三船美優「クリスマス反省会…!」 (14)

P「美優さん、留美さん、瞳子さん!メリークリスマスです!」

美優「………………」

留美「…結局こうなるわけね」

瞳子「みんな考えることは同じだった、ってわけね…」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1545679155

留美「なんやかんやいろんな攻防があって」

留美「3人が同じタイミングで抜け駆けしようとしてPさんを誘いに行ったら」

瞳子「3人が同じタイミングでバッタリ」

美優「結局4人でクリスマスパーティ…と」

美優(Pさんと二人きりのクリスマス…)

留美(Pさんと二人きりのクリスマス…)

瞳子(Pさんと二人きりのクリスマス…)

留美「はぁ…まあしょうがないわ」

留美「せっかくのクリスマスで争ってもしょうがないし」

留美「今年は4人で過ごしましょうか」

P「?」

3人「メリークリスマス、Pさん!」

美優(でも来年こそは…Pさんと二人きりで…)

留美(来年は…Pさんと二人きりよ)

美優「そういえば私、ケーキを用意してきたんです」

P「本当ですか?」

P「俺のために…嬉しいなぁ」

留美「美味しそうなガトーショコラね」

美優「はい…Pさんへの想いを込めて…焼いたんです」


----------------------------------------------------------------
美優「Pさん、このケーキ、Pさんのために焼いたんですよ」

P「美優さん、ありがとう」ぱくっ

美優「Pさん…味はどうですか…?」

P「とっても美味しいですよ美優さん」

P「俺、美優さんの作る美味しいケーキを一生食べたいな…」

美優「Pさん…」

美優「はい…Pさんのためなら…」

----------------------------------------------------------------

美優「Pさん…」

留美「まーた始まったわ…」

瞳子「留美さんも大きい箱を持って来てるけど、もしかして…?」

留美「そう!私もケーキを準備してきたのよ!」パカッ

P「おお!?」

瞳子「でかっ!ズシィ…って音が聞こえてきそうだわ…」

P「俺食べきれるかな…」

留美「つい…ね?」


留美「…ん?『も』ってことはもしかして?」

瞳子「そう…私もなのよ」

留美「うわ…オシャレね…星の飾りがとっても…あれ?裏に何か書いてある…?」

『Pさんへ』

瞳子「!!!」

P「もがっ」

瞳子「どう?Pさん、それチョコでできてるのよ!美味しいかしら?」

留美「もう…ちょっとくらいいいじゃないの…」

P「あ、このチョコとっても美味しいですよ瞳子さん」

瞳子「あ…ありがとう…」

美優「ずるいです…」

瞳子「え?」

留美「美優さん、いつのまに戻ってきてたの」

美優「瞳子さん、Pさんにケーキを食べさせてあげてました」

瞳子「そういうつもりじゃ…」

瞳子「いや、そうよ!Pさんは私のケーキを一番に食べてくれたの!」

P「…あのー3人とも?」

P(もしかしなくても…)

留美「飾りを勢いで口に入れただけじゃない!こうなったら…」

留美「はい、Pさん、あーん」

瞳子「!!!!!」

美優「私だって…!」

美優「あーん…」

留美「あーん…」

瞳子「あーん…」

P(やっぱり!?)

P(俺のフォークがいつの間にか美優さんに没収されてる!)

P(留美さんと瞳子さんが俺の左右に!?逃げられない!!)

P(なんで!?なんでこういう時は息ピッタリなの!?)

美優「Pさん…私のガトーショコラ…一番最初に食べてくれますか…?」

留美「私のが先よ!この大きさは…Pさんへの想いよ!」

瞳子「Pさん、飾りのチョコを一番最初に食べたのよ!そのままケーキのほうも!」

P(誰のケーキを先に食べても角が立つ!)

P(かくなる上は…)

美優「あっ…」

瞳子「3つ同時!?」

P「とっても美味しいですよ!」もぐもぐ

美優「……………」ジトー

留美「……………」ジトー

瞳子「……………」ジトー

P「どうしたんですか…そんな目で俺を見て…」

留美「ちょっとこの手段は予想してなかったわ…」

瞳子「……………」ハァー

P「いや、ちゃんと3人のケーキも順番に味わって食べますから!」

P「いやー美味しかったなー」

P「美優さんのガトーショコラも、留美さんの大きめのケーキも、瞳子さんの手作りケーキも」

P「こんなに美味しいケーキは初めて食べましたよ」

P(ちょっとお腹いっぱいだけど)

美優「そ、そうですか…?喜んでもらえてうれしいです…」

留美「まあ今回は許してあげようかしら」

瞳子「ちゃんと味わって食べて貰えたしね」

留美「2人のケーキも美味しかったわよ」

美優「留美さんのケーキだって…」

瞳子「今度3人でお菓子を作ってPさんに食べてもらいましょうか」

留美「いいわねそれ」

留美「そろそろ眠くなってきたわ…」トサッ

瞳子「夜遅くまでケーキ、準備したから…」トサッ

P「留美さん!?瞳子さん!?俺にもたれかからないで!?」

美優「……………」ジー

美優「2人とも…ずるいです…」

P「ちょ…美優さんまで!」

美優「……………」Zzz

留美「……………」Zzz

瞳子「……………」Zzz

P「ケーキ…本当においしかったな…」

P「3人とも、この日のために…俺のために…一生懸命作ってくれたんだろうな…」

P「……………」

P「俺も寝よう…」

P「おやすみ、美優さん、留美さん、瞳子さん…」

美優「……………」すーすー

留美「ムニャ…Pさん……」

瞳子「……………」Zzz


☆おしまい☆

そろそろ反省要素が薄くなってきた…
予告していたラブレター反省会は、次回となります、申し訳ありません


過去作もお願いします

三船美優「絶対特権主張したいです…」
三船美優「Pさんに手作りチョコを渡すんです…!」
三船美優「勇気の魔法」
三船美優「バレンタイン反省会反省会…?」
三船美優「お花見反省会…?」
三船美優「バレンタイン対策会…!」
三船美優「七夕の夜」
三船美優「バレンタイン反省会座談会…?」
三船美優「バレンタイン反省会熱中症対策会…?」
三船美優「Pさんと一緒にケーキを食べに行くんです…!」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom