モバP「配布するぞ!」 (14)

ある日プロデューサーは、事務所の中でちひろさんと話し合っていた


モバP「ちひろさん、ちょっといいですか?」

ちひろ「なんですか、プロデューサーさん」

モバP「もうすぐオリンピックですよね」

ちひろ「あー、そういえばもうそんな時期なんですね」

モバP「国内でオリンピックが開催されるので、うちのアイドルたちにも仕事のチャンスがありますよね」

ちひろ「そうですね。ここでアイドルたちが活躍すればうちの事務所にもプラスですね」

モバP「そこで考えました! 今のうちからオリンピックに慣れておいた方がいいと思うんですよ」

ちひろ「慣れる? アイドルは競技に参加するわけじゃないですよね。一体何に慣れるんですか」

モバP「オリンピックは世界中が注目するスポーツの祭典! 日本の選手だけじゃなくて、海外から多くの選手が参加します。つまり選手村には国内外から多くの選手が集まり、激しいコミニュケーションが行われるのです……すなわち、慣れることは一つですよね」


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ちひろ「…………」

モバP「ふふっ、さすがはちひろさん、察しが良いですね。そうっ! アイドルたちが慣れるべきなのは選手村の必需品、ゴムさんですれ!」

ちひろ「あ、もしもし早苗さんですか? ここに変態があるのでさっさとしょっ引いてもらえますかー?」

モバP「 どこに早苗さん要素があるというのですか!?」

ちひろ「プロデューサーさん、うちにはまだ小学生や中学生のアイドルもいるんですよ……」ジトー

モバP「いやいや、むしろ義務教育のうちから正しい性知識を身につけておくことは重要ですよ! 知ってますか? 小学生のころからゴムさんの実物を見せて勉強させるところもあるんですよ」

ちひろ「そんなの学校でやればいいじゃないですか。アイドルの仕事でゴムさんなんて早苗さん案件ですよ」

モバP「いえいえ、僕が言いたいのはゴムさんに慣れることで選手村で生活する選手の気持ちを少しでも理解しよう! その上でオリンピックをサポートしよう! ということです!」

ちひろ「じゃあ、サポーターは大人組ですか?」

モバP「うーん、もちろん大人組でもいいと思いますけどね。でもゴムさんは相手がいれば学生でも使うでしょ? イメージ的には美波や文香、あと夕美。それから女子高生代表としてP.C.Sがピッタリですね」

ちひろ「美波ちゃんたちはともかく、P.C.Sがコムさんと一番真逆にいる三人でしょ! イメージ的にアウトじゃないですか!?」

モバP「まだまだいますよ。あとは舞やありす、桃華に薫、それと千枝は絶対に外せないですよね」

ちひろ「こういうときに必ず選ばれる千枝ちゃんって……」

モバP「さて、どうやってゴムさんを配布しようかな。流石に直接手渡しするのはセクハラだーとか言われる可能性あるし」

ちひろ「セクハラが心配なら最初からゴムさんに慣れろなんて考えに至らないと思いますけど」

モバP「うーん、困ったな」

ちひろ「…………あっ!」ピコーーン

モバP「ん? ちひろさん、どうかしましたか?」

ちひろ「事務員たる者困っているプロデューサーさんを放っておくわけにはいきません! ここはこの千川ちひろにお任せなさいな!」

モバP「え、ええ……」



その次の日、


モバP「ふー、仕事疲れた。なんか飲み物でも飲もうかな……って、なんだこの自販機は!?」


http://imepic.jp/20190921/167600




モバP「ゴ、ゴムさんが特典として売りに出されているだとーーーーっ!?」

ちひろ「あ、プロデューサーさん。気が付きましたか?」

モバP「これはこれは千川氏、この怪しげな自販機なんですの?」

ちひろ「昨日言ったじゃありませんかー?この私に任せなさいって!」

モバP「いやいや、なんでゴムさんの自販機ではなくスタドリの自販機のおまけにしてるんですか?」

ちひろ「…………誰かさんが最近お金をケチってスタドリ買わないから大量に余っちゃったんですよね」ギロリッ

モバP「ギクッ……いやー僕だっていつも買うわけじゃないし。てゆうか、それならゴムさんを売るついでにスタドリの方を特典にしても良かったんじゃないですか?」

ちひろ「それは考えましたけど、ゴムさんとスタドリなら、後者の方がアイドル事務所にあって違和感ないし購入しやすいですよね」

モバP「言われてみれば」

ちひろ「ふふっ、これでプロデューサーさんの狙い通りにアイドルたちがゴムさんに慣れると思いますよ」

モバP「そ、そうですかね……」

それからしばらくして、

モバP「さて、資料のチェックでもするかな」


まゆ「うふふっ、プロデューサーさん~♪」

モバP「おやまゆ、レッスン終わりか?」

まゆ「そうですよぉ~。レッスンを頑張ったまゆにご褒美をくださいな」っゴム

モバP「こらこらまゆ、女の子が人前でそんなものを見せびらかしちゃいけません! めっ!」

まゆ「うふふっ、プロデューサーさんは照れてるんですね。こんな特典までわざわざ用意したというのに」っ


【ゴムさんを使ってプロデューサーとムフフなことができる件】


モバP「なん……だと……」





まゆ「さぁプロデューサーさん、これからまゆとプロデューサーさんは一つになるんですよ~」ヌギヌギ

モバP「や、やめろぉぉぉぉーーーーーーーー!!!!」

次の日、


モバP「うう……もう僕お婿に行けない」ゲッソリ

卯月「プロデューサーさん、元気がなさそうですけど大丈夫ですか?」

モバP「ああ、ちょっといろいろとハードな競技をしましてな」

卯月「…………あの、プロデューサーさん」モジモジ

モバP「なんだ?」

卯月「その、これ……///」っゴム

モバP「えぇ……卯月まで……」

卯月「いや、違うんです! これ、普通のものとは違うタイプなんです。お、お口でするときのやつなんです!」

モバP「ファッ!?」

卯月「プロデューサーさんが元気ないなら、私が……お口で慰めてあげます///」

モバP「…………仮眠室に行こう!」

また次の日、


モバP「フンフンフフーン~♪」ツヤツヤ

千枝「プロデューサーさん、なんだか機嫌が良いですね」

モバP「ああ、おかげさまでな! ところで千枝、何か用があるのかな?」

千枝「……千枝、実は気になることがあって」

モバP「よし、相談に乗るぞ」

千枝「はい、実はこれを……」っゴム

モバP「千枝まで……でもこのゴムさん、なんか小さくないか?」

千枝「これ、指につけるタイプみたいです」

モバP「ファッ!?」

千枝「えへへっ、千枝がいつもお世話になってるプロデューサーさんのために、元気を出させてあげますね」

またまた次の日、


モバP「やべぇ、千枝に刺激されたおかげで一睡もしてないのに全然疲れを感じないゾ!」カタカタ

晶葉「なら助手には実験に付き合ってもらおう」ガシッ

モバP「晶葉、いつの間に!?」

晶葉「ふふっ、これを見よ!」


大人のオモチャ『ヴイィィィィィィーーーーーーーーンンンン』

モバP「おい、ナニをする気だぁーーーー!?」

晶葉「大人のオモチャはそのまま使うのではなく、ゴムを被せた方が衛生的に良いらしいな……」

モバP「ら、らめえぇぇぇぇーーーー!!」

またまたまた次の日、



モバP「やっぱりお婿に行けないよ……」シクシク

凛「プロデューサー、なんか明らかに体調悪そうだけど大丈夫?」

モバP「ああ、凛……ちょっといろいろとありすぎてね」

凛「プロデューサー、今すぐ医務室に行こう!」ガシッ

モバP「ちょ、凛! 大丈夫だって……」

凛「ダメだよ! もしプロデューサーが病気だったらみんなに迷惑がかかるんだよ! 体調管理はきちんとしないと」グイグイ

モバP「あ、ちょっと……」


そして医務室、

モバP「あの……どうして僕は手足を拘束されてるの?」

凛「プロデューサー……」っゴム

モバP「ちょっ、こんな時にぃぃーーーー!?」

凛「プロデューサーは知ってる? 最近のゴムはとても進化していて、これは病気かどうかがわかるんだって」

モバP「え、どうゆうこと?」

凛「もしこれを使ってプロデューサーが病気だったら、色が変わる仕組みなんだって」ヌギヌギ

モバP「ちょ、凛! 服を脱ぐなっ!」

凛「大丈夫。プロデューサーが病気でも、私は軽蔑しないから……」

モバP「や、やめろぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーー!!!」

またまたまたまた次の日、


モバP「良かった、俺は病気じゃなかったんだ……。良かった……」マッシロ

ちひろ「プロデューサーさん、なんかすっごく精気がないんですけど大丈夫ですか?」

モバP「ええ、病気じゃないとわかって安心しましたよ……」

ちひろ「病気?」



こうしてプロデューサーは事務所のほぼすべてのアイドルたちとゴムさんを使って激しい競技を続けた。

そしてしばらくして……、



モバP「ふー、流石にあれだけ続けると体力がつくな。ちょっとやそっとでは疲れを感じなくなったぞ」

モバP「しかし無理をして仕事を続けるのは嫌だな。そうだ、テレビでも観て休憩すっかな」


ポチッ

テレビ『____続いてのニュースです。またアイドル界の乱れた性事情が発覚しました!』

モバP「なぬ!?」

テレビ『現役の女子高生アイドルとそのプロデューサーが、なんと出来ちゃった結婚をするとのことです!』

































モバP「ノォォォォーーーーーーーーンンン!!!」









終わり

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