輝子「幸子じゃないか、どうした？」

幸子「何か目を覚ましたらこんな所にいて…」



ﾎﾞｸｶﾜｲｲ　　ﾎﾞｸｶﾜｲｲ


輝子「何か幸子っぽい何かがうじゃうじゃいるぞ…」

幸子「怖いけどカワイイですね…」

小梅「2人共、やっと気が付いたね」

幸子「小梅さん！？」

輝子「何か妖精みたいになってるぞ…」


幸子「一体ここはどこなんですか？」

小梅「うーん…わかりやすく言うと…」



小梅「夢の中かな」

輝子「夢の中…？」

幸子「どういうことですか…？」

小梅「私が持ってきた枕で幸子ちゃん寝てるんだけど…」


小梅「あれは『夢まくら』って言う特殊な枕で、その人の夢に皆入り込んじゃったんだ」

2人「えっ…」

幸子「なんでそんなの持ってきたんですか！」

小梅「行きつけのオカルトショップで見つけて…試してみたくて」

輝子「フヒ…それでどうやったら出られるんだ？」

小梅「奥にいるボスを倒せば出られると思うよ」

幸子「ボス…ですか」

ﾎﾞｸｶﾜｲｲ　　ﾎﾞｸｶﾜｲｲ

幸子「このたくさんのボク達は？」

小梅「それは幸子ちゃんの夢の結晶…きっと何かの役に立つよ」

輝子「フヒ…それじゃ行くとするか」




ボノボー「・・・・・」

輝子「あれは乃々じゃないか！何で頭だけになってるんだ！？」

小梅「私達のイメージが敵キャラとして具現化してるんだよ」