【モバマス】アスタリ痴話ゲンカ (13)

初めてのSSです、アニメを見た勢いで書きました

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1521641879

美穂 (こんばんは!小日向美穂です!)

美穂 (現在時刻は夜の10時、女子寮では明日の仕事に備えてそろそろ消灯の時間なんだけど…)


みく 「はぁ!?急に……い出すにゃ!?」

李衣菜 「大丈夫だ………私………ないから」


美穂 (お隣の喧嘩が聞こえてきて寝れそうにありません…この女子寮壁が薄いんです)

みく 「そういう……じゃ………にゃ!このに………恥ずかし………てるの!」

李衣菜 「別に……じゃん!私………上だよ?」


美穂 (今日は李衣菜ちゃんがみくちゃんの部屋に泊まりに来てるんだけど、やっぱり喧嘩してるな)


みく 「李衣菜チャンに迷惑はかけないから、ほっといて欲しいにゃ!」

李衣菜 「ほっといてって…そんな言い方する!?」


美穂 (ああ、今日は一段と荒れそう…)

李衣菜 「私に………とか………ないんだよ!みくちゃんが………………のが嫌なの!」

李衣菜 「みくちゃんずっと…………じゃん!私だって…みくちゃんの…が好きなの!………たいの!」ガシッ

みく 「李衣菜チャン…」


美穂 (好き!?これはちょっと気になっちゃいますね…!)

美穂 (ちょっと集中してみよっかな…)


李衣菜 「こうなったら何が何でも言うこと聞かせるから」ドスン


美穂 (凄い音した!押し倒したのかな!?)


みく 「ちょっ、李衣菜チャン!!」

李衣菜 「暴れないでね、痛くしたくないから」

みく 「やめ…」モガッ


美穂 (痛くするって…はわわわ…)

李衣菜 「…へー、思ってたより綺麗じゃん、でも…」

李衣菜 「私がもっと綺麗にしてあげるよ!」

みく 「んぐぅ!?」

李衣菜 「こういうのはさ…強くやりすぎると駄目なんだよ」

みく 「んぐぐ!んぐぐ!」

李衣菜 「力を込めずにじっくり、奥の方とか、裏側までやらないとね」


美穂 (李衣菜ちゃんはなんでそんな詳しいの!?)ガタッ


李衣菜 「わっ!!」ズルッ

みく 「痛っ!」

李衣菜 「あっ、ごめん!」

李衣菜 「ちょっと音にびっくりして…刺さっちゃった?」

みく 「痛い…痛いよ…うぅ…」ケホッ

みく 「やだって、やめてって言ったじゃん!」グスッ

李衣菜 「泣かないでよ…本当に大丈夫?」

みく 「…………らい」グスグス

李衣菜 「服汚しちゃったね…」

みく 「李衣菜チャンなんて大っ嫌い!出てって!帰ってよ!」

李衣菜 「…っ!そんな、私はみくちゃんの…」

みく 「聞きたくない!嫌い!帰って!…帰って…」

李衣菜 「ゴメン…本当にごめんね、私、今日は帰るよ」ガチャ、バタン

みく 「うぅ……李衣菜チャン……」グスグス

美穂 (追いかけた方がいいのかな…)

美穂 (でも何て言えばいいの?)


みく 「…うぅ」プルルルル ガチャ


美穂 (電話?誰にだろ)


みく 「…ナ゙ナ゙チャーン!!」ウワーン

みく 「李衣菜チャンがね…みくのことね…」


美穂 (菜々ちゃんかぁ…信頼されてるんだなぁ)


みく 「押し倒してねっ…馬乗りになって…」グス


美穂 (えっ!?そこまで話していいの!?)


みく 「……無理矢理突っ込んできてっ、こぼれて白いのベタベタで…」グスグス


美穂 (白いの!?ベタベタ!?何突っ込んだの李衣菜ちゃん!!)




…それからみくちゃんが何を話したかは覚えていません。ただ、余りにショッキングな事実に、眠れないまま次の日を迎えるのでした…

美穂 「結局朝になっちゃったなぁ…」

美穂 「みくちゃんは電話したまま寝ちゃったし、やっぱフォローしておいたいいのかなぁ」


~事務所~


美穂 「李衣菜ちゃん、話があるの」

美穂 「ここじゃなんだから、ちょっと仮眠室に来てほしいな」

李衣菜 「え?う、うん、いいけど…」

…………

李衣菜 「それで、話って何?真剣な顔して…」

美穂 「まず、ごめんなさい」

美穂 「私昨日の夜…聞いちゃったんだ」

李衣菜 「えっ…ああ、アレか…」モジモジ

李衣菜 「まだみくちゃんとは仲直りしてないんだよね、流石に私もやりすぎたかなって…」

美穂 「私ね、李衣菜ちゃんの気持ちもわかるの」

美穂 「本当に好きなんだもんね、だったらそれはしょうがない事なのかなって」

美穂 「でもね?無理矢理はやっぱり…ダメだよ」

李衣菜 「そうだよね…私、みくちゃんの気持ち全然考えてなかった」

美穂 「それは心配しないでいいと思うよ、みくちゃんも絶対李衣菜ちゃんの事好きだから」

美穂 「ただ今回は、急ぎ過ぎたんだと思うの」

美穂 「李衣菜ちゃん…でいいのかな?にはわからないかもしれないけど、女の子って順序が大事だから」

李衣菜 「なんなの…?私も女の子なんだけど…」

美穂 「別に隠さなくていいのに…まあ、今はそれよりみくちゃんだよね」

美穂 「ちゃんと謝って、ちゃんと告白してきなよ!」

李衣菜 「告白?なんか色々釈然としないけど…ありがとう!とりあえず行ってくる!」ガチャ バタン




美穂 「ふぅ…お幸せにねっ」

菜々 「あれ?美穂ちゃん、李衣菜ちゃんと何お話してたんですか?」

美穂 「菜々ちゃん!!…大丈夫ですよ、李衣菜ちゃんならちゃんと謝りに行きました!」

菜々 「本当ですか!じゃあみくちゃんとの事は知ってたんですねぇ」

美穂 「部屋が隣で聞こえちゃって…それにしてもびっくりですねぇ…李衣菜ちゃんが男の子だったなんて!」

菜々 「え゙っ!?」

美穂 「えっ?」

礼 「うふふ…どういうことなのかしらね…ちなみに事の始まりはこんな会話よ」



~昨夜、女子寮みくの部屋~


李衣菜 「みくちゃんってさ、歯磨き下手だよね」

みく 「…どうしたの急に」

李衣菜 「プロデューサーから聞いたよ?虫歯あったんだって?」

みく 「またPチャンは余計なこと言って…李衣菜チャンには関係ないにゃ」

李衣菜 「…関係なくないよ、もし歯医者行く事になったら仕事出来ないじゃん」

みく 「心配しなくても、みくがお仕事に影響出す訳ないのにゃ!大丈夫大丈夫!」

李衣菜 「不安だなぁ…そうだ!私が仕上げ磨きしてあげるよ!」

みく 「はぁ!?急に何言い出すにゃ!?」

李衣菜 「大丈夫だって~私虫歯できたことないから」

みく 「そういう問題じゃないにゃ!この歳になって恥ずかしいって言ってるの!」

李衣菜 「別にいいじゃん!私一応年上だよ?」

みく 「李衣菜チャンに迷惑はかけないから、ほっといて欲しいにゃ!」

李衣菜 「ほっといてって…そんな言い方する!?」………



礼 「うふふ、二人とも可愛いことでケンカするのね」

礼 「………それじゃあ問題よ」

礼 「毛の生えた棒を動かして、口の中を白い液体でグチュグチュでいっぱいにする行為、なーんだ?」

以上になります、ありがとうございました

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