ガシッ!!!

茶柱「は、離しなさい!!!」

百田「今だアンジー!!!」

アンジー「スプレー発射ーー!!」ブシュー!!

茶柱「……!!」

赤松「夢野さん!! 怪我は!!?」

夢野「お、お腹に二発じゃ……」

白銀「ひどい……」

夢野「すまぬ……お主らに助けられてしまった」

天海「アンジーさん、茶柱さんの様子は?」

アンジー「そろそろ効果が出る筈だよー!!」

茶柱「……っは!! 転子は今まで何を……」

夢野「んああっ!!? 正気かお主!!?」

茶柱「……!!!! ゆ、夢野さん!!? どうしたんですか苦しそうな顔して!! 誰かにやられたんですか!!?」

夢野「……お主の神経を疑うわい」

最原「ゆ、夢野さん。 茶柱さんがさっきまでの記憶がないのはちゃんと訳があるんだ」

夢野「な、なんじゃと……?」
















入間『ヤンデレになるスプレー?』

王馬『にしし!! つまらなくなさそうでしょ!!?』

王馬『ねぇ作ってよ!! お願い!!』

入間『なんでオレ様がテメーの為にそんなの作らねぇとイけねぇんだよ!!』

王馬『……これなーんだ?』ポチッ

『肉便器!!』

入間『はぅん!!///』ビクビク

王馬『作らないと入間ちゃん自身が作った『罵倒マシーン』でずーっと身動きを取れなくするよ?』

『下品!! ビッチ!! 牛!!』

入間『作るぅ!! 作るからその機械止めてぇん!!///』ビクビクビクビク
















夢野「……王馬はどこじゃ。 魔法で懲らしめてやるわい」

星「あいつは今、入間が作った悶絶マシーンでオシオキ中だ」

入間「……」ショボン

赤松「入間さんは……反省しているみたいだから。 許してあげてね?」

赤松「それに元に戻るスプレーを作ったのも入間さんだし……」

夢野「……まぁウチの顔に免じて許すとするかのう」

茶柱「……」

夢野「……転子?」

茶柱「……」ポロッポロッ

夢野「んああっ!!? なんで泣いてるんじゃ!!?」

茶柱「だって……転子は……夢野さんを……」

茶柱「うわああああああああああああん!!!」

春川「うるさ……」

茶柱「夢野さん……ごめんなさい……ごめんなさい……転子は……転子は……」

夢野「……謝らなくてもよい。 悪いのは王馬じゃ」

茶柱「……そうだ!! 転子を思いっきり殴ってください!! 二発!! いや、十発!!」

茶柱「転子も夢野さんと同じ苦しみを味わうべきです!!」

夢野「……」

茶柱「お願いします!! 早く!!」

夢野「……馬鹿者」

茶柱「……へ?」

夢野「お主を殴ったら……お主の苦しむ顔を見てしまうじゃろ」

夢野「ウチは転子のそんな顔、見たくないわい」

茶柱「……!!」

夢野「そ、それに……今はMP切れじゃしな」

茶柱「夢野さん……」

茶柱「夢野さあああああん!!」ギュウ

夢野「んあーー!! いきなり抱きつくでない!!!」

茶柱「!! す、すいません!! つい……」

茶柱「そうですよね……転子はもう……夢野さんと一緒にいる資格はないですもんね」

夢野「……何を言っておる」

茶柱「……?」

夢野「今のはいきなりだからびっくりしただけじゃ……」

夢野「……ウチと一緒にいたかったら……おればよいではないか」

茶柱「!!!」

夢野「じゃ、じゃが!! 束縛したりするのはなしじゃぞ!! ウチにちゃんと自由を与えるのじゃぞ!!」

茶柱「……はい!!!」

夢野「……」

夢野「お主らはいつまでおるんじゃ?」

白銀「……は!!! 一輪の百合の花が咲いてたからつい……」

キーボ「見た所、百合はどこにも咲いてないように見えますが……」キョロキョロ

真宮寺「クックックッ……僕らはお邪魔虫みたいだネ」

東条「……私達はもう部屋から出ましょう」

天海「そうっすね」

白銀「てんひみは至高だね!!/// ひみてんでもいいかな!!?」

ゴン太「な、何の事??」

赤松「ゴン太くんは知らなくていいと思うよ……」

バタン!!

夢野「……」

茶柱「……」

茶柱「……夢野さん」

夢野「なんじゃ?」

茶柱「これからも……夢野さんと一緒にいてもいいですか?」

夢野「……」

夢野「……好きにせい///」プイッ

茶柱「はいっ!!!」






















王馬「ンホオオオオオオオオオオオオ!!!! キモチイイイイイイイイイイイイ!!!///」

終わり

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