【安価】斎京学園の姉妹戦争【コンマ】 (372)


斎京学園。

斎京財閥によって建設された三姉妹の為の教育機関。

全校生徒が武芸者であり、斎京に仕える従士である。

一年制のこの学園にて一番になった者を斎京の後継者として認められる。

故に、学園内は三姉妹の後継者争いが絶え間無く行われている所だった。

その学園に、武芸者として認められた【主人公】が入学する。


主人公の名前↓2
※男固定

申し訳無い

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1547905769


我堂院龍児。
長いから表記は我堂です。

我堂「斎京学園……斎京財閥の三姉妹の為だけに作られた学園……」

我堂「俺も武芸者としての嗜みがあるが……」


剣術師
 剣を扱う武芸者
弓術師
 弓を扱う武芸者
槍術師
 槍を扱う武芸者
忍術師
 忍術を扱う武芸者
呪術師
 呪いを扱う武芸者 
拳闘師
 拳で戦う武芸者
人形師
 何かを操る武芸者
甲冑師
 甲冑を着込んで戦う武芸者

安価↓2

我堂「俺は人形師、糸環を使って傀儡器を操作する」

我堂「人形師の戦闘能力は俺の武力に比例するぞ」

武力コンマ↓1
武力レベル
01~20 雑魚
21~40 それなり
41~60 一般的 
61~80 超常
81~00 異能 

武力/82 異能レベル

人形/武御雷
鎧型の人形。
武器は剣。
有する能力は雷。
常時帯電状態。
臨界点突破は「布都御魂霊剣」
鎧を脱ぐと……。

人形/第六天魔王
骸型の人形。
武器は無し。
有する能力は空間射撃。
臨界点突破は「波旬」


適当に考えた。
臨界点突破は必殺技的なアレ。
どっちか↓2




武御雷に決定

我堂「俺は人形師で人形は武御雷、普段は包帯で巻いて背負っている」

我堂「さて、斎京学園は現在、三つの派閥が存在する」

我堂「『百代派』『千代派』『万代派』の三つで、情報は以下の通り」

斎京三姉妹

長女・斎京 百代(ももよ)
髪の色・金髪
性格 沈着冷静
好きなもの 強き益荒男
敵対=千代 友好=万代
異名・覇王

次女・斎京 千代(ちよ)
髪の色・黒髪
性格 極悪非道
好きなもの 従順な犬
敵対= 百代 万代 友好=なし
異名・毒蛇

三女・斎京 万代(ましろ)
髪の色・銀髪
性格 大人しい
好きなもの 平和
敵対=なし 友好=千代
異名・銀狐

我堂「俺はこの三姉妹の中から誰かを選ばないとならない……」

我堂「しかしそれは当面の目標みたいなもので、最終的に三姉妹に一番近い位置に居ればそれで良い」

我堂「さて……俺は誰を選ぼうか……」


三姉妹の中から

二票先取



万代に決定。
当面の目標は万代を目指す事。

我堂「こちら斎京学園。これより斎京万代に会いに行く」

我堂「しかし広いな……迷っちまいそうだ」

我堂「何処に行けば会えるのだろうか……」

01~10 教室(百代派)
11~20 教室(千代派)
21~30 教室(万代派)
31~60 音楽室(千代+千代派)
61~90 屋上(万代)
91~99 校庭(百代)
ゾロ目で称号持ちか序列者と出会う。
00で特別なイベント。

称号持ちと序列者は斎京三姉妹が与える側近の事。
今考えた。

↓1


音楽室へとやって来た。

我堂「おっと……何だアイツら」

状況を説明すると、全裸の男達が傷だらけになりながら土下座をしていた。

音楽室なのでピアノを奏でる少女。

土下座する男を嬲る包帯の男。

そしてバッハどベートーヴェンの肖像画の下で退屈そうにしている紫色の和服を着た少女。

???「あらぁ?また身の程知らずが来たみたいねぇ」

我堂「あ、斎京三姉妹の千代様……」

千代「軽々しく呼ばないで頂戴な、私の名前が汚れてしまうでしょう?」

我堂「キツいな……」

我堂(さて、どうやら千代派の所に入り込んじまったらしい、どうすっか……)

コンマ
1~3 千代「まぁ良いわ、今日は気分が良いの、どっか行ってなさいな」
4~6 千代「まぁ良いわ……私の下で働きたいのでしょう?試させてあげる」
7~9 千代「気分が悪いわ、木林愚(キリング)、殺って良いわよ」
0 特殊イベント

↓1

決定したコンマを聞いた我堂の反応や言動安価
↓2


千代「気分が悪いわ、木林愚(キリング)、殺って良いわよ」

我堂「あ」

直後、斎京千代部隊序列13位が現れた。

木林愚「フーッフーッ!」

我堂「なんだコイツ……筋肉隆々の癖にハゲでスク水を着てやがる」

千代「どうかしら木林愚。私の部屋の前で三日ほど放置した水着よ、貴方の為にわざわざ手間を掛けたのよ?」

木林愚「あぁあ!!千代サマァァアアア!!」

我堂「救われないなコイツ……」


木林愚と戦う場合。
逃走……名誉に傷が付きます。
敗北……全裸土下座されて名誉に傷が付きます。
勝利……目出度く斎京千代部隊序列13位に繰り上がります。


戦闘が始まります。


我堂「さて……戦闘が始まった訳だが……俺はどうするか」

1~3 我堂「軽く相手の出方を見てみるか……」【様子見】
4~6 我堂「攻撃だ、但し人形は使わない」【攻撃】
7~9 我堂「ここで俺の武功を上げる、人形を使う」【攻撃】【野放し】
0 我堂「武御雷、解放する」【臨界点突破】

木林愚「フーッフーッ!!」

1~3 木林愚「グァアアア!!」【攻撃】【様子見】だと回避されて追撃を受ける。【攻撃】だと反撃を与える。
4~6 木林愚「グォオオ!!!」【猛攻】 【様子見】だと回避無効、攻撃を与える。 【攻撃】だと互いにダメージを受ける。
7~9 木林愚「グッオ、オオオオオオオオ!!」【攻撃】 【野放し】だと大ダメージを与える。
0 木林愚「オォオオオ!!」【臨界点突破】

↓1
↓2


ちなみに我堂さんの体力↓1



我堂「軽く相手の出方を見てみるか……」

我堂は様子見をするが、木林愚は臨界点突破を行う。

木林愚「オォオ、おぉおおおおお!!」

木林愚が筋肉を膨張させる。
その瞬間、体内から駆動音が鳴り響き、体外へと放出される無骨な回転牙が唸りを上げる。
あれはチェーンソーだ。多くのチェーンソーが血飛沫と共に刃を高速回転させている。

我堂「臨界点突破、いきなりかよッ」

臨界点突破。己の潜在能力を引上げ、極限にまで高める武道の神髄。
しかし、あれは科学的技術を投与された自動破壊機器に他ならない。

あれを、武術として名乗らせてはならない。
我堂は木林愚を殴った。

体力7-1=残り6。

次の行動。
コンマ面倒臭いから行動安価で

↓1



我堂「オラァッ!!」

肉体から噴出するチェーンソーに無謀にも拳を繰り出す。

刃に巻き込まれて、指が切断、手首が前腕から離れかけるが、相手が一瞬と怯んだ。

我堂「クソッ……この腕だと、人形が操れねぇッ!」

運が良いのか、相手は未だ怯んでいる。

我堂の行動安価。
↓1
ついでにコンマが50以上だと有利判定になります。


00

我堂「舐めんなよッ!臨界点、突破ァ!!」

崩れた腕に糸環の糸で半ば強制的に括り付けて武御雷を起動。

稲妻と共に降臨する人形に、千代の目は光った。

千代「……ふぅん」

体から噴出するチェーンソーを回転させて突進する木林愚。

木林愚「オォオオオ!」

しかし、人形を出した時点で勝敗は決した。

我堂「おぅ。お前のソレ、電気で動いてんだよな。俺の武御雷は、電気を操る」

振り翳した切っ先から雷撃が木林愚に当たる。

体は痙攣するが、その血走った目は闘志に震えている。

だが、その体が活動する事は無い。

体内で、チェーンソーを動かす機体が過度な電撃による負荷によって暴発。

それによって、木林愚の肉体は崩壊し、そして爆破した。

血肉が撒き散る。傍にいた複数の千代部隊が千代の傘となる。

この戦いは、我堂に傾いた。

我堂「ハァ…ハァ……ッ!!」

辛勝、と言った所か。

爆破の後、静寂が訪れたと思えば……。

00ボーナス。

1 千代「貴方、名前は?」千代部隊入り
2 ???「失礼する、先の爆破音に付いてだが……」
3 ???「……何があったの?」

選択↓1

3


音楽室の中に入って来たのは、斎京万代だった。

万代「……あ、千代ちゃん」

千代「あらぁ?そこに居るのは、万代ちゃんじゃない」

顔はにこやかだが、千代は内心では舌打ちをしていた。

万代「こんなところで……なにしてるの?」

千代「何でも良いでしょお?詮索する子って、嫌いなんだけどぉ」

万代「あ……ごめん」

千代はそっぽを向いて、今度は我堂に顔を向けた。
この男は使えると言う微笑を浮かべて。

千代「お・め・で・と・う。木林愚を潰して、晴れて君が私の新しい僕よ」

我堂「……話が見えないんだが?」

千代「あらぁ?知らないで行動してたのね、良いわ、特別に一から教えてあげる」

千代「これは選別、私の犬になる者を選ぶ為に行う試験、そしてあなたは試験に合格した、簡単な話よね?」

我堂「はぁ……」

千代「嬉しいでしょう?貴方は序列13位の称号を持つ者、さあ、私に誓いを立てなさい」

そういう千代に対して、我堂は……

言動安価↓1


武力判定は攻撃に関する威力と破壊力です。
1~30レベルは初心者、剣術だと何の技術も無い状態。
31~60レベルは中級者、剣術だとるろうに剣心に出てこれるくらい。
61~99レベルは上級者+異能持ち、剣術だとBLEACHレベルに匹敵します。

木林愚さんはネウロに出てきそう。

体力判定?それは黒歴史。


我堂「ことわる」

千代「……私の言葉の意味、分かって無かったのかしら?」

我堂「俺は万代さんの所で共に行動したいんだ」

万代「……私の、下で?」

我堂「万代さん、どうか俺を貴方の下に置いてください!」

万代「………」

万代の言動安価

OKだったら目出度くハッピーエンド。


↓1

万代「こ、こちらこそ、よろしくおねがいします」

我堂「よっしゃあ!」


我堂院龍児編、終わり。

最初からはじめますか?

はい
いいえ

↓1

斎京学園。

斎京財閥によって建設された三姉妹の為の教育機関。

全校生徒が武芸者であり、斎京に仕える従士である。

一年制のこの学園にて一番になった者を斎京の後継者として認められる。

故に、学園内は三姉妹の後継者争いが絶え間無く行われている所だった。

その学園に、武芸者として認められた【主人公】が入学する。


主人公の名前↓2
※男固定

宍戸 蓮(ししど れん)

宍戸 蓮

宍戸「此処が斎京学園か……」

宍戸「たかが三姉妹の為に作られた学園、姉妹に興味は無いが、武芸者として参上しよう」

宍戸「所で、俺の武術は……」

剣術師
 剣を扱う武芸者
弓術師
 弓を扱う武芸者
槍術師
 槍を扱う武芸者
忍術師
 忍術を扱う武芸者
呪術師
 呪いを扱う武芸者 
武術師
 拳で戦う武芸者
人形師
 何かを操る武芸者
甲冑師
 甲冑を着込んで戦う武芸者

安価↓2

こん中から選んで下さい言うとるでしょうが。

↓1で決定

武術師に決定。

宍戸「俺は武術師、主に体を使って戦う」

武力コンマ↓1
武力レベル
01~20 雑魚
21~40 普通
41~60 強者  
61~80 超常
81~00 異能 

武術師としては普通。
それなりに戦える模様。

宍戸「武力だけが全てじゃ無いから……」

宍戸「この学園の三姉妹の情報でも見てみるか……」

長女・斎京 百代(ももよ)
髪の色・金髪
性格 沈着冷静
体型 女性らしい肉付きで巨乳
好きなもの 強き益荒男
敵対=千代 友好=万代
異名・覇王

次女・斎京 千代(ちよ)
髪の色・黒髪
性格 極悪非道
体型 スレンダーで貧乳
好きなもの 従順な犬
敵対= 百代 万代 友好=なし
異名・毒蛇

三女・斎京 万代(ましろ)
髪の色・銀髪
性格 大人しい
体型 標準体型よりやや太め、抱き心地が良さそうで普乳
好きなもの 平和
敵対=なし 友好=千代
異名・銀狐

宍戸「まず、当面の俺の目標でも決める」

宍戸「それは俺が仕える主を決めるか、あるいは別の目的を持つ事でも良い」

但し>>1的に気分が乗らない場合もあるのでご注意。

宍戸の当面の目標
↓1~3の中から決定

百代のところにつく(つく人は違うが最初の主人公と同じ目標)

マブダチを作り
百代の所に就き
万代を後継者にさせる。

こんな感じ。にしても千代の人気が無い。


宍戸「此処が斎京学園……行くぞ」

宍戸「学園へと入学出来たは良いが……まずどうするか……」

1 近くの人間に尋ねる(内容記入)
2 適当に散策してみる(>>19でコンマ)
3 そんな事より修行だ!(武力33の男)
4 言動自由安価

↓1

そんな事より修行だッ!

武力33
コンマ下2桁分上昇

60以下ゾロ目で乱入
61以上ゾロ目で三姉妹派閥が乱入

99だと千代+千代派
00だと百代が来る。

↓1


武力33から41
ようやく強者のレベルに到達。

宍戸「しかし、これでは駄目だ……もっと名を上げる様な事をしなければ………」

宍戸「名を上げるには、どうすれば良いんだ……?」

1 無所属の武闘派を叩いて名を上げる(名誉+10)
2 奇行を行い注目を集める(名誉-20)(特殊技能に目覚める)
3 三姉妹派閥の一角と対決する
4 自由言動安価

↓2

宍戸「よし、無所属の武闘派を叩いて名を轟かせるか……」


1 木刀を持つリーゼントヘア
2 メリケンサックを持つバンダナのヤンキー
3 鎖を扱う不良少女
4 内心クズのナイフ持ち優等生
5 人物安価

↓2





「うぉおお!!」

瞬ッ、と。鈍い軌跡を描いて不良の頬が裂けた。
地面に蹲る不良の頭を蹴り上げて、眼鏡を掛けた青年は笑みを浮かべる。

「ふふふ、クズが。僕に構うからこんな事になるんですよ」

掃除と称して、この青年は弱者を甚振っていた。

勉学によるストレス、そして三姉妹に選ばれないが為に、その鬱憤を晴らす様にナイフを振るう。

青年を、人呼んで【切裂魔】の雀 十一(じゃく といち)と呼ぶ。

宍戸「お前が雀か」

雀「そういう君は?」

宍戸「宍戸 蓮」

雀「ふぅん、君も僕に斬られたいんだね?」

眼鏡を上げて、雀は笑った。


宍戸の行動安価
コンマ50以上で優勢
↓1


手元を狙い、手刀を繰り出す。

目的は勿論、雀の主力となるナイフを叩き落とす為だ。

だがスレスレで雀十一は手を引っ込めて続けざまに手刀の手を斬った。

宍戸「ぐっ!」

雀「おっと、危ない危ない。君、スピードがあるね、僕程じゃないけどさ」

場所は教室。多くの机が並んでいる。

雀はそうは言うが、少し距離を取って相手の出方を見ている。

宍戸「くそっ……血が止まらねぇ」

宍戸出血100/95
70以下になると気絶します。

次の行動↓1
コンマ50以上で優勢

宍戸「くッ……そ」

ぐらり、よろめく。

その瞬間を逃さず、雀が一気に詰め寄った。

宍戸(ここだッ!)

ナイフが振り降ろされる瞬間、宍戸は合わせて雀に攻撃する。

雀「ッ」

宍戸のパンチが当たり、雀はよろめくが、その瞬間に再び雀は宍戸を斬りつけていた。

雀「ふふ、あたっちゃったよ、許せねぇな」

宍戸「チっ」

宍戸出血100/80
70以下になると気絶します。


次の行動↓1
コンマ50以上で優勢

雀「これで終わりだァ!!」

宍戸「……ンな台詞を吐く奴の末路、教えてやろうか?」

此方に向かって来る雀十一の足を払って床に倒れ伏す。

体勢を立て直そうとする雀の上に乗っかり、両腕を足で封じる。

雀「く、クソッ!!」

宍戸「あぁクソ、血が足りないぜ……だけどこれでお前をぶん殴れる、思う存分な」

雀「や、やめろォ!!」

宍戸行動安価
1 容赦なく叩き潰す(経験値get)
2 止めは刺さない(状況によって名誉上昇か仲間フラグ)
3 何を思ったか首筋に歯を当てて吸い始めた(特殊技能)
4 自由行動

↓2


宍戸「……マジで血が足りねぇな」

宍戸は立ち上がり、ふらつきながら教室を出ようとする。

雀「な、なんだ、お前、僕を、トドメを、刺さないのか!?」

宍戸「あー?……もう、興味が無ぇ」

それだけ言って、立ち去ろうとする宍戸。


1 雀「強者の余裕か……勝てねぇな」  仲間入り
2 雀「待て、アンタ、名前は?」    名誉上昇
3 雀「き、ひゃひゃ!馬鹿が、止めを刺さないとはなぁ!!」 トドメ……経験値と技能取得
4 自由行動安価

↓2


雀「待て、あんた、名前は?」

宍戸「お前さ、話聞かないタイプだろ」

雀「宍戸、宍戸蓮。名前は知ってる。本名じゃない、お前の名前、異名は……」

宍戸「……何でも良いさ。俺は今から無所属の人間全員を束ねるつもりだ」

宍戸「そういう意味じゃあ、丁度良い名前ってのは思いつかねーが」

雀「じゃあ、これからはこの名で広めてやる。野良……"野良狩り"の蓮ってな」

宍戸「おいばかやめろ」

雀「僕を斃した人間だ、なに、スグに広めてやるさ」

宍戸「お前本当に話聞かないな、おい!!」


宍戸蓮に異名【野良狩り】が付与された。
宍戸蓮の名誉レベルが+10上昇した。

名誉レベル60くらい。

100を超えると三姉妹が注目する。


翌日

宍戸「クソッ、いつの間にか野良狩りとして名が広まっちまった……」

宍戸「まあ良い、強敵を斃して行けば異名なんざかわって来るだろ」

宍戸「今日はどうすっか……」

1 無所属の武闘派と対峙する。
2 修行だ修行!
3 三姉妹派閥の一角と対峙する。
4 自由行動安価


↓2

2

修行だッ!

武力33
コンマ下2桁分上昇

60以下ゾロ目で乱入
61以上ゾロ目で三姉妹派閥が乱入

99だと千代+千代派
00だと百代が来る。

↓1

>>86はコピペ失敗。

武力は41で現在武力42。


1 無所属の武闘派と対峙する。
2 修行だ修行!
3 三姉妹派閥の一角と対峙する。
4 自由行動安価


↓2

1 煙草を吸うサングラスの男
2 大鎌を持つメイド
3 十字架を背負う白髪の男
4 人物安価

↓2


大鎌を持つツインテメイド。

幼い顔付きでその頬には赤い血が付着している。

地面に転がる有象無象共を俯瞰しながら立ち尽くしていた。

宍戸「……あぁ」

コイツはヤバイ。

直観的にそう思った宍戸。

このメイドは恐らく、無所属の武闘派の中だと三本の指に入る程の実力者だ。

宍戸の目から見ても、その武力レベルは80を超えている。

メイドの名は神宮寺 奈切……【呪術師】の大鎌使いだ。

神宮寺「フーフフーンフフーン♪ん?あ、どもどもー!神宮寺奈切でーす!」

宍戸「……俺の名前は、宍戸蓮だ」

神宮寺「んー?あぁ!あの野良狩りの宍戸さんですかー!ってことはことはァ、私を狩りに来たって事ですかねぇ!?」

宍戸「……そうなるな」

神宮寺「そーですか。うんうん、ではでは一つ、質問をさせて貰っても宜しいでしょうか?」

宍戸「……質問?」

神宮寺「はいはい!些細な質問なのですけどね、ずばり!『宍戸さんは何処の派閥を目指して』要るのでしょーか!」

宍戸「……派閥」

今、この状況で必要か。

神宮寺「えーっとですね。私も、とあるお方の下で働きたくて、今こうして有象無象をぶっ殺しちゃってるんですけれどもどもー」

神宮寺「同じ派閥の方なら、お話も弾むんじゃ無いかと思いましてー、えへへ♪」

指を重ねて、照れつつも笑顔を見せる神宮寺。

回答次第では、意気投合出来るが………。



宍戸の台詞安価

まだはっきりと決めていないが、現時点では百代につこうと考えている

↓2が抜けてた……>>96



宍戸「まだはっきりと決めていないが……現時点では百代に就こうと考えている」

神宮寺「あぁ~~!じゃあ残念ですねぇ。私は『千代様』の派閥に入りたいと思っているんです」

宍戸「じゃあ……」

神宮寺「敵ですねぇ♪」

その瞬間。

神宮寺が振り翳した鎌が三十メートルの距離を伸びて宍戸の首を狙う。

宍戸「あっぶねッ!」

間一髪。

腰を低くして回避したが、宍戸の前髪が少し切れてしまった。

宍戸「鎌が伸びやがったッ」

宍戸(いや、奴は呪術師……恐らくはその鎌に何らかの能力があるんだろう)

宍戸(そして、呪術師の大半は体が弱いから、距離を詰めて戦えば勝算はある)

神宮寺「今の避けるんですねぇ。でもでも、私の術式はこんなモノじゃないですよぉ」

パチンッ、と音がすると、鎌が崩れて地面へと落ちていく。

そして今度は、鎌が二つ、小ぶりになって神宮寺が構えた。

宍戸「なんだ……地面を媒介に、いや……あれは」

神宮寺「いっきますよぉ!」

神宮寺が駆ける。周囲に広がる多くの犠牲者から生まれた血の海をバシャバシャと踏んでいく。

宍戸(鎌が……溶けた?奴の武器は鎌じゃない……?呪術師は確か、何かしらの物体を媒介に能力を発動すると聞いたが)

宍戸(奴の能力の正体は……)


能力当て
当たったら今後の行動で優勢コンマが+20になる。

↓1~3で当たったらOK


宍戸(恐らく、奴の能力の本質は血だ、血を媒介にしている)

神宮寺「ではではッ行きますよゥ!」

神宮寺が駆けてくる。

宍戸の行動↓1 コンマ30以上で優勢


宍戸「オラァ!!」

宍戸は神宮寺の振り降ろした鎌を避けて腹パンした。

神宮寺「うっグゥ!!」

その場に膝を突く神宮寺。

80以上でダウン。
81以下だと……

↓1




神宮寺「あ、はは♪。宍戸さん、でしたっけ?」


神宮寺「良いですよ、貴方、凄く良いです」


神宮寺「貴方のお陰で、なんだか私、強くなれそうです」



神宮寺「だから……本気で行きますね?」



     「―――臨界点突破―――」


―――――このよ・いのちをすいつくす―――――
―――――現世命喰・黄泉葬々喰鬼化身―――――



宍戸「なッ、ガッ!」


神宮寺奈切の臨界点突破。
血液を媒介にして武器を作り上げた呪術を超える術式。

それは例えるならば、その場にいるだけで体内の血液が失われていくような……。

今、この場に居るだけで、神宮寺奈切の能力によって血が失われている。


行動力の低下。 優勢コンマが50となる。



広がる血の海から、鎌だけでは無い、複数の武器が結成されていた。


宍戸「クソッ、どうすりゃいいんだこんなの!!」


宍戸の血液
100/90

行動安価↓1

宍戸「うぉらああああ!!!」

宍戸の特攻。それは命を賭けての行動だった。
その一撃に、神宮寺は成す術も無く喰らってしまう。

神宮寺「きゃぁッ!」

そして倒れる神宮寺、この戦いを制したのは、宍戸だった。

神宮寺「う、そ。負けちゃった………」

宍戸「………」

倒れる神宮寺に、抵抗は無い。
宍戸は……。

宍戸行動安価
1 容赦なく叩き潰す(経験値大幅get)
2 止めは刺さない(状況によって名誉上昇か仲間フラグ)
3 何を思ったのか神宮寺の首に歯を当てて吸った(特殊技能取得)
4 自由行動

↓2

宍戸「また血ィ抜かれて力が出ねぇよ……」

よろめきながらその場から離れようとする宍戸。

神宮寺「トドメを刺さないのですか?」

宍戸「刺さない……俺こればっかだな」

神宮寺「……なぜ貴方は百代派に?」

宍戸「あぁ?何故って………」

本当は万代の下に就きたいが、それは曖昧にして答える。

宍戸「俺の目標の為だ」

神宮寺「もく、ひょう………」

宍戸「じゃあな……それと、そいつら、片づけとけよ」

それだけ言って帰ろうとする宍戸に……。


1 神宮寺「………千代様も素敵ですが……」(電話番号入手)
2 神宮寺「お強い事で……何か出来る事があれば」(術式教授フラグ)
3 神宮寺「きっと、貴方も、私と共にすれば、千代さまと共に居られますよ」(千代派に勧誘)
4 自由安価

↓2




神宮寺「お強い事で……何か出来る事があれば」

宍戸は術式「現世命(いまよみょう)」の基礎を得た。

現世命は他者の体から命の源となる力を奪う事が出来る。
主に【血】か【気】の二つに一つであり、神宮寺奈切は『気』の存在を知らぬ者には『血』を奪っていた様だ。



神宮寺「ついでに貴方に新たな異名も流布してあげますね♪」

宍戸「え、いいよ別に……」

神宮寺「相手の止めを刺さない事から『不殺』の宍戸様と呼ばせて頂きます」

宍戸「マジで止めろ!!」

宍戸の異名をどっちにするか

1『野良狩り』
2『不殺』
3 興味無いわボケ

↓1

翌日

宍戸「今度の異名は不殺かよ……まあ別に良いけどさ」

宍戸「しかし、こうして戦っても一定の人間しか囃し立ててない感じだしなぁ……」

宍戸「俺の目標である百代さんの下に就くのも遠くなりそうだが……」

雀「そうとも言えないぜ」

宍戸「お、お前は雀か、どうした急に」

雀「お前にとっておきの情報を教えてやろうと思ってな」

宍戸「なんだよ」

雀「百代様は現在、五つの部活に滞在しているという噂だ」

宍戸「はぁ、あー成程、その五つの部活の中から行けば会いに行けるって訳か」

雀「そういう事だ」

宍戸「分かった、ありがとよ」

宍戸「と言う訳で、一つ情報が手に入ったぞ」

1 無所属の武闘派と対峙する。
2 修行だ修行!
3 三姉妹派閥の一角と対峙する。
4 部活を見に行く
5 自由行動安価

安価↓2

宍戸「部活を見に来たが……しまった、どの部活動に顔を出しているのか聞いてねぇや」

宍戸「今現在ある部活動は……これか」

旧式真剣部
甲冑式組手部
文芸部
護衛人育成倶楽部
調理部
騎馬式剣術部
尋問倶楽部
近代科学剣術部
暗躍式活動倶楽部
近接武器式武術部


宍戸「この中に百代さんが居る可能性があるって訳だが……」

宍戸「何処に入ろうか?」

安価↓2


文芸部に赴いてみよう。

宍戸「失礼しま………」

中に入ると、ほのかに甘いお菓子の匂いがした。
部屋の中は往来の文芸部の様に、本棚があり、長テーブルや椅子があってパソコンがある。

そして、部屋の奥には誰もが寛げる様に畳が敷かれている。
畳の上に、蹲る様に眠る女性の姿があった。

黒タイツを履いた足を抱えて横になっている銀髪の少女。
こちらから見たらスカートの奥が見えそうで胸の動悸が激しくなる。

宍戸「あ、え?……万代、さん?」

其処に居た少女こそ、斎京学園の三姉妹三女・斎京万代の姿だった。

万代「ん……」

宍戸の声で目が覚めたのか、気怠い身体を起こして、眼を擦りながら宍戸の方を見る。

万代「あなたは………」

思わぬ出会いだ。咄嗟に宍戸は、脊髄から反射する様に言葉を出してしまう。

台詞安価↓2

俺、宍戸蓮って言います



宍戸「俺、宍戸蓮って言います」

万代「………誰?」

寝惚けているのか、警戒心が無い。

宍戸「えっと……」

他に何か言うべき言葉が見つかる事が無く、ふっと息を吐いて宍戸は万代に向かって言う。

宍戸「覚えておいて下さい。あんたの隣に立つ男の名前です」

それだけ言って、宍戸はその場から離れた。

万代「……?」

首を傾げて、慌てる事も無く再び枕の座布団へと向けて転がる。

万代「…………ねぇ、今の人、誰?」

そう言った瞬間、『気』が充満した。

其処に現れたのは十二人の生徒たち。

万代専属の護衛部隊………『十二支人』。

「間違えて入って来たんじゃねぇの?敵意は無かったし」

「いや、あそこで叩くべきだ。詳細不明こそ怖いものは無い」

「あれは宍戸蓮。『野良狩り』と『不殺』の異名を持ち、『千代派候補』の神宮寺奈切を斃し、そして『現世命』を得た男だ」

「ふぅん。じゃあ実力者ってわけかい?」

「ふみゅ……でも、ぼくたちにきがついてなかったよぉ?」

「『気』の存在も知らないって事は、雑魚じゃねぇのか」

「しかし幸運である事は間違いない、万代様に触れようとした時点で奴の命は終わっていた」

「手始めにさ、誰かアイツを誘ってみるかい?」

「実力が知りたいって訳か?」

「良い考えかもしれませんね。宜しいですか万代様?」

万代「……なんでも良いよ」

そう言って、斎京万代は眠り込んでしまった。

今日はここまで。
何故千代が人気無いのか……ドSキャラって需要が無いのだろうか……

私をお踏み「イヤぁ!踏まないでぇ!私、まだ、死にたくない!」

私をお踏み「やめ」ブチッ!!

宍戸(あ?………なんで俺、空を見てんだ?)




タ・・・・・・・・・ツンダ・・・・・・!!




宍戸(うるせぇな………なんだよ………)




タツ・・・・・・ダ・・・・・・ジョー!!




宍戸(なんだってんだ……)




タツンダ………ジョー!!




宍戸「誰がジョーじゃい!!……ハッ」




???「フゥ……そのまま寝ときゃ良いのによ」




宍戸(クソッ、思い出した、俺は今、気絶してたんだ)


宍戸「なんだよ雀ちん」

雀「雀ちん言うな、お前が相手にしようとしている奴……『鉄拳』と戦うつもりか?」

宍戸「えぇと……本名は張磨 獅童(はりま しどう)だっけかメリケンサックを使う奴だっけ?」

雀「そうだ、屋上によくタムロってるが………」

~~~

宍戸「あんたが獅童って奴かい?」

張磨「ん?そーだよ。俺っちが張磨獅童だぜ」

宍戸「そうか、早速で悪いが……」

張磨「分かってる。喧嘩だろ?ちょいと待ってくれや……なぁ、そこのアンタ。三分ほど計ってくれないかい?」

雀「……了解した」

宍戸「何だよ、ラーメンでも食おうってのかい?」

張磨「んや、俺っちはね……」

宍戸(ん? メリケンサックが……二つ?)

張磨「俺っちは、元ボクサーなのさ」


宍戸(思い出した、武力が60レベルと聞いてたから、正直ナメてた。コイツは強いッ)


雀(単純な体当たりでも、ボクサーならではのフットワークで躱される)


雀(ならば相手の攻撃を躱しての攻撃でも、張磨は変幻自在のフリッカーとして読めない拳を捻りだす)


雀(それならばボクサーとして読めない足技でも、張磨獅童はその攻撃を読んで拳で対応出来る)


雀(そして同じようにボクシングスタイルで向かえば、一発KOさながらのカウンターでお見舞いされる)


雀(何よりも、防御に徹すれば張磨の思うツボ、珍しいデンプシーロールの連続で防御を崩しボディーに一発)


雀(そして顔が沈んた瞬間を逃さず、ガゼルパンチで宍戸を打倒した)


雀(同じ武術師としての勝敗は武力と武器の差で決まる。武力と武器を持つ張磨に対して、宍戸には下回っている)


張磨「フゥ……案外しぶといね」


宍戸「……おぅ、どうした?お前凄く疲れてねぇか?」


張磨「あー……まあ実はね、俺は超攻撃特化型だからさ、1R……ようするに三分間だけしかスタミナが持たないんだ」


宍戸「……そんな事、俺に教えていいのかよ?」


張磨「良いよ、別に、残り一分。この時間内でお前さんを斃す」


宍戸「やれるモンなら、やってみろや!!」


宍戸(そう啖呵を切ったが……俺はどう行動すれば良い?)


行動安価↓2


宍戸「フンフンフンフンフンフン!!」

雀「な、なんというフットワークだ!」

張磨「オラオラオラオラオラオラ!」

雀「あ、でもこっちも負けていない」

宍戸「ブベラァアアア!!」

張磨「あ、もうダメだ……」

雀「そして二人共倒れたッ……勝負は………」

雀「………」キョロキョロ

雀「僕の勝ちだぁー!」

宍戸「ンな訳ねぇだろ!!」

雀「ブベラァア!!」


張磨獅童戦、終了。
本当は30レス程消費して念入りに書きたかった。
張磨獅童が赤いバンダナをしてる理由とか、後一分逃げ切れば勝ちと言う場面で宍戸がそれで勝っても嬉しくねぇから真向正面からぶん殴るって言って張磨も感銘してメリケンサック投げ捨てて殴り合いとか書きたかった。ただそれを書いて得にも損にもならないし何よりもモチベーションが低下したからダイジェストにした。


適当でごめんね、許してね。


張磨「ほれ、俺っちの携帯電話の番号、やるよ」

宍戸「おぅ、ありがとな」


ついでに経験値get
コンマ下二桁の数値
ゾロ目だと二倍。
↓1

現在武力48


翌日

宍戸「……今日も、頑張るか」


1 無所属の武闘派と対峙する。
2 修行だ修行!
3 三姉妹派閥の一角と対峙する。
4 部活を見に行く
5 自由行動安価

安価↓2


三姉妹派閥の一角と対峙する。

宍戸「さて、早速だれと戦うか……」

『百代派』より『???』
『千代派』より『???』
『万代派』より『十二支人』

安価↓2

『千代派』より『???』

>>153 了解
有機物と無機物、どっちが良い?

↓1

肉食か草食か甲殻類 どれが良い?

↓1

「ひ」か「う」か「や」

どれが良い?

↓1


場所【校舎裏】

宍戸蓮が対峙する者。

男の名は日辻銑十郎。

忍術師である。

宍戸「呼び出しに応じてくれてどうも」

日辻「………」

宍戸「他の輩と戦闘……とも思ったが、何故かアンタしか情報が無くてね」

宍戸「これはつまり、他の従士を知りたければアンタから直接聞けって意味なのかね?」

黒装束の男は構える。

そして、その男は何故か羊の覆面を被っていた。

宍戸(正直、遣り難いな……相手の情報が少な過ぎる。分かるのは、コイツが千代派の従士であると言う事だけ)

宍戸(どう出るか……)

宍戸の行動
安価↓2

宍戸「やーいやーい、ザーコ、ザーコ!お前のあるじ調教モノ同人誌でアヘってそー!」

日辻「ッ!」シュンッ

宍戸(うぉっ、早ェ!)

走り出す日辻が手刀を作りわき腹を刺そうとする。

宍戸は腕を盾にガードするが、その時、腕に鋭い痛みを感じる。

宍戸「ツぅ……ウラァ!!」

袖をまくってみてみると、宍戸の右腕には穴が開いていた。

宍戸「なんだッ……」

日辻の方を見ると、羊の指先から、『針の様なモノ』が生えている。

暗器術だ。

宍戸「ッだが大してダメージは無い……え?」

言いかけて、宍戸は腕に触れる。

『ダメージが無い』、それはむしろ、『腕の感覚』が無かった。

宍戸(なんだこれ、腕は動くのに、感覚が無い……どういう意味だ)

これこそが、日辻銑十郎の能力だった。



日辻の能力当て。

安価↓1~3で当たってたら優勢コンマ+20


色々と惜しい。+10で。

宍戸(奴の能力はあの針で麻痺を引き起こす能力か)

宍戸(だとすれば、俺はどの様な対応をすれば良いか……)

宍戸の行動安価↓2
コンマ40以上で優勢


宍戸「うぉおおおおお!」

感覚の無い右腕を盾にして突っ込む。

そして日辻との距離を縮めると、残した左腕で日辻のわき腹を殴る。

日辻「…ッ」

手応えあり。バックステップを取って回避する日辻。

そして羊の被り物から、『白い煙』を噴出した。

宍戸「ッ煙幕か!」

しかし宍戸は思う。

煙幕にしては煙の濃度が薄すぎると。

何か罠があるのか……?

宍戸の行動

↓2

そんなストレートに言われると傷つくわ……

↓1


宍戸「風上は俺が取った」

丁度良く吹き荒れる風。

『白い煙』は偶然にも近くに居た柴犬(ノラ)が吸ってしまう。

その瞬間、犬は泡を吹いて倒れた。

宍戸「毒ガスかこの野郎ッ!!」

そして今度は風向きが変わり、宍戸の方へと密集した。

宍戸(やべぇ、息が出来ないッ)

そして、日辻が此方に向かって走りながら針を伸ばした。

宍戸(斃される、このままじゃ!)


宍戸の行動↓1



宍戸「オラァ!!」

日辻に近寄り身動きを封じる。

密着した状態でマスクの上から腕を突っ込んだ。

宍戸「手前のガスは手前が吸いやがれ!!」

しかしガスを吸い込んでいる風には見えない。

宍戸「オラッ!」

強引にみぞおちを殴る、肉体の構造か、みぞおちを殴られると気道が開いて息を吸いこんでしまう。

日辻「ぐっ……スゥ」

そのまま倒れ込む日辻。

自分の能力に溺れた男の末路。

宍戸の勝利は決定した。

宍戸「おっしゃあ!!」


日辻 銑十郎(ひつじ せんじゅうろう)
忍術師 武力65
忍術「局部麻酔」
肉体から滴る液は相手の感覚を鈍らせる麻酔薬。
体液が体に入るとその部分のみが一定時間程『睡眠』する。
秘技である「夢遊白牢」は分泌する麻酔液を霧状にして散布する。


宍戸「手強い相手だったぜ………」


1 経験値を入手(名誉&経験値二倍)
2 千代派の情報を吐かせる(一部の情報開示)
3 トドメを刺す(経験値三倍)
4 安価

安価↓2

経験値入手

名誉+20

コンマ下二桁の数値
ゾロ目で二倍、つまり四倍。

↓1

武力54
名誉80


翌日。

宍戸「……」

宍戸(駄目だ、今のままじゃあ、俺は弱い)

宍戸は一人での修行に関して何かしらの限界を感じていた。


宍戸「クソッ、気晴らしに散歩でも行くか……」


1 音楽室
2 自転車置き場
3 屋上

↓2


気晴らしに屋上に行ってみると……

??「鳥は何故飛んでるか……」

黄昏れている。一人の男が寝転がりながら空に飛ぶ鳥を見ていた。

??「それは発達した筋肉があるからよ」

??「だったら、何故発達した筋肉が出来たのか……それは簡単な話」

立ち上がり様、指を鳴らす。

その直後、飛んでいる鳥が火達磨になって墜落する。

??「焼いて喰ったらスゲェ美味いから」

ポケットから煙草を取り出して、指先を再び鳴らして火を出すと煙草の先端に火を点けながら振り向く。

??「おっ……と、なんだ、オタク『不殺』の宍戸さんじゃねぇか」

宍戸「………アンタは?」

??「俺?俺はしがない放火魔さ。ケケケ」

宍戸(それにしてはこの男……強いぞ、神宮寺と同等レベルか)

宍戸(この男に弟子入り、してみるか?)

??「なんだい兄ちゃん、顔なんか見つめちまってよ」


宍戸の台詞安価

↓2

宍戸「俺を弟子にしてくれ」

??「良いぜ」

宍戸「やはり条件が……え、良いんですか?」

??「構わねぇさ。漫画とかそこらへんだと燃える展開だろ」

宍戸「……ついでに、アンタの派閥は?何処かに入ってんのか?」

??「派閥……派閥ねぇ。別に俺はどうでも良い話だが」

??「燃やしてぇ人間が居る。俺の片目を潰した『覇王』を灰燼に帰す」

??「そしたら、そうだな、適当に俺が完全燃焼出来るような奴の元にでもついて人生を熱く生きたいモンだ」

宍戸「つまり……」

??「分からねぇか?俺の目的はただ一つ、『覇王』を斃す事だけだ」

宍戸「……あ、そういえばアンタ、名前は?」

??「俺か?俺の名前は………篝火、篝火拾月〈かがりび じゅうがつ〉ってんだ」



そして……宍戸の特訓が始まった。

篝火「人ってのは生命の力である〈気〉って奴がある」

篝火「そいつを操作すりゃあ力の倍増、肉体の硬質化なんざ思いのままだ」

篝火「そして気を操作して、ある一定の武力を高めると、臨界点突破……つまりは必殺技が使えるって訳だ」

宍戸「なるほど……」

篝火「本当ならば、家系の流派によって能力が決められるが……ん?お前、なんか習得してんだろ?」

宍戸「ん?あぁ、神宮寺から『現世命』って奴」

篝火「ふぅん……だったらよ、お前今からそれを主要武器にしろ」

宍戸「どうやって?」

篝火「成せばなる」

グァアアアアアアアアアアアアアア!!


数日後………。

篝火「仕上がったみたいだな」

宍戸「……なんとか」

篝火「お前の力、その名は……そうだな、適当に『宍戸神拳』で良いだろ」

宍戸「適当過ぎる……」

篝火「良し、お前の能力、一から説明するとな『他人の気を喰らう』能力だ」

『現世命』は他者の命の根本となる力……『血』や『気』を喰らう事にある。

神宮寺奈切は能力を使いこなせなかったためか『血』しか喰らえなかったが、宍戸は喰らう事に特化していて、『現世命』と相性が良かった。

武術師である性質の為か、その有効範囲は己の皮膚先と狭いが、『気』を扱う技に対しては天敵となる力だ。

現在、宍戸が有する能力の大別は四つ。


こうかつ
"狡渇"
両手のみ発動可能。手で触れると気を扱う者の気を吸い取り、体力の回復、攻撃力上昇する事が出来る。

あくじき
"悪喰"
相手の気を取り込んだ術を強引に食らいつく能力、術を何割喰らうと次の行動が喰らった割合分劣勢に傾く。
   
きが
"飢餓"
気を体内に収め、喰らう術を喰い尽くす。

はばき
"覇吐"
喰らった気を全て纏めて敵に返す。大技であればあるほど命中率が下がる。


篝火「時間的に臨界点突破には至らなかったが……まあ派閥の中でも上位に食い込めるんじゃねぇのか?」

宍戸「修行付き合ってくれて、マジでありがとうございます」

篝火「いいって事よ……そんで、お前はこれからどうするんだ?」

宍戸「これから……そうですね、これから三姉妹派閥の一角と戦ってこようと思います」

篝火「へぇ……ヤる気じゃねぇか、どいつにするんだ?」


1 『百代派』
2 『千代派』
3 『万代派』


↓2

万代派に決定して今日はここまで。

能力は適当に決めました。安価にも喰うみたいな事があったし、伏線ですね。

と言うか付いていけないみたいな雰囲気でてるんで、なんか質問とかあったら答えます。


これまでの戦闘での自由安価で出た安価は>>1の予想とどれくらい当たっていたのかとか


敗北したときのペナルティはどれくらい?

>>195
圧倒的ライブ感で書いてるんで、先の展開とかまったく考えてないです。

>>196
敗北した場合は、派閥によって変わりますね

『百代』だったら「弱者に興味は無い」とかで無視、以降百代とくっつく事が難しくなります。
『千代』だったら「おもちゃが手に入った」とかで「尋問倶楽部」で痛い目を見ます。
『万代』は特に無いです、万代派に入って敗北したら「大丈夫?」と心配してくれます。
ちなみに『無所属』だったら名誉レベルが下がるくらいですかね。
あと>>1が他の新主人公作りたいってなったら敗北した瞬間ゲームオーバーで新主人公制作になると思います。


??「私の、私の自転車の鍵は何処だ………」


自転車置き場で一人、鍵を探す黒色の男が居た。


その男の背後に、宍戸は立つ。


宍戸「アンタが、御影蔵人か」


御影「………なんだ?私は今、忙しいんだが?」


宍戸「『万代派』の№3のアンタを斃せば、少なくとも他の人間は黙って無いだろ」


御影「他の人間とは?」


宍戸「三姉妹、『百代派』さ」


御影「……そうか、なら遠慮は要らない。これでも№3だ」


御影「『十二支人』「蛇担当」、御影蔵人、"大蛇"の蔵人……参る」


宍戸「『不殺』、宍戸蓮、"不殺"の宍戸蓮」





自転車置き場の屋根が倒壊する。


御影蔵人の術式による破壊だ。


術式"影憑自転写"……自分の影を他の影に代えて使役する能力。


そして、御影蔵人が自らに取り憑けた影は、古代の怪物と呼ばれた龍の邪神。


名を"八岐大蛇"。影が八つに別れて、大蛇の首が宍戸を狙う。


御影「私を斃す……のでは無かったのか?」

宍戸「斃すさ」

そう口に出した直後、御影の指が鳴る、三つの蛇の首が宍戸を目掛けて疾走する。


宍戸の行動↓2


体を低くして、影の蛇を回避する。


宍戸(むかし、どっかの英雄がヒュドラっつー首の長いモンスターを絡めたっつー話があったけどよ)


それと同じようにするが、しかし影の蛇は首を絡ませる事は無い。

御影「我ら御影家は名の通り、影を操る術式を得ている」


御影「気を媒介させた影は実態に触れる事が出来るが、影は重なろうと絡まる事は無い」


一つの首を回避、もう一つの首を円を描くように回転して回避するが……最後の首が腹部にぶつかる。


宍戸「ッぁあ!!」


宍戸(四つの首で攻撃して、残りの四つで防御を行う、成程、隙が無い術式だ)


宍戸(そして同時に、これはまだ御影さんの本領発揮じゃない。更に上の……臨界点突破を残している)


宍戸(昔の俺じゃあこの八岐大蛇で斃されてただろうが……今は違う)


御影「ッ、両手に『気』を集中させた……お前も使えると言う事か」


人差し指と中指を揃えて、シュッと空を切った。


今度は四つの首がうねりながら突進する。




宍戸の行動↓2



蛇の攻撃をかいくぐり、真正面から蛇が顎を広げる。


再度の出来事、しかし先程と違う事があるとすれば、宍戸は『能力』を発動させている。


蛇の首に腕を回し、能力を発動する『宍戸神拳・悪喰』


ぶちり、と言う音と共に、蛇の残滓が宍戸の体内に吸収されていく。


御影「ッ、私の術式を喰った」


そのまま走り出す。御影は残り四つの蛇の影を防御に当てる。


宍戸「うぉらぁああ!!」


宍戸の行動↓2



宍戸「喰ったもん、そのまま返すぜ」


『宍戸神拳・覇吐』を発動。


指先から放たれる影の蛇が御影を狙う。


御影「ッ!影よ、防御ッガッ!!」


宍戸「影は重ならないんだろ?なら喰らっとけよ、あんたの影を」


御影「ぐ、ま、だ……だぁ!!」


宍戸「いや、終わりさッ」


『宍戸神拳・狡渇』を発動。


御影の体内に眠る「気」を喰らう。


宍戸「どぉだオラァッ!!」



コンマ50以上で勝利
コンマ50以下で……

コンマ↓1




御影「……ッ、自転車の鍵……」


最後にそれだけ言って、御影は倒れた。


宍戸「……うっしゃああ!!倒したァ!!」


宍戸蓮の勝利。


この事が三姉妹に知れ渡った。



万代「うそ…………御影くん、が?」



千代「へぇ……存外ヤる様な人間も居るじゃない、日辻の件、帳消しにしてあげようかしら?」



百代「ほう、その男は強いのか?………№3?下剋上をするならば一番を狙うべきだろう」



そして…………翌日。



宍戸「…………あ?なんだこのアプリ?」



宍戸「無所属バトルランキング?」



宍戸「第三位が………俺!?」



宍戸「"超新星"現るだと……異名も変わってやがる………『不殺』から『貪狼』!?」



そして三姉妹の闘争は、無所属に位置する『七人の武芸者』である『北斗七星』を欲する。


バトルデータ
名前 御影蔵人(みかげ くらうど)
性別 男性
武芸 呪術師

術式 「影憑自転写」―かげつきじてんしゃ―
自分の影を他の影に変えて操る事が出来る。

技 「八岐大蛇」
実在する魔物の影を直接奪った。
影が蛇の様に具現化し、八つの首を扱って敵と対峙する。
四つの首で防御し、残り四つの首で攻撃する方法がスタンダート。

臨界点突破 「天叢雲剣」
八つの蛇を凝縮して作られる実体化の剣。
剣に纏わりつく様に影の蛇が周囲を舞い、自由自在に動かして距離も視界内なら何処までも伸びる。
蛇に噛まれると首筋に蛇紋が浮かび上がり、剣を振ると蛇紋諸共首が切断される。


概要
呪術界で三つの指に入る御影家の次男。
養子だが頑張って八岐大蛇の影を得る事が出来た。
長男は更にその上を行く神の影を得ているらしい。

よく鍵付き自転車の鍵を無くす。



こんなところで今日はここまで。
10時から見たいテレビがあるんだ。

展開早く感じるが、こうした方が飽きなくて良いと言う判断から。
十時までスレに張り付いとく、質問があった言ってね。


やっぱり無所属で三姉妹派閥の人間と戦って勝った場合も三姉妹の好感度変動はあるのでしょうか?
(今回の場合は万代派閥の御影に勝ったから万代の好感度が下がって、他の姉妹の好感度は上がってるみたいだけど)

>>214

あります。

万代さんは三女なんで誰からも期待されてない。
ですがそれでもついてきてくれる人間には信頼が厚いのでやられたら凄くショックを受けます。

千代さんは身内がやられても所有物が消費された程度しか思いません。
 ただし凄く大事にしているモノが壊れるのはダメみたいです。
 言うなれば大事に残してた唐揚げが誰かに喰われてしまうような感じ。


百代さんは根っからの武人タイプなんで、斃す事も斃される事も当たり前だと思ってます。


千代「山羊生、獅子吼、ついて来なさい」


獅子吼「御意」


山羊生「了解」


千代「この私、自らがスカウトへと赴くわ」


千代「無所属『北斗七星』の一角を奪う」


千代「勿論、ノーと言う声が出た場合は、尋問倶楽部で洗脳させなさいな」


千代「私の誘いを断るだなんて、ありえないんだから」


??「あなた自らが出向くと言うのですか?」


百代「そうだ、我が覇道に必要な軍を揃える」


??「ならば我々もお供致しますぞ」


百代「ならぬ。私一人で向かう」


??「しかし、それだと」


百代「危険と申すか?戯言だな。私を殺す者が居るのならば、そやつこそが斎京の名に相応しい」


百代「故に誰も、斎京の名に相応しくは無い」


百代「私だけさ」

??「万代さん、大丈夫かい?」


万代「………うん、これも、戦いだから」


万代「悔しいけど、悲しいけど……それでも戦わないといけない」


万代「羽織ちゃん、京志郎、一緒に来て」


万代「私は、私たちは、戦う為に、強い人を呼ぶ事にする」


万代「私たちは、進まないといけない、から」




宍戸「なんか教室に来るのも久しぶりだなぁ……」


宍戸「てか、なんでいきなりこんなモンが出来てんのか」


宍戸「無所属バトルランキング……ねぇ」


宍戸「まあ異名も悪くは無いけどさ」


「失礼する」


宍戸「んぁ?はっ!!? 三姉妹の………」


コンマ

01~40 百代
41~80 千代
81~99 万代
00   特殊
↓1

次回、百代と邂逅。

そう言えば百代が出るの初じゃね?

武力54
名誉80


翌日。

宍戸「……」

宍戸(駄目だ、今のままじゃあ、俺は弱い)

宍戸は一人での修行に関して何かしらの限界を感じていた。


宍戸「クソッ、気晴らしに散歩でも行くか……」


1 音楽室
2 自転車置き場
3 屋上

↓2

>>224は自分のじゃないです。




百代「貴様が宍戸蓮か」

宍戸「俺が宍戸ですけど」

百代「北斗七星の一角、お前を私のものにしたい」

宍戸「俺を……ですか」

百代「そうだ。私と共にせよ、夢を見せてやる」

宍戸「……」

了承する?

1,はい
2.いいえ

↓1

安価↓1

↓1

百代「それで良い。来い宍戸、我が覇道と共に」

宍戸「やったぜ」



宍戸蓮編、完。

三日間くらい空けてすまんかった。

そして宍戸編はもうこれくらいだなと思って切り上げた。

少し設定を見返してもう一回やりたいと思う。

色々と設定を書いていって、火曜日の12時頃に始めます。

斎京学園。

世界的に有名な斎京財閥が設立した三姉妹の為だけの私立学園。

クラス全員が彼女らを護る為に存在する武芸者として学園に入学している。

有名な武闘家、はたまた歴史の影で暗躍する忍者、御家再建を図る武士の末裔。

超常の力を使う呪術師に、武力を以て臨界点を超えし異能者が集う魔境。

そして「格決」と呼ばれる三姉妹の序列、頂点に座した者が斎京財閥の会長となる。

桜が舞う季節を以て、三つ巴の姉妹喧嘩が勃発する。



※今日、水曜日なんですね。今日が火曜日だと思ってました。
※色々と準備をして、お話を始めます。
※人が集まってますかね?


最初は君の力を決める。
君が得意とする武芸を記入してくれ。

剣術師
弓術師
槍術師
忍術師
呪術師
武術師
人形師
甲冑師

これを↓1~3でどれにするか決定する。
但し、その安価はコンマも含め、そのコンマで武力レベルを決定する。

武力レベルとは。
一定の数値によって扱える技術が決まる事。
01~33 戦闘に置いては支障が無いが、常人の域を超える事が出来ない。
34~66 戦闘に置いて有利さを得る。「術」を扱う事が出来て、一流とも呼べる武芸者。
66~99 戦闘に置いて圧倒的有利さを得る。「術」を超えた「異能」の領域であり、高等な力を扱える。

そしてゾロ目の場合。
「臨界点突破」を得る。
人間の限界を超えた力。
俗に言う必殺技であり、最終兵器ともされる。

では↓1~3の中から決めよう。


武術師 武力.68
忍術師 武力.27
人形師 武力.92

この中から一つだけ。
安価↓2



君は「人形師」の様だね。

傀儡を操り、敵を倒す。能力は全て傀儡に依存する武芸者。

この世界では人形型と式神型の二系統があって、どちらかを扱う様にしている。

人形型は、器に君の力を送る事で起動する物質(カタチ)のある傀儡。

式神型は、君の力を物質(カタチ)に産出する傀儡。

高い耐久性と攻撃力を持つ一方、個々で無ければ活動出来ない人形型。

複数の傀儡を操れる一方、発動条件や一定の耐久を削られるとカタチを崩してしまう式神型。


君は、何方のチカラを選ぶのかな?


人形型
式神型

↓2

式神型に決定。

「神憑」「龍憑」「妖憑」「獣憑」「霊憑」
これらは力の危険度を示す名称だ。
上に行けば行くほど、強力な力を発する分、召喚の条件も難しくなる。
君にはまず二つだけ、力を預けるとしよう、どの階級を取得するかい?

神憑
龍憑
妖憑
獣憑
霊憑

↓2
↓4


獣憑。
この力は霊獣や幻獣と言った存在をカタチにした傀儡。

【不死鳥】
 ・召喚条件:自身の負傷
 ・能力詳細:傷口から炎を噴き出して再生を行う。
 ・傀儡形状:全身から火を放つ鳥。
【鎌鼬】
 ・召喚条件:風を生み出す行為
 ・能力詳細:風を吹き荒らし、風の刃を放つ
 ・傀儡形状:尾が刃と化したイタチ
【干】
 ・召喚代償:肉体の裂傷
 ・能力詳細:触れるモノを干乾させる。
 ・傀儡形状:包帯をした猿、左腕が肥大化している。


この中から一人、選ぶが良いよ。

↓2

【鎌鼬】に決定。



次に龍憑。
この力は龍をカタチにした能力だ。

【水龍】
 ・召喚条件:雨の日
 ・能力詳細:水流操作
 ・傀儡形状:水で作られた龍
【雷龍】
 ・召喚条件:電撃を受ける
 ・能力詳細:電流蓄電、及び電流操作
 ・傀儡形状:常に蜷局を巻いた人間大の龍。
【飛龍】
 ・召喚条件:高い場所から落ちる
 ・能力詳細:飛行能力
 ・傀儡形状:羽根が生えた竜、と言うよりかはワイバーンに近い。


この中から一人、選ぶと良いよ。

↓2

飛龍に決定。
ちなみに、君が扱う術式は「九字式」と呼ばれていて。
臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前の指結びに応じて式神を生み出す。

臨・鎌鼬
兵・飛龍








君が扱える式神は残り七つ、と言う訳だ。

次は、君が仕えるべき三姉妹に入るが……。
どうやら君は過去、三姉妹の誰かと「縁」があるようだ。
三姉妹は以下の通り。

長女・斎京 百代(ももよ)
髪の色・金髪
性格 沈着冷静
体型 女性らしい肉付きで巨乳
好きなもの 強き益荒男
敵対=千代 友好=万代
異名・覇王

次女・斎京 千代(ちよ)
髪の色・黒髪
性格 極悪非道
体型 スレンダーで貧乳
好きなもの 従順な犬
敵対= 百代 万代 友好=なし
異名・魔女

三女・斎京 万代(ましろ)
髪の色・銀髪
性格 大人しい
体型 標準体型よりやや太め、抱き心地が良さそうで普乳
好きなもの 平和
敵対=なし 友好=千代
異名・銀狼


上記の中から過去の繋がりがあるけど。
君は、誰と繋がりがあるのかな?
安価で先に二本先取。

↓から

万代に決定。

君と繋がる「縁」。

それは一体何だろうか……



1 主従関係
2 幼馴染
3 許嫁
4 因縁の中
5 ライバル
6 親友
7 家族
8 特別な存在  
9 復讐の対象
0 相棒

コンマ↓1


主従関係。

君が万代の支えとなる存在。

それ以上の関係は望まないし、彼女も君をそうは見ていない。

それじゃあ、そろそろ始めようか。

あぁ、最後に。

君の名前は、何だっけ?

↓2

『校舎前』

万代「……」ペラ、ペラッ

??「まーた本でも読んでるんすか、万代さんも変わらないっすねぇ」

万代「……仁、久しぶり」

影山「えぇ、お久しぶりで、最後に会ったのが二年くらい前っすかねぇ」

万代「修行はどうだったの?」

影山「まぁまぁって所すかねぇ……九丈家の方にゃあ良くして貰いましたよ」

影山「つっても、覚えられたのは二つぐらいなんで護衛に向いてるかどうか……」

万代「うん、でも、こうして喋るの、何だか良いね」

影山「そのおっとりした様な言葉も、懐かしく思いますよ」

影山「それじゃあ万代さま、どうぞ俺のエスコートに」

万代「うん、じゃあ行こっか、私たちの教室に」



『教室』

影山(教室に到着、特にヤバそうなモノは無し)


影山(千代嬢辺りが何か仕掛けてるかと思ったが……流石に初日には何かした様子も無いか)


万代「ん、」


影山「あ?あぁ飴ちゃんっすか?」


万代「それ、好きだった味、でしょ?」


影山「あー、確かにこの棒の付いたキャンディーは好きっすけど……」


万代「……、味、好きじゃなかった?」


影山「いや、良く覚えてたなって思いましてね」


万代「流石に、二年前の事を忘れる程、記憶力が無い訳じゃない」


影山「まぁ、そうっすね」


影山(いやはや、主従とは言え俺の好きなモンを覚えて貰ってるってのは、従士冥利に尽きると言うか……)


万代「……」バサリ


影山「何を見てるんすか?」


万代「斎京家の傘下に、入ってる武家の、一覧」


影山「あぁ、百族って奴ですかい?」


万代「そう、それで、三十家まで絞った奴、この中から、誰か来る」


影山「勧誘したんですかい」


万代「そういう事、はなしやすい人だったら、嬉しい」


影山「えぇと、どれを選んだんですかね?」


万代「確か、これと、これ……」


斎京家に仕える百族(の三十家)

一条家    金剛家    風魔家
「剣」の一族 「岩」の一族 「忍」の一族
明武家    薬師家    服部家
「槍」の一族 「薬」の一族 「殺」の一族
八柳家    波瀬家    護藤家
「消」の一族 「弾」の一族 「守」の一族
朝ヱ家    二戸家    木林家
「裁」の一族 「番」の一族 「樹」の一族
甚内家    夜刀家    曲輪家
「盗」の一族 「刀」の一族 「芸」の一族
狗神家    種子家    武藤家
「獣」の一族 「銃」の一族 「武」の一族
龍神家    具足家    五郎家
「龍」の一族 「鎧」の一族 「魔」の一族
御影家    冴羽家    日和家
「影」の一族 「狼」の一族 「火」の一族
泡盛家    獄門家    九丈家
「泡」の一族 「拷」の一族 「印」の一族
物部家    足利家    白銀家
「妖」の一族 「将」の一族 「鐵」の一族

この中から二人

↓2
↓4

何か華が無さそうだからもう一人、↓1で


影山「オタクさん、名前は?」


??「ンだよ。お前」


万代「仁は、私の、従士」


??「ほォん。じゃあ名乗るわ」


護藤「俺の名前は護藤 禧佑(ごどう きすけ)」


護藤「守の一族。不死身の護藤だ、俺は名乗ったぜ?アンタは?」


影山「俺は影山仁、さっき言った様に万代さんの従士よォ」


護藤「分かった、宜しくな」


影山「んで、オタクさんは?」


??「種子 義是流(しゅし ぎぜる)」


影山「得物は?」


種子「これだ」


影山(サブマシンガンの二丁拳銃、学校に物騒なモン持ってくんなよ)


影山「最後に、オタクは?」


??「はじめましてー、木林 蜜(きりん みつ)と申しますー」


影山(御淑やかさっつぅ感じがすんなぁ)


木林「木林家はー、樹を操る家系でしてー。兄もこの学校に居ましてー、木林愚と申しますー」


護藤家は護衛機関を経営する家系で、護藤家も人を護る事に適した存在である。
種子家は海外で武器製造を担っており、種子家の先祖は刀鍛冶だったが、時代の流れと共に銃器生産に適する様になった。
木林家は林業を営んでおり、伐採技術と樹木生産に適した家系だ。



影山「あいよ、これで全員自己紹介が終わったところでっと」



影山「そんじゃ、今後の方針をウチの大将に決めてもらう訳だが……」


万代「私は、斎京家の座に、興味は無い、だから、極力争いは避けたい」


万代「でも、私は斎京家の人間だから、多分狙われると思う」


万代「だから、貴方たちは、私を護るのが、仕事」


万代「でも、私から言えるのは、命を大事に」


万代「そして、困った事があったら、全て影山が背負うから」


万代「だから、みんな影山の事の言う事を聞くこと」


万代「私からは、以上」


影山「まぁ、つーわけだ。こん中じゃあ俺が上司に当たるって訳だ」


影山「とは言うが、俺も特に強要する事は無ェ、万代さんを優先に成すべき事を成せ、以上」


護藤「あいよ」


種子「了解した」


木林「分かりましたー」


影山(こうして、初の顔合わせが終わった……)



『昼休み』



影山(さて、自由時間だが……)


影山(どうすっか)



1護衛(万代と過ごす)
2情報収集(一人、及び他の人間と共に行動)
3勧誘(百族の中から一人勧誘しに行く)
4自由安価

↓2





影山(万代さんと過ごすか)


万代「仁、ゲームしよう」


影山(ぐえ……万代さんインドア系なら一級品の実力だからな)


万代「何する?」


影山「そうっすねぇ……二人で出来るゲームってぇと……」


万代「……じゃあ、新作のこれ」


影山「サバイバルホラーの……『バイオショック』すか」


影山「いや、良いっすけど。一人用じゃないんすか?」


万代「私は、仁がやってるゲームを見とく」


影山「……いや、別にイイッスけど」


影山「あ?何で刑務所なのに銃器や弾丸少ないんだよ!!」


影山「今緊急事態だろぉが、なりふり構わず拳銃で扉壊せや!」


影山「あ、来んな来んなジジイみたいな顔して得体良すぎなんだよテメェ!!」


影山「あぁあああ死んだァ!!」


万代「……」ジー


影山「クソ……心臓に悪い……やっとクリアかよ」


万代「仁、おつかれ」


影山「……俺のプレイ見て面白かったすか?」


万代「うーん……」

好感度判定
↓1二桁。


好感度2

万代「ふつー、だった」


影山「あ、そうすか」


万代「次はこれ」


影山「パニックホラーゲームの『無限』……いや勘弁して下さいよ」


影山(万代さんと過ごした)



万代
好感度52



好感度の繁栄は面倒なので各自補完するカタチでお願いします。


『放課後』
影山「さて、この後どうするか……」

1 護衛(万代さんと帰る)
2 修行(能力の向上)
3 勧誘(百族から選択)
4 自由安価

↓2




影山(万代さんは護藤らが付き添って先に帰った)


影山(俺は携帯電話で九丈さんに電話をする)


影山「どうも、九丈さん」


九丈『影山か、どうした』


影山「新しい式神が欲しいから降霊の儀を教えて下せぇ」


九丈『お前は欲しがりだな……まず用意するものは……』








九丈『じゃあな、頑張れよ』


影山「うっす」


影山「よし、んじゃ始めっか」




神憑 81~00
龍憑 61~80
妖憑 41~60
獣憑 21~40
霊憑 01~20

↓1

【足長坊主】
 ・召喚条件:その場から動かない
 ・能力詳細:瞬間移動
 ・傀儡形状:足の長い丸い顔の男


【土鯰】
 ・召喚条件:息を止める
 ・能力詳細:物質の中に潜る
 ・傀儡形状:大きな鯰

【蛇酒】
 ・召喚条件:自身が毒・呪いを受けている状態で呪文「ぬめり、したたり、すすり、くらえ」を唱える
 ・能力詳細:毒を別の対象に移す。拘束する
 ・傀儡形状:黒い色をした蛇。


この中から↓2


臨・鎌鼬
兵・飛龍
闘・土鯰







土鯰に決定。

今日は多分ここまで。
新たな主人公、影山仁くんの奮闘や如何に。
あと千代さんの人気の無さっぷり、第三シーズンで覆してやっからなぁ!
最後に、木林家の代表は木林愚さんだったけど野郎が多すぎるのは絵面的にアレなので急遽作り直しました。
以上、終わり!あ、質問とかあったら返しときます。


質問だけど安価によっては一回目の主人公・我堂院龍児と二回目の主人公・宍戸蓮が登場することはあるの?

>>304
出ないです。
彼らはパラレルワールドの存在と認識して下さい。
ちなみに第二シーズンで出て来たキャラクターは現在の百族の中に入れてありますが、名前が入ってないキャラはリストラです。

はじめます。人はいますかね。

16:30から始めます。



二日目

影山「やっぱイチゴ味だな、キャンディーは」


万代「……」ピコピコ


影山(登校時から常に携帯ゲームをしている)


影山(ジャンルは恋愛ゲーム………『どぎベボォ』か)


影山「今日も何事も無く済めば良いけどなぁ」




『昼休み』


影山(授業も終わってあっと言う間に昼休みだ)


影山(この時間帯が一番気が抜けちまうからしっかりしねぇと)


影山「さて、どうすっかな」



1 護衛(万代と過ごす)
2 情報収集(メンバーの誰かと行動する)
3 勧誘(百族の中から一人を選択)
4 組手(メンバーの中から一人を選択して戦闘、格付けを行う)
5 自由安価


↓2





影山(昼休みだから飯でも食おうと思ったら、万代さんが教室でキョロキョロしてやがる)


影山「どうしたんすか万代さん」


万代「今日、お昼ごはん、何にしようかと、思って」


影山(万代さんは料理が出来るから弁当を持参してると思ったが、今日は無いみたいだ)


影山「そうっすねぇ、飯でも食いに行きますかい?」


万代「ん、」コクリ


影山「良し、そんじゃ行きますかねぇ」


影山(飯を喰いに行くと言ったが……)


影山(一流シェフが作る食堂の姉妹専用個室で飯を喰うか……)


影山(そういや今日は購買で人気絶頂の駅弁シリーズが売られてたっけ)


影山(いや、いっそ校外に出て飯を喰うか、ここら辺りは三ツ星レストランが多く鎮座してるし)


影山「どうするか……」




1 食堂へ行こう
2 購買へ行こう
3 校外へ行こう
4 自由安価

↓2

影山「購買でも行きましょうかい」


万代「ん、」


影山「ほぉん、人の入りが少ないねぇ」


影山「万代さん、何喰います?」


万代「なんでも、いい」


影山「じゃあ黒和牛弁当二つ」


影山「さて、そんじゃ何処で喰いましょうかねぇっと」


万代「じゃあ、屋上で食べようよ」


影山「良いっすね、そこ行きましょうか」



1~3 何事も無く屋上へ到着
4~6 腰に刀を携える女性が一人やって来た
7~9 複数の男たちが行く道を遮る

↓1



何事も無く屋上へ到着。


影山「さあて、食べましょうかい」


万代「ん、」


影山(久々に万代さんと共に食事をした)



好感度↓1

好感度+8


影山(まあこんなモンか)

万代と過ごした………


放課後

影山(さて、午後の授業も終わったし……どうすっかなぁ)


1 護衛(万代さんと帰る)
2 修行(能力の向上)
3 勧誘(百族から選択)
4 自由安価

↓2



影山(冴羽家、元々は西洋の生まれだったが、先々代の斎京家当主が確保した怪物の一角)


影山(先祖は狼男と女流家系であった冴羽家のハイブリットで能力も先祖代々狼化を受け継いでいる)


影山(一応人間としての知能と学習能力を持ち合わせているが、個体差によって能力が違う)


影山(例えば、男性であれば狼男としての血筋を濃く受け継いでいて、女性であれば冴羽家の「紫狼術式」を受け継いでいる)


影山(だが結局、言葉を交わす奴事態が少ないから、結局俺が冴羽家を勧誘する為に出来る事は一つだけ)


影山(それはまぁ……一番手っ取り早いのが己の強さを見せつける事だ)


影山(それはつまり、相手に勝てないと思わせる実力を持つ事、今はまだやってないが、格付けと同じ様なモンだ)


『斎京学園、森林区域』


影山(俺が森に入ると、何処からか視線を感じる)


影山(冴羽家の誰かが俺を見ているのだろう)


影山(俺が森の中の奥へ行き、帰り道も分からない草道の真ん中で声を張り上げた)


影山「俺の名前は影山仁、斎京万代の代理として告ぐ、冴羽家の代表者よ、我が軍門に下れッ!!」


影山(そう声を張り上げて数分後、真正面から冴羽家の人間が顔を出してきた)


影山(その人物は……)



1男性だ
2女性だ

安価↓2

影山(冴羽家現当主の「冴羽六華」か)


影山(さっきも言った様に、冴羽家は元々女流家系、女であれば後継者として認められる)


冴羽「………」


影山(にしても……似てるな、いや、今はそんな事どうでも良い)


影山「さて、始めようかい、肉体言語で説き伏せてやらぁ」


影山(地形的に俺の術式が有利だが、冴羽家にとっても有利と言えば有利だろ)


影山(さて、まずはどうすっか)




行動安価
往来通りコンマ50以上で優勢となります。

↓2


土鯰を発動して地面に潜り接近

↑+無数のヘビの式神を
土の中からかみつかせる


>>328 影山の九字式に蛇系統は入ってなかったので>>328の内容の>>327を採用。

影山(九字外獅子印『闘』)


影山「『土鯰』ッ!!」


九字式『闘』に登録された『土鯰』の召喚。


条件は息を止める事、召喚された土鯰を操作して地面に潜る。


冴羽「……」


対して冴羽は充満する気を発動。


薄い紫色の煙の狼を複数召喚した。


影山(あれが紫狼術式、耐久性は全くない式神)


その名を『紫狼煙』、攻撃を与えると簡単に崩れる。


だが攻撃力は通常の狼と同じであり、更に再生能力を持ち合わせる。


影山(取り敢えず接近する事は出来た、この後どうするか)




行動安価
↓2




地面から出て至近距離から【鎌鼬】
手であおぐ程度の風でも能力発動するのかな?

>>333
風を起こす行為なので大丈夫です。
絵面的に鉄扇でも持たせたら様になるんじゃないですかね?

影山(土鯰、思い切り、俺を押し出せ)

土鯰に命令、勢い良く動き出す土鯰が地面から顔を出し影山を空へと飛ばした。

影山(上じゃあ狼は来ないだろ)

と、そう思う影山の認識は甘い。

『紫狼煙』は狼の能力と煙の能力を併せ持つ。

空に居ようと、空を昇る事の出来る紫狼煙に隙は無い。

影山を食らい付こうと顎を開かれた。

通常なら、自身の想像の域から外れた行動が行われると、一瞬だけ思考が纏まらなくなる。

それに加えて、影山は術式によって息が出来ない状態である。

面食らうだろう。声を出すかもしれない。予想外の事に理解が追い付かない筈。

だが、影山仁は万代の傍に立つ事を許された男だ。

その程度の想定外は過去の修行で何百と経験してきた。

冴羽「……ッ……ッ!?」

先に異変を感じたのは冴羽六華の方だ。

自らの体内に何か異物が混じっている感覚。

そして秒を超えぬ内に得も言えぬ衝撃が体内から響きだした。

攻撃を喰らい、冴羽は油断して能力を解除してしまう。

五体満足で地面に着地する影山は、地面で蹲る冴羽を見下した。

影山「……フゥ、勝負は付いたな」

そうして、影山は冴羽の中で暴れていた『土鯰』を解除した。

影山が空へ飛ばされた際、冴羽の視線は上空へと向いていた。

その隙を突いて影山が『土鯰』を冴羽の体内に潜らせたのだ。

影山「伊達に万代さんの傍に居る訳じゃないぜ」

影山「ほら、冴羽家の現当主さんよ、俺の下についてくれるかい?」

嘔吐物を撒き散らし、涙目で影山を見上げる冴羽は項垂れていた。

狼の様な鋭い視線でありながら、その狼耳はしょんぼりとしている。

服従した証だ。影山は後ろを向いて手を振った。

影山「明日から万代さんの教室に来い、歓迎してやるよ」

そうして、たった一分にも満たない闘争劇が終了した。


『影山が勝利した』


『冴羽家の六華が万代派となった』


現在格付け
一位・影山仁
二位・冴羽六華

残り
護藤禧佑
種子義是流
木林蜜

三日目

影山「ういっす」


冴羽「……」


万代「仁、この子……」


影山「あぁ、そいつ、新しいメンバーっすわ」


影山「お前ら、よろしくやれよ」


『昼休み』

影山「……どうやら千代さん、百代さんも動きがあったみたいだな」


影山「同じ百族から人員を取っているみたいだが……誰を引き抜いたかは分からんな」


影山「昼休み、どうすっか」


1 護衛(万代と過ごす)
2 情報収集(メンバーの誰かと行動する)
3 勧誘(百族の中から一人を選択)
4 組手(メンバーの中から一人を選択して戦闘、格付けを行う)
5 自由安価


↓2


影山「千代さんと百代さんの二人の動向を調べる為に、今日はお前と同行する」


冴羽「……」コクリ


影山「つーわけだ、万代さん、護藤と木林が相手してくれっから、宜しくな」


万代「………」


影山「ん?万代さん」


万代「………んむ、」プクー


影山(あ、頬膨らませた、不満がってら……)


影山(まあ我慢してくれって、これも万代さんを護る為だ)


影山「さてと、まず食堂でも行くか」


冴羽「……?」


影山「ンだよ、情報屋ん所に行くんじゃないのかって?」


影山「勿論情報屋にも話は聞くが、飯を喰い終わってからでも遅くは無いだろ」


影山「まあついでで悪いが、お前の歓迎会を先にやってやるって話だ」


影山(系統は呪術師だけど、式神に似たような術を使うしな、もしかすれば俺も使えるかもしれねぇし、信頼を築いて損は無いだろ)



影山(食堂は混んでやがるな)


影山「席が空くまで待つか……」


影山「ん?冴羽ァ?」


冴羽「……」


影山「何してんだお前……」


影山(冴羽と対立している、一人の影があった)



1 甲虫型の甲冑を着込んだ男
2 大柄で背中に多くの武具を背負う男 
3 腰に刀を携える女性
4 帽子を被る腰の低い男

安価↓2



影山「よぅ、オタク確か甚内だっけか」


甚内「おうよ、俺様がかの有名な甚内様だ」


影山(甚内玄之助……斎京財閥の裏格、犯罪関係に手を出している家系か)


影山(甚内家は盗賊の家系、強奪、窃盗を行い、軍事機密や国家機密を容易に奪い取ると恐れられた)


影山(そしてコイツはその甚内家の中でも異質中の異質。強奪の力を得た甚内家最強の男)


影山(別の名を『盗賊王』、奴の背中にある武器も、恐らく武芸者から奪い取ったのだろう)


影山「で、甚内様よ、俺の陣営に何か様かい?」


甚内「別に、エロい体した女だからよ、少し誘っただけさ」


冴羽「ッ!!」


甚内「おぉ、睨むなよ、そそるじゃねえか」


甚内「俺はよォ、気の強い女を犯すのが好きなんだ」


影山「……おい甚内さんよ、オタクここで争いを始めるつもりかい?」


甚内「別にヤり合ってもいいぜ、俺様は構わない」


影山「此方はオタクとは違って後ろ盾がある、単体で挑むにゃ分が悪いぜ?」


甚内「奇遇だな、俺にも後ろ盾はあるぜ」


影山「……お前の様な野蛮な奴を選ぶなんざ、多分あの人くらいだ―――」


甚内の手が背の刀を握り、影山に向けて振り下ろされた。


間一髪、護身用及び術式の為に用意された鉄扇で防御するが、その威力は骨が軋む程だ。



甚内「ケケ、油断するなよ影山ァ」


影山「油断してんのはソッチだろ」


甚内「アァ?」


首を後ろに向けると、其処には『紫狼煙』が展開されていた。


影山「鞘に収めろ、争いをするつもりはねぇ」


甚内「いいや、お前は『あの方』を馬鹿にした……って理由があるぜ?」


影山「ならば謝る……これで因縁は無いだろ」


甚内「そうだなァ……これくらいで、許してやるよッッ!!」


影山「グッ、グボァ!!」


瞬間、腹部に強烈な痛みを覚えた。


甚内の手は赤く染まっていて、赤い塊を投げ捨てる。


甚内「丁度、肉の感触が欲しかった所でよ、これで勘弁しといてやる」


蹲る影山を嘲笑しながら、べったりと赤く染まった手のひらで冴羽の胸を掴み、揉みしだいた。


甚内「タまらねぇなぁオイ」


そう言い残して、甚内玄之助は去っていく。


冴羽の胸に、赤い紅葉の跡が出来ていた。




『保健室』


影山「クソが……腹が痛ェ」


冴羽「……」


影山「んだよ冴羽、胸を揉まれたくらいでショボつくなよ」


影山「ある種、お前の胸が揉まれた事で俺の命は助かった様だしな」


影山「ありがとよ」


冴羽「……」


影山(俺の方は内出血してるが、別に大丈夫だ)


影山(しかし最悪だ、まさか甚内が他の陣営に加わっているとは)


影山「冴羽、ほら体操服、保健室の奴だから多分新品だ」


冴羽「……?」


影山「胸に血、付いてるからよ」


冴羽「……」コクリ


影山(さて、どう対処するか)


影山(甚内の力はただ単純、モノを奪う事に適した能力)


影山(その気になれば俺の心臓や脳髄を奪って殺す事も出来たが、野郎はしなかった)


影山(つまり、遊ばれてたって訳だ)


影山(……考えても仕方が無ぇ、甚内の方は後々対処するとして……)


影山「ん?着替えたか」


冴羽「……///」


影山(あぁ、サイズが合わなかったのか、胸が強調していて、ブルマが尻に食い込んでる)


影山「良いじゃん、十分エロい」グッ


冴羽「ッ!!」ブンッ


パチーン!!


影山(フォローしたつもりだったのに、ぶっ叩かれた)


影山(しかし胸を揉まれた事は気にしてない様子だ、冴羽も女だし、結構気にしてると思ったが大丈夫そうだな)



影山(その後、冴羽がこの恰好じゃ出れないみたいな雰囲気醸してたから、俺の上着を貸してやった)


冴羽「……」


影山「ったく、四月でも寒いもんは寒いんだからな……」




『放課後』

影山「さて、どうすっか」


1 護衛(万代さんと帰る)
2 修行(能力の向上)
3 勧誘(百族から選択)
4 自由安価

↓2

影山「万代さん、帰ろう」


万代「ん、」


影山(あぁ、クソ、腹が痛ェ)


万代「……仁、大丈夫?」


影山「え?あぁ、大丈夫っすよ、むしろ何の話っすか?」


万代「……辛そうな顔、してたから」


影山「そりゃ毎日が目まぐるしいっすからねぇ、厳しい日々っすけど辛くは無いっすよ」


万代「でも、仁、」


影山「大丈夫ですって、例え何があっても、俺だけは万代さんを守りますから」


万代「そう言う、意味じゃない、仁、私の従士、辛くて、泣きたくなったら、我慢しないで」


影山「………わかってます、いや、分かりました。泣きたくなったら、万代さんの胸、借りますね」


万代「……、」


影山「冗談っすよ、真に受けないでくだせぇ!」


影山(万代さんと共に帰った)


四日目

影山(寝て起きてもまだ腹が痛ェや)


影山(甚内の野郎、次あったらタダじゃおかねぇぞ)


『昼休み』

影山「今日はどうすっか……」

1 護衛(万代と過ごす)
2 情報収集(メンバーの誰かと行動する)
3 勧誘(百族の中から一人を選択)
4 組手(メンバーの中から一人を選択して戦闘、格付けを行う)
5 自由安価


↓2


戦国時代から存在したとされる服部家は忍者の末裔。
そしてその能力は暗殺に適している。

斎京学園の廊下

影山(服部半蔵を襲名した野郎か……)


影山「お前が服部半蔵か」


影山(姿が露見されぬように黒い外套を被っている)


影山(そして頭部だけには狐の面が被られていた)


服部「如何にも、我が平成七代目服部半蔵である」


影山「そうか、俺は影山仁、早速、単刀直入に言うが、お前、俺たちの派閥に入れ」


服部「ふふふ、そうか。いやはや、我を必要とするか」


影山「そうだ、お前の力が必要だ」


服部「しかし貴様以外にも、我を必要とする者が居る」


服部「どちらも甲乙付け難く、我の技術を買われている様で悪い気はしない」


服部「しかし、我は一人であるがゆえに、どちらか一方にしか入る事は出来ぬ」


服部「そうなってしまえば………後は分かるな?」


影山「………つまりは、お前の条件を飲め、と言う訳か、何が欲しいんだこの野郎」


服部「ふふふ、この服部半蔵は存外卑しい存在でな、自分で口にだした欲しいものが、案外貴様らにとっては安いものかも知れん」


服部「故に、貴様が我にどの様な報酬を与えるかを聞かせてみよ」


影山(面倒な奴だな……どうするか、俺個人の金なら問題は無いが、こんな事に万代さんを巻き込みたくはないしな……)



台詞安価
別に交渉決裂な台詞でも良し

安価↓2

荒らしなのか…… 色々惜しかったんだけどなぁ……


影山「万代さんに迷惑をかける報酬の可能性がある以上、お前を仲間に加えるのは難しい」


服部「ほぅ、ならば仕方ない。我は他の陣営に就くとしよう」


影山(クソッ、痛いが仕方が無いな)


影山(もしかすれば甚内を殺ってくれると思ったが……無駄骨に終わっちまった)


『放課後』

影山(まだ腹ん中が痛んでやがる……)


影山「この後はどうすっか」


1 護衛(万代さんと帰る)
2 修行(能力の向上)
3 勧誘(百族から選択)
4 自由安価

↓2

影山「何時も通り、護藤らに護衛を務めさせてっと……」


影山「俺は術式を増やす事に専念するか」



神憑 81~00
龍憑 61~80
妖憑 41~60
獣憑 21~40
霊憑 01~20

↓1

獣霊

【伏羅】
 ・召喚条件:地面に円状の線を描く
 ・能力詳細:境界結成
 ・傀儡形状:肩に乗る程小さい亀、注連縄で彩られている。


【天花老】
 ・召喚条件:桜の木の元で召喚を行う
 ・能力詳細:桜の花弁を自在に操り、幻影を見せる。
 ・傀儡形状:桜に擬態する複眼の虫

【焔禮】
 ・召喚条件:日輪が出てる日
 ・能力詳細:十の火の玉を発生させる。
 ・傀儡形状:丁髷の猿。尾の先に火が付いている。


この中から
↓2


臨・鎌鼬
兵・飛龍
闘・土鯰
者・焔禮






以上。
今日はここまで。
次回は『五日目』から
明日は多分夜中の一時くらいになると思う。
後は適当にキャラクターデータ的なモン乗せて終了かな?
質問とかそこら辺は受け付けとるんで宜しくお願いします。


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