モバP「お前らもっとちひろさんのこと純粋な目で見ろやぁぁぁ!!!」 (21)


卯月「はい?」

未央「え?」

凛「は?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1533911987


未央「えっと、プロデューサー、どうしたのさ急に」

凛「ちひろさんのことを純粋な目で見ろ?」

卯月「別に変な目で見ていた覚えはないんですけど……」

モバP「お前らには言っていない! あいつらだよ!」

凛「あいつらって誰のこと?」







モバP「お前らのことだよ!」ズビシ

未央(駄目だ、プロデューサーの言いたいことが分からない)

卯月(プロデューサーさん何を指差してるんだろう……)


モバP「見かけるたびにお前らは、鬼だの悪魔だの守銭奴だのこき下ろしていやがってよぉ!」

モバP「モノには限度ってもんがあるだろーが!」

未央「え、ちひろさんのことそんなふうに言う人がいるの!?」

凛「それはちょっと酷いね……」

卯月「でもちひろさん、鬼になったことありますよね?」

凛「えっ」

未央「しまむー、それ節分のことだよね」

凛「あ、あぁ、なんだそういうことか」


モバP「例えば、ここにいる渋谷凛!」

凛「えっ私?」ビクッ

モバP「この3代目がよォ、たまにならまだしも、右見ても左見ても上見ても下見ても、何処向いてもクンカー扱いされてたらどうだよ!」

モバP「違う、そうじゃない、って思うだろうが!」

未央「いよいよ何言ってんのこの人」

卯月(くんかー……?)ハテ


モバP「」フーッフーッ

モバP「……ふぅ」

モバP「なあお前ら、冷静に考えてみ?」

未央「今度は諭し始めたよ」

卯月「相変わらず誰に向けてか分かんないですけど」

モバP「お前らの副業先にさ、自分と仲良くしてくれる美人な同僚、いるか?」

モバP「いない奴はさ、その時点でちひろさんが如何にありがたい存在か分かるだろ?」

凛「……これ、暗にちひろさんはそういう同僚だって褒めてるようなもんだよね」


モバP「俺はそういう同僚いるぜ! っていう勝ち組もさ、もうちょっと考えてみ?」

モバP「その人、ことあるごとにコスプレ披露してくれる?」

未央「あー、ちひろさんたまにコスプレしてるよね」

凛「っていうか衣装室にある服の一部って、ちひろさんの私物なんでしょ」

モバP「パッと思いつくだけでも、巫女服、着物、水着、サンタコスだぞ」

モバP「なんぼ自分の趣味だからって、そんなことしてくれる人いるか!?」クワッ

卯月「多分……いない、ですよね?」

未央「ちひろさん以外はそういないと思うよ」

凛「もしそんな人ばかりなら日本の職場はもっと明るいと思う」


モバP「他にも、一緒に餅つきしたり、羽根突きしたり、水鉄砲で遊んだり、ラジバンダリ……」

モバP「あの人はなぁ、ただのお茶目で明るい美人アシスタントなんだよ!」

未央「なんという褒め殺し」

モバP「もっかい言うぞ! ただのお茶目で明るくて優しくて美人なアイドル大好きお姉さんなんだよ!」

凛「待って、増えてるし変わってるから」

モバ「だからこれだけは肝に銘じろ!」







モバP「鬼や悪魔扱いするのもほどほどにねッッ!!!」

卯月「全面禁止じゃないんですか!?」ガビーン


モバP「いやまあ、そこは多少の自由度が欲しいっていうか」クルッ

凛「急にこっちに帰ってきたね」

モバP「言いたいこと言ってすっきりしたわ。時間も丁度いいし、そろそろ現場行くぞ」

未央「こっちは全然すっきりしてないんだけど」

モバP「先に車で待っとけ。キーはこれな」

卯月「はーい」ガチャバタン

モバP「えっと、携帯、財布、企画書、スタドリ……」ガサゴソ







モバP「じゃ、いってきます」

?「あ、はい、いってらっしゃい」

ガチャバタン


?「……」











ちひろ「どうして本人がいるのにそんな話をしますか……///」カオマッカ



おわり


某所で、
「鬼、悪魔、守銭奴な作品ばかり見かけるから公式でそういうキャラなのかと思ってた」
みたいなニュアンスのコメントを見た時は流石に(アカン)と思いました。


どうか鬼や悪魔のご利用は計画的に。


HTML化依頼してきます。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom